JP6331962B2 - 工業用機器、工業用機器におけるロック解除方法 - Google Patents

工業用機器、工業用機器におけるロック解除方法 Download PDF

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本発明は、操作ボタン等の操作入力部を備えた工業用機器に係り、特に、操作入力部を不特定のユーザが操作することを防ぐ技術に関する。
プラント等において物理量を測定する測定装置、測定装置が測定したデータを収集する記録計、測定装置を制御する制御機器等の工業用機器が備える表示装置と入力装置は、一般に、必要最小限の機能しか有していないことが多い。例えば、数個の7セグメント表示装置と数個の操作ボタンと数個のLED等である。
このため、工業用機器単体では、機器に対する各種設定や動作指示等の操作性が十分ではない。そこで、端末装置と通信を行ない、端末装置から工業用機器に各種コマンドを送ることで、工業用機器を操作することが行なわれている。端末装置としては、汎用的なPC等が用いられている。
端末装置と通信を行なう際には、不特定のユーザからの端末装置を介した操作を受け付けることを防ぐために、ユーザID、パスワードを用いたログイン認証によるアクセス制限を行なうことが多い。
図6は、通信を行なう工業用機器300と端末装置400の従来の要部構成を示すブロック図である。本図に示すように、工業用機器300は、通信部310、制御部320、ログイン処理部330、ユーザ管理部340、コマンド処理部350、表示部360、操作入力部370、記録媒体アクセス部380を備えている。
通信部310は、工業用機器通信ツール420がインストールされた端末装置400との通信処理を行なう。通信部310が行なう通信は、Ethernet(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等を用いることができ、有線・無線を問わない。
制御部320は、工業用機器300における各種処理の制御を行なう。ログイン処理部330は、端末装置400との通信に際し、ユーザ管理部340にあらかじめ登録されたユーザIDとパスワードとを用いたログイン処理を行なう。コマンド処理部350は、端末装置400から送られたコマンドの処理を行なう。
表示部360は、例えば、図7に示すように2桁の7セグメントの表示装置と8個のLEDで構成される。操作入力部370は、例えば、図7に示すように4個の操作ボタンで構成される。このように、工業用機器300が備える表示部360と操作入力部370は、一般に、必要最小限の機能しか備えていないことが多い。また、操作入力部370は、外部に露出しており、誰でも容易に操作を行なえるようになっている。
記録媒体アクセス部380は、SDカードやUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が装着可能となっており、装着された可搬型の記録媒体にアクセスして、データの読み書きを行なう。
端末装置400は、通信部410、工業用機器通信ツール420を備えている。通信部410は、工業用機器300との通信処理を行なう。工業用機器通信ツール420は、工業用機器300と通信部410を介した通信を行ない、工業用機器300にコマンドを送信したり、工業用機器300から情報を取得したりする。
特開2009−267511号公報
通信により端末装置400から工業用機器300の操作を行なう場合には、ログイン認証を行なうことで、不特定のユーザが工業用機器300を操作することを防ぐことができる。
しかしながら、工業用機器300が備える操作ボタン等の操作入力部370は、誰でも操作を行なえる状態にあるため、ログイン認証では、不特定のユーザが操作入力部370を直接操作することを防ぐことはできない。
不特定のユーザが操作入力部370を操作することを防ぐためには、例えば、操作入力部370に鍵付きのカバーを取り付けることが考えられるが、新たなハードウェアを追加しなければならないため、コスト上昇を招いてしまう。また、鍵の施錠、解錠という操作が必要になり、操作性が悪化する。
そこで、本発明は、工業用機器において、コスト上昇や操作性の悪化を招くことなく、操作入力部を不特定のユーザが操作することを防ぐことを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様である工業用機器は、可搬型記録媒体を装着可能な工業用機器であって、ログイン処理のためのユーザ管理情報を格納するユーザ管理部と、操作受付がロック状態とロック解除状態で切り替えられる操作入力部と、前記操作入力部がロック状態のときに、可搬型記録媒体が装着されると、前記可搬型記録媒体に照合値が記録されているかどうかを調べ、照合値が記録されている場合に、前記可搬型記録媒体の記録媒体識別子と前記ユーザ管理情報とから一意に算出される一意算出値をユーザ管理情報毎に算出し、前記照合値と一致する一意算出値が存在する場合に、前記操作入力部をロック解除状態とする制御部と、を備えたことを特徴とする。
ここで、前記制御部は、ログイン処理を行なったユーザのユーザ管理情報と、装着された可搬型記録媒体の記録媒体識別子とから一意算出値を算出し、前記可搬型記録媒体に照合値として記録することができる。
また、前記照合値と一致する一算出値に対応するユーザ管理情報から得られるユーザ情報と、前記操作入力部が受け付けた操作情報とを関連付けて記録する操作ログ管理部をさらに備えるようにしてもよい。
また、前記制御部は、前記可搬型記録媒体が取り外されると、前記操作入力部をロック状態とすることができる。
また、可搬型記録媒体を装着可能な端末装置と通信を行ない、前記端末装置から装着された可搬型記録媒体の記録媒体識別子と、照合値とを受信すると、受信した記録媒体識別子と前記ユーザ管理情報とから一意に算出される一意算出値をユーザ管理情報毎に算出し、受信した照合値と一致する一意算出値が存在する場合に、前記端末装置を介したログインを認証するログイン処理部をさらに備えることができる。
また、前記ユーザ管理情報は、ユーザIDとパスワードであり、前記一意算出値は、前記記録媒体識別子と前記ユーザIDと前記パスワードから算出されるハッシュ値とすることができる。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様である工業用機器におけるロック解除方法は、ログイン処理のためのユーザ管理情報を格納するユーザ管理部と、操作受付がロック状態とロック解除状態で切り替えられる操作入力部とを備えた可搬型記録媒体を装着可能な工業用機器におけるロック解錠方法であって、前記操作入力部がロック状態のときに、可搬型記録媒体が装着されると、前記可搬型記録媒体に照合値が記録されているかどうかを調べ、照合値が記録されている場合に、前記可搬型記録媒体の記録媒体識別子と前記ユーザ管理情報とから一意に算出される一意算出値をユーザ管理情報毎に算出し、前記照合値と一致する一意算出値が存在する場合に、前記操作入力部をロック解除状態とすることを特徴とする。
本発明によれば、工業用機器において、コスト上昇や操作性の悪化を招くことなく、操作入力部を不特定のユーザが操作することを防ぐことができる。
本実施形態に係る工業用機器と端末装置の要部構成を示すブロック図である。 操作入力部のロック状態解除動作について説明するフローチャートである。 可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルを作成する手順について説明するフローチャートである。 鍵解除用ファイルを用いたログイン処理を説明するブロック図である。 鍵解除用ファイルを用いたログイン動作を説明するフローチャートである。 通信を行なう工業用機器と端末装置の従来の要部構成を示すブロック図である。 表示部と操作入力部の例を示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る工業用機器100と端末装置200の要部構成を示すブロック図である。本図に示すように、工業用機器100は、通信部110、制御部120、ログイン処理部130、ユーザ管理部140、コマンド処理部150、表示部160、操作入力部170、記録媒体アクセス部180、操作ログ管理部190を備えている。
通信部110は、工業用機器通信ツール220がインストールされた端末装置200との通信処理を行なう。通信部110が行なう通信は、Ethernet(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等を用いることができ、有線・無線を問わない。
制御部120は、工業用機器100における各種処理の制御を行なう。本実施形態では、制御部120は、操作ロック部121、照合値生成部122、照合値認証部123を備えている。これらの機能ブロックの詳細については後述する。
ログイン処理部130は、端末装置200との通信に際し、ユーザ管理部140にあらかじめ登録されたユーザIDとパスワードとを用いた認証によるログイン処理を行なう。コマンド処理部150は、端末装置200から送られたコマンドの処理を行なう。
図7に示した従来例と同様に、表示部160は、2桁の7セグメントの表示装置と8個のLEDで構成され、操作入力部170は、4個の操作ボタンで構成されるものとする。ただし、他の構成であってもよい。
記録媒体アクセス部180は、SDカードやUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が装着可能となっており、装着された可搬型の記録媒体にアクセスして、データの読み書きを行なう。
操作ログ管理部190は、操作入力部170が受け付けた操作のログを記録する。後述するように、本実施形態では、操作入力部170の操作を行なったユーザを特定することができるため、操作ログは、操作を行なったユーザの情報を付して記録することができる。
端末装置200は、通信部210、工業用機器通信ツール220を備えている。通信部210は、工業用機器100との通信処理を行なう。工業用機器通信ツール220は、工業用機器100と通信部210を介した通信を行ない、工業用機器100にコマンドを送信したり、工業用機器100から情報を取得したりする。
次に、工業用機器100の制御部120が備える操作ロック部121、照合値生成部122、照合値認証部123について説明する。
操作ロック部121は、操作入力部170をロック状態としたり、ロック状態を解除したりする。ロック状態では、操作入力部170が操作されても、操作に対応する動作は行なわないようにする。ロック状態およびロック状態の解除はソフトウェア的に行なうようにする。
照合値生成部122は、ロック状態の解除判定に用いる照合値を生成する。照合値は、記録媒体アクセス部180に装着された可搬型記録媒体から取得した記録媒体識別子と、ユーザ管理情報とから一意に得られる値とする。
ここで、記録媒体識別子は、記録媒体固有の識別子であり、例えば、記録媒体がSDカードであれば、CID(Card Identification)を用いることができる。ユーザ管理情報は、例えば、ユーザ管理部140に記録されたユーザIDとパスワードの組を用いることができる。この場合、照合値は、記録媒体識別子とユーザIDとパスワードから算出されるハッシュ値とすることができる。ハッシュ関数はMD5、SHA1等任意の関数を用いることができる。
照合値認証部123は、記録媒体アクセス部180に可搬型記録媒体が装着されたときに、可搬型記録媒体に照合値を記録した鍵解除用ファイルが存在するかどうかを調べ、存在している場合には、記録された照合値に対応するユーザ管理情報が、ユーザ管理部140に記録されているかどうかを判定して照合値の認証を行なう。
具体的には、記録媒体アクセス部180に装着された可搬型記録媒体の記録媒体識別子を用いて、ユーザ管理部140に記録されているユーザ管理情報毎にハッシュ値を算出する。そして、可搬型記録媒体に記録されている照合値に一致するハッシュ値があれば、照合値認証可とし、可搬型記録媒体に記録されている照合値に一致するハッシュ値がなければ、照合値認証不可とする。
次に、本実施形態における操作入力部170のロック状態解除動作について図2のフローチャートを参照して説明する。なお、通常状態において、操作入力部170は、ロック状態にあるものとする。すなわち、そのままでは、ユーザは操作入力部170の操作を行なうことはできない。ただし、管理者の設定により、ロック状態に移行せずに、操作入力部170を常時操作可能としてもよい。この場合、以下に説明するロック解除動作は不要である。
記録媒体アクセス部180に可搬型記録媒体が装着されると、照合値認証部123は、可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルが存在するかどうかを調べる(S102)。そして、鍵解除用ファイルが存在しない場合(S102:No)は、操作入力部170のロック状態を解除せずに(S112)、本処理を終了する。すなわち、ロック解除動作には、鍵解除用ファイルが記録された可搬型記録媒体が必要である。可搬型記録媒体への鍵解除用ファイルの作成手順については後述する。
可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルが存在する場合(S102:Yes)は、鍵解除用ファイルに記録されている照合値を読み出す(S103)。また、記録媒体アクセス部180に装着されている可搬型記録媒体から記録媒体識別子を取得する(S104)。
次に、照合値生成部122が、取得した記録媒体識別子を用いて、ユーザ管理部140に記録されている各ユーザ管理情報、すなわちユーザIDとパスワードとの組毎に、ハッシュ値を算出する(S105)。
照合値認証部123は、算出したユーザ管理情報毎のハッシュ値の中に、可搬型記録媒体から読み出した照合値と一致するハッシュ値がない場合(S106:No)には、操作入力部170のロック状態を解除せずに(S112)、本処理を終了する。すなわち、ユーザ管理情報が登録されていないユーザからの操作入力部170の操作を受け付けないようにしている。
一方、算出したユーザ管理情報毎のハッシュ値の中に、可搬型記録媒体から読み出した照合値と一致するハッシュ値がある場合(S106:Yes)には、操作ロック部121が、操作入力部170のロック状態を解除する(S107)。これにより、ユーザ管理情報が登録されているユーザのみが操作入力部170のロック状態を解除できるようなる。このため、不特定のユーザが操作入力部170の操作を行なうことを防ぐことができる。
このとき、鍵付きカバー等の新たなハードウェアの追加は不要であるため、コスト上昇を招くことはない。また、鍵解除用ファイルが記録された可搬型記録媒体を装着するだけでよいため、煩雑な鍵解錠動作や認証情報の入力は不要で、操作性の悪化を招くこともない。
本実施形態では、一致するハッシュ値により、可搬型記録媒体から読み出した照合値に対応するユーザを特定することができる(S108)。このため、操作ログ管理部190が、操作入力部170の操作ログを記録する際に、操作を行なったユーザの情報を付して記録することができる(S109)。従来、操作入力部170の操作を行なったユーザを特定することはできなかったが、本機能により、どのユーザがどのような操作を行なったかの記録を残すことができるため、機器管理およびユーザ管理において非常に有益である。
なお、操作ロック部121は、可搬型記録媒体が記録媒体アクセス部180から取り外されると(S110)、操作入力部170をロック状態とする(S111)。これにより、他のユーザが引き続き操作入力部170の操作を行なえてしまうことを防ぐことができる。
次に、可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルを作成する手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルを作成する際には、工業用機器100と端末装置200とを接続状態にする(S201)。具体的には、端末装置200の工業用機器通信ツール220を起動させる。
工業用機器通信ツール220は、ユーザにユーザIDとパスワードの入力を促し、工業用機器100のログイン処理部130と通信を行なってログイン認証を行なう(S202)。入力されたユーザIDとパスワードによるログイン認証が不可の場合(S202:No)は、工業用機器100との接続を解除する(S208)。
入力されたユーザIDとパスワードによるログインが認証されると(S202:Yes)、ユーザから鍵解除用ファイル作成の指示を受け付ける(S203)。鍵解除用ファイル作成の指示は、例えば、メニュー選択やコマンド入力により受け付けることができる。
鍵解除用ファイル作成の指示を受け付けると、工業用機器100の記録媒体アクセス部180への可搬型記録媒体の装着をユーザに促す(S204)。例えば、端末装置200の表示装置に記録媒体装着メッセージを表示したり、記録媒体アクセス部180のLEDを点等させる等により、可搬型記録媒体の装着をユーザに促すことができる。
次に、工業用機器100の照合値生成部122が、装着された可搬型記録媒体から記録媒体識別子を読み込む(S205)。そして、読み込んだ記録媒体識別子と、ログイン認証(S202)で特定されたユーザのユーザ管理情報、すなわちユーザIDとパスワードとからハッシュ値を算出する(S206)。
ハッシュ値を算出すると、記録媒体アクセス部180に装着された可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルを作成して、算出されたハッシュ値を照合値として鍵解除用ファイルに書き込む(S207)。以上、可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルを作成する手順について説明した。
なお、本実施形態の工業用機器100では、鍵解除用ファイルが記録された可搬型記録媒体を用いて端末装置200からのログイン処理を簡素化することができる。この場合、図4に示すように、端末装置200にも記録媒体アクセス部230を備えさせる。ただし、一般に、端末装置200は、記録媒体アクセス部230を備えて構成されるため、本処理のために記録媒体アクセス部230を別途追加する必要ない。
鍵解除用ファイルが記録された可搬型記録媒体を用いた場合、図5のフローチャートに示すような手順で、端末装置200からのログイン動作を行なうことができる。すなわち、端末装置200の工業用機器通信ツール220は、端末装置200の記録媒体アクセス部230に可搬型記録媒体が装着されると(S301)、可搬型記録媒体に鍵解除用ファイルが存在するかどうかを調べる(S302)。
鍵解除用ファイルが存在しない場合(S302:No)は、ユーザIDとパスワードとを入力する通常のログイン処理を行なう(S310)。一方、鍵解除用ファイルが存在する場合(S302:Yes)は、鍵解除用ファイルから照合値を読み出す(S303)。また、端末装置200の記録媒体アクセス部230に装着された可搬型記録媒体から記録媒体識別子を取得する(S304)。
そして、工業用機器通信ツール220は、読み出した照合値と、取得した記録媒体識別子を工業用機器100のログイン処理部130に送信する(S305)。
ログイン処理部130が、照合値と記録媒体識別子を受信すると、照合値生成部122が、この記録媒体識別子を用いて、ユーザ管理部140に記録されている各ユーザ管理情報、すなわちユーザIDとパスワードとの組毎に、ハッシュ値を算出する(S306)。
ログイン処理部130は、算出したユーザ管理情報毎のハッシュ値の中に、端末装置200から送られた照合値と一致するハッシュ値がない場合(S307:No)には、端末装置200からのログイン不可とする(S309)。
一方、算出したユーザ管理情報毎のハッシュ値の中に、端末装置200から送られた照合値と一致するハッシュ値がある場合(S307:Yes)には、端末装置200からのログインを許可する(S308)。本実施例では、物理的な可搬型記録媒体によるログイン認証を行なうため、ユーザID、パスワードの入力によるログイン認証よりも、セキュリティを強化することができる。また、ユーザID、パスワードの入力操作を省くことができるため、操作性を向上させることができる。
100…工業用機器、110…通信部、120…制御部、121…操作ロック部、122…照合値生成部、123…照合値認証部、130…ログイン処理部、140…ユーザ管理部、150…コマンド処理部、160…表示部、170…操作入力部、180…記録媒体アクセス部、190…操作ログ管理部、200…端末装置、210…通信部、220…工業用機器通信ツール、230…記録媒体アクセス部

Claims (7)

  1. 可搬型記録媒体を装着可能な工業用機器であって、
    ログイン処理のためのユーザ管理情報を格納するユーザ管理部と、
    操作受付がロック状態とロック解除状態で切り替えられる操作入力部と、
    前記操作入力部がロック状態のときに、可搬型記録媒体が装着されると、前記可搬型記録媒体に照合値が記録されているかどうかを調べ、照合値が記録されている場合に、前記可搬型記録媒体の記録媒体識別子と前記ユーザ管理情報とから一意に算出される一意算出値をユーザ管理情報毎に算出し、前記照合値と一致する一意算出値が存在する場合に、前記操作入力部をロック解除状態とする制御部と、
    を備えたことを特徴とする工業用機器。
  2. 前記制御部は、
    ログイン処理を行なったユーザのユーザ管理情報と、装着された可搬型記録媒体の記録媒体識別子とから一意算出値を算出し、前記可搬型記録媒体に照合値として記録することを特徴とする請求項1に記載の工業用機器。
  3. 前記照合値と一致する一算出値に対応するユーザ管理情報から得られるユーザ情報と、前記操作入力部が受け付けた操作情報とを関連付けて記録する操作ログ管理部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の工業用機器。
  4. 前記制御部は、
    前記可搬型記録媒体が取り外されると、前記操作入力部をロック状態とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の工業用機器。
  5. 可搬型記録媒体を装着可能な端末装置と通信を行ない、
    前記端末装置から装着された可搬型記録媒体の記録媒体識別子と、照合値とを受信すると、受信した記録媒体識別子と前記ユーザ管理情報とから一意に算出される一意算出値をユーザ管理情報毎に算出し、受信した照合値と一致する一意算出値が存在する場合に、前記端末装置を介したログインを認証するログイン処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工業用機器。
  6. 前記ユーザ管理情報は、ユーザIDとパスワードであり、前記一意算出値は、前記記録媒体識別子と前記ユーザIDと前記パスワードから算出されるハッシュ値であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の工業用機器。
  7. ログイン処理のためのユーザ管理情報を格納するユーザ管理部と、操作受付がロック状態とロック解除状態で切り替えられる操作入力部とを備えた可搬型記録媒体を装着可能な工業用機器におけるロック解錠方法であって、
    前記操作入力部がロック状態のときに、可搬型記録媒体が装着されると、前記可搬型記録媒体に照合値が記録されているかどうかを調べ、照合値が記録されている場合に、前記可搬型記録媒体の記録媒体識別子と前記ユーザ管理情報とから一意に算出される一意算出値をユーザ管理情報毎に算出し、前記照合値と一致する一意算出値が存在する場合に、前記操作入力部をロック解除状態とすることを特徴とする工業用機器におけるロック解錠方法。
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