JP6347583B2 - 位置又は孔径の検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、テーブルに載せられた検査対象物と検出ノズルとの間のすき間があらかじめ設定した値に保たれているかどうかを検出したり、あるいは所定の容器の液面を検出したり、さらに、貫通する孔の径を検出したりする
位置又は孔径の検出装置に関する。
この種の位置又は孔径の検出装置として、図6に示したものが従来から知られている。この従来の位置又は孔径の検出装置は、圧縮エアを吐出する圧力源Pに供給通路1を接続するとともに、この供給通路1にレギュレータ2及び電磁開閉弁3を設けている。そして、上記電磁開閉弁3の下流を分岐通路4,5に分岐し、一方の分岐通路4は、第1検出装置本体SB1の流入ポート6に接続し、他方の分岐通路5は、第2検出装置本体SB2の流入ポート7に接続し、これら流入ポート6,7すなわち第1,2検出装置本体SB1,SB2のそれぞれを、圧力源Pに対して並列に接続している。
上記第1検出装置本体SB1には、上記流入ポート6に対して並列に接続した検出側通路8と比較側通路9とを設けている。
上記検出側通路8には、流入ポート6から下流に向かって順に、検出側固定絞り10及び流出ポート11を設けるとともに、この流出ポート11には検出ノズル12を接続している。この検出ノズル12からは圧縮エアが噴出されるが、そのときの検査対象物13とのすき間によって、そのすき間を流通する流体の圧力損失の大きさが決まることになる。
また、比較側通路9には、上記流入ポート6から下流に向かって順に、比較側固定絞り14、可変絞りからなる比較側圧力設定手段15及び流出ポート16を設けている。
さらに第1検出装置本体SB1には、差圧検出手段17を設けているが、この差圧検出手段17には、検出側通路8における検出側固定絞り10と検出ノズル12との間の圧力を導く一方の圧力室17aと、比較側通路9における比較側固定絞り14と比較側圧力設定手段15との間の圧力を導く他方の圧力室17bとを備えている。そして、この差圧検出手段17は、上記両圧力室17a,17bの差圧を検出するとともに、検出側通路8の圧力が上記比較側圧力設定手段15で設定した圧力と等しくなったとき、検出ノズル12と検査対象物13とのすき間が設定どおり維持されていることになる。
一方、第2検出装置本体SB2には、上記流入ポート7に対して並列に接続した検出側通路18と比較側通路19とを設けている。
上記検出側通路18には、流入ポート7から下流に向かって順に、検出側固定絞り20及び流出ポート21を設けるとともに、この流出ポート21を、上記第1検出装置本体SB1の流出ポート11と検出ノズル12との間に接続している。すなわち、この検出側通路18は、検出ノズル12に対して、第1検出装置本体SB1の検出側通路8と並列にしている。
したがって、上記検出側固定絞り10,20は、検出ノズル12に対して共通に機能することになる。
このように検出側固定絞り10,20が、検出ノズル12に対して共通に機能すると言うことは、それらの合計開口面積によって制御特性が決められることになる。
また、上記比較側通路19には、上記流入ポート7から下流に向かって順に、比較側固定絞り22、比較側圧力設定手段23及び流出ポート24を設けている。
さらに、第2検出装置本体SB2には、差圧検出手段25を設けているが、この差圧検出手段25には、検出側通路18における検出側固定絞り20と上記検出ノズル12との間の圧力を導く一方の圧力室25aと、比較側通路19における比較側固定絞り22と比較側圧力設定手段23との間の圧力を導く他方の圧力室25bとを備えている。そして、この差圧検出手段25は、上記差圧検出手段17と同様に、上記両圧力室25a,25bの差圧を検出するとともに、検出側通路18の圧力が上記比較側圧力設定手段23で設定した圧力と等しくなったかどうかを検出する。
上記のように一つの検出ノズル12に対して、2つの差圧検出手段17,25を設けたのは次の理由からである。
例えば、2種類の検査対象物を見分けるときに、この検査対象物に深さの異なる溝等を形成し、その溝の深さに応じて当該検査対象物を識別することがある。このようなときには、第1検出装置本体SB1における比較側圧力設定手段15の開度を、一方の検査対象物に形成した溝深さの検出用に調整し、第2検出装置本体SB2における比較側圧力設定手段23の開度を、他方の検査対象物に形成した溝深さの検出用に調整しておく。
そして、検出ノズル12の設置レベルを一定に保って上記溝深さを検出するが、このときに第1検出装置本体SB1の差圧検出手段17における両圧力室17a,17bの圧力が等しくなったときは、一方の検査対象物であると判定し、第2検出装置本体SB2の差圧検出手段25における両圧力室25a、25bの圧力が等しくなったときには、他方の検査対象物であると判定するようにしている。
また、高さの異なる2種類の検査対象物についても、上記とほぼ同様にして識別することができる。
さらに、一方の差圧検出手段17で大きなすき間を検出し、他方の差圧検出手段25で小さなすき間を検出できるように設定した場合に、次のような3段階のすき間の大きさを検出することができる。なお、このときには、検出側の圧力室と比較側の圧力室との関係が
圧力室17aの圧力≧圧力室17bの圧力のとき、差圧検出手段17がオン
圧力室25aの圧力≧圧力室25bの圧力のとき、差圧検出手段25がオン
となるものとし、差圧検出手段17,25のいずれもがオンしていないとき、すき間が最大であるものと設定する。
上記の条件の下で、次のように3段階のすき間の大きさが検出されることになる。
すき間(大)の検出条件
上記圧力室17a,17b及び25a,25bの圧力の条件が
17a<17bのとき、差圧検出手段17がオフ(1)
25a<25bのとき、差圧検出手段25がオフ(2)
なお、上記の条件で圧力17aの圧力と25aの圧力とは常に等しい。そして、17b<25bに設定されているので、差圧検出手段17がオフで、差圧検出手段25がオンになることはありえない。
したがって、上記の(1)(2)の条件を満たしたときには、すき間(大)を検出したことになる。
すき間(中)の検出条件
上記圧力室17a,17b及び25a,25bの圧力の条件が
17a≧17bのとき、差圧検出手段17がオン(3)
25a<25bのとき、差圧検出手段25がオフ(4)
すき間(小)の検出条件
上記圧力室17a,17b及び25a,25bの圧力の条件が
17a≧17bのとき、差圧検出手段17がオン(5)
25a≧25bのとき、差圧検出手段25がオン(6)
上記のように上記(1)〜(6)を基にして、すき間(大)(中)(小)を検出することができる。
なお、上記検出側固定絞り10,20は検出ノズル12との間の圧力を安定的に保つために機能し、上記比較側固定絞り14,22は比較側圧力設定手段15,23との間の圧力を安定的に保つために機能する。
また、検出側固定絞り10,20の開口面積が大きくなればなるほど、検出ノズル12と検査対象物13とのすき間の変化に対して、上記検出側固定絞り10,20と検出ノズル12との間の圧力の変化率すなわちゲインが小さくなる。反対に、検出側固定絞り10,20の開口面積が小さくなればなるほど、上記ゲインが大きくなる。
この関係を示したのが図7である。図7は、検出側固定絞りの開口面積をパラメータにしたグラフで、縦軸が検出側固定絞りと検出ノズル12と間に発生する圧力を示し、横軸が検出ノズル12と検査対象物13とのすき間の大きさを示している。そして、グラフにおける曲線に示した数値が当該固定絞りの開口径(mm)である。
この図7からも明らかなように、開口径が最も大きな1mmの場合にはゲインが小さくなっている。そして、開口径が0.35mmの場合が、ゲインが最も大きくなるが、実際には、検出ノズル12の口径や検出するすき間に応じて、固定絞りの最適径が決まる。
しかも、上記比較側圧力設定手段15は、その構造が、上記検出側固定絞りの開口径に応じて調整しやすい構造になっている。つまり、検出ノズル12の口径や検出するすき間に応じて、最適なゲインが得られるように、比較側圧力設定手段15の調整範囲があらかじめ定められている。
したがって、比較側固定絞り14,22の開口面積と、検出側固定絞り10,20の合計開口面積とは、常に厳密な対応関係を求められる。
特開2009−36598号公報
上記のようにした従来の位置又は孔径の検出装置では、差圧検出手段17,25ごとに検出側固定絞り10,20及び比較側圧力設定手段15,23を設けなければならないので、構成が複雑になるという問題があった。
また、上記従来の位置又は孔径の検出装置では、一つの検出ノズル12に対して、検出側固定絞り10,20が並列に接続されている。しかし、これら検出側固定絞り10,20は、上記したように比較側圧力設定手段15,23に対しては、両検出側固定絞り10,20が一体になって一つの絞りとして機能しなければならない。
そのために、検出側固定絞り10,20の開口面積は、それらの合計値で決まるが、その合計面積を決めるのが検出側固定絞り10,20の個々の開口径である。そうなると、例えば、差圧検出手段17,25を増やしたり減らしたりするたびに検出側固定絞りの開口径を変更しなければならなくなる。そのために、差圧検出手段の数に応じた固定絞りを備えておかなければならず、その分、在庫すべき部品点数が多くなるとともに、設計の自由度が制約され、しかも設計の難度も大きくなるという問題があった。
この発明の第1の目的は、差圧検出手段を複数設けて多連にした場合でも、比較側圧力設定手段あるいは検出側固定絞りを少なくできる位置又は孔径の検出装置を提供することである。
第2の目的は、多連にしたときに固定絞りの開口面積の管理を簡単にした位置又は孔径の検出装置を提供することである。
の発明は次の構成からなる。
エア供給源に対して複数の比較側通路を並列に接続している。そして、この比較側通路には、比較側固定絞りとその下流側に設けた比較側圧力設定手段とを設けている。さらに、圧力源に一の検出側通路を接続し、この検出側通路には検出側固定絞りを設けるとともに、この検出側固定絞りの下流側に検出ノズルを設けている。そして、上記検出ノズルに対して、他の検出側通路を上記一の検出側通路と並列に接続している。
また、上記検出側通路と同数設けた比較側通路を上記圧力源に対して互いに並列に接続するとともに、これら比較側通路のそれぞれに比較側固定絞り設けている。そして、この比較側固定絞りの下流側には、比較側固定絞りの下流側の圧力を設定するための比較側圧力設定手段を設けている。
さらに、上記比較側通路及び検出側通路を一組として、それら一組の比較側通路及び検出側通路ごとに設け、上記検出側固定絞りと検出ノズルとの間の圧力を導く一方の圧力室及び上記比較側固定絞りと比較側圧力設定手段との間の圧力を導く他方の圧力室を設けた差圧検出手段を備えている。
の発明によれば、差圧検出手段を複数設けても、検出側通路には検出側固定絞りを一つ設けるだけで足りるので、その分、構成が簡単になる。
また、上記のように差圧検出手段を複数設けても、検出側固定絞りが一つで足りるので、例えば、複数の検出側固定絞りを並列に設けていた従来のものと比べて、固定絞りの開口面積の管理が飛躍的に簡単になる
第1実施形態の回路図である。 第2実施形態の断面図である。 第3実施形態の回路図である。 第3実施形態の断面図である。 参考例の回路図である。 従来の位置又は孔径の検出装置を示す回路図である。 固定絞りの開口径をパラメータにした特性を示すグラフである。
1に示した第1実施形態を説明するが、図6で示した従来と同一の構成要素については同一符号を用いて説明する。
圧縮エアを供給するエア供給源Pに供給通路1を接続するとともに、この供給通路1にレギュレータ2及び電磁開閉弁3を設けている。そして、上記電磁開閉弁3の下流を分岐通路4,5に分岐し、一方の分岐通路4は、第1検出装置本体SB1の流入ポート6に接続し、他方の分岐通路5は、第2検出装置本体SB2の流入ポート7に接続し、これら流入ポート6,7すなわち第1,2検出装置本体SB1,SB2のそれぞれを、圧力源Pに対して並列に接続している。
記第1検出装置本体SB1には、上記流入ポート6に対して並列に接続した検出側通路8と比較側通路9とを設けている。
上記検出側通路8には、流入ポート6から下流に向かって順に、検出側固定絞り10及び流出ポート11を設けるとともに、この流出ポート11には検出ノズル12を接続している。この検出ノズル12からは圧縮エアが噴出されるが、そのときの検査対象物13とのすき間によって、そのすき間を流通する流体の圧力損失の大きさが決まることになる。
また、比較側通路9には、上記流入ポート6から下流に向かって順に、比較側固定絞り14、可変絞りからなる比較側圧力設定手段15及び流出ポート16を設けている。
らに第1検出装置本体SB1には、差圧検出手段17を設けているが、この差圧検出手段17には、検出側通路8における検出側固定絞り10と検出ノズル12との間の圧力を導く一方の圧力室17aと、比較側通路9における比較側固定絞り14と比較側圧力設定手段15との間の圧力を導く他方の圧力室17bとを備えている。そして、この差圧検出手段17は、上記両圧力室17a,17bの差圧を検出するとともに、検出側通路8の圧力が上記比較側圧力設定手段15で設定した圧力と等しくなったとき、検出ノズル12と検査対象物13とのすき間が設定どおり維持されていることになる。
一方、第2検出装置本体SB2には、上記流入ポート7に接続した比較側通路26を設け、この比較側通路26には上記流入ポート7から下流に向かって順に、比較側固定絞り27、比較側圧力設定手段28及び流出ポート29を設けている。
そして、この第2検出装置本体SB2には検出通路30を設けている。この検出側通路30は、第2検出装置本体SB2に設けた圧力導入ポート31及び圧力導入通路32を介して、第1検出装置本体SB1に設けた検出側固定絞り10と上記検出ノズル12との間に接続されている。したがって、上記検出側通路30は、検出ノズル12に対して、第1検出装置本体SB1の検出側通路8と並列に接続されていることになる。
上記のように比較側通路26と検出側通路30を設けた第2検出装置本体SB2には、差圧検出手段33を設けているが、この差圧検出手段33には、検出側通路30に接続された一方の圧力室33aと、比較側通路26に接続された他方の圧力室33bとを設けている。
そして、上記差圧検出手段33は、上記両圧力室33a,33bの差圧を検出するとともに、検出側通路30の圧力が上記比較側圧力設定手段28で設定した圧力と等しくなったかどうかを検出する。
なお、上記検出側固定絞り10及び比較側固定絞り14,27の機能は、各通路の圧力を安定的に保つもので、この点は従来と同じである。
上記のようにした第1実施形態では、第1検出装置本体SB1に設けた検出側固定絞り10と検出ノズル12との間の圧力が、検出装置本体SB1における差圧検出手段17の一方の圧力室17aと、検出装置本体SB2における差圧検出手段33の一方の圧力室33aとの両方に導かれるので、検出ノズル12と検査対象物13とのすき間に応じて、上記両圧力室17a,33aに導かれる圧力の生成条件が同じになる。
このように、検出ノズル12と検査対象物13とのすき間に応じて、上記両圧力室17a,33aに導かれる圧力の生成条件が同じになるので、例えば、検出ノズル12と検査対象物13とのすき間に応じて発生する圧力と、上記比較側圧力設定手段15,28で設定した圧力とによって、検査対象物13を識別することができる。
結局、一つの検出ノズル12で、複数の検査対象物13を識別するとき、検出ノズル12と検査対象物13間の圧力を上記差圧検出手段の一方の圧力室17a,33aに導く圧力の生成条件が同じであってもよいことになる。このような観点から、この第1実施形態では、一つの検出側固定絞り10だけで足りるようにしたものである。
に、図2に示した第2実施形態を説明するが、この実施形態において、図1に示した第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明する。そして、この第2実施形態は、第1,2検出装置本体SB1,SB2以外に通路ブロック34を設けている。この通路ブロック34は、図1の圧力源Pに接続する流入ポート35を形成するとともに、この流入ポート35を3本の分岐通路36〜38に分岐している。
上記のようにした通路ブロック34には、第1検出装置本体SB1と第2検出装置本体SB2とを連接させている。
記第1検出装置本体SB1には、一方の圧力室17a及び他方の圧力室17bを備えた差圧検出手段17を設けている。そして、上記一方の圧力室17aは検出側通路8に設けた検出側固定絞り10を介して分岐通路36に連通させている。また、他方の圧力室17bは比較側通路9に設けた比較側固定絞り14を介して分岐通路37に連通させている。
さらに、上記一方の圧力室17aは、流出ポート11を介して検出ノズル12に接続し、他方の圧力室17bは、可変絞りからなる比較側圧力設定手段15を介して流出ポート16に連通させている。
記の構成から明らかなように、この第2実施形態においては、両圧力室17a及び17bのそれぞれが、検出側通路8及び比較側通路9の一部を兼ねていることになる。
また、上記第2検出装置本体SB2には、一方の圧力室33a及び他方の圧力室33bを備えた差圧検出手段33を設けている。そして、上記一方の圧力室33aは検出側通路30を、通路部材からなる圧力導入通路32を介して、第1検出装置本体SB1に設けた差圧検出手段17の一方の圧力室17aに接続している。ただし、上記検出側通路30は、第1実施形態の圧力導入ポート31を兼ねたものになっている。
そして、上記したように差圧検出手段17の一方の圧力室17aは、流出ポート11を介して検出ノズル12に連通しているので、圧力室17a及び33aは、検出ノズル12に対して並列に接続されることになる。
なお、図中符号39は、差圧検出手段33における一方の圧力室33aの圧力を検出するための圧力計である。
上記のようにした第2実施形態の機能は、第1実施形態と同じであり、検出側固定絞り10は一つで足りることになる。
に、図3,4に示した第3実施形態について説明するが、この実施形態において、図1に示した第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明する。この第3実施形態は、第1実施形態における第1検出装置本体SB1に設けた検出側固定絞り10を、上記第1,2検出装置本体SB1,SB2から切り離して別に設けたものである。
すなわち、上記供給通路1には、分岐通路4,5とは別に分岐通路40を接続するとともに、この分岐通路40に、第1,2検出装置本体SB1,SB2とは別の絞り本体OBを設けている。この絞り本体OBには検出側通路41を設けるとともに、この検出側通路41に検出側固定絞り42を設けている。
そして、この絞り本体OBに設けた検出側通路41には、上記検出ノズル12を接続している。
た、この第3実施形態においても、上記各実施形態と同様の第1,2検出装置本体SB1,SB2を設け、これら第1,2検出装置本体SB1,SB2には、比較側通路9,26、比較側固定絞り14,27、比較側圧力設定手段15,28及び流出ポート16,29を設けている。
さらに、上記第1,2検出装置本体SB1,SB2には、差圧検出手段17,33を設けるとともに、この差圧検出手段17,33の一方の圧力室17a,33aには圧力導入ポート43,44を介して上記検出ノズル12と検査対象物13との間に発生する圧力が導かれ、他方の圧力室17b,33bには比較側通路9,26における比較側固定絞り14,27と比較側圧力設定手段15,28間の圧力が導かれるようにしている。
お、図中符号45は、供給通路1と分岐通路40との接続ポイントよりも下流側に設けた電磁開閉弁である。
そして、上記図3に示した回路図の要部を具体的に示したのが、図4である。この図4において、絞り本体OBに設けた検出側通路41及び第2検出装置本体SB2の圧力導入ポート44を、第1検出装置本体SB1の一方の圧力室17a及びその圧力導入ポート43を介して検出ノズル12に接続した点に特徴を有する。
上記のようにした第3実施形態の各構成要素の機能は、第1,2実施形態の場合と同様である。
に、図5に示した参考例を説明するが、この参考例において、図1に示した第1実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付して説明する。第1検出装置本体SB1は、第1実施形態と同じ構成なので、第1実施形態と同一符号を用い、その詳細な説明を省略する。ただし、この参考例においては、差圧検出手段17の一方の圧力室17aにおける圧力を検出する圧力計45を設けている。
上記第2,3検出装置本体SB2,SB3は、それらの流入ポート46,47を、上記圧力源Pに対して、上記第1検出装置本体SB1の流入ポート6と並列に接続している。つまり、この参考例においては、上記供給通路1に対して分岐する分岐通路4,5以外に分岐通路48を設け、これら分岐通路4,5,48を介して上記各流入ポート6,46,47を、上記のように並列に接続している。
上記のようにした第2,3検出装置本体SB2,SB3は、流入ポート46,47に検出側通路49,50を接続するとともに、この検出側通路49,50に検出側固定絞り51,52を設けている。また、この検出側通路49,50には、流出ポート53,54を介して検出ノズル55,56を接続している。
さらに、上記第2,3検出装置本体SB2,SB3には、差圧検出手段57,58を設けるとともに、この差圧検出手段57,58の一方の圧力室57a,58aを、上記検出側固定絞り51,52と検出ノズル55,56との間の圧力が導かれるようにしている。
また、上記差圧検出手段57,58の他方の圧力室57b,58bは、第2,3検出装置本体SB2,SB3に形成した圧力導入ポート59,60及びこの圧力導入ポート59,60に接続した圧力導入通路61,62を介して、第1検出装置本体SB1の比較側通路9の圧力が導入されるようにしている。
なお、図中符号63,64は、第2,3検出装置本体SB2,SB3に設けた圧力計で、上記一方の圧力室57a、58aの圧力を測定するものである。
上記のようにした参考例は、第1〜3実施形態と異なり、各第1〜3検出装置本体SB1,SB2,SB3に設けた検出側通路8,49,50ごとに検出ノズル12,55,56を設けるとともに、これら検出ノズル12,55,56に接続した検出側通路8,49,50のそれぞれに検出側固定絞り10,51,52を設けている。
つまり、上記比較側圧力設定手段15を、各検出ノズル12,55,56に対して共通にして、比較側圧力設定手段15に至る過程の比較側固定絞り14を一つで足りるようにしたものである。
結局、検査対象物13,65,66を識別するとき、一つの比較側圧力設定手段15で、検出ノズル12と検査対象物13,65,66間の圧力を設定できるようにしたもので、上記差圧検出手段17,57,58の他方の圧力室17b,57b,58bには、比較側圧力設定手段15で発生した圧力損失分の圧力が導かれる。したがって、上記差圧検出手段17,57,58の他方の圧力室17b,57b,58bには、同じ圧力が導かれることになる。
なお、上記第1〜3実施形態では、従来例と同様に3段階のすき間(大)(中)(小)を検出できる。
また、第1〜実施形態及び参考例では、検出ノズル12,55,56と検査対象物13,65,66とのすき間を検出するものとして説明したが、例えば、容器の底部に検出ノズルを開口させたり、その検出ノズルを容器の底部に水没させたりして、当該容器に入れた液体の液面の水位を検出する装置にも、この発明を用いることができる。
この場合には、容器内の液面に応じて、検出ノズルに作用する水圧が変化するが、この変化を差圧検出手段17,57,58が検出して、上記液面の水位を特定できることになる。
さらに、第1〜実施形態及び参考例は、検査対象物に形成された貫通孔の孔径の大小を検出することもできる。この場合には、検出ノズル12,55,56を、検査対象物に形成された貫通孔に上記検出ノズル12,55,56を密着させて、それら大小を検出することになる。
テーブル上に載せられた検査対象物の種類を識別するのに最適である。
P 圧力源
8,18,30,41,49,50 検出側通路
9,19,26 比較側通路
10,20,51,52 検出側固定絞り
12,55,56 検出ノズル
13,65,66 検査対象物
14,22,27 比較側固定絞り
15,28 比較側圧力設定手段
17,33,57,58 差圧検出手段

Claims (1)

  1. 圧縮エアを供給するエア供給源に接続した一の検出側通路と、
    上記一の検出側通路に設け、この検出側通路の圧力を保持するための検出側固定絞りと、
    上記検出側固定絞りと、上記検出側固定絞りの下流側に設けられた検出ズルとの間に連通するとともに、上記検出ノズルに対して、上記一の検出側通路と並列に接続された他の検出側通路と、
    上記圧力源に対して互いに並列に接続するとともに、上記検出側通路と同数設けた比較側通路と、
    これら比較側通路のそれぞれに設けた比較側固定絞りと、
    上記比較側固定絞りの下流側に設け、この比較側固定絞りの下流側の圧力を設定するための比較側圧力設定手段と、
    上記比較側通路及び検出側通路を一組として、それら一組の比較側通路及び検出側通路ごとに設け、上記検出側固定絞りと検出ノズルとの間の圧力を導く一方の圧力室及び上記比較側固定絞りと比較側圧力設定手段との間の圧力を導く他方の圧力室を設けた差圧検出手段とを備え、
    上記検出ノズルを検査対象部に近づけたとき、上記差圧検出手段が上記両圧力室の差圧を検出する位置又は孔径の検出装置。
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