JP6347655B2 - 画像処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、MFP(複合機)に代表される画像形成装置は、多くの場合に外部記憶装置I/Fを有している。ユーザは、外部記憶装置I/Fに外部記憶装置を装着することが可能である。
外部記憶装置I/FはUSB(Universal Serial Bus)である場合が多い。USB接続が可能な外部記憶装置には、容易に着脱可能なUSBメモリや、別途電源供給の必要なUSBハードディスクがある。
外部記憶装置のマウント方法には、外部記憶装置へのI/Oアクセスの観点から、syncマウントと非syncマウントとがある。
syncマウントでは、外部記憶装置に対する全てのI/Oアクセス操作が、同期的に行われる。syncマウントでは、外部記憶装置上のファイルにwrite操作が行われた際、書き込むデータが一旦OS内のディスクキャッシュに保持される。しかし、syncマウントでは、このディスクキャッシュ内のデータが実際に外部記憶装置に書きこまれるまで、write操作が完了しない。即ち、write操作と、外部記憶装置への書き込みとが同期している。syncマウントは、意図しない外部記憶装置の抜き取りに対して頑健である反面、writeするデータ量が多い場合、データ量に比例してwrite時間が長くなってしまう。
これに対して、非syncマウントでは、外部記憶装置に対する全てのI/Oアクセス操作が、非同期的に行われる。非syncマウントでは、外部記憶装置上のファイルにwrite操作が行われた際、書き込むデータが一旦OS内のディスクキャッシュに保持される。しかし、非syncマウントでは、ディスクキャッシュに保持された時点で、write操作が完了する。また、非syncマウントのwrite操作では、OS内のディスクキャッシュは、定期的に外部記憶装置に書きこまれる仕組みになっている。即ち、非syncマウントでは、write操作と、外部記憶装置への書き込みと、が同期していない。非syncマウントは、syncマウントと比べwrite速度が高速である反面、意図しない外部記憶装置の抜き取りに対して脆弱である。
従来の画像形成装置では、状況に応じて、syncマウントと非syncマウントとを選択することはできず、常にいずれかのマウント方法でマウントしている。
外部記憶装置を取り外す際は、ユーザによる適正な取り外し処理を行う必要がある。しかしながら、特に、容易に着脱可能なUSBメモリを使用する場合は、ユーザによる前もっての取り外し処理の失念がある。この場合、ユーザによる取り外し処理の直前にUSBメモリに書きこんだはずのデータが、書き込まれていないことがある。
意図しない外部記憶装置の抜き取り時にも書き込んだデータを失わないようにするための従来技術としては次のものがある。即ち、押しボタンを有する外部記憶装置を非syncマウントでマウントしておき、押しボタンを押すことで、ディスクキャッシュと外部記憶装置との同期を取れるようにするというものである。これにより、外部記憶装置を取り外したい時点で押しボタンを押すことで、画像形成装置上で前もっての適正な取り外し処理を行うことなく、書込みデータが保全できる(特許文献1参照)。
特開2011−8570号公報
しかし、従来技術では、押しボタンを押してから外部記憶装置の取り外しまでの間に、ディスクキャッシュが更新された場合のことを考慮できておらず、データの保全が不十分となる。また、画像形成装置が状況に応じたマウント方法の選択をするわけではなく、ユーザの操作により押しボタンが押されるか、前もっての取り外し処理が行われることが前提となっている。即ち、前もっての取り外し処理も、取り外し押しボタンを押すことも失念した場合については、データの保全がなされない問題があった。
そこで本発明は、外部記憶装置の意図しない抜き取りが想定される場合は確実なデータの保全を可能にし、それ以外の場合は高速なデータの書き込み処理を可能にすることを目的とする。
そこで、本発明の画像処理装置は、外部記憶装置の装着を検知する検知手段と、ジョブを受信する受信手段と、前記検知手段により前記外部記憶装置の装着が検知された後、前記受信手段が受信したジョブの種類に基づいて、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを同期させて行う処理に関わる同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第1マウント方法と、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを非同期で行う処理に関わる非同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第2マウント方法と、のどちらのマウント方法を用いるかを決定する決定手段と、前記決定手段により決定されたマウント方法で前記外部記憶装置をマウントするマウント実行手段と、を有することを特徴とする
本発明によれば、外部記憶装置の意図しない抜き取りが想定される場合は確実なデータの保全を可能にし、それ以外の場合は高速なデータの書き込み処理を可能にすることができる。
画像形成装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。 マウント方法対応テーブルの一例を示す図である。 実施形態1の外部記憶装置のマウント動作を示すフローチャートである。 実施形態2の外部記憶装置のマウント動作を示すフローチャートである。 USBストレージ識別テーブルの一例を示す図である。 実施形態3の外部記憶装置のマウント動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、画像形成装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像形成装置1は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換するスキャナ装置2と、各モジュールに指示を出す事により画像形成装置上でジョブを実行することが可能なコントローラ3と、を含む。また、画像形成装置1は、デジタル画像を紙デバイスに出力するプリンタ装置4と、画像処理ユニット5と、電源を供給する電源装置6と、電話回線等にデジタル画像を送信するFAX装置7と、を更に含む。また、画像形成装置1は、ユーザが操作を行うための操作部8と、ネットワークへのI/F部であるLAN9と、USBストレージに代表される外部記憶装置33を接続可能な外部記憶装置I/F32と、を更に含む。
スキャナ装置2は、自動的に原稿束を逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット11と、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換する事が可能なスキャナユニット12と、を含む。スキャナユニット12により変換された画像データはコントローラ3に送信される。
コントローラ3は、ハードディスク装置14と、メモリ15と、CPU13と、を含む。コントローラ3は、スキャナ装置2及びプリンタ装置4と画像データの送受信及び保存を行うことができる。即ち、コントローラ3は、スキャナ装置2から受信した画像データを、メモリ15に一時的に保存する。その後、コントローラ3が、ハードディスク装置14へと画像データを格納することで画像のスキャンと保存とが完了する。コントローラ3は、ハードディスク装置14から画像データをメモリ15に一時的に保存し、メモリ15からプリンタ装置4に画像データを送信することによりプリント出力を行うこともできる。ハードディスク装置14には、例えば、後述するテーブル等が格納される。
また、メモリ15は、ファイルの読み書き時に操作するファイルデータをキャッシュとして一時的に保存できる。
CPU13が、メモリ15又はハードディスク装置14に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する画像形成装置1の機能及び後述するフローチャートの処理が実現される。
プリンタ装置4は、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット18と、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット16と、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット17と、を含む。
画像処理ユニット5は、汎用画像処理部19を含む。汎用画像処理部19は、画像データに対して例えば縮小等の処理を行うことができる。この汎用画像処理部19は、必要に応じて様々な場面で使用される。
画像形成装置1において、CPU13は、オペレータ操作又は、LAN9からの指示を解釈し、多彩なジョブを実行可能である。CPU13が実行可能な機能一例として以下のものがある。
・複写機能
CPU13が、スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行なう機能である。
・画像送信機能
CPU13が、スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、LAN9を経由してコンピュータ10に送信する機能である。
・画像保存機能
CPU13が、スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、必要に応じて画像送信や画像印刷を行なう機能である。
・画像印刷機能
CPU13が、コンピュータ10から送信された例えばページ記述言語を解析し、プリンタ装置4で印刷する機能である。
・FAX受信プリント
CPU13が、FAX装置7から受信したFAX画像をハードディスク装置14に保存し、同時にプリンタ装置4を使用して印刷を行う機能である。
・FAX転送処理
CPU13が、FAX装置7から受信したFAX画像をハードディスク装置14に保存し、同時にLAN9を経由してコンピュータ10等に転送する機能である。
・FAXメモリ受信処理
CPU13が、FAX装置7から受信したFAX画像をハードディスク装置14に保存し、オペレータからの参照を待つ機能である。
・FAX送信処理
CPU13が、スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、同時にFAX装置7から公衆回線に送信する機能である。
・外部記憶装置ダイレクトプリント
CPU13が、USBストレージやSDカード等の外部記憶装置33に格納されている画像を外部記憶装置I/F32を介してハードディスク装置14に保存し、必要に応じて画像印刷を行なう機能である。
・外部記憶装置ダイレクト保存機能
CPU13が、スキャナ装置2から読み込んだ画像をハードディスク装置14に保存し、必要に応じて外部記憶装置I/F32を介してUSBストレージやSDカード等の外部記憶装置33に格納する機能である。
・外部記憶装置保存機能
CPU13が、ハードディスク装置14に保存してあるデータを、外部記憶装置I/F32を介して外部記憶装置33に格納する機能である。
なお、多くのジョブでハードディスク装置14を介在するのは、ジョブに失敗した場合や、電源断等の異常状態からリカバリするためである。
電源装置6は、AC−DCコンバータ20を含む。
装置OFF時、AC電源29はスイッチ30により絶縁されている。
スイッチ30がONにされることでAC−DCコンバータ20にAC電源が供給され、DC電源が作られる。
電源装置6はCPU13の指示により装置(スキャナ装置2、プリンタ装置4、コントローラ3、画像処理ユニット5)ごとの独立した電源制御が可能である。即ち、CPU13は、スイッチ部21により、コントローラ部電力25の電源をOFF/ON制御可能である。同様に、CPU13は、スイッチ部22により、プリンタ部電力28をOFF/ON制御可能である。CPU13は、スイッチ部23により、スキャナ部電力26をOFF/ON制御可能である。CPU13は、スイッチ部24により、汎用画像処理部電力27の電源をOFF/ON制御可能である。
CPU13は、これらのスイッチ部21から24までを用いることで、適切に画像形成装置1の必要な場所に電力を供給する。
操作部8は、液晶タッチパネルのような設定状態表示及びユーザ操作可能な操作表示画面と、テンキーのような操作ボタンと、から構成される。
図2は、マウント方法対応テーブルの一例を示す図である。即ち、画像形成装置1上で動作するジョブと、syncマウント、又は非syncマウントのどちらかを対応付けるマウント方法対応テーブルの図である。ここで、syncマウントとは、画像形成装置1のハードディスク装置14等のバッファにデータを書き込むと同時に外部記憶装置33にデータを書き込む同期マウント方法で外部記憶装置33をマウントするマウントである。また、非syncマウントとは、以下のようなマウントである。即ち、画像処理装置のハードディスク装置14等のバッファに一旦データを書き込み、設定された間隔をおいてから外部記憶装置33にデータを書き込む非同期マウント方法で外部記憶装置33をマウントするマウントである。
マウント方法対応テーブル200では、画像形成装置1が実行し得るジョブのうち、外部記憶装置を使用するジョブについてのみ、外部記憶装置をどの方法でマウントするかが記載されている。マウント方法対応テーブル200は、ジョブの種類とマウント方法とが対応付けて設定された対応データの一例である。
図2の例では、画像形成装置1が実行し得るジョブのうち、外部記憶装置ダイレクトプリント、外部機構装置ダイレクト保存機能、外部記憶装置保存機能が、外部記憶装置を使用するジョブである。このため、これら三つのジョブについて、マウント方法が記されている。
これら三つのジョブのうち、外部記憶装置ダイレクトプリント、外部機構装置ダイレクト保存機能については、多くの場合において、外部記憶装置が小型のUSBメモリであるため、意図しない抜き取りに対して頑健であるべく、syncマウントと設定されている。
これに対し、外部記憶装置保存機能については、多くの場合において、電源コードが別途接続され、容量の大きいUSBハードディスクであるため、非syncマウントと設定されている。
また、マウント方法対応テーブル200は、予めデータが設定されているものとするが、ユーザの操作に基づいて、CPU13が、設定可能(又は修正可能)であってもよい。例えば、CPU13は、操作部8へのユーザの操作に基づき、マウント方法対応テーブル200を設定又は修正することができる。
図3は、実施形態1にて、外部記憶装置33のマウント動作を示す、フローチャートである。図3のフローチャートの処理は、画像形成装置1が実行する情報処理の一例である。
S300では、画像形成装置1は、ユーザの操作によりスイッチ30をONにされることにより電源が投入されると起動する。
S310では、CPU13は、ユーザの操作により画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が装着されたことを検知する。S310の時点では、外部記憶装置33は、まだ画像形成装置1にてマウントされていない。
S320では、CPU13は、コンピュータ10等よりジョブを受信したことを認識する。例えば、CPU13は、ジョブに含まれるコマンド等に基づき、どのような種類のジョブを受信したかを認識する。
S330では、CPU13は、図2にて例示したマウント方法対応テーブル200を参照する。より具体的には、CPU13は、マウント方法対応テーブル200の[ジョブの種類]の列の項目からS320で認識したジョブの種類を検索する。検索した後、CPU13は、マウント方法対応テーブル200の[マウント方法]の列の項目の中から検索結果の行にある項目を参照する。CPU13は、マウント方法対応テーブル200の参照の結果を基に、S340、S350の判定処理を行う。
S340では、CPU13は、S330においてのマウント方法対応テーブル200の参照の結果を基に、S320で受信したジョブの種類が外部記憶装置33を利用するジョブの種類か否かを、判定する。CPU13は、ジョブの種類が外部記憶装置33を利用すると判定した場合は、更にS350の判定処理に進む。CPU13は、ジョブの種類が外部記憶装置33を利用しないと判定した場合はS320に戻り、再度ジョブを受信した際に、上述した処理と同様の処理を行う。より具体的には、CPU13は、前記参照の結果、マウント方法の値がsyncマウント又は非syncマウントの場合は、S320で受信したジョブの種類が外部記憶装置33を利用すると判定する。一方、CPU13は、前記参照の結果、マウント方法の値がない場合は、S320で受信したジョブの種類が外部記憶装置33を利用しないと判定する。
S350では、CPU13は、S330においてのマウント方法対応テーブル200の参照の結果を基に、S320で受信したジョブが、syncマウントを要求しているか否かを判定する。CPU13は、syncマウントを要求していると判定した場合は、S360にてsyncマウントを行う。CPU13は、syncマウントを要求していないと判定した場合は、S370にて非syncマウントを行う。より具体的には、CPU13は、前記参照の結果、マウント方法の値がsyncマウントの場合は、syncマウントを要求していると判定する。一方、CPU13は、前記参照の結果が非syncマウントの場合は、非syncマウントを要求していると判定する。S320からS350までの処理は外部記憶装置のマウント方法を決定する処理の一例である。
S380では、CPU13は、受信したジョブを実行する。
実施形態1によれば、CPU13は、ジョブの種類(又はジョブに関連し起動されるアプリケーション)に応じて、同期、非同期のマウント方法を切り替えることができる。よって、CPU13は、例えば、意図しない外部記憶装置の抜き取りが想定されるジョブの場合は、意図しない外部記憶装置の抜き取りに対して頑健なsyncマウントで、外部記憶装置33をマウントすることができる。これにより、例えば、ユーザが、外部記憶装置の前もっての取り外し処理を失念した場合でも、確実にデータを保全することができる。また、CPU13は、例えば、意図しない外部記憶装置の抜き取りが想定されないジョブの場合は、write速度が高速な非syncマウントで外部記憶装置33をマウントすることができる。これにより、書き込みに係る処理の速度向上を図ることができる。
<実施形態2>
図4は、実施形態2にて、外部記憶装置33のマウント動作を示す、フローチャートである。図4のフローチャートの処理は、画像形成装置1が実行する情報処理の一例である。
S400では、画像形成装置1は、ユーザの操作によりスイッチ30をONにされることにより電源が投入されると起動する。
S410では、CPU13は、ユーザの操作により画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が装着されたことを検知する。
続いて、S420にて、CPU13は、外部記憶装置33を非syncマウントする。即ち、CPU13は、外部記憶装置33の装着を検知すると、マウントを行う。S420は初期マウント処理の一例である。
S430では、CPU13は、コンピュータ10等よりジョブを受信したことを認識する。例えば、CPU13は、ジョブに含まれるコマンド等に基づき、どのような種類のジョブを受信したかを認識する。
S440では、CPU13は、図2にて例示したマウント方法対応テーブル200を参照する。より具体的には、CPU13は、マウント方法対応テーブル200の[ジョブの種類]の列の項目からS430で認識したジョブの種類を検索する。検索した後、CPU13は、マウント方法対応テーブル200の[マウント方法]の列の項目の中から検索結果の行にある項目を参照する。CPU13は、マウント方法対応テーブル200の参照の結果を基に、S450の判定処理を行う。
S450では、CPU13は、S440においてのマウント方法対応テーブル200の参照の結果を基に、S430で受信したジョブがsyncマウントを要求しているジョブの種類か否かを、判定する。CPU13は、ジョブの種類がsyncマウントを要求すると判定した場合は、S460にて、syncマウントによる再マウントを行う。CPU13は、ジョブの種類がsyncマウントを要求していないと判定した場合はS430に戻り、再度ジョブを受信した際に、前述の処理と同様の処理を行う。より具体的には、CPU13は、前記参照の結果、マウント方法の値がsyncマウントの場合は、ジョブの種類がsyncマウントを要求していると判定する。一方、CPU13は、前記参照の結果、ジョブの種類がsyncマウントではない場合は、syncマウントを要求していないと判定する。
S470では、CPU13は、受信したジョブを実行する。
実施形態2によれば、CPU13は、外部記憶装置33の接続を検知すると、予め定められたマウント方法で外部記憶装置33をマウントする。これにより、CPU13は、ジョブを受信する前に、外部記憶装置33にアクセスすることができるようになる。更に、予め定められたマウント方法が、受信したジョブに対応するマウント方法と一致した場合、CPU13は、マウントし直しを省略する。結果としてマウント方法を判定した後にマウントするより素早く希望のマウント方法でマウントすることができることになる。
<実施形態3>
図5は、USBストレージ識別テーブルの一例を示す図である。即ち、USBデバイスのVendor ID(以下、VIDとする)とProduct ID(以下、PIDとする)との組み合わせと、USBデバイスの種類との対応関係を記載した、USBストレージ識別テーブルの図である。VIDはメーカ情報の一例であり、PIDは製品情報の一例である。
USBストレージ識別テーブル500において、対応するUSBデバイスの種類がUSBメモリであるVID、PIDの組み合わせは次のとおりである。VID、PIDの組み合わせが(0x1234、0x0000)、(0x1234、0x0001)、(0x2468、0x0000)の場合である。また、USBストレージ識別テーブル500において、対応するUSBデバイスの種類がUSBハードディスクであるVID、PIDの組み合わせは次のとおりである。VID、PIDの組み合わせが、(0x1234、0x0002)、(0x2468、0x0001)、(0x2468、0x0002)の場合である。USBストレージ識別テーブル500は、メーカ情報と製品情報と外部記憶装置の種類とが対応付けて設定された識別データの一例である。
USBストレージ識別方法により、USBメモリと識別された場合はsyncマウントを行うのが好適であり、USBハードディスクと識別された場合は非syncマウントを行うのが好適である。
なお、USBストレージ識別テーブル500は、CPU13が、ユーザの操作に基づいて、設定可能(又は修正可能)であってもよい。例えば、CPU13が、操作部8へのユーザの操作に基づいて、USBストレージ識別テーブル500を設定又は修正できる。又は、USBストレージ識別テーブル500は、出荷時に登録されていてもよい。更に、USBストレージ識別テーブル500は、出荷時に登録されており、ユーザの操作に基づきCPU13により設定されなおすことが可能であってもよい。
図6は、実施形態3にて、外部記憶装置33のマウント動作を示す、フローチャートである。図6のフローチャートの処理は、画像形成装置1が実行する情報処理の一例である。
S600では、画像形成装置1は、ユーザの操作によりスイッチ30をONにされることにより電源が投入されると起動する。
S610では、CPU13は、ユーザの操作により画像形成装置1の外部記憶装置I/F32に外部記憶装置33が装着されたことを検知する。このとき、外部記憶装置33はUSBストレージである。
続いて、S620にて、CPU13は、S610で装着されたUSBストレージが、USBメモリなのかUSBハードディスクなのか識別できないものなのかを識別する。より具体的には、CPU13は、まず、接続された外部記憶装置33のVID及びPIDを取得する。CPU13は、USBストレージ識別テーブル500の[Vendor ID]の列の項目から外部記憶装置33のVIDを検索する。次にCPU13は、[Product ID]の列の項目から外部記憶装置33のPIDを検索する。PIDの検索は先のVIDの検索で検索された行のみを対象とする。VID、及び、PIDの検索の順番は逆でもよい。VID及びPIDの検索を終えた後、CPU13は、USBストレージ識別テーブル500の[マウント方法]の列の項目の中から検索結果の行にある項目を参照する。前記参照した値が、USBメモリである場合、CPU13は、外部記憶装置33をUSBメモリであると識別する。前記参照した値が、USBハードディスクである場合、CPU13は、外部記憶装置33をUSBハードディスクであると識別する。PID及びVIDの検索の結果がなかった場合、CPU13は、外部記憶装置33を識別ができなかったものとする。
S630では、CPU13は、S620の結果、外部記憶装置33をUSBメモリであると識別した場合は、S640に進み、外部記憶装置33にsyncマウントを行う。一方、CPU13は、S620の結果、外部記憶装置33をUSBハードディスクであると識別した場合、S650に進む。また、CPU13は、S620の結果、USBストレージ識別テーブルに記載されていない等の理由で、外部記憶装置33を識別できなかった場合も、S650に進む。S650では、CPU13は、外部記憶装置33に非syncマウントを行う。
S630では、CPU13は、S620の結果、外部記憶装置33をUSBメモリであると識別した場合は、S640に進み、外部記憶装置33にsyncマウントを行う。一方、CPU13は、S620の結果、外部記憶装置33をUSBハードディスクであると識別した場合、又は、USBストレージ識別テーブルに記載されていない等の理由で、外部記憶装置33を識別できなかった場合、S650に進む。
S650では、CPU13は、外部記憶装置33に非syncマウントを行う。
実施形態3によれば、CPU13は、USBのプロトコルを解析して、外部記憶装置33のVID及びPIDの値を取得することができる。そして、CPU13は、取得したVID及びPIDと、USBストレージ識別テーブルとを用いて接続されたUSBデバイスの種類を取得することができる。よって、CPU13は、USBデバイスの種類に応じた好適なマウント方法を選択することができる。
また、本実施形態では、意図しない抜き取りが想定される外部記憶装置として、USBメモリ、意図しない抜き取りが想定されない外部記憶装置として、USBハードディスクを例に説明を行ったが、これに限定されない。
例えば、S630において、CPU13は、意図しない抜き取りが想定される外部記憶装置として予め設定された外部記憶装置か否かを判定するようにしてもよい。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、上述した各実施形態によれば、外部記憶装置に応じたマウント方法で外部記憶装置をマウントすることができる。その結果、外部記憶装置の意図しない抜き取りが想定される場合は確実なデータの保全を可能にし、それ以外の場合は高速なデータの書き込み処理を可能にすることができる。
1 画像形成装置、13 CPU、14 ハードディスク装置、200 マウント方法対応テーブル

Claims (10)

  1. 外部記憶装置の装着を検知する検知手段と、
    ジョブを受信する受信手段と、
    前記検知手段により前記外部記憶装置の装着が検知された後、前記受信手段が受信したジョブの種類に基づいて、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを同期させて行う処理に関わる同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第1マウント方法と、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを非同期で行う処理に関わる非同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第2マウント方法と、のどちらのマウント方法を用いるかを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたマウント方法で前記外部記憶装置をマウントするマウント実行手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記受信したジョブの種類と、ジョブの種類とマウント方法とが対応付けて設定された対応データと、に基づいて、前記受信したジョブの種類に基づいたマウント方法を決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記対応データを設定する第1の設定手段を更に有することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記マウント実行手段は、前記検知手段により前記外部記憶装置の装着が検知されたことに従って、前記第2マウント方法で前記外部記憶装置をマウントし、
    前記マウント実行手段は、前記決定手段により決定されたマウント方法が前記第1マウント方法である場合、前記決定されたマウント方法で前記外部記憶装置をマウントし、前記決定手段により決定されたマウント方法が前記第2マウント方法である場合、前記外部記憶装置のマウントを省略することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 外部記憶装置の装着を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記外部記憶装置の種類を識別する識別手段と、
    前記検知手段により前記外部記憶装置の装着が検知された後、前記識別手段により識別された前記外部記憶装置の種類に基づいて、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを同期させて行う処理に関わる同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第1マウント方法と、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを非同期で行う処理に関わる非同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第2マウント方法と、のどちらのマウント方法を用いるかを決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定されたマウント方法で前記外部記憶装置をマウントするマウント実行手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記識別手段は、前記検知された前記外部記憶装置のメーカ情報と製品情報とに基づいて、前記外部記憶装置の種類を識別することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記識別手段は、前記検知された前記外部記憶装置より前記メーカ情報と前記製品情報とを取得し、取得した前記メーカ情報及び製品情報と、前記メーカ情報と前記製品情報と外部記憶装置の種類とが対応付けて設定された識別データと、に基づいて、前記取得した前記メーカ情報及び製品情報に応じた外部記憶装置の種類を識別することを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記識別データを設定する第2の設定手段を更に有することを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    外部記憶装置の装着を検知する検知ステップと、
    ジョブを受信する受信ステップと、
    前記検知ステップで前記外部記憶装置の装着が検知された後、前記受信ステップで前記受信されたジョブの種類に基づいて、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを同期させて行う処理に関わる同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第1マウント方法と、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを非同期で行う処理に関わる非同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第2マウント方法と、のどちらのマウント方法を用いるかを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定されたマウント方法で前記外部記憶装置をマウントするマウント実行ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. 画像処理装置が実行する情報処理方法であって、
    外部記憶装置の装着を検知する検知ステップと、
    前記検知ステップで検知された前記外部記憶装置の種類を識別する識別ステップと、
    前記検知ステップで前記外部記憶装置の装着が検知された後、前記識別ステップで識別された前記外部記憶装置の種類に基づいて、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを同期させて行う処理に関わる同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第1マウント方法と、データ入出力処理と前記外部記憶装置への書き込みとを非同期で行う処理に関わる非同期マウントで前記外部記憶装置をマウントする第2マウント方法と、のどちらのマウント方法を用いるかを決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定されたマウント方法で前記外部記憶装置をマウントするマウント実行ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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