JP6340650B2 - 物理層(phy)データユニットを生成するための方法および装置 - Google Patents

物理層(phy)データユニットを生成するための方法および装置 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照] 本開示は、発明の名称が「Parsing and Encoding Methods in a Communication System」であり、2011年9月27日に提出された米国特許出願第13/246,577号の一部継続出願である。同特許出願は、発明の名称が「Avoiding MCS Exclusions in 11ac」であり、2010年10月7日に提出された米国仮特許出願第61/390,971号の便益を主張する。これら特許出願および仮特許出願の開示の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。また本願は、発明の名称が「Avoiding MCS Exclusions in 11ac」であり、2012年8月1日に提出された米国仮特許出願第61/678,531号の便益を主張する。同仮特許出願の開示の全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は概して、複数の通信ネットワークに関し、より詳細には、無線通信システムにおける複数のパーシングおよびエンコード方法に関する。
本明細書で提供される背景の説明は、本開示の文脈を一般的に示すことを目的としている。この背景技術のセクションで説明される範囲において、本願発明の発明者らによる研究、および提出時点において先行技術として見なされ得ない説明の態様は、本開示の先行技術として明示的にも暗示的にも認められない。
Institute for Electrical and Electronics Engineers(IEEE)802.11a、802.11b、802.11g、802.11n Standardなどの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格の開発は、シングルユーザピークデータスループットを向上させた。例えば、IEEE 802.11b Standardは11メガビット/秒(Mbps)のシングルユーザピークスループットを特定し、IEEE 802.11a Standardおよび802.11g Standardは、54Mbpsのシングルユーザピークスループットを特定し、IEEE 802.11n Standardは、600Mbpsのシングルユーザピークスループットを特定する。新たな規格であるIEEE802.11acの研究も始まっており、さらにより高いスループットを提供することが約束されている。
実施形態において、通信チャネルを介した送信のために物理層(PHY)データユニットを生成するための方法は、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する段階を含む。方法は、1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットを複数の情報ビットに追加する段階も含む。方法はさらに、複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングする段階と、複数の符号化ビットを生成すべく、一の数の複数のエンコーダを用いて複数の情報ビットをエンコードする段階とを含む。方法はまたさらに、パディングされた複数の符号化ビットが1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するよう複数の符号化ビットをパディングする段階を含む。方法は追加的に、パディングされた複数の符号化ビットを含むようPHYデータユニットを生成する段階を含む。
他の実施形態において、装置はネットワークインタフェースを備え、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信するよう構成される。ネットワークインタフェースは、1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットを複数の情報ビットに追加するようにも構成される。ネットワークインタフェースはさらに、複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングし、複数の符号化ビットを生成すべく、一の数の複数のエンコーダを用いて複数の情報ビットをエンコードするよう構成される。ネットワークインタフェースはまたさらに、パディングされた複数の符号化ビットが1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するよう複数の符号化ビットをパディングするよう構成される。ネットワークインタフェースは追加的に、複数の符号化ビットを含むようPHYデータユニットを生成するよう構成される。
さらに他の実施形態において、通信チャネルを介した送信のために物理層(PHY)データユニットを生成するための方法は、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する段階を含む。方法は、(i)第1システム構成が利用されるときには第1スキームに従って、および(ii)第2システム構成が利用されるときには第2スキームに従って、複数の情報ビットをエンコードするのに用いられる複数のエンコーダの一の数を決定する段階も含む。方法はさらに、複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングする段階と、複数の符号化ビットを生成すべく、一の数の複数のエンコーダを用いて複数の情報ビットをエンコードする段階とを含む。方法は追加的に、複数の符号化ビットを含むようPHYデータユニットを生成する段階を含む。
さらに他の実施形態において、装置はネットワークインタフェースを備え、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信するよう構成される。ネットワークインタフェースは、(i)第1システム構成が利用されるときには第1スキームに従って、および(ii)第2システム構成が利用されるときには第2スキームに従って、複数の情報ビットをエンコードするのに用いられる複数のエンコーダの一の数を決定するようにも構成される。ネットワークインタフェースはさらに、複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングし、複数の符号化ビットを生成すべく、一の数の複数のエンコーダを用いて複数の情報ビットをエンコードするよう構成される。ネットワークインタフェースは追加的に、複数の符号化ビットを含むようPHYデータユニットを生成するよう構成される。
実施形態に係る、本明細書に説明される複数のパーシングおよびエンコード技術が利用される例示的な無線通信ネットワークのブロック図である。
実施形態に係る、例示的な物理層(PHY)プロセッシングユニットのブロック図である。
実施形態に係る、例示的な変調および符号化スキーム(MCS)テーブルである。
実施形態に係るパンクチャリングスキームを示す。
実施形態に係る、パンクチャリングパターンを決定するためのテーブルである。
他の実施形態に係る、他のパンクチャリングスキームを示す。
他の実施形態に係る、他のパンクチャリングパターンを決定するためのテーブルである。
他の実施形態に係る、他のパンクチャリングスキームを示す。
他の実施形態に係る、他のパンクチャリングパターンを決定するためのテーブルである。
実施形態に係る、複数のエンコーダへのビット分配を示すテーブルである。
実施形態に係る、複数のエンコーダへの複数のビットのパーシングのための技術を示すテーブルである。
他の実施形態に係る、複数のエンコーダへの複数のビットのパーシングのための他の技術を示すテーブルである。
他の実施形態に係る、複数のエンコーダへのビット分配を示すテーブルである。
他の実施形態に係る、複数のエンコーダへの他のビット分配を示すテーブルである。
他の実施形態に係る、複数のエンコーダへの複数のビットのパーシングのための他の技術を示すテーブルである。
他の実施形態に係る、複数のエンコーダへの複数のビットのパーシングのための他の技術を示すテーブルである。
実施形態に係る、PHYデータユニットを生成するための例示的な方法のフロー図である。
他の実施形態に係る、PHYデータユニットを生成するための他の例示的な方法のフロー図である。
さらに他の実施形態に係る、PHYデータユニットを生成するための他の例示的な方法のフロー図である。
さらに他の実施形態に係るPHYデータユニットを生成するための他の例示的な方法のフロー図である。
以下に説明する複数の実施形態において、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のアクセスポイント(AP)などの無線ネットワークデバイスは、1または複数のクライアント局へ複数のデータストリームを送信する。実施形態によると、クライアント局への送信のために用いられる変調および符号化スキーム(MCS)は、複数の変調および符号化スキームの適したセットから、例えば、通信規格により規定される変調および符号化テーブルから選択される。実施形態において、特定のシステム構成のための特定のMCSが、特定の複数のパーシングおよび/または符号化技術に関連する1または複数の制約の違反となる場合、このMCSは、少なくともこの特定のシステム構成のための考慮からは除外される。しかし、いくつかの実施形態において、例えば、複数の制約が満たされないいくつかのシステム構成に関連する望ましい複数のデータレートを利用するために、これらのシステム構成を用いることが有益である。したがって、いくつかの実施形態において、複数のパーシングルールおよび/または複数の符号化技術は、複数の制約が満たされない少なくともいくつかのシステム構成に適応させるべく変更される。
図1は、実施形態に係る、例示的な無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)10のブロック図である。AP14は、ネットワークインタフェース16に結合されたホストプロセッサ15を含む。ネットワークインタフェース16は、媒体アクセス制御(MAC)プロセッシングユニット18、および物理層(PHY)プロセッシングユニット20を含む。PHYプロセッシングユニット20は、複数のトランシーバ21を含み、複数のトランシーバ21は複数のアンテナ24に結合される。3つのトランシーバ21および3つのアンテナ24が図1に図示されているが、複数の他の実施形態において、AP14は異なる数(例えば、1、2、4、5、その他)のトランシーバ21およびアンテナ24を含み得る。一実施形態において、MACプロセッシングユニット18およびPHYプロセッシングユニット20は、第1通信プロトコルに従って処理するよう構成される。第1通信プロトコルは本明細書において、very high throughput(VHT)プロトコルとも呼ばれる。他の実施形態において、MACプロセッシングユニット18およびPHYプロセッシングユニット20は、少なくとも第2通信プロトコル(例えば、IEEE 802.11n Standard、IEEE 802.11g Standard、IEEE 802.11a Standard、その他)に従って処理するようにも構成される。
WLAN10は複数のクライアント局25を含む。4つのクライアント局25が図1に図示されているが、様々なシナリオおよび実施形態において、WLAN10は、異なる数(例えば、1、2、3、5、6、その他)のクライアント局25を含み得る。クライアント局25のうち少なくとも1つ(例えばクライアント局25−1)は、少なくとも第1通信プロトコルに従って処理するよう構成される。
クライアント局25−1は、ネットワークインタフェース27に結合されたホストプロセッサ26を含む。ネットワークインタフェース27は、MACプロセッシングユニット28およびPHYプロセッシングユニット29を含む。PHYプロセッシングユニット29は、複数のトランシーバ30を含み、複数のトランシーバ30は複数のアンテナ34に結合される。3つのトランシーバ30および3つのアンテナ34が図1に図示されているが、複数の他の実施形態において、クライアント局25−1は異なる数(例えば、1、2、4、5、その他)のトランシーバ30およびアンテナ34を含み得る。
実施形態において、クライアント局25−2、25−3、25−4のうち1つまたは全ては、クライアント局25−1と同じかまたは同様の構造を有する。これらの実施形態において、クライアント局25−1と同じかまたは同様の構造を有する複数のクライアント局25は、同じかまたは異なる数のトランシーバおよびアンテナを有する。例えば、実施形態によると、クライアント局25−2は2つのトランシーバおよび2つのアンテナのみを有する。
様々な実施形態において、AP14のPHYプロセッシングユニット20は、第1通信プロトコルに準拠する、複数のデータユニットを生成するよう構成される。トランシーバ21は、生成された複数のデータユニットをアンテナ24を介して送信するよう構成される。同様に、トランシーバ21は、アンテナ24を介して複数のデータユニットを受信するよう構成される。実施形態によると、AP14のPHYプロセッシングユニット20は、第1通信プロトコルに準拠する、受信した複数のデータユニットを処理するよう構成される。
様々な実施形態において、クライアントデバイス25−1のPHYプロセッシングユニット29は、第1通信プロトコルに準拠する複数のデータユニットを生成するよう構成される。トランシーバ30は、生成された複数のデータユニットをアンテナ34を介して送信するよう構成される。同様に、トランシーバ30は、アンテナ34を介して複数のデータユニットを受信するよう構成される。実施形態によると、クライアントデバイス25−1のPHYプロセッシングユニット29は、第1通信プロトコルに準拠する、受信した複数のデータユニットを処理するよう構成される。
図2は、実施形態に係る、VHTプロトコルに従って処理するよう構成された例示的なPHYプロセッシングユニット200のブロック図である。図1を参照すると、一実施形態において、AP14およびクライアント局25−1はそれぞれ、PHYプロセッシングユニット200などPHYプロセッシングユニットを含む。
実施形態によると、PHYユニット200は、概して、複数の1または複数のゼロの複数の長いシーケンスの発生を低減させるべく、情報ビットストリームをスクランブルするスクランブラ204を含む。他の実施形態において、スクランブラ204は、エンコーダパーサ208の後に位置付けられる複数の並列のスクランブラと置き換えられる。本実施形態において、複数の並列のスクランブラのうちそれぞれは、複数の前方誤り訂正(FEC)エンコーダ212のうちそれぞれに結合されたそれぞれの出力を有する。複数の並列のスクランブラは、逆多重化されたストリームに対して同時に処理を行う。さらに他の実施形態において、スクランブラ204は、複数の並列のスクランブラと、逆多重化された複数のストリームに対して同時に処理を行う複数の並列のスクランブラへの情報ビットストリームを逆多重化するデマルチプレクサとを備える。これらの実施形態は、いくつかのシナリオにおいて、より幅広い複数の帯域幅、したがってより高い複数の動作クロック周波数に適応させるのに有用であり得る。
エンコーダパーサ208は、スクランブラ204に結合される。エンコーダパーサ208は、情報ビットストリームを、1または複数のFECエンコーダ212に対応する1または複数のエンコーダの入力ストリームに逆多重化する。複数の並列のスクランブラを含む他の実施形態において、エンコーダパーサ208は、情報ビットストリームを、複数の並列のスクランブラに対応する複数のストリームに逆多重化する。
様々な実施形態および/またはシナリオにおいて、異なる数のFECエンコーダ212が並列で処理を行う。例えば、一実施形態によると、PHYプロセッシングユニット200は4つのFECエンコーダ212を含み、および、1つ、2つ、3つ、または4つのエンコーダが、特定のMCS、帯域幅、および空間ストリーム数に応じて同時に処理を行う。他の実施形態において、PHYプロセッシングユニット200は、5つのFECエンコーダ212を含み、1つ、2つ、3つ、4つ、または5つのエンコーダが、同時に処理を行う。他の実施形態において、PHYユニット200は、10のFECエンコーダ212を含み、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、または10のエンコーダが、利用されている特定のMCS、帯域幅、およびガードインターバルに応じて同時に処理を行う。一実施形態において、特定のシステム構成のために用いられる複数のエンコーダの一の数は、VHTプロトコルにおいて規定されるショートガードインターバル(SGI)に対応するデータレートに基づく。実施形態において、同時に処理を行う複数のエンコーダの一の数は、例えば、600Mbps毎など、データレートの倍数毎に増分される。言い換えると、例として、600Mbpsまでの複数のデータレートのために1つのエンコーダが利用され、600Mbpsと1200Mbpsの間の複数のデータレートのためには2つの複数のエンコーダが利用される。
各FECエンコーダ212は、対応する入力ストリームをエンコードして、対応するエンコードされたストリームを生成する。一実施形態において、各FECエンコーダ212は、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む。他の実施形態において、各FECエンコーダ212は、二進畳み込みエンコーダを含み、その後にパンクチャリングブロックが続く。他の実施形態において、各FECエンコーダ212は、低密度パリティ検査(LDPC)エンコーダを含む。さらに他の実施形態において、各FECエンコーダ212は追加的に、二進畳み込みエンコーダを含み、その後にパンクチャリングブロックが続く。本実施形態において、各FECエンコーダ212は、1)パンクチャリングなしの二進畳み込みエンコードと、2)パンクチャリングありの二進畳み込みエンコードと、3)LDPCエンコードとのうち1または複数を実施するよう構成される。
ストリームパーサ216は、別々のインターリーブ、および複数のコンスタレーションポイントへのマッピングのために、1または複数のエンコードされたストリームを1または複数の空間ストリームへパーシングする。各空間ストリームに対応して、インターリーバ220は、空間ストリームの複数のビットをインターリーブして(すなわち、複数のビットの順序を変更して)、隣り合うノイズを含んだ複数のビットの長い複数のシーケンスが受信機においてデコーダに入るのを防ぐ。また各空間ストリームに対応して、コンスタレーションマッパ224は、複数のビットのインターリーブされたシーケンスを、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルの複数の異なる副搬送波に対応する複数のコンスタレーションポイントにマッピングする。より詳細には、実施形態において、各空間ストリームに関して、コンスタレーションマッパ224は、log(C)の長さを有する各ビットシーケンスを、C個のコンスタレーションポイントのうち1つにトランスレートする。コンスタレーションマッパ224は、利用されているMCSに応じて異なる数のコンスタレーションポイントを扱う。実施形態において、コンスタレーションマッパ224は、C=2、4、16、64、256、および1024を扱う直角位相振幅変調(QAM)マッパである。複数の他の実施形態において、コンスタレーションマッパ224は、{2,4,16,64,256,1024}のセットからの少なくとも2つの値の異なる複数のサブセットに等しいCに対応する異なる複数の変調スキームを扱う。
実施形態において、時空間ブロック符号化ユニット228は、1または複数の空間ストリームに対応する複数のコンスタレーションポイントを受信し、複数の空間ストリームをより多くの時空間ストリームへ広める。いくつかの実施形態において、時空間ブロック符号化ユニット228は省略される。複数の巡回シフトダイバーシチ(CSD)ユニット232が、時空間ブロックユニット228に結合される。複数のCSDユニット232は、複数の巡回シフトを、(1より大きい数の時空間ストリームの場合)複数の時空間ストリームのうち1つを除いた全てに挿入して、意図されないビーム形成を防ぐ。説明を簡単にすべく、複数のCSDユニット232への複数の入力は、時空間ブロック符号化ユニット228が省略される複数の実施形態においても、時空間ストリームと呼ばれる。
空間マッピングユニット236は、複数の時空間ストリームを複数の送信チェーンにマッピングする。様々な実施形態において、空間マッピングは、以下のうち1または複数を含む。1)各時空間ストリームからの複数のコンスタレーションポイントが複数の送信チェーンに直接的にマッピングされるダイレクトマッピング(すなわち、1対1のマッピング)。2)全ての時空間ストリームからのコンスタレーションポイントの複数のベクトルが行列乗算を介して拡張されて、複数の送信チェーンへの複数の入力が生成される空間拡張。3)時空間ストリームのうち全てからの複数のコンスタレーションポイントの各ベクトルが複数のステアリングベクトルの行列により乗算されて、複数の送信チェーンへの複数の入力が生成されるビーム形成。
空間マッピングユニット236の各出力は送信チェーンに対応し、空間マッピングユニット236の各出力は、複数のコンスタレーションポイントのブロックを時間領域信号へ変換する逆離散フーリエ変換(IDFT)計算ユニット240、例えば、逆高速フーリエ変換計算ユニットにより処理が行われる。複数のIDFTユニット240の複数の出力は、複数のGI挿入およびウィンドイングユニット244へ提供され、GI挿入およびウィンドイングユニット244は、各OFDMシンボルへ、実施形態においてOFDMシンボルの円形の拡張であるガードインターバル(GI)部分をプリペンドし、各シンボルの複数のエッジを平滑にして、スペクトルの遅延を増加させる。複数のGI挿入およびウィンドイングユニット244の複数の出力は、複数のアナログおよびRFユニット248へ提供され、複数のアナログおよびRFユニット248は、複数の信号を複数のアナログ信号に変換し、複数の信号を送信のための複数のRF周波数にアップコンバートする。様々な実施形態および/またはシナリオにおいて、複数の信号は、20MHz、40MHz、80MHz、120MHz、または160MHzの帯域幅チャネルで送信される。複数の他の実施形態において、他の適した複数のチャネル帯域幅が利用される。
実施形態において、PHYプロセッシングユニット200(図2)により利用される特定の変調および符号化スキーム(MCS)が、複数のMCSの適したセットから(例えば、MCSテーブルから)選択される。一実施形態に係る例示的なMCSテーブルは、図3のテーブルにおいて提供されている。実施形態によると、選択されたMCSは概して、例えば、利用されているチャネル帯域幅、データを送信するために用いられるOFDMシンボルのトーン(「データトーン」)数、空間ストリーム数、ガードインターバル長さ、その他など、システム構成の複数の他の仕様との組み合わせで送信のデータレートを決定する。本開示のいくつかの実施形態において利用される様々な例示的な送信チャネルおよびトーンマッピングは、発明の名称が「Methods and Apparatus for WLAN Transmission」である、2010年7月29日に提出された米国特許出願第12/846,681号に説明されている。同特許出願は、その全体が本明細書において参照により組み込まれる。実施形態において、データレートが今度は、データユニットを生成すべく並列で処理を行う必要がある複数のエンコーダ(「複数の処理実行エンコーダ」)の一の数を決定する。
ここで図2を参照すれば、実施形態によるとエンコーダパーサ208は、特定の複数のエンコーダパーシングルールに従って、複数の処理実行FECエンコーダ212に複数のビットを割り当てる。例えば、実施形態において、第1のエンコーダパーサルールに従ってエンコーダパーサ208は、ラウンドロビン方式で、複数の処理実行FECエンコーダ212に複数のビットを割り当て、1つのサイクルにおいて各処理実行FECエンコーダ212に1つのビットを割り当てる。さらに実施形態において、第2のエンコーダパーシングルールに従って複数の処理実行FECエンコーダ212のうちそれぞれは、均等な数の情報ビットに対して処理を行い、したがって、エンコーダパーサ208は、複数の処理実行FECエンコーダ212のうちそれぞれに均等な数の情報ビットを割り当てる。
実施形態によると、同様に複数の情報ビットが処理実行FECエンコーダ212によりエンコードされた後に、ストリームパーサ216は、複数の空間ストリームパーシングルールに従って、複数の符号化ビットを一の数の複数の空間ストリームへ割り当てる。一実施形態において、例えば、ストリームパーサ216は、ラウンドロビン方式で、各FECエンコーダ212の出力を用い、1サイクルにおいて1つのFECエンコーダ212からのS個のビットを各空間ストリームに割り当てる。ここでSは以下の通りである。
Figure 0006340650
数式1
および、NSSは空間ストリーム数であり、NBPSCS(iSS)は、空間ストリームiSSの1つの搬送波当たりの符号化ビット数である。言い換えると、実施形態によると、このパーシングルールに従ってストリームパーサ216は、ラウンドロビン方式で、各処理実行FECエンコーダ212からのNSS×S個のビットをNSS個の空間ストリームに割り当て、サイクルにおいて1つのエンコーダからのS個の連続するビットブロックを、NSS個の空間ストリームのうちそれぞれに割り当てる。さらに実施形態において、第2空間ストリームパーシングルールに従って、複数の処理実行FECエンコーダ212のうちそれぞれからの均等な数の符号化ビットが、NSS個の空間ストリームのうちそれぞれに割り当てられる。つまり、このパーシングルールに従って、各処理実行FECエンコーダ212は、均等な数の複数のビットを各空間ストリームに与える。
いくつかの実施形態において、様々なパーシングおよび/またはエンコードルールを満たすために、エンコーダパーサ208および/または空間ストリームパーサ216が適した数の複数のビットに対して処理を行うことが確実になるようパディングが利用される。パディングは概して、知られた値または複数の値の複数のビットまたは複数のシンボル(例えば、ゼロ、または他の何らかの適した値、複数の値のセット)を、複数の情報ビットまたは複数のシンボルのセットに追加することを伴う。一実施形態において、例えば、エンコーダパーサ208への入力におけるOFDMシンボルの情報ビット数が、利用されている特定のシステム構成により決定される複数の処理実行エンコーダの一の数の整数倍であることを確実にするようパディングが利用される。この場合、パディングにより、均等な数の情報ビットが、エンコーダパーサ208によるパーシングの後に各FECエンコーダ212へ入力されることが確実になる。他の例として、実施形態によると、複数の空間ストリームのうちそれぞれが各処理実行エンコーダから均等な数の符号化ビットを受信することが確実になるよう、エンコードの前に情報データのセットを、および/またはエンコードの後に複数の符号化ビットのセットを長くするようパディングが利用される。様々な実施形態および/またはシナリオに係るいくつかのパディングスキームは、例えば、発明の名称が「Methods and Apparatus for WLAN Transmission」である米国特許出願第12/846,681で見つけられ得る。
しかし、いくつかの状況において、特定の複数のパーシングルールおよび/またはエンコード技術を満たすべく、多数のパディングビットまたはパディングシンボルが必要である。したがって、いくつかのそのような実施形態または状況において、特定のMCS/チャネル帯域幅/空間ストリーム数の組み合わせに対応する複数のシステム構成は送信のために利用されない。つまり、これらの実施形態において、特定の複数のMCSは、特定の複数のチャネル帯域幅および特定の複数の数の空間ストリームとの利用が不許可となり、または代替的に特定の複数のMCSは、許可される複数のMCSのセット(例えば、MCSテーブル)から完全に除外される。例えば、そのような一実施形態において、対応する、1つのシンボル当たりのデータビット数(NDBPS)が整数でない場合、MCSは特定のチャネル帯域幅に関して許可されない。この制約は本明細書において、「整数のNDBPS制約」と呼ばれる。実施形態において、概してOFDMシンボルの符号化ビット数は、利用されているチャネル帯域幅、MCSにより決定されるコンスタレーションのサイズ、および空間ストリーム数に対応するデータトーン数により決定される。実施形態によると、データユニットの対応するデータビット(または情報ビット)数は、MCSによっても特定される、符号化レートによって決定される。したがって実施形態において、特定のMCSにより特定される符号化レートにより決定される符号化ビット数に対応するデータビット数が整数でない場合、整数のNDBPS制約は、特定のシステム構成に関して(または全てのシステム構成に関して)MCSを除外する(不許可とする)。いくつかの実施形態において、整数のNDBPS制約は、複数のうちそれぞれのシステム構成に関して、ピークの、またはピークに近い複数のデータレートに対応する少なくともいくつかのMCSを除外する。例えば、実施形態において、整数のNDBPS制約は、20MHzチャネル(52のデータトーンを有する)に関して256QAM変調および5/6の符号化レートを特定するMCSを除外し、このMCSは一実施形態において、20MHzチャネルに関する最も高いスループットに対応する。
整数のNDBPS制約に従うMCSの複数の除外に加えて、一実施形態において、対応する数のNDBPSに関して均等なエンコーダパーシングが達成され得ない場合、MCSは、特定のシステム構成(または全てのシステム構成)に関して許可された複数のMCSから除外される。この制約は本明細書において、「整数のNDBPS/NES制約」と呼ばれる。つまり実施形態において、整数のNDBPS/NES制約は、システム構成に関するNDBPS/NESが整数でない場合に特定のシステム構成(または全てのシステム構成)での使用のためにMCSを除外する。例示的な例として、一実施形態によると、整数のNDBPS/NES制約は、6つの空間ストリームを有する80MHzチャネルに関して256QAM変調および5/6の符号化レートを特定するMCSを除外する。
追加的に、いくつかの実施形態において、第3の制約は、データユニットの情報ビット数が、エンコードされた後のOFDMシンボルの整数個に適合するということである。例えば、一実施形態において、データパケットのOFDMシンボル数は、(例えば、データユニットのプリアンブル部分において)受信機にシグナリングされ、本実施形態において、受信機は、複数の情報ビットを適切にデコードするために、対応する整数個のOFDMシンボルに対して処理を行う必要がある。いくつかのそのような実施形態において、データユニットに対応する情報ビット数が、整数個のOFDMシンボルに適合することを確実にすべく、パディング(すなわち、特定数のパディングビットの追加)が利用される。
上記で説明された通り、いくつかの実施形態において、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約は単体で、または組み合わせで、望ましい複数の高データレート(および結果として、複数の高データスループット)に対応する特定のシステム構成の複数の除外に繋がる。追加的に、いくつかの状況において、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約を満たさない特定の複数のMCSの除外により、除外されたMCSが適合処理においてスキップされなければならないので、複数の大きなデータレートのジャンプに起因して、スムーズではないデータレートの適合となる。したがって、いくつかの実施形態において、特定の複数のパーシングルールおよび/または複数のエンコード技術は、システム構成に関する整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約が満たされない複数の状況においてでもMCS(またはMCSを利用するシステム構成)を許可するよう変更される。
実施形態によると、整数NDBPSと整数のNDBPS/NES制約との両方が満たされない複数の状況に適応させるべく、複数の処理実行エンコーダへの不均等なビット分配が許可され、追加的に、データユニットの最後のブロック(またはOFDMシンボルの最後のブロック)は、複数の前のブロックとは異なるようにエンコードされる。いくつかのそのような実施形態において、1より大きい数のエンコーダが利用される場合に、最後のブロックが複数の前のブロックとは異なり、複数のエンコーダのうち1つだけによりエンコードされるように、複数のデータビットは、複数のエンコーダへ分配される。他の実施形態において、複数のエンコーダのうち1より多くがそれぞれの最後のブロックに関して異なるエンコード技術を利用するよう、複数のビットは、複数のエンコーダ間で分配される。
より詳細には、データユニットの最後のブロックが複数の前のブロックとは異なるようにエンコードされる一実施形態において、データユニットの全ての情報ビットに適合するために必要とされるパンクチャリングされるブロックの数は、最初に数式2に従って計算される。
Figure 0006340650
数式2
ここで、Lは、オクテットで表現される情報ビット数であり、Nserviceは、データユニットに含まれるサービスビット(例えば、データユニットのデータ部分のサービスビット)数であり、Ntailは、テールビット(例えば、BCCエンコードのために含まれるテールビット)数であり、NESは、複数の処理実行エンコーダの一の数であり、Nは、対応する符号化レートRにより決定される。ここで、R=N/Dである。
Figure 0006340650
は、整数の天井関数を示す。
実施形態において、パンクチャリングされたブロックの数に対応するOFDMシンボル数は、数式3に従って計算される。
Figure 0006340650
数式3
ここでDは、対応する符号化レートRにより決定され、ここでR=N/Dである。
実施形態によると、エンコードの前に複数の情報ビットに追加される複数のパディングビットの一の数は、数式4に従って計算される。
Figure 0006340650
数式4
つまり本実施形態において、エンコードの前に複数の情報ビットに追加されるパディングビット(「プリエンコードパディングビット」)数は、データユニットの複数の情報ビットの全てに適合するパンクチャリングされたブロックの最大の整数に基づく。したがって実施形態において、最後のOFDMシンボルにおいて、OFDMシンボルの境界に達するには、q個の追加の符号化ビットが必要となる。ここでqは、数式5に従って決定される。
Figure 0006340650
数式5
本実施形態において、q個のパディングビットは、符号化の後に、最後のOFDMシンボルの最後のブロックに追加される(「ポストエンコードパディングビット」)。
代替的に、データユニットの最後のブロックが前の複数のブロックとは異なるようにエンコードされる他の実施形態において、最後のOFDMシンボルの最後のブロックに関する動的なパンクチャリングが利用される。図4Aは、そのような一実施形態に係る、5/6の符号化レートに関して規定されるパンクチャリングスキームを示す。より詳細には、本実施形態において、10ビットの符号化された各ブロックは、図に示されたパターンに従って6つの符号化ビットにパンクチャリングされる。ここで影が付けられた複数のエリアは、パンクチャリングされた複数のビットを表す。しかし、実施形態において、最後のOFDMシンボルにおいて、複数の符号化ビットの最後のブロックは、いくつかの状況において10未満である。したがって、実施形態によるとこの場合、最後のブロックは、先行する複数のブロックとは異なるようにパンクチャリングされる。
図4Bは、一実施形態に係る、最後のOFDMシンボルを埋めるのに必要である複数のパンクチャリングされるビットの数に基づき、5/6の符号化レートに関してパンクチャリングパターンを決定する際に用いられ得るテーブルである。より詳細には、テーブルの最初の列は、最後のOFDMシンボルの最後のブロックにおいて要する複数のパンクチャリングされるビットの数xを示す。x個のパンクチャリングされるビットを生成するのに要求される符号化ビット数は、第2の列の対応する行により示される。第3の列は、要求される数の符号化ビットを生成するのに必要である符号化されていないビットの数(または情報ビット数)を示す。したがって実施形態において、この情報ビット数は、エンコードの前に複数の情報ビットに追加される必要のある要求される複数のパディングビットの一の数を計算するのに用いられ、最後のブロックは、図4Bに従ってパンクチャリングされる。
図5Aは、実施形態に係る、3/4の符号化レートに関するパンクチャリングパターンを示す。図5Bは、図5Bを参照して上述したのと同様のやり方で、一実施形態に従って、最後のOFDMシンボルを埋めるのに必要であるパンクチャリングされるビットの数に基づき、3/4の符号化レートに関してパンクチャリングパターンを決定するのに用いられ得るテーブルである。同様に、図6Aは、実施形態に係る、2/3の符号化レートに関するパンクチャリングパターンを示し、実施形態において、最後のOFDMシンボルの最後のブロックの一の数の複数のパンクチャリングされるビットに関して図6Aのパターンから導き出されるパンクチャリングパターンは、図6Bのテーブルから決定される。データユニットの最後のブロックが前の複数のブロックとは異なるようにエンコードされる複数の他の実施形態において、データユニットの最後のブロックに関するパンクチャリングパターン、および/または符号化レートを決定するための複数の他の方法が利用される。
図4B、図5B、および図6Bに示されるように、実施形態において、これらのテーブルは概して、最後のOFDMの最後のブロックにおいて1つだけのパンクチャリングされるビットが必要とされる状況においては用いられない。実施形態において、そのような複数の状況は、数式6の条件が満たされる場合にのみ生じる。
Figure 0006340650
数式6
実施形態によると、この条件は、VHTプロトコルにより規定されるいずれのMCSに関しても、40MHz、80MHz、および160MHzチャネル(それぞれ108、234、および468)について満たされない。さらに実施形態において、20MHzチャネルに関する数式6により表される条件は、いずれの不許可のシステム構成に関しても満たされない。
動的なパンクチャリングを利用する実施形態において、最初に数式7に従って、データユニットの全ての複数の情報ビットに適合するのに必要なシンボル数が計算される。
Figure 0006340650
数式7
ここで、Lは、オクテットで表現される情報ビット数であり、Nserviceは、データユニットに含まれるサービスビット(例えば、データユニットのデータ部分のサービスビット)数であり、Ntailは、テールビット(例えば、BCCエンコードのために含まれるテールビット)数であり、NESは、複数の処理実行エンコーダの一の数であり、NDBPSは、1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数であり、
Figure 0006340650
は、整数の天井関数を示す。
実施形態によると、符号化ビット数は、数式8のように表される。
Figure 0006340650
数式8
ここでDは、対応する符号化レートRにより決定される。ここでR=N/Dである。
本実施形態において、Nresidueは、整数個のパンクチャリングブロックに適合しない複数の情報ビットの残余ブロックに対応する。一実施形態において、Nresidueは、数式9により表される。
Figure 0006340650
数式9
実施形態によると、例えば利用されている特定の符号化レートに応じて、一実施形態において、図7〜9の対応するテーブルなどである対応するパンクチャリングテーブルが、Nresidue個のパンクチャリングされるビットを生成するのに必要である情報ビット数を決定するのに利用される。実施形態において、このパンクチャリングスキームを利用するのに必要であるデータユニットの情報ビット数は、数式10に従って決定される。
Figure 0006340650
数式10
ここでf(x,R)は、符号化レートRのためにx個のビットを生成するのに必要である情報ビット数である。
したがって実施形態において、エンコードの前に複数の情報ビットに追加される要求される複数のパディングビットの一の数は、数式11に従って計算される。
Figure 0006340650
数式11
例示的な例において、4つのパンクチャリングされた符号化ビット(すなわち、パンクチャリングの後の4つの符号化ビット)が、最後のOFDMシンボルの最後に達するために必要である。この例において、1つのエンコーダが用いられ、符号化レートは5/6である。図4Aのテーブルによると、この場合、最後のOFDMシンボルの最後のパンクチャリングブロックにおいて3つの情報ビットが必要である。この例において、例えば、図4Aに示されるパンクチャリングパターンに従って、1つのブロック当たり10個の符号化ビットのB個の完全なブロックが、6個の符号化ビットにパンクチャリングされる。この例において、4Bのテーブルの対応するエントリーに従って、残りの3つの情報ビットがエンコードされ、パンクチャリングされる。したがって、このシナリオにおいて、データユニットの合計の情報ビット数は、N×B+3に等しく、(エンコードの前に複数の情報ビットに追加される)必要とされる複数のパディングビットの一の数は、数式12に従って計算される。
Figure 0006340650
数式12
動的なパンクチャリングを利用するいくつかの実施形態において、複数の情報ビットは、概して複数のエンコーダ間でより均等なビット分配となるようなやり方で、複数の処理実行エンコーダ間で分配される。この目的のために、一実施形態において、残余ビット数は、この数が複数の処理実行エンコーダの一の数に対応するよう計算される。例えば、そのような一実施形態において、符号化ビット数は以下のように表される。
Figure 0006340650
数式13
ここでシンボル数(NSYM)はこの場合、数式7に従って計算される。
本実施形態において、Nresidueは、数式14に従って計算される。
Figure 0006340650
数式14
実施形態によると、複数のパディングビットの一の数は、Nresidueが2NESより大きい、小さい、またはそれと等しいかに応じて異なるように計算される。実施形態において、Nresidue>2NESの場合、必要な複数のパディングビットの一の数は、数式15に従って決定される。
Figure 0006340650
数式15
他方、Nresidue≦2NESの場合、本実施形態において、必要な複数のパディングビットの一の数は、数式16に従って計算される。
Figure 0006340650
数式16
一実施形態において、複数のパディングビットの一の数が数式15または数式16に従って決定されたパディングされた複数の情報ビットは、ラウンドロビン方式で、1つのサイクルで各処理実行エンコーダに1つのビットを割り当て、このやり方で全ての情報ビットが複数のエンコーダ間で分配されるまで複数の処理実行エンコーダに分配される。他の実施形態において、パディングされた一の数の情報ビットが、異なるパーシング技術に従って複数の処理実行エンコーダに分配される。
図7は、そのような一実施形態に係る、複数のエンコーダへの不均等なビット分配を示すテーブルである。本実施形態において、この最終的なビット分配の結果として、1つのエンコーダのみが、最後のブロックに関して異なるエンコードを利用する。つまり本実施形態において、1つのエンコーダのみが、最後のブロックに関して異なるエンコードが利用されることを必要とさせる一の数の複数のビットを受信する。一実施形態において、例えば、複数のパディングビットの一の数が数式11に従って決定されるとき、図7のビット分配が利用される。複数の情報ビットの複数の処理実行エンコーダへの不均等なパーシングによる動的なパンクチャリングを利用する複数の他の実施形態において、図7に示されるもの以外の最終的な複数のビット分配が、数式11が対応する複数のパディングビットの一の数を計算するために用いられる複数の状況において利用される。いくつかの実施形態において、例えば、1より大きい数のエンコーダに、最後のブロックが前のブロックとは異なるようにエンコードされる必要がある一の数の複数のビットが割り当てられる。
図8は、一実施形態に係る、図7に示される最終的なビット分配が結果として得られる、複数の処理実行エンコーダへの複数の情報ビットの不均等なパーシングのための1つの特定の技術を示すテーブルである。図8の影が付けられた各ブロックは、N個のビットのブロックを表す。例外は、実施形態において、N個のビットより少ない一の数の複数のビットを含む、複数の情報ビットの最後のブロックを表す、最後の薄く影が付けられたブロックである。一実施形態において、この最後のブロックは、f(Nresidue,R)に対応する。ここでNresidueは、一実施形態によると、(例えば、数式9または数式14を用いて決定される)最後のOFDMシンボルを埋めるのに必要である符号化ビット数である。したがって、本実施形態において、1つのエンコーダ(すなわち、図8のエンコーダ(mod(B,NES))のみが、最後のブロックに異なるエンコードを利用する。
図9は、他の実施形態に係る、複数のエンコーダへの複数の情報ビットの不均等なパーシングのための他の特定の技術を示すテーブルである。本実施形態において、図9に示される順序でラウンドロビン方式で、1つのビットが各処理実行エンコーダに割り当てられる。
図10は、実施形態に係る、図7のビット分配の代替としての、複数の処理実行エンコーダへの不均等なビット分配を示すテーブルである。本実施形態において、この場合、図7に即した実施形態のように最後の処理実行エンコーダのみではなく、各処理実行エンコーダにおいて最後のブロックの異なるエンコードが利用されるようにx〜xが選択される。様々な他の実施形態および/またはシナリオにおいて、図10に示される最終的な分布、または異なる最終的な分布を達成するのに適した何らかのパーシング技術を用いて複数の情報ビットが、複数の処理実行エンコーダに割り当てられる。
図2を参照すると、一実施形態によると、エンコーダパーサ208は、図8に示されるように不均等な数の情報ビットを複数の処理実行エンコーダ212に割り当てる。他の実施形態によると、エンコーダパーサ208は、図9に示されるように複数の処理実行エンコーダ212へ不均等な数の情報ビットを割り当てる。他の実施形態によると、エンコーダパーサ208は、他の適したパーシング技術を利用して不均等な数のビットを複数の処理実行エンコーダ212に割り当てる。同様に、図7のテーブルまたは図10のテーブルに示されるビット分配とは異なる不均等なビット分配が他の実施形態において利用される。
代替的に、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約を満たさない特定の複数のシステム構成に適応させる他のやり方は、実施形態によると、要求される複数のパディングビットの一の数を計算するために「仮想的な」1つのシンボル当たりの符号化ビット(NCBPS)数を利用する(ここで、複数のデータストリームが整数個のOFDMシンボルに適合することを確実にするよう、複数のパディングビットがエンコードの前に追加される)。概して、特定のシステム構成に関する1つのシンボル当たりの「真の」符号化ビット数は、少なくとも、対応するMCS、チャネル帯域幅、および、データユニットを送信するのに用いられる空間ストリームの数により決定される。いくつかの状況において、特定のシステム構成に対応する1つのシンボル当たりの符号化ビット数は、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約に違反することとなる。そのような一実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、(仮想NCBPSに対応するNDBPSおよびNESに関して)整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約の両方が満たされるように選択される。実施形態において、仮想符号化ビット数は、真の符号化ビット数よりも少なく、本実施形態において、仮想NCBPSに基づく要求される一の数の複数のパディングビットが、複数の情報ビットに追加され、複数の情報ビットが一の数の複数のエンコーダによりエンコードされた後、パディングの後に各OFDMシンボルが真の数の1つのシンボル当たりの複数の符号化ビットを含むように、追加の複数のパディングビットが、各OFDMシンボルに追加される。
例示的な例として、実施形態において、52に等しい真のNCBPSを有する20MHzチャネルの場合、48の仮想数NCBPSが、OFDMシンボル数および対応する複数のパディングビットの一の数を計算するために利用される。したがって、本実施形態において、各OFDMシンボルにおいて52個のビットの真のNCBPSに達するよう、エンコードの後に4つの追加のパディングビットが各OFDMシンボルに追加される。他の実施形態において、異なる数の仮想NCBPSが用いられ、20MHzチャネルが用いられる他の実施形態を含め、エンコードの後に対応する異なる数の追加の複数のパディングビットが各OFDMシンボルに追加される。
一実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、数式17に従って計算される。
Figure 0006340650
数式17
ここで、Nは符号化レートR=N/Dにより決定され、NESは複数の処理実行エンコーダの一の数であり、
Figure 0006340650
は整数の関数を表す。実施形態によると、真のデータビット数に達するためにエンコードの後に追加される追加の複数のパディングビットの一の数は、計算された仮想符号化ビット数、および、対応する真の符号化ビット数に基づき、決定される。例示的な一実施形態において、上記にて説明した5つの処理実行エンコーダを用いる80MHzの場合に関する実施形態において、仮想NCBPSを計算するために数式17が用いられ、本実施形態において、この場合、仮想NCBPSに関して、整数のNDBPS/NES制約が満たされるので、説明されたそれぞれのシステム構成が送信のために許可される。
一実施形態において、各OFDMシンボルの追加の複数のパディングビットは、受信側で破棄されて、受信機がデータを適切にデコードすることが可能となる。他の実施形態において、追加の複数のパディングビットは、異なるやり方で受信機により利用される(例えば、追加データビット冗長性)。
いくつかの実施形態において、この技術により、各OFDMシンボルの追加の複数のパディングビットの一の数は多くなり、いくつかの状況において、追加の複数のパディングビットは高いスループットの損失を生じさせる。一実施形態において、要求される追加の複数のパディングビットの一の数を減らすために、不均等な1つのエンコーダ当たりのデータビット数が許可される。つまり本実施形態において、整数のNDBPS/NES制約は利用されない。したがってこの場合、仮想NCBPSは、対応するNDBPSが整数であることを確実にしさえすればよく、このことによりいくつかの状況において、エンコードの後に各OFDMシンボルに追加される必要がある追加の複数のパディングビットの一の数がより少なくなる。そのような一実施形態において、仮想NCBPSは、数式18に従って計算される。
Figure 0006340650
数式18
ここでNは、対応する符号化レートR=N/Dにより決定され、
Figure 0006340650
関数を表す。
図11は、不均等な1つのエンコーダ当たりのデータビット数が許可される、そのような一実施形態に係る、複数の処理実行エンコーダ間の適した一つのビット分配を示すテーブルである。本実施形態において、データユニットの情報ビット数は、B×N(すなわち、B N個のビットブロック)に等しい。ここでBは整数である。図11に示されるように、エンコーダ1〜mod(B,NES)のうちそれぞれは、[floor(B/NES)+1]Nとして計算される一の数の複数のビットに対して処理を行う。他方、エンコーダmod(B,NES)+1〜NESのうちそれぞれは、[floor(B/NES)]Nとして計算される一の数の複数のビットに対して処理を行う。したがって、本実施形態において、最初のmod(B,NES)個のエンコーダのうちそれぞれは、残りの複数の処理実行エンコーダのうちそれぞれよりもN個だけ多いビットに対して処理を行う。
図12は、実施形態に係る、図11に示される最終的なビット分配が結果として得られる、複数の処理実行エンコーダへの複数の情報ビットの不均等なパーシングのための1つの特定の技術を示すテーブルである。本実施形態において、エンコーダパーサは、パーシングされていないビットが、データユニットのmod(B,NES)個のビットのみとなるまで、1つのサイクルにおいて各処理実行エンコーダに1つのビットを割り当て、ラウンドロビン方式で複数の処理実行エンコーダに複数のビットを割り当てる。その後、本実施形態においてパーサは、1つのサイクルで1つのビットを各エンコーダに割り当て、残りの複数のビットを最初のmod(B,NES)×N個のエンコーダにラウンドロビン方式で割り当てる。
図13は、他の実施形態に係る、図11に示される最終的なビット分配が結果として得られる、複数の処理実行エンコーダへの複数の情報ビットの不均等なパーシングのための他の特定の技術を示すテーブルである。図13のテーブルにおいて、影が付けられた各ブロックは、連続するN個の情報ビットのブロックを表す。したがって本実施形態において、図に示されるように複数のビットは、処理実行エンコーダにラウンドロビン方式で割り当てられ、この場合、本実施形態によると、連続するN個のビットのブロックが1つのサイクルで各エンコーダに割り当てられる。
図2を参照すると、一実施形態によると、エンコーダパーサ208は、図12に示されるように不均等な数の情報ビットを、複数の処理実行エンコーダ212へ割り当てる。他の実施形態によると、エンコーダパーサ208は、図13に示されるように、不均等な数の情報ビットを複数の処理実行エンコーダ212に割り当てる。他の実施形態によると、エンコーダパーサ208は、他の適したパーシング技術を利用して不均等な数のビットを複数の処理実行エンコーダ212へ割り当てる。同様に、図11のテーブルに示されるビット分配とは異なる不均等なビット分配が、他の実施形態において利用される。
複数の処理実行エンコーダへの不均等なビット分配が許可される他の実施形態によると、整数のNDBPS制約が満たされない場合にのみ、MCSはシステム構成に関して不許可となる。つまり本実施形態において、要求される数の複数の処理実行エンコーダのそれぞれのNDBPS/NESが整数でない場合であっても、整数NDBPSに対応するシステム構成が許可される。例えば、図11に関して上記にて説明された不均等なビット分配は、そのような一実施形態において利用される。しかし、この場合、許可される複数のMCSに関してNDBPSは常に整数であるので、(仮想NDBPSではなく)1つのシンボル当たりの真のデータビット数が、このやり方で複数の処理実行エンコーダ間で分配され、したがってこの場合、1つのシンボル当たりの仮想データビット数に適応させる追加のパディングは要求されない。いくつかのそのような実施形態に係る、OFDMシンボル数および対応する複数のパディングビットの一の数を真のNDBPSに基づき決定するためのいくつかの技術は、例えば、発明の名称が「Methods and Apparatus for WLAN Transmission」である米国特許出願第12/846,681号に説明されている。
さらにエンコーダのパーシングによって、複数の処理実行エンコーダへの複数の情報ビットの不均等な分布となる様々な実施形態および/またはシナリオにおいて、数式1を参照して上記にて説明されたストリームパーシングとは異なる(例えば、図2のストリームパーサ216により用いられる)空間ストリームパーシングが利用される必要がある。160MHzチャネルに関するいくつかのそのようなパーシング技術は、2010年9月29日に提出された、発明の名称が「Stream Parsing for 160MHz 11ac」である米国仮特許出願第61/387,915号に説明されている。同仮特許出願は、その全体が本明細書に組み込まれる。160MHzチャネルに関するそのような複数のパーシング技術は、2010年9月29日に提出された、発明の名称が「160MHz Stream Parser」である、米国仮特許出願第61/387,919号にも説明されている。同仮特許出願は、その全体が本明細書に組み込まれる。これらの、または同様の複数のパーシング技術が、複数のエンコーダへの不均等なビットパーシングが利用される本開示のいくつかの実施形態において、一の数の複数の空間ストリームへ複数の符号化ビットをパーシングするのに用いられる。
本明細書において説明される複数のパーシング技術およびパディングなど、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約が満たされない複数のシステム構成に適応させる複数のパーシングおよびエンコード技術は、一実施形態によると(これらのシステム構成を除外する代替として)、それら制約のうち1または複数が満たされない複数のシステム構成に関してのみ利用される。本実施形態において、複数のパーシングおよびパディング技術の異なるセットが、整数のNDBPS制約および整数のNDBPS/NES制約の両方が満たされる複数のシステム構成のために利用される。他方、他の実施形態において、利用される、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約が満たされない複数のシステム構成に適応させる変更された複数のパーシングおよびエンコード技術が、整数のNDBPS制約および整数のNDBPS/NES制約の両方が満たされる複数のシステム構成を含む全てのシステム構成に関して用いられる。つまり本実施形態において、全てのMCSおよび全てのシステム構成に関して共通の複数のパーシングおよびエンコード技術が利用される。
図14は、実施形態に係る、最後のブロックが前の複数のブロックとは異なるようにエンコードされる、PHYデータを生成するための例示的な方法1400のフロー図である。図1を参照すると、実施形態において、方法1400はネットワークインタフェース16により実施される。例えば、そのような一実施形態において、PHYプロセッシングユニット20は方法1400を実行するよう構成される。他の実施形態によると、MACプロセッシングユニット18も、方法1400の少なくとも一部を実行するようにも構成される。図1を引き続き参照すると、さらに他の実施形態において、方法1400はネットワークインタフェース27(例えば、PHYプロセッシングユニット29および/またはMACプロセッシングユニット28)により実施される。複数の他の実施形態において、方法1400は、複数の他の適したネットワークインタフェースにより実施される。
ブロック1404において、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する。ブロック1408において、複数の情報ビットに追加されることになる複数のパディングビットの一の数が決定される。例えば、一実施形態において、複数のパディングビットの一の数は数式4に従って決定される。他の実施形態において、複数のパディングビットの一の数は、数式11に従って決定される。さらに他の実施形態において、複数のパディングビットの一の数は、数式15および数式16のうちの一方に従って計算される。他の実施形態において、複数のパディングビットの一の数は、異なるやり方で、例えば異なる数式に従って決定される。
ブロック1412において、複数の情報ビットが、ブロック1408において決定された数のパディングビットを用いてパディングされる。ブロック1416において、パディングされた複数の情報ビットが一の数の複数のエンコーダへパーシングされる。一実施形態において、各エンコーダは均等な数の複数の情報ビットが割り当てられる。他の実施形態において、複数の情報ビットは不均等に複数のエンコーダへ分配される。例えば、一実施形態において、図7に示されるビット分配が利用される。そのような一実施形態において、複数の情報ビットは、図8に示されるパーシング技術に従ってブロック1406においてパーシングされる。他の実施形態において、図9に示されるパーシング技術が利用される。他の実施形態において、異なるビット分配および/または異なるパーシング技術が利用される。
ブロック1420において、複数の情報ビットがエンコードされて、符号化ビットが生成される。実施形態において、データユニットの最後のブロックは、前の複数のブロックとは異なるようにエンコードされる。例えば、一実施形態において、複数の符号化ビットが最後のOFDMシンボルを埋めるように、最後のブロックはエンコードの後にパディングされる。そのような一実施形態において、例えば、追加の複数のパディングビットの一の数は数式5に従って決定される。他の実施形態において、追加の複数のパディングビットの一の数は、異なるやり方で、例えば異なる数式に従って決定される。
他の実施形態において、ブロック1420において、動的なパンクチャリングが、データユニットの最後のブロックをエンコードするのに用いられる。ここで、最後のブロックのパンクチャリングされるビットの数は、データユニットの最後における残余ビット数に基づき決定される。例えば、一実施形態において、残余ビット数は、整数個のパンクチャリングブロックに適合しないビット数に対応する。一実施形態において、残余ビット数は、数式9に従って決定される。他の実施形態において、残余ビット数は、数式14に従って決定される。他の実施形態において、残余ビット数は、異なるやり方で、例えば異なる数式に従って決定される。様々な実施形態において、利用されている符号化レートに応じて、ブロック1420において、データユニットの最後のブロックをエンコードするために用いられるパンクチャリングパターンは、ブロック1420において、図4B、図5B、または図6Bの対応するテーブルから決定される。ブロック1424において、PHYデータユニットは、複数の符号化ビットを含むように生成される。
図15は、実施形態に係る、仮想符号化ビット数に基づき計算される一の数の複数のパディングビットを用いて、PHYデータユニットを生成するための例示的な方法1500のフロー図である。いくつかの実施形態において、図1を参照すると、方法1500はネットワークインタフェース16により実施される。例えば、そのような一実施形態において、PHYプロセッシングユニット20は方法1500を実行するよう構成される。他の実施形態によると、MACプロセッシングユニット18も、方法1500の少なくとも一部を実行するようにも構成される。図1を引き続き参照すると、さらに他の実施形態において、方法1500はネットワークインタフェース27(例えば、PHYプロセッシングユニット29および/またはMACプロセッシングユニット28)により実施される。複数の他の実施形態において、方法1500は、複数の他の適したネットワークインタフェースにより実施される。
ブロック1504において、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する。ブロック1508において、一の数の複数のパディングビットが複数の情報ビットに追加される。ここで、複数のパディングビットの一の数は、1つのOFDMシンボル当たりの仮想符号化ビット数に応じる。実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、整数のNDBPS制約および整数のNDBPS/NES制約の両方が、利用されているシステム構成に関して満たされるように選択される。他の実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、整数のNDBPS制約のみが満たされるが、整数のNDBPS/NES制約が必ずしも満たされないように選択される。そのような一実施形態において、整数のNDBPS/NESが満たされない場合、複数のエンコーダへの不均等なビット分配が利用される(1より大きい数の処理実行エンコーダがある場合)。一実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は数式17により与えられる。他の実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は数式18により与えられる。他の実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は異なるやり方で決定される。
ブロック1512において、パディングされた複数の情報ビットが、一の数の複数のエンコーダへパーシングされる。一実施形態において、各エンコーダは均等な数の複数の情報ビットが割り当てられる。他の実施形態において、複数の情報ビットは不均等に複数のエンコーダへ分配される。例えば、一実施形態において、図11に示されるビット分配が利用される。そのような一実施形態において、ブロック1406において、複数の情報ビットは図12に示されるパーシング技術に従ってパーシングされる。他の実施形態において、図13に示されるパーシング技術が利用される。他の実施形態において、異なるビット分配および/または異なるパーシング技術が利用される。ブロック1516において、複数の情報ビットがエンコードされて、符号化ビットが生成される。ブロック1520において、真の数の符号化ビットが各シンボルに含まれるように、追加の複数のパディングビットが各OFDMシンボルに追加される。ブロック1524において、パディングされた複数の符号化ビットを用いて、データユニットが生成される。
いくつかの実施形態において、複数の情報ビットのストリームをエンコードしてPHYデータユニットを生成するときに1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数を利用するのに加えて、またはその代わりに、1または複数の他の仮想エンコードパラメータが利用される。例えば、複数の特定のシステム構成に関して、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数(仮想NDBPS)パラメータ、1つのOFDMシンボル当たりの仮想符号化ビット数(仮想NCBPS)パラメータ、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データトーン数(仮想NSD)パラメータ、および/または他の適した仮想エンコードパラメータのうち1または複数が、いくつかの、または全てのシステム構成に利用されて、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約が満たされることを確実にする。そのような複数の実施形態において、パディングされた符号化ビット(および/またはシンボル)の数が、エンコードパラメータ(または複数のパラメータ)の真の値(または複数の値)から生じるであろう符号化ビットおよびシンボルの数に対応するように、複数の情報ビットがエンコードされた後に、追加の複数のパディングビットおよび/またはパディングシンボル(例えば、複数のコンスタレーションポイント)が追加される。そのような複数の実施形態において、整数の複数の制約は、エンコードプロセスにおいて利用される1または複数の仮想エンコードパラメータにより「仮想的に」満たされるので、整数の複数の制約を満たさない少なくともいくつかのシステム構成に適応させるようエンコードおよびパーシングルールが変更される必要がない。
実施形態によると、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約が満たされない少なくともいくつかのシステム構成に適応させるよう、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数が利用される。実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数は、1つのシンボル当たりの真のデータビット数よりも少ない。例えば、実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数は次式に従って決定される。
Figure 0006340650
数式19
他の実施形態において、他の適した整数である、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数が利用される。そのような複数の実施形態において、エンコードは、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数に基づき実行される。例えば、実施形態において、複数の情報ビットに追加されることになる複数のパディングビットの一の数は、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数に基づき、決定される。実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数を用いて決定された一の数の複数のパディングビットが、複数の情報ビットのエンコードの前に複数の情報ビットに追加される。そして、実施形態において、複数の情報ビットのエンコードの後に、結果として得られる1つのOFDMシンボル当たりの符号化ビット数が、1つのOFDMシンボル当たりの真の符号化ビット数に対応するよう、追加の複数のパディングビットが、複数の符号化ビットに追加される。
他の実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数(および/または、1つのOFDMシンボル当たりの仮想符号化ビット数)を用いて、整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約が満たされない複数の特定のシステム構成に適応させることに加えて、またはその代わりに、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データトーン数が利用される。実施形態において、特定のシステム構成に関して整数のNDBPS制約および/または整数のNDBPS/NES制約のうち一方または両方が満たされるように、特定のシステム構成のために用いられる1つのOFDMシンボル当たりの仮想データトーン数が選択される。実施形態において、1つのOFDMシンボル当たりの1または複数のデータトーンは、情報により変調されないが、ランダムな複数のコンスタレーションポイント、または知られている(例えば、事前に決定されている)複数の値の複数のコンスタレーションポイントなど複数の「パディング」コンスタレーションポイントにより変調される複数のデータトーンとして指定される。そのような複数の実施形態において、エンコードは、1つのOFDMシンボル当たりの仮想データトーン数に基づき実行される。1つのOFDMシンボル当たりの仮想データトーン数に基づき複数の情報ビットがエンコードされた後に、指定された複数のトーンが複数の「パディング」コンスタレーションポイントにより変調される。
他の実施形態において、第1スキームに従って複数のエンコーダの一の数が決定される場合に整数のNDBPS/NES制約が満たされない複数のシステム構成は、これらのシステム構成に関して整数のNDBPS/NES制約が満たされることを確実にする第2スキームに従って複数のエンコーダの一の数を決定することにより適応させられる。例えば、いくつかのシステム構成において、600Mbpsの最大エンコードレートに基づき決定された複数のエンコーダの一の数により、いくつかの実施形態において、これらのシステム構成に関する1つのエンコーダ当たりの1つのシンボル当たりのデータビット数は非整数となる。いくつかのそのような実施形態において、そのような複数のシステム構成に関して、追加のエンコーダが利用されて、整数のNDBPS/NES制約が満たされることを確実とする。例えば、80MHz BW(234のデータトーンを有する)における6つの空間ストリームに関して256QAM変調および5/6の符号化レートを特定するMCSを用いる場合など、特定のシステム構成に関して複数の情報ビットをエンコードするのに5つのエンコーダが必要とされ、それら5つのエンコーダにより、1つのエンコーダ当たりの1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数(NDBPS/NES)が非整数となる場合、600Mbpsの符号化レートに基づき決定される複数のエンコーダの一の数は、1または複数のエンコーダだけ増分させられて、整数のNDBPS/NES制約が満たされることを確実とする。例えば、引き続き同じ例に関して、実施形態において、このシステム構成のために6つの複数のエンコーダが代わりに利用される。代替的に他の実施形態において、いくつかのそのようなシステム構成において、複数のエンコーダは、より高いエンコードレート(例えば、600Mbpsより高い適したエンコードレート)をサポートし、複数のエンコーダの一の数の増分ではなく減分を可能とする。実施形態において、例えば、上述した例示的なシステム構成において、5つ未満のエンコーダ(例えば、4つの複数のエンコーダ)が利用されて、NDBPS/NES制約を満たす。
さらに他の実施形態において、特定の最大エンコードレート(例えば、600Mbps)で整数のNDBPS/NES制約が満たされない少なくともいくつかのシステム構成に関して、異なるエンコードレートに従って決定される複数のエンコーダの一の数により、これらのシステム構成に関して整数のNDBPS/NES制約の違反とならないように、異なる(例えば、より高い)エンコードレートが利用されて、これらのシステム構成に関して複数のエンコーダの一の数が決定される。いくつかの実施形態において、例えば、図2を参照すると、各エンコーダ212は600Mbpsより高い最大エンコードレート(例えば、700Mbps、750Mbps、1200Mbps、または600Mbpsより高い他の適したエンコードレート)をサポートする。そのような一実施形態において、600Mbpsである最大符号化レートに基づき複数のエンコーダの一の数が決定されるときに整数のNDBPS/NES制約が満たされない複数のシステム構成において、より高い符号化レートに基づき決定された複数のエンコーダの一の数により整数のNDBPS/NES制約の違反とならないように、最大符号化レートを超えない他の適した符号化レートに基づき複数のエンコーダの一の数が決定される。
図16は、実施形態に係る、1または複数のエンコードパラメータの各仮想値に基づき計算される一の数の複数のパディングビットを用いてPHYデータユニットを生成するための例示的な方法1600のフロー図である。いくつかの実施形態において、図1を参照すると、方法1600はネットワークインタフェース16により実施される。例えば、そのような一実施形態において、PHYプロセッシングユニット20は方法1600を実行するよう構成される。他の実施形態によると、MACプロセッシングユニット18も、方法1600の少なくとも一部を実行するようにも構成される。図1を引き続き参照すると、さらに他の実施形態において、方法1600はネットワークインタフェース27(例えば、PHYプロセッシングユニット29および/またはMACプロセッシングユニット28)により実施される。複数の他の実施形態において、方法1600は、他の適したネットワークインタフェースにより実施される。
ブロック1602において、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する。ブロック1604において、各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットが、複数の情報ビットに追加される。実施形態において、整数のNDBPS制約および整数のNDBPS/NES制約の両方が、利用されているシステム構成に関して満たされるように1または複数のエンコードパラメータの各仮想値が選択される。他の実施形態において、整数のNDBPS制約のみが、利用されているシステム構成に関して満たされ、整数のNDBPS/NES制約が必ずしも満たされないように、1または複数のエンコードパラメータの各仮想値が選択される。そのような一実施形態において、整数のNDBPS/NESが満たされない場合、複数のエンコーダへの不均等なビット分配が利用される(1より大きい数の処理実行エンコーダがある場合)。そのような他の実施形態において、第1スキームに従って(例えば、特定のエンコードレートに基づき)複数のエンコーダの一の数が決定されるときに整数のNDBPS/NESが満たされない場合、システム構成に関して、第2スキームに従って決定される異なる一の数の複数のエンコーダが利用される。実施形態において、第2スキームに従って複数のエンコーダの一の数を決定することは、第1スキームにおいて用いられるエンコードレートと同じエンコードレートに基づき複数のエンコーダの一の数を決定すること、および、(例えば、異なるエンコードレートに基づき)1または複数のエンコーダだけ、決定された複数のエンコーダの一の数を増分または減分することを備える。一実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、数式17により与えられる。他の実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、数式18により与えられる。他の実施形態において、1つのシンボル当たりの仮想符号化ビット数は、異なるやり方で決定される。
ブロック1606において、パディングされた複数の情報ビットが一の数の複数のエンコーダへパーシングされる。一実施形態において、各エンコーダは、均等な数の複数の情報ビットが割り当てられる。他の実施形態において、複数の情報ビットは不均等に複数のエンコーダに分配される。例えば、一実施形態において、図11に示されるビット分配が利用される。そのような一実施形態において、ブロック1606において、複数の情報ビットは、図12に示されるパーシング技術に従ってパーシングされる。他の実施形態において、図13に示されるパーシング技術が利用される。他の実施形態において、異なるビット分配および/または異なるパーシング技術が利用される。いくつかの実施形態において、パディングされた複数の情報ビットが、殆どの、または全てのシステム構成において一の数の複数のエンコーダに均等にパーシングされるように、複数のエンコーダの一の数は、利用されている特定のシステム構成に基づき決定される。
ブロック1608において、複数の情報ビットがエンコードされて、符号化ビットが生成される。例えば、実施形態において、複数の情報ビットは、1または複数のBCCエンコーダ(例えば、BCCエンコードを利用する複数のエンコーダ212)を用いてエンコードされる。複数の他の実施形態において、複数の情報ビットは、他の適したエンコード技術を用いてエンコードされる。ブロック1610において、符号化された複数の情報ビットは、符号化された複数の情報ビットが、1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するようパディングされる。例えば、ブロック1604において複数のパディングビットの一の数が1つのOFDMシンボル当たりの仮想データビット数に基づき決定される実施形態において、ブロック1610において、結果として得られる1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が、(利用されているエンコードレートに従って)1つのOFDMシンボル当たりの真のデータビット数に対応するよう複数の符号化ビットがパディングされる。他の例として、ブロック1604において複数のパディングビットの一の数が、1つのOFDMシンボル当たりの仮想符号化ビット数に基づき決定される実施形態において、ブロック1610において、結果として得られる1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が、1つのOFDMシンボル当たりの真の符号化ビット数に対応するよう複数の符号化ビットがパディングされる。さらに他の例として、ブロック1604において、複数のパディングビットの一の数が1つのOFDMシンボル当たりの仮想データトーン数に基づき決定される実施形態において、ブロック1508において複数のパディングビットの一の数を決定するのに用いられた仮想数のデータトーンに含まれなかった複数のデータトーンが、ブロック1610において、複数のパディングコンスタレーションポイントによりパディングされる。ブロック1612において、データユニットは、パディングされた複数の符号化ビットを用いて生成される。
図17は、実施形態に係る、1または複数のエンコードパラメータの各仮想値に基づき計算される一の数の複数のパディングビットを用いてPHYデータユニットを生成するための例示的な方法1700のフロー図である。いくつかの実施形態において、図1を参照すると、方法1700はネットワークインタフェース16により実施される。例えば、そのような一実施形態において、PHYプロセッシングユニット20は方法1700を実行するよう構成される。他の実施形態によると、MACプロセッシングユニット18も、方法1700の少なくとも一部を実行するようにも構成される。図1を引き続き参照すると、さらに他の実施形態において、方法1700はネットワークインタフェース27(例えば、PHYプロセッシングユニット29および/またはMACプロセッシングユニット28)により実施される。複数の他の実施形態において、方法1700は、複数の他の適したネットワークインタフェースにより実施される。
ブロック1702において、ネットワークインタフェースは、PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する。ブロック1704において、ブロック1702において受信された複数の情報ビットをエンコードするのに用いられることになる複数のエンコーダの一の数が決定される。実施形態において、ブロック1704において複数のエンコーダの一の数を決定することは、利用されている特定のシステム構成(例えば、特定のMCS/帯域幅/空間ストリーム数)に応じる。特に、第1システム構成が利用されているとき、複数のエンコーダの一の数は第1スキームに従って決定され、第2システム構成が利用されているとき、複数のエンコーダの一の数は第2スキームに従って決定される。実施形態において、第1システム構成は、第1スキームに従って複数のエンコーダの一の数が決定されるときに整数のNDBPS/NES制約が満たされるシステム構成に対応する。他方、本実施形態において、第2システム構成は、第1スキームに従って複数のエンコーダの一の数が決定されるときに整数のNDBPS/NES制約が満たされない状況に対応する。この場合、実施形態において、第2スキームは、第2スキームに従って複数のエンコーダの一の数が決定されるときに整数のNDBPS/NES制約が満たされることを確実にする。例えば、第2スキームによると、複数のエンコーダの一の数は、第1スキームに従って複数のエンコーダの一の数を決定するのに用いられる最大エンコードレートと比較して異なる最大エンコードレートを用いて決定される。実施形態において、第2スキームに従って複数のエンコーダの一の数を決定するために用いられる最大エンコードレートは、第2システム構成に関して整数のNDBPS/NES制約が満たされるように選択される。他の実施形態において、第2スキームに従う複数のエンコーダの一の数は、第1スキームに従って複数のエンコーダの一の数を決定するのに用いられる最大エンコードレートと同じ最大エンコードレートを用いて決定されるが、結果として得られる(第2スキームに従って決定される)複数のエンコーダの一の数が整数のNDBPS/NES制約の違反とならないよう、決定された複数のエンコーダの一の数は、1または複数のエンコーダだけ増分または減分される。
ブロック1706において、ブロック1702において受信された複数の情報ビットは、ブロック1704において決定された一の数の複数のエンコーダへパーシングされる。ブロック1708において、複数の情報ビットは、一の数の複数のエンコーダを用いてエンコードされて、複数の符号化ビットが生成される。ブロック1710において、PHYデータユニットは、ブロック1708において生成された複数の符号化ビットを含むよう生成される。
上述した様々なブロック、処理、および技術のうち少なくともいくつかは、ハードウェア、複数のファームウェア命令を実行するプロセッサ、複数のソフトウェア命令を実行するプロセッサ、または、これらの何らかの組み合わせを利用して実施され得る。複数のソフトウェア命令またはファームウェア命令を実行するプロセッサを利用して実施した場合、当該複数のソフトウェア命令またはファームウェア命令は、RAMまたはROM、或いは、フラッシュメモリ、プロセッサ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、テープドライブ、その他の磁気ディスク、光ディスク、または他の記憶媒体など何らかのコンピュータ可読メモリに格納されてもよい。同様に、複数のソフトウェア命令またはファームウェア命令は、例えば、コンピュータ可読ディスクまたは他の搬送可能なコンピュータ記憶メカニズム上で、または通信媒体を介することを含む何らかの公知の、または所望される伝達方法を介して、ユーザまたはシステムへ届けられ得る。典型的には通信媒体は複数のコンピュータ可読命令、複数のデータ構造、複数のプログラムモジュール、または他のデータを、搬送波、若しくは他の搬送メカニズムなどの変調させられたデータ信号で具現化する。「変調させられたデータ信号」という用語は、その複数の特性のうち1または複数が、情報を信号内でエンコードするよう設定または変更された信号を指す。例として、通信媒体には、有線ネットワークまたは直接有線接続などの有線媒体、および、音響媒体、無線周波数媒体、赤外線媒体、および他の無線媒体などの無線媒体が含まれるが、これらに限定されない。したがって、複数のソフトウェア命令またはファームウェア命令は、電話線、DSL線、ケーブルテレビ線、光ファイバー線、無線通信チャネル、インターネット、その他などの(搬送可能な記憶媒体を介してそのようなソフトウェアを提供することと同じ、またはそのことの代替と見なされる)通信チャネルを介してユーザまたはシステムに届けられ得る。複数のソフトウェア命令またはファームウェア命令には、プロセッサにより実行されると当該プロセッサに様々な動作を行わせる複数のマシン可読命令が含まれ得る。
ハードウェアで実施された場合、当該ハードウェアは、複数の個別のコンポーネント、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、その他のうち1または複数を備え得る。
本願発明を限定するのではなく例示することのみを意図された複数の特定の例を参照して本願発明を説明してきたが、本願発明の範囲から逸脱することなく、開示される複数の実施形態に対し、複数の変更、複数の追加、および/または複数の削除が行われ得る。
[項目1]
通信チャネルを介した送信のために物理層(PHY)データユニットを生成するための方法であり、
前記PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する段階と、
1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットを前記複数の情報ビットに追加する段階と、
前記複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングする段階と、
複数の符号化ビットを生成すべく、前記一の数の前記複数のエンコーダを用いて前記複数の情報ビットをエンコードする段階と、
パディングされた複数の符号化ビットが前記1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するよう前記複数の符号化ビットをパディングする段階と、
前記パディングされた複数の符号化ビットを含むよう前記PHYデータユニットを生成する段階と、
を備える、方法。
[項目2]
前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数を含み、
前記複数の符号化ビットをパディングする段階は、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が、1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応する符号化データ数に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加する段階を有する、項目1に記載の方法。
[項目3]
前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりの符号化ビット数パラメータを含み、
前記複数の符号化ビットをパディングする段階は、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加する段階を有する、項目1または2に記載の方法。
[項目4]
前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータトーンビット数パラメータを含み、
前記複数の符号化ビットをパディングする段階は、複数のうちそれぞれのパディングコンスタレーションポイントにより1または複数のデータトーンのうちそれぞれのデータトーンを変調させる段階を有する、項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
[項目5]
前記複数のエンコーダの前記一の数を決定する段階をさらに備え、
特定のシステム構成に関する前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記複数のエンコーダの前記一の数により、前記PHYデータユニットの各OFDMシンボルに関して1つのエンコーダ当たりのデータビット数が非整数とならないように決定される、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
[項目6]
前記一の数の前記複数のエンコーダの前記複数のエンコーダのうちそれぞれは、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む、項目1から5のいずれか一項に記載の方法。
[項目7]
ネットワークインタフェースを備え、
前記ネットワークインタフェースは、
PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信し、
1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットを前記複数の情報ビットに追加し、
前記複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングし、
複数の符号化ビットを生成すべく、前記一の数の前記複数のエンコーダを用いて前記複数の情報ビットをエンコードし、
パディングされた複数の符号化ビットが前記1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するよう前記複数の符号化ビットをパディングし、
前記複数の符号化ビットを含むよう前記PHYデータユニットを生成する、装置。
[項目8]
前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数を含み、
前記ネットワークインタフェースは、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が、1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応する符号化データ数に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加することにより、前記複数の符号化ビットをパディングする、項目7に記載の装置。
[項目9]
前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりの符号化ビット数パラメータを含み、
前記ネットワークインタフェースは、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加することにより、前記複数の符号化ビットをパディングする、項目7または8に記載の装置。
[項目10]
前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータトーンビット数パラメータを含み、
前記ネットワークインタフェースは、複数のうちそれぞれのパディングコンスタレーションポイントにより1または複数のデータトーンのうちそれぞれのデータトーンを変調させることにより、前記複数の符号化ビットをパディングする、項目7から9のいずれか一項に記載の装置。
[項目11]
前記ネットワークインタフェースはさらに、前記複数のエンコーダの前記一の数を決定し、
特定のシステム構成に関する前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記複数のエンコーダの前記一の数により、前記PHYデータユニットの各OFDMシンボルに関して1つのエンコーダ当たりのデータビット数が非整数とならないように決定される、項目7から10のいずれか一項に記載の装置。
[項目12]
前記一の数の前記複数のエンコーダの前記複数のエンコーダのうちそれぞれは、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む、項目7から11のいずれか一項に記載の装置。
[項目13]
通信チャネルを介した送信のために物理層(PHY)データユニットを生成するための方法であり、
前記PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する段階と、
前記複数の情報ビットをエンコードするのに用いられる複数のエンコーダの一の数を、(i)第1システム構成が利用されるときには第1スキームに従って、および(ii)第2システム構成が利用されるときには第2スキームに従って決定する段階と、
前記複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングする段階と、
複数の符号化ビットを生成すべく、前記一の数の前記複数のエンコーダを用いて前記複数の情報ビットをエンコードする段階と、
前記複数の符号化ビットを含むよう前記PHYデータユニットを生成する段階と、
を備える、方法。
[項目14]
前記第1システム構成が利用されるとき、前記複数のエンコーダの前記一の数は、第1最大エンコードレートに基づき決定され、
前記第2システム構成が利用されるとき、前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記第1最大エンコードレートよりも高い第2最大エンコードレートに基づき、前記複数のエンコーダの前記一の数により1つのエンコーダ当たりの1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数とならないよう決定される、項目13に記載の方法。
[項目15]
前記第1システム構成が利用されるとき、前記複数のエンコーダの前記一の数は、特定の最大エンコードレートに基づき決定され、
前記第2システム構成が利用されるとき、
(i)前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記特定の最大エンコードレートに基づき決定され、
(ii)決定された前記複数のエンコーダの前記一の数は、利用されることになる前記複数のエンコーダの前記一の数により1つのエンコーダ当たりの1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数とならないよう、1または複数のエンコーダだけa)増分またはb)減分させられる、項目13または14に記載の方法。
[項目16]
前記一の数の前記複数のエンコーダの前記複数のエンコーダのうちそれぞれは、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む、項目13から15のいずれか一項に記載の方法。
[項目17]
ネットワークインタフェースを備え、
前記ネットワークインタフェースは、
PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信し、
前記複数の情報ビットをエンコードするのに用いられる複数のエンコーダの一の数を、(i)第1システム構成が利用されるときには第1スキームに従って、および(ii)第2システム構成が利用されるときには第2スキームに従って決定し、
前記複数の情報ビットを一の数の複数のエンコーダへパーシングし、
複数の符号化ビットを生成すべく、前記一の数の前記複数のエンコーダを用いて前記複数の情報ビットをエンコードし、
前記複数の符号化ビットを含むよう前記PHYデータユニットを生成する、装置。
[項目18]
前記第1システム構成が利用されるとき、前記複数のエンコーダの前記一の数は、第1最大エンコードレートに基づき決定され、
前記第2システム構成が利用されるとき、前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記第1最大エンコードレートよりも高い第2最大エンコードレートに基づき、前記複数のエンコーダの前記一の数により1つのエンコーダ当たりの1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数とならないよう決定される、項目17に記載の装置。
[項目19]
前記第1システム構成が利用されるとき、前記複数のエンコーダの前記一の数は、特定の最大エンコードレートに基づき決定され、
前記第2システム構成が利用されるとき、
(i)前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記特定の最大エンコードレートに基づき決定され、
(ii)決定された前記複数のエンコーダの前記一の数は、利用されることになる前記複数のエンコーダの前記一の数により1つのエンコーダ当たりの1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数とならないよう、1または複数のエンコーダだけa)増分またはb)減分させられる、項目17または18に記載の装置。
[項目20]
前記一の数の前記複数のエンコーダの前記複数のエンコーダのうちそれぞれは、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む、項目17から19のいずれか一項に記載の装置。

Claims (12)

  1. 通信チャネルを介した送信のために物理層(PHY)データユニットを生成するための方法であり、
    前記PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信する段階と、
    (i)OFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数となる場合、または(ii)処理実行エンコーダの一の数により除算されたOFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数となる場合に、1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットを前記複数の情報ビットに追加する段階と、
    前記複数の情報ビットを前記一の数の複数のエンコーダへパーシングする段階と、
    複数の符号化ビットを生成すべく、前記一の数の前記複数のエンコーダを用いて前記複数の情報ビットをエンコードする段階と、
    パディングされた複数の符号化ビットが前記1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するよう前記複数の符号化ビットをパディングする段階であって、前記1または複数のエンコードパラメータのうちのそれぞれのエンコードパラメータの前記各仮想値は、前記1または複数のエンコードパラメータのうちのそれぞれのエンコードパラメータの前記各真の値よりも少ない、パディングする段階と、
    前記パディングされた複数の符号化ビットを含むよう前記PHYデータユニットを生成する段階と
    を備える、方法。
  2. 前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数を含み、
    前記複数の符号化ビットをパディングする段階は、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が、1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応する符号化データ数に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加する段階を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりの符号化ビット数パラメータを含み、
    前記複数の符号化ビットをパディングする段階は、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加する段階を有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータトーンビット数パラメータを含み、
    前記複数の符号化ビットをパディングする段階は、複数のうちそれぞれのパディングコンスタレーションポイントにより1または複数のデータトーンのうちそれぞれのデータトーンを変調させる段階を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記複数のエンコーダの前記一の数を決定する段階をさらに備え、
    特定のシステム構成に関する前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記複数のエンコーダの前記一の数により、前記PHYデータユニットの各OFDMシンボルに関して1つのエンコーダ当たりのデータビット数が非整数とならないように決定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記一の数の前記複数のエンコーダの前記複数のエンコーダのうちそれぞれは、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ネットワークインタフェースを備え、
    前記ネットワークインタフェースは、
    PHYデータユニットに含められる複数の情報ビットを受信し、
    (i)OFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数となる場合、または(ii)処理実行エンコーダの一の数により除算されたOFDMシンボル当たりのデータビット数が非整数となる場合に、1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各仮想値に基づき決定される一の数の複数のパディングビットを前記複数の情報ビットに追加し、
    前記複数の情報ビットを前記一の数の複数のエンコーダへパーシングし、
    複数の符号化ビットを生成すべく、前記一の数の前記複数のエンコーダを用いて前記複数の情報ビットをエンコードし、
    パディングされた複数の符号化ビットが前記1または複数のエンコードパラメータのうちそれぞれのエンコードパラメータの各真の値に対応するよう前記複数の符号化ビットをパディングし、前記1または複数のエンコードパラメータのうちのそれぞれのエンコードパラメータの前記各仮想値は、前記1または複数のエンコードパラメータのうちのそれぞれのエンコードパラメータの前記各真の値よりも少なく、
    前記複数の符号化ビットを含むよう前記PHYデータユニットを生成する、装置。
  8. 前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータビット数を含み、
    前記ネットワークインタフェースは、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が、1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応する符号化データ数に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加することにより、前記複数の符号化ビットをパディングする、請求項7に記載の装置。
  9. 前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりの符号化ビット数パラメータを含み、
    前記ネットワークインタフェースは、1つのOFDMシンボル当たりのパディングされた符号化ビットの数が1つのOFDMシンボル当たりの複数のデータビットの真の値に対応するよう、複数のパディングビットを各OFDMシンボルに対応する前記複数の符号化ビットに追加することにより、前記複数の符号化ビットをパディングする、請求項7または8に記載の装置。
  10. 前記1または複数のエンコードパラメータは、1つのOFDMシンボル当たりのデータトーンビット数パラメータを含み、
    前記ネットワークインタフェースは、複数のうちそれぞれのパディングコンスタレーションポイントにより1または複数のデータトーンのうちそれぞれのデータトーンを変調させることにより、前記複数の符号化ビットをパディングする、請求項7から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記ネットワークインタフェースはさらに、前記複数のエンコーダの前記一の数を決定し、
    特定のシステム構成に関する前記複数のエンコーダの前記一の数は、前記複数のエンコーダの前記一の数により、前記PHYデータユニットの各OFDMシンボルに関して1つのエンコーダ当たりのデータビット数が非整数とならないように決定される、請求項7から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記一の数の前記複数のエンコーダの前記複数のエンコーダのうちそれぞれは、二進畳み込み符号化(BCC)エンコーダを含む、請求項7から11のいずれか一項に記載の装置。
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