JP6354179B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置に関する。
ノート型やタブレット型等の移動可能な情報端末において、端末の姿勢に応じて画面の表示内容を回転(以下、必要に応じて「ローテーション」という)させ、適切な向きで情報の表示を行う手法が存在する。このような画面のローテーションは、情報端末に内蔵された加速度センサからのデジタル出力値を用いて重力軸を判定し、その判定結果に対応させたローテーションを行っている。
特開2010−123040号公報
しかしながら、上述した従来手法に示すようにデジタル出力の加速度センサを用いた場合には、出力されたデジタル値から情報端末の姿勢を判別するための演算処理が必要になる。また、アナログ出力の加速度センサを用いた場合にも、アナログで出力される電圧値を元に情報端末の姿勢を判別するための演算処理が必要になる。上述した演算処理を行うために、従来ではソフトウェアやマイコン等を追加する必要が生じるため、基板面積の拡大や追加部品のコストアップ等が発生してしまう。
一つの側面では、本発明は、処理負荷を軽減することを目的とする。
一態様における情報処理装置は、画面の横方向を示す画面X軸に対し、X軸を所定角度傾けて設置された加速度センサと、加速度センサから得られる、前記X軸と、前記X軸と直交するY軸と、に対して働く加速度に応じた電圧を、各軸1ビットのデジタル信号に変換するコンパレータと、前記コンパレータから得られる信号に基づいて情報処理装置の姿勢を検出する制御部とを有し、前記制御部は、前記検出した姿勢に対応させて、前記画面の表示内容の上下方向が鉛直方向に沿ったものとなるように前記画面内で回転させる制御を行い、前記所定角度は、前記コンパレータにおける1又は0の出力値の切り替えタイミングが、前記画面の表示内容を前記画面内で回転させる制御を行うタイミングと一致するように設定されている
処理負荷を軽減することができる。
本実施形態における情報端末の一例を示す図である。 本実施形態における情報端末の機能構成の一例を示す図である。 姿勢検出部の一例を示す図である。 本実施形態における表示制御の一例を示す図である。 加速度センサからの出力例を示す図である。 コンパレータにおける閾値の定義例を示す図である。 加速度センサの設置角度によるコンパレータ出力の変化例を示す図である。 ヒステリシスに基づくローテーションの具体例を説明するための図である。 ローテーションのタイミングを説明するための図である。 Z軸を用いたローテーション制御の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、実施例について詳細に説明する。
<本実施形態におけるの情報端末の一例>
図1は、本実施形態における情報端末の一例を示す図である。図1の例では、情報処理装置の一例として、タブレット型の情報端末を示している。
情報端末10には、予め記憶部等に記憶された各種情報(例えば、メニュー画面や各種アイコン、アプリケーション画面等)を表示する表示部(ディスプレイ)11を有している。表示部11に表示される情報は、記憶部に記憶された情報に限定されるものではなく、例えばインターネットやLocal Area Network(LAN)等に代表される通信ネットワークに接続された外部装置により得られた情報であってもよい。
表示部11は、例えばタッチパネル等であるが、これに限定されるものではない。情報端末10は、ユーザが指やタッチペン等を用いて表示部11の画面上をタッチ操作したことを受け付けると、そのタッチ位置やタッチ回数、移動方向等の入力情報を取得する。情報端末10は、取得した入力情報に対応させて、タッチパネル上に表示されたアイコンやボタンの選択や移動、チェックボックスやテキストボックス等の入力領域の選択、文字入力、画面の拡大・縮小等の各種の入力制御を実行する。また、情報端末10は、電源のON、OFFやスピーカ等から出力される音量の強弱、文字入力等を行う操作ボタンを有していてもよい。
表示部11は、アイコンやボタンのインターフェース画面や、文字情報、画像情報、映像情報等を表示する。また、表示部11は、情報端末10内のCentral Processing Unit(CPU)等により制御され、情報端末10の姿勢に対応させて、重力軸に基づきユーザの見やすい位置に画面の向きをローテーションさせる。
ここで、本実施形態における情報端末10は、姿勢検出部20を有する。姿勢検出部20は、例えばアナログ出力の加速度センサ等を有するが、これに限定されるものではない。また、上述した加速度センサは、例えば3軸(X,Y,Z)の加速度センサを用いることができる。なお、図1の例において、Z軸方向は、表示部11の画面に対して垂直方向に設定されるため、Z軸方向へのローテーションの必要性はない。そのため、以下の説明では、必要に応じてZ軸を省略して説明する。
加速度センサは、少なくともX軸、Y軸の2軸の加速度に応じた電圧が取得できるセンサであればよいが、これに限定されるものではなく、Z軸を含めた3軸の加速度に応じて電圧を取得してもよい。
本実施形態では、例えばアナログ出力の加速度センサの出力をコンパレータ(比較部)で変換し、X軸1ビット(bit)、Y軸1ビットの計2ビットのデジタル信号を用いて情報端末10の姿勢を検出する。また、本実施形態では、例えば2ビットのデータの変化により、ローテーションの回転方向や回転角度を設定することができる。
ここで、本実施形態では、加速度センサの設置位置を、地面12に対して水平方向(X軸)に位置付けた情報端末10を基準として所定の方向に所定の角度(例えば、図1に示す回転角度θ)傾けた位置で設置する。図1の例では、地面12に対して水平に位置付けた情報端末10を基準にして、45°傾けた状態(θ=45°)でアナログ出力の加速度センサを設置する。そして、この加速度センサから得られるX軸及びY軸に対する出力情報をコンパレートすることで、出力される2ビット(X軸1ビット、Y軸1ビット)のデジタル信号によって姿勢を検出する。これにより、姿勢検出における処理負荷を軽減させることができる。
本実施形態における情報端末10は、図1の例に示すタブレット端末の他、例えばスマートフォン、Personal Digital Assistant(PDA)、電子ボート(電子黒板等)といった情報処理装置に用いることができる。また、情報端末10は、本体部と分離して設置方向が自由なワイヤレスディスプレイや、Personal Computer(PC)や、ゲーム機器、音楽再生装置等でもよい。
<情報端末10の機能構成の一例>
図2は、本実施形態における情報端末の機能構成の一例を示す図である。図2の例において、情報端末10は、表示部11と、姿勢検出部20と、制御部の一例であるマイコン31と、CPU32と、通信部33と、アンテナ部34と、記憶部35と、電力部36とを有する。
表示部11は、ユーザに対してOperating System(OS)や各種アプリケーションで設定された画面、アイコンやボタン、各種情報の入力領域等を有するユーザインタフェース画面等を表示する。
表示部11は、上述したように、インターフェース画面や文字、画像、映像情報等の各種情報を画面に表示することで、視覚的にユーザに情報を提供する。また、表示部11は、CPU32の制御により、情報端末10の姿勢に対応させて画面に表示される内容の向きをローテーションさせる。
なお、表示部11は、例えばLiquid Crystal Display(LCD)や有機Electro Luminescence(EL)等のディスプレイである。また、表示部11は、例えばタッチパネルディスプレイ等でもよく、その場合には表示部11は、入出力部としての機能を有する。タッチパネルディスプレイの場合には、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、電磁誘導方式等により、ユーザが操作したタッチパネル上の座標を検出する。
姿勢検出部20は、情報端末10のある時点の姿勢や継続的な動作(姿勢の変化)等を検出する。例えば、姿勢検出部20は、情報端末10の傾き角度、加速度、方向、位置、動作等を検出するが、これに限定されるものではない。なお、姿勢検出部20としては、例えばアナログ出力の加速度センサ等であるが、これに限定されるものではなく、例えば傾きセンサやジャイロセンサ、Global Positioning System(GPS)等を有していてもよい。姿勢検出部20の具体例については、後述する。
マイコン31は、予め設定されたプログラムに基づいて所定の処理を実行する。マイコン31は、例えば姿勢検出部20から得られる信号に基づいて情報端末10の姿勢を検出する。また、マイコン31は、検出された情報端末10の姿勢に基づいて、画面に表示される情報のローテーション情報を取得する。ローテーション情報とは、例えば画面の向きを、ある位置を基準としてどの方向にどの程度の角度で回転させるか等の情報であるが、これに限定されるものではない。また、画面の表示内容の回転角度は、例えば90°、180°、270°、360°等であるが、これに限定されるものではない。
CPU32は、OS等の制御プログラム、及び記憶部35に格納されている実行プログラム等に基づいて、各種演算や各構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御することで、表示制御における各処理を実現する。
具体的には、CPU32は、マイコン31から得られる表示制御に関するコマンド等に基づいて、表示部11の画面の表示内容をローテーションする。なお、CPU32は、ローテーション制御において、画面のアスペクト比(縦横比)に対応させて表示内容の拡大・縮小等の制御を行ってもよい。
また、CPU32は、例えばユーザから表示部11や操作部等から得られるプログラムの実行指示等に基づき、記憶部35にインストールされたプログラムを実行させることにより、所定のプログラムに対応する処理を行う。CPU32により実行された内容は、必要に応じて記憶部35に記憶される。
通信部33は、例えばアンテナ部34等を介して、例えば通信ネットワークで接続された外部装置からの無線信号(通信データ)を受信したり、無線信号を外部装置に送信する通信データの送受信部である。通信部33は、上述した通信ネットワークを介して処理結果等の情報の送受信を行う。なお、通信部33は、無線通信だけでなく、有線を用いた通信を行ってもよい。
アンテナ部34は、通信部33からの情報を無線電波を用いて外部装置に送信したり、外部装置から無線送信された情報を受信する。
記憶部35は、例えばHard Disk Drive(HDD)やSolid State Drive(SSD)等のストレージ手段である。また、記憶部35は、例えばRead Only Memory(ROM)やRandom Access Memory(RAM)等であってもよいが、これに限定されるものではない。
記憶部35は、各種のプログラム等を記憶し、必要に応じてデータの入出力を行う。また、記憶部35は、CPU32からの指示により実行プログラム等を格納したり、プログラム実行中に得られる各種情報等を記憶する。また、記憶部35は、表示部11に表示する各種情報(例えば、アイコンやボタン等)やアプリケーション等の情報を記憶する。
電力部36は、情報端末10の各構成に対して電力を供給する。電力部36は、例えばバッテリ等の内部電源であるが、これに限定されるものではない。電力部36は、電力量を常時又は所定の時間間隔で検出し、電力量の残量等を監視することもできる。
<姿勢検出部20の一例>
図3は、姿勢検出部の一例を示す図である。図3に示す姿勢検出部20は、加速度センサ41と、比較部の一例であるコンパレータ42(42−1,42−2)とを有する。なお、図3の例では、説明の便宜上、マイコン31も示している。
加速度センサ41は、アナログ出力の加速度センサである。例えば、加速度センサ41は、図1に示すように、情報端末10の水平方向に対して所定角度傾けた(回転させた)位置を基準にして、X軸及びY軸に対して働く加速度に応じた電圧を出力する。加速度センサ41を傾けると、各軸に働く重力加速度の大きさも変化する。したがって、本実施形態では、この大きさを時間的に連続して取得することで姿勢変化を検出することができる。
なお、加速度センサ41は、所定時間(例えば、約1秒等)間隔でX軸、Y軸に対する電圧値を連続した量としてアナログ出力する。なお、加速度センサ41は、重力による運動の変化を計測することもできるため、情報端末10の傾き具合を検出することができる。例えば加速度センサ41は、例えば3次元(3軸対応)のGセンサ等であってもよいが、これに限定されるものではない。
コンパレータ42は、加速度センサ41から得られる画面に対する少なくとも2つの軸(例えば、X軸、Y軸)のアナログ出力から、各軸1ビットのデジタル信号に変換する。
コンパレータ42−1は、例えば加速度センサ41から出力されたX軸に対するアナログ出力を入力する。また、コンパレータ42−2は、例えば加速度センサ41から出力されたY軸に対するアナログ出力を入力する。コンパレータ42−1,42−2は、入力されたアナログ信号と、予め設定された閾値とを比較して、アナログ信号の値(電圧値)が閾値以上の場合に「High(1)」の信号を出力し、閾値以下の場合に「Low(0)」信号を出力することで、1又は0を表現可能な1ビットのデジタル信号(離散的な数値)をそれぞれ出力する。具体的には、コンパレータ42−1は、X軸に対するデジタル信号をマイコン31に出力し、コンパレータ42−2は、Y軸に対するデジタル信号をマイコン31に出力する。
したがって、マイコン31は、各軸1ビット(X軸1ビット、Y軸1ビット)の合計2ビットの情報として処理する。なお、コンパレータ42−1,42−2は、一体に構成されていてもよい。また、Z軸用のコンパレータを有していてもよい。
ここで、本実施形態において、姿勢検出部20は、情報端末10の水平位置に対してXY軸を基準に予め所定の角度(例えば、図1に示す回転角度θ)だけ傾けて設置される。なお、傾けて設置されるのは、加速度センサ41だけでもよく、コンパレータ42は傾けなくてもよい。
このように傾けて設置された加速度センサ41からのアナログ出力をコンパレータ42で変換し、各1ビットずつの合計2ビットの情報として処理する際に、2ビットのデータの結果と、回転方向及び回転角度とを一致させる。つまり、コンパレータ42から出力される2ビットの値が切り替わるタイミングで、ローテーション制御が行われるように、情報端末10に対する加速度センサ41の設置角度を設定する。
例えば、地面12に対して水平方向に位置付けた情報端末10を基準(θ=0°)として、例えばθ=45°だけ傾けた状態でアナログ出力の加速度センサ41を設置する。そして、設置した加速度センサ41から得られるX軸、Y軸の出力電圧を予め設定された閾値と比較(コンパレート)することで出力される2ビットのデジタル信号によって、情報端末10の姿勢を検出し、ローテーション制御を実行する。これにより、処理負荷を軽減することができる。なお、具体的な設置角度等については、後述する。
<本実施形態における表示制御処理例>
図4は、本実施形態における表示制御の一例を示す図である。図4の例において、加速度センサ41は、加速度に応じた電圧を出力する(S01)。S01の処理では、上述したX軸、Y軸に対するそれぞれの電圧のアナログ信号を出力する。
次に、コンパレータ42(上述したコンパレータ42−1,42−2に相当)は、予め設定された閾値電圧と、S01の処理で得られた電圧とを比較し、High(1)又はLow(0)の2値に変換して出力する(S02)。S02の処理では、例えばS01の処理で得られた電圧が閾値電圧以上の場合にはHigh(1)出力を行い、電圧が閾値電圧以下の場合にはLow(0)出力を行うが、これに限定されるものではない。
次に、マイコン31は、X軸、Y軸のそれぞれに対応する2値の情報(2ビット)を取得し、High(1)とLow(0)の組み合わせから情報端末10の姿勢を検出する(S03)。次に、マイコン31は、検出した姿勢に対応する情報端末10の回転角度に基づいて、画面の表示内容を回転させるコマンドをCPU32に出力する(S04)。なお、マイコン31は、例えばInter−Integrated Circuit(I2C)等のインタフェースで、画面のローテーションを行うためのコマンドをCPU32に出力する。また、コマンドには、回転角度だけでなく、回転方向の情報を含んでいてもよい。回転方向は、例えば加速度センサ41からのX軸、Y軸に対する出力電圧の時間経過に伴う変化量に基づいて取得される情報端末10の回転方向に対し、その逆方向に回転させることが好ましいが、これに限定されるものではなく、同一方向に回転させてもよい。
次に、CPU32は、コマンドに対応させて情報端末10の画面の表示内容の向きを制御し、画面のローテーションを行う(S05)。次に、CPU32は、処理を終了するか否かを判断し(S06)、処理を終了しない場合(S06において、NO)、S01に戻り、画面のローテーションに関する表示制御処理を継続する。また、CPU32は、ユーザからの終了指示や電源OFF等により処理を終了する場合(S06、YES)、画面のローテーションに関する表示制御処理を終了する。
上述した処理により従来よりも処理負荷を軽減することができる。例えば、従来では、コンパレータ42を用いずにマイコン31により、加速度センサ41からの出力電圧をデジタルのデータに変換して出力する必要があったが、本実施形態では、上述したようにマイコン31がデジタルデータに変換する必要がない。そのため、マイコン31の処理負荷を軽減することができる。また、従来では、CPU32が、入力されたデジタルデータから姿勢の計算をしたが、本実施形態では、CPU32による姿勢の計算を行う必要がないため、CPU32による装置全体の制御や処理速度を迅速化することができる。
<加速度センサ41からの出力例>
次に、上述した加速度センサ41からの出力例について、具体的に説明する。図5は、加速度センサからの出力例を示す図である。なお、図5の例では、X軸、Y軸の設定情報として「オフセット電圧」と「振幅」とが示されているが、これに限定されるものではない。本実施形態における加速度センサ41において、X軸、Y軸それぞれの出力は、図5に示すようなオフセット電圧を基準にした電圧が出力される。また、重力による加速度が常に下向きに発生している。したがって、加速度センサ41が傾くと、それぞれの軸方向にかかる力が変化することになる。
例えば、図5に示すデータに基づく加速度センサ41のアナログ出力値は、X軸については、「Vx=Vx0+Asinθ」となり、Y軸については、「Vy=Vy0+Bcosθ」となる。なお、上述のVx0は、上述した図1に示すX軸方向の加速度=0の時の出力電圧を示し、Vy0は、上述した図1に示すY軸方向の加速度=0の時の出力電圧を示す。また、A,Bは、X軸、Y軸それぞれの電圧の最大値を示す。
<コンパレータ42の出力内容について>
次に、コンパレータ42の出力内容について具体的に説明する。図6は、コンパレータにおける閾値の定義例を示す図である。本実施形態では、加速度センサ41からのアナログ出力値(電圧値)に対応付けられた角度情報に基づいて、X軸、Y軸に対応するH(High)、L(Low)の何れかの出力を行う条件を設定する。
加速度センサ41からX軸とY軸に対応する出力電圧をそれぞれ入力する場合、閾値をオフセット電圧に合わせると、コンパレータ42の出力は、sinθと、cosθとが正か負かだけに依存し、そのθ値から図6に示す定義例に対応した値となる。
ここで、情報端末10の画面のローテーションは、地面12に対して水平方向に位置付けた情報端末10が、基準位置(0°)から90°、180°、270°に到達する前にローテーションが完了していることが好ましい。つまり、ローテーション制御を行う情報端末10の画面の角度は、例えばθ=45°、135°、225°、315°等である必要がある。しかしながら、図6の例では、加速度センサ41の角度がX軸側では180°のときにH→Lに切り替わり、360°(0°)のときにL→Hに切り替わる。また、Y軸側では、90°のときにH→Lに切り替わり、270°でL→Hに切り替わる。つまり、従来では、画面のローテーション制御を行いたい情報端末10の角度と、コンパレータ42から出力されるH出力とL出力とが切り替わる角度とが異なる。したがって、従来では、これらの角度を調整する演算処理が必要となっていた。
そこで、本実施形態では、コンパレータ42におけるH、Lの切り替えタイミングが、画面のローテーションを行うタイミングとなるように、加速度センサ41の設置角度を、水平に位置づけられた情報端末10の位置を基準に所定角度傾ける(回転させる)。
図7は、加速度センサの設置角度によるコンパレータ出力の変化例を示す図である。図7の例では、設置角度が0°(傾きなし)の場合と、設置角度を45°(θ=45°)傾けた例を示している。本実施形態では、図7に示すように、設置角度を45°傾けることで、コンパレータ42からのH,L出力を切り替えるタイミングをずらすことができる。
例えば、図7では、加速度センサ41の設置角度を45°ずらして設置することで、コンパレータ42の出力は、X軸側では135°でH→Lに切り替わり、315°でL→Hに切り替わる。また、コンパレータ42の出力は、Y軸側では45°でH→Lに切り替わり、225°でL→Hに切り替わる。これらの角度は、上述したように画面をローテーションさせたい情報端末10の角度(45°、135°、225°、315°)に対応する。
したがって、情報端末10の画面のローテーション制御として、加速度センサ41からのX軸側、Y軸側のそれぞれの出力を、コンパレータ42に入力して得られる出力値(2ビット)に基づいて、情報端末10の姿勢を判別し、それに併せて情報端末10の画面を適切なタイミングでローテーションさせることができる。
ここで、図7に示すように、情報端末10において、基準方向Aが下にある状態を情報端末10の基準位置とする。例えば、コンパレータ42から出力されたX軸、Y軸の値が共にH(1)である場合、情報端末10の角度は、315°〜360°、0°〜45°である(なお、「a°〜b°」の表記は、「a°以上b°未満」を示す)。この場合には、表示部11の画面の表示内容のローテーションを行わない。
また、図7の例において、コンパレータ42から出力されたX軸の値がH(1)、Y軸の値がL(0)である場合、情報端末10の角度は、45°〜135°である。そのため、情報端末10は、画面正面から見て基準位置から時計回り(右回り)に90°回転しているため、表示部11の画面の表示内容を同一方向に270°又は逆方向に90°ローテーションさせる。
また、図7の例において、コンパレータ42から出力されたX軸、Y軸の値が共にL(0)である場合、情報端末10の角度は、135°〜225°である。そのため、情報端末10は、基準位置から180°回転しているため、表示部11の画面の表示内容を情報端末10の回転方向と同一方向又は逆方向に180°ローテーションさせる。
また、図7の例において、コンパレータ42から出力されたX軸の値がL(0)、Y軸の値がH(1)である場合、情報端末10の角度は、225°〜315°である。そのため、情報端末10は、基準位置から時計回りに270°回転しているため、表示部11の画面の表示内容を同一方向に90°又は逆方向に270°ローテーションさせる。このようにして、情報端末10は、表示部11の画面の表示内容が、重力方向(重力軸)が下になるように表示制御することができる。
<ローテーション時の画面の回転方向について>
ここで、ローテーション時の画面の回転方向について、本実施形態では、例えば加速度センサ41から得られる出力値の履歴情報に基づいて、ローテーションの回転方向(画面正面から見て、右回り又は左回り)と、回転角度を設定する。
例えば、加速度センサ41の出力の履歴から情報端末10が右回りで回転していると判断した場合には、左回り(逆方向)で画面のローテーションを行う。また、情報端末10が左回りで回転していると判断した場合には、右回り(逆方向)で画面のローテーションを行う。これにより、少ないローテーション制御で適切な方向で情報を画面表示することができるが、これに限定されるものではなく、同一方向に回転させてもよい。更に、本実施形態では、画面上に回転途中の情報を表示しなくてもよく、ローテーションされた後の状態のみを表示してもよい。
<コンパレータの閾値とヒステリシスについて>
ここで、本実施形態では、コンパレータ42を用いた場合に、ヒステリシス(履歴現象)を考慮して閾値の判定基準を2つ設けてもよい。ヒステリシスとは、系の状態がそれまで系が辿ってきた経過に依存し、物理的効果がその原因に対して遅れて現れる現象である。
図8は、ヒステリシスに基づくローテーションの具体例を説明するための図である。図8(A)は、加速度センサ41の出力電圧50とコンパレータの値(High、Low)を切り替える閾値51との関係を示し、図8(B)は、コンパレータ42の閾値とヒステリシスとに基づくコンパレータ42の出力値の一例を示している。
図8(A)に示す例では、加速度センサ41を用いてY軸における出力電圧がアナログ出力されている。ここで、コンパレータ42は、出力電圧50と予め設定された電圧の閾値51とを比較し、High又はLowの出力を行う。この閾値は、例えば、このとき、コンパレータ42に対して閾値電圧を基準にヒステリシス電圧を設定し、設定したヒステリシス電圧の上限と下限に基づいて、High、Lowの出力を行う。
図8(A)の例では、閾値電圧+α[V]をヒステリシス上限電圧52−1とし、閾値値電圧−α[V]をヒステリシス下限電圧52−2としているが、αの値については、コンパレータ42等に対応させて任意に設定することができる。
例えば、図8(B)に示すように、情報端末10が右回りに回転(移動)して加速度センサ41からの電圧値が時間経過と共に上昇している場合、加速度センサ41の出力電圧50と、ヒステリシス上限電圧52−1とに基づいてLow又はHighの出力を行う。図8(B)の例では、情報端末10の角度が基準位置から65°まで回転させた時点でコンパレータ42の出力がHighからLowへ切り替わる。
また、図8(B)の例では、情報端末10が左回りに移動して加速度センサ41からの電圧値が時間経過と共に下降している場合、加速度センサ41の出力電圧50と、ヒステリシス下限電圧52−2とに基づいてLow又はHighの出力を行う。図8(B)の例では、情報端末10の角度が基準位置から30°まで回転させた時点でコンパレータ42の出力がLowからHighへ切り替わる。上述したような出力の変化をX軸、Y軸で両方行い、その結果(2ビット)に基づいて情報端末10の画面をローテーションさせる。
ここで、図9は、ローテーションのタイミングを説明するための図である。図9の例では、水平方向に位置付けた情報端末10に対して右に45°傾けて(回転させて)設置した加速度センサ41の角度を基準にして出力される電圧値(V)と回転方向に対応するコンパレータのヒステリシスに基づく2値化(0又は1)の出力例を示している。
なお、図9の例では、加速度センサ41から出力される5°毎のX軸、Y軸に対応するそれぞれの電圧値を示されているが、この電圧値は一例であり、これに限定されるものではない。なお、図9に示す電圧値は、基準となる閾値電圧(TYP(代表値)を約1.650Vとし、ヒステリシスを約±0.2Vとし、ヒステリシス角度を約17.6°とし、Sensitivity(電圧感度)は、約660mv/gとしている。
また、図9の例では、情報端末10に対して45°傾けて設置した加速度センサ41の角度を0°から所定方向(例えば、画面正面を見て左回り)に450°まで回転させた場合の結果を示している。
図9に示すように、画面をローテーションさせる場合に、その画面の角度が情報端末10の水平方向を基準として、45°、135°、225°、315°が、それぞれ画面ローテーションを行う対象となる中心値となる。また、本実施形態では、上述したヒステリシスに基づき、画面が右回転する場合と左回転する場合とで、X値、Y値の2値(High(1)、Low(0))の切り替わりのタイミングが異なる。
図9の例では、加速度センサ41が90°(画面の角度が45°)のときに、Y値が0(Low)から1(High)に切り替わるが、ヒステリシスにより、右回転している場合には、加速度センサ41が90°のときのY値の電圧値(図9の例では、1.650V)を基準にして、ヒステリシスに基づく+0.2V(=1.850V)以上となる110°の地点でY=0から1に切り替える。なお、Y=0とは、Y軸におけるコンパレータ42からの出力値である。
逆に、左回転の場合には、ヒステリシスに基づく−0.2V(=1.450V)以下となる加速度センサ41の角度が70°の地点で、Y=1から0に切り替える。また、同様の処理を他の角度や、X軸に対しても行うことができる。このように、本実施形態では、コンパレータ42のヒステリシスを考慮した適切な二値化出力を行うことができる。したがって、ヒステリシスを考慮した画面の適切なローテーション制御を行うことで、情報端末10の角度に応じて適切な位置に画面の切り替えを行うことができる。
これにより、図9の情報端末10a〜10dに示すように、X軸、Y軸のコンパレータ42の出力結果(2ビット)と、各ビット値が切り替わるタイミングとに対応させて、表示部11a〜11dに示すように画面の縦、横の向きを切り替えることができる。
上述したように、本実施形態によれば、情報端末10の水平方向に対して、45°(又は135°、225°、315°でもよい)だけ傾けた状態でアナログ出力の加速度センサを設置し、このX軸及びY軸の出力をコンパレータを使用することで2ビットのデジタル信号に変換する。この2ビットのデジタル信号があれば、例えば通常のGeneral Purpose Interface(GPI)端子を備えた一般的なマイコンで画面のローテーション制御を実施することができる。
また、上述した本実施形態において、アナログの入力端子は必要ないため、2ビット入力からローテーションのコマンドを出力する部分の制御を、例えばCPUのGeneral Purpose Input Output(GPIO)等を用いてOS上のアプリケーション等で処理を行ってもよい。したがって、加速度演算用のマイコンの構成を削除することができ、コストダウンが図れ、処理負荷を軽減することができる。
なお、上述した本実施形態においては、例えばコンパレータ42を有しない構成にしてもよい。その場合、コンパレータ42における処理をマイコン31で行うことになるが、マイコン31の処理内容は、従来よりも軽減されるため、処理負荷を軽減することができる。
<3軸を用いた例>
なお、上述した実施形態では、加速度センサ41からX軸及びY軸の出力電圧を用いて画面のローテーションに関する表示制御を行ったが、これに限定されるものではない。例えば加速度センサ41で取得可能な3軸(X,Y,Z)のそれぞれの出力電圧のうち、X軸及びY軸だけでなく、Z軸も含めて画面のローテーションに関する表示制御を行ってもよい。
図10は、Z軸を用いたローテーション制御の一例を示す図である。図10の例では、情報端末10の裏側から画面側への方向をZ軸方向としている。加速度センサ41は、Z軸の方向の変化に応じてZ軸に対応する出力電圧を得ることができる。
例えば、図10(A)に示すように、情報端末10の画面側を伏せている状態のとき、Z軸の出力電圧は最大となる。また、図10(A)に示す情報端末10の姿勢から図10(B)に示すように情報端末10の画面を立てる状態に移動させると、徐々に電圧が下がる。更に図10(C)に示すように情報端末10の画面を真上に向けた状態にすると、Z軸の出力電圧は最小となる。
ここで、図10(A)に示すように、画面を伏せている状態は、真上に向いている状態では、上述した画面のローテーション制御は不要である。したがって、図10の例では、加速度センサ41から得られるZ軸の出力電圧に閾値(例えば、最大閾値Vth、最小閾値Vtl)を設け、Z軸に対する電圧値Vが、例えばVth≦V≦Vtlの範囲内であれば、上述したX軸、Y軸の出力電圧を含めたローテーション制御を行い(ローテーション制御有効)、電圧値が上述の閾値の範囲に含まれなければローテーション制御を行わないようにする(ローテーション制御無効)。
例えば、コンパレータ42が、加速度センサ41から得たZ軸の出力電圧から1ビットのデジタル値を出力する際、上述したローテーション制御を行う電圧値の場合にHigh(1)を出力し、制御を行わない電圧値の場合にLow(0)を出力する。
また、マイコン31は、Z軸に対する1ビット信号がHigh(出力電圧VがVth以上、Vtl以下)である場合には、X軸、Y軸のビット信号に基づき、ローテーションを行うためのコマンドを発行する。また、マイコン31は、Z軸に対する1ビット信号がLowである場合にはX軸、Y軸のビット信号に基づくコマンドの発行を抑止する。
上述したように、Z軸の出力も監視することで、例えば情報端末10の姿勢が立っている(例えば、ユーザが手に持っているような状態)か、机上に平置きされているような状態かを検出することができ、検出結果に応じた適切な表示制御を実現できる。
上述した実施形態の一態様によれば、処理負荷を軽減することができる。なお、上述した実施形態では、検出した情報端末の姿勢に対応させて、画面の表示内容をローテーション制御を行ったが、これに限定されるものではなく、例えば検出した情報端末の姿勢を用いて、他の表示制御や、音声出力、振動出力等の各種制御を行ってもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、上述した各実施例の一部又は全部を組み合わせることも可能である。
なお、以上の実施例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
画面を基準に所定角度傾けて設置された加速度センサと、
前記加速度センサから得られる前記画面に対する少なくとも2つの軸のアナログ出力から、各軸1ビットのデジタル信号に変換するコンパレータと、
前記コンパレータから得られる信号に基づいて情報処理装置の姿勢を検出する制御部とを有することを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記制御部は、
前記検出した姿勢に対応させて、前記画面の表示内容をローテーションする制御を行うことを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記所定角度は、前記コンパレータにおける1又は0の出力値の切り替えタイミングが、前記画面の表示制御を行うタイミングとなる角度であることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記所定角度は、前記画面を基準として45°、135°、225°、及び315°のうちの何れかの角度であることを特徴とする付記1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記コンパレータは、
予めヒステリシスに基づいて設定された閾値に基づいて、1又は0の出力値の切り替えを制御することを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記コンパレータは、前記加速度センサから得られる前記画面に対する3つの軸のアナログ出力から、各軸1ビットのデジタル信号に変換し、
前記制御部は、前記コンパレータから得られる信号に基づいて、前記ローテーションの制御を有効にするか又は無効にするかを制御することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
10 情報端末(情報処理装置)
11 表示部
20 姿勢検出部
31 マイコン(制御部)
32 CPU
33 通信部
34 アンテナ部
35 記憶部
36 電力部
41 加速度センサ
42 コンパレータ(比較部)
50 出力電圧
51 閾値
52−1 ヒステリシス上限電圧
52−2 ヒステリシス下限電圧

Claims (3)

  1. 画面の横方向を示す画面X軸に対し、X軸を所定角度傾けて設置された加速度センサと、
    加速度センサから得られる、前記X軸と、前記X軸と直交するY軸と、に対して働く加速度に応じた電圧を、各軸1ビットのデジタル信号に変換するコンパレータと、
    前記コンパレータから得られる信号に基づいて情報処理装置の姿勢を検出する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記検出した姿勢に対応させて、前記画面の表示内容の上下方向が鉛直方向に沿ったものとなるように前記画面内で回転させる制御を行い、
    前記所定角度は、前記コンパレータにおける1又は0の出力値の切り替えタイミングが、前記画面の表示内容を前記画面内で回転させる制御を行うタイミングと一致するように設定されていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記コンパレータは、
    予め閾値電圧を基準にして設定されたヒステリシス電圧の上限と下限に基づいて、1又は0の出力値の切り替えを制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コンパレータは、前記加速度センサから得られる、前記画面に対して垂直方向のZ軸に対して働く加速度に応じた電圧を、1ビットのデジタル信号に変換し、
    前記制御部は、前記コンパレータから得られる信号に基づいて、前記画面の表示内容を前記画面内で回転させる制御を有効にするか又は無効にするかを制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
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