JP6352271B2 - 高効率ビデオコーディングに基づくスケーラブルコーディングのための動きフィールドアップサンプリング - Google Patents
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Description
ビデオコーディング規格
[0031]ビデオ画像、TV画像、静止画像、あるいはビデオレコーダまたはコンピュータによって生成された画像など、デジタル画像は、水平ラインおよび垂直ラインで構成されたピクセルからなり得る。単一の画像中のピクセルの数は一般に数万個である。各ピクセルは、一般に、ルミナンス情報とクロミナンス情報とを含んでいる。圧縮なしに、画像エンコーダから画像デコーダに搬送されるべき情報の量は、リアルタイム画像送信を不可能にするほど非常に大きい。送信されるべき情報の量を低減するために、JPEG、MPEGおよびH.263規格など、いくつかの異なる圧縮方法が開発された。
ビデオコーディングシステム
[0037]図1は、本開示で説明する態様による技法を利用し得る例示的なビデオコーディングシステム10を示すブロック図である。本明細書で使用し説明する「ビデオコーダ」という用語は、総称的にビデオエンコーダとビデオデコーダの両方を指す。本開示では、「ビデオコーディング」または「コーディング」という用語は、ビデオ符号化とビデオ復号とを総称的に指すことがある。
ビデオエンコーダ
[0074]図2は、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオエンコーダの一例を示すブロック図である。ビデオエンコーダ20は、本開示の技法のいずれかまたはすべてを実行するように構成され得る。一例として、インター予測モジュール121およびアップサンプリングモジュール130は、本開示で説明する技法のいずれかまたはすべてを実行するように構成され得る。ただし、本開示の態様はそのように限定されない。いくつかの例では、本開示で説明する技法は、ビデオエンコーダ20の様々な構成要素間で共有され得る。いくつかの例では、追加としてまたは代わりに、プロセッサ(図示せず)が、本開示で説明する技法のいずれかまたはすべてを実行するように構成され得る。
[0082]4分木データ構造の各ノードは、対応するツリーブロックまたはCUのシンタックスデータ(たとえば、シンタックス要素)を含み得る。たとえば、4分木の中のノードは、そのノードに対応するCUのビデオブロックが4つのサブブロックに区分される(すなわち、分割される)かどうかを示すスプリットフラグを含み得る。CUのためのシンタックス要素は、再帰的に定義され得、CUのビデオブロックがサブブロックに分割されるかどうかに依存し得る。それのビデオブロックが区分されていないCUは、4分木データ構造におけるリーフノードに対応し得る。コード化ツリーブロックは、対応するツリーブロック用の4分木データ構造に基づくデータを含み得る。
ビデオデコーダ
[0108]図3は、本開示で説明する態様による技法を実装し得るビデオデコーダの一例を示すブロック図である。ビデオデコーダ30は、本開示の技法のいずれかまたはすべてを実行するように構成され得る。一例として、動き補償モジュール162およびアップサンプリングモジュール170は、本開示で説明する技法のいずれかまたはすべてを実行するように構成され得る。ただし、本開示の態様はそのように限定されない。いくつかの例では、本開示で説明する技法は、ビデオデコーダ30の様々な構成要素間で共有され得る。いくつかの例では、追加としてまたは代わりに、プロセッサ(図示せず)が、本開示で説明する技法のいずれかまたはすべてを実行するように構成され得る。
マルチビュービデオコーディング
[0124]マルチビュービデオコーディング(MVC)はH.264/AVCの拡張である。典型的なMVC復号順序(たとえば、ビットストリーム順序)を図4に示す。図400は、アクセスユニット401、402および403と、ビュー411、412および413と、コード化ピクチャ421、422および423とを含む。簡潔のために、図4に示されているすべてのアクセスユニット、ビューおよびコード化ピクチャが標示されているとは限らない。図4に示されている復号順序構成は時間優先コーディングと呼ばれる。各アクセスユニット(たとえば、垂直カラムT0、T1、...T8)は、1つの出力時間インスタンスのためのすべてのビュー(たとえば、S0、S1、...S7)のコード化ピクチャを含んでいるように定義される。アクセスユニットの復号順序は出力または表示順序と同じでないことがある。
HEVC技法
[0128]1.参照ピクチャリスト構成
[0129]一般に、Bピクチャの第1または第2の参照ピクチャリストについての参照ピクチャリスト構成は、2つのステップ、すなわち、(1)参照ピクチャリストの初期化と、(2)参照ピクチャリストの並べ替え(修正)とを含む。参照ピクチャリスト初期化は、POC(ピクチャの表示順序に整合する、ピクチャオーダーカウント(Picture Order Count))値の順序に基づいて、(復号ピクチャバッファまたはDPBとしても知られる)参照ピクチャメモリ中の参照ピクチャをリストに入れる明示的メカニズムである。参照ピクチャリスト並べ替えメカニズムは、参照ピクチャリスト初期化中にリストに入れられたピクチャの位置を任意の新しい位置に修正するか、または参照ピクチャメモリ中の任意の参照ピクチャが初期化リスト中に存在しない場合、そのピクチャを任意の位置に入れることができる。
[0132]HEVCのコーディング効率を改善するために時間動きベクトル予測(TMVP)が使用される。TMVPは、復号ピクチャバッファ中の、より詳細には、参照ピクチャリスト中のフレームの動きベクトルにアクセスする。
[0136]HEVCにおけるネットワークアブストラクションレイヤ(NAL)ユニットタイプによって識別され得る4つのピクチャタイプがある。これらは、瞬時復号リフレッシュ(IDR:instantaneous decoding refresh)ピクチャ、クリーンランダムアクセス(CRA)ピクチャ、時間レイヤアクセス(TLA:temporal layer access)ピクチャ、およびIDRピクチャ、CRAピクチャまたはTLAピクチャでないコード化ピクチャである。
[0145]より小さい復号ピクチャバッファ(DPB)が必要とされる方法でデコーダが実装されることを可能にするために、16×16ブロックラスタ走査順序の場合のピクチャの各ブロックが、RefPicList0のための同じ第1の動きベクトル(利用可能な場合)とRefPicList1のための同じ第2の動きベクトル(利用可能な場合)とを仮説的に含んでいる方法で動きフィールドを圧縮するように、動き圧縮がHEVCに導入される。動き圧縮は、DPBサイズが著しく減少され得るように、すべての時間参照ピクチャに適用される。
JCT−3VにおけるMV−HEVC
[0147]マルチビューHEVC(MV−HEVC)に対して上述のHEVC概念を実装するために、HEVCのマルチビュー拡張、コーディングユニットレベル変化またはより低いレベル変化が必要とされ得る。
[0149]HEVCのランダムアクセス概念はマルチビューおよび3DV拡張に拡張される。ランダムアクセスポイントアクセスユニットならびにランダムアクセスビューコンポーネントの詳細な定義は、その全体が参照により組み込まれる、MV−HEVCワーキングドラフト仕様、JCT3V−A1004に記載されている。さらに、ランダムアクセスポイントアクセスユニットならびにランダムアクセスビューコンポーネントの詳細な定義も、MV−HEVCワーキングドラフト仕様:JCT3V−A1004(その全体が参照により組み込まれる、Gerhard Tech、Krzysztof Wenger、Ying Chen、Miska Hannuksela、「MV-HEVC Working Draft 1」、JCT3V−A1004、ITU−T SG 6WP3とISO/IEC JTC1/SC29/WG11とのジョイントコラボレーティブチームオン3Dビデオコーディング拡張開発、第1回会合:ストックホルム、スウェーデン、2012年7月16〜20日)中にある。
[0154]ビデオパラメータセット(VPS:video parameter set)中でシグナリングされるビュー依存性に基づいて、ビュー間参照ピクチャセットが作成され得る。現在ピクチャの場合、同じアクセスユニット中にあり、(VPS中でシグナリングされる)依存ビューに属するピクチャがビュー間参照ピクチャセットを形成する。ビュー間参照ピクチャセット中のピクチャが、現在ピクチャの参照ピクチャリストに追加されるために使用され得る。
高レベルシンタックス専用(HLS専用)HEVCベーススケーラブルコーディング
[0155]HLS専用HEVCでは、2つの空間レイヤが同じ空間解像度を有する場合、それはMV−HEVCと同様にサポートされ得、TMVPは、コロケートピクチャが異なるビューからであるときでも有効である。(可能なアップサンプリング/フィルタ処理の後の)ベースレイヤピクチャが参照ピクチャとして参照ピクチャリスト中に追加されることに留意されたい。
レイヤ間/ビュー動き予測
[0156]現在のHEVC設計では、参照ピクチャリスト中の参照レイヤ/ビューピクチャをコロケートピクチャとして使用することによって、レイヤ間/ビュー動き予測が有効であり得る。HEVC設計を使用したビュー間/レイヤ動き予測の一例を図7に示す。図700は、現在ビュー/レイヤ710(たとえばエンハンスメントレイヤ)中のピクチャ701〜703と、参照ビュー/レイヤ720(たとえばベースレイヤ)中のピクチャ704〜706とを示す。現在ピクチャ703は、現在ビュー710中のPOC0に等しいPOCを有する。ベースビュー/レイヤピクチャ706は、(スライスヘッダ中のシンタックス要素によって)コロケートピクチャとしてシグナリングされ、MVとして示される、このピクチャ中のコロケートブロックの動きベクトルが、現在予測ユニット(PU)の動きベクトルを予測するための候補(たとえば予測MV)として使用される。この場合、ベースビュー/レイヤ720中のピクチャ706は、参照ピクチャリスト中だけでなく、コロケートピクチャ(たとえば、collocated_from_l0_flagに等しいXをもつ、RefPicListX[collocated_ref_idx])として、参照ピクチャリスト中にもある。
異なる空間解像度を有する複数のレイヤ
[0158]以下の実施形態では、2つのレイヤが、コーディングユニットレベル変化または低レベル変化なしに異なる空間解像度を有するときに、スケーラブルビデオコーディングにおけるレイヤ間動き予測をサポートするためのデバイス、システム、および方法について説明する。
実装
[0176]現在レイヤ中の1つのブロックがベースレイヤ中の複数のブロックに対応するとき、参照インデックスと動きベクトル情報とを導出するための追加の技法がある。現在N×Nブロックが、ベースレイヤからの複数のアップサンプリングされたブロックとコロケートされたとき、以下で説明するように、いくつかの方法のうちのいずれか1つまたは複数が採用され得る。
[0178]ベースレイヤ参照ピクチャリストとエンハンスメントレイヤ参照ピクチャリストが(各エントリのPOC値に関して)必ずしも同じであるとは限らないので、両方が同じPOC値をもつピクチャに対応する場合、ベースレイヤの参照インデックスrIdxBがエンハンスメントレイヤの参照インデックスrIdxEに変換される。rIdxEが存在しない場合、ベースレイヤブロックは、特定のRefPicList0またはRefPicList1方向のために利用不可能であると見なされる。
[0184]一実施形態では、インター方向によって、MV選択に関する優先度があらかじめ定義され得る。たとえば、現在スライスタイプがBスライスである場合、優先度は、双方向MVをもつブロックに与えられ得、これは、双方向予測であるブロックが、現在N×Nブロックを予測するために選択される可能性が高くなることを意味する。
[0186]別の実施形態では、方向に関する優先度、たとえば、(i)最初に上、次いで左、(ii)最初に下、次いで右、または(iii)最初に上、次いで右が、あらかじめ定義され得る。第1の方向境界において現在N×Nブロックと交差するすべてのアップサンプリングされたブロックが第1に選択される。次いで、第2の方向境界において現在N×Nブロックと交差するブロックが次に選択される。動き情報のフルセットは現在N×Nブロックの動き情報であるように設定される。
[0188]一実施形態では、アップサンプリングされたブロックのうち、現在ピクチャに最も近いPOC距離をもつ参照ピクチャを有するアップサンプリングされたブロックが、N×Nブロックの動き情報のフルセットを与えるために選択される。この動作は、RefPicList0またはRefPicList1のいずれかに対応する、各予測方向について別個に行われ得る。
[0191]別の実施形態では、1つのアップサンプリングされたブロックが、RefPicListX(Xは0または1に等しい)に対応する参照インデックスおよびMVを含んでいるが、RefPicListY(Yは1−Xに等しい)に対する利用可能な参照インデックスを含んでおらず、他のブロックが、RefPicListYに対応する参照インデックスおよびMVを含んでいるとき、これらの2つのブロックの動きベクトルは、双予測動き情報のフルセットを形成するために使用され得る。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ビデオ情報をコーディングするように構成された装置であって、
第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を記憶するように構成されたメモリユニットと、ここで、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連する動きフィールド情報を含み、
前記メモリユニットと通信しているプロセッサと、
を備え、前記プロセッサは、
前記第1のレイヤに関連付けられた前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることと、
前記第1のレイヤのアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連する前記アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加することと、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
を行うように構成された、装置。
[C2]
前記レイヤ間参照ピクチャは、時間動きベクトル予測(TMVP)のために使用されるコロケートピクチャとして使用される、C1に記載の装置。
[C3]
動きフィールドアップサンプリングは、前記第1のレイヤ中の各4×4ブロックについて別個に実行される、C1に記載の装置。
[C4]
前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックについて、中心位置は、前記第1のレイヤ中のN×Nブロックに対応する一意の位置にマッピングされ、前記第2のレイヤ中の前記N×Nブロックの動きフィールド情報は、前記第1のレイヤ中の前記N×Nブロックに関連付けられた前記アップサンプリングされた動きフィールド情報から導出され、
Nは少なくとも16であり、
前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックは、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のコロケートN×Nブロックを有し、前記特定のN×Nブロックは、前記動きフィールド情報が前記特定のN×Nブロックのためにそこからアップサンプリングされる、前記第1のレイヤ中のコロケートブロックを有する、
C1に記載の装置。
[C5]
前記第1のレイヤの前記動きフィールド情報は、HEVC動き圧縮に基づいてすでに圧縮されている、C4に記載の装置。
[C6]
前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、コーディングツリーと、コーディングユニットと、予測ユニットと、モードと、イントラモードと、インターモードと、イントラ予測モードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、C1に記載の装置。
[C7]
前記プロセッサは、前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることに関連して、各々が参照インデックスに関連付けられた、最高2つの動きベクトルを導出するようにさらに構成された、C1に記載の装置。
[C8]
前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のすべてのブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、C1に記載の装置。
[C9]
前記第1のレイヤのすべてのN×Nブロックは、前記第1の空間解像度に対する前記第2の空間解像度の比に等しい比でアップサンプリングされる、C1に記載の装置。
[C10]
前記第1のレイヤ中のコロケートブロックがイントラブロックであり、前記コロケートブロックの大部分の隣接ブロックがインター予測モードを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、割り当てられたインター予測モードを有する、C4に記載の装置。
[C11]
前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックがイントラブロックである場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、C4に記載の装置。
[C12]
前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックが、イントラコーディングされる前記第1のレイヤ中のブロックに属する少なくとも1つのピクセルを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、C4に記載の装置。
[C13]
ビデオ情報を符号化する方法であって、前記方法は、
第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を受信することと、ここで、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含む、
前記第1のレイヤに関連付けられた前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることと、
前記第1のレイヤのアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連する前記アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加することと、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
ビットストリーム中で前記第2のレイヤに関連付けられた少なくとも1つのシンタックス要素をシグナリングすることと、
を備える、方法。
[C14]
前記レイヤ間参照ピクチャは、時間動きベクトル予測(TMVP)のために使用されるコロケートピクチャとして使用される、C13に記載の方法。
[C15]
動きフィールドアップサンプリングは、前記第1のレイヤ中の各4×4ブロックについて別個に実行される、C13に記載の方法。
[C16]
前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックについて、中心位置は、前記第1のレイヤ中のN×Nブロックに対応する一意の位置にマッピングされ、前記第2のレイヤ中の前記N×Nブロックの動きフィールド情報は、前記第1のレイヤ中の前記N×Nブロックに関連付けられた前記アップサンプリングされた動きフィールド情報から導出され、
Nが少なくとも16であり、
前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックは、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のコロケートN×Nブロックを有し、前記特定のN×Nブロックは、前記動きフィールド情報が前記特定のN×Nブロックのためにそこからアップサンプリングされる、前記第1のレイヤ中のコロケートブロックを有する、C13に記載の方法。
[C17]
前記第1のレイヤの前記動きフィールド情報は、HEVC動き圧縮に基づいてすでに圧縮されている、C13に記載の方法。
[C18]
前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、コーディングツリーと、コーディングユニットと、予測ユニットと、モードと、イントラモードと、インターモードと、イントラ予測モードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、C13に記載の方法。
[C19]
前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることに関連して、各々が参照インデックスに関連付けられた、最高2つの動きベクトルを導出することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C20]
前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のすべてのブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、C13に記載の方法。
[C21]
前記第1のレイヤのすべてのN×Nブロックは、前記第1の空間解像度に対する前記第2の空間解像度の比に等しい比でアップサンプリングされる、C13に記載の方法。
[C22]
前記第1のレイヤ中のコロケートブロックがイントラブロックであり、前記コロケートブロックの大部分の隣接ブロックがインター予測モードを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、割り当てられたインター予測モードを有する、C16に記載の方法。
[C23]
前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックがイントラブロックである場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、C16に記載の方法。
[C24]
前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックが、イントラコーディングされる前記第1のレイヤ中のブロックに属する少なくとも1つのピクセルを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、C16に記載の方法。
[C25]
ビデオ情報を復号する方法であって、前記方法は、
符号化ビデオビットストリームから抽出されたシンタックス要素を受信することと、ここで、前記シンタックス要素は、第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を備え、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含み、
前記第1のレイヤに関連付けられた前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることと、
前記第1のレイヤのアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連する前記アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加することと、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
を備える、方法。
[C26]
前記レイヤ間参照ピクチャは、時間動きベクトル予測(TMVP)のために使用されるコロケートピクチャとして使用される、C25に記載の方法。
[C27]
動きフィールドアップサンプリングは、前記第1のレイヤ中の各4×4ブロックについて別個に実行される、C25に記載の方法。
[C28]
前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックについて、中心位置は、前記第1のレイヤ中のN×Nブロックに対応する一意の位置にマッピングされ、前記第2のレイヤ中の前記N×Nブロックの動きフィールド情報は、前記第1のレイヤ中の前記N×Nブロックに関連付けられた前記アップサンプリングされた動きフィールド情報から導出され、
Nは少なくとも16であり、
前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックは、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のコロケートN×Nブロックを有し、前記特定のN×Nブロックは、前記動きフィールド情報が前記特定のN×Nブロックのためにそこからアップサンプリングされる、前記第1のレイヤ中のコロケートブロックを有する、
C25に記載の方法。
[C29]
前記第1のレイヤの前記動きフィールド情報は、HEVC動き圧縮に基づいてすでに圧縮されている、C25に記載の方法。
[C30]
前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、コーディングツリーと、コーディングユニットと、予測ユニットと、モードと、イントラモードと、インターモードと、イントラ予測モードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、C25に記載の方法。
[C31]
前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることに関連して、各々が参照インデックスに関連付けられた、最高2つの動きベクトルを導出することをさらに備える、C25に記載の方法。
[C32]
前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のすべてのブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、C25に記載の方法。
[C33]
前記第1のレイヤのすべてのN×Nブロックは、前記第1の空間解像度に対する前記第2の空間解像度の比に等しい比でアップサンプリングされる、C25に記載の方法。
[C34]
前記第1のレイヤ中のコロケートブロックがイントラブロックであり、前記コロケートブロックの大部分の隣接ブロックがインター予測モードを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、割り当てられたインター予測モードを有する、C28に記載の方法。
[C35]
前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックがイントラブロックである場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、C28に記載の方法。
[C36]
前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックが、イントラコーディングされる前記第1のレイヤ中のブロックに属する少なくとも1つのピクセルを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、C28に記載の方法。
[C37]
実行されたとき、装置に、
第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を記憶することと、ここで、前記第1の空間解像度が前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含み、
前記第1のレイヤに関連付けられた前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることと、
前記第1のレイヤのアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連する前記アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加することと、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
を行わせるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
[C38]
前記レイヤ間参照ピクチャは、時間動きベクトル予測(TMVP)のために使用されるコロケートピクチャとして使用される、C37に記載の媒体。
[C39]
前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、コーディングツリーと、コーディングユニットと、予測ユニットと、モードと、イントラモードと、インターモードと、イントラ予測モードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、C37に記載の媒体。
[C40]
前記第1のレイヤ中の特定ブロックがイントラブロックである場合において、前記特定のブロックの大部分の隣接ブロックがインター予測モードを有する場合、前記特定のブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、C37に記載の媒体。
[C41]
ビデオ情報をコーディングするように構成されたビデオコーディングデバイスであって、前記ビデオコーディングデバイスは、
第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を記憶するための手段と、ここで、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含み、
前記第1のレイヤに関連付けられた前記動きフィールド情報をアップサンプリングするための手段と、
前記第1のレイヤのアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連する前記アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加するための手段と、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測するための手段と、
を備える、ビデオコーディングデバイス。
[C42]
前記レイヤ間参照ピクチャは、時間動きベクトル予測(TMVP)のために使用されるコロケートピクチャとして使用される、C41に記載のデバイス。
[C43]
前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、コーディングツリーと、コーディングユニットと、予測ユニットと、モードと、イントラモードと、インターモードと、イントラ予測モードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、C41に記載のデバイス。
[C44]
前記第1のレイヤ中の特定ブロックがイントラブロックである場合において、前記特定のブロックの大部分の隣接ブロックがインター予測モードを有する場合、前記特定のブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、C41に記載のデバイス。
Claims (26)
- ビデオ情報を符号化する方法であって、前記方法は、
第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を受信することと、ここで、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含む、
アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを生成することと、前記アップサンプリングされた動き情報は、前記第1のレイヤのテクスチャピクチャに関連付けられたアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連し、前記レイヤ間参照ピクチャを生成することは、
前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの一部分がイントラコーディングされるかどうかを決定することと、
(i)前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされないとの決定に基づいて、イントラコーディングされない前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分に関連付けられた第1の動きフィールド情報をアップサンプリングすること、ここで、前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報は、前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分に関連付けられた前記アップサンプリングされた第1の動きフィールド情報を含む、または(ii)前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされるとの決定に基づいて、イントラコーディングされる前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分のために動きフィールド情報をアップサンプリングすることをしないこと、のうちの1つを実行することと、
ここにおいて、前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされないと決定されたとき、前記テクスチャピクチャの前記一部分に対応する、前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のブロックに対し、インター予測モードが割り当てられ、
前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされると決定され、前記ブロックに隣接する少なくとも1つの隣接ブロックの予測モードがインター予測モードであるとき、前記ブロックに対し、(a)インター予測モードと、(b)前記少なくとも1つの隣接ブロックの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報と、が割り当てられ、
を備え、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
ビットストリーム中で前記第2のレイヤに関連付けられた少なくとも1つのシンタックス要素をシグナリングすることと、
を備える、方法。 - ビデオ情報を復号する方法であって、前記方法は、
符号化ビデオビットストリームから抽出されたシンタックス要素を受信することと、ここで、前記シンタックス要素は、第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を備え、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含み、
アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加することと、前記アップサンプリングされた動き情報は、前記第1のレイヤのテクスチャピクチャに関連付けられたアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連し、ここで、前記レイヤ間参照ピクチャを追加することは、
前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの一部分がイントラコーディングされるかどうかを決定することと、
(i)前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされないとの決定に基づいて、イントラコーディングされない前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分に関連付けられた第1の動きフィールド情報をアップサンプリングすること、ここで、前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報は、前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分に関連付けられた前記アップサンプリングされた第1の動きフィールド情報を含む、または(ii)前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされるとの決定に基づいて、イントラコーディングされる前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分のために動きフィールド情報をアップサンプリングすることをしないこと、のうちの1つを実行することと、
ここにおいて、前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされないと決定されたとき、前記テクスチャピクチャの前記一部分に対応する、前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のブロックに対し、インター予測モードが割り当てられ、
前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされると決定され、前記ブロックに隣接する少なくとも1つの隣接ブロックの予測モードがインター予測モードであるとき、前記ブロックに対し、(a)インター予測モードと、(b)前記少なくとも1つの隣接ブロックの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報と、が割り当てられ、
を備え、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
を備える、方法。 - 前記レイヤ間参照ピクチャは、前記第2のレイヤの前記一部分を予測するために使用されるべき時間動きベクトルを決定するために使用されるコロケートピクチャとして使用される、請求項1に記載の方法。
- 前記動きフィールドアップサンプリングは、前記第1のレイヤ中の各4×4ブロックについて別個に実行される、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックについて、中心位置は、前記第1のレイヤ中のN×Nブロックに対応する一意の位置にマッピングされ、前記第2のレイヤ中の前記N×Nブロックの動きフィールド情報は、前記第1のレイヤ中の前記N×Nブロックに関連付けられた前記アップサンプリングされた動きフィールド情報から導出され、Nは16であり、前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックは、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のコロケートN×Nブロックを有し、前記特定のN×Nブロックは、前記動きフィールド情報が前記特定のN×Nブロックのためにそこからアップサンプリングされる、前記第1のレイヤ中のコロケートブロックを有する、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のレイヤの前記動きフィールド情報は、前記テクスチャピクチャ中の各16×16ブロックが同じ動きベクトルに関連付けられるようにHEVC動き圧縮に基づいてすでに圧縮されている、請求項1に記載の方法。
- 前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、HEVCコーディングツリーと、HEVCコーディングユニットと、HEVC予測ユニットと、イントラ予測モードと、インター予測モードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることに関連して、各々が前記参照ピクチャリスト中の参照ピクチャを示す参照インデックスに関連付けられた、最高2つの動きベクトルを導出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のすべてのブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のレイヤのすべてのN×Nブロックは、前記第1の空間解像度に対する前記第2の空間解像度の比に等しい比でアップサンプリングされる、請求項1に記載の方法。
- 前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックがイントラブロックである場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、請求項5に記載の方法。
- 前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックが、イントラコーディングされる前記第1のレイヤ中のブロックに属する少なくとも1つのピクセルを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、請求項5に記載の方法。
- 実行されたとき、装置に、請求項1、3−12のうちのいずれか一項にしたがった方法を実行させるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
- ビデオ情報をコーディングするように構成された装置であって、
第1の空間解像度を有する第1のレイヤと、第2の空間解像度を有する対応する第2のレイヤとに関連付けられたビデオ情報を記憶するように構成されたメモリユニットと、ここで、前記第1の空間解像度は前記第2の空間解像度よりも小さく、前記ビデオ情報は、少なくとも、前記第1のレイヤに関連付けられた動きフィールド情報を含み、
前記メモリユニットと通信しているプロセッサと、
を備え、前記プロセッサは、
アップサンプリングされた動きフィールド情報を含むレイヤ間参照ピクチャを参照ピクチャリストに追加することと、前記アップサンプリングされた動き情報は、前記第1のレイヤのテクスチャピクチャに関連付けられたアップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連し、前記プロセッサは、
前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの一部分がイントラコーディングされるかどうかを決定することと、
(i)前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされないとの決定に基づいて、イントラコーディングされない前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分に関連付けられた第1の動きフィールド情報をアップサンプリングすること、ここで、前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報は、前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分に関連付けられた前記アップサンプリングされた第1の動きフィールド情報を含む、または(ii)前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされるとの決定に基づいて、イントラコーディングされる前記第1のレイヤの前記テクスチャピクチャの前記一部分のために動きフィールド情報をアップサンプリングすることをしないこと、のうちの1つを実行することと、
によって、前記レイヤ間参照ピクチャを追加するように構成され、ここにおいて、
前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされないと決定されたとき、前記テクスチャピクチャの前記一部分に対応する、前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のブロックに対し、インター予測モードが割り当てられ、
前記テクスチャピクチャの前記一部分がイントラコーディングされると決定され、前記ブロックに隣接する少なくとも1つの隣接ブロックの予測モードがインター予測モードであるとき、前記ブロックに対し、(a)インター予測モードと、(b)前記少なくとも1つの隣接ブロックの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報と、が割り当てられ、
前記レイヤ間参照ピクチャの前記アップサンプリングされた動きフィールド情報に基づいて前記第2のレイヤの少なくとも一部分を予測することと、
を行うように構成された、装置。 - 前記レイヤ間参照ピクチャは、前記第2のレイヤの前記一部分を予測するために使用されるべき時間動きベクトルを決定するために使用されるコロケートピクチャとして使用される、請求項14に記載の装置。
- 前記レイヤ間参照ピクチャは、前記第2のレイヤの前記一部分を予測するために使用されるべき時間動きベクトルを決定するために使用されるコロケートピクチャとして使用される、請求項2に記載の方法。
- 前記動きフィールドアップサンプリングは、前記第1のレイヤ中の各4×4ブロックについて別個に実行される、請求項2に記載の方法。
- 前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックについて、中心位置は、前記第1のレイヤ中のN×Nブロックに対応する一意の位置にマッピングされ、前記第2のレイヤ中の前記N×Nブロックの動きフィールド情報は、前記第1のレイヤ中の前記N×Nブロックに関連付けられた前記アップサンプリングされた動きフィールド情報から導出され、Nは16であり、前記第2のレイヤ中の各N×Nブロックは、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のコロケートN×Nブロックを有し、前記特定のN×Nブロックは、前記動きフィールド情報が前記特定のN×Nブロックのためにそこからアップサンプリングされる、前記第1のレイヤ中のコロケートブロックを有する、請求項2に記載の方法。
- 前記第1のレイヤの前記動きフィールド情報は、前記テクスチャピクチャ中の各16×16ブロックが同じ動きベクトルに関連付けられるようにHEVC動き圧縮に基づいてすでに圧縮されている、請求項2に記載の方法。
- 前記動きフィールド情報の前記アップサンプリングは、HEVCコーディングツリーと、HEVCコーディングユニットと、HEVC予測ユニットと、イントラモードと、インターモードとのうちの少なくとも1つを前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャに関連付けることを備える、請求項2に記載の方法。
- 前記動きフィールド情報をアップサンプリングすることに関連して、各々が前記参照ピクチャリスト中の参照ピクチャを示す参照インデックスに関連付けられた、最高2つの動きベクトルを導出することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
- 前記第1のレイヤの前記アップサンプリングされたテクスチャピクチャ中のすべてのブロックのためにインター予測モードが割り当てられる、請求項2に記載の方法。
- 前記第1のレイヤのすべてのN×Nブロックは、前記第1の空間解像度に対する前記第2の空間解像度の比に等しい比でアップサンプリングされる、請求項2に記載の方法。
- 前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックがイントラブロックである場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、請求項18に記載の方法。
- 前記第1のレイヤ中の前記特定のブロックの前記コロケートブロックが、イントラコーディングされる前記第1のレイヤ中のブロックに属する少なくとも1つのピクセルを有する場合、前記レイヤ間参照ピクチャ中の特定のブロックは、利用可能な動きフィールド情報を有しない、請求項18に記載の方法。
- 実行されたとき、装置に、請求項2、16−25のうちのいずれか一項にしたがった方法を実行させるコードを備える非一時的コンピュータ可読媒体。
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