JP6361850B2 - 羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置 - Google Patents

羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置 Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置に関し、特に水深が比較的浅く中低速の河川や用水路等の開水路流れの相対流れのある流体中に設置する羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置に関する。
本発明は、流体の流れを増速することで高出力のエネルギーを生成する羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置に関し、相対流れのある流体中に流体機械のケーシングを設置している。ケーシングは、ノズル部および入口部に対し出口部の幅方向を大きくしたディフューザ部を備えている流体は例えば水であり、ケーシングの羽根車収容部の動力発生装置である軸流羽根車が配置された水車および水力発電機である。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置に関する出願人の発明した先行技術について述べる。羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置のケーシングは、相対流れのある流体中、例えば水中に設置され、入口部に対し出口部の幅方向を大きくしたディフューザ部を有し、ケーシングのディフューザ部は入口部の高さから出口部までの高さをほぼ一定にしている。流体機械のケーシングは、ディフューザ部の出口部にフランジを備え、このフランジは増速プレートとして流体の流れを増速させる機能を有している。
上述の羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置は、ケーシングの羽根車収容部に配置された動力発生装置として、翼の断面形状が一方の面が対となる面に比べてふくらみが大きい断面形状である揚力を発生する3枚の羽根を有する軸流羽部車を採用している。ケーシングの吸込口から流入した流体が軸流羽根車に作用し、動力を発生させる。軸流羽根車で生じた動力エネルギーを、それぞれが流体にさらされた第一動力伝達部、歯車部、第二動力伝達部からなる動力伝達部系を介して、発電機に伝達作用させ、電気エネルギーに変換している。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、流体の圧力によってケーシングが変形して、例えば羽根車の羽根がケーシングのディフューザ部に接触する不都合が生じているため、ケーシングの変形を防止することが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、ケーシングが流体の圧力で変形しかつ動力伝達部系とケーシングとの分離が不十分で、動力伝達系に不具合が生じるため、ケーシングの変形を防止することが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、動力伝達部系からの熱が発電機等に伝達し、発電機等の性能が低下するため、動力伝達部系からの熱発生および熱伝達を最少にして発電機等の性能を向上することが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、動力伝達部系とケーシングの接続が不十分であり、また羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の構造体全体の強度が不十分であるため構造体全体の強度を高めることが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、発電機の自重によるケーシングの変形を防止することが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、歯車部の摩擦により品質の低下があり、歯車部の摩擦による品質低下の改善、歯車部の摩擦損失の低減および歯車部の静音効果を向上することが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、羽根車を高速で回転し、動力伝達部系で効果的に減速して高出力の発電を行なうことが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、ケーシングの変形によるゆがみをなくし、ケーシングの吸込口周辺からのケーシングの外周への流体漏れをなくし、流体のスムーズ流れを得ることが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、ケーシングに収容された羽根車がケーシングの吸込口をふさぐことなく、羽根車を通過する流体の十分な流量を確保することが望まれていた。
羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、歯車部の噛み合い精度を高くして、振動や騒音を減少し、抑制することが望まれていた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は流体の圧力によってケーシングが変形して、例えば羽根車の羽根がケーシングのノズル部、羽根車収納部またはディフューザ部に接触する不都合が生じることなく、ケーシングの変形を防止することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は動力伝達部系とケーシングの分離がなされて、ケーシングの変形を防止することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は動力伝達部系からの熱の伝達を低減し、発電機等の性能の低下を防止することできる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は動力伝達部系とケーシングの接続が良好であり、羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の構造体全体の強度の向上することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は発電機の自重によるケーシングの変形を防止することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は歯車部の摩擦による品質低下の改善、歯車部の摩擦損失の改善、歯車部の静音効果を上げることができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は羽根車を高速で回転し、動力伝達部系で効果的に減速して高出力の発電を行なうことができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的はケーシングの変形によるゆがみがなく、ケーシングの吸込口周辺からのケーシングの外周への流体漏れがなく、流体のスムーズな流れを達成することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的はケーシングに収容された羽根車がケーシングの吸込口をふさぐことのなく、羽根車を通過する流体の十分な流量を確保することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は歯車部の噛み合い精度が高く、振動や騒音を減少し、抑制することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、相対流れのある流体中に配置される吸込口と排出口を備えてディフューザ部を有するケーシング、前記ケーシングの羽根車収納部に配置された羽根車を有する流体機械において、前記ケーシングの前記ディフューザ部の上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の前方に配置される前支柱体、前記前支柱体は、前記前支柱体の上部先端に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部先端に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる前記内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の後方に配置される後支柱体、前記後支柱体は、前記後支柱体の上部先端に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部先端に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート体、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレート体を備え、前記上プレート体と前記下プレート体を対向させて配置した二重プレート構造としたこと特徴とした羽根車を有する流体機械にある。
本発明は、相対流れのある流体中に配置される吸込口と排出口を備えてディフューザ部を有するケーシング、前記ケーシングの羽根車収納部に配置された羽根車を有する流体機械において、前記ケーシングの前記ディフューザは、入口部に対し出口部の幅方向を大きく、前記入口部の高さから前記出口部の高さまでの高さをほぼ一定にした構造であり、前記ケーシングの前記排出口に設けられたフランジ、前記ケーシングの前記ディフューザ部の上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の前方に配置される前支柱体、前記前支柱体は、前記前支柱体の上部先端に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部先端に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる前記内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の後方に配置される後支柱体、前記後支柱体は、前記後支柱体の上部先端に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部先端に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート体、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレート体を備え、前記上プレート体と前記下プレート体を対向させて配置した二重プレート構造としたこと特徴とした羽根車を有する流体機械にある。
本発明は、相対流れのある流体中に配置される吸込口と排出口を備えてディフューザ部を有するケーシング、前記ケーシングの羽根車収納部に配置された羽根車、前記羽根車によって生じた動力を伝達する第一動力伝達部、前記第一動力伝達部の後部に配置された歯車部、前記歯車部の後部に配置された第二動力伝達部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の上部に配置された発電機を有する流体機械を備えた流体発電装置において、前記ケーシングの前記ディフューザ部の上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の前方に配置される前支柱体、前記前支柱体は、前記前支柱体の上部先端に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部先端に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる前記内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の後方に配置される後支柱体、前記後支柱体は、前記後支柱体の上部先端に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部先端に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート体、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレート体を備え、前記上プレート体と前記下プレート体と対向させて配置した二重プレート構造としたこと特徴とした流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、相対流れのある流体中に配置される吸込口と排出口を備えてディフューザ部を有するケーシング、前記ケーシングの羽根車収納部に配置された動力発生装置、前記動力発生装置によって生じた動力を伝達する第一動力伝達部、前記第一動力伝達部の後部に配置された歯車部、前記歯車部の後部に配置された第二動力伝達部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の上部に配置された発電機を有する流体機械を備えた流体発電装置において、前記ケーシングの前記ディフューザは、入口部に対し出口部の幅方向を大きく、前記入口部の高さからと前記出口部までの高さをほぼ一定にした構造であり、前記ケーシングの前記排出口に設けられたフランジ、前記ケーシングの前記ディフューザ部の上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の前方に配置される前支柱体、前記前支柱体は、前記前支柱体の上部先端に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部先端に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記流体が流れる前記内部および前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ケーシングの前記ディフューザ部の後方に配置される後支柱体、前記後支柱体は、前記後支柱体の上部先端に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部先端に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート体、前記ケーシングの前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレート体を備え、前記上プレート体と前記下プレート体を対向させて配置した二重プレート構造としたこと特徴とした流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明によれば、流体の圧力によってケーシングが変形して、羽根車の羽根がケーシングのノズル部に接触する不都合をなくし、ケーシングの変形を防止することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置が得られた。
本発明によれば、動力伝達部系とケーシングの分離が十分になされ、ケーシングの変形を防止することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置が得られた。
本発明によれば、動力伝達部系からの熱を低減し、発電機等の性能の低下を防ぐことができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置が得られた。
本発明によれば、動力伝達部系とケーシングの接続が良好で、羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の構造体全体の強度を向上することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置が得られた。
本発明によれば、発電機の自重によるケーシングの変形を防止することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置が得られた。
本発明によれば、羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置において、歯車部の摩擦による品質低下の改善、歯車部の摩擦損失を低減し、歯車部の静音効果を上げることができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置が得られた。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は羽根車を高速で回転でき、動力伝達部系で効果的に減速して高出力の発電を行なうことができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的はケーシングのゆがみがなく、ケーシングの吸込口周辺からのケーシングの外周への流体漏れがなく、流体のスムーズな流れを達成することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的はケーシングに収容された羽根車がケーシングの吸込口をふさぐことがなく、ケーシングの内部に異物がつまりにくくし、かつ水路から流体が溢れにくくし、羽根車を通過する流体の十分な流量を確保することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、その目的は歯車部の噛み合い精度が高く、振動や騒音を減少し、抑制することができる羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置にある。
図1は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の断面図である。 図2は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の正面図である。 図3は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の背面図である。 図4は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の上面図である。 図5は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の底面図である。 図6は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の上カバープレートの飾り板を取り除いた上面図である。 図7は、本発明の一実施例を示す羽根車を有する流体機械および流体機械を備えた流体発電装置の前支柱体の本体部の一部を切り欠いた図である。
以下、本発明の一実施例である羽根車を有する流体機械および流体機械を備ディフューザ部4から構成されている。
また、流体機械Aは、図1、図2および図3に示すように、主としてケーシング1の羽根車収容部に配置された動力発生装置である軸流羽根車5、ケーシング1のディフューザ部4の出口部の外周に取り付けられたフランジ6で構成される。このフランジ6は、上下2個の横長のフランジサポート板7で固定、支持されている。流体機械Aのケーシング1は、ノズル部2とディフューザ部4とを有している。ノズル部2の先端に吸入口8、ケーシング1のディフューザ部4の後端に排出口9を有している。
本発明の一実施例である流体機械Aのフランジ6は、増速プレートの役割を果たす機能を有する。ケーシング1のディフューザ部4の出口部に低圧領域がより強く形成され、ケーシング1の吸入口8の圧力がより低下するので、流体の大きな増速効果が得られる。
流体機械Aのケーシング1の羽根車収容部3に配置された軸流羽根車5は、図2に示すように、2枚の羽根を備えている。軸流羽根車5の2枚の羽根は、翼の断面形状が一方の面が対となる面に比べてふくらみが大きい断面形状を有し、揚力を発生する。ケーシング1のノズル部2の入口部の断面積は、ノズル部2の出口部の断面積よりも大きくしている。
本発明の一実施例の流体機械Aのケーシング1のディフューザ部4は、ディフューザ部4の入口部に対し出口部の高さをほぼ一定とし幅方向を大きくした形状またはディフューザ部4の入口部の高さから出口部までの高さをほぼ一定とし、ディフューザ部4の入口部に対し出口部の幅方向を大きくした形状を有している。
ノズル部2、羽根車収容部3、ディフューザ部4を一体的に形成したケーシング1は、繊維強化プラスチック材料またはSUS材料等を用いて製作されている。ケーシング1の軸流羽根車5は2枚の羽根を有し、例えばアルミニウム材料、SUS材料、フッ素系樹脂加工を施したアルミニウム材料等を用いて製作されている。
流体機械Aは、ケーシング1のディフューザ部4の上平面にディフューザ部4の上中央部から後部に延びる上カバープレート10およびケーシング1のディフューザ部4の下平面部にディフューザ部4の下中央から後部に延びる下プレート11をそれぞれ対向して配置している。図4および図5に示すように、上カバープレート10および下プレート11は、後方側の幅が前方側の幅より広くなる末広がり四面形状構造体である。上カバープレート10および下プレート11はアルミニウム製で錆びにくく、熱伝導率を向上させ、冷却効果を高める材料を採用し、軽量化を計っている。下プレート11は、図5に示すように下部中央に貫通孔11aを設けて材料の低減をはかり、下プレート11の軽量化を計っている。
流体機械Aは、上カバープレート10、ケーシング1のディフューザ部4および下プレート11を貫通して垂直方向に延びる2個の前支柱体12を有している。また、流体機械Aは、上カバープレート10、ケーシング1のディフューザ部4および下プレート11を貫通して垂直方向に延びる2個の後支柱体13を有している。2個の前支柱体12および2個の後支柱体13は中実のほぼ円柱形のアルミニウム製で錆びにくく、熱伝導率を向上させ、冷却効果を高める材料を採用し、軽量化を計っている。
流体機械Aの後支柱体13間の距離は、前支柱体12間の距離より大きい。流体の流れに対し右側に配置される前支柱体12と後支柱体13と流体の流れに対し左側に配置される前支柱体12と後支柱体13とはそれぞれ対称的に配置されている。
流体機械Aの上カバープレート10の上部に、図1、図2、図3、図4および図6に示すように、アルミニウム製の前方から後方に立ち上がる右上がりの傾斜面(角度ほぼ30度の傾斜)、上面、底面、側面および後面を有する本体部と、この本体部の上面にアルミニウム製の前方から後方に立ち上がる右上がりの傾斜面(角度ほぼ30度の傾斜)を有する飾り板10aを取り付けている。右上がりの傾斜面を形成したので、流体が上カバープレート10の外形に沿ってスムーズに流れる。上カバープレート10の本体部の後面はフランジ6の前面壁まで延びている。
流体機械Aの前支柱体12の上部は、ケーシング1のディフューザ部4の上外周から突出して、前支柱体上固定具(ナット)14によって、ディフューザ部4の上外周に固定される。前支柱体12は、ケーシング1のディフューザ部4の上外周を貫通し、ケーシング1のディフューザ部4の内部を通る。さらに、前支柱体12は、ケーシング1のディフューザ部4の下外周を貫通し、下プレート11を貫通して、下プレート11から突出する。前支柱体12の下部は、前支柱体下固定具(ナット)14によって、下プレート11を挟む形でケーシング1のディフューザ部4の下外周に固定される。
流体機械Aの後支柱体13の上部は、ケーシング1のディフューザ部4の上外周から突出して、後支柱体上固定具(ナット)16によって、ディフューザ部4の下外周に固定される。後支柱体13は、ケーシング1のディフューザ部4の下外周を貫通し、ケーシング1のディフューザ部4の内部を通る。後支柱体13は、ケーシング1のディフューザ部4の下外周を貫通し、下プレート11を貫通して、下プレート11から突出している。後支柱体13の下部は、後支柱体下固定具(ナット)16によって、下プレート11を挟む形でケーシング1のディフューザ部4の下外周に固定される。
流体機械Aの上カバープレート10の本体部の上部には、図6に示すように、2個の前支柱体上固定具(ナット)14を取り付ける貫通孔、2個の後支柱体上固定具(ナット)16を取り付ける貫通孔、後述する6個の第一動力伝達部支持体固定具(ナット)26を取り付ける貫通孔、および後述する発電機24を載置する凹みが設けられている。上カバープレート10の右上がりの傾斜面を除いた本体部の高さ(厚み)はほぼ一定である。
流体機械Aの上カバープレート10の飾り板10aの下方に、図1に示すように、前支柱体12の2個の前支柱体上固定具14、後支柱体13の2個の後支柱体上固定具16を配置している。従って、上カバープレート10はこれらの固定具14、16は飾り板10aで覆って(カバーして)上カバープレート10に配置されている。
流体機械Aの第一動力伝達部支持体25は、図1および図6に示すように、上部カバープレート10の内部に配置される6個の第一動力伝達部支持体固定具(ナット)26で固定され、支持される。このように、第一動力伝達部支持体固定具26も上部カバープレート10に配置されている。
このように、前支柱体12の前支柱体上固定具14、後支柱体13の後支柱体上固定具16および第一動力伝達部支持体25の第一動力伝達部支持体固定具26はそれぞれ、上カバープレート10に配置され、上カバープレート10によって覆われる(カバーされる)ので、これらの各種固定具14、16、26は流体の流れに直接さらされることはない。上カバープレート10には、図6に示すように、SUS棒をねじ込んで流体機械Aおよび流体発電機装置Bを懸架できる4個の懸架部材(吊り部材)18を設けている。
本発明の一実施例である前支柱体12および後支柱体13の構成について説明する。前支柱体12および後支柱体13は同一構成のものを用いており、アルミニウム製の中実の座付き両ねじボルトを採用している。ここでは、前支柱体12の構成について説明する。図7に示すように、前支柱体12は、本体部12aの上部に座部12b1とこの座部12b1より上方に突出する本体部12aと一体に設けられたねじ部12c1を有している。また、前支柱体12は、本体部12aの下部に座部12b2とこの座部12b2より下方に突出する本体部12aと一体に設けられたねじ部12c2を有している。
図1および図7に示すように、前支柱体12の前支柱体上固定具14であるナットは、前支柱体12のねじ部12c1に嵌入され、上カバープレート10の飾り板10aによって覆われている(カバーされている)。上カバープレート10の底面は、前支柱体12の座部12b1に載置されている。ケーシングのディフューザ部4は、上カバープレート10の底面に位置されられている。下プレート体11の上面は前支柱体12の座部12b2の下面に載置されている。ケーシング1のディフューザ部4は、下プレート体11の上面に位置させられている。
上述したように、アルミニウム製の中実の座付き両ねじボルトを採用した2個の前支柱体12および2個の後支柱体13によって、上カバープレート10と下プレート体11を直接固定、支持でき、上カバープレート10と下プレート11の距離を一定に保つことができる。上カバープレート10と下プレート11に挟まれたケーシング1のディフューザ部4の変形や振動を阻止できる。ケーシング1のディフューザ部4は、2個の前支柱体12および2個の後支柱体13の合計4個の支柱体12、13のそれぞれの高さは一定であり、流体中に所定の確定した位置に独立して配置されるので、ケーシング1のディフューザ部4の変形は生じにくい。
上述したように、アルミニウム製の中実の座付き両ねじボルトを採用した2個の前支柱体12および2個の後支柱体13によって、流体発電装置Bの動力駆動系は、ケーシング1のディフューザ部4とは明確に分離独立した構成である。従って、ケーシング1のディフューザ部4が例え水圧で変形しても、流体発電装置Bの動力伝達系に影響を与えることはない。
次に、羽根車を有する流体機械を備えた流体発電装置Bについて説明する。上記したように本発明の一実施例である羽根車を有する流体機械Aである水車は、主としてノズル部2、羽根車収容部3とディフューザ部4を有するケーシング1、軸流羽根車5、フランジ6、上カバープレート10および下プレート体11、2個の前支柱体12および2個の後支柱体13等で構成されている。
流体発電装置Bである水力発電機は、羽根車を有する流体機械Aの上記構成要素に加えて、動力発生装置である軸流羽根車5によって生じた動力を伝達する水平方向に延びる第一動力伝達部21、この第一動力伝達部21の後方に配置された密閉ボックス形歯車部22、密閉ボックス形歯車部22に連結され垂直方向に配置された第二動力伝達部23およびケーシング1のディフューザ部4の上外周の上カバープレート10の上平面に配置された発電機(永久磁石発電機)24で構成されている。
流体発電装置Bの第一動力伝達部21、密閉ボックス形歯車部22および第二動力伝達部23は、ケーシング1のディフューザ部4の内部に収容、配置されている。発電機24は、軸流羽根車5によって生じた動力エネルギーを電気エネルギーに変換する。発電機24として、水中仕様の永久磁石発電機を適用したので、防水性能の大幅な向上および外部電源無しでの発電が実現できた。
流体発電装置Bの第一動力伝達部21は、軸流羽根車5によって生じた動力エネルギーを伝達する機構としてシャフトおよびシャフトを支持するベアリング等によって構成されている。密閉ボックス形歯車部22は、垂直方向に配置される密閉ボックス形歯車部22に内蔵、収容されているかさ歯車(ギヤ)および水平方向に配置される密閉ボックス形歯車部22に内蔵、収容されているかさ歯車の2個のかさ歯車群等で構成されている。第二動力伝達部23は、軸流羽根車5によって生じた動力エネルギーを伝達する機構としてシャフトおよびシャフトを支持するベアリング等によって構成されている。
流体発電装置Bにおいて、第一動力伝達部21、密閉ボックス形歯車部22、第二動力伝達部23の位置する箇所の上方には、上カバープレート10が位置し、第一動力伝達部21、密閉ボックス形歯車部22、第二動力伝達部23の位置する箇所の下方には下プレート体11が位置されている。発電機24は、上カバープレート10の上部に載置されている。
流体発電装置Bは、ケーシング1のディフューザ部4の内部のほぼ中央上部に、第一動力伝達部21を吊り下げ支持する第一動力伝達部支持体25を設けている。第一動力伝達部支持体25は、図1および図6に示すように、ケーシング1のディフューザ部4の上方に位置するカバープレート10の内部に配置された6個の第一動力伝達部支持体固定具(ナット)26によって取り付けられ、支持されている。
このように本発明の一実施例の流体機械Aでは、2個の前支柱体12の上部および2個の後支柱体13の上部は、ケーシング1のディフューザ部4の外周上平面に固定され、支持されている。2個の前支柱体12の下部および2個の後支柱体13の下部は、下プレート11を介して、ケーシング1のディフューザ部4の外周平面に固定され、支持されている。2個の前支柱体12および2個の後支柱体13は、下プレート11によってケーシング1のディフューザ部4の下外周と連続的に接続されているので、ケーシング1のディフューザ部4の変形を防止し、流体機械Aの構造体全体で強度が向上した。
本発明の一実施例である流体発電装置Bでは、ケーシング1のディフューザ部4の出口部を後支柱体13の直後に位置させているので、ケーシング1のディフューザ部4の流体の流れ方向の長さ(水平方向長さ)が短縮でき、ケーシング1の重量の低減がはかれ、小形の流体発電装置Bが得られた。
流体発電装置Bでは、上カバープレート10および下プレート11で構成される2重プレート構造を採用している。このように、上下の2重のアルミニウム製上カバープレート10および下プレート11の装備によって冷却効果が向上し、熱による発電機24等の性能の低下を防ぐことができた。
また、上下の2重のアルミニウム製の上カバープレート10および下プレート体は、ケーシング1のディフューザ部4の上外周および下外周と連続的に接続されているので、ケーシング1のディフューザ部4の変形を防止でき、軸流羽根車5を有する流体機械Aの構造体全体の強度を向上することができた。
流体発電装置Bでは、上下の2重のアルミニウム製の上カバープレート10および下プレート11構造によって、発電機24の自重によるケーシング1のディフューザ部4の変形を防止することができ、また密閉ボックス形歯車部22の摩擦による品質の低下が防止でき、歯車の摩擦損失の低下が果たされ、静音効果を向上することができた。
流体発電装置Bでは、第一動力伝達部21の先端部は、2個の前支柱体12の前方に位置されている。また、第一動力伝達部支持体26は、2個の前支柱体12の後方に位置されている。密閉ボックス形歯車部22および第二動力伝達部23は、2個の後支柱体13の前方に位置されている。いいかえれば、第一動力伝達部支持体25、密閉ボックス形歯車部22および第二動力伝達部23は、2個の前支柱体12と2個の後支柱体13の中間に配置されている。
流体発電装置Bでは、密閉ボックス形歯車部22および第二動力伝達部23の直後に配置された2個の後支柱体13は、ケーシング1のディフューザ部の出口部の直前に配置されている。このため、流体発電装置Bのケーシング1のディフューザ部4の流体の流れ方向の長さ(水平方向長さ)が短縮できた。
次に、本発明の一実施例である上述の流体機械Aの動作を説明する。軸流羽根車5を有する流体機械Aを相対流れのある流体中に設置されたケーシング1、軸流羽根車5、フランジ6により構成される流体機械A内にケーシング1の吸入口8から流入した流体が軸流羽根車5に作用し動力を発生させる。
流体機械Aは、流体が保有する流水エネルギー(運動エネルギー)を効率よく利用する。ケーシング1の吸入口8近傍の圧力が排出口9の圧力よりも低下する。ケーシング1の排出口9の圧力は、ケーシング1のディフューザ部4の外部の圧力とほぼ等しくなるため、ケーシング1の吸入口8近傍の流体の流速よりも増速されて速くなる箇所に、流れエネルギーの取り出し位置に軸流羽根車5を配置した。
流体機械Aで生じた動力を流体発電装置Bの第一動力伝達部21、密閉ボックス形歯車部22、第二動力伝達部23の動力伝達系を介して減速させて発電機24に伝達作用させ、電気エネルギーに変換している。
上述した本発明の一実施例の流体機械Aおよび流体発電装置Bでは、流体の流速がほぼ1.75m/secの場合、軸流羽根車5の2個の羽根は380mmの大きさのものを採用した。また、軸流羽根車5の回転数は1、070/rpm、発電機24の回転数は、軸流羽根車5の回転数の2/3倍と第一動力伝達部21、密閉ボックス形歯車部22、第二動力伝達部23の動力伝達系を介して減速して713/rpmとなり、発電機24の出力はほぼ190W(ワット)であった。
1・・・ケーシング 2・・・ノズル部 3・・・羽根車収容室 4・・・ディフューザ部 5・・・軸流羽根車 6・・・フランジ 7・・・フランジサポート板 8・・・吸入口 9・・・排出口 10・・・上カバープレート 10a・・・飾り板 11・・・下プレート 11a・・・貫通孔 12・・・前支柱体 12a・・・本体部 12b1、12b2・・・座部 12c1、12c2・・・ねじ部 13・・・後支柱体 14・・・前支柱体上固定具 15・・・前支柱体下固定具 16・・・後支柱体上固定具 17・・・後支柱体下固定具 18・・・懸架部材 21・・第一動力伝達部 22・・・密閉ボックス形歯車部 23・・・第二動力伝達部 24・・・発電機 25・・・第一動力伝達部支持体 26・・・第一動力伝達部支持体固定具 A・・・流体機械 B・・・流体発電装置

Claims (4)

  1. 河川や水路に設置可能な水力発電装置において、排出口の断面積に対し吸入口の断面積を大きくしたノズルと前記ノズルの下流に設けられたディフューザ部とを有するケーシング、前記ディフューザ部の吸入口の形状は前記ノズルの前記排出口と同一形状とし、前記ディフューザ部の高さを略一定にするとともに前記ディフューザ部の前記吸入口よりも前記ディフューザ部の排出口の幅方向を大きくし、前記ディフューザ部の羽根車収容部に配置された前記羽根車を備え、前記ディフューザ部の上外周、前記ディフューザ部の水が流れる内部および前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ディフューザ部の前方側に配置される前支柱体、前記前支柱体は前記前支柱体の上部に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周、前記ディフューザ部の前記水が流れる内部および前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ディフューザ部の後方側に配置される後支柱体、前記後支柱体は前記後支柱体の上部に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート、前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレートを備え、前記上プレートと前記下プレートを対向させて配置した二重プレート構造としたことを特徴とする水力発電装置。
  2. 河川や水路に設置可能な水力発電装置において、排出口の断面積に対し吸入口の断面積を大きくしたノズルと前記ノズルの下流に設けられたディフューザ部とを有するケーシング、前記ディフューザ部の吸入口の形状は前記ノズルの前記排出口と同一形状とし、前記ディフューザ部の高さを略一定にするとともに前記ディフューザ部の前記吸入口よりも前記ディフューザ部の排出口の幅方向を大きくし、前記ディフューザ部の前記排出口に設けられたフランジを備え、前記ディフューザ部の上外周、前記ディフューザ部の水が流れる内部および前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ディフューザ部の前方側に配置される前支柱体、前記前支柱体は前記前支柱体の上部に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周、前記ディフューザ部の前記水が流れる内部および前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ディフューザ部の後方側に配置される後支柱体、前記後支柱体は前記後支柱体の上部に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート、前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレートを備え、前記上プレートと前記下プレートを対向させて配置した二重プレート構造としたことを特徴とする水力発電装置。
  3. 河川や水路に設置可能な水力発電装置において、排出口の断面積に対し吸入口の断面積を大きくしたノズルと前記ノズルの下流に設けられたディフューザ部とを有するケーシング、前記ディフューザ部の吸入口の形状は前記ノズルの前記排出口と同一形状とし、前記ディフューザ部の高さを略一定にするとともに前記ディフューザ部の前記吸入口よりも前記ディフューザ部の排出口の幅方向を大きくし、前記ディフューザ部の羽根車収容部に配置された前記羽根車、前記羽根車によって生じた動力を伝達する第一動力伝達部、前記第一動力伝達部の後部に配置された歯車部、前記歯車部の後部に配置された第二動力伝達部および前記ディフューザ部の上部に配置された発電機を備え、前記ディフューザ部の上外周、前記ディフューザ部の水が流れる内部および前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ディフューザ部の前方側に配置される前支柱体、前記前支柱体は前記前支柱体の上部に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周、前記ディフューザ部の前記水が流れる内部および前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ディフューザ部の後方側に配置される後支柱体、前記後支柱体は前記後支柱体の上部に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート、前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレートを備え、前記上プレートと前記下プレートを対向させて配置した二重プレート構造としたことを特徴とする水力発電装置。
  4. 河川や水路に設置可能な水力発電装置において、排出口の断面積に対し吸入口の断面積を大きくしたノズルと前記ノズルの下流に設けられたディフューザ部とを有するケーシング、前記ディフューザ部の吸入口の形状は前記ノズルの前記排出口と同一形状とし、前記ディフューザ部の高さを略一定にするとともに前記ディフューザ部の前記吸入口よりも前記ディフューザ部の排出口の幅方向を大きくし、前記ディフューザ部の羽根車収容部に配置された前記羽根車を備え、前記羽根車によって生じた動力を伝達する第一動力伝達部、前記第一動力伝達部の後部に配置された歯車部、前記歯車部の後部に配置された第二動力伝達部および前記ディフューザ部の上部に配置された発電機、前記ディフューザ部の前記排出口に設けられたフランジを備え、前記ディフューザ部の上外周、前記ディフューザ部の水が流れる内部および前記ディフューザ部の下外周を貫通する前記ディフューザ部の前方側に配置される前支柱体、前記前支柱体は前記前支柱体の上部に設けられた前支柱体上固定具と前記前支柱体の下部に設けられた前支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周、前記ディフューザ部の前記水が流れる内部および前記ディフューザ部の前記下外周を貫通する前記ディフューザ部の後方側に配置される後支柱体、前記後支柱体は前記後支柱体の上部に設けられた後支柱体上固定具と前記後支柱体の下部に設けられた後支柱体下固定具を有し、前記ディフューザ部の前記上外周に配置される上プレート、前記ディフューザ部の前記下外周に配置される下プレートを備え、前記上プレートと前記下プレートを対向させて配置した二重プレート構造としたことを特徴とする水力発電装置。
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