JP6360765B2 - ミラーリングシステム及びミラーリング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ある端末装置に表示されている表示画面を他の端末装置に表示させることにより、両端末装置間で表示画面を共有するミラーリングシステム及びミラーリング方法に関する。
従来、複数の端末装置の間で表示画面を共有する技術(ミラーリング)が知られている。例えば、特許文献1には、共有元の端末装置において表示画面のキャプチャ画像を取得すると、このキャプチャ画像に対応した圧縮方式でキャプチャ画像を圧縮し、共有先の端末装置に転送する画面画像転送方法が開示されている。
特許文献1の画面画像転送方法によれば、キャプチャ画像に好適な圧縮方式を用いてキャプチャ画像を圧縮するため、共有元の端末装置の表示画面を少ない遅延で共有先の端末装置に表示することができる。
特開2012−133586号公報
ところで、特許文献1の画面画像転送方法では、キャプチャ画像の種別に応じた圧縮方式を採用するのみであり、キャプチャ画像を送信する共有先の端末装置や、両端末装置間の通信環境等のその他の状況を考慮することがなかった。そのため、特許文献1の画面画像転送装置では、例えば、通信環境が悪いにもかかわらずデータ量が大きいキャプチャ画像等を送信してしまうといったことがあり、更なる改善の余地があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、状況に応じた好ましい方法で表示画面の共有を行うミラーリングシステム及びミラーリング方法を提供することを目的とする。
なお、以下において、表示画面の共有元の端末装置、言い換えると共有する表示画面を有する端末装置をソース端末と呼び、表示画面の共有先の端末装置、言い換えるとソース端末の表示画面を共有する端末装置をシンク端末と呼ぶ。
本発明の第1の態様においては、ソース端末の表示画面を少なくとも1台のシンク端末で表示するミラーリングシステムであって、前記ソース端末は、所定の表示画面を表示する表示部と、前記表示部に表示されている表示画面をキャプチャし、画面データを生成するキャプチャ部と、生成した画面データを前記シンク端末に送信する送信部と、を有し、前記シンク端末は、前記ソース端末から前記画面データを受信する受信部と、受信した前記画面データを表示する表示部と、を有するミラーリングシステムを提供する。
また、前記シンク端末は、前記ソース端末に対して画面データのリクエストを送信する送信部を備え、前記ソース端末の前記送信部は、前記リクエストに応じて、前記画面データを前記シンク端末に送信することとしてもよい。
また、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、一の表示画面に対して空間解像度が異なる複数の画面データを生成し、前記ソース端末の前記送信部は、空間解像度が異なる複数の前記画面データの中から、第1条件に基づいて一の画面データを選択し、当該一の画面データを前記シンク端末に送信することとしてもよい。
また、前記第1条件は、前記ソース端末及び前記シンク端末の間の通信環境であり、前記ソース端末の前記送信部は、前記通信環境が第1状態よりも良好である場合に、第1空間解像度の前記画面データを前記シンク端末に送信し、前記通信環境が前記第1状態よりも悪い場合に、前記第1空間解像度よりも空間解像度の低い第2空間解像度の前記画面データを前記シンク端末に送信することとしてもよい。
また、前記第1条件は、前記シンク端末の台数であり、前記ソース端末の前記送信部は、前記台数が第1数以下である場合に、第3空間解像度の前記画面データを前記シンク端末に送信し、前記台数が第1数を超える場合に、前記第3空間解像度よりも空間解像度の低い第4空間解像度の前記画面データを前記シンク端末に送信することとしてもよい。
また、前記第1条件は、複数のシンク端末間の優先順位であり、前記ソース端末の前記送信部は、前記優先順位が高いシンク端末に対して、第5空間解像度の前記画面データを送信し、前記優先順位が低いシンク端末に対して、前記第5空間解像度よりも空間解像度の低い第6空間解像度の前記画面データを送信することとしてもよい。
また、前記第1条件は、前記ソース端末の前記表示部に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無であり、前記ソース端末の前記送信部は、前記表示画面に管理情報が設定されていない場合に、第7空間解像度の前記画面データを前記シンク端末に送信し、前記表示画面に管理情報が設定されている場合に、前記第7空間解像度よりも空間解像度の低い第8空間解像度の前記画面データを前記シンク端末に送信することとしてもよい。
また、前記ソース端末は、前記シンク端末からのリクエストに基づいて、前記シンク端末の属性情報を取得する取得部をさらに備え、前記ソース端末の前記送信部は、取得した前記シンク端末の属性情報に基づいて、空間解像度が異なる複数の前記画面データの中から一の画面データを選択し、当該一の画面データを前記シンク端末に送信することとしてもよい。
また、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、第2条件に基づいて決定された時間解像度の前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第2条件は、前記ソース端末及び前記シンク端末の間の通信環境であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記通信環境が第2状態よりも良好である場合に、第1時間解像度の前記画面データを生成し、前記通信環境が前記第2状態よりも悪い場合に、前記第1時間解像度よりも時間解像度の低い第2時間解像度の前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第2条件は、前記シンク端末の台数であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記台数が第2数以下である場合に、第3時間解像度の前記画面データを生成し、前記台数が第2数を超える場合に、前記第3時間解像度よりも時間解像度の低い第4時間解像度の前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第2条件は、前記ソース端末で実行されているアプリケーション種別であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記ソース端末で動画アプリケーションが実行されている場合に、第5時間解像度の前記画面データを生成し、前記ソース端末で前記動画アプリケーション以外のアプリケーションが実行されている場合に、前記第5時間解像度よりも時間解像度の低い第6時間解像度の前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第2条件は、前記ソース端末の前記表示部に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記表示画面に管理情報が設定されていない場合に、第7時間解像度の前記画面データを生成し、前記表示画面に管理情報が設定されている場合に、前記第7時間解像度よりも時間解像度の低い第8時間解像度の前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、第3条件に基づいて決定された圧縮方式でキャプチャした前記表示画面を圧縮することで、前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第3条件は、前記ソース端末及び前記シンク端末の間の通信環境であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記通信環境が第3状態よりも良好である場合に、第1圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記通信環境が前記第3状態よりも悪い場合に、前記第1圧縮方式よりも圧縮率が高い第2圧縮方式を用いて前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第3条件は、前記シンク端末の台数であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記台数が第3数以下である場合に、第3圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記台数が第3数を超える場合に、前記第3圧縮方式よりも圧縮率が高い第4圧縮方式を用いて前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第3条件は、前記ソース端末で実行されているアプリケーション種別であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記ソース端末で動画アプリケーションが実行されている場合に、第5圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記ソース端末で前記動画アプリケーション以外のアプリケーションが実行されている場合に、前記第5圧縮方式とは異なる第6圧縮方式を用いて前記画面データを生成することとしてもよい。
また、前記第3条件は、前記ソース端末の前記表示部に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無であり、前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記表示画面に管理情報が設定されていない場合に、第7圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記表示画面に管理情報が設定されている場合に、前記第7圧縮方式よりも圧縮率が高い第8圧縮方式を用いて前記画面データを生成することとしてもよい。
本発明の第2の態様においては、ソース端末の表示画面を少なくとも1台のシンク端末で共有するミラーリング方法であって、前記ソース端末が、当該ソース端末の表示部に表示されている表示画面をキャプチャし、画面データを生成するステップと、前記ソース端末が、生成した画面データを前記シンク端末に送信するステップと、前記画面データを受信した前記シンク端末が、受信した前記画面データを当該シンク端末の表示部に表示するステップと、を有するミラーリング方法を提供する。
本発明によれば、転送先のリクエストに応じて画面データが送信されるため、リクエストに含まれる各種情報に応じた好ましい画面データを送信することができ、状況に応じた好ましい方法で表示画面の共有を行うことができる。
ミラーリングシステムの概要を示す図である。 ソース端末及びシンク端末の機能構成を示すブロック図である。 ソース端末の表示部に表示される表示画面を模式的に示す図である。 ソース端末の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明のミラーリングシステムSの一実施形態について説明する。
[ミラーリングシステムSの概要]
図1は、本発明のミラーリングシステムSの概要を示す図である。図1に示すように、ミラーリングシステムSは、ソース端末1とシンク端末2とを含む。ソース端末1及びシンク端末2は、TV用モニタ、PC、タブレットPC、携帯電話、スマートフォン等の任意の端末装置であり、画像データを送受信可能な所定の通信ネットワークを介して接続される。
ミラーリングシステムSでは、ソース端末1の表示画面を、ソース端末1からシンク端末2に対して送信することで、シンク端末2においてソース端末1の表示画面を表示(共有)する。このとき、ソース端末1では、シンク端末2からのリクエストに応じて、要求されたシンク端末2に対して自身の表示画面を提供する。即ち、ソース端末1は、シンク端末2に対してあたかも、リクエストに応じてサービスを提供するサーバのように機能する。
このようにシンク端末2からのリクエストに応じて表示画面の共有が行われるため、ミラーリングシステムSでは、状況に応じた好ましい方法で表示画面の共有を行うことができる。即ち、サーバとして機能するソース端末1は、リクエストに応じて、例えば、シンク端末2の属性情報や、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信状況を把握することができ、把握した状況に好適な態様でシンク端末2に対して表示画面を提供することができる。
なお、図1に示す例では、ソース端末1及びシンク端末2を夫々1台ずつ設けることとしているが、ソース端末1及びシンク端末2は、夫々複数台設けることとしてもよい。本発明のミラーリングシステムSでは、ソース端末1がサーバとして機能するため、シンク端末2が複数台になった場合であっても好適に利用することができる。即ち、ソース端末1は、リクエストに応じて表示画面を転送するため、リクエストがあったタイミングの通信環境やリクエストを行ったシンク端末の属性等に応じて表示画面を出し分けることができ、シンク端末2に対して適切な表示画面を提供することができる。
[ソース端末1及びシンク端末2の機能構成]
続いて、図2を参照して、ソース端末1及びシンク端末2の機能構成について説明する。図2(A)は、ソース端末1の機能構成を示すブロック図であり、図2(B)は、シンク端末2の機能構成を示すブロック図である。
[ソース端末1の機能構成]
図2(A)に示すように、ソース端末1は、記憶部11と、表示部12と、制御部13と、キャプチャ記憶部14と、通信部15と、を含んで構成される。
記憶部11は、ROM及びRAM等のメモリ又はハードディスク等の記憶媒体である。記憶部11は、制御部13を動作させるためのプログラム及び各種データを記憶する。表示部12は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、制御部13の制御に基づいて、所定の表示画面を表示する。
制御部13は、例えばCPUであり、記憶部11に記憶されたプログラムを実行することによりキャプチャ部131、取得部132及び送信部133として機能する。
キャプチャ部131は、表示部12に表示されている表示画面をキャプチャし、所定の圧縮方法で圧縮することで、画面データを生成する。なお、キャプチャ部131は、キャプチャした表示画面を圧縮することなく、画面データを生成することとしてもよい。キャプチャ部131は、画面データを生成すると、生成した画面データをキャプチャ記憶部14に記憶する。
ここで、図3を参照して、キャプチャ部131がキャプチャする表示画面の範囲について説明する。図3は、ソース端末1の表示部12に表示される表示画面120を模式的に示す図である。図3(A)に示すように、表示画面120は、表示ウィンドウ121と表示ウィンドウ122とを含む。ここで、表示画面120は、表示部12の全領域を示し、表示ウィンドウ121,122は、表示部12の一部領域を示す。また、表示ウィンドウ121は、現在アクティブな表示ウィンドウであり、表示ウィンドウ122は、非アクティブな表示ウィンドウを示す。
図3(B)に示すように、キャプチャ部131は、表示部12に表示されている表示画面120の一部である表示ウィンドウ122のみをキャプチャ対象としてもよく、また、図3(C)に示すように、表示画面120の全てをキャプチャ対象としてもよい。
図2(A)に戻り、取得部132は、シンク端末2からのリクエストを受け付けるとともに、シンク端末2の属性情報を取得する。なお、シンク端末2の属性情報は、例えば、シンク端末2の画面サイズ、表示可能な解像度(dpi)、CPU性能等の表示に関する任意の情報である。
送信部133は、シンク端末2からのリクエストに応じて、キャプチャ部131が生成した画面データをシンク端末2に対して送信する。具体的には、送信部133は、キャプチャ記憶部14に記憶された画面データを読み出し、シンク端末2に対して送信する。
なお、ソース端末1では、シンク端末2に対して画面データを送信するタイミングよりも前の任意のタイミングにおいて、ソース端末1のユーザに対して送信する画面データについての確認を求めることとしてもよい。一例として、送信する画面データを表示した上で「送る画面はこの画面ですか?」といった表示を行うことで、ユーザに対して確認を求めることができる。図3(B)に示すように、表示画面120の一部である表示ウィンドウ122のみをキャプチャ対象とする場合に、ユーザの意図と異なる画面データがシンク端末2に送信されてしまうことを防止でき、好適である。
キャプチャ記憶部14は、キャプチャ部131が生成した画面データを一時的に記憶するバッファである。通信部15は、所定の通信ネットワークを介してシンク端末2と通信するための通信インターフェイスであり、送信部133の制御に応じてキャプチャ記憶部14から画面データを読み出し、シンク端末2に対して送信する。また、通信部15は、取得部132の制御に応じて、シンク端末2から送信されるリクエスト等を受信する。
ここで、本実施形態のミラーリングシステムSでは、リクエストを行ったシンク端末2の属性情報やリクエストを受け付けたタイミングにおける各種状況に応じて、ソース端末1からシンク端末2に提供する画面データを出し分けることとしている。
具体的には、ミラーリングシステムSは、シンク端末2の属性情報等に応じて、画面データの空間解像度(dpi)、時間解像度(fps)及び/又は圧縮方式を異ならせて、画面データをシンク端末2に対して提供する。以下、詳細に説明する。
<空間解像度に基づく出し分け>
空間解像度に基づく出し分けでは、キャプチャ部131は、一の表示画面に対して空間解像度が異なる複数の画面データを生成する。そして、送信部133は、空間解像度が異なる複数の画面データの中から、第1条件に基づいて一の画面データを選択し、当該一の画面データをシンク端末2に送信する。
[第1条件の例]
このような第1条件として、例えば、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信環境を採用することができる。空間解像度の高い画面データはデータ量が大きいため、空間解像度の低い画面データに比べて通信に時間がかかる。そのため、通信環境が良好でない場合に高解像度の画面データを送信したのでは、シンク端末2における画面データの表示が遅れてしまう。
そこで、送信部133は、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信環境が良好である場合に高解像度の画面データをシンク端末2に対して送信し、通信環境が良好でない場合に低解像度の画面データをシンク端末2に対して送信する。
なお、通信環境が良好であるか否かは任意の方法で判定することができ、例えば、無線通信する際のシンク端末2の電波強度に基づき判定することができる。電波強度が、例えば、高解像度の画面データのデータ量に基づき定められる閾値を超える場合に良好であると判定することができ、当該閾値未満である場合に良好でないと判定することができる。
[第1条件の別例]
また、第1条件として、表示画面を共有するシンク端末2の台数を採用することができる。シンク端末2の台数が多い場合、ソース端末1には多くのリクエストが通知されることになり、ソース端末1の処理負荷が増大してしまうとともに、ソース端末1の周囲の通信環境が悪化してしまうため、シンク端末2における画面データの表示が遅れてしまう。
そこで、送信部133は、リクエストを行ったシンク端末2の台数が、所定数以下である場合に高解像度の画面データをシンク端末2に対して送信し、所定数を超える場合に低解像度の画面データをシンク端末2に対して送信する。
[第1条件の別例]
また、シンク端末2が複数台存在する場合には、第1条件として、シンク端末2の優先順位を採用することとしてもよい。即ち、送信部133は、優先順位の高いシンク端末2に対しては、高解像度の画面データを送信し、優先順位の低いシンク端末2に対しては、低解像度の画面データを送信する。
なお、優先順位は、任意の方法により設定することができる。一例として、ソース端末1とミラーリングを開始した順に優先順位を設定、即ち、早くミラーリングを開始したシンク端末2ほど優先順位を高く設定することとしてもよい。また、シンク端末2の属性情報、例えば、画面サイズに基づいて優先順位を設定、即ち、画面サイズが大きいほど優先順位を高く設定することとしてもよい。
また、優先順位の採用は、使用可能な通信帯域が制限されている場合に限ることとしてもよい。具体的には、使用可能な通信帯域が制限されている場合には、優先順位の高いシンク端末2に対して高解像度の画面データを送信する一方で、優先順位の低いシンク端末2に対して低解像度の画面データを送信する。他方、使用可能な通信帯域が制限されていない場合には、シンク端末2に設定された優先順位に関わらず一律同じ空間解像度(高解像度)の画面データをシンク端末2に対して送信する。
[第1条件の別例]
また、第1条件として、ソース端末1の表示部12に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無を採用することとしてもよい。ここで、管理情報とは、表示部12に対する表示を制限するための任意の情報であり、例えば、表示するコンテンツに設定されたデジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)やコピーガードの有無である。このように管理情報により表示が制限されている表示画面(コンテンツ)を、シンク端末2において制限なく表示可能にすることは好ましくない。
そこで、送信部133は、表示画面(コンテンツ)に管理情報が設定されていない場合に高解像度の画面データをシンク端末2に対して送信し、管理情報が設定されていない場合に低解像度の画面データをシンク端末2に対して送信する。
[第1条件の別例]
また、第1条件として、シンク端末2の属性情報を採用することとしてもよい。即ち、送信部133は、取得部132が取得したシンク端末2の属性情報に基づいて、空間解像度が異なる複数の画面データの中から一の画面データを選択し、当該一の画面データをシンク端末2に対して送信する。
一例として、送信部133は、画面サイズの大きいシンク端末2(例えば、TV用モニタ)に対しては、高解像度の画面データを送信する一方で、画面サイズの小さいシンク端末2(例えば、スマートフォン)に対しては、低解像度の画面データを送信する。
<時間解像度に基づく出し分け>
時間解像度に基づく出し分けでは、キャプチャ部131は、第2条件に基づいて決定された時間解像度の前記画面データを生成し、送信部133は、生成した画面データをシンク端末2に対して送信する。
上述した空間解像度に基づく出し分けでは、一の表示画面に対して空間解像度が異なる複数の画面データを生成しておき、これら複数の画面データを第1条件に基づき選択することで、画面データを出し分けることとしていた。この点、時間解像度に基づく出し分けでは、一の表示画面に対して一の時間解像度の画面データを生成するところ、生成する画面データの時間解像度を第2条件に基づいて決定することとしている。なお、時間解像度に基づく出し分けにおいても、一の表示画面に対して時間解像度が異なる複数の画面データを生成しておき、これら複数の画面データを第2条件に基づき出し分けることとしてもよい。
[第2条件の例]
このような第2条件として、例えば、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信環境を採用することができる。時間解像度の高い画面データはデータ量が大きいため、通信環境が良好である場合に時間解像度の高い画面データをシンク端末2に対して送信し、通信環境が良好でない場合に時間解像度の低い画面データをシンク端末2に対して送信する。
即ち、キャプチャ部131は、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信環境が良好である場合に、高解像度の画面データを生成する。また、キャプチャ部131は、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信環境が良好でない場合に、低解像度の画面データを生成する。
[第2条件の別例]
また、第2条件として、表示画面を共有するシンク端末2の台数を採用することができる。キャプチャ部131は、シンク端末2の台数が所定数以下である場合に、高解像度の画面データを生成する。また、キャプチャ部131は、シンク端末2の台数が所定数を超える場合に、低解像度の画面データを生成する。
これにより、シンク端末2の台数が多くなると時間解像度が低くなるため、ソース端末1の処理負荷が増加してしまうことを防止できるとともに、ソース端末1の周囲の通信環境が悪化してしまうことを防止できる。
[第2条件の別例]
また、第2条件として、ソース端末1で実行されているアプリケーションの種別を採用することができる。ミラーリングする対象が動画である場合と静止画(Webページや写真等)である場合とでは、表示画面をキャプチャする頻度は異なることが好ましい。即ち、ミラーリングする対象が静止画である場合には、表示画面に変化が少ないため、表示画面を頻繁にキャプチャすることなく表示画面を共有することができる。他方、ミラーリングする対象が動画である場合には、表示画面は逐次変化するため、表示画面を共有するためには、キャプチャする頻度を高くすることが好ましい。
そこで、キャプチャ部131は、ソース端末1で動画アプリケーションが実行されている場合には、高解像度の画面データを生成する。また、キャプチャ部131は、ソース端末1で動画アプリケーション以外のアプリケーションが実行されている場合には、低解像度の画面データを生成する。なお、動画アプリケーションとは、表示画面が頻繁に変化するアプリケーションであり、例えば、動画を再生可能なアプリケーションに加え、ゲームを実行するアプリケーションを含む。
[第2条件の別例]
また、第2条件として、ソース端末1の表示部12に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無を採用することとしてもよい。キャプチャ部131は、表示画面に管理情報が設定されていない場合に、高解像度の画面データを生成する。また、キャプチャ部131は、表示画面に管理情報が設定されている場合に、低解像度の画面データを生成する。
これにより、DRM等の制限がある場合に画面データの品質を落としてミラーリングすることができるため、表示画面(コンテンツ)の権利を適切に保護することができる。
なお、時間解像度の変更は、表示画面のキャプチャ時、キャプチャした表示画面の圧縮時、圧縮したデータの送信時のいずれのタイミングで行うこととしてもよい。
<圧縮方式に基づく出し分け>
圧縮方式に基づく出し分けでは、キャプチャ部131は、キャプチャした表示画面を、第3条件に基づいて異なる圧縮方式で圧縮することで、画面データを生成する。なお、異なる圧縮方式で圧縮するとは、非圧縮も含むこととする。
この圧縮方式に基づく出し分けでは、一の表示画面から第3条件に基づく圧縮方式に基づいて一の画面データを生成すること路、上述した空間解像度に基づく出し分けと同様に、一の表示画面から、当該一の表示画面を複数の圧縮方式で圧縮した複数の画面データを生成し、これら複数の画面データを第3条件に基づき出し分けることとしてもよい。
[第3条件の例]
このような第3条件として、例えば、ソース端末1及びシンク端末2の間の通信環境を採用することができる。即ち、キャプチャ部131は、通信環境が良好である場合には、圧縮後の画質を重視し、画質の劣化が少ない圧縮方式を用いて画面データを生成する。他方、キャプチャ部131は、通信環境が良好でない場合には、圧縮後のデータ量を重視し、データ量が小さくなる圧縮方式(即ち、圧縮率が高い圧縮方式)を用いて画面データを生成する。
[第3条件の別例]
また、第3条件として、表示画面を共有するシンク端末2の台数を採用することができる。キャプチャ部131は、シンク端末2の台数が所定数以下である場合には、圧縮後の画質を重視し、画質の劣化が少ない圧縮方式を用いて画面データを生成する。他方、キャプチャ部131は、シンク端末2の台数が所定数を超える場合には、圧縮後のデータ量を重視し、データ量が小さくなる圧縮方式(即ち、圧縮率が高い圧縮方式)を用いて画面データを生成する。
[第3条件の別例]
また、第3条件として、ソース端末1で実行されているアプリケーションの種別を採用することができる。ミラーリングする対象が動画である場合と静止画(Webページや写真等)である場合とでは、圧縮方式が異なることが好ましい。そこで、キャプチャ部131は、ソース端末1で動画アプリケーションが実行されている場合には、動画を圧縮するのに適した圧縮方式を用いて画面データを生成する。他方、キャプチャ部131は、ソース端末1で動画アプリケーション以外のアプリケーションが実行されている場合には、任意の圧縮方式を用いて画面データを生成する。なお、任意の圧縮方式は、動画アプリケーションが実行されている場合に採用する圧縮方式であってもよく、また、異なる圧縮方式であってもよい。
[第3条件の別例]
また、第3条件として、ソース端末1の表示部12に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無を採用することとしてもよい。キャプチャ部131は、表示画面に管理情報が設定されていない場合には、画質の劣化が少ない圧縮方式を用いて画面データを生成する。他方、キャプチャ部131は、表示画面に管理情報が設定されている場合には、画質がより劣化する圧縮方式(即ち、圧縮率が高い圧縮方式)を用いて画面データを生成する。
以上、ソース端末1からシンク端末2に提供する画面データの出し分け方法の一例について説明した。これらの空間解像度に基づく出し分け、時間解像度に基づく出し分け、圧縮方式に基づく出し分けは、任意に組み合わせることができる。なお、ソース端末1から提供する画面データは、ソース端末1のユーザやシンク端末2のユーザの選択に基づき出し分けることとしてもよい。即ち、ソース端末1のユーザやシンク端末2のユーザが、ソース端末1から提供する画面データの空間解像度、時間解像度及び/又は圧縮方式を選択できることとしてもよい。
[シンク端末2の機能構成]
続いて、図2(B)を参照して、シンク端末2の機能構成について説明する。図2(B)に示すように、シンク端末2は、記憶部21と、表示部22と、制御部23と、通信部24と、を含んで構成される。
記憶部21は、ROM及びRAM等のメモリ又はハードディスク等の記憶媒体である。記憶部21は、制御部23を動作させるためのプログラム及び各種データを記憶する。表示部22は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成され、制御部23の制御に基づいて、所定の表示画面を表示する。
制御部23は、例えばCPUであり、記憶部21に記憶されたプログラムを実行することにより送信部231、受信部232及び表示制御部233として機能する。
送信部231は、ソース端末1に対して画面データのリクエストを送信する。なお、送信部231は、ソース端末1に対してシンク端末2の属性情報等を送信することとしてもよい。受信部232は、リクエストに応じてソース端末1から提供される画面データを受信する。表示制御部233は、リクエストに基づいてソース端末1から受信した画面データを、適宜デコード等を行った上で表示部22に表示する。
通信部24は、所定の通信ネットワークを介してソース端末1と通信するための通信インターフェイスであり、送信部231の制御に応じてソース端末1に対してリクエスト等を送信するとともに、受信部232の制御に応じてソース端末1から画面データを受信する。
[ミラーリングシステムSの処理]
続いて、図4に示すソース端末1の処理の流れを説明することで、ミラーリングシステムSの処理について説明する。
ミラーリングが開始されると、ステップS1において、ソース端末1のキャプチャ部131は、表示部12に表示される表示画面をキャプチャし、画面データを生成する。なお、キャプチャ部131は、上述のように所定条件に応じた空間解像度及び時間解像度で表示画面をキャプチャするとともに、キャプチャした表示画面を好適な圧縮方式を用いて圧縮し、画面データを生成する。
続いて、ステップS2において、ソース端末1では、シンク端末2からのリクエストを取得したか否かを判定する。この判定がYESのときは、ステップS3において、ソース端末1の送信部133は、リクエストを行ったシンク端末2に対して、ステップS1で生成した画面データを送信し、処理をステップS4に移す。他方、ステップS2の判定がNOのときは、ソース端末1は、処理をステップS4に移す。
ステップS4では、ソース端末1では、ミラーリングを終了するタイミングであるか否かを判定する。ソース端末1は、例えば、ソース端末1又はシンク端末2のユーザからミラーリング終了の指示を受け付けた場合に、ミラーリングを終了するタイミングであると判定する。この判定がNOのときは、ソース端末1は、処理をステップS1に移し、表示画面のキャプチャ等を繰り返す。他方、この判定がYESのときは、ソース端末1は、処理を終了する。
以上、本発明のミラーリングシステムSの一実施形態について説明した。ミラーリングシステムSでは、ソース端末1は、シンク端末2からの要求に関わらず表示画面をキャプチャし画面データを生成しておくため、シンク端末2からリクエストがあると、直ちに画面データを送信することができる。このとき、ソース端末1では、シンク端末2のリクエストに応じて、画面データを出し分けて送信するため、状況に応じた好ましい方法で表示画面の共有を行うことができる。また、ソース端末1に対してリクエストが可能なシンク端末2であれば、表示画面を共有することができるため、複数のシンク端末2が同時に表示画面を共有することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
S・・・ミラーリングシステム、1・・・ソース端末、11・・・記憶部、12・・・表示部、13・・・制御部、131・・・キャプチャ部、132・・・取得部、133・・・送信部、14・・・キャプチャ記憶部、15・・・通信部、2・・・シンク端末、21・・・記憶部、22・・・表示部、23・・・制御部、231・・・送信部、232・・・受信部、233・・・表示制御部、24・・・通信部

Claims (18)

  1. ソース端末の表示画面を少なくとも1台のシンク端末で表示するミラーリングシステムであって、
    前記ソース端末は、
    所定の表示画面を表示する表示部と、
    前記シンク端末からの前記表示画面に対応する画面データのリクエストを取得する前に、前記表示部に表示されている表示画面をキャプチャし、一の表示画面に対して空間解像度が異なる複数の画面データを生成するキャプチャ部と、
    前記シンク端末から前記リクエストを取得した後に、前記複数の画面データの中から画面データを選択するための第1条件に基づいて一の画面データを選択し、当該一の画面データを前記シンク端末に送信する送信部と、
    を有し、
    前記シンク端末は、
    前記ソース端末から前記一の画面データを受信する受信部と、
    受信した前記一の画面データを表示する表示部と、
    を有するミラーリングシステム。
  2. 前記シンク端末は、前記リクエストを送信する送信部を備え、
    前記ソース端末の前記送信部は、前記リクエストに応じて、前記一の画面データを前記シンク端末に送信する、
    請求項1に記載のミラーリングシステム。
  3. 前記第1条件は、前記ソース端末及び前記シンク端末の間の通信環境であり、
    前記ソース端末の前記送信部は、前記通信環境が第1状態よりも良好である場合に、第1空間解像度の前記一の画面データを前記シンク端末に送信し、前記通信環境が前記第1状態よりも悪い場合に、前記第1空間解像度よりも空間解像度の低い第2空間解像度の前記一の画面データを前記シンク端末に送信する、
    請求項1又は2に記載のミラーリングシステム。
  4. 前記第1条件は、前記シンク端末の台数であり、
    前記ソース端末の前記送信部は、前記台数が第1数以下である場合に、第3空間解像度の前記一の画面データを前記シンク端末に送信し、前記台数が第1数を超える場合に、前記第3空間解像度よりも空間解像度の低い第4空間解像度の前記一の画面データを前記シンク端末に送信する、
    請求項1又は2に記載のミラーリングシステム。
  5. 前記第1条件は、複数のシンク端末間の優先順位であり、
    前記ソース端末の前記送信部は、前記優先順位が高いシンク端末に対して、第5空間解像度の前記一の画面データを送信し、前記優先順位が低いシンク端末に対して、前記第5空間解像度よりも空間解像度の低い第6空間解像度の前記一の画面データを送信する、
    請求項1又は2に記載のミラーリングシステム。
  6. 前記第1条件は、前記ソース端末の前記表示部に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無であり、
    前記ソース端末の前記送信部は、前記表示画面に管理情報が設定されていない場合に、第7空間解像度の前記一の画面データを前記シンク端末に送信し、前記表示画面に管理情報が設定されている場合に、前記第7空間解像度よりも空間解像度の低い第8空間解像度の前記一の画面データを前記シンク端末に送信する、
    請求項1又は2に記載のミラーリングシステム。
  7. 前記ソース端末は、前記シンク端末からのリクエストに基づいて、前記シンク端末の属性情報を取得する取得部をさらに備え、
    前記ソース端末の前記送信部は、取得した前記シンク端末の属性情報に基づいて、前記複数の画面データの中から一の画面データを選択し、当該一の画面データを前記シンク端末に送信する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のミラーリングシステム。
  8. 前記ソース端末の前記キャプチャ部は、第2条件に基づいて決定された時間解像度の前記画面データを生成する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のミラーリングシステム。
  9. 前記第2条件は、前記ソース端末及び前記シンク端末の間の通信環境であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記通信環境が第2状態よりも良好である場合に、第1時間解像度の前記画面データを生成し、前記通信環境が前記第2状態よりも悪い場合に、前記第1時間解像度よりも時間解像度の低い第2時間解像度の前記画面データを生成する、
    請求項に記載のミラーリングシステム。
  10. 前記第2条件は、前記シンク端末の台数であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記台数が第2数以下である場合に、第3時間解像度の前記画面データを生成し、前記台数が第2数を超える場合に、前記第3時間解像度よりも時間解像度の低い第4時間解像度の前記画面データを生成する、
    請求項に記載のミラーリングシステム。
  11. 前記第2条件は、前記ソース端末で実行されているアプリケーション種別であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記ソース端末で動画アプリケーションが実行されている場合に、第5時間解像度の前記画面データを生成し、前記ソース端末で前記動画アプリケーション以外のアプリケーションが実行されている場合に、前記第5時間解像度よりも時間解像度の低い第6時間解像度の前記画面データを生成する、
    請求項に記載のミラーリングシステム。
  12. 前記第2条件は、前記ソース端末の前記表示部に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記表示画面に管理情報が設定されていない場合に、第7時間解像度の前記画面データを生成し、前記表示画面に管理情報が設定されている場合に、前記第7時間解像度よりも時間解像度の低い第8時間解像度の前記画面データを生成する、
    請求項に記載のミラーリングシステム。
  13. 前記ソース端末の前記キャプチャ部は、第3条件に基づいて決定された圧縮方式でキャプチャした前記表示画面を圧縮することで、前記画面データを生成する、
    請求項1から1のいずれか1項に記載のミラーリングシステム。
  14. 前記第3条件は、前記ソース端末及び前記シンク端末の間の通信環境であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記通信環境が第3状態よりも良好である場合に、第1圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記通信環境が前記第3状態よりも悪い場合に、前記第1圧縮方式よりも圧縮率が高い第2圧縮方式を用いて前記画面データを生成する、
    請求項1に記載のミラーリングシステム。
  15. 前記第3条件は、前記シンク端末の台数であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記台数が第3数以下である場合に、第3圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記台数が第3数を超える場合に、前記第3圧縮方式よりも圧縮率が高い第4圧縮方式を用いて前記画面データを生成する、
    請求項1に記載のミラーリングシステム。
  16. 前記第3条件は、前記ソース端末で実行されているアプリケーション種別であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記ソース端末で動画アプリケーションが実行されている場合に、第5圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記ソース端末で前記動画アプリケーション以外のアプリケーションが実行されている場合に、前記第5圧縮方式とは異なる第6圧縮方式を用いて前記画面データを生成する、
    請求項1に記載のミラーリングシステム。
  17. 前記第3条件は、前記ソース端末の前記表示部に表示されている表示画面に対する管理情報の設定の有無であり、
    前記ソース端末の前記キャプチャ部は、前記表示画面に管理情報が設定されていない場合に、第7圧縮方式を用いて前記画面データを生成し、前記表示画面に管理情報が設定されている場合に、前記第7圧縮方式よりも圧縮率が高い第8圧縮方式を用いて前記画面データを生成する、
    請求項1に記載のミラーリングシステム。
  18. ソース端末の表示画面を少なくとも1台のシンク端末で共有するミラーリング方法であって、
    前記ソース端末が、前記シンク端末からの前記表示画面に対応する画面データのリクエストを取得する前に、当該ソース端末の表示部に表示されている表示画面をキャプチャし、一の表示画面に対して空間解像度が異なる複数の画面データを生成するステップと、
    前記ソース端末が、前記シンク端末から前記リクエストを取得した後に、前記複数の画面データの中から画面データを選択するための第1条件に基づいて一の画面データを選択し、当該一の画面データを前記シンク端末に送信するステップと、
    前記一の画面データを受信した前記シンク端末が、受信した前記一の画面データを当該シンク端末の表示部に表示するステップと、
    を有するミラーリング方法。
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