JP6341548B2 - 営農指導支援装置、営農指導支援方法、及びプログラム - Google Patents

営農指導支援装置、営農指導支援方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、指導員による生産者への営農指導を支援する、営農指導支援装置、営農指導支援方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
現在、農産物の各産地では、産地内の農家が、一定以上の品質を保つことができるように、JA(全国農業共同組合連合会)の指導員が各農家を訪問して指導することが実施されている。但し、指導員の数は少なく、現実には、一人が200件程度の農家を受け持っているケースも多く存在する。
このため、一人の指導員にかかる負担が大きく、指導員が各農家に対して十分な指導を行なえないという問題が発生している。このような問題を解決するための方策としては、各農家の状況に応じた適切な指導をコンピュータシステムによって行なうことが考えられる(例えば、特許文献1及び2参照。)。
具体的には、特許文献1は、対象農地の最適化アドバイスを出力するシステムを開示している。特許文献1に開示されたシステムは、先ず、対象農地に設置された各種センサから、土中温度、土中湿度、pH、雨量、蒸発量、温度、湿度等の情報を取得する。次に、特許文献1に開示されたシステムは、取得された情報を、農業に関するデータを蓄積するデータベースに照合し、照合結果に基づいて、肥料及び農薬の投入時期、投入量を特定したアドバイスを作成し、これを各農家に向けて出力する。
また、特許文献2も、農家に対してアドバイスを出力するシステムを開示している。特許文献2に開示されたシステムは、作物の状態又は環境の状態を示す情報が入力されると、入力された情報を予め設定されたルールに照合して、実行すべき作業を特定し、特定した作業に基づいて、農家にアドバイスを出力する。
特開2002−215717号公報
特開2012−039964号公報
しかしながら、指導員が行わなければいけない業務としては、農家への直接指導の他に、担当する農家の農地における生育状況の調査・管理、農家に採集日や出荷結果を知らせる通知文の発行、等も挙げられる。このため、上記特許文献1又は2に開示されたシステムを採用しただけでは、指導員の負担の軽減は十分ではない。
また、上記特許文献1及び2に開示されたシステムは、予め設定されたルール等に沿ったアドバイスしか提示できないのが実情である。従って、システムでは想定されていない状況が発生した場合は、指導員がその経験に基づいてアドバイスを行なわなければならず、そのため、アドバイスの作成以外において、指導員の負担の軽減が必要となる。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、農業支援を行なう指導員の業務の効率化を図り、指導員における負担を軽減し得る、営農指導支援装置、営農指導支援方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における営農指導支援装置は、指導員による生産者への営農指導を支援するための装置であって、
農地毎に、当該農地における農作物の属性を管理する、データ管理部と、
前記生産者に通知すべき通知文毎に、当該通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定し、前記適用条件を満たす通知文が存在する場合に、前記適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる前記生産者を特定する情報を出力する、通知文作成部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における営農指導支援方法は、指導員による生産者への営農指導を支援するための方法であって、
(a)農地毎に、当該農地における農作物の属性を管理する、ステップと、
(b)前記生産者に通知すべき通知文毎に、当該通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定し、前記適用条件を満たす通知文が存在する場合に、前記適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる前記生産者を特定する情報を出力する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータによって、指導員による生産者への営農指導を支援するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)農地毎に、当該農地における農作物の属性を管理する、ステップと、
(b)前記生産者に通知すべき通知文毎に、当該通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定し、前記適用条件を満たす通知文が存在する場合に、前記適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる前記生産者を特定する情報を出力する、ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、農業支援を行なう指導員の業務の効率化を図り、指導員における負担を軽減することができる。
図1は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置の具体的構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態で管理される農地状況データの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態で用いられる通知文ルールの一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態で用いられるアドバイスルールの一例を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態で用いられる成績表ルールの一例を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置が農地状況データの登録処理を実行する際の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置が通知文作成処理を実行する際の動作を示すフロー図である。 図9は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置がアドバイス作成処理を実行する際の動作を示すフロー図である。 図10は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置が成績表作成処理を実行する際の動作を示すフロー図である。 図11は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、営農指導支援装置、営農指導支援方法、及びプログラムについて、図1〜図8を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、図1を用いて、本発明の実施の形態における営農指導支援装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す、本実施の形態における営農指導支援装置100は、指導員30による生産者(図1において図示せず)への営農指導を支援するための装置である。図1に示すように、営農指導支援装置100は、データ管理部11と、通知文作成部12とを備えている。
データ管理部11は、農地毎に、各農地における農作物の属性を管理している。通知文作成部12は、生産者に通知すべき通知文毎に、各通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定する。また、通知文作成部12は、適用条件を満たす通知文が存在する場合に、適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる生産者を特定する情報を出力する。
このように、営農指導支援装置100によれば、指導員30は、担当する農地のデータ管理と通知文の作成とにおいて、支援を受けることができる。この結果、営農指導支援装置100を用いることで、指導員の業務の効率化が図られ、指導員における負担が軽減されることになる。
ここで、図2〜図6を用いて、本実施の形態における営農指導支援装置100の構成を更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置の具体的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態では、営農指導支援装置100は、データ管理部11、及び通知文作成部12に加えて、アドバイス作成部13と、成績表作成部14と、通信部15と、記憶部20とを備えている。
また、営農指導支援装置100は、ネットワーク(図2において図示せず)を介して、指導員30の端末装置31に接続されている。通信部15は、端末装置31との間でデータ通信を行なうための通信デバイスで構築されている。このため、指導員30は、端末装置31を介して、担当する農地における農作物の属性を特定する情報(以下「属性情報」と表記する。)を営農指導支援装置100に送信することができる。また、指導員30は、端末装置31を介して、営農指導支援装置100で作成された通知文及びアドバイスを受け取ることができる。
本実施の形態では、データ管理部11は、指導員30が端末装置31を介して属性情報を送信してくると、通信部15を介して、これを受信し、受信した属性情報によって特定される属性を、農地状況データ21として、記憶部20に格納し、これを管理する。ここで、属性の具体例としては、例えば、農地が果樹園であり、農作物がリンゴ、ミカン等の果実であるならば、糖度、酸度、サイズ、葉の形、等が挙げられる。
図3は、本発明の実施の形態で管理される農地状況データの一例を示す図である。本実施の形態では、指導員30は、日時、各農地に設定された農地ID、及び対応する生産者のID(「以下の生産者ID」と表記する。)と共に、属性情報を入力し、これらを送信する。このため、図3に示すように、指導員30が入力した各属性(糖度、酸度、サイズ、葉の形等)は、日時、各農地ID、及び生産者IDに関連付けられた状態で、記憶部20に格納される。なお、本実施の形態において、指導員30は、属性情報を、生産者から取得しても良いし、自身が直接農地に赴くことによって取得しても良い。
また、本実施の形態では、通知文作成部12は、記憶部20から農地状況データ21を取得し、これを記憶部20に格納されている通知文ルール22(図4参照)に照合することによって、各通知文が適用条件を満たしているかどうかを判定する。
図4は、本発明の実施の形態で用いられる通知文ルールの一例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態では、通知文ルール22は、条件テーブルと、サンプルテーブルとで構成されている。このうち、条件テーブルは、通知文ID毎の適用条件と通知条件とで構成されている。サンプルテーブルは、通知文ID毎の通知文の内容で構成されている。
また、条件テーブルにおいて、適用条件は、対応する通知文を通知するための条件であり、時期及び農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている。通知条件は、通知先となる生産者を特定するための条件であり、生産者レベルと生産者特性とで設定されている。
図4の例では、生産者レベルは、1(経験年数:浅い)、2(経験年数:中程度)、3(経験年数:長い)の3つに分けられている。また、生産者特性は、A(多くの指導を必要としている)と、B(指導を必要としていない)との2つに分けられている。なお、各生産者における生産者レベル及び生産者特性は、指導員30によって決定されれば良い。また、生産者レベル及び生産者特性の分け方は特に限定されるものではない。
通知文作成部12は、通知文ルールに登録されている通知文の中に、適用条件が満たされる通知文が存在する場合は、この通知文と対応する通知条件とを通信部15に出力する。この場合、通信部15は、出力されてきた通知文と通知条件とを、指導員30の端末装置31に送信する。この結果、指導員30は、通知すべき通知文と通知先とを知ることができるので、指導員30における負担は軽減される。
アドバイス作成部13は、農地毎に、生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、データ管理部11によって管理されている属性が、予め設定されている選択状件を満たす、アドバイスを選択する。また、アドバイス作成部13は、選択したアドバイスを出力する。本実施の形態においては、指導員は、アドバイスの作成においても支援を受けることができる。
本実施の形態では、アドバイス作成部13は、記憶部20から農地状況データ21を取得し、これを記憶部20に格納されているアドバイスルール23(図5参照)に照合することによって、農地(農地ID)毎に、選択件を満たすアドバイスを選択する。
図5は、本発明の実施の形態で用いられるアドバイスルールの一例を示す図である。図5に示すように、本実施の形態では、アドバイスルールは、条件テーブルと、平均値管理テーブルとで構成されている。
このうち、条件テーブルは、アドバイス毎の選択条件で構成されている。図5の例では、選択条件は、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形の少なくとも1つと、適用時期とを含んでいる。また、図5の例では、糖度、酸度、及びサイズにおいて、それぞれの選択条件は、平均値を基準に設定されるが、選択条件の設定はこの態様に限定さるものではない。また、平均値は農作物の成長によって変化するため、本実施の形態では、平均値は、平均値管理テーブルによって時期毎に管理されている。
アドバイス作成部13は、選択件を満たすアドバイスが存在していた場合は、それを選択し、選択したアドバイスと、それが対応する農地IDとを、通信部15に出力する。この場合、通信部15は、出力されてきたアドバイスと農地IDとを、指導員30の端末装置31に送信する。この結果、指導員30は、提示すべきアドバイスと提示先とを知ることができるので、指導員30における負担は軽減される。
更に、図5においては明示していないが、アドバイスルール23の条件テーブルにおいても、図4に示した通知文ルール22の条件テーブルと同様に、通知条件が設定されていても良い。このような態様とした場合は、アドバイスを本当に必要とする生産者に対してのみ、アドバイスが提示されることになる。
また、成績表作成部14は、データ管理部11によって管理されている属性を用いた作成基準に基づいて、農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した成績表を出力する。具体的には、成績表作成部14は、記憶部20から農地状況データ21を取得し、これを記憶部20に格納されている成績表ルール24(図6参照)に適用することによって、成績表を作成する。
図6は、本発明の実施の形態で用いられる成績表ルールの一例を示す図である。図6に示すように、本実施の形態では、成績表ルールは、成績表毎に設定された作成基準によって構成されている。各作成基準は、糖度、酸度、サイズ等の属性を用いて設定されている。また、作成基準は、図6に示す例に限定されない。作成基準は、例えば、属性の偏差値を求め、偏差値に基づいてランク付を行なうものであっても良いし、収穫前においては数値のみのランク付を行ない、収穫後に農地IDと生産者とを含めたランク付を行なうものであっても良い。
また、成績表作成部14は、作成した成績表を、通信部15に出力する。この場合、通信部15は、出力されてきた成績表を、指導員30の端末装置31に送信するので、指導員30は、成績表を取得し、これを担当する生産者に配布することができる。
ここで、成績表による効果について説明する。例えば、図6に示すID=1又は2の成績表が作成され、これが指導員30を介して各生産者に配布されたとする。この場合、各生産者は、自身の農地の相対的位置づけを知ることになり、他の生産者に対して競争心を持つようになると考えられる。そして、各生産者は、今まで以上により良い作物を作ろうと考え、改良を行なうため、結果、各生産者において生産性の向上が期待できる。また、ある生産者は、上位の生産者に指導を求め、そのノウハウを取り込もうと考えるので、結果、生産者全体の熟練度の向上も期待できる。
また、生成表が生成されると、指導員30は、自身が担当する各農地での生育状況を客観的に把握することができる。このため、指導員30は、より的確な指導を行なうことができるようになる。
更に、本実施の形態において、成績表の表示態様は特に限定されないが、好ましい表示態様としては、各農地(各生産者)の得手不得手が一覧できるような表示態様が挙げられる。具体的には、「総合=偏差値57、サイズ=偏差値46、糖度=偏差値65、酸度=偏差値51」といったように、農地毎に、総合成績と各測定項目の成績とが表示される態様が挙げられる。また、このような表示態様が採用されている場合は、指導員30は、各農地(各生産者)の得手不得手に応じて、最適な栽培方法を提案すること(最適な栽培指導を行うこと)が可能となる。
なお、上記の表示態様において、表示される成績は一例であり、表示される成績は、品種毎に、指導員等によって、設定されていても良い。例えば、農産物が柑橘類である場合ならば、サイズ及び糖度それぞれの成績が表示されているのが好ましい。また、農産物が、ホウレンソウ等の葉物野菜であれば、草丈及び葉色それぞれの成績が表示されているのが好ましい。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における営農指導支援装置100の動作について図7〜図10を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1〜図6を参酌する。また、本実施の形態では、営農指導支援装置100を動作させることによって、営農指導支援方法が実施される。よって、本実施の形態における営農指導支援方法の説明は、以下の営農指導支援装置100の動作説明に代える。
まず、図7を用いて、農地状況データの登録処理について説明する。図7は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置が農地状況データの登録処理を実行する際の動作を示すフロー図である。
図7に示すように、最初に、データ管理部11は、指導員30の端末装置31から属性情報が送信されてくると、通信部15を介して、これを受信する(ステップA1)。次に、データ管理部11は、受信した属性情報の農地IDを特定する(ステップA2)。
次に、データ管理部11は、ステップA2で特定した農地IDに、ステップA1で受信した属性情報を関連付け、両者を農地状況データ21として、記憶部20に格納する(ステップA3)。ステップA3の実行後、データ管理部11での処理は終了する。
また、データ管理部11は、属性情報が送信されてくる度に、ステップA1〜A3を繰り返し実行する。この結果、記憶部20に、各農地の農地状況データ21が格納されることになる。なお、ステップA1〜A3は、定期的に実行されても良く、この場合は、ステップA1の前に、属性情報が送信されてきているかどうかの判定が行なわれる。
続いて、図8を用いて、通知文作成処理について説明する。図8は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置が通知文作成処理を実行する際の動作を示すフロー図である。
図8に示すように、通知文作成部12は、最初に、記憶部20から、登録されている農地状況データ21と通知文ルール22とを取得する(ステップB1)。次に、通知文作成部12は、ステップB1で取得した農地状況データ21を、同じくステップB1で取得した通知文ルール22に照合し(ステップB2)、適用条件を満たす通知文が存在しているかどうかを判定する(ステップB3)。
ステップB3の判定の結果、適用条件を満たす通知文が存在していない場合は、通知文作成部12は、処理を終了する。一方、ステップB3の判定の結果、適用条件を満たす通知文が存在している場合は、通知文作成部12は、この通知文と対応する通知条件とを、通信部15に、指導員30の端末装置31へと送信させる(ステップB4)。また、ステップB1〜B4は、本実施の形態では、一定間隔で定期的に実行される。これにより、指導員30は、生産者に通知すべき通知文と通知先とを知ることができる。
続いて、図9を用いて、アドバイス作成処理について説明する。図9は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置がアドバイス作成処理を実行する際の動作を示すフロー図である。
図9に示すように、アドバイス作成部13は、最初に、記憶部20から、登録されている農地状況データ21とアドバイスルール23とを取得する(ステップC1)。次に、アドバイス作成部13は、ステップC1で取得した農地状況データ21を、同じくステップC1で取得したアドバイスルール23に照合し(ステップC2)、選択条件を満たすアドバイスが存在しているかどうかを判定する(ステップC3)。
ステップC3の判定の結果、選択条件を満たすアドバイスが存在していない場合は、アドバイス作成部13は、処理を終了する。一方、ステップC3の判定の結果、選択条件を満たすアドバイスが存在している場合は、アドバイス作成部13は、このアドバイスと対応する農地IDとを、通信部15に、指導員30の端末装置31へと送信させる(ステップC4)。また、ステップC1〜C4は、本実施の形態では、一定間隔で定期的に実行される。これにより、指導員30は、提示すべきアドバイスと提示先となる生産者とを知ることができる。
続いて、図10を用いて、成績表作成処理について説明する。図10は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置が成績表作成処理を実行する際の動作を示すフロー図である。
図10に示すように、成績表作成部14は、最初に、記憶部20から、登録されている農地状況データ21と成績表ルール24とを取得する(ステップD1)。次に、成績表作成部14は、ステップD1で取得した農地状況データ21を、同じくステップD1で取得した成績表ルール24に適用し(ステップD2)、成績表を作成できるかどうかを判定する(ステップD3)。
ステップD3の判定の結果、成績表を作成できない場合は、成績表作成部14は、処理を終了する。一方、ステップD3の判定の結果、成績表を作成できる場合は、成績表作成部14は、成績表を作成し、作成した成績表を、通信部15に、指導員30の端末装置31へと送信させる(ステップD4)。また、ステップD1〜D4は、本実施の形態では、一定間隔で定期的に実行される。これにより、指導員30は、成績表を取得することができ、これを各生産者に配布することができる。
以上のように、本実施の形態によれば、指導員30は、担当する農地のデータ管理と、通知文の作成と、アドバイスの作成とにおいて、支援を受けることができるので、指導員における業務の効率化及び負担の軽減が図られることになる。また、本実施の形態では、生産者の成績表が作成されるので、指導員は、成績表を用いることによって、各生産者におけるモチベーションの向上を図ることができ、ひいては、生産者全体の生産性及び熟練度の向上が図られる。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図7に示すステップA1〜A3、図8に示すステップB1〜B4、図9に示すステップC1〜C4、図10に示すステップD1〜D4を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における営農指導支援装置100と営農指導援方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、データ管理部11、通知文作成部12、アドバイス作成部13、及び成績表作成部14として機能し、処理を行なう。また、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置は、記憶部20として機能する。
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、営農指導支援装置100を実現するコンピュータについて図11を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態における営農指導支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図11に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、通信部として機能するデバイスであり、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記15)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
指導員による生産者への営農指導を支援するための装置であって、
農地毎に、当該農地における農作物の属性を管理する、データ管理部と、
前記生産者に通知すべき通知文毎に、当該通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定し、前記適用条件を満たす通知文が存在する場合に、前記適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる前記生産者を特定する情報を出力する、通知文作成部と、
を備えている、ことを特徴とする営農指導支援装置。
(付記2)
前記農産物が果実である場合に、前記データ管理部が、前記農産物の属性として、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形を管理する、
付記1に記載の営農指導支援装置。
(付記3)
前記適用条件が、時期及び前記農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている、付記1に記載の営農指導支援装置。
(付記4)
前記データ管理部によって管理されている前記属性を用いた作成基準に基づいて、前記農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した前記成績表を出力する、成績表作成部を、更に備えている、
付記1に記載の営農指導支援装置。
(付記5)
前記農地毎に、前記生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、前記データ管理部によって管理されている前記属性が、予め設定されている選択件を満たす、アドバイスを選択し、選択した前記アドバイスを出力する、アドバイス作成部を、更に備えている、
付記1に記載の営農指導支援装置。
(付記6)
指導員による生産者への営農指導を支援するための方法であって、
(a)農地毎に、当該農地における農作物の属性を管理する、ステップと、
(b)前記生産者に通知すべき通知文毎に、当該通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定し、前記適用条件を満たす通知文が存在する場合に、前記適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる前記生産者を特定する情報を出力する、ステップと、
を有する、ことを特徴とする営農指導支援方法。
(付記7)
前記農産物が果実である場合に、前記(a)のステップにおいて、前記農産物の属性として、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形を管理する、
付記6に記載の営農指導支援方法。
(付記8)
前記適用条件が、時期及び前記農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている、付記6に記載の営農指導支援方法。
(付記9)
(c)前記(a)のステップによって管理されている前記属性を用いた作成基準に基づいて、前記農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した前記成績表を出力する、ステップを、更に有する、付記6に記載の営農指導支援方法。
(付記10)
(d)前記農地毎に、前記生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、前記(a)のステップによって管理されている前記属性が、予め設定されている選択件を満たす、アドバイスを選択し、選択した前記アドバイスを出力する、ステップを、更に有する、付記6に記載の営農指導支援方法。
(付記11)
コンピュータによって、指導員による生産者への営農指導を支援するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)農地毎に、当該農地における農作物の属性を管理する、ステップと、
(b)前記生産者に通知すべき通知文毎に、当該通知文について予め設定された適用条件が満たされているかどうかを判定し、前記適用条件を満たす通知文が存在する場合に、前記適用条件を満たす通知文、及びその通知対象となる前記生産者を特定する情報を出力する、ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記12)
前記農産物が果実である場合に、前記(a)のステップにおいて、前記農産物の属性として、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形を管理する、
付記11に記載のプログラム
(付記13)
前記適用条件が、時期及び前記農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている、付記11に記載のプログラム
(付記14)
記コンピュータに、
(c)前記(a)のステップによって管理されている前記属性を用いた作成基準に基づいて、前記農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した前記成績表を出力する、ステップを、更に実行させる、付記11に記載のプログラム
(付記15)
記コンピュータに、
(d)前記農地毎に、前記生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、前記(a)のステップによって管理されている前記属性が、予め設定されている選択状件を満たす、アドバイスを選択し、選択した前記アドバイスを出力する、ステップを、更に実行させる、付記11に記載のプログラム
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2014年5月27日に出願された日本出願特願2014−109333を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように、本発明によれば、農業支援を行なう指導員の業務の効率化を図り、指導員における負担を軽減することができる。本発明は、農業分野において有用である。
11 データ管理部
12 通知文作成部
13 アドバイス作成部
14 成績表作成部
15 通信部
20 記憶部
21 農地状況データ
22 通知文ルール
23 アドバイスルール
24 成績表ルール
100 営農指導支援装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (15)

  1. 指導員による生産者への営農指導を支援するための装置であって、
    前記生産者に通知する指導内容を識別する通知識別情報と、前記指導内容の適用時期を示す適用時期情報と、前記適用時期における農作物の属性を示す適用属性情報と、前記生産者の農業に従事した経験年数に応じたレベルを示す生産者レベル情報と、前記生産者が前記指導員の前記営農指導を必要とするレベルを示す生産者特性情報とを関連付けた条件情報を記憶する、記憶部と、
    農地を識別する農地情報と、前記生産者を識別する生産者情報と、前記農作物の属性を調べた日時を示す日時情報と、一つ以上の前記農作物の属性を示す属性情報とを関連付けた農地状況情報を管理する、データ管理部と、
    前記条件情報と前記農地状況情報とを照合し、前記日時情報が前記適用時期情報に一致し、かつ前記属性情報が前記適用属性情報と一致した場合、一致した前記適用時期情報と前記適用属性情報とに対応する前記通知識別情報を取得し、前記通知識別情報に関連する前記指導内容を示す通知文情報と、前記通知文情報を通知する前記生産者を特定するための通知条件とを前記指導員の端末装置へ送信する、通知文作成部と、
    を備えている、ことを特徴とする営農指導支援装置。
  2. 前記農作物が果実である場合に、前記データ管理部が、前記農物の属性として、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形を管理する、
    請求項1に記載の営農指導支援装置。
  3. 前記条件情報が、前記適用時期及び前記農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている、請求項1または2に記載の営農指導支援装置。
  4. 前記データ管理部によって管理されている前記属性を用いた作成基準に基づいて、前記農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した前記成績表を出力する、成績表作成部を、更に備えている、
    請求項1〜3のいずれかに記載の営農指導支援装置。
  5. 前記農地毎に、前記生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、前記データ管理部によって管理されている前記属性が、予め設定されている選択条件を満たす、アドバイスを選択し、選択した前記アドバイスを出力する、アドバイス作成部を、更に備えている、
    請求項1〜4のいずれかに記載の営農指導支援装置。
  6. コンピュータは、
    指導員による生産者への営農指導を支援するための方法であって、
    前記生産者に通知する指導内容を識別する通知識別情報と、前記指導内容の適用時期を示す適用時期情報と、前記適用時期における農作物の属性を示す適用属性情報と、前記生産者の農業に従事した経験年数に応じたレベルを示す生産者レベル情報と、前記生産者が前記指導員の前記営農指導を必要とするレベルを示す生産者特性情報とを関連付けた条件情報を記憶する、ステップと、
    (a)農地を識別する農地情報と、前記生産者を識別する生産者情報と、前記農作物の属性を調べた日時を示す日時情報と、一つ以上の前記農作物の属性を示す属性情報とを関連付けた農地状況情報を管理する、ステップと、
    (b)前記条件情報と前記農地状況情報とを照合し、前記日時情報が前記適用時期情報に一致し、かつ前記属性情報が前記適用属性情報と一致した場合、一致した前記適用時期情報と前記適用属性情報とに対応する前記通知識別情報を取得し、前記通知識別情報に関連する前記指導内容を示す通知文情報と、前記通知文情報を通知する前記生産者を特定するための通知条件とを前記指導員の端末装置へ送信する、ステップと、
    実行する、ことを特徴とする営農指導支援方法。
  7. 前記農作物が果実である場合に、前記(a)のステップにおいて、前記農物の属性として、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形を管理する、
    請求項6に記載の営農指導支援方法。
  8. 前記条件情報が、前記適用時期及び前記農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている、請求項6または7に記載の営農指導支援方法。
  9. 前記コンピュータは、
    (c)前記(a)のステップによって管理されている前記属性を用いた作成基準に基づいて、前記農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した前記成績表を出力する、ステップを、更に実行する、請求項6〜8のいずれかに記載の営農指導支援方法。
  10. 前記コンピュータは、
    (d)前記農地毎に、前記生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、前記(a)のステップによって管理されている前記属性が、予め設定されている選択条件を満たす、アドバイスを選択し、選択した前記アドバイスを出力する、ステップを、更に実行する、請求項6〜9のいずれかに記載の営農指導支援方法。
  11. コンピュータによって、指導員による生産者への営農指導を支援するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記生産者に通知する指導内容を識別する通知識別情報と、前記指導内容の適用時期を示す適用時期情報と、前記適用時期における農作物の属性を示す適用属性情報と、前記生産者の農業に従事した経験年数に応じたレベルを示す生産者レベル情報と、前記生産者が前記指導員の前記営農指導を必要とするレベルを示す生産者特性情報とを関連付けた条件情報を記憶する、ステップと、
    (a)農地を識別する農地情報と、前記生産者を識別する生産者情報と、前記農作物の属性を調べた日時を示す日時情報と、一つ以上の前記農作物の属性を示す属性情報とを関連付けた農地状況情報を管理する、ステップと、
    (b)前記条件情報と前記農地状況情報とを照合し、前記日時情報が前記適用時期情報に一致し、かつ前記属性情報が前記適用属性情報と一致した場合、一致した前記適用時期情報と前記適用属性情報とに対応する前記通知識別情報を取得し、前記通知識別情報に関連する前記指導内容を示す通知文情報と、前記通知文情報を通知する前記生産者を特定するための通知条件とを前記指導員の端末装置へ送信する、ステップと、
    を実行させる、プログラム。
  12. 前記農物が果実である場合に、前記(a)のステップにおいて、前記農物の属性として、糖度、酸度、サイズ、及び葉の形を管理する、
    請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記条件情報が、前記適用時期及び前記農作物の属性のうち、少なくとも1つを用いて設定されている、請求項11または12に記載のプログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    (c)前記(a)のステップによって管理されている前記属性を用いた作成基準に基づいて、前記農地毎のランクを示す成績表を作成し、作成した前記成績表を出力する、ステップを、更に実行させる、請求項11〜13のいずれかに記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータに、
    (d)前記農地毎に、前記生産者に提示するために予め作成された複数のアドバイスの中から、前記(a)のステップによって管理されている前記属性が、予め設定されている選択条件を満たす、アドバイスを選択し、選択した前記アドバイスを出力する、ステップを、更に実行させる、請求項11〜14のいずれかに記載のプログラム。
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