JP6334024B2 - 触感呈示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、触感呈示装置に関する。
近年、例えばユーザの指先などに触覚のフィードバックを与えることができる装置が知られている。典型的な例として、タッチパネルに対する操作に応じて、当該タッチパネルを介してユーザの指先などに触感を呈示する装置がある(例えば特許文献1参照)。このような装置では、例えばタッチパネルに対してユーザによる操作が行われると、ユーザの指先などが触れているタッチパネルを振動させて、当該操作による入力が装置に認識されたことをユーザに知らせることができる。
特許第4975722号
上述したような触感呈示装置において、ユーザに良好な操作感を提供するため、例えば機械式のキーまたはボタンなどを押下した際に得られるクリック感のような、良好な触感を呈示する技術が望まれている。さらに、最近の電子機器はますます小型軽量化が求められており、限られたスペースおよび/または小さな電力でも、効率良く触感を呈示する技術が望まれている。
本発明の目的は、良好な触感を効率良く呈示することができる触感呈示装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明に係る触感呈示装置は、
ベース部と、
インタフェース表面を有するパネルと、
前記ベース部および前記パネルに取り付けられた板状部材と、当該板状部材に取り付けられた圧電素子とから構成され、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動するように構成される圧電アクチュエータと、を備え、
前記圧電アクチュエータの湾曲に応じて、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動して、当該インタフェース表面において触感を呈示し、
前記圧電素子は、前記ベース部および前記パネルに直接的に取り付けられておらず、
前記圧電アクチュエータは、前記ベース部に接続している位置と、前記パネルに接続している位置とにおいて、前記インタフェース表面に対する縦方向に沿って重なる箇所があり、前記圧電アクチュエータの長手方向の中央部と、前記パネルとが接続されるように取り付けられる
本発明の実施形態に係る触感呈示装置によれば、良好な触感を効率良く呈示することができる。
本発明の第1実施形態に係る触感呈示装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る触感呈示装置を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る触感呈示装置の圧電アクチュエータの一例の外観を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る触感呈示装置の圧電アクチュエータの他の例の外観を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る触感呈示装置の動作の例を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る触感呈示装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る触感呈示装置を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る触感呈示装置の動作の例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
以下説明する実施形態においては、触感呈示装置の一例として、パネルにおいて触感を呈示することで、ユーザに操作感を提供する装置について説明する。この装置は、例えばパネルに対して行われたユーザによる操作に応じて、当該パネルに触れているユーザの指先など(またはスタイラスなどのようなデバイス)に触感を呈示することができる。ユーザは、指先などに触感による操作感が得られることで、当該操作による入力が装置に認識されたことを知ることができる。
このような触感呈示装置を含む電子機器としては、例として、携帯電話端末、スマートフォン、ファブレット、またはタブレットPCなどを想定することができる。また、触感呈示装置を含む電子機器は、前述のものに限定されず、例えば、PDA、リモコン端末、携帯音楽プレイヤー、ゲーム機など、触感を呈示する部位であるパネルを有する任意の電子機器などに適用できる。また、触感呈示装置を含む電子機器は、前述のような携帯型の電子機器に限定されるものでもなく、例えばデスクトップPC、銀行のATM、駅の券売機など、パネルを有する任意の機器にも適用することができる。
また、パネルを備えた電子機器は、自動車のステアリング、カーナビゲーション、およびダッシュボードに内装された車載コントロールパネルなど、その他、自動車に限らない各種の乗り物にも採用することができる。さらに、パネルを備えた電子機器は、乗り物に限らず、家電製品など、多種多様な電子機器とすることもできる。
本発明に係る触感呈示装置は、タッチセンサを備えた電子機器に適用することができるが、タッチセンサを有する機器に限定されるものでもない。以下、触感の呈示について重点的に説明するため、本実施形態に係る触感呈示装置は、パネルを備える装置として説明し、タッチセンサのような接触位置を検出する機能については説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る触感呈示装置の外観を示す斜視図である。図2(A)は、第1実施形態に係る触感呈示装置の上面図である。すなわち、図2(A)は、図1に示した触感呈示装置を、Z軸負方向を向いて見た図である。また、図2(B)は、図2(A)に示した触感呈示装置のA−A’における断面図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る触感呈示装置1は、板状部材10と、板状部材10に支持される圧電素子20とを備えている。本実施形態においては、板状部材10および圧電素子20を含めて構成される要素を、適宜「圧電アクチュエータ」と称する。
図3は、第1実施形態に係る触感呈示装置の圧電アクチュエータ(10,20)の一例の外観を示す図である。図3は、図1および図2に示した触感呈示装置1から、圧電アクチュエータを取り出して示す図である。図3(A)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの外観を示す斜視図である。図3(B)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの側面図、すなわち図3(A)に示した圧電アクチュエータを、Z軸負方向を向いて見た図である。図3(C)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの上面図、すなわち図3(A)に示した圧電アクチュエータを、X軸正方向を向いて見た図である。図3(D)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの側面図、すなわち図3(A)に示した圧電アクチュエータを、Y軸正方向を向いて見た図である。
図3に示すように、本実施形態に係る圧電アクチュエータは、板状部材10と、圧電素子20とを含んで構成される。圧電素子20は、板状部材10に接着されるようにするのが好適である。このように、圧電素子20は、板状部材10に接着された状態で支持される。圧電素子20を板状部材10に接着する際には、例えば適当な接着剤または両面テープなどを用いることができる。
板状部材10は、図3に示す例においては、圧電素子20と他の部材との接続を容易にすることができる。すなわち、板状部材10と他の部材とを接続することにより、圧電素子20を直に他の部材に接着する必要がなくなる。この板状部材10は、例えばシム板のような、薄い板状の金属またはセラミックなどの、適度な剛性を有する適当な素材で構成することができる。板状部材10の剛性が高過ぎる(大き過ぎる)と、板状部材10に接着された圧電素子20の湾曲を阻害してしまい、呈示される触感が抑制されてしまう。一方、板状部材10の剛性が低過ぎる(小さ過ぎる)と、板状部材10と他の部材とを接続する際の強度が不足するおそれがある。
圧電素子20は、電気信号(電圧)を印加することで、構成材料の電気機械結合係数に従い伸縮または屈曲する素子である。圧電素子20は、例えばセラミック製または水晶から構成されるものを用いることができる。図3に示す圧電アクチュエータは、圧電素子20が支持部材10の片面に接着されるユニモルフ型のアクチュエータである。
図3に示す圧電アクチュエータにおいて、圧電素子20は、電気信号(電圧)が印加されると伸縮するが、圧電素子20が貼りつけられた板状部材10は伸縮しない。このため、圧電素子20に電圧が印加されると、圧電アクチュエータは湾曲する。この湾曲により生成される波形は、圧電アクチュエータの長手方向(Y軸方向)の両端部を「節」として、圧電アクチュエータの長手方向(Y軸方向)の中央部を「腹」として、X軸方向に振幅を有する。例えば、ある極性の電圧を圧電素子20に印加すると圧電アクチュエータがX軸の正方向に湾曲する場合、圧電素子20に印加する電圧の極性を逆転させると圧電アクチュエータはX軸の負方向に湾曲する。
図3に示す圧電アクチュエータは、シンプルな構成の典型例として、板状部材10と、圧電素子20とを含むことができる。しかしながら、例えば他の接合部材、接着部材、および/または補強部材などをさらに含んで構成してもよい。さらにシンプルな構成としては、圧電アクチュエータは、例えば板状部材10を備えずに、圧電素子20のみによって構成してもよい。
本実施形態に係る触感呈示装置1において採用することができる圧電アクチュエータは、図3に示すようなユニモルフ型に限定されない。本実施形態に係る触感呈示装置1においては、他のタイプの圧電アクチュエータを採用することもできる。本実施形態に係る触感呈示装置1においては、例えばバイモルフ型の圧電アクチュエータを採用することもできる。
図4は、第1実施形態に係る触感呈示装置の圧電アクチュエータの他の例、すなわちバイモルフ型の圧電アクチュエータの外観を示す図である。図4は、図3と同様に、図1および図2に示した触感呈示装置1から、圧電アクチュエータを取り出して示す図である。図4(A)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの外観を示す斜視図である。図4(B)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの側面図、すなわち図4(A)に示した圧電アクチュエータを、Z軸負方向を向いて見た図である。図4(C)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの上面図、すなわち図4(A)に示した圧電アクチュエータを、X軸正方向を向いて見た図である。図4(D)は、本実施形態に係る圧電アクチュエータの側面図、すなわち図4(A)に示した圧電アクチュエータを、Y軸正方向を向いて見た図である。
図4に示す圧電アクチュエータは、板状部材10と、2つの圧電素子20および22とを含んで構成される。この圧電アクチュエータは、圧電素子22および24が支持部材10の両面に接着されるバイモルフ型のアクチュエータである。圧電素子22および24は、板状部材10に接着されるようにするのが好適である。このように、圧電素子22および24は、板状部材10に接着された状態で支持される。圧電素子22および24を板状部材10に接着する際にも、例えば適当な接着剤または両面テープなどを用いることができる。
図4に示すようなバイモルフ型の圧電アクチュエータは、圧電素子22および24にそれぞれ印加する電圧の極性を適宜調整することで、圧電素子22および24が同じ方向に湾曲するように構成することができる。この湾曲により生成されるそれぞれの波形も、圧電アクチュエータの長手方向(Y軸方向)の両端部を「節」として、圧電アクチュエータの長手方向(Y軸方向)の中央部を「腹」として、X軸方向に振幅を有する。したがって、バイモルフ型の圧電アクチュエータは、電気信号(電圧)が印加されると屈曲する。一般的に、バイモルフ型の圧電アクチュエータを用いることにより、ユニモルフ型の圧電アクチュエータよりも、湾曲の変位量を大きくしたり、湾曲のパワーを強くしたりすることができる。
図4に示す圧電アクチュエータは、シンプルな構成の典型例として、板状部材10と、圧電素子22および24とを含む構成としたが、例えば他の接合部材、接着部材、および/または補強部材などをさらに含んで構成してもよい。さらに、圧電アクチュエータは、積層型圧電素子を含めて構成してもよい。積層型圧電素子には、バイモルフを積層した積層型バイモルフ素子が含まれる。積層型圧電素子は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)からなる複数の誘電体層と、該複数の誘電体層間に配置された電極層との積層構造体から構成される。
本実施形態に係る触感呈示装置1においては、図3および図4に示した圧電アクチュエータのいずれも採用することができる。以下、図3に示したユニモルフ型の圧電アクチュエータを採用した触感呈示装置1について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る触感呈示装置1において、圧電アクチュエータ(10,20)には、接続部30A,30Bおよび30Cが接続される。また、本実施形態に係る触感呈示装置1は、パネル40と、ベース部50とを備えている。
図1および図2に示すように、パネル40は、ユーザの指先などに触感を呈示するインタフェース表面αを有している。インタフェース表面αは、パネル40において、ユーザの指先などによる操作が行われる操作面を構成してもよい。パネル40は、例えばプラスチック、合成樹脂、ガラス、または金属など、ユーザの指先などに触感を呈示するのに適切な剛性を有する任意の材料で構成することができる。
パネル40は、図1および図2に示すような構成に限定されない。例えば、パネル40は、インタフェース表面αの裏側が中空となる構造としてもよいし、内部が密閉された構造としてもよい。また、パネル40は、図1および図2においては、厚さ(Z軸方向のサイズ)が比較的大きな部材として示したが、触感呈示装置1に対する種々の要求または仕様などに応じて、任意の厚さとすることができる。
また、パネル40のインタフェース表面αを透光性の部材で構成し、インタフェース表面αの裏面側に表示部を設けることもできる。さらに、パネル40のインタフェース表面αが例えばタッチセンサのような接触位置を検出する機能を有するようにしてもよい。タッチセンサのような接触位置を検出する機能を有する部材を、パネル40のインタフェース表面α上に設けるようにしてもよい。以下、パネルを介した表示機能およびパネルインタフェース表面α上で接触を検出する機能については、より詳細な説明は省略する。
ベース部50は、パネル40を支持するベースを構成する。ベース部50は、例えば触感呈示装置1の筐体を構成してもよい。また、ベース部50は、パネル40および/または圧電アクチュエータの保護部材を構成してもよい。ベース部50は、例えばプラスチック、合成樹脂、ガラス、または金属など、適度な剛性を有する任意の材料で構成することができる。また、ベース部50は、図1および図2に示すような構成に限定されず、触感呈示装置1に対する種々の要求または仕様などに応じて、各種の形状および/またはサイズの構成とすることができる。
図1および図2においては、本実施形態に係る触感呈示装置1の動作の説明のために、ベース部50を簡略化して示してある。触感呈示装置1を実際の電子機器に採用する際は、例えばパネル40がベース部50から(Z軸正方向に)飛び出すことを防止するために、ベース部50にベゼルを形成して、パネル40のインタフェース表面αの周縁部が覆われるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る圧電アクチュエータ(10,20)と、パネル40およびベース部50との接続について説明する。
本実施形態においては、図1および図2に示すように、圧電アクチュエータ(10,20)を、パネル40およびベース部50に接続する。本実施形態においては、接続部30を用いて、圧電アクチュエータ(10,20)をパネル40およびベース部50に接続するのが好適である。
図1および図2に示すように、接続部30Aおよび30Bは、圧電アクチュエータ(10,20)をベース部50に接続している。より詳細には、接続部30Aおよび30Bは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部を、ベース部50の内壁に接続するのが好適である。ここで、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、必ずしも、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の厳密な終端部でなくてもよい。圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、例えば、圧電素子20の両端部付近、または、板状部材10の両端部付近としてもよい。また、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、例えば、圧電アクチュエータの長手方向の両端部まで至らない位置など、圧電アクチュエータの長手方向において、ある程度の長さ離間した2点の位置としてもよい。しかしながら、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の終端部に近い方が、圧電アクチュエータが湾曲した際の振幅を大きくすることができる。
また、図1および図2に示すように、接続部30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)をパネル40に接続している。より詳細には、接続部30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部を、パネル40に接続するのが好適である。また、接続部30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)を、パネル40の縁辺側の中央部に接続してもよい。ここで、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部とは、必ずしも、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の厳密な中央でなくともよい。しかしながら、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部とは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央に近い方が、圧電アクチュエータが湾曲した際の振幅を大きくすることができる。
また、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、板状部材10または圧電素子20の両端部としてもよい。同様に、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部とは、板状部材10または圧電素子20の中央部としてもよい。
このように、本実施形態に係る触感呈示装置1において、圧電アクチュエータ(10,20)は、ベース部50およびパネル40に取り付けられる。ここで、触感呈示装置1は、ベース部50およびパネル40の少なくとも一方と、圧電アクチュエータ(10,20)とを接続する接続部30(30A,30B,30C)を備えるのが好適である。
また、上述のように、本実施形態に係る触感呈示装置1においては、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部と、パネル40とが接続されるように取り付けるのが好適である。また、本実施形態に係る触感呈示装置1は、パネル40の縁辺側の中央部と、圧電アクチュエータ(10,20)とが接続されるように取り付けてもよい。また、本実施形態に係る触感呈示装置1は、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部と、ベース部50とが接続されるように取り付けるのが好適である。
次に、本実施形態に係る触感呈示装置1の動作について説明する。
図5は、第1実施形態に係る触感呈示装置1の動作の例を説明する図である。図5(A)は、触感呈示装置1において、圧電素子20に電圧を印加して、パネル40がX軸正方向に変位した状態を示している。図5(B)は、触感呈示装置1において、圧電素子20に電圧を印加して、パネル40がX軸負方向に変位した状態を示している。
図5(A)に示すように、圧電素子20に電圧を印加して、圧電アクチュエータ(10,20)がX軸正方向に腹を有するように湾曲すると、圧電アクチュエータ(10,20)に接続されたパネル40は、X軸正方向に変位する。また、図5(B)に示すように、圧電素子20に電圧を印加して、圧電アクチュエータ(10,20)がX軸負方向に腹を有するように湾曲すると、圧電アクチュエータ(10,20)に接続されたパネル40は、X軸負方向に変位する。したがって、圧電アクチュエータを駆動させた際に、ユーザがパネル40のインタフェース表面αに指などを触れていると、触感呈示装置1は、インタフェース表面αにおいてユーザの指先などに触感を呈示することができる。
ここで、ユーザがパネル40のインタフェース表面αに指などを押圧させる動作は、パネル40のインタフェース表面αに対して縦方向(Z軸方向)の成分を含む動きになる。一方、触感呈示装置1が呈示する触感は、パネル40をインタフェース表面αに対して横方向(X軸方向)に移動させる動作である。すなわち、触感呈示装置1においては、ユーザが操作を行う方向と、触感が呈示される方向とは異なっている。
しかしながら、インタフェース表面αに対して横方向(X軸方向)に移動させる触感を呈示しても、ほとんどの人は操作を行う方向(Z軸方向)に呈示される触感であると錯覚することを、出願人は実験を行うことにより確かめた。すなわち、ユーザが押圧する方向(Z軸方向)と垂直な方向(X軸方向)にパネル40を変位させて触感を呈示しても、ユーザが押圧した方向(Z軸方向)にパネル40がクリック感を伴って沈むように感じさせることができる。また、ユーザが押圧を弱める際も、ユーザが押圧する方向(Z軸方向)と垂直な方向(X軸方向)にパネル40を変位させて触感を呈示しても、ユーザが押圧を解除する方向(Z軸方向)にパネル40がリリースされる感覚を伴って復元するように感じさせることができる。
このように、触感呈示装置1は、圧電アクチュエータを駆動する電圧、変位量(湾曲の振幅)、および周波数などを適宜調整することにより、パネル40のインタフェース表面αにおいて押圧する方向に感じられる操作感を提供することができる。
触感呈示装置1が効率良く触感を呈示できるように、パネル40がベース部50に対して良好に変位することができるように構成するのが好適である。具体的には、例えば図2(B)に示すように、ベース部50内部においてパネル40が横方向(X軸方向)に変位する際に、ベース部50とパネル40とが接触する部分の摩擦が大きくならないようにするのが好適である。このような摩擦が大きくなると、ベース部50内部においてパネル40が横方向(X軸方向)に変位しにくくなり、効率良く触感を呈示しにくくなる。
また、図5に示すように、圧電アクチュエータ(10,20)とパネル40およびベース部50とを接続する接続部30A,30B,30Cは、適度な厚さ(X軸方向の長さ)を有するように構成するのが好適である。具体的には、接続部30A,30B,30Cは、それぞれ、圧電アクチュエータ(10,20)が湾曲する際の振幅(X軸方向の変位量)よりも大きな厚さ(X軸方向の長さ)を有するように構成するのが好適である。
図5(A)に示すように、圧電アクチュエータ(10,20)がX軸正方向に腹を有するように湾曲する際は、接続部30A,30B,30Cの厚さ(X軸方向の長さ)は任意のものとすることができる。一方、図5(B)に示すように、圧電アクチュエータ(10,20)がX軸負方向に腹を有するように湾曲する際は、接続部30A,30B,30Cの厚さ(X軸方向の長さ)を過度に小さくすると、圧電アクチュエータの湾曲を阻害する。例えば、接続部30Cの厚さ(X軸方向の長さ)を小さくすると、X軸負方向に腹を有するように湾曲する圧電アクチュエータの長手方向(Y軸方向)の両端部がパネル40の左側の側面に当接し、圧電アクチュエータの湾曲を阻害する。また、接続部30A,30Bの厚さ(X軸方向の長さ)を小さくすると、X軸負方向に腹を有するように湾曲する圧電アクチュエータの長手方向(Y軸方向)の中央部がベース部50の内面に当接し、圧電アクチュエータの湾曲を阻害する。
そこで、図5(B)に示すように、接続部30A,30B,30Cの厚さ(X軸方向の長さ)は、圧電アクチュエータ(10,20)の湾曲の振幅(X軸方向の変位量)よりも大きくするのが好適である。このような構成により、圧電アクチュエータを駆動させた際に、湾曲の振幅(X軸方向の変位量)を大きくすることができる。これに伴い、パネル40の変位量も大きくすることができるため、触感呈示装置1が呈示する触感を良好で効率良いものにすることができる。
また、図5に示すように、接続部30A,30B,30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)の湾曲を阻害しない程度の堅さとするのが好適である。具体的には、接続部30A,30B,30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)の湾曲に合わせて接着面が僅かに変形する程度の弾性を有するように構成するのが望ましい。接続部30A,30B,30Cの弾性を過度に大きくすると、パネル40がベース部50に安定して固定されなくなるおそれがある。一方、接続部30A,30B,30Cの剛性を過度に大きくすると、圧電アクチュエータ(10,20)が湾曲しにくくなるおそれがある。
このように、本実施形態に係る触感呈示装置1において、圧電アクチュエータ(10,20)は、パネル40をインタフェース表面αに対して横方向(X軸方向)に移動させるように構成される。そして、触感呈示装置1は、圧電アクチュエータ(10,20)の湾曲に応じて、パネル40がインタフェース表面αに対して横方向(X軸方向)に移動して、インタフェース表面αにおいて触感を呈示することを特徴とする。また、触感呈示装置1において、接続部30(30A,30B,30C)は、圧電アクチュエータ(10,20)の湾曲の振幅(X軸方向の変位量)よりも大きな厚さ(X軸方向の長さ)を有するように構成するのが望ましい。
本実施形態に係る触感呈示装置1によれば、パネル40全体を横方向に変位させるため、パネル40のインタフェース表面α上の位置によらず均質な触感を呈示することができる。従来、例えばパネル40のインタフェース表面αの反対側すなわち裏面側のどこかに圧電アクチュエータなどの駆動部を設けて触感を呈示する装置がある。このような装置は、駆動部を設置した位置近くにおいて呈示される触感の強度を大きくすることはできるが、駆動部を設置した位置から離れるにつれて呈示される触感は弱まる傾向にある。本実施形態に係る触感呈示装置1によれば、ユーザがパネル40のインタフェース表面α上のどの位置に触れていたとしても、均質な触感を呈示することができる。
また、本実施形態に係る触感呈示装置1によれば、3つの接続部30A,30B,30Cによって、圧電アクチュエータを3点でパネル40およびベース部50に接続して固定している。したがって、触感呈示装置1によれば、圧電アクチュエータが湾曲している時も湾曲していない時も、圧電アクチュエータおよびパネル40を、ベース部50に安定して固定させることができる。また、このような接続態様により、触感呈示装置1は、圧電アクチュエータの変位を効率的にパネル40に伝達することができる。したがって、触感呈示装置1によれば、圧電アクチュエータの湾曲の変位量を大きくすることができ、良好な触感を効率良く呈示することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る触感呈示装置を説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る触感呈示装置の外観を示す斜視図である。図7(A)は、第2実施形態に係る触感呈示装置の上面図である。すなわち、図7(A)は、図6に示した触感呈示装置を、Z軸負方向を向いて見た図である。また、図7(B)は、図7(A)に示した触感呈示装置のB−B’における断面図である。
図6および図7に示すように、第2実施形態に係る触感呈示装置2は、上述した第1実施形態に係る触感呈示装置1において、圧電アクチュエータ(10,20)と、パネル40およびベース部50との接続態様を変更する。第2実施形態に係る触感呈示装置2は、この接続態様の変更以外は、上述した第1実施形態に係る触感呈示装置1と同じ構成とすることができる。したがって、第1実施形態に係る触感呈示装置1と同じ内容の説明は、適宜簡略化または省略する。
図6および図7に示すように、第2実施形態に係る触感呈示装置2において、接続部30Aおよび30Bは、圧電アクチュエータ(10,20)をパネル40に接続する。より詳細には、接続部30Aおよび30Bは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部を、パネル40に接続するのが好適である。ここで、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、必ずしも、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の厳密な終端部でなくてもよい。圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、例えば、圧電素子20の両端部付近、または、板状部材10の両端部付近としてもよい。また、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、例えば、圧電アクチュエータの長手方向の両端部まで至らない位置など、圧電アクチュエータの長手方向において、ある程度の長さ離間した2点の位置としてもよい。しかしながら、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の終端部に近い方が、圧電アクチュエータが湾曲した際の振幅を大きくすることができる。
また、図6および図7に示すように、接続部30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)をベース部50に接続している。より詳細には、接続部30Cは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部を、ベース部50に接続するのが好適である。ここで、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部とは、必ずしも、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の厳密な中央でなくともよい。しかしながら、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部とは、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央に近い方が、圧電アクチュエータが湾曲した際の振幅を大きくすることができる。
また、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部とは、板状部材10または圧電素子20の両端部としてもよい。同様に、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部とは、板状部材10または圧電素子20の中央部としてもよい。
このように、本実施形態に係る触感呈示装置2も、ベース部50およびパネル40の少なくとも一方と、圧電アクチュエータ(10,20)とを接続する接続部30(30A,30B,30C)を備えるのが好適である。
このように、本実施形態に係る触感呈示装置2においては、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の中央部と、ベース部50とが接続されるように取り付けるのが好適である。また、本実施形態に係る触感呈示装置2においては、圧電アクチュエータ(10,20)の長手方向(Y軸方向)の両端部と、パネル40とが接続されるように取り付けてもよい。
図8は、第2実施形態に係る触感呈示装置2の動作の例を説明する図である。図8(A)は、触感呈示装置2において、圧電素子20に電圧を印加して、パネル40がX軸正方向に変位した状態を示している。図8(B)は、触感呈示装置2において、圧電素子20に電圧を印加して、パネル40がX軸負方向に変位した状態を示している。
図8に示すように、第2実施形態に係る触感呈示装置2においても、第1実施形態に係る触感呈示装置1と同様の動作を行うことができる。したがって、第2実施形態に係る触感呈示装置2によれば、良好な触感を効率良く呈示することができる。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部およびステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上述した本発明の各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
上述した各実施形態においては、触感呈示装置1,2がユーザによる入力を検出する機能についての説明を省略した。例えば、触感呈示装置1,2がタッチセンサを備えるようにすれば、パネル40のインタフェース表面α上においてユーザの指先などが接触した位置に応じて、触感の呈示の有無を区別することができる。また、例えば、触感呈示装置1,2がLCDなどの表示部を備えるようにすれば、パネル40のインタフェース表面α上においてユーザの指先などが接触すべき位置を教示することができる。さらに、例えば、触感呈示装置1,2が圧力センサなどの押圧検出部を備えるようにすれば、パネル40のインタフェース表面α上においてユーザの指先などが接触する際の押圧力を検出することができる。この場合、検出された押圧力が所定の閾値を超えたか否かに応じて、触感の呈示の有無を区別することができる。
このように、検出される押圧に応じて触感の呈示の有無を区別することにより、例えば、操作者が意図せず軽く触れてしまったような場合には、触感を呈示せずに、装置が当該操作を入力として認識しなかったことをユーザに知らせることもできる。また、検出された押圧力が所定の閾値を超えたら触感を呈示することにより、ユーザの指先などの圧覚を刺激した状態で、触覚を刺激することができる。すなわち、検出される押圧が所定の閾値を超えるまでは、押圧力の反作用により、ユーザの指先などの圧覚を刺激することができる。そして、押圧が所定の閾値を超えたら圧電アクチュエータを所定の駆動信号で駆動して、パネル40のインタフェース表面αを振動させて、ユーザの指先などの触覚を刺激することができる。このように、ユーザの圧覚を刺激した状態で触覚を刺激することにより、より良好でリアルなクリック触感をユーザの指先などに呈示することができる。ここでいうクリック触感とは、機械式の(物理的な)押しボタンスイッチ(プッシュ式ボタンスイッチ)のようなボタンスイッチを押した際に得られるのと同様な触感である。
1,2 触感呈示装置
10 板状部材
20 圧電素子
30 接続部
40 パネル
50 ベース部

Claims (8)

  1. ベース部と、
    インタフェース表面を有するパネルと、
    前記ベース部および前記パネルに取り付けられた板状部材と、当該板状部材に取り付けられた圧電素子とから構成され、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動するように構成される圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電アクチュエータの湾曲に応じて、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動して、当該インタフェース表面において触感を呈示し、
    前記圧電素子は、前記ベース部および前記パネルに直接的に取り付けられておらず、
    前記圧電アクチュエータは、前記ベース部に接続している位置と、前記パネルに接続している位置とにおいて、前記インタフェース表面に対する縦方向に沿って重なる箇所があり、
    前記圧電アクチュエータの長手方向の中央部と、前記パネルとが接続されるように取り付けられる触感呈示装置。
  2. ベース部と、
    インタフェース表面を有するパネルと、
    前記ベース部および前記パネルに取り付けられた板状部材と、当該板状部材に取り付けられた圧電素子とから構成され、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動するように構成される圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電アクチュエータの湾曲に応じて、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動して、当該インタフェース表面において触感を呈示し、
    前記圧電素子は、前記ベース部および前記パネルに直接的に取り付けられておらず、
    前記圧電アクチュエータは、前記ベース部に接続している位置と、前記パネルに接続している位置とにおいて、前記インタフェース表面に対する縦方向に沿って重なる箇所があり、
    前記パネルの縁辺側の中央部と、前記圧電アクチュエータとが接続されるように取り付けられる触感呈示装置。
  3. ベース部と、
    インタフェース表面を有するパネルと、
    前記ベース部および前記パネルに取り付けられた板状部材と、当該板状部材に取り付けられた圧電素子とから構成され、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動するように構成される圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電アクチュエータの湾曲に応じて、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動して、当該インタフェース表面において触感を呈示し、
    前記圧電素子は、前記ベース部および前記パネルに直接的に取り付けられておらず、
    前記圧電アクチュエータは、前記ベース部に接続している位置と、前記パネルに接続している位置とにおいて、前記インタフェース表面に対する縦方向に沿って重なる箇所があり、
    前記圧電アクチュエータの長手方向の両端部と、前記ベース部とが接続されるように取り付けられる触感呈示装置。
  4. ベース部と、
    インタフェース表面を有するパネルと、
    前記ベース部および前記パネルに取り付けられた板状部材と、当該板状部材に取り付けられた圧電素子とから構成され、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動するように構成される圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電アクチュエータの湾曲に応じて、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動して、当該インタフェース表面において触感を呈示し、
    前記圧電素子は、前記ベース部および前記パネルに直接的に取り付けられておらず、
    前記圧電アクチュエータは、前記ベース部に接続している位置と、前記パネルに接続している位置とにおいて、前記インタフェース表面に対する縦方向に沿って重なる箇所があり、
    前記圧電アクチュエータの長手方向の中央部と、前記ベース部とが接続されるように取り付けられる触感呈示装置。
  5. ベース部と、
    インタフェース表面を有するパネルと、
    前記ベース部および前記パネルに取り付けられた板状部材と、当該板状部材に取り付けられた圧電素子とから構成され、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動するように構成される圧電アクチュエータと、を備え、
    前記圧電アクチュエータの湾曲に応じて、前記パネルが前記インタフェース表面に対して横方向に移動して、当該インタフェース表面において触感を呈示し、
    前記圧電素子は、前記ベース部および前記パネルに直接的に取り付けられておらず、
    前記圧電アクチュエータは、前記ベース部に接続している位置と、前記パネルに接続している位置とにおいて、前記インタフェース表面に対する縦方向に沿って重なる箇所があり、
    前記圧電アクチュエータの長手方向の両端部と、前記パネルとが接続されるように取り付けられる触感呈示装置。
  6. 前記パネルの縁辺側の中央部と、前記圧電アクチュエータとが接続されるように取り付けられる、請求項1に記載の触感呈示装置。
  7. 前記圧電アクチュエータの長手方向の両端部と、前記ベース部とが接続されるように取り付けられる、請求項1、2または6に記載の触感呈示装置。
  8. 前記圧電アクチュエータの長手方向の両端部と、前記パネルとが接続されるように取り付けられる、請求項4に記載の触感呈示装置。
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