JP2012530400A - マルチ周波数パイロット信号 - Google Patents

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Abstract

アクセスポイントは、異なる周波数上に出現するパイロット信号情報に基づき識別される。そこで、異なる周波数上の1つまたは複数のパイロットPN拡散符号あるいは1つまたは複数のPNオフセットの組み合わせを使用して、アクセスポイントをユニークに識別する。例えば、パイロット測定レポートを受信した後、ネットワークエンティティは、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号または少なくとも1つのPNオフセットおよびレポートによって識別された複数の周波数に基づいて、パイロット信号を送信したアクセスポイントをユニークに識別することができる。また、この情報の取得を円滑にするために、ネットワークエンティティは、パイロット信号に対する周波数間サーチを実行することをアクセス端末に要求することができる。また、アクセス端末は、ネットワーク内のアクセスポイントに対応するパイロット情報を保持し、この情報を使用してパイロット信号に対する周波数間サーチを自立的に実行することができる。
【選択図】図1

Description

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本出願は、2009年6月11日に出願され、代理人整理番号092454P1を割り当てられた、本願の権利者が所有する米国仮特許出願第61/186,152号の利益および優先権を主張するものであり、その開示は、参照により本明細書に組み込まれている。
本出願は、一般にワイヤレス通信に関し、より具体的には、複数の周波数上でパイロット信号を使用することに関するが、それには限定されない。
ワイヤレス通信ネットワークを1つの地理的地域全体に展開し、さまざまな種類のサービス(例えば、音声、データ、マルチメディアサービスなど)をその地理的地域内のユーザーに提供することができる。典型的な実装では、アクセスポイント(例えば、マクロセルカバレッジを提供するマクロアクセスポイント)が1つのネットワーク全体に分散されて、そのネットワークからサービスを受ける地理的地域内で動作しているアクセス端末(例えば、携帯電話)のためのワイヤレス接続性を実現する。
高速のマルチメディアデータサービスに対する需要が急速に高まるにつれ、高性能でありしかも効率的でロバストな通信システムを実装することが困難になってきている。従来のネットワークアクセスポイント(例えば、マクロアクセスポイント)を補うために、スモールカバレッジアクセスポイントを展開して(例えば、ユーザーの家に据え付けて)、アクセス端末用によりロバストな屋内ワイヤレスカバレッジまたは他のカバレッジを構成することができる。このようなスモールカバレッジアクセスポイントは、例えば、フェムトアクセスポイント、フェムトセル、ホームNodeB、ホームeNodeB、またはアクセスポイント基地局と称されることがある。典型的には、このようなスモールカバレッジアクセスポイントは、DSLルーターまたはケーブルモデムを介してインターネットおよびモバイル通信事業者のネットワークに接続される。
一般に、与えられた時点において、アクセス端末は与えられたアクセスポイントからサービスを受ける。アクセス端末がネットワークに関連付けられている地理的地域全体にわたってローミングすると、アクセス端末はそのサービングアクセスポイントから離れる方向に移動し、別のアクセスポイントに近づいてゆくものとしてよい。その結果、与えられたセル内のアクセス端末に対する信号条件が変化する可能性があり、そのため、アクセス端末はネットワーク内の別のアクセスポイントからサービスを受ける方がよい場合がある。例えば、アクセス端末が特定のアクセスポイントに近づいたときに、その特定のアクセスポイントによって提供される無線周波(RF)カバレッジの方がよいという理由からその特定のアクセスポイントへのハンドオフ(つまり、アイドルもしくはアクティブハンドオフ)を有効にしたい場合がある。典型的な例は、現在マクロセルのサービスを受けているモバイル加入者が、フェムトセルが展開されている場所(例えば、加入者の家)に来る例である。マクロセルからフェムトセルへのハンドオーバーは、ハンドインと称されることがある。アクセス端末がアクティブな音声もしくはデータセッションに入っているときのハンドインは、アクティブハンドインと称される。アクティブハンドインは、ユーザーはユーザーが帰宅するときだけでなくユーザーが家(例えば、裏庭)の中に入って、動き回り、フェムトセルカバレッジとマクロセルカバレッジとの間を行き来するときもよい音質と通話連続性を期待するので、フェムトセルとのユーザーエクスペリエンスを充実させる上で欠かせないものである。それに加えて、アクティブハンドインは、マクロネットワークからトラヒックの負担を取り除き、他のユーザーのためにリソースを解放する。しかし、いくつかの態様では、シームレスなアクティブハンドインは難しく、後述のようにハンドインの既存のソリューションにはいくつかの欠点がある。
アクティブハンドインでは、ネットワーク(例えば、マクロネットワーク)は、音声もしくはデータセッションが転送されるターゲットアクセスポイントを識別することができる必要がある。そのため、アクセス端末のモビリティを維持するために、アクセス端末は、付近のアクセスポイントからパイロット信号が届いていないか定期的にモニタし、アクセス端末をハンドオーバーしてもよい潜在的なターゲットアクセスポイントを識別する。ここでは、これらのアクセスポイントを識別する作業を円滑にするために、それぞれのアクセスポイントは、ユニークな疑似ランダムノイズ(PN)拡散符号とともにパイロット信号を送信する。ネットワーク内の異なるアクセスポイントは、異なるパイロット拡散符号(スクランブリング符号として知られている場合もある)を使用するか(例えば、UMTSネットワークの場合)、または同じ拡散符号を異なる位相オフセット−PNオフセットと一般に称される−とともに使用することができる(例えば、cdma2000ネットワークの場合)。そこで、それぞれのアクセスポイントは、そのパイロット信号を送信するためにアクセスポイントによって使用されるPNオフセットまたは拡散符号に基づきユニークに識別されうる。従来のマクロネットワークでは、2つのセル間のハンドオーバーに対するターゲットアクセスポイントは、アクセス端末によって送信されるフォワードリンク(FL)信号品質レポート(例えば、cdma2000 1xRTT技術におけるパイロット強度測定メッセージ(PSMM)または候補周波数サーチ応答メッセージ)に基づき識別される。便宜上、FL信号品質レポートは、以下の開示ではPSMMと称する。しかし、そのようなレポートは、異なる技術では異なる名前をつけられうることは理解されるであろう。PSMMは、近接するアクセスポイントのFL信号品質(典型的にはパイロット強度Ecp/Io)およびこれらのアクセスポイントのそれぞれに関連付けられているパイロット位相を含む。レポートされるパイロット位相は、特定のアクセスポイントに対するユニークな署名(例えば、パイロットPN符号/オフセット)にマッピングされうる。このパイロットPNオフセットレポートにより、マクロネットワークは、「最良の」アクセスポイントをハンドオフターゲットとして選ぶことができる。
実際、比較的多くのスモールカバレッジアクセスポイントを与えられたエリア内に展開することができる。したがって、利用可能なパイロット拡散符号の個数が典型的には限られているため、これらのアクセスポイントのうちのいくつかは、そのパイロット信号に対して同じパイロット拡散符号もしくはPNオフセットを使用してもよい。例えば、マクロアクセスポイントからフェムトアクセスポイントへのアクティブハンドインに対するユニークな識別は、ごくわずかの(例えば、5つの)PNオフセットしか利用可能でなく、マクロアクセスポイントのカバレッジエリア内の数百のフェムトアクセスポイント間で共有されうるため、フェムトセルの展開では困難である場合がある。少数のPNオフセットをフェムトアクセスポイントに割り振るということの背後にある主な理由は、1)マクロアクセスポイントおよびフェムトアクセスポイントが周波数上にある場合に、マクロアクセスポイントはPN空間の大半を使用しているため、未使用のPNオフセットが不足していること、および/または2)アクセス端末が近接するPNをサーチするのを支援するためにマクロアクセスポイントが近接リストメッセージでアドバタイズすることができるフェムトPNの個数に制限があることである。フェムトアクセスポイントがマクロアクセスポイントと同じ周波数上にない場合でも、フェムトアクセスポイントは、マクロ周波数上のパイロットおよびオーバーヘッドチャネルからなるビーコンを放射し、アクセスポイントをフェムトアクセスポイントに引き寄せる。その結果、ビーコンパイロット送信に利用可能なPNオフセットの個数は、制限されることになる。したがって、フェムトセル展開における重いPN再利用のせいで、アクティブハンドインに対するユニークなターゲットフェムトアクセスポイントの識別が困難になる。これは、レガシーアクセス端末およびフェムトセルの場合に特に当てはまる場合がある。その結果、与えられたパイロット拡散符号またはPNオフセットを有するパイロット信号がアクセスポイントから受信されたことをネットワーク内のアクセス端末がそのサービングアクセスポイント(例えば、ハンドオーバーソース)にレポートするときにどのアクセスポイント(例えば、どの潜在的ハンドオーバーターゲット)が識別されているかに関して混乱が生じる可能性がある。
上述のアクティブハンドインの問題を解決するための従来のソリューションは、フェムトセルによるリバースリンク(RL)検知、およびビーコン周波数および/またはフェムトFLサービス周波数上のフェムトセルからの複数のパイロットの放射を含む。RL検知の一例は、米国特許出願公開第2010/0130210号において開示されている。複数のパイロットの使用例は、米国特許出願公開第2010/0135234号において開示されている。PCT出願第PCT/US2007/010965号では、それぞれの基地局が少なくとも1つの時間ベンチマークに関して少なくとも2つの時間位相シフトを持つパターンを有する信号を送信し、位相シフトの組み合わせによって送信基地局の識別を行うことができるシステムを開示している。しかし、RL検知ソリューションでは、単一のアクセス端末のハンドインについてRLを測定するために複数のフェムトセルを必要とし、ネットワーク上にシグナリング負荷をかける。さらに、このソリューションは、無線周波(RF)較正およびフェーディングの態様によりエラーを起こしがちである。多重パイロット送信ソリューションは、フェムトセルを識別するために複数のパイロットのPNオフセット間の相対位相差に依存するので密集したフェムトセル展開においてエラーを起こしがちである。上記を鑑みると、ネットワーク内の他のノードがアクセスポイントと効率よく通信できるようにアクセスポイントを識別するための効果的な技術が必要である。
本開示の態様例の概要を以下に示す。本明細書の説明では、態様という用語への言及は開示の1つまたは複数の態様を示しているものとしてよい。
本開示は、いくつかの態様において、アクセスポイント(例えば、フェムトセル)が異なる周波数上でこのアクセスポイントによって送信されるパイロット信号に基づき識別されうる方式に関する。そこで、異なる周波数上の1つまたは複数のパイロット拡散(スクランブリングとしても知られている)符号または異なる周波数上のPN拡散符号に対応する1つまたは複数のPNオフセットの組み合わせを使用して、アクセスポイントをユニークに識別することができる。例えば、1つのネットワーク内のアクセスポイントは、それぞれ、複数の周波数(例えば、サービス周波数および少なくとも1つのビーコン周波数)上で複数のパイロット信号を送信するために1つまたは複数のパイロットPN拡散符号(例えば、少なくとも1つのパイロットPNオフセットに関連付けられうる)を使用することができる。これらのアクセスポイントのうちの1つのアクセスポイントの付近にあるアクセス端末は、複数の周波数上のパイロット信号を測定し、これらのパイロット信号に関する情報を含む1つまたは複数のパイロット測定レポートをそのサービングアクセスポイントに送信することができる。次いで、このサービングアクセスポイントまたは他の何らかのネットワークエンティティは、受信されたパイロット情報によって識別されたパイロット情報(例えば、パイロットPN拡散符号、PNオフセット、またはレポートされたパイロットPN拡散符号/PNオフセットが検出された1つまたは複数の周波数のうちの1つまたは複数を識別することができる)に基づきパイロット信号を送信するアクセスポイントを識別することができる。したがって、サービングアクセスポイントまたは他のネットワークエンティティは、そのアクセスポイントをアクセス端末のハンドオーバーに対する潜在的ターゲットとしてユニークに識別することができる。さらに、上述の多重パイロット送信ソリューションの場合と同様にPNオフセット間の位相差に依存することなく識別を行うことができる(例えば、米国特許出願公開第2010/0135234号に開示されているように)。むしろ、いくつかの態様では、アクセスポイントは、パイロット信号を送信するためにアクセスポイントがどのパイロットPN拡散符号またはPNオフセットを使用しているか、およびどの周波数上で符号またはオフセットが使用されているかに基づき単独で識別されうる。
本開示は、いくつかの態様において、周波数間パイロットサーチを実行することをアクセス端末に要求することに関する。例えば、ネットワークエンティティは、アクセス端末が特定の周波数上でパイロット信号を受信したことを示すパイロット測定情報を受信することができる。この情報を受信した結果、ネットワークエンティティは、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号サーチを実行することをアクセス端末に要求するメッセージを送信することができる。このようにして、複数の周波数上でパイロット情報を取得し、ネットワークエンティティがパイロット信号を送信するアクセスポイントをユニークに識別することを可能にすることができる。
本開示は、いくつかの態様において、パイロット情報を保持し、この情報を使用して周波数間パイロットサーチを実行するかどうかを決定することに関する。例えば、アクセス端末は、アクセスポイントを、複数の周波数上でパイロット信号を送信するためにそのアクセスポイントによって使用される少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットに関連付ける情報を保持することができる。次いで、これらの周波数のうちの1つの周波数上でパイロット信号を受信した後、アクセス端末は、これらの周波数のうちの別の1つの周波数(または複数の他の周波数)上でパイロット信号をサーチすることができる。このようにして、アクセス端末は、パイロット信号を送信したアクセスポイントをユニークに識別するために使用することができる情報を取得することができる。
本開示のこれらおよび他の態様例は、詳細な説明および以下の付属の特許請求の範囲において、また添付図面で説明される。
マルチ周波数パイロットシグナリングを使用する通信システムのいくつかの態様例の簡略化されたブロック図。 複数の周波数上でパイロット信号を送信するアクセスポイントを識別するために実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 複数の周波数上でパイロット信号を送信するアクセスポイントを識別するために実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 別の周波数上でパイロット信号のサーチを実行することをアクセス端末に要求することと併せて実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 別の周波数上でパイロット信号のサーチを実行することをアクセス端末に要求することと併せて実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 別の周波数上でパイロット信号のサーチを自立的に実行するためにアクセス端末によって実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 別の周波数上でパイロット信号のサーチを自立的に実行するためにアクセス端末によって実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 パイロット強度情報に基づきアクセスポイントを識別するために実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 複数のアクセスポイントからのレポートに基づきアクセスポイントを識別するために実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 アクセスポイントを識別するためにサービングアクセスポイントによって実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 アクセスポイントを識別するためにネットワークエンティティによって実行されうるオペレーションのいくつかの態様例のフローチャート。 通信ノード内で使用されうるコンポーネントのいくつかの態様例の簡略化されたブロック図。 ワイヤレス通信システムの簡略化された図。 フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略化された図。 ワイヤレス通信用のカバレッジエリアを例示する簡略化された図。 通信コンポーネントのいくつかの態様例の簡略化されたブロック図。 本明細書で教示されているようなマルチ周波数パイロットシグナリングを使用するように構成された装置のいくつかの態様例の簡略化されたブロック図。 本明細書で教示されているようなマルチ周波数パイロットシグナリングを使用するように構成された装置のいくつかの態様例の簡略化されたブロック図。 本明細書で教示されているようなマルチ周波数パイロットシグナリングを使用するように構成された装置のいくつかの態様例の簡略化されたブロック図。
慣例に従って、図面に例示されているさまざまな特徴は縮尺通りに作図されていない場合がある。したがって、わかりやすくするために、さまざまな特徴の寸法を任意に拡大もしくは縮小する場合がある。それに加えて、わかりやすくするために、図面のいくつかを簡略化している場合がある。そのため、図面は、与えられた装置(例えば、デバイス)または方法のコンポーネントのすべてを表していない場合がある。最後に、類似の参照番号を、本明細書および図全体を通して類似の特徴を表すために使用することができる。
本開示のさまざまな態様について以下で説明する。本明細書の教示は、さまざまな形態で具現化することができ、本明細書で開示されているすべての具体的な構造、機能、またはその両方は、単に代表するものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づき、当業者は、本明細書に開示されている一態様が、他のすべての態様と独立して実装することができ、またこれらの態様のうち2つ以上をさまざまな方法で組み合わせることができることを理解するであろう。例えば、本明細書で述べた任意の数の態様を使用して、装置を実装したり、または方法を実施したりすることができる。それに加えて、他の構造、機能、または本明細書で述べられている態様のうちの1つまたは複数のものに加えた、またはそれら以外の構造と機能を使用して、そのような装置を実装したり、またはそのような方法を実施したりすることができる。さらに、一態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備えることができる。
図1は、通信システム100の例(例えば、通信ネットワークの一部)のいくつかのノードを例示している。例示することを目的として、本開示のさまざまな態様について、1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイント、および互いに通信し合うネットワークエンティティの背景状況において説明する。しかし、本明細書の教示は、他の種類の装置または他の用語を用いて参照されている他の類似の装置にも適用可能であるものとしてよいことは理解されるであろう。例えば、さまざまな実装において、アクセスポイントは、基地局またはeNodeBとして参照または実装することができ、アクセス端末は、ユーザー装置、モバイル機器、または移動局などとして参照または実装することができる。
システム100におけるアクセスポイントは、システム100のカバレッジエリア内に設置できる、またはそのカバレッジエリア全体にわたってローミングを行うことができる1つまたは複数のワイヤレス端末(例えば、アクセス端末102)に1つまたは複数のサービス(例えば、ネットワーク接続)を提供する。例えば、さまざまな時点において、アクセス端末102は、アクセスポイント104、アクセスポイント106、およびアクセスポイント108、またはシステム100内の他の何らかのアクセスポイント(図示せず)に接続することができる。これらのアクセスポイントのそれぞれは、ワイドエリアネットワーク接続が円滑に行われるように1つまたは複数のネットワークエンティティ(便宜上、ネットワークエンティティ110で表されている)と通信することができる。ネットワークエンティティは、例えば、1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなどのさまざまな形態をとりうる。そのため、さまざまな実装において、ネットワークエンティティは、無線ネットワーク制御、ネットワーク管理(例えば、オペレーション、アドミニストレーション、マネージメント、およびプロビジョニングエンティティを介して行う)、呼制御、セッション管理、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーク機能、または他の何らかの好適なネットワーク機能のうちの少なくとも1つなどの機能を表するものとしてよい。
システム100内のそれぞれのアクセスポイントは、拡散符号(例えば、後述のようなPN拡散符号)を使用してパイロット信号を送信する。本明細書の教示によれば、システム100内のアクセスポイント(例えば、フェムトセル)は、複数の周波数上でパイロット信号を送信するように構成されうる。図1に示されているように、アクセスポイント106および108(例えば、フェムトセル)は、それぞれ、これらのアクセスポイントのそれぞれに構成されている、パイロット情報118および120に従ってパイロット信号を生成する。ここで、アクセスポイント106は、その指定された周波数126(例えば、そのフェムトセルサービス周波数および1つまたは複数のビーコン周波数)上でパイロット信号を送信するが、アクセスポイント108は、その指定された周波数128(例えば、そのフェムトセルサービス周波数および1つまたは複数のビーコン周波数)上でパイロット信号を送信する。それぞれのパイロット信号は、指定されたPN拡散符号またはPN拡散符号のオフセット(例えば、後述のようなPNオフセット)を備える(例えば、符号化されるか、またはスクランブルされる)。パイロット信号を送信するために使用されるPN拡散符号および/またはPNオフセットは、これ以降、パイロットPN拡散符号/PNオフセット(または単にパイロットPN拡散符号情報)と称される。アクセスポイント106は、その指定されたパイロットPN拡散符号情報を使用してパイロット信号を送信するが、アクセスポイント108は、その指定されたパイロットPN拡散符号情報124を使用してパイロット信号を送信する。ここで、アクセスポイントは、異なる周波数上で同じパイロットPN拡散符号/PNオフセットまたは異なるパイロットPN拡散符号/PNオフセットを使用することができる。また、いくつかの場合において、アクセスポイントは、複数のパイロット信号を送信するために与えられた周波数上で複数のPN拡散符号/PNオフセットを使用することができる。いくつかの簡略化された例を以下に示す。ある場合には、アクセスポイント106は、周波数1および2上でパイロットPN拡散符号Aを使用し、アクセスポイント108は、周波数1および2上でパイロットPN拡散符号Bを使用することができる。別の場合には、アクセスポイント106は、周波数1および2上でPNオフセットMを使用することができ、アクセスポイント108は、周波数1および2上でPNオフセットNを使用することができる。さらに別の場合において、アクセスポイント106は、周波数1上でパイロットPN拡散符号Aを、周波数2上でパイロットPN拡散符号Bを使用することができるが、アクセスポイント108は、周波数1上でパイロットPN拡散符号Bを、周波数2上でパイロットPN拡散符号Aを使用することができる。別の場合において、アクセスポイント106は、周波数1上でPNオフセットMを、周波数2上でPNオフセットNを使用することができるが、アクセスポイント108は、周波数1上でPNオフセットNを、周波数2上でPNオフセットMを使用することができる。さらに別の場合において、アクセスポイント106は、周波数1上でパイロットPN拡散符号AおよびBを、周波数2上でパイロットPN拡散符号Cを使用することができるが、アクセスポイント108は、周波数1上でパイロットPN拡散符号BおよびCを、周波数2上でパイロットPN拡散符号AおよびBを使用することができる。別の場合において、アクセスポイント106は、周波数1上でPNオフセットMおよびNを、周波数2上でPNオフセットOを使用することができるが、アクセスポイント108は、周波数1上でPNオフセットNおよびOを、周波数2上でPNオフセットMおよびNを使用することができる。
パイロット処理コンポーネント130は、アクセス端末102によって受信されたパイロット信号を処理し、パイロット信号を受信したことを(例えば、パイロット測定レポートメッセージを介して)アクセス端末102のサービングアクセスポイント104にレポートする。このレポートは、パイロットのPN拡散符号、またはパイロットのPNオフセット、またはサービングアクセスポイントのパイロット信号に相対的なパイロット信号の位相のうちの1つまたは複数などのパイロット測定情報、またはそれぞれの受信されたパイロット信号に関連付けられているパイロット強度(例えば、Ecp/Io−受信されたパイロットエネルギーと全受信電力との比)の指示を含む。
いくつかの実装では、サービングアクセスポイント104は、このパイロット測定情報をシステム100内の異なるアクセスポイント(例えば、フェムトセル)によって現在使用されているパイロット情報112の記録を保持する別のネットワークエンティティ110に送信する。例えば、パイロット情報112は、システム100内のそれぞれのアクセスポイントAP_1(例えば、アクセスポイント106)、AP_2(例えば、アクセスポイント108)、...、AP_Nについて、そのアクセスポイントによって現在使用されているアクセスポイント識別情報およびパイロット情報(例えば、パイロット情報118、120などに対応する)を指定することができる。したがって、ネットワークエンティティ110でパイロット測定情報を受信した後、マルチ周波数パイロット識別コンポーネント114は、パイロット情報112を使用してパイロット測定情報によって識別された与えられた一組のパイロット信号をどのアクセスポイントが送信したかを決定する。
さまざまなオペレーションが、本明細書で教示されているようにマルチ周波数パイロット信号の使用と併せて実行されうる。いくつかの実装では、マルチ周波数パイロット信号を取得できるようにするために、1つの周波数上でパイロット信号を受信したことをレポートしたアクセス端末は、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号をモニタするように要求される場合がある。いくつかの実装では、アクセス端末は、さまざまなアクセスポイントによって使用される周波数およびパイロットPN拡散符号/PNオフセットをリストしたデータベースを保持することができる。アクセス端末が、与えられた周波数上でパイロット信号を受信した後、アクセス端末は、このデータベースを使用して少なくとも1つの他の周波数上のパイロット信号のモニタを自立的に行うことができる。
次いで本開示のこれらの態様および他の態様を、図2〜11のフローチャートと併せてさらに詳しく説明することにする。便宜上、図2〜11のオペレーション(または本明細書で説明されているか、または教示されている他のすべてのオペレーション)は、特定のコンポーネント(例えば、図1および12に示されているようなコンポーネント)によって実行されるものとして説明することができる。しかし、これらのオペレーションは、他の種類のコンポーネントによって実行され、異なる数のコンポーネントを使用して実行されうることは理解されるであろう。本明細書で説明されているオペレーションのうちの1つまたは複数のオペレーションは、与えられた実装で使用することができないことも理解されるであろう。
図2および3は、複数の周波数上でパイロット信号を送信するアクセスポイントを識別することと併せて使用されうるオペレーションの例を説明したものである。例示することを目的として、この例は、ネットワークエンティティがアクセス端末によって元々提供されているパイロット測定情報を取得し、ネットワークエンティティが測定レポートからの情報に基づきアクセスポイントを識別するシナリオについて説明したものである。他の実装では他のメッセージング方式も使用できることは理解されるであろう。
ブロック202によって表されているように、ある時点において、システム内のアクセスポイント(例えば、フェムトセル)は、それらのアクセスポイントがパイロット信号を送信する仕方を指定するパイロット情報とともに構成される。与えられたアクセスポイントに対して、パイロット情報(例えば、図1のパイロット情報118に対応する)は、例えば、アクセスポイントがパイロット信号、およびそのパイロット信号を送信するためにそれぞれの周波数上で使用されるパイロットPN拡散符号/PNオフセットを送信する際の周波数を指定する。
パイロットPN拡散符号/PNオフセットは、さまざまな方法で、与えられたアクセスポイントに対して割り当てることができる。いくつかの場合において、異なるパイロットPN拡散符号/PNオフセットを、異なる周波数上で使用するように割り当てることができる。いくつかの場合において、同じパイロットPN拡散符号/PNオフセットを、複数の周波数(例えば、すべての周波数)上で使用するように割り当てることができる。
いくつかの場合において、異なるパイロットPN拡散符号/PNオフセットを同じ周波数上で使用するように割り当てることができる。例えば、アクセスポイントは、ビーコン周波数および/またはサービス周波数上で複数のパイロット信号を送信するように構成されうる。ここで、同じ周波数上の複数のパイロットに異なるパイロット拡散符号/PNオフセットが割り当てられる(例えば、米国特許出願公開第2010/0135234号(その開示は、参照により本明細書に組み込まれている)の場合と類似の方法で)。与えられた周波数上の複数のパイロット信号およびその複数のパイロットPN拡散符号/PNオフセットの使用は、アクセスポイントをユニークに識別するために他の周波数上の同じまたは異なるパイロットPN拡散符号/PNオフセットの使用と組み合わせることができる。したがって、与えられた周波数上で複数のパイロットを使用することにより、アクセスポイントをユニークに識別するために利用可能な寸法の総数を増やすことができる。
好ましくは、周波数とパイロットPN拡散符号/PNオフセットとの異なる組み合わせを使用するように異なるアクセスポイントが構成される。例えば、ユニークな組み合わせを、与えられたマクロアクセスポイントのカバレッジ範囲内にあるすべてのアクセスポイントに割り当てることができる。この方法で、マクロセルは、ハンドオーバー手順について与えられたアクセスポイントをユニークに識別することができるものとしてよい。別の例として、ユニークな組み合わせを、一組の近接アクセスポイントに割り当てることができる。この方法では、アクセス端末がこれらのアクセスポイントのうちの2つのアクセスポイントから与えられた組み合わせを受け取ることはあり得ない。使用している組み合わせのすべてがユニークであるかどうかに関係なく、アクセスポイントの混乱が生じる可能性は、このような組み合わせを使用することで著しく低減できる。
アクセスポイントは、さまざまな方法でパイロット情報を使って構成することができる。いくつかの実装では、ネットワークは、与えられたアクセスポイントがどの周波数およびパイロットPN拡散符号/PNオフセットを使用するかを決定し、このパイロット情報をアクセスポイントに送信する。具体例として、与えられたアクセスポイントに割り当てられた周波数毎に、ネットワークは、その特定の周波数に対する利用可能なPNリソースプールからそのアクセスポイントに対するパイロットPNオフセットを割り振ることができる。有利には、この方法で、ネットワークは、これらのアクセスポイント間の混乱を軽減する(例えば、その混乱の発生を防ぐか、または発生の確率を低減する)ように一組のアクセスポイントの構成を計画することができる。
いくつかの実装では、それぞれのアクセスポイントは、そのアクセスポイントがどの周波数およびパイロットPN拡散符号/PNオフセットを使用するかを決定する。ここで、アクセスポイントは、その近接アクセスポイントによって使用されている構成を判断し、次いで、その近接アクセスポイントのうちのどれかの構成と競合しない構成を選択することができる。アクセスポイントは、近接発見機能を介して、またはネットワークから受信された情報を介して、またはパイロット信号のモニタを行うことによって、または他の何らかの好適な技術を用いて、この近接アクセスポイントの構成を判断することができる。
いくつかの場合において、ネットワークは、組み合わせの集まり(例えば、利用可能なPNリソースプール)を提供することができ、その集まりから、アクセスポイントが組み合わせを1つ選択することができる。この方法で、ネットワークとそれぞれのアクセスポイントの両方が、選択された組み合わせをある程度制御してアクセスポイントの混乱を軽減することができる。
上述のネットワークオペレーションは、1つまたは複数のネットワークエンティティによって実行されうる。いくつかのフェムトセルベースの実装では、これらのオペレーションは、フェムトインターワーク機能によって実行されうる。フェムトインターワーク機能は、例えば、マクロセルがフェムトセルと通信を行うこと、およびその逆の通信を行うことを可能にする機能性をもたらしうる。
図2のブロック204によって表されているように、ネットワークエンティティは、ネットワーク内に展開されているアクセスポイントに対するアクセスポイントのパイロット情報(例えば、図1におけるパイロット情報112に対応する)を保持する。例えば、与えられたマクロセルに関連付けられているネットワークエンティティは、そのマクロセル内に展開されているフェムトセルのすべてに対するパイロット情報を保持することができる。そのようなネットワークエンティティは、例えば、マクロアクセスポイント、フェムトインターワーク機能、または他の何らかの好適なネットワークエンティティを備えることができる。
ブロック206によって表されているように、ブロック206で構成されたそれぞれのアクセスポイントは、その構成済みのパイロット情報に基づきパイロット信号を送信する。ここで、与えられたアクセスポイントは、少なくとも1つの拡散符号/PNオフセットを使用して複数の周波数上でパイロット信号を送信する。例えば、アクセスポイントは、そのサービス周波数(例えば、フェムトセルフォワードリンクサービス周波数)上で1つまたは複数のパイロット信号を送信することができる。それに加えて、アクセスポイントは、少なくとも1つのビーコン周波数上で少なくとも1つの他のパイロット信号を送信する(例えば、サービス周波数以外の周波数上でパイロットを備えるビーコンを送信する)ことができる。
サービス周波数および2つのビーコン周波数上で送信される3つのパイロット信号を使用する一例を以下に示す。アクセスポイントは、Fem_PNで表されるPNオフセットを使用してそのサービス周波数上でパイロットを送信する。アクセスポイントは、それぞれBcn1_PNおよびBcn2_PNで表されるPNオフセットを使用して2つのビーコン周波数上それぞれでパイロットを送信する。この場合、PNオフセットの組(Bcn1_PN、Bcn2_PN、Fem_PN)を使用して、アクセスポイントをユニークに識別することができる。
上記から、ビーコン周波数および/またはサービス周波数上で使用されるPNオフセットに異なる値が割り当てられている場合に、アクセスポイントの署名として使用されうる多数のPNオフセットの組を形成できることは理解されるであろう。例えば、例示することを目的として、ただ1つのパイロットが、それぞれの周波数上で送信されると仮定する。それに加えて、Nb個のビーコン周波数(例えば、F_1、F_2、...、F_Nb)があり、これらの周波数上それぞれで使用するのに利用可能なPNオフセットの数は、NumBcnPN_(F_i)(i=1、...、Nb)であると仮定する。周波数F_i上で利用可能なPNオフセットを、PN_j(F_i)(j=1、2、...、NumBcnPN(F_i)、i=1、2、...、Nb)と表す。さらに、サービス周波数(例えば、Fs)上で使用するのに利用可能なPNオフセットの数は、NumFemPNである仮定し、これらのPNオフセットを、PN_k(Fs)(k=1、...、NumFemPN)と表す。次いで、Nb個のビーコン周波数とサービス周波数FsからのPNオフセットを含む(Nb+1)個の要素からなるPNオフセット組は、[PN_j(F_1)、PN_j(F_2)、...、PN_j(F_Nb)、PN_k(Fs)](j=1、2、...、NumBcnPN(F_i)、k=1、2、...、NumFemPN)として形成することができ、この組み合わせは、アクセスポイント(例えば、フェムトセル)をユニークに識別することができる。全部併せて、明確に区別できるNumBcnPN(F_1)×NumBcnPN(F_2)×...×NumBcnPN(F_Nb)×NumFemPn個の要素からなるPNオフセット組を形成して、これらのアクセスポイントをユニークに識別することができる。
Nb=1およびNumBcnPN(F_1)=1およびNumFemPN=20の自明な例では、20個のフェムトアクセスポイントをユニークに識別することができる。別の例では、ビーコン周波数の数がNb=1であり、5個のPNオフセットがこのビーコン周波数上で使用するのに利用可能である、つまり、NumBcnPN(F_1)=5で、20個のPNオフセットがサービス周波数上で使用するのに利用可能であると仮定する。この場合、100個のアクセスポイントをユニークに識別することができ、複数の周波数からの情報を使用することによって達成されるユニークな署名の数の5倍の増加となっている。
本明細書で説明されているように、署名の数は、与えられたビーコン周波数上、および/またはサービス周波数上で複数のパイロットをさらに送信することによって増やすことができる。概念的には、追加のパイロットは、アクセスポイントを識別するために利用可能な寸法の数を増やす新しい周波数として取り扱うことができる。例えば、利用可能な20個のPNオフセットのうちから選択した明確に区別できるPNとともに2つのパイロットがサービス周波数上で送信されると仮定し、また1つのビーコン周波数上の5個の利用可能なPNオフセットのうちの1つのPNオフセットを使用して単一のパイロットが送信されると仮定する。次いで、約1000個のユニークな署名を形成することができる。したがって、ビーコン周波数およびサービス周波数からのPNオフセット情報を組み合わせることによって多数のアクセスポイントがユニークに識別されうる。その結果、密度の高いアクセスポイント(例えば、フェムトセル)の展開であっても良好なアクティブハンドイン性能を達成できる。
図2を再び参照すると、ブロック208によって表されているように、ブロック206で説明されているようなアクセスポイント付近のアクセス端末は、異なる周波数上でパイロット信号を受信することができる。例えば、アクセス端末がマクロセルによるサービスを現在受けている場合、アクセス端末は、そのマクロ周波数(つまり、そのマクロセルによって使用されるマクロチャネル)上でパイロット信号を受信することができる。それに加えて、アクセス端末は、少なくとも1つの他の周波数(例えば、フェムトチャネルまたは1つまたは複数の他のマクロチャネル)上でパイロット信号をスキャンすることができる。
図3のブロック210によって表されているように、アクセス端末は、パイロット測定情報を含むパイロット測定レポートをそのサービングアクセスポイントに送信する。本明細書で説明されているように、このパイロット測定情報は、複数の周波数上で受信されたパイロット信号に関連付けられている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別するパイロットPN拡散符号情報を含むことができる。
ブロック212によって表されているように、パイロット信号を送信したアクセスポイントを最終的に識別するネットワークエンティティは、アクセス端末によって送られるパイロット測定情報を受信する。上述のように、このネットワークエンティティは、アクセス端末または他の何らかのネットワークエンティティ用にサービングアクセスポイント(例えば、マクロアクセスポイント)を備えることができる。前者の場合には、サービングアクセスポイントは、アクセス端末によって送信されたパイロット測定レポートを介してパイロット測定情報を受信する。後者の場合には、サービングアクセスポイントは、パイロット測定レポートを介して受信したパイロット測定情報を他のネットワークエンティティ(例えば、フェムトインターワーク機能)に回送することができる。
ブロック214によって表されているように、ネットワークエンティティは、パイロット測定情報によって指示されるパイロット信号を送信した1つまたは複数のアクセスポイントを識別する。与えられたアクセスポイントは、1)受信したパイロットPN拡散符号情報と、2)ネットワークエンティティ(ブロック204で説明されている)によって保持されているアクセスポイントのパイロット情報によって示されるようなそのアクセスポイントに対する周波数およびパイロットPN拡散符号/PNオフセットの組み合わせとの比較結果に基づき識別される。ここで、いくつかの場合において、パイロット測定情報は、複数のアクセスポイントによって送信されたパイロット信号を含みうることは理解されるであろう。したがって、ブロック214における識別の結果、複数のアクセスポイントが識別されうる。
ブロック216によって表されているように、識別されたアクセスポイントによって提供されるサービスがアクセス端末のハンドオーバーを保証する場合(例えば、パイロット信号が十分に強いことによって示されるように)、ネットワークエンティティは、識別されたアクセスポイントへのハンドオーバーを開始する。例えば、アクティブな呼に関係するコンテキスト情報を識別されたアクセスポイント(ターゲットアクセスポイント)に送ることができる。
図4および5は、少なくとも1つの周波数上でパイロット信号に対するサーチを実行することをアクセス端末に要求することと併せて使用されうるオペレーションの例を説明したものである。例えば、アクセス端末は、単一の周波数上でのパイロット信号の受信を最初にレポートすることができる。この場合、ネットワークは、アクセスポイントが送信するパイロット信号のすべてを取得するために他の周波数上で追加のパイロット信号を探すようにアクセス端末に要求することができる。
図4のブロック402および404によって表されているように、ある時点において、アクセス端末は、第1の周波数上でパイロット信号を受信し、対応するパイロット測定レポートを送信する。例えば、アクセスポイントは、フェムトセルサービス周波数と異なる周波数上でマクロアクセスポイント上のアクティブな呼に入っている可能性がある。ここで、アクセス端末は、フェムトセルに近づき、強いビーコンパイロットを検出した場合、アクセス端末は、パイロット測定メッセージ(例えば、cdma2000 1xRTTのパイロット強度測定メッセージ(PSMM))を介してビーコンパイロットをマクロアクセスポイントにレポートすることができる。本明細書で説明されているように、パイロット測定メッセージは、受信したパイロット強度およびパイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号/PNオフセットの識別を可能にするパイロット位相などの情報を伝送する。測定メッセージは、パイロット信号が受信された周波数も示すことができる。
ブロック406によって表されているように、ネットワークエンティティは、アクセス端末によって送られるパイロット測定情報を受信する。ブロック406のオペレーションは、ブロック212における上で説明されているオペレーションと同様のものとしてよい。しかし、この場合、従来のシステムのように単一のパイロット情報だけを使用してアクティブなハンドインをトリガする代わりに、パイロット測定情報を受信した後、ネットワークエンティティが、異なるビーコン周波数および/またはサービス周波数上で近接するパイロットを測定するために周波数間サーチを実行することをアクセス端末に要求することができる。
したがって、ブロック408によって表されているように、ネットワークエンティティは、アクセス端末によってサーチされる少なくとも1つの他の周波数を適宜識別することができる。いくつかの場合において、少なくとも1つの他の周波数の識別は、受信されたパイロット測定情報内に示されているパイロットPN拡散符号/PNオフセットに基づくものとすることができる。例えば、ネットワークエンティティは、レポートされた周波数とパイロットPN拡散符号/PNオフセット対とを含むネットワークエンティティに保持されているアクセスポイントのパイロット情報内の組み合わせを識別することができる。それから、ネットワークエンティティは、次いで、識別された組み合わせに関連付けられている他の周波数を識別することができる。
ブロック410によって表されているように、ネットワークエンティティは、アクセス端末によってサーチされる少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを適宜識別することができる。いくつかの場合において、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットの識別は、受信されたパイロット測定情報内に示されているパイロットPN拡散符号/PNオフセットに基づくものとすることができる。例えば、ネットワークエンティティは、レポートされた周波数とパイロットPN拡散符号/PNオフセット対とを含むネットワークエンティティに保持されているアクセスポイントのパイロット情報内の組み合わせを識別することができる。それから、ネットワークエンティティは、次いで、識別された組み合わせに関連付けられているパイロットPN拡散符号/PNオフセットを決定することができる。
図5のブロック412によって表されているように、ネットワークエンティティは、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号サーチを実行することをアクセス端末に要求するメッセージを送信する。いくつかの場合において、このメッセージは、単純に、アクセス端末が少なくとも1つの他の周波数をサーチすることを求める要求を備える。つまり、このメッセージは、どの1つまたは複数の周波数をサーチすべきかを指定しない場合があるということである。他の場合(例えば、ブロック408が使用される場合)、このメッセージは、サーチすべき1つまたは複数の周波数を指定することができる。それに加えて、いくつかの場合(例えば、ブロック410が使用される場合)に、このメッセージは、アクセス端末がサーチする1つまたは複数のパイロットPN拡散符号/PNオフセットを指定することができる。また、このメッセージは、アクセス端末がサーチの実行後に(例えば、パイロット測定レポートを介して)追加のパイロット測定情報を送信することを要求することができる。いくつかの場合において、このメッセージでは、周波数ホッピングビーコンが使用される場合にビーコン周波数などの他の周波数上でパイロットを検出するために有益であると思われる、1つまたは複数の周波数上でアクセス端末が定期的測定を実行することを要求することができる。このメッセージは、周波数ホッピングビーコンパイロットを検出するチャンスを改善するために測定を行うべき正確な時期を規定することもできる。
ネットワークエンティティがアクセス端末に対するサービングアクセスポイントである場合、このメッセージはアクセス端末に直接送信されうる。例えば、要求および任意の関連する情報は、定期的なトラヒック内シグナリングメッセージ(例えば、cdma2000 1xシステムでは候補周波数サーチ要求メッセージ)によって伝送されうる。
ネットワークエンティティがアクセス端末に対するサービングアクセスポイントでない場合、このメッセージはサービングアクセスポイントを経由してアクセス端末に送信されうる。例えば、フェムトインターワーク機能は、このメッセージを、対応するメッセージをサービングアクセスポイントに送信するモバイル交換局(MSC)に送信することができる。次いで、サービングアクセスポイントは、その要求を含むメッセージをアクセス端末に送信することができる。
ブロック414によって表されているように、アクセス端末は、少なくとも1つの他の周波数上でサーチを実行し、そのサーチ結果に基づき、追加のパイロット測定情報をネットワークに送信する(例えば、cdma2000 1xRTTにおけるパイロット測定レポートまたは候補周波数サーチレポートメッセージを介して)。例えば、アクセス端末は、それらの周波数上でパイロットを検出しようとしてサーチするそれぞれの周波数に少しの間同調することができる。1つまたは複数の強いパイロット信号が検出された場合、このパイロット測定情報は、パイロット信号が検出された少なくとも1つの周波数およびパイロット信号を送信するために使用された少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別する。
ブロック416および418によって表されているように、ネットワークエンティティは、追加のパイロット測定情報を受信し、受信されたパイロット測定情報(ブロック406で受信された情報を含む)のすべてによって指示されるパイロット信号を送信した1つまたは複数のアクセスポイントを識別する。
上述のオペレーションは、アクセス端末が現在動作している周波数に関係なく適用可能である。例えば、アクセスポイントは、フェムトセルとマクロセルフォワードリンク間で共有されている周波数上でマクロセルとのアクティブな呼に入っている可能性がある。この場合、マクロアクセスポイントは、利用可能であり同じアルゴリズムを適用する場合にビーコン周波数上で周波数間サーチを実行することをアクセス端末に要求することができる。
上記のシナリオにおいて、ネットワーク(例えば、マクロ基地局および基地局コントローラ)は、パイロット測定レポートがアクセス端末によって送信された後トラヒック内周波数間サーチ要求を送信する。ネットワーク上の処理負荷を低減するために、アクセス端末は、どのパイロットPN拡散符号/PNオフセットが異なる周波数上で予想されるかを指定する内部データベースを保持するように構成することができる。次いで、ビーコン周波数またはフェムトセルFLサービス周波数上でパイロット信号に遭遇した後、アクセス端末はそれらの周波数上で自動的に周波数間近接パイロットサーチ(inter-frequency neighbor pilot search)をトリガすることができる。図6および7は、アクセスポイントのパイロットに関する情報を保持し、その情報を使用して少なくとも1つの周波数上でパイロット信号をサーチするアクセス端末によって実行されうるオペレーションの例を説明したものである。
図6のブロック602によって表されているように、アクセス端末は、1つまたは複数のアクセスポイントに対応するアクセスポイントのパイロット情報(例えば、内部データベース)を保持する。例えば、与えられたアクセスポイントについて、保持されている情報は、1)アクセスポイント、2)パイロット信号を送信するためにそのアクセスポイントによって使用される周波数、および3)パイロット信号を送信するためにアクセスポイントによって使用されるパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別することができる。
アクセス端末は、さまざまな方法でアクセスポイントのパイロット情報を取得することができる。例えば、アクセスポイントにこの情報を提供することができ、またはこの情報をアクセス端末による自己学習に基づき作成することができる。
前者の場合、ネットワークは、アクセスポイントのパイロット情報を持つようにアクセス端末を構成することができる。例えば、ネットワークはこの情報を、情報に変更がある場合に必ず(例えば、アクセスポイントがそのパイロット情報をネットワークにレポートした場合に必ず)アクセス端末に送信することができる。別の例では、ネットワークは、アクセス端末がネットワークに登録された(例えば、特定のマクロセルで登録する)場合に必ずアクセス端末にその情報を送信することができる。
後者の場合、アクセス端末は、さまざまなアクセスポイントによって使用されるパイロット情報を発見することができる。例えば、アクセス端末は、そのアクセス端末がネットワーク内で遭遇するすべてのアクセスポイントによって使用されている構成を判断することができる。ここで、アクセス端末は、それらのアクセスポイントによって送信されるパイロット信号をモニタし、そのパイロット信号パラメータを記録に残すことができる。別の例では、アクセス端末は、近接発見を介して、または他の何らかの方法で、この情報を学習するサービングアクセスポイントに接続されている間、アクセスポイントのパイロット情報を取得することができる。
ブロック604によって表されているように、ある時点において、アクセス端末は第1の周波数上でパイロット信号を受信する。本明細書で説明されているように、パイロット信号は、パイロットPN拡散符号/PNオフセットの指示を備える(例えば、パイロット信号は符号によってスクランブルされ、符号は適宜オフセットされる)。
ブロック606によって表されているように、アクセス端末は、受信されたパイロット信号の結果として少なくとも1つの他の周波数上でサーチをトリガするかどうかを決定する。この決定は、さまざまな要因に基づきうる。
いくつかの場合において、サーチは、受信されたパイロット信号の周波数、パイロットPN拡散符号、またはPNオフセットのうちの1つまたは複数が保持されている情報内にリストされている対応する情報とマッチした場合にトリガされうる。ここで、アクセス端末は、アクセス端末によって保持されているアクセスポイントのパイロット情報内の任意の組み合わせが、レポートされた周波数および/またはパイロットPN拡散符号/PNオフセットを含むかどうかを判断することができる。もしそうならば、アクセス端末は、識別された組み合わせに関連付けられている他の周波数をサーチすることを選択することができる。
いくつかの場合において、サーチは、受信されたパイロット信号がフェムトアクセスポイント(フェムトセルに対応する)に関連付けられている(例えば、送信される)ことが知られている場合にトリガされうる。この決定は、例えば、レポートされたパイロットPN拡散符号/PNオフセットに基づいて行うことができる(例えば、一定範囲の符号および/またはオフセットをフェムトアクセスポイントにのみ割り当てることができる)。もしそうならば、アクセス端末は、フェムトアクセスポイントによって送信される他のパイロット信号を発見しようとして他の周波数をサーチすることを選択することができる。
図7のブロック608によって表されているように、アクセス端末は、サーチする少なくとも1つの他の周波数を識別する。上述のように、この決定は、受信されたパイロット信号の周波数および/またはパイロットPN拡散符号/PNオフセットに基づくものとしてよい。それに加えて、アクセス端末は、アクセス端末がサーチする少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別することができる。ここでもまた、この決定は、受信されたパイロット信号の周波数および/またはパイロットPN拡散符号/PNオフセットに基づくものとしてよい。
ブロック610および612によって表されているように、アクセス端末は、指定された1つまたは複数の周波数上で少なくとも1つのパイロット信号に対するサーチを実行する。このサーチの結果として、アクセス端末は、1つまたは複数のパイロット信号を受信しうる。次いで、ブロック614によって表されているように、アクセス端末は、サーチ結果をネットワーク(例えば、マクロアクセスポイント)にレポートして、該当する場合にアクセス端末のアクティブなハンドオーバーが円滑に行われるようにすることができる。
密度の高いフェムトセル展開では、不正なフェムトセルを識別できる可能性がある程度ある。例えば、2つの近接するフェムトセルが(PN1,PN2)および(PN1,PN3)を周波数F2上で使用する場合、アクセス端末によって送信される測定レポートは、3つのPNすべて、つまり(PN1,PN2,PN3)を含みうる。このような場合、ネットワーク(例えば、マクロアクセスポイント)は、パイロットPN拡散符号/PNオフセットに単純に基づくだけでは適切なターゲットフェムトセルを識別することができない場合がある。図8は、一組の候補アクセスポイントのうちのどのアクセスポイントが測定レポートでレポートされたパイロット信号を送信したかを判断するために実行されうるオペレーションの例を説明したものである。この場合、判断は、パイロット信号に関連付けられているパイロット強度情報にも基づく。
ブロック802によって表されているように、ネットワークエンティティは、アクセス端末によって送られるパイロット測定情報を受信する。本明細書で説明されているように、このパイロット測定情報は、複数の周波数上で受信されたパイロット信号に関連付けられているパイロットPN拡散符号情報(例えば、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセット)を識別することができる。
ブロック804によって表されているように、この場合、ネットワークエンティティは複数のアクセスポイントを、レポートされたパイロットPN拡散符号/PNオフセットおよび周波数を送信した可能性のある候補として識別する。例えば、上述のように、ネットワークエンティティは、第1の受信されたパイロットPN拡散符号/PNオフセットが第2の受信されたパイロットPN拡散符号/PNオフセット(1つのアクセスポイントを伴う)または第3の受信されたパイロットPN拡散符号/PNオフセット(別のアクセスポイントを伴う)に関連付けられているかどうかを判断することができない場合がある。
したがって、ブロック806によって表されているように、ネットワークは、パイロット測定情報に基づき、またパイロット信号に関連付けられているパイロット強度情報に基づき、ターゲットアクセスポイントを識別することができる。例えば、ネットワークエンティティは、レポートされたパイロットPN拡散符号/PNオフセットのそれぞれに関連付けられているパイロット強度レポートを使用して、どのパイロットPN拡散符号/PNオフセットが同じフェムトセルに属す可能性が高いかを決定することができる。2つのレポートされたパイロットPN拡散符号/PNオフセットの強度が実質的に類似している(例えば、互いの±2dB以内)場合、2つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットが同じフェムトセルによって送信された可能性が高い。フェムトアクセスポイントによって送信される異なるパイロット信号の送信電力が類似していると仮定すると、同じフェムトセルからのパイロット強度は、ほぼ同様の強度になる可能性が高いが、それは、これらのパイロットが類似のチャネルフェーディングおよび他のRF機能障害を受け、近接するセルからのパイロットの強度と異なる可能性が高いからである。そのため、ネットワークエンティティは、強度がほぼ同様である2つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを、同じフェムトセルに属するものとして識別することができる。次いで、ネットワークエンティティは、このパイロットPN拡散符号情報を使用してハンドインターゲットを識別することができるか、またはネットワークエンティティ(例えば、アクセスポイント)は、このパイロットPN拡散符号情報を別のネットワークエンティティ(例えば、MSC)に回送して、そのエンティティがハンドインターゲットを識別できるようにすることが可能である。
上記の技術によって実現されるユニークな署名の数が混乱を緩和するのに十分でない場合、それらの技術をリバースリンク検知方法と組み合わせて、アクティブなハンドインパフォーマンスを改善することができる。図9は、一組の候補アクセスポイントのうちのどのアクセスポイントが測定レポートでレポートされたパイロット信号を送信したかを判断するために実行されうるオペレーションの例を説明したものである。この場合、この判断は、アクセス端末からの信号をモニタし、対応するレポートを送り返すことを一組の候補ターゲットアクセスポイントに要求することも伴う(例えば、米国特許出願公開第2010/0130210号(その開示は、参照により本明細書に組み込まれている)で開示されているのと類似の方法で)。
ブロック902によって表されているように、ネットワークエンティティは、アクセス端末によって送られるパイロット測定情報を受信する。本明細書で説明されているように、このパイロット測定情報は、複数の周波数上で受信されたパイロット信号に関連付けられている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別することができる。
ブロック904によって表されているように、この場合、ネットワークエンティティは複数のアクセスポイントを、レポートされたパイロット信号を送信した可能性のある候補として識別する。つまり、ネットワーク内の(例えば、マクロセルのカバレッジの範囲内の)複数のアクセスポイントに同じ周波数およびパイロットPN拡散符号/PNオフセットの組み合わせが割り当てられているということである。
ブロック906によって表されているように、ネットワークエンティティは、識別されたアクセスポイントにメッセージを送信し、これにより、これらのメッセージでアクセス端末からの信号をモニタすることをアクセスポイントに要求する。例えば、これらのメッセージは、リバースリンクをモニタするためにアクセスポイントが使用することができるアクセス端末の識別子(例えば、リバースリンク伝送に使用される長符号マスク)を含むことができる。
ブロック908によって表されているように、これらのアクセスポイントのそれぞれは、アクセス端末からの信号をモニタし、必要ならば、適切な応答を送り返す。例えば、アクセスポイントがアクセス端末からの信号を検出した場合、アクセスポイントは、対応する受信信号強度(例えば、リバースリンクパイロットエネルギー)を測定し、この情報をレポートの中に入れて要求側ネットワークエンティティに送り返すことができる。その一方で、アクセスポイントがアクセス端末からの信号を検出しなかった場合、アクセスポイントは、このことを示す応答を送信することができ、またはいくつかの実装では、応答を送信することを差し控えることができる。
ブロック910によって表されているように、ネットワークエンティティは、ブロック906で送信されたメッセージへの少なくとも1つの応答を受信する可能性が高い。ここで、アクセスポイントがブロック904で適切に識別されたと仮定すると、これらのアクセスポイントのうちの1つのアクセスポイントが、アクセス端末によって受信されたパイロット信号のうちの少なくともいくつかのパイロット信号を送信している可能性が高い。それに加えて、アクセス端末はこのアクセスポイントからパイロット信号を受信できたので、このアクセスポイントはアクセス端末から信号を受信することができる可能性が高い。
ブロック912によって表されているように、ネットワークエンティティは、ブロック902で受信されたパイロット測定情報および受信された応答に基づきパイロット信号を送信したアクセスポイントを識別する。例えば、アクセス端末から信号を受信できるアクセスポイントは1つしかなかった場合、そのアクセスポイントがターゲットアクセスポイントとして識別されうる。逆に、複数のアクセスポイントがアクセス端末から信号を受信した場合、最高の受信信号強度のリバースリンクパイロット信号を受信したアクセスポイントがターゲットアクセスポイントとして識別されうる。ここで、このアクセスポイントは、おそらくはそのアクセス端末により近いため、そのアクセス端末にとってよりよい信号品質を提供する可能性が高い。ターゲットアクセスポイントを決定するために、リバースリンクパイロット信号に加えて、フェムトセルのフォワードリンク送信電力も考慮されうることに留意されたい。例えば、フェムトセルは、リバースリンクの受信したパイロット強度とフォワードリンクのパイロット送信電力との和などの測定量をレポートすることができる。次いで、最大の測定量をレポートするフェムトセルが、ターゲットフェムトセルとして選択される。
上述のように、ターゲットアクセスポイントを識別するネットワークエンティティは、さまざまな形態をとることができる。図10および11は、アクセスポイント識別オペレーションを実行するネットワークエンティティの種類に応じて本明細書に記載の技術を異なる方法でどのように実行できるかを例示している。
図10は、複数の周波数上でパイロット信号を受信したアクセス端末に現在サービスを提供しているアクセスポイントなどのネットワークエンティティによって実行されうるアクセスポイントの識別オペレーションの例を説明したものである。ブロック1002によって表されているように、アクセス端末に対するサービングアクセスポイントは、アクセス端末からのパイロット測定情報を含むパイロット測定レポートを受信する。本明細書で説明されているように、このパイロット測定情報は、複数の周波数上で受信されたパイロット信号に関連付けられている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別することができる。ブロック1004によって表されているように、サービングアクセスポイントは、適宜、アクセス端末が少なくとも1つの他の周波数上でサーチを実行することを要求するメッセージをアクセス端末に送信することができる(例えば、図4および5と併せて上で説明されているように)。ブロック1006によって表されているように、サービングアクセスポイントは、本明細書で説明されているように、受信されたパイロット測定情報、および適宜他の情報によって指示されるパイロット信号を送信した1つまたは複数のアクセスポイントを識別する。次いで、ブロック1008によって表されているように、サービングアクセスポイントは、識別されたアクセスポイントへのアクセス端末のハンドオーバーを円滑に行えるようにすることができる。例えば、サービングアクセスポイントは、コンテキスト情報を識別されたアクセスポイント(ターゲット)に送信することができる。
図11は、パイロット測定情報を送ったアクセス端末に現在サービスを提供しているアクセスポイントからパイロット測定情報を受信するネットワークエンティティによって実行されうるアクセスポイントの識別オペレーションの例を説明したものである。ブロック1102によって表されているように、アクセス端末に対するサービングアクセスポイントは、アクセス端末からのパイロット測定情報を含むパイロット測定レポートを受信する。ここでもまた、このパイロット測定情報は、複数の周波数上で受信されたパイロット信号に関連付けられている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを識別することができる。次いで、ブロック1104によって表されているように、サービングアクセスポイントは、このレポートからのパイロット測定情報を別のネットワークエンティティ(例えば、MSCまたはフェムトインターワーク機能)に送信する。ブロック1106によって表されているように、ネットワークエンティティは、適宜、少なくとも1つの他の周波数上でアクセス端末がサーチを実行することを要求するメッセージをサービングアクセスポイントに送信することができる。次いで、サービングアクセスポイントは、この要求をアクセス端末に回送する。ブロック1108によって表されているように、ネットワークエンティティは、本明細書で説明されているように、受信されたパイロット測定情報、および適宜他の情報によって指示されるパイロット信号を送信した1つまたは複数のアクセスポイントを識別する。次いで、ブロック1110によって表されているように、ネットワークエンティティは、識別されたアクセスポイントへのアクセス端末のハンドオーバーを円滑に行えるようにすることができる。例えば、サービングアクセスポイントは、識別されたアクセスポイント(ターゲット)へのハンドオーバーを開始することができる。
本明細書の教示は、さまざまな種類のネットワーク内に実装することができる。例示することを目的として、本明細書の教示を使用するアクティブなハンドインの呼の流れがcdma2000 1xシステムにおいてどのように実行されうるかを示す例を取りあげる。この例では、ビーコンが放射されるマクロセル周波数(F1)が1つあると仮定される。また、フェムトセルはその専用の周波数(F2)上で2つのパイロットを放射すると仮定される。2つのフェムトセルFemto BS1およびFemto BS2は、周波数F1上で同じビーコンPNを共有する(PN空間はF1上で1つに限定されるが、これは考えられる実用的なシナリオである)が、周波数F2上でユニークなPN対を有する。アクセス端末は、マクロネットワークとのアクティブな呼において周波数F1上にある。マクロ基地局/基地局コントローラ(BS/BSC)は、移動局(MS)にビーコンPNを含む近接リストメッセージ(NLM)を、F1上の近接するBSをスキャンするためにその通常のNLMの一部として送信する。Femto BS2に接近すると、MSは、フェムトの強いビーコンパイロットを検出する。MSは、マクロBS/BSCにPSMMを介してビーコンパイロット強度およびそのPNオフセットをレポートする。マクロBS/BSCは、両方のフェムトBSがビーコンパイロット上で同じPNオフセットを有しているためハンドインターゲットがFemto BS1であるか、またはFemto BS2であるかを判断することができない。その結果、マクロBS/BSCは、周波数F2上でフェムトBSによって使用される周波数F2およびPNオフセットを含む周波数間サーチ要求を送信する。MSは、少しの間、周波数F2に同調し、周波数間サーチ要求メッセージによって与えられるPNオフセットをサーチする。Femto BS2に対応する強いFemto PN1およびFemto PN2を検出した後、MSは、この情報を新しいPSMMメッセージまたは候補周波数サーチレポートメッセージでレポートする。マクロBS/BSCは、このレポートされた情報をマクロネットワークMSCに回送し、ハンドオフを要求する。MSCは、この情報を、フェムトネットワークのマクロフェムトインターワーク機能(MFIF)エンティティに回送する。次いで、MFIFは、レポートされたPN対(Femto PN1、Femto PN2)がFemto BS2に属すことを識別し、ハンドオフの準備をすることをFemto BS2に要求する。
いくつかの態様において、本明細書の教示は、マクロアクセスポイントとのアクティブな呼がある間にパイロット測定を行うためにアクセス端末が異なる周波数に同調することを伴う場合がある。しかし、これを行うと、音声通話が間欠的に、および/または短い時間、途切れる可能性がある。このような音声通話の途切れを最小限度に抑え、音声品質の劣化を防ぐべきである。これを実現する1つの方法は、サーチする周波数の数およびそれぞれの周波数内でサーチするパイロット拡散符号/PNオフセットの数を制限することである。例えば、周波数F2がフェムトセルのみで使用するのに利用可能であると仮定すると、潜在的にパイロットPN拡散符号/PNオフセット空間全体(例えば、512個のPN)が、フェムトアクセスポイント間の共有に利用可能である。しかし、この空間全体は、ネットワークによって送信されるトラヒック内周波数間サーチ要求が一度に限られた数(例えば、約40)のパイロットPN拡散符号/PNオフセットしかアドバタイズできないため、使用することができない。また、多くのパイロットPN拡散符号/PNオフセットを使用することで、音声の途切れが長引く可能性もある。したがって、これらの状況下では、いくつかの実装において、約10〜20個のパイロットPN拡散符号/PNオフセットをF2上で使用することができ、それでも、ユニークなフェムトセル識別に対して数多くの署名を提供することができる。同様に、すべての周波数上で周波数間サーチを実行するのではなく、制限された一組の周波数をフェムト識別に使用することができる。例えば、5個のビーコン周波数が利用可能である場合、この数の周波数で十分な数の署名が得られる限りアクティブなハンドインアルゴリズムに2〜3個のビーコン周波数のみ使用することを決定することができる。
図12は、本明細書で教示されているようなマルチ周波数パイロット関連オペレーションを実行するためにアクセス端末1202およびネットワークエンティティ1204などのノード内に組み込むことができるいくつかのコンポーネントの例を示している。説明されているコンポーネントは、同様の機能を実現するために通信システム内の他のノードに組み込むこともできる。また、与えられたノードは、説明されているコンポーネントのうちの1つまたは複数を含むことができる。例えば、アクセス端末は、アクセス端末が複数の周波数上で動作し、および/または異なる技術を使って通信することを可能にする複数のトランシーバコンポーネントを含むことができる。
図12に示されているように、アクセス端末1202は、他のノードと通信するためにトランシーバ1206を含む。トランシーバ1206は、信号(例えば、情報およびレポート)を送信するための送信機1208と信号を受信する(例えば、パイロット信号をサーチし受信する)ための受信機1210とを含む。
ネットワークエンティティは、他のノード(例えば、他のネットワークノード)と通信するためのネットワークインターフェース1218を含む。例えば、ネットワークインターフェース1218(例えば、図示されていない、情報およびレポートなどの信号を送信し、受信するための受信機および送信機を備える)を、有線もしくはワイヤレスのバックホールを介して1つまたは複数のネットワークノードと通信するように構成することができる。いくつかの実装(例えば、アクセスポイントのネットワークエンティティの)では、ネットワークエンティティは、他のノードと通信するためのトランシーバ1212を含む。トランシーバ1212は、ワイヤレスもしくは有線の接続を介して、信号(例えば、情報およびレポート)を送信するための送信機1214と信号(例えば、情報およびレポート)を受信するための受信機1216とを含む。
アクセス端末1202およびネットワークエンティティ1204は、本明細書で教示されているようにマルチ周波数パイロット関連オペレーションとともに使用されうる他のコンポーネントも含む。例えば、アクセス端末1202は、パイロット関連処理を実行する(例えば、パイロット信号がパイロットPN拡散符号/PNオフセットの指示を備えるかどうかを判断し、パイロット信号のサーチをトリガし、パイロット信号がフェムトアクセスポイントに関連付けられているかどうかを判断し、パイロット測定レポートを送信する)ため、また本明細書で教示されているような他の関連する機能を実現するためにパイロットプロセッサ1220(例えば、いくつかの態様においてパイロット処理コンポーネント130に対応する)を含む。アクセス端末1202は、情報を格納する(例えば、パイロット情報を保持する)ために、また本明細書で教示されているような他の関連する機能を実現するために記憶装置コンポーネント1222(例えば、メモリコンポーネントもしくはメモリデバイス)も含む。ネットワークエンティティ1204は、パイロット関連処理を実行する(例えば、アクセスポイントを識別し、メッセージを送信し、サーチ周波数を選択する)ために、また本明細書で教示されているような他の関連する機能を実現するためにパイロットプロセッサ1224(例えば、いくつかの態様において識別コンポーネント114に対応する)を含む。ネットワークエンティティ1204も、情報を格納する(例えば、パイロット情報を保持する)ために、また本明細書で教示されているような他の関連する機能を実現するために記憶装置コンポーネント1226を含む。それに加えて、ネットワークエンティティ1204は、ハンドオーバー関連オペレーションを実行する(例えば、ハンドオーバーを開始する)ために、また本明細書で教示されているような他の関連する機能を実現するためにハンドオーバーコントローラ1228を含む。
いくつかの実装では、図12のコンポーネントは、1つまたは複数のプロセッサ(例えば、この機能を実現するためにプロセッサによって使用される情報またはコードを格納するためのデータメモリを使用し、および/または組み込む)で実装されうる。例えば、ブロック1206、1220、および1222の機能の一部または全部を、アクセス端末の1つまたは複数のプロセッサおよびアクセス端末のデータメモリによって(例えば、適切なコードを実行することによって、および/またはプロセッサコンポーネントの適切な構成によって)実装することができる。同様に、ブロック1212、1218、1224、1226、および1228の機能の一部または全部を、ネットワークエンティティの1つまたは複数のプロセッサおよびネットワークエンティティのデータメモリによって(例えば、適切なコードを実行することによって、および/またはプロセッサコンポーネントの適切な構成によって)実装することができる。
上述のように、本明細書の教示は、マクロスケールのカバレッジ(例えば、典型的にはマクロセルネットワークまたはWANと称される、3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小さなスケールのカバレッジ(例えば、典型的にはLANと称される、住宅ベースまたはビルベースのネットワーク環境)とを含むネットワーク内で使用することができる。アクセス端末(AT)がそのようなネットワーク内を移動するときに、アクセス端末はマクロカバレッジを提供するアクセスポイントによる特定の場所におけるサービスを受け、その一方で、アクセス端末はより小さなスケールのカバレッジを提供するアクセスポイントによる他の場所におけるサービスを受けることができる。いくつかの態様において、より小さなカバレッジのノードを使用すると、容量の付加的拡大、ビル内のカバレッジ、および異なるサービス(例えば、よりロバストなユーザーエクスペリエンスのために)を提供することができる。
比較的広いエリアにわたるカバレッジを提供するノード(例えば、アクセスポイント)はマクロアクセスポイントと称されることがあり、比較的狭いエリア(例えば、住宅)にわたるカバレッジを提供するノードは、フェムトアクセスポイントと称されることがある。本明細書の教示は、他の種類のカバレッジエリアに関連付けられているノードに適用可能とすることができることは理解されるであろう。例えば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアより狭く、フェムトエリアより広いエリアにわたるカバレッジ(例えば、商業ビル内のカバレッジ)を提供することができる。さまざまなアプリケーションにおいて、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または他のアクセスポイントタイプのノードを参照するために他の用語が使用される場合がある。例えば、マクロアクセスポイントは、アクセスノード、基地局、アクセスポイント、eNodeB、マクロセルなどとして構成することができ、またはそのように称することができる。また、フェムトアクセスポイントは、ホームNodeB、ホームeNodeB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成され、そのように称することができる。いくつかの実装では、1つのノードを1つまたは複数のセルもしくはセクタに関連付ける(例えば、称するか、または分割する)ことができる。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、またはピコアクセスポイントに関連付けられているセルまたはセクタは、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと、それぞれ称されることがある。
図13は、本明細書の教示が実装されうる、多数のユーザーをサポートするように構成されている、ワイヤレス通信システム1300を例示している。システム1300は、例えば、マクロセル1302A〜1302Gなどの複数のセル1302に対し通信を提供し、それぞれのセルは対応するアクセスポイント1304(例えば、アクセスポイント1304A〜1304G)によるサービスを受ける。図13に示されているように、アクセス端末1306(例えば、アクセス端末1306A〜1306L)は、時間の経過とともに全システム内のさまざまな場所に散らばる可能性がある。それぞれのアクセス端末1306は、例えばアクセス端末1306がアクティブであるかどうか、およびソフトハンドオフにあるかどうかに応じて、与えられた時点においてフォワードリンク(FL)および/またはリバースリンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスポイント1304と通信することができる。ワイヤレス通信システム1300は、広い地理的領域にわたってサービスを提供することができる。例えば、マクロセル1302A〜1302Gは、近隣の数ブロックまたは田舎の環境においては数マイルをカバーすることができる。
図14は、1つまたは複数のフェムトアクセスポイント(つまり、フェムトセルに対応するもの)がネットワーク環境内に展開されている例示的な通信システム1400を示している。特に、システム1400は、比較的小さなスケールのネットワーク環境(例えば、1つまたは複数のユーザー住宅1430)に設置された複数のフェムトアクセスポイント1410(例えば、フェムトアクセスポイント1410Aおよび1410B)を含む。それぞれのフェムトアクセスポイント1410は、DSLルーター、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク1440(例えば、インターネット)およびモバイル通信事業者のコアネットワーク1450に結合されうる。以下で説明されるように、それぞれのフェムトアクセスポイント1410は、関連するアクセス端末1420(例えば、アクセス端末1420A)、および適宜、他の(例えば、ハイブリッドもしくは異種の)アクセス端末1420(例えば、アクセス端末1420B)にサービスを提供するように構成されうる。言い換えると、フェムトアクセスポイント1410へのアクセスを制限することができ、これにより、与えられたアクセス端末1420は、一組の指定された(例えば、ホーム)フェムトアクセスポイント1410からサービスを受けることができるが、指定されていないいかなるフェムトアクセスポイント1410(例えば、近接のフェムトアクセスポイント1410)からもサービスを受けられない。
図15は、いくつかのトラッキングエリア1502(またはルーティングエリアもしくはロケーションエリア)が定義され、そのそれぞれが複数のマクロカバレッジエリア1504を含む、カバレッジマップ1500の一例を示している。ここで、トラッキングエリア1502A、1502B、および1502Cに関連付けられているカバレッジのエリアは、幅広の線で示され、マクロカバレッジエリア1504は、より大きな六角形によって表されている。トラッキングエリア1502は、フェムトカバレッジエリア1506も含む。この例では、フェムトカバレッジエリア1506(例えば、フェムトカバレッジエリア1506Bおよび1506C)のそれぞれは、1つまたは複数のマクロカバレッジエリア1504(例えば、マクロカバレッジエリア1504Aおよび1504B)内にあるように表されている。しかし、フェムトカバレッジエリア1506の一部または全部がマクロカバレッジエリア1504内に入り切らない場合があることは理解されるであろう。実際、多数のフェムトカバレッジエリア1506(例えば、フェムトカバレッジエリア1506Aおよび1506D)が与えられたトラッキングエリア1502またはマクロカバレッジエリア1504内に定めることができる。また、1つまたは複数のピコカバレッジエリア(図示せず)は、与えられたトラッキングエリア1502またはマクロカバレッジエリア1504内に定めることができる。
図14を再び参照すると、フェムトアクセスポイント1410の所有者は、モバイル通信事業者のコアネットワーク1450を通じて提供される、例えば、3Gモバイルサービスなどのモバイルサービスに加入している場合がある。それに加えて、アクセス端末1420は、マクロ環境とより小さなスケールの(例えば、住宅内)ネットワーク環境の両方において動作することができるものとしてよい。言い換えると、アクセス端末1420の現在の場所に応じて、アクセス端末1420は、モバイル通信事業者のコアネットワーク1450に関連付けられているマクロセルアクセスポイント1460からサービスを受けるか、または一組のフェムトアクセスポイント1410(例えば、対応するユーザー住宅1430内に配置されているフェムトアクセスポイント1410Aおよび1410B)のうちのどれか1つからサービスを受けることができるということである。例えば、加入者が自分の家の外にいる場合、加入者は標準のマクロアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1460)からサービスを受け、加入者が家にいるときは、フェムトアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1410A)からサービスを受ける。ここで、フェムトアクセスポイント1410は、レガシーアクセス端末1420と後方互換性を有するものとしてよい。
フェムトアクセスポイント1410は、単一の周波数上で、あるいは、複数の周波数上で展開されうる。特定の構成に応じて、単一周波数または複数の周波数のうちの1つまたは複数の周波数が、マクロアクセスポイント(例えば、アクセスポイント1460)によって使用される1つまたは複数の周波数と重なり合っていてもよい。
いくつかの態様では、アクセス端末1420は、好ましいフェムトアクセスポイント(例えば、アクセス端末1420のホームフェムトアクセスポイント)への接続を、そのような接続が可能である限り行うように構成することができる。例えば、アクセス端末1420Aがユーザーの住宅1430内にある場合には必ず、アクセス端末1420Aはホームフェムトアクセスポイント1410Aまたは1410Bとのみ通信することが望ましい場合がある。
いくつかの態様では、アクセス端末1420がマクロセルラーネットワーク1450内で動作するが、その最優先ネットワーク(例えば、優先ローミングリスト内に定められているような)上にない場合、アクセス端末1420は、より適切なシステムが現在利用可能であるかどうかを判断し、そのような優先システムをその後取得するために利用可能なシステムの定期的スキャンを伴いうる、よりよいシステム再選択(BSR)手順を使用して、最優先ネットワーク(例えば、優先フェムトアクセスポイント1410)をサーチし続けることができる。アクセス端末1420は、そのサーチを特定の帯域およびチャネルに限定することができる。例えば、1つまたは複数のフェムトチャネルを定義することができ、これにより、領域内のすべてのフェムトアクセスポイント(またはすべての制限されているフェムトアクセスポイント)がフェムトチャネル上で動作する。最優先システムに対するサーチは、定期的に繰り返すことができる。優先フェムトアクセスポイント1410を発見した後、アクセス端末1420は、フェムトアクセスポイント1410を選択して、そのカバレッジエリア内に入ったときに使用するために登録する。
フェムトアクセスポイントへのアクセスは、いくつかの態様では制限することができる。例えば、与えられたフェムトアクセスポイントは、特定のアクセス端末にのみ特定のサービスを提供することができる。いわゆる制限付き(または限定)アクセスを用いる展開では、与えられたアクセス端末は、マクロセルのモバイルネットワークおよび定められた一組のフェムトアクセスポイント(例えば、対応するユーザー住宅1430内に置かれているフェムトアクセスポイント1410)によるサービスのみを受けることができる。いくつかの実装では、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(例えば、アクセス端末)について、シグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを提供しないように制限することができる。
いくつかの態様では、制限されたフェムトアクセスポイント(限定加入者グループホームNodeBとも称されることがある)は、制限された提供される一組のアクセス端末にサービスを提供するアクセスポイントである。この一組のアクセス端末は、必要に応じて、一時的にまたは永続的拡張することができる。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通アクセス制御リストを共有する一組のアクセスポイント(例えば、フェムトアクセスポイント)として定義することができる。
そのため与えられたフェムトアクセスポイントと与えられたアクセス端末との間には、さまざまな関係が存在しうる。例えば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、無制限のアクセス権でフェムトアクセスポイントを指すものとしてよい(例えば、フェムトアクセスポイントにより任意のアクセス端末へのアクセスが可能になる)。制限されたフェムトアクセスポイントは、何らかの形で制限されている(例えば、アクセスおよび/または登録に関して制限されている)フェムトアクセスポイントを指すものとしてよい。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末がアクセスし、操作することが許可されているフェムトアクセスポイントを指すものとしてよい(例えば、1つまたは複数のアクセス端末の定義されている一組のアクセス端末に対して永久的アクセスが与えられる)。ハイブリッド(またはゲスト)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末に異なるレベルのサービスを提供するフェムトアクセスポイントを指すものとしてよい(例えば、いくつかのアクセス端末には、部分的および/または一時的アクセスを許可することができるが、他のアクセス端末には、完全アクセスを許可することができる)。異種のフェムトアクセスポイントは、ことによると非常時状況(例えば、911の電話)を除き、アクセス端末がアクセスまたは操作することを許可されていないフェムトアクセスポイントを指すものとしてよい。
制限されているフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、そのアクセス端末の所有者の住宅内に設置されている制限されているフェムトアクセスポイントにアクセスすることを許可されているアクセス端末を指すものとしてよい(通常は、ホームアクセス端末はそのフェムトアクセスポイントへの永久的アクセス権を有する)。ゲストアクセス端末は、制限されている(例えば、デッドライン、使用時間、バイト数、接続回数、または他の何らかの1つもしくは複数の基準に基づいて制限される)フェムトアクセスポイントへの一時的アクセス権を持つアクセス端末を指すものとしてよい。異種のアクセス端末は、例えば、911の電話などのことによると非常時の状況を除き、制限されているフェムトアクセスポイントにアクセスする許可を持たないアクセス端末(例えば、制限されているフェムトアクセスポイントに登録する資格証明もしくは許可を持たないアクセス端末)を指すものとしてよい。
便宜上、本明細書の開示では、フェムトアクセスポイントを背景とするさまざまな機能を説明している。しかし、ピコアクセスポイントも、より広いカバレッジエリアに対する同じ、または類似の機能を提供することができることは理解されるであろう。例えば、ピコアクセスポイントを制限する、ホームピコアクセスポイントを与えられたアクセス端末について定義するなどを行うことができる。
本明細書の教示は、複数のワイヤレスアクセス端末の通信を同時にサポートするワイヤレス多元接続通信システムにおいて使用することができる。ここで、それぞれの端末は、フォワードリンクおよびリバースリンク上の伝送により1つまたは複数のアクセスポイントと通信することができる。フォワードリンク(またはダウンリンク)とは、アクセスポイントから端末への通信リンクのことであり、リバースリンク(またはアップリンク)とは、端末からアクセスポイントへの通信リンクのことである。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または他の何らかの種類のシステムを介して確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信用に複数の(NT)送信アンテナと複数の(NR)受信アンテナを使用する。NT個の送信アンテナおよびNR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルを、NS個の独立チャネルに分解することができ、この独立チャネルは、空間チャネルとも称され、ここでは、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルのそれぞれが、1つの次元に対応する。MIMOシステムは、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって作成される追加の次元数が利用される場合に、改善された性能(例えば、より高いスループットおよび/またはより高い信頼性)を提供することができる。
MIMOシステムは、時分割二重(TDD)および周波数分割二重(FDD)をサポートすることができる。TDDシステムでは、フォワードリンク伝送およびリバースリンク伝送は、同一の周波数領域上で行われ、その結果、相反原理により、リバースリンクチャネルからのフォワードリンクチャネルの推定が可能になる。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能である場合に、アクセスポイントはフォワードリンクで送信ビームフォーミング利得(transmit beam-forming gain)を抽出することが可能になる。
図16は、ワイヤレスデバイス1610(例えば、アクセスポイント)、およびMIMOシステム1600の例のワイヤレスデバイス1650(例えば、アクセス端末)を示している。デバイス1610で、多数のデータストリームのトラヒックデータが、データソース1612から送信(TX)データプロセッサ1614に送られる。次いで、それぞれのデータストリームが、各送信アンテナを介して送信されうる。
TXデータプロセッサ1614は、そのデータストリームについて選択された特定のコード体系に基づいてそれぞれのデータストリームのトラヒックデータをフォーマットし、符号化し、インターリーブして、符号化データを出力する。それぞれのデータストリームについて符号化されたデータは、OFDM技術を使用してパイロットデータと多重化できる。パイロットデータは、典型的には、既知の方法で処理される既知のデータパターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用できる。次いで、それぞれのデータストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、そのデータストリームに対し選択された特定の変調方式(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調され(つまり、シンボルマッピングされ)、変調シンボルを出力する。それぞれのデータストリームに対するデータ転送速度、符号化、および変調は、プロセッサ1630によって実行される命令により決定されうる。データメモリ1632は、プログラムコード、データ、およびプロセッサ1630またはデバイス1610の他のコンポーネントによって使用される他の情報を格納することができる。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ1620に送られ、そこでさらに、変調シンボルを処理することができる(例えば、OFDM用に)。次いで、TX MIMOプロセッサ1620が、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ(XCVR)1622A〜1622Tに送る。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1620は、ビームフォーミング重みをデータストリームのシンボルに適用し、またシンボルの送信元であるアンテナに適用する。
それぞれのトランシーバ1622は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を生成し、さらに、それらのアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルで伝送するのに適した変調信号を生成する。次いで、トランシーバ1622A〜1622TのNT個の変調信号が、NT個の1624A〜1624Tのアンテナからそれぞれ送信される。
デバイス1650で、送信された変調信号は、NR個のアンテナ1652A〜1652Rにより受信され、それぞれのアンテナ1652からの受信された信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1654A〜1654Rに送られる。それぞれのトランシーバ1654は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整信号を2値化して、サンプルを形成し、さらに、それらのサンプルを処理して対応する「受信」シンボルストリームを形成する。
次いで、受信(RX)データプロセッサ1660は、特定の受信機処理技術に基づいてNR個のトランシーバ1654からNR個の受信シンボルストリームを受信して、処理し、NT個の「検出」シンボルストリームを形成する。次いで、RXデータプロセッサ1660は、それぞれの検出シンボルストリームを復調し、逆インターリーブし、復号して、そのデータストリームに対するトラヒックデータを復元する。RXデータプロセッサ1660による処理は、デバイス1610におけるTX MIMOプロセッサ1620およびTXデータプロセッサ1614により実行される処理を補完するものである。
プロセッサ1670は、どのプリコーディング行列を使用するかを定期的に決定する(下述)。プロセッサ1670は、行列添え字部分および階数値部分を備えるリバースリンクメッセージを作成する。データメモリ1672は、プログラムコード、データ、およびプロセッサ1670またはデバイス1650の他のコンポーネントによって使用される他の情報を格納することができる。
リバースリンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関するさまざまな種類の情報を備えうる。次いで、リバースリンクメッセージは、データソース1636から多数のデータストリームに対するトラヒックデータも受信するTXデータプロセッサ1638によって処理され、変調器1680によって変調され、トランシーバ1654A〜1654Rによって調整され、デバイス1610に送り返される。
デバイス1610で、デバイス1650からの変調信号は、アンテナ1624によって受信され、トランシーバ1622によって調整され、復調器(DEMOD)1640によって復調され、RXデータプロセッサ1642によって処理されて、デバイス1650によって送信されたリバースリンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ1630が、ビームフォーミング重みを決定するのにどのプリコーディング行列を使用するかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図16は、通信コンポーネントが本明細書に教示されているようにパイロット制御オペレーションを実行する1つまたは複数のコンポーネントを含むことができることも例示している。例えば、パイロット制御コンポーネント1692は、プロセッサ1670および/またはデバイス1650の他のコンポーネントと連携して、別のデバイス(例えば、デバイス1610)から受信されたパイロット信号を処理することができる。それぞれのデバイス1610および1650について、説明されているコンポーネントのうちの2つ以上のコンポーネントの機能は、単一のコンポーネントで実現できることは理解されるであろう。例えば、単一の処理コンポーネントで、パイロット制御コンポーネント1692とプロセッサ1670の機能を実現することができる。
本明細書の教示は、さまざまな種類の通信システムおよび/またはシステムコンポーネント内に組み込むことができる。いくつかの態様では、本明細書の教示を、利用可能なシステムリソースを共有することによって(例えば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリーブなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)複数のユーザーとの通信をサポートすることができる多元接続システムにおいて使用することができる。 例えば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、マルチキャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の複数のアクセス技術のうちの任意の1つまたは組み合わせに適用することができる。本明細書の教示を採用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格などの1つまたは複数の規格を実装するように設計されうる。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000、または他の何らかの技術などの無線技術を実装することができる。UTRAは、W−CDMAとLow Chip Rate (LCR)とを含む。cdma2000の技術は、IS−2000、IS−95、およびIS−856の規格に対応している。TDMAネットワークでは、グローバルモバイル通信システム(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)、などの無線技術を実装するものとしてよい。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、Ultra−Mobile Broadband(UMB)システム、および他の種類のシステムで実装することができる。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSの一リリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第三世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名前の組織からの文書に記載されているが、cdma2000は、「第三世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名前の組織から出されている文書において説明されている。本開示のいくつかの態様は、3GPP用語を使用して説明することができるけれども、本明細書の教示は、3GPP(例えば、Re199、Re15、Re16、Re17)技術、3GPP2(例えば、1xRTT、1xEV−DO RelO、RevA、RevB)技術、および他の技術に適用することができることは理解されるであろう。
本明細書の教示は、さまざまな装置(例えば、ノード)に組み込む(例えば、実装するか、または実行する)ことができる。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるノード(例えば、ワイヤレスノード)は、アクセスポイントまたはアクセス端末を備えることができる。
例えば、アクセス端末は、ユーザー機器、加入者設備、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、遠隔局、遠隔端末、ユーザー端末、ユーザーエージェント、ユーザーデバイス、または他の何らかの名称のものを備えるか、またはそのようなものとして実装されるか、またはそのようなものとして知られている場合がある。いくつかの実装では、アクセス端末は、携帯電話、コードレス電話、セッションイニシエーションプロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の何らかの好適な処理デバイスを備えることができる。したがって、本明細書において教示されている1つまたは複数の態様を、電話(例えば、携帯電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、携帯通信デバイス、携帯コンピューティングデバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレス媒体を介して通信するように構成されている他の任意の好適なデバイスに組み込むことができる。
アクセスポイントは、NodeB、eNodeB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、基地トランシーバ局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルーター、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または他の何らかの類似の名称のものを備えるか、そのようなものとして実装されるか、そのようなものとして知られている場合がある。
いくつかの態様では、ノード(例えば、アクセスポイント)は、通信システム用にアクセスノードを備えることができる。このようなアクセスノードは、例えば、ネットワークへの有線またはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための接続性またはネットワークへの接続性を提供することができる。したがって、1つのアクセスノードは、別のノード(例えば、アクセス端末)がネットワークまたは他の何らかの機能にアクセスすることを可能にすることができる。それに加えて、これらのノードのうちの一方または両方は携帯型であるか、または場合によっては比較的携帯に適さないものであってもよいことは理解されるであろう。
また、ワイヤレスノードは、非ワイヤレス方式で(例えば、有線接続を介して)情報を送信し、および/または受信することができるものとしてよいことは理解されるであろう。したがって、本明細書で説明されているような受信機および送信機は、非ワイヤレス媒体を介して通信するために適切な通信インターフェースコンポーネント(例えば、電気的または光学的インターフェースコンポーネント)を含むものとしてよい。
ワイヤレスノードは、任意の好適なワイヤレス通信技術に基づくか、または他の何らかの方法でサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信することができる。例えば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連付けることができる。いくつかの態様では、ネットワークは、ローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを備えることができる。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明されているようなさまざまなワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格(例えば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートするか、または他の何らかの方法で使用することができる。同様に、ワイヤレスノードは、さまざまな対応する変調または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートするか、または他の何らかの方法で使用することができる。そのため、ワイヤレスノードは、上記の、または他のワイヤレス通信技術を使用する1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して確立し通信するための適切なコンポーネント(例えば、エアインターフェース)を含むことができる。例えば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体上での通信を円滑にするさまざまなコンポーネント(例えば、信号発生器および信号プロセッサ)を含む、関連付けられた送信機および受信機コンポーネントを持つワイヤレストランシーバを備えることができる。
本明細書で(例えば、添付図面のうちの1つまたは複数に関して)説明されている機能は、いくつかの態様では、付属の請求項における機能について同様に指定されている「手段」に対応するものとしてよい。図17〜19を参照すると、装置1700、1800、および1900は、一連の相互関係のある機能モジュールとして表されている。ここで、パイロット測定情報受信モジュール1702は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているような受信機に対応するものとしてよい。アクセスポイント識別モジュール1704は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。情報保持モジュール1706は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているような記憶装置コンポーネントに対応するものとしてよい。ハンドオーバー開始モジュール1708は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなハンドオーバーコントローラに対応するものとしてよい。パイロット測定情報受信モジュール1802は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているような受信機に対応するものとしてよい。メッセージ送信モジュール1804は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。周波数選択モジュール1806は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。アクセスポイント識別モジュール1808は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。ハンドオーバー開始モジュール1810は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなハンドオーバーコントローラに対応するものとしてよい。情報保持モジュール1902は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているような記憶装置コンポーネントに対応するものとしてよい。パイロット信号受信モジュール1904は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているような受信機に対応するものとしてよい。パイロット信号サーチモジュール1906は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているような受信機に対応するものとしてよい。パイロットPN拡散符号および/またはPNオフセット判断モジュール1908は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。サーチトリガモジュール1910は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。パイロット信号判断モジュール1912は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。パイロット測定レポート送信モジュール1914は、少なくともいくつかの態様では、例えば、本明細書で説明されているようなパイロットプロセッサに対応するものとしてよい。
図17〜19のモジュールの機能は、本明細書の教示に適合するさまざまな方法で実装されうる。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気的コンポーネントとして実装することができる。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサコンポーネントを含む処理システムとして実装することができる。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、例えば、1つまたは複数の集積回路(例えば、ASIC)の少なくとも一部を使用して、実装することができる。本明細書で説明されているように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関連するコンポーネント、またはこれらの何らかの組み合わせを含みうる。これらのモジュールの機能は、本明細書で教示されているような他の何らかの方法で実装することもできる。いくつかの態様では、図17〜19のすべての破線のブロックのうちの1つまたは複数は、オプションである。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの指示を用いた要素へのいかなる言及も、一般的に、それらの要素の数量または順序を制限しないことは理解されるであろう。むしろ、これらの指示は、本明細書では、2つ以上の要素もしくは1つの要素の複数のインスタンスを区別する便宜上の方法として使用することができる。そのため、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素しか使用できないこと、または第1の要素が何らかの形で第2の要素の前に来なければならないことを意味しない。また、別段に指定のない限り、一組の要素は、1つまたは複数の要素を備えるものとしてよい。それに加えて、説明または特許請求の範囲で使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形の言い回しは、「AまたはBまたはCまたはこれらの要素の任意の組み合わせ」を意味する。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して表すことができることを理解するであろう。例えば、上の説明全体を通して参照されていると思われるデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁気粒子、光場または光粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせにより表すことができる。
当業者であれば、本明細書で開示されている態様に関して説明されているさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれも、電子ハードウェア(例えば、デジタル実装、アナログ実装、またはこれら2つの組み合わせ、いずれもソースコーディングまたは他の何らかの技術を使用して設計されうる)、命令を組み込んださまざまな形態のプログラムもしくは設計コード(本明細書では、便宜上、「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と称することがある)、またはその両方の組み合わせとして実装することができることをさらに理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの互換性を明確に例示するために、上では、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般的にその機能に関して説明されている。このような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実装されるかどうかは、特定の用途およびシステム全体に課せられる設計制約条件によって決まる。当業者であれば、それぞれの特定の用途についてさまざまな方法により説明されている機能を実装することができるが、そのような実装決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こすものとして解釈すべきではない。
本明細書で開示されている態様に関して説明されているさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装されるか、またはそれらによって実行されうる。ICは、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、電気的コンポーネント、光学コンポーネント、機械コンポーネント、または本明細書で説明されている機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせを備え、またICの内部、ICの外部、またはその両方に配置されているコードまたは命令を実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってよいが、代替えとして、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実装することもできる。
任意の開示されているプロセスにおけるステップのいかなる特定の順序もしくは階層も、サンプルアプローチの一例であることは理解される。設計優先事項に基づき、プロセスにおけるステップの特定の順序もしくは階層を、本開示の範囲内に留まりつつ再配置構成することが可能であることは理解される。付属の方法請求項では、順序の例におけるさまざまなステップの要素を提示しており、提示されている特定の順序または階層に限定されることを意図していない。
1つまたは複数の例示的な実施形態において、説明されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実装することができる。ソフトウェアで実装された場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上で1つまたは複数の命令もしくはコードとして格納または伝送されうる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。例えば、限定はしないが、このようなコンピュータ可読媒体としては、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造体の形態で所望のプログラムコードを搬送または格納するために使用することができ、またコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体が挙げられる。また、任意の接続を、コンピュータ可読媒体と呼んで差し支えない。例えば、ソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、ラジオ、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア線、DSL、または赤外線、ラジオ、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される際、「disk」と「disc」は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、「disk」は通常磁気的にデータを再現し、「disc」はレーザーを使って光学的にデータを再現する。上記の組み合わせも、コンピュータ可読媒体の範囲内に収まるはずである。コンピュータ可読媒体は、任意の好適なコンピュータプログラム製品内に実装されうることは理解されるであろう。
開示されている態様を上記のように記載したのは、当業者なら誰でも本開示を製作または使用することができるようにするためである。これらの態様に対するさまざまな修正は、当業者にとっては容易に明らかになるであろうし、また本明細書で定義されている一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の態様にも適用することができる。したがって、本開示は、本明細書に示されている態様に限定されることを意図されておらず、本明細書で開示されている原理および新規性のある特徴と一致する最も広い範囲を適用されることを意図されている。

Claims (73)

  1. 複数の周波数上で送信され、アクセス端末によって受信されたパイロット信号に対応するパイロットPN拡散符号情報を識別するパイロット測定情報を受信することと、
    前記識別されたパイロットPN拡散符号情報および複数の周波数に基づき前記パイロット信号を送信したアクセスポイントを識別することと
    を備える、通信方法。
  2. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号または少なくとも1つのPNオフセットを備える、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記パイロットPN拡散符号情報は、単一のパイロットPN拡散符号および/または単一のPNオフセットを使用して前記パイロット信号が前記複数の周波数上で送信されたことを示す、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記パイロットPN拡散符号情報は、複数のパイロットPN拡散符号および/または複数のPNオフセットを使用して前記パイロット信号が前記複数の周波数上で送信されたことを示す、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記パイロットPN拡散符号情報は、複数のパイロットPN拡散符号および/または複数のPNオフセットを使用して前記パイロット信号の一部が前記複数の周波数のうちの1つの周波数上で送信されたことを示す、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記アクセスポイントを前記パイロットPN拡散符号情報および前記複数の周波数に関連付ける情報を保持することをさらに備え、前記アクセスポイントの前記識別は、前記保持された情報に基づく、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記複数の周波数は、前記アクセスポイントによって使用されるサービス周波数および前記アクセスポイントによって使用される少なくとも1つのビーコン周波数を備える、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記アクセスポイントの前記識別は、前記パイロット信号に関連付けられているパイロット強度情報にさらに基づく、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記アクセスポイントの前記識別の結果として前記アクセスポイントへの前記アクセス端末のハンドオーバーを開始することをさらに備える、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記アクセスポイントの前記識別は、
    前記識別されたパイロットPN拡散符号情報および複数の周波数に基づき前記パイロット信号を送信した可能性のある候補として前記アクセスポイントを識別することと、
    前記識別されたパイロットPN拡散符号情報および複数の周波数に基づき前記パイロット信号を送信した可能性のある少なくとも1つの他の候補として少なくとも1つの他のアクセスポイントを識別することと、
    前記アクセスポイントを候補として前記識別した結果としてメッセージを前記アクセスポイントおよび前記少なくとも1つの他のアクセスポイントに送信することと、なお、前記メッセージは、前記アクセス端末からの信号をモニタするように前記アクセスポイントに要求する、
    前記メッセージへの少なくとも1つの応答を受信することと、なお、前記少なくとも1つの応答は、前記アクセスポイントのうちの少なくとも1つのアクセスポイントが前記アクセス端末から信号を受信したかどうかを示す、
    前記少なくとも1つの応答に基づき前記アクセスポイントをハンドオーバーターゲットとして識別することと
    を備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記アクセスポイントの前記識別は、パイロット測定レポートを介して前記アクセス端末から前記パイロット測定情報を受信する別のアクセスポイントによって実行される、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記アクセスポイントの前記識別は、前記アクセス端末から前記パイロット測定情報を受信する別のアクセスポイントから前記パイロット測定情報を受信するネットワークエンティティで実行される、
    請求項1に記載の方法。
  13. 前記アクセスポイントは、フェムトアクセスポイントを備える、
    請求項1に記載の方法。
  14. 複数の周波数上で送信され、アクセス端末によって受信されたパイロット信号に対応するパイロットPN拡散符号情報を識別するパイロット測定情報を受信するように構成された受信機と、
    前記識別されたパイロットPN拡散符号情報および複数の周波数に基づき前記パイロット信号を送信したアクセスポイントを識別するように構成されたパイロットプロセッサと
    を備える、通信のための装置。
  15. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号または少なくとも1つのPNオフセットを備える、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記アクセスポイントを前記パイロットPN拡散符号情報および前記複数の周波数に関連付ける情報を保持するように構成された記憶装置コンポーネントをさらに備え、前記アクセスポイントの前記識別は、前記保持された情報に基づく、
    請求項14に記載の装置。
  17. 前記複数の周波数は、前記アクセスポイントによって使用されるサービス周波数および前記アクセスポイントによって使用される少なくとも1つのビーコン周波数を備える、
    請求項14に記載の装置。
  18. 前記アクセスポイントの前記識別は、前記パイロット信号に関連付けられているパイロット強度情報にさらに基づく、
    請求項14に記載の装置。
  19. 複数の周波数上で送信され、アクセス端末によって受信されたパイロット信号に対応するパイロットPN拡散符号情報を識別するパイロット測定情報を受信するための手段と、
    前記識別されたパイロットPN拡散符号情報および複数の周波数に基づき前記パイロット信号を送信したアクセスポイントを識別するための手段と
    を備える、通信のための装置。
  20. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号または少なくとも1つのPNオフセットを備える、
    請求項19に記載の装置。
  21. 前記アクセスポイントを前記パイロットPN拡散符号情報および前記複数の周波数に関連付ける情報を保持するための手段をさらに備え、前記アクセスポイントの前記識別は、前記保持された情報に基づく、
    請求項19に記載の装置。
  22. 前記複数の周波数は、前記アクセスポイントによって使用されるサービス周波数および前記アクセスポイントによって使用される少なくとも1つのビーコン周波数を備える、
    請求項19に記載の装置。
  23. 前記アクセスポイントの前記識別は、前記パイロット信号に関連付けられているパイロット強度情報にさらに基づく、
    請求項19に記載の装置。
  24. 複数の周波数上で送信され、アクセス端末によって受信されたパイロット信号に対応するパイロットPN拡散符号情報を識別するパイロット測定情報を受信し、
    前記識別されたパイロットPN拡散符号情報および複数の周波数に基づき前記パイロット信号を送信したアクセスポイントを識別する
    ことをコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  25. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号または少なくとも1つのPNオフセットを備える、
    請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  26. 前記コンピュータ可読媒体は、前記アクセスポイントを前記パイロットPN拡散符号情報および前記複数の周波数に関連付ける情報を保持することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備え、
    前記アクセスポイントの前記識別は、前記保持された情報に基づく、
    請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. 前記複数の周波数は、前記アクセスポイントによって使用されるサービス周波数および前記アクセスポイントによって使用される少なくとも1つのビーコン周波数を備える、
    請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 前記アクセスポイントの前記識別は、前記パイロット信号に関連付けられているパイロット強度情報にさらに基づく、
    請求項24に記載のコンピュータプログラム製品。
  29. アクセス端末が第1の周波数上でパイロット信号を受信したことを示すパイロット測定情報を受信することと、
    前記パイロット測定情報を前記受信した結果としてメッセージを送信ことと
    を備え、前記メッセージは、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号サーチを実行することを前記アクセス端末に要求する、
    通信方法。
  30. 前記メッセージにより、前記アクセス端末が前記パイロット信号サーチを実行する前記少なくとも1つの他の周波数を指定する、
    請求項29に記載の方法。
  31. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記方法は、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記メッセージによって指定されている前記少なくとも1つの他の周波数を選択することをさらに備える、
    請求項30に記載の方法。
  32. 前記メッセージは、前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備える、
    請求項29に記載の方法。
  33. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記方法は、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される前記少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットを判断することをさらに備える、
    請求項32に記載の方法。
  34. 前記メッセージを送信した結果として追加のパイロット測定情報を受信することと、なお、前記追加のパイロット情報は、前記少なくとも1つの他の周波数上で前記アクセス端末によって受信された少なくとも1つの他のパイロット信号に関連付けられている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットを識別する、
    前記追加のパイロット測定情報に基づき前記パイロット信号および前記少なくとも1つの他のパイロット信号を送信したアクセスポイントを識別することと
    をさらに備える、請求項29に記載の方法。
  35. 前記アクセスポイントは、フェムトアクセスポイントを備える、
    請求項34に記載の方法。
  36. 前記アクセスポイントの前記識別の結果として前記アクセスポイントへの前記アクセス端末のハンドオーバーを開始することをさらに備える、
    請求項34に記載の方法。
  37. 前記メッセージは、パイロット測定レポートを介して前記アクセス端末から前記パイロット測定情報を受信するアクセスポイントによって送信される、
    請求項29に記載の方法。
  38. 前記パイロット測定情報は、前記アクセス端末から前記パイロット測定情報を受信したアクセスポイントからネットワークエンティティによって受信され、
    前記メッセージは、前記ネットワークエンティティによって前記アクセスポイントに送信され、
    前記アクセスポイントは、前記ネットワークエンティティから前記メッセージを受信した結果として前記パイロットサーチを実行すること求める要求を前記アクセス端末に送信する、
    請求項29に記載の方法。
  39. アクセス端末が第1の周波数上でパイロット信号を受信したことを示すパイロット測定情報を受信するように構成された受信機と、
    前記パイロット測定情報を前記受信した結果としてメッセージを送信するように個性されたパイロットプロセッサと
    を備え、前記メッセージは、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号サーチを実行することを前記アクセス端末に要求する、
    通信のための装置。
  40. 前記メッセージは、前記アクセス端末が前記パイロット信号サーチを実行する前記少なくとも1つの他の周波数を指定する、
    請求項39に記載の装置。
  41. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記パイロットプロセッサは、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記メッセージによって指定されている前記少なくとも1つの他の周波数を選択するようにさらに構成される、
    請求項40に記載の装置。
  42. 前記メッセージは、前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備える、
    請求項39に記載の装置。
  43. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記パイロットプロセッサは、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される前記少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットを判断するようにさらに構成される、
    請求項42に記載の装置。
  44. アクセス端末が第1の周波数上でパイロット信号を受信したことを示すパイロット測定情報を受信するための手段と、
    前記パイロット測定情報を前記受信した結果としてメッセージを送信するための手段と
    を備え、前記メッセージは、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号サーチを実行することを前記アクセス端末に要求する
    通信のための装置。
  45. 前記メッセージは、前記アクセス端末が前記パイロット信号サーチを実行する前記少なくとも1つの他の周波数を指定する、
    請求項44に記載の装置。
  46. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記装置は、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記メッセージによって指定されている前記少なくとも1つの他の周波数を選択するための手段をさらに備える
    装置。
  47. 前記メッセージは、前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備える、
    請求項44に記載の装置。
  48. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記装置は、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される前記少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットを判断するための手段をさらに備える、
    請求項47に記載の装置。
  49. アクセス端末が第1の周波数上でパイロット信号を受信したことを示すパイロット測定情報を受信し、
    前記パイロット測定情報を前記受信した結果としてメッセージを送信する
    ことをコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備え、
    前記メッセージは、少なくとも1つの他の周波数上でパイロット信号サーチを実行することを前記アクセス端末に要求する、
    コンピュータプログラム製品。
  50. 前記メッセージは、前記アクセス端末が前記パイロット信号サーチを実行する前記少なくとも1つの他の周波数を指定する
    請求項49に記載のコンピュータプログラム製品。
  51. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記コンピュータ可読媒体は、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記メッセージによって指定されている前記少なくとも1つの他の周波数を選択することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項50に記載のコンピュータプログラム製品。
  52. 前記メッセージは、前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備える
    請求項49に記載のコンピュータプログラム製品。
  53. 前記パイロット測定情報は、前記第1の周波数上で前記パイロット信号を送信するために使用されるパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットを識別し、
    前記コンピュータ可読媒体は、前記識別されたパイロットPN拡散符号および/またはPNオフセットに基づき前記少なくとも1つの他の周波数上で使用される前記少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットを判断することを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、
    請求項52に記載のコンピュータプログラム製品。
  54. 少なくとも1つのアクセスポイントを、複数の周波数上でパイロット信号を送信するために前記少なくとも1つのアクセスポイントによって使用されるパイロットPN拡散符号情報に関連付ける情報を保持することと、
    前記周波数のうちの1つの周波数上で第1のパイロット信号を受信することと、
    前記第1のパイロット信号を前記受信した結果として前記周波数のうちの少なくとも1つの別の周波数上で少なくとも1つの他のパイロット信号をサーチすることとを備える、
    通信方法。
  55. 前記第1のパイロット信号は、前記パイロットPN拡散符号情報内にリストされている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備えるかどうかを判断することと、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対する前記サーチをトリガすることと
    をさらに備える、請求項54に記載の方法。
  56. 前記第1のパイロット信号がフェムトアクセスポイントに関連付けられているかどうかを判断することと、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対する前記サーチをトリガすることと
    をさらに備える、請求項54に記載の方法。
  57. 前記サーチの結果として前記少なくとも1つの他のパイロット信号を受信することと、
    前記第1のパイロット信号および前記少なくとも1つの他のパイロット信号の前記受信に基づき少なくとも1つのパイロット測定レポートを送信することと
    をさらに備える、請求項54に記載の方法。
  58. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのPNオフセットまたは少なくとも1つのパイロットPN拡散符号を備える、
    請求項54に記載の方法。
  59. 前記少なくとも1つのアクセスポイントのうちのそれぞれのアクセスポイントについて、前記保持されている情報は、前記アクセスポイントを、前記アクセスポイントによって使用されるサービス周波数および前記アクセスポイントによって使用される少なくとも1つのビーコン周波数に関連付ける、
    請求項54に記載の方法。
  60. 前記少なくとも1つのアクセスポイントのうちのそれぞれのアクセスポイントについて、前記保持されている情報は、前記アクセスポイントを、少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットに関連付け、前記情報は、前記少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または前記少なくとも1つのPNオフセットが使用される前記周波数のうちの2つ以上の周波数に前記アクセスポイントをさらに関連付ける、
    請求項54に記載の方法。
  61. 前記少なくとも1つのアクセスポイントは、少なくとも1つのフェムトアクセスポイントを備える、
    請求項54に記載の方法。
  62. 少なくとも1つのアクセスポイントを、複数の周波数上でパイロット信号を送信するために前記少なくとも1つのアクセスポイントによって使用されるパイロットPN拡散符号情報に関連付ける情報を保持するように構成された記憶装置コンポーネントと、
    前記周波数のうちの1つの周波数上で第1のパイロット信号を受信するように構成され、前記第1のパイロット信号を前記受信した結果として前記周波数のうちの少なくとも1つの別の周波数上で少なくとも1つの他のパイロット信号をサーチするようにさらに構成された受信機と
    を備える、通信のための装置。
  63. 前記第1のパイロット信号が、前記パイロットPN拡散符号情報内にリストされている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備えるかどうかを判断し、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対するサーチをトリガする
    ように構成されたパイロットプロセッサをさらに備える、請求項62に記載の装置。
  64. 前記第1のパイロット信号がフェムトアクセスポイントに関連付けられているかどうかを判断し、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対するサーチをトリガする
    ように構成されたパイロットプロセッサをさらに備える、請求項62に記載の装置。
  65. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのPNオフセットまたは少なくとも1つのパイロットPN拡散符号を備える、
    請求項62に記載の装置。
  66. 少なくとも1つのアクセスポイントを、複数の周波数上でパイロット信号を送信するために前記少なくとも1つのアクセスポイントによって使用されるパイロットPN拡散符号情報に関連付ける情報を保持するための手段と、
    前記周波数のうちの1つの周波数上で第1のパイロット信号を受信するための手段と、
    前記第1のパイロット信号を前記受信した結果として前記周波数のうちの少なくとも1つの別の周波数上で少なくとも1つの他のパイロット信号をサーチするための手段と
    を備える、通信のための装置。
  67. 前記第1のパイロット信号が、前記パイロットPN拡散符号情報内にリストされている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備えるかどうかを判断するための手段と、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対するサーチをトリガするための手段と
    をさらに備える、請求項66に記載の装置。
  68. 前記第1のパイロット信号がフェムトアクセスポイントに関連付けられているかどうかを判断するための手段と、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対するサーチをトリガするための手段と
    をさらに備える、請求項66に記載の装置。
  69. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのPNオフセットまたは少なくとも1つのパイロットPN拡散符号を備える、
    請求項66に記載の装置。
  70. 少なくとも1つのアクセスポイントを、複数の周波数上でパイロット信号を送信するために前記少なくとも1つのアクセスポイントによって使用されるパイロットPN拡散符号情報に関連付ける情報を保持し、
    前記周波数のうちの1つの周波数上で第1のパイロット信号を受信し、
    前記第1のパイロット信号を前記受信した結果として前記周波数のうちの少なくとも1つの別の周波数上で少なくとも1つの他のパイロット信号をサーチする
    ことをコンピュータに行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  71. 前記コンピュータ可読媒体は、
    前記第1のパイロット信号が、前記パイロットPN拡散符号情報内にリストされている少なくとも1つのパイロットPN拡散符号および/または少なくとも1つのPNオフセットの指示を備えるかどうかを判断し、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対するサーチをトリガする
    ことを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える、請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
  72. 前記コンピュータ可読媒体は、
    前記第1のパイロット信号がフェムトアクセスポイントに関連付けられているかどうかを判断し、
    前記判断に基づき前記少なくとも1つの他のパイロット信号に対するサーチをトリガする
    ことを前記コンピュータに行わせるためのコードをさらに備える請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
  73. 前記パイロットPN拡散符号情報は、少なくとも1つのPNオフセットおよび/または少なくとも1つのパイロットPN拡散符号を備える
    請求項70に記載のコンピュータプログラム製品。
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