JP6360676B2 - アナログフロントエンド補償 - Google Patents

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Description

関連出願
本発明は、2012年11月30日に出願された、“APT AFE I(LEAK)およびV(OS)補償”と題した米国仮特許出願番号61/731,786の利益および優先権を主張するものであり、その内容は、参照することにより全体が記載されているものとして本明細書に組み込まれる。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、記載とともに、本明細書で述べられるひとつもしくは複数の実施例を表し、これらの実施例を説明する。
図1は、感知素子を有するアナログフロントエンド(AFE)回路の動作の例示的な第1段階を表す。 図2は、感知素子を有するAFE回路の動作の例示的な第2段階を表す。 図3は、感知素子を有するAFE回路の動作の例示的な第3段階を表す。 図4は、感知素子を有するAFE回路の動作の例示的な第4段階を表す。 図5は、感知素子を有するAFE回路の動作の例示的な第5段階を表す。 図6は、感知素子に関連するAFE回路のための動作の段階に関連する例示的なタイムラインを表す。 図7は、ひとつもしくは複数の寄生成分を補償するために、感知素子に関連するAFE回路により実行され得る動きを表す。
発明の詳細な説明
下記の詳細な説明は添付の図面を参照する。異なる図面中の同じ参照番号は、同一の、もしくは類似の要素を示し得る。また、下記の詳細な説明は本発明を限定しない。
圧力トランスデューサは2つの主要な部分を含み得る。(1)特性(例えば圧力)により作用され得る感知素子と、(2)回路(例えば、電子回路)である。感知素子は、例えば、コンデンサを形成する一対の平行のプレートを含み得る。ひとつのプレートは、感知素子によって測定される特性に応じて収縮し得るセラミックダイアフラムに固定され得る。もうひとつのプレートは、堅牢なガラス封止で、特性の変化に鈍感であり得るセラミックダイアフラムに取り付けられ得る。特性が変化するので、ダイアフラムは柔軟であり得、コンデンサプレートの間の距離は変化し得る。
このセラミック感知素子(CSE)の設計は、感知素子により測定される特性に基づいて変化し得る静電容量を生成し得る。例えば、圧力が感知素子によって測定されているならば、感知素子の静電容量は、感知素子に印加される圧力の変化量に基づいて変化し得る。
トランスデューサ内の回路は静電容量を測定し得、かつ静電容量を値(例えば、電圧)に変換し得る。当該値は、例えば、測定されている特性に対して線形的に比例し得る。回路は、小さなダイアフラムのたわみに起因する、静電容量の非常に小さな変化を検出し得、検出された変化を表すことができる値を生成し得る。
例えば、オフセット電圧(V(os))および/もしくはリーク電流(I(leak))のような特定の寄生成分は、回路によって生成される値の精度に影響を与え得る。これらの寄生成分は、例えば、感知素子および/もしくは回路によって生じさせられ得る。
例えば、トランスデューサが、容量性の感知素子と、当該感知素子の静電容量に基づいて電圧を出力し得る増幅器(例えば、演算増幅器)とを含むことを想定されたい。感知素子および/もしくは増幅器のリーク電流、および/または、増幅器により生じさせられるオフセット電圧は、トランスデューサの精度に影響を及ぼし得る。それゆえ、この例では、トランスデューサの精度を改善するために、リーク電流および/もしくはオフセット電圧を補償することが有益である。
本明細書に記載される技術は、例えば、感知素子と、関連するアナログフロントエンド(AFE)回路とを含むトランスデューサのリーク電流および/もしくはオフセット電圧のような、様々な寄生成分を補償するのに使用され得る。補償は、AFE回路の一連の動作段階にわたって実行され得る。
図1は、AFE回路100の動作の例示的な第1段階を表す。AFE回路100は、例えば自動車用圧力トランスデューサ(APT)のようなトランスデューサで使用され得る。
図1を参照すると、回路100は、第1の基準電圧(Vref1)への接続110と、第2の基準電圧(Vref2)への接続112、128、134、144、154と、基準コンデンサ(Cref)116と、感知コンデンサ(Csen)120と、回路コモン(例えば、回路グランド)への接続122と、出力電圧(Vout)への接続124、150と、フロート接続126、148と、スイッチ162、164、166、168、170、172と、フィルタ130と、入力コンデンサ(Ci)132と、第1のフィードバックコンデンサ(Ca)146と、第2のフィードバックコンデンサ(Cb)138と、増幅器136と、増幅器136の入力への接続142と、第2のフィードバックコンデンサ(Cb)138への接続140と、サンプル/ホールドコンデンサ(Cs&h)152と、サンプル/ホールド電圧(Vs&h)160とを含み得る。図1ではまた、Cref116およびCsen120に関連する内部のリーク抵抗が、基準抵抗(Rref)114および感知抵抗(Rsen)118とによってそれぞれ表される。
回路100は、本明細書に記載されるひとつもしくは複数の技術を実施し得る回路の一例であり、図1に表された回路とは異なり得る別の回路が、本明細書に記載されるひとつもしくは複数の技術を実施するのに使用され得ることに注意すべきである。
Vref1は、回路100のためのレール電圧であり得る。Vref2は、Vref1よりも小さな電圧であり得る。例えば、ひとつの実施例では、Vref2は、Vref1の電圧の半分である電圧、すなわち、Vref2=Vref1/2であり得る。
AFE回路100は、(1)特性(例えば圧力)を測定するため、および(2)測定された特性に基づき得る出力を生成するため、使用され得る感知素子を含むことができる。AFE回路100は、(1)感知素子によって生成された出力を表す値を蓄積(例えばホールド)し得、かつ(2)蓄積された値に含まれるひとつもしくは複数の寄生成分を補償し得る、ひとつもしくは複数の構成要素を含むことができる。
感知素子は、Cref116とCsen120とを含み得る。Cref116は固定値コンデンサであり得、Csen120は特性の変化に基づいて静電容量を変化させ得る可変コンデンサであり得る。
Csen120は、例えば、コンデンサを形成する一対の平行のプレートを含み得る。ひとつのプレートは、特性の変化に応じて収縮し得るダイアフラム(例えば、セラミックダイアフラム)に固定され得る。もうひとつのプレートは、特性の変化に鈍感であり得る基板(例えば、セラミック基板)に取り付けられ得る。感知された特性が変化するので、ダイアフラムは収縮し得、Csen120の静電容量はダイアフラムの収縮に応じて変化し得る。
フィルタ130は、例えば、Cref116および/もしくはCsen120に関連し得るノイズを低減させるのに使用され得る、ひとつもしくは複数の電気部品を含み得る。電気部品は、例えば、ひとつもしくは複数のコンデンサおよび/もしくは抵抗を含み得る。電気部品は、例えば、抵抗‐コンデンサ‐抵抗(RCR)フィルタのようなフィルタを形成するよう配置され得る。
増幅器136は演算増幅器であり得る。増幅器136は、差動入力およびシングルエンドの出力を有し得る。増幅器136は、その入力の電位差よりも大きい出力電位を生成し得る。
Vs&h160は、チャージバランス式によって規定され得る。Vs&h160を規定し得るチャージバランス式の一例は下記の通りであり得る。
Figure 0006360676
ここで、CrefはCref116に関連する静電容量であり、CsenはCsen120に関連する静電容量であり、Vref2は上記の第2の基準電圧である。
回路100のリーク電流(I(leak))および/もしくは電圧オフセット(V(os))は、例えば、上記のチャージバランス式を用いて決定されたときに、Vs&h160の精度に影響を与え得る。I(leak)および/もしくはV(os)の値は、様々な要因に基づいて規定され得る。これらの要因は、例えば、Ref114および/もしくはRsen118の値、Csen120の汚染、および/または、回路100を実装し得る集積回路(IC)の内部構造を含み得る。その他の要因は、例えば、様々な温度(上昇された温度等)で回路100を動作することにより引き起こされ得る、回路100のひとつもしくは複数の構成要素の動作の変化を含み得る。例えば、I(leak)は、(1)Rref114および/もしくはRsen118に関連する寄生リーク電流、(2)増幅器136に関連する寄生リーク電流(例えば、増幅器136に含まれ得る入力保護ダイオードを介する寄生リーク電流)、および/または(3)様々なノード(例えば、増幅器136の電力供給)とノード180との間の漏電からの寄生電流を含み得る。
本明細書に記載される技術は、例えば、I(leak)および/またはV(os)のような様々な寄生成分を補償するのに使用され得る。本明細に記載される技術は、寄生成分に関連し得る影響を補償することのできる、回路100の様々な段階の動作を含み得る。これらの段階は、例えば、サンプル/ホールド段階や、感知段階、リセット段階、充電段階、伝送段階を含み得る。段階は、例えば、多数のサイクルのために所定の順番で繰り返され得る。サイクルは所定の時間期間で生じ得る。
上記の通り、図1は回路100の動作の第1段階の一例を表す。第1段階は、回路100の動作のサンプル/ホールド段階と称され得る。第1段階では、回路100の条件は既知の(始動)状態に設定され得る。第1段階は感知の前に実行され得るので、感知は回路100の既知の状態からの開始を実行され得る。
第1の段階では、Cb138により保持される電圧は増幅器136によってバッファされ得、Cs&h152は同じ電圧に充電され得る。Cref116とCsen120とによって保持された電圧は、それらをVref2に接続することによって初期化され得る。Vref2は既知の電圧源であると見なされ得る。Ci132により保持された電圧は、V(os)に初期化され得る。
具体的には、第1段階では、スイッチ162、164、166、168、170、172は、増幅器136からの出力電圧が時間期間中にCs&h152に転送されることを可能にし得る状態にあり得る。スイッチ162は、Vref1を選択するよう設定され得る。スイッチ164は、回路コモンを選択するように設定され得る。スイッチ166は、Vref2を選択するよう設定され得る。Vref2の電圧は、例えば、Vref1の電圧の2分の1であるが、Vref2に他の電圧が使用されても良い。スイッチ168は、Ca146を非選択するよう設定され得る。スイッチ170は、増幅器136のためのフィードバックコンデンサとしてCb138を選択するよう設定され得、スイッチ172は、増幅器136の出力がCs&h152に直接接続されるように設定され得る。
スイッチ162、164、166、168、170、172がそのような状態にとどまり得る時間期間は、例えばT/4であり得、ここで“T”とは、すべての段階のサイクル時間であり得る。それゆえ、例えば、Tが20マイクロ秒(uS)であるならば、スイッチ162、164、166、168、170、172がそのような状態にとどまり得る時間期間は5uSであり得る。
図2は、回路100の動作の第2段階の一例を表す。第2段階は、回路100の動作の感知段階と称され得る。第2の段階では、Voutは、ノード180に注入された正味の電荷をバランスし得る。I(leak)は、
Figure 0006360676
に近似し得る電荷(Qi)を注入することによってCb138間の電圧を減少させ得る。ここで、Ctotalとは、Csen、Cref、Ciの静電容量と、ノード180から回路コモン(Cpar)までの寄生容量との総和である。
第2段階では、Cs&hが切断され得る。Cref116の電圧は(例えば、Vref2に)変化され得る。Csen120はフィードバックループに置かれ得る。チャージバランス式は、Csen120の値に基づいてVoutの値を決定し得る。Voutの値がI(leak)により影響を及ぼされ得ることに注意すべきであり、I(leak)はCi132によって時間(例えば、1/4T)で積算されることができ、これは、電圧オフセットを引き起こし得る。I(leak)が正であるならば、Vout電圧オフセットは負であり得る。
Ci132を介して増幅器136に注入された電荷は、フィードバックコンデンサCb138により補償され得る。第1段階では、Ci132がV(os)の値で充電されたことに注意されたい。第2段階では、この値は、Csen120をフィードバックループに置くことによって調整され得る。
Ci132が第1段階においてV(os)の値にプリチャージされたので、第2段階では、Ci132によって保持された電荷は、感知された値(例えば、感知素子によって提供された電圧)からV(os)を差し引いたものを表す電圧に調整され得る。第2段階の最後でCi132によって保持された電荷が、例えばI(leak)のような他の寄生成分に関連するひとつもしくは複数の電荷を含み得ることに注意されたい。
図2を参照すると、第2段階では、スイッチ162、164、166、172は状態を第1段階の状態から変化させ得る。具体的には、感知段階では、スイッチ162はVref2に設定され得る。スイッチ164はVoutに設定され得る。スイッチ166はフロート(非接続)に設定され得、スイッチ172はCs&h152から切断されるように設定され得る。
感知段階におけるスイッチ162、164、166、168、170、172の状態は、Cref116とCsen120との電圧を切り替え得る。さらに、感知段階では、Voutフィードバックは、ノード180に注入された正味の電荷をバランスするのに使用され得る。リーク電流は、上述の式により制御され得る電荷(Qi)を注入することによって、Cb138によって保持された電圧を調整(増加、減少等)し得る。
図3は、回路100の動作の第3段階の一例を表す。第3段階は、AFE回路100の動作のリセット段階と称され得る。第3段階では、ノード180はV(os)にリセットされ得る。
第3の段階は、I(leak)補償の準備のために使用され得る。第3段階の間、ノード180はVref2に接続され得る。Ci132は、V(os)に初期化され得る電圧を保持し得る。Cb138は隔離され得、Ca146は、増幅器136のためのフィードバックコンデンサとしてスイッチ接続される。
図3を参照すると、第3段階では、スイッチ166、168、170は、状態を感知段階の状態から変化させ得る。具体的には、第3段階では、スイッチ166はVref2に設定され得、スイッチ168は、増幅器136のためのフィードバックコンデンサとしてCa146をスイッチイン(選択)するよう設定され得、また、スイッチ170は増幅器136のためのフィードバックコンデンサとしてCb138をスイッチアウト(非選択)するよう設定され得る。第3段階におけるスイッチ162、164、166、168、170、172の状態は、例えば、ノード180の電圧をリセットし得る。
図4は、AFE回路100の動作の第4段階の一例を表す。第4段階は、AFE回路100の動作の充電段階と称され得る。第4段階では、Ci132によって保持された電圧は、
Figure 0006360676
により増加され得る。
具体的には、第4段階の間、ノード180はフロートするようにされ得る。Ci132は、期間(例えば、1/4T)の間にI(leak)に関連する電圧を集めることができ、当該期間は、Ci132によりI(leak)を積算するために第2段階で使用される時間期間と一致し得る。これは、Ci132により保持された電圧をI(leak)に基づいて調整させる。例えば、I(leak)が正であるならば、Ciによって保持される電圧は増加し得る。
図4を参照すると、第4段階では、スイッチ166は、状態を第3段階の状態から変化させ得る。具体的には、第4段階では、スイッチ166はフロートするよう設定され得る。第4の段階におけるスイッチ162、164、166、168、170、172の状態は、Ci132を充電させ得る。Ci132は、例えば上記の電荷Qiに充電され得る。
図5は、AFE回路100の動作の第5段階の一例を表す。第5段階は、AFE回路100の動作の伝送段階と称され得る。第5段階では、Ci132によって保持された電荷が増幅器136に注入され、Ci132によって保持された電荷に基づいてCb138により保持された電圧を調整し得る。
具体的には、第5段階では、Ca146は増幅器136のフィードバックループから切断され得る。以前に接続されたとき、Ca146が増幅器136の負の入力を制御するためのフィードバックとして機能することができたことに注意すべきである。
また第5の段階では、I(leak)に起因する誤差を含み得る変換結果をCb138が保持し得るように、Cb138は、増幅器136のフィードバックループに接続され得る。スイッチ166は、ノード180でVref2をソースとするよう切り替えられ得る。これは、I(leak)により集められた電圧の誤差を、増幅器136の負の入力に供給させ得る。Ci132側のノード180の電圧の変化は、積算された電圧を差し引いたものと同等であり得る。Voutは、この電荷注入を訂正するよう反対の方向に変化され得る。正のI(leak)にとって、これは、Voutの正の電圧変化となり得る(第2の段階において同じ大きさの負の電圧変化を調整する)。結果は、Cb138によって保持された電圧がI(leak)に基づいて調整され得、VoutがV(os)とI(leak)とから無関係の電圧を反映し得ることになる。
図5を参照すると、第5段階では、スイッチ162、164、166、168、170は、状態を第4段階の状態から変化させ得る。具体的には、第5の段階では、スイッチ162は、Vref1に設定され得、スイッチ164は、回路コモンに設定され得、スイッチ166は、Vref2に設定され得る。スイッチ168は、増幅器136のためのフィードバックコンデンサとしてCa146をスイッチアウト(非選択)するように設定され得、また、スイッチ170は、増幅器136のフィードバックコンデンサとしてCb138をスイッチイン(選択)するように設定され得る。
第5段階におけるスイッチ162、164、166、168、170、172の状態は、ノード180で電圧をリセットし得る。さらに、第5段階では、Ci132は、Vref2に(例えばスイッチ166を介して)接続され、第4段階の間にCi132に集められた電荷(例えばVi)を注入し、Cb138間の電圧を変化(例えば、増加)させる。
図1ないし図5で表された段階は、周期的に繰り返され得、そこでのサイクル期間が“T”によって規定され得る。図6は、図1ないし図5に表された段階が、例えば周期的にAFE回路100に適用され得る、例示的なタイムラインを表す。
図6を参照すると、第1のサイクルでは、第1段階は、サイクルの始めから当該サイクル内の時間1/4Tまでの期間でAFE回路100に適用され得る。第2段階は、サイクル内の時間1/4Tから時間1/2Tまでの期間でAFE回路100に適用され得る。第3、第4、第5段階は、サイクル内の時間1/2Tから5/8Tまで、サイクル内の5/8Tから7/8Tまで、およびサイクル内の7/8Tからサイクル1Tの終わりまでの期間で、それぞれ、AFE100に適用され得る。これらの期間が、例えば第2のサイクルのような連続サイクルにおいて様々な段階で繰り返され得ることに注意されたい。
段階は、予め決められた順序でサイクル内に適用され得ることにも注意されたい。例えば、第1段階は、第2、第3、第4、および第5の段階に続いて、その順序で適用され得る。しかしながら、段階が適用されるその他の順序が使用されても良いことに注意すべきである。
段階のための上記期間は、使用され得る期間の一例であり、上記の期間以外の期間が使用されても良いことに注意すべきである。タイムライン600は、回路への上記の段階に適用するよう使用され得るタイムラインの一例であり、他のタイムラインが使用されても良いことにも注意すべきである。
“T”の期間は、サイクルごとに異なり得ることにも注意すべきである。例えば、ひとつの実施例では、第1サイクルの“T”の期間は、第2サイクルの“T”の期間とは異なり得る。サイクルごとの“T”の期間のこの変化は、例えば、“T”の期間が長さで固定された場合に存在し得る高調波の除去および/もしくは周期性雑音を改善し得る。
図7は、AFE回路100のような、感知素子を有するAFE回路により実行され得る動きを表す。動作は、回路の動作中に回路内に存在し得る寄生成分を補償するよう実行され得る。寄生成分は、例えば、V(os)および/またI(leak)に関連し得る電圧を含むことができる。
図7を参照すると、ブロック710で、AFE回路がサンプル/ホールド動作を実行し得る。サンプル/ホールド動作は、例えば、タイムライン600に表された第1段階の間に実行され得る。サンプル/ホールド動作は、AFE回路のひとつもしくは複数の構成要素によって保持された様々な電荷を、既知の値に初期化することを含み得る。例えば、AFE回路100では、サンプル/ホールド動作は、Cref116とCsen120とにより保持された電圧をVref1に初期化することと、Ci132によって保持された電圧をV(os)に初期化することを含み得る。
ブロック720で、AFE回路は、感知動作を実行し得る。感知動作は、例えば、タイムライン600に表された第2段階の間に実行され得る。感知動作は、例えば、感知素子に関連する値(静電容量、電圧等)を感知することと、当該感知された値を保持ことを含み得る。感知された値は、コンデンサに保持され得、電圧の形でAFE回路に含まれる。保持された値が、例えば、V(os)および/もしくはI(leak)に関連する寄生電圧のような寄生成分を含み得ることに注意されたい。
例えば、AFE回路100では、感知動作は、Cs&h152を切断することと、Cref116の電圧をVref2に変化させることを含み得る。Csen120に関連する値が感知され得、Cb138が当該感知された値に基づき電圧を保持し得る。Cb138によって保持された電圧が、V(os)および/もしくはI(leak)により生じさせられ得る寄生電圧を含むことができることに注意されたい。
ブロック730では、AFE回路は、保持された値に存在し得る、ひとつもしくは複数の寄生成分を補償し得る。この補償は、例えば、タイムライン600に表された第3、第4、および/もしくは第5の段階の間に実行され得る。寄生成分は、例えば、V(os)および/もしくはI(leak)に関連し得る電圧を含み得る。
V(os)を補償することは、AFE回路に含まれる増幅器によって生じさせられ得るオフセット電圧を補償することを含み得る。例えば、回路100では、動作の第1段階において、Ci132が増幅器136に関連する電圧V(os)を保持するよう充電される。動作の第2段階では、Ci132によって保持された電圧が、感知素子に関連する感知された値に基づき調整され得る。Ci132によって保持された調整された値は、その後、V(os)のための感知素子電圧を補償し得る。
I(leak)に関連し得る電圧を補償することは、AFE回路に存在し得るI(leak)により保持された感知された値に生じさせられ得た値を補償することを含み得る。例えば、回路100では、Cb138が保持された感知された値を保持し得る。この保持された感知された値は、回路100に存在し得るI(leak)に起因する、保持された感知された値に生じさせられ得た電圧を含み得る。回路100のI(leak)によって生じさせられ得た電圧を補償することは、ノード180をVref2に接続することと、増幅器136のためのフィードバックコンデンサをCb138からCa146に変化させることの予備の段階を含み得る。
その後、ノード180がフロートされ、Ci132にI(leak)に関連する電圧を集めさせる。増幅器136のためのフィードバックコンデンサは、Ca146からCb138に変化され得る。また、ノード180の電圧は、Vref2に変化され得、Vref2は、Ci132に、I(leak)に関連する集められた電圧を増幅器136へ注入させ得る。結果は、Cb138によって保持された電圧が、I(leak)オフセット電圧のために訂正され得ることとなる。この時点で、Voutは、V(os)およびI(leak)とは無関係であり得る感知電圧を含み得る。
実施例の前述の記載は、説明および解説を提供するよう意図されており、本発明を網羅することや、本発明を開示された正確な形に限定することを意図していない。修正および変更は上述の教示を踏まえて可能であり、もしくは、発明の実施から獲得され得る。
明確に記載される場合を除いて、本明細書で使用された要素、動作、もしくは指示が、本発明にとって重要もしくは必須であると解釈されるべきでない。また、本明細書で使用されたような、冠詞“a”はひとつもしくは複数の品目を含むことを意図される。ひとつの品目のみが意図されるところでは、“ひとつ”という語か同様の言葉が使用されている。さらに、“基づいて”というフレーズは、そうでないと明確に述べられる場合を除いて、“少なくとも部分的に基づいて”と意味するよう意図される。
本発明は上記の特定の実施例に限定されず、本発明は、以下の添付の特許請求の範囲内におけるすべての特定の実施例および同等物を含むことが意図される。

Claims (9)

  1. 基準容量(Cref)と感知容量(Csen)とを有する感知素子であって、当該感知素子は、特性を測定し、かつ測定された特性に基づき出力を生成する、前記感知素子と、
    増幅器と、
    前記増幅器の出力と前記増幅器の入力との間に接続された第1のフィードバックコンデンサ(Cb)と、
    前記感知素子の出力と前記増幅器の入力との間に接続された入力コンデンサ(Ci)と、
    前記感知素子によって生成された出力を表す電圧を保持し、かつ保持された電圧に含まれるひとつもしくは複数の寄生成分を補償し、前記増幅器に関連するオフセット電圧V(os)を保持するようCiを充電しCsenの値を感知し、前記感知された値に基づきCiにより保持された電圧を調整し、Ciによって保持された調整された電圧を前記増幅器の入力に注入し、Cbによって保持された電圧を調整する回路と、を含む装置。
  2. 前記回路がさらに、
    Cbによって保持された電圧を調整し、当該電圧は、前記感知素子に関連するリーク電流に基づき調整される、請求項に記載の装置。
  3. Ciは、装置内のリーク電流に関連する電圧を保持し、Cbによって保持された電圧は、Ciによって保持された電圧の大きさに基づき調整される、請求項に記載の装置。
  4. 装置はさらに、
    前記感知素子に関連するリーク電流に基づく電圧を保持するようCiを充電し、
    Ciにより保持された電圧を前記増幅器に注入し、リーク電流に基づきCbにより保持された電圧を調整する、請求項に記載の装置。
  5. 前記リーク電流は、CrefおよびCsenの少なくともひとつに関連する抵抗に基づく少なくとも一部で規定される、請求項に記載の装置。
  6. 前記リーク電流は、前記増幅器に関連するリーク電流に基づく少なくとも一部で規定される、請求項に記載の装置。
  7. 前記増幅器は、差動入力とシングルエンドの出力とを含む、請求項に記載の装置。
  8. 前記特性は圧力を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記感知素子はセラミック感知素子(CSE)である、請求項1に記載の装置。
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