JP6342898B2 - ビーコンタイムスロット割当て - Google Patents

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Description

本出願は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、限定はしないが、ビーコンの送信のためにタイムスロットを、および随意に、無線周波数を割り当てることに関する。
ワイヤレス通信ネットワークは、ある定義された地理的エリアにわたって、その地理的エリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するように配備され得る。典型的な実装形態では、あるネットワークによってサービスされる地理的エリア内で動作しているアクセス端末(たとえば、携帯電話、ポータブルデバイスなど)にワイヤレス接続を提供するために、(たとえば、1つまたは複数のマクロセルを介してカバレージを与える)マクロアクセスポイントがそのネットワーク全体に分散される。
高速でかつマルチメディアのデータサービスに対する需要が急速に高まるにつれて、向上した性能を有する効率的でかつロバストな通信システムを実装することが課題となっている。従来のネットワークアクセスポイント(たとえば、マクロアクセスポイント)を補うために、(たとえば、20dBm以下の送信電力をもつ)小カバレージアクセスポイントが、アクセス端末にロバストなカバレージを与えるために配備され得る。たとえば、ユーザの自宅または企業環境(たとえば、商業ビル)に設置された小カバレージアクセスポイントは、セルラー無線通信(たとえば、CDMA、WCDMA(登録商標)、UMTS、LTEなど)をサポートするアクセス端末に、音声および高速データサービスを提供し得る。
従来、小カバレージアクセスポイントは、たとえば、フェムトセル、フェムトアクセスポイント、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイント基地局と呼ばれ得る。典型的に、そのような小カバレージアクセスポイントは、DSLルータまたはケーブルモデムを介してインターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。便宜上、小カバレージアクセスポイントは、以下の説明では、フェムトセルまたはフェムトアクセスポイントと呼ばれ得る。
アクセス端末上で実行されるアプリケーションは、アクセス端末のロケーション(たとえば、位置)を利用し得る。たとえば、アクセス端末のロケーションは、アクセス端末による911呼中に報告され得る。別の例として、アクセス端末ベースのナビゲーションシステムは、ナビゲーション援助を与えるためにアクセス端末の現在のロケーションを使用する。
アクセス端末のロケーションは、それらのロケーションが知られているアクセスポイントのセットに対して判断され得る。アクセス端末のロケーションを判断するための2つの技法には、時間ベースの手法と信号強度ベースの三角測量とが含まれる。
時間ベースの手法は、2つの通信ポイント間の信号伝搬遅延の差を推定することによってそれらの間の距離を推定することに依拠する。ただし、時間ベースの手法の精度は、(マルチパス効果と見通し線構成要素の欠如とにより)ロケーション依存となる傾向がある信号伝搬特性によって制限される。さらに、時間ベースの手法における分解能は、(約40メートルであり得る)伝搬遅延変化が観測され得るチップ幅(chip duration)に依存する。
信号強度ベースの三角測量方法では、アクセス端末は、アクセスポイントのセットとそれ自体との間の経路損失を測定し得る。経路損失値は、各アクセスポイントとアクセス端末との間の距離を推定するために使用される。たとえば、経路損失値のセットに対応する経路損失フィンガープリントが、アクセス端末の現在のロケーションを判断するために、経路損失フィンガープリント(その各々が特定のロケーションに対応する)の以前に定義されたデータベースと比較される。ロケーションを推定する際の精度は、経路損失値が計算される、別個のアクセスポイントの数とともに改善する。経路損失値のデータベースは、数学的モデルを開発し、それらをシミュレートすることまたは技術者の経験を使用することのいずれかによって生成され得る。シミュレーションベースの手法は、大企業セットアップにより好適であり得、一方、技術者の経験は、モデリングにおける任意の誤りを補正するために使用され得る。
信号強度ベースの三角測量の場合、経路損失値はEcp/Ioから計算され得、アクセスポイントによって送信されたビーコンのIo値が、アクセス端末によって測定され、それのサービングアクセスポイントに報告される。ここで、Ecpは、アクセス端末におけるビーコンの受信信号強度であり、Ioは、雑音を含む、アクセス端末における全受信エネルギーである。したがって、Ecp/Ioの比率は、アクセス端末におけるビーコンの受信された信号対干渉雑音比(SINR)である。サービングアクセスポイントは、アクセスポイントの送信電力についての知識を使用して、アクセス端末とビーコンを送信したアクセスポイントとの間の経路損失を計算することができる。cdma2000では、アクセス端末(すなわち、移動局)は、フェムトセル周波数上で測定された信号強度値を送るためにパイロット強度測定メッセージ(PSMM:pilot strength measurement message)報告を使用し、マクロ周波数上で測定された信号強度値のために候補周波数探索(CFS:candidate frequency search)メッセージを使用することができる。
ビーコン信号強度を測定し、報告するために、アクセス端末における信号のSINRは、検出しきい値(たとえば、-16dB)よりも高くなければならない。アクセス端末がそれのサービングアクセスポイントに近くなると、サービングアクセスポイントからの干渉が、非サービングアクセスポイントから受信されるビーコンを圧倒し、それによって、三角測量セットが1つだけに退化され得る。これは、別個のビーコンチャネルを有することによってある程度まで緩和され得るが、複数のアクセスポイントからのビーコンが依然として重複するので、アクセス端末が、個々にそれらを復号し、それらの強度を測定することは困難であり得る。これは、ロケーションフィックスの精度に影響を及ぼし得る。したがって、アクセス端末のロケーションを判断するためのより効果的な技法が必要である。
本開示のいくつかの例示的な態様の概要は以下の通りである。この要約は、読者の便宜のために行われるものであり、本開示の範囲を全体的に定義するものではない。便宜上、いくつかの態様という用語が、本明細書において、本開示の単一の態様または複数の態様を指すために使用され得る。
本開示は、いくつかの態様では、アクセスポイントの近傍にあるアクセス端末が受けるビーコンの数を最大化しようと試みる形でアクセスポイント(たとえば、フェムトセル)によるビーコン送信を制御することに関する。いくつかの態様では、これは、(たとえば、異なる時間に近隣アクセスポイントのビーコン送信をスケジュールすることによって)ビーコン間の干渉を低減することによって達成され得る。本開示はまた、いくつかの態様では、(たとえば、実質的に同時のタイムスロット上にビーコン送信をスケジュールする、および/または異なる無線周波数上にビーコン送信をスケジュールすることによって)比較的短い時間フレーム中でのアクセス端末によるすべての関係するビーコンの取得を容易にする形でビーコン送信をスケジュールすることに関する。
いくつかの実装形態では、ビーコンスケジューリング方式は、送信が時間的に重複しないように、潜在的に干渉する近隣アクセスポイントによるビーコン送信をスケジュールする。たとえば、潜在的干渉ネイバーは、ネットワークリッスンモジュール(NLM)測定を通して識別され得る(たとえば、第2のアクセスポイントが第1のアクセスポイントを聞くことができる場合、第1のアクセスポイントは第2のアクセスポイントに干渉すると見なされ得る)。アクセスポイントの干渉ネイバーが判断されると、スケジューリング方式は、アクセスポイントおよびそれの干渉ネイバーが同じタイムスロット中にビーコンを送信しないように、これらのアクセスポイントにタイムスロットを割り当てる。いくつかの実装形態では、タイムスロットのより効率的な割当てを容易にするために、スケジューリングアルゴリズムは、干渉ネイバーの数の降順でアクセスポイントを順序付け、次いで、順序付けに基づいてタイムスロットを割り当てる。
いくつかの実装形態では、ビーコンスケジューリング方式は、周波数上と時間上の両方にビーコン送信をスケジュールする。この方式は、所与のタイムスロットについて、アクセス端末が異なるロケーションにあるとき、アクセス端末は異なるビーコンを聞き得ることを考慮に入れ得る。すなわち、遠く離れたアクセスポイントからのビーコンは、アクセス端末にとって無関係であり得る。したがって、そのようなビーコンを探索することは、アクセス端末のビーコン探索プロシージャに不必要に影響を及ぼし得る。
したがって、本明細書の教示によるビーコンスケジューリング方式は、どのアクセス端末ロケーションがどのアクセスポイントからビーコンを受信するのかを判断するために使用され得る。次いで、ロケーションごとに、異なるタイムスロットからビーコンを受信する可能性を判断するために、タイムスロットのあらゆるペアの間で相互相関が実行され得る。タイムスロット間に十分高い相関がある場合、関連するビーコンが実質的に連続する(すなわち、連続するまたはほぼ連続する)タイムスロット上にスケジュールされるようにスケジューリングが調整される。このようにして、所与のアクセス端末は、そのアクセス端末が注目するビーコンのすべてをより容易に(たとえば、迅速に)収集することが可能になる。
さらに、そのようなビーコンスケジューリング方式は、同じタイムスロット上にあるビーコン送信を異なる周波数に割り当て得る。このようにして、ビーコンを探索するときに周波数間をホッピングすることによって、アクセス端末は、注目するビーコンのすべてをより容易に(たとえば、迅速に)収集し得る。
いくつかの実装形態では、(たとえば、ロケーションビーコンと呼ばれる)アクセス端末または他のエンティティのロケーションを判断するために使用されるビーコンは、再選択ビーコンとの干渉を回避するようにスケジュールされる。たとえば、アクセスポイントは、1つまたは複数のビーコン周波数上で再選択ビーコンの代わりにロケーションビーコンを周期的に送信するように構成され得る。
上記に鑑みて、いくつかの態様では、本明細書の教示によるワイヤレス通信は、アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントを識別することであって、識別が、アクセスポイントにおいて受信された信号に基づく、識別することと、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別に基づいてセットのアクセスポイントによるビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数を割り当てることと、セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つへの割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送ることとを伴う。
さらに、いくつかの態様では、本明細書の教示によるワイヤレス通信は、アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントを識別することと、アクセスポイントの各々について潜在的に干渉するアクセスポイントが何個識別されるかに基づいてセットのアクセスポイントを順序付けることと、セットのアクセスポイントの各々によるビーコン送信のためのタイムスロットを割り当てることであって、割当てが、アクセスポイントの順序付けに従って実行される、割り当てることと、セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つへの割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送ることとを伴う。
本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、後に続く詳細な説明および特許請求の範囲に、ならびに添付の図面に記載する。
アクセス端末のロケーションがアクセスポイントによって送信されたビーコンに基づいて判断される通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図である。 時間のみの直交化プロシージャと併せて実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 スケジューリング動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 タイムスロット割当ての一例を示す簡略図である。 周波数および時間直交化プロシージャと併せて実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 タイムスロット中でのビーコン割当ての一例を示す簡略図である。 相関行列の一例を示す簡略図である。 周波数割当てを与えるためにタイムスロット割当てを反転させることの一例を示す簡略図である。 周波数および時間中でのビーコン割当ての一例を示す簡略図である。 再選択ビーコンにビーコンを点在させることの一例を示す簡略図である。 ビーコン送信のためのタイムスロットを割り当てることと併せて実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 ビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数を割り当てることと併せて実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャートである。 通信ノード中で採用され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図である。 ワイヤレス通信システムの簡略図である。 フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略図である。 ワイヤレス通信のカバレージエリアを示す簡略図である。 通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図である。 本明細書で教示するビーコン割当てをサポートするように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図である。 本明細書で教示するビーコン割当てをサポートするように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図である。
慣例に従って、図面に示される様々な特徴は、一定の縮尺で描かれていない可能性がある。したがって、様々な特徴の寸法は、明快のために、適宜拡大または縮小されることがある。加えて、図面のうちのいくつかは、明快のために簡略化されている可能性がある。したがって、図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示すとは限らない。最後に、同様の参照符号は、本明細書および図を通して同様の特徴を示すために使用され得る。
本開示の様々な態様について、以下で説明する。本明細書の教示は多種多様な形で具現化され得ること、および本明細書で開示された任意の特定の構造、機能または両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示された態様が他の任意の態様から独立して実装され得ること、および、これらの態様のうちの2つ以上が様々な方法で結合され得ることを、当業者は諒解されよう。たとえば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して、装置が実装され得、または方法が実施され得る。加えて、本明細書に記載された態様のうちの1つもしくは複数に加えて、または、それら以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置が実装され得、またはそのような方法が実施され得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を含み得る。
図1は、例示的な通信システム100(たとえば、通信ネットワークの一部)のいくつかのノードを示す。例示のために、互いに通信する、1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイント、およびネットワークエンティティのコンテキストにおいて、本開示の様々な態様について説明する。しかしながら、本明細書の教示は、他の専門用語を使用して参照される、他のタイプの装置または他の同様の装置に適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、様々な実装形態では、アクセスポイントは、基地局、ノードB、eノードB、フェムトセル、ホームノードB、ホームeノードBなどと呼ばれるか、またはそれらとして実装され得るが、アクセス端末は、ユーザ機器(UE)、移動局などと呼ばれるか、またはそれらとして実装され得る。
システム100中のアクセスポイントは、システム100のカバレージエリア内にインストールされ得るか、またはそのカバレージエリア全体でローミングし得る1つまたは複数のワイヤレス端末(たとえば、アクセス端末102)に、1つまたは複数のサービス(たとえば、ネットワーク接続)へのアクセスを提供する。たとえば、様々な時点において、アクセス端末102は、アクセスポイント104、アクセスポイント106、アクセスポイント108、およびシステム100内の他のアクセスポイント(図示せず)と通信し得る(たとえば、それらから信号を受信し得る)。これらのアクセスポイントの各々は、広範囲のネットワーク接続を容易にするために、1つまたは複数のネットワークエンティティ(便宜上、ネットワークエンティティ110で表される)と通信し得る。
ネットワークエンティティは、たとえば、1つまたは複数の無線ネットワークエンティティおよび/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティは、ネットワーク管理(たとえば、運用、アドミニストレーション、管理、およびプロビジョニングのエンティティを介した)、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能、またはいくつかの他の適切なネットワーク機能のうちの少なくとも1つなどの機能を表し得る。いくつかの態様では、モビリティ管理は、アクセス端末の現在位置を追跡しつづけることと、アクセス端末のページングを制御することと、アクセス端末にアクセス制御を提供することとに関する。また、これらのネットワークエンティティのうちの2つ以上がコロケートされ得、かつ/またはこれらのネットワークエンティティのうちの2つ以上がネットワーク全体に分散され得る。
本明細書で教示するビーコンスケジューリング方式は、アクセスポイント104〜108による(たとえば、パイロットチャネル、ページングチャネル、および同期チャネルを含む)ビーコンの送信を制御するために使用される。典型的な実装形態では、アクセスポイント104〜108はフェムトセルである。
アクセスポイント104〜108の各々は、スケジュールに従ってビーコンを送信するためのビーコン構成要素を含む。図1の複雑さを低減するために、ビーコン構成要素112は、アクセスポイント104(たとえば、フェムトセルのクラスタの指定されたクラスタヘッド)についてのみ示されている。実際には、同様の機能がアクセスポイント106〜108の各々中に含まれる。
アクセス端末102は、アクセス端末102のロケーションを判断することを容易にするために、ビーコンを受信し、受信されたビーコンを処理するためのロケーション構成要素114を含む。たとえば、いくつかの実装形態では、アクセス端末102は、(たとえば、受信されたビーコンに基づくフィンガープリントをロケーションフィンガープリントのデータベースと比較することによって)受信されたビーコンに基づいてそれのロケーションを判断する。代替的に、他の実装形態では、アクセス端末102は、別のエンティティ(たとえば、サービングアクセスポイントまたはネットワークエンティティ)がアクセス端末102のロケーションを判断することを可能にするために、その他のエンティティに受信されたビーコンに関連する情報を送る。
実際には、アクセス端末102は、システム100によってサポートされる地理的エリアを動き回ることになる。したがって、図2中の破線アクセス端末ブロックによって表されるように、アクセス端末102は、このエリア内の様々なロケーションからビーコンを受信することになる。
図1の複雑さを低減するために、ほんのいくつかのアクセスポイントと1つのアクセス端末が示されている。しかしながら、典型的なシステムがより多くのアクセス端末をサポートするより多くのアクセスポイントを含むことになることを諒解されたい。これらのアクセスポイントのすべては、本明細書の教示に従ってビーコンを送信し得、これらのビーコンは、これらのアクセス端末のロケーションを判断することを可能にするために様々なアクセス端末によって受信されることになる。いくつかの態様では、アクセス端末(または何らかの他のエンティティ)がそれのロケーションを判断することを可能にするために送信されるビーコンは、ロケーションビーコンと呼ばれ得る。
図1のエンティティのうちの少なくとも1つは、ビーコン送信をスケジュールするためのスケジューラ116を含む。図1の複雑さを低減するために、この機能は、随意に、アクセスポイント104(たとえば、フェムトセルのクラスタの指定されたクラスタヘッド)中にまたはネットワークエンティティ110中にあるものとして示されている。実際には、(たとえば、ネットワークリッスン測定を行う、および/またはアクセス端末102から測定報告を受信する)スケジューリング関連機能のうちの少なくともいくつかは、アクセスポイント104〜108の各々の中で実行される。(たとえば、アクセスポイント104〜108によって収集された情報に基づいてスケジュールを判断する)残りの機能は、アクセスポイント104〜108によって分散的な方法で実装されるか、あるいはアクセスポイント104〜108のうちの指定された1つ(たとえば、フェムトセルクラスタの指定されたヘッド)またはネットワークエンティティ(たとえば、フェムトセル管理サーバ(FMS)、ホームノードB(HNB)管理サーバ(HMS)、HNBゲートウェイ(HGW)など)などの単一のエンティティによって実装され得る。たとえば、いくつかの実装形態では、この機能は、ネットワークエンティティ110(たとえば、ネットワーク事業者によって配備されたネットワークエンティティ)中に部分的に実装され、アクセスポイント104〜108中に部分的に実装され得る。しかしながら、他の実装形態では、この機能は、アクセスポイント104〜108の各々(およびシステム100中の任意の他の関連するアクセスポイント)内に完全に分散的な方法で実装される。
上記の概観を念頭において、フェムトセルビーコンを直交化するための2つの方式について、図2〜図9を参照しながら以下で説明する。手短に言えば、図2〜図4に、フェムトセルビーコンが時間的に直交化される第1の手法を示す。図5〜図9に、フェムトセルビーコンが時間的と周波数的の両方で直交化される第2の手法を示す。開示する技法が、異なるタイプのワイヤレス通信技術に基づき、他のタイプのアクセスポイントによって送信されるビーコンに、およびアクセスポイントに適用可能であり得ることを諒解されたい。
説明のために、図2〜図9の動作(または本明細書で説明もしくは教示する任意の他の動作)は、特定の構成要素(たとえば、図1または図13に示す構成要素など)によって実行されるものとして説明され得る。しかしながら、これらの動作が、他のタイプの構成要素によって実行され得、かつ異なる数の構成要素を使用して実行され得ることを諒解されたい。また、本明細書で説明する動作のうちの1つまたは複数が、所与の実装形態において採用され得ないことも諒解されたい。
最初に図2〜図4を参照すると、この手法では、潜在的に干渉するフェムトセルからのビーコンは、それらの送信が重複しないように時間的に離間される。潜在的に干渉するフェムトセルを識別するための1つの手法は、フェムトセルにおいてネットワークリッスンメッセージを監視することである。2つのフェムトセルからビーコンが、互いのネットワークリッスンメッセージを聞くことができるフェムトセルによって送信される場合、それらは、(同時に送信されるとき)潜在的に干渉すると見なされ得る。これは、概念的な観点から、ネットワークグラフが構成され得ることを示唆する。グラフの頂点は、フェムトセルであり、2つのフェムトセルが互いのネットワークリッスンメッセージを聞くことができる場合、それらの間にエッジが存在する。したがって、時間スケジュールは、(たとえば、図4に関連して以下で説明する)グラフ着色方式を使用してグラフから取得される。
図2に、時間のみの直交化プロシージャの一例を説明する。
図2のブロック202によって表されるように、各フェムトセルiは、ネットワークリッスンモジュールベースの技法または何らかの他の技法を使用してネイバーNiのそれのリストを作成する。代替技法の一例として、フェムトセルのためのネイバーのリストは、経路損失データベース(たとえば、カバレージエリア中の複数のロケーションの各々について、そのロケーションにおいて検出され得る各フェムトセルに対する経路損失を示すいわゆるヒートマップ)とビーコンのための送信電力についての知識とに基づいてオフラインで構成され得る。
ブロック204によって表されるように、フェムトセルのリストはソートされる。たとえば、リストは、ネイバーの数の降順でソートされ得る。この例では、ネイバーの最大数(たとえば、5)を有するフェムトセルが、リスト中で第1位にあり、ネイバーの次の最大数(たとえば、4)を有するフェムトセルが、リスト中で次にあり、以下同様である。
このようにしてフェムトセルをソートすることによって、より効率的なスケジューリングが達成され得る。たとえば、そのような順序付け(たとえば、検出されたネイバーがより少ないフェムトセルが最初に割り当てられる)なしに、第1のフェムトセル(たとえば、フェムトセルのセットから干渉を受けるフェムトセル)がフェムトセルのセットによる干渉から保護される必要があると判断する前に、フェムトセルのセットに対してタイムスロット割当てが行われ得る。したがって、共通タイムスロットがそのセットのフェムトセルに割り当てられ得るとしても、異なるタイムスロットが、それらのフェムトセルに割り当てられ得る。対照的に、本明細書で教示する順序付けの使用によって、そのセットのフェムトセルが、第1のフェムトセルに対する干渉物として識別され、(第1のフェムトセルのタイムスロットとは異なる)同じタイムスロットを割り当てられることになる可能性がある。
上記で説明したように、このスケジューリング動作は、ネットワークエンティティ、フェムトセルのうちの1つ、または何らかの他のエンティティなどのエンティティによって実行され得る。そのような場合、エンティティは、そのエンティティがスケジュールを判断することを可能にするために、フェムトセルの各々からネイバー情報(たとえば、潜在的な干渉物のリスト)を受信し得る。
ブロック206によって表されるように、フェムトセルは、フェムトセルとそれのネイバーが同じタイムスロット中にスケジュールされないようにタイムスロットを割り当てられる。隣接フェムトセルからのビーコンが異なるタイムスロット中で送信されるので、これらのフェムトセルの近傍にあるアクセス端末は、これらのフェムトセルから干渉するビーコンを受信しないことになる。さらに、このスケジューリング動作は、ネットワークエンティティ、フェムトセルのうちの1つ、または何らかの他のエンティティなどのエンティティによって実行され得る。典型的には、同じエンティティがブロック204および206の動作を実行することになる。
図3に、(たとえば、図2のブロック206、および以下で説明する図5のブロック512および518に対応する)スケジューラプロシージャの一例を示す。ブロック302によって表されるように、スケジューラへの入力は、(たとえば、図2からの)順位リストLである。
ブロック304によって表されるように、リストLからの(たとえば、特定のフェムトセルのビーコンに対応する)第1の要素jは、現在のタイムスロット(たとえば、第1のタイムスロット)中にスケジュールされる。この要素jのネイバーは、指定されたNjである。これらのネイバーのすべては、リストLから別のリストFに移動される。これは、jのネイバーがjと同じタイムスロット中にスケジュールされないように行われる。要素jは、次いで、リストLから除去される。
ブロック306および308によって表されるように、プロシージャは、すべてのフェムトセル(たとえば、すべてのビーコン)がスケジュールされるまで、リストLおよびFに繰り返し作用する。
ブロック306において、リストLが空でない場合、動作フローはブロック304に戻る。ブロック304のこの次の反復中に、(たとえば、第1のjおよびそれのネイバーの除去の後に)リスト中で現在第1位である要素j(たとえば、第2の要素j)が、第1のjと同じタイムスロット中にスケジュールされる。この要素jのネイバー(指定されたNj)のすべては、リストLからリストFに移動される。この要素jは、次いで、リストLから除去される。したがって、ブロック304および306の動作は、Lの非ネイバー要素のすべてが(たとえば、第1のタイムスロット中に)スケジュールされるまで繰り返される。
ブロック308において、プロシージャは、Fが空であるかどうかを確認する。空でない場合、動作フローは、ブロック310に進む。ブロック310において、リストFがリストLに移動され、リストFがクリアされ、次のタイムスロット(たとえば、ブロック310の第1の反復における第2のタイムスロット)のスケジューリングを開始する。上記で説明した動作が、次いで、この次のタイムスロットにフェムトセル(たとえば、ビーコン)を割り当てるために繰り返される。たとえば、第1のjの第1のネイバーが、ブロック304の次の反復中にスケジュールされ、この要素のネイバーがリストFに移動され得る。リストL中に戻された他の要素に対して同様の動作が実行され得る。
ブロック312によって表されるように、リストLとFの両方が空になると、スケジューリングプロシージャは完了する。したがって、得られたスケジュールが適切な1つまたは複数のエンティティに送られ得る。たとえば、スケジュールを判断するエンティティ(たとえば、ネットワークエンティティまたはフェムトセルのうちの1つ)は、各フェムトセルが指定されたタイムスロット中にそれのビーコンを送信することになるように対応するスケジュール情報をフェムトセルの各々に送り得る。
図4に、フェムトセルAがネイバーとしてフェムトセルBおよびDを検出し、フェムトセルBがネイバーとしてフェムトセルAを検出し、フェムトセルCがネイバーとしてフェムトセルDを検出し、フェムトセルDがネイバーとしてフェムトセルAおよびCを検出した場合のネットワークグラフの一例を示す。この場合、フェムトセルAをフェムトセルBおよびDと同じタイムスロット上にスケジュールすべきではなく、フェムトセルDをフェムトセルCと同じタイムスロット上にスケジュールすべきではない。ただし、フェムトセルAおよびCは、同じタイムスロット上にスケジュールされ得る。同様に、フェムトセルBおよびDは、同じタイムスロット上にスケジュールされ得る。したがって、フェムトセルは、所望のタイムスロット割当てのために(異なる方向の斜線によって示されるように)「着色」される。たとえば、フェムトセルAおよびCは、タイムスロット1上にスケジュールされ得、一方、フェムトセルBおよびDは、タイムスロット2上にスケジュールされ得る。
上記で説明した時間のみの直交化プロシージャを実装するために採用され得るアルゴリズムの一例をアルゴリズム1に記載する。
Figure 0006342898
アルゴリズム1のTimeOrthogonalizationプロシージャについて、ステップ3および4が図2のブロック202に対応し、ステップ5がブロック204に対応し、ステップ6がブロック206に対応する。
アルゴリズム1のFindScheduleプロシージャは、再帰的である。ステップ2および3において、リストLが空である場合、スケジュールが戻される。ステップ4において、リストSおよびFは、再帰関数の反復ごとにクリアされる。ステップ5〜10において、プロシージャがタイムスロットをスケジュールする。特に、ステップ6において、プロシージャは、現在の要素jがネイバーFのリストに移動されたかどうかを確認する。移動されていない場合、ステップ7において、現在の要素jがリストSに追加され、それによって、Sによって指定された現在のタイムスロット中にフェムトセル(ビーコン)をスケジュールする。ステップ8において、現在の要素jのネイバー(Nj)がリストFに追加される。ステップ9において、これらのネイバーNjがリストLから除去される。ステップ10において、スケジューリングが次のタイムスロットに移動する。プロシージャは、次いで、リストLの要素のすべてがスケジュールされるまでそれ自体を再帰的に呼び出す。
上記のスケジューリング技法に様々な変更が行われ得る。たとえば、ネットワークリッスンベースのアルゴリズムは、ネットワーク中のフェムトセル間の干渉を完全にキャプチャし得ない。言い換えれば、概念グラフ中でそれらの間にエッジを共有しない2つのフェムトセル(たとえば、ネットワークリッスン動作によって潜在的な干渉物であるものとして示さない2つのフェムトセル)は、それらのビーコンが同時に送られる場合、依然として互いに干渉し得る。これは、フェムトセル自体が互いのネットワークリッスンメッセージを受信するには大きく離れすぎていることがあるが、それらのカバレージエリアが依然として重複するためであり得る。しかしながら、重複エリア中のロケーションのいくつかにあるアクセス端末は、2つのフェムトセルからのビーコンが一緒に送られるとき、それらを復号することができないことがある。一方、それらの間にエッジを共有するフェムトセルによって送られたビーコンのペアが一緒に送られるときでも、これらのビーコンを正常に受信し復号することができるロケーションがあり得る。
ネットワークリッスンベースのグラフは、より詳細なネイバーグラフを取得するために急造され得る。これは、フェムトセルごとに経路損失データベースを精査し、互いに干渉し得るフェムトセルのセットが同時にビーコンを送信する場合にそれらを発見することによって達成され得る。しかしながら、互いに干渉し得るフェムトセルの組合せを発見するためにデータベース全体を精査することは計算集約的であり得る。たとえば、フェムトセルのペアは、あるロケーションにおいて干渉し得るが、他のロケーションにおいてトラブルなしに受信され得る。さらに、両方のフェムトセルは一緒に、第3のフェムトセルに干渉し得、一方で、それらは、個々に送信されるときにいかなる干渉をも引き起こし得ない。
本明細書の教示によれば、より詳細なグラフを発見するためにいくつかの近似が行われ得る。たとえば、上記のネットワークリッスンベースのグラフから始めて、あるロケーションにおいて受信されたビーコンの数が現在のタイムスロット中にスケジュールされたビーコンの数より少ないときはいつでも、そのより少ない数が、受信された信号の低信号強度によるものである(たとえば、フェムトセルがそのロケーションから比較的離れていることによるものである)のか、または複数のビーコンからの干渉が同時に受信されたことによるものであるのかを判断するために診断が実行される。タイムスロット中のビーコンが干渉によりすべて一緒に受信され得ないロケーションの比率がしきい値(たとえば、ロケーションの80%または90%)を超える場合、そのタイムスロット中のビーコン間にエッジが引かれ、得られたグラフを使用して新しいスケジュールが判断される。この機構は、スケジュールが妥当な信頼性に達するまで繰り返される。上記の診断は、たとえば、アクセス端末が各々ビーコンを個々に測定することができるように、フェムトセルによるビーコン送信を一時的に制御することを含み得る。
次に図5〜図9を参照すると、図2〜図4の方式の1つの態様は、ビーコンスケジュールがアクセス端末ロケーションとは無関係に決定されるものである。したがって、ネットワーク中のすべてのフェムトセルは、それらの互いの近接度にかかわらず、アクセス端末が、タイムスロット中にスケジュールされるすべてのビーコンを受信することができるか否かを考慮することなしにスケジュールされる。ただし、アクセス端末は、それのロケーションに応じてフェムトセルビーコンのサブセットのみを受信し得るので、タイムスロットのいくつかにスケジュールされたビーコンは、ビーコンを送信したフェムトセルから比較的遠いアクセス端末とは無関係であり得る。これは、次に、ロケーションフィックスを取得する時間を増加させ得る。
図5に、周波数上と時間上の両方にフェムトセル(たとえば、ビーコン)をスケジュールする代替手法の一例について説明する。この場合、ビーコンをスケジュールするために利用可能な2つ以上のチャネルがある。
図5のブロック502によって表されるように、この手法は、時間のみのスケジュールから開始する。たとえば、図2および図3のプロシージャに従って定義されるスケジュールがここで使用され得る。便宜上、そのような時間のみのスケジュールは、以下の説明では、ネットワークリッスンベースのスケジュールと呼ばれ得る。時間のみのスケジュールが他の方法で定義され得ることを諒解されたい。
図6に、時間スケジュールの比較的単純な例を示す。ここで、ビーコン1および5はタイムスロットA中にスケジュールされ、ビーコン3はタイムスロットB中にスケジュールされ、ビーコン2および6はタイムスロットC中にスケジュールされ、ビーコン4はタイムスロットD中にスケジュールされる。
図5の動作は、時間的と周波数的の両方で時間のみのスケジュールを再構成することを伴う。これらの動作は、ネットワークエンティティ、フェムトセル、または(たとえば、上記で説明したスケジューリング動作と同様の)何らかの他の好適なエンティティによって実行され得る。
ブロック504によって表されるように、経路損失データベース全体(たとえば、ヒートマップ)は、(いかなる干渉効果をも考慮することなしに)アクセス端末ロケーションの各々によってどのビーコンが個々に受信され得るか記録するために分析される。これは、ビーコンの各々についてパイロットEcp=Ntを計算し、それらをSINRしきい値と比較することによって取得され得る。別の行列Hが構成され、ここで、行の数は、データベース中のアクセス端末ロケーションの数に等しくなる。しかしながら、この場合、列の数は、ネットワークリッスンベースのスケジュールにおけるタイムスロットtの数に設定される。
行列は、m番目のアクセス端末ロケーションが、ネットワークリッスンベースのスケジュールにおけるタイムスロットt中にスケジュールされたビーコンのいずれかを受信することができる場合、行m、列tのエントリが1になり、そうでない場合、エントリが0に設定されるように、1または0のいずれかがポピュレートされる。ここのアイデアは、どのアクセス端末ロケーションがネットワークリッスンベースのスケジュールにおけるタイムスロットの各々中でビーコンを受信することができるかを識別することである。
ブロック506によって表されるように、行列H中の列の間の相関を発見することによって、NLMスケジュール中のタイムスロットのあらゆるペアの間の相互相関が評価される。得られた相関行列C中の行および列の数は、ネットワークリッスンベースのスケジュールにおけるタイムスロットtの数に等しくなる。行列C中のエントリは、両端値を含む+1と-1との間の数になり、ここで、各値は、すべてのアクセス端末ロケーションにわたって計算された2つの異なるタイムスロット中にスケジュールされたビーコンを受信する可能性を反映する。
大部分のアクセス端末ロケーションが、2つの異なるタイムスロット中にスケジュールされたビーコンのいずれかを正常に受信することができる場合、2つのタイムスロット間の相関は高くなる。言い換えれば、2つのタイムスロット間の相関エントリが高いとき、大部分のアクセス端末は、ロケーションフィックスのためにそれらのタイムスロット中のビーコンを必要としていることがあるので、実質的に連続するタイムスロット上にそれらのビーコンをスケジュールすることが有益であり得る。一方、あまり高く相関していないタイムスロットのペアは、多くのアクセス端末ロケーションが、それらのロケーションフィックスのためにタイムスロットの両方からのビーコンに互いに依拠しないことを示唆する。
図7に、図6の時間スケジュールに基づく相関行列の一例を示す。注目すべきことに、AとBのペア、AとDのペア、およびCとDのペアにより高い程度の相関が存在する。逆に、AとCのペア、BとCのペア、およびBとDのペアにより低い程度の相関が存在する。
いくつかの態様では、相関行列は、ロケーションフィックスプロセスの速度を上げるためにネットワークリッスンベースのスケジュールを再構成しながら、異なるチャネル上にビーコンをスケジュールする機会をも与えるための機構を示唆する。実際の時間スケジュールおよびチャネル割当ては、ネットワークリッスンベースの場合のようにグラフ着色技法を使用して(概念的に)判断され得る。
時間スケジュールを取得するために、それの頂点がネットワークリッスンベースのスケジュールからのタイムスロットであるグラフが構成される。2つの頂点の間の相関がしきい値(たとえば、0)よりも大きい場合、それらの間にエッジが存在する。図7の例について、この関係が図8中のグラフ802によって示される。
このグラフ中の頂点が、そのタイムスロットにおいてそれらのビーコンを送信するようにスケジュールされたフェムトセルのセットを表すことに留意されたい(図6を参照)。斜線は、この場合も「着色」を示すために使用される。したがって、タイムスロットAおよびCは、相関が比較的低いので、対応するビーコンが同時に送信され得る。タイムスロットBとDとの間に同様の関係が存在する。対照的に、タイムスロットAとタイムスロットBおよびDとの間の相関が比較的高いので、対応するビーコンは同時に送信されるべきではない。同様に、タイムスロットCとタイムスロットDとの間の相関が比較的高いので、対応するビーコンは同時に送信されるべきではない。
グラフ802は、時間スケジュールを取得するために、図4中のプロシージャを使用して着色され得る。チャネル割当ては、タイムスロットを取得するために使用されるグラフの逆を着色することによって同様に取得され得る。グラフ802の反転は、図8中のグラフ804によって表される。この場合も、異なる方向の斜線は、異なる「着色」を示す。ここで、タイムスロットBおよびDがそうすべきであるように、タイムスロットAおよびCが異なる周波数上で送信されるべきであることがわかり得る。
グラフ802の時間スケジューリングとグラフ802の周波数スケジューリングとを組み合わせて、タイムスロットのための最終スケジューリングが判断される。図9に、(図6からの)元の時間のみのスケジュール902から、グラフ904に示す第1の無線周波数(F1)上にタイムスロットAおよびDからのビーコンをスケジュールし、第2の無線周波数(F2)上にタイムスロットCおよびBからのビーコンをスケジュールするまでのこの最終マッピングを示す。時間スケジューリングによれば、タイムスロットAのためのビーコンがタイムスロットBおよびDのためのビーコンとは異なるタイムスロット中にあることに留意されたい。さらに、タイムスロットCのためのビーコンは、タイムスロットDのためのビーコンとは異なるタイムスロット中にある。したがって、高く相関するビーコンは、異なるタイムスロット上で送信される。逆に、あまり相関していないビーコンは、共通(すなわち、同じ)タイムスロット中で送信され得るが、異なる無線周波数上で送信され得る。グラフ904から、アクセス端末がビーコン(たとえば、どのタイムスロットか、どの周波数か)を監視する順序を制御することによって、アクセス端末は、注目するビーコンのすべてを容易に収集し得ることを諒解されたい。
再び図5を参照すると、タイムスロットスケジュールと無線周波数(たとえば、チャネル)スケジュールとを取得するアルゴリズム手法について説明する。ブロック508〜512からなる左側の列は、タイムスロットスケジュールを発見するための動作について説明する。逆に、ブロック514〜518からなる右側の列は、チャネルスケジュールを発見するための動作について説明する。ブロック508〜512が、高い相関をもつ行の数に基づいてソートすることに関与し、一方、ブロック514〜518が、低い相関をもつ行の数に基づいてソートすることに関与することを除いて、動作は同様である。
ブロック508によって表されるように、行列Cに基づいてt×t行列CTが作成される。行列Cの対応するエントリが相関しきい値(TH)よりも大きい場合、行列CTの各要素は1の値を有することになり、そうでない場合、要素は0の値を有することになる。概して、相関しきい値は、比較的高い相関が示されるかどうかを示す値に設定される。たとえば、行列C中の相関値が、-1〜1の範囲内にある場合、相関しきい値は、値0、わずかに正の値(たとえば、0.01)、比較的大きい正の値(たとえば、0.5)、または何らかの他の値に設定され得る。
ブロック510によって表されるように、行列CTの各行中の1の数(Ni)が判断される。t要素のセットが、次いで、数Niの降順でソートされる。たとえば、最も大きいNi(たとえば、4)を有する行が、順序で第1位にあり、次に最も大きいNi(たとえば、3)を有する行が、リスト中で次にあり、以下同様である。順序付き要素の得られたセットはリストLと呼ばれる。
ブロック512によって表されるように、リストLからのタイムスロットは、比較的相関するタイムスロットが同じタイムスロット中にスケジュールされないように割り当てられる。このようにして、これらの異なるタイムスロットのためのビーコンが異なるタイムスロット中で送信されることになるので、ビーコンを送信するフェムトセルの近傍にあるアクセス端末は、これらのフェムトセルから干渉するビーコンを受信しないことになる。ただし、ブロック510のソートは、他のタイムスロットとの高い相関を有するタイムスロットを一緒にグループ化した。したがって、高く相関するタイムスロットは、実質的に連続するタイムスロットに割り当てられる傾向がある。
次にブロック514〜518のチャネルスケジューリング動作を参照すると、ブロック514によって表されるように、行列Cに基づいてt×t行列CFが作成される。行列Cの対応するエントリが相関しきい値(TH)以下である場合、行列CFの各要素は1の値を有することになり、そうでない場合、要素は0の値を有することになる。この相関しきい値は、ブロック508の相関しきい値に対応し得る。
ブロック516によって表されるように、行列CFの各行中の1の数(Nj)が判断される。t要素のセットが、次いで、数Njの降順でソートされる。たとえば、最も大きいNj(たとえば、4)を有する行が、順序で第1位にあり、次に最も大きいNj(たとえば、3)を有する行が次にあり、以下同様である。順序付き要素の得られたセットはリストLと呼ばれる。
ブロック518によって表されるように、リストLからのタイムスロットは、比較的相関しないタイムスロットが異なる無線周波数上にスケジュールされるように無線周波数(たとえば、キャリア)に割り当てられる。ビーコンは、次いで、(たとえば、図9のグラフ904に示されているように)ブロック512のタイムスロット割当ておよびブロック518の無線周波数割当てに従って最後に割り当てられる。
図5の動作は、アルゴリズム2を参照すればより良く理解され得る。
Figure 0006342898
アルゴリズム2では、ステップ3〜8が図5のブロック504に対応し、ステップ9がブロック506に対応し、ステップ10〜16がブロック508および514に対応し、ステップ17〜19がブロック510に対応し、ステップ20がブロック512に対応し、ステップ21〜23がブロック516に対応し、ステップ24がブロック518に対応する。
ロケーション判断(たとえば、推定)プロシージャ中に、アクセス端末は、タイムスロット中のただ1つのビーコンチャネルからのビーコン信号強度を測定し、報告し得る。しかしながら、アクセス端末は、次のタイムスロット上で異なるビーコンチャネル上でホッピングし得る。ビーコンが周期的に送信されるので、ビーコンの同じ組合せがタイムスロット中にスケジュールされるとき、アクセス端末は、次の順番の間に前に報告されなかったチャネル上のビーコンを測定し得る。しかしながら、アクセス端末がビーコンチャネルを訪れる順序は、ロケーションフィックスを取得するための時間に影響を及ぼすことができる。たとえば、アクセス端末が最初に測定することを決定するチャネルは、アクセス端末から遠く離れているフェムトセルからのビーコンを含んでおり、アクセス端末においてより低いSINRを生じ得る。したがって、アクセス端末は、ロケーションフィックスのそれらの信号強度値を報告することができないことがある。したがって、いくつかの態様では、ロケーションフィックスプロセスを速めることができる順序でビーコンチャネル上でホッピングすることが重要である。
いくつかの実装形態では、サービングフェムトセルは、アクセス端末のためのチャネルホップパターンを決定する。最初に、サービングフェムトセルは、ランダムに選定されたチャネルからのビーコン強度を報告するようにアクセス端末に命令し得る。代替的に、フェムトセルは、履歴情報に基づいて報告するためのチャネル、たとえば、過去により高い割合のアクセス端末によって正常に報告されるビーコンをもつチャネルを選定し得る。すなわち、フェムトセルは、現在のチャネル中のビーコンを報告するのにアクセス端末が成功したのかまたは失敗したのかに基づいてチャネルホップパターンを案内し得る。
ネットワークプロバイダおよび相対的な地理的ローカリティに応じて、スケジューリングプロシージャによって指定されたチャネルのすべてにわたってビーコンをスケジュールするのに十分なビーコンチャネルがないことがある。したがって、スケジューリングのために使用されるビーコンチャネルの数を最適化するためのプロシージャが採用され得る。各チャネル上にスケジュールされたフェムトセルの数を検討すると、ビーコンの数が最も少ないチャネルから、最も高い相関を有するが、異なるタイムスロット上のチャネルにビーコンが移動される。この手法は、上記のスケジューリング方法に従い、ここで、高く相関するビーコンが、連続するタイムスロット上で同じチャネル上にスケジュールされ得る。このプロシージャは、得られたスケジュール中のチャネルの数が利用可能なビーコンチャネルの数に等しくなるまで繰り返され得る。
実際には、フェムトセルは、ロケーション以外の目的のためにビーコンを送信しなければならないことがある。スペクトルリソースの不足により、フェムトセルは、マクロセルによって使用される周波数チャネルを共有し得、またはマクロセルチャネルに隣接する周波数チャネル上に配備され得る。マクロセル周波数にキャンプオンされるかまたはその上でアイドリングするマクロセルユーザをフェムトセル周波数に引きつけるために、フェムトセルは、マクロセル周波数上で(たとえば、パイロットチャネル、ページングチャネル、および同期チャネルを含む)ビーコン信号を放射する。ビーコン信号中に含まれる情報(たとえば、制御チャネルオーバーヘッドメッセージ)により、マクロセル周波数にキャンプオンされるかまたはその上でアイドリングするアクセス端末をフェムトセル周波数にハンドインまたはリダイレクトすることが可能になる。そのようなビーコンは、再選択ビーコンと呼ばれ得る。再選択ビーコンは、場合によっては、マクロチャネル上での送信に干渉し得る。したがって、再選択ビーコンは、合間に点在する高電力ビーコンを時々用いてより低い電力で送られ得る。
再選択ビーコンを送信するために使用されるパターンの一例は以下の通りである。フェムトセルは、8つのスロットの持続時間の間マクロセル周波数上で再選択ビーコンを送り、その後、それは、別のマクロ周波数に切り替わる。フェムトセルは、最高64個のスロットの間8つのスロットの後ごとに2つのマクロ周波数の間で交替する。各スロットは、80msの長さがあり、したがって、再選択ビーコンは、640ms間マクロ周波数上で送られる。交替パターンは、64個のスロット持続時間にわたって8つ(2つのマクロ周波数上で4つずつ)の再選択ビーコンを送ることになる。いくつかの実装形態では、アクセス端末がフェムトセルネットワークにハンドインすることを可能にするために、それは、64スロットの範囲内にフェムトセルから2つの再選択ビーコンを受信しなければならない。さらに、アクセス端末が再選択ビーコンを求めて起動する時間は、ネットワークと同期するが、アクセス端末によって異なり得る。64スロットのいずれかで起動するアクセス端末が2つの再選択ビーコンを受信することが可能であることを保証するために、64スロット持続時間にわたる再選択ビーコンのパターン全体が別の64個のスロットについて繰り返される。後で、フェムトセルは、もしあれば、2つの他のマクロセル周波数上で再選択ビーコンを送ることを選択するか、または同じペアの周波数上で繰り返すことができる。フェムトセルは、同じペアの周波数上で再選択ビーコンを送ることに戻るときはいつでも、時間オフセットの後にそれを行う。これは、前のスケジュールと同期していない(たとえば、それと同相でない)ウェイクアップサイクルを有するアクセス端末のハンドインを可能にするために行われる。
図10の上半分の図1002に、2つの周波数F1およびF2上での再選択ビーコン送信の一例を示す。この例では、フェムトセル1、2、3、および4は、時間のブロックの各々(たとえば、その各々が8つのタイムスロットに対応する)中に再選択ビーコンを送信する。ここで、これらのフェムトセルが、周波数F1およびF2上で再選択ビーコンを送信することの間を交替することがわかり得る。
フェムトセルは、再選択プロシージャに悪影響を及ぼすことなしにそれらの再選択ビーコンを同時に送信し得るが、測位の精度は、アクセス端末信号強度報告からネットワークによって経路損失がどのくらい正確に推定されるかに依存するので、ロケーション目的のために使用されるビーコン(以下、再選択ビーコンと区別するために図10の説明ではロケーションビーコンと呼ぶ)は、概して、クリーンなチャネルを介して送信される必要がある。したがって、再選択ビーコン自体は、従来の実施例では測位のために使用可能でないことがある。しかしながら、フェムトセルのいくつかは、送信スケジュールに応じて、再選択ビーコンとは異なるチャネル上でロケーションビーコンを送ることができる。したがって、いくつかの態様では、ロケーションビーコンは、再選択ビーコンの合間に点在する。
図10の下半分の図1004に、2つの周波数F1およびF2上での点在するロケーションビーコン送信と再選択ビーコン送信との一例を示す。この場合、周波数F1上の時間の1つおきのブロック中に、フェムトセルのうちの1つが、再選択ビーコンではなくロケーションビーコンを送信する。図示のように、F1上でロケーションビーコンを送信するフェムトセルは、周波数F2上で再選択ビーコンを送信しない。
最初に再選択ビーコンを逃したアクセス端末が再選択ビーコンを再び逃さないように、ロケーションビーコンは、スケジュールが繰り返すたびに異なるタイムスロット上で送られる。詳細には、この例では、フェムトセル1が、F1上で時間の第9のブロック中にロケーションビーコンを送信するのではなく、フェムトセル2が、ロケーションビーコンを送信し、以下同様である。
上述のように、ロケーションビーコンを送信するフェムトセルは、(ロケーションビーコンおよび再選択ビーコンが、現在、異なるチャネル上で送られるので)再選択ビーコンを同時に送り得ない。したがって、フェムトセルネットワークにハンドインするためにこれらのフェムトセルからの再選択ビーコンを潜在的に使用した可能性のあるアクセス端末は、それを行うことができなくなり得る。したがって、本明細書で教示するロケーションビーコンの使用は、いくつかのアクセス端末のハンドオーバプロセスを遅延させ得る。
本明細書の教示に一致する上記で説明した機能に様々な変更が行われ得る。たとえば、ビーコンスケジューリングアルゴリズムは、静的または動的(たとえば、オンデマンド)のいずれかであり得る。静的アルゴリズムの場合、アクセスポイントは、アクセス端末がロケーションフィックスを要求するかどうかにかかわらずスケジュールに従ってビーコンを送信し得る。しかしながら、動的ビーコンスケジュールの場合、ビーコンスケジュールは、ロケーションフィックスを要求するアクセス端末の数に応じて適応され得る。さらに、ロケーションフィックスを要求するアクセス端末がない場合(またはアクセス端末のロケーションを判断するためにビーコンが必要ない場合)、アクセスポイントは、ビーコンを送信しないように命令され得る。
上記を念頭において、本明細書の教示によるタイムスロット割当てに関する追加の詳細を図11を参照しながら説明する。これらの動作は、たとえば、ネットワークエンティティによって、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)によって、何らかの他のエンティティによって、または協働する複数のエンティティによって実行され得る。
ブロック1102によって表されるように、アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントが識別される。本明細書で説明するように、この動作は、アクセスポイントごとに、そのアクセスポイントのネイバーアクセスポイントを識別するために実行され得る。
いくつかの態様では、アクセスポイントごとの識別動作は、そのアクセスポイントにおいて受信された信号に基づく。たとえば、いくつかの実装形態では、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別は、(たとえば、所与のアクセスポイントによってどのアクセスポイントが聞かれ得るかを判断するために)ネットワークリッスン測定を行うことを含む。別の例として、いくつかの実装形態では、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別は、(たとえば、所与のアクセスポイントによってサービスされるアクセス端末によってどのアクセスポイントが聞かれ得るかを判断するために)少なくとも1つのアクセス端末から測定報告メッセージを受信することを含む。いくつかの態様では、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別は、近隣アクセスポイントのサブセットを識別することを含む。
いくつかの実装形態では、これらの受信された信号(またはこれらの信号に基づく情報)は、セットのアクセスポイントからスケジュールを判断するエンティティに転送される。たとえば、アクセスポイントは、ネットワークエンティティ、アクセスポイントのうちの指定された1つなどに測定報告メッセージまたはネットワークリッスン測定値を転送し得る。
ブロック1104によって表されるように、セットのアクセスポイントは、アクセスポイントの各々について潜在的に干渉するアクセスポイントが何個識別されるかに基づいて順序付けられる。たとえば、最も潜在的に干渉するアクセスポイント(たとえば、最も近隣のアクセスポイント)をもつアクセスポイントがリスト中で第1位にあり得、2番目に最も潜在的に干渉するアクセスポイントをもつアクセスポイントがリスト中で次(第2位)にあり得、以下同様である。
ブロック1106によって表されるように、セットのアクセスポイントの各々によるビーコン送信のためのタイムスロットは、ブロック1104におけるアクセスポイントの順序付けに従って割り当てられる。たとえば、本明細書で説明するように、割当ては、(たとえば、インタービーコン干渉を低減し、それによって、より多くのアクセスポイントをアクセス端末に可視にすることによって)アクセス端末ロケーション判断の精度を改善する形で行われる。したがって、いくつかの態様では、タイムスロットの割当ては、異なるタイムスロット上に互いに潜在的に干渉する任意のアクセスポイントをスケジュールすることを含む。さらに、いくつかの態様では、タイムスロットの割当ては、互いに潜在的に干渉しないアクセスポイントを協働的にスケジュールすることを含む。たとえば、これらの非干渉のアクセスポイントは、共通(すなわち、同じ)タイムスロット上にスケジュールされ得る。
ブロック1108によって表されるように、割当てを示す少なくとも1つのメッセージが、セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つに送られる。たとえば、スケジュールがネットワークエンティティによって判断される場合、ネットワークエンティティは、アクセスポイントに割当てを通知するために、セットのアクセスポイントに少なくとも1つのメッセージを送ることになる。場合によっては(たとえば、ブロードキャストメッセージでは)、割当て情報のすべてが各アクセスポイントに送られる。他の場合には(たとえば、専用メッセージングでは)、ネットワークエンティティは、各アクセスポイントにメッセージを送り、ここで、メッセージは、そのアクセスポイントのための割当て情報を含む。スケジュールがアクセスポイントによって判断される場合、アクセスポイントは、(たとえば、ブロードキャストメッセージまたは専用メッセージを介して)アクセスポイントに割当てを通知するために、セットの他のアクセスポイントに少なくとも1つのメッセージを送ることになる。
次に図12を参照すると、本明細書の教示による時間および周波数割当てに関する追加の詳細について説明する。この場合も、これらの動作はまた、たとえば、ネットワークエンティティによって、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)によって、何らかの他のエンティティによって、または協働する複数のエンティティによって実行され得る。
ブロック1202によって表されるように、アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントが識別される。いくつかの態様では、これらの動作は、図11のブロック1102の動作と同様のものであるか、またはそれに基づき得る。
いくつかの態様では、アクセスポイントごとの識別動作は、そのアクセスポイントにおいて受信された信号に基づく。たとえば、いくつかの実装形態では、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別は、(たとえば、所与のアクセスポイントによってどのアクセスポイントが聞かれ得るかを判断するために)ネットワークリッスン測定を行うことを含む。別の例として、いくつかの実装形態では、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別は、(たとえば、所与のアクセスポイントによってサービスされるアクセス端末によってどのアクセスポイントが聞かれ得るかを判断するために)少なくとも1つのアクセス端末から測定報告メッセージを受信することを含む。
この場合も、これらの受信された信号(またはこれらの信号に基づく情報)は、セットのアクセスポイントからスケジュールを判断するエンティティに送られ得る。たとえば、アクセスポイントは、ネットワークエンティティ、アクセスポイントのうちの1つなどに測定報告メッセージまたはネットワークリッスン測定値を転送し得る。
ブロック1204によって表されるように、セットのアクセスポイントによるビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数が潜在的に干渉するアクセスポイントの識別に基づいて割り当てられる。たとえば、本明細書で説明するように、割当ては、(たとえば、相関するビーコンをグループ化し、異なる周波数上にビーコンをスケジュールすることによって)アクセス端末のロケーションフィックスを発見する遅延を低減する形で行われる。さらに、割当ては、(たとえば、インタービーコン干渉を低減し、それによって、より多くのアクセスポイントをアクセス端末に可視にすることによって)アクセス端末ロケーション判断の精度を改善する形で行われる。したがって、いくつかの態様では、タイムスロットの割当ては、実質的に連続するタイムスロット中での送信のために少なくとも1つのアクセス端末ロケーションにおいて検出可能であるビーコンをスケジュールするステップを含む。さらに、いくつかの態様では、無線周波数の割当ては、共通タイムスロット中で複数の無線周波数上に送信のために潜在的に干渉していないと識別されたビーコンをスケジュールするステップを含む。同様に、いくつかの態様では、無線周波数の割当ては、共通タイムスロット上でビーコンを送信するようにスケジュールされたアクセスポイントを異なる無線周波数に割り当てるステップを含む。
いくつかの態様では、タイムスロットの割当ては、異なるタイムスロットに最初に割り当てられたビーコンが少なくとも1つの共通ロケーションにおいて検出可能であると判断するステップと、ビーコンが検出可能であるという判断に基づいて異なるタイムスロットに最初に割り当てられたビーコンを実質的に連続するタイムスロットに再割当てするステップとを含む。
いくつかの態様では、タイムスロットの割当ては、ビーコンのためのタイムスロットの最初の割当てを判断するステップと、複数のロケーションの各ロケーションについて、最初に割り当てられたビーコンのいずれかがタイムスロットの各々中に受信されたかどうかを判断するステップと、最初に割り当てられたビーコンがタイムスロットの各々中にロケーションにおいて受信されたかどうかの判断に基づいて、ビーコンがロケーションの各々においてタイムスロットの各一意のペアから受信された可能性を判断するステップと、ビーコンがロケーションの各々においてタイムスロットペアから受信された可能性に基づいて連続するタイムスロット上にビーコンをスケジュールすべきかどうかを判断するステップとを含む。いくつかの態様では、タイムスロットの最初の割当ては、アクセスポイントの各々について潜在的に干渉するアクセスポイントが何個識別されるかに基づいて最初のビーコン送信スケジュールを判断するステップを含み、互いに潜在的に干渉する任意のアクセスポイントは異なるタイムスロット上にスケジュールされる。
いくつかの態様では、再選択ビーコンは、無線周波数のうちの少なくとも1つ上での送信のためにスケジュールされる。この場合、タイムスロットおよび無線周波数の割当ては、少なくとも1つの無線周波数上に再選択ビーコンのうちの1つの代わりに周期的に送信されるべきビーコンのうちの少なくとも1つをスケジュールするステップを含み得る。
ブロック1206によって表されるように、割当てを示す少なくとも1つのメッセージが、セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つに送られる。たとえば、スケジュールがネットワークエンティティによって判断される場合、ネットワークエンティティは、アクセスポイントに割当てを通知するために、セットのアクセスポイントに少なくとも1つのメッセージを送ることになる。場合によっては(たとえば、ブロードキャストメッセージでは)、割当て情報のすべてが各アクセスポイントに送られる。他の場合には(たとえば、専用メッセージングでは)、ネットワークエンティティは、各アクセスポイントにメッセージを送り、ここで、メッセージは、そのアクセスポイントのための割当て情報を含む。スケジュールがアクセスポイントによって判断される場合、アクセスポイントは、(たとえば、ブロードキャストメッセージまたは専用メッセージを介して)アクセスポイントに割当てを通知するために、セットの他のアクセスポイントに少なくとも1つのメッセージを送ることになる。
図13に、本明細書で教示するビーコンスケジューリング動作を実行するために、(たとえば、図1のアクセスポイント104またはネットワークエンティティ110に対応する)装置1302または装置1304に組み込まれ得る(対応するブロックによって表される)いくつかの例示的な構成要素を示す。これらの構成要素は、様々な実装形態(たとえば、ASIC、システムオンチップ(SoC)など)における様々なタイプの装置に実装され得ることを諒解されたい。説明する構成要素は、通信システム中の他のノードにも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他のノードは、同様の機能を提供するために装置1302に関して記載される構成要素と同様の構成要素を含み得る。また、所与のノードが、説明される構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。たとえば、装置が複数のキャリア上で動作し、かつ/または様々な技術を介して通信することを可能にする複数のトランシーバ構成要素を、装置は含み得る。
装置1302は、少なくとも1つの指定された無線アクセス技術を介して他のノードと通信するための少なくとも1つの通信デバイス1306(たとえば、少なくとも1つのワイヤレストランシーバ)を含む。通信デバイス1306は、信号(たとえば、メッセージ、指示、情報など)を送信するための少なくとも1つの送信機1312と、信号(たとえば、メッセージ、指示、情報など)を受信するための少なくとも1つの受信機1314とを含む。いくつかの実施形態では、装置1302の通信デバイス(たとえば、複数のワイヤレス通信デバイスのうちの1つ)は、ネットワークリッスンモジュールを含む。
装置1302および装置1304は各々、他のノード(たとえば、他のネットワークエンティティ)と通信するための、1つまたは複数の通信構成要素1308および1310(たとえば、1つまたは複数のネットワークインターフェース)をそれぞれ含む。たとえば、通信構成要素1308および1310は、有線ベースのまたはワイヤレスのバックホールまたはバックボーンを介して1つまたは複数のネットワークエンティティと通信するように構成され得る。いくつかの態様では、通信構成要素1308および1310は、有線ベースのまたはワイヤレスの通信をサポートするように構成されたトランシーバとして実装され得る。この通信は、たとえば、メッセージ、パラメータ、他のタイプの情報などを送信および受信することを伴い得る。したがって、図13の例では、通信構成要素1308は、信号を送信するための送信機1316と信号を受信するための受信機1318とを含むものとして示されている。同様に、通信構成要素1310は、信号を送信するための送信機1320と信号を受信するための受信機1322とを含むものとして示されている。
装置1302はまた、本明細書で教示するビーコンスケジューリング動作と連携して使用され得る他の構成要素を含む。たとえば、装置1302は、ビーコンスケジューリング動作に関する機能を提供するための、および他の処理機能を提供するための処理システム1324を含む。同様に、装置1304は、ビーコンスケジューリング動作に関する機能を提供するための、および他の処理機能を提供するための処理システム1326を含む。たとえば、処理システム1324および/または処理システム1326は、アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントを識別することであって、識別が、アクセスポイントにおいて受信された信号に基づく、識別することと、潜在的に干渉するアクセスポイントの識別に基づいてセットのアクセスポイントによるビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数を割り当てることと、セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つへの割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送ることと、アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントを識別することと、アクセスポイントの各々について潜在的に干渉するアクセスポイントが何個識別されるかに基づいてセットのアクセスポイントを順序付けることと、セットのアクセスポイントの各々によるビーコン送信のためのタイムスロットを割り当てることであって、割当てが、アクセスポイントの順序付けに従って実行される、割り当てることとのうちの1つまたは複数を実行し得る。装置1302または1304の各々は、情報(たとえば、情報、しきい値、パラメータなど)を保持するためのそれぞれのメモリ構成要素1328または1330(たとえば、メモリデバイスを各々が含む)を含む。加えて、各装置1302または1304は、ユーザに指示(たとえば、可聴の指示および/または視覚的な指示)を与えるための、および/または(たとえば、キーパッド、タッチスクリーン、マイクロフォンなどの検知デバイスのユーザの作動時の)ユーザ入力を受け取るためのユーザインターフェースデバイス1332または1334を含む。
便宜的に、装置1302および1304は、本明細書で説明される様々な例において使用され得る構成要素を含むものとして、図13に示される。実際には、示されるブロックは、異なる実装形態では異なる機能を有し得る。たとえば、いくつかの実装形態では、ブロック1324または1326の機能は、図5の方式をサポートする実施形態と比較して、図2の方式をサポートする実施形態では異なり得る。
図13の構成要素は、様々な方法で実装され得る。いくつかの実装形態では、図13の構成要素は、たとえば1つもしくは複数のプロセッサおよび/または(1つまたは複数のプロセッサを含み得る)1つもしくは複数のASICなど、1つまたは複数の回路において実装され得る。ここで、各回路は、この機能を提供する回路によって使用される情報または実行可能コードを記憶するための少なくとも1つのメモリ構成要素を使用し、かつ/または組み込み得る。たとえば、ブロック1306、1308、1324、1328、および1332によって表される機能のいくつかまたはすべては、装置1302のプロセッサおよびメモリ構成要素によって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。同様に、ブロック1310、1326、1330、および1334によって表される機能のいくつかまたはすべては、装置1304のプロセッサおよびメモリ構成要素によって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
上で論じられたように、いくつかの態様では、本明細書の教示は、大規模なカバレッジ(たとえば、通常はマクロセルネットワークまたはWANと呼ばれる、3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小規模のカバレッジ(たとえば、通常はLANと呼ばれる、住宅ベースまたは建物ベースのネットワーク環境)とを含むネットワーク中で利用され得る。アクセス端末(AT)がそのようなネットワークを通じて移動する際、アクセス端末は、いくつかのロケーションでは、マクロカバレッジを提供するアクセスポイントによってサービスされ得るが、アクセス端末は、他のロケーションでは、より小規模のカバレッジを提供するアクセスポイントによってサービスされ得る。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードは、(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために、)漸進的なキャパシティ増大、屋内カバレージ、および異なるサービスを提供するために使用され得る。
本明細書の説明では、比較的広いエリアにわたるカバレッジを提供するノード(たとえば、アクセスポイント)はマクロアクセスポイントと呼ばれ得、比較的狭いエリア(たとえば、住宅)にわたるカバレッジを提供するノードはフェムトアクセスポイントと呼ばれ得る。本明細書の教示は、他のタイプのカバレッジエリアと関連するノードに適用可能であり得ることを諒解されたい。たとえば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアよりも狭くフェムトエリアよりも広いエリアにわたるカバレッジ(たとえば、商業ビル内のカバレッジ)を提供し得る。様々な適用例で、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または他のアクセスポイントタイプのノードに言及するために、他の用語が使用され得る。たとえば、マクロアクセスポイントは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成されるか、またはそのように呼ばれ得る。また、フェムトアクセスポイントは、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成されるか、またはそのように呼ばれ得る。いくつかの実装形態では、ノードは、1つまたは複数のセルまたはセクタに関連付けられ得る(たとえば、そのように呼ばれるか、またはそれらに分割され得る)。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、またはピコアクセスポイントに関連するセルまたはセクタはそれぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ばれ得る。
図14に、本明細書の教示が実装され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1400を示す。システム1400は、たとえば、マクロセル1402A〜1402Gなどの複数のセル1402のための通信を提供し、各セルは、対応するアクセスポイント1404(たとえば、アクセスポイント1404A〜1404G)によってサービスされる。図14に示すように、アクセス端末1406(たとえば、アクセス端末1406A〜1406L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末1406は、たとえばアクセス端末1406が作動中であるかどうか、およびソフトハンドオフにあるかどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上の1つまたは複数のアクセスポイント1404と通信し得る。ワイヤレス通信システム1400は、広い地理的領域にわたってサービスを提供し得る。たとえば、マクロセル1402A〜1402Gは、近傍中の数ブロック、または地方環境における数マイルをカバーし得る。
図15に、1つまたは複数のフェムトアクセスポイントがネットワーク環境内に配備される、例示的な通信システム1500を示す。具体的には、システム1500は、比較的小規模のネットワーク環境中(たとえば、1つまたは複数のユーザの住宅1530中)に設置された複数のフェムトアクセスポイント1510(たとえば、フェムトアクセスポイント1510Aおよび1510B)を含む。各フェムトアクセスポイント1510は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介してワイドエリアネットワーク1540(たとえば、インターネット)およびモバイル事業者コアネットワーク1550に結合され得る。以下で論じられるように、各フェムトアクセスポイント1510は、関連するアクセス端末1520(たとえば、アクセス端末1520A)、および随意に、他の(たとえば、ハイブリッドのまたは外来の)アクセス端末1520(たとえば、アクセス端末1520B)をサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトアクセスポイント1510へのアクセスは、所与のアクセス端末1520が指定された(たとえば、ホーム)フェムトアクセスポイント1510のセットによってサービスされ得るが、任意の指定されていないフェムトアクセスポイント1510(たとえば、隣接するフェムトアクセスポイント1510)によってサービスされ得ないように制限され得る。
図16に、各々がいくつかのマクロカバレージエリア1604を含むいくつかのトラッキングエリア1602(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が定義された、カバレージマップ1600の一例を示す。ここで、トラッキングエリア1602A、1602Bおよび1602Cに関連するカバレージのエリアが太線によって示され、マクロカバレージエリア1604が六角形によって表されている。トラッキングエリア1602はまた、フェムトカバレージエリア1606を含む。この例では、フェムトカバレージエリア1606(たとえば、フェムトカバレージエリア1606Bおよび1606C)の各々は、1つまたは複数のマクロカバレージエリア1604(たとえば、マクロカバレージエリア1604Aおよび1604B)内に示されている。ただし、フェムトカバレージエリア1606のいくつかまたはすべてがマクロカバレージエリア1604内にないことがあることを諒解されたい。実際には、多数のフェムトカバレージエリア1606(たとえば、フェムトカバレージエリア1606Aおよび1606D)が、所与のトラッキングエリア1602またはマクロカバレージエリア1604内に定義され得る。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)が、所与のトラッキングエリア1602またはマクロカバレージエリア1604内に定義され得る。
再び図15を参照すると、フェムトアクセスポイント1510の所有者は、たとえば、モバイル事業者コアネットワーク1550を通じて提供される3Gモバイルサービスなどのモバイルサービスに加入し得る。加えて、アクセス端末1520は、マクロ環境中と、より小規模(たとえば、住宅)のネットワーク環境中の両方で動作することが可能であり得る。言い換えれば、アクセス端末1520の現在のロケーションに応じて、アクセス端末1520は、モバイル事業者コアネットワーク1550に関連するマクロセルアクセスポイント1560によって、またはフェムトアクセスポイント1510のセット(たとえば、対応するユーザの住宅1530内に常駐するフェムトアクセスポイント1510Aおよび1510B)のうちのいずれか1つによってサービスされ得る。たとえば、加入者がその家の外部にいるときは、加入者は標準的なマクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1560)によってサービスされ、かつ加入者が家にいるときは、加入者は、フェムトアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1510A)によってサービスされる。ここで、フェムトアクセスポイント1510は、レガシーアクセス端末1520と後方互換性があり得る。
フェムトアクセスポイント1510は、単一の周波数上に、または代替として、複数の周波数上に配備され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数か、または複数の周波数のうちの1つもしくは複数が、マクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1560)によって使用される1つまたは複数の周波数と重複し得る。
いくつかの態様では、アクセス端末1520は、そのような接続が可能であるときはいつでも、好ましいフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセス端末1520のホームフェムトアクセスポイント)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末1520Aがユーザの住宅1530内にあるときはいつでも、アクセス端末1520Aはホームフェムトアクセスポイント1510Aまたは1510Bのみと通信することが望ましいことがある。
いくつかの態様では、アクセス端末1520がマクロセルラーネットワーク1550内で動作するが、(たとえば、好ましいローミングリストにおいて定義されている)それの最も好ましいネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末1520は、より良いシステムが現在利用可能であるかどうかを判定し、その後、そのような好ましいシステムを取得するために、利用可能なシステムの周期的走査を伴い得るベターシステム再選択(BSR:better system reselection)プロシージャを使用して最も好ましいネットワーク(たとえば、好ましいフェムトアクセスポイント1510)を探索し続け得る。アクセス端末1520は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限し得る。たとえば、1つまたは複数のフェムトチャネルは、領域中のすべてのフェムトアクセスポイント(またはすべての制限されたフェムトアクセスポイント)がフェムトチャネル上で動作するように定義され得る。最も好ましいシステムの探索は、周期的に繰り返され得る。好ましいフェムトアクセスポイント1510を発見すると、アクセス端末1520は、フェムトアクセスポイント1510を選択し、フェムトアクセスポイント1510のカバレッジエリア内にあるときに使用するためにフェムトアクセスポイント1510に登録する。
いくつかの態様では、フェムトアクセスポイントへのアクセスは制限され得る。たとえば、所与のフェムトアクセスポイントは、特定のアクセス端末に特定のサービスしか提供し得ない。いわゆる制限された(または限定された)アクセスを伴う配備では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークとフェムトアクセスポイントの定義されたセット(たとえば、対応するユーザの住宅1530内に常駐するフェムトアクセスポイント1510)とによってのみサービスされ得る。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(たとえば、アクセス端末)に、シグナリング、データアクセス、登録、問合せ、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限され得る。
いくつかの態様では、(限定加入者グループホームノードBと呼ばれ得る)制限されたフェムトアクセスポイントは、アクセス端末の制限された準備されたセットにサービスを提供するフェムトアクセスポイントである。このセットは、必要に応じて一時的または永続的に拡張され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通アクセス制御リストを共有するアクセスポイント(たとえば、フェムトアクセスポイント)のセットとして定義され得る。
所与のフェムトアクセスポイントと所与のアクセス端末との間には、このように様々な関係が存在する可能性がある。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、制限されないアクセスを伴うフェムトアクセスポイントを指し得る(たとえば、フェムトアクセスポイントは、任意のアクセス端末へのアクセスを可能にする)。制限されたフェムトアクセスポイントは、何らかの方式で制限された(たとえば、アクセスおよび/または登録について制限された)フェムトアクセスポイントを指し得る。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末がアクセスし動作することを許可されたフェムトアクセスポイントを指し得る(たとえば、永続的なアクセスが1つまたは複数のアクセス端末の定義されたセットに対して与えられる)。ハイブリッド(またはゲスト)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末に異なるレベルのサービスが提供されるフェムトアクセスポイントを指し得る(たとえば、一部のアクセス端末は部分的および/または一時的なアクセスを許可され得るが、他のアクセス端末は完全なアクセスを許可され得る)。外来フェムトアクセスポイントは、おそらく緊急事態(たとえば911呼)を除いて、アクセス端末がアクセスまたは動作することを許可されないフェムトアクセスポイントを指し得る。
制限されたフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、そのアクセス端末の所有者の住宅に設置された制限されたフェムトアクセスポイントにアクセスすることを許可されたアクセス端末を指し得る(普通は、ホームアクセス端末はそのフェムトアクセスポイントへの永続的なアクセスを有する)。ゲストアクセス端末は、制限されたフェムトアクセスポイント(たとえば、期限、使用時間、バイト、接続数、または何らかの他の1つまたは複数の基準に基づいて制限される)に対する一時的なアクセスを伴うアクセス端末を指し得る。外来アクセス端末は、おそらく緊急事態、たとえば911呼を除いて、制限されたフェムトアクセスポイントにアクセスする許可を有しないアクセス端末(たとえば、制限されたフェムトアクセスポイントに登録するための認証情報または許可を有しないアクセス端末)を指し得る。
便宜的に、本開示は、フェムトアクセスポイントの文脈で様々な機能を本明細書で説明する。ただし、ピコアクセスポイントが、より大きなカバレッジエリアに対して同一または類似の機能を提供し得ることを諒解されたい。たとえば、ピコアクセスポイントは制限され得、ホームピコアクセスポイントは所与のアクセス端末に対して定義され得るなどである。
本明細書の教示は、複数のワイヤレスアクセス端末の通信を同時にサポートするワイヤレス多元接続通信システムにおいて採用され得る。ここで、各端末は、順方向および逆方向のリンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は、アクセスポイントから端末までの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)は、端末からアクセスポイントまでの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立され得る。
MIMOシステムは、データ送信のために複数(NT個)の送信アンテナおよび複数(NR個)の受信アンテナを採用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成された追加の次元数が利用される場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を提供し得る。
MIMOシステムは、時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)をサポートし得る。TDDシステムでは、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が同じ周波数領域上で行われるので、相反定理により逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントにおいて利用可能であるとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図17は、例示的なMIMOシステム1700のワイヤレスデバイス1710(たとえば、アクセスポイント)およびワイヤレスデバイス1750(たとえば、アクセス端末)を示す。デバイス1710において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース1712から送信(TX)データプロセッサ1714に提供される。各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナを通じて送信され得る。
TXデータプロセッサ1714は、そのデータストリームに対して選択された特定の符号化方式に基づいて、各データストリームのトラフィックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブして、符号化されたデータを提供する。各データストリームの符号化されたデータは、OFDM技法を使用してパイロットデータと多重化され得る。パイロットデータは、一般的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために、受信機システムで使用され得る。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、変調シンボルを提供するためにそのデータストリームについて選択された特定の変調方式(たとえばBPSK、QSPK、M-PSK、またはM-QAM)に基づいて変調される(すなわち、シンボルマップされる)。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1730によって実行される命令によって決定され得る。データメモリ1732は、プロセッサ1730またはデバイス1710の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
すべてのデータストリームの変調シンボルは、次いで、TX MIMOプロセッサ1720に提供され、TX MIMOプロセッサ1720は、さらに、(たとえば、OFDMのために)その変調シンボルを処理し得る。次いで、TX MIMOプロセッサ1720は、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ(XCVR)1722A〜1722Tに提供する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1720は、データストリームのシンボルと、そのシンボルがそこから送信されているアンテナとに、ビームフォーミングの重みを適用する。
各トランシーバ1722は、それぞれのシンボルストリームを受信し処理して、1つまたは複数のアナログ信号を提供し、さらに、そのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを通じて送信するのに適した変調信号を提供する。次いで、トランシーバ1722A〜1722TからのNT個の変調信号が、それぞれNT個のアンテナ1724A〜1724Tから送信される。
デバイス1750で、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1752A〜1752Rによって受信され、各アンテナ1752から受信された信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1754A〜1754Rに供給される。各トランシーバ1754は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにそのサンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを提供する。
次いで、受信(RX)データプロセッサ1760は、NT個の「検出された」シンボルストリームを提供するために、特定の受信機処理技法に基づいて、NR個のトランシーバ1754からNR個の受信されたシンボルストリームを受信し、処理する。次いで、RXデータプロセッサ1760は、データストリームのトラフィックデータを回復するために、検出された各シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号する。RXデータプロセッサ1760による処理は、デバイス1710におけるTX MIMOプロセッサ1720およびTXデータプロセッサ1714によって実施される処理を補足するものである。
プロセッサ1770は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを定期的に決定する(後述する)。プロセッサ1770は、行列インデックス部分およびランク値部分を含む逆方向リンクメッセージを編成する。データメモリ1772は、プロセッサ1770またはデバイス1750の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶し得る。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータストリームに関する様々なタイプの情報を含み得る。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース1736からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1738によって処理され、変調器1780によって変調され、トランシーバ1754A〜1754Rによって調整され、デバイス1710に送信して戻される。
デバイス1710で、デバイス1750からの変調信号は、アンテナ1724によって受信され、トランシーバ1722によって調整され、復調器(DEMOD)1740によって復調され、RXデータプロセッサ1742によって処理されて、デバイス1750によって送信される逆方向リンクメッセージを抽出する。プロセッサ1730は、次いで、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図17に、通信構成要素が、本明細書で教示するビーコン制御またはロケーション制御動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含み得ることをも示す。たとえば、ビーコン制御構成要素1790は、本明細書で教示するように、別のデバイス(たとえば、デバイス1750)にビーコン信号を送るために、デバイス1710のプロセッサ1730および/または他の構成要素と協働し得る。同様に、ロケーション制御構成要素1792は、デバイス1750のロケーションを判断することに関連して別のデバイス(たとえば、デバイス1710)からビーコン信号を受信するために、デバイス1750のプロセッサ1770および/または他の構成要素と協働し得る。デバイス1710および1750のそれぞれに対して、説明した構成要素のうちの2つ以上の機能が、単一の構成要素によって提供され得ることを諒解されたい。たとえば、単一の処理構成要素が、ビーコン制御構成要素1790およびプロセッサ1730の機能を提供し得、かつ単一の処理構成要素が、ロケーション制御構成要素1792およびプロセッサ1770の機能を提供し得る。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、コーディング、インターリービングなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムに採用され得る。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、多重キャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W-CDMA)、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法のいずれか1つまたはそれらの組合せに適用され得る。本明細書の教示を採用するワイヤレス通信システムは、IS-95、cdma2000、IS-856、W-CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W-CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。cdma2000技術は、IS-2000、IS-95およびIS-856規格をカバーする。TDMAネットワークは、広域移動通信システム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E-UTRA、およびGSM(登録商標)は、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。本明細書の教示は、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)システム、および他のタイプのシステムに実装され得る。LTEは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、GSM(登録商標)、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織のドキュメントに記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織のドキュメントに記載されている。本開示のいくつかの態様は、3GPP用語を使用して説明され得るが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術、ならびに3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV-DO、Rel0、RevA、RevB)技術、および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、それらの装置内に実装されるか、またはそれらの装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるノード(たとえば、ワイヤレスノード)はアクセスポイントまたはアクセス端末を含み得る。
たとえば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または何らかの他の用語を含むか、それらのいずれかとして実装されるか、またはそれらのいずれかとして知られ得る。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを含み得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(たとえば、携帯情報端末)、エンターテイメントデバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された任意の他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、トランシーバ基地局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または何らかの他の同様の用語を含むか、それらのいずれかとして実装されるか、またはそれらのいずれかとして知られ得る。
いくつかの態様では、ノード(たとえば、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを含み得る。たとえば、そのようなアクセスノードは、ネットワークへのワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなど、ワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。したがって、アクセスノードは、別のノード(たとえば、アクセス端末)がネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスすることを可能にし得る。加えて、ノードのうちの1つまたは両方は携帯型であるか、または場合によっては比較的非携帯型であり得ることを諒解されたい。
また、ワイヤレスノードは、非ワイヤレス方式で(たとえば、ワイヤード接続を介して)情報を送信および/または受信可能であり得ることを諒解されたい。したがって、本明細書で説明する受信機および送信機は、非ワイヤレス媒体を介して通信するために、適正な通信インターフェース構成要素(たとえば、電気的または光学的インターフェース構成要素)を含み得る。
ワイヤレスノードは、任意の適切なワイヤレス通信技術に基づくか、あるいは任意の適切なワイヤレス通信技術をサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連し得る。いくつかの態様では、ネットワークは、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを含み得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で論じられたような様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格(たとえば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、WiFiなど)のうちの1つまたは複数をサポートするか、または場合によっては使用し得る。同様に、ワイヤレスノードは、様々な対応する変調または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートするか、または場合によっては使用し得る。したがって、ワイヤレスノードは、上記または他のワイヤレス通信技術を使用して、1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するのに適した構成要素(たとえばエアインターフェース)を含み得る。たとえば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体を介した通信を容易にする様々な構成要素(たとえば、信号発生器および信号プロセッサ)を含み得る、関連する送信機構成要素および受信機構成要素をもつワイヤレストランシーバを含み得る。
(たとえば、添付の図面のうちの1つまたは複数に関して)本明細書で説明する機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲における、同様に指定された「手段」機能に対応し得る。図18および図19を参照すると、装置1800および1900は、一連の相互に関連する機能モジュールとして表されている。
アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントを識別するためのモジュールであって、識別が、アクセスポイントにおいて受信された信号に基づく、識別するためのモジュール1802は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。潜在的に干渉するアクセスポイントの識別に基づいてセットのアクセスポイントによるビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数を割り当てるためのモジュール1804は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つへの割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送るためのモジュール1806は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する通信構成要素に対応し得る。
アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、アクセスポイントに潜在的に干渉するセットの任意の他のアクセスポイントを識別するためのモジュール1902は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。アクセスポイントの各々について潜在的に干渉するアクセスポイントが何個識別されるかに基づいてセットのアクセスポイントを順序付けるためのモジュール1904は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。セットのアクセスポイントの各々によるビーコン送信のためのタイムスロットを割り当てるためのモジュール1906は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する処理システムに対応し得る。セットのアクセスポイントのうちの少なくとも1つへの割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送るためのモジュール1908は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する通信構成要素に対応し得る。
図18〜図19のモジュールの機能は、本明細書の教示と矛盾しない様々な方法で実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気構成要素として実装され得る。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部分を使用して実装され得る。本明細書で説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連の構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。したがって、異なるモジュールの機能は、たとえば、集積回路の様々なサブセット、ソフトウェアモジュールのセットの様々なサブセット、またはこれらの組合せとして実装され得る。また、(たとえば、集積回路の、および/またはソフトウェアモジュールのセットの)所与のサブセットが、2つ以上のモジュールに対して機能の少なくとも一部分を提供し得ることを諒解されたい。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示する何らかの他の方式で実装され得る。いくつかの態様では、図18〜図19における任意の点線のブロックのうちの1つまたは複数は随意である。
いくつかの態様では、装置または装置の任意の構成要素は、たとえば、機能を提供するように装置または構成要素を製造(たとえば、作製)することにより、機能を提供するように装置または構成要素をプログラミングすることにより、または何らかの他の適切な構成手段の使用を介して本明細書で教示する機能を与えるように構成され得る。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではないことを理解されたい。むしろ、これらの呼称は、2つ以上の要素の間、または要素の例の間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。また、別段に記載されていない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を含み得る。さらに、本説明または請求項において使われる「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」または「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」または「A、B、およびCからなる群のうちの少なくとも1つ」という形の用語は、「AまたはBまたはCまたはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。たとえば、この用語は、A、またはB、またはC、またはAおよびB、またはAおよびC、またはAおよびBおよびC、または2A、または2B、または2Cなどを含み得る。
情報および信号が様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかが、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングまたは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ばれ得る)、または両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、またはソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、処理システム、集積回路(「IC」)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装され得るか、またはそれらによって実施され得る。処理システムは、1つまたは複数のICを使用して実装され得るか、または(たとえば、システムオンチップの一部として)IC内に実装され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電子的構成要素、光学的構成要素、機械的構成要素、または本明細書で説明する機能を実施するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に常駐するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装され得る。
開示されたプロセス中のステップの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、本開示の範囲内のままでありながら、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層が再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。コンピュータ可読媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(「DSL」)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、有形媒体、コンピュータ可読記憶媒体など)を含み得る。加えて、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、一時的コンピュータ可読媒体(たとえば、信号を含む)を含み得る。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。コンピュータ可読媒体は、任意の適切なコンピュータプログラム製品中に実装され得ることを諒解されたい。
本明細書で使用する「判断すること」という用語は、多種多様なアクションを包含する。たとえば、「判断すること」は、計算すること、算出すること、処理すること、導出すること、調査すること、探索すること(たとえば、テーブル、データベース、または別のデータ構造を探索すること)、確認することなどを含み得る。また、「判断すること」は、受け取ること(たとえば、情報を受け取ること)、アクセスすること(たとえば、メモリ内のデータにアクセスすること)などを含み得る。また、「判断すること」は、解決すること、選択すること、選出すること、確立することなどを含み得る。
開示される態様の上記の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用できるようにするために提供される。これらの態様への様々な変更は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義された包括的な原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書に示す態様に限定されるものではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴に一致する最大の範囲を与えられるものである。
100 通信システム、システム
102 アクセス端末
104 アクセスポイント
106 アクセスポイント
108 アクセスポイント
110 ネットワークエンティティ
112 ビーコン構成要素
114 ロケーション構成要素
116 スケジューラ
1302 装置
1304 装置
1306 通信デバイス
1308 通信構成要素
1310 通信構成要素
1312 送信機
1314 受信機
1316 送信機
1318 受信機
1320 送信機
1322 受信機
1324 処理システム
1326 処理システム
1328 メモリ構成要素
1330 メモリ構成要素
1332 ユーザインターフェースデバイス
1334 ユーザインターフェースデバイス
1400 ワイヤレス通信システム、システム
1402 セル
1402A〜1402G マクロセル
1404 アクセスポイント
1404A〜1404G アクセスポイント
1406 アクセス端末
1406A〜1406L アクセス端末
1500 通信システム、システム
1510 フェムトアクセスポイント
1510A〜1510B フェムトアクセスポイント、ホームフェムトアクセスポイント
1520 アクセス端末
1520A〜1520B アクセス端末
1530 ユーザの住宅
1540 ワイドエリアネットワーク
1550 モバイル事業者コアネットワーク、マクロセルラーネットワーク
1560 マクロセルアクセスポイント、アクセスポイント
1600 カバレージマップ
1602 トラッキングエリア
1602A〜1602C トラッキングエリア
1604 マクロカバレージエリア
1604A〜1604B マクロカバレージエリア
1606 フェムトカバレージエリア
1606A〜1606D フェムトカバレージエリア
1700 MIMOシステム
1710 ワイヤレスデバイス、デバイス
1712 データソース
1714 送信(TX)データプロセッサ
1720 TX MIMOプロセッサ
1722 トランシーバ
1722A〜1722T トランシーバ(XCVR)
1724 アンテナ
1724A〜1724T アンテナ
1730 プロセッサ
1732 データメモリ
1736 データソース
1738 TXデータプロセッサ
1740 復調器(DEMOD)
1742 RXデータプロセッサ
1750 ワイヤレスデバイス、デバイス
1752 アンテナ
1752A〜1752R アンテナ
1754 トランシーバ
1754A〜1754R トランシーバ(XCVR)
1760 受信(RX)データプロセッサ
1770 プロセッサ
1772 データメモリ
1780 変調器
1790 ビーコン制御構成要素
1792 ロケーション制御構成要素

Claims (12)

1つまたは複数のエンティティによって実行されるワイヤレス通信のための方法であって、
アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、前記アクセスポイントに潜在的に干渉するアクセスポイントの前記セットの任意の他のアクセスポイントを識別するステップであって、前記識別が、前記アクセスポイントにおいて受信された信号に基づく、識別するステップと、
前記潜在的に干渉するアクセスポイントの前記識別に基づいてアクセスポイントの前記セットの前記アクセスポイントによるビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数を割り当てるステップと、
アクセスポイントの前記セットの前記アクセスポイントのうちの少なくとも1つへの前記割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送るステップと
を含む、方法。
前記タイムスロットの前記割当てが、実質的に連続するタイムスロット中での送信のために少なくとも1つのアクセス端末ロケーションにおいて検出可能であるビーコンをスケジュールするステップを含む、請求項1に記載の方法。
前記無線周波数の前記割当てが、共通タイムスロット中で複数の前記無線周波数上に送信のために潜在的に干渉していないと識別されたビーコンをスケジュールするステップを含む、請求項1に記載の方法。
前記タイムスロットの前記割当てが、
異なるタイムスロットに最初に割り当てられたビーコンが少なくとも1つの共通アクセス端末ロケーションにおいて検出可能であると判断するステップと、
前記ビーコンが検出可能であるという前記判断に基づいて前記異なるタイムスロットに最初に割り当てられた前記ビーコンを実質的に連続するタイムスロットに再割当てするステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
前記タイムスロットの前記割当てが、
ビーコンのための前記タイムスロットの最初の割当てを判断するステップと、
複数のアクセス端末ロケーションの各アクセス端末ロケーションについて、前記最初に割り当てられたビーコンのいずれかが前記タイムスロットの各々中に受信されたかどうかを判断するステップと、
前記最初に割り当てられたビーコンが前記タイムスロットの各々中に前記アクセス端末ロケーションにおいて受信されたかどうかの前記判断に基づいて、ビーコンが前記アクセス端末ロケーションの各々において前記タイムスロットの各一意のペアから受信された可能性を判断するステップと、
ビーコンが前記アクセス端末ロケーションの各々において前記タイムスロットのペアから受信された前記可能性に基づいて連続するタイムスロット上にビーコンをスケジュールすべきかどうかを判断するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
前記タイムスロットの前記最初の割当ては、前記アクセスポイントの前記セットの各アクセスポイントについて潜在的に干渉するアクセスポイントが何個識別されるかに基づいて最初のビーコン送信スケジュールを判断するステップを含み、互いに潜在的に干渉する任意のアクセスポイントが異なるタイムスロット上にスケジュールされる、請求項5に記載の方法。
前記潜在的に干渉するアクセスポイントの前記識別がネットワークリッスン測定を行うステップを含む、請求項1に記載の方法。
前記無線周波数の前記割当てが、共通タイムスロット上でビーコンを送信するようにスケジュールされたアクセスポイントを異なる無線周波数に割り当てるステップを含む、請求項1に記載の方法。
再選択ビーコンが前記無線周波数のうちの少なくとも1つ上での送信のためにスケジュールされ、前記再選択ビーコンは、マクロセル周波数にキャンプオンされるかまたはその上でアイドリングするアクセス端末をフェムトセル周波数にハンドインまたはリダイレクトすることが可能になる情報を含むビーコンであり、
前記タイムスロットおよび無線周波数の前記割当てが、前記少なくとも1つの無線周波数上に前記再選択ビーコンのうちの1つの代わりに少なくとも1つのアクセス端末ロケーションにおいて検出可能であるビーコンのうちの少なくとも1つをスケジュールするステップを含む、
請求項1に記載の方法。
前記アクセスポイントがフェムトセルを含む、請求項1に記載の方法。
1つまたは複数のエンティティを含むワイヤレス通信のためのシステムであって、
アクセスポイントのセットのアクセスポイントごとに、前記アクセスポイントに潜在的に干渉する前記アクセスポイントの前記セットの任意の他のアクセスポイントを識別するための手段であって、前記識別が、前記アクセスポイントにおいて受信された信号に基づく、識別するための手段と、
前記潜在的に干渉するアクセスポイントの前記識別に基づいて前記アクセスポイントの前記セットの前記アクセスポイントによるビーコン送信のためのタイムスロットおよび無線周波数を割り当てるための手段と、
前記アクセスポイントの前記セットの前記アクセスポイントのうちの少なくとも1つへの前記割当てを示す少なくとも1つのメッセージを送るための手段と
を含む、システム。
請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法をコンピュータに行わせるためのコードを含む、コンピュータプログラム。
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