JP6368315B2 - ワイヤレス電気通信セル検出技術 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、隣接セルの無線周波数測定プロセスに関し、より具体的には、ロング・ターム・エボリューション(LTE:Long Term Evolution)−アドバンスト・システムにおいて可能な後続ハンドオーバを準備するか、または助けるときに用いられる補助的測定ソリューションに関する。ある特定の実装は、LTE−AにおいてHetNet(heterogeneous networks:ヘテロジニアスネットワーク)ネットワーク・アーキテクチャ内のスモールセルへトラフィックをオフロードするためである。この配置は、特に、スモールセル配備を助ける修正されたRRC(Radio Resource Control:無線リソース制御)測定手順に適する。
LTE−AまたはLTEアドバンストは、LTEの拡張として現在3GPPにより規格化が進められている。LTEモバイル通信システムは、GSM(登録商標)およびUMTSの自然な進化として2010年以降に配備が進められている。
以下の節では、LTEワイヤレス通信ネットワークのネットワーク・アーキテクチャについて簡単に考察する。さらなる詳細は、www.3gpp.orgに見られる。
E−UTRANでは、LTEのための基地局は、(典型的に端末装置またはユーザ端末と称される)所定のモバイルフォンとインターフェースで接続する一般に基地局装置(eNB:eNodeB)と称される単一のノードからなる。便宜上、以下では用語UE−端末装置(user equipment)‐が用いられることになろう。
eNBは、UMTS/LTEシステムの無線アクセス部分である。各eNBは、無線送信機、無線受信機、制御部および電源を含む。eNB機能は、無線リソース管理−RRM(radio resource management)、無線ベアラ制御、無線受付制御−アクセス制御、接続モビリティ管理、UEおよびeNB無線間のリソース・スケジューリング、ヘッダ圧縮、ユーザデータ・ストリームのリンク暗号化、ユーザデータのその送信先への(通常、EPCまたは他のeNBへの)パケット・ルーティング、ページング・メッセージ(着信呼および接続要求)のスケジューリングおよび送信、ブロードキャスト情報調整(システム情報)、および(ハンドオーバ決定を助けるための)測定報告を含む。
各eNBは、アンテナシステム(典型的に無線塔)、建物および基地局無線装置から構成される。基地局無線装置は、RF装置(トランシーバおよびアンテナ・インターフェース装置)、コントローラ、ならびに電源からなる。
eNBは、物理レイヤ(PHY:physical layer)、媒体アクセス制御レイヤ(MAC:Medium Access Control layer)、無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)レイヤ、ならびにユーザプレーン・ヘッダ圧縮および暗号化の機能性を含むパケットデータ制御プロトコル(PDCP:Packet Data Control Protocol)レイヤをホスティングする。eNBは、制御プレーンに対応する無線リソース制御(RRC)機能性も提供する。進化型RANは、無線リソース管理、受付制御、スケジューリング、交渉された上りリンクQoSの実施、セル情報のブロードキャスト、ユーザおよび制御プレーン・データの暗号化/解読、ならびに下りリンク/上りリンク・ユーザプレーン・パケットヘッダの圧縮/解凍を含む多くの機能を実行する。
各eNBは、通常、セルと称されるカバレッジエリアと関連付けられる。UEがセル間を移動するときには、UEとネットワークとの間の無線リンクがeNB間で受け渡される。この手順は、ハンドオーバと称される。
初めに、LTEネットワークは、ネットワーク・カバレッジを提供する複数のeNBを備える。このネットワークにおいてeNBと関連付けられた大きいセル半径(しばしば数キロメートル、典型的に>0.5km)を有するセルは、マクロセルと呼ばれる。UEが現在アタッチされているセルは、典型的に在圏セルと呼ばれる。
最近になって、ヘテロジニアスネットワーク(HetNet)の概念が生まれた。このタイプのネットワークは、ネットワークの様々な部分に通常は不均等な要求が存在することを認識することによって、拡張されたネットワーク性能を提供する。例えば、オフィスビル、鉄道駅などは、典型的に他のエリアよりはるかに高い使用量を必要とする。
従って、ヘテロジニアスネットワークでは、eNBの現在の構造が、高需要のエリアに配備された複数の低電力ピコまたはフェムトeNBによって補完されることになろう。かかる配備は、ネットワークにおける総容量およびセルエッジ性能の著しい改善を達成するはずである。これらの低電力セルは、しばしば、包括的にスモールセルと称される。
LTEネットワークにおいて、在圏セルおよび隣接セルに関する測定は、ネットワークが測定を行うためにUEをどのように構成するかに従って行われる。これは、よく定義されたイベント、例えば、在圏セル信号レベルが閾値未満に低下したときに基づく。在圏セル測定は、いつでも行うことができる。一方、他の周波数上でセルを測定するためには、UEは、測定ギャップ(UEが他のセルからの何か他の信号を聴くためにその受信機を用いていないときのギャップ)を必要とする。
測定報告は、UEからネットワークへ送信される。ネットワークは、レポートがいつ送信されるべきかを指定する。これは、周期的であってもよく、または(3GPP TS36.331 Sec5.5.4で定義されるような)明確に定義されたイベントに基づいてもよい。それは、また、イベント・ベースおよび周期的の組み合わせであってもよい。典型的に、測定報告は、所定の周期で生成される。これらの周期は、在圏セルおよび周波数間隣接セルでは200msおよび480msである。
LTEネットワークは、s−measureと呼称される基準を用いる。s−measureは、ハンドオーバに備えて、UEが隣接セルに関する測定をいつ開始すべきかをUEに示す値である。セルのRSRPが(L3フィルタ処理後に)ある値未満に低下したとUEが確定した場合に、UEは、当該measObject中に示された周波数およびRAT上で隣接セルの然るべき測定を行うことになろう。
s−measure基準が設定されている場合、UEは、前記s−measure基準が満たされたときに(eNBがハンドオーバ手順をトリガすることに最終的につながるであろう)隣接セル測定を開始する。UEがマクロeNBに十分近接している場合、測定、結果として候補スモールセル(単数または複数)へのハンドオーバはトリガされず、オフロード処理が行われないことになるので、s−measure基準は、スモールセルの存在を検出するのには適さない。
本発明は、上記の問題を考慮し、特に、UEのスモールセルへのより直接的なオフロード処理を可能にするために測定をトリガする基準の変更を提案すべく案出された。
本明細書の諸節は、LTE技術仕様を直接的に参照する。全詳細は、www.3gpp.orgに見られる。
本発明の一実施形態は、端末装置(UE)によって行われるための方法を開示し、方法は、UEが基地局装置(eNB)から命令を受信した場合に、関係する周波数間測定のために異なる要求条件を適用し、関係する周波数間測定のための要求条件は、関係する周波数間測定以外の周波数間測定のための要求条件とは異なる。
本発明をより容易に理解するために、次にその具体的な実施形態が添付図面を参照して記載される。
s−measure基準を無効にすることによるSCDパラメータの第1の実装のグラフを示す。 s−measure基準を無効にして2次測定ギャップを供給することによるSCDパラメータの第2の実装のグラフを示す。 SCDパラメータの第2の実装の変形のグラフを示す。 マクロセルおよびスモールセルの例をそれらのセル間のUEの移動とともに示す。 マクロセルおよびスモールセルの例をそれらのセル間のUEの移動とともに示す。 マクロセルおよびスモールセルの例をそれらのセル間のUEの移動とともに示す。 マクロセルおよびスモールセルの例をそれらのセル間のUEの移動とともに示す。 マクロセルおよびスモールセルの例をそれらのセル間のUEの移動とともに示す。 マクロセルおよびスモールセルの例をそれらのセル間のUEの移動とともに示す。 表1を示す。 表2を示す。 表3を示す。 表4を示す。
「好ましい実施形態」
以下に提示される詳細な記載は、LTE技術仕様(TS:technical specification)を参照する。TSは、www.3gpp.orgに見られる。
本発明は、第1のセルから第2のセルへのUEのハンドオーバを可能にすべく、隣接セル上で測定を行うための手順を拡張するメカニズムに関する。以下の実施形態は、典型的にマクロセルおよびスモールセルを参照する。しかし、当然のことながら、本配置は、2つのマクロセルまたは2つのスモールセルを含めて、任意の2つのセル間のハンドオーバにも適用可能である。
ハンドオーバ・メカニズムでは、LTEネットワークが多くの測定に依存する。これらのうちの2つは、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Power)および参照信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)である。RSRPは、LTEセルの信号強度の測定結果であり、ハンドオーバのための入力としての異なるセル間のランク付けとセル再選択決定とを助ける。RSRPは、セル固有の参照信号を運ぶすべてのリソース要素の電力のバンド幅全体にわたる平均値である。それゆえに、RSRPは、参照シンボルを運ぶOFDMシンボルにおいてのみ測定できる。
RSRQは、RSRPの測定結果が信頼性の高いハンドオーバまたはセル再選択決定を行うのに十分でないときに追加の情報を提供する。RSRQは、RSRPと受信信号強度インジケータ(RSSI:Received Signal Strength Indicator)との間の比であり、測定バンド幅に依存し、リソースブロック数を意味する。RSSIは、すべての干渉および熱雑音を含んだ広帯域全受信電力である。RSRQは、干渉レベルだけでなく信号強度を組み合わせるので、この測定値は、モビリティ決定のために追加の援助を提供する。
従来の測定配置では、UEがマクロeNBに近接している場合、候補スモールセルの測定(結果として、そのセルへのハンドオーバ)はトリガされないであろう。これは、在圏セルのRSRP測定結果が高すぎることになり、言い換えれば、UEがハンドオーバに備えて隣接セル上で測定を行うようにネットワークが促すことは、たとえそれらのセルがハンドオーバに適しても、ないであろうという理由による。本配置は、UEがある条件下でさらなる特定の測定を行うことを許容し、結果としてより効率的なスモールセル検出を可能にする。
s−measure基準が設定されているときに、UEは、(eNBがハンドオーバ手順をトリガすることに最終的につながるであろう)隣接セル測定を開始する。UEがマクロeNBに十分近接している場合には、候補スモールセル(単数または複数)へのハンドオーバはトリガされず、オフロード手順は実施されないことになるので、s−measure基準は、(リリース11 HetNetで指定されるような)スモールセル検出(SCD:Small Cell Detection)手順には適さない。
本配置は、特に、LTEネットワークにおいてUEをセル(典型的にスモールセル)へオフロードするための補助的ハンドオーバ測定メカニズムを提供する。そのように、用語スモールセル検出(SCD)が用いられる。ネットワークは、UEがマクロセルからスモールセル上へオフロードされるのを潜在的に可能にするために、SCDパラメータを送信することになろう。この配置は、ホットスポットにおけるUEを専用スモールセル上へオフロードすることによって、このようにネットワークにおける輻輳を低減するのを助ける。
特に、本配置は、マクロセルと、マクロセル内に位置するスモールセルと、前記スモールセル中に位置するUEとを備えた、ワイヤレス電気通信ネットワークを備え、前記マクロセルは、前記UEと通信するために動作可能なeNBを備え、前記eNBは、スモールセル検出パラメータを前記UEへ送信することによって、スモールセルを検出するための測定を行うように前記UEに命令するために動作可能である。
本配置は、UEによるスモールセル検出のための連続的な測定を必要としない。UEは、所定の条件が満たされたときにSCDを始めるために動作可能である。マクロeNBは、測定を行う条件を指定するためのパラメータ(単数または複数)について、情報をそのセル中のUEへ送信するために動作可能である。上述のパラメータ(単数または複数)は、特定のUEに有効であってもよく、またはセル中のすべてのUEに有効であってもよい。
スモールセル検出(SCD)パラメータは、セル固有とすることができ、所定のセルにおいてブロードキャスト・システム情報でブロードキャストことができる。従って、この配置では、ネットワークは、マクロセル中の各UEへスモールセルが利用可能であり、然るべきUEがそのスモールセル上で測定を行わなければならないことをブロードキャストすることになろう。この配置は、UEをマクロセルからスモールセル上へオフロードして、ネットワーク輻輳を潜在的に緩和するであろう。
代わりに、SCDパラメータは、専用RRC(無線リソース制御)シグナリングを用いることによってUE固有であってもよい。周期パラメータがRRC測定設定で与えられてもよい。このパラメータは、MobilityControlInfo情報要素(すなわち、ハンドオーバ・コマンド)(TS36.331)またはMeasConfig情報要素(すなわち、測定設定)(TS36.331)中に挿入できる。
SCDパラメータは、measObject固有(例えば、特定のキャリア周波数)であってもよい。
SCDパラメータは、任意の設定された測定対象(例えば、任意のキャリア周波数)に固有であってもよい。SCDパラメータは、特定のセル(すなわち、measObjectにおける隣接セル・リスト中のセル)に固有であってもよい。measObject固有のSCDパラメータは、セル固有のSCDパラメータと比較して、電力およびバンド幅を節約するので有利である。
セル固有のSCDは、他のセルの雑音をフィルタ処理する面で有利である。
次に、スモールセル検出パラメータがどのようにセットされるかの考察が提供されるであろう。
SCDパラメータは、1)SCDパラメータの条件が満たされ、かつ2)然るべき隣接セルが存在する場合にセットされる。典型的に、SCDパラメータは、マクロセルが、その中に位置する1つ以上のスモールセルを備える場合にセットされるであろう。
eNBのリソース・スケジュールの態様がSCDパラメータを決定する。それゆえに、いずれの然るべき条件も、それが適用できるとリソース・スケジューラが決定する限り、実施できる。在圏セルと潜在的なスモールセルとの差別化の基礎は、スモールセルによって用いられる周波数である。eNBは、UEの能力に基づいてSCDパラメータをセットし、例えば、eNBは、UEが固有のパラメータ設定をサポートするか否か、またはUEがターゲット・スモールセルによって用いられる周波数をサポートするか否かに依存して、UEが追加の測定を行うことを許可する。
ネットワークは、SCDパラメータ・フィールドを定義することになろう。これは、制御情報メッセージとして用いられるであろう。SCDパラメータ・フィールドは、周波数(またはスモールセル識別)とSCDパラメータのためのパラメータ(周期および継続期間)割り当てとを含む。例えば、測定対象が周波数を定義する。
SCDパラメータ・フィールドで定義される他のパラメータは、measObject設定に含められる。例えば、1つのパラメータは、s−measureが所定の周波数に適用されるか否かを定義する1ビットの情報である。これは、特定の周波数に対してs−measure基準を無効にする可能性を許容し、従って、たとえ在圏セル信号強度が良好であっても、UEは、隣接セルに関する測定を進めることになろう。これは、マクロセル内に位置するスモールセルをより容易に識別することを可能にし、結果としてホットスポットにおけるUEをスモールセルへオフロードするより大きい機会を与えるであろう。
他のパラメータは、追加の測定ギャップ周期およびパターンである。例えば、在圏セルが良好な信号強度を有するときの通常の構成のギャップ・パターンより低頻度の測定の導入である。この配置の利点は、在圏セル信号強度が強いときにはUEが著しい数の測定を行っていないので、UE電池の電池寿命が節約されることである。しかしながら、この配置では、在圏マクロセル内に埋め込まれたスモールセルを検出する可能性は考慮されない。
UEのモビリティおよびスモールセル・ゾーンの位置も、パラメータ設定条件として考慮される。UEが(在圏)マクロセルを通って迅速に走行している場合にUEをスモールセルへオフロードしようと試みるのは、ネットワークにとって有利ではないであろう。
(時にはそのモビリティ状態と呼ばれる)UEの速度とスモールセルに対するUEの位置とに基づいて、在圏セルのeNBがSCDパラメータをセットすることを決定してもよい。例えば、(例として、UEが所定のマクロセルに入るときの)SCDパラメータの初期値は、マクロセルのデフォルトである。新しい値は、UEが異なるスモールセル・ゾーンに入るときにセットされる。これは、フォローアップ・ソリューションを意味するに過ぎないが、UEがスモールセル・ゾーンを頻繁には変更しないことが仮定され、この仮定は、オペレータによる適切なスモールセル・ゾーンの設定によって達成できる。
SCDパラメータのオペレーションと測定を行う手順とを次のいくらかのリリース11の周波数間シナリオに示すことができる。図4a〜図4fには、セル配置(マクロ、スモール)、UE移動および各セルにおけるSCDパラメータの存在が示される。様々な場合に、第1のマクロセル10および第2のマクロセル12が示される(図4aおよび図4b)。すべてのシナリオは、UE14および第1のスモールセル16を示す。シナリオ4dは、第2のスモールセル18を示す。
異なるシナリオでのオペレーションは、次のように説明できる。
シナリオ1(図4a):UEは、第1のマクロセル10から第2のマクロセル12へ移動する。この配置では、UE14は、標準的な手順に従って第1のマクロセル10から第2のマクロセル12へハンドオーバされるであろう。第1のマクロセルのeNBには範囲内にスモールセルが何もないため、SCDパラメータはシグナリングされない。第2のマクロセル(ターゲットセル)12では、第2のマクロセル12内にスモールセル16があるので、第2のマクロセルのeNBによってSCDパラメータが適用される。第2のマクロセル12のSCDパラメータを伴うHOコマンドによる通常のハンドオーバ手順が、s−measure基準を用いて行われる
シナリオ2(図4b):在圏マクロセル10には有効なSCDパラメータ・シグナリングがあるが、ターゲットマクロセルは、カバレッジエリアにスモールセルを何も有さず、それゆえにSCDパラメータ・シグナリングは適切に行われない。(s−measure基準に基づく)第1のマクロセル10から第2のマクロセル12へのハンドオーバ後に、UE14によって保持されたSCDパラメータが解除される。
シナリオ3(図4c):UE14は、マクロセル10からスモールセル16へ移動する。SCDパラメータは、オフロードをトリガするために用いられる。スモールセル16が見出された後、ハンドオーバがトリガされ、SCDパラメータが解除される。
シナリオ4(図4d):UE14は、第1のスモールセル16から第2のスモールセル18へ移動する。ソースまたはターゲットセルのSCDパラメータは、いずれも定義されない。ハンドオーバ手順は、s−measure基準に基づく。
シナリオ5(図4e):UE14は、スモールセル16のカバレッジエリアから離れる(マクロセル10のカバレッジ内に他のスモールセルは何も位置しない)。ハンドオーバは、s−measure基準に基づいて行われる。SCDパラメータがHOコマンドによってシグナリングされ、SCDパラメータは、マクロセルへのハンドオーバ後にマクロセルのeNBによって適用される。従って、UE14がスモールセル16へ逆戻りする場合、マクロセルのeNBは、UE14がスモールセル上へオフロードされるように、スモールセル16上で測定を行うことをUE14に命令するために動作可能である。
シナリオ6(図4f):UE14は、スモールセルのカバレッジエリアから離れる。s−measure基準に基づいて通常のハンドオーバが行われる。SCD周期パラメータは、ターゲットマクロセル12ではシグナリングされず、それゆえにSCDパラメータは、ハンドオーバが成功した後に解除される。
SCDパラメータの使用は、上記のシナリオには制限されない。スモールセルSCDの指示は、UEが不必要に他のスモールセルへハンドオーバされる可能性があるので望ましくない。しかしながら、安全のためにマクロセルを早く検出するにはSCDパラメータが有用であろう。
次節は、本配置の実装について、および特にスモールセル検出パラメータが動作中にどのように用いられるかについて考察する。
従来の配置によれば、UEは、
−在圏セルに関する通常の測定条件が満たされた
ときに測定を行うであろう、すなわち、
UEがmeasConfigを有するときはいつでも、UEは、在圏セルごとにRSRPおよびRSRQ測定を行うものとする。
測定ギャップ設定がセットアップされているか、または
UEが関係する測定を行うために測定ギャップを必要としない場合に、
s−measureが設定されていないか、またはs−measureが設定され、PCell RSRPがレイヤ3フィルタ処理後にこの値より低ければ、
−隣接セル測定に関する通常の測定条件が満たされる。
本配置は、さらなる条件、すなわち、
−(関係する測定にはSCDパラメータが設定されているという)SCDパラメータの条件が満たされる、
を追加する。
これら2つの条件に従って可能な効果が表1(図5を参照)に示される。表1における第2列は、本配置の追加の測定機会を加える。
SCDパラメータの条件の一例は、図1のように関係するmeasObject(すなわち、関係する周波数)に対してs−measureを無効にすることである。図1は、標準周波数とUEがオフロードされる対象となるスモールセルに固有の周波数とに関して、s−measureレベル、測定ギャップおよびUE測定の間の関係を示す。図1の第4行は、本発明による現行の配置の拡張を示す。
第1行は、測定ギャップ・パターンを示す。第2行は、s−measureレベルを示す。当然のことながら、s−measureレベルは、行の途中で増加する。第3行は、現行システムを用いたUEの測定パターンを示す。s−measureが閾値を超えたときに測定結果は何も得られない。
図1の第4行は、本配置では、UEがs−measureのレベルに関わらず測定を行い続けることを示す。
この配置では、3GPP TS36.331文書に次の修正が必要である、すなわち、
小節5.5.3.1において、
......
2> そうでなければ、
3> 測定ギャップ設定がセットアップされているか、または
3> UEが関係する測定を行うために測定ギャップを必要としない場合に、
4> s−measureが設定されていないか、または
4> s−measureが設定され、PCell RSRPがレイヤ3フィルタ処理後にこの値より低いか、
4> s−measureが設定され、PCell RSRPがレイヤ3フィルタ処理後にこの値より低くなく、関係するmeasObject中にs−measure無効化がセットアップされていれば、
関係するmeasObject中にmeasSubframePatternConfigNeighが設定されている場合には、それに従って1次周波数上の隣接セルに時間領域測定リソース制限を適用し、関係するmeasObject中に示された周波数およびRAT上で隣接セルの対応する測定を行う。
SCDパラメータの別の例は、2次測定ギャップ設定の使用である。この配置は、図1に示される配置の修正である。
2次測定ギャップは、通常の測定ギャップとは独立に、またはそれを補足して構成できる。これは、図2に示される。この配置は、在圏セル信号強度が強いときに、隣接セルに関して通常の構成のギャップ・パターンより低頻度の測定を許容する。パラメータ(すなわち、measGapConfig2、secondgapPeriodicityおよびsecondarygapDuration)がeNBからUEへシグナリングされ、UEに設定される。measGapConfig2のメッセージ構造は、secondgapPeriodicityおよびsecondarygapDurationを含む。
このように、図2では、第1、第2および第4行は、現行の標準システムを示す。行5は、UEがs−measure(行2を参照)に関わらず隣接セル上で測定を行うことを示す。第3行は、2次測定ギャップ、特に、ギャップ継続期間およびギャップ周期を示す。理解されるように、たとえs−measure基準が満たされない(図2において高レベル、在圏セルがs−measure基準の閾値より高い信号レベルにあることを示す)ときでも、UEは、測定を行うが、s−measureが満たされる(図2において特定のレベル未満、在圏セルがs−measure基準の閾値より低い信号レベルにあることを示す)ときより低い頻度率で行う。
この配置は、UEが良好な在圏セル信号強度を有する間に、測定の数を制限することによりUEの電池の電池寿命を節約するが、UEがスモールセルを探索することを許容する。
2次測定ギャップは、通常の測定ギャップとは独立に設定できる。例は、図3に示される。この配置は、図2の配置におけるように、より低頻度の測定の可能性を提供するが、在圏セルがs−measure閾値未満に低下したときにはより高頻度の測定も提供する。この配置は、UEが標準的な測定ギャップに依存することなくスモールセルを迅速に発見するのをこの配置が助けるという点で有利である。この配置は、UEが在圏eNBからの良好な信号強度を有する間に測定の数を制限することによって、UE電池寿命を節約するのにも役立つ。
図2のこの配置では、3GPP TS36.331文書に次の修正が必要である。
小節5.5.3.1において
.....
2> そうでなければ、
3> 測定ギャップ設定がセットアップされているか、または
3> UEが関係する測定を行うために測定ギャップを必要としない場合に、
4> s−measureが設定されていないか、または
4> s−measureが設定され、PCell RSRPがレイヤ3フィルタ処理後にこの値より低いか、
4> s−measureが設定され、PCell RSRPがレイヤ3フィルタ処理後にこの値より低くなく、関係するmeasObject中に2次ギャップ設定がセットアップされていれば、
関係するmeasObject中にmeasSubframePatternConfigNeighが設定されている場合には、それに従って1次周波数上の隣接セルに時間領域測定リソース制限を適用し、関係するmeasObject中に示された周波数およびRAT上で隣接セルの対応する測定を行う。
4> .....
そして、小節5.5.2.9において:
1> measGapConfigがsetupにセットされている場合に、
2> 測定ギャップ設定がすでにセットアップされていれば、その測定ギャップ設定を解除し、
2> 受信されたgapOffsetに従ってmeasGapConfigにより示された測定ギャップ設定をセットアップし、すなわち、各ギャップは、次の条件:
SFN modT=FLOOR(gapOffset/10);
subframe=gapOffset mod10
を満たすSFNおよびサブフレームから開始し、
TS36.133[16]に定義されるようにT=MGRP/10であり、
2> measGapConfig2がsetupにセットされる場合には、
3> 2次測定ギャップ設定がすでにセットアップされていれば、その2次測定ギャップ設定を解除し、
3> 受信されたsecondgapPeriodicityおよびsecondarygapDurationに従ってmeasGapConfig2により示された2次測定ギャップ設定をセットアップし、すなわち、各2次ギャップは、次の
条件:
SFN modTsecondgapPeriodicity−iT=FLOOR(gapOffset/10);
subframe=gapOffset mod10;
i={0,1,.....secondarygapDuration−1}
を満たすSFNおよびサブフレームから開始し、
TS36.133[16]に定義されるようにT=MGRP/10である。
この数式により、gapOffsetが測定ギャップおよび2次測定ギャップによって共有されるため、2次測定ギャップの各測定機会は、通常の測定ギャップとアラインされ、図2のように通常の測定ギャップに嵌まり込む。2次ギャップ周期ごとに連続した測定機会が発生する。2次ギャップ継続期間は、通常の測定機会のうちの連続した測定機会と、図2のように2次測定ギャップのための測定機会として用いられない残りの通常の測定機会とを定義する。
測定は、測定周期の要求条件が次のように満たされることを条件として、いつ行われてもよい。すなわち、要求条件が適用されるために、UEが、周波数間および/またはRAT(無線アクセス技術:radio access technologies)間セルを識別して測定するための測定ギャップを必要とする場合に、万一2次測定ギャップが設定されていなければ、E−UTRANは、すべての周波数レイヤおよびRATを同時にモニタするためにギャップ継続期間が一定の単一の測定ギャップ・パターンを提供しなければならない。
周波数間およびRAT間測定の要求条件は、UEがかかる測定をギャップなしで行いうることをシグナリングしたか、またはUEが2次測定ギャップ設定に関してシグナリングを受けた場合を除いて、UEが、単一の測定ギャップ・パターンを用いて構成されることに依存する。
UEは、自らの測定能力に適合する表2(図6を参照)にリストされた測定ギャップ・パターンのみをサポートするであろう。
2次測定ギャップが設定されていれば、関係する周波数間測定に対して表3(図7を参照)に示されるような別の要求条件が適用される。2次測定ギャップに対しては、異なる(すなわち、表2における通常の測定ギャップとは異なる)要求条件が適用される。例えば、ギャップ・パターンId1は、迅速な測定を可能にするスモールセル固有の新しい測定方式が適用されるため、480ms周期の間に利用可能な4msを有する。
上記の考察から、当然のことながら、通常のs−measure手順の場合、s−measure基準が満たされなければ(在圏セルのRSSIが十分に高ければ)、UE測定が停止され、報告される隣接セルの信号レベル値は、eNBによって無視されるであろう。それゆえに、s−measureソリューションは、スモールセル検出に適さないであろう。この問題は、いくつかの条件の場合にs−measure基準が無視されるならば、解決できる。
表4(図8を参照)は、本提案のSCDソリューションの達成可能な利点および欠点を示す。
この明細書では表現「SCDパラメータ」が用いられた。しかしながら、本配置は、マクロセル内のスモールセル検出に限定されると解釈すべきではない。在圏eNBから送信されたパラメータは、UEに関する測定のための条件を定義し、それゆえにネットワークを用いたハンドオーバ・トリガの任意の方法を可能にする。
そのうえ、UEの観点から、マクロeNBとスモールセルeNBとの間の区別は、透過的である。従って、本明細書では、当然のことながら、用語「マクロeNB」が用いられる場合、マクロeNBに関する特徴は、任意のeNBに、スモールeNBにさえも適用可能とすることができる。このように、当然のことながら、本配置は、第1のセルと関連付けられたeNBと、前記第1のセル中にあり、eNBと無線通信を行う端末装置(UE)とを含んだ、複数のセルを備えるワイヤレス電気通信ネットワークを含み、eNBとUEとの間の無線通信は、信号強度レベルを備え、UEは、信号強度レベルが確定された値未満に低下した場合に隣接セル上で測定を行うために動作可能であり、eNBは、eNBとUEとの間の信号強度レベルに関わらず、隣接セル上で追加の測定を行うようにUEに命令するために動作可能である。
スモールセルに関する測定を行うための方法は、隣接セル測定と同じであると仮定されてもよい。スモールセルにも他のセルにも同じ測定を行うことが適用される限り、スモールセル検出パラメータは、UEの測定機会に対する追加の条件を指定すると見なすことができる。スモールセルに関する測定を行うための方法が隣接セル測定と異なる場合には、SCDパラメータは、スモールセル固有の測定を行うための測定機会に関する条件を指定すると見なすことができる。
本発明のいくつかの実施形態は、以下のことを開示する。
本発明によれば、第1のセルと関連付けられたeNBと、前記第1のセル中にあり、eNBと電子通信を行うUEとを含んだ、複数のセルを備えるワイヤレス電気通信ネットワークが提供され、eNBとUEとの間の無線通信は、信号強度レベルを備え、UEは、信号強度レベルが確定された値未満に低下した場合に隣接セル上で測定を行うために動作可能であり、eNBは、eNBとUEとの間の信号強度レベルに関わらず、隣接セル上で追加の測定を行うようにUEに命令するために動作可能である。
好ましくは、第1のセルは、マクロセルである。前記隣接セルのうちの少なくともいくつかは、マクロセル内に位置するスモールセルであることも好ましい。
好ましくは、eNBからUEへの命令は、システム情報でブロードキャストされる。これは、セル中のすべてのUEが情報を受信することになるという利点を有する。これは、輻輳したエリアにおいて多くのUEをオフロードするのが望ましいときに有利であろう。
代わりに、同様に好ましいが、eNBからUEへの命令は、専用RRCシグナリングを用いて送信されてもよい。eNBからUEへの命令は、UEがs−measure基準を無視して追加の測定を行うためであることが好ましい。UEへの命令は、s−measure基準を無視したときに、UEに異なる時間パターンで測定を行わせることを含むことも好ましい(例えば、UEに2次測定ギャップを設定するように命令することができるであろう)。これらの命令は、RRC測定設定で与えられるとよい。
好ましくは、追加の測定を行うようにUEに命令すべきか否かをeNBが判定するときにUEのモビリティが考慮される。例えば、UEが迅速に走行している場合には、追加の測定は行われない。
本発明の第2の態様によれば、eNBが関連付けられた第1のセルと、前記第1のセル内に位置する第2のセルと、前記第2のセル中に位置して、第1のセルのeNBと無線通信を行う端末装置(UE)とを備える無線電気通信ネットワークが提供され、前記eNBは、セル検出パラメータを前記UEへ送信することによって、第2のセルを検出するための測定を行うように前記UEに命令するために動作可能である。
好ましくは、第1のセルはマクロセルであり、第2のセルはスモールセルである。ヘテロジニアスネットワークでは、輻輳を克服するのを助けるためにスモールセルがマクロセル内に位置するであろう。
セル検出パラメータは、UE固有であることが好ましい。言い換えれば、セル検出パラメータは、個々のUEを参照する。
代わりに、同様に好ましい配置では、セル検出パラメータが複数のUEへブロードキャストされる。
好ましくは、セル検出パラメータは、セル固有であり、所定のセルにおいてブロードキャスト・システム情報上でブロードキャストされる。この配置は、UEがマクロセルからスモールセルへオフロードされることを可能にする点で有利である。
好ましくは、UE固有のセル検出パラメータは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを用いてeNBからUEへ送信される。
上記の好ましい配置では、セル検出パラメータは、スモールセル検出パラメータであることが好ましい。
周期パラメータは、RRC測定設定で提供されることが好ましい。
スモールセル検出パラメータは、特定のキャリア周波数を参照する。この周波数は、典型的にスモールセルの動作周波数であろう。この配置では、当然のことながら、特定のキャリア周波数上で動作しうるUEのみがスモールセルへオフロードできる。eNBは、s−measureを所定の周波数に対して無効にするために動作可能であることが好ましい。従って、たとえマクロセルの信号強度が良好であっても、UEは、スモールセル上で測定を行うように促されることになろう。
好ましくは、eNBは、特定のモビリティ状態を満足するUEへのみセル検出パラメータを送信するであろう。望ましいのは、スモールセルを通って迅速に走行しているUEに関して、eNBが、UEをスモールセルへハンドオーバしようとは試みないであろうということである。
本発明の第3の態様によれば、マクロセルと、マクロセル内に位置するスモールセルと、前記スモールセル中に位置する端末装置(UE)とを備える、ワイヤレス電気通信ネットワークが提供され、前記マクロセルは、前記UEと通信するために動作可能なeNBを備え、前記eNBは、前記UEへスモールセル検出パラメータを送信することによって、スモールセルを検出するための測定を行うように前記UEに命令するために動作可能である。
本発明がこのように記載されたので、同じ方法が様々な方法に変更されてもよいことが明らかであろう。かかる変更は、本発明の精神および範囲からの逸脱と見なされるべきではなく、すべてのかかる修正は、当業者に明らかであろうように添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図される。
本配置は、LTEネットワーク、特に、マクロセルのカバレッジエリア内でスモールセルが利用可能な配置におけるスループットの向上を可能にする。提案されたSCDソリューションは、スモールセルへのハンドオーバを可能にして、トラフィックをスモールセルへ向け直し、結果としてマクロeNBを高トラフィック負荷から解放する。本配置は、通常のハンドオーバ手順と協力し、かつそれを補完するので従来のネットワークと両立できる。本配置は、マクロカバレッジエリア内に多くのスモールセルが設置された人口密集エリアにおけるマクロセルでは特に有用である。

Claims (1)

  1. 端末装置(UE)によって行われる方法であって、前記方法は、
    前記端末装置が基地局装置(eNB)から命令を受信した場合に、当該命令に対応するキャリア周波数の周波数間測定のために、通常の周波数間測定のための要求条件とは異なる要求条件を適用するステップ
    を備え、
    前記要求条件は、前記周波数間測定を行うために満たすべき条件であり、
    前記命令は、システム情報上でブロードキャストされる、
    方法。
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