JP6363187B2 - 通知コントロール装置、列車運行管理システム、および表示制御方法 - Google Patents

通知コントロール装置、列車運行管理システム、および表示制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、列車の運行を管理し、異常が発生した場合に警報を出力するシステムに関する。
列車運行管理システムは、現場にある信号機の稼動状況や列車の位置などの情報を収集し、その情報に基づいて列車の運行を一括管理するシステムである。ここで、現場側の設備に故障あるいは何等かの異常が発生した場合には、異常情報を検知したシステムが、システムのユーザである監視員へ異常を知らせるために警報を出力する(特許文献1参照)。
また、列車運行管理システムは、そのシステムの稼動において、処理を中断したり、処理に異常をきたしたりするようなイベントが発生したときにも、関連装置から警報を出力し、表示画面を持つ装置にてその警報を表示する。
何らかの警報が表示されると、監視員はそれを確認し、確認したことを示すボタン操作を行う。ボタン操作により、応答情報が警報発生部に送られる。また、監視員はそれとともに警報に対する必要な対処を行う。
特開平10−147242号公報
一般的な鉄道等の運行管理システムの構成例として、サーバ室等に設置された複数の運行管理サーバが設備の状況や列車の位置を監視し、何らかの異常を検知すると、異常を表示する画像あるいは音声の情報を、指令室に設置された端末に向けて出力し、端末が受信した情報の画面に表示あるいは音声出力を行うというものがある。この構成では、端末での画面の表示あるいは音声出力は運行管理サーバによって管理されており、端末に入力された情報は運行管理サーバに送られ、そこで処理される。
そして、例えば特許文献1に記載されているように、異常が発生したときには、監視員が異常状態に気づかずに事故を見逃してしまうようなことがないように、指令室に設置された端末での警報画面の表示や警報音の出力は、ユーザが確認の操作するまで継続するよう構成されることが考えられる。
ところで、近年では、責任を負う職務範囲(責任範囲)や監視を担当する地理的範囲(監視範囲)の異なる複数の監視員が、列車運行管理システムを利用して列車の運行を管理するという管理手法が望まれている。しかし、これまでの列車運行管理システムは、警報等を表示する端末の設定場所、用途、および使用者が変わることがないという前提で構築されていた。そのため、責任範囲あるいは監視範囲が異なる複数の監視員が使用するといった監視手法に適していない面があった。なお、ここでは責任範囲と監視範囲を合わせて権限と称することにする。
以下に課題の具体的な事象を例示する。
例えば、ある表示端末のユーザが別の役割を持つ他のユーザに交代した場合、あるいは、あるユーザがそれまで使用していた表示端末とは異なる表示端末を使用して業務を行う場合、表示端末にはその時点でのユーザの権限に合った警報を正しく出力することが望まれる。しかし、これまでの列車運行管理システムでは、そのような使用態様を想定していないため、適切なユーザに適切な警報を提示することができないことがあった。
これは、警報だけでなく、運行管理サーバから発せられる各種の通知に同様に当てはまる。
本発明の目的は、列車運行管理システムにおいて、ユーザの権限を適切に管理することにより、ユーザの権限に応じた通知等を可能にする技術を提供することである。
本発明の一態様による通知コントロール装置は、列車運行管理システムにおける運行管理サーバが発する警報を表示端末に表示させるための通知コントロール装置であって、表示端末と、当該表示端末にログインしているユーザと、当該ユーザに付与された権限とを対応付けた表示先ユーザ定義を保持する表示先ユーザ定義保持部と、前記運行管理サーバから警報を受信すると、当該警報を権限内とするユーザがログインしている表示端末を前記表示先ユーザ定義に基づいて抽出し、抽出された前記表示端末を前記警報の表示先として決定する表示先ユーザ設定部と、を有している。
本発明によれば、列車運行管理システムにおいてユーザの権限に応じた適切な通知等が可能になる。
本実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 警報表示先役職番号定義107を設定する画面表示部114の第1の表示を示す図である。 警報表示先役職番号定義107を設定する画面表示部114の第2の表示を示す図である。 端末内画面表示先決定部110の動作を説明するための図である。 端末間バックアップ定義111の一例を示す図である。 端末間バックアップ部112の動作を説明するための図である。 警報表示先役職番号定義設定部108によるユーザ設定のシーケンス図である。 列車運行管理サーバ101で出力された警報が表示端末113で表示されるまでのシーケンス図である。 列車運行管理サーバ101で手動制御の機能制限を設定するためのシーケンス図である。 警報の端末間バックアップのシーケンス図である。 警報表示先役職番号を決定する処理のフローチャートである。 端末間バックアップの処理を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のシステム構成を示すブロック図である。本実施形態によるシステムには、ダイヤなどを表示し、列車の運行を正常に管理するための列車運行管理システムと、何らかの異常が原因で発生した警報を表示し、ユーザが警報に対処するための警報表示・応答システムが含まれている。
列車運行管理システムは複数の列車運行管理サーバ101を備えている。列車運行管理サーバ101は、それぞれ警報発生部102を有している。警報表示・応答システムは警報コントロール装置104および複数の表示端末113を有している。運行管理システムと警報表示・応答システムは、互いにLAN100で接続されている。
警報コントロール装置104は、その管理対象とする指令管轄範囲毎に設けられている。警報コントロール装置104は、物理的に独立した装置として構成してもよいが、列車運行管理サーバ101内に実装することもできる。警報コントロール装置104は、警報表示先役職番号定義107、端末内画面表示先定義109、および端末間バックアップ定義111を記憶装置(不図示)に保持するとともに、警報表示先役職番号定義設定部108、端末内画面表示先決定部110、および端末間バックアップ部112を有している。表示端末113は複数の画面表示部114を有している。
表示端末113は、警報を表示したり、ユーザが操作したりする端末装置であり、ここでは一例として複数の表示画面(画面表示部)114を有している。
まず各装置の役割を説明する。
列車運行管理サーバ101は、現場の設備あるいは他の装置で発生した警報を検知し、その検知した警報を警報発生部102から警報コントロール装置104に送信する。
警報コントロール装置104は、警報を表示する表示先となる表示端末113および表示画面を決定し、決定した表示端末113に警報を送信する。そのとき、警報コントロール装置104は、ユーザが表示端末113で警報の表示を確認し、応答の操作をするためのボタンを警報と共に表示させるための情報を、表示端末113に送信する場合がある。
表示端末113は、警報コントロール装置104から受信した警報を画面表示部114の表示画面に表示する。
以上の各装置の動作により、警報発生部102で発生した警報は、警報メッセージテキストと応答ボタンの集合として、警報コントロール装置104を通して、表示端末113の画面表示部114に表示される。
次に、各装置内の各部の役割を説明する。
警報発生部102は、設備等の状態を監視し、警報の発生を検知すると、警報コントロール装置104に対して、警報を表示することを要求するメッセージ(警報の表示要求)を通知する。警報の表示要求には、警報のメッセージ番号と、警報のメッセージの変数部分を構成する、駅名称、信号機名称、列車番号等のパラメータ、発生時刻、警報が対象とする位置を示す位置コード等が含まれる。
警報コントロール装置104は、受け取った警報の表示要求における警報メッセージ番号をキーとして、警報メッセージを作成する。
警報メッセージの作成においては、警報表示先役職番号定義設定部108が、表示端末113の画面表示部114を用いて予め実施したユーザ設定により格納された警報表示先役職番号定義107を参照し、警報表示先役職番号304を決定する。この警報表示先役職番号304はその警報を本来的に通知すべきユーザを示す。通常は、そのユーザがログインしている表示端末113に警報を送信すればよいが、そのユーザがどの表示端末113にもログインしていない場合などは、そのユーザのバックアップとして設定されたユーザがログインしている表示端末113に警報を送信する。
また、警報を送信する表示端末113には複数の画面表示部(表示画面)114があるので、どの画面表示部114に警報を表示するか決定する必要がある。
端末内画面表示先決定部110と端末間バックアップ部112は、端末内画面表示先定義109と端末間バックアップ定義111を使用し、警報メッセージを表示する表示端末113および画面表示部114を最終的に決定する。警報メッセージは、警報コントロール装置104から、決定した表示端末113に送信される。警報メッセージには、警報を表示すべき、画面表示部114が指定される。
指定された画面表示部114は、受信した警報メッセージを表示する。
また、画面表示部114は、表示した警報メッセージに対して、ユーザのボタン操作による確認回答が実施されると、警報コントロール装置104を通して列車運行管理サーバ101の警報発生部102に確認回答を送信する。
次に、各機能の意義に着目して説明する。
警報表示先役職番号定義は、表示端末113と、その表示端末113にログインしているユーザの役職番号と、そのユーザに付与された権限とを対応付けた情報である。警報表示先役職番号定義設定部108は、列車運行管理サーバ101から警報の通知を受信すると、その警報を権限内とするユーザがログインしている表示端末113を警報表示先役職番号定義に基づいて抽出し、抽出された表示端末113をその警報の表示先として決定する。このようにすることにより、列車運行管理システムにおいてユーザの権限に応じた適切な警報の表示が可能となっている。
また、警報表示先役職番号定義にてユーザに付与される権限には、例えば通知を受けることができる参照権限と、通知に対する確認応答を行うことができる責任権限と、がある。警報表示先役職番号定義設定部108は、列車運行管理サーバ101から警報を受信すると、その警報を権限内とするユーザがログインしている表示端末113と、そのユーザがその警報に対して参照権限と責任権限のいずれの権限を付与されているかとを、警報表示先役職番号定義に基づいて抽出する。そして、警報表示先役職番号定義設定部108は、そのユーザが責任権限を付与されていれば、その警報とその通知に対する確認応答を行うための画面を表示端末113に表示させる。一方、ユーザが参照権限を付与されていれば、警報のみを表示端末113に表示させる。こうすることで、ユーザそれぞれに責任権限と参照権限のうち適切な権限を付与し、通知の管理を適切に運用することが可能となっている。尚、参照権限または責任権限を有するユーザが、警報表示等、いずれの機能が許可されるかは任意に設定に可能であり、設定方法については後述する。
また、警報表示先役職番号定義107にてユーザに付与される権限は、例えば信号機などの監視対象が属する所定の監視範囲(地域)毎に、ユーザに権限が付与されているか否かが設定される。警報表示先役職番号定義設定部108は、列車運行管理サーバ101から通知を受信すると、その警報の監視対象が属する監視範囲を調べ、その監視範囲に対して権限が付与されているユーザがログインしている表示端末113を抽出し、抽出された表示端末113に警報を表示させる。こうすることにより、例えば地域のような監視範囲毎に警報に対する権限を設定することができるので、ユーザに担当地域を割り振った管理を行うことが可能となっている。
また、端末内画面表示先定義109は、複数の画面表示部114のうちどの画面表示部114にどのアプリケーションが表示されているかを示す情報である。端末内画面表示先決定部110は、表示端末113に警報を表示させるとき、その警報が関連するアプリケーションが表示されている画面表示部114を、端末内画面表示先定義109に基づいて抽出し、抽出された画面表示部114を、その警報を表示する画面表示部114として決定する。こうすることにより、表示端末が複数の表示画面を持っているとき、警報を適切な表示画面に表示させることが可能となっている。
また、端末間バックアップ定義111は、ある第1のユーザと、その第1のユーザが与えられた権限の行為を実施できないとき第1のユーザに代わってその権限の行為を実施できる第2のユーザとを対応づける情報である。端末間バックアップ部112は、第1のユーザに付与されている権限内の通知を、第1のユーザがログインしている表示端末113に表示させることができない状態のとき、端末間バックアップ定義111において第1のユーザに対応づけられている第2のユーザを抽出し、第2のユーザがログインしている表示端末113を警報表示先役職番号定義107に基づいて抽出し、抽出した表示端末113を、その警報の表示先として決定する。こうすることで、警報についての権限を持っているユーザがログインしている表示端末113に警報を表示できない場合に、第1のユーザのバックアップとして設定されている第2のユーザがログインしている表示端末113に警報を表示することが可能となっている。
なお、端末間バックアップ部112は、第1のユーザがどの表示端末113にもログインしていないとき、あるいは第1のユーザがログインしていた表示端末113が停止しているとき、その警報を第1のユーザがログインしている表示端末113に表示させることができない状態であると判定する。これにより、第1のユーザがログアウトした場合やログインしている表示端末113が停止した場合に、第1のユーザへの警報を代わりに第2のユーザに知らせることができる。
以下、更に詳しく各装置および各部の動作について説明する。
図2A、2Bは、警報表示先役職番号定義107を設定する画面表示部114の第1、第2の表示をそれぞれ表す図である。また、図2A、2Bは、その画面表示を用いて設定される警報表示先役職番号定義107の情報そのものも表している。画面表示部114にて設定された情報が、警報コントロール装置104によって取得され、警報表示先役職番号定義107として警報表示先役職番号定義設定部108に保持される。
図2Aに示すように、警報表示先役職番号定義107は、指令管轄範囲毎に、表示端末113にログインしているユーザのそれぞれについて、警報と制御の権限を一覧にて示す情報である。権限には、責任権限312、参照権限313、あるいは−(権限なし)314という3つのレベルがある。画面表示部114には、それらを設定するための警報表示先役職番号定義設定画面300が表示される。
また、警報表示先役職番号定義107は、図2Bに示すような機能制限設定の情報が含まれる。図2Bを見て分かるように、権限による機能制限が、警報表示等の通知に関わる機能だけでなく、ユーザが行う手動制御等の制御に関わる機能にも適用されうる。機能制限設定は、責任権限312、参照権限313、および、−(権限なし)314のそれぞれについて、警報、ボタン、画像など表示に現れる事項の表示およびアプリケーション(AP)の制御を項目とし、各項目について利用が可か不可かを設定した情報である。すなわち、責任権限312、参照権限313、および、−(権限なし)314が設定されたユーザがそれぞれ、どのAPの制御が可能であるか定められる。すなわち、図2Bの設定例だと、責任権限312が設定されたユーザは、警報表示〜現場設備からの電話受信までの各権限の機能制限311に表示の全ての機能が許可されるのに対して、参照権限313が設定されたユーザは、回答ボタン付き警報表示、手動制御、および、現場設備からの電話受信が許可されないことがわかる。また、−(権限なし)314が設定されたユーザは、警報表示、回答ボタン付き警報表示、詳細画面表示、手動制御、現場設備からの電話発信、および、現場設備からの電話受信が許可されない。このように、警報表示先役職番号定義107では、警報表示等に限らず、手動制御や、現場設備からの電話発信・受信等、運行管理に必要な各種APの権限が設定される。そして、警報コントロール装置104は、この警報表示先役職番号定義107を参照することで、各種権限に応じて適切なユーザに警報を出力することができる。画面表示部114には、図2Bに示すように、それらを設定するための機能制限設定画面310が表示され、ユーザによって各種権限を設定することができる。
警報表示先役職番号定義設定画面300の表示は、警報コントロール装置104を備える指令管轄範囲にログインしている表示端末113の端末番号301と、警報コントロール装置104を備える指令管轄範囲にログインしているユーザのログインID302と、警報コントロール装置104を備える指令管轄範囲にログインしているユーザの役職303と、役職303においてユーザに一意に割り振る役職番号304と、その役職番号304のユーザの警報や制御に対する権限を定義する詳細監視範囲305と、を含む。
機能制限設定画面310の表示は、責任権限312、参照権限313、−(権限なし)314のそれぞれについて、その権限で表示しているAPに対する各機能についての制限を定義する。
これら警報表示先役職番号定義107は、ユーザの設定が実施される毎に、警報表示先役職番号定義107のファイルとして警報コントロール装置104に記録される。警報表示先役職番号定義設定部108では、警報表示先役職番号定義設定画面300を表示端末113に表示し、入力に従って、役職番号304の詳細監視範囲305ごとに権限を定義することにより、ユーザが担当する地域を可変にしたり、運用中の状況(人数、繁忙/閑散、トラブル対応)等に応じてユーザが担当する地域を柔軟に変更したりできる。
図3は、端末内画面表示先決定部110の動作を説明するための図である。
表示端末113は、それぞれ表示画面に対応する複数の画面表示部114を備えており、各々の画面表示部114には画面番号400が割り付けられている。ここでは、各々の画面表示部114に、図3に示す通りの表示AP401が表示されている。例えば、図3の左側に示した例では、画面番号1の画面表示部114に、AP−Aというアプリケーションの表示(表示AP(AP−A))が表示されている。図3の右側に示した例では、その画面番号1の画面表示部114に、表示AP(AP−B)が表示されている。つまり、図3には、画面番号1の画面表示部114に表示中の表示AP(AP−A)を、表示AP(AP−B)に切替える例が示されている。
このように、表示AP(AP−A)から表示AP(AP−B)に画面番号1の画面表示部114の画面の切替を行った場合、表示AP(AP−A)に表示されていた警報は、画面番号1の画面表示部114に表示することができなくなる。警報の表示が消失してしまえば、列車の運行に不都合が生じる可能性がある。
そのため、警報の消失を防止するために、端末内画面表示先決定部110では、同一表示端末113内で、当該表示AP(AP−A)を表示している画面表示部114のうち、画面番号の最も若い画面表示部114に警報を表示させる。したがって、図3に記載した状況で表示AP(AP−A)に表示する警報がある場合、表示AP(AP−A)を表示している画面番号3の画面表示部114に警報を表示させる。この端末内画面表示先決定部110の機能により、警報の表示が消失するのを防止するとともに、複数APを1つの端末で表示する場合に警報を適切なAP画面に表示することに貢献する。
図4Aは、端末間バックアップ定義111の一例を示す図である。図4Bは、端末間バックアップ部112の動作を説明するための図である。
図4Aに示すように、端末間バックアップ定義111には、役職番号304と、それに対応するバックアップ先役職番号501とが記録されている。役職番号304が示すユーザが使用する表示端末113が、停止、ログアウト、または端末内の同一AP画面なしの状況になったら、警報コントロール装置104はその停止、ログアウト、端末内の同一AP画面なしのいずれかの状態を検知し、端末間バックアップ部112が端末間バックアップ定義111を参照することにより、役職番号304に対応するバックアップ先役職番号501のユーザに権限を移動し、バックアップ先役職番号501のユーザが使用する表示端末113に警報を表示する。
図4Bの例では、D役職−1のユーザが、No.1(画面番号が1)の画面表示部114に表示する表示APを表示AP(AP−A)から表示AP(AP−B)に切り替えられたため、D役職−1のバックアップ先となっていたM役職−1のユーザが使用する表示端末113の表示AP(AP−A)を表示しているNo.3の画面表示部114に警報が表示されている。
なお、警報コントロール装置104が、バックアップ先役職番号501のユーザが使用する表示端末113を調べるとき警報表示先役職番号定義107を参照する。その表示端末113の中のどの画面表示部114に警報を表示するかを決めるために、端末内画面表示先定義109を参照する。
端末間バックアップ定義111は、ユーザが画面表示部114を使用して設定可能であり、設定を実施する毎に、端末間バックアップ定義111のファイルとして警報コントロール装置104に記録される。
上述した端末間バックアップ部112の機能により、表示端末113が停止してその表示端末に表示されていた警報を、権限を持って見ることができるユーザがいなくなってしまうのを防止することができる。また、ユーザによりログアウト操作などが行われて、そのユーザの表示端末113に表示されていた警報を、権限を持って見ることができるユーザがいなくなってしまうのを防止することができる。加えて、上述の状況で各APの機能制限が欠落してしまうことを防止することができる。
図5は、警報表示先役職番号定義設定部108によるユーザ設定のシーケンス図である。以下、シーケンスのステップに従って説明する。
S1101:表示端末113の画面表示部114から警報表示先役職番号定義設定画面300を呼び出す。
S1102:警報コントロール装置104で、当該警報コントロール装置104の指令管轄範囲にログインしているユーザのログインID302と、当該警報コントロール装置104の指令管轄範囲にログインしているユーザの役職303と、役職303の各々に一意に割り振られた役職番号304の情報を取得する。
S1103:各役職番号304について、現在の詳細監視範囲305ごとの責任権限312、参照権限313、あるいは−(権限なし)314という権限の情報を取得する。
S1104:警報コントロール装置104から、警報表示先役職番号定義設定画面300の表示情報を表示端末113に送信する。
S1105:表示端末113の画面表示部114に警報表示先役職番号定義設定画面300を表示する。
S1106:警報表示先役職番号定義設定画面300から、各役職番号304について、詳細監視範囲305ごとの責任権限312、参照権限313、あるいは−(権限なし)314といった権限をユーザにより設定する。
S1107:S1106で設定した内容を、表示端末113から警報コントロール装置104に送信する。
S1108:警報コントロール装置104にて、設定した内容を保存する。
図6は、列車運行管理サーバ101で出力された警報が表示端末113で表示されるまでのシーケンス図である。なお、表示端末113には役職番号304の「D役職−1」がログインしていると仮定する。
以下、シーケンスのステップに従って説明する。
S1201:列車運行管理サーバ101が警報を出力する。
S1202:警報コントロール装置104で列車運行管理サーバ101から取得した警報の情報をもとに、警報メッセージを取得する。
S1203:S1202で取得した警報メッセージに付属している位置コードを取得する。
S1204:S1203で取得した位置コードがどの詳細監視範囲305に属しているかを判定する。
S1205:S1204で判定した詳細監視範囲305についての責任権限312、参照権限313、あるいは−(権限なし)314といった権限を参照する。
S1206:S1205で参照した詳細監視範囲305の各権限の機能制限設定310の対応から、各権限の警報の表示の可または不可を取得する。
S1207:各権限の機能制限設定で警報の表示が可である役職番号304を警報表示先に決定する。
S1208:表示先に決定した役職番号304を持つユーザが使用する表示端末113を検索、警報表示先の表示端末113に決定する。ここで、S1203からS1207までのステップでの各条件を満たし、警報表示先にD役職−1がログインしている表示端末113が決定したものとする。
S1209:端末内画面表示先決定部110により、決定した表示端末113のうち、どの画面表示部114に警報を表示するかを決定する。
S1210:警報コントロール装置104からD役職−1がログインしている表示端末113に警報の表示情報を送信する。
S1211:D役職−1がログインしている表示端末113で警報を表示する。
図7は、列車運行管理サーバ101で手動制御の機能制限を設定するためのシーケンス図である。以下、シーケンス図のステップに従って説明する。
S1301:列車運行管理サーバ101から警報コントロール装置104の警報表示先役職番号定義設定を参照して、詳細監視範囲305の各ユーザの権限と、各権限の機能制限との対応から、各権限において制御が可か不可かを取得する。
S1302:S1301で取得した制御が可または不可の情報に合わせて、AP画面の手動制御メニューをマスクする。手動制御が不可であれば手動制御メニューをマスクすればよい。
S1303:列車運行管理サーバ101から表示端末113に、S1302で必要に応じて手動制御メニューをマスクした画面の表示情報を送信する。
S1304:表示端末113では受信した画面の表示情報を送信する。
S1305:表示端末113の表示においては、S1302−S1303で実施した手動制御メニューのマスクが行われていない範囲のみ手動制御の操作が可能である。
S1306:S1305における可能な手動操作を行う場合、表示端末113から列車運行管理サーバ101に手動制御の情報を送信する。
図8は、警報の端末間バックアップのシーケンス図である。なお、表示端末113には役職番号304の「D役職−1」が、もう一方の表示端末113には役職番号304の「M役職−1」がログインしていると仮定する。以下、シーケンスのステップに従って説明する。
S1401:端末間バックアップ部112での端末間バックアップ先の設定で、D役職−1の端末間バックアップ先をM役職−1に設定する。
S1402:列車運行管理サーバ101が警報を出力する。
S1403−S1404:S1202−S1211と同様のステップで、D役職−1がログイン中の表示端末113に警報を表示する。
S1405:D役職−1がログイン中の表示端末113からログアウト操作を行う。
S1406:警報コントロール装置104にD役職−1がログアウトしたことを通知する。
S1407:警報コントロール装置104の端末間バックアップ部112にて、端末間バックアップの要否を判定する。
S1408:S1407でバックアップが要であると判定された場合、現在、表示端末113にログイン中の役職番号304を取得する。
S1409:端末間バックアップ定義111を取得する。
S1410:端末間バックアップ定義111から、D役職−1の端末間バックアップ先を判定する。以後は、D役職−1の端末間バックアップ先がM役職−1と判定した場合について説明する。
S1411:警報表示先役職番号定義設定部108での機能制限設定310を参照して、D役職−1の詳細監視範囲ごとの権限をM役職−1に移動する。
S1412:警報表示先役職番号定義107を更新する。
S1413:端末内画面表示先決定部110を用いて、警報を表示する画面番号400を決定する。
S1414:ログアウト前までD役職−1の表示端末113に表示していた警報の表示情報をバックアップ先であるM役職−1がログイン中の表示端末113に送信する。
S1415:M役職−1がログイン中の表示端末113で警報を表示する。
なお、手動制御など警報表示以外の機能制限設定310についても、端末間バックアップ部112を用いて同様に端末間バックアップが可能である。
このように、端末間バックアップを行うことにより、適切なユーザ権限が使用する表示端末113へ警報と制御の権限を移動することができる。このため、表示端末113の設置場所、用途、および表示端末113を使用するユーザを固定しなくとも、ユーザが使用するAPに適切な機能制限を実施すること、適切なユーザに警報を表示することができる。
図9は、警報表示先役職番号を決定する処理のフローチャートである。以下、処理フローのステップに従って処理の流れを説明する。この処理の主体は警報表示先役職番号定義設定部108である。
警報表示先決定処理
S801:列車運行管理サーバ101から受け取った警報の情報をもとに、警報メッセージを取得する。
S802:S801で取得した警報メッセージに付属している位置コードを取得する。
S803:警報表示先役職番号定義107を参照する。
S804:警報表示先役職番号定義107の詳細監視範囲305を参照し、S802で取得した位置コードが詳細監視範囲305に属しているかを判定する。S802で取得した位置コードが詳細監視範囲305に属している場合、S805に進み、S802で取得した位置コードが詳細監視範囲305に属していない場合、処理を終了する。
S805:責任権限312、参照権限313、−(権限なし)314の各権限に対する機能制限設定を取得する。
S806:S802で取得した位置コードが詳細監視範囲305に属しており、かつその詳細監視範囲にS805の設定により警報表示が可である権限のある役職番号304をリターンする。
図10は、端末間バックアップの処理を示すフローチャートである。以下、処理フローのステップに従って処理の流れを説明する。
端末間バックアップ処理
S1001:表示端末113の起動または停止の状態およびログインまたはログアウトの状態と、ログインしているユーザの役職番号を取得する。
S1002:表示端末113の状態が停止またはログアウト状態であるか否か判定する。表示端末113の状態が停止またはログアウト状態である場合、端末間バックアップが要であるとしてS1003に進む。表示端末の状態が停止またはログアウト状態でない場合、端末間バックアップが不要であるとして処理を終了する。
S1003:バックアップ元の役職番号304を取得する。
S1004:警報表示先役職番号定義107を参照して、現在ログイン中の役職番号を取得する。
S1005:端末間バックアップ定義111を取得し、バックアップ先役職番号501を取得する。
S1006:表示端末113がバックアップ先役職番号501に属している場合、S1007に進む。表示端末113がバックアップ先役職番号501に属していない場合、処理を終了する。
S1007:バックアップ先役職番号501に、権限を移動する。
S1008:端末内画面表示先決定部110の処理により端末内画面表示先画面番号を取得する。
S1009:警報を表示する。
以上、本実施形態によれば以下の具体的な課題を解決することができる。
(1)ある表示端末のユーザが別の役割を持つ他のユーザに交代した場合、あるいは、あるユーザがそれまで使用していた表示端末とは異なる表示端末を使用して業務を行う場合、表示端末にはその時点でのユーザの権限に合った警報を正しく出力することが望まれる。しかし、これまでの列車運行管理システムでは、そのような使用態様を想定していないため、適切なユーザに適切な警報を提示することができないことがあった。
(2)列車運行管理システムは、列車の在線位置を示し手動制御を行うための運行表示画面や、ダイヤを表示し運転整理を行うための運転整理画面など、複数のアプリケーション(AP)を備えている。上述のような各々のユーザが異なる権限を持つような場合、ユーザが自分の権限を逸脱した制御をしてしまうのを防止するために、各ユーザが使用できる機能をシステムで一元管理し、ユーザの権限に応じて制限をかけることが望まれる。しかし、これまでの列車運行管理システムでは、そのようにユーザに対する機能制限を設定することができなかった。
(3)列車運行管理業務では、多くの場合に対象地域を複数の地域に分けて業務を分担するという手法がとられる。そして、各ユーザの担当する地域を設定するとともに、運用中の状況(人数、繁忙/閑散、トラブル対応)等に応じて、各ユーザが担当する地域を柔軟に変更できることが望まれる。しかし、これまでの列車運行管理システムでは、そのようにユーザのそれぞれに対して担当する地域を変更可能に設定することができなかった。
(4)ユーザが行う列車運行管理業務では、ダイヤの表示を見ながら、列車の在線位置の表示を確認するといったように、運行表示画面と運転整理画面の両方を見ながら業務を行う場合がある。その場合、1つの表示端末に運行表示画面と運転整理画面の両方を表示することが望まれる。しかし、これまでの列車運行管理システムでは、複数のAPの画面を1つの表示端末に表示した場合、運行管理サーバからの警報を、ユーザの権限を考慮した適切なAP画面に表示することができない恐れがあった。
(5)列車運行管理システムの表示端末の表示が何らかの理由で停止してしまったような場合、例えば、ユーザはその表示端末をログアウトすることがある。列車運行管理システムでは、そのような場合でも、それまでその表示端末に表示されていた警報が消失してしまうことがないような管理が望まれる。しかし、これまでの列車運行管理システムでは、ユーザがログアウトしたような場合に表示されていた警報の管理をユーザの権限に対して適切に継続させられない恐れがあった。
これら課題に対して、本実施形態によれば以下の作用・効果を得ることができる。
(1)警報表示先役職番号定義設定部108と端末間バックアップ部112の上述した機能により、ユーザが利用する表示端末113を変えた場合でもユーザ権限に応じて適切な表示端末113へ警報を表示することができる。
(2)警報表示先役職番号定義設定部108と端末間バックアップ部112の上述した機能により、ユーザ権限に応じたAPの機能制限をかけることができる。
(3)警報表示先役職番号定義設定部108の上述した機能により、ユーザが担当する地域を可変にするとともに、運用中の状況(人数、繁忙/閑散、トラブル対応)等に応じてユーザが担当する地域を柔軟に変更することができる。また、担当する地域の変更に応じて、警報の表示先、ユーザの機能制限を変更することができる。
(4)端末内画面表示先決定部110の上述した機能により、複数APを1つの表示端末113の複数の画面表示部114に表示する場合であっても、警報を適切なAP画面に表示できる。
(5)端末間バックアップ部112の上述した機能により、表示端末113が停止したときや、ユーザによりログアウト操作などが行われたときに、表示中の警報が消失したり、ユーザに対する機能制限が欠落したりすることを防ぐことができる。
また、以上(1)〜(5)より、列車運行管理業務での人的配置に対する柔軟性の向上と、警報認識の確実性の向上を得る。
なお、本実施例では説明の都合上、警報コントロール装置104が独立した装置である例を示したが、本発明がこれに限定されることはない。システムの用途により、警報コントロール装置104を列車運行管理サーバ101または表示端末113と同じハードウェア内に実装してもよい。
また、上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
100…LAN、101…列車運行管理サーバ、102…警報発生部、104…警報コントロール装置、107…警報表示先役職番号定義、108…警報表示先役職番号定義設定部、109…端末内画面表示先定義、110…端末内画面表示先決定部、111…端末間バックアップ定義、112…端末間バックアップ部、113…表示端末、114…画面表示部、300…警報表示先役職番号定義設定画面、301…端末番号、302…ログインID、303…役職、304…役職番号、305…詳細監視範囲、310…機能制限設定画面、312…責任権限、313…参照権限、400…画面番号、401…表示AP、501…バックアップ先役職番号

Claims (8)

  1. 列車運行管理システムにおける運行管理サーバが発する警報を表示端末に表示させるための通知コントロール装置であって、
    表示端末と、当該表示端末にログインしているユーザと、当該ユーザに付与された権限とを対応付けた表示先ユーザ定義を保持する表示先ユーザ定義保持部と、
    前記運行管理サーバから警報を受信すると、当該警報を権限内とするユーザがログインしている表示端末を前記表示先ユーザ定義に基づいて抽出し、抽出された前記表示端末を前記警報の表示先として決定する表示先ユーザ設定部と、
    を有する通知コントロール装置。
  2. 前記表示先ユーザ定義にてユーザに付与される権限には、警報を受けることができる参照権限と、警報に対する確認応答を行うことができる責任権限と、があり、
    前記表示先ユーザ設定部は、前記運行管理サーバから警報を受信すると、当該警報を権限内とするユーザがログインしている表示端末と、前記ユーザが前記警報に対して参照権限と責任権限のいずれの権限を付与されているかとを、前記表示先ユーザ定義に基づいて抽出し、前記ユーザが前記責任権限を付与されていれば、前記警報と当該警報に対する確認応答を行うための画面を前記表示端末に表示し、前記ユーザが前記参照権限を付与されていれば、前記警報のみを前記表示端末に表示する、
    請求項1に記載の通知コントロール装置。
  3. 前記表示先ユーザ定義にてユーザに付与される権限は、監視対象が属する所定の監視範囲毎に、前記ユーザに権限が付与されているか否かが設定され、
    前記表示先ユーザ設定部は、前記運行管理サーバから警報を受信すると、当該警報の監視対象が属する監視範囲を調べ、当該監視範囲に対して権限が付与されているユーザがログインしている表示端末を抽出し、抽出された前記表示端末に前記警報を表示させる、
    請求項に記載の通知コントロール装置。
  4. 前記表示端末が複数の表示画面を有しており、
    前記複数の表示画面のうちどの表示画面にどのアプリケーションが表示されているかを示す端末内画面表示先定義を保持する端末内画面表示先定義保持部と、
    前記表示端末に前記警報を表示させるとき、前記警報が関連するアプリケーションが表示されている表示画面を、前記端末内画面表示先定義に基づいて抽出し、抽出された前記表示画面を、前記警報を表示する表示画面として決定する端末内画面表示先決定部と、
    を更に有する、請求項1に記載の通知コントロール装置。
  5. 第1のユーザと、前記第1のユーザが与えられた権限の行為を実施できないとき前記第1のユーザに代わって前記権限の行為を実施できる第2のユーザとを対応づける端末間バックアップ定義を保持する端末間バックアップ定義保持部と、
    前記第1のユーザに付与されている権限内の警報を、前記第1のユーザがログインしている表示端末に表示させることができない状態のとき、前記端末間バックアップ定義において前記第1のユーザに対応づけられている第2のユーザを抽出し、前記第2のユーザがログインしている表示端末を前記表示先ユーザ定義に基づいて、抽出し、抽出した前記表示端末を、前記警報の表示先として決定する端末間バックアップ部と、
    を更に有する、請求項1に記載の通知コントロール装置。
  6. 前記端末間バックアップ部は、前記第1のユーザがどの表示端末にもログインしていないとき、あるいは前記第1のユーザがログインしていた表示端末が停止しているとき、前記警報を前記第1のユーザがログインしている表示端末に表示させることができない状態であると判定する、請求項に記載の通知コントロール装置。
  7. 列車運行管理システムにおける運行管理サーバが発する警報を表示端末に表示させるための表示制御方法であって、
    表示端末と、当該表示端末にログインしているユーザと、当該ユーザに付与された権限とを対応付けた表示先ユーザ定義を保持し、
    表示すべき警報を権限内とするユーザがログインしている表示端末を前記表示先ユーザ定義に基づいて抽出し、
    抽出された前記表示端末を前記警報の表示先として決定する、
    表示制御方法。
  8. 更に、表示端末に、前記表示先ユーザ定義に基づいて、前記表示端末にログインしているユーザに付与されている権限内の手動制御を許可する表示画面の情報を送信する、
    請求項に記載の表示制御方法。
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