JP6368278B2 - プランジャポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、プランジャポンプに関するものである。
従来、図3に示すように、プランジャ82の前端部に小径部83が形成されるとともに、プランジャ82の前端中央部に雌ねじ84が形成され、プランジャ82の小径部83にプランジャスリーブ85の後端部に形成された凹部86が嵌合されるとともに、プランジャ82の雌ねじ84にプランジャスリーブ85内を挿入されたボルト87がねじ込まれることにより、プランジャ82の前端部にプランジャスリーブ85が固定されているプランジャポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記プランジャスリーブ85は、高圧シール92および低圧シール93により、径方向の位置を規制されている。高圧シール92および低圧シール93は、マニホルド94、シールケース85およびシール押え96により位置を固定されている。
なお、プランジャスリーブ85の後端面とプランジャ82の段差部の端面との間には、座金97、カップ座金98が介在されている。
特開2010−19237号公報
ところで、高温水の使用や長時間の運転等により、高圧シール92や低圧シール93がプランジャスリーブ85の往復運動で摩耗し、これにより高圧シール92や低圧シール93の緊迫力が低下する。
従来のプランジャポンプにあっては、プランジャ82の小径部83にプランジャスリーブ85の凹部86が嵌合されることで、プランジャ82に対してプランジャスリーブ85が位置決めされているので、高圧シール92や低圧シール93の緊迫力が低下すると、プランジャスリーブ85の径方向の位置が規制できなくなる。このため、プランジャスリーブ85の傾きやガタによって、高圧シール92や低圧シール93に偏摩耗等が発生し、高圧シール92や低圧シール93の寿命が短くなるという問題がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、プランジャの前端部にプランジャスリーブが固定されているプランジャポンプにおいて、プランジャスリーブの外周面を支持するシールの緊迫力が低下しても、プランジャスリーブの傾きやガタを抑制できて、シールの偏摩耗を抑制できるプランジャポンプを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のプランジャポンプは、プランジャ(1)の前端部に形成された小径部(1a)に、プランジャスリーブ(2)の後端部に形成された凹部(2a)が嵌合されるとともに、前記プランジャ(1)の前端中央部に形成された雌ねじ(1b)に、前記プランジャスリーブ(2)内を挿入されたボルト(6)が螺合されることにより、前記プランジャ(1)の前端部に前記プランジャスリーブ(2)が固定されているプランジャポンプであって、前記プランジャ(1)と前記プランジャスリーブ(2)との間に、前記プランジャ(1)の前記小径部(1a)の外側に嵌合されるとともに、前記プランジャスリーブ(2)の後端部の外周面を支持する支持部(7c)を備えているリテーナ(7)が介在され、前記リテーナ(7)は、底壁部(7a)に貫通孔(7b)が形成された扁平な有底円筒状に形成され、前記貫通孔(7b)が前記プランジャ(1)の前記小径部(1a)の外側に嵌合されるとともに、周壁部(7c)が前記支持部(7c)となっていることを特徴とする。
なお、上記における括弧内の符号は、図面において対応する要素を便宜的に表記したものであり、したがって本発明は図面上の記載に限定されるものではない。これは、「特許請求の範囲」の記載についても同様である。
本発明のプランジャポンプによれば、プランジャとプランジャスリーブとの間に、プランジャの小径部の外側に嵌合されるとともに、プランジャスリーブの後端部の外周面を支持する支持部を備えているリテーナが介在されているので、プランジャスリーブの後端部は、中央部がプランジャの小径部により支持されるとともに、外周部がリテーナの支持部によって支持されるため、プランジャスリーブの外周面を支持するシールの緊迫力が低下しても、プランジャスリーブの傾きやガタを抑制できて、シールの偏摩耗を抑制できる。
本発明の実施の形態に係るプランジャポンプを示す縦断面図である。 図1の要部の拡大縦断面図である。 従来のプランジャポンプを示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、この実施の形態に係るプランジャポンプは、プランジャ1およびプランジャ1の先端部に固定された円筒状のプランジャスリーブ2を有する往復動部材3を3個並設して成る3連式のプランジャポンプであって、クランクケース4とマニホルド5とを連結することでその外形が構成されている。
具体的には、プランジャ1の前端部に小径部1aが形成されるとともに、プランジャ1の前端中央部に雌ねじ1bがプランジャ1の中心線上を延びるように形成されている。一方、プランジャスリーブ2の後端部には、凹部2aが形成されている。そして、プランジャ1の小径部1aにプランジャスリーブ2の凹部2aが嵌合されるとともに、プランジャ1の雌ねじ1bにプランジャスリーブ2内を挿入されたボルト6の雄ねじ6aが螺合されることにより、プランジャ1の前端部にプランジャスリーブ2が固定されている。ボルト6の頭部側には、シール座金6Aが内挿されている。
プランジャスリーブ2の後端面とプランジャ1の段差部の端面との間には、リテーナ7が介在されている。リテーナ7は扁平な有底円筒状に形成されており、底壁部7aの中央部には貫通孔7bが形成されている。リテーナ7の貫通孔7bは、プランジャ1の小径部1aの外側に嵌合されている。また、リテーナ7の底壁部7aは、プランジャスリーブ2の後端面とプランジャ1の段差部の端面とにより挟持されている。リテーナ7の周壁部7cは、プランジャスリーブ2の後端部の外周面に嵌合され、これによりプランジャスリーブ2の後端部の外周面を支持している。すなわち、リテーナ7の周壁部7cは、プランジャスリーブ2の後端部の外周面を支持する支持部となっている。
また、シールケース8の両端面がそれぞれ、クランクケース4およびマニホルド5段差部に突き当てられ、そして複数個のボルト9がマニホルド5を通してクランクケース4に螺合されることにより、クランクケース4とマニホルド5とがシールケース8を介在して連結されている。
クランクケース4の内部には、往復動部材3を駆動する駆動部を構成するクランクシャフト10、コンロッド12およびピストンピン13が配置されており、クランクシャフト10が回転することで、コンロッド12およびピストンピン13を介して、往復動部材3がクランクケース4、シールケース8およびマニホルド5内を往復運動し、マニホルド5内に形成されたポンプ室14が往復動部材1により加圧・減圧される構成とされている。
具体的には、往復動部材3がクランクシャフト10側に向かって後退移動すると、ポンプ室14が減圧され、マニホルド5に設けられた吸入弁21の弁体21aおよび吐出弁22の弁体22aが各々開および閉となり、液体(使用液体)は、マニホルド5に設けられた吸入口23から吸入弁21の流路を通ってポンプ室14へ吸入される。
一方、往復動部材3が前進移動すると、ポンプ室14が加圧され、吸入弁21の弁体21aおよび吐出弁22の弁体22aが各々閉および開となり、ポンプ室14の液体は吐出弁22の流路を通って、マニホルド5に設けられた吐出口24へ吐出される。
なお、吸入弁21および吐出弁22はそれぞれ、プラグ25,25により栓をされた状態でマニホルド5に装着されている。
また、プランジャスリーブ2の外周には、高圧シール30および低圧シール31が、ポンプ室14側からこの順に設けられている。これらの高圧シール30および低圧シール31は、例えば合成ゴム等を備える環状体であり、内周面が往復運動するプランジャスリーブ2の外周面に液密に摺接する。プランジャスリーブ2は、これらの高圧シール30および低圧シール31により間隔をおいて外周面を支持されている。
高圧シール30は、マニホルド5の凹部に装着され、シールケース8のマニホルド5側の端面によりその軸線方向の位置を固定されている。シールケース8の外周面とマニホルド5の内周面との間は、Oリング33により液密に封止されている。
低圧シール31は、シールケース8の内側の段差部に装着され、シール押え34のシールケース8側の端面によりその軸線方向の位置を固定されている。シール押え34は、クランクケース4の凹部に嵌合され、そのクランクケース4側の端面は、クランクケース4の凹部の底面に当接している。
シール押え34よりさらに奥側には、オイルシール35が装着されており、このオイルシール35は、シール押え34のクランクケース4側の端面によりその軸線方向の位置を固定されている。
また、高圧シール30と低圧シール31との間には、吸入口23から吸入された流体の一部が冷却路40を通して供給される。
このように構成されたプランジャポンプにあっては、プランジャ1とプランジャスリーブ2との間に、底壁部7aの貫通孔7bがプランジャ1の小径部1aの外側に嵌合されるとともに、周壁部7cがプランジャスリーブ2の後端部の外周面を支持するリテーナ7が介在されている。このため、プランジャスリーブ2の後端部は、中央部がプランジャ1の小径部1aにより支持されるとともに、外周面がリテーナ7の周壁部7cによって支持されるため、プランジャスリーブ2の外周面を支持する高圧シール30および低圧シール31の緊迫力が低下しても、プランジャスリーブ2の傾きやガタを抑制でき、その結果高圧シール30および低圧シール31の偏摩耗を抑制できる。
また、リテーナ7が底壁部7aに貫通孔7bを有する扁平な有底円筒状に形成されているので、製造は容易である。さらに、周壁部7cがプランジャスリーブ2の後端部の外周面の全面を支持するので、プランジャスリーブ2の傾きやガタを確実に抑制できる。
なお、前記実施の形態では、リテーナ7を底壁部7aに貫通孔7bを有する扁平な有底円筒状に形成したが、これに限らず、例えば、周壁部7が全周に連続しておらず、間隔をおいて切り欠きが設けられたものなどでも良く、要はプランジャスリーブ2の後端部の外周面を支持するものであれば良い。
1 プランジャ
1a 小径部
1b 雌ねじ
2 プランジャスリーブ
2a 凹部
6 ボルト
7 リテーナ
7a 底壁部
7b 貫通孔
7c 周壁部(支持部)

Claims (1)

  1. プランジャ(1)の前端部に形成された小径部(1a)に、プランジャスリーブ(2)の後端部に形成された凹部(2a)が嵌合されるとともに、前記プランジャ(1)の前端中央部に形成された雌ねじ(1b)に、前記プランジャスリーブ(2)内を挿入されたボルト(6)が螺合されることにより、前記プランジャ(1)の前端部に前記プランジャスリーブ(2)が固定されているプランジャポンプであって、
    前記プランジャ(1)と前記プランジャスリーブ(2)との間に、前記プランジャ(1)の前記小径部(1a)の外側に嵌合されるとともに、前記プランジャスリーブ(2)の後端部の外周面を支持する支持部(7c)を備えているリテーナ(7)が介在され、前記リテーナ(7)は、底壁部(7a)に貫通孔(7b)が形成された扁平な有底円筒状に形成され、前記貫通孔(7b)が前記プランジャ(1)の前記小径部(1a)の外側に嵌合されるとともに、周壁部(7c)が前記支持部(7c)となっていることを特徴とするプランジャポンプ。
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