JP6354316B2 - 画像検出装置及びプログラム - Google Patents

画像検出装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6354316B2
JP6354316B2 JP2014102310A JP2014102310A JP6354316B2 JP 6354316 B2 JP6354316 B2 JP 6354316B2 JP 2014102310 A JP2014102310 A JP 2014102310A JP 2014102310 A JP2014102310 A JP 2014102310A JP 6354316 B2 JP6354316 B2 JP 6354316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
detection
extracted
edge
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014102310A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015219693A (ja
Inventor
悠貴 大石
悠貴 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014102310A priority Critical patent/JP6354316B2/ja
Publication of JP2015219693A publication Critical patent/JP2015219693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6354316B2 publication Critical patent/JP6354316B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は画像検出装置及びプログラムに関する。
カメラで撮影した画像から、道路標識等の検出対象物を検出する画像検出装置が知られている。この画像検出装置は、まず、色モデルを用いて、検出対象物の色に近い色の領域(標識候補領域)を画像から抽出し、次に、標識候補領域から、一般化ハフ変換を用いて、検出対象物を検出する(特許文献1参照)。
特開2010−134535号公報
画像における検出対象物の色は、経年変化や照明環境等により大きく変動する。そのため、色モデルの範囲が狭いと、検出対象物が標識候補領域から漏れてしまい、検出対象物を検出できないことがある。また、色モデルの範囲を広くすると、検出対象物以外のものが標識候補領域に多数含まれ、ノイズが多くなってしまい、検出率の低下や対象物以外の物体を検出する誤検出の増加を引き起こす。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、検出対象物を適切に検出できる画像検出装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の画像検出装置は、画像を取得する画像取得手段と、画像から、色モデルに対応する画素を抽出して、抽出画像を作成する抽出画像作成手段と、抽出画像において、各画素のエッジ情報に基づき、エッジを抽出するエッジ抽出手段と、抽出画像におけるエッジと、検出対象物のテンプレートとを対比し、検出対象物を検出する検出手段とを備える。
さらに、本発明の第1の画像検出装置において、抽出画像作成手段は、同一の検出対象物に対応する複数の色モデルごとに複数の抽出画像を作成し、エッジ抽出手段は、複数の抽出画像ごとにエッジを抽出し、検出手段は、複数の抽出画像において、同一の検出対象物に対応するテンプレートを用い、検出対象物を検出することを特徴とする。
本発明の第1の画像検出装置によれば、画像における検出対象物の色が、照明環境(例えば、晴天、曇天、順光、逆光、西日、日向、日陰)や、経年劣化(例えば、色あせ、錆)等により、変化していても、検出対象物を検出することができる。
また、色空間における範囲が広い単一の色モデルを用いる場合に比べ、検出対象物以外のものを検出してしまうおそれを低減し、S/Nを向上させることができる。
なお、同一の検出対象物に対応するテンプレートは、複数の抽出画像ごとに異なっていてもよいし、1種類であってもよい。
本発明の第2の画像検出装置は、画像を取得する画像取得手段と、画像において、各画素のエッジ情報に基づき、エッジを抽出するエッジ抽出手段と、エッジを抽出した画像から、色モデルに対応する画素をさらに抽出して、抽出画像を作成する抽出画像作成手段と、抽出画像におけるエッジと、検出対象物のテンプレートとを対比し、検出対象物を検出する検出手段とを備える。
さらに、本発明の第2の画像検出装置において、抽出画像作成手段は、同一の検出対象物に対応する複数の色モデルごとに複数の抽出画像を作成し、検出手段は、複数の抽出画像において、同一の検出対象物に対応するテンプレートを用い、検出対象物を検出することを特徴とする。
本発明の第2の画像検出装置によれば、画像における検出対象物の色が、照明環境(例えば、晴天、曇天、順光、逆光、西日、日向、日陰)や、経年劣化(例えば、色あせ、錆)等により、変化していても、検出対象物を検出することができる。
また、色空間における範囲が広い単一の色モデルを用いる場合に比べ、検出対象物以外のものを検出してしまうおそれを低減し、S/Nを向上させることができる。
なお、同一の検出対象物に対応するテンプレートは、複数の抽出画像ごとに異なっていてもよいし、1種類であってもよい。
画像検出装置1の構成を表すブロック図である。 画像検出装置1が実行する処理の全体を表すフローチャートである。 画像検出装置1が実行する検出対象物Diの検出処理を表すフローチャートである。 図4Aは色空間にプロットした画素を表す説明図であり、図4Bは色モデルMijを表す説明図である。 図5A〜5Dは抽出画像Pijの例を表す説明図であり、図5E〜5Hは、エッジを抽出した結果を表す説明図である。 各色モデルMijに属するデータの数を表す表である。 画像検出装置1が実行する検出対象物Diの検出処理を表すフローチャートである。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.画像検出装置1の構成
画像検出装置1の構成を図1に基づき説明する。画像検出装置1は車両に搭載される車載装置であり、制御部3とデータベース5とを備えている。制御部3は、CPU、RAM、ROM等を備えた周知のコンピュータである。制御部3は、そのROMに記憶されたプログラムにより、後述する処理を実行することができる。
制御部3は、カメラ7から画像を取得することができる。なお、カメラ7は車両に搭載され、車両の前方における画像を撮影するものである。また、制御部3は、ディスプレイ9に、所定の画像を表示することができる。なお、ディスプレイ9は車両の車室内に設置された映像表示装置である。また、制御部3は、データベース5を制御することができる。
データベース5は、HDD(ハードディスクドライブ)により構成され、情報の記憶、保存、及び読み出しが可能である。データベース5には、後述する色モデルMijを記憶しておく色モデル記憶部11が含まれる。
2.画像検出装置1が実行する処理
画像検出装置1(特に制御部3)が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を、図2〜図6に基づき説明する。図2のステップ1では、カメラ7を用いて画像を取得する。この画像は車両周辺の画像である。
ステップ2では、変数iの値を1とする。この変数iは、検出対象物を区別するため変数であって、1又は2である。すなわち、以下では、検出対象物を、包括的に検出対象物Diと表記し、検出対象物D1(i=1の場合)は一時停止標識であり、検出対象物D2(i=2の場合)は速度標識である。なお、一時停止標識、及び速度標識は、道路に設置された人工物の一例である。
ステップ3では、検出対象物Diを検出する処理を実行する。ここで、Diにおける変数iの値は、前記ステップ2又は後述するステップ5で設定した値である。本ステップ3の処理は、詳しくは図3に示すものである。
図3のステップ11では、変数jの値を1とする。この変数jは、検出対象物Diに対応する複数の色モデルを区別するための変数であって、変数iが1の場合は1又は2であり、変数iが2の場合は1〜3のいずれかである。
すなわち、以下では、検出対象物Diに対応する複数の色モデルにMijという名称を付して表し、色モデルMijには、jの値が異なる複数種類が存在する。例えば、検出対象物D1(一時停止標識)には、2種類の対応する色モデルM11、M12が存在し、検出対象物D2(速度標識)には、3種類の対応する色モデルM21、M22、M23が存在する。
ここで色モデルMijについて説明する。色モデルMijとは、色空間における一定の領域である。色空間は特に限定されず、例えば、R(赤)G(緑)B(青)により規定される色空間であってもよいし、色相、明度、彩度により規定される色空間であってもよい。
本実施形態において、色モデルMijには、上述したとおり、M11、M12、M21、M22、M23の5種類がある。任意の色モデルMijは、他の色モデルMijと色空間において完全に分離していてもよいし、一部重複していてもよい。
色モデルMijは、例えば、予め、以下のように作成し、データベース5に記憶しておくことができる。まず、カメラ7を用いて、車両前方の画像を複数取得する。図4Aに示すように、その複数の画像における各画素をそれぞれ、色空間にプロットする。そして、図4Bに示すように、色空間における画素の群を、複数のクラスにクラス分けする。クラスごとに、そのクラスに属する画素の群を含む領域を色モデルMijとする。
一つの色モデルMijは、色空間において1つの領域であってもよいし、2以上の領域に分かれていてもよい。例えば、図4Bに示す例において、色モデルM11は、2つの領域に分かれており、他の色モデルMijは、それぞれ、1つの領域から成る。
各色モデルMijは、同一の検出対象物の、同一の状態における画素を含む領域である。例えば、図4Bに示す色モデルMijは、それぞれ、以下のものである。
色モデルM11:一時停止表示器の、通常の状態(色あせをしていないか、軽度の色あせの状態)における画素を含む領域。
色モデルM12:一時停止表示器の、色あせの状態における画素を含む領域。
色モデルM21:速度標識の、通常の状態(色あせをしていないか、軽度の色あせの状態)における画素を含む領域。
色モデルM22:速度標識の、色あせの状態における画素を含む領域。
色モデルM23:特別色の(初期状態において通常とは異なる色の)速度標識における画素を含む領域。
ここで、色モデルM11、M12は、同一の検出対象物(速度表示器)に対応する複数の色モデルである。また、色モデルM23、M22、M23は、同一の検出対象物(速度標識)に対応する複数の色モデルである。
ステップ12では、前記ステップ1で取得した画像の全画素の中から、色モデルMijに対応する(色空間において色モデルMij内に属する)画素を抽出し、その抽出した画素から成る画像(以下では抽出画像Pijとする)を作成する。
抽出画像Pijの例を図5A〜図5Dに示す。図5A〜図5Dに示す例では、抽出画像Pijの作成に使用する色モデルMijの色空間における広さが互いに異なる。色モデルMijの色空間における広さは、図4Aに示す例において最も広く、図4Bに示す例、図4Cに示す例、図4Dに示す例、の順に狭くなる。色モデルMijの色空間における広さが広いほど、抽出される画素は多くなる。
ステップ13では、前記ステップ12で作成した抽出画像Pijにおいて、エッジの抽出処理を実施する。すなわち、抽出画像Pijにおける各画素について、まず、エッジ情報(エッジ方向(エッジ勾配方向)とエッジ強度と)を求める。次に、エッジ方向ごとに、エッジ強度の投票を行い、エッジを抽出する。抽出処理に際し、例えば周知の一般化ハフ変換を用い、検出対象物の幾何形状(例えば円形、長方形等)を考慮したうえで抽出しても良い。
エッジを抽出した結果の例を図5E〜図5Hに示す。図5E〜図5Hに示す例は、それぞれ、図5A〜図5Dに示す抽出画像Pijからエッジを抽出したものである。抽出画像Pijの作成に使用する色モデルMijの色空間における広さが狭いほど、ノイズ(例えば検出対象物以外のものに起因するエッジ)が減少し、S/Nが向上するが、色モデルMijから外れた画素におけるエッジを抽出できないおそれがある。
ステップ14では、抽出画像Pijにおいて、前記ステップ13で抽出したエッジと、検出対象物Diのテンプレートとを対比し、検出対象物Diを検出する処理を実行する。ここで、使用するテンプレートは、検出対象物Diの種類に応じて一義的に決められたものである。例えば、検出対象物D1を検出する場合は、抽出画像P11、P12の両方について、検出対象物D1用の同一のテンプレートを使用する。また、検出対象物D2を検出する場合は、抽出画像P21、P22、P23の全てについて、検出対象物D2用の同一のテンプレートを使用する。テンプレートは、エッジ情報に関し方向のみのテンプレートでもよいし、強度と方向とのテンプレートでもよい。
検出対象物Diを検出する処理において、抽出画像Pijの作成に用いた色モデルMijに属するデータの数が少ないほど、検出対象物Diを検出する基準を厳しくしてもよい。例えば、各色モデルMijに属するデータの数が図6に示すものである場合、例えば数式1により、任意の色モデルMijの尤度(Likelihood)を算出する。数式には、検出性能に影響する任意のパラメータを含めても良い。任意のパラメータとは、例えば、色モデルを形成するために予め大量に収集した検出対象物の色分布に基づいて、各色モデルごとに算出される分散値や、予め大量に収集した検出対象物以外の物体の色分布の含有率である。
なお、数式1において、N(Mij)は、一つの色モデルMijに属するデータの数であり、Ntotalは、全ての色モデルにおけるデータ数の和である。
そして、色モデルMijの尤度が小さいほど、それを用いて作成した抽出画像Pijにおいて検出対象Diを検出する基準を厳しくする。例えば、尤度が小さいほど、検出対象物Diの認識試行回数を多くしたり、検出対象物Diであると判断するための閾値(例えば、エッジと、検出対象物Diのテンプレートとの一致度における閾値)を高くしたりする。
ステップ15では、変数jの値が上限値K(変数iが1の場合は2、変数iの値が2の場合は3)に達しているか否か(すなわち、検出対象物Diについて、対応する全ての色モデルMijを用いて前記ステップ12〜14の処理を実行済みであるか否か)を判断する。変数jの値が上限値に達していない場合はステップ16に進み、変数jの値を1つ増加させ、ステップ12に進む。一方、変数jの値が上限値に達している場合はステップ17に進む。
ステップ17では、抽出画像Pij(jは1〜K)のいずれか(少なくとも1以上)において、検出対象物Diを検出できたか否かを判断する。抽出画像Pijのいずれかで検出できた場合はステップ18に進み、どの抽出画像Pijでも検出できなかった場合は本処理を終了する。
ステップ18では、検出対象物Diを検出できたことを表す信号をディスプレイ9に出力する。なお、このとき、ディスプレイ9は、検出対象物Diを検出したことを報知する。
図2に戻り、ステップ4では、変数iの値が上限値である2に達しているか否か(すなわち、全ての検出対象物Diについて、前記ステップ3の処理が実行済みであるか否か)を判断する。変数iの値が上限値に達していない場合はステップ5に進み、変数iの値を1つ増加させ、ステップ3に進む。一方、変数iの値が上限値に達している場合は本処理を終了する。
3.画像検出装置1が奏する効果
(1)画像検出装置1は、一つ検出対象物Diについて、複数の色モデルMijを使用し、複数の抽出画像を作成する。そして、複数の抽出画像のそれぞれにおいて、検出対象物Diを検出する処理を実行する。
そのため、カメラ7で取得した画像における検出対象物Diの色が、照明環境(例えば、晴天、曇天、順光、逆光、西日、日向、日陰)や、経年劣化(例えば、色あせ、錆)等により、変化していても、検出対象物Diを検出することができる。
また、色空間における範囲が広い単一の色モデルを用いる場合に比べ、検出対象物Di以外のものを検出してしまうおそれを低減し、S/Nを向上させることができる。
(2)画像検出装置1は、色モデルMijに属するデータの数が少ないほど、その色モデルMijを用いて作成された抽出画像Pijから検出対象物Diを検出する基準を厳しくする。そのことにより、検出対象物Diの検出結果に対する信頼性を一層向上させることができる。
(3)画像検出装置1は、エッジを抽出する。その際に対象物の幾何形状を考慮してハフ変換処理を実施することにより、一層容易にエッジを抽出することができる。
<第2の実施形態>
1.画像検出装置1の構成
本実施形態の画像検出装置1の構成は、前記第1の実施形態と同様である。
2.画像検出装置1が実行する処理
本実施形態の画像検出装置1が実行する処理は、基本的には前記第1の実施形態と同様であるが、一部において相違する。以下では、その相違点を中心に説明する。
本実施形態では、前記ステップ3における検出対象物Diの検出処理(図2参照)を、図7に示す処理とする。
図7のステップ21では、カメラ7を用いて取得した画像(前記ステップ1参照)において、前記ステップ13と同様にして、エッジを抽出する。抽出したエッジから成る画像を以下ではエッジ画像とする。
ステップ22では、前記ステップ11と同様に、変数jの値を1とする。
ステップ23では、前記ステップ21で作成したエッジ画像における全エッジの中から、色モデルMijに対応する(色空間において色モデルMij内に属する)画素を抽出し、その抽出した画素から成る画像(以下では抽出画像EPijとする)を作成する。
ステップ24では、抽出画像EPijにおいて、前記ステップ23で抽出した画素(エッジであり、同時に、色モデルMijに対応する画素)と、検出対象物Diのテンプレートとを対比し、検出対象物Diを検出する処理を実行する。
ここで、使用するテンプレートは、検出対象物Diの種類に応じて一義的に決められたものである。例えば、検出対象物D1を検出する場合は、抽出画像EP11、EP12の両方について、検出対象物D1用の同一のテンプレートを使用する。また、検出対象物D2を検出する場合は、抽出画像EP21、EP22、EP23の全てについて、検出対象物D2用の同一のテンプレートを使用する。
検出対象物Diを検出する処理において、抽出画像EPijの作成に用いた色モデルMijに属するデータの数が少ないほど、検出対象物Diを検出する基準を厳しくする。すなわち、前記ステップ14と同様に、尤度を算出し、その尤度が小さいほど、それを用いて作成した抽出画像EPijにおいて検出対象Diを検出する基準を厳しくする。例えば、尤度が小さいほど、検出対象物Diの認識試行回数を多くしたり、検出対象物Diであると判断するための閾値を高くしたりする。
ステップ25では、変数jの値が上限値K(変数iが1の場合は2、変数iの値が2の場合は3)に達しているか否か(すなわち、検出対象物Diについて、対応する全ての色モデルMijを用いて前記ステップ23、24の処理を実行済みであるか否か)を判断する。変数jの値が上限値に達していない場合はステップ26に進み、変数jの値を1つ増加させ、ステップ23に進む。一方、変数jの値が上限値に達している場合はステップ27に進む。
ステップ27では、抽出画像EPij(jは1〜K)のいずれかにおいて、検出対象物Diを検出できたか否かを判断する。いずれかの抽出画像EPijで検出できた場合はステップ28に進み、いずれの抽出画像EPijでも検出できなかった場合は本処理を終了する。
ステップ28では、検出対象物Diを検出できたことを表す信号をディスプレイ9に出力する。なお、このとき、ディスプレイ9は、検出対象物Diを検出したことを報知する。その後、図2に戻り、ステップ4に進む。
3.画像検出装置1が奏する効果
本実施形態の画像検出装置1は、前記第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
<その他の実施形態>
(1)前記第1、第2の実施形態において、検出対象物Diは、他の人工物(例えば、白線、道路上の標示、横断歩道、消火栓等)であってもよい。
(2)前記第1の実施形態において、変数jが1の場合の前記ステップ12〜14の処理と、変数jが2の場合の同処理と、変数jが3の場合の同処理と、・・・を並行して行ってもよい。
また、前記第1、第2の実施形態において、変数iが1の場合の前記ステップ3の処理と、変数iが2の場合の同処理とを並行して行ってもよい。
また、前記第2の実施形態において、変数jが1の場合の前記ステップ23、24の処理と、変数jが2の場合の同処理と、変数jが3の場合の同処理と、・・・を並行して行ってもよい。
(3)前記第1、第2の実施形態において、エッジを抽出する方法は、一般化ハフ変換以外の方法であってもよい。
(4)前記第1、第2の実施形態において、変数iの上限値(すなわち、検出対象物Diの種類の数)は、2以外の数であってもよく、例えば、1、3、4、5・・・とすることができる。
また、前記第1、第2の実施形態において、変数jの上限値(すなわち、同一の検出対象物Diに対応する色モデルMijの数)は適宜設定でき、例えば、2、3、4、5、6・・・とすることができる。
(5)前記第1、第2の実施形態において、同一の検出対象物Diに対応する色モデルMijは、照明環境(例えば、晴天、曇天、順光、逆光、西日、日向、日陰等)ごとに複数設けてもよい。
(6)前記第1、第2の実施形態における構成の全部又は一部を適宜組み合わせてもよい。
1…画像検出装置、3…制御部、5…データベース、7…カメラ、9…ディスプレイ、11…色モデル記憶部

Claims (6)

  1. 画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像から、色モデルに対応する画素を抽出して、抽出画像を作成する抽出画像作成手段と、
    前記抽出画像において、各画素のエッジ情報に基づき、エッジを抽出するエッジ抽出手段と、
    前記抽出画像における前記エッジと、検出対象物のテンプレートとを対比し、検出対象物を検出する検出手段と、
    を備える画像検出装置であって、
    前記抽出画像作成手段は、同一の前記検出対象物に対応する複数の前記色モデルごとに複数の前記抽出画像を作成し、
    前記エッジ抽出手段は、複数の前記抽出画像ごとに前記エッジを抽出し、
    前記色モデルは、予め、あるいは検出処理中に随時追加された、撮影された画像中の前記検出対象物について各画素の色を色空間又は次元拡張した空間にプロットしたデータに基づき作成されたものであり、
    前記検出手段は、前記色モデルに属する前記データの数が少ないほど、その色モデルを用いて作成された前記抽出画像から前記検出対象物を検出する基準を厳しくし、複数の前記抽出画像において、同一の前記検出対象物に対応する前記テンプレートを用い、前記検出対象物を検出する、
    ことを特徴とする画像検出装置。
  2. 画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像において、各画素のエッジ情報に基づき、エッジを抽出するエッジ抽出手段と、
    前記エッジを抽出した前記画像から、色モデルに対応する画素をさらに抽出して、抽出画像を作成する抽出画像作成手段と、
    前記抽出画像における前記エッジと、検出対象物のテンプレートとを対比し、検出対象物を検出する検出手段と、
    を備える画像検出装置であって、
    前記抽出画像作成手段は、同一の前記検出対象物に対応する複数の前記色モデルごとに複数の前記抽出画像を作成し、
    前記色モデルは、予め、あるいは検出処理中に随時追加された、撮影された画像中の前記検出対象物について各画素の色を色空間又は次元拡張した空間にプロットしたデータに基づき作成されたものであり、
    前記検出手段は、前記色モデルに属する前記データの数が少ないほど、その色モデルを用いて作成された前記抽出画像から前記検出対象物を検出する基準を厳しくし、複数の前記抽出画像において、同一の前記検出対象物に対応する前記テンプレートを用い、前記検出対象物を検出し、
    ことを特徴とする画像検出装置。
  3. 前記エッジ抽出手段は、ハフ変換により前記エッジを抽出することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の画像検出装置。
  4. 前記検出対象物は、道路に設置された人工物であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像検出装置。
  5. 前記画像は、車両周囲の画像であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像検出装置。
  6. コンピュータを請求項1〜のいずれか1項に記載の画像検出装置における各手段として機能させるプログラム。
JP2014102310A 2014-05-16 2014-05-16 画像検出装置及びプログラム Active JP6354316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102310A JP6354316B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 画像検出装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102310A JP6354316B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 画像検出装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015219693A JP2015219693A (ja) 2015-12-07
JP6354316B2 true JP6354316B2 (ja) 2018-07-11

Family

ID=54779012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014102310A Active JP6354316B2 (ja) 2014-05-16 2014-05-16 画像検出装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6354316B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106934812A (zh) * 2015-12-25 2017-07-07 北京展讯高科通信技术有限公司 图像信号处理器及其图像信号处理方法
CN112964201A (zh) * 2021-02-19 2021-06-15 常州市宏发纵横新材料科技股份有限公司 一种碳板直线度检测方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278000A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Hitachi Ltd 車両運転支援装置
JP2787151B2 (ja) * 1993-03-29 1998-08-13 日立エンジニアリング株式会社 物品の数量検査方法及び装置
JPH0993612A (ja) * 1995-09-22 1997-04-04 Sanyo Electric Co Ltd 輪郭情報を用いた画像符号化方法
JP3344627B2 (ja) * 1999-08-30 2002-11-11 富士重工業株式会社 ステレオ式車外監視装置
JP2007140828A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Okayama Prefecture 標識認識方法
JP2007257301A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Honda Motor Co Ltd 車両用標識認識装置
JP5011268B2 (ja) * 2008-12-02 2012-08-29 三菱電機株式会社 画像検出装置及び画像検出方法
JP5297530B2 (ja) * 2009-07-15 2013-09-25 株式会社東芝 画像処理装置、及びインターフェース装置
CN103020623B (zh) * 2011-09-23 2016-04-06 株式会社理光 交通标志检测方法和交通标志检测设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015219693A (ja) 2015-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110678901B (zh) 信息处理设备、信息处理方法和计算机可读存储介质
US11282185B2 (en) Information processing device, information processing method, and storage medium
US10592754B2 (en) Shadow removing method for color image and application
CN105469027B (zh) 针对文档图像的水平和垂直线检测和移除
EP3036730B1 (en) Traffic light detection
KR101856401B1 (ko) 차선 데이터의 처리 방법, 장치, 저장매체 및 기기
US8983136B2 (en) Traffic sign detecting method and traffic sign detecting device
CN111191611B (zh) 基于深度学习的交通标志标号识别方法
JP5223675B2 (ja) 車両検知装置,車両検知方法並びに車両検知プログラム
KR101546700B1 (ko) 영상을 활용한 도로 포트홀 영역 인식 장치 및 방법
Wang et al. Car license plate detection based on MSER
CN110599453A (zh) 一种基于图像融合的面板缺陷检测方法、装置及设备终端
Kanter Color Crack: Identifying Cracks in Glass
CN112232368B (zh) 目标识别模型训练方法、目标识别方法及其相关装置
CN113537037A (zh) 路面病害识别方法、系统、电子设备及存储介质
JP6354316B2 (ja) 画像検出装置及びプログラム
JP5338762B2 (ja) ホワイトバランス係数算出装置及びプログラム
JP2006259885A (ja) カラー画像を用いた看板および標識の認識方法
CN111191482A (zh) 一种刹车灯识别方法、装置及电子设备
JP4336755B2 (ja) カラー画像を用いた看板の認識方法
CN115861922B (zh) 一种稀疏烟火检测方法、装置、计算机设备及存储介质
CN113221603A (zh) 一种检测监控设备被异物遮挡的方法及装置
CN106951831B (zh) 一种基于深度摄像机的行人检测跟踪方法
CN111695374A (zh) 监控视角中斑马线区域的分割方法、系统、介质及设备
KR102256409B1 (ko) 학습 데이터 세트를 생성하는 방법 및 학습 데이터 세트를 생성하기 위한 컴퓨터 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180528

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6354316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250