JP6353167B2 - 表情イメージのマッチングを行うための方法、装置、および端末 - Google Patents

表情イメージのマッチングを行うための方法、装置、および端末 Download PDF

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Description

本出願は、その内容全体が参照により本明細書に組み込まれている、2015年1月7日に出願された中国特許出願第201510008126.8号、名称「expression image matching method and apparatus」からの優先権の利益を主張するものである。
本出願は、インターネット通信技術に関し、より詳細には、表情イメージマッチング(expression image matching)の方法、装置、および端末に関する。
現在、ユーザはソーシャルアプリケーションを通じて友人とチャットすることが多い。友人とチャットするときに、ユーザは表情イメージを友人に送信してチャットの関心を高めることがある。表情イメージのクリックレートを高めるために、端末はユーザのチャット内容との表情イメージマッチングを行うことができるため、ユーザは簡便に表情イメージをクリックし、使用することができる。
1つの表情イメージは、少なくとも1つの意味単語(meaning word)に対応する。意味単語は、表情イメージによって表現される感情または考えを記述するために使用され得る。ユーザが友人とチャットするときに、端末は、次の方法を用いて、チャット内容との表情イメージマッチングをユーザに提供し得る。特に、端末は、ユーザによって入力されたチャット内容を取得し、チャット内容が表情イメージに対応する意味単語を含んでいるかどうかを決定し、チャット内容が表情イメージに対応する意味単語を含むと決定したときに、表情イメージをユーザに提供する。このようにして、ユーザは、表情イメージを簡便にクリックし得る。
本出願のいくつかの実施形態の実装の際に、発明者らは、従来技術における次のような問題点を見い出している。
いくつかのシナリオでは、ユーザは、友人とチャットするときに表情イメージをめったに使用しない。この場合に、端末が表情イメージをユーザに提供すると、ユーザは困惑することになる。たとえば、ユーザは表情イメージを使用することを好まないか、またはユーザは同僚もしくは上司とチャットしていて、そのため、話し合っている話題がまじめな話題であるので表情イメージを使用することが不適切である。この場合に、端末が表情イメージをユーザに提供すると、ユーザは困惑することになる。
表情イメージを提供するときにユーザを困惑させることを回避するために、本出願では、表情イメージマッチングの方法、装置、および端末を実現する。本出願の技術的解決方法は、次のように実装される。
表情イメージマッチング方法は、
ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するステップであって、セッションはユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセット(dialog set)である、ステップと、
ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかを決定するステップであって、ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、ステップと、
表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うステップとを含む。
表情イメージマッチング装置は、
ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するように構成されている取得モジュールであって、セッションはユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである、取得モジュールと、
ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかを決定するように構成されている決定モジュールであって、ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、決定モジュールと、
表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うように構成されているマッチングモジュールとを備える。
端末は、
1つまたは複数のプロセッサと記憶装置とを備え、
記憶装置は、1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成され、1つまたは複数のプログラムは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、
ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するオペレーションであって、セッションはユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである、オペレーションと、
ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかを決定するオペレーションであって、ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、オペレーションと、
表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うオペレーションとを実行するための命令を含む。
本出願の実施形態において、ユーザがチャットするセッションの識別情報が取得される。ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報は、ホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストとセッションの識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、セッションにおいて表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
本出願の一実施形態による表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートである。 本出願の別の実施形態による表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートである。 本出願の一実施形態による第1のチャットウィンドウを例示する図である。 本出願の一実施形態による第2のチャットウィンドウを例示する図である。 本出願の一実施形態による第3のチャットウィンドウを例示する図である。 本出願の別の実施形態による表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートである。 本出願の別の実施形態による表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートである。 本出願の一実施形態による表情イメージマッチング装置を例示する図である。 本出願の一実施形態による端末の構造を例示する図である。
本出願の目的、技術的解決方法、およびメリットをより明らかにするために、本出願は、以下では添付図面および実施形態を参照しつつ詳しく例示される。
図1を参照すると、本出願の一実施形態は、表情イメージマッチング方法を提供するものである。この方法は、次のブロックを含む。
ブロック101で、ユーザと現在チャットしている友人の識別情報が取得される。
ブロック102で、ホワイトリストおよび友人の識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され、ホワイトリストは、友人の識別情報を含み、ホワイトリストに載っている友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、事前定義済み条件を満たす。
ブロック103で、表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。
一実施形態において、ユーザと現在チャットしている友人の識別情報を取得するステップの前に、方法は、
ユーザの履歴チャット記録に従ってユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度を計算するステップであって、履歴チャット記録は、ユーザが過去に各友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含む、ステップと、
ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たす場合に友人の識別情報をホワイトリストに追加するステップとをさらに含む。
一実施形態において、ユーザの履歴チャット記録に従ってユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度を計算するプロセスは、
ユーザの履歴チャット記録から、ユーザが過去に第1の友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを取得するステップであって、第1の友人は、ユーザの任意の友人である、ステップと、
取得された履歴チャットメッセージの数と、取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするステップと、
表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数および取得された履歴チャットメッセージの数に従ってユーザが第1の友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度を計算するステップとを含む。
一実施形態において、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たす場合に友人の識別情報をホワイトリストに追加するプロセスは、
ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きい場合に友人の識別情報をホワイトリストに追加するステップ、または
ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度に従って平均頻度を計算し、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きい場合に友人の識別情報をホワイトリストに追加するステップを含む。
一実施形態において、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たす場合に友人の識別情報をホワイトリストに追加するステップの後に、方法は、
ユーザが表情イメージを送信する頻度と、第2の友人が表情イメージを送信する頻度とを取得するステップであって、第2の友人は、ホワイトリストから除外されているユーザの友人である、ステップと、ユーザが表情イメージを送信する頻度と第2の友人が表情イメージを送信する頻度との間の比較結果が第2の事前定義済み条件を満たす場合に、第2の友人の識別情報をホワイトリストに追加するステップとをさらに含む。
一実施形態において、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うプロセスは、
ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語(expression meaning word)を取得するステップと、
表情意味単語に対応する表情イメージを取得するステップと、
取得された表情イメージと、取得された表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係に従って取得された表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を決定するステップと、
表情イメージについて実行された送信オペレーションの数に従って取得された表情イメージをユーザに表示するステップとを含む。
一実施形態において、ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語を取得するステップの前に、方法は、
ユーザによって送信された表情イメージとユーザが過去に友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージからの表情イメージについて実行された送信オペレーションの数とを取得するステップと、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係を記憶するステップとをさらに含む。
一実施形態において、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うプロセスは、
ユーザが表情イメージを使用する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、ユーザが表情イメージをあまり使用していないと決定し、表情イメージをユーザに提供する頻度を減らすステップを含む。
本出願の実施形態において、ユーザと現在チャットしている友人の識別情報が取得される。ホワイトリストおよび友人の識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、友人の識別情報を含み、ホワイトリストに載っている友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、事前定義済み条件を満たす。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしている場合に友人の識別情報がホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストと友人の識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、ユーザが友人とチャットするときに表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
図2-1を参照すると、本出願の一実施形態は、表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートを用意している。方法を実行する本体は、端末であってよい。この方法は、次のブロックを含む。
表情イメージをユーザに提供するステップの前に、そのユーザに対応するホワイトリストは、次のブロック201〜203に従って最初に設定され得る。ホワイトリストは、友人の識別情報を含み、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、事前定義済み条件を満たす。
ブロック201で、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、ユーザの履歴チャット記録に従って計算され、履歴チャット記録は、ユーザが過去に各友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含む。
ユーザの履歴チャット記録は、サーバに記憶される。ユーザの履歴チャット記録は、ユーザが最近の期間に各友人とチャットしたときに生成されたチャットメッセージを含む。たとえば、履歴チャット記録は、ユーザが過去の週に各友人とチャットしたときに生成されたチャットメッセージを含み得る。
特に、このブロックでは、履歴チャット記録を取得するための要求メッセージがサーバに送信される。要求メッセージは、ユーザの識別情報を含み、したがって、サーバは、ユーザの識別情報に従ってユーザの履歴チャット記録を取得するものとしてよい。サーバによって送信されたユーザの履歴チャット記録は、受信される。友人は、ユーザのすべての友人のうちから選択され、第1の友人として決定される。ユーザが過去に第1の友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージは、ユーザの履歴チャット記録から取得される。取得された履歴チャットメッセージの数および取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数は、カウントされる。取得された履歴チャットメッセージの数および表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数に従ってユーザが第1の友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度が計算される。第1の友人について実行される上記のプロセスと同様に、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度が計算され得る。
一実施形態において、表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数と取得された履歴チャットメッセージの数との比が計算され、ユーザが第1の友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度として決定され得る。
たとえば、ユーザAの履歴チャット記録が、ユーザAが過去にユーザB、C、およびDとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含み、第1の友人はユーザBであると仮定する。ユーザAが過去に第1の友人(すなわち、ユーザB、これは第1の友人Bと呼ばれる)とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージは、ユーザAの履歴チャット記録から取得される。ユーザAが過去に第1の友人Bとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージの数は100であり、表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数は50であると仮定する。すなわち、取得された履歴チャットメッセージの数は100であり、取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数は50である。表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数(すなわち、50)および取得された履歴チャットメッセージの数(すなわち、100)に従って、ユーザAが第1の友人Bとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が計算され、値0.5を取得する。ユーザAが過去に友人Cとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージの数は200であり、表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数は40であり、ユーザAが過去に友人Dとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージの数は100であり、表情メッセージを含む履歴チャットメッセージの数は30であると仮定する。上記のプロセスに従って、ユーザAが友人Cとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が計算されて値0.2を取得し、ユーザAが友人Dとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が計算されて値0.3を取得する。
上記のブロック201により、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度を取得するステップの後に、ホワイトリストは、次のブロック202および203に従って設定され得る。
ブロック202で、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たす場合に、友人の識別情報がホワイトリストに追加される。
異なる第1の事前定義済み条件により、ブロック202は、次の第1および第2の方法を用いて実装され得る。
第1の方法では、第1の事前定義済み条件は、友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み頻度閾値よりも大きいという条件である。したがって、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きい場合に、友人の識別情報がホワイトリストに追加される。
特に、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、事前定義済み頻度閾値と比較され、選択された友人による表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きい場合に友人がユーザのすべての友人のうちから選択され、選択された友人の識別情報がホワイトリストに追加される。
たとえば、事前定義済み頻度閾値は0.4であると仮定する。友人BがユーザAとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値0.4よりも大きい場合に、友人Bの識別情報(すなわち、IMB)がホワイトリストに追加される。
第2の方法では、第1の事前定義済み条件は、友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が、平均頻度よりも大きいという条件である。したがって、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きい場合に、友人の識別情報がホワイトリストに追加される。
特に、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度により、平均頻度が計算され、ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きい場合に友人の識別情報がホワイトリストに追加される。
平均頻度は、次の方法に従って計算され得る。特に、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、最初に計算され、次いで、すべての頻度の合計が計算されて頻度合計を取得する。ユーザのすべての友人の数は、カウントされ、頻度合計とユーザのすべての友人の数との比が計算され、平均頻度として決定される。
たとえば、ユーザAが友人B、C、およびDの各々とチャットするときに表情イメージを使用する頻度が、最初に計算され、次いで、すべての頻度の合計が計算されて頻度合計1を取得する。ユーザAのすべての友人の数はカウントされて値3を取得し、頻度合計(すなわち、1)とユーザAのすべての友人の数(すなわち、3)との比が計算されて値0.33を取得し、比0.33は、平均頻度として決定される。友人BがユーザAとチャットするときに表情イメージを使用する頻度は平均頻度0.33よりも大きいので、友人Bの識別情報がホワイトリストに追加される。
チャットグループが、ソーシャルアプリケーション内で確立され得る。チャットグループは、複数のメンバーを含む。ユーザは、同時にチャットグループ内の他のメンバーとチャットし得る。本出願の一実施形態において、ユーザが各友人とチャットするときに表情イメージを使用する頻度、および平均頻度を計算するときに、チャットグループは、ユーザの一友人とみなされる。
ユーザの平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さいときに、ユーザが表情イメージをあまり使用していないと決定されることがあり、それにより、表情イメージをユーザに提供する頻度が減らされ得る。事前定義済み平均頻度は、ソーシャルアプリケーション内のすべてのユーザにより表情イメージを使用する頻度の平均値であるものとしてよい。当業者であれば、ソーシャルアプリケーション内の各ユーザの平均頻度をカウントし、すべての平均頻度の平均値を計算し、平均値を事前定義済み平均頻度として決定し得る。
表情イメージをユーザに提供する頻度は、次の第1および第2の方法を用いて減らされ得る。
第1の方法では、チャットメッセージの事前定義済み数毎に1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行される。たとえば、チャットメッセージ3つ毎に1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行される。ユーザが5つのチャットメッセージを入力すると仮定する。ユーザが第1のチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションは、そのユーザについて実行される。ユーザが第2、第3、および第4のチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションは、そのユーザについて実行されない。ユーザが第5のチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションは、そのユーザについて実行される。
第2の方法では、プリセットされた期間毎に、またユーザがチャットメッセージを入力するときに、1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行される。たとえば、30分毎に1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行されると仮定する。ユーザは1:00から2:00までの期間に友人とチャットし、1:00、1:20、および1:30にそれぞれ、チャットメッセージを入力する。したがって、ユーザが1:00にチャットメッセージを入力するときに、1回、表情イメージマッチングオペレーションが、そのユーザについて実行される。ユーザが1:20にチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションはそのユーザについて実行されない。ユーザが1:30にチャットメッセージを入力するときに、1回、表情イメージマッチングオペレーションが、そのユーザについて実行される。ユーザが1:30にチャットメッセージを入力しない場合、表情イメージマッチングオペレーションはそのユーザについて実行されない。
ブロック202に従ってホワイトリストを設定した後、第2の事前定義済み条件を満たす友人の識別情報が、次のブロック203に従ってホワイトリストに追加され得る。
ブロック203で、ユーザが表情イメージを送信する頻度および第2の友人が表情イメージを送信する頻度が取得され、第2の友人は、ホワイトリストから除外されているユーザの友人である。ユーザが表情イメージを送信する頻度と第2の友人が表情イメージを送信する頻度との間の比較結果が第2の事前定義済み条件を満たす場合に、第2の友人の識別情報が、ホワイトリストに追加される。
第2の事前定義済み条件は、第2の友人が表情イメージを送信する頻度がユーザが表情イメージを送信する頻度よりも大きいという条件であるか、または第2の友人が表情イメージを送信する頻度がユーザが表情イメージを送信する頻度の事前定義された倍数であるという条件であるものとしてよい。ユーザが友人とチャットするチャットプロセスにおいて、友人が表情イメージを送信する頻度が高い場合、ユーザがマッチした表情イメージを受け入れ得ることが決定され得る。したがって、友人の識別情報は、ユーザに対応するホワイトリストに追加され得る。
一実施形態において、友人が、ホワイトリストから除外された友人のうちから選択され、第2の友人としてみなされる。ユーザが過去に第2の友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージは、ユーザの履歴チャット記録から取得される。取得された履歴チャットメッセージに従って、ユーザによって送信されたメッセージの数、ユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数、第2の友人によって送信されたメッセージの数、および第2の友人によって送信された表情イメージを含むメッセージの数がカウントされる。ユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数およびユーザによって送信されたメッセージの数に従って、ユーザが表情イメージを送信する頻度が計算される。第2の友人によって送信された表情イメージを含むメッセージの数および第2の友人によって送信されたメッセージの数に従って、第2の友人が表情イメージを送信する頻度が計算される。第2の友人が表情イメージを送信する頻度およびユーザが表情イメージを送信する頻度が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、第2の友人の識別情報は、ホワイトリストに追加され得る。
第2の友人について実行される上記のプロセスと同様に、ホワイトリストから除外された各友人が表情イメージを送信する頻度およびユーザが表情イメージを送信する頻度が、第2の事前定義済み条件を満たしているかどうかが決定され得る。友人が表情イメージを送信する頻度およびユーザが表情イメージを送信する頻度が、第2の事前定義済み条件を満たしていると決定したときに、友人の識別情報が、ホワイトリストに追加され得る。
たとえば、第2の友人は、友人Cであると仮定する。ユーザAの履歴チャット記録から、ユーザAが過去に第2の友人Cとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージが取得される。ユーザAが過去に第2の友人Cとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージのうちで、ユーザAによって送信されたメッセージの数は100であり、ユーザAによって送信された表情イメージを含むメッセージの数は10であり、第2の友人Cによって送信されたメッセージの数は100であり、第2の友人Cによって送信された表情イメージを含むメッセージの数は30であると仮定する。したがって、取得された履歴チャットメッセージから、ユーザAによって送信されたメッセージの数がカウントされて値100を取得し、ユーザAによって送信された表情イメージを含むメッセージの数がカウントされて値10を取得し、第2の友人Cによって送信されたメッセージの数がカウントされて値100を取得し、第2の友人Cによって送信された表情イメージを含むメッセージの数がカウントされて値30を取得する。ユーザAによって送信された表情イメージを含むメッセージの数(すなわち、10)およびユーザAによって送信されたメッセージの数(すなわち、100)に従って、ユーザAが表情イメージを送信する頻度が計算されて値0.1を取得する。第2の友人Cによって送信された表情イメージを含むメッセージの数(すなわち、30)および第2の友人Cによって送信されたメッセージの数(すなわち、100)に従って、第2の友人Cが表情イメージを送信する頻度が計算されて値0.3を取得する。第2の事前定義済み条件は、第2の友人Cが表情イメージを送信する頻度がユーザAが表情イメージを送信する頻度よりも大きいという条件であると仮定すると、第2の友人Cが表情イメージを送信する頻度(すなわち、0.3)およびユーザAが表情イメージを送信する頻度(すなわち、0.1)は第2の事前定義済み条件を満たしており、したがって第2の友人Cの識別情報は、ホワイトリストに追加され得る。
ブロック201〜203に従ってホワイトリストを設定するときに、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係は、次のブロック204に従って記憶され、それにより、ユーザが表情イメージを使用する回数に従って表情イメージをユーザに提供することができる。
ブロック204で、ユーザによって送信された表情イメージおよび表情イメージについて実行された送信オペレーションの数が、ユーザが過去に友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージから取得され、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係が記憶される。
ユーザの各友人について、ユーザが過去に友人とチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージが、ユーザの履歴チャット記録から取得される。ユーザによって送信された各表情イメージは、取得された履歴チャットメッセージから取得され、ユーザによって表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、カウントされる。ユーザによって送信された各表情イメージ、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、および友人の識別情報は、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係として記憶される。
ユーザの他の友人の各々について、上記のプロセスに従って、ユーザが過去に友人とチャットしたときにユーザによって送信された各表情イメージおよび表情イメージについて実行された送信オペレーションの数が取得され、ユーザによって送信された表情イメージ、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、および友人の識別情報は、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係として記憶される。
たとえば、ユーザAが過去に友人Bとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージは、ユーザAの履歴チャット記録から取得される。ユーザAによって送信された表情イメージPig1およびPig2は、取得された履歴チャットメッセージから取得され、ユーザAによって表情イメージPig1について実行された送信オペレーションの数はカウントされて値10を取得し、ユーザAによって表情イメージPig2について実行された送信オペレーションの数はカウントされて値20を取得する。ユーザAによって送信された表情イメージPig1、表情イメージPig1について実行された送信オペレーションの数(すなわち、10)、友人Bの識別情報IMBは、Table 1(表1)に示されているように、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係として記憶される。ユーザAによって送信された表情イメージPig2、表情イメージPig2について実行された送信オペレーションの数(すなわち、20)、友人Bの識別情報IMBは、Table 1(表1)に示されているように、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係として記憶される。
Figure 0006353167
ブロック201〜204に従ってホワイトリストを設定し、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係を記憶した後、表情イメージは、次のブロック205〜207に従ってユーザに提供され得る。
ブロック205で、ユーザと現在チャットしている友人の識別情報が取得される。
ユーザは、ソーシャルアプリケーションを通じて友人とチャットし得る。友人とチャットするときに、ユーザは、友人に対応するチャットウィンドウを開き、そのチャットウィンドウで友人とチャットする。
特に、端末が、ユーザがソーシャルアプリケーションにおいて友人に対応するチャットウィンドウを開いたことを検出したときに、端末は、そのチャットウィンドウに対応する友人の識別情報を取得する。
たとえば、ユーザAがソーシャルアプリケーションにおいて友人Bに対応するチャットウィンドウを開いたことを検出したときに、端末は、図2-2に示されているように、そのチャットウィンドウに対応する友人Bの識別情報IMBを取得する。
ブロック206で、ホワイトリストおよび友人の識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。yesであれば、ブロック207が実行され、そうでなければフローチャートは終了する。
特に、端末は、ユーザに対応するホワイトリストを取得し、ホワイトリストが友人の識別情報を含むかどうかをチェックする。ホワイトリストが、友人の識別情報を含んでいる場合、端末は、表情イメージをユーザに提供することを決定し、それにより、ブロック207が実行されるが、そうでない場合には、端末は、表情イメージをユーザに提供しないことを決定し、それにより、フローチャートは終了する。
たとえば、端末は、ユーザAに対応するホワイトリストを取得し、ホワイトリストは、IMBおよびIMCを含んでいる。端末は、ホワイトリストが友人Bの識別情報IMBを含むかどうかをチェックする。ホワイトリストが友人Bの識別情報IMBを含んでいる場合、端末は、表情イメージをユーザAに提供することを決定し、それによりブロック207が実行される。
ブロック207で、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングが行われる。
チャットウィンドウは、テキスト入力ボックスを備えている。ユーザがテキスト入力ボックスをクリックしたときに、キーボードボタンが表示される。ユーザは、このキーボードボタンをクリックすることでチャット内容を編集し、これによってチャット内容をテキスト入力ボックスに入力することができる。それに加えて、サーバには多数の表情イメージがあり、ユーザは、端末を通じてサーバから興味のある表情イメージをダウンロードすることができる。各表情イメージは、表情イメージによって表現される感情または意味を記述するための少なくとも1つの表情意味単語に対応する。
特に、ユーザがチャットウィンドウ内にチャット内容を入力したことを検出したときに、ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語が取得され、その表情意味単語に対応する表情イメージが取得される。友人の識別情報および取得された表情イメージに従って、その表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係から決定される。表情イメージについて実行された送信オペレーションの数に従って、表情イメージは、ユーザに対して表示される。
表情意味単語に対応する表情イメージが、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係の中に存在していない場合、その表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、0と決定され得る。
各表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、計算されるものとしてよく、すべての表情イメージは、送信オペレーションの最大数から送信オペレーションの最小数への順序で、または送信オペレーションの最小数から送信オペレーションの最大数への順序で順序付けられるものとしてよく、すべての順序付けされた表情イメージがユーザに対して表示される。この実施形態において、表情イメージは、送信オペレーションの最小数から送信オペレーションの最大数への順序で順序付けられる。
さらに、送信オペレーションの数が最大である表情イメージがユーザに対して表示され得る。
たとえば、図2〜図3に示されているように、ユーザAが「why do you say so」というチャット内容をチャットウィンドウのテキスト入力ボックスに入力したと検出したときに、ユーザAによって入力された「why do you say so」というチャット内容に含まれる「why」という表情意味単語が取得される。表情意味単語「why」に対応する表情イメージPig1およびPig2が取得される。友人Bの識別情報IMBならびに取得された表情イメージPig1およびPig2に従って、Table 1(表1)に示されている表情イメージと、送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係から、表情イメージPig1について実行された送信オペレーションの数および表情イメージPig2について実行された送信オペレーションの数は、それぞれ、10および20であると決定され得る。表情イメージPig1について実行された送信オペレーションの数(すなわち、10)および表情イメージPig2について実行された送信オペレーションの数(すなわち、20)に従って、表情イメージPig1およびPig2は、送信オペレーションの最大数から送信オペレーションの最小数への順序で順序付けられ、順序付けされた表情イメージはPig2およびPig1である。順序付けされた表情イメージPig2およびPig1は、ユーザAに対して表示される。表示されるチャットウィンドウは、図2〜図4に示されている。
本出願の実施形態において、ユーザと現在チャットしている友人の識別情報が取得される。ホワイトリストおよび友人の識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、友人の識別情報を含み、ホワイトリストに載っている友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、事前定義済み条件を満たす。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。ホワイトリストに追加された友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしている場合に友人の識別情報がホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストと友人の識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、ユーザが友人とチャットするときに表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
図3を参照すると、本出願の一実施形態は、表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートを用意している。この方法は、次のブロックを含む。
ブロック301で、ユーザがチャットしているセッションの識別情報が取得され、セッションはユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである。
一実施形態において、セッションは、ユーザが1人の別のユーザとチャットするダイアログセットであり、たとえば、セッションは、ユーザAとユーザBとの間で実行されるダイアログセットを含む。
一実施形態において、セッションは、ユーザが複数の別のユーザとチャットするダイアログセットであり、たとえば、セッションは、ユーザAとユーザCとユーザDとユーザEとの間で実行されるダイアログセットを含む。
別のユーザは、インスタントメッセージングアプリケーションまたはソーシャルアプリケーションにおけるユーザの友人、フォローされているユーザ、および見知らぬ人のうちの誰か1人であってよい。セッションは、ユーザ、友人、またはサーバによって確立される。
一実施形態において、セッションの識別情報は、サーバ内のセッションを特に指示するために使用される識別情報であるか、またはセッション内のユーザの全部または一部の識別情報に従って生成される識別情報である。
ブロック302で、ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され、ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。
ブロック303で、表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。
一実施形態において、ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するステップの前に、方法は、
ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するステップであって、履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む、ステップと、
表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報をホワイトリストに追加するステップとをさらに含む。
一実施形態において、ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するプロセスは、
ユーザの履歴チャット記録から第1のセッションにおける履歴チャットメッセージを取得するステップであって、第1のセッションは、ユーザの任意のセッションである、ステップと、
取得された履歴チャットメッセージの数と、取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするステップと、
表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数および取得された履歴チャットメッセージの数に従って第1のセッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するステップとを含む。
一実施形態において、表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションをホワイトリストに追加するプロセスは、
表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加するステップ、または
各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度に従って平均頻度を計算し、表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加するステップを含む。
一実施形態において、表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションをホワイトリストに追加するステップの後、方法は、
ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と、別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度とを取得するステップであって、別のユーザは、第2のセッションにおいてそのユーザ以外のユーザである、ステップと、
ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、第2のセッションの識別情報をホワイトリストに追加するステップとをさらに含む。
一実施形態において、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うプロセスは、
ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語を取得するステップと、
表情意味単語に対応する表情イメージを取得するステップと、
少なくとも2つの表情イメージがあるときに、セッションの識別情報および表情イメージに従って、事前定義済み関係から表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数を決定するステップであって、事前定義済み関係は、表情イメージと、送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係である、ステップと、
表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数に従って表情イメージを順序付けした後に表情イメージをユーザに対して表示するステップとを含む。
一実施形態において、ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語を取得するステップの前に、方法は、
ユーザによって送信された表情イメージとセッションにおいてユーザの履歴チャットメッセージからの表情イメージについて実行された送信オペレーションの数とを取得し、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、セッションの識別情報とを事前定義済み関係に記憶するステップをさらに含む。
一実施形態において、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うプロセスは、
ユーザがセッションにおいて表情イメージを送信する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、表情イメージをユーザに提供する頻度を減らすステップを含む。
本出願の実施形態において、ユーザがチャットするセッションの識別情報が取得される。ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報は、ホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストとセッションの識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、セッションにおいて表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
図4を参照すると、本出願の一実施形態は、表情イメージマッチング方法を例示するフローチャートを用意している。方法を実行する本体は、端末であってよい。この方法は、次のブロックを含む。
表情イメージをユーザに提供するステップの前に、そのユーザに対応するホワイトリストは、次のブロック401〜403に従って最初に設定され得る。ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。
ブロック401で、各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度が、ユーザの履歴チャット記録に従って計算され、履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む。
ユーザの履歴チャット記録は、サーバに記憶される。ユーザの履歴チャット記録は、ユーザが最近の期間に各セッションにおいて別のユーザとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含む。たとえば、履歴チャット記録は、ユーザが過去の週に各セッションにおいて別のユーザとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含み得る。
特に、このブロックでは、端末は、履歴チャット記録を取得するための要求メッセージをサーバに送信する。要求メッセージは、ユーザの識別情報を含み、したがって、サーバは、ユーザの識別情報に従って各セッションにおいて別のユーザとチャットするユーザの履歴チャット記録を取得するものとしてよい。端末は、サーバによって送信された履歴チャット記録を受信する。
端末は、ユーザに対応する複数のセッションからセッションを選択し、選択されたセッションを第1のセッションとして決定する。端末は、ユーザの履歴チャット記録から、ユーザが別のユーザとチャットした第1のセッションにおいて履歴チャットメッセージを取得する。端末は、取得された履歴チャットメッセージの数と、取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントする。端末は、表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数および取得された履歴チャットメッセージの数に従って第1のセッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算する。
ユーザに対応するセッションはどれも、第1のセッションとして決定され得る。上記のプロセスに従って、端末は、各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算し得る。
一実施形態において、端末は、第1のセッションにおける表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数と第1のセッションにおける取得された履歴チャットメッセージの数との比を計算し、その比を、第1のセッションにおいて表情イメージを使用する頻度として決定する。
たとえば、第1のセッションは、ユーザAがユーザB、C、およびDとそれぞれチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含むと仮定する。端末は、第1のセッションにおけるすべての履歴チャットメッセージの数、すなわち100と、履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数、すなわち50とを取得する。端末は、第1のセッションにおける表情イメージを使用する頻度を計算して値0.5を取得する。
別の例として、第2のセッションは、ユーザAがユーザCとチャットしたときに生成された履歴チャットメッセージを含むと仮定する。端末は、第2のセッションにおけるすべての履歴チャットメッセージの数、すなわち200と、履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数、すなわち40とを取得する。端末は、第2のセッションにおける表情イメージを使用する頻度を計算して値0.2を取得する。
ブロック401に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を取得するステップの後に、ホワイトリストは、次のブロック402および403に従って設定され得る。
ブロック402で、表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報が、ホワイトリストに追加される。
異なる第1の事前定義済み条件により、ブロック402は、次の第1および第2の方法を用いて実装され得る。
第1の方法では、第1の事前定義済み条件は、表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み頻度閾値よりも大きいという条件である。したがって、端末は、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加する。
特に、各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度は事前定義済み頻度閾値と比較され、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きいセッションが選択され、選択されたセッションの識別情報がホワイトリストに追加される。
たとえば、事前定義済み頻度閾値は0.4であると仮定する。表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値0.4よりも大きいセッションBの識別情報がホワイトリストに追加される。
第2の方法では、第1の事前定義済み条件は、セッションにおいて表情イメージを使用する頻度が、平均頻度よりも大きいという条件である。したがって、表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きいセッションの識別情報が、ホワイトリストに追加される。
特に、各セッションにおける表情イメージを使用する頻度に従って、平均頻度が計算され、表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きいセッションの識別情報がホワイトリストに追加される。
平均頻度は、次の方法に従って計算され得る。特に、ユーザに対応する各セッションにおける表情イメージを使用する頻度は、最初に計算され、次いで、すべての頻度の合計が計算されて頻度合計を取得する。ユーザに対応するセッションの数は、カウントされ、頻度合計とユーザに対応するセッションの数との比が計算され、平均頻度として決定される。
たとえば、ユーザAに対応する3つのセッションのうちの各々における表情イメージを使用する頻度が計算されて、それぞれ3つの頻度0.5、0.2、および0.3を取得し、これら3つの頻度の合計が計算されて頻度合計1を取得する。ユーザAに対応するセッションの数はカウントされて値3を取得し、頻度合計(すなわち、1)とセッションの数(すなわち、3)との比が計算されて値0.33を取得し、比0.33は、平均頻度として決定される。ユーザAに対応するセッションBの識別情報(すなわち、IM-B)は、ホワイトリストに追加され、表情イメージを使用する頻度は、平均頻度0.33よりも大きい。
ユーザに対応する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さいときに、ユーザが表情イメージをあまり使用していないと決定されることがあり、それにより、表情イメージをユーザに提供する頻度が減らされ得る。事前定義済み平均頻度は、ソーシャルアプリケーション内のすべてのセッションにおける表情イメージを使用する頻度の平均値であるものとしてよい。当業者であれば、ソーシャルアプリケーション内のすべてのセッションの平均頻度をカウントし、その平均頻度を事前定義済み平均頻度として決定し得る。
表情イメージをユーザに提供する頻度は、次の第1および第2の方法を用いて減らされ得る。
第1の方法では、チャットメッセージの事前定義済み数毎に1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行される。たとえば、チャットメッセージ3つ毎に1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行される。ユーザが5つのチャットメッセージを入力すると仮定する。ユーザが第1のチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションは、そのユーザについて実行される。ユーザが第2、第3、および第4のチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションは、そのユーザについて実行されない。ユーザが第5のチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションは、そのユーザについて実行される。
第2の方法では、プリセットされた期間毎に、またユーザがチャットメッセージを入力するときに、1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行される。たとえば、30分毎に1回、表情イメージマッチングオペレーションがユーザに対して実行されると仮定する。ユーザは1:00から2:00までの期間に友人とチャットし、1:00、1:20、および1:30にそれぞれ、チャットメッセージを入力する。したがって、ユーザが1:00にチャットメッセージを入力するときに、1回、表情イメージマッチングオペレーションが、そのユーザについて実行される。ユーザが1:20にチャットメッセージを入力するときに、表情イメージマッチングオペレーションはそのユーザについて実行されない。ユーザが1:30にチャットメッセージを入力するときに、1回、表情イメージマッチングオペレーションが、そのユーザについて実行される。ユーザが1:30にチャットメッセージを入力しない場合、表情イメージマッチングオペレーションはそのユーザについて実行されない。
ブロック402に従ってホワイトリストを設定した後、第2の事前定義済み条件を満たすセッションの識別情報が、次のブロック403に従ってホワイトリストに追加され得る。
ブロック403で、ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度および別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度が取得され、上述の別のユーザは、第2のセッションにおいてそのユーザ以外のユーザである。ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、第2のセッションの識別情報がホワイトリストに追加される。
第2の事前定義済み条件は、第2のセッションにおいて別のユーザが表情イメージを送信する頻度がユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度よりも大きいという条件であるか、または別のユーザが表情イメージを送信する頻度がユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度の事前定義された倍数であるという条件であるものとしてよい。ユーザが別のユーザとチャットするチャットプロセスにおいて、別のユーザが表情イメージを送信する頻度が高い場合、ユーザがマッチした表情イメージを受け入れ得ることが決定され得る。したがって、第2のセッションの識別情報は、ユーザに対応するホワイトリストに追加され得る。
特に、このブロックにおいて、セッションが、ホワイトリストから除外されたセッションのうちから選択され、第2のセッションとしてみなされる。ユーザが別のユーザとチャットした第2のセッションにおける履歴チャットメッセージは、ユーザの履歴チャット記録から取得される。取得された履歴チャットメッセージに従って、第2のセッションにおいてユーザによって送信されたメッセージの数、第2のセッションにおいてユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数、第2のセッションにおいて別のユーザによって送信されたメッセージの数、および第2のセッションにおいて別のユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数がカウントされる。第2のセッションにおいてユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数および第2のセッションにおいてユーザによって送信されたメッセージの数に従って、第2のセッションにおいてユーザが表情イメージを送信する頻度が計算される。第2のセッションにおいて別のユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数および第2のセッションにおいて別のユーザによって送信されたメッセージの数に従って、第2のセッションにおいて別のユーザが表情イメージを送信する頻度が計算される。第2のセッションにおいて別のユーザが表情イメージを送信する頻度および第2のセッションにおいてユーザが表情イメージを送信する頻度が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、第2のセッションの識別情報は、ホワイトリストに追加され得る。
第2のセッションについて実行される上記のプロセスと同様に、ホワイトリストから除外された各セッションにおいて表情イメージを送信する頻度および第2のセッションにおいてユーザが表情イメージを送信する頻度が、第2の事前定義済み条件を満たしているかどうかが決定され得る。セッションにおいて表情イメージを送信する頻度およびセッションにおいてユーザが表情イメージを送信する頻度が、第2の事前定義済み条件を満たしていると決定したときに、セッションの識別情報は、ホワイトリストに追加され得る。
たとえば、第2のセッションは、セッションCであると仮定する。ユーザAの履歴チャット記録から、第2のセッションCにおける履歴チャットメッセージが取得される。第2のセッションCにおける履歴チャットメッセージにおいて、ユーザAによって送信されたメッセージの数は100であり、表情イメージを含むメッセージの数は10であり、別のユーザによって送信されたメッセージの数は100であり、表情イメージを含むメッセージの数は30であると仮定する。第2のセッションCにおいてユーザAによって送信された表情イメージを含むメッセージの数(すなわち、10)および第2のセッションCにおいてユーザAによって送信されたメッセージの数(すなわち、100)に従って、第2のセッションCにおいてユーザAが表情イメージを送信する頻度は計算されて値0.1を取得する。第2のセッションCにおいて別のユーザによって送信された表情イメージを含むメッセージの数(すなわち、30)および第2のセッションCにおいて別のユーザによって送信されたメッセージの数(すなわち、100)に従って、第2のセッションCにおいて別ユーザが表情イメージを送信する頻度は計算されて値0.3を取得する。第2の事前定義済み条件は、第2のセッションCにおいて別のユーザが表情イメージを送信する頻度が第2のセッションCにおいてユーザAが表情イメージを送信する頻度よりも大きいという条件であると仮定すると、第2のセッションCにおいて別のユーザが表情イメージを送信する頻度(すなわち、0.3)および第2のセッションCにおいてユーザAが表情イメージを送信する頻度(すなわち、0.1)は第2の事前定義済み条件を満たしており、したがって第2のセッションCの識別情報(すなわち、IM-C)は、ホワイトリストに追加され得る。
ブロック401〜403に従ってホワイトリストを設定するときに、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係は、次のブロック404に従って記憶され、それにより、ユーザが表情イメージを使用する回数に従って表情イメージをユーザに提供することができる。
ブロック404で、ユーザによって送信された表情イメージおよび表情イメージについて実行された送信オペレーションの数が、ユーザに対応するセッションにおける履歴チャットメッセージから取得され、表情イメージ、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、およびセッションの識別情報は、事前定義済み関係に記憶される。
ユーザに対応する各セッションについて、セッションにおける履歴チャットメッセージは、ユーザの履歴チャット記録から取得される。ユーザによって送信された各表情イメージは、取得された履歴チャットメッセージから取得され、ユーザによって各表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、カウントされる。ユーザによって送信された各表情イメージ、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、およびセッションの識別情報は、事前定義済み関係に記憶される。
たとえば、セッションXにおけるユーザAの履歴チャットメッセージは、ユーザAの履歴チャット記録から取得される。ユーザAによって送信された表情イメージPig1およびPig2は、取得された履歴チャットメッセージから取得され、ユーザAによって表情イメージPig1について実行された送信オペレーションの数はカウントされて値10を取得し、ユーザAによって表情イメージPig2について実行された送信オペレーションの数はカウントされて値20を取得する。ユーザAによって送信された表情イメージPig1、表情イメージPig1について実行された送信オペレーションの数(すなわち、10)、およびセッションXの識別情報IM-Xは、Table 2(表2)に示されている事前定義済み関係に記憶され、ユーザAによって送信された表情イメージPig2、表情イメージPig2について実行された送信オペレーションの数(すなわち、20)、およびセッションXの識別情報IM-Xは、Table 2(表2)に示されている事前定義済み関係に記憶される。
Figure 0006353167
ブロック401〜404に従ってホワイトリストを設定し、事前定義済み関係を記憶した後、表情イメージは、次のブロック405〜407に従ってユーザに提供され得る。
ブロック405で、ユーザがチャットするセッションの識別情報が取得される。
別のユーザとチャットするときに、ユーザは、セッションに対応するチャットウィンドウを開き、そのチャットウィンドウで別のユーザとチャットする。
特に、このブロックにおいて、ユーザがソーシャルアプリケーションにおけるセッションに対応するチャットウィンドウを開いたことを検出したときに、端末は、そのチャットウィンドウに対応するセッションの識別情報を取得する。
ブロック406で、ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。yesであれば、ブロック407が実行され、そうでなければフローチャートは終了する。
特に、端末は、ユーザに対応するホワイトリストを取得し、ホワイトリストがセッションの識別情報を含むかどうかをチェックする。ホワイトリストが、セッションの識別情報を含んでいる場合、端末は、表情イメージをユーザに提供することを決定し、それにより、ブロック407が実行されるが、そうでない場合には、端末は、表情イメージをユーザに提供しないことを決定し、それにより、フローチャートは終了する。
ブロック407で、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングが行われる。
チャットウィンドウは、テキスト入力ボックスを備えている。ユーザがテキスト入力ボックスをクリックしたときに、キーボードボタンが表示される。ユーザは、このキーボードボタンをクリックすることでチャット内容を編集し、これによってチャット内容をテキスト入力ボックスに入力することができる。それに加えて、サーバには多数の表情イメージがあり、ユーザは、端末を通じてサーバから興味のある表情イメージをダウンロードすることができる。各表情イメージは、表情イメージによって表現される感情または意味を記述するための少なくとも1つの表情意味単語に対応する。
特に、ユーザがチャットウィンドウ内にチャット内容を入力したことを検出したときに、ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語が取得され、その表情意味単語に対応する表情イメージが取得される。セッションの識別情報および取得された表情イメージに従って、その表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、表情イメージと、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数と、友人の識別情報との間の関係から決定される。表情イメージについて実行された送信オペレーションの数に従って、表情イメージは、ユーザに対して表示される。
表情意味単語に対応する表情イメージが、事前定義済み関係内に存在していない場合、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数は、0として決定され得る。
一実施形態において、端末は、各表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を計算し、送信オペレーションの最大数から送信オペレーションの最小数への順序で、または送信オペレーションの最小数から送信オペレーションの最大数への順序で、すべての表情イメージを順序付けし、すべての順序付けされた表情イメージをユーザに対して表示するものとしてよい。この実施形態において、表情イメージは、送信オペレーションの最小数から送信オペレーションの最大数への順序で順序付けられる。
さらに、端末は、送信オペレーションの数が最大である表情イメージをユーザに対して表示し得る。
本出願の実施形態において、ユーザがチャットするセッションの識別情報が取得される。ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報は、ホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストとセッションの識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、セッションにおいて表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
図5を参照すると、本出願の一実施形態は、表情イメージマッチング装置を実現するものである。この装置は、
ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するように構成されている、取得モジュール501であって、セッションは、ユーザが少なくとも1人の別ユーザとチャットするダイアログセットである、取得モジュール501と、
ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかを決定するように構成されている、決定モジュール502であって、ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、決定モジュール502と、
表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うように構成されているマッチングモジュール503とを備える。
一実施形態において、装置は、
ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するように構成されている計算モジュールであって、履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む、計算モジュールと、
表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションをホワイトリストに追加するように構成されている作成モジュールとをさらに備える。
一実施形態において、計算モジュールは、
ユーザの履歴チャット記録から第1のセッションにおける履歴チャットメッセージを取得するように構成されている第1の取得ユニットであって、第1のセッションは、ユーザの任意のセッションである、第1の取得ユニットと、
取得された履歴チャットメッセージの数と、取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするように構成されているカウントユニットと、
表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数および取得された履歴チャットメッセージの数に従って第1のセッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するように構成されている計算ユニットとを備える。
一実施形態において、作成モジュールは、
表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加するように構成されている第1の作成ユニット、または
各セッションにおける表情イメージを使用する頻度に従って平均頻度を計算し、表情イメージを使用する頻度が平均頻度閾値よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加するように構成されている第2の作成ユニットを備える。
一実施形態において、装置は、
ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と、別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度とを取得するように構成されている追加モジュールであって、別のセッションは、第2のセッションにおいてそのユーザ以外のユーザであり、ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、第2のセッションの識別情報をホワイトリストに追加する、追加モジュールをさらに備える。
一実施形態において、マッチングモジュール503は、
ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語を取得し、表情意味単語に対応する表情イメージを取得するように構成されている第2の取得ユニットと、
少なくとも2つの表情イメージがあるときに、セッションの識別情報および表情イメージに従って事前定義済み関係から表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数を決定するように構成されている決定ユニットであって、事前定義済み関係は、表情イメージと、送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係である、決定ユニットと、
表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数に従って表情イメージを順序付けした後に表情イメージをユーザに対して表示するように構成されている表示ユニットとを備える。
一実施形態において、装置は、
ユーザによって送信された表情イメージおよびセッションにおけるユーザの履歴チャットメッセージからの表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を取得し、表情イメージ、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、およびセッションの識別情報を事前定義済み関係に記憶するように構成されている記憶モジュールをさらに備える。
一実施形態において、マッチングモジュール503は、ユーザがセッションにおいて表情イメージを送信する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、表情イメージをユーザに提供する頻度を減らすように構成される。
本出願の実施形態において、ユーザがチャットするセッションの識別情報が取得される。ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報は、ホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストとセッションの識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、セッションにおいて表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
図6を参照すると、本出願の一実施形態は、上記の実施形態において説明されている端末の構造を提供している。端末は、上記の実施形態によって提供される表情イメージマッチング方法を実装するために使用され得る。
端末900は、高周波(RF)回路110、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体を備える記憶装置120、入力ユニット130、表示ユニット140、センサー150、オーディオ回路160、ワイヤレスフィデリティ(WiFi)モジュール170、1つまたは複数の処理ユニットを備えるプロセッサ180、および電源190を備え得る。当業者であれば、端末は、図6に示されている端末の構造によって制限されないが、図6に示されている構造内のコンポーネントよりも多い、もしくは少ないコンポーネントを備え得るか、または図6に示されている構造内のいくつかのコンポーネントを組み合せ得るか、または図6に示されている構造内のコンポーネント配置構成と異なるコンポーネント配置構成を有し得ることを理解できる。
RF回路110は、情報送信および受信プロセスまたはコールプロセスにおいて信号を送信し、受信することができる。特に、RF回路110は、基地局からダウンリンク情報を受信し、ダウンリンク情報を1つまたは複数のプロセッサ180に送信し得る。それに加えて、RF回路110は、アップリンクデータを基地局に送信するものとしてよい。通常、RF回路110は、限定はしないが、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、チューナー、1つまたは複数の発振器、加入者識別モジュール(SIM)カード、トランシーバー、カプラー、低雑音増幅器(LNA)、デュプレクサーなどを含む。それに加えて、RF回路110は、ワイヤレス通信を通じてネットワークおよび他の通信デバイスとも通信することができる。通信規格またはプロトコルのいずれかは、ワイヤレス通信で使用されるものとしてよく、これは、限定はしないが、グローバルモバイル通信システム(GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(GPRS)、符号分割多元接続(CDMA)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE)、電子メール、ショートメッセージングサービス(SMS)などを含む。
記憶装置120は、ソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶し、プロセッサ180は、記憶装置120に記憶されているソフトウェアプログラムおよびモジュールを動作させて、様々な機能的アプリケーションおよびデータ処理を実装し得る。記憶装置120は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を備え得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムと、少なくとも1つの機能(たとえば、オーディオ再生機能、ビデオ再生機能など)を実装するためのアプリケーションプログラムとを記憶し得る。データ記憶領域は、端末900が使用されるときに作成されるデータ(たとえば、オーディオデータ、連絡先データなど)を記憶し得る。それに加えて、記憶装置120は、高速ランダムアクセスメモリと、少なくとも1つのディスク記憶装置デバイス、フラッシュデバイス、または一時的固体記憶装置デバイスなどの非一時的メモリとを備え得る。したがって、記憶装置120は、また、プロセッサ180用の記憶装置120、および入力ユニット130へのアクセスを提供する記憶装置コントローラも備え得る。
入力ユニット130は、入力された数値または文字情報を受信し、ユーザ構成および機能制御に関係するキーボード、マウス、操作レバー、光学系、またはトラックボールの信号入力を生成することができる。特に、入力ユニット130は、タッチセンサーパネル131および別の入力デバイス132を備えることができる。タッチセンサーパネル131は、タッチスクリーンまたはタッチパッドとも称され、タッチセンサーパネル131上で、またはその近くでユーザによって実行されるタッチオペレーションを収集し(たとえば、ユーザは指およびタッチペンなどの任意の好適な物体またはアクセサリを用いてタッチパネル131上で、またはその近くでオペレーションを実行する)、プリセットされたプログラムに従って接続デバイスを駆動し得る。タッチセンサーパネル131は、タッチ検出装置およびタッチコントローラを備え得る。タッチ検出装置は、ユーザのタッチ位置を検出し、タッチオペレーションに基づき生成された信号を検出し、信号をタッチコントローラに送信するものとしてよい。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、タッチ情報をタッチ点座標に変換し、タッチ点座標をプロセッサ180に送信し、プロセッサ180によって送信されたコマンドを受信して実行することができる。それに加えて、タッチセンサーパネル131は、抵抗膜方式、静電容量方式、赤外線方式、または表面弾性波方式などの複数の方式によって実装され得る。タッチセンサーパネル131に加えて、入力ユニット130は、別の入力デバイス132をさらに備えることができる。特に、入力デバイス132は、限定はしないが、物理的キーボード、ファンクションキー(音量制御キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、および操作レバーのうちの少なくとも1つを備え得る。
表示ユニット140は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供される情報および端末900の様々なグラフィカルユーザインターフェースを表示し得る。グラフィカルユーザインターフェースは、グラフィックス、テキスト、アイコン、ビデオ、およびこれらの任意の組合せによって構築され得る。表示ユニット140は、表示パネル141を備えるものとしてよく、これは液晶ディスプレイ(LCD)および有機発光ダイオード(OLED)によって構成され得る。さらに、タッチセンサーパネル131は、表示パネル141で覆われるものとしてよい。タッチセンサーパネル131上またはその近くでタッチオペレーションを検出したときに、タッチセンサーパネル131は、タッチオペレーションをプロセッサ180に送信し、タッチイベントのタイプを決定する。その後、プロセッサ180は、タッチイベントのタイプに従って表示パネル141上にビデオを出力させる。タッチセンサーパネル131および表示パネル141は、図6において入力機能および出力機能をそれぞれ実装するために2つの独立したコンポーネントとして使用されるけれども、いくつかの実施形態では、タッチセンサーパネル131および表示パネル141は、入力機能および出力機能を実装するために一体化され得る。
端末900は、光センサー、モーションセンサー、および別のセンサーなどのセンサー150をさらに備え得る。光センサーは、周辺光センサーおよび近接センサーを含み得る。周辺光センサーは、周辺光の明るさに従って表示パネル141の輝度を調整することができる。近接センサーは、端末900が耳元に来たときに表示パネル141を閉じ、および/またはバックライトを点灯するものとしてよい。モーションセンサーの一種である、重力加速度センサーは、全方向の(典型的には3軸)加速度の値を検出することができる。重力加速度センサーは、静止状態での重力の値および方向を検出し、携帯電話の姿勢(横画面と縦画面との切り替え、関係するゲーム、磁力計姿勢較正など)を識別し、振動認識関係機能(歩数計およびパーカッションなど)を実装することができる。ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、および赤外線センサーなどの別のセンサーは、端末900内に構成され得るが、これは本明細書では詳しく説明しない。
オーディオ回路160、スピーカー161、およびマイクロフォン162は、ユーザと端末900との間のオーディオインターフェースを実現し得る。オーディオ回路160は、スピーカー161に、受信されたオーディオデータから変換された電気信号を送信することができる。スピーカー161は、電気信号を音響信号に変換し、音響信号を出力する。他方で、マイクロフォン162は、収集された音響信号を電気信号に変換する。オーディオ回路160は、電気信号を受信し、電気信号をオーディオデータに変換し、オーディオデータをプロセッサ180に出力する。オーディオデータが、プロセッサ180によって処理された後、オーディオデータは、RF回路110を介して別の端末に送信されるか、またはさらなる処理のために記憶装置120に出力される。オーディオ回路160は、周辺ヘッドセットと端末900との間の通信を行えるようにするヘッドセットジャックも備え得る。
WiFiモジュールは、短距離ワイヤレス伝送技術に基づくものである。端末900は、WiFiモジュール170を通じてユーザが電子メールを送受信し、ウェブページを閲覧し、ストリーミングメディアにアクセスするのを補助することができる。WiFiモジュール170は、ワイヤレスブロードバンドインターネットへのアクセスをユーザに提供し得る。WiFiモジュール170は図6に示されているけれども、WiFiモジュール170は、端末900の必須コンポーネントではなく、本出願の範囲を変えることなく必要に応じて省かれ得ることは理解できる。
プロセッサ180は、端末900の制御の中心である。プロセッサ180は、様々なインターフェースおよび回路を介して端末900のすべてのコンポーネントと接続され、記憶装置120に記憶されているソフトウェアプログラムおよび/またはモジュールを動作させるか、または実行し、記憶装置120に記憶されているデータを呼び出すことで端末900の様々な機能およびデータ処理を実装するものとしてよく、それによって端末900を全体的に監視することができる。プロセッサ180は、1つまたは複数の処理ユニットを含み得る。プロセッサ180は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサとを含み得る。アプリケーションプロセッサは、オペレーティングシステム、ユーザインターフェース、およびアプリケーションプログラムを処理し得る。モデムプロセッサは、ワイヤレス通信を処理し得る。上記のプロセッサ180は、モデムプロセッサを含んでいなくてもよいことは理解され得る。
端末900は、様々なコンポーネントに電力を供給する電源190(電池など)をさらに備え得る。電源190は、パワーマネージメントシステムを通じてプロセッサ180に接続されるものとしてよく、これにより、パワーマネージメントシステムを通じて充電、放電、および電力消費など機能を管理する。電源190は、1つまたは複数の直流(DC)もしくは交流(AC)電源、充電システム、停電検出回路、電力変換器またはインバーター、電力状態インジケータなども備え得る。
端末900は、カメラおよびBluetooth(登録商標)モジュールをさらに備え得るが、図9には示されていない。本発明の実施形態において、端末900の表示ユニットは、タッチスクリーンディスプレイである。端末900は、記憶装置をさらに備えるものとしてよく、1つまたは複数のプログラムが記憶装置に記憶されている。1つまたは複数のプログラムは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成される。1つまたは複数のプログラムは、
ユーザと現在チャットしている友人の識別情報を取得するオペレーションと、
ホワイトリストおよび友人の識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかを決定するオペレーションであって、ホワイトリストは、友人の識別情報を含み、ホワイトリストに載っている友人がユーザとチャットするときに表情イメージを使用する頻度は、事前定義済み条件を満たす、オペレーションと、
表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングをユーザに提供するオペレーションと、
ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するオペレーションであって、セッションはユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである、オペレーションと、
ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかを決定するオペレーションであって、ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、オペレーションと、
表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うオペレーションとを実行するための命令を含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するオペレーションであって、履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む、オペレーションと、
表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報をホワイトリストに追加するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
ユーザの履歴チャット記録から第1のセッションにおける履歴チャットメッセージを取得するオペレーションであって、第1のセッションは、ユーザの任意のセッションである、オペレーションと、
取得された履歴チャットメッセージの数と、取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするオペレーションと、
表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数および取得された履歴チャットメッセージの数に従って第1のセッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
表情イメージを使用する頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加するオペレーション、または
各セッションにおける表情イメージを使用する頻度に従って平均頻度を計算し、表情イメージを使用する頻度が平均頻度よりも大きいセッションの識別情報をホワイトリストに追加するオペレーションを実行するための命令をさらに含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と、別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度とを取得するオペレーションであって、別のユーザは、第2のセッションにおいてそのユーザ以外のユーザである、オペレーションと、
ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と別のユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、第2のセッションの識別情報をホワイトリストに追加するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
ユーザによって入力されたチャット内容に含まれる表情意味単語を取得するオペレーションと、
表情意味単語に対応する表情イメージを取得するオペレーションと、
少なくとも2つの表情イメージがあるときに、セッションの識別情報および表情イメージに従って、事前定義済み関係から表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数を決定するオペレーションであって、事前定義済み関係は、表情イメージと、送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係である、オペレーションと、
表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数に従って表情イメージを順序付けした後に表情イメージをユーザに対して表示するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
ユーザによって送信された表情イメージおよびセッションにおけるユーザの履歴チャットメッセージからの表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を取得し、表情イメージ、表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、およびセッションの識別情報を事前定義済み関係に記憶するオペレーションを実行するための命令をさらに含む。
一実施形態において、1つまたは複数のプログラムは、
ユーザがセッションにおいて表情イメージを送信する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、表情イメージをユーザに提供する頻度を減らすオペレーションを実行するための命令をさらに含む。
本出願の実施形態において、ユーザがチャットするセッションの識別情報が取得される。ホワイトリストおよびセッションの識別情報に従って、表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定される。ホワイトリストは、表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む。表情イメージをユーザに提供することを決定したときに、ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングがユーザに提供される。表情イメージを使用する頻度が、事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報は、ホワイトリストに追加されるので、ホワイトリストとセッションの識別情報とに従って表情イメージをユーザに提供するかどうかが決定され得る。このようにして、セッションにおいて表情イメージを使用するのが適切であるかどうかが決定され、これにより表情イメージをユーザに提供するときにユーザを困惑させるのを回避できる。
当業者であれば、上記の実施形態によって提供される方法におけるプロセスの全部または一部は、ハードウェアによって、またはプログラムにより関係ハードウェアに命令することによって実装されるものとしてよく、プログラムはコンピュータ可読メモリに記憶され得ることを理解できる。コンピュータ可読メモリは、ROM、ディスク、コンパクトディスク(CD)などを含む。
前述の内容は、本出願のいくつかの実施形態にすぎず、本出願の保護範囲を制限するために使用されていない。本出願の趣旨および原理から逸脱することなく行われる修正、同等の置換および改善はいずれも、本出願の保護範囲内にある。
A、B、C、D、E ユーザ
B、C、D 友人
Pig1、Pig2 表情イメージ
B、C セッション
110 高周波(RF)回路
120 記憶装置
130 入力ユニット
131 タッチセンサーパネル
132 入力デバイス
140 表示ユニット
141 表示パネル
150 センサー
160 オーディオ回路
161 スピーカー
162 マイクロフォン
170 ワイヤレスフィデリティ(WiFi)モジュール
180 プロセッサ
190 電源
501 取得モジュール
502 決定モジュール
503 マッチングモジュール
900 端末

Claims (24)

  1. 表情イメージマッチング方法であって、
    ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するステップであって、前記セッションは前記ユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである、ステップと、
    ホワイトリストおよび前記セッションの前記識別情報に従って、表情イメージを前記ユーザに提供するかどうかを決定するステップであって、前記ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、ステップと、
    前記表情イメージを前記ユーザに提供することを決定したときに、前記ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うステップとを含む、表情イメージマッチング方法。
  2. 前記ユーザがチャットしている前記セッションの前記識別情報を取得するステップの前に、
    前記ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するステップであって、前記履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む、ステップと、
    表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を前記ホワイトリストに追加するステップとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザの前記履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する前記頻度を計算する前記ステップは、
    前記ユーザの前記履歴チャット記録から第1のセッションにおける履歴チャットメッセージを取得するステップであって、前記第1のセッションは、前記ユーザの任意のセッションである、ステップと、
    前記取得された履歴チャットメッセージの数と、前記取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするステップと、
    表情イメージを含む前記履歴チャットメッセージの数および前記取得された履歴チャットメッセージの数に従って前記第1のセッションにおいて表情イメージを使用する前記頻度を計算するステップとを含む請求項2に記載の方法。
  4. 表情イメージを使用する前記頻度が前記第1の事前定義済み条件を満たしている前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するステップは、
    表情イメージを使用する前記頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きい前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するステップ、または
    各セッションにおける表情イメージを使用する前記頻度に従って平均頻度を計算し、表情イメージを使用する前記頻度が前記平均頻度よりも大きい前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するステップを含む請求項2に記載の方法。
  5. 表情イメージを使用する前記頻度が前記第1の事前定義済み条件を満たしている前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するステップの後に、
    前記ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と、別のユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度とを取得するステップであって、前記別のユーザは、前記第2のセッションにおいて前記ユーザ以外のユーザである、ステップと、
    前記ユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する前記頻度と前記別のユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する前記頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、前記第2のセッションの識別情報を前記ホワイトリストに追加するステップとをさらに含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記ユーザによって入力された前記チャット内容との前記表情イメージマッチングを行う前記ステップは、
    前記ユーザによって入力された前記チャット内容に含まれる表情意味単語を取得するステップと、
    前記表情意味単語に対応する表情イメージを取得するステップと、
    少なくとも2つの表情イメージがあるときに、前記セッションの前記識別情報および前記表情イメージに従って、事前定義済み関係から前記表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数を決定するステップであって、前記事前定義済み関係は、前記表情イメージと、送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係である、ステップと、
    前記表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数に従って前記表情イメージを順序付けした後に前記表情イメージを前記ユーザに対して表示するステップとを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記ユーザによって入力された前記チャット内容に含まれる前記表情意味単語を取得するステップの前に、
    前記ユーザによって送信された表情イメージ、および前記セッションにおける前記ユーザの履歴チャットメッセージからの前記表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を取得し、前記表情イメージ、前記表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、および前記セッションの前記識別情報を前記事前定義済み関係に記憶するステップをさらに含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記ユーザによって入力された前記チャット内容との前記表情イメージマッチングを行う前記ステップは、
    前記ユーザが前記セッションにおいて表情イメージを送信する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、表情イメージを前記ユーザに提供する頻度を減らすステップを含む請求項4に記載の方法。
  9. 表情イメージマッチング装置であって、
    ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するように構成されている取得モジュールであって、前記セッションは前記ユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである、取得モジュールと、
    ホワイトリストおよび前記セッションの前記識別情報に従って、表情イメージを前記ユーザに提供するかどうかを決定するように構成されている決定モジュールであって、前記ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、決定モジュールと、
    前記表情イメージを前記ユーザに提供することを決定したときに、前記ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うように構成されているマッチングモジュールとを備える、表情イメージマッチング装置。
  10. 前記ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するように構成されている計算モジュールであって、前記履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む、計算モジュールと、
    表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションを前記ホワイトリストに追加するように構成されている作成モジュールとをさらに備える請求項9に記載の装置。
  11. 前記計算モジュールは、
    前記ユーザの前記履歴チャット記録から第1のセッションにおける履歴チャットメッセージを取得するように構成されている第1の取得ユニットであって、第1のセッションは、前記ユーザの任意のセッションである、第1の取得ユニットと、
    前記取得された履歴チャットメッセージの数と、前記取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするように構成されているカウントユニットと、
    表情イメージを含む前記履歴チャットメッセージの数および前記取得された履歴チャットメッセージの数に従って前記第1のセッションにおいて表情イメージを使用する前記頻度を計算するように構成されている計算ユニットとを備える請求項10に記載の装置。
  12. 前記作成モジュールは、
    表情イメージを使用する前記頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きい前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するように構成されている第1の作成ユニット、または
    各セッションにおける表情イメージを使用する前記頻度に従って平均頻度を計算し、表情イメージを使用する前記頻度が前記平均頻度の閾値よりも大きい前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するように構成されている第2の作成ユニットを備える請求項10に記載の装置。
  13. 前記ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と、別のユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度とを取得するように構成されている追加モジュールであって、前記別のユーザは、前記第2のセッションにおいて前記ユーザ以外のユーザであり、前記ユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する前記頻度と別のユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する前記頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、前記第2のセッションの識別情報を前記ホワイトリストに追加する、追加モジュールをさらに備える請求項10に記載の装置。
  14. 前記マッチングモジュールは、
    前記ユーザによって入力された前記チャット内容に含まれる表情意味単語を取得し、前記表情意味単語に対応する表情イメージを取得するように構成されている第2の取得ユニットと、
    少なくとも2つの表情イメージがあるときに、前記セッションの前記識別情報および前記表情イメージに従って事前定義済み関係から前記表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数を決定するように構成されている決定ユニットであって、前記事前定義済み関係は、前記表情イメージと、送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係である、決定ユニットと、
    前記表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数に従って前記表情イメージを順序付けした後に前記表情イメージを前記ユーザに対して表示するように構成されている表示ユニットとを備える請求項9に記載の装置。
  15. 前記ユーザによって送信された表情イメージ、および前記セッションにおける前記ユーザの履歴チャットメッセージからの前記表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を取得し、前記表情イメージ、前記表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、およびセッションの前記識別情報を前記事前定義済み関係に記憶するように構成されている記憶モジュールをさらに備える請求項14に記載の装置。
  16. 前記マッチングモジュールは、前記ユーザが前記セッションにおいて表情イメージを送信する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、表情イメージを前記ユーザに提供する頻度を減らすように構成される請求項12に記載の装置。
  17. 1つまたは複数のプロセッサと記憶装置とを備え、
    前記記憶装置は、1つまたは複数のプログラムを記憶するように構成され、前記1つまたは複数のプログラムは、前記1つまたは複数のプロセッサによって実行されるように構成され、
    ユーザがチャットしているセッションの識別情報を取得するオペレーションであって、前記セッションは前記ユーザが少なくとも1人の別のユーザとチャットするダイアログセットである、オペレーションと、
    ホワイトリストおよび前記セッションの前記識別情報に従って、表情イメージを前記ユーザに提供するかどうかを決定するオペレーションであって、前記ホワイトリストは表情イメージを使用する頻度が事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を含む、オペレーションと、
    前記表情イメージを前記ユーザに提供することを決定したときに、前記ユーザによって入力されたチャット内容との表情イメージマッチングを行うオペレーションとを実行するための命令を含む、端末。
  18. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ユーザの履歴チャット記録に従って各セッションにおいて表情イメージを使用する頻度を計算するオペレーションであって、前記履歴チャット記録は、各セッションにおける履歴チャットメッセージを含む、オペレーションと、
    表情イメージを使用する頻度が第1の事前定義済み条件を満たしているセッションの識別情報を前記ホワイトリストに追加するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む請求項17に記載の端末。
  19. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ユーザの前記履歴チャット記録から第1のセッションにおける履歴チャットメッセージを取得するオペレーションであって、前記第1のセッションは、前記ユーザの任意のセッションである、オペレーションと、
    前記取得された履歴チャットメッセージの数と、前記取得された履歴チャットメッセージのうちの表情イメージを含む履歴チャットメッセージの数とをカウントするオペレーションと、
    表情イメージを含む前記履歴チャットメッセージの数および前記取得された履歴チャットメッセージの数に従って前記第1のセッションにおいて表情イメージを使用する前記頻度を計算するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む請求項18に記載の端末。
  20. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    表情イメージを使用する前記頻度が事前定義済み頻度閾値よりも大きい前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するオペレーション、または
    各セッションにおける表情イメージを使用する前記頻度に従って平均頻度を計算し、表情イメージを使用する前記頻度が前記平均頻度よりも大きい前記セッションの前記識別情報を前記ホワイトリストに追加するオペレーションを実行するための命令をさらに含む請求項18に記載の端末。
  21. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ユーザが第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度と、前記別のユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する頻度とを取得するオペレーションであって、前記別のユーザは、前記第2のセッションにおいて前記ユーザ以外のユーザである、オペレーションと、
    前記ユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する前記頻度と前記別のユーザが前記第2のセッションにおいて表情イメージを送信する前記頻度との間の比較結果が、第2の事前定義済み条件を満たしている場合に、前記第2のセッションの識別情報を前記ホワイトリストに追加するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む請求項18に記載の端末。
  22. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ユーザによって入力された前記チャット内容に含まれる表情意味単語を取得するオペレーションと、
    前記表情意味単語に対応する表情イメージを取得するオペレーションと、
    少なくとも2つの表情イメージがあるときに、前記セッションの前記識別情報および前記表情イメージに従って、事前定義済み関係から前記表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数を決定するオペレーションであって、前記事前定義済み関係は、前記表情イメージと、送信オペレーションの数と、セッションの識別情報との間の関係である、オペレーションと、
    前記表情イメージの各々について実行された送信オペレーションの数に従って前記表情イメージを順序付けした後に前記表情イメージを前記ユーザに対して表示するオペレーションとを実行するための命令をさらに含む請求項17に記載の端末。
  23. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ユーザによって送信された表情イメージ、および前記セッションにおける前記ユーザの履歴チャットメッセージからの前記表情イメージについて実行された送信オペレーションの数を取得し、前記表情イメージ、前記表情イメージについて実行された送信オペレーションの数、および前記セッションの前記識別情報を前記事前定義済み関係に記憶するオペレーションを実行するための命令をさらに含む請求項22に記載の端末。
  24. 前記1つまたは複数のプロセッサは、
    前記ユーザが前記セッションにおいて表情イメージを送信する平均頻度が、事前定義済み平均頻度よりも小さい場合に、表情イメージを前記ユーザに提供する頻度を減らすオペレーションを実行するための命令をさらに含む請求項20に記載の端末。
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