JP6357883B2 - 通信装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、通信システム及び通信方法に関する。
一般的なレイヤ2の冗長化構成の通信網内の通信装置では、STP(Spanning Tree Protocol)を採用し、パケット転送のループを回避するため、ブロッキングポートを形成する。しかしながら、STPを採用した通信装置では、ループを回避できる反面、ブロッキングポートに接続したパスは使用不可になるため、使用帯域を有効活用できない。
そこで、近年では、レイヤ2の冗長化プロトコルであるTRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)がRFC6325で標準化されている。TRILLは、例えば、イーサネット(登録商標)等の通信網のパスを冗長化する技術である。しかも、TRILLは、ブロッキングポートを形成することなく、ループを回避できる仕組みを備えているため、STPに比較して使用帯域の有効活用や高速のパス切替も可能となる。
TRILLは、レイヤ3のルーティングプロトコルであるIS−ISをレイヤ2に応用し、通信網内のパスを冗長化及び高速切替が図れる技術である。TRILL対応のL2SW機能を内蔵した通信装置には、複数の通信装置で構成するTRILL網内の物理パスの内、SPF(Shortest Path First)方式で最短距離のパスを決定する機能がある。
しかも、TRILL網の各通信装置は、TRILL網内で各物理パスのコストを認識しているため、TRILL網内で現在使用中の物理パスが障害等で使用できなくなった場合、割当可能な複数の冗長パスから最小コストのパスに自律的に切り替える機能がある。
更に、TRILLは、TRILL網内の終端の通信装置間で同一コストの冗長パスが複数存在する場合に、トラヒックフロー単位で冗長パスを分散して割り当てる仕組みとしてECMP(Equal Cost Multi Path)機能がある。尚、ECMP機能の分散方式は、RFCでは規定されていないため、レイヤ2の観点からトラヒックフローをVLAN(Virtual Local Area Network)単位で冗長パスに割り当てる方法が考えられる。
各通信装置は、VLAN単位で物理パスを割り当てる場合、VLAN毎に物理パスの再計算等のソフト処理や、VLAN毎にハードウェアにアクセスするハードウェア処理等の割当処理を実行する必要があるため、その処理に時間を要する。尚、ソフト処理の処理時間は、約2m秒であるのに対し、ハードウェア処理は、例えば、ポート設定やフレーム転送のルール設定等の各種処理に相当し、その処理時間は約20m秒である。つまり、ハードウェア処理は、ソフト処理に比較して多大な処理時間を要する。
特開2007−325271号公報
しかしながら、TRILL網内の通信装置では、VLAN数が増加すると、VLAN数に比例して割当処理の回数も増加するため、その処理時間も長くなる。TRILLは、例えば、最大4096個までのVLANを設定可能にしているため、各通信装置では、最大4096回の割当処理を要し、その処理時間による影響は大である。しかも、TRILL FGL(Fine Grained Labeling)では、例えば、最大1600万個までのVLANが設定可能であるため、最大1600万回の割当処理を要し、その割当処理に要する処理時間への影響は顕著である。従って、通信装置では、例えば、パス障害を検出してからVLAN毎に設定処理を実行し、パス切替、復旧までに多大な時間を要し、その間、通信サービスも中断してしまうおそれがある。
一つの側面では、トラヒックフローをパスに割り当てる際の割当処理の回数を減らして処理時間を短縮化できる通信装置、通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、算出部と、振分部と、管理部と、制御部とを有する。算出部は、レイヤ2冗長化プロトコルの通信網内の物理パスの内、同一コストの冗長パス数を算出する。振分部は、物理パスに割り当てる複数のトラフィックフローを、所定順序に基づき、前記冗長パス数分の各グループに振り分ける。管理部は、前記グループ毎に、前記物理パスの内、割当可能な出力先パスを管理する。制御部は、前記管理部を参照し、前記グループ毎に前記出力先パスを決定し、当該グループの前記出力先パスに当該グループ内の全トラヒックフローを一括して割り当てる。
一つの態様では、トラヒックフローをパスに割り当てる際の割当処理の回数を減らして処理時間を短縮化できる。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す説明図である。 図2は、実施例1のRB内のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施例1のRBのCPU内の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、VLANIDのパターン分類方法の一例を示す説明図である。 図5は、実施例1の通信システムの運用一例を示す説明図である。 図6Aは、実施例1のRB内の振分テーブルの一例を示す説明図である。 図6Bは、実施例1のRB内の割当テーブルの一例を示す説明図である。 図7は、実施例2の通信システムの運用一例を示す説明図である。 図8Aは、実施例2のRB内の振分テーブルの一例を示す説明図である。 図8Bは、実施例2のRB内の割当テーブルの一例を示す説明図である。 図9は、実施例3の通信システムの運用一例を示す説明図である。 図10は、実施例3のRBのCPU内の機能構成の一例を示すブロック図である。 図11Aは、終端RB側の振分テーブルの一例を示す説明図である。 図11Bは、終端RB側の割当テーブルの一例を示す説明図である。 図12Aは、中継RB側の振分テーブルの一例を示す説明図である。 図12Bは、中継RB側の割当テーブルの一例を示す説明図である。 図13は、実施例3と比較例との割当処理に関わる処理時間の比較結果の一例を示す説明図である。 図14は、実施例4の負荷分散実行前の通信システムの運用一例を示す説明図である。 図15は、実施例4のRBのCPU内の機能構成の一例を示すブロック図である。 図16は、パターン単位の使用帯域の集計方法の一例を示す説明図である。 図17は、実施例4の負荷分散実行後の通信システムの運用一例を示す説明図である。 図18Aは、VLANIDのパターン分類方法の一例を示す説明図である。 図18Bは、VLANIDのパターン分類方法の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する通信装置、通信システム及び通信方法の実施例を詳細に説明する。尚、各実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す説明図である。図1に示す通信システム1は、イーサネット(登録商標)等の通信網内の、例えば、2台のES(End Station)2と、2台のES2との間でレイヤ2の冗長構成を確保したTRILL網1Aとを有する。ES2は、例えば、パソコン、サーバやストレージ等の機器である。
TRILL網1Aは、例えば、6台のRB(Routing Bridge)3を有する。RB3は、TRILLプロトコル機能を実装したL2SW等を内蔵した通信装置である。RB3は、2台の終端RB3A,3Fと、4台の中継RB3B,3C,3D,3Eとを有する。終端RB3Aは、TRILL網1Aと、TRILL網1Aと異なる、ES2Aを収容する通信網との間の境界に位置し、ES2と接続するTRILL網1A側Ingressの終端装置である。終端RB3Fは、TRILL網1Aと、対向側のES2Bを収容する通信網との間の境界に位置し、対向側のES2Bと接続するTRILL網1A側Egressの終端装置である。
中継RB3B、3C,3D,3Eは、終端RB3Aと終端RB3Fとの間を接続する物理パス中に存在するTRILL網1A内の中継装置である。中継RB3B,3C,3D,3Eは、TRILL網1A内のTRILLフレームを転送する役割を担う。各中継RB3は、通常、冗長構成の接続形態をとるため、複数の冗長パスの内、特定の冗長パスに負荷が偏らないようにTRILLフレームを分散すべく、出力先パスを割当制御する。TRILL網1A内のRB3同士を接続する物理パスは、説明の便宜上、例えば、最大1Gbpsの回線とする。
図1に示すES2Aは、TRILL網1Aを通じて対向側のES2Bと接続する。ES2Aは、TRILL網1A側の終端RB3Aと接続する。対向側のES2Bは、TRILL網1A側の終端RB3Fと接続する。ES2Aは、対向側のES2Bに通信フレームを伝送すべく、通信フレームを終端RB3Aに伝送する。終端RB3Aは、通信フレームにTRILLヘッダを付加してカプセル化し、カプセル化したTRILLフレームをTRIIL網1A内の物理パス上の中継RB3を経由して対向側の終端RB3Fに伝送する。
対向側の終端RB3Fは、カプセル化したTRILLフレームを受信し、TRILLフレームからTRILLヘッダを外してカプセル解除し、カプセル解除された通信フレームを対向側のES2Bに伝送する。従って、ES2側のユーザは、TRILL網1A内の内部構成を意識することなく、透過的に使用し、TRILL網1A自体が論理的な1台のL2SWのイメージとなる。
TRILL網1A内の各RB3は、隣接するRB3との間でTRILL HELLOフレームを相互に交換することで、自律的に隣接関係を認識する。更に、各RB3は、隣接するRB3との間でLSP(Link State Packet)フレームを相互に交換することで、隣接関係及びパスコスト等の同一トポロジー情報を共有し、最短経路(最少パスコスト)でTRILLフレームのルーティングを可能とする。
図2は、実施例1のRB3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示すRB3は、回線インタフェース11と、パススイッチ12と、FPGA(Field Programmable Gate Array)13と、ブートローダ14と、電源15と、FAN16とを有する。RB3は、不揮発性メモリ17と、ROM(Read Only Memory)18と、メモリ19と、操作インタフェース20と、CPU(Central Processing Unit)21と、バススイッチ22とを有する。
回線インタフェース11は、物理パスと接続する、例えば、RJ45やSFP(Small Form-Factor Pluggable)等の通信ポートに相当する。パススイッチ12は、回線インタフェース11内の通信ポートを切替えることで、その通信ポートに接続する物理パスを切替接続する、例えば、Switch Siliconである。FPGA13は、例えば、構成情報を設定変更可能にする集積回路である。ブートローダ14は、FPGA13内の構成情報を設定変更する際に変更プログラムを起動するための、例えばBoot Flashである。電源15は、RB3全体に電力を供給する部位である。FAN16は、RB3内部の機器を冷却する空調機器である。不揮発性メモリ17は、プログラム等の各種情報を記憶した記憶領域である。ROM18は、各種設定情報を記憶した、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。メモリ19は、例えば、トポロジー情報等の各種情報を記憶する、例えば、DDR3(Double-Data-Rate3)のSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)である。
操作インタフェース20は、コンソール端末と接続してRB3内の設定内容を変更するためのインタフェースに相当し、例えば、RS−232Cのインタフェースである。CPU21は、RB3全体を制御する中央処理装置である。バススイッチ22は、CPU21とFPGA13との間、CPU21とパススイッチ12との間のバスラインを切替接続する、例えば、PCIe(Peripheral Component Interconnect-express) Switchである。FPGA13とパススイッチ12との間は、EBI(External Bus Interface)で接続する。
図3は、実施例1のRB3のCPU21内の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すCPU21は、ROM18に格納された通信制御プログラムを読み出し、通信制御プログラムに基づき各種プロセスを機能として実行する。CPU21は、機能として、監視制御部31と、送受信部32と、TRILL制御部33とを有する。
監視制御部31は、パススイッチ12を通じて回線インタフェース13内の通信ポートの状態を監視し、ポート状態の変化を検出した場合に、その変化検出をTRILL制御部33に通知する。更に、監視制御部31は、例えば、TRILL制御部33からの指示に基づき、通信ポートを開閉制御する。
送受信部32は、パススイッチ12を通じて、TRILL網1A内のRB3との間で制御フレームを送受信し、制御フレームを受信した場合にTRILL制御部33に通知すると共に、TRILL制御部33からの指示に応じて制御フレームを送信する。尚、制御フレームには、例えば、HELLO、LSP(Link State PDU)、CSNP(Complete Sequence Number PDU)やPSNP(Partial Sequence Number PDU)等のフレームがある。
HELLOフレームは、各RB3がブロードキャスト設定された通信ポートで周期的に送受信し、RB3の生存確認に使用する制御フレームである。LSPフレームは、各RB3が自装置までのパス距離を報告するPDUに相当し、TRILL網1A内の全RB3に伝達され、全RB3が同一トポロジー情報を算出するのに使用する制御フレームである。CSNPフレーム及びPSNPフレームは、リンクステート情報の同期を確保するために使用する制御フレームである。
TRILL制御部33は、TRIILプロトコルの各種処理を制御する。更に、メモリ19は、ネットワーク情報DB71と、統計情報DB72と、振分テーブル73と、割当テーブル74とを有する。ネットワーク情報DB71は、RB3の隣接関係や物理パスのパスコスト等のネットワーク情報を蓄積する。統計情報DB72は、後述するVLAN毎の使用帯域量やパターン毎の使用帯域量等の統計情報を蓄積する。振分テーブル73は、後述するパターン毎にグループ番号を振り分けるテーブルである。割当テーブル74は、後述するグループ番号毎に割り当てる出力先パスを決定するのに使用するテーブルである。
TRILL制御部33は、状態管理部41と、プロトコル制御部42と、パス決定部43とを有する。状態管理部41は、監視制御部31を通じて各RB3の状態、例えば、ポート状態やパスコスト等の状態情報を収集し、収集した状態情報を管理する。状態管理部41は、監視制御部31を通じて、物理パスの障害等でポート状態の変化を検出した場合、状態変化をプロトコル制御部42に通知する。
プロトコル制御部42は、TRILL制御部33全体を制御する。プロトコル制御部42は、送受信部32を通じて他のRB3との間でHELLOフレームを相互交換することで自律的に隣接関係を学習する。プロトコル制御部42は、送受信部32を通じて他のRB3との間でLSP等の制御フレームを相互交換することで、RB3の隣接関係や物理パスのパスコスト等のネットワーク情報を収集し、収集したネットワーク情報をネットワーク情報DB71に蓄積する。
パス決定部43は、例えば、物理パスの障害等による状態変化を検出した場合、各トラヒックフローである各VLANに割り当てるべき物理パスを決定する。パス決定部43は、割当処理部43Aと、ポート設定部43Bと、ハードウェア設定部43Cとを有する。割当処理部43Aは、物理パス内の同一コストの冗長パスの内、各VLANに割り当てるべき、出力先パスを決定する。ポート設定部43Bは、VLANに割り当てるべき出力先パスを決定した後、VLANを割り当てる出力先パスの通信ポートを設定する。ハードウェア設定部43Cは、VLANを出力先パスに割り当てる際、出力先パス側のハードウェア処理、例えば、フレーム転送ルール等の各種処理の割当処理を実行する。
割当処理部43Aは、分類部51と、算出部52と、振分部53と、管理部54と、制御部55とを有する。分類部51は、TRILL網1A内の物理パスに割り当てるVLANを識別するVLANIDを示す12ビット列の内、上位9ビット列をマスクし、下位3ビット列のパターンで各VLANを分類する。図4は、VLANIDのパターン分類方法の一例を示す説明図である。VLANを識別するVLANIDは、12ビット列で構成する。図4に示すVLANの数は、4094個とする。パターンは、VLANIDの12ビット列の内の下位3ビット列、例えば、“000”、“001”、“010”、“011”、“100”、“101”、“110”、“111”の8パターンである。つまり、分類部51は、VLANIDを示す12ビット列の内、下位3ビット列でVLANを8パターンに分類する。
算出部52は、TRILLプロトコルのECMP機能を利用してネットワーク情報を参照し、TRILL網1A内の終端RB3Aと終端RB3Fとの間の物理パスの内、同一パスコストの冗長パス数、すなわちECMP数を算出する。
振分部53は、VLANID内の下位3ビット列のパターンをECMP数分のグループ番号に振り分ける振分テーブル73を参照し、各パターンをECMP数分のグループ番号に振り分ける。振分テーブル73は、ECMP数毎に、各パターンに振り分けられるグループ番号を管理している。例えば、ECMP数が8個の場合、グループ番号は1〜8、ECMP数が7個の場合、グループ番号は1〜7、ECMP数が6個の場合、グループ番号は1〜6、ECMP数が5個の場合、グループ番号は1〜5となる。また、ECMP数が4個の場合、グループ番号は1〜4、ECMP数が3個の場合、グループ番号は1〜3、ECMP数が2個の場合、グループ番号は1〜2、ECMP数が1個の場合、グループ番号は1となる。図6Aは、実施例1のRB3内の振分テーブル73A(73)の一例を示す説明図である。振分部53は、振分テーブル73Aを参照し、各パターンをECMP数分の各グループ番号に振り分ける。振分部53は、パターンの昇順、例えば、“000”、“001”、“010”、“011”、“100”、“101”、“110”、“111”の順にECMP数対応のグループ番号に振り分ける。振分部53は、例えば、“000”、“001”、“010”、“011”の各パターンをグループ番号“1”、“100”、“101”、“110”、“111”の各パターンをグループ番号“2”に振り分ける。つまり、振分部53は、振分テーブル73Aを参照し、ECMP数毎に、各パターンをECMP数分の各グループ番号に振り分ける。
管理部54は、グループ番号毎に、割当可能な出力先パスのRB3を対応付けて管理する割当テーブル74を生成し、割当テーブル74を管理する。図6Bは、実施例1のRB3の割当テーブル74A(74)の一例を示す説明図である。図6Bの運用例では、ECMP数が2個、VLANID“8”〜“11”のパターンをグループ番号“1”、VLANID“12”〜“15”のパターンをグループ番号“2”に振り分けているものとする。尚、説明の便宜上、図6Bの例では、各RB3の出力先パスのRB3を例示しているが、各RB3は、自分の出力先パスのRB3のみを管理しているものとする。しかしながら、各RB3が全RB3の出力先パスのRB3を夫々管理するようにしても良い。
終端RB3Aの管理部54は、終端RB3F方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3B、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Cを管理した割当テーブル74Aを管理している。
中継RB3Bの管理部54は、終端RB3F方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3D、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Eを管理した割当テーブル74Aを管理している。
中継RB3Cの管理部54は、終端RB3F方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3D、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Eを管理した割当テーブル74Aを管理している。
また、終端RB3Fの管理部54は、終端RB3A方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3D、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Eを管理した割当テーブル74Aを管理している。
中継RB3Eの管理部54は、終端RB3A方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3B、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Cを管理した割当テーブル74Aを管理している。
中継RB3Dの管理部54は、終端RB3A方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3B、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Cを管理した割当テーブル74Aを管理している。
制御部55は、割当テーブル74Aを参照し、グループ番号に対応した出力先パスを決定し、グループ番号に対応する出力先パスに、当該グループ番号に該当する全パターン内の全VLANを一括で割り当てる。終端RB3Aの制御部55は、割当テーブル74Aを参照し、例えば、パターン“000”、“001”、“010”及び“011”の全VLANを終端RB3F方向の出力先パスの“中継RB3B”に一括で割り当てる。その結果、グループ番号に対応した、例えば、パターン“000”、“001”、“010”及び“011”の全VLANの出力先パスへの割当を1回の割当処理で済む。
また、終端RB3Aの制御部55は、割当テーブル74Aを参照し、例えば、パターン“100”、“101”、“110”及び“111”の全VLANを終端RB3F方向の出力先パスの“中継RB3C”に一括で割り当てる。その結果、グループ番号に対応した、例えば、パターン“100”、“101”、“110”及び“111”の全VLANの出力先パスへの割当を1回の割当処理で済む。
図5に示すTRILL網1Aの運用例では、各RB3がVLAN“8”〜“11”の“000”、“001”、“010”及び“011”の各パターンの全VLANを終端RB3A→中継RB3B→中継RB3D→終端RB3Fの冗長パスに順次割り当てる。更に、TRILL網1Aでは、各RB3がVLAN“12”〜“15”の“100”、“101”、“110”及び“111”の各パターンの全VLANを終端RB3A→中継RB3C→中継RB3E→終端RB3Fの冗長パスに順次割り当てる。
実施例1の各RB3では、VLANIDの下位3ビット列で各VLANをパターン化し、各パターンをECMP数分の各グループ番号に昇順方式で振り分け、グループ番号毎に割当可能な出力先パスを割当テーブル74Aに管理する。RB3は、割当テーブル74Bを参照し、グループ番号に対応した出力先パスに、グループ番号に対応した全パターンの全VLANを一括で割り当てる。その結果、VLANの出力先パスの割当処理をグループ単位で実行する、例えば、グループ数(ECMP数)が8個の場合、8回の割当処理で済むため、その割当処理に要する処理時間を大幅に短縮化できる。VLAN数に依存しない時間でECMP機能によるパス分散制御を実現し、例えば、障害による通信断時間を最小限に抑制できる。
尚、上記実施例1の各RB3は、VLANIDの各パターンをECMP数分の各グループ番号に昇順方式で振り分けたが、ラウンドロビン方式で振り分けても良く、この場合の実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。尚、実施例1の通信システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図7は、実施例2の通信システム1の運用一例を示す説明図、図8Aは、実施例2のRB3の振分テーブル73B(73)の一例を示す説明図、図8Bは、実施例2のRB3の割当テーブル74B(74)の一例を示す説明図である。振分部53は、振分テーブル73Bを参照し、例えば、“000”、“001”、“010”、“011”、“100”、“101”、“110”、“111”の順にラウンドロビン方式で、各パターンをECMP数分のグループ番号に振り分ける。図8Aの運用例では、ECMP数が2個の場合、“000”、 “010”、 “100”、 “110”のパターンにグループ番号“1”、“001”、“011”、“101”、“111”のパターンにグループ番号“2”を振り分けるものとする。
管理部54は、グループ番号毎に、割当可能な出力先パスのRB3を対応付けた割当テーブル74Bを生成し、割当テーブル74Bを管理する。図8Bの運用例では、ECMP数が2個、ラウンドロビン方式で、VLANID“8”、“10”、“12”、“14”のパターンをグループ番号“1”、VLANID“9”、“11”、“13”及び“15”のパターンをグループ番号“2”に振り分けている。尚、説明の便宜上、図8Bの運用例では、各RB3の出力先パスのRB3を例示しているが、各RB3は、自分の出力先パスのRB3のみを管理しているものとする。しかしながら、各RB3が全RB3の出力先パスのRB3を夫々管理するようにしても良い。
終端RB3Aの管理部54は、終端RB3F方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3B、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Cを管理した割当テーブル74Bを管理している。
中継RB3Bの管理部54は、終端RB3F方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3D、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Eを管理した割当テーブル74Bを管理している。
中継RB3Cの管理部54は、終端RB3F方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3D、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Eを管理した割当テーブル74Bを管理している。
また、終端RB3Fの管理部54は、終端RB3A方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3D、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Eを管理した割当テーブル74Bを管理している。
中継RB3Eの管理部54は、終端RB3A方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3B、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Cを管理した割当テーブル74Bを管理している。
中継RB3Dの管理部54は、終端RB3A方向のECMPの物理パスの内、グループ番号“1”対応の出力先パスとして中継RB3B、グループ番号“2”対応の出力先パスとして中継RB3Cを管理した割当テーブル74Bを管理している。
制御部55は、割当テーブル74Bを参照し、グループ番号に対応した出力先パスを決定し、グループ番号に対応する出力先パスに、当該グループ番号に該当する全パターン内の全VLANを一括で割り当てる。終端RB3Aの制御部55は、割当テーブル74Bを参照し、例えば、パターン“000”、“010”、“100”及び“110”の全VLANを終端RB3F方向の出力先パスの“中継RB3B”に一括で割り当てる。その結果、グループ番号に対応した、例えば、パターン“000”、“010”、“100”及び“110”の全VLANの出力先パスへの割当を1回の割当処理で済む。
また、終端RB3Aの制御部55は、割当テーブル74Bを参照し、例えば、パターン“001”、“011”、“101”及び“111”の全VLANを終端RB3F方向の出力先パスの“中継RB3C”に一括で割り当てる。その結果、グループ番号に対応した、例えば、パターン“001”、“011”、“101”及び“111”の全VLANの出力先パスへの割当を1回の割当処理で済む。
図7の運用例では、各RB3がVLAN“8”、“10”、“12”及び“14”の“000”、“010”、“100”及び“110”の各パターンの全VLANを終端RB3A→中継RB3B→中継RB3D→終端RB3Fの冗長パスに順次割り当てる。更に、図7の運用例では、各RB3がVLAN“9”、“11”、“13”及び“15”の“001”、“011”、“101”及び“111”の各パターンの全VLANを終端RB3A→中継RB3C→中継RB3E→終端RB3Fの冗長パスに順次割り当てる。
実施例2の各RB3では、VLANIDの下位3ビット列で各VLANをパターン化し、各パターンをECMP数分の各グループ番号にラウンドロビン方式で振り分け、グループ番号毎に割当可能な出力先パスを割当テーブル74Bに管理する。RB3は、割当テーブル74Bを参照し、グループ番号に対応した出力先パスに、グループ番号に対応した全パターンの全VLANを一括で割り当てる。その結果、VLANの出力先パスの割当処理をグループ単位で実行する、例えば、グループ数(ECMP数)が8個の場合、8回の割当処理で済むため、その割当処理に要する処理時間を大幅に短縮化できる。VLAN数に依存しない時間でECMP機能によるパス分散制御を実現し、例えば、障害による通信断時間を最小限に抑制できる。
上記実施例1及び2では、全RB3が昇順方式又はラウンドロビン方式の何れか一方の方式で各パターンをECMP数分のグループ番号に振り分けて割当テーブル74を生成した。しかしながら、図5及び図7の運用例では、中継RB3Bと中継RB3Eとの間、中継RB3Cと中継RB3Dとの間の物理パスが未割当の状態となる。その結果、通信資源を有効活用できていない。そこで、通信資源を有効活用できる通信システム1の実施の形態につき、実施例3として以下に説明する。
図9は、実施例3の通信システム1の運用一例を示す説明図である。尚、実施例1及び2の通信システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図9の運用例では、終端RB3A→中継RB3B→中継RB3D→終端RB3Fの物理パスにパターン“000”の全VLAN、終端RB3A→中継RB3B→中継RB3E→終端RB3Fの物理パスにパターン“001”の全VLANを割り当てている。更に、図9の運用例では、終端RB3A→中継RB3C→中継RB3D→終端RB3Fの物理パスにパターン“011”の全VLAN、終端RB3A→中継RB3C→中継RB3E→終端RB3Fの物理パスにパターン“010”の全VLANを割り当てている。
図10は、実施例3のRB3のCPU21内の機能構成の一例を示すブロック図である。図10に示す割当処理部43Aは、分類部51、算出部52、管理部54及び制御部55の他に、判定部56、第1の振分部53A及び第2の振分部53Bを有する。尚、終端RB3A,3Fの算出部52は第1の算出部、管理部54は第1の管理部、制御部55は第1の制御部に相当する。中継RB3B、3C,3D,3Eの算出部52は第2の算出部、管理部54は第2の管理部、制御部55は第2の制御部に相当する。
判定部56は、自装置が終端RB3であるか否かを判定する。図11Aは、終端RB3側の振分テーブル73Aの一例を示す説明図である。第1の振分部53Aは、自装置が終端RB3の場合、図11Aに示す昇順方式の振分テーブル73Aを参照し、各パターンをECMP数分のグループ番号に振り分ける。図11Bは、終端RB3側の割当テーブル74Aの一例を示す説明図である。
各終端RB3の管理部54は、グループ番号毎に、割当可能な出力先パスのRB3を対応付けて管理した割当テーブル74Aを生成し、割当テーブル74Aを管理する。図11Bは、割当テーブルの一例を示す説明図である。尚、図11Bに示す割当テーブル74Aは、終端RB3Aの割当テーブル74Aである。
各終端RB3の制御部55は、割当テーブル74Aを参照し、グループ番号に対応する出力先パスを決定し、グループ番号に対応する出力先パスに、当該グループ番号に該当する全パターンの全VLANを一括で割り当てる。
図12Aは、中継RB3側の振分テーブル73Bの一例を示す説明図である。第2の振分部53Bは、自装置が終端RB3でなく、自装置が中継RB3の場合、図12Aに示すラウンドロビン方式の振分テーブル73Bを参照し、各パターンをECMP数分の各グループ番号に振り分ける。図12Bは、中継RB3側の割当テーブル74Bの一例を示す説明図である。尚、図12Bに示す割当テーブル74Bは、中継RB3Bの割当テーブル74Bである。
各中継RB3の管理部54は、グループ番号毎に、割当可能な出力先パスのRB3を対応付けて管理した割当テーブル74Bを生成し、割当テーブル74Bを管理する。各中継RB3の制御部55は、割当テーブル74Bを参照し、グループ番号に対応する出力先パスを決定し、グループ番号に対応する出力先パスに、当該グループ番号に該当する全パターンの全VLANを一括で割り当てる。
各終端RB3は、昇順方式の振分テーブル73Aを使用した割当テーブル74A、各中継RB3は、ラウンドロビン方式の振分テーブル73Bを使用した割当テーブル74Bを参照し、割当処理を実行する。その結果、TRILL網1A内で中継RB3Bと中継RB3Eとの間、中継RB3Cと中継RB3Dとの間の物理パスにもVLANが割当可能になるため、通信資源を有効活用できる。
図13は、実施例3と比較例との割当処理に関わる処理時間の比較結果の一例を示す説明図である。尚、割当処理内の1回相当のソフト処理に要する時間を2m秒、割当処理内の1回相当のハードウェア処理に要する時間を20m秒とした場合、割当処理1回相当の合計処理時間は22m秒となる。
図13に示す比較例では、VLAN数の増加に比例して、ソフト処理の処理時間及びハードウェア処理に要する割当処理の処理時間が増加する。例えば、VLAN数が4096個の場合、割当処理の処理時間は22m秒×4096=90112m秒となる。
これに対して、実施例3では、ECMP数が1個の場合、VLAN数が4096個の場合でも、1回の割当処理の処理時間、すなわち22m秒で済む。また、実施例3では、ECMP数が2個の場合、VLAN数が4096個の場合でも、2グループ、すなわち2回分の割当処理の処理時間(22m秒〜44m秒)で済む。
また、実施例3のECMP数が4個の場合、VLAN数が4096個の場合でも、4グループ、すなわち4回分の割当処理の処理時間(22m秒〜88m秒)で済む。しかも、実施例3のECMP数が8個の場合、VLAN数が4096個の場合でも、8グループ、すなわち8回分の割当処理の処理時間(22m秒〜176m秒)で済む。
つまり、実施例3では、VLAN数が多数の場合、比較例に比較して割当処理に関わる処理時間を短縮化し、VLAN数が増えるに連れて、その効果は大である。
尚、上記実施例1〜3では、ECMP数が2個の場合に2グループ化し、通信システム1全体でVLANの割当処理が2回で済む場合を例示したが、例えば、ECMP数が3個の場合に3グループ化し、通信システム1全体でVLANの割当処理が3回で済む。つまり、ECMP数分にグループ化した場合、通信システム1全体でVLANの割当処理が最大ECMP数にグループ化し、通信システム1全体でVLANの割当処理がECMP数で済む。
上記実施例1〜3では、グループ番号に対応した出力先パスに、当該グループ番号の全パターンの全VLANを一括で割当設定することで、トラヒックフローの一定の負荷分散効果を実現できる。しかしながら、上記実施例1〜3では、各VLANの負荷(使用帯域)を考慮していないため、使用するVLANのID値や、VLAN毎の使用帯域に応じて一部の物理パスに偏りが生じ、輻輳が発生するおそれがある。
そこで、一部の物理パスへの負荷の偏りを防止するために、各VLANの使用帯域(負荷)を分散する機能を備えたRB3の実施の形態につき、実施例4として以下に説明する。尚、実施例3の通信システム1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図14は、実施例4の負荷分散実行前の通信システム1の運用一例を示す説明図である。図14に示すTRILL網1Aの運用例では、パターン“000”に該当するVLAN“8”及び“24”を終端RB3A→中継RB3B→中継RB3D→終端RB3Fの物理パスに割り当てているものとする。更に、TRILL網1Aの運用例では、パターン“001”に該当するVLAN“9”及び“25”を終端RB3A→中継RB3B→中継RB3E→終端RB3Fの物理パスに割り当てているものとする。更に、TRILL網1Aの運用例では、パターン“010”に該当するVLAN“10”及び“26”を終端RB3A→中継RB3C→中継RB3E→終端RB3Fの物理パスに割り当てているものとする。更に、TRILL網1Aの運用例では、パターン“011”に該当するVLAN“11”及び“27”を終端RB3A→中継RB3C→中継RB3D→終端RB3Fの物理パスに割り当てているものとする。
図15は、実施例4のRB3のCPU21内の機能構成の一例を示すブロック図である。図15に示す割当処理部43Aは、分類部51、算出部52、第1の振分部53A、第2の振分部53B、管理部54、制御部55及び判定部56の他に、負荷分散部57を有する。負荷分散部57は、統計情報DB72からVLAN毎の使用帯域(負荷)、物理パス毎の使用帯域を収集する。
図16は、パターン単位の使用帯域の集計方法の一例を示す説明図である。負荷分散部57は、VLAN毎の使用帯域を収集し、同一パターンのVLAN毎の使用帯域を集計し、パターン毎の使用帯域を算出する。図16の運用例では、VLAN“8”及び“24”のパターン“000”の使用帯域が0.1Gbps、VLAN“9”及び“25”のパターン“001”の使用帯域が0.1Gbpsとする。更に、運用例では、VLAN“10”及び“26”のパターン“010”の使用帯域が0.4Gbps、VLAN“11”及び“27”のパターン“011”の使用帯域が0.6Gbpsとする。
負荷分散部57は、図14の終端RB3Aに着目した場合、終端RB3F方向の出力先パスとして中継RB3Bに“000”及び“001”の全VLANを割り当てているため、終端RB3Aと中継RB3Bとの間の物理パスの使用帯域が0.2Gbsと認識する。
更に、終端RB3Aの負荷分散部57は、終端RB3F方向の出力先パスとして中継RB3Cに“010”及び“011”の全VLANを割り当てているため、終端RB3Aと中継RB3Cとの間の物理パスの使用帯域が1.0Gbsと認識する。つまり、終端RB3Aの負荷分散部57は、終端RB3Aと中継RB3Bとの間の物理パスの使用帯域が0.2Gbps、終端RB3Aと中継RB3Cとの間の物理パスの使用帯域が1.0Gbpsのため、冗長パスの負荷の偏りを認識する。
終端RB3Aの負荷分散部57は、冗長パスの負荷の偏りを認識すると、物理パス毎の使用帯域を均等に分散すべく、複数のパターンの内、使用帯域が最大のパターンを決定する。更に、終端RB3Aの負荷分散部57は、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パスを決定する。そして、負荷分散部57は、使用帯域が最大のパターンの全VLANを、空き帯域が最大の冗長パスに割り当てる。更に、負荷分散部57は、残りパターンから使用帯域が最大のパターンを決定すると共に、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パスを決定する。そして、負荷分散部57は、使用帯域が最大のパターンの全VLANを空き帯域が最大の冗長パスに順次割り当てる。
負荷分散部57は、使用帯域(0.6Gbps)が最大のパターン“011”の全VLANを空き帯域が最大の冗長パス(終端RB3A−中継RB3B)に割り当てる。次に、負荷分散部57は、“011”の次に使用帯域(0.4Gbps)が最大のパターン“010”の全VLANを、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パス(終端RB3A−中継RB3C)に割り当てる。次に、負荷分散部57は、“010”の次に使用帯域(0.1Gbps)が最大のパターン“000”の全VLANを、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パス(終端RB3A−中継RB3C)に割り当てる。次に、負荷分散部57は、“000”の次に使用帯域(0.1Gbps)が最大若しくは同等のパターン“001”の全VLANを、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パス(終端RB3A−中継RB3C)に割り当てる。
次に、中継RB3Bの負荷分散部57は、割り当てるべき“011”のパターンが1個であるため、“011”の全VLANを、割当可能な冗長パス(中継RB3B−中継RB3D)に割り当てる。
更に、中継RB3Cの負荷分散部57は、使用帯域(0.4Gbps)が最大のパターン“010”の全VLANを、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パス(中継RB3C−中継RB3E)に割り当てる。次に負荷分散部57は、“010”の次に使用帯域(0.1Gbps)が最大のパターン“000”の全VLANを、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パス(中継RB3C−中継RB3D)に割り当てる。次に、負荷分散部57は、“000”の次に使用帯域(0.1Gbps)が最大若しくは同等のパターン“001”の全VLANを、割当可能な冗長パスの内、空き帯域が最大の冗長パス(中継RB3C−中継RB3D)に割り当てる。
つまり、各RB3の負荷分散部57は、VLANをグループ単位で冗長パスに割り当てた後、パターン単位でVLANの使用帯域を冗長パスに分散する。その結果、例えば、図17に示すように、終端RB3Aと中継RB3Bとの間の物理パスの使用帯域を0.6Gbps、終端RB3Aと中継RB3Cとの間の物理パスの使用帯域を0.6Gbpsに分散し、冗長パスの負荷の偏りを防止しながら、輻輳の発生を抑制できる。
実施例4の各RB3は、VLANをグループ単位で冗長パスに割り当てた後、パターン単位でVLANの使用帯域を冗長パスに分散する。その結果、冗長パスの負荷の偏りを防止しながら、輻輳の発生を抑制できる。
尚、上記実施例4では、VLAN毎の使用帯域が時間帯等の各種要因で増減するため、負荷分散部57の起動タイミングとしては、例えば、ユーザの起動操作の検出タイミング、輻輳の検出タイミング、特定時間帯到達等の検出タイミングでも良い。
上記実施例4では、VLANをグループ単位で冗長パスに割り当てた後、パターン単位でVLANの使用帯域を冗長パスに分散する負荷分散処理を実行した。しかしながら、グループ単位で割当可能な冗長パス(出力先パス)を決定した後、出力先パスにVLANを割り当てる前に、パターン単位での負荷分散処理を実行するようにしても良い。
尚、上記実施例1〜4では、VLANをグループ単位で冗長パスに自動的に割当てるようにしたが、ユーザ側の指定操作に応じて負荷集中の特定のVLANを自動割当の対象から除外し、特定のVLANを空きの任意の物理パスに割り当てるようにしても良い。従って、運用中に発生する工事等で意図したパス切替も可能となる。
上記実施例1〜4の分類部51は、VLANIDの下位3ビット列でVLANを8個のパターンに分類した。しかしながら、VLANIDのビット列の内、特定のビット列、例えば、上位3ビット列(図18A参照)や特定位の複数のビット値で構成するビット列(図18B参照)で分類するようにしても良い。
また、分類部51は、VLANIDのビット列の内、下位3ビット列でVLANを8個のパターンに分類したが、ビット数を変更し、例えば、下位4ビット列等でVLANを16個のパターンに分類しても良い。
また、上記実施例のRB3は、グループ単位で当該グループ番号の全パターン内の全VLANを当該グループ番号に対応した出力先パス(冗長パス)に一括で割り当てるようにした。しかしながら、VLANをパターン化しなくても、VLANをECMP数分のグループ番号に振り分け、当該グループ番号の全VLANを当該グループ番号の出力先パスに一括で割り当てるようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
1 通信システム
1A TRILL網
3 RB
3A,3F 終端RB
3B、3C,3D,3E 中継RB
51 分類部
52 算出部
53 振分部
53A 第1の振分部
53B 第2の振分部
54 管理部
55 制御部
56 判定部
57 負荷分散部
72 統計情報DB
73 振分テーブル
74 割当テーブル

Claims (9)

  1. TRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)プロトコルの通信網内の物理パスの内、同一コストの冗長パス数を算出する算出部と、
    前記物理パスに割り当てるトラヒックフローを識別する識別情報のビット列の内、複数の所定位のビット値で構成する所定ビット列毎にパターン化したフロー群で前記トラヒックフローのフロー群を分類する分類部と、
    各フロー群を、所定順序に基づき、前記冗長パス数分の各グループに振り分ける振分部と、
    前記グループ毎に、前記物理パスの内、割当可能な出力先パスを管理する管理部と、
    前記管理部を参照し、前記グループ毎に前記出力先パスを決定し、当該グループの前記出力先パスに当該グループ内の全フロー群の全トラヒックフローを一括して割り当てる制御部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記振分部は、
    前記トラヒックフローを識別する識別情報のビット列の内、複数の所定位のビット値で構成する所定ビット列の昇順方式で決定した前記フロー群の前記所定順序に基づき、前記各フロー群を前記各グループに振り分けることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記振分部は、
    ラウンドロビン方式で決定した前記フロー群の前記所定順序に基づき、前記各フロー群を前記各グループに振り分けることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  4. 自装置が前記通信網内の終端に配置された終端装置であるか否かを判定する判定部を有し、
    前記振分部は、
    前記判定部にて前記自装置が前記終端装置であると判定した場合に、前記トラヒックフローを識別する識別情報のビット列の内、複数の所定位のビット値で構成する所定ビット列の昇順方式で前記フロー群の順序を決定した前記所定順序に基づき、前記各フロー群を前記各グループに振り分けることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  5. 自装置が前記通信網内の終端に配置された終端装置以外の中継装置であるか否かを判定する判定部を有し、
    前記振分部は、
    前記判定部にて前記自装置が前記中継装置であると判定した場合に、ラウンドロビン方式で前記フロー群の順序を決定した前記所定順序に基づき、前記各フロー群を前記各グループに振り分けることを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  6. 前記トラヒックフロー毎の使用帯域及び前記フロー群毎の使用帯域を収集すると共に、前記物理パス毎の空き帯域を収集する収集部と、
    前記制御部にて前記グループ単位で各トラヒックフローの出力先パスを決定した後、前記フロー群毎の使用帯域及び前記物理パス毎の空き帯域に基づき、前記フロー群毎の使用帯域の負荷が前記物理パス毎の空き帯域に分散するように前記各トラヒックフローの出力先パスを再決定し、再決定した前記出力先パスに当該トラヒックフローを割り当てる負荷分散部と
    を有することを特徴とする請求項2〜の何れか一つに記載の通信装置。
  7. 前記複数のトラヒックフローの内、任意のトラヒックフローを指定する指定部を有し、
    前記制御部は、
    前記指定部にて指定された前記任意のトラヒックフローを、前記物理パスの内、割当可能な任意の出力先パスに割り当てることを特徴とする請求項2〜の何れか一つに記載の通信装置。
  8. TRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)プロトコルの通信網内の終端に配置する終端装置と、当該通信網内の前記終端装置以外の中継装置とを有する通信システムであって、
    前記終端装置は、
    前記通信網内の物理パスの内、同一コストの冗長パス数を算出する第1の算出部と、
    前記物理パスに割り当てるトラヒックフローを識別する識別情報のビット列の内、複数の所定位のビット値で構成する所定ビット列毎にパターン化したフロー群で前記トラヒックフローのフロー群を分類する第1の分類部と、
    各フロー群を、昇順方式で決定した順序に基づき、前記冗長パス数分の各グループに振り分ける第1の振分部と、
    前記グループ毎に、前記物理パスの内、割当可能な出力先パスを管理する第1の管理部と、
    前記第1の管理部を参照し、前記グループ毎に前記出力先パスを決定し、当該グループの前記出力先パスに当該グループ内の全フロー群の全トラヒックフローを一括して割り当てる第1の制御部と
    を有し、
    前記中継装置は、
    前記冗長パス数を算出する第2の算出部と、
    前記物理パスに割り当てるトラヒックフローを識別する識別情報のビット列の内、複数の所定位のビット値で構成する所定ビット列毎にパターン化したフロー群で前記トラヒックフローのフロー群を分類する第2の分類部と、
    各フロー群を、ラウンドロビン方式で決定した順序に基づき、前記冗長パス数分の各グループに振り分ける第2の振分部と、
    前記グループ毎に、前記物理パスの内、割当可能な出力先パスを管理する第2の管理部と、
    前記第2の管理部を参照し、前記グループ毎に前記出力先パスを決定し、当該グループの前記出力先パスに当該グループ内の全フロー群の全トラヒックフローを一括して割り当てる第2の制御部と
    を有することを特徴とする通信システム。
  9. 通信装置は、
    TRILL(Transparent Interconnection of Lots of Links)プロトコルの通信網内の物理パスの内、同一コストの冗長パス数を算出し、
    前記物理パスに割り当てるトラヒックフローを識別する識別情報のビット列の内、複数の所定位のビット値で構成する所定ビット列毎にパターン化したフロー群で前記トラヒックフローのフロー群を分類し、
    各フロー群を、所定順序に基づき、前記冗長パス数分の各グループに振り分け、
    前記グループ毎に、前記物理パスの内、割当可能な出力先パスを管理する管理部を参照し、前記グループ毎に前記出力先パスを決定し、当該グループの前記出力先パスに当該グループ内の全フロー群の全トラヒックフローを一括して割り当てる
    処理を実行することを特徴とする通信方法。
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