JP6352019B2 - 表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システム Download PDF

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Description

本発明は、情報の表示制御を行う表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システムに関する。
ハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)は、所定の速度以上ではガソリンを利用して走行し、所定の速度以下(低速走行)ではバッテリーに蓄積された電力を利用して走行することによって、燃費を抑制している。
しかし、ハイブリッド車は、交通量が多い道路あるいは渋滞中の道路など低速走行が継続するような場合は、バッテリーに蓄積された電力を消費し続ける。従って、低速走行時において、駆動エネルギー源の消費に関する情報(例えば、電費あるいは航続可能距離など)を運転者などに通知することが有益である。
一方、ガソリンを利用して走行する車(以下、ガソリン車という)は、低速走行時ではエンジンの回転数が多く燃費が悪い。また、渋滞時など低速走行時に速度変化を繰り返すと、さらに燃費が悪くなる。従って、低速走行時において、駆動エネルギー源の消費に関する情報(例えば、燃費あるいは航続可能距離など)を運転者などに通知することが有益である。
従来、運転者に車両情報を通知する技術として、車両が停止している場合には車両情報(センタからの車両のメンテナンスに関する情報、あるいは自車内の各センサからの情報から検出した異常通知など)を通知し、車両が停止していない(走行中)状態で緊急度が高いと判断された場合には、車両を停車させるように誘導して車両を停車させた後に車両情報を運転者に通知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−10528号公報
特許文献1では、車両が停車したときに車両情報を通知しているが、低速走行時において駆動エネルギー源の消費に関する情報を通知することについて開示されていない。
一方、駆動エネルギー源の消費に関する情報は、ユーザが手動で入力操作などを行うことによって確認することができるが、走行中の操作は運転に影響を及ぼす可能性があるため望ましくない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、低速走行時において駆動エネルギー源の消費に関する情報を自動的に通知することが可能な表示制御装置、表示制御方法、および表示制御システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による表示制御装置は、自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得するエネルギー消費情報取得部と、自車の速度情報を取得する速度情報取得部と、速度情報取得部にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、エネルギー消費情報取得部にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する制御部とを備え、制御部は、自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、自車の速度が第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする。
また、本発明による表示制御方法は、(a)自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得する工程と、(b)自車の速度情報を取得する工程と、(c)工程(b)にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、工程(a)にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する工程とを備え、工程(c)は、自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、自車の速度が第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする。
また、本発明による表示制御システムは、表示装置と、当該表示装置に情報を表示するように制御する表示制御装置とを備える表示制御システムであって、表示制御装置は、自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得するエネルギー消費情報取得部と、自車の速度情報を取得する速度情報取得部と、速度情報取得部にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、エネルギー消費情報取得部にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する制御部とを備え、制御部は、自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、自車の速度が第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする。
本発明によると、表示制御装置は、自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得するエネルギー消費情報取得部と、自車の速度情報を取得する速度情報取得部と、速度情報取得部にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、エネルギー消費情報取得部にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する制御部とを備え、制御部は、自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、自車の速度が第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御するため、低速走行時において駆動エネルギー源の消費に関する情報を自動的に通知することが可能となる。
また、表示制御方法は、(a)自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得する工程と、(b)自車の速度情報を取得する工程と、(c)工程(b)にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、工程(a)にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する工程とを備え、工程(c)は、自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、自車の速度が第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御するため、低速走行時において駆動エネルギー源の消費に関する情報を自動的に通知することが可能となる。
また、表示制御システムは、表示装置と、当該表示装置に情報を表示するように制御する表示制御装置とを備える表示制御システムであって、表示制御装置は、自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得するエネルギー消費情報取得部と、自車の速度情報を取得する速度情報取得部と、速度情報取得部にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、エネルギー消費情報取得部にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する制御部とを備え、制御部は、自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、自車の速度が第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御するため、低速走行時において駆動エネルギー源の消費に関する情報を自動的に通知することが可能となる。


本発明の実施の形態1による表示制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の構成の他の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による自車速度と情報表示との関係を説明するための図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による表示制御装置の表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2による表示制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2による表示制御装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による表示制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
まず、本発明の実施の形態1による表示制御装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態1による表示制御装置1の構成の一例を示すブロック図である。なお、図1では、表示制御装置1を構成する必要最小限の構成要素を示している。
図1に示すように、表示制御装置1は、少なくともエネルギー消費情報取得部2と、速度情報取得部3と、制御部4とを備えている。
エネルギー消費情報取得部2は、自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得する。
ここで、駆動エネルギー源の消費に関する情報は、例えば、自車の航続可能距離、燃費、電費、回生電力、および燃費または電費の善し悪しを示す情報(エコ情報)を含んでいる。
航続可能距離は、ハイブリッド車である場合はバッテリーに蓄積された電力で走行可能な距離のことをいい、ガソリン車である場合は現在保有しているガソリン量で走行可能な距離のことをいう。なお、電費および回生電力に関する情報は、ハイブリッド車に特有の情報である。
速度情報取得部3は、自車の速度情報を取得する。
制御部4は、速度情報取得部3にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、エネルギー消費情報取得部2にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。特に、制御部4は、自車の速度が予め定められた速度(第1の速度)以下であり、かつ予め定められた時間継続した場合において、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。
次に、上記のエネルギー消費情報取得部2、速度情報取得部3、および制御部4を含む表示制御装置1の他の構成について説明する。
なお、本実施の形態において、自車は、少なくとも表示制御装置1が表示制御の対象としている表示部を備えているものとする。すなわち、表示制御装置1は、自車内に搭載されていてもよく、自車外に設けられていてもよい。
図2は、本実施の形態による表示制御装置1の構成の他の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、表示制御装置1は、エネルギー消費情報取得部2と、速度情報取得部3と、制御部4と、位置情報取得部5と、地図情報取得部6と、ナビゲーション部7と、車両情報取得部8と、GPS(Global Positioning System)受信部9とを備えている。また、制御部4は、表示部10と入力部11とに接続されている。
エネルギー消費情報取得部2は、車両情報取得部8にて取得された車両情報に含まれる自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得する。
速度情報取得部3は、車両情報取得部8にて取得された車両情報に含まれる自車の速度情報を取得する。
位置情報取得部5は、自車の現在の位置情報(現在位置)を取得する。具体的には、GPS受信部9にて受信された自車の位置情報を、車両情報取得部8にて取得された車両情報に含まれる自車の速度および走行方向(例えば、方位)に関する情報などに基づいて補正することによって、自車の正確な現在位置を取得する。
車両情報取得部8は、車内LAN(Local Area Network)を介して、自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を含む種々の車両情報を取得する。
ここで、車両情報としては、例えば、速度情報、走行方向に関する情報、エンジンの回転数に関する情報、燃料に関する情報(例えば、ガソリンの残量)、バッテリーの残量に関する情報、燃費に関する情報、電費に関する情報、回生電力に関する情報などが挙げられる。例えば、速度情報は車速センサから取得され、走行方向に関する情報はジャイロセンサから取得される。なお、バッテリーの残量、電費、および回生電力に関する情報は、ハイブリッド車に特有の情報である。
GPS受信部9は、GPS衛星からGPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて自車の現在位置(例えば、緯度および経度の座標)を検出する。
地図情報取得部6は、例えば、ハードディスク(HDD:Hard Disk Drive)あるいは半導体メモリなどの記憶装置から構成されており、地図情報を取得して格納している。
なお、地図情報取得部6は、外部から地図情報を取得してもよい。例えば、地図情報取得部6は、地図情報を、外部のサーバなどから通信ネットワークを介してダウンロードすることによって取得してもよい。あるいは、メモリなどの記憶媒体から読み出すことによって取得してもよい。すなわち、地図情報取得部6は、地図情報を取得する機能を有している。
ナビゲーション部7は、ユーザ(例えば、運転者)が入力部11を介して運転開始前に設定した目的地と、位置情報取得部5にて取得された自車の現在位置とに基づいて、現在地から目的地までの経路を探索する。このとき、ナビゲーション部7は、地図情報取得部6にて取得された地図情報を用いて経路を探索してもよい。
制御部4は、上述の機能を有する他に、位置情報取得部5にて取得された位置情報と、地図情報取得部6にて取得された地図情報とに基づいて、地図上における自車の位置に対応する箇所に駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。
速度判断部41は、自車の速度が予め定められた速度以下であるか否かの判断を行う。
表示部10は、駆動エネルギー源の消費に関する情報あるいは地図情報など、種々の情報を表示する。なお、表示部10は、表示制御装置1と一体であってもよく、別個であってもよい。
入力部11は、ユーザによる入力操作を受け付ける。ここで、入力部11としては、例えば、タッチパネル、ハードキー、音声入力(例えば、マイク)などが挙げられる。
次に、表示制御装置1の動作について説明する。
図3は、表示制御装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS11において、速度情報取得部3は、車両情報取得部8を介して自車の速度情報を取得する。
ステップS12において、速度判断部41は、ステップS11にて取得された自車の速度が予め定められた速度である第1の速度以下であるか否かを判断する。自車の速度が第1の速度以下である場合は、ステップS13に移行する。一方、自車の速度が第1の速度以下でない場合は、処理を終了する。
ここで、第1の速度としては、例えば30km/hであってもよく、任意の速度であってもよい。
ステップS13において、制御部4は、自車の速度が第1の速度以下の状態で一定時間が経過したか否かを判断する。第1の速度以下の状態で一定時間経過した場合は、ステップS14に移行する。一方、第1の速度以下の状態で一定時間経過していない場合は、処理を終了する。
ここで、一定時間としては、例えば1分間であってもよく、任意の時間であってもよい。
ステップS14において、制御部4は、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。表示部10は、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示する。
なお、上記の図3に示す動作は、一定周期(例えば、5秒)ごとに自動的に繰り返される。
表示部10に表示される駆動エネルギー源の消費に関する情報は、エンジンを切るごとにリセット(初期化)してもよく、停車してから一定時間経過後にリセットするようにしてもよい。
図4は、自車の速度と、駆動エネルギー源の消費に関する情報の表示との関係を示す図である。図4において、横軸は時間(s)、縦軸は自車速度(km/h)を示している。
図4に示すように、自車速度がV(第1の速度)以下の状態で一定時間(T1からT2までの時間)が経過すると、自車速度がVよりも速くなるまでの間(T2からT3までの時間)、表示部10には駆動エネルギー源の消費に関する情報が表示される。
次に、表示部10における表示について説明する。
図5〜7は、表示部10における表示の一例を示す図である。なお、図5〜7において、表示部10は地図を表示しており、地図上には自車を示す自車位置マーク12が表示されているものとする。また、自車は、ナビゲーション部7によって探索された経路を目的地に向かって走行中の状態であってもよく、経路の探索が行われていない状態であってもよい。
図5に示すように、自車の速度が第1の速度以下でない場合(図3のステップS12にて「NO」と判断された場合)、あるいは第1の速度以下の状態が一定時間継続しなかった場合(図3のステップS13にて「NO」と判断された場合)において、表示部10には、駆動エネルギー源の消費に関する情報が表示されない。
図6に示すように、自車の速度が第1の速度以下の状態で一定時間が経過した場合(図3のステップS13にて「YES」と判断された場合)において、表示部10には、駆動エネルギー源の消費に関する情報として電費(18km/kWh)および航続可能距離(120km)がテロップ13として表示される。
図6において、電費は、1kWh当りの走行可能距離を示している。
また、航続可能距離は、現在の電費を維持した場合における、現在バッテリーに蓄積されている電力で走行可能な航続可能距離を示している。
自車の速度が第1の速度以下の状態で一定時間が経過した場合(図6参照)の他の例として、図7に示すように、表示部10には、駆動エネルギー源の消費に関する情報としてエコ情報および回生電力(150kW)をテロップ13として表示するようにしてもよい。
図7において、エコ情報は5段階のスコアで示されている。なお、エコ情報は、電費に基づくものであってもよい。
また、回生電力は、バッテリーに蓄積された電力量のうちの、エンジンを始動させたときから現在までに得られた回生電力の総量を示している。
図6,7において、テロップ13は、自車位置マーク12付近に表示されている。すなわち、制御部4は、位置情報取得部5にて取得された位置情報と、地図情報取得部6にて取得された地図情報とに基づいて、地図上における自車の位置に対応する箇所に駆動エネルギーの消費に関する情報を表示するように制御している。しかし、この場合、ユーザはテロップ13によって隠された地図画面を確認することができない。
このような問題の対策として、テロップ13が表示されている場合において、自車位置マーク12を押下(選択)することによって、テロップ13の表示あるいは非表示を切り替え可能としてもよい。当該切り替えを可能とすることによって、テロップ13が地図を隠している場合であっても、テロップ13を非表示にすれば地図を確認することができる。また、自車位置マーク12を押下可能なボタンとして利用することによって、新たなUI(User Interface)を画面上に設ける必要がない。
以上のことから、本実施の形態1によれば、低速走行時において駆動エネルギー源の消費に関する情報を自動的に通知(注意喚起)することが可能となる。通知を受けたユーザは、手動で入力操作することなく駆動エネルギー源の消費に関する情報を確認することができ、必要に応じて適切な対処(例えば、バッテリーの充電あるいは燃料の補給など)を行うことができる。また、ユーザに対して電費あるいは燃費の向上を促す効果も得られる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2では、表示部10に警告情報を表示することを特徴とする。本実施の形態2による表示制御装置1の構成は、実施の形態1(図2参照)と同様であるため、ここでは説明を省略する。また、自車は、ハイブリッド車あるいはガソリン車のいずれであってもよい。
図8は、表示制御装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS21において、速度情報取得部3は、車両情報取得部8を介して自車の速度情報を取得する。
ステップS22において、速度判断部41は、ステップS21にて取得された自車の速度が予め定められた速度である第1の速度以下であるか否かを判断する。自車の速度が第1の速度以下である場合は、ステップS23に移行する。一方、自車の速度が第1の速度以下でない場合は、ステップS25に移行する。
ここで、第1の速度としては、例えば30km/hであってもよく、任意の速度であってもよい。
ステップS23において、制御部4は、自車の速度が第1の速度以下の状態で一定時間が経過したか否かを判断する。第1の速度以下の状態で一定時間経過した場合は、ステップS24に移行する。一方、第1の速度以下の状態で一定時間経過していない場合は、処理を終了する。
ここで、一定時間としては、例えば1分間であってもよく、任意の時間であってもよい。
ステップS24において、制御部4は、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。表示部10は、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示する。
ステップS25において、速度判断部41は、ステップS21にて取得された自車の速度が第1の速度よりも速い第2の速度以上であるか否かを判断する。自車の速度が第2の速度以上である場合は、ステップS26に移行する。一方、自車の速度が第2の速度以上でない場合は、処理を終了する。
ここで、第2の速度としては、例えば70km/hであってもよく、任意の速度であってもよい。
ステップS26において、制御部4は、警告を示す警告情報を表示するように制御する。表示部10は、警告情報を表示する。表示方法としては、例えば、図6,7に示すようなテロップ13で表示するようにしてもよい。
ここで、警告情報は、自車の速度が第2の速度以上であることを示す情報を含む。
なお、上記の図8に示す動作は、一定周期(例えば、5秒)ごとに自動的に繰り返される。
表示部10に表示される駆動エネルギー源の消費に関する情報は、エンジンを切るごとにリセットしてもよく、停車してから一定時間経過後にリセットするようにしてもよい。
上記の図8に示す動作を行うことによって、自車の速度が予め定められた速度以上である場合において、当該速度以上であることをユーザに通知(注意喚起)することができる。
図9は、表示制御装置1の動作の他の一例を示すフローチャートである。なお、図9では、ナビゲーション部7によって現在地(自車の現在位置)から目的地までの経路が探索されていることを前提としている。
ステップS31において、速度情報取得部3は、車両情報取得部8を介して自車の速度情報を取得する。
ステップS32において、速度判断部41は、ステップS31にて取得された自車の速度が予め定められた速度である第1の速度以下であるか否かを判断する。自車の速度が第1の速度以下である場合は、ステップS33に移行する。一方、自車の速度が第1の速度以下でない場合は、ステップS35に移行する。
ここで、第1の速度としては、例えば30km/hであってもよく、任意の速度であってもよい。
ステップS33において、制御部4は、自車の速度が第1の速度以下の状態で一定時間が経過したか否かを判断する。第1の速度以下の状態で一定時間経過した場合は、ステップS34に移行する。一方、第1の速度以下の状態で一定時間経過していない場合は、処理を終了する。
ここで、一定時間としては、例えば1分間であってもよく、任意の時間であってもよい。
ステップS34において、制御部4は、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。表示部10は、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示する。
ステップS35において、制御部4は、エネルギー消費情報取得部2にて取得された航続可能距離と、ナビゲーション部7にて探索された経路の現在地から目的地までの距離とを比較し、航続可能距離が現在地から目的地までの距離を下回るか否かを判断する。航続可能距離が現在地から目的地までの距離を下回る場合は、ステップS36に移行する。一方、航続可能距離が現在地から目的地までの距離を下回らない場合は、処理を終了する。
ステップS36において、制御部4は、警告情報を表示するように制御する。表示部10は、警告情報を表示する。表示方法としては、例えば、図6,7に示すようなテロップ13で表示するようにしてもよい。
ここで、警告情報は、バッテリーの充電、あるいは燃料の補給を促す内容の情報を含む。
なお、上記の図9に示す動作は、一定周期(例えば、5秒)ごとに自動的に繰り返される。
表示部10に表示される駆動エネルギー源の消費に関する情報は、エンジンを切るごとにリセットしてもよく、停車してから一定時間経過後にリセットするようにしてもよい。
上記の図9に示す動作を行うことによって、航続可能距離が現在地から目的地までの距離を下回る場合において、バッテリーの充電あるいは燃料の補給が必要であることをユーザに通知(注意喚起)することができる。
以上のことから、本実施の形態2によれば、実施の形態1による効果に加えて、警告情報を自動的に通知(注意喚起)することが可能となる。通知を受けたユーザは、手動で入力操作することなく警告情報の内容を確認することができ、必要に応じて適切な対処(例えば、バッテリーの充電あるいは燃料の補給など)を行うことができる。
以上で説明した表示制御装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両に搭載可能なPND(Portable Navigation Device)および携帯通信端末(例えば、携帯電話、スマートフォン、およびタブレット端末など)、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置にも適用することができる。この場合、表示制御装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。
具体的には、表示制御装置の機能を携帯通信端末、PND、あるいはサーバに配置することができる。例えば、図10に示すように、自車側に表示装置14を配置し、サーバ側に表示装置14に情報を表示するように制御する表示制御装置1を配置することによって表示制御システムを構築することができる。サーバ側に配置される表示制御装置1は、少なくともエネルギー消費情報取得部2と、速度情報取得部3と、制御部4とを備えている。なお、エネルギー消費情報取得部2、速度情報取得部3、および制御部4の機能は、図1のエネルギー消費情報取得部2、速度情報取得部3、および制御部4の機能と同様である。また、サーバは、必要に応じて図2に示すような各構成要素を備えるようにしてもよい。
上記の構成とした場合であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェア(表示制御方法)を、例えばサーバに組み込んでもよい。
具体的には、上記の表示制御方法は、(a)自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得する工程と、(b)自車の速度情報を取得する工程と、(c)工程(b)にて取得された速度情報に基づく自車の速度に応じて、工程(a)にて取得された駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する工程とを備え、工程(c)は、自車の速度が第1の速度以下であり、かつ予め定められた時間継続した場合において、駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する。
上記より、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェアをサーバに組み込んで動作させることによって、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、図1,2,10において、エネルギー消費情報取得部2、速度情報取得部3、制御部4、速度判断部41、位置情報取得部5、ナビゲーション部7、車両情報取得部8、およびGPS受信部9の各々は、ソフトウェアに基づくCPU(Central Processing Unit)を用いたプログラム処理を実行することによって実現される。また、可能であれば、エネルギー消費情報取得部2、速度情報取得部3、制御部4、速度判断部41、位置情報取得部5、ナビゲーション部7、車両情報取得部8、およびGPS受信部9の各々を、ハードウェア(例えば、電気信号に対して特定の演算あるいは処理を行うように構成された演算/処理回路等)として構成するようにしてもよい。また、上記の両者を混在させてもよい。
図3のステップS12、図8のステップS22、および図9のステップS32において、速度判断部41は、自車の速度が第1の速度以下であるか否かを判断しているが、これに限られるものではない。例えば、速度判断部41は、予め定められた時間における自車の速度の平均が第1の速度以下であるか否かを判断するようにしてもよい。ここで、自車の速度の平均は、移動平均であってもよい。
実施の形態1では、自車位置マーク12を押下(選択)することによって、テロップ13の表示あるいは非表示を切り替える場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、テロップ13を押下(選択)することによって、テロップ13の表示あるいは非表示を切り替えるようにしてもよい。
図6では、自車がハイブリッド車である場合における、電費と、現在バッテリーに蓄積されている電力で走行可能な航続可能距離とを表示する例について示したが、ガソリンの燃費と、ガソリンの残量で走行可能な航続可能距離とを表示するようにしてもよい。
図6,7では、自車がハイブリッド車である場合における表示の一例について説明したが、ガソリン車の場合であっても同様に駆動エネルギー源の消費に関する情報(例えば、燃費、航続可能距離など)を表示すればよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 表示制御装置、2 エネルギー消費情報取得部、3 速度情報取得部、4 制御部、5 位置情報取得部、6 地図情報取得部、7 ナビゲーション部、8 車両情報取得部、9 GPS受信部、10 表示部、11 入力部、12 自車位置マーク、13 テロップ、14 表示装置、41 速度判断部。

Claims (8)

  1. 自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得するエネルギー消費情報取得部と、
    前記自車の速度情報を取得する速度情報取得部と、
    前記速度情報取得部にて取得された前記速度情報に基づく前記自車の速度に応じて、前記エネルギー消費情報取得部にて取得された前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、前記自車の速度が前記第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする、表示制御装置。
  2. 前記制御部は、予め定められた時間における前記自車の速度の平均が前記第1の速度以下である場合において、前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記自車の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    地図情報を取得する地図情報取得部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記位置情報取得部にて取得された前記位置情報と、前記地図情報取得部にて取得された前記地図情報とに基づいて、地図上における前記自車の位置に対応する箇所に前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記駆動エネルギー源の消費に関する情報は、前記自車の航続可能距離、燃費、電費、回生電力、および前記燃費または前記電費の善し悪しを示す情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御部は、前記自車の速度が前記第1の速度よりも速い第2の速度以上である場合において、警告を示す警告情報を表示するように制御することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記警告情報は、前記第2の速度以上であることを示す情報を含むことを特徴とする、請求項5に記載の表示制御装置。
  7. (a)自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得する工程と、
    (b)前記自車の速度情報を取得する工程と、
    (c)前記工程(b)にて取得された前記速度情報に基づく前記自車の速度に応じて、前記工程(a)にて取得された前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する工程と、
    を備え、
    前記工程(c)は、前記自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、前記自車の速度が前記第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする、表示制御方法。
  8. 表示装置と、当該表示装置に情報を表示するように制御する表示制御装置とを備える表示制御システムであって、
    前記表示制御装置は、
    自車の駆動エネルギー源の消費に関する情報を取得するエネルギー消費情報取得部と、
    前記自車の速度情報を取得する速度情報取得部と、
    前記速度情報取得部にて取得された前記速度情報に基づく前記自車の速度に応じて、前記エネルギー消費情報取得部にて取得された前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記自車が第1の速度よりも速い速度で走行中において、前記自車の速度が前記第1の速度以下となり、かつ予め定められた時間継続したとき、前記駆動エネルギー源の消費に関する情報を表示するように制御することを特徴とする、表示制御システム。
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