JP6348281B2 - 歯科インプラント用手術器具 - Google Patents

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Description

本発明は、歯科インプラント用手術器具に関する。
歯科インプラント手術は、高齢者など、歯が抜けてしまった患者に対して行われる。歯科インプラント手術では、患者の顎骨に、フィクスチャーが固定される。フィクスチャーは、雌ねじ部を有しており、当該雌ねじ部は、患者の歯肉から露呈している。そして、フィクスチャーには、筒状のアバットメントが載せられる。次に、雄ねじ部を有するスクリューが、アバットメントに挿入され、且つ、フィクスチャーの雌ねじ部に螺合される。この際、スクリューは、たとえば、工具であるドライバーに取り付けられた状態で、アバットメントに挿入される(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1は、ドライバーからスクリューが落ちないようにするためのスクリュー締付補助具を開示している。
特許第2897116号明細書
歯科インプラント手術における上記の手順では、フィクスチャーにアバットメントを載せる作業と、スクリューをアバットメントに挿入するとともにスクリューをフィクスチャーに固定する作業と、を術者が別々に行う必要がある。すなわち、フィクスチャーへのアバットメントおよびスクリューの設置作業に手間がかかる。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、フィクスチャーへのアバットメントおよびスクリューの設置作業にかかる手間を、より少なくすることのできる、歯科インプラント用手術器具を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するための本発明に係る歯科インプラント用手術器具は、患者の口腔内に固定されたフィクスチャーに載せられる筒状のアバットメントと、このアバットメントを前記フィクスチャーに固定するスクリューと、を前記フィクスチャーに設置するための歯科インプラント用手術器具であって、前記アバットメントを保持するためのキャリアと、前記アバットメントに挿入された状態の前記スクリューを回転させるためのドライバーと、を備え、前記キャリアは、前記ドライバーに圧入嵌合またはねじ結合によって保持される第1被保持部と、弾性を有する材料を用いて形成され前記アバットメントを弾性的に保持するアバットメント保持部と、を含み、前記ドライバーは、前記アバットメント保持部の剛性よりも高い剛性を有する材料を用いて形成されており、前記ドライバーは、前記ドライバーを操作する操作主体に保持される第2被保持部と、前記スクリューにトルク伝達可能に連結される連結部と、を含んでいる。
この構成によると、ドライバーに保持されているキャリアは、スクリューが挿入された状態のアバットメントを保持することができる。そして、ドライバーは、術者によって、患者の口腔内に搬送される。これにより、アバットメントおよびスクリューは、ドライバーと一括して、フィクスチャーに搬送される。そして、操作主体がドライバーを回すことで、スクリューは、フィクスチャーにねじ結合(固定)される。この際、ドライバーの剛性が十分に高く設定されているので、ドライバーは、スクリューを、十分なトルクでフィクスチャーに締結できる。また、アバットメントは、キャリアのアバットメント保持部の弾性力によって、当該アバットメント保持部に保持されている。したがって、たとえば、術者がドライバーを引っ張る動作を行うことで、キャリアをアバットメントから容易に取り外すことができる。このように、歯科インプラント用手術器具は、アバットメントおよびスクリューを一括してフィクスチャーへ搬送でき、且つ、スクリューをフィクスチャーに締結することでアバットメントおよびスクリューを一括してフィクスチャーに固定でき、且つ、アバットメントからキャリアを容易に取り外すことができる。したがって、歯科インプラント用手術器具は、フィクスチャーへのアバットメントおよびスクリューの設置作業にかかる手間を、より少なくすることができる。
(2)好ましくは、前記キャリアは、筒状に形成されている。
この構成によると、キャリアは、アバットメントを、当該アバットメントの周方向の全域に亘って保持することができる。これにより、キャリアは、アバットメントをより確実に保持できる。
(3)好ましくは、前記歯科インプラント用手術器具は、前記ドライバーの軸方向に関して、前記キャリアに対する前記ドライバーの位置を規定するための位置決め機構をさらに備えている。
この構成によると、位置決め機構によって、キャリアに対するドライバーの位置決めが行われる。これにより、たとえば、アバットメントおよびスクリューを患者の口腔内に挿入する際に、術者が当該挿入動作をより容易に行えるような、アバットメントとスクリューの相対位置設定を行うことができる。これにより、術者は、アバットメントおよびスクリューをフィクスチャーに設置する作業を、より容易に行うことができる。
(4)好ましくは、前記位置決め機構は、前記キャリアに設けられた第1対向部と、前記ドライバーに設けられた第2対向部と、を含み、前記第1対向部と前記第2対向部とは、前記ドライバーの軸方向に対向している。
この構成によると、キャリアの第1対向部とドライバーの第2対向部とを対向配置するという簡易な構成で、位置決め機構を実現することができる。
(5)好ましくは、前記位置決め機構は、前記キャリアに形成された雌ねじ部と、前記ドライバーに形成され前記雌ねじ部に結合する雄ねじ部と、を含んでいる。
この構成によると、雄ねじ部と雌ねじ部とを相対回転させることで、ドライバーに対するキャリアの軸方向位置を、容易に変更することができる。
(6)好ましくは、前記アバットメント保持部は、前記アバットメントのうち直径の最も大きい部分に圧入可能に構成されている。
この構成によると、アバットメント保持部は、アバットメントとの接触面積をより大きくできる。これにより、アバットメント保持部は、アバットメントを、より確実に保持できる。
(7)好ましくは、前記アバットメント保持部は、前記アバットメントに形成された、多角形形状の頭部に圧入可能に構成されている。
この構成によると、アバットメント保持部は、アバットメントのうち、たとえば、義歯が固定される部分を利用して、アバットメントを保持することができる。
本発明によると、フィクスチャーへのアバットメントおよびスクリューの設置作業にかかる手間を、より少なくすることができる。
本発明の一実施の形態に係る歯科インプラント用手術器具と、歯科インプラント用手術器具を操作するためのコントラハンドピースと、人工歯根と、患者の口腔の一部と、を示す側面図であり、一部を断面で示している。 歯科インプラント用手術器具と、人工歯根の一部としてのサブアセンブリと、を分解して示す側面図であり、一部を断面で示している。 手術器具を用いた歯科インプラント手術の要点を説明するための図である。 手術器具を用いた歯科インプラント手術の要点を説明するための図である。 手術器具を用いた歯科インプラント手術の要点を説明するための図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。尚、本発明は、歯科インプラント手術に用いられる歯科インプラント用手術器具として、広く適用することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る歯科インプラント用手術器具1と、歯科インプラント用手術器具1を操作するためのコントラハンドピース2と、人工歯根3と、患者Pの口腔P1の一部と、を示す側面図であり、一部を断面で示している。図2は、歯科インプラント用手術器具1と、人工歯根3の一部としてのサブアセンブリ10と、を分解して示す側面図であり、一部を断面で示している。
図1および図2を参照して、人工歯根3は、歯を失った患者の口腔P1内に設置され、失われた歯の機能を当該歯に代わって発揮するために用いられる。
人工歯根3は、患者Pの顎骨P2に固定され、且つ義歯(図示せず)を顎骨P2に固定するために設けられている。
人工歯根3は、フィクスチャー4と、アバットメント5と、スクリュー6と、を有している。
フィクスチャー4は、顎骨P2に固定されている。フィクスチャー4は、生体親和性を有する材料を用いて形成されている。尚、生体親和性を有する材料とは、生体組織との馴染みが良い材料をいう。換言すれば、生体親和性を有する材料とは、生体組織に接触した際に長期的、慢性的な炎症反応を引き起こさず、周囲組織と良好な密着状態を維持することができる材料をいう。生体親和性を有する材料として、純チタン、チタン合金、コバルト・クロム系合金等の金属材料、及びアルミナセラミック等のセラミック材料を例示することができる。
フィクスチャー4は、細長い筒状に形成されており、顎骨P2側の先端部が閉じられ、且つ、先端部とは反対側の基端部が開放された形状を有している。フィクスチャー4の外周部には、雄ねじ部4aが形成されている。フィクスチャー4の雄ねじ部4aは、顎骨P2にねじ込まれて当該顎骨P2に固定されている。
フィクスチャー4は、顎骨P2を覆う歯肉(図示せず)を切除した状態で、患者Pの口腔P1内の顎骨P2にねじ込まれる。そして、フィクスチャー4が顎骨P2にねじ込まれてからたとえば数か月経過することにより、顎骨P2の骨細胞が、フィクスチャー4の外周部に結合(骨性結合)する。フィクスチャー4の上面4bは、平坦な面である。フィクスチャー4内には、フィクスチャー4の上面4bからフィクスチャー4の軸方向に延びる孔部4cが形成されている。
フィクスチャー4の孔部4cは、アバットメント5の後述する挿入部8を受け容れ、且つ、アバットメント5およびスクリュー6を固定するために設けられている。フィクスチャー4の孔部4cは、雌ねじ部4dを含んでいる。
アバットメント5は、義歯(図示せず)に結合される部分として設けられている。アバットメント5は、前述した、生体親和性を有する材料を用いて形成されている。アバットメント5は、筒状に形成されており、アバットメント5の軸方向に延びる貫通孔5aが形成されている。
アバットメント5は、アバットメント本体7と、頭部5bと、挿入部8と、を有している。
アバットメント本体7は、フィクスチャー4の上面4bに載せられる部分として設けられている。アバットメント本体7の底面は、たとえば、平坦に形成されており、フィクスチャー4の上面4bに受けられている。また、アバットメント本体7の外周部7aは、本実施形態では、円錐台状に形成されている。この外周部7aは、フィクスチャー4から遠ざかるに従い直径が大きくなるテーパ状に形成されている。アバットメント本体7の上面は、平坦な面に形成されている。このアバットメント本体7の上面から、頭部5bが突出している。
アバットメント5の頭部5bは、義歯に固定される部分として設けられている。頭部5bは、多角形の柱形状(本実施形態では、六角柱形状)に形成されている。アバットメント5の軸方向における頭部5bの厚みは、アバットメント本体7の厚みよりも小さく設定されている。この頭部5bは、義歯に固定される。
アバットメント本体7の挿入部8は、アバットメント本体7の底面から突出した小片状の部分である。この挿入部8は、フィクスチャー4の孔部4cのうち雌ねじ部4dの上方の部分に挿入され、当該孔部4cに受けられる。上記の構成を有するアバットメント5は、スクリュー6によってフィクスチャー4に固定される。
スクリュー6は、アバットメント5をフィクスチャー4に固定するために設けられている。スクリュー6は、たとえば、前述の生体親和性を有する金属材料を用いて形成されている。スクリュー6は、ボルト部材である。スクリュー6は、アバットメント5に挿入され、フィクスチャー4の雌ねじ部4dにねじ結合される。
スクリュー6は、頭部6aと、軸部6bと、を有している。
頭部6aは、多角形の柱形状(本実施形態では、六角柱形状)に形成されており、歯科インプラント用手術器具1(以下、単に手術器具1ともいう。)に結合される。頭部6aからは、ワッシャ部6cが延びており、当該ワッシャ部6cがアバットメント5の上面に受けられている。これにより、スクリュー6は、アバットメント5に対してスクリュー6の軸方向に位置決めされている。頭部6aから、軸部6bが延びている。
軸部6bは、太軸部6dと、細軸部6eと、を有している。
太軸部6dは、円柱状に形成されており、ワッシャ部6cに連続している。太軸部6dは、アバットメント5の貫通孔5aに挿入される。太軸部6dとアバットメント5の貫通孔5aとの結合により、スクリュー6は、アバットメント5に対してスクリュー6の径方向に位置決めされている。太軸部6dから、細軸部6eが延びている。
細軸部6eは、太軸部6dの直径よりも小さい直径を有する部分として設けられている。細軸部6eは、雄ねじ部6fを有している。雄ねじ部6fは、スクリュー6がアバットメント5に挿入された状態において、アバットメント5から突出している。この雄ねじ部6fは、フィクスチャー4の雌ねじ部4dにねじ結合される。これにより、スクリュー6とフィクスチャー4とが協働して、アバットメント5を締結(固定)する。
上記の構成を有する人工歯根3は、スクリュー6とアバットメント5との組み合わせであるサブアセンブリ10を手術器具1によってフィクスチャー4に固定することで、完成する。
手術器具1は、スクリュー6およびアバットメント5を一括してフィクスチャー4に固定するために用いられる。手術器具1は、細長い棒状に形成されている。この手術器具1は、コントラハンドピース2(以下、単にハンドピース2ともいう。)によって回転されることで、スクリュー6をフィクスチャー4に対して回転させる。
コントラハンドピース2は、手術器具1を保持するとともに、手術器具1に回転トルクを付与するために設けられている。ハンドピース2は、本発明の「操作主体」の一例であり、ドライバー21を操作するために用いられる。
ハンドピース2は、把持部11と、延伸部12と、回転ヘッド部13と、を有している。
把持部11は、たとえば、歯科医師などの術者の手で把持される部分である。把持部11から棒状の延伸部12が延びており、この延伸部12の先端は、回転ヘッド部13を支持している。
回転ヘッド部13は、手術器具1に連結され、且つ、手術器具1を回転させるために設けられている。回転ヘッド部13は、チャック14を有している。チャック14は、手術器具1の後述する第2被保持部24を取り外し可能に固定することが可能に構成されている。また、チャック14は、図示しない回転軸、および、傘歯車機構などを介して、図示しない動力源に接続されている。チャック14は、上記の動力源からの動力によって、所定の回転軸線回りを回転する。このような構成により、チャック14は、手術器具1と一体回転可能である。
手術器具1は、ドライバー21と、キャリア22とを有している。
ドライバー21は、ハンドピース2によって回転されることにより、アバットメント5に挿入された状態のスクリュー6を回転させるために設けられている。また、ドライバー21は、キャリア22と協働して、アバットメント5およびスクリュー6を一括して保持するように構成されている。
ドライバー21は、細長く延びる軸状に形成されている。ドライバー21は、キャリア22の剛性よりも高い剛性を有する材料を用いて形成されている。より具体的には、ドライバー21は、たとえば、金属材料によって形成されている。この金属材料は、特に限定されないけれども、鉄、ステンレス、および、前述の生体親和性を有する金属材料を例示することができる。ドライバー21は、患者Pの口腔P1内に留まる時間が短時間であり、且つ、患者Pに触れることを意図される部材ではない。よって、ドライバー21の材質は、生体親和性を有する材料に限定されない。なお、ドライバー21は、強化繊維樹脂(FRP)など、スクリュー6の締結トルクに耐え得る高剛性の材料を用いて形成されていてもよい。
ドライバー21は、ドライバー本体23と、第2被保持部24と、太径部25と、を有している。
ドライバー本体23は、たとえば、一定の直径を有する円柱状に形成されている。ドライバー本体23の全長は、数cm程度に設定されている。ドライバー本体23は、第1保持部26を有している。
第1保持部26は、キャリア22を保持するために設けられている。本実施形態では、第1保持部26は、キャリア22をドライバー21の軸方向X1にスライド可能に保持する。第1保持部26は、たとえば、円筒面である。第1保持部26は、ドライバー本体23の一端部から他端部にかけて形成されている。本実施形態では、第1保持部26は、キャリア22に圧入されることで、当該キャリア22を保持するように構成されている。ドライバー本体23の他端部には、第2被保持部24が形成されている。
第2被保持部24は、ハンドピース2に取り外し可能に固定される部分である。第2被保持部24は、円柱のうちの周方向の一部が欠けた形状を有している。また、チャック14は、第2被保持部24の形状に対応する形状を有している。このような構成により、第2被保持部24は、チャック14に連結されたときに、チャック14と一体回転可能となる。また、第2被保持部24は、溝部24aを有している。溝部24aは、第2被保持部24の周方向に沿って延びる溝部分であり、チャック14に受けられる部分である。溝部24aがチャック14に受けられることにより、ドライバー21は、ハンドピース2からの脱落を規制されている。
また、ドライバー本体23の一端部には、太径部25が形成されている。太径部25は、第1保持部26の直径よりも大きい直径を有している。本実施形態では、太径部25は、キャリア22と圧入されないような直径に設定されている。なお、太径部25は、キャリア22に圧入される直径に設定されていてもよい。
本実施形態では、軸方向X1において、太径部25の長さは、第1保持部26の長さよりも短かく設定されている。太径部25は、円柱状に形成されている。太径部25の底面には、連結部27が形成されている。
連結部27は、スクリュー6の頭部6aにトルク伝達可能に連結される部分として設けられている。連結部27は、頭部6aの形状に対応する窪み形状を有している。本実施形態では、連結部27は、多角形形状(六角形形状)の窪み形状に形成されており、スクリュー6の頭部6aに嵌合可能である。本実施形態では、連結部27は、スクリュー6の頭部6aに軽圧入可能な寸法に形成されている。
なお、本実施形態において、軽圧入とは、連結部27とスクリュー6の頭部6aとの圧入嵌合によって、サブアセンブリ10の自重程度の荷重を連結部27が支えることが可能な状態の軽い圧入状態をいう。ただし、連結部27は、スクリュー6の頭部6aとすきまばめとなるように嵌合されてもよい。
キャリア22は、ドライバー21に保持された状態でアバットメント5を取り外し可能に保持するために設けられている。キャリア22は、弾力性を有する材料を用いて形成されている。このような材料として、合成樹脂を例示することができる。キャリア22は、ドライバー本体23の太径部25の周囲に配置され、太径部25を取り囲んでいる。本実施形態では、キャリア22は、円筒状に形成されている。また、本実施形態では、キャリア22は、ドライバー21に対する軸方向X1の位置を変更可能に構成されている。
キャリア22は、内周部22aと、外周部22bと、を有している。
内周部22aは、キャリア22の内周側の部分である。内周部22aは、第1被保持部28と、第1対向部29と、アバットメント保持部30と、を有している。
第1被保持部28は、ドライバー21に保持される部分として設けられている。第1被保持部28は、キャリア22の内周部22aの一端部に形成されている。本実施形態では、第1被保持部28は、円筒状に形成されている。キャリア22に外力を与えられていない状態(自由状態)において、第1被保持部28の直径(内径)は、第1保持部26の直径(外径)よりも小さく設定されている。これにより、第1被保持部28は、第1保持部26にしまりばめとなるように圧入嵌合している。
なお、第1被保持部28と第1保持部26との結合力は、術者の手によってキャリア22をドライバー21に対して軸方向X1に変位可能な程度の値に設定される。
なお、第1被保持部28と第1保持部26とは、すきまばめとなるような嵌合状態であってもよい。この場合、第1被保持部28は、第1保持部26に対して軸方向X1にスライド自在である。第1被保持部28は、第1対向部29と軸方向X1に隣接している。
第1対向部29は、後述する位置決め機構31の一要素として設けられている。第1対向部29は、内周部22aに形成された環状の段部であり、ドライバー21の太径部25を向いている。本実施形態では、第1被保持部28と第1対向部29とは、直交するように交差している。第1対向部29の外周部は、アバットメント保持部30と軸方向X1に並んでいる。
アバットメント保持部30は、アバットメント5を弾性的に保持するために設けられている。なお、この場合の「弾性的に保持」とは、アバットメント保持部30の弾性変形による弾性反発力を用いて保持することをいう。アバットメント保持部30は、円筒状に形成されている。アバットメント保持部30は、ドライバー21の太径部25に対して、軸方向X1の一方側に突出するように配置されている。アバットメント保持部30は、弾力性を有する材料を用いて形成されていることにより、アバットメント5に接触したときに、直径が大きくなるように弾性変形する。本実施形態では、アバットメント保持部30は、サブアセンブリ10のアバットメント5の頭部5bに圧入される大きさに形成されている。
キャリア22の外周部22bには、複数の溝部22cが形成されている。溝部22cは、術者がキャリア22の位置を軸方向X1に変位させる際において、術者によって保持される滑り止め部分である。溝部22cは、軸方向X1に離隔して複数形成されている。各溝部22cは、円環状に形成されている。なお、溝部22cに代えて、外周部22bに環状の突起が滑り止めとして設けられていてもよい。
ドライバー21およびキャリア22は、位置決め機構31を有している。位置決め機構31は、軸方向X1に関して、キャリア22に対するドライバー21の位置を規定するために設けられている。
位置決め機構31は、キャリア22に形成された前述の第1対向部29と、ドライバー21に形成された第2対向部32と、を有している。
第2対向部32は、第1対向部29と軸方向X1に対向する部分として設けられている。第2対向部32は、ドライバー21の太径部25の一側面に形成された環状の平坦面である。第2対向部32は、第1対向部29と軸方向X1に対向している。第2対向部32は、第1対向部29と接触することにより、キャリア22がドライバー21に対して軸方向X1の一方(太径部25側)に変位することを規制する。
次に、上記の構成を有する手術器具1を用いた歯科インプラント手術の要点について説明する。
術者は、図3に示されているように、まず、スクリュー6をアバットメント5に挿入し、スクリュー6の頭部6aをアバットメント5の頭部5bに受けさせることで、サブアセンブリ10を組み立てる。次に、術者は、このサブアセンブリ10を、手術器具1に組み付ける。具体的には、図4に示すように、術者は、サブアセンブリ10のアバットメント5の頭部5bを、アバットメント保持部30に圧入する。
これにより、アバットメント保持部30は、直径が拡がるようにアバットメント5の頭部5bに圧入され、弾性変形する。この弾性変形によって生じる弾性反発力がアバットメント5の頭部5bに与えられることで、アバットメント5は、アバットメント保持部30に保持(仮固定)される。これに伴い、スクリュー6の頭部6aは、ドライバー21の連結部27に挿入される。これにより、サブアセンブリ10は、手術器具1に保持され、且つ、ドライバー21とトルク伝達可能に連結される。
次に、術者は、ハンドピース2を操作することで、手術器具1およびサブアセンブリ10を、患者Pの顎骨P2に固定されたフィクスチャー4へ向けて変位させる。そして、術者は、図5に示すように、ハンドピース2を操作することで、スクリュー6を所定の回転方向R1へ回転させ、スクリュー6の雄ねじ部6fをフィクスチャー4の雌ねじ部4dへ所定のトルクでねじ結合させる。これにより、サブアセンブリ10は、フィクスチャー4に固定され、人工歯根3が完成する。次いで、術者は、図1に示すように、手術器具1を、サブアセンブリ10から引き抜く。この際、アバットメント保持部30は、弾性変形しつつ、アバットメント5の頭部5bからスムーズに引き抜かれる。
以上説明したように、本実施形態に係る手術器具1によると、ドライバー21に保持されているキャリア22は、スクリュー6が挿入された状態のアバットメント5を保持することができる。そして、ドライバー21は、術者によって、患者Pの口腔P1内に搬送される。これにより、アバットメント5およびスクリュー6は、ドライバー21と一括して、フィクスチャー4に搬送される。そして、術者の操作によってハンドピース2がドライバー21を回すことで、スクリュー6は、フィクスチャー4にねじ結合(固定)される。この際、ドライバー21の剛性が十分に高く設定されているので、ドライバー21は、スクリュー6を、十分なトルクでフィクスチャー4に締結できる。また、アバットメント5は、キャリア22のアバットメント保持部30の弾性力によって、当該アバットメント保持部30に保持されている。したがって、たとえば、術者がドライバー21を引っ張る動作を行うことで、キャリア22をアバットメント5から容易に取り外すことができる。このように、手術器具1は、アバットメント5およびスクリュー6を一括してフィクスチャー4へ搬送でき、且つ、スクリュー6をフィクスチャー4に締結することでアバットメント5およびスクリュー6を一括してフィクスチャー4に固定でき、且つ、アバットメント5からキャリア22を容易に取り外すことができる。したがって、手術器具1は、フィクスチャー4へのアバットメント5およびスクリュー6の設置作業にかかる手間を、より少なくすることができる。
また、手術器具1によると、サブアセンブリ10は、手術器具1のアバットメント保持部30の弾性力によって、当該アバットメント保持部30に確実に保持される。したがって、サブアセンブリ10が口腔P1内で搬送されているときに、サブアセンブリ10が手術器具1から口腔P1内に不用意に落下することを抑制できる。これにより、サブアセンブリ10を患者Pの口腔P1内から拾うという、手間のかかる作業を術者がしなくて済む。
また、手術器具1によると、キャリア22は、筒状に形成されている。この構成によると、キャリア22は、アバットメント5を、当該アバットメント5の周方向の全域に亘って保持することができる。これにより、キャリア22は、アバットメント5をより確実に保持できる。
また、手術器具1によると、位置決め機構31によって、キャリア22に対するドライバー21の位置決めが行われる。これにより、たとえば、術者がアバットメント5およびスクリュー6を患者Pの口腔P1内に挿入する際に、術者が当該挿入動作をより容易に行えるような、アバットメント5とスクリュー6の相対位置設定を行うことができる。これにより、術者は、アバットメント5およびスクリュー6をフィクスチャー4に設置する作業を、より容易に行うことができる。
また、手術器具1によると、位置決め機構31は、キャリア22に設けられた第1対向部29と、ドライバー21に設けられた第2対向部32と、を含み、第1対向部29と第2対向部32とは、軸方向X1に対向している。この構成によると、キャリア22の第1対向部29とドライバー21の第2対向部32とを対向配置するという簡易な構成で、位置決め機構31を実現することができる。
また、手術器具1によると、アバットメント保持部30は、アバットメント5の頭部5bに圧入可能に構成されている。この構成によると、アバットメント保持部30は、アバットメント5のうち、義歯が固定される部分を利用して、アバットメント5を保持することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したけれども、本発明は上述の実施の形態に限られず、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。たとえば、次のように変更して実施してもよい。
(1)前述の実施形態では、スクリュー6が、アバットメント5に挿入された後で手術器具1に保持される形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、図6Aに示すように、スクリュー6は、手術器具1に取り付けられた後にアバットメント5に挿入されてもよい。この場合、術者は、予めキャリア22をドライバー21に対してスライドさせておくことで、キャリア22からドライバー21の連結部27を露出させておく。次に、術者は、スクリュー6の頭部6aをドライバー21の連結部27に軽圧入によって固定する。次に、術者は、図6Bに示すように、キャリア22をドライバー21に対して軸方向X1にスライドさせることで、キャリア22のアバットメント保持部30をアバットメント5の頭部5bに圧入固定する。
この構成であれば、術者は、スクリュー6に触れることなく、スクリュー6にアバットメント5を取り付けることができる。その結果、患者Pの口腔P1内に不要な菌が侵入することを、より確実に抑制できる。
(2)また、前述の実施形態では、キャリア22のアバットメント保持部30が、アバットメント5の頭部5bを保持する形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、キャリア22に代えて、図7に示すキャリア22Aが用いられてもよい。なお、以下では、上述の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については、図に同様の符号を付して説明を省略する。キャリア22Aのアバットメント保持部30Aの内径は、ドライバー21の太径部25の直径よりも大きく設定されている。これにより、アバットメント保持部30Aは、太径部25とは離隔して配置されている。このアバットメント保持部30Aは、アバットメント5のアバットメント本体7の外周部7aに圧入結合されることで、アバットメント5を保持する。すなわち、アバットメント保持部30Aは、アバットメント5のうち直径の最も大きい外周部7aに圧入可能に構成されている。
この構成によると、アバットメント保持部30Aは、アバットメント5との接触面積をより大きくできる。これにより、アバットメント保持部30Aは、アバットメント5を、より確実に保持できる。
(3)また、上述の実施形態では、ドライバー21とキャリア22とが、第1保持部26および第1被保持部28で互いに圧入によって結合される形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、図8に示すように、ドライバー21Bとキャリア22Bとは、ねじ結合によって互いに結合されていてもよい。
ドライバー21Bの太径部25Bの外周部は、第1保持部26Bを有している。この第1保持部26Bは、雄ねじ部である。
キャリア22Bの内周部22aBは、第1被保持部28Bを有している。第1被保持部28Bは、雌ねじ部であり、第1保持部26Bとねじ結合している。図8では、アバットメント保持部30Bは、アバットメント5のアバットメント本体7の外周部7aを保持しているけれども、アバットメント5の頭部5bを保持してもよい。
この構成によると、ドライバー21Bの雄ねじ部としての第1保持部26Bと、キャリア22Bの雌ねじ部としての第1被保持部28Bとを相対回転させることで、ドライバー21Bに対するキャリア22Bの軸方向位置を、容易に変更することができる。
(4)また、上述の実施形態では、キャリア22が、ドライバー21の太径部25を全周に亘って取り囲む形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、図9に示すように、キャリア22に窓33が形成されていてもよい。窓33は、ドライバー21の太径部25の連結部27の周囲に形成されている。これにより、術者は、窓33を通してドライバー21とスクリュー6との結合状態を視認することができる。
(5)また、上述の実施形態では、ドライバー21の連結部27が凹形状に形成され、スクリュー6の頭部6aが凸形状に形成される形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、ドライバー21の連結部27が凸形状に形成され、スクリュー6の頭部6aが凹形状に形成されてもよい。
(6)また、キャリア22は、透明または半透明の材料を用いて形成されていてもよい。
(7)また、アバットメント保持部30は、筒状でなくてもよく、アバットメント5を挟む形状であってもよい。
本発明は、歯科インプラント用手術器具として、広く適用することができる。
1 歯科インプラント用手術器具
2 ハンドピース(操作主体)
4 フィクスチャー
5 アバットメント
5b アバットメントの頭部
6 スクリュー
7a 外周部(アバットメントのうち直径の最も大きい部分)
21 ドライバー
22 キャリア
24 第2被保持部
27 連結部
28 第1被保持部
29 第1対向部
30 アバットメント保持部
31 位置決め機構
32 第2対向部
P 患者
P1 口腔
X1 ドライバーの軸方向

Claims (7)

  1. 患者の口腔内に固定されたフィクスチャーに載せられる筒状のアバットメントと、このアバットメントを前記フィクスチャーに固定するスクリューと、を前記フィクスチャーに設置するための歯科インプラント用手術器具であって、
    前記アバットメントを保持するためのキャリアと、
    前記アバットメントに挿入された状態の前記スクリューを回転させるためのドライバーと、
    を備え、
    前記キャリアは、前記ドライバーに圧入嵌合またはねじ結合によって保持される第1被保持部と、弾性を有する材料を用いて形成され前記アバットメントを弾性的に保持するアバットメント保持部と、を含み、
    前記ドライバーは、前記アバットメント保持部の剛性よりも高い剛性を有する材料を用いて形成されており、
    前記ドライバーは、前記ドライバーを操作する操作主体に保持される第2被保持部と、前記スクリューにトルク伝達可能に連結される連結部と、を含んでいることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
  2. 請求項1に記載の歯科インプラント用手術器具であって、
    前記キャリアは、筒状に形成されていることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の歯科インプラント用手術器具であって、
    前記ドライバーの軸方向に関して、前記キャリアに対する前記ドライバーの位置を規定するための位置決め機構をさらに備えていることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
  4. 請求項3に記載の歯科インプラント用手術器具であって、
    前記位置決め機構は、前記キャリアに設けられた第1対向部と、前記ドライバーに設けられた第2対向部と、を含み、
    前記第1対向部と前記第2対向部とは、前記ドライバーの軸方向に対向していることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
  5. 請求項3に記載の歯科インプラント用手術器具であって、
    前記位置決め機構は、前記キャリアに形成された雌ねじ部と、前記ドライバーに形成され前記雌ねじ部に結合する雄ねじ部と、を含んでいることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の歯科インプラント用手術器具であって、
    前記アバットメント保持部は、前記アバットメントのうち直径の最も大きい部分に圧入可能に構成されていることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の歯科インプラント用手術器具であって、
    前記アバットメント保持部は、前記アバットメントに形成された、多角形形状の頭部に圧入可能に構成されていることを特徴とする、歯科インプラント用手術器具。
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