JP6356613B2 - 身体用衝撃保護装置 - Google Patents

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Description

本開示は、人に装着される衝撃保護装置に関する。
ヘルメット、肩パッド、太腿パッド、及びその他の防具は、さまざまな状況において人々に使用され、衝撃に起因する負傷から身体を保護するのに役立っている。フットボール、ホッケー、及びラクロスなどの接触競技における頭部への衝撃は、特に問題になり得よう。
防具は、通常、圧縮性パッドの使用を通して衝撃エネルギーを吸収することを目的としている。そのようなパッドは、確かにいくらかのエネルギーを吸収するだろうが十分ではない。一つの問題は、パッドが圧縮限界に達した場合、効力を失うことである。もう一つの問題は、直接衝撃を受ける位置、及びその衝撃位置のごく近い領域のパッド部分しか圧縮されないことであり、それがエネルギー吸収にかかわるパッド容量を制限し、ひいては効力を制限することになる。
本開示が特徴とするのは:身体用衝撃保護装置であり、第1の機械的部材と、第1の機械的部材から間隔を空けた第2の機械的部材と、それらの機械的部材の両方に機械的に連結され、かつその部材間の間隔に架け渡されている1つ又は複数のエラストマー性エネルギー吸収部材とを備える。機械的部材は入れ子にされてもよく、概ね同心円状であってもよい。第1の機械的部材は、頭部に載置されるように構成され配設された第1のシェルを備えてもよく、第2の機械的部材は、第1のシェルを実質的に取り囲み第1のシェルから間隔を空けた第2のシェルを備えてもよい。この衝撃保護装置は、第2のシェルに機械的に連結されたフェイスマスクを更に備えることができる。エネルギー吸収部材は、薄く平坦なシート部材又は細長いストラップであってもよい。この衝撃保護装置は、例えば、ヘルメット、膝保護具又は太腿保護具になり得る。
この衝撃保護装置は、1つ又は複数のエネルギー吸収サブアセンブリを更に備えることができる。このエネルギー吸収サブアセンブリは、内側リング及び外側リングを含む概ね同心円状の間隔を空けたリングと、内側リングと外側リングとの両方に機械的に連結され、かつそのリング間の間隔に架け渡されている複数のエネルギー吸収部材を備えることができる。間隔を空けたリングに連結されるエネルギー吸収部材は概ね環状であってもよい。その間隔を空けたリングに連結されるエネルギー吸収部材自体が、内側リング及び外側リングの周囲の少なくとも大半を、間隔をおいて取り囲んでいてもよい。内側リングは、第1の機械的部材の外側に固定されてもよく、外側リングは、第2の機械的部材の内側に固定されてもよい。エネルギー吸収部材は、一方の端部で共に連結され、もう一方の端部で互いから解放されているエラストマー性帯状片を備え得る。エネルギー吸収部材のいくつかは他の部材より長くてもよい。エネルギー吸収部材のいくつかは他の部材より強くてもよい。
第1の機械的部材は、第1の内側リングを備えてもよく、第2の機械的部材は、第1の内側リングから間隔を空けて第1の内側リングを取り囲んでいる第1の外側リングを備えてもよく、複数のエネルギー吸収部材が、その第1の内側リングと第1の外側リングとの両方に機械的に連結され、かつそのリング間の間隔に架け渡されてもよい。この衝撃保護装置は、第1の外側リングが機械的に連結された第1のシェルを更に備えることができる。この衝撃保護装置は、第2の内側リングと、第2の内側リングから間隔を空けて第2の内側リングを取り囲んでいる第2の外側リングと、第2の内側リングと第2の外側リングとの両方に機械的に連結され、かつそのリング間の間隔に架け渡されている複数のエネルギー吸収部材とを更に備えることができる。この衝撃保護装置は、第2の外側リングが機械的に連結された第2のシェルを更に備えてもよい。第1のシェルと第2のシェルとは、そのシェル間に配置されたヒンジによって接続され得る。第1のシェルと第2のシェルとは、一方のシェルを膝の上方に、もう一方のシェルを膝の下方に、ヒンジを膝の近傍に、それぞれ足又は足を覆う衣服に取り付けるように構成され配設されてもよい。
さらに、本開示が特徴とするのは:第1のシェルと第2のシェルとの間に配置された1つ又は複数のエネルギー吸収サブアセンブリとを備える、ヘルメットであり、頭部に載置するように構成され配設された第1のシェルと、第1のシェルを実質的に取り囲み第1のシェルから間隔を空けた第2のシェルと、各エネルギー吸収サブアセンブリが、内側リング及び外側リングを含む概ね同心円状の間隔を空けたリングと、内側リングと外側リングとの両方に機械的に連結され、かつそのリング間の間隔に架け渡されている複数のエラストマー性エネルギー吸収部材とを備え、そのエネルギー吸収部材が、内側リング及び外側リングの周囲の少なくとも大半を、間隔をおいて取り囲んでいる。各エネルギー吸収サブアセンブリの内側リングは、第1のシェルの外側に固定され、各エネルギー吸収サブアセンブリの外側リングは、第2のシェルの内側に固定される。
またさらに、本開示が特徴とするのは:2つのエネルギー吸収サブアセンブリとを備える、膝を保護するための衝撃保護装置であり、各エネルギー吸収サブアセンブリが、内側リング及び外側リングを含む概ね同心円状の間隔を空けたリングと、内側リングと外側リングとの両方に機械的に連結され、かつそのリング間の間隔に架け渡されている複数のエラストマー性エネルギー吸収部材とを備え、そのエネルギー吸収部材が、内側リング及び外側リングの周囲の少なくとも大半を、間隔をおいて取り囲んでいる。その装置は、第1のエネルギー吸収サブアセンブリの外側リングが機械的に連結された第1のハウジングと、第2のエネルギー吸収サブアセンブリの外側リングが機械的に連結された第2のハウジングとを備えている。第1のハウジング及び第2のハウジングは、一方のハウジングを膝の上方に、もう一方のハウジングを膝の下方に、それぞれ足を覆う衣服に取り付けるように構成され適合される。第1のハウジングと第2のハウジングとは、そのハウジング間で膝の近傍に配置されたヒンジによって接続される。
静止位置における身体用衝撃保護装置の大きく概略化した断面図である。 衝撃下における同装置の図である。 身体用衝撃保護装置の代替えの構成の類似した図である。 身体用衝撃保護装置用のエネルギー吸収サブアセンブリの斜視図である。 身体用衝撃保護装置用のエネルギー吸収サブアセンブリの上面図である。 図3BのA−A線に沿った断面図である。 頭部を保護するために頭部に装着したヘルメットの大きく概略化した図である。 図4のヘルメットの静止位置における概略側面図である。 図4のヘルメットの衝撃下位置における概略側面図である。 膝の保護用の衝撃保護装置の斜視図である。 膝の保護用の衝撃保護装置の側面図である。 膝の保護用の衝撃保護装置の正面図である。 膝の保護用の衝撃保護装置の第2の斜視図である。 使用時における図6の装置を示す図である。 別のヘルメットデザインの全体斜視図である。 別のヘルメットデザインの隠れた詳細透視図である。 別のヘルメットデザインの側面図である。 別のヘルメットデザインの上面図である。 別のヘルメットデザインの断面図である。 別のヘルメットデザインの断面図である。 別のヘルメットデザインの概略断面図である。 2つの代替えのエネルギー吸収部材の側面図である。 図10A及び10Bに示された部材を挿入するのに使用できる工具を示す図である。 図10A及び10Bのエネルギー吸収部材を用いる保護装置の部分断面図である。 他の衝撃保護装置の部分断面図である。 図13Aの一部分の端面図である。 図13AのA−A線に沿った断面図である。
本開示で述べる先進性は、身体用衝撃保護装置において達成することができる。この身体用衝撃保護装置は、エラストマー性部材の衝撃領域として機能し、また固定部及び支持部としても機能する間隔を空けて入れ子にされた2つの機械的部材に、機械的に連結される1つ又は複数のエラストマー性エネルギー吸収部材を用いる。この2つの機械的部材のうち1つが人の身体に取り付けられる。この取り付けはその人が着用している衣服に行ってもよいし、その人の身体に直接行ってもよい。取り付けは弾性ストラップなどを利用して行うことができる。衝撃保護装置が第2の又は外側部材に衝撃を受けると、第2の機械的部材(体に取り付けられていない)が第1の機械的部材に対して動かされる。この移動により部材間の間隔に変化が生じる。すなわち、衝撃から離れている側の部材に向かって、部材間の間隔が大きくなる。このことは、間隔が大きくなった領域に位置するエラストマー性部材の伸長を引き起こす。エラストマー性部材が伸長するにつれ勢いを吸収し、ひいては装置を装着している人に感じられる力がより小さくなる。このようにして、衝撃保護装置は、衝撃に起因する負傷から人を保護するのに役立つ。
図1A及び1Bに身体用衝撃保護装置10を概略的に図示する。装置10は、内側の機械的部材又はシェル14を実質的に若しくは完全に取り囲み、かつ内側の機械的部材から間隔を空けた、外側の機械的部材又はシェル12を備える。これらのシェルは、共に入れ子状にするのが好ましく、同心円状であっても同心円状でなくてもよい。シェル12、14は、装置10の対象とする用途に大きさと形を整え、その用途に十分な材料で構成される。さまざまな用途については後述する。通常、シェル12、14はポリカーボネートなどの成型プラスチック材料から作られる。装置10は、1つ又は複数のエラストマー性エネルギー吸収部材を含む。この実施例において、一つの部材16は適合性及びエネルギー吸収機能を供与する。この態様の部材16はエラストマー性材料の薄く平坦な一片であり、材料をストラップ状又はシート状の形にすることができる。一つの材料としてはブチルゴムでよい。その他の材料、大きさ、形、厚さは、衝撃保護装置の全体的な構造、第1及び第2の機械的部材の配置及び部材間の距離、衝撃の力の量、位置及び方向に応じて検討され、その装置によって改良されるように設計される。
エネルギー吸収部材16は、位置21、22でシェル12に固定され、位置20でシェル14に固定される。位置26又はその近傍でシェル12に対して内方向の衝撃が加わると、シェル12は、シェル14に対して矢印「A」の方向に押し込まれるが、シェル14は衣服又は身体に取り付けられているせいで動かない、又はほとんど動かない。したがって、その衝撃は、大きくなった間隔30で示されるように、衝撃位置の反対側におけるシェル間の距離を大きくする。この動作は部材16を伸長させ、それによりエネルギーを吸収することになる。理想的な状態では、衝撃エネルギーのすべてが部材16によって吸収される。たとえすべてより少ないエネルギーしか吸収されなくても、このエネルギー吸収は、衝撃26近傍の領域27内及びその周辺で、身体に伝わるエネルギーの量を減少させる。
この身体用衝撃保護装置は、すべての又はすべてには満たない方向と角度からの衝撃エネルギーを吸収するように、構成し配設することができる。図1A及び1Bに示す実施例において、エラストマー性エネルギー吸収部材は圧縮されると単に屈曲するか曲折するかであるため、エネルギー吸収部材が伸長されるのとは逆に曲折又は圧縮される方向29又は別の方向からの衝撃エネルギーは、確かに少ししか吸収しないだろう。この比較的薄く細長いエラストマー性部材の特性は、衝撃保護装置が特定の位置及び/又は方向から衝撃を受けた場合に伸長するよう、1つ又は複数のエネルギー吸収部材を配設することで改良される。一つの簡単な例として、図2に、外側部材又はシェル44の全周周辺の衝撃によるエネルギーを吸収するであろう身体用衝撃保護装置40を示す。前部領域56、後部領域55、及び側部領域57、58への衝撃については、エラストマー性エネルギー吸収部材46が伸長することになり、それによってエネルギーを吸収する。このことは、単一のエラストマー性部材46が、部位47〜53で、内側の機械的部材又はシェル42と外側の機械的部材又は44との両方を固定することによって成される。それと同じ機能が、内側シェルと外側シェルとの両方に機械的に連結され、衝撃があると外側シェルが内側シェルから押し離される位置、すなわち、衝撃位置以外又は予想される衝撃位置以外の位置に配設された複数のエラストマー性エネルギー吸収部材によっても成され得る。当然、衝撃が衝撃保護装置の周囲のどの部位でも予想される場合は、エラストマー性エネルギー吸収部材を、内側シェル及び外側シェルの周囲の少なくとも大半又は全体に、間隔をおいて配置するべきである。従来の圧縮性の緩衝材(図示せず)など、他のエネルギー吸収手段も、予想される衝撃領域において、それらのエネルギー吸収部材間に緩衝材を配置することでエラストマーベースのエネルギー吸収を補強するために、潜在的に加え得るものである。
この身体用衝撃保護装置は、1つ又は複数のエネルギー吸収サブアセンブリを備えることができる。概して、エネルギー吸収サブアセンブリは、1つ又は複数のエラストマー性エネルギー吸収部材を支持し、第1及び第2の機械的部材又はシェルに機械的に連結され、かつそれらの間に配置されるように構成され配設されたアセンブリであってもよい。このように、エネルギー吸収サブアセンブリは、身体用衝撃保護装置の製造又は組み立てを容易にする手助けができる。
図3A〜3Cに示す限定されない実施形態において、エネルギー吸収サブアセンブリ60は、内側リング64及び外側リング62を含む概ね同心円状の間隔を空けた環状リングを備える。複数のエネルギー吸収部材66は、内側リングと外側リングとの両方に機械的に連結され、かつそのリング間の間隔に架け渡されている。この実施例において、部材66は環状のエラストマー性材料の小片である。部材66は、例えば、押し出し成形で、又は適切な直径のエラストマー性チューブを望ましい幅の小片に切断して、創出することができる。部材66は、リングに固定してもしなくてもよく、望ましい厚さ、幅、及び/又は材料でよく、サブアセンブリの1つ又は複数の望ましい位置で特定の量のエネルギー吸収を成すために、望ましい位置に配置し、望ましい方法で間隔をおくことができる。例えば、より強力なエラストマーは、外側リング(又は外側の機械的アセンブリ)の移動の終点近くではじめて伸び始めるよう、いくらか緩みをおいてもよい。これは激しい衝撃に対して有効であり、そうしなければ、リング(又は機械的部材)どうしの接触を引き起こすため、それ以上のエネルギー吸収を阻むことになる。それらのエネルギー吸収が累加されるように、異なる長さ及び/又は異なる強度を持つ多様なエラストマー性部材を平行に配置することもできる。
サブアセンブリは、リベット打ち又は他の留め具を用いるなどの望ましい方法で、機械的部材/シェルに機械的に連結される。通常、外側リング62は外側シェルの内側に固定され、内側リング64は内側シェルの外側に固定されることになる。こうして、サブアセンブリ60には、内側の機械的部材/シェルと外側の機械的部材/シェルとの間の間隔が確実に設けられることになる。
この円形のサブアセンブリは必ずしも必要ではない。それぞれ、1つ又は複数のエラストマーを支持するように適合され間隔をおいた構造の部材を備えるいくつかのより小さなサブアセンブリ、例えば各サブアセンブリに対し1つ又は2つのエラストマーを有するものを使用することによって、同様の成果を得ることができる。これらのサブアセンブリは円弧状でもよく、又はサブアセンブリが配置されることになるシェル間の間隔に適したものであれば他の形状でもよい。それらは、ヘルメット又は身体用衝撃保護装置のどこにでも割り振ることができる。また、いかなる大きさのいかなるヘルメットにも、リベットなど標準の機械的留め具を使って取り付けることができる。このエラストマーは1本の自転車内部チューブのようなチューブ状である。このチューブはサブアセンブリの構造的部材を滑らせてかぶせ、それからそのサブアセンブリを各シェルに取り付ける。サブアセンブリの吸収強度は、単により長いチューブを使用することによって変えられる。シェル間の距離はどのような長さでもよいが、いうなれば、標準の部品を使用して1から3インチまでである。3インチのエラストマーは、1インチのエラストマーの9倍の吸収力がある。更に概括的には、特定の成果を得るのに望ましい形態として、サブアセンブリ60を個々のサブアセンブリに分割してもよい。
身体用衝撃保護装置の一つの特徴的な実施形態はヘルメットであり、衝撃による負傷から頭部を保護するために、使用者の頭部に装着するように構成され配設される。図4及び5のヘルメット70は、頭部76に載置するように構成され適合された第1のシェル又は内側シェル72を備える。この配置は、理想的には動かないように、又は少なくとも6自由度の動きを抑制するように、シェル72を固定する。外側シェル74は、内側シェル72から間隔を空けて、内側シェル72を実質的に取り囲んでいる。この実施例では、2つのエネルギー吸収サブアセンブリ80、82がシェル72、74の間に配置される。サブアセンブリ80、82は、概ね図3のサブアセンブリ60と同じ構造をしている。サブアセンブリ80が、ヘルメットの額領域の周辺、すなわちヘルメットが頭部を取り囲む領域、に配置される場合は、サブアセンブリ80は完全に環状で、エラストマー性エネルギー吸収部材をその周囲全体に備えることができる。第2のサブアセンブリ82は、ヘルメットの顔前面に開口部を有する領域に配置されるため、完全な環状ではなく、より円弧状であり、約180度から270度の角度で覆っている。フェイスマスク78は、フェイスマスクにかかる力が外側シェルに伝達され、それが動作を引き起こすように、外側シェル74に機械的に連結されており、その結果、力が分散されることになる。
ヘルメット70の動作を図5A及び5Bに概略的に示す。図5Aは、ヘルメットに衝撃がない静止位置を示す。図5Bは、ヘルメット70の左側に向かう衝撃84を示す。この衝撃はシェル74を左側に向かって、すなわち、衝撃の方向と平行に押す。シェル72は頭部に固定されているため、実質的に動かない。その結果、間隔86が大きくなり、サブアセンブリ80、82の両方のエラストマー性部材がすべて、また、ヘルメットの前部と後部とに位置するエラストマー性部材もある程度、サブアセンブリの右手側に向かって伸長する。このことが衝撃エネルギーを吸収する。衝撃の領域にあるエラストマー性部材は、部材91、92で示すように、折りたたまれる又は圧縮される。これらはエネルギーの吸収に少ししか、又はまったく寄与しない。
ヘルメット70は、底部及び頂部から生じる衝撃、及び回転を起こす斜めの衝撃を吸収することができる。内側リングに対してエネルギー吸収サブアセンブリの外側リングを移動させるいかなる衝撃も、1つ又は複数のエラストマー性部材を伸長させることになり、ひいてはエネルギーを吸収することになる。外側シェルへのいかなる動きも1つ又は複数のエラストマー性部材をどの方向にでも伸長させる要因となってエネルギーを吸収することになり、ひいては衝撃の影響を改良するのに役立つ。
膝保護用の衝撃保護装置の特定の実施形態を、図6及び7に示す。この態様における装置100は、2つのエネルギー吸収サブアセンブリ102、106を備える。このようなサブアセンブリは、それぞれハウジング104、108の一方に機械的に連結される。このハウジングは、ヒンジ110の面に対して垂直な1つ又は複数の軸の周りをハウジング104、108が旋回できるようにするピボット又はヒンジ装置110によって、相互に接続される。また、ヒンジ100に直接連結されるプレート153、155は、それぞれ受け溝154、156の範囲内で上下に滑動するように適合され、垂直に移動する能力をハウジング104、108に与える。このことは、快適性とフィット性のための調整を可能にし、より自由な使用者の動作を可能にする。図7に示すような使用法において、ピボット110は足130の膝領域132の近傍に位置する。ヒンジ100は、衝撃による損傷を防ぐのに役立つよう、保護カバー又はディスク(図示せず)によって覆われてもよい。ハウジング104は膝の上方の大腿領域134に位置する。ハウジング108は膝の下方のふくらはぎ領域136に位置する。装置100は膝の外側への衝撃のエネルギーを吸収するのに役立つように設計される。
装置100は、蝶番式のハウジングアセンブリ112の連続部を定義するピボットを有する側が、装着者の膝の内側の反対側である外側、すなわちフットボールなどのスポーツで最も衝撃が発生しやすい部位、に沿って位置するように装着される。このハウジングアセンブリは、アセンブリの長さに沿ったどの位置における力でも、両方のエネルギー吸収サブアセンブリ102、106のうち一方又は両方に伝達するのに役立つ。アセンブリ102、106は、図面に示す静止位置において、この外側領域近傍部120の内側リングと外側リングとの間の間隔は、その反対側又は内側部121より大きくなるように配設される。衝撃の領域における間隔は、エネルギー吸収サブアセンブリの外側リングの内側リングに対する最大移動距離を定義するため、この態様のように、概ね同心円状ではあるが厳密には同心円状ではない内側リング及び外側リングを有し、1方向に、すなわちこの態様においては重大な負傷の原因となり得る膝領域の外側への衝撃に、更なるエネルギー吸収を付与することができる。
ハウジング104は、軸113の周りを旋回することができる。ハウジング108は、軸114の周りを旋回することができる。構造体110は、軸113、114の周りを旋回することができる。サブアセンブリ102のエラストマー性エネルギー吸収部材103及びエネルギー吸収サブアセンブリ106のエラストマー性エネルギー吸収部材107が図面に示されている。
図8A〜8Fは、代替えのヘルメットデザインを示し、本開示に係るヘルメット及びその他の衝撃保護装置に適用可能な機能を示す。ヘルメット200は、頭部に着座する内側シェル204と、それを取り囲む間隔を空けた外側シェル202とを備える。フェイスマスク206は、外側シェル202に取り付けられる。この態様におけるエネルギー吸収サブアセンブリ201、203はそれぞれ、部材222、232、及び図8Fに示すサブアセンブリ201の部材251〜255、並びにサブアセンブリ203の部材261〜263など、両方のシェルに固定される複数の別個のエラストマー性部材を備える。
この限定されない実施例において、各エラストマー性部材は、両方のシェルのスロットに貫通して収まる平坦なシートである。それぞれ、部材が隣り合ったスロットから脱落するのを防ぐために、外側シェルの外側又は内側シェルの内側のいずれかに着座させる一方の拡大された端部(例えば、端部220、230)を有する。エラストマー性部材の他方の端部は、クランプ224、234などの適切な機械的手段によって、他方のシェルに機械的に連結される。また、追加の成形ゴム又はプラスチック部分208(シェルの相対的な動きを実質的に阻害することがないよう、十分な適合性を有する)が、2つのシェルの下周縁に取り付けられる。部分208は、潜在的にいくらかの更なる適合性/エネルギー吸収を加えることが可能であるが、主に部分208は、衣服又は他の物体が入り込むのを防ぐためにシェル間の開口部を閉じるのに用いられる。
図10A及び10Bは、2つの類似したエネルギー吸収部材402、410を示す。この2つの間の相違は、それらの長さ及び/又は強さという可能性もある。部材402は、垂直な末端部404、406、及び先端部408をもつ平行なレッグ部403、405を有する構造を表す。部材402、410は、図12における衝撃保護装置430のシェル432、434などの、間隔を空けた2つのシェルに連結することができる。これらの部材は、図11のレッグ部403、405の間に収まるよう、大きさと形を整えたブレード416を備える工具414を介して、シェルに整列した開口部に押し通される。取っ手418は、拡大した端部408を内側シェル内の穴に強制的に貫通させるよう、押し下げられる。上端部404、406は、開口部に隣接した外側シェルに当接して着座する。こうして部材を両方のシェルに固定する。図12に示すように、部材438の拡大した共通端部440が内側シェル434の内側に着座する一方で、端部442は外側シェル432の外側の凹部に着座する。装置430の外側を滑らかにするように、キャップ444をその凹部に押し込んでもよい。部材450は、静止位置、すなわち図12に示す無衝撃位置に緩みがあるよう、部材438よりわずかに長い。衝撃があると、部材438が伸長し、それから最終的にシェル間が十分に離れるまで移動すれば、部材450が伸長されてより多くのエネルギーを吸収することができる。また、上記のように、異なる部材(例えば、異なる厚さ)は強度が異なるため、より多様な変動性を保護装置のエネルギー吸収特性に付与する。
図13A〜13Cに他の実施例を示す。衝撃保護装置500は、外側シェル502及び内側シェル504を備える。エラストマー性スプリング510はこれらのシェルを接続する。スプリング510は、端部561、562を有する連続した薄いエラストマー性シートである。端部562は、シェル504に固定する一方、端部561は解放されている。スプリング510は、外側シェル502に支持されるローラ511、513、515、519、521と、内側シェル514に支持されるローラ512、514、518、520とに掛けられる。このローラは、シェルに関連してスプリングを動かすことができる。図13Cに1つのローラ512を示す。このローラは、シェルに固定された固定器具530、531の範囲内で動作することができる。スプリングは、ローラ又は同等の構造体(低摩擦の静止表面など)を支持する他の機械的手段上を移動させてもよく、この実施例でそれも想定内である。
装置500は、スプリング510上の張力「T」の調整を可能にする機構体524を更に備えてもよい。この限定されない実施例において、そのことは図13A及び13Bのニップローラ515、516によって成され、それを介してエラストマー510は通過する。これらのニップローラは、予想される通常の衝撃を受けたときの予想される通常の負荷がかかるとき、エラストマーを把持し、適切な位置に保持する。ローラ515とローラ516とは、一体化した動作で反対方向に動くように連結される。この態様においては、それぞれローラの1つと連結して咬合される歯車545、546を有する。これは、スプリングの予負荷張力を調整する手段として、1つのローラがスプリングを締め付ける又は緩めるように回転することを可能にする。鋸歯状歯車545で構成されるラチェットは、歯止めツメ546に沿ってニップローラの1つに連結され、外側シェル上に衝撃が発生したときエラストマーが引き戻されるのを、ニップローラを介して阻止する。ローラ515の端部551は、前もって張力を望みどおりに設定できるように、(例えば、六角ナットによって)トルクレンチが連結されてもよい。これにより、初期の予負荷力に本装置を調整することが可能になる。
エラストマーに予張力をかけることは、エラストマー(スプリング)の伸長及び衝撃エネルギーの吸収という成果をもたらす、衝撃の際に起こるシェルのすべての動作を確実にするのに役立つ。第2の、又はそれ以上の追加のエラストマーを、スプリング510と平行に加えることができる。これはより高い又はより低いばね定数を持たせ、望みどおりに予張力を持たせることができる。望ましく融合したエネルギー吸収の成果を得るために、多様なスプリングを選択して張力を与えてもよい。例えば、第2のエラストマーにより高いばね定数を持たせてもよく、より大きな衝撃を受けたとき伸長するように設定して、より激しい衝撃時により大きな減衰効果を与えることができる。
もう一つの選択肢は、図示されてはいないが、エネルギー吸収の最大能力を超えた衝撃の回数を記録した回路を装置に備えることであろう。これは、シェルどうしが触れ合う(エネルギー吸収部材にその最大能力を超えて負荷がかかる)と、2つの回路網間で電気的接触が発生するように配設された導体の回路網を、内側シェルの外側と外側シェルの内側とに備えることで成される。持続時間の計測とデータの記録との両方のために簡単な回路が備えられ、その回路にはおそらく電池とメモリ付きのコントローラが含まれる。導体は、リボンケーブルに似た薄い銅の帯状片、又は他の導体、によって成されてもよい。導体は、シェルどうしが触れ合ったとき、たとえ斜めの衝撃によって外側シェルなどがゆがんでシェル間の配列が変わったとしても電気的接触がなされるように、十字状又は陰影模様(平行斜線模様)に配設されてもよい。

Claims (13)

  1. 頭部に載置されるように構成され配設された第1のシェルと、
    前記第1のシェルを実質的に取り囲み前記第1のシェルから間隔を空けた空間領域を介して配設される第2のシェルと、
    前記シェルの両方に機械的に連結され、かつ前記シェルの両方の間の前記間隔に架け渡されている複数のエラストマー性エネルギー吸収部材と、を備え、
    前記複数のエラストマー性エネルギー吸収部材の各エラストマー性エネルギー吸収部材は、前記第1のシェルと前記第2のシェルとの間に延長する細長ストラップを備え、
    前記複数のエラストマー性エネルギー吸収部材の各エラストマー性エネルギー吸収部材は、前記第1のシェルに固定された第1の端部及び前記第2のシェルに固定された第2の端部を備え、
    前記複数のエラストマー性エネルギー吸収部材の各エラストマー性エネルギー吸収部材は、前記第1のシェルの前記第2のシェルに対する移動に応じて前記第1のシェルと前記第2のシェルとの間で伸長し前記第1のシェルの衝撃受け止め位置とほぼ反対側の位置に配置されるように構成されている身体用衝撃保護装置。
  2. 前記シェルの両方が、共に入れ子にされている、請求項1に記載の衝撃保護装置。
  3. 前記第2のシェルに機械的に連結されたフェイスマスクを更に備える、請求項に記載の衝撃保護装置。
  4. 1つ又は複数のエネルギー吸収サブアセンブリを更に備え、
    各エネルギー吸収サブアセンブリは、内側リング及び外側リングを含む概ね同心円状の間隔を空けたリングと、前記内側リングと前記外側リングとの両方に機械的に連結され、かつ前記リング間の前記間隔に架け渡されている複数の前記エネルギー吸収部材とを備え、
    前記内側リングは、前記第1のシェルの外側に固定され、前記外側リングは、前記第2のシェルの内側に固定されている、請求項に記載の衝撃保護装置。
  5. 前記間隔を空けたリングに連結された前記エネルギー吸収部材は、概ね環状である、請求項に記載の衝撃保護装置。
  6. 前記間隔を空けたリングに連結された前記エネルギー吸収部材は前記内側リング及び外側リングの周囲の少なくとも大半の周りに、かつ前記内側リング及び外側リングの間に配置されている、請求項に記載の衝撃保護装置。
  7. 前記エネルギー吸収部材は、一方の端部で共に連結され、もう一方の端部で互いから解放されているエラストマー性帯状片を備える、請求項に記載の衝撃保護装置。
  8. 前記エネルギー吸収部材のいくつかは、他のエネルギー吸収部材よりも長い、請求項に記載の衝撃保護装置。
  9. エネルギー吸収部材上の張力の調整を可能にする機構体を更に備える、請求項に記載の衝撃保護装置。
  10. エネルギー吸収部材上の前記張力の調整を可能にする前記機構体は、その間に前記エネルギー吸収部材が配置されたニップローラと、少なくとも1つのニップローラと連結され前記エネルギー吸収装置が伸長したときそのニップローラが逆回転するのを阻止する機械的装置とを備える、請求項に記載の衝撃保護装置。
  11. エネルギー吸収部材上の張力の調整を可能にする前記機構体は、トルクレンチと係合するように適合された前記ニップローラのうち少なくとも1つと連結された構造体を更に備える、請求項10に記載の衝撃保護装置。
  12. 平行に配置され、異なるばね定数を持つ、2つのエラストマー性エネルギー吸収部材を備える、請求項に記載の衝撃保護装置。
  13. 各エネルギー吸収サブアセンブリが、内側リング及び外側リングを含む概ね同心円状の間隔を空けたリングと、前記内側リングと前記外側リングとの両方に機械的に連結され、かつ前記リング間の間隔に架け渡されている複数のエラストマー性エネルギー吸収部材とを備え、前記エラストマー性エネルギー吸収部材が、前記内側リング及び外側リングの周囲の少なくとも大半を、間隔をおいて取り囲んでいる、2つのエネルギー吸収サブアセンブリと、
    第1のエネルギー吸収サブアセンブリの前記外側リングが機械的に連結された第1のハウジングと、
    前記第2のエネルギー吸収サブアセンブリの前記外側リングが機械的に連結された第2のハウジングと、を備える足の一部を保護するための衝撃保護装置であって、
    前記第1のハウジング及び前記第2のハウジングは、一方のハウジングを膝の上方に、もう一方のハウジングを膝の下方に、足及び足を覆う衣服の一方に取り付けるように構成され適合され、
    前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとは、前記ハウジングの間で前記膝の近傍に配置されたヒンジによって接続され、
    前記複数のエラストマー性エネルギー吸収部材の各エラストマー性エネルギー吸収部材は、前記第1のシェルと前記第2のシェルとの間に延長する細長ストラップを備え、
    前記複数のエラストマー性エネルギー吸収部材の各エラストマー性エネルギー吸収部材は、前記第1のシェルに固定された第1の端部及び前記第2のシェルに固定された第2の端部を備え、
    前記複数のエラストマー性エネルギー吸収部材の各エラストマー性エネルギー吸収部材は、前記第1のシェルの前記第2のシェルに対する移動に応じて前記第1のシェルと前記第2のシェルとの間で伸長し前記第1のシェルの衝撃受け止め位置とほぼ反対側の位置に配置されるように構成されている、
    足の一部を保護するための衝撃保護装置。
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