JP6355373B2 - ズームレンズ及び撮像装置 - Google Patents

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本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えば放送用テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩写真用カメラ等の撮像装置に好適なものである。
近年、撮像装置には大口径比、高ズーム比でしかも高い光学性能を有したズームレンズが要望されている。大口径比、高ズーム比のズームレンズとして、最も物体側に正の屈折力のレンズ群を配置し、全体として4つのレンズ群より成るポジティブリード型の4群ズームレンズが知られている(特許文献1)。特許文献1では物体側から像側へ順に正の屈折力の第1レンズ群、変倍用の負の屈折力の第2レンズ群、変倍に伴う像面変動を補正するための正又は負の屈折力の第3レンズ群、結像用の正の屈折力の第4レンズ群より構成されるズームレンズを開示している。
特許文献1のズームレンズでは、広角端から望遠端へのズーミングに際して、第2レンズ群が像側へ移動し、第3レンズ群が物体側に凸状の軌跡を描いて移動する。そして各レンズ群のレンズ構成、非球面形状等を適切に設定することにより、広画角、高ズーム比で、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有するテレビカメラに好適なズームレンズを開示している。
特開平11−38321号公報
前述したポジティブリード型の4群ズームレンズは、高ズーム比が比較的容易である。しかしながら、ズーミングに際して諸収差の変動が多くなり、全ズーム領域で高い光学性能を得るのが難しくなってくる。特に広画角化を図ろうとするとズーミングに伴う球面収差や像面湾曲の変動が増大し、全ズーム範囲及び画面全体にわたり高い光学性能を得るのが困難になってくる。
前述の4群ズームレンズにおいて、広画角化及び高ズーム比化を図りつつ、高い光学性能を得るには、例えば変倍に伴い変動する像面を補正するための第3レンズ群のレンズ構成を、適切に設定することが重要になっている。この第3レンズ群のレンズ構成が適切でないと、広角端からズーム中間までのズーム範囲において、球面収差や像面湾曲の変動が増大し、高ズーム比で全ズーム範囲で高い光学性能を得るのが困難になる。
本発明は、例えば、広画角、高ズーム比、および全ズーム範囲における高い光学性能の点で有利なズームレンズの提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために物体側に凸状の軌跡で移動する負の屈折力の第3レンズ群、開口絞り、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第4レンズ群からなるズームレンズであって
前記第3レンズ群は、1枚の負レンズと1枚の正レンズを接合してなる接合レンズ、1枚の負レンズとから構成され、
前記接合レンズを構成する負レンズの焦点距離をfn1とし、前記接合レンズを構成する正レンズの焦点距離をfpとしズーミングにおける広角端での前記第3レンズ群の横倍率をβ3wとして
1.2<|fn1/fp|<3.7
0.35<β3w<0.60
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、例えば、広画角、高ズーム比、および全ズーム範囲における高い光学性能の点で有利なズームレンズ得られる。
数値実施例1の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 数値実施例1の広角端、f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m) 数値実施例2の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 数値実施例2の広角端、f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m) 数値実施例3の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 数値実施例3の広角端、f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m) 数値実施例4の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 数値実施例4の広角端、f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m) 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、次のとおりである。ズーミングのためには(に際して不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために物体側に凸状の軌跡で移動する負の屈折力の第3レンズ群から構成されている。更に開口絞り、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第4レンズ群から構成されている。
図1は本発明の実施例1の広角端におけるレンズ断面図(物体距離 無限遠)である。図2(A)、(B)、(C)は、実施例1の広角端、全系の焦点距離f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m)である。但し、全系の焦点距離及び物体距離の値は、後述する数値実施例をmm単位で表したときの値である。物体距離は第1レンズ面からの距離である。これらは以下、同じである。
図3は本発明の実施例2の広角端におけるレンズ断面図(物体距離 無限遠)である。図4(A)、(B)、(C)は、実施例2の広角端、全系の焦点距離f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m)である。図5は本発明の実施例3の広角端におけるレンズ断面図(物体距離 無限遠)である。図6(A)、(B)、(C)は、実施例3の広角端、全系の焦点距離f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m)である。
図7は本発明の実施例4の広角端におけるレンズ断面図(物体距離 無限遠)である。図8(A)、(B)、(C)は、実施例4の広角端、全系の焦点距離f=55.9mm、望遠端における収差図(物体距離 5m)である。図9は本発明の撮像装置の要部断面図である。
レンズ断面図において、U1はズーミングに際して不動で、正の屈折力の第1レンズ群である。第1レンズ群U1はフォーカシング用のレンズ系を有する。フォーカシング用のレンズ系は第1レンズ群U1の全体又は一部の屈折力のあるレンズ系よりなっている。
U2はズーミングの際に移動する、負の屈折力の第2レンズ群(バリエータレンズ群)である。この第2レンズ群U2は光軸上を像面側へ移動することにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。U3はズーミングに際して移動する、負の屈折力の第3レンズ群(コンペンセーターレンズ群)である。この第3レンズ群U3は、第2群レンズ群U2のズーミングに際しての移動に連動して光軸上を移動して、変倍に伴う像面変動を補正している。SPは開口絞りであり、ズーミングに際して不動である。U4はズーミングに際して不動の正の屈折力の第4レンズ群(リレーレンズ群R)である。
開口絞りSPは第3レンズ群U3と第4レンズ群U4との間に配置されている。IPは像面であり、撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当している。球面収差において、実線はe線(波長546.1nm)、二点鎖線はg線(波長435.8nm)、一点鎖線はC線(波長656.3nm)を示す。非点収差において点線はe線のメリディオナル像面、実線はe線のサジタル像面を示している。倍率色収差において二点鎖線はg線、一点鎖線はC線によってあらわしている。FnoはFナンバー、ωは半画角(度)である。
収差図において、球面収差は0.2mm、非点収差は0.2mm、歪曲は5%、倍率色収差は、0.05mmのスケールで描いている。
各実施例では広角端における第3レンズ群U3の横倍率と、第3レンズ群U3を構成する接合レンズの正レンズと負レンズの屈折力を適切に設定している。これにより、特に広角端からズーム中間に至るズーム範囲において球面収差を良好に補正している。
各実施例は前述した構成の下で第3レンズ群U3は、1枚の負レンズと1枚の正レンズを接合した接合レンズ、1枚の負レンズより構成されている。そして接合レンズを構成する負レンズの焦点距離をfn1、接合レンズを構成する正レンズの焦点距離をfp、広角端における前記第3レンズ群の横倍率をβ3wとする。このとき、
1.0<|fn1/fp|<3.7 ・・・(1)
0.35<β3w<0.60 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
特に条件式(1)は後述する条件式(1a)の下限値の値を用いて
1.2<|fn1/fp|<3.7 ・・・(1X)
を満足するのが良い。
条件式(1),(2)は全ズーム範囲、特に広角端からズーム中間のズーム範囲において高い光学性能を得るためのものである。各実施例のズームレンズにおいて、諸収差のうち球面収差を例にとり、その補正について説明する。ズームレンズにおいてズーム全域において、且つ画面中心から画面周辺にかけて高い光学性能を得るためには、ズーミングに伴う球面収差の変動と画面周辺の像面湾曲の変動をできる限り抑制することが重要になってくる。しかしながら、高ズーム比及びイメージサイズの増大(広画角化)に伴い、これらの収差の補正が困難になってくる。
特に、前述したポジティブリード型の4群ズームレンズにおいて、高ズーム比化を図った場合、広角端からズーム中間のズーム範囲にかけて、第3レンズ群U3の軸上光線の入射高さの変動が大きくなる傾向がある。これに伴い、ズーミングに際して球面収差の変動が増大する。第3レンズ群U3を2枚以下のレンズで構成した場合、第3レンズ群U3により正の球面収差が大きく発生する。このため、高ズーム比化を図りつつ、球面収差の変動を軽減するのが困難となる。
各実施例においては、第3レンズ群U3を3枚のレンズ構成とし、各単レンズの構成や焦点距離等を適切に設定している。これにより第3レンズ群U3から収差が多く発生するのを軽減することで、ズームレンズ全体としての諸収差の変動を軽減している。
条件式(1)の下限を越えて、接合レンズの負レンズの負の屈折力が強くなると(負の屈折力の絶対値が大きくなると)、接合レンズ面の曲率が小さくなる。このため、広角端からズーム中間のズーム範囲において、球面収差や球面収差の色収差等の変動が増大する。条件式(1)の上限を越えると、接合レンズの負レンズの屈折力が不適切となり、広角端において諸収差の補正が困難となる。
条件式(2)の下限を越えると、広角側において第3レンズ群U3のズーミングによる移動量が増加して、広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差の変動が増大する。条件式(2)の上限を越えると、第3レンズ群U3のズーミングによる移動量が増大し、高ズーム比化を達成しながら、レンズ全長(第1レンズ面から像面までの長さ)を短縮することが困難となる。
更に好ましくは条件式(1),(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.2<|fn1/fp|<3.30 ・・・(1a)
0.37<β3w<0.55 ・・・(2a)
以上のような構成により、広画角、高ズーム比でしかも全ズーム範囲にわたり高い光学性能を有するズームレンズを得ている。
各実施例において更に好ましくは次の条件式のうち1以上をとることが好ましい。第1レンズ群U1の焦点距離をf1とする。第2レンズ群U2の焦点距離をf2、第3レンズ群U3の焦点距離をf3とする。広角端における全系の焦点距離をfwとする。第3レンズ群を構成する負レンズのうち、接合レンズを構成しない負レンズの焦点距離をfn2とする。接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率およびアッベ数をそれぞれNn1およびνn1、接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率およびアッベ数をそれぞれNpおよびνpとする。
ここで、アッベ数νは、g線における屈折率をNg、F線における屈折率をNF、d線における屈折率をNd、C線における屈折率をNCとしたとき、
ν=(Nd−1)/(NF−NC)
である。
このとき、次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
2.5<f3/f2<6.1 ・・・(3)
1.55<|f1/f2|<3.20 ・・・(4)
4.0<|f3/fw|<11.0 ・・・(5)
1.4<fn1/fn2<7.0 ・・・(6)
0.65<Nn1/Np<1.20 ・・・(7)
1.4<νn1/νp<4.2 ・・・(8)
次に前述の各条件式の技術的意味について説明する。
条件式(3)は第2レンズ群U2と第3レンズ群U3の焦点距離の比に関し、高ズーム比ながらズーム全域において諸収差を良好に補正しつつ、レンズ全長の短縮を図るためのものである。
条件式(3)の上限を越えて、第3レンズ群U3の屈折力が小さくなりすぎると、第3レンズ群U3のズーミングに際しての移動量が大きくなり、広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差の変動を軽減するのが困難となる。また第2レンズ群U2の屈折力が大きくなると(負の屈折力の絶対値が大きくなると)、ズーミングに伴う収差変動を軽減することが困難となる。条件式(3)の下限を越えて、第2レンズ群U2の負の屈折力が小さくなると(負の屈折力の絶対値が小さくなると)高ズーム比化が困難となる。更に好ましくは条件式(3)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
2.7<f3/f2<5.8 ・・・(3a)
条件式(4)は、第1レンズ群U1と第2レンズ群U2の焦点距離の比に関し、高ズーム比化及び全系の小型化を図りつつ、全ズーム範囲において高い光学性能を得るためのものである。
条件式(4)の下限を越えて、第2レンズ群U2の負の屈折力が小さくなりすぎると高ズーム比化を図りつつ、レンズ全長を短くするのが困難となる。条件式(4)の上限を越えて、第1レンズ群U1の正の屈折力が小さくなりすぎると、第1レンズ群U1が大型化し、全系の小型化が困難となる。また第2レンズ群U2の負の屈折力が大きくなりすぎて、ズーミングに伴う収差変動を軽減することが困難となる。更に好ましくは条件式(4)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.7<|f1/f2|<3.0 ・・・(4a)
条件式(5)は、広角端における全系の焦点距離と第3レンズ群U3の焦点距離の比を規定する。条件式(5)は高ズーム比ながら全ズーム範囲において諸収差を良好に補正しつつ、レンズ全長の短縮を図るためのものである。
条件式(5)の上限を越えて、第3レンズ群U3の負の屈折力が小さくなると、第3レンズ群U3のズーミングによる移動量が大きくなり、レンズ全長が増大するとともに、広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差の変動を軽減するのが困難となる。条件式(5)の下限を越えて、第3レンズ群U3の負の屈折力が大きくなると、第3レンズ群U3の物点と第3レンズ群U3との距離が近づく。このため、第2レンズ群U2と第3レンズ群U3がズーム中間から望遠端のズーム範囲にかけて物理的に干渉してしまうので良くない。
更に好ましくは条件式(5)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
4.4<|f3/fw|<9.0 ・・・(5a)
条件式(6)は第3レンズ群U3内の接合レンズでなり、負レンズの屈折力を規定する。条件式(6)は広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差を良好に補正するためのものである。
条件式(6)の下限を越えて、接合レンズの負レンズの負の屈折力が強くなると、接合レンズ面の曲率が小さくなる。そうすると、広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差や球面収差の色収差の変動が増大する。条件式(6)の上限を越えると、接合レンズの負レンズの屈折力が不適切となり、広角端において諸収差の補正が困難となる。
更に好ましくは条件式(6)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.7<fn1/fn2<6.1 ・・・(6a)
条件式(7),(8)は第3レンズ群U3内の接合レンズを構成する正レンズと負レンズのそれぞれの材料の屈折率と、アッベ数を規定する。条件式(7),(8)を特定することにより、広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差や球面収差の色差等の諸収差を良好に補正している。
条件式(7)の上限を越えて、接合レンズの負レンズの材料の屈折率が大きくなると、又は正レンズの材料の屈折率が小さくなると、接合レンズ面において正の球面収差が大きく発生してくる。この結果、広角端からズーム中間のズーム範囲において、球面収差が大きく変動してくる。条件式(7)の下限を越えて、接合レンズの負レンズの材料の屈折率が小さくなると、又は正レンズの材料の屈折率が大きくなると、ペッツバール和が増大し、諸収差が低下し、特に広角端において良好な光学性能を得るのが困難となる。
条件式(8)の上限を越えて、接合レンズの負レンズの材料の分散が小さくなると、又は正レンズの材料の分散が大きくなると、接合レンズ面において球面収差の色収差がアンダー側に大きく発生する。そして広角端からズーム中間のズーム範囲において球面収差の色収差が大きく変動してくる。条件式(8)の下限を越えて、接合レンズの負レンズの材料の分散が大きくなると、又は正レンズの材料の分散が小さくなると、正レンズの材料と負レンズの材料の分散差が小さくなる。そうすると、正レンズの屈折力と負レンズの屈折力が過剰に大きくなり、広角端において良好なる光学性能を得るのが困難となる。
更に好ましくは条件式(7)、(8)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.75<Nn1/Np<1.10 ・・・(7a)
1.6<νn1/νp<3.9 ・・・(8a)
各実施例において第3レンズ群U3は物体側から像側へ順に、1枚の負レンズと1枚の正レンズと1枚の負レンズで構成されている。そして最も物体側の負レンズとその像側に位置する正レンズを接合した接合レンズより構成している。このとき接合レンズの接合レンズ面が物体側に凸形状(凸の形状)として、広角端において球面収差と、球面収差の色収差等の諸収差を良好に補正している。
また、第3レンズ群U3の最も物体側の負レンズに対し、最も像側の負レンズの軸上光線の入射高さが高くなる。軸上光線の入射高さの差に応じた適切な硝材を負レンズに採用することで、第3レンズ群U3内における球面収差等を良好に補正している。特に、広角端からズーム中間のズーム範囲において、球面収差等を良好に補正している。第1レンズ群U1の全部又は一部のレンズ系は、フォーカシングに際して移動する。これによってフォーカシングに際しての収差変動が少なくなるようにしている。
次に各実施例の特徴について説明する。
[実施例1]
図1の実施例1のレンズ断面図において、第1レンズ群U1はズーミングに際して不動である。第1レンズ群U1の全体又は一部の屈折力のあるレンズ系を移動することにより、フォーカシングを行っている。第2レンズ群U2はズーミングの際に移動する。第2レンズ群U2は光軸上を像面側へ移動することにより、広角端から望遠端への変倍を行っている。
第3レンズ群U3はズーミング時に際して移動する。第3レンズ群U3は、第2群レンズ群U2の移動に連動して光軸上を物体側に凸状の軌跡で移動して、変倍に伴う像面変動を補正している。SPは開口絞りであり、第3レンズ群U3と第4レンズ群U4との間に配置されており、ズーミングに際して不動である。第4レンズ群U4はズーミングに際して不動で、結像作用を有している。
本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、全ズーム範囲、特に広角端からズーム中間のズーム範囲において高い光学性能を有している。
[実施例2]
図3の実施例2のズームレンズのレンズ群の数、各レンズ群の屈折力、ズーミングにおける各レンズ群の移動条件等のズームタイプは実施例1と同じである。本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、実施例1と同様の効果を得ている。
[実施例3]
図5の実施例3のズームレンズのレンズ群の数、各レンズ群の屈折力、ズーミングにおける各レンズ群の移動条件等のズームタイプは実施例1と同じである。本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、実施例1と同様の効果を得ている。
[実施例4]
図7の実施例4のズームレンズのレンズ群の数、各レンズ群の屈折力、ズーミングにおける各レンズ群の移動条件等のズームタイプは実施例1と同じである。本実施例はいずれの条件式も満足しており、これにより、実施例1と同様の効果を得ている。
図9は各実施例のズームレンズを撮像光学系として用いた撮像装置125(テレビカメラシステム)の要部概略図である。図9において101は実施例1乃至4のいずれか1つのズームレンズである。124はカメラ本体であり、ズームレンズ101はカメラ本体124に対して着脱可能になっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することにより構成される撮像装置(撮像システム)である。尚、ここでズームレンズ101とカメラ本体124とは一体的に構成しても構わない。
ズームレンズ101は第1レンズ群F、変倍部LZ、結像用のリレーレンズ群R(第4レンズ群U4)を有している。第1レンズ群Fは合焦用レンズ群が含まれている。変倍部LZは変倍の為に光軸上を移動する第2レンズ群と、変倍に伴う像面変動を補正する為に光軸上を移動する第3レンズ群が含まれている。SPは開口絞りである。
114、115は、各々第1レンズ群F、変倍部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。116乃至118は駆動機構114、115及び開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。119乃至121は、第1レンズ群F、変倍部LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出する為のエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。
カメラ本体124において109はカメラ本体124内の光学フィルタや色分解プリズムに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。また、111、122はカメラ本体124及びズームレンズ本体101の各種の駆動を制御するCPUである。
このように本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以下に本発明の実施例1〜4に対応する数値実施例1〜4を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目と第i+1番目の間隔、ndi,νdiはそれぞれ第i番目の光学部材の屈折率とアッベ数である。BFはバックフォーカスである。非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、A4、A6、A8、A10をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。
で表される。又、例えば「e−Z」は「×10−Z」を意味する。*印は非球面であることを示している。各実施例と前述した条件式との対応を表1に示す。

(数値実施例1)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 342.570 4.50 1.77250 49.6 98.74
2 72.719 21.82 87.29
3 -183.489 4.20 1.65160 58.5 86.85
4 388.590 1.02 87.65
5 134.741 8.89 1.80809 22.8 89.27
6 269.209 7.56 88.41
7 442.995 9.37 1.48749 70.2 88.51
8* -591.220 0.20 88.42
9 384.934 3.70 1.80100 35.0 88.19
10 155.969 3.10 87.32
11 169.963 13.28 1.43875 94.9 88.05
12 -502.045 15.16 88.44
13 223.744 14.60 1.49700 81.5 95.75
14 -228.317 0.20 96.04
15 143.140 3.50 1.80100 35.0 94.51
16 78.794 23.32 1.43875 94.9 90.84
17 -222.081 0.20 90.31
18 120.069 10.67 1.61800 63.3 85.53
19 2494.000 (可変) 83.90
20 69.193 2.00 1.75500 52.3 41.77
21 34.212 8.45 37.43
22 -80.649 2.00 1.52249 59.8 36.85
23 49.208 8.10 34.62
24 -62.112 6.48 1.72047 34.7 34.42
25 -34.661 0.35 35.22
26 -33.152 2.00 1.61800 63.3 35.16
27 -170.167 0.20 36.14
28 95.102 6.12 1.72047 34.7 36.52
29 -1150.581 (可変) 36.14
30 87.112 1.70 1.77250 49.6 35.76
31 53.196 6.26 1.84666 23.8 35.46
32 88.294 7.13 34.82
33 -75.948 1.70 1.77250 49.6 35.16
34 -12039.941 (可変) 36.15
35(絞り) ∞ 2.70 37.35
36 -203.423 4.44 1.79952 42.2 38.20
37 -96.233 0.20 39.35
38 590.338 4.55 1.79952 42.2 40.09
39 -273.452 0.20 40.53
40 106.196 6.15 1.79952 42.2 40.86
41 -457.696 1.94 1.78472 25.7 40.43
42 52.113 0.20 39.71
43 49.052 7.15 1.79952 42.2 39.96
44 268.057 16.33 39.42
45 41.122 10.18 1.49700 81.5 40.96
46 -98.167 1.70 1.88300 40.8 40.10
47 222.039 29.50 39.33
48 -182.747 4.32 2.10205 16.8 35.07
49 -63.602 3.95 35.15
50 -49.991 1.70 1.88300 40.8 32.82
51 31.385 10.10 1.49700 81.5 33.03
52 -75.206 0.20 34.33
53 80.463 9.44 1.49700 81.5 35.73
54 -41.903 1.70 1.88300 40.8 35.95
55 -179.318 2.88 37.12
56 50.282 6.83 1.49700 81.5 39.26
57 -355.595 (可変) 39.02
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.29797e-008 A 6=-2.32470e-012 A 8= 3.66237e-017

第8面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.55421e-008 A 6=-7.97711e-012 A 8= 2.24093e-016

各種データ
ズーム比 5.00
広角 中間 望遠
焦点距離 25.00 55.90 125.00
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 29.42 14.16 6.44
像高 14.10 14.10 14.10
レンズ全長 453.51 453.51 453.51
BF 50.00 50.00 50.00

d19 4.20 42.56 64.88
d29 61.25 21.20 12.01
d34 13.92 15.62 2.50
d57 50.00 50.00 50.00

入射瞳位置 83.03 135.16 216.25
射出瞳位置 -259.00 -259.00 -259.00
前側主点位置 106.01 180.95 290.69
後側主点位置 25.00 -5.90 -75.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 77.63 145.30 88.05 43.37
2 20 -42.86 35.69 2.45 -28.50
3 30 -117.44 16.78 18.75 5.08
4 35 72.97 126.36 47.70 -121.24
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -119.80
2 3 -189.95
3 5 320.87
4 7 519.27
5 9 -327.52
6 11 290.43
7 13 229.17
8 15 -222.76
9 16 135.43
10 18 203.00
11 20 -91.48
12 22 -57.95
13 24 98.36
14 26 -66.75
15 28 121.35
16 30 -179.97
17 31 144.63
18 33 -98.47
19 36 223.03
20 38 232.99
21 40 107.73
22 41 -58.98
23 43 73.60
24 45 59.59
25 46 -76.45
26 48 85.67
27 50 -21.50
28 51 45.87
29 53 56.73
30 54 -61.93
31 56 88.88

(数値実施例2)
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 442.713 4.50 1.77250 49.6 101.88
2 74.903 20.03 89.91
3 -336.767 4.20 1.65160 58.5 89.50
4 341.792 1.02 89.36
5 124.697 8.82 1.80809 22.8 90.35
6 221.191 5.69 89.07
7 202.701 12.82 1.48749 70.2 88.79
8* -398.552 0.20 88.05
9 383.930 3.70 1.80100 35.0 86.79
10 154.490 3.12 85.14
11 188.743 8.74 1.43875 94.9 85.32
12 528.338 18.25 86.26
13 192.904 13.56 1.49700 81.5 93.29
14 -390.993 0.20 93.48
15 152.798 3.50 1.80100 35.0 92.85
16 80.740 24.79 1.43875 94.9 89.73
17 -197.295 0.20 89.30
18 130.094 11.66 1.61800 63.3 85.37
19 -1083.190 (可変) 83.70
20 71.792 2.00 1.75500 52.3 39.78
21 33.566 8.28 35.65
22 -65.614 2.00 1.52249 59.8 35.07
23 55.780 7.65 33.30
24 -54.413 6.47 1.72047 34.7 33.14
25 -31.513 0.39 34.07
26 -30.334 2.00 1.61800 63.3 33.95
27 -147.677 0.20 35.12
28 117.859 6.03 1.72047 34.7 35.53
29 -326.152 (可変) 35.37
30 67.941 1.70 1.48749 70.2 36.62
31 52.010 4.40 1.92286 18.9 36.48
32 71.590 4.19 35.75
33 -103.105 1.70 1.88300 40.8 35.78
34 223.179 (可変) 36.57
35(絞り) ∞ 2.70 37.87
36 -173.065 4.94 1.79952 42.2 38.74
37 -84.940 0.20 40.18
38 548.459 5.22 1.79952 42.2 41.16
39 -211.849 0.20 41.72
40 107.129 7.68 1.79952 42.2 42.06
41 -133.267 1.94 1.78472 25.7 41.58
42 54.143 0.20 40.65
43 48.619 7.60 1.79952 42.2 41.00
44 267.743 16.33 40.30
45 37.313 11.51 1.49700 81.5 40.56
46 -95.617 1.70 1.88300 40.8 39.14
47 125.659 23.12 37.98
48 639.788 4.47 2.10205 16.8 34.55
49 -100.191 4.76 34.27
50 -61.118 1.70 1.88300 40.8 31.56
51 27.020 8.14 1.49700 81.5 31.01
52 -284.495 0.20 31.85
53 105.872 9.27 1.49700 81.5 32.62
54 -31.999 1.70 1.88300 40.8 33.14
55 -92.250 5.08 34.83
56 54.125 7.25 1.49700 81.5 38.34
57 -129.352 (可変) 38.27
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.88914e-009 A 6= 4.00442e-012 A 8=-1.60156e-017

第8面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.02698e-008 A 6=-4.46097e-012 A 8=-6.89613e-017

各種データ
ズーム比 5.00
広角 中間 望遠
焦点距離 25.00 55.90 125.00
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 29.42 14.16 6.44
像高 14.10 14.10 14.10
レンズ全長 450.26 450.26 450.26
BF 48.30 48.30 48.30

d19 1.29 42.96 67.74
d29 75.94 30.19 13.23
d34 6.83 10.91 3.09
d57 48.30 48.30 48.30

入射瞳位置 84.35 140.07 228.13
射出瞳位置 -231.84 -231.84 -231.84
前側主点位置 107.12 184.82 297.35
後側主点位置 23.30 -7.61 -76.70

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 84.55 145.00 90.78 40.80
2 20 -40.45 35.03 2.25 -28.32
3 30 -115.22 11.99 15.64 6.10
4 35 68.17 125.89 41.78 -123.91
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -116.77
2 3 -258.64
3 5 336.29
4 7 276.63
5 9 -322.89
6 11 662.38
7 13 261.17
8 15 -217.01
9 16 133.90
10 18 187.92
11 20 -85.04
12 22 -57.15
13 24 92.26
14 26 -61.95
15 28 120.04
16 30 -469.95
17 31 183.62
18 33 -79.21
19 36 202.41
20 38 190.66
21 40 74.93
22 41 -48.40
23 43 72.76
24 45 55.44
25 46 -60.92
26 48 77.77
27 50 -20.91
28 51 49.94
29 53 50.42
30 54 -55.91
31 56 77.57

(数値実施例3)

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 485.127 4.50 1.77250 49.6 105.56
2 75.728 20.17 92.93
3 -489.188 4.20 1.65160 58.5 92.60
4 324.575 1.03 92.36
5 122.395 9.56 1.80809 22.8 93.41
6 233.419 5.06 92.03
7 190.340 12.12 1.48749 70.2 91.54
8* -833.173 0.20 90.57
9 454.722 3.70 1.80100 35.0 89.74
10 160.228 3.12 88.10
11 191.020 11.29 1.43875 94.9 88.80
12 -2390.821 17.93 89.83
13 204.978 12.35 1.49700 81.5 95.74
14 -685.611 0.20 95.74
15 188.441 3.50 1.80100 35.0 95.19
16 82.774 26.09 1.43875 94.9 92.13
17 -177.717 0.20 92.07
18 115.238 13.36 1.61800 63.3 88.25
19 -606.256 (可変) 86.83
20 71.003 2.00 1.75500 52.3 39.47
21 31.812 8.54 35.05
22 -60.607 2.00 1.52249 59.8 34.46
23 51.712 7.64 32.71
24 -54.947 6.61 1.72047 34.7 32.64
25 -30.570 0.38 33.62
26 -29.636 2.00 1.61800 63.3 33.48
27 -165.869 0.20 34.72
28 108.268 6.08 1.72047 34.7 35.20
29 -357.598 (可変) 35.08
30 79.668 1.70 1.77250 49.6 38.43
31 66.189 5.10 1.69895 30.1 38.21
32 143.989 2.62 37.92
33 -154.494 1.70 1.72916 54.7 37.93
34 165.390 (可変) 38.45
35(絞り) ∞ 2.70 39.45
36 -316.054 4.94 1.79952 42.2 40.29
37 -117.312 0.20 41.36
38 248.939 5.16 1.79952 42.2 42.01
39 -508.242 0.20 42.19
40 82.117 7.88 1.79952 42.2 42.25
41 -191.380 1.94 1.78472 25.7 41.35
42 52.915 0.20 39.76
43 48.545 6.81 1.79952 42.2 39.91
44 154.830 16.33 38.89
45 38.464 9.82 1.49700 81.5 37.74
46 -91.844 1.70 1.88300 40.8 36.53
47 66.858 16.66 35.20
48 -230.854 4.50 2.10205 16.8 35.98
49 -69.191 7.15 36.29
50 -82.713 1.70 1.88300 40.8 33.20
51 32.280 9.42 1.49700 81.5 33.15
52 -97.737 0.20 34.22
53 63.890 9.93 1.49700 81.5 35.51
54 -41.222 1.70 1.88300 40.8 35.53
55 -217.273 10.00 36.50
56 60.068 6.65 1.49700 81.5 39.65
57 -224.164 (可変) 39.44
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.24710e-008 A 6= 2.31778e-012 A 8=-5.27039e-017

第8面
K = 0.00000e+000 A 4= 9.39695e-008 A 6=-8.02427e-012 A 8=-2.14730e-017

各種データ
ズーム比 5.00
広角 中間 望遠
焦点距離 25.00 55.90 125.00
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 29.42 14.16 6.44
像高 14.10 14.10 14.10
レンズ全長 459.36 459.36 459.36
BF 50.00 50.00 50.00

d19 1.30 40.39 62.63
d29 77.17 29.21 22.33
d34 9.96 18.82 3.47
d57 50.00 50.00 50.00

入射瞳位置 87.29 146.19 242.04
射出瞳位置 -289.93 -289.93 -289.93
前側主点位置 110.45 192.90 321.08
後側主点位置 25.00 -5.90 -75.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 80.77 148.58 90.51 35.76
2 20 -37.14 35.44 2.52 -28.41
3 30 -208.17 11.12 17.83 9.37
4 35 81.49 125.80 54.34 -126.89
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -116.17
2 3 -297.62
3 5 303.44
4 7 318.00
5 9 -308.52
6 11 402.69
7 13 318.05
8 15 -185.79
9 16 132.44
10 18 157.21
11 20 -77.70
12 22 -52.87
13 24 85.28
14 26 -58.50
15 28 115.20
16 30 -533.39
17 31 169.32
18 33 -108.83
19 36 229.49
20 38 208.46
21 40 72.40
22 41 -52.16
23 43 85.51
24 45 55.79
25 46 -43.35
26 48 87.14
27 50 -25.96
28 51 49.88
29 53 51.90
30 54 -57.54
31 56 95.79
(数値実施例4)

単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1* 520.539 4.50 1.77250 49.6 125.95
2 92.244 22.54 111.37
3 -848.529 4.20 1.65160 58.5 110.81
4 417.266 0.82 109.87
5 140.499 9.39 1.80809 22.8 110.77
6 259.340 4.16 109.74
7 196.521 12.86 1.48749 70.2 109.19
8* 7414.886 0.20 107.91
9 418.824 3.70 1.80100 35.0 106.99
10 151.493 3.10 104.58
11 170.551 16.82 1.43875 94.9 105.10
12 -458.454 17.85 104.99
13 177.523 12.01 1.49700 81.5 107.33
14 1110.286 0.20 106.65
15 131.382 3.50 1.80100 35.0 105.12
16 79.047 24.30 1.43875 94.9 100.25
17 -437.857 0.20 99.55
18 134.220 12.31 1.61800 63.3 94.92
19 -2179.044 (可変) 93.26
20 72.918 2.00 1.75500 52.3 40.87
21 32.256 8.99 35.96
22 -58.656 2.00 1.52249 59.8 35.24
23 44.686 7.95 32.94
24 -59.962 6.40 1.72047 34.7 32.85
25 -33.059 0.39 33.72
26 -32.343 2.00 1.61800 63.3 33.55
27 -332.476 0.20 34.58
28 100.319 6.35 1.72047 34.7 35.03
29 -252.704 (可変) 34.89
30 63.924 1.70 1.77250 49.6 36.50
31 46.557 4.34 1.84666 23.8 36.30
32 71.499 5.75 36.10
33 -82.888 1.70 1.77250 49.6 36.30
34 301.811 (可変) 37.10
35(絞り) ∞ 2.70 35.07
36 -211.682 5.12 1.79952 42.2 36.14
37 -88.810 0.20 37.63
38 340.372 5.31 1.79952 42.2 38.57
39 -240.415 0.20 39.11
40 104.831 7.89 1.79952 42.2 39.43
41 -96.307 1.94 1.78472 25.7 38.99
42 55.261 0.20 38.18
43 49.212 7.37 1.79952 42.2 38.46
44 392.400 16.33 37.81
45 38.819 9.75 1.49700 81.5 35.97
46 -87.520 1.70 1.88300 40.8 34.84
47 103.011 19.50 34.06
48 387.789 4.55 2.10205 16.8 33.92
49 -113.993 4.72 33.77
50 -87.453 1.70 1.88300 40.8 31.69
51 29.002 7.90 1.49700 81.5 31.24
52 -216.592 0.20 31.98
53 87.425 9.14 1.49700 81.5 32.77
54 -34.992 1.70 1.88300 40.8 33.08
55 -129.174 10.00 34.42
56 56.338 7.15 1.49700 81.5 38.81
57 -149.707 (可変) 38.68
像面 ∞
非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 3.45159e-008 A 6=-8.76464e-013 A 8= 1.23487e-016

第8面
K = 0.00000e+000 A 4= 4.46598e-008 A 6=-4.80609e-012 A 8= 2.36149e-017

各種データ
ズーム比 5.00
広角 中間 望遠
焦点距離 25.00 55.90 125.00
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 29.42 14.16 6.44
像高 14.10 14.10 14.10
レンズ全長 462.35 462.35 462.35
BF 49.01 49.01 49.01

d19 1.50 43.83 69.04
d29 83.64 35.66 13.72
d34 0.50 6.14 2.87
d57 49.01 49.01 49.01

入射瞳位置 103.16 181.27 311.19
射出瞳位置 -327.42 -327.42 -327.42
前側主点位置 126.50 228.87 394.68
後側主点位置 24.01 -6.89 -75.99

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 99.83 152.65 96.36 25.62
2 20 -35.40 36.28 2.95 -28.90
3 30 -112.60 13.49 17.02 5.80
4 35 70.76 125.27 51.88 -132.92
単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -145.10
2 3 -426.98
3 5 362.65
4 7 412.46
5 9 -296.14
6 11 284.94
7 13 422.12
8 15 -253.65
9 16 154.45
10 18 204.23
11 20 -77.92
12 22 -48.03
13 24 92.34
14 26 -57.91
15 28 99.75
16 30 -230.63
17 31 144.49
18 33 -83.62
19 36 186.83
20 38 175.96
21 40 63.54
22 41 -44.09
23 43 69.32
24 45 55.37
25 46 -53.05
26 48 79.22
27 50 -24.35
28 51 51.87
29 53 51.41
30 54 -54.50
31 56 83.08

U1:第1レンズ群 U2:第2レンズ群 U3:第3レンズ群
U4:第4レンズ群 SP:開口絞り

Claims (9)

  1. 物体側から像側へ順に、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第1レンズ群、ズーミングのために移動する負の屈折力の第2レンズ群、ズーミングのために物体側に凸状の軌跡で移動する負の屈折力の第3レンズ群、開口絞り、ズーミングのためには不動の正の屈折力の第4レンズ群からなるズームレンズであって
    前記第3レンズ群は、1枚の負レンズと1枚の正レンズを接合してなる接合レンズ、1枚の負レンズとから構成され、
    前記接合レンズを構成する負レンズの焦点距離をfn1とし、前記接合レンズを構成する正レンズの焦点距離をfpとしズーミングにおける広角端での前記第3レンズ群の横倍率をβ3wとして
    1.2<|fn1/fp|<3.7
    0.35<β3w<0.60
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2とし、前記第3レンズ群の焦点距離をf3として
    2.5<f3/f2<6.1
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記第1レンズ群の焦点距離をf1とし、前記第2レンズ群の焦点距離をf2として
    1.55<|f1/f2|<3.20
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のズームレンズ。
  4. 前記接合レンズの接合レンズ面は物体側に凸形状であることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項のズームレンズ。
  5. 前記第3レンズ群の焦点距離をf3とし前記広角端での前記ズームレンズの焦点距離をfwとして
    4.0<|f3/fw|<11.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項のズームレンズ。
  6. 前記第3レンズ群を構成し且つ前記接合レンズを構成しない負レンズの焦点距離をfn2として
    1.4<fn1/fn2<7.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項のズームレンズ。
  7. 前記接合レンズを構成する負レンズの材料の屈折率およびアッベ数をそれぞれNn1およびνn1とし、前記接合レンズを構成する正レンズの材料の屈折率およびアッベ数をそれぞれNpおよびνpとして
    0.65<Nn1/Np<1.20
    1.4<νn1/νp<4.2
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項のズームレンズ。
  8. 前記第1レンズ群の全部又は一部、フォーカシングのために移動することを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか1項のズームレンズ。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項のズームレンズと、
    前記ズームレンズ面に配された撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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