JP6351045B2 - 自由航走模型船試験方法及び自由航走模型船試験装置 - Google Patents
自由航走模型船試験方法及び自由航走模型船試験装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6351045B2 JP6351045B2 JP2015511321A JP2015511321A JP6351045B2 JP 6351045 B2 JP6351045 B2 JP 6351045B2 JP 2015511321 A JP2015511321 A JP 2015511321A JP 2015511321 A JP2015511321 A JP 2015511321A JP 6351045 B2 JP6351045 B2 JP 6351045B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ship
- speed
- model ship
- propeller
- free
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000012360 testing method Methods 0.000 title claims description 141
- 238000010998 test method Methods 0.000 title claims description 40
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 43
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 43
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 39
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 6
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 25
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 22
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000013461 design Methods 0.000 description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000011056 performance test Methods 0.000 description 3
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 2
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 2
- 238000011160 research Methods 0.000 description 2
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000005431 greenhouse gas Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004335 scaling law Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M10/00—Hydrodynamic testing; Arrangements in or on ship-testing tanks or water tunnels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B71/00—Designing vessels; Predicting their performance
- B63B71/10—Designing vessels; Predicting their performance using computer simulation, e.g. finite element method [FEM] or computational fluid dynamics [CFD]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T70/00—Maritime or waterways transport
- Y02T70/10—Measures concerning design or construction of watercraft hulls
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Description
uRm’:模型船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)
に基づいて前記補助推力を計算することが好適である。
uR:舵有効流入速度の前後方向成分、u:船速の前後方向成分、1−w:伴流係数、ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、η:プロペラ直径と舵高さの比、κ:プロペラ後流の増速率に関する係数、KT:推力係数、J:プロペラ前進率に基づいて求めることが好適である。
uR:舵有効流入速度の前後方向成分、u:船速の前後方向成分、1−w:伴流係数、ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、η:プロペラ直径と舵高さの比、κ:プロペラ後流の増速率に関する係数、KT:推力係数、τ:プロペラ荷重度に基づいて求めることが好適である。
uR:舵有効流入速度の前後方向成分、ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、η:プロペラ直径と舵高さの比、κ:プロペラ後流の増速率に関する係数、KT:推力係数、L:船の長さ、g:重力加速度、P:プロペラピッチ、D:プロペラ直径、n:プロペラ回転数、s:プロペラスリップ比に基づいて求めることが好適である。
uRs’:実船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)
uRm’:模型船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)
uR:舵有効流入速度の前後方向成分、u:船速の前後方向成分、1−w:伴流係数、ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、η:プロペラ直径と舵高さの比、κ:プロペラ後流の増速率に関する係数、KT:推力係数、J:プロペラ前進率に基づいて求めることによって、模型船と実船との相似性を考慮して、模型船における舵の影響を適切に考慮した自由航走模型船試験が可能となる。
uR:舵有効流入速度の前後方向成分、u:船速の前後方向成分、1−w:伴流係数、ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、η:プロペラ直径と舵高さの比、κ:プロペラ後流の増速率に関する係数、KT:推力係数、τ:プロペラ荷重度に基づいて求めることによって、模型船と実船との相似性を考慮して、模型船における舵の影響を適切に考慮した自由航走模型船試験が可能となる。
uR:舵有効流入速度の前後方向成分、ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、η:プロペラ直径と舵高さの比、κ:プロペラ後流の増速率に関する係数、KT:推力係数、L:船の長さ、g:重力加速度、P:プロペラピッチ、D:プロペラ直径、n:プロペラ回転数、s:プロペラスリップ比に基づいて求めたことによって、模型船と実船との相似性を考慮して、模型船における舵の影響を適切に考慮した自由航走模型船試験が可能となる。
uRm’:模型船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)
<自由航走模型船試験方法>
自由航走する模型船に補助推力装置を搭載することによりプロペラ荷重度を自由に変化させることができる。模型船が直進している状態を考えると、補助推力装置により補助推力が与えられた模型船に加わる前後方向の力の釣り合いは数式(1)で表される。
ここで、(1−t)は推力減少係数、Tはプロペラ推力、TAは補助推力、RTは全抵抗を表す。
ここで、Sは船の浸水表面積、Dはプロペラ直径を表す。他の変数は次式で定義される。
ここで、uは船速の前後方向成分、ρは水の密度、τがプロペラ荷重度、CTが全抵抗係数を表す。
添え字のmとsはそれぞれ模型船と実船の値であることを表す。推力減少係数(1+k)は船の形状によって決まる形状影響係数を表す。一般に模型船と実船で同じ値と考えて良い。CF0はレイノルズ数によって決まる相当平板の摩擦抵抗係数を表す。ΔCFは粗度修正係数で、実船の長さを用いて推定することができる。
ここで、ARは舵面積、fαは舵の縦横比で決まる直圧力係数勾配、URは舵有効流入速度、Vは船速、αRは舵有効流入角をそれぞれ表す。また、u/Vはcosβに等しく、斜航角が小さい場合はほぼ1とみなすことができる。なお、βは船の斜航角である。船速Vは船速の前後方向成分uと左右方向成分vに分けられ、斜航角βを介してu=Vcosβ、v=−Vsinβの関係がある。舵有効流入速度URは舵有効流入速度の前後方向成分uRと舵有効流入速度vRに分けられ、舵有効流入角αRを介してuR=UR cosαR、vR=−UR sinαRの関係がある。舵直圧力FNは舵有効流入速度UR、舵有効流入角αRによって決まるが、この時vRよりもuRが支配的影響をおよぼす。uRに大きな影響をおよぼすのはuとプロペラ回転数である。
ここで、αRは次式で表される。
ここで、vRPはプロペラの回転による横方向流速成分、γRは整流係数、lR’は舵の流体力学的前後位置、r’は無次元旋回角速度をそれぞれ表す。
ここで、1−wは伴流係数、εは舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比、κはプロペラ後流の増速率、ηはプロペラ直径と舵高さの比をそれぞれ表す。KTは次式で表される推力係数を表す。
ここで、nはプロペラ回転数を表す。Jは次式で表されるプロペラ前進率を表す。
なお、推力係数KTは一般にプロペラ前進率Jの関数である。
ここで、fTAは補助推力が摩擦修正量の何倍の値であるかを表す変数で、ここでは補助推力係数と呼ぶことにする。補助推力係数fTA=0が摩擦修正なしの模型自航点、補助推力係数fTA=1が摩擦修正有りの実船自航点を表す。
図5は、本発明の実施の形態における自由航走模型船試験方法を実現するための自由航走模型船試験装置100を示す図である。
<自由航走模型船試験方法>
上記第1の実施の形態では、直進時船速Vが一定、したがって船速の前後方向成分uが一定である場合に実船と模型船で舵効きを相似させる態様について説明した。第2の実施の形態では、直進時船速Vが一定の場合に限らず風や波等の外力の影響等により直進時に限らず斜航・旋回時の船速の前後方向成分uが一定とならない場合にも実船と模型船で舵効きを相似にする態様について説明する。
ここで、M’は付加質量を含む船の質量、u’は船速の前後方向成分、tは推力減少率、T’はプロペラ推力、TA’は補助推力、R’は直進時の抵抗成分、F’は舵と斜航・旋回による抵抗成分、E’は外乱による抵抗成分を示す。
ここで、uRs’は、実船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)を示し、uRm’は、模型船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)を示す。
ここで、fTAは補助推力が摩擦修正量の何倍の値であるかを表す補助推力係数である。TSFC’は摩擦修正に必要な力である。
ここで、P’は数式(22)で定義されるプロペラピッチの無次元値を示す。
また、λSとλmは数式(23)の添字の*をそれぞれsとmに読み替えて得られる。
ここで、εは舵位置とプロペラ位置での伴流係数の比、ηはプロペラ直径と舵高さの幾何学的寸法比を表す。κはプロペラ増速率に関する係数を表す。また、sは数式(24)で定義されるプロペラスリップ比を表す。
図13は、第2の実施の形態における自由航走模型船試験方法を実現するための自由航走模型船試験装置300を示す図である。
Claims (25)
- プロペラと舵を有した自由航走可能な模型船を用いた自由航走模型船試験方法において、
前記模型船に補助推力を付加する補助推力付加手段を、前記模型船と実船との舵効きの相似性を確保するように前記模型船の船速に基づいて計算した補助推力の計算結果に応じて制御し、前記模型船に前記舵効きの相似性を確保する補助推力を付加することを特徴とする自由航走模型船試験方法。 - 舵直圧力に最も支配的な影響をおよぼす舵有効流入速度を用いて前記補助推力を計算することを特徴とする請求項1に記載の自由航走模型船試験方法。
- 前記補助推力の計算は、前記舵有効流入速度の前後方向成分uRの無次元値uR’に基づいて計算することを特徴とする請求項2に記載の自由航走模型船試験方法。
- 前記模型船と前記実船の双方の前記前後方向成分uRの無次元値uR’が等しくなる条件である
uRm’:模型船の舵有効流入速度の前後方向成分(無次元値uR’:プロペラ回転数と船速の関数)
に基づいて前記補助推力を計算することを特徴とする請求項3に記載の自由航走模型船試験方法。 - 前記前後方向成分uRの無次元値uR’を、プロペラ前進率Jに基づいて、
u:船速の前後方向成分
1−w:伴流係数
ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比
η:プロペラ直径と舵高さの比
κ:プロペラ後流の増速率に関する係数
KT:推力係数
J:プロペラ前進率
に基づいて求めたことを特徴とする請求項4に記載の自由航走模型船試験方法。 - 前記前後方向成分uRの無次元値uR’を、プロペラ荷重度τに基づいて、
u:船速の前後方向成分
1−w:伴流係数
ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比
η:プロペラ直径と舵高さの比
κ:プロペラ後流の増速率に関する係数
KT:推力係数
τ:プロペラ荷重度
に基づいて求めたことを特徴とする請求項4に記載の自由航走模型船試験方法。 - 前記前後方向成分uRの無次元値uR’を、プロペラスリップ比sに基づいて、
ε:舵位置の伴流係数とプロペラ位置の伴流係数の比
η:プロペラ直径と舵高さの比
κ:プロペラ後流の増速率に関する係数
KT:推力係数
L:船の長さ
g:重力加速度
P:プロペラピッチ
D:プロペラ直径
n:プロペラ回転数
s:プロペラスリップ比
に基づいて求めたことを特徴とする請求項4に記載の自由航走模型船試験方法。 - 前記模型船と前記実船の双方の前記前後方向成分uRの無次元値uR’から前記補助推力の摩擦抵抗修正量に対する補助推力係数fTAを求めたことを特徴とする請求項4から請求項7のうちのいずれか1項に記載の自由航走模型船試験方法。
- 前記補助推力係数fTAを前記摩擦抵抗修正量に掛けて前記補助推力を算出することを特徴とする請求項8に記載の自由航走模型船試験方法。
- 前記補助推力係数fTAを前記模型船の船速により補正することを特徴とする請求項8あるいは請求項9に記載の自由航走模型船試験方法。
- 外力下で変化する模型船の前記船速を検出し、前記実船の前記船速を基に前記模型船の前記プロペラのプロペラ回転数と前記補助推力を制御し、前記外力下における前記模型船の船速応答を考慮した舵効きを前記実船と相似にしたことを特徴とする請求項1に記載の自由航走模型船試験方法。
- 前記模型船の前記プロペラ回転数と前記補助推力を前記数式(1)及び
Ts’:実船のプロペラ推力(無次元値:プロペラ回転数と船速の関数)
tm:模型船の推力減少率
Tm’:模型船のプロペラ推力(無次元値:プロペラ回転数と船速の関数)
fTA:補助推力係数
TSFC’:摩擦修正に必要な力(無次元値:船速の関数)
に基づいて導出される前記模型船のプロペラ回転数と補助推力係数fTAに基づき制御したことを特徴とする請求項11に記載の自由航走模型船試験方法。 - プロペラ回転数一定、プロペラトルク一定、プロペラ出力一定、あるいは任意のプロペラ回転数変化を含む状態の前記実船を対象として、前記数式(1)及び前記数式(5)を基に前記模型船のプロペラ回転数と補助推力係数fTAを導出し、前記模型船のプロペラ回転数と補助推力を制御したことを特徴とする請求項12に記載の自由航走模型船試験方法。
- 舵を有した自由航走可能な模型船に補助推力を付加する補助推力付加手段と、
前記模型船の船速を検出する船速検出手段と、
前記船速と前記舵に流入する流れの舵有効流入速度との前後方向成分の比を前記模型船と実船で一致させることにより、前記模型船と前記実船との舵効きの相似性を確保するための前記補助推力を計算する補助推力計算手段と、
前記補助推力計算手段の計算結果に応じて補助推力付加手段を制御する制御手段を備え、
前記制御手段が、前記模型船に前記舵有効流入速度に基づいた前記補助推力を付加することを特徴とする自由航走模型船試験装置。 - 前記補助推力計算手段は、前記舵有効流入速度の前後方向成分uRの無次元値uR’に基づいて前記補助推力を計算することを特徴とする請求項14に記載の自由航走模型船試験装置。
- 前記模型船と前記実船の双方の前記前後方向成分uRの無次元値uR’から前記補助推力の摩擦抵抗修正量に対する補助推力係数fTAを求めることを特徴とする請求項15に記載の自由航走模型船試験装置。
- 前記補助推力係数fTAを予め求めた前記摩擦抵抗修正量に掛けて前記補助推力を算出することを特徴とする請求項16に記載の自由航走模型船試験装置。
- 前記摩擦抵抗修正量は、実験で求めた値を用いることを特徴とする請求項16又は請求項17に記載の自由航走模型船試験装置。
- 船速の前後方向成分検出手段を備え、検出した船速の前後方向成分uに基づいて前記補助推力を計算することを特徴とする請求項15から請求項18のうちのいずれか1項に記載の自由航走模型船試験装置。
- プロペラと舵を有した自由航走可能な模型船に補助推力を付加する補助推力付加手段と、
前記模型船の船速を検出する船速検出手段と、
検出した前記船速と前記舵に流入する流れの舵有効流入速度との前後方向成分の比を前記模型船と実船とで一致させることにより、前記模型船と前記実船との舵効きの相似性を確保するための前記プロペラのプロペラ回転数と前記補助推力付加手段の出力を制御する制御手段を備え、
前記模型船の外力の影響により変化し得る船速応答を考慮して舵効きを前記実船と相似にしたことを特徴とする自由航走模型船試験装置。 - 前記制御手段は、請求項11から請求項13のうちの1項に記載の自由航走模型船試験方法を実行したことを特徴とする請求項20に記載の自由航走模型船試験装置。
- 前記制御手段は、請求項12又は請求項13に記載の自由航走模型船試験方法により予め求めた前記模型船のプロペラ回転数と補助推力係数fTAの前記船速との関係を記憶して制御したことを特徴とする請求項20に記載の自由航走模型船試験装置。
- 前記補助推力付加手段を前記模型船に搭載し、
前記模型船を追尾する追尾手段を設け、
前記船速検出手段を前記追尾手段に搭載し、
前記船速検出手段によって検出された前記船速をフィードバックして前記補助推力付加手段を制御することを特徴とする請求項14から請求項22のうちの1項に記載の自由航走模型船試験装置。 - 前記補助推力付加手段を前記模型船に搭載し、前記船速検出手段によって検出された前記模型船の船速をフィードバックして前記補助推力付加手段を制御することを特徴とする請求項14から請求項22のうちのいずれか1項に記載の自由航走模型船試験装置。
- 前記補助推力付加手段を前記模型船を追尾する追尾手段に設け、
前記追尾手段として、X−Y−Z3次元直交座標系においてX軸方向に動く主台車と、この主台車上に設置されたY軸方向に動く副台車と、この副台車に設けたZ軸回りに回転する回転盤とを有した曳引車を用い、前記模型船の位置と方位に応じて前記主台車と前記副台車と前記回転盤を制御することを特徴とする請求項14から請求項22のうちのいずれか1項に記載の自由航走模型船試験装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013084224 | 2013-04-12 | ||
JP2013084224 | 2013-04-12 | ||
PCT/JP2014/060555 WO2014168250A1 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-11 | 自由航走模型船試験方法及び自由航走模型船試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2014168250A1 JPWO2014168250A1 (ja) | 2017-02-16 |
JP6351045B2 true JP6351045B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=51689650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015511321A Active JP6351045B2 (ja) | 2013-04-12 | 2014-04-11 | 自由航走模型船試験方法及び自由航走模型船試験装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6351045B2 (ja) |
WO (1) | WO2014168250A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016075642A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-12 | 国立研究開発法人海上技術安全研究所 | 自由航走模型船の推進器関連特性を実船相似にする方法及び自由航走模型船の推進器関連特性実船相似装置 |
JP2016075641A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-12 | 国立研究開発法人海上技術安全研究所 | 自由航走模型試験から実船の変動トルク又は変動推力を推定する方法及びそれに用いられる自由航走模型船試験装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6713164B2 (ja) * | 2016-03-03 | 2020-06-24 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 | シグナル解析方法及び試料ガス識別方法 |
WO2017168492A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 多軸船の馬力推定方法 |
CN115649381B (zh) * | 2022-11-10 | 2024-04-30 | 武汉理工大学 | 适用于微气泡减阻技术的试验样机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3328622B2 (ja) * | 1999-12-21 | 2002-09-30 | 住友重機械工業株式会社 | 船舶の自由航走模型試験方法および装置 |
JP5717130B2 (ja) * | 2010-11-26 | 2015-05-13 | 独立行政法人海上技術安全研究所 | 荷重度変更自走試験法および装置 |
-
2014
- 2014-04-11 WO PCT/JP2014/060555 patent/WO2014168250A1/ja active Application Filing
- 2014-04-11 JP JP2015511321A patent/JP6351045B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016075642A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-12 | 国立研究開発法人海上技術安全研究所 | 自由航走模型船の推進器関連特性を実船相似にする方法及び自由航走模型船の推進器関連特性実船相似装置 |
JP2016075641A (ja) * | 2014-10-09 | 2016-05-12 | 国立研究開発法人海上技術安全研究所 | 自由航走模型試験から実船の変動トルク又は変動推力を推定する方法及びそれに用いられる自由航走模型船試験装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2014168250A1 (ja) | 2014-10-16 |
JPWO2014168250A1 (ja) | 2017-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6351045B2 (ja) | 自由航走模型船試験方法及び自由航走模型船試験装置 | |
JP6562335B2 (ja) | 自由航走模型船の推進器関連特性を実船相似にする方法及び自由航走模型船の推進器関連特性実船相似装置 | |
EP3330171B1 (en) | Apparatus for predicting a power consumption of a maritime vessel | |
WO2017099219A1 (ja) | 水中航走体の経路設定方法、それを用いた水中航走体の最適制御方法及び水中航走体 | |
US12084160B2 (en) | Methods and systems for controlling low-speed propulsion of a marine vessel | |
JP5717130B2 (ja) | 荷重度変更自走試験法および装置 | |
JP3949932B2 (ja) | 自律型水中航走体の航走制御装置 | |
Jiang et al. | Study on the manoeuvre characteristics of a trimaran under different layouts by water-jet self-propulsion model test | |
Chuang et al. | Speed loss of a vessel sailing in oblique waves | |
CN105824036A (zh) | 使用辅助水船对船舶进行位置锁定 | |
Ueno et al. | Estimation of stopping ability of full-scale ship using free-running model | |
Tsukada et al. | An auxiliary thruster for free-running model ship test | |
Ueno et al. | Rudder effectiveness correction for scale model ship testing | |
JP6425241B2 (ja) | 自由航走模型試験から実船の変動トルク又は変動推力を推定する方法及びそれに用いられる自由航走模型船試験装置 | |
Huo et al. | Free-running tests on a self-propelled submersible multi-state vehicle model | |
Hasselaar et al. | Evaluation of an energy saving device via validation speed/power trials and full scale CFD investigation | |
Roncin et al. | Dynamic simulation of two sailing boats in match racing | |
Kang et al. | Installing single-propeller twin-rudder system with less asymmetric maneuvering motions | |
RU2493048C1 (ru) | Способ определения гидродинамических параметров математической модели судна | |
Steenson et al. | Maneuvering of an over-actuated autonomous underwater vehicle using both through-body tunnel thrusters and control surfaces | |
Lataire et al. | Systematic techniques for fairway evaluation based on ship manoeuvring simulations | |
Peña et al. | An autonomous scale ship model for towing tank testing | |
Pigazzini et al. | Full-scale propulsion measurements on a planing pleasure yacht in waves | |
Malas et al. | Applications of motion capture technology in a towing tank | |
Gauvain | The un-restrained sailing yacht model tests–a new approach and technology appropriate to modern sailing yacht seakeeping |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6351045 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |