JP6353305B2 - 光無線通信システム及び光無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空間を媒体として光無線通信を行う光無線通信システム及び光無線通信方法に関する。
近年、通信の高速化に伴い、FSO(Free Space Optics)として知られる光無線通信システムが注目されている。光無線通信システムは、空間を媒体としてレーザ光を用いて通信するシステムである。この光無線通信システムは、光ファイバを敷設せず、無線のように光送信機、光受信機の設置のみで通信できること、電波を利用する無線通信システムと異なり、免許が必要なく、広帯域の通信が可能であることという利点がある。
光無線通信システムの適応先の一つとして、光無線信号に窓などに設置されたガラスなどの媒質を透過させる通信(以下、ガラス越し通信)が提案されている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照。)。ガラス越し通信は、壁などで仕切られた部屋と部屋の間の通信や、室内と室外との間の通信などにおいて、壁に穴を開けることなく窓などのガラス越しに光無線信号を透過させるものである。
特開2007−228466号公報
辻村健他、「ガラス越し光空間通信システムの提案」、電子情報通信学会技術研究報告、光ファイバ応用技術OFT2007−5、107(52)、19−24頁、2007年5月17日
しかし、光無線信号は、電波よりも通過する媒質による減衰や拡散の影響を受けやすいという欠点がある。例えば、ガラス越し通信では、ガラス等の媒質を透過する際の損失による信号光の強度低下という品質劣化要因以外に、反射による符号間干渉が品質劣化要因になる。
ガラス越し通信の例を図1、図2に示す。図1において、光送信機201からの光無線信号は、自由空間を伝搬し、途中でガラス112、ガラス111を透過して、光受信機202で直接光信号Sdirectとして受信される。直接光信号Sdirectは、光送信機201から光受信機202へ直接伝搬する光無線信号を表す。その一方、図2において、光送信機201からの光無線信号には、ガラス111で反射され、逆方向に戻り、ガラス112で反射され、光受信機202で受信される多重反射光信号Sreflectとなるものがある。
なお、光受信機202とガラス111との間、ガラス111とガラス112との間、およびガラス112と光送信機201との間は自由空間とみなせる空気、または、ガラス111、ガラス112と異なる誘電率を持つ媒質によって満たされている。また、図2では、説明の都合上、反射毎の多重反射光信号が同一直線状に並んでいないが、実際には同一直線状にある。なお、実際にはガラスは厚みを持っており、ガラスの両側の表面同士の間でも多重反射光信号が生成される。
ここで、光受信機202で受信する直接光信号Sdirect及び多重反射光信号Sreflectのそれぞれの光強度をPdirect及びPreflectとすると、符号間干渉を受ける場合の光無線信号を受信する際のSN比は、Pdirect/Preflectとなる。つまり、ガラス越し通信では、このPdirect/Preflectを大きくすることが、通信品質や通信速度を向上させるために重要となる。
本発明は、このような課題に対して、光受信機で受信する多重反射光信号の強度を小さくすることによって、直接光信号を受信する際のSN比を大きくすることで通信品質を改善し、より高速で、安定した通信が可能な光無線通信システム及び光無線通信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、光送信機と光受信機との間に配置された1以上の透明平板によって、光送信機の送信する光無線信号から多重反射光信号が生成されても、光受信機で受信されないように、透明平板の垂直方向に対して所定の角度で前記光無線信号を送信する。
具体的には、本発明に係る光無線通信システムは、光無線通信を行う光送信機及び光受信機を備え、前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記光送信機は、前記透明平板に対して、前記透明平板の垂直方向との角度が0°以上90°未満となる角度で前記光無線信号を送信する。
具体的には、本発明に係る光無線通信システムは、光無線通信を行う光送信機及び光受信機を備え、前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記多重反射光信号の生成される箇所、又は前記多重反射光信号の生成される箇所よりも前記光送信機の側に設置したプリズムで光路を屈曲させる。
本発明の光無線通信システムでは、前記光無線信号はビーム広がりを持ち、前記光受信機は、前記光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号を集光するレンズ及び集光された前記直接光信号を受光する受光素子を備え、前記レンズは、前記レンズの中心が前記ビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、前記レンズの光軸が前記レンズの中心を通る前記直接光信号の光線に平行であってもよい。
具体的には、本発明に係る光無線通信方法は、光送信機及び光受信機の光無線通信方法であって、前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記光送信機は、前記透明平板に対して、前記透明平板の垂直方向との角度が0°以上90°未満となる角度で前記光無線信号を送信する。
具体的には、本発明に係る光無線通信方法は、光送信機と光受信機との間の光無線通信方法であって、前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記多重反射光信号の生成される箇所、又は前記多重反射光信号の生成される箇所よりも前記光送信機の側に設置したプリズムで光路を屈曲させる。
本発明の光無線通信方法では、前記光無線信号はビーム広がりを持ち、前記光受信機は、前記光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号を集光するレンズ及び集光された前記直接光信号を受光する受光素子を備え、前記レンズは、前記レンズの中心が前記ビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、前記レンズの光軸が前記レンズの中心を通る前記直接光信号の光線に平行であってもよい。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、光受信機で受信する多重反射光信号の強度を小さくすることによって、直接光信号を受信する際のSN比を大きくすることで通信品質を改善し、より高速で、安定した通信が可能な光無線通信システム及び光無線通信方法を提供することができる。
光無線通信に適用する光送信機及び光受信機の配置を説明する図である。 光無線通信で生成される多重反射光信号を説明する図である。 本発明の光無線通信システムの構成を説明する図である。 本発明の光無線通信システムの構成を説明する図である。 本発明の光無線通信システムの構成を説明する図である。 本発明の光無線通信システムの構成を説明する図である。 本発明の光無線通信システムの構成を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態の光無線通信システムは、光無線通信を行う光送信機及び光受信機を備え、光送信機と光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、光送信機の送信する光無線信号から多重反射光信号が生成されても、光受信機で受信されないように、光送信機は透明平板の垂直方向に対して所定の角度で光無線信号を送信する。
本実施形態の光無線通信システムの構成を図3に示す。図3において、光送信機101と光受信機102との間に、自由空間とは異なる誘電率をもつ媒質である透明平板、即ちガラス111及びガラス112の2枚が配置されている。光送信機101は光無線信号を送信する。光無線信号は空気等の自由空間と見做せる空間(以下、自由空間)を介して、ガラス111及びガラス112を経由して、光受信機102で直接光信号Sdirectとして受信される。ガラス111及びガラス112が平行に配置されていると、光送信機101からの光無線信号がガラス111とガラス112との間で多重反射されて、多重反射光信号Sreflectが生成される。
本実施形態では、光送信機101は、ガラス112に対して、ガラス112の垂直方向との角度が0°以上90°未満となる角度θ1で光無線信号を送信する。送信された光無線信号は、自由空間3、ガラス112、自由空間2を経てガラス111で反射し、自由空間2を経てガラス112で反射し、再び自由空間2、ガラス111、自由空間1を経て多重反射光信号Sreflectが生成される。
図3に示すように、光送信機101がガラス112の垂直方向に対して角度θ1で光無線信号を送信すると、直接光信号Sdirectは光受信機102で受信されるが、多重反射光信号Sreflectは光受信機102で受信されないようにすることができる。多重反射光信号Sreflectは直接光信号Sdirectに対して、光路がずれているからである。
ここで経由する自由空間1、自由空間2、自由空間3、ガラス111、およびガラス112は、空気やガラスに限らず、お互いに誘電率が異なりその境界面で反射が発生する媒質でもよい。以下の実施形態でも同様である。これにより、多重反射光信号Sreflectは、光受信機102に入射しなくなるか、入射しても弱い光となる。その結果、Pdirect/Preflectは大きくなり、より高速で、安定した通信が可能な光無線通信システム又は光無線通信方法が実現できる。
本実施形態では、透明平板をガラス111及びガラス112の2枚としたが、3枚以上でも同様である。また、透明平板に厚みがあり、その厚みによって両表面間で多重反射を生じる場合は、1枚の透明平板でも同様となる。
光無線信号のビームが広がり角θ2を持つ場合の例を図4に示す。光無線信号のビームが広がり角θ2を持つ場合は、直接光信号Sdirect及び多重反射光信号Sreflectもビームが広がり角θ2を持つ。従って、図4に示すように、ビーム広がりのある多重反射光信号Sreflectの一部が光受信機102に受信されないよう、光送信機101の送信する光無線信号の角度θ1を設定することが望ましい。
(実施形態2)
本実施形態の光無線通信システムは、光無線通信を行う光送信機及び光受信機を備え、光送信機と光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、光送信機の送信する光無線信号から多重反射光信号が生成されても、光受信機で受信されないように、多重反射光信号が生成される箇所、又は多重反射光信号が生成される箇所よりも光送信機の側にプリズムを設置する。設置されたプリズムを利用して、光路を屈曲させる。
本実施形態の光無線通信システムの構成を図5に示す。図5において、実施形態1と異なり、ガラス112の光送信機101の側にプリズム122、ガラス111の光受信機102の側にプリズム121を備える。
光送信機101と光受信機102の位置関係から、光送信機101はガラス112の垂直方向に光無線信号を送信せざるを得ない場合であっても、光送信機101がガラス112の垂直方向に光無線信号を送信すると、プリズム122によってガラス112から角度θ1で出射することとなる。これにより、多重反射光信号Sreflectは、光受信機102に入射しなくなるか、入射しても弱い光となる。その結果、Pdirect/Preflectは大きくなり、より高速で、安定した通信が可能な光無線通信システム又は光無線通信方法が実現できる。
実施形態1のように、ガラス112に対して、ガラス112の垂直方向との角度が0°以上90°未満となる角度で、光送信機101が光無線信号を送信する場合であっても、プリズムを用いることによって、さらに、多重反射光信号の影響を軽減することができる。
図5では、プリズム122をガラス112の光送信機101の側、つまり、多重反射光信号が生成される箇所よりも光送信機101の側に設置しているが、ガラス112の光受信機102の側、つまり、多重反射光信号が生成される箇所に設置してもよい。プリズム122は、ガラス面に接しなくても良い。
図5では、プリズム121を設置しているが、プリズム122だけでもよい。また、プリズム121をガラス111の光受信機102の側に設置しているが、ガラス111の光送信機101の側に設置してもよい。プリズム121は、ガラス面に接しなくても良い。
プリズム122を設置することにより、多重反射光信号Sreflectは、光受信機102に入射しなくなるか、入射しても弱い光となる。その結果、Pdirect/Preflectは大きくなり、より高速で、安定した通信が可能な光無線通信システム又は光無線通信方法が実現できる。
さらに、プリズム121を設置することによって、直接光信号Sdirectの光路と多重反射光信号Sreflectの光路は平行でなくなるため、プリズム121と光受信機102との距離をとれば、光受信機102が直接光信号Sdirectを受信する際に、多重反射光信号Sreflectの影響をより小さくすることができる。
本実施形態では、透明平板をガラス111及びガラス112の2枚としたが、3枚以上でも同様である。また、透明平板に厚みがあり、その厚みによって両表面間で多重反射を生じる場合は、1枚の透明平板の光送信機101の側にプリズムを設置すれば同様の効果を得ることができる。
なお、プリズム111及びプリズム112は、断面が3角形でなくてもよく、光無線信号に対して透明で、光無線信号の入射角と出射角が異なるような媒質であればよい。
(実施形態3)
本実施形態では、光受信機がレンズ及び受光素子を備える。レンズ及び受光素子を利用して、直接光信号Sdirectを受信する際に、多重反射光信号Sreflectの影響を小さくする。
本実施形態の光無線通信システムの構成を図6に示す。図6において、無線光信号はビーム広がりを持ち、光受信機102は、受光部105を含む。受光部105は、光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号Sdirectを集光するレンズ103及び集光された直接光信号Sdirectを受光する受光素子104を備える。レンズ103は、レンズ103の中心が直接光信号Sdirectのビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、レンズ103の光軸がレンズ103の中心を通る直接光信号Sdirectの光線に平行である。
図6のように、レンズ103の中心が直接光信号Sdirectのビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、レンズ103の光軸がレンズ103の中心を通る直接光信号Sdirectの光線に平行に配置されていると、直接信号光Sdirectは受光素子104に集光される。
本実施形態の光無線通信システムと多重反射光信号との関係を図7に示す。図7のように、レンズ103の中心が直接光信号Sdirectのビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、レンズ103の光軸がレンズ103の中心を通る直接光信号Sdirectの光線に平行に配置されていると、多重反射光信号Sreflectは受光素子104に集光されない。多重反射光信号Sreflectにとって、レンズ103の光軸がレンズ103の中心を通る多重反射光信号Sreflectの光線とは平行にならないからである。
このような配置とすると、受光素子104は直接光信号Sdirectのみを選択的に受信できる。これにより、多重反射光信号Sreflectが光受信機に入射したとしても、受光素子104は多重反射光信号Sreflectを受信しないか、弱い多重反射光信号Sreflectを受信することとなる。その結果、Pdirect/Preflectは大きくなり、より高速で、安定した通信が可能な光無線通信システム又は光無線通信方法が実現できる。
本発明は、光無線信号に窓などに設置されたガラスなどの媒質を透過させる通信であるガラス越し通信に適用することができる。
101:光送信機
102:光受信機
111:ガラス
112:ガラス
103:レンズ
104:受光素子
105:受光部
121:プリズム
122:プリズム
201:光送信機
202:光受信機

Claims (6)

  1. 光無線通信を行う光送信機及び光受信機を備え、
    前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記光送信機は、前記透明平板に対して、前記透明平板の垂直方向との角度が0°以上90°未満となる角度で前記光無線信号を送信する光無線通信システムであって、
    前記光無線信号はビーム広がりを持ち、
    前記光受信機は、前記光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号を集光するレンズ及び集光された前記直接光信号を受光する受光素子を備え、
    前記レンズは、前記レンズの中心が前記ビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、前記レンズの光軸が前記レンズの中心を通る前記直接光信号の光線に平行であることを特徴とする光無線通信システム
  2. 光無線通信を行う光送信機及び光受信機を備え、
    前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記多重反射光信号の生成される箇所、又は前記多重反射光信号の生成される箇所よりも前記光送信機の側に設置したプリズムで光路を屈曲させる光無線通信システム。
  3. 前記光無線信号はビーム広がりを持ち、
    前記光受信機は、前記光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号を集光するレンズ及び集光された前記直接光信号を受光する受光素子を備え、
    前記レンズは、前記レンズの中心が前記ビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、前記レンズの光軸が前記レンズの中心を通る前記直接光信号の光線に平行であることを特徴とする請求項に記載の光無線通信システム。
  4. 光送信機及び光受信機の光無線通信方法であって、
    前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記光送信機は、前記透明平板に対して、前記透明平板の垂直方向との角度が0°以上90°未満となる角度で前記光無線信号を送信する光無線通信方法であって、
    前記光無線信号はビーム広がりを持ち、
    前記光受信機は、前記光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号を集光するレンズ及び集光された前記直接光信号を受光する受光素子を備え、
    前記レンズは、前記レンズの中心が前記ビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、前記レンズの光軸が前記レンズの中心を通る前記直接光信号の光線に平行であることを特徴とする光無線通信方法
  5. 光送信機と光受信機との間の光無線通信方法であって、
    前記光送信機と前記光受信機との間に配置された1以上の透明平板での多重反射によって、前記光送信機の送信する光無線信号から生成された多重反射光信号が、前記光受信機で受信されないように、前記多重反射光信号の生成される箇所、又は前記多重反射光信号の生成される箇所よりも前記光送信機の側に設置したプリズムで光路を屈曲させる光無線通信方法。
  6. 前記光無線信号はビーム広がりを持ち、
    前記光受信機は、前記光無線信号が多重反射されることなく伝搬した直接光信号を集光するレンズ及び集光された前記直接光信号を受光する受光素子を備え、
    前記レンズは、前記レンズの中心が前記ビーム広がりの中心からずれた位置で、かつ、前記レンズの光軸が前記レンズの中心を通る前記直接光信号の光線に平行であることを特徴とする請求項に記載の光無線通信方法。
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