JP6360143B2 - 情報配信装置、プッシュ通知送信方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

情報配信装置、プッシュ通知送信方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、情報配信装置、プッシュ通知送信方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
従来のプッシュ(PUSH)型情報配信技術として、例えば非特許文献1に記載される「Google Cloud Messaging(GCM)」や非特許文献2に記載される「Apple Push Notification Service(APNS)」などが挙げられる。プッシュ型情報配信技術による情報の通知は、一般にプッシュ通知と呼ばれる。プッシュ通知によれば、端末からの情報の要求なしにサーバ側から自律的に端末に対して情報を通知することができる。
インターネット<URL:http://developer.android.com/guide/google/gcm/index.html> インターネット<URL:https://developer.apple.com/jp/devcenter/ios/library/documentation/RemoteNotificationsPG.pdf>
近年、複数の無線通信ネットワークが構築されており、端末が接続する無線通信ネットワークも様々である。例えば、セルラネットワークに接続する端末もあれば、無線LANに接続する端末もある。このような状況下においては、複数の特定の無線通信ネットワークのいずれを介するプッシュ通知通信経路でプッシュ通知を実行するのかを適宜に選択できることが好ましい。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数の特定の無線通信ネットワークのいずれを介するプッシュ通知通信経路でプッシュ通知を実行するのかを適宜に選択することができる、情報配信装置、プッシュ通知送信方法、及び、コンピュータプログラムを提供することを課題とする。
本発明の一態様は、複数の無線通信ネットワークに接続する端末装置に対するプッシュ通知を送信するプッシュ通知送信部と、前記プッシュ通知送信部が確立し維持している各端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を記憶するセッション管理情報記憶部と、プッシュ通知の実行時にプッシュ通知先の端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を前記セッション管理情報記憶部から取得し、該取得した通信セッション識別情報を前記プッシュ通知送信部に通知するプッシュ通知制御部と、を備え、前記プッシュ通知送信部は、前記プッシュ通知制御部から通知された通信セッション識別情報により識別される通信セッションにより、プッシュ通知を送信前記プッシュ通知送信部は、プッシュ通知先の端末装置においてプッシュ通知を受信するアプリケーションのアプリケーションIDのうちプッシュ通知の受信の許諾ありのアプリケーションIDのみを配信先のアプリケーションIDとしてプッシュ通知に含める、情報配信装置である。
本発明の一態様は、前記プッシュ通知制御部は、端末情報、プッシュ通知の送信データ種別情報、無線通信ネットワークの通信状況情報又はユーザ契約情報のうち少なくともいずれかに基づいて、複数の無線通信ネットワークのいずれでプッシュ通知を実行するのかを決定する、情報配信装置である。
本発明の一態様は、情報配信装置が、複数の無線通信ネットワークに接続する端末装置に対するプッシュ通知を送信するプッシュ通知送信ステップと、前記情報配信装置が、前記プッシュ通知送信ステップにより確立し維持している各端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報をセッション管理情報記憶部に記憶するセッション管理情報記憶ステップと、前記情報配信装置が、プッシュ通知の実行時にプッシュ通知先の端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を前記セッション管理情報記憶部から取得し、該取得した通信セッション識別情報を前記プッシュ通知送信部に通知するプッシュ通知制御ステップと、を含み、前記プッシュ通知送信ステップにおいて、前記プッシュ通知制御ステップから通知された通信セッション識別情報により識別される通信セッションにより、プッシュ通知を送信前記プッシュ通知送信ステップにおいて、プッシュ通知先の端末装置においてプッシュ通知を受信するアプリケーションのアプリケーションIDのうちプッシュ通知の受信の許諾ありのアプリケーションIDのみを配信先のアプリケーションIDとしてプッシュ通知に含める、プッシュ通知送信方法である。
本発明の一態様は、情報配信装置のコンピュータに、複数の無線通信ネットワークに接続する端末装置に対するプッシュ通知を送信するプッシュ通知送信ステップと、前記プッシュ通知送信ステップにより確立し維持している各端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報をセッション管理情報記憶部に記憶するセッション管理情報記憶ステップと、プッシュ通知の実行時にプッシュ通知先の端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を前記セッション管理情報記憶部から取得し、該取得した通信セッション識別情報を前記プッシュ通知送信部に通知するプッシュ通知制御ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、前記プッシュ通知送信ステップは、前記プッシュ通知制御ステップから通知された通信セッション識別情報により識別される通信セッションにより、プッシュ通知を送信前記プッシュ通知送信ステップは、プッシュ通知先の端末装置においてプッシュ通知を受信するアプリケーションのアプリケーションIDのうちプッシュ通知の受信の許諾ありのアプリケーションIDのみを配信先のアプリケーションIDとしてプッシュ通知に含める、コンピュータプログラムである。
本発明によれば、複数の特定の無線通信ネットワークのいずれを介するプッシュ通知通信経路でプッシュ通知を実行するのかを適宜に選択することができるという効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係るプッシュ型情報配信システムを示す構成図である。 本発明の第1実施形態に係る受信履歴記憶部14の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る端末装置10のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るセッション管理情報記憶部23の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るセルラNWIPアドレス管理データベース41の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る端末機種情報記憶部201の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るソフトウェア種別情報記憶部202の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る消費電力情報記憶部203の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る送信データ種別情報記憶部204の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る情報配信装置20のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ42のプッシュ通知管理情報の構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るプッシュ型情報配信方法を示すシーケンスチャートである。 本発明の第2実施形態に係るプッシュ型情報配信システムを示す構成図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るプッシュ型情報配信システムを示す構成図である。図1において、情報配信装置20は端末装置10に対してプッシュ通知を送信する。端末装置10は情報配信装置20からプッシュ通知を受信する。情報配信装置20から端末装置10までのプッシュ通知の通信経路として、無線LAN31を介して端末装置10に到達する第1通信経路と、セルラネットワーク(セルラNW)33を介して端末装置10に到達する第2通信経路と、がある。第1通信経路は、情報配信装置20と無線LAN31との間にインターネット32を介する。
無線LAN31は、特定の第1の無線通信ネットワークの例である。無線LAN31として、例えば、IEEE802.11シリーズ規格に準拠するWi−Fiと呼ばれる無線LANが挙げられる。セルラNW33は、特定の第2の無線通信ネットワークの例である。セルラNW33として、例えば、3GPP(3rd Generation Partnership Project)の標準規格であるLTE(Long Term Evolution)と呼ばれる無線通信方式の無線通信システムが挙げられる。
情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21は、第1通信経路によりプッシュ通知を送信する。第1プッシュ通知送信部21が送信するプッシュ通知のことを第1プッシュ通知と称する。情報配信装置20の第2プッシュ通知送信部22は、第2通信経路によりプッシュ通知を送信する。第2プッシュ通知送信部22が送信するプッシュ通知のことを第2プッシュ通知と称する。
(端末装置)
端末装置10について説明する。図1において、端末装置10は、無線LANアクセス部11と、セルラNWアクセス部12と、プッシュ通知受信部13と、受信履歴記憶部14と、アプリケーション15と、消費電力測定部16と、を備える。
無線LANアクセス部11は、無線LAN31との間で接続を確立して当該無線LAN31との間で無線信号を送受信する。無線LANアクセス部11は、無線LAN31の所定の手順で無線LAN31のアクセスポイント装置との間で接続を確立する。無線LANアクセス部11は、接続を確立したアクセスポイント装置との間で無線信号を送受信する。
セルラNWアクセス部12は、セルラNW33との間で接続を確立して当該セルラNW33との間で無線信号を送受信する。セルラNWアクセス部12は、セルラNW33の所定の手順でセルラNW33の基地局装置との間で接続を確立する。セルラNWアクセス部12は、接続を確立した基地局装置との間で無線信号を送受信する。
プッシュ通知受信部13は、無線LANアクセス部11と無線LAN31との間の接続が確立された場合にのみ、無線LANアクセス部11を介して、第1プッシュ通知を受信する通信セッションを情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21との間で確立する。プッシュ通知受信部13は、無線LANアクセス部11と無線LAN31との間の接続の確立あり又は確立なしを、例えば端末装置10のOS(Operating System:オペレーティングシステム)を介して認識する。プッシュ通知受信部13は、情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21との間で確立した通信セッションにより、第1プッシュ通知送信部21から第1プッシュ通知を受信する。
プッシュ通知受信部13は、無線LANアクセス部11と無線LAN31との間の接続が継続する間は第1プッシュ通知を受信する通信セッションのキープアライブを実行する。
プッシュ通知受信部13は、セルラNWアクセス部12を介して、情報配信装置20の第2プッシュ通知送信部22から送信される第2プッシュ通知を受信する。
第2プッシュ通知は、セルラNW33における端末装置10の加入者識別情報(以下、セルラNW加入者IDと称する)に基づいた宛先アドレスを使用して情報配信装置20の第2プッシュ通知送信部22から送信される。端末装置10のセルラNW加入者IDに基づいた宛先アドレスとして、セルラNW33から当該端末装置10に割り当てられたIP(Internet Protocol)アドレスが使用される。セルラNW33は、IPパケットの転送機能を有し、宛先IPアドレスに基づいたIPパケット転送を行う。セルラNW33から端末装置10に割り当てられたIPアドレスが宛先アドレスである第2プッシュ通知のIPパケットは、セルラNW33により、情報配信装置20から当該端末装置10へ転送される。
なお、セルラNW加入者IDとして、例えば、セルラNW33の電話番号(以下、単に電話番号と称する)、セルラNW33のユーザ識別情報、端末装置10に装着されたSIM(Subscriber Identity Module)カードの固有情報などが利用可能である。
受信履歴記憶部14は、プッシュ通知受信部13が受信した第1プッシュ通知に含まれるメッセージ識別情報(メッセージID)と第2のプッシュ通知に含まれるメッセージIDとの履歴を記憶する。図2は、本発明の第1実施形態に係る受信履歴記憶部14の構成例を示す図である。図2の例では、受信履歴記憶部14は、プッシュ通知受信部13が受信した第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との各々について、受信時刻を示す情報とメッセージIDと受信ネットワーク(受信NW)を示す情報とを関連付けて記憶する。図2中、第1プッシュ通知の受信NWは無線LANであり、第2プッシュ通知の受信NWはセルラNWである。なお、図2中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
プッシュ通知受信部13は、受信履歴記憶部14に記憶される履歴に含まれるメッセージIDと同一のメッセージIDを有する第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知を受信した場合に、重複した第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知を破棄する。
アプリケーション15は、端末装置10にインストールされるアプリケーションのうち、プッシュ通知受信部13が受信した第1プッシュ通知及び第2プッシュ通知をプッシュ通知受信部13から受信するアプリケーションである。アプリケーション15は、プッシュ通知受信部13が受信した第1プッシュ通知及び第2プッシュ通知を、例えば端末装置10のOSを介して受信する。
消費電力測定部16は、無線LANアクセス部11の単位時間当たりの消費電力量と、セルラNWアクセス部12の単位時間当たりの消費電力量とを各々に測定する。消費電力測定部16は、各測定結果の単位時間当たりの消費電力量をプッシュ通知受信部13へ通知する。プッシュ通知受信部13は、単位時間当たりの第1プッシュ通知の受信回数と、単位時間当たりの第2プッシュ通知の受信回数と、を測定する。プッシュ通知受信部13は、消費電力測定部16から通知された無線LANアクセス部11の単位時間当たりの消費電力量を単位時間当たりの第1プッシュ通知の受信回数で除算した商を、第1プッシュ通知受信消費電力とする。プッシュ通知受信部13は、消費電力測定部16から通知されたセルラNWアクセス部12の単位時間当たりの消費電力量を単位時間当たりの第2プッシュ通知の受信回数で除算した商を、第2プッシュ通知受信消費電力とする。
プッシュ通知受信部13は、第1プッシュ通知受信消費電力と第2プッシュ通知受信消費電力とを情報配信装置20へ通知する。第1プッシュ通知受信消費電力と第2プッシュ通知受信消費電力との情報配信装置20への通知は、無線LANアクセス部11を介して実行されてもよく、又は、セルラNWアクセス部12を介して実行されてもよい。
図3は、本発明の第1実施形態に係る端末装置10のハードウェア構成例を示す図である。図3において、端末装置10は、CPU_51(演算処理部)と、プログラム記憶部52と、データ記憶部53と、無線LAN通信モジュール54と、セルラNW通信モジュール55と、操作部56と、表示部57と、消費電力測定モジュール58と、を備える。これら各部はデータを交換できるように構成される。
CPU_51は端末装置10の制御を行う。この制御機能は、CPU_51がコンピュータプログラムを実行することにより実現される。プログラム記憶部52は、CPU_51によって実行されるコンピュータプログラムを記憶する。プログラム記憶部52は、プッシュ通知受信プログラム61と、アプリケーションプログラム62とを記憶する。図1に示される端末装置10のプッシュ通知受信部13の機能は、図3に示されるCPU_51がプログラム記憶部52に記憶されるプッシュ通知受信プログラム61を実行することにより実現される。図1に示される端末装置10のアプリケーション15の機能は、図3に示されるCPU_51がプログラム記憶部52に記憶されるアプリケーションプログラム62を実行することにより実現される。
データ記憶部53はデータを記憶する。図1に示される端末装置10の受信履歴記憶部14は、図3に示されるデータ記憶部53内に設けられる。
無線LAN通信モジュール54は、図1に示される端末装置10の無線LANアクセス部11の機能を実現する通信モジュールである。セルラNW通信モジュール55は、図1に示される端末装置10のセルラNWアクセス部12の機能を実現する通信モジュールである。セルラNW通信モジュール55にはSIMカード(図示せず)が接続される。
操作部56は、キーボード、テンキー、マウス等の入力デバイスから構成され、ユーザの操作に応じたデータ入力を行う。表示部57は、液晶表示装置等の表示デバイスから構成され、データ表示を行う。また、データ入力とデータ表示の両方が可能なタッチパネルを備えてもよい。
消費電力測定モジュール58は、無線LAN通信モジュール54の単位時間当たりの消費電力量と、セルラNW通信モジュール55の単位時間当たりの消費電力量とを各々に測定する。消費電力測定モジュール58は、図1に示される端末装置10の消費電力測定部16の機能を実現する測定モジュールである。
端末装置10として、汎用のコンピュータ装置を使用してもよく、又は、専用のハードウェア装置として構成してもよい。また、端末装置10として、スマートフォン等の携帯通信端末装置、タブレット型のコンピュータ装置、据置き型のパーソナルコンピュータ装置などを使用してもよい。
(情報配信装置)
情報配信装置20について説明する。図1において、情報配信装置20は、第1プッシュ通知送信部21と、第2プッシュ通知送信部22と、セッション管理情報記憶部23と、プッシュ通知制御部24と、端末機種情報記憶部201と、ソフトウェア種別情報記憶部202と、消費電力情報記憶部203と、送信データ種別情報記憶部204と、通信状況情報取得部205と、ユーザ契約情報取得部206と、を備える。
第1プッシュ通知送信部21は、端末装置10のプッシュ通知受信部13との間で通信セッションを確立し、プッシュ通知受信部13との間で確立された通信セッションにおいて第1プッシュ通知を送信する。第1プッシュ通知送信部21は、プッシュ通知受信部13との間で確立された通信セッションのキープアライブに応じて当該通信セッションを維持する。
セッション管理情報記憶部23は、第1プッシュ通知送信部21が確立し維持する通信セッションとセッション確立相手の端末装置10とを関連付けるセッション管理情報を記憶する。図4は、本発明の第1実施形態に係るセッション管理情報記憶部23の構成例を示す図である。図4の例では、セッション管理情報記憶部23は、第1プッシュ通知送信部21が確立し維持する通信セッション毎に、通信セッションの識別情報(セッションID)と、セッション確立相手の端末装置10の電話番号とを関連付けて記憶する。なお、図4中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
プッシュ通知制御部24は、セッション管理情報記憶部23によりプッシュ通知先の端末装置10に関連付けられた通信セッションを、第1プッシュ通知送信部21へ指定する。第1プッシュ通知送信部21は、プッシュ通知制御部24から指定された通信セッションにより、第1プッシュ通知を送信する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知先の端末装置10の電話番号が指定されると、該指定された電話番号に関連付けられたセッションIDをセッション管理情報記憶部23から取得する。プッシュ通知制御部24は、該取得したセッションIDを第1プッシュ通知送信部21へ通知する。第1プッシュ通知送信部21は、プッシュ通知制御部24から通知されたセッションIDの通信セッションにより、第1プッシュ通知を送信する。
第2プッシュ通知送信部22は、セルラNW33を介して、セルラNW加入者IDに基づいた宛先アドレスを使用して第2のプッシュ通知を送信する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知先の端末装置10のセルラNW加入者IDを第2プッシュ通知送信部22へ指定する。第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24から指定されたセルラNW加入者IDに基づいた宛先アドレスを使用して第2のプッシュ通知を送信する。
第2プッシュ通知送信部22は、セルラNWIPアドレス管理データベース41に通信回線を介してアクセスし、プッシュ通知制御部24から指定されたセルラNW加入者IDに基づいた宛先アドレスをセルラNWIPアドレス管理データベース41から取得する。図5は、本発明の第1実施形態に係るセルラNWIPアドレス管理データベース41の構成例を示す図である。図5の例では、セルラNWIPアドレス管理データベース41は、端末装置10の電話番号と、IPアドレスとを関連付けて記憶する。セルラNWIPアドレス管理データベース41において、端末装置10の電話番号に関連付けられたIPアドレスは、セルラNW33から当該端末装置10に割り当てられたIPアドレスである。セルラNWIPアドレス管理データベース41は、セルラNW33から各端末装置10に割り当てられたIPアドレスを取得して格納する。なお、図5中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知先の端末装置10のセルラNW加入者IDとして当該端末装置10の電話番号を第2プッシュ通知送信部22へ指定する。第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24から指定された電話番号に関連付けられたIPアドレスを、セルラNWIPアドレス管理データベース41から取得する。第2プッシュ通知送信部22は、セルラNWIPアドレス管理データベース41から取得したIPアドレスが宛先アドレスである第2プッシュ通知のIPパケットを、セルラNW33へ送信する。第2プッシュ通知送信部22からセルラNW33に送信された第2プッシュ通知のIPパケットは、セルラNW33により、宛先アドレスであるIPアドレスがセルラNW33から割り当てられた端末装置10へ転送される。
図6は、本発明の第1実施形態に係る端末機種情報記憶部201の構成例を示す図である。図6の例では、端末機種情報記憶部201は、端末装置10の機種(端末機種)と、プッシュ通知通信経路と、を関連付ける端末機種情報を記憶する。プッシュ通知通信経路は、第1通信経路又は第2通信経路である。端末機種情報において、各端末機種に対して、第1通信経路のみ、第2通信経路のみ、又は、第1通信経路と第2通信経路との両方、が関連付けられる。端末機種情報は、事前に、端末機種情報記憶部201に記憶される。端末機種情報は端末情報の例である。なお、図6中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
図7は、本発明の第1実施形態に係るソフトウェア種別情報記憶部202の構成例を示す図である。図7の例では、ソフトウェア種別情報記憶部202は、端末装置10のソフトウェア種別と、プッシュ通知通信経路と、を関連付けるソフトウェア種別情報を記憶する。プッシュ通知通信経路は、第1通信経路又は第2通信経路である。ソフトウェア種別情報において、各ソフトウェア種別に対して、第1通信経路のみ、第2通信経路のみ、又は、第1通信経路と第2通信経路との両方、が関連付けられる。ソフトウェア種別情報は、事前に、ソフトウェア種別情報記憶部202に記憶される。ソフトウェア種別情報は端末情報の例である。なお、図7中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
図8は、本発明の第1実施形態に係る消費電力情報記憶部203の構成例を示す図である。消費電力情報記憶部203は、第1通信経路でのプッシュ通知受信にかかる端末装置10の消費電力量と、第2通信経路でのプッシュ通知受信にかかる端末装置10の消費電力量との大小関係を示す消費電力情報を記憶する。図8の例では、消費電力情報において、第1通信経路と第2通信経路との各々に対して端末装置10の消費電力量が関連付けられる。消費電力情報は、第1通信経路に係る端末装置10の消費電力量と第2通信経路に係る端末装置10の消費電力量との大小関係のみを示す情報であってもよい。消費電力情報は端末情報の例である。なお、図8中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
消費電力情報記憶部203に記憶される消費電力情報は、事前に設定されてもよく、又は、情報配信装置20が端末装置10から通知された第1プッシュ通知受信消費電力と第2プッシュ通知受信消費電力とに基づいて設定してもよい。
例えば、情報配信装置20は、複数の端末装置10から各々通知された第1プッシュ通知受信消費電力を示す第1プッシュ通知受信消費電力情報と第2プッシュ通知受信消費電力を示す第2プッシュ通知受信消費電力情報とを蓄積する。そして、情報配信装置20は、蓄積した第1プッシュ通知受信消費電力情報に基づいて、例えば統計的手法により第1通信経路に係る端末装置10の消費電力量を算出する。また、情報配信装置20は、蓄積した第2プッシュ通知受信消費電力情報に基づいて、例えば統計的手法により第2通信経路に係る端末装置10の消費電力量を算出する。そして、情報配信装置20は、各々算出した第1通信経路に係る端末装置10の消費電力量と、第2通信経路に係る端末装置10の消費電力量とを、図8に示されるように、消費電力情報記憶部203に記憶させる。又は、情報配信装置20は、各々算出した第1通信経路に係る端末装置10の消費電力量と、第2通信経路に係る端末装置10の消費電力量との大小関係を示す情報のみを、消費電力情報記憶部203に記憶させる。
情報配信装置20は、所定のタイミングで、消費電力情報記憶部203の消費電力情報を更新してもよい。例えば、一定の周期で消費電力情報記憶部203の消費電力情報を更新する。又は、消費電力情報記憶部203の消費電力情報の前回の更新時以降に新たに端末装置10から通知された第1プッシュ通知受信消費電力情報又は第2プッシュ通知受信消費電力情報の蓄積量が一定量に達した場合に、消費電力情報記憶部203の消費電力情報を更新する。
図9は、本発明の第1実施形態に係る送信データ種別情報記憶部204の構成例を示す図である。図9の例では、送信データ種別情報記憶部204は、第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知により送信されるメッセージ中の送信データの送信データ種別と、プッシュ通知通信経路と、を関連付ける送信データ種別情報を記憶する。プッシュ通知通信経路は、第1通信経路又は第2通信経路である。送信データ種別情報において、各送信データ種別に対して、第1通信経路のみ、第2通信経路のみ、又は、第1通信経路と第2通信経路との両方、が関連付けられる。送信データ種別情報は、事前に、送信データ種別情報記憶部204に記憶される。なお、図9中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
図1において、通信状況情報取得部205は、無線LAN31又はセルラNW33の通信状況情報を取得する。通信状況情報取得部205は、無線LAN31のみの通信状況情報を取得してもよく、又は、セルラNW33のみの通信状況情報を取得してもよく、又は、無線LAN31の通信状況情報とセルラNW33の通信状況情報との両方を取得してもよい。無線LAN31の通信状況情報の取得方法として、例えば、無線LAN31に接続する端末装置10が、自己が接続するアクセスポイント装置との間の通信状況を示す通信状況情報を情報配信装置20へ送信する。セルラNW33の通信状況情報の取得方法として、例えば、セルラNW33に接続する端末装置10が、自己が接続する基地局装置との間の通信状況を示す通信状況情報を情報配信装置20へ送信する。端末装置10から情報配信装置20への通信状況情報の送信は、無線LANアクセス部11を介して実行されてもよく、又は、セルラNWアクセス部12を介して実行されてもよい。
ユーザ契約情報取得部206は、第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知の送信先の端末装置10のユーザのユーザ契約情報を取得する。ユーザ契約情報の取得方法として、例えば、情報配信装置20が、情報配信装置20の外部のユーザ契約情報管理装置(図示せず)から、ユーザ契約情報管理装置が有する各ユーザのユーザ契約情報を取得する。
プッシュ通知制御部24は、端末情報、送信データ種別情報、通信状況情報又はユーザ契約情報のうち少なくともいずれかに基づいて、第1プッシュ通知のみを実行するか、第2プッシュ通知のみを実行するか、又は、第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方を実行するか、を決定する。
図10は、本発明の第1実施形態に係る情報配信装置20のハードウェア構成例を示す図である。図10において、情報配信装置20は、CPU_71と、プログラム記憶部72と、データ記憶部73と、通信部74とを備える。これら各部はデータを交換できるように構成される。
CPU_71は情報配信装置20の制御を行う。この制御機能は、CPU_71がコンピュータプログラムを実行することにより実現される。プログラム記憶部72は、CPU_71によって実行されるコンピュータプログラムを記憶する。プログラム記憶部72は、プッシュ通知送信プログラム81を記憶する。図1に示される情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21と第2プッシュ通知送信部22とプッシュ通知制御部24との各々の機能は、図10に示されるCPU_71がプログラム記憶部72に記憶されるプッシュ通知送信プログラム81を実行することにより実現される。
データ記憶部73はデータを記憶する。図1に示される情報配信装置20のセッション管理情報記憶部23と端末機種情報記憶部201とソフトウェア種別情報記憶部202と消費電力情報記憶部203と送信データ種別情報記憶部204とは、図10に示されるデータ記憶部73内に設けられる。通信部74は他の装置との通信を行う。
情報配信装置20として、汎用のコンピュータ装置を使用してもよく、又は、専用のハードウェア装置として構成してもよい。
(プッシュ通知管理サーバ)
プッシュ通知管理サーバ42は、プッシュ通知の管理を行う。プッシュ通知管理サーバ42は、通信回線を介して、情報配信装置20と接続される。プッシュ通知管理サーバ42は、インターネット32又はセルラNW33を介して、端末装置10からアクセスされる。プッシュ通知管理サーバ42は、プッシュ通知管理情報を有する。図11は、本発明の第1実施形態に係るプッシュ通知管理サーバ42のプッシュ通知管理情報の構成例を示す図である。図11の例では、プッシュ通知管理情報には、プッシュ通知サービスの加入者毎に、サービス加入者識別情報(サービス加入者ID)と、アプリケーション識別情報(アプリケーションID)と、許諾状態を示す情報と、端末装置10の電話番号と、端末装置10のデバイスキーと、端末装置10の端末機種を示す情報と、端末装置10のソフトウェア種別を示す情報と、などが関連付けて格納される。サービス加入者IDとして、例えば、セルラNW33のユーザ識別情報を利用してもよい。アプリケーションIDは、アプリケーション15の識別情報である。許諾状態は、プッシュ通知の受信の許諾のあり又はなしを示す。許諾状態は、さらにアプリケーションID毎に管理されてもよい。デバイスキーは、端末装置10のハードウェアを一意に識別する端末固有情報である。なお、図11中の各項目に記載される内容は説明の便宜上のものである。
次に、図12を参照して本実施形態に係るプッシュ型情報配信システムの動作を説明する。図12は、本発明の第1実施形態に係るプッシュ型情報配信方法を示すシーケンスチャートである。
(ステップS1)端末装置10が、プッシュ通知管理サーバ42に対して、プロビジョニング(provisioning)を実行する。端末装置10は、例えばサービス加入者IDのユーザ設定やセルラNW33のユーザ識別情報のユーザ設定などを契機にして、プッシュ通知管理サーバ42に対するプロビジョニングを実行する。プッシュ通知管理サーバ42に対するプロビジョニングでは、登録情報として、サービス加入者ID、端末装置10の電話番号、端末装置10のデバイスキー、端末装置10の端末機種を示す端末機種登録情報、端末装置10のソフトウェア種別を示すソフトウェア種別登録情報などが、端末装置10からプッシュ通知管理サーバ42へ送信される。プッシュ通知管理サーバ42は、端末装置10から受信した登録情報を、図11に示されるように、プッシュ通知管理情報に格納する。
なお、複数の端末装置10から同一のサービス加入者IDでプッシュ通知管理サーバ42に対してプロビジョニングが実行された場合、プッシュ通知管理サーバ42は、当該一のサービス加入者IDでプロビジョニングを実行した全ての端末装置10の登録情報を、当該一のサービス加入者IDに関連付けてプッシュ通知管理情報に格納する。また、プッシュ通知管理サーバ42は、端末装置10によるデプロビジョニングにより、当該端末装置10によるプロビジョニングでプッシュ通知管理情報に格納した登録情報を該プッシュ通知管理情報から削除する。
また、端末装置10のアプリケーション15がアプリケーションサービスの実行に使用するトークンと、当該端末装置10の電話番号又はサービス加入者IDとを関連付けるトークン情報を、初期設定情報としてプッシュ通知管理情報に格納してもよい。トークン情報は、プロビジョニングにおいて端末装置10からプッシュ通知管理サーバ42へ送信されてもよく、又は、プッシュ通知管理サーバ42の外部のアプリケーションサービス管理装置(図示せず)から事前にプッシュ通知管理サーバ42へ送信されてもよい。
(ステップS2)端末装置10が、プッシュ通知管理サーバ42に対して、許諾通知を実行する。許諾通知は、許諾あり又は許諾なしをプッシュ通知管理サーバ42に通知する。プッシュ通知管理サーバ42は、端末装置10からの許諾通知に従って、図11に示されるように、許諾状態として許諾あり又は許諾なしをプッシュ通知管理情報に格納する。
なお、許諾通知は、端末装置10にインストールされたアプリケーション15毎に実行されてもよい。アプリケーション15毎に許諾通知が実行される場合、プッシュ通知管理情報において、許諾状態は、さらにアプリケーションID毎に管理される。
(ステップS3)端末装置10の無線LANアクセス部11が、無線LAN31との間で接続を確立する。
(ステップS4)端末装置10のプッシュ通知受信部13は、無線LANアクセス部11と無線LAN31との間の接続が確立されたことを認識すると、情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21との間で通信セッションを確立する。情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21は、端末装置10との間で通信セッションを確立すると、セッション管理情報記憶部23に対して、図4に示されるように、確立した通信セッションのセッションIDと、セッション確立相手の端末装置10の電話番号とを関連付けて記憶させる。
(ステップS5)プッシュ通知管理サーバ42が、情報配信装置20に対して、プッシュ通知依頼を実行する。プッシュ通知依頼では、プッシュ通知依頼情報として、プッシュ通知先の端末装置10の電話番号、プッシュ通知で通知するメッセージ、メッセージID、プッシュ通知方法の選択条件を指定するプッシュ通知方法選択条件指定情報、配信先のアプリケーション15のアプリケーションIDなどが、プッシュ通知管理サーバ42から情報配信装置20へ送信される。プッシュ通知方法選択条件指定情報は、プッシュ通知方法選択条件として、情報配信装置20が実行するプッシュ通知方法を選択する際に、端末情報、送信データ種別情報、通信状況情報又はユーザ契約情報のうち少なくともいずれの情報に基づいて選択するのかを示す。プッシュ通知方法として、第1プッシュ通知のみ、第2プッシュ通知のみ、又は、第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方、がある。
なお、プッシュ通知管理サーバ42は、プッシュ通知管理情報において許諾状態が許諾ありのサービス加入者ID及び電話番号のみを、プッシュ通知依頼の実行の対象にする。また、プッシュ通知管理情報において、許諾状態がさらにアプリケーションID毎に管理される場合には、許諾ありのアプリケーションIDのみを、プッシュ通知依頼の実行の対象にする。また、プッシュ通知依頼者からプッシュ通知先をサービス加入者IDで指定された場合、プッシュ通知管理サーバ42は、プッシュ通知依頼者から指定されたサービス加入者IDに関連付けられた電話番号を、プッシュ通知管理情報から取得し、取得した電話番号をプッシュ通知依頼情報に含める。
(ステップS6)情報配信装置20のプッシュ通知制御部24は、プッシュ通知管理サーバ42から受信したプッシュ通知依頼情報に基づいて、プッシュ通知制御を実行する。プッシュ通知制御部24によるプッシュ通知制御によって、情報配信装置20から第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知が送信される。以下に、プッシュ通知方法の選択方法の例を説明する。
(プッシュ通知方法の選択方法の例1:端末情報に基づく選択方法)
プッシュ通知依頼情報中のプッシュ通知方法選択条件指定情報が端末情報に基づいて選択することを示す場合を説明する。端末情報として、例1−A「端末機種情報」、例1−B「ソフトウェア種別情報」、例1−C「消費電力情報」を挙げてそれぞれに説明する。
(例1−A)端末機種情報
プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報からプッシュ通知先の端末装置10の電話番号を取得する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報から取得した電話番号に関連付けられた端末機種登録情報を、プッシュ通知管理サーバ42から取得する。なお、プッシュ通知先の端末装置10の電話番号に関連付けられた端末機種登録情報はプッシュ通知依頼情報に含められてもよい。この場合、プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報から端末機種登録情報を取得する。
プッシュ通知制御部24は、取得した端末機種登録情報で示される端末機種に関連付けられたプッシュ通知通信経路を、端末機種情報記憶部201に記憶される端末機種情報から特定する。プッシュ通知制御部24は、特定したプッシュ通知通信経路により送信されるプッシュ通知を、プッシュ通知先の端末装置へのプッシュ通知に決定する。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第2通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第2プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路と第2通信経路とである場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方である。
例1−A「端末機種情報」によれば、プッシュ通知先の端末装置10の端末機種に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。端末装置10の端末機種によっては、例えば、無線LAN31に接続中はセルラNW33に接続しないことがある。このため、端末装置10の端末機種に合ったプッシュ通知通信経路を選択することにより、端末装置10におけるプッシュ通知の受信の確実性を向上させることができる。
(例1−B)ソフトウェア種別情報
プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報からプッシュ通知先の端末装置10の電話番号を取得する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報から取得した電話番号に関連付けられたソフトウェア種別登録情報を、プッシュ通知管理サーバ42から取得する。なお、プッシュ通知先の端末装置10の電話番号に関連付けられたソフトウェア種別登録情報はプッシュ通知依頼情報に含められてもよい。この場合、プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報からソフトウェア種別登録情報を取得する。
プッシュ通知制御部24は、取得したソフトウェア種別登録情報で示されるソフトウェア種別に関連付けられたプッシュ通知通信経路を、ソフトウェア種別情報記憶部202に記憶されるソフトウェア種別情報から特定する。プッシュ通知制御部24は、特定したプッシュ通知通信経路により送信されるプッシュ通知を、プッシュ通知先の端末装置へのプッシュ通知に決定する。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第2通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第2プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路と第2通信経路とである場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方である。
例1−B「ソフトウェア種別情報」によれば、プッシュ通知先の端末装置10のソフトウェア種別に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。端末装置10のソフトウェア種別として、例えば端末装置10のOSのバージョンによっては、例えば、無線LAN31に接続中はセルラNW33に接続しないことがある。このため、端末装置10のソフトウェア種別に合ったプッシュ通知通信経路を選択することにより、端末装置10におけるプッシュ通知の受信の確実性を向上させることができる。
(例1−C)消費電力情報
プッシュ通知制御部24は、消費電力情報記憶部203に記憶される消費電力情報から、消費電力量が最小のプッシュ通知通信経路を特定する。プッシュ通知制御部24は、特定したプッシュ通知通信経路により送信されるプッシュ通知を、プッシュ通知先の端末装置へのプッシュ通知に決定する。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第2通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第2プッシュ通知である。
例1−C「消費電力情報」によれば、端末装置10の消費電力量が最小のプッシュ通知通信経路を選択することができる。これにより、端末装置10の電池の節約に貢献することができる。
なお、端末装置10の電池残量に応じて、上述した例1−C「消費電力情報」の適用を判断してもよい。例えば、端末装置10は、自己の電池残量が一定量以下である場合に、省電力モード設定有りをプッシュ通知管理サーバ42へ通知する。プッシュ通知管理サーバ42は、端末装置10の省電力モード設定の有無を示す省電力モード情報をプッシュ通知管理情報に格納する。プッシュ通知管理サーバ42は、プッシュ通知先の端末装置10の省電力モード情報をプッシュ通知依頼情報に含める。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知先の端末装置10の省電力モード情報が、省電力モード設定有りである場合には上述した例1−C「消費電力情報」を適用し、一方、省電力モード設定無しである場合には上述した例1−C「消費電力情報」を適用しない。
(プッシュ通知方法の選択方法の例2:送信データ種別情報に基づく選択方法)
プッシュ通知依頼情報中のプッシュ通知方法選択条件指定情報が送信データ種別情報に基づいて選択することを示す場合を説明する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報に含まれるメッセージ中の送信データの送信データ種別を示すメッセージ属性情報を、プッシュ通知管理サーバ42から取得する。なお、プッシュ通知依頼情報に含まれるメッセージ中の送信データの送信データ種別を示すメッセージ属性情報はプッシュ通知依頼情報に含められてもよい。この場合、プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報からメッセージ属性情報を取得する。
プッシュ通知制御部24は、取得したメッセージ属性情報で示される送信データ種別に関連付けられたプッシュ通知通信経路を、送信データ種別情報記憶部204に記憶される送信データ種別情報から特定する。プッシュ通知制御部24は、特定したプッシュ通知通信経路により送信されるプッシュ通知を、プッシュ通知先の端末装置へのプッシュ通知に決定する。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第2通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第2プッシュ通知である。特定したプッシュ通知通信経路が第1通信経路と第2通信経路とである場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方である。
プッシュ通知方法の選択方法の例2によれば、第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知によりプッシュ通知先の端末装置へ送信されるメッセージ中の送信データの送信データ種別に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。以下に、送信データ種別の例を挙げる。
(送信データ種別の例2−A)
送信データ種別の例2−Aは、送信データの大きさ(データサイズ)の区分である。例えば、所定のデータサイズを超えるか否かで、送信データのデータサイズを区分する。又は、データサイズを段階的に複数に区分してもよい。例えば、データサイズを所定の増加量ずつ増加させた複数の区分を設ける。所定の増加量は、区分間の全てで一定量でもよく、又は、各区分間で異なる量でもよい。
送信データ種別の例2−Aによれば、送信データのデータサイズの区分に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。例えば、送信データのデータサイズが比較的大きい区分である場合には、通信容量に余裕のあるプッシュ通知通信経路、又は、通信データ量に依存しない課金方法が適用されるプッシュ通知通信経路、を選択するように、送信データ種別情報記憶部204の送信データ種別情報を設定することが挙げられる。
(送信データ種別の例2−B)
送信データ種別の例2−Bは、送信データのデータ内容の種類の区分である。データ内容の種類の区分として、テキスト、音声、画像などがある。画像は、さらに、静止画像と動画像とに区分してもよい。
送信データ種別の例2−Bによれば、送信データのデータ内容の種類の区分に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。例えば、送信データが動画像である場合には、通信容量に余裕のあるプッシュ通知通信経路、又は、通信データ量に依存しない課金方法が適用されるプッシュ通知通信経路、を選択するように、送信データ種別情報記憶部204の送信データ種別情報を設定することが挙げられる。また、例えば、送信データがテキストである場合には、第1通信経路と第2通信経路との両方を選択するように、送信データ種別情報記憶部204の送信データ種別情報を設定することが挙げられる。
(プッシュ通知方法の選択方法の例3:通信状況情報に基づく選択方法)
プッシュ通知依頼情報中のプッシュ通知方法選択条件指定情報が通信状況情報に基づいて選択することを示す場合を説明する。プッシュ通知制御部24は、通信状況情報取得部205により取得された無線LAN31又はセルラNW33の通信状況情報に基づいて、プッシュ通知通信経路を選択する。例えば、通信状況情報が輻輳を示す無線通信ネットワークを介する通信経路を選択しないとし、通信状況情報が輻輳を示さない無線通信ネットワークを介する通信経路を選択する。又は、通信状況情報が輻輳度を示す場合、所定の輻輳度以上である無線通信ネットワークを介する通信経路を選択しないようにしてもよい。又は、通信状況情報が輻輳度を示す場合、所定の輻輳度以下である無線通信ネットワークを介する通信経路を選択するようにしてもよい。又は、通信状況情報が輻輳度を示す場合、輻輳度が軽い方の無線通信ネットワークを介する通信経路を選択するようにしてもよい。
プッシュ通知制御部24は、選択したプッシュ通知通信経路により送信されるプッシュ通知を、プッシュ通知先の端末装置へのプッシュ通知に決定する。選択したプッシュ通知通信経路が第1通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知である。選択したプッシュ通知通信経路が第2通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第2プッシュ通知である。選択したプッシュ通知通信経路が第1通信経路と第2通信経路とである場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方である。
プッシュ通知方法の選択方法の例3によれば、無線LAN31又はセルラNW33の通信状況情報に基づいて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。これにより、例えば輻輳している無線通信ネットワークを介する通信経路を避けて端末装置10へプッシュ通知を実行することができる。
(プッシュ通知方法の選択方法の例4:ユーザ契約情報に基づく選択方法)
プッシュ通知依頼情報中のプッシュ通知方法選択条件指定情報がユーザ契約情報に基づいて選択することを示す場合を説明する。プッシュ通知制御部24は、ユーザ契約情報取得部206により取得された第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知の送信先の端末装置10のユーザのユーザ契約情報に基づいて、プッシュ通知通信経路を選択する。
プッシュ通知制御部24は、選択したプッシュ通知通信経路により送信されるプッシュ通知を、プッシュ通知先の端末装置へのプッシュ通知に決定する。選択したプッシュ通知通信経路が第1通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知である。選択したプッシュ通知通信経路が第2通信経路である場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第2プッシュ通知である。選択したプッシュ通知通信経路が第1通信経路と第2通信経路とである場合には、プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法は第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方である。
プッシュ通知方法の選択方法の例4によれば、第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知の送信先の端末装置10のユーザのユーザ契約情報に基づいて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。以下に、ユーザ契約情報の例を挙げる。
(ユーザ契約情報の例4−A)
ユーザ契約情報の例4−Aは、無線LAN31又はセルラNW33の課金方法を示す情報である。課金方法として、例えば、通信データ量に依存しない定額課金方法と、通信データ量に応じて課金額が変わる従量制課金方法とがある。
ユーザ契約情報の例4−Aによれば、無線LAN31又はセルラNW33におけるユーザの課金方法に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。例えば、定額課金方法の無線通信ネットワークを介する通信経路を選択する。
(ユーザ契約情報の例4−B)
ユーザ契約情報の例4−Bは、無線LAN31又はセルラNW33のデータ通信容量の残量を示す情報である。データ通信容量の残量を示す情報として、例えば、ユーザが使用可能なデータ通信容量の残量を百分率で示す情報、ユーザが使用可能なデータ通信容量の残量を具体的なデータ量(例えば、残りxバイト使用可能)で示す情報、などが挙げられる。
ユーザ契約情報の例4−Bによれば、無線LAN31又はセルラNW33におけるユーザのデータ通信容量の残量に応じて、プッシュ通知通信経路を選択することができる。例えば、データ通信容量の残量が多い方の無線通信ネットワークを介する通信経路を選択する。又は、データ通信容量の残量が所定量以上である無線通信ネットワークを介する通信経路を選択するようにしてもよい。又は、データ通信容量の残量が所定量以下である無線通信ネットワークを介する通信経路を選択しないようにしてもよい。
また、データ通信容量の残量の使用期限がある場合、使用期限までの残り期間が短い方の無線通信ネットワークを介する通信経路を選択するようにしてもよい。又は、データ通信容量の残量の使用期限がある場合、使用期限までの残り期間が所定期間以下である無線通信ネットワークを介する通信経路を選択するようにしてもよい。又は、データ通信容量の残量の使用期限がある場合、使用期限までの残り期間が所定期間以上である無線通信ネットワークを介する通信経路を選択しないようにしてもよい。
プッシュ通知制御部24は、上述したプッシュ通知方法の選択方法の例1、例2、例3、例4のうち、いずれか一つを単独で使用してもよく、又は、いずれか複数を組み合わせて使用してもよい。例えば、プッシュ通知方法の選択方法の例1、例2、例3、例4のうち第1のプッシュ通知方法の選択方法によって第1プッシュ通知と第2プッシュ通知とが選択された場合に、他の第2のプッシュ通知方法の選択方法によって第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知のいずれか一方のみが選択されたときは、第2のプッシュ通知方法の選択方法によって選択された第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知のいずれか一方のみに決定する。
以上がプッシュ通知方法の選択方法の例の説明である。次に、プッシュ通知方法の各々について以下に説明する。
(1)プッシュ通知方法:第1プッシュ通知のみ
プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法が第1プッシュ通知のみである場合を説明する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報からプッシュ通知先の端末装置10の電話番号を取得する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報から取得した電話番号に関連付けられたセッションIDを、セッション管理情報記憶部23から取得する。
プッシュ通知制御部24は、セッション管理情報記憶部23から取得したセッションIDと、プッシュ通知依頼情報中のメッセージ、メッセージID及びアプリケーションIDとを第1プッシュ通知送信部21へ通知する。第1プッシュ通知送信部21は、プッシュ通知制御部24から通知されたセッションIDの通信セッションにより、プッシュ通知制御部24から通知されたメッセージ、メッセージID及びアプリケーションIDを含む第1プッシュ通知を送信する。
プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報から取得した電話番号に関連付けられたセッションIDをセッション管理情報記憶部23から取得できない場合、当該電話番号に係る第1プッシュ通知を中止する。第1プッシュ通知を中止する場合、プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知管理サーバ42に対して、第1プッシュ通知を中止する報告を行ってもよい。第1プッシュ通知を中止する報告では、第1プッシュ通知中止情報として、中止する第1プッシュ通知に係るプッシュ通知依頼情報に含まれる電話番号、メッセージID、アプリケーションIDなどが、情報配信装置20からプッシュ通知管理サーバ42へ送信される。
端末装置10のプッシュ通知受信部13は、情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21との間で確立した通信セッションにより第1プッシュ通知を受信すると、第1プッシュ通知を受信した通信セッションにより第1プッシュ通知応答信号を送信する。情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21は、第1プッシュ通知を送信した通信セッションにより第1プッシュ通知応答信号を受信すると、第1プッシュ通知の成功を認識する。一方、情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21は、第1プッシュ通知を送信してから一定時間経過しても、第1プッシュ通知を送信した通信セッションにより第1プッシュ通知応答信号を受信しない場合、第1プッシュ通知の再送を実行する。第1プッシュ通知の再送は、一定間隔で所定回数だけ繰り返し実行される。第1プッシュ通知送信部21は、第1プッシュ通知が成功すると、第1プッシュ通知の再送を停止する。
第1プッシュ通知送信部21は、第1プッシュ通知の成否をプッシュ通知制御部24へ報告する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知管理サーバ42に対して、上述した第1プッシュ通知の中止の報告と同様に、第1プッシュ通知の成否の報告を行ってもよい。
端末装置10のプッシュ通知受信部13は、受信した第1プッシュ通知に含まれるメッセージIDが受信履歴記憶部14に記憶される履歴内に存在するかを調べる。この結果、受信した第1プッシュ通知に含まれるメッセージIDが受信履歴記憶部14に記憶される履歴内に存在する場合には、プッシュ通知受信部13は、受信した第1プッシュ通知を破棄する。この場合、プッシュ通知受信部13が受信した第1プッシュ通知はアプリケーション15へ供給されない。
一方、プッシュ通知受信部13は、受信した第1プッシュ通知に含まれるメッセージIDが受信履歴記憶部14に記憶される履歴内に存在しない場合には、受信した第1プッシュ通知に含まれるメッセージIDを、図2に示されるように、受信時刻と受信NW「無線LAN」とに関連付けて受信履歴記憶部14に記憶させる。次いで、プッシュ通知受信部13は、受信した第1プッシュ通知に含まれるアプリケーションIDのアプリケーション15に対して、受信した第1プッシュ通知を供給する。プッシュ通知受信部13は、受信した第1プッシュ通知を、例えば端末装置10のOSを介してアプリケーション15へ供給する。
(2)プッシュ通知方法:第2プッシュ通知のみ
プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法が第2プッシュ通知のみである場合を説明する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報からプッシュ通知先の端末装置10の電話番号を取得する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知依頼情報から取得した電話番号と、プッシュ通知依頼情報中のメッセージ、メッセージID及びアプリケーションIDとを第2プッシュ通知送信部22へ通知する。
第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24から通知された電話番号に関連付けられたIPアドレスを、セルラNWIPアドレス管理データベース41から取得する。第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24から通知されたメッセージ、メッセージID及びアプリケーションIDを含む第2プッシュ通知のIPパケットに対して、セルラNWIPアドレス管理データベース41から取得したIPアドレスを宛先アドレスに設定する。第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24から通知されたメッセージ、メッセージID及びアプリケーションIDを含む第2プッシュ通知のIPパケットを、セルラNW33へ送信する。この第2プッシュ通知のIPパケットは、セルラNW33により、プッシュ通知先の端末装置10へ転送される。
なお、第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24から通知された電話番号に関連付けられたIPアドレスをセルラNWIPアドレス管理データベース41から取得できない場合、当該電話番号に係る第2プッシュ通知を中止する。第2プッシュ通知を中止する場合、第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24に対して、第2プッシュ通知の中止を報告する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知管理サーバ42に対して、上述した第1プッシュ通知の中止の報告と同様に、第2プッシュ通知を中止する報告を行ってもよい。
端末装置10のプッシュ通知受信部13は、セルラNW33を介して第2プッシュ通知のIPパケットを受信すると、第2プッシュ通知応答信号のIPパケットを、セルラNW33へ送信する。第2プッシュ通知応答信号のIPパケットは、セルラNW33により、情報配信装置20の第2プッシュ通知送信部22へ転送される。
情報配信装置20の第2プッシュ通知送信部22は、セルラNW33を介して第2プッシュ通知応答信号のIPパケットを受信すると、第2プッシュ通知の成功を認識する。一方、情報配信装置20の第2プッシュ通知送信部22は、第2プッシュ通知のIPパケットを送信してから一定時間経過しても、セルラNW33を介して第2プッシュ通知応答信号のIPパケットを受信しない場合、第2プッシュ通知のIPパケットの再送を実行する。第2プッシュ通知のIPパケットの再送は、一定間隔で所定回数だけ繰り返し実行される。第2プッシュ通知送信部22は、第2プッシュ通知が成功すると、第2プッシュ通知のIPパケットの再送を停止する。
第2プッシュ通知送信部22は、第2プッシュ通知の成否をプッシュ通知制御部24へ報告する。プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知管理サーバ42に対して、上述した第1プッシュ通知の中止の報告と同様に、第2プッシュ通知の成否の報告を行ってもよい。
端末装置10のプッシュ通知受信部13は、セルラNW33を介して受信した第2プッシュ通知のIPパケットから、第2プッシュ通知を取得する。プッシュ通知受信部13は、取得した第2プッシュ通知に含まれるメッセージIDが受信履歴記憶部14に記憶される履歴内に存在するかを調べる。この結果、取得した第2プッシュ通知に含まれるメッセージIDが受信履歴記憶部14に記憶される履歴内に存在する場合には、プッシュ通知受信部13は、取得した第2プッシュ通知を破棄する。この場合、プッシュ通知受信部13が受信した第2プッシュ通知はアプリケーション15へ供給されない。
一方、プッシュ通知受信部13は、取得した第2プッシュ通知に含まれるメッセージIDが受信履歴記憶部14に記憶される履歴内に存在しない場合には、取得した第2プッシュ通知に含まれるメッセージIDを、図2に示されるように、受信時刻と受信NW「セルラNW」とに関連付けて受信履歴記憶部14に記憶させる。次いで、プッシュ通知受信部13は、取得した第2プッシュ通知に含まれるアプリケーションIDのアプリケーション15に対して、取得した第2プッシュ通知を供給する。プッシュ通知受信部13は、取得した第2プッシュ通知を、例えば端末装置10のOSを介してアプリケーション15へ供給する。
(3)プッシュ通知方法:第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方
プッシュ通知先の端末装置10に対するプッシュ通知方法が第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方である場合を説明する。この場合、第1プッシュ通知と第2プッシュ通知とが各々に実行される。第1プッシュ通知は、上述した「(1)プッシュ通知方法:第1プッシュ通知のみ」と同じである。第2プッシュ通知は、上述した「(2)プッシュ通知方法:第2プッシュ通知のみ」と同じである。
第1プッシュ通知と第2プッシュ通知とは、両方共に、上述したステップS5でプッシュ通知管理サーバ42から情報配信装置20へ送信されたプッシュ通知依頼情報に含まれるプッシュ通知先の端末装置10の電話番号に基づいて、プッシュ通知先の端末装置10へ送信される。また、第1プッシュ通知と第2プッシュ通知とは、両方共に、該プッシュ通知依頼情報に含まれるメッセージ、メッセージID及びアプリケーションIDを有する。このため、プッシュ通知先の端末装置10のプッシュ通知受信部13は、同一のメッセージ、同一のメッセージID及び同一のアプリケーションIDを含む第1プッシュ通知と第2プッシュ通知とを受信する可能性がある。一方、通信エラー等により、それら第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知を受信できない可能性もある。同一のメッセージ、同一のメッセージID及び同一のアプリケーションIDを含む第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との両方を実行することによって、プッシュ通知サービスの信頼性を向上させることができる。
プッシュ通知受信部13は、上述した受信履歴記憶部14を使用した同一メッセージIDの確認によって、重複した第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知を破棄する。これにより、重複した第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知がアプリケーションIDで示されるアプリケーション15へ供給されることは防止される。
プッシュ通知制御部24は、第1プッシュ通知送信部21から第1プッシュ通知の成否の報告を受ける。また、プッシュ通知制御部24は、第2プッシュ通知送信部22から第2プッシュ通知の成否の報告を受ける。プッシュ通知制御部24は、第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知のいずれかの成功の報告を受けると、第1プッシュ通知送信部21又は第2プッシュ通知送信部22のうち未だ成功の報告を受けていない方へ、プッシュ通知成功を通知する。未だ成功の報告を行っていない第1プッシュ通知送信部21又は第2プッシュ通知送信部22は、プッシュ通知制御部24からのプッシュ通知成功の通知により、自己のプッシュ通知に係る再送を停止する。
なお、プッシュ通知制御部24は、プッシュ通知管理サーバ42に対して、上述した第1プッシュ通知の中止の報告と同様に、第1プッシュ通知と第2プッシュ通知との各々の成否の報告を行ってもよい。
以上がステップS6の各プッシュ通知方法の説明である。
(ステップS7)端末装置10のアプリケーション15は、プッシュ通知受信部13から第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知を受信すると、プッシュ通知管理サーバ42に対して開封通知を実行する。開封通知では、開封情報として、プッシュ通知受信部13から受信した第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知に含まれるメッセージID、アプリケーション15におけるプッシュ通知表示設定情報などが、端末装置10からプッシュ通知管理サーバ42へ送信される。開封通知は、無線LAN31又はセルラNW33のいずれを介して実行されてもよい。プッシュ通知管理サーバ42は、開封通知に基づいて、プッシュ通知の配信実績データを作成する。
なお、アプリケーション15は、プッシュ通知受信部13から受信した第1プッシュ通知又は第2プッシュ通知のユーザへの報知を実行したことを条件にして、プッシュ通知管理サーバ42に開封通知を実行してもよい。ユーザへの報知方法として、例えば、画面表示、音声出力、印字出力などが挙げられる。
(ステップS8)端末装置10のプッシュ通知受信部13は、情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21との間で確立した通信セッションのキープアライブを実行する。キープアライブは定期的に実行される。情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21は、プッシュ通知受信部13との間で確立された通信セッションのキープアライブに応じて当該通信セッションを維持する。通信セッションのキープアライブでは、当該通信セッションにおいて、キープアライブ信号がプッシュ通知受信部13から送信される。第1プッシュ通知送信部21は、通信セッションにおいてキープアライブ信号を受信すると、当該通信セッションを維持する。
(ステップS9)端末装置10の無線LANアクセス部11と無線LAN31との間の接続が切断される。
(ステップS10)端末装置10のプッシュ通知受信部13は、無線LANアクセス部11と無線LAN31との間の接続が切断されたことを認識すると、情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21との間で確立した通信セッションを終了する。これにより、当該通信セッションのキープアライブは実行されなくなる。
(ステップS11)情報配信装置20の第1プッシュ通知送信部21は、プッシュ通知受信部13との間で確立された通信セッションのキープアライブが一定期間継続して実行されない場合、当該通信セッションを終了する。第1プッシュ通知送信部21は、端末装置10との間で確立した通信セッションを終了すると、セッション管理情報記憶部23から、終了した通信セッションのセッションIDとセッション確立相手の端末装置10の電話番号とを削除する。
本実施形態によれば、端末情報、プッシュ通知の送信データ種別情報、無線通信ネットワークの通信状況情報又はユーザ契約情報のうち少なくともいずれかに基づいて、プッシュ通知先の端末装置10に対し、第1のプッシュ通知のみを実行するか、第2のプッシュ通知のみを実行するか、又は、第1のプッシュ通知と第2のプッシュ通知との両方を実行するか、が決定される。これにより、無線LAN31又はセルラNW33のいずれを介するプッシュ通知通信経路でプッシュ通知を実行するのかを適宜に選択することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、上述した第1実施形態の変形例である。図13は、本発明の第2実施形態に係るプッシュ型情報配信システムを示す構成図である。図13において、上述した図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。以下、第2実施形態について、主に第1実施形態と異なる点を説明する。
第2実施形態では、情報配信装置20とは別個に通信セッション終端サーバ91−1〜nを備える。nは1以上の整数である。通信セッション終端サーバ91−1〜nは、図1に示される第1プッシュ通知送信部21の機能を有する。通信セッション終端サーバ91−1〜nは、通信回線を介して、情報配信装置20と接続される。通信セッション終端サーバ91−1〜nは、通信により、プッシュ通知制御部24及びセッション管理情報記憶部23の各々とデータを送受する。
情報配信装置20とは別個に通信セッション終端サーバ91−1〜nを備えることにより、第1プッシュ通知に使用される通信セッションに係る処理速度の向上や同時に確立可能な通信セッションの数を増大させることができる。又、通信セッションの負荷に応じて通信セッション終端サーバ91−1〜nの台数を調整することにより、設備量の適正化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、上述した実施形態では、特定の第1の無線通信ネットワークの例として無線LANを挙げたが、他の無線通信ネットワークにも同様に適用可能である。また、上述した実施形態では、特定の第2の無線通信ネットワークの例としてセルラネットワークを挙げたが、他の無線通信ネットワークにも同様に適用可能である。
また、上述した情報配信装置20の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
10…端末装置、11…無線LANアクセス部、12…セルラNWアクセス部、13…プッシュ通知受信部、14…受信履歴記憶部、15…アプリケーション、16…消費電力測定部、20…情報配信装置、21…第1プッシュ通知送信部、22…第2プッシュ通知送信部、23…セッション管理情報記憶部、24…プッシュ通知制御部、31…無線LAN、32…インターネット、33…セルラネットワーク、41…セルラNWIPアドレス管理データベース、42…プッシュ通知管理サーバ、51,71…CPU、52,72…プログラム記憶部、53,73…データ記憶部、54…無線LAN通信モジュール、55…セルラNW通信モジュール、56…操作部、57…表示部、58…消費電力測定モジュール、61…プッシュ通知受信プログラム、62…アプリケーションプログラム、74…通信部、81…プッシュ通知送信プログラム、91−1〜n…通信セッション終端サーバ、201…端末機種情報記憶部、202…ソフトウェア種別情報記憶部、203…消費電力情報記憶部、204…送信データ種別情報記憶部、205…通信状況情報取得部、206…ユーザ契約情報取得部

Claims (4)

  1. 複数の無線通信ネットワークに接続する端末装置に対するプッシュ通知を送信するプッシュ通知送信部と、
    前記プッシュ通知送信部が確立し維持している各端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を記憶するセッション管理情報記憶部と、
    プッシュ通知の実行時にプッシュ通知先の端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を前記セッション管理情報記憶部から取得し、該取得した通信セッション識別情報を前記プッシュ通知送信部に通知するプッシュ通知制御部と、を備え、
    前記プッシュ通知送信部は、前記プッシュ通知制御部から通知された通信セッション識別情報により識別される通信セッションにより、プッシュ通知を送信
    前記プッシュ通知送信部は、プッシュ通知先の端末装置においてプッシュ通知を受信するアプリケーションのアプリケーションIDのうちプッシュ通知の受信の許諾ありのアプリケーションIDのみを配信先のアプリケーションIDとしてプッシュ通知に含める、
    情報配信装置。
  2. 前記プッシュ通知制御部は、端末情報、プッシュ通知の送信データ種別情報、無線通信ネットワークの通信状況情報又はユーザ契約情報のうち少なくともいずれかに基づいて、複数の無線通信ネットワークのいずれでプッシュ通知を実行するのかを決定する、
    請求項1に記載の情報配信装置。
  3. 情報配信装置が、複数の無線通信ネットワークに接続する端末装置に対するプッシュ通知を送信するプッシュ通知送信ステップと、
    前記情報配信装置が、前記プッシュ通知送信ステップにより確立し維持している各端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報をセッション管理情報記憶部に記憶するセッション管理情報記憶ステップと、
    前記情報配信装置が、プッシュ通知の実行時にプッシュ通知先の端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を前記セッション管理情報記憶部から取得し、該取得した通信セッション識別情報を前記プッシュ通知送信部に通知するプッシュ通知制御ステップと、を含み、
    前記プッシュ通知送信ステップにおいて、前記プッシュ通知制御ステップから通知された通信セッション識別情報により識別される通信セッションにより、プッシュ通知を送信
    前記プッシュ通知送信ステップにおいて、プッシュ通知先の端末装置においてプッシュ通知を受信するアプリケーションのアプリケーションIDのうちプッシュ通知の受信の許諾ありのアプリケーションIDのみを配信先のアプリケーションIDとしてプッシュ通知に含める、
    プッシュ通知送信方法。
  4. 情報配信装置のコンピュータに、
    複数の無線通信ネットワークに接続する端末装置に対するプッシュ通知を送信するプッシュ通知送信ステップと、
    前記プッシュ通知送信ステップにより確立し維持している各端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報をセッション管理情報記憶部に記憶するセッション管理情報記憶ステップと、
    プッシュ通知の実行時にプッシュ通知先の端末装置の通信セッションを識別する通信セッション識別情報を前記セッション管理情報記憶部から取得し、該取得した通信セッション識別情報を前記プッシュ通知送信部に通知するプッシュ通知制御ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、
    前記プッシュ通知送信ステップは、前記プッシュ通知制御ステップから通知された通信セッション識別情報により識別される通信セッションにより、プッシュ通知を送信
    前記プッシュ通知送信ステップは、プッシュ通知先の端末装置においてプッシュ通知を受信するアプリケーションのアプリケーションIDのうちプッシュ通知の受信の許諾ありのアプリケーションIDのみを配信先のアプリケーションIDとしてプッシュ通知に含める、
    コンピュータプログラム。
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