JP6332492B1 - 端末装置、端末装置のプログラム、ゲーム装置のプログラム、及び、ゲームシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の情報処理端末に対してゲーム要素を移動させる。【解決手段】プロセッサを具備する端末装置10のプログラムであって、プロセッサを、ゲーム装置30、または、ゲーム装置30のユーザ、を識別するための識別コードFCと、ゲーム装置30において利用可能なゲーム要素と対応付けられた要素IDとを含み、ゲーム装置30に設けられた入力部33から入力可能なQRコード(登録商標)Cdを発行する発行部110として機能させる。【選択図】図2

Description

本発明は、端末装置、端末装置のプログラム、ゲーム装置のプログラム、及び、ゲームシステムに関する。
近年、ゲームにおいて利用可能なアイテム、または、ゲームのキャラクタ等、ゲームに関連する要素(以下、「ゲーム要素」と称する)を、ゲーム装置またはスマートフォン等の情報処理端末の間で移動させることが可能なゲームシステムが、各種提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−198662号公報
ところで、情報処理端末において、ゲーム要素の無制限な複製を禁止したい場合がある。そして、ゲーム要素の無制限な複製を禁止する場合には、例えば、ゲーム要素が、複数の情報処理端末に対して移動されることで、当該複数の情報処理端末において同時に利用可能な状態となることも、禁止することが必要となる。このため、従来の技術では、例えば、各情報処理端末におけるゲーム要素の利用状態を一元的に管理することで、同一のゲーム要素が複数の情報処理端末において同時に利用可能な状態となることを抑止していた。しかし、各情報処理端末を一元的に管理するためには、各情報処理端末を管理するためのサーバ装置が必要となり、更には、各情報処理端末が当該サーバ装置と通信する機能を有していることが必要となる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、情報処理端末を管理するサーバ装置の有無に係わらず、所望の情報処理端末に対してゲーム要素を移動させ、当該ゲーム要素を所望の情報処理端末において利用可能とする技術の提供を、解決課題の一つとする。
以上の課題を解決するために、本発明の一態様に係る端末装置のプログラムは、プロセッサを具備する端末装置のプログラムであって、前記プロセッサを、ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部として機能させる、ことを特徴とする。
本発明の実施形態に係るゲームシステム1の概要を示す説明図である。 ゲームシステム1の構成の一例を示すブロック図である。 端末装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。 ゲーム装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。 ゲームシステム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 ゲーム要素マスタテーブルTBL1のデータ構成の一例を示す図である。 ゲーム要素管理テーブルTBL2のデータ構成の一例を示す図である。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 ゲーム装置30の表示画面の一例を示す説明図である。 ゲーム装置30の表示画面の一例を示す説明図である。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 発行履歴管理テーブルTBL3のデータ構成の一例を示す図である。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 利用許可コード管理テーブルTBL4のデータ構成の一例を示す図である。 ゲーム装置30の表示画面の一例を示す説明図である。 ゲーム装置30の表示画面の一例を示す説明図である。 端末装置10の表示画面の一例を示す説明図である。 ゲームシステム1の動作の一例を示す説明図である。 変形例8に係るゲームシステム1Aの構成の一例を示すブロック図である。 変形例9に係るゲームシステム1Bの構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
[A.実施形態]
以下、本発明の実施形態を説明する。
[1.ゲームシステムの概要]
図1は、本実施形態に係るゲームシステム1の概要を説明するための説明図である。以下、図1を参照しつつ、ゲームシステム1の概要について説明する。
図1に示すように、ゲームシステム1は、所定のゲームを実行可能なゲーム装置30と、ゲーム装置30において実行可能な所定のゲームで利用可能なアイテム等の、ゲーム装置30において利用可能なゲーム要素Eを入手可能な端末装置10と、を備える。
なお、以下では、図1に示すように、ゲームシステム1が、1個のゲーム装置30と、1個の端末装置10を備える場合を例示して説明するが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、ゲームシステム1は、複数のゲーム装置30と、複数の端末装置10を備えていてもよい。
端末装置10は、例えば、スマートフォンまたは携帯電話等の情報処理端末であり、ゲームやSNS(ocial networking service)等の各種サービスを利用することができる。
また、端末装置10は、端末装置10が所持しているゲーム要素Eを表すためのQRコード(登録商標)Cdを生成し、生成したQRコードCdを、端末装置10のタッチパネル1002に表示させることができる。そして、端末装置10は、QRコードCdを生成した場合に、QRコードCdにより表されるゲーム要素Eの端末装置10における利用を制限する。本実施形態において、「端末装置10におけるゲーム要素Eの利用」とは、例えば、端末装置10で利用可能なサービスにおいてゲーム要素Eを利用すること、及び、端末装置10においてゲーム要素Eを表すためのQRコードCdを新たに生成することを含む概念である。なお、本実施形態において、「タッチパネル1002にQRコードCdを表示させること」は、「端末装置10におけるゲーム要素Eの利用」には該当しないこととする。
ゲーム装置30は、ゲーム装置30のユーザによる操作の下で、ゲーム装置30が有するカメラ3002を用いて、端末装置10のタッチパネル1002に表示されたQRコードCdを撮影することで、QRコードCdを入力することができる。そして、ゲーム装置30は、カメラ3002から入力したQRコードCdにより表されるゲーム要素Eを、所定の条件の下で、ゲーム装置30において利用可能な状態にする。
このように、ゲームシステム1は、端末装置10が所持しているゲーム要素EをQRコードCdとして表示させることで、ゲーム装置30に移動させることができる。
なお、本実施形態において、ゲーム要素Eは、ゲーム装置30で実行可能な所定のゲームにおいて利用可能なアイテム、当該ゲームにおいて利用可能な仮想通貨、または、当該ゲームのキャラクタ等、当該ゲームに関連する仮想的なオブジェクト(以下、単に「オブジェクト」と称する場合がある)であってもよい。ここで、オブジェクトは、例えば、ゲーム装置30において、画像や文字列等、ゲーム装置30のユーザにより視認可能な態様で表示されるものであってもよい。また、オブジェクトは、ゲーム装置30のユーザにより、当該ゲーム装置30において所持されるか否かが決定されるものであってもよい。また、本実施形態において、ゲーム要素Eは、オブジェクトと交換可能なポイントであってもよい。このように、ゲーム要素Eは、ゲーム装置30において実行可能な所定のゲームと、直接的または間接的に関連する要素であればよい。すなわち、本実施形態において、ゲーム要素Eは、ゲーム装置30において利用可能な「要素」の一例である。
また、本実施形態において、「ゲーム装置30におけるゲーム要素Eの利用」とは、例えば、ゲーム要素Eがオブジェクトである場合には、ゲーム装置30で実行される所定のゲームにおいて当該オブジェクトを消費することであってもよいし、ゲーム装置30で実行される所定のゲームにおいて当該オブジェクトを用いて当該所定のゲームに関連するパラメータを変更すること(例えば、所定のゲームにおけるキャラクタの体力、攻撃力、若しくは、防御力等を向上させること)であってもよいし、ゲーム装置30において当該オブジェクトを他のゲーム要素Eと交換することであってもよいし、または、ゲーム装置30において当該オブジェクトを表示することであってもよい。また、本実施形態において、「ゲーム装置30におけるゲーム要素Eの利用」とは、例えば、ゲーム要素Eがポイントである場合には、ゲーム装置30において当該ポイントを他のゲーム要素E(例えば、所定のゲームに関するオブジェクト)と交換することであってもよい。
[2.ゲームシステムの構成]
以下、図2乃至図4を参照しつつ、ゲームシステム1の構成について説明する。
図2は、ゲームシステム1の構成の一例を示す機能ブロック図である。上述のとおり、ゲームシステム1は、上述のとおり、端末装置10とゲーム装置30とを備える。
図2に示すように、端末装置10は、端末装置10の各部を制御する端末制御部11と、各種情報を記憶する記憶部12と、端末装置10の外部に存在する外部装置との間の通信を実行するための通信部13と、端末装置10のユーザによる操作を受け付けるための操作部14と、各種情報を表示する表示部15と、を備える。
端末制御部11は、発行情報生成部111及び発行情報出力部112を含む発行部110と、利用状態制御部113(「利用制御部」の一例)と、操作内容取得部114と、表示情報生成部115と、サービス提供部116(「要素情報生成部」の一例)と、を備える。
発行情報生成部111は、ゲーム要素Eを表すための発行コード情報CdTを生成し、生成した発行コード情報CdTを所定のフォーマットを有する画像で表したQRコードCdを生成する。
発行情報出力部112は、発行情報生成部111により生成されたQRコードCdを、表示部15に出力する。具体的には、発行情報出力部112は、QRコードCdが、表示部15に表示されるように、表示部15を制御する。
すなわち、発行部110は、発行情報生成部111によりQRコードCdを生成し、発行情報出力部112によりQRコードCdを表示部15に出力することで、QRコードCdを発行する。つまり、本実施形態において、QRコードCdは、「発行情報」の一例である。
利用状態制御部113は、発行情報生成部111がQRコードCdを生成した場合に、当該QRコードCdにより表されるゲーム要素Eの端末装置10における利用を制限する。
ここで、「端末装置10におけるゲーム要素Eの利用を制限すること」とは、例えば、当該ゲーム要素Eを、端末装置10において利用不能な状態にすることである。ゲーム要素Eが端末装置10において利用不能な状態とは、端末装置10において利用可能な全てのサービスにおいて、ゲーム要素Eを利用することができない状態、及び、端末装置10において、当該ゲーム要素Eを表すためのQRコードCdを新たに生成できない状態を含む。
なお、「端末装置10におけるゲーム要素Eの利用を制限すること」とは、例えば、当該ゲーム要素Eを、端末装置10から削除することであってもよい。
操作内容取得部114は、端末装置10のユーザが操作部14を操作した場合に、当該操作の内容を取得する。
表示情報生成部115は、各種表示情報を生成し、生成した表示情報を表示部15に表示させる。
サービス提供部116は、端末装置10のユーザに対して、所定のサービスが提供されるように、端末装置10の各部を制御する。
図2に例示するように、記憶部12は、ゲーム要素マスタテーブルTBL1と、ゲーム要素管理テーブルTBL2と、発行履歴管理テーブルTBL3と、端末装置10の制御プログラムPG1と、端末装置10を一意に識別するための端末コードTCと、を記憶している。
詳細は後述するが、ゲーム要素マスタテーブルTBL1は、端末装置10からゲーム装置30に移動される可能性がある全てのゲーム要素Eについての情報を記憶している。ゲーム要素管理テーブルTBL2は、端末装置10が所持しているゲーム要素Eを管理するための情報を記憶している。発行履歴管理テーブルTBL3は、端末装置10が発行したQRコードCdについての情報を記憶している。
図2に例示するように、ゲーム装置30は、ゲーム装置30の各部を制御する装置制御部31と、各種情報を記憶する記憶部32と、端末装置10の表示部15に表示されたQRコードCdを入力することが可能な入力部33と、ゲーム装置30のユーザによる操作を受け付けるための操作部34と、各種情報を表示する表示部35と、を備える。
装置制御部31は、取得部311と、利用許否決定部312(「利用制限部」の一例)と、表示情報生成部313と、ゲーム実行部314と、を備える。
取得部311は、入力部33から入力されたQRコードCdを取得する。
利用許否決定部312は、取得部311が取得したQRコードCdの示す発行コード情報CdTにより表されるゲーム要素Eの、ゲーム装置30における利用を、許可するか否かを決定する。例えば、利用許否決定部312は、ゲーム要素Eの、ゲーム装置30で実行される所定のゲームにおける利用を、許可するか否かを決定する。
表示情報生成部313は、各種表示情報を生成し、生成した表示情報を表示部35に表示させる。
ゲーム実行部314は、ゲーム装置30において所定のゲームが実行されるように、ゲーム装置30の各部を制御する。
図2に例示するように、記憶部32は、ゲーム要素マスタテーブルTBL1と、利用許可コード管理テーブルTBL4と、ゲーム装置30の制御プログラムPG3と、識別コードFCと、を記憶している。
詳細は後述するが、利用許可コード管理テーブルTBL4は、取得部311が取得したQRコードCdのうち、利用許否決定部312が利用を許可したゲーム要素Eに対応するQRコードCdについての情報を記憶している。なお、本実施形態では、記憶部32が記憶するゲーム要素マスタテーブルTBL1と、記憶部12が記憶するゲーム要素マスタテーブルTBL1とは、同一の内容であることとする。
また、識別コードFCとは、ゲーム装置30を一意に識別するための情報である。すなわち、本実施形態において、識別コードFCは、「識別情報」の一例である。
図3は、端末装置10のハードウェア構成の一例を示す構成図である。
図3に示すように、端末装置10は、端末装置10の各部を制御するプロセッサ1000と、各種情報を記憶するメモリ1001と、各種情報を表示し、また、端末装置10のユーザによる操作を受け付けることが可能なタッチパネル1002と、端末装置10の外部に存在する外部装置との通信を行うための通信装置1003と、を備える。
メモリ1001は、例えば、プロセッサ1000の作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリと、端末装置10の制御プログラムPG1等の各種情報を記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性メモリとを含み、記憶部12としての機能を提供する。
プロセッサ1000は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、メモリ1001に記憶された制御プログラムPG1を実行し、当該制御プログラムPG1に従って動作することで、端末制御部11として機能する。
タッチパネル1002は、各種情報を表示すること、及び、端末装置10のユーザがタッチパネル1002に接触した場合に当該接触位置を検出すること、が可能である。すなわち、タッチパネル1002は、各種情報を表示する表示部15としての機能と、端末装置10のユーザの操作を受け付ける操作部14としての機能と、を提供する。
通信装置1003は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの一方または双方を介して、端末装置10の外部に存在する外部装置との通信を行うためのハードウェアであり、通信部13としての機能を提供する。
なお、プロセッサ1000は、CPUに加え、または、CPUに替えて、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、等の、ハードウェアを含んで構成されるものであってもよい。この場合、プロセッサ1000により実現される端末制御部11の一部または全部は、DSP等のハードウェアにより実現されてもよい。
また、メモリ1001は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であればよく、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM、EEPROM等の、各種記録媒体の少なくとも1つで構成されていてもよい。
図4は、ゲーム装置30のハードウェア構成の一例を示す構成図である。
図3に示すように、ゲーム装置30は、ゲーム装置30の各部を制御するプロセッサ3000と、各種情報を記憶するメモリ3001と、画像等を撮影することが可能なカメラ3002と、ゲーム装置30のユーザによる操作を受け付けることが可能な入力操作装置3003と、各種情報を表示することが可能な表示装置3004と、を備える。なお、図示は省略するが、ゲーム装置30は、ゲーム装置30の外部に存在する外部装置との通信を行うための通信装置を備えていてもよい。
メモリ3001は、例えば、プロセッサ3000の作業領域として機能するRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリと、ゲーム装置30の制御プログラムPG3等の各種情報を記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性メモリとを含み、記憶部32としての機能を提供する。
プロセッサ3000は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、メモリ3001に記憶された制御プログラムPG3を実行し、当該制御プログラムPG3に従って動作することで、装置制御部31として機能する。
カメラ3002は、端末装置10のタッチパネル1002に表示されたQRコードCdを撮影することが可能であり、QRコードCdを入力する入力部33としての機能を提供する。
入力操作装置3003は、例えば、操作ボタンであり、ゲーム装置30のユーザの操作を受け付ける操作部34としての機能を提供する。
表示装置3004は、ゲーム装置30において実行される所定のゲームの画面を表示することが可能であり、各種情報を表示する表示部35としての機能を提供する。
なお、プロセッサ3000は、CPUに加え、または、CPUに替えて、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、等の、ハードウェアを含んで構成されるものであってもよい。この場合、プロセッサ3000により実現される装置制御部31の一部または全部は、DSP等のハードウェアにより実現されてもよい。
また、メモリ3001は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であればよく、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM、EEPROM等の、各種記録媒体の少なくとも1つで構成されていてもよい。
[3.ゲームシステムの動作]
図5乃至図20を参照しつつ、ゲームシステム1の動作の一例を説明する。
[3.1.ゲーム要素の付与]
図5は、ゲームシステム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。
以下では、まず、図5〜図9を参照しつつ、ゲームシステム1の動作のうち、端末装置10のユーザに対するゲーム要素Eの付与に係る動作を説明する。
図5に示すように、サービス提供部115は、端末装置10のユーザに対して所定のサービスを提供する(S100)。
具体的には、ステップS100において、サービス提供部115は、図6に例示するサービス提供画面P110の表示情報を生成し、表示部15にサービス提供画面P110を表示させる。なお、本実施形態では、サービス提供部115の提供する所定のサービスが、「パステルクイズ」という名称のクイズゲームである場合を想定する。
図6に示すように、サービス提供画面P110は、表示エリアA111と、表示エリアA112と、を有する。表示エリアA111には、クイズ問題が表示され、表示エリアA112には、クイズ問題に対する解答の候補となる複数の選択肢が表示される。
図5に示すように、サービス提供部115は、ステップS100で提供される所定のサービスの利用結果に応じて、端末装置10のユーザに対してゲーム要素Eを付与する(S102)。
具体的には、ステップS102において、サービス提供部115は、まず、ステップS100で提供される所定のサービスの利用結果に応じて、ゲーム要素マスタテーブルTBL1に記憶されているゲーム要素Eの中から、1または複数のゲーム要素Eを選択する。そして、サービス提供部115は、選択したゲーム要素Eに関する情報を、ゲーム要素管理テーブルTBL2に記憶させることで、当該選択したゲーム要素Eを、端末装置10のユーザに対して付与する。また、サービス提供部115は、図7に例示するゲーム要素付与画面P120の表示情報を生成し、表示部15にゲーム要素付与画面P120を表示させる。
図7に示すように、ゲーム要素付与画面P120は、W個の表示エリアA121-1〜A121-Wと、W個の表示エリアA122-1〜A122-Wと、W個の表示エリアA123-1〜A123-Wと、W個の表示エリアA124-1〜A124-Wと、戻るボタンA125と、を有する(Wは1以上の自然数)。なお、図7では、W=2の場合を例示している。各表示エリアA121-wには、端末装置10のユーザに対して付与されるゲーム要素Eを表す画像が表示され、各表示エリアA122-wには、当該ゲーム要素Eの名称が表示され、各表示エリアA123-wには、当該ゲーム要素Eの付与された個数が表示され、各表示エリアA124-wには、当該ゲーム要素Eを利用可能なゲームの名称が表示される(wは、1≦w≦Wを満たす自然数)。図7では、端末装置10のユーザに対して、「パステルウォーズ」という名称のゲームにおいて利用可能な、「パステルソード」という名称のゲーム要素E(アイテム)が1個と、「パステルウォーズ」という名称のゲームにおいて利用可能な、「パステルコイン」という名称のゲーム要素E(仮想通貨)が1000個と、が付与される場合を例示している。
なお、本実施形態では、ゲーム要素Eを利用可能なゲームは、ゲーム装置30において実行可能なゲームであり、且つ、端末装置10において実行することができないゲームである場合を想定する。
図8は、ゲーム要素マスタテーブルTBL1のデータ構成の一例を示す図である。ゲーム要素マスタテーブルTBL1は、端末装置10からゲーム装置30に移動させる可能性のある全てのゲーム要素Eと1対1に対応する複数のレコードを有する。ゲーム要素マスタテーブルTBL1が有する各レコードには、要素IDと、要素名称、要素種別、ゲームID、及び、要素画像情報を含むゲーム要素特性情報とが、記憶されている。
ここで、要素IDとは、端末装置10からゲーム装置30に移動させる可能性のある全てのゲーム要素Eの中から、各ゲーム要素Eを一意に識別するための情報であり、ゲーム要素マスタテーブルTBL1のレコード毎にユニークな値が設定される。すなわち、本実施形態において、要素IDは、ゲーム要素Eと対応付けられた「要素情報」の一例である。
また、要素名称とは、ゲーム要素Eの名称である。要素種別とは、ゲーム要素Eの種別を示す情報であり、例えば、ゲーム要素Eが、アイテム、仮想通貨、キャラクタ、及び、ポイントのうち、何れに該当するかを示す情報である。ゲームIDとは、ゲーム要素Eを利用可能なゲームを識別するための情報である。要素画像情報とは、ゲーム要素Eを表す画像の格納場所を示す情報である。
図9は、ゲーム要素管理テーブルTBL2のデータ構成の一例を示す図である。ゲーム要素管理テーブルTBL2の有する各レコードには、管理IDと、要素ID、要素数量、利用ステータス、及び、発行IDを含むゲーム要素管理情報とが、記憶されている。
ここで、利用ステータスとは、端末装置10においてゲーム要素Eが利用可能であるか否かを示す情報である。本実施形態では、ゲーム要素Eが利用可能な状態である場合、利用ステータスに「1」が設定され、ゲーム要素Eが利用不能な状態である場合、利用ステータスに「0」が設定されることとする。
管理IDとは、端末装置10において所持されているゲーム要素Eを識別するための情報であり、ゲーム要素管理テーブルTBL2のレコード毎にユニークな値が設定される。なお、ゲーム要素管理テーブルTBL2において、任意の2つのレコードに着目した場合、要素ID及び利用ステータスのうち少なくとも一方が異なることとする。
要素数量とは、管理IDに対応するゲーム要素Eの個数を示す情報である。
発行IDとは、ゲーム要素Eを表すためのQRコードCdが生成された場合に、当該QRコードCdを識別するための情報である。すなわち、本実施形態において、発行IDは、発行情報を一意に識別するための「発行識別情報」の一例である。例えば、発行情報生成部111は、QRコードCdを生成した場合、ゲーム要素管理テーブルTBL2のうち、当該QRコードCdの表すゲーム要素Eに対応するレコードの発行IDに対して、当該QRコードCdを識別するための値を設定する。他方、あるゲーム要素Eについて、QRコードCdが生成されていない場合、ゲーム要素管理テーブルTBL2のうち、当該あるゲーム要素Eに対応するレコードの発行IDには、QRコードCdが発行されていないことを示す値、例えば、Null値が設定される。
ステップS102において、サービス提供部115は、端末装置10のユーザに対してゲーム要素Eを付与する場合、まず、ゲーム要素管理テーブルTBL2において、付与するゲーム要素Eと同一の要素IDを有し、且つ、利用ステータスに「1」が設定されたレコード(以下、「付与対象レコード」と称する)が存在するか否かを判定する。次に、サービス提供部115は、付与対象レコードが存在する場合、当該付与対象レコードの要素数量に対して、付与するゲーム要素Eの個数を加算する。他方、サービス提供部115は、付与対象レコードが存在しない場合、ゲーム要素管理テーブルTBL2に対して新たなレコードを追加し、当該レコードの要素IDに、付与するゲーム要素Eの要素IDを設定し、当該レコードの数量に、付与するゲーム要素Eの個数を設定し、当該レコードの利用ステータスに「1」を設定し、当該レコードの発行IDに「Null」を設定する。このようにして、サービス提供部115は、端末装置10のユーザに対してゲーム要素Eを付与する。
[3.2.QRコードの発行]
次に、図5、及び、図10〜図16を参照しつつ、ゲームシステム1の動作のうち、端末装置10におけるQRコードCdの発行に係る動作を説明する。
図5に示すように、表示情報生成部115は、端末装置10のユーザによる操作部14の操作に応じて、図10に例示するQRコード発行メニュー画面P130の表示情報を生成し、表示部15にQRコード発行メニュー画面P130を表示させる(S104)。
図10に示すように、QRコード発行メニュー画面P130は、QRコード発行ボタンA131と、QRコード発行履歴表示ボタンA132と、終了ボタンA133と、を有する。表示情報生成部115は、終了ボタンA133が押下された場合、当該QRコード発行メニュー画面P130を閉じる。
図5に示すように、操作内容取得部114は、QRコード発行メニュー画面P130(図10参照)においてQRコード発行ボタンA131が押下された場合に、QRコード発行ボタンA131が押下されたことを示す情報(QRコード発行要求)を取得する(S106)。
そして、表示情報生成部115は、操作内容取得部114がQRコード発行要求を取得した場合、ゲーム要素マスタテーブルTBL1及びゲーム要素管理テーブルTBL2を参照することで、図11に例示するQRコード発行情報入力画面P140の表示情報を生成し、表示部15にQRコード発行情報入力画面P140を表示させる。
表示情報生成部115は、QRコード発行情報入力画面P140の表示させる場合、まず、ゲーム要素管理テーブルTBL2において、利用ステータスに「1」が設定されたレコード(以下、「利用可能レコード」と称する)を特定する。
次に、表示情報生成部115は、利用可能レコードに対応するゲーム要素Eに関する情報(要素名称、要素数量、ゲーム要素Eを利用可能なゲームの名称)を、表示エリアA140に一覧表示させる。具体的には、表示情報生成部115は、利用可能レコードに記憶された要素IDに対応するゲーム要素Eの要素名称を、表示エリアA141に表示させ、利用可能レコードに記憶された要素数量を、表示エリアA142に表示させ、利用可能レコードに記憶された要素IDに対応するゲーム要素Eを利用可能なゲームの名称を、表示エリアA143に表示させる。なお、本実施形態では、記憶部12に、各ゲームIDに対応するゲームの名称が記憶されていることとする。
また、表示情報生成部115は、QRコード発行情報入力画面P140において、各利用可能レコードに対応して、入力エリアA145及びA146を表示させる。ここで、入力エリアA145は、ゲーム装置30に移動させるゲーム要素Eを選択するためのチェックボックスであり、入力エリアA146は、ゲーム装置30に移動させるゲーム要素Eの個数を入力するための入力エリアである。
また、表示情報生成部115は、QRコード発行情報入力画面P140において、ゲーム要素Eを移動させるゲーム装置30の識別コードFCを入力するための入力エリアA144と、入力エリアA144〜A146に必要な情報が入力された場合に押下される決定ボタンA147と、QRコード発行メニュー画面P130に画面遷移させるための戻るボタンA148と、を表示させる。
ところで、ゲーム装置30は、当該ゲーム装置30を識別するための識別コードFCを、表示部35に表示させることができる。
具体的には、図5に示すように、表示情報生成部313は、ゲーム装置30のユーザによる操作部34の操作に応じて、図12に例示するQRコード取得メニュー画面P310の表示情報を生成し、表示部35にQRコード取得メニュー画面P310を表示させる(S300)。QRコード取得メニュー画面P310は、識別コード表示ボタンA311と、QRコード撮影ボタンA312と、終了ボタンA313と、を有する。表示情報生成部313は、終了ボタンA313が押下された場合、当該QRコード取得メニュー画面P310を閉じる。
また、表示情報生成部313は、識別コード表示ボタンA311が押下された場合、記憶部32に記憶されている識別コードFCに基づいて、図13に例示する識別コード表示画面P320の表示情報を生成し、表示部35に識別コード表示画面P320を表示させる(S302)。識別コード表示画面P320は、識別コードFCが表示される表示エリアA321と、QRコード取得メニュー画面P310に画面遷移させるための戻るボタンA322と、を有する。
端末装置10のユーザは、例えば、ゲーム装置30の表示部35に表示された識別コード表示画面P320を参照することで、端末装置10の表示部15に表示されるQRコード発行情報入力画面P140(図11参照)の入力エリアA144に対して、識別コードFCを入力することができる。
なお、QRコード発行情報入力画面P140において識別コードFCを入力する場合に、過去の識別コードFCの入力履歴を表示し、表示された入力履歴の中から選択した識別コードFCを、入力エリアA144から入力可能な構成としてもよい。
図5に示すように、操作内容取得部114は、端末装置10のユーザが、QRコード発行情報入力画面P140(図11参照)において、決定ボタンA147を押下した場合、QRコード発行情報入力画面P140において入力された情報(QRコード発行指示情報)を取得する(S108)。当該QRコード発行指示情報には、ゲーム装置30に移動させるゲーム要素E(以下、「移動対象ゲーム要素」と称する場合がある)の要素IDと、移動対象ゲーム要素の個数(以下、「移動数量」と称する場合がある)と、QRコード発行情報入力画面P140において入力された識別コードFC(以下、「入力識別コードFCI」と称する場合がある)と、が含まれることとする。
そして、表示情報生成部115は、操作内容取得部114が、QRコード発行指示情報を取得した場合、図14に例示する入力内容確認画面P150の表示情報を生成し、表示部35に入力内容確認画面P150を表示させる。
図14に示すように、入力内容確認画面P150は、表示エリアA151及びA152と、戻るボタンA153と、決定ボタンA154と、を有する。表示エリアA151には、例えば、移動対象ゲーム要素の要素名称と、移動対象ゲーム要素を利用可能なゲームの名称と、移動対象ゲーム要素の移動数量と、が表示される。また、表示エリアA152には、入力識別コードFCIが表示される。戻るボタンA153は、QRコード発行情報入力画面P140に画面遷移させるための画像である。
図5に示すように、発行情報生成部111は、入力内容確認画面P150において、決定ボタンA154が押下された場合、操作内容取得部114が取得したQRコード発行指示情報に基づいて、QRコードCdを生成する(S110)。また、発行情報生成部111は、QRコードCdを生成する場合、発行履歴管理テーブルTBL3に対して、新たなレコードを追加し、当該追加したレコードに、生成するQRコードCdに関する情報を記憶させる。
図15は、発行履歴管理テーブルTBL3のデータ構成の一例を示す図である。発行履歴管理テーブルTBL3は、端末装置10において生成された全てのQRコードCdと1対1に対応する1または複数のレコードを有する。発行履歴管理テーブルTBL3が有する各レコードには、発行IDと、発行管理情報と、移動要素情報とが、記憶されている。
ここで、発行IDとは、上述のとおり、端末装置10において発行されるQRコードCdを一意に識別するための情報であり、発行履歴管理テーブルTBL3のレコード毎にユニークな値が設定される。
発行管理情報とは、QRコードCdの発行履歴を管理するための情報であり、発行コード情報CdT、表示ステータス、コード生成日時、入力識別コードFCI、及び、QRコード画像情報を含む。
コード生成日時は、発行情報生成部111がQRコードCdを生成する日時を示す情報である。
QRコード画像情報は、QRコードCdを表す画像の格納場所を示す情報である。詳細は後述するが、本実施形態において、端末装置10のユーザは、QRコードCdが生成された後に、当該QRコードCdを削除することができる(図16参照)。QRコードCdが削除された場合、当該QRコードCdに対応するQRコード画像情報には、Null値が設定される。
表示ステータスは、QRコードCdを表示させることが可能か否かを示す情報である。QRコードCdは、削除されない限り、端末装置10のユーザの操作に応じて、何度でも表示部15に表示させることができる。本実施形態において、表示ステータスには、QRコードCdが削除されていない場合、当該QRコードCdを表示可能である旨を示す値「1」が設定され、QRコードCdが削除された場合、当該QRコードCdを表示できない旨を示す値「0」が設定される。
発行コード情報CdTは、QRコードCdの内容を表す情報であり、移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量と、入力識別コードFCIと、発行IDと、コード生成日時と、端末コードTCと、を含む。なお、発行コード情報CdTは、他に、ハッシュ値等の改竄防止のためのデータを含んでいてもよい。
移動要素情報とは、移動対象ゲーム要素を特定するための情報であり、移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量を含む。
なお、図15に例示するように、QRコードCdが、要素IDの互いに異なる複数の移動対象ゲーム要素を含む場合、移動要素情報には、当該複数の移動対象ゲーム要素に対応するように、要素ID及び移動数量の組が複数含まれることになる。
発行情報生成部111は、ステップS110において、発行履歴管理テーブルTBL3に新たなレコードを追加する。そして、発行情報生成部111は、当該レコードの発行IDに、生成するQRコードCdを識別するための値を設定し、当該レコードのコード生成日時に、当該レコードを追加した日時を設定し、当該レコードの表示ステータスに、生成するQRコードCdが表示可能なことを示す値「1」を設定し、当該レコードの入力識別コードFCIに、QRコード発行指示情報に含まれる入力識別コードFCIを設定し、当該レコードの移動要素情報に、QRコード発行指示情報に含まれる移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量を設定する。
また、発行情報生成部111は、ステップS110において、QRコード発行指示情報(入力識別コードFCI、並びに、移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量)と、発行IDと、端末コードTCと、コード生成日時とに基づいて、発行コード情報CdTを生成する。そして、発行情報生成部111は、ステップS110において、生成した発行コード情報CdTを表すためのQRコードCdを生成する。また、発行情報生成部111は、ステップS110において、生成した発行コード情報CdTと、生成したQRコードCdの画像に関する情報(QRコード画像情報)とを、新たに追加したレコードに記憶させる。
図5に示すように、利用状態制御部113は、発行情報生成部111がQRコードCdを生成した場合、当該QRコードCdにより表される移動対象ゲーム要素が利用不能となるように、ゲーム要素管理テーブルTBL2の内容を更新する(S112)。
具体的には、利用状態制御部113は、まず、ゲーム要素管理テーブルTBL2の中から、ステップS110において生成されたQRコードCdに含まれる要素IDが記憶されているレコードを特定する。次に、利用状態制御部113は、特定したレコードの要素数量から、QRコードCdに含まれる移動対象ゲーム要素の移動数量を減算する。なお、利用状態制御部113は、減算結果が「0」になる場合には、当該特定したレコードを削除する。
また、利用状態制御部113は、ゲーム要素管理テーブルTBL2において、新たなレコードを追加する。そして、利用状態制御部113は、追加したレコードの要素IDに、移動対象ゲーム要素の要素IDを設定し、追加したレコードの要素数量に、移動対象ゲーム要素の移動数量を設定し、追加したレコードの利用ステータスに、「0」を設定し、追加したレコードの発行IDに、ステップS110において発行履歴管理テーブルTBL3に設定された発行IDと同一の値を設定する。
図5に示すように、発行情報出力部112は、発行情報生成部111が生成したQRコードCdに基づいて、図16に例示するQRコード表示画面P160の表示情報を生成し、表示部15に、QRコードCdを含むQRコード表示画面P160を表示させる(S114)。
図16に示すように、QRコード表示画面P160は、QRコードCdと、表示エリアA161及びA162と、閉じるボタンA163と、削除ボタンA164と、を有する。表示エリアA161には、ステップS110において発行情報生成部111が生成したQRコードCdに含まれる移動対象ゲーム要素の要素名称及び移動数量が表示される。表示エリアA162には、ステップS110において発行情報生成部111が生成したQRコードCdに含まれる入力識別コードFCI及びコード生成日時が表示される。
また、発行情報出力部112は、閉じるボタンA163が押下された場合、QRコード表示画面P160を閉じる。発行情報出力部112は、削除ボタンA164が押下された場合、QRコード表示画面P160に表示されているQRコードCdを削除するとともに、発行履歴管理テーブルTBL3において、当該QRコードCdに対応するレコードの表示ステータスに「0」を設定する。
なお、図16では、QRコード表示画面P160が、QRコードCdと、表示エリアA161及びA162と、閉じるボタンA163と、削除ボタンA164と、を含む場合を示しているが、これは一例に過ぎず、QRコード表示画面P160は、少なくともQRコードCdを含めばよい。
[3.3.QRコードの取得]
次に、図5、及び、図17〜図19を参照しつつ、ゲームシステム1の動作のうち、ゲーム装置30におけるQRコードCdの取得に係る動作を説明する。
図5に示すように、取得部311は、QRコード取得メニュー画面P310(図12参照)においてQRコード撮影ボタンA312が押下された場合に、入力部33からQRコードCdが入力されるように入力部33を制御し、入力部33から入力されたQRコードCdを取得する(S304)。なお、以下では、取得部311がステップS304において取得したQRコードCdを、「取得QRコード」と称する場合がある。
図5に示すように、利用許否決定部312は、取得QRコードに含まれる入力識別コードFCIが、記憶部32に記憶されている識別コードFCと一致するか否かを判定する(S306)。
また、利用許否決定部312は、ステップS306における判定の結果が肯定である場合、取得QRコードが、利用許可コード管理テーブルTBL4において管理されている全てのQRコードCdと異なるか否かを判定する(S308)。
なお、図5に示す判定順序は一例であり、ステップS308における判定は、ステップS306における判定に先行して実行されてもよい。また、本実施形態において、利用許否決定部312は、ステップS306における判定とステップS308における判定とを実行するが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、利用許否決定部312は、ステップS306における判定とステップS308における判定とのうち、ステップS306における判定のみを実行するものであってもよい。ステップS308における判定処理の詳細については、後述する。
図5に示すように、利用許否決定部312は、ステップS308における判定の結果が肯定である場合、取得QRコードの表すゲーム要素Eのゲーム装置30における利用を許可する(S310)。以下では、取得QRコードのうち、ステップS310において利用許否決定部312が利用を許可したゲーム要素Eに対応するQRコードCdを、「利用許可QRコード」と称する場合がある。そして、利用許否決定部312は、ステップS310において、利用許可QRコードに関する情報を、利用許可コード管理テーブルTBL4に記憶させる。
図17は、利用許可コード管理テーブルTBL4のデータ構造の一例を示す図である。利用許可コード管理テーブルTBL4は、ゲーム装置30が有する全ての利用許可QRコードと1対1に対応する1または複数のレコードを有する。利用許可コード管理テーブルTBL4が有する各レコードには、許可IDと、許可コード管理情報と、許可要素情報とが記憶されている。
許可IDとは、利用許可QRコードを一意に識別するための情報であり、利用許可コード管理テーブルTBL4のレコード毎にユニークな値が設定される。
許可コード管理情報は、利用許可QRコードを管理するための情報であり、利用許可QRコードの表す発行コード情報CdTが有する、発行コード情報CdT、発行ID、端末コードTC、及び、コード生成日時を含む。
許可要素情報とは、利用許可QRコードの表す発行コード情報CdTが有する、移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量を含む。
利用許否決定部312は、ステップS310において、利用許可QRコードを利用許可コード管理テーブルTBL4に記憶させる場合、利用許可コード管理テーブルTBL4に新たなレコードを追加する。そして、利用許否決定部312は、当該レコードの許可IDに、利用許可QRコードを識別するための値を設定し、当該レコードの許可コード管理情報に、利用許可QRコードの表す発行コード情報CdTに含まれる、発行コード情報CdT、発行ID、端末コードTC、及び、コード生成日時を設定し、当該レコードの許可要素情報に、利用許可QRコードの表す発行コード情報CdTに含まれる、移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量を設定する。
なお、本実施形態では、利用許否決定部312は、ステップS308において、利用許可コード管理テーブルTBL4の有する1または複数のレコードの中に、取得QRコードの示す発行IDと同一の発行IDを有し、取得QRコードの示す端末コードTCと同一の端末コードTCを有し、且つ、取得QRコードの示すコード生成日時と同一のコード生成日時を有するレコードが、存在しないか否かを判定する。但し、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、利用許否決定部312は、ステップS308において、利用許可コード管理テーブルTBL4の有する1または複数のレコードの中に、取得QRコードの示す発行IDと同一の発行IDを有するレコードが、存在しないか否かを判定すればよい。
図5に示すように、表示情報生成部313は、利用許否決定部312がステップS310において、取得QRコードの表すゲーム要素Eの、所定のゲームにおける利用を許可した場合、図18に例示するゲーム要素取得画面P330の表示情報を生成し、表示部15に、ゲーム要素取得画面P330を表示させる(S312)。
図18に示すように、ゲーム要素取得画面P330は、利用許否決定部312がステップS310において利用を許可したゲーム要素Eが表示される表示エリアA331と、ゲーム要素取得画面P330を閉じるための閉じるボタンA333とを有する。
図19は、ゲーム実行部314により、所定のゲームを実行する場合に、表示部35に表示されるゲーム画面P340の一例である。図19に示すように、ゲーム装置30のユーザは、例えば、所定のゲームにおいて、利用許否決定部312により利用が許可されたゲーム要素Eを、利用することができる。
図5に示すように、利用許否決定部312は、ステップS306における判定の結果が否定である場合、または、ステップS308における判定の結果が否定の場合において、取得QRコードの表すゲーム要素Eの、ゲーム装置30における利用を制限する(S314)。
なお、本実施形態において、「ゲーム装置30におけるゲーム要素Eの利用の制限」とは、例えば、ゲーム装置30で実行される所定のゲームにおいてゲーム要素Eを消費すること、ゲーム装置30で実行される所定のゲームにおいてゲーム要素Eを用いて当該所定のゲームに関連するパラメータを変更すること、ゲーム装置30においてゲーム要素Eを他のゲーム要素Eと交換すること、及び、ゲーム装置30においてゲーム要素Eを表示すること、のうち、一部または全部を禁止することである。
図5に示すように、表示情報生成部313は、利用許否決定部312が、取得QRコードの表すゲーム要素Eの、ゲーム装置30における利用を禁止した場合、表示部15に、取得QRコードの表すゲーム要素Eがゲーム装置30において利用できない旨を表示させる(S316)。
なお、ステップS306における判定の結果が否定である場合に、表示情報生成部313が表示部15に表示させる内容と、ステップS308における判定の結果が否定である場合に、表示情報生成部313が表示部15に表示させる内容とは、異なっていてもよい。例えば、表示情報生成部313は、ステップS306における判定の結果が否定である場合には、表示部15に、取得QRコードの示す入力識別コードFCIが誤っている旨を表示してもよい。また、例えば、表示情報生成部313は、ステップS308における判定の結果が否定である場合には、表示部15に、取得QRコードが、過去にゲーム装置30が取得した利用許可QRコードと同一である旨を表示してもよい。
[3.4.QRコードの再表示]
次に、図20を参照しつつ、ゲームシステム1の動作のうち、端末装置10におけるQRコードCdの再表示に係る動作を説明する。
表示情報生成部115は、QRコード発行メニュー画面P130(図10参照)においてQRコード発行履歴表示ボタンA132が押下された場合、図20に例示するQRコード発行履歴画面P170の表示情報を生成し、表示部15にQRコード発行履歴画面P170を表示させる。
具体的には、表示情報生成部115は、図20に示すように、QRコード発行履歴画面P170の表示エリアA170に対して、発行履歴管理テーブルTBL3(図15参照)において、表示ステータスが値「1」を示すレコードに対応するQRコードCd(以下、「表示可能QRコード」と称する場合がある)に関する情報を一覧表示させる。より具体的には、表示情報生成部115は、例えば、表示エリアA170に対して、各表示可能QRコードの表す発行コード情報CdTに含まれるコード生成日と、各表示可能QRコードの表す発行コード情報CdTに含まれる移動対象ゲーム要素の要素名称及び移動数量と、各表示可能QRコードの表す発行コード情報CdTに含まれる入力識別コードFCIと、を表示させる。
また、表示情報生成部115は、QRコード発行履歴画面P170において、1または複数の表示可能QRコードと1対1に対応するように、1または複数の詳細表示ボタンA171を表示させる。そして、発行情報出力部112は、詳細表示ボタンA171が押下された場合、QRコード表示画面P160(図16参照)を表示させる。
また、表示情報生成部115は、QRコード発行履歴画面P170において、QRコード発行メニュー画面P130に画面遷移させるための戻るボタンA172を表示させる。
このように、本実施形態において、発行情報出力部112は、入力内容確認画面P150(図14参照)の決定ボタンA154が押下された場合に加えて、QRコード発行履歴画面P170の詳細表示ボタンA171が押下された場合にも、QRコード表示画面P160を表示させる。すなわち、本実施形態では、ステップS114において、QRコード表示画面P160が表示された後においても、端末装置10のユーザの操作に応じて、何度でも、QRコード表示画面P160を表示させることができる。
なお、QRコードCdを生成した後に、最初にQRコード表示画面P160を表示する場合(S114)には、発行履歴管理テーブルTBL3に新たなレコードが追加される(S110)が、一度QRコード表示画面P160を表示した後に、再び同一のQRコードCdに対応するQRコード表示画面P160を表示する場合には、発行履歴管理テーブルTBL3の内容が変更されることはない。
[4.実施形態の結論]
以下、図21を参照しつつ、本実施形態の効果を説明する。なお、図21では、ゲームシステム1が、1個の端末装置10と、2個のゲーム装置30(30-1、30-2)とを備える場合を想定する。また、図21では、端末装置10において入手したゲーム要素Eを、ゲーム装置30-1に移動させる場合を想定する。
端末装置10は、ゲーム要素Eを入手した場合(S1000)、当該ゲーム要素Eを利用することができる。また、この場合、端末装置10は、当該ゲーム要素Eと対応付けられた要素IDと、発行IDと、ゲーム装置30-1を識別するための入力識別コードFCIとを含む、QRコードCdを発行することができる(S1002)。そして、ゲーム装置30-1は、ステップS1002において発行されたQRコードCdを取得した場合、当該QRコードCdに含まれる入力識別コードFCIと、ゲーム装置30-1の有する識別コードFCとが一致することを条件として、当該QRコードCdに含まれる要素IDと対応するゲーム要素Eを利用することができる(S3100)。
このように、本実施形態によれば、QRコードCdが入力識別コードFCIを含むため、QRコードCdにより表されるゲーム要素Eの移動先を、所望のゲーム装置30-1に限定することができる。
また、端末装置10は、ゲーム要素Eを表すためのQRコードCdを発行した場合(S1002)、当該ゲーム要素Eを、端末装置10において利用不能にする(S1004)。
このため、本実施形態によれば、端末装置10の内部でゲーム要素Eが複製されることを防止することができる。
また、端末装置10は、QRコードCdを一度表示した後においても、当該QRコードCdを再表示することができる(S1006)。このため、ゲーム装置30-1は、QRコードCdの取得に失敗した場合であっても、当該QRコードCdの再取得を試みることができる。
また、QRコードCdは発行IDを含むため、ゲーム装置30-1が、QRコードCdの取得に成功(S3101)した後に、再度、当該QRコードCdを取得した場合(S3102)、当該再取得したQRコードCdに含まれる要素IDと対応するゲーム要素Eの利用が制限される。
このため、本実施形態によれば、ゲーム装置30-1におけるゲーム要素Eの二重取得を防止することが可能となる。
また、端末装置10が、ゲーム装置30-1を識別するための入力識別コードFCIを含むQRコードCdを表示させ(S1008)、当該QRコードCdをゲーム装置30-2が取得した場合(S3200)には、当該QRコードCdに含まれる入力識別コードFCIと、ゲーム装置30-2の有する識別コードFCが異なるため、当該QRコードCdに含まれる要素IDと対応するゲーム要素Eの利用が制限される。
すなわち、本実施形態によれば、QRコードCdが入力識別コードFCIを含むため、QRコードCdにより表されるゲーム要素Eが、ゲーム装置30-2に移動することを防止できる。このため、ゲーム要素Eが二重譲渡されることを防止することが可能となる。
また、本実施形態において、ゲーム要素Eは、端末装置10において利用することができず、ゲーム装置30において実行可能な所定のゲームにおいてのみ利用することができる。このため、本実施形態では、ゲーム要素Eを入手した端末装置10のユーザに対して、ゲーム装置30において実行可能な所定のゲームの利用を促すことができる。
[B.変形例]
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲内で適宜に併合され得る。なお、以下に例示する変形例において作用や機能が実施形態と同等である要素については、以上の説明で参照した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
[変形例1]
上述した実施形態において、ゲーム要素Eを利用可能な所定のゲームは、ゲーム装置30において実行可能であり、端末装置10において実行することができないゲームであるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、ゲーム要素Eを利用可能な所定のゲームは、端末装置10において実行可能であってもよい。
[変形例2]
上述した実施形態及び変形例では、ゲーム要素Eを端末装置10において利用不能な状態とする場合に、ゲーム要素管理テーブルTBL2において、当該ゲーム要素Eに対応する要素IDが記録されたレコードの利用ステータスを「0」に設定するが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、ゲーム要素管理テーブルTBL2において、ゲーム要素Eに対応する要素IDが記録されたレコードを削除することで、当該ゲーム要素Eを利用不能な状態にしてもよい。
また、上述した実施形態及び変形例では、端末装置10からQRコードCdを削除する場合に、発行履歴管理テーブルTBL3において、当該QRコードCdに対応する発行IDが記録されたレコードの表示ステータスを「0」に設定するが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、発行履歴管理テーブルTBL3において、QRコードCdに対応する発行IDが記録されたレコードを削除することで、当該QRコードCdを削除してもよい。
[変形例3]
上述した実施形態及び変形例において、QRコードCd(発行コード情報CdT)は、移動対象ゲーム要素の要素ID及び移動数量と、入力識別コードFCIと、発行IDと、コード生成日時と、端末コードTCと、を含むが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、QRコードCd(発行コード情報CdT)は、少なくとも、移動対象ゲーム要素の要素IDと、入力識別コードFCIとを含めばよい。この場合、QRコード発行情報入力画面P140は、少なくとも、識別コードFCを入力することができ、且つ、ゲーム装置30に移動させるゲーム要素Eを選択することができる画面であればよい。また、QRコードCd(発行コード情報CdT)は、移動対象ゲーム要素の要素IDと、入力識別コードFCIと、発行IDとを含んでいてもよい。
[変形例4]
上述した実施形態及び変形例では、発行情報として、QRコードCdを例示して説明したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。発行情報は、バーコード等、QRコード以外の図形情報であってもよいし、文字列で表される文字情報であってもよいし、または、音声として出力される音声情報であってもよい。
[変形例5]
上述した実施形態及び変形例において、発行部110は、発行情報を、表示部15に表示することで発行するが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
例えば、発行部110は、発行情報が、文字情報または図形情報である場合、発行情報を、ゲーム装置30のユーザの有する外部装置に送信し、または、ゲーム装置30のユーザがアクセス可能なインターネット上のサーバ装置等に対して送信することで、当該発行情報を発行してもよい。
また、例えば、発行部110は、発行情報が、音声情報である場合、発行情報を音声として出力することで、当該発行情報を発行してもよい。
[変形例6]
上述した実施形態及び変形例では、発行情報をカメラ3002により撮影することで、当該発行情報をゲーム装置30に入力するが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。
例えば、発行情報が、文字情報である場合、ゲーム装置30のユーザが入力操作装置3003を操作することで、当該発行情報をゲーム装置30に入力してもよい。この場合、例えば、入力操作装置3003が、入力部33としての機能を提供することになる。
また、例えば、発行情報が、音声情報であり、ゲーム装置30がマイク等の音声入力装置を備える場合、当該発行情報を音声入力装置からゲーム装置30に入力してもよい。この場合、音声入力装置が、入力部33としての機能を提供することになる。
[変形例7]
上述した実施形態及び変形例において、識別コードFCは、ゲーム装置30を識別するための情報であるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、識別コードFCは、ゲーム装置30、または、ゲーム装置30のユーザを、少なくとも一時的に識別するための情報であればよい。例えば、識別コードFCは、ゲーム装置30において生成または表示されるワンタイムパスワードであってもよい。また、例えば、識別コードFCは、ゲーム装置30においてゲーム装置30のユーザが入力した文字列(パスワード)であってもよい。また、例えば、識別コードFCは、ゲーム装置30のユーザが利用するアプリケーションにおいて、当該ユーザを識別するために付与されたアカウント情報であってもよい。
[変形例8]
上述した実施形態及び変形例において、識別コードFCは、ゲーム装置30に設けられた記憶部32に記憶されている情報であるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、識別コードFCは、ゲーム装置30とは異なる外部装置に記憶された情報であってもよい。
図22は本変形例に係るゲームシステム1Aの構成の一例を示すブロック図である。ゲームシステム1Aは、ゲーム装置30の代わりにゲーム装置30Aを備える点と、ネットワークNWを介してゲーム装置30Aと通信可能な外部装置40を備える点と、において、実施形態に係るゲームシステム1と相違する。ゲーム装置30Aは、外部装置40と通信するための通信部36を備える点と、記憶部32に識別コードFCを記憶していない点と、において、実施形態に係るゲーム装置30と相違する。
本変形例において、ゲーム装置30Aに設けられた利用許否決定部312は、ネットワークNWを介して、外部装置40に記憶された識別コードFCを参照することができる。
[変形例9]
上述した実施形態及び変形例において、サービス提供部116は、プロセッサ1000が、制御プログラムPG1を実行することで実現される機能ブロックであるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、サービス提供部116は、プロセッサ1000が、制御プログラムとその他のアプリケーションプログラムとを実行することで実現される機能ブロックであってもよい。
また、上述した実施形態及び変形例において、ゲーム実行部314は、プロセッサ3000が、制御プログラムPG3を実行することで実現される機能ブロックであるが、本発明はこのような態様に限定されるものではなく、ゲーム実行部314は、プロセッサ3000が、制御プログラムとその他のアプリケーションプログラムとを実行することで実現される機能ブロックであってもよい。
図23は本変形例に係るゲームシステム1Bの構成の一例を示すブロック図である。ゲームシステム1Bは、端末装置10の代わりに端末装置10Bを備える点と、ゲーム装置30の代わりにゲーム装置30Bを備える点と、において、実施形態に係るゲームシステム1と相違する。
端末装置10Bは、端末制御部11の代わりに、端末制御部11B及びサービス提供部116Bを備える点と、記憶部12が、制御プログラムPG1の代わりに、制御プログラムPG1B及びアプリケーションプログラムPG11を記憶する点と、において、実施形態に係る端末装置10と相違する。端末制御部11Bは、サービス提供部116を備えない点において、端末制御部11と相違する。当該端末制御部11Bは、プロセッサ1000が、制御プログラムPG1Bを実行することで実現される機能ブロックである。サービス提供部116Bは、プロセッサ1000が、制御プログラムPG1BとアプリケーションプログラムPG11とを実行することで実現される機能ブロックであり、サービス提供部116と同一の機能を有する。
ゲーム装置30Bは、装置制御部31の代わりに、装置制御部31B及びゲーム実行部314Bを備える点と、記憶部32が、制御プログラムPG3の代わりに、制御プログラムPG3B及びゲームプログラムPG31を記憶する点と、において、実施形態に係るゲーム装置30と相違する。装置制御部31Bは、ゲーム実行部314を備えない点において、装置制御部31と相違する。当該装置制御部31Bは、プロセッサ3000が、制御プログラムPG3Bを実行することで実現される機能ブロックである。ゲーム実行部314Bは、プロセッサ3000が、制御プログラムPG3BとゲームプログラムPG31とを実行することで実現される機能ブロックであり、ゲーム実行部314と同一の機能を有する。
なお、図23は一例であり、本変形例に係る端末装置10Bは、複数のサービス提供部を備えていてもよい。この場合、端末装置10Bは、例えば、記憶部12に、複数のサービス提供部と1対1に対応する複数のアプリケーションプログラムを記憶していてもよい。
また、本変形例に係るゲーム装置30Bは、複数のゲーム実行部を備えていてもよい。この場合、ゲーム装置30Bは、例えば、記憶部32に、複数のゲーム実行部と1対1に対応する複数のゲームプログラムを記憶していてもよい。
また、本変形例に係るゲームシステム1Bは、端末装置10とゲーム装置30Bとを備えるものであってもよいし、端末装置10Bとゲーム装置30とを備えるものであってもよい。
[C.付記]
以上の記載から、本発明は例えば以下のように把握される。なお、各態様の理解を容易にするために、以下では、図面の参照符号を便宜的に括弧書きで付記するが、本発明を図示の態様に限定する趣旨ではない。
[付記1]
本発明の一態様に係る端末装置のプログラムは、プロセッサ(1000)を具備する端末装置(10)のプログラムであって、前記プロセッサを、ゲーム装置(30)、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部(33)から入力可能な発行情報を発行する発行部(110)として機能させる、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報が識別情報を含むため、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素を、識別情報に対応するゲーム装置においてのみ利用可能とすることができる。
なお、上記態様において、「識別情報」は、ゲーム装置を一意に識別するための情報であってもよいし、ゲーム装置で実行されるゲーム等のサービスを利用するユーザを一意に識別するための情報であってもよい。また、上記態様において、「識別情報」は、ゲーム装置に記憶された情報であってもよいし、ゲーム装置とは異なる外部装置に記憶された情報であってもよい。
上記態様において、「要素」は、ゲーム装置で実行されるゲームにおいて利用可能なアイテム、当該ゲームのキャラクタ、及び、当該ゲームの中で利用可能な仮想通貨等、ゲームに関連するオブジェクトであってもよい。ここで、「オブジェクト」とは、例えば、ゲーム装置において、画像や文字列等の視認可能な態様で表示されるものであってもよい。また、「オブジェクト」とは、ゲーム装置のユーザによって、当該ゲーム装置において所持されるか否かが決定されるものであってもよい。また、上記態様において、「要素」は、ゲームに関連するオブジェクトと交換可能な価値、例えば、当該オブジェクトと交換可能なポイントであってもよい。すなわち、上記態様において、「要素」は、ゲームと直接的または間接的に関連する要素(ゲーム要素)であればよい。
上記態様において、「要素」の「利用」とは、例えば、「要素」が「オブジェクト」である場合には、当該オブジェクトをゲームにおいて消費することであってもよいし、当該オブジェクトを用いて当該ゲームに関連するパラメータを変更すること(例えば、ゲームのキャラクタの体力、攻撃力、若しくは、防御力等を向上させること)であってもよいし、当該オブジェクトを他のオブジェクトと交換することであってもよいし、または、当該オブジェクトをゲーム装置において表示することであってもよい。また、上記態様において、「要素」の「利用」とは、例えば、「要素」が「ポイント」である場合には、当該ポイントをゲームのオブジェクトと交換することであってもよい。
上記態様において、「入力部」は、例えば、カメラ等、画像情報を入力するための構成要素であってもよいし、タッチパネル、操作ボタン等、ゲーム装置のユーザによる操作を受け付けるための構成要素であってもよいし、マイク等、音声を入力するための構成要素であってもよい。
上記態様において、「発行情報」は、例えば、QRコード、若しくは、バーコード等の図形情報であってもよいし、文字情報であってもよいし、音声情報であってもよい。すなわち、上記態様において、「発行情報の発行」とは、図形情報または文字情報を表示すること、図形情報または文字情報をメール等に添付する等して他の装置(例えば、ゲーム装置のユーザが所有するスマートフォン)に送信すること、及び、音声情報を出力すること、等の概念を含む。
[付記2]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1に記載の端末装置のプログラムであって、前記プロセッサを、前記発行部が前記発行情報を発行した場合に、当該発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の前記端末装置における利用を制限する利用制限部(113)として更に機能させる、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素が、端末装置とゲーム装置との両方で利用可能となることを防止することができる。
[付記3]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1または2に記載の端末装置のプログラムであって、前記入力部から入力された発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素は、当該発行情報に含まれる識別情報に基づいて、前記ゲーム装置における利用が制限される、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素を、発行情報に含まれる識別情報に対応するゲーム装置においてのみ利用可能とすることができる。
[付記4]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記3に記載の端末装置のプログラムであって、前記入力部から入力された発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素は、当該発行情報に含まれる識別情報と前記ゲーム装置に記憶された識別情報とが異なる場合に、前記ゲーム装置における利用が制限される、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の、発行情報に含まれる識別情報に対応しないゲーム装置における利用を制限することができる。
[付記5]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1乃至4のうち何れかに記載の端末装置のプログラムであって、前記発行部は、前記発行情報を一意に識別するための発行識別情報を生成し、当該発行識別情報を前記発行情報に含ませる、ことを特徴とする。
この態様によれば、ゲーム装置において、発行情報が複数回に亘り入力された場合であっても、発行情報含まれる要素情報と対応付けられた要素が、無制限に複製されることを防止することができる。
[付記6]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記3または4に記載の端末装置のプログラムであって、前記発行情報は、当該発行情報を一意に識別するための発行識別情報を含み、前記入力部から入力された発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素は、当該発行情報に含まれる発行識別情報に基づいて、前記ゲーム装置における利用が制限される、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報含まれる要素情報と対応付けられた要素が、無制限に複製されることを防止することができる。
[付記7]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1乃至6のうち何れかに記載の端末装置のプログラムであって、前記要素は、前記ゲーム装置で実行可能な所定のゲームにおいて利用可能なオブジェクトである、ことを特徴とする。
この態様によれば、所定のゲームにおいて利用可能なオブジェクトが、無制限に複製されることを防止することができる。
[付記8]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1乃至6のうち何れかに記載の端末装置のプログラムであって、前記要素は、前記ゲーム装置で実行可能な所定のゲームにおいて利用可能なオブジェクトと交換可能なポイントである、ことを特徴とする。
この態様によれば、所定のゲームにおいて利用可能なオブジェクトと交換可能なポイントが、無制限に複製されることを防止することができる。
[付記9]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1乃至8のうち何れかに記載の端末装置のプログラムであって、前記要素は、前記ゲーム装置で実行可能であり且つ前記端末装置で実行できない所定のゲームにおいて、利用可能である、ことを特徴とする。
この態様によれば、端末装置のユーザに対して、ゲーム装置で実行可能な所定のゲームの利用を促進することが可能となる。
[付記10]
本発明の他の態様に係る端末装置のプログラムは、付記1乃至9のうち何れかに記載の端末装置のプログラムであって、前記プロセッサを、前記端末装置において利用可能な所定のサービスの利用結果に応じて前記要素情報を生成する要素情報生成部(116)として更に機能させる、ことを特徴とする。
この態様によれば、端末装置のユーザに対して、端末装置で利用可能な所定のサービスの利用を促進することが可能となる。
[付記11]
本発明の一態様に係る端末装置(10)は、ゲーム装置(30)、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部(33)から入力可能な発行情報を発行する発行部(110)を備える、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報が識別情報を含むため、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素を、識別情報に対応するゲーム装置においてのみ利用可能とすることができる。
[付記12]
本発明の一態様に係るゲーム装置のプログラムは、プロセッサ(3000)を具備するゲーム装置(30)のプログラムであって、前記プロセッサを、端末装置が発行する発行情報を取得する取得部(311)として機能させ、前記発行情報は、前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、を含む、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報が識別情報を含むため、識別情報がゲーム装置に対応する場合にのみ、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素を、当該ゲーム装置で利用可能とすることができる。
[付記13]
本発明の他の態様に係るゲーム装置のプログラムは、付記12に記載のゲーム装置のプログラムであって、前記コンピュータを、前記取得部が取得した発行情報に含まれる識別情報に基づいて、当該発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の前記ゲーム装置における利用を制限する利用制限部(312)として更に機能させる、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素を、発行情報に含まれる識別情報に対応するゲーム装置においてのみ利用可能とすることができる。
[付記14]
本発明の他の態様に係るゲーム装置のプログラムは、付記13に記載のゲーム装置のプログラムであって、前記利用制限部は、前記取得部が取得した発行情報に含まれる識別情報と前記ゲーム装置に記憶された識別情報とが異なる場合、前記取得部が取得した発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の前記ゲーム装置における利用を制限する、ことを特徴とする。
この態様によれば、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の、発行情報に含まれる識別情報に対応しないゲーム装置における利用を制限することができる。
[付記15]
本発明の他の態様に係るゲーム装置のプログラムは、付記13または14に記載のゲーム装置のプログラムであって、前記発行情報は、前記発行情報を一意に識別するための発行識別情報を含み、前記利用制限部は、前記取得部が取得した発行情報に含まれる発行識別情報に基づいて、当該発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の前記ゲーム装置における利用を制限する、ことを特徴とする。
この態様によれば、ゲーム装置において、発行情報が複数回に亘り入力された場合であっても、発行情報含まれる要素情報と対応付けられた要素が、無制限に複製されることを防止することができる。
[付記16]
本発明の一態様に係るゲームシステム(1)は、発行情報を発行する発行部(110)を具備する端末装置(10)と、前記発行情報を入力可能な入力部(33)を具備するゲーム装置(30)と、を備え、前記発行情報は、前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、を含む、ことを特徴とするゲームシステム。
この態様によれば、発行情報が識別情報を含むため、発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素を、識別情報に対応するゲーム装置においてのみ利用可能とすることができる。
1…ゲームシステム、10…端末装置、11…端末制御部、12…記憶部、13…通信部、14…操作部、15…表示部、30…ゲーム装置、31…装置制御部、32…記憶部、33…入力部、34…操作部、35…表示部、110…発行部、111…発行情報生成部、112…発行情報出力部、113…利用状態制御部、114…操作内容取得部、115…表示情報生成部、116…サービス提供部、311…取得部、312…利用許可部、313…表示情報生成部、314…ゲーム実行部、1000…プロセッサ、3000…プロセッサ。

Claims (21)

  1. プロセッサを具備する端末装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部と
    前記発行部が前記発行情報を発行した場合に、当該発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の前記端末装置における利用を制限する利用制限部と、
    して機能させる、
    ことを特徴とする、端末装置のプログラム。
  2. プロセッサを具備する端末装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部として機能させ
    前記発行部は、
    前記発行情報を一意に識別するための発行識別情報を生成し、
    当該発行識別情報を前記発行情報に含ませる、
    ことを特徴とする、端末装置のプログラム。
  3. プロセッサを具備する端末装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部として機能させ
    前記要素は、
    前記ゲーム装置で実行可能であり且つ前記端末装置で実行できない所定のゲームにおいて、利用可能である、
    ことを特徴とする、端末装置のプログラム。
  4. プロセッサを具備する端末装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部と
    前記端末装置において利用可能な所定のサービスの利用結果に応じて前記要素情報を生成する要素情報生成部と、
    して機能させる、
    ことを特徴とする、端末装置のプログラム。
  5. 前記入力部から入力された発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素は、
    当該発行情報に含まれる識別情報に基づいて、前記ゲーム装置における利用が制限される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の端末装置のプログラム。
  6. 前記入力部から入力された発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素は、
    当該発行情報に含まれる識別情報と前記ゲーム装置に記憶された識別情報とが異なる場合に、前記ゲーム装置における利用が制限される、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の端末装置のプログラム。
  7. 前記発行情報は、
    当該発行情報を一意に識別するための発行識別情報を含み、
    前記入力部から入力された発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素は、
    当該発行情報に含まれる発行識別情報に基づいて、前記ゲーム装置における利用が制限される、
    ことを特徴とする、請求項5または6に記載の端末装置のプログラム。
  8. 前記要素は、
    前記ゲーム装置で実行可能な所定のゲームにおいて利用可能なオブジェクトである、
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の端末装置のプログラム。
  9. 前記要素は、
    前記ゲーム装置で実行可能な所定のゲームにおいて利用可能なオブジェクトと交換可能なポイントである、
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のうち何れか1項に記載の端末装置のプログラム。
  10. ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部を備える端末装置であって、
    前記発行部が前記発行情報を発行した場合に、当該発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の前記端末装置における利用を制限する利用制限部を備える、
    ことを特徴とする、端末装置。
  11. ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部を備え
    前記発行部は、
    前記発行情報を一意に識別するための発行識別情報を生成し、
    当該発行識別情報を前記発行情報に含ませる、
    ことを特徴とする、端末装置。
  12. ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部を備える端末装置であって、
    前記要素は、
    前記ゲーム装置で実行可能であり且つ前記端末装置で実行できない所定のゲームにおいて、利用可能である、
    ことを特徴とする、端末装置。
  13. ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報とを含み、前記ゲーム装置に設けられた入力部から入力可能な発行情報を発行する発行部を備える端末装置であって、
    前記端末装置において利用可能な所定のサービスの利用結果に応じて前記要素情報を生成する要素情報生成部を備える、
    ことを特徴とする、端末装置。
  14. プロセッサを具備するゲーム装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    端末装置が発行する発行情報を取得する取得部として機能させ、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、
    を含
    前記発行情報が発行された場合に、
    前記発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の、前記端末装置における利用が制限される、
    ことを特徴とする、ゲーム装置のプログラム。
  15. プロセッサを具備するゲーム装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    端末装置が発行する発行情報を取得する取得部として機能させ、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、
    前記発行情報を一意に識別するための発行識別情報と、
    を含む、
    ことを特徴とする、ゲーム装置のプログラム。
  16. プロセッサを具備するゲーム装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    端末装置が発行する発行情報を取得する取得部として機能させ、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、
    を含
    前記要素は、
    前記ゲーム装置で実行可能であり且つ前記端末装置で実行できない所定のゲームにおいて、利用可能である、
    ことを特徴とする、ゲーム装置のプログラム。
  17. プロセッサを具備するゲーム装置のプログラムであって、
    前記プロセッサを、
    端末装置が発行する発行情報を取得する取得部として機能させ、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、
    を含
    前記要素情報は、
    前記端末装置において利用可能な所定のサービスの利用結果に応じて生成される、
    ことを特徴とする、ゲーム装置のプログラム。
  18. 発行情報を発行する発行部を具備する端末装置と、
    前記発行情報を入力可能な入力部を具備するゲーム装置と、
    を備え、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、を含
    前記発行情報が発行された場合に、
    前記発行情報に含まれる要素情報と対応付けられた要素の、前記端末装置における利用が制限される、
    ことを特徴とするゲームシステム。
  19. 発行情報を発行する発行部を具備する端末装置と、
    前記発行情報を入力可能な入力部を具備するゲーム装置と、
    を備え、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、
    前記発行情報を一意に識別するための発行識別情報と、
    を含む、
    ことを特徴とするゲームシステム。
  20. 発行情報を発行する発行部を具備する端末装置と、
    前記発行情報を入力可能な入力部を具備するゲーム装置と、
    を備え、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、を含
    前記要素は、
    前記ゲーム装置で実行可能であり且つ前記端末装置で実行できない所定のゲームにおいて、利用可能である、
    ことを特徴とするゲームシステム。
  21. 発行情報を発行する発行部を具備する端末装置と、
    前記発行情報を入力可能な入力部を具備するゲーム装置と、
    を備え、
    前記発行情報は、
    前記ゲーム装置、または、前記ゲーム装置のユーザ、を識別するための識別情報と、
    前記ゲーム装置において利用可能な要素と対応付けられた要素情報と、を含
    前記要素情報は、
    前記端末装置において利用可能な所定のサービスの利用結果に応じて生成される、
    ことを特徴とするゲームシステム。
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