JP6362742B1 - プログラム、端末装置の制御方法、および提供装置 - Google Patents

プログラム、端末装置の制御方法、および提供装置 Download PDF

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Abstract

【課題】既に視認されたコンテンツの領域の割合を、より確実に導出すること。【解決手段】表示部を有する端末装置に、コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、を実行させるためのプログラム。【選択図】図6

Description

本発明は、プログラム、端末装置の制御方法、および提供装置に関する。
従来、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータなどの端末装置において、広告などのコンテンツ(画像)が閲覧されたと認められる基準として「ビューアブル」と称される基準が用いられている。ビューアブルとは、例えば、コンテンツの面積の50[%]以上が1[秒]以上可視領域に表示されたこと、と定義される。コンテンツの面積の50[%]以上が可視領域に表示されたか否かは、例えば、横方向のスクロールが無いと仮定した場合、コンテンツの領域の重心点が表示されているか否かに基づいて判断することができる。
これに関連し、ウェブページのうちウェブブラウザに画面表示されている可視領域の座標と、ウェブページ上における基準位置の座標とを取得し、取得した基準位置が可視領域内に位置しているかを判断し、基準位置が可視領域内に位置していると判断された場合に、ウェブページ内における広告の表示に所定の挙動を生じさせる広告配信装置の発明が開示されている(特許文献1参照)。
特開2011−128204号公報
しかしながら、従来の技術では、コンテンツのサイズによっては、既に視認されたコンテンツの領域の割合を導出することができない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、既に視認されたコンテンツの領域の割合を、より確実に導出することができるプログラム、端末装置の制御方法、およびこれに対応する提供装置を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、表示部を有する端末装置に、コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、を実行させるためのプログラムである。
本発明の一態様によれば、既に視認されたコンテンツの領域の割合を、より確実に導出することができる。
提供装置100と端末装置200の構成の一例を示す図である。 読了率の計算のための処理が開始される際の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 計測点設定部270および座標取得部272の処理の内容について説明するための図である。 判定部274および計測結果記録部276の処理の内容について説明するための図である。 計測結果データ264の内容の一例を示す図である。 スクリプトが実行されることにより行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 読了率が閾値Th以上となった場合に、コンテンツ画面CCの挙動を変化させる動作の一例を示す図である。 コンテンツ画面CCの挙動を変化させる動作の他の一例を示す図である。 応用例に係る端末装置200の構成の一例を示す図である。 読了率が閾値Th以上となった場合に、コンテンツ画面CCの挙動を変化させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 読了率が広告配信サーバ300により利用される様子を示す図である。 他の実施形態に係る計測結果データ264Aの内容の一例を示す図である。 計測点MPに対して設定される重みの一例を示す図である。 他の実施例において設定される計測点MPの一例を示す図(その1)である。 他の実施例において設定される計測点MPの一例を示す図(その2)である。
<1.概要>
以下、図面を参照し、本発明のプログラム、端末装置の制御方法、および提供装置の実施形態について説明する。プログラムは、端末装置のプロセッサによって実行される。提供装置は、ウェブサーバ、アプリサーバなどの、コンテンツ(或いはコンテンツ群)を端末装置に提供する装置である。上記プログラムは、例えば、ウェブサーバにより提供されるウェブページに埋め込まれた呼び出しコマンドが端末装置により実行されることで、ウェブサーバからダウンロードされる。このプログラムの少なくとも一部は、ライブラリと称されることがある。
以下の説明では、提供装置はウェブサーバであり、一以上のコンテンツを含むウェブページを端末装置に提供するものとする。なお、提供装置は、広告配信サーバを含む「サーバ群」であってもよいし、ウェブページを提供する機能と広告配信機能とを有する装置であってもよい。プログラムは、端末装置に提供されたコンテンツのうち計測対象のコンテンツ(以下、対象コンテンツ)が視認された割合(以下、読了率)、或いは読了率を計算するための情報を導出し、提供装置その他の装置に出力する処理を、端末装置のプロセッサに実行させる。すなわち、プログラムは、既に視認されたコンテンツの領域の割合を、より確実に導出することを目的としたものである。以下、順を追って段階的に説明する。
図1は、提供装置100と端末装置200の構成の一例を示す図である。
<2.提供装置>
提供装置100は、例えば、通信部110と、配信部120と、ページ生成部130と、記憶部150とを備える。
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばNIC(Network Interface Card)などのネットワークカードを含む。
配信部120およびページ生成部130は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
配信部120は、端末装置200からのリクエストに応じて、ページ生成部130により生成されたウェブページを、通信部110を用いて端末装置200に送信する。
ページ生成部130は、端末装置200からのリクエストに応じて、コンテンツデータ152に基づくウェブページを生成する。このウェブページには、プログラムデータ154を呼び出すための呼び出しコマンドが埋め込まれている場合がある。
記憶部150は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などにより実現される。記憶部150には、コンテンツデータ152やプログラムデータ154などのデータが格納される。プログラムデータ154は、例えば、JavaScript(登録商標)などのスクリプトを含む。
<3.端末装置>
端末装置200は、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどである。端末装置200は、例えば、通信部210と、表示部220と、入力部230と、プロセッサ240と、記憶部260とを備える。
通信部210は、例えば、NIC、無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。表示部220は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electroluminescence)表示装置などである。入力部230は、表示部220と一体に形成されたタッチパネル、機械式キー、マウスなどである。プロセッサ240は、CPUなどのハードウェアプロセッサである。記憶部260は、例えば、HDDやフラッシュメモリ、RAM、ROMなどにより実現される。記憶部150には、ブラウザ262や計測結果データ264などのプログラムやデータなどが格納される。
プロセッサ240がプログラムを実行することで、計測点設定部270、座標取得部272、判定部274、計測結果記録部276、結果出力部278などが実現される。プログラムは、例えば、提供装置100から取得されるスクリプトである。これらの機能部の機能については、後に図3以下を用いて説明する。
<4.読了率の計算>
図2は、読了率の計算のための処理が開始される際の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、端末装置200においてブラウザ262が起動し(S100)、提供装置100にページ要求を送信する(S102)。
提供装置100では、ページ生成部130が、ページ要求の示す参照情報に従って、コンテンツデータ152を用いてページデータを生成し(S104)、配信部120がページデータを端末装置200に送信する(S106)。ページデータには、コンテンツデータと、スクリプトの呼び出しコマンドが埋め込まれている。
端末装置200では、ブラウザ262がページデータに基づきコンテンツ画面を表示部220に表示させ(S108)、更に、呼び出しコマンドを実行することでスクリプト要求を提供装置200に送信する(S110)。
提供装置100の配信部120は、スクリプト要求に応じたスクリプトをプログラムデータ154から読み出し、端末装置200に送信する(S112)。
端末装置200では、スクリプトが実行され、読了率の計算のための処理が開始される(S114)。
以下、スクリプトが実行されることで実現される機能について説明する。以下の説明では、ブラウザ262が表示させるコンテンツ画面は、縦方向にのみスクロールし、横方向にはスクロールしないものとする。また、コンテンツ画面の拡大/縮小については考慮しないものとする。
図3は、計測点設定部270および座標取得部272の処理の内容について説明するための図である。コンテンツ画面CCは、表示部220の表示面DAよりもサイズが大きく、縦方向にスクロールする画面である。コンテンツ画面CCには、対象コンテンツTCが含まれている。図3の例では、対象コンテンツTCは、まだ表示面DAに現れていない。計測点設定部270は、対象コンテンツTCの占める領域内に、複数の計測点MPを設定する。計測点MPは、例えば、横方向に関する任意の座標において、縦方向に等間隔に複数個設定される。計測点MPを100個設定すると、百分率の計算が容易になるため好適であるが、256個など、計算の便宜上、都合の良い他の個数の計測点MPが設定されてもよい。以下の説明では、100個の計測点をMP(1)、MP(2)、…、MP(100)のように示す場合がある。
座標取得部272は、ブラウザ262から、対象コンテンツTCの参照点の表示面DAにおける位置(座標)を取得する。例えば、座標取得部272は、対象コンテンツTCの左上隅である参照点RP1と、対象コンテンツTCの右下隅である参照点RP2との表示面DAにおける位置を取得する。これに代えて、座標取得部272は、コンテンツ画面CCにおける表示面DAの左上隅にある画素の座標などを取得してもよい。
判定部274は、例えば、座標取得部272により取得された参照点の表示面DAにおける位置(或いはコンテンツ画面CCにおける表示面DAの左上隅にある画素の座標など)に基づいて、各計測点MPが表示面DAに存在するか否かを判定する。
図4は、判定部274および計測結果記録部276の処理の内容について説明するための図である。図4に示す場面は、図3に示す場面から上方向にスクロールされた場面を示している。この状態において、計測点MP(1)〜MP(k)は表示面DAに現れているが、計測点MP(k+1)〜MP(100)はまだ表示面DAに現れていない。判定部274は、例えば、座標取得部272により取得された情報と、ページデータから把握される対象コンテンツTCの縦横のサイズと、各計測点MPの座標(コンテンツ画面CCにおける座標、或いは対象コンテンツTC内の座標)とに基づいて、各計測点MPが表示面DAに現れているか否かを判定する。
計測結果記録部276は、判定部274により表示面DAに現れていると判定された計測点MPを計測結果データ264として記録する。
図5は、計測結果データ264の内容の一例を示す図である。計測結果データ264は、計測点MPごとに、既に表示された(視認された)か否かを示す視認済フラグが対応付けられたデータである。計測結果記録部276は、判定部274により表示面DAに現れていると判定された計測点MPに対して、視認済フラグをデフォルト値であるFalseからTrueに上書きする。なお、図4に示す状態から下方向にスクロールされた場合、表示面DAに現れていると判定される計測点MPの数は減少するが、この場合でもTrueからFalseへの上書きは行わない。但し、全ての計測点MPが表示面DAから外れた場合、計測結果記録部276は、計測結果データ264をリセットして全ての計測点MPの視認済フラグをFalseにする。
結果出力部278は、任意のタイミングで、視認済フラグがTrueになっている計測点MPの数をカウントし、カウントした値に基づいて導出される読了率を、提供装置100などに出力する。結果出力部278は、計測点MPの数が100であれば、視認済フラグがTrueになっている計測点MPの数を、そのまま百分率の読了率として出力してよい。また、結果出力部278は、計測点MPの数が100でない数字nであれば、視認済フラグがTrueになっている計測点MPの数を数字nで除算して、必要に応じて100を乗算して百分率の読了率として出力してよい。これによって、結果出力部278は、既に視認されたコンテンツの領域の割合を示す読了率を導出し、自装置内または他装置に出力することができる。なお、「自装置内に出力する」とは、記憶部260における、他の機能部が参照可能な領域に情報を書き込むことであってよい。
結果出力部278は、読了率を、定期的に出力してもよいし、読了率が所定割合(例えば50%)を超えたタイミングで出力してもよい。また、全ての計測点MPが表示面DAから外れたタイミングで、そのタイミングの直前において視認済フラグがTrueになっている計測点MPの数をカウントし、カウントした値に基づいて導出される読了率を出力してもよい。
<5.フローチャート>
図6は、スクリプトが実行されることにより行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、計測点設定部270が、ページデータから対象コンテンツTCを認識し(S200)、計測点MPを設定する(S202)。
次に、座標取得部272が、ブラウザ262から、対象コンテンツTCの位置を認識するための座標を取得する(S204)。次に、判定部274が、各計測点MPについて表示面DAに現れているか否かを判定し(S206)、表示面DAに現れた計測点MPがあるか否かを判定する(S208)。表示面DAに現れた計測点MPが無い場合は、S204に処理が戻される。
表示面DAに現れた計測点MPがあると判定された場合、座標取得部272が、ブラウザ262から、対象コンテンツTCの位置を認識するための座標を取得し(S210)、判定部274が、各計測点MPについて表示面DAに現れているか否かを判定する(S212)。
そして、計測結果記録部276が、表示面DAに現れており、且つ、計測結果データ264における視認済フラグがFalseの計測点MPがあるか否かを判定する(S214)。表示面DAに現れており、且つ、計測結果データ264における視認済フラグがFalseの計測点MPがある場合、計測結果記録部276は、当該計測点MPの視認済フラグをTrueに上書きする(S216)。
次に、計測結果記録部276が、全ての計測点MPが表示面DAから外れたか否かを判定する(S218)。全ての計測点MPが表示面DAから外れた場合、計測結果記録部276が、計測結果データ264における視認済フラグをリセットして全てFalseとし、本フローチャートの処理が終了する。
全ての計測点MPが表示面DAから外れていない場合、結果出力部278が、結果出力タイミングが到来したか否かを判定する(S222)。結果出力タイミングが到来していない場合、S210に処理が戻される。
一方、結果出力タイミングが到来した場合、結果出力部278は、計測結果データ264における視認済フラグがTrueである計測点MPの数をカウントし、カウントした結果に基づく読了率を出力する(S224)。
<6.応用例1>
上記説明したスクリプトにより導出される読了率は、例えば、以下のように利用される。例えば、スクリプトは、読了率が閾値Th(例えば50[%])以上となった場合に、コンテンツ画面CCの挙動を変化させるようにしてもよい。「コンテンツ画面CCの挙動を変化させる」とは、対象コンテンツTCの挙動を変化させることと、コンテンツ画面CCにおける対象コンテンツTC以外の部分の挙動を変化させることとの双方を含んでよい。
図7は、読了率が閾値Th以上となった場合に、コンテンツ画面CCの挙動を変化させる動作の一例を示す図である。図示するように、読了率が閾値Th未満の状態(図では30[%])では、対象コンテンツTCを静止コンテンツとし、読了率が閾値Th以上の状態(図では70[%])の状態になると、対象コンテンツTCを動画コンテンツに切り替えるようにしてよい。この場合、スクリプトは、予めダウンロードされている動画コンテンツの再生をブラウザ262に指示してもよいし、改めて動画コンテンツのダウンロードを行ってもよい。
図8は、コンテンツ画面CCの挙動を変化させる動作の他の一例を示す図である。図示するように、読了率が閾値Th以上の状態(図では70[%])の状態になると、コンテンツ画面CCに、読了率が閾値Th未満の状態(図では30[%])では表示されていなかった何らかのオブジェクト(図ではサンプルボタンSB)を表示させるようにしてよい。
図9は、応用例に係る端末装置200の構成の一例を示す図である。この例では、プロセッサ240によりスクリプトが実行されることで実現される機能として、挙動制御部280が追加されている。
図10は、読了率が閾値Th以上となった場合に、コンテンツ画面CCの挙動を変化させる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、S200〜S220までの処理は、図6で説明した処理と同様であるため、再度の説明を省略する。
S218で全ての計測点が表示面DAから外れていないと判定された場合、結果出力部278が、計測結果データ264における視認済フラグがTrueである計測点MPの数をカウントし、カウントした結果に基づく読了率を出力する(S230)。
次に、挙動制御部280が。S230で出力された読了率が閾値以上であるか否かを判定する(S232)。読了率が閾値未満である場合、S210に処理が戻される。一方、読了率が閾値以上である場合、挙動制御部280は、図8および図9で例示したように、コンテンツ画面CCの挙動を変化させる(S234)。
<7.応用例2>
読了率は、対象コンテンツTCが広告コンテンツである場合、インプレッションのカウントに使用されてよい。図11は、読了率が広告配信サーバ300により利用される様子を示す図である。コンテンツ画面CCに広告コンテンツである対象コンテンツTCを埋め込む処理は、端末装置200からの要求に応じて広告配信サーバ300から端末装置200に広告コンテンツが送信される方式で行われてもよいし、提供装置100が広告コンテンツを埋め込んだページデータを端末装置200に送信する方式で行われてもよい。図7では前者のイメージを記載している。広告配信サーバ300は、端末装置200から定期的に送られてくる読了率を取得し、読了率が閾値以上となったときに、広告コンテンツのインプレッションを1カウントアップする。
また、読了率は、対象コンテンツTCを作成した作成者への謝金を計算するための基準として用いられてもよい。
<8.他の実施例>
上記実施形態では、計測結果データ264には計測点MPごとの視認済フラグが格納されるものとしたが、更に、継続的に表示されている(表示面DAに現れている)時間、および/または表示されなくなってからの経過時間を認識するための情報が付随して格納されてもよい。
図12は、他の実施形態に係る計測結果データ264Aの内容の一例を示す図である。図示するように、計測結果データ264Aは、計測点MPごとに、視認済フラグ、表示開始時刻、表示継続時間、表示終了時刻、および非表示継続時間(表示されなくなってからの経過時間)が対応付けられたデータである。
この場合において、計測結果記録部276は、例えば、非表示継続時間が所定時間を超えた計測点MPについて、TrueからFalseに上書きするタイムアウト処理を行ってよい。これによって、最後に視認された時刻から長い時間が経過している計測点MPを無効にし、用途によっては実体に即した読了率を求めることができる。
また、結果出力部278は、表示継続時間を重みとして用いた修正読了率を導出してもよい。修正読了率は、例えば式(1)に基づいて導出される。式中、Tpは、視認フラグがTrueである計測点MPの表示時間である。Trefは基準時間であり、固定時間であってもよいし、計測結果データ264Aの内容に基づいて導出される時間であってもよい。
(修正読了率)=Σ{Tp|FG=True}/n×Tref …(1)
また、読了率の用途によっては、対象コンテンツTCの中心部が視認されたことが、周辺部が視認されたことよりも重要である場合がある。このため、結果出力部278は、複数の計測点MPのうち中心部に近い計測点MPに対して、周辺部よりも高い重みを付けて、加重和を求めることで読了率を導出してもよい。図13は、計測点MPに対して設定される重みの一例を示す図である。また、同様の趣旨により、計測点設定部270は、対象コンテンツTCの中心部において、周辺部よりも計測点MPを密に設定してもよい。図14は、他の実施例において設定される計測点MPの一例を示す図(その1)である。また、中心部に限らず、見せたい領域に高い重みを付与し、或いは計測点MPを密に設定してもよい。
また、上記ではコンテンツ画面CCは縦方向にのみスクロールし、横方向にはスクロールしないものとしたが、縦方向と横方向の双方にスクロールする場合、計測点MPは、二次元マトリクス状に設定されてもよい。図15は、他の実施例において設定される計測点MPの一例を示す図(その2)である。こうすれば、縦方向と横方向にスクロールするコンテンツ画面CCに対しても、対象コンテンツTCの読了率を適切に導出することができる。
<9.まとめ>
以上説明したプログラム、端末装置の制御方法、および提供装置の実施形態によれば、対象コンテンツTCに設定される複数の計測点MPごとに、計測点MPに対応する対象コンテンツTCの一部が既に表示部22により表示されたか否かを示す視認済フラグを端末装置200のメモリ(記憶部260)に記憶させる処理と、所定のタイミングで、メモリ(記憶部260)に記憶させた視認済フラグに基づいて、対象コンテンツTCの読了率を示す情報を出力させる処理と、を実行させることで、既に視認されたコンテンツの領域の割合を、より確実に導出することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100 提供装置
110 通信部
120 配信部
130 ページ生成部
150 記憶部
152 コンテンツデータ
154 プログラムデータ(スクリプト)
200 端末装置
210 通信部
220 表示部
230 入力部
240 プロセッサ
260 記憶部
262 ブラウザ
264 計測結果データ
270 計測点設定部
272 座標取得部
274 判定部
276 計測結果記録部
278 結果出力部
280 挙動制御部
300 広告配信サーバ

Claims (12)

  1. 表示部を有する端末装置に、
    コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、
    前記計測点のそれぞれに対し、対応する前記コンテンツの一部が継続的に表示されている時間を付随させて前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    を実行させるためのプログラム。
  2. 前記端末装置に、前記読了率を示す情報を出力させる処理において、前記継続的に表示されている時間を重みとして前記読了率を導出させる、
    請求項1記載のプログラム。
  3. 表示部を有する端末装置に、
    コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、
    前記計測点のそれぞれに対し、対応する前記コンテンツの一部が表示されなくなってからの経過時間を付随させて前記端末装置のメモリに記憶させる処理を行わせる処理と、
    を実行させるためのプログラム。
  4. 前記端末装置に、更に、前記コンテンツの一部が表示されなくなってからの経過時間が所定時間を超える計測点について、前記表示部により表示されていないことを示すフラグ情報に変更する処理を行わせる、
    請求項3記載のプログラム。
  5. 前記出力させる処理は、
    前記フラグ情報が記憶されている計測点の数を全ての計測点の数で除算した値を、前記読了率として出力させる処理である、
    請求項1から4のうちいずれか1項記載のプログラム。
  6. 前記複数の計測点は、前記コンテンツのスクロール方向に沿って並べて設定される、
    請求項1から5のうちいずれか1項記載のプログラム。
  7. 前記記憶させる処理は、
    前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が前記表示部により表示された場合、前記計測点に対応するフラグ情報が未表示を示す情報であれば、前記未表示を示す情報から表示済を示す情報に上書きし、
    前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が前記表示部により表示されなくなった場合、前記計測点に対応するフラグ情報を、表示済を示す情報に維持する処理である、
    請求項1から6のうちいずれか1項記載のプログラム。
  8. 前記端末装置に、更に、
    前記読了率が閾値以上となった場合に、前記コンテンツを含む画面の挙動を変化させる処理を行わせる、
    請求項1から7のうちいずれか1項記載のプログラム。
  9. 表示部を有する端末装置が、
    コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、
    前記計測点のそれぞれに対し、対応する前記コンテンツの一部が継続的に表示されている時間を付随させて前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    を実行する、端末装置の制御方法。
  10. 表示部を有する端末装置が、
    コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、
    前記計測点のそれぞれに対し、対応する前記コンテンツの一部が表示されなくなってからの経過時間を付随させて前記端末装置のメモリに記憶させる処理を行わせる処理と、
    を実行する、端末装置の制御方法。
  11. 表示部を有する端末装置に、
    コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、
    前記計測点のそれぞれに対し、対応する前記コンテンツの一部が継続的に表示されている時間を付随させて前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    を実行させるためのプログラムを、前記端末装置からの前記コンテンツの要求に応じて送信する提供装置。
  12. 表示部を有する端末装置に、
    コンテンツに設定される複数の計測点ごとに、前記計測点に対応する前記コンテンツの一部が既に前記表示部により表示されたか否かを示すフラグ情報を前記端末装置のメモリに記憶させる処理と、
    所定のタイミングで、前記メモリに記憶させたフラグ情報に基づいて、前記コンテンツの読了率を示す情報を出力させる処理と、
    前記計測点のそれぞれに対し、対応する前記コンテンツの一部が表示されなくなってからの経過時間を付随させて前記端末装置のメモリに記憶させる処理を行わせる処理と、
    を実行させるためのプログラムを、前記端末装置からの前記コンテンツの要求に応じて送信する提供装置。
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