JP6348012B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、開示される一実施形態は貼り合せられた基板の構造に関する。
近年、モバイル用途の発光表示装置において、高精細化や低消費電力化に対する要求が強くなってきている。モバイル用途の表示装置としては、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display Device)や、有機EL表示装置等の自発光素子(OLED:Organic Light-Emitting Diode)を利用した表示装置や、電子ペーパー等が採用されている。
その中でも、有機EL表示装置は液晶表示装置で必要であったバックライトや偏光板が不要であり、さらに有機発光素子の駆動電圧が低いため、低消費電力かつ薄型発光表示装置として非常に注目を集めている。特に、発光素子として白色の発光素子を使用し、カラーフィルタを使用することでフルカラーを実現する上面出射型(トップエミッション型ともいう)の有機EL表示装置の開発が進められている。上記のトップエミッション型の有機EL表示装置は、画素の開口率の向上と高精細化とを両立することができるため、非常に注目を集めている。また、薄膜だけで表示装置を形成することができるため、折り曲げ可能(フレキシブル)な表示装置を実現することができる。さらに、ガラス基板を使用しないため、軽く、壊れにくい表示装置を実現することが可能であり、非常に注目を集めている(例えば、特許文献1)。
特開2007−183605号公報
発光素子の有機発光層は一対の電極と一対の電極によって挟持された単層又は積層の有機材料とを有する。このような有機EL材料において、電極と有機材料との密着性及び複数の有機材料間の密着性は他の層同士の密着性に比べて低いため、例えば外部からの衝撃で上記の密着性が低い箇所から剥離してしまう問題が生じる場合がある。このような剥離が発生すると、有機材料に電流を供給することができない箇所が発生するため発光不良になってしまう。本発明に係る表示装置は、外部からの衝撃に起因する表示不良の発生を抑制することを目的とする。
本発明の一実施形態による表示装置は、第1基板と、第1基板上に配置された発光素子と、第1基板と対向して配置された第2基板と、発光素子が、一対の電極と一対の電極間に配置された複数の有機層と、を含む表示装置であって、第2基板の発光素子とは反対の面側には、粘着層と、粘着層を介して第2基板と対向して配置された第3基板と、を有し、粘着層と第2基板又は第3基板との粘着力は、一対の電極の一方と有機層との接着力、又は複数の有機層間の接着力よりも弱い。
本発明の一実施形態による表示装置は、第1基板と、第1基板上に配置された発光素子と、第1基板と対向して配置された第2基板と、発光素子が、一対の電極と一対の電極間に配置された複数の有機層と、を含む表示装置であって、第1基板の発光素子とは反対の面側には、第1粘着層と、第1粘着層を介して第1基板と対向して配置された第3基板と、を有し、第1粘着層と第1基板又は第3基板との粘着力は、一対の電極の一方と有機層との接着力、又は複数の有機層間の接着力よりも弱い。
本発明の一実施形態による表示装置は、一対の電極と、一対の電極間に配置された複数の有機層を含む発光素子を形成した第1基板と、第1基板の発光素子を形成した面と対向して配置された第2基板と、を備えた表示装置であって、第1基板と第2基板の間に配置された、10μm以下の第1粘着層と、第1粘着層と第1基板又は第2基板との粘着力は、一対の電極の一方と有機層との接着力、又は複数の有機層間の接着力よりも弱い。
また、別の態様において、粘着層は、剥離された後も粘着性を有してもよい。
また、別の態様において、粘着層の周囲を囲むように配置された接着層をさらに有してもよい。
また、別の態様において、第1又は第2基板の発光素子とは反対の面側に配置された第2又は第3粘着層と、第2又は第3粘着層を介して第1又は第2基板と対向して配置された第3又は第4基板と、をさらに有してもよい。
また、別の態様において、粘着層を介して貼り合せられる基板はタッチセンサを有してもよい。
本発明の実施形態1に係る表示装置の層構造を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置の平面図を示す図である。 本発明の実施形態1に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態1の変形例に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態2に係る表示装置の層構造を示す図である。 本発明の実施形態2に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態2の変形例1に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態2の変形例2に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態3に係る表示装置の層構造を示す図である。 本発明の実施形態3に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態3の変形例1に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態3の変形例2に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態3の変形例3に係る表示装置の断面図を示す図である。 本発明の実施形態3の変形例4に係る表示装置の断面図を示す図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
〈実施形態1〉
図1乃至3を用いて、本発明の実施形態1に係る表示装置10の層構造及び装置構成を説明する。実施形態1の表示装置10は、発光素子として白色の発光材料を使用し、カラーフィルタを使用することでフルカラーを実現するトップエミッション型の有機EL表示装置(以降、「白色+CF構造」という)において、カラーフィルタ(CF)が設けられた対向基板側に粘着層210及び第3基板300が貼り合せられた構造について説明する。
[表示装置10の層構造]
図1は、本発明の実施形態1に係る表示装置の層構造を示す図である。図1に示すように、表示装置10は、第1基板100と、第1基板100上に配置された発光素子110と、発光素子110を介して第1基板100と対向して配置された第2基板200と、第2基板200の発光素子110とは反対の面側に配置された粘着層210と、粘着層210を介して第2基板200と対向して配置された第3基板300とを有する。
第1基板100は、発光素子110に含まれるトランジスタ層などを形成する工程に対して耐久性を有する材料を使用することができる。例えば、耐熱性・耐薬品性の高いガラス基板や石英基板、耐熱性・耐薬品性を向上するために不純物が混入されたプラスチック基板を使用することができる。また、実施形態1のように、発光素子110から放出された光が第3基板300側から出射されるトップエミッション型の有機EL表示装置の場合は、第1基板100は必ずしも高い透光性を有していなくてもよく、反射性を有していてもよい。一方で、発光素子110から放出された光が第1基板100から出射されるボトムエミッション型の有機EL表示装置の場合は、第1基板100は高い透光性を有していることが望ましい。
また、第1基板100はフレキシブルな材料を使用することができる。具体的には、ポリイミド樹脂やアクリル樹脂などを使用することができる。この場合、第1基板100の厚さは、好ましくは3μm以上50μm以下であるとよい。さらに好ましくは、5μm以上20μm以下であるとよい。また、実施形態1のようにトップエミッション型の表示装置においては、上記のように第1基板100は必ずしも高い透光性を有する必要はない。したがって、例えばトランジスタ形成工程における熱処理への耐性を高めるために第1基板100に不純物を導入してもよく、その結果、第1基板100の透光性が低くなってもよい。
発光素子110は、トランジスタ層及び有機発光層を有する。トランジスタ層はトランジスタ素子及び配線を有する。トランジスタ素子はアモルファスシリコントランジスタ素子、ポリシリコントランジスタ素子、単結晶シリコントランジスタ素子、酸化物半導体トランジスタ素子、有機半導体トランジスタ素子などを使用することができる。ただし、発光素子110は必ずしもトランジスタ素子を有していなくてもよく、例えば、パッシブ型表示装置のように第1基板100上に配線及び有機発光層が配置された構造であってもよい。
発光素子110の有機発光層は、一対の電極(上部電極及び下部電極)と一対の電極によって挟持された単層又は積層の有機材料とを有する。有機材料は発光材料の他に、例えば電子注入材料、電子輸送材料、ホール注入材料、ホール輸送材料を含んでもよい。また、実施形態1の表示装置10における発光材料は異なる波長帯の光を放出する複数の発光材料が積層されて構成された白色発光であってもよいが、R(赤)、G(緑)、B(青)のいずれかの波長の光を発生する単色発光であってもよい。
第2基板200は、第1基板100と同じ基板を使用することができる。ただし、第1基板100とは逆に、トップエミッション型の有機EL表示装置の場合は、高い透光性を有する基板を使用することが望ましい。一方、ボトムエミッション型の有機EL表示装置の場合は、必ずしも高い透光性を有していなくてもよく、反射性を有していてもよい。
粘着層210は、粘着性を有する材料であり、他の層に接着した状態から剥離された後も粘着性を有する材料である。ここで、粘着性とは、液体と固体の両方の性質を有し、常に濡れた状態を安定して保つ性質のことであり、液体を塗布してそれを硬化させることで固着させる接着性とは異なる性質を意味する。換言すると、粘着性とは完全に乾燥していない状態であり、表面上にねばねばした粘性を有する性質を意味する。つまり、粘着性を有する粘着層210は、固体に硬化させる工程を要さず外圧によって取り付けられる。また、粘着層210は他の材料に取り付けても後から剥がすことができ、剥がした後も粘着性を有している。例えば、他の層に接着した状態から剥離された場合であっても、外圧又は自重によって剥離された層に再付着して元の状態に戻ることができる。
粘着剤は、弱い粘着を備えていることが望ましい。例えば、アクリル系粘着剤はガラス板に対する相互作用が強く剥離が起きにくい。粘着性が弱く、剥離が起きやすい粘着剤としては、たとえばゴム系粘着剤、ウレタン系粘着剤、ポリエーテル系粘着剤がある。
表示装置の視認する側に粘着剤を配置する場合、光学的な特性も重要である。粘着剤は透明で無着色の材料を選択することが望ましい。また、粘着剤を、有機発光層の近くに配置する場合には、溶剤系の粘着剤ではなくエマルジョン系の粘着剤が望ましい。
第3基板300は、第1基板100と同じ基板を使用することができる。第3基板300は第2基板200と同様に、トップエミッション型の有機EL表示装置の場合は、高い透光性を有する基板を使用することが望ましい。一方、ボトムエミッション型の有機EL表示装置の場合は、必ずしも高い透光性を有していなくてもよく、反射性を有していてもよい。
ここで、粘着層210と第2基板200又は第3基板300との粘着力は、発光素子110を構成する一対の電極の一方と有機材料との接着力よりも弱い。また、発光素子110の有機材料が複数の材料の積層構造で構成されている場合は、粘着層210と第2基板200又は第3基板300との粘着力は、上記の積層された複数の有機材料間の接着力よりも弱い。ここで、粘着層210と第2基板200又は第3基板300との粘着力とは、粘着層210と第2基板200又は第3基板300との間に他の層が配置されている場合を含む。
[表示装置10の装置構成]
図2は、本発明の実施形態1に係る表示装置の平面図を示す図である。図2では、図1で説明した層構造の表示装置において、ドライバIC500やFPC(Flexible Printed Circuits)510などの外部素子を実装した表示装置について詳細に説明する。図2は、上記のように「白色+CF構造」の有機EL表示装置について説明する。
実施形態1に係る表示装置10は、図2に示すように、第1基板100、第2基板200及び第3基板300と(図2において、第2基板200と第3基板300とは重畳している)、第2基板200及び第3基板300から露出された第1基板100に設けられたドライバIC500及びFPC510とを有する。ここで、FPC510には、駆動回路を制御するコントローラ回路に接続される端子部511が備えられている。
第1基板100は、表示領域130に発光素子を含む画素180を有する。図2では、各々の画素180は白色光を上面(紙面垂直に奥から手前方向)から放出する発光素子を有する。第2基板200は、各々の画素180に対応して開口部が設けられた遮光層121と、各々の開口部に設けられ、赤の波長帯の光を透過するカラーフィルタ181、緑の波長帯の光を透過するカラーフィルタ182、青の波長帯の光を透過するカラーフィルタ183とを有する。第1基板100及び第2基板200は、画素180が配置された表示領域130の周辺の周辺領域140に配置されたシール材150及びシール材150の内側に充填された充填材160によって貼り合せられている。
図3は、本発明の実施形態1に係る表示装置のA−B断面図を示す図である。図3に示すように、実施形態1に係る表示装置10は、第1基板100と、第1基板100上に配置され、第1基板100からの不純物拡散を抑制する下地バリア層102と、下地バリア層102上において、第1基板100の表示領域130に配置された発光素子110と、発光素子110を覆うように表示領域130及び周辺領域140に配置され、周辺領域140において下地バリア層102と接して発光素子110を封止する保護層120とを有する。ここで、第1基板100の製造工程を考慮して、発光素子110が形成されている面側を第1基板100の上方という。
また、表示装置10は、第2基板200と、第2基板200上に配置され、表示領域130の各画素に対応して開口部が設けられた遮光層121と、遮光層121の各々の開口部に設けられたカラーフィルタ181、182、183と、遮光層121及びカラーフィルタ181、182、183を覆うように表示領域130及び周辺領域140に配置され、遮光層121及びカラーフィルタ181、182、183によって形成された段差を緩和するオーバーコート層230とを有する。ここで、第2基板200の製造工程を考慮して、遮光層121が形成されている面側を第2基板200の上方という。
また、上記で説明した第1基板100及び第2基板200は、互いの上面同士が対向するようにシール材150及び充填材160によって貼り合せられる。つまり、シール材150は周辺領域140においてオーバーコート層230及び保護層120と接して充填材160を封止している。ただし、図3に示した構造に限定されず、シール材150が配置された領域の下地バリア層102、保護層120、及びオーバーコート層230のいずれか又は複数の層が除去された構造であってもよい。
そして、第2基板200の発光素子110とは反対の面側には粘着層210が第2基板200の全域に配置されており、粘着層210を介して第2基板200と対向して第3基板300が配置されている。ここで、図3では、粘着層210及び第3基板300が第2基板200の全域に配置された構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば表示領域130又は周辺領域140の一部の領域だけに粘着層210及び第3基板300が配置された構成であってもよい。また、図3では、粘着層210と第3基板300とが同じ領域に形成された構成を例示したが、この構成に限定されず、粘着層210と第3基板300とがそれぞれ異なる領域に配置された構成であってもよい。つまり、両者がそれぞれ異なるパターンを有していてもよい。
ここで、下地バリア層102、保護層120としては、窒化シリコン膜(SiN膜)、酸化シリコン膜(SiO膜)、窒化酸化シリコン膜(SiN膜)、酸化窒化シリコン膜(SiO膜)、窒化アルミニウム膜(AlN膜)、酸化アルミニウム膜(AlO膜)、窒化酸化アルミニウム膜(AlO膜)、酸化窒化アルミニウム膜(AlO膜)などを使用することができる(x、yは任意)。また、これらの膜を積層した構造を使用してもよい。ここで、窒化酸化シリコン膜とは窒素よりも少ない酸素を含有する窒化シリコン膜であり、酸化窒化シリコン膜とは酸素よりも少ない窒素を含有する酸化シリコン膜である。
以上のように、本発明の実施形態1に係る表示装置10によると、外部から衝撃があった場合でも、粘着層210が第2基板200又は第3基板300と剥離することで、その衝撃は緩和され、電極と有機材料との剥離又は複数の有機材料間の剥離が抑制される。また、衝撃によって剥離した粘着層210と第2基板200又は第3基板300とは再度粘着するため、外観は正常に保たれる。その結果、外部からの衝撃による発光不良やムラなどの表示不良を低減することができる。
〈実施形態1の変形例〉
図4は、本発明の実施形態1の変形例に係る表示装置11の断面図を示す図である。実施形態1の変形例では、第2基板200と第3基板300とを接着層250で固定した構成について説明する。
図4に示す表示装置11は、図3に示す表示装置10と類似しているが、表示装置11は第2基板200と第3基板300との間に、粘着層210の周囲に接着層250が配置されている点において、表示装置10とは相違する。接着層250は粘着層210とは異なり第2基板200と第3基板300とを貼り合せた後に硬化される。したがって、第2基板200と第3基板300とは、接着層250によって固着される。ここで、接着層250は粘着層210の周囲を完全に囲んでいる必要はなく、例えば、周辺領域140の四隅などのように点在して配置されていてもよい。また、図4に示す表示装置11では、第2基板200及び第3基板300の外周部に接着層250を配置した構成を例示したが、この構成に限定されず、表示領域130に接着層250が配置されていてもよい。
以上のように、表示装置11は、接着層250を有することで、第2基板200と第3基板300との保持力を向上させることができる。例えば、外部から粘着層210の全域が剥離してしまうような大きな衝撃が加えられた場合でも、第2基板200と第3基板300とは接着層250によって固定されているため、第2基板200と第3基板300とが完全に剥離することを防ぐことができる。
〈実施形態2〉
図5及び6を用いて、本発明の実施形態2に係る表示装置20の層構造及び装置構成を説明する。実施形態2の表示装置20は、「白色+CF構造」の有機EL表示装置において、発光素子110が設けられた第1基板100側に第1粘着層211及び第3基板300が貼り合せられた構造について説明する。
[表示装置20の層構造]
図5は、本発明の実施形態2に係る表示装置20の層構造を示す図である。図5に示すように、表示装置20は、第1基板100と、第1基板100上に配置された発光素子110と、発光素子110を介して第1基板100と対向して配置された第2基板200と、第1基板100の発光素子110とは反対の面側に配置された第1粘着層211と、第1粘着層211を介して第1基板100と対向して配置された第3基板300とを有する。
ここで、第1粘着層211として、図1に示す粘着層210と同様の層を使用することができる。つまり、第1粘着層211は、剥離された後も粘着性を有する。また、第1粘着層211と第1基板100又は第3基板300との粘着力は、発光素子110を構成する一対の電極の一方と有機材料との接着力よりも弱い。また、発光素子110の有機材料が複数の材料の積層構造で構成されている場合は、第1粘着層211と第1基板100又は第3基板300との粘着力は、上記の積層された複数の有機材料間の接着力よりも弱い。ここで、第1粘着層211と第1基板100又は第3基板300との粘着力とは、第1粘着層211と第1基板100又は第3基板300との間に他の層が配置されている場合を含む。また、第1粘着層211は発光素子110の光の放出方向とは逆側に配置されているため、高い透光性は要求されず、多様な粘着材料を使用することができる。また、第1基板100、発光素子110、第2基板200、及び第3基板300は実施形態1で説明したものを使用することができる。
[表示装置20の装置構成]
本発明の実施形態2に係る表示装置20の構成について詳細に説明する。表示装置20の平面図は図2とほぼ同じなので、平面図は省略して断面図のみを示す。
図6は、本発明の実施形態2に係る表示装置20の断面図を示す図である。図6に示すように、表示装置20は図3に示す表示装置10と類似しているが、表示装置20は、第2基板200の発光素子110とは反対の面側には粘着層及び基板は配置されておらず、第1基板100の発光素子110とは反対の面側に第1粘着層211が配置されている点において表示装置10とは相違する。ここで、図6では、第1粘着層211及び第3基板300が第1基板100の全域に配置された構成を例示したが、この構成に限定されず、例えば表示領域130又は周辺領域140の一部の領域だけに第1粘着層211及び第3基板300が配置された構成であってもよい。また、図6では、第1粘着層211と第3基板300とが同じ領域に形成された構成を例示したが、この構成に限定されず、第1粘着層211と第3基板300とがそれぞれ異なる領域に配置された構成であってもよい。つまり、両者がそれぞれ異なるパターンを有していてもよい。
以上のように、本発明の実施形態2に係る表示装置20によると、外部から衝撃があった場合でも、第1粘着層211が第1基板100又は第3基板300と剥離することで、その衝撃は吸収される。また、衝撃によって剥離した第1粘着層211と第1基板100又は第3基板300とは再度粘着するため、外観は正常に保たれる。また、剥離した第1粘着層211が第1基板100又は第3基板300と完全に再粘着せず元に戻らない場合であっても、第1粘着層211は観察者から視認されないため、表示不良として認識されにくい。その結果、外部からの衝撃による発光不良やムラなどの表示不良を低減することができる。
〈実施形態2の変形例1〉
図7は、本発明の実施形態2の変形例1に係る表示装置の断面図を示す図である。実施形態2の変形例1では、第1基板100と第3基板300とを接着層で固定した構造について説明する。
図7に示す表示装置21は、図6に示す表示装置20と類似しているが、表示装置21は第1基板100と第3基板300との間に、第1粘着層211の周囲を囲むように第1接着層251が配置されている点において、表示装置20とは相違する。第1接着層251は第1粘着層211とは異なり第1基板100と第3基板300とを貼り合せた後に硬化される。したがって、第1基板100と第3基板300とは、第1接着層251によって固着される。実施形態1の変形例と同様に、第1接着層251は第1粘着層211の周囲を完全に囲んでいなくてもよく、また、表示領域130に配置されていてもよい。
以上のように、表示装置21は、上記の第1接着層251を有することで、第1基板100と第3基板300との保持力を向上させることができ、外部から大きな衝撃が加えられた場合でも、第1基板100と第3基板300とが完全に剥離することを防ぐことができる。
〈実施形態2の変形例2〉
図8は、本発明の実施形態2の変形例2に係る表示装置の断面図を示す図である。実施形態2の変形例2では、第1基板100と第3基板300との間に配置された第1粘着層211に加え、第2基板200側にも第2粘着層212及び第4基板400が配置された構造について説明する。
図8に示す表示装置22は、図6に示す表示装置20と類似しているが、表示装置22は第2基板200の発光素子110とは反対の面側に第2粘着層212と、第2粘着層212を介して第2基板200と対向して配置された第4基板400とを有する点、及び第2基板200と第4基板400との間に、第2粘着層212の周囲を囲むように配置された第2接着層252を有する点において、表示装置20とは相違する。
ここで、第2粘着層212として、図1に示す粘着層210と同様の層を使用することができる。つまり、第2粘着層212は、剥離された後も粘着性を有する。また、第2粘着層212と第2基板200又は第4基板400との粘着力は、発光素子110を構成する一対の電極の一方と有機材料との接着力よりも弱い。また、発光素子110の有機材料が複数の材料の積層構造で構成されている場合は、第2粘着層212と第2基板200又は第4基板400との粘着力は、上記の積層された複数の有機材料間の接着力よりも弱い。ここで、第2粘着層212と第2基板200又は第4基板400との粘着力とは、第2粘着層212と第2基板200又は第4基板400との間に他の層が配置されている場合を含む。
以上のように、表示装置22は、発光素子110を挟持する第1基板100及び第2基板200の両側にそれぞれ第1粘着層211及び第2粘着層212を介して第3基板300及び第4基板400が配置されることで、外部からの衝撃をより吸収することができるため、発光不良やムラなどの表示不良をより低減することができる。
〈実施形態3〉
図9及び10を用いて、本発明の実施形態3に係る表示装置30の層構造及び装置構造を説明する。実施形態3の表示装置30は、「白色+CF構造」の有機EL表示装置において、発光素子110を挟持する一対の基板(第1基板100及び第2基板200)が第1粘着層213を介して貼り合せられた構造について説明する。ここで、トップエミッション型の有機EL表示装置において、発光素子とカラーフィルタとの間隔が大きいと、ある画素の発光素子から放出された光が隣接する画素に対応するカラーフィルタを通過して外部に出射される、いわゆる混色の問題が発生する。したがって、第1基板100と第2基板200との間の第1粘着層213は混色が発生しない程度の厚さが要求される。
[表示装置30の層構造]
図9は、本発明の実施形態3に係る表示装置の層構造を示す図である。図9に示すように、表示装置30は、第1基板100と、第1基板100上に配置された発光素子110と、発光素子110上に配置された、10μm以下の第1粘着層213と、発光素子110及び第1粘着層213を介して第1基板100と対向して配置された第2基板200とを有する。第1粘着層213の厚さを10μm以下とすることで、発光素子110と第2基板200上に配置されるカラーフィルタとの間隔が小さくなり、混色を抑制することができる。
ここで、第1粘着層213として、図1に示す粘着層210と同様の層を使用することができる。つまり、第1粘着層213は、剥離された後も粘着性を有する。また、第1粘着層213と発光素子110又は第2基板200との粘着力は、発光素子110を構成する一対の電極の一方と有機材料との接着力よりも弱い。また、発光素子110の有機材料が複数の材料の積層構造で構成されている場合は、第1粘着層213と発光素子110又は第2基板200との粘着力は、上記の積層された複数の有機材料間の接着力よりも弱い。ここで、第1粘着層213と発光素子110又は第2基板200との粘着力とは、第1粘着層213と発光素子110又は第2基板200との間に他の層が配置されている場合を含む。また、第1基板100、発光素子110、第2基板200は実施形態1で説明したものを使用することができる。
[表示装置30の装置構成]
本発明の実施形態3に係る表示装置30の構成について詳細に説明する。表示装置30の平面図は図2とほぼ同じなので、平面図は省略して断面図のみを示す。
図10は、本発明の実施形態3に係る表示装置30の断面図を示す図である。図10に示すように、表示装置30は図3に示す表示装置10と類似しているが、表示装置30は、第2基板200の発光素子110とは反対の面側には粘着層及び基板は配置されておらず、また、第1基板100及び第2基板200の間には、シール材150及び充填材160の代わりに第1粘着層213が配置されている点において表示装置10とは相違する。つまり、第1基板100と第2基板200とは第1粘着層213によって貼り合せられている。ここで、表示領域130における第1粘着層213の厚さを10μm以下にすることで、発光素子110とカラーフィルタ181乃至183との間隔を小さくすることができ、混色を抑制することができる。
ここで、表示領域130においては、第1粘着層213と発光素子110との間に保護層120が配置されており、第1粘着層213と第2基板200との間にカラーフィルタ181乃至183、遮光層121、及びオーバーコート層230が配置されている。つまり、表示領域130では、第1粘着層213と保護層120との粘着力を第1粘着層213と発光素子110との粘着力といい、第1粘着層213とオーバーコート層230との粘着力を第1粘着層213と第2基板200との粘着力という場合がある。
また、周辺領域においては、第1粘着層213と第1基板100との間に下地バリア層102及び保護層120が配置されている。つまり、周辺領域では、第1粘着層213と保護層120との粘着力を第1粘着層213と第1基板100との粘着力という場合がある。
以上のように、本発明の実施形態3に係る表示装置30によると、外部から衝撃があった場合でも、第1粘着層213が保護層120又はオーバーコート層230と剥離することで、その衝撃は吸収される。また、衝撃によって剥離した第1粘着層213と保護層120又はオーバーコート層230とは再度粘着するため、外観は正常に保たれる。また、充填材を使用する必要がないため、工程を短縮化することができ、また、材料費を低減することができる。
〈実施形態3の変形例1〉
図11は、本発明の実施形態3の変形例1に係る表示装置31の断面図を示す図である。実施形態3の変形例1では、第1粘着層213に加えて、さらに第1接着層253を用いて第1基板100及び第2基板200を貼り合せた構成について説明する。
図11に示す表示装置31は、図10に示す表示装置30と類似しているが、表示装置31は第1基板100と第2基板200との間に、第1粘着層213の周囲を囲むように第1接着層253が配置されている点において、表示装置30とは相違する。第1接着層253は第1粘着層213とは異なり第1基板100と第2基板200とを貼り合せた後に硬化される。したがって、第1基板100と第2基板200とは、第1接着層253によって固着される。実施形態1の変形例と同様に、第1接着層253は第1粘着層213の周囲を完全に囲んでいなくてもよく、また、表示領域130に配置されていてもよい。
以上のように、表示装置31は、上記の第1接着層253を有することで、第1基板100と第2基板200との保持力を向上させることができ、外部から大きな衝撃が加えられた場合でも、第1基板100と第2基板200とが完全に剥離することを防ぐことができる。
〈実施形態3の変形例2〉
図12は、本発明の実施形態3の変形例2に係る表示装置32の断面図を示す図である。実施形態3の変形例2では、第1基板100と第2基板200との間に配置された第1粘着層213に加え、第1基板100の第1粘着層213とは反対の面側に第2粘着層214及び第3基板300が配置された構成について説明する。
図12に示す表示装置32は、図11に示す表示装置31と類似しているが、第1基板100の発光素子110とは反対の面側に配置された第2粘着層214と、第2粘着層214を介して第1基板100と対向して配置された第3基板300とを有する点、及び第1基板100と第3基板300との間に、第2粘着層214の周囲を囲むように配置された第2接着層254を有する点において、表示装置31とは相違する。
ここで、第2粘着層214として、図1に示す粘着層210と同様の層を使用することができる。つまり、第2粘着層214は、剥離された後も粘着性を有する。また、第2粘着層214と第1基板100又は第3基板300との粘着力は、発光素子110を構成する一対の電極の一方と有機材料との接着力よりも弱い。また、発光素子110の有機材料が複数の材料の積層構造で構成されている場合は、第2粘着層214と第1基板100又は第3基板300との粘着力は、上記の積層された複数の有機材料間の接着力よりも弱い。ここで、第2粘着層214と第1基板100又は第3基板300との粘着力とは、第2粘着層214と第1基板100又は第3基板300との間に他の層が配置されている場合を含む。
〈実施形態3の変形例3〉
図13は、本発明の実施形態3の変形例3に係る表示装置の断面図を示す図である。実施形態3の変形例3では、第1粘着層213及び第2粘着層214に加え、第2基板200側にも第3粘着層215及び第4基板400が配置された構造について説明する。
図13に示す表示装置33は、図12に示す表示装置32と類似しているが、表示装置33は第2基板200の発光素子110とは反対の面側に第3粘着層215と、第3粘着層215を介して第2基板200と対向して配置された第4基板400とを有する点、及び第2基板200と第4基板400との間に、第3粘着層215の周囲を囲むように配置された第3接着層255を有する点において、表示装置32とは相違する。
ここで、第3粘着層215として、図1に示す粘着層210と同様の層を使用することができる。つまり、第3粘着層215は、剥離された後も粘着性を有する。また、第3粘着層215と第2基板200又は第4基板400との粘着力は、発光素子110を構成する一対の電極の一方と有機材料との接着力よりも弱い。また、発光素子110の有機材料が複数の材料の積層構造で構成されている場合は、第3粘着層215と第2基板200又は第4基板400との粘着力は、上記の積層された複数の有機材料間の接着力よりも弱い。ここで、第3粘着層215と第2基板200又は第4基板400との粘着力とは、第3粘着層215と第2基板200又は第4基板400との間に他の層が配置されている場合を含む。
以上のように、表示装置32、33は、発光素子110を挟持する第1基板100と第2基板200との間、及びこれらの一側又は両側にそれぞれ第2粘着層214及び第3基板300並びに第3粘着層215及び第4基板400が配置されることで、外部からの衝撃をより吸収することができるため、発光不良やムラなどの表示不良をより低減することができる。
〈実施形態3の変形例4〉
図14は、本発明の実施形態3の変形例4に係る表示装置の断面図を示す図である。実施形態3の変形例4では、第4基板400の第3粘着層215とは反対の面側にタッチセンサ600が設けられた構造について説明する。図14に示す表示装置34は、図13に示す表示装置33に対してタッチセンサを設けた構造を例示したが、この構造に限定されず、その他の実施形態及びその変形例で示した構造の表示装置に対してタッチセンサを設けた構造としてもよい。
タッチセンサを粘着層を介して貼り付けた場合、有機EL素子の構造を変えることなく、有機発光層を保護することができる。また、有機発光層が第2基板によって隔離されているため、有機発光層への影響を考慮することなく、粘着剤を使用することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10、11、20、21、22、30、31、32、33、34:表示装置
100:第1基板
102:下地バリア層
110:発光素子
120:保護層
121:遮光層
130:表示領域
140:周辺領域
150:シール材
160:充填材
180:画素
181、182、183:カラーフィルタ
200:第2基板
210、250:粘着層
211、213:第1粘着層
212、214:第2粘着層
215:第3粘着層
230:オーバーコート層
251、253:第1接着層
252、254:第2接着層
255:第3接着層
300:第3基板
400:第4基板
500:ドライバIC
510:FPC
511:端子部
600:タッチセンサ

Claims (19)

  1. 第1基板と、
    前記第1基板上に配置された発光素子と、
    前記第1基板と対向して配置された第2基板と、
    前記発光素子が、一対の電極と前記一対の電極間に配置された複数の有機層と、を含む表示装置であって、
    前記第2基板の前記発光素子とは反対の面側には、粘着層と、前記粘着層を介して前記第2基板と対向して配置された第3基板と、を有し、
    前記粘着層と前記第2基板又は前記第3基板との粘着力は、前記一対の電極の一方と前記有機層との接着力、又は前記複数の有機層間の接着力よりも弱いことを特徴とする表示装置。
  2. 前記粘着層は、剥離された後も粘着性を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2基板と前記第3基板との間に、前記粘着層の周囲を囲むように配置された接着層をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 第1基板と、
    前記第1基板上に配置された発光素子と、
    前記第1基板と対向して配置された第2基板と、
    前記発光素子が、一対の電極と前記一対の電極間に配置された複数の有機層と、を含む表示装置であって、
    前記第1基板の前記発光素子とは反対の面側には、第1粘着層と、前記第1粘着層を介して前記第1基板と対向して配置された第3基板と、を有し、
    前記第1粘着層と前記第1基板又は前記第3基板との粘着力は、前記一対の電極の一方と前記有機層との接着力、又は前記複数の有機層間の接着力よりも弱いことを特徴とする表示装置。
  5. 前記第1粘着層は、剥離された後も粘着性を有することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1基板と前記第3基板との間に、前記第1粘着層の周囲を囲むように配置された接着層をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  7. 一対の電極と、前記一対の電極間に配置された複数の有機層を含む発光素子を形成した第1基板と、
    前記第1基板の前記発光素子を形成した面と対向して配置された第2基板と、を備えた表示装置であって、
    前記第1基板と前記第2基板の間に配置された、10μm以下の第1粘着層と、を有し、
    前記第1粘着層と前記第1基板又は前記第2基板との粘着力は、前記一対の電極の一方と前記有機層との接着力、又は前記複数の有機層間の接着力よりも弱いことを特徴とする表示装置。
  8. 前記第1粘着層は、剥離された後も粘着性を有することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1基板と前記第2基板との間に、前記第1粘着層の周囲を囲むように配置された第1接着層をさらに有することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  10. 前記第1基板の前記発光素子とは反対の面側に配置された第2粘着層と、
    前記第2粘着層を介して前記第1基板と対向して配置された第3基板と、
    をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記第2粘着層は、剥離された後も粘着性を有することを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記第2粘着層と前記第1基板又は前記第3基板との粘着力は、前記一対の電極の一方と前記有機層との接着力、又は前記複数の有機層間の接着力よりも弱いことを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記第1基板と前記第3基板との間に、前記第2粘着層の周囲を囲むように配置された第2接着層をさらに有することを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 前記第2基板の前記発光素子とは反対の面側に配置された第3粘着層と、
    前記第3粘着層を介して前記第2基板と対向して配置された第4基板と、
    をさらに有することを特徴とする請求項4又は7に記載の表示装置。
  15. 前記第3粘着層は、剥離された後も粘着性を有することを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  16. 前記第3粘着層と前記第2基板又は前記第4基板との粘着力は、前記一対の電極の一方と前記有機層との接着力、又は前記複数の有機層間の接着力よりも弱いことを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記第2基板と前記第4基板との間に、前記第3粘着層の周囲を囲むように配置された第3接着層をさらに有することを特徴とする請求項16に記載の表示装置。
  18. 前記第3基板はタッチセンサを有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  19. 前記第4基板はタッチセンサを有することを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
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