JP6330821B2 - 無線通信システムにおける装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信分野に関し、さらに具体的に、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)のロング・ターム・エボリューション(LTE)及びそのLTEアドバンスト(LTE-A)における装置及び方法に関する。
異質ネットワーク(HeterogeneousNetworks)の概念は、3GPPRel-10において最初に提出された。異質ネットワークは、マクロセルに省電力アクセスポイントを取り入れて、ユーザの移動端末との距離を短縮させ、ユーザに対するサービス品質を向上することにより、ネットワーク全体の容量を向上するものである。よって、異質ネットワークでは、マクロセルは、主にネットワークカバレッジを提供し、ホットスポットエリアの低電力アクセスポイントは、主に高速度、高品質の伝達サービスを提供するのである。
ところが、異質ネットワークはたくさんの問題を招いている。例えば、移動端末は、ソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ効率が大きく影響されるだけでなく、ハンドオーバの失敗確率も大きくなっている。現在では、移動端末のソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ効率を向上するとともに移動端末のハンドオーバの失敗確率を低下するために、各種の技術を採用しているが、これにより、移動端末のピンポンハンドオーバの確率がさらに高くなることが多い。
よって、移動端末のソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ成功確率を向上するとともに、移動端末のピンポンハンドオーバ確率を低下して、ユーザにシームレス且つ安定なネットワークカバレッジを提供する無線通信システムにおける装置及び方法が要求されている。
本発明の1つ実施例は、無線通信システムにおける装置であって、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ユニットと、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ユニットと、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガユニットと、を備える。
上述した装置によれば、前記取得ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、前記評価ユニットは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価するものである。
上述した装置によれば、前記予定時間帯は、予め設定されるものであり、或いは前記移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、前記インジケーターの値が予定閾値を超える場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と、目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が前回に確定された判定閾値以上である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と目標セルに対する前記移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を増加させるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と、目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が前回に確定された判定閾値未満である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と目標セルに対する前記移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を減少させ、或いは前記インジケーターの値を不変にさせるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に、前記インジケーターをリセットし、或いは予定数値を減少させるようにするものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値を予定のインジケーター上限値に比較し、前記インジケーターの値が前記インジケーター上限値に達した場合、前記インジケーターの値を増加させないようにするものであり、前記インジケーター上限値は前記予定閾値以上である。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値が前記予定閾値未満である場合、前記移動端末に測定結果を報告することを停止させるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、毎回ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出した後に、前記判定閾値を更新するものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、最小の判定閾値を予め設定するもの、及び前記判定閾値を更新する場合に、算出した判定閾値が前記最小の判定閾値未満である場合、前記最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設定するものである。
上述した装置によれば、前記トリガユニットは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定数の連続する測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものである。
上述した装置によれば、前記トリガユニットは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、前記予定時間帯内に予定数を超える測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものである。
本発明の他の実施例は、無線通信システムに用いる方法であって、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、前記ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガステップと、を備える。
上述した方法によれば、前記取得ステップでは、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かをさらに判定し、前記評価ステップでは、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いをさらに評価する。
上述した方法によれば、前記予定時間帯は、予め設定されるものであり、或いは、前記移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものである。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とする。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、前記インジケーターの値が予定閾値を超える場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が、前回に確定された判定閾値以上である場合に、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と目標セルに対する前記移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を増加させる。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が、前回に確定された判定閾値未満である場合に、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と目標セルに対する前記移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を減少させ、或いは、前記インジケーターの値を不変にさせる。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、前記インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に、前記インジケーターをリセットし、或いは、予定数値を減少させるようにする。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、前記インジケーターの値を予定のインジケーター上限値に比較し、前記インジケーターの値が前記インジケーター上限値に達したとき、前記インジケーターの値を増加させないようにし、前記インジケーター上限値は前記予定閾値以上である。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、前記インジケーターの値が前記予定閾値未満である場合に、前記移動端末に測定結果を報告することを停止させる。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、毎回ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末との間の信号品質差を算出した後に、前記判定閾値を更新する。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、最小の判定閾値を予め設定し、前記判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値が前記最小の判定閾値未満である場合、前記最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設定する。
上述した方法によれば、前記トリガステップでは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定数の連続する測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする。
上述した方法によれば、前記トリガステップでは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、前記予定時間帯内に予定数を超える測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする。
本発明のさらに他の実施例は、無線通信システムにおける装置であって、移動端末からのアップリンク参照信号を受信する受信ユニットと、前記アップリンク参照信号により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質を取得する取得ユニットと、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ユニットと、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする指令を前記移動端末に送信する送信ユニットと、を備える。
上述した装置によれば、前記取得ユニットは、さらに、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を予定参照値に設定するものであり、前記評価ユニットは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質及び前記予定参照値により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価するものである。
上述した装置によれば、前記予定時間帯は、予め設定されるものであり、或いは、前記移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、前記ソースセルに対する移動端末の信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、前記インジケーターの値が予定閾値を超えるときに測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質が、前回に確定された判定閾値以上である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を増加させるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差が前回に確定された判定閾値未満である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を減少させ、或いは、前記インジケーターの値を不変にさせるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に前記インジケーターをリセットし、或いは、予定数値を減少させるようにするものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値を予定のインジケーター上限値に比較し、前記インジケーターの値が前記インジケーター上限値に達した場合、前記インジケーターの値を増加させないようにするものであり、前記インジケーター上限値は前記予定閾値以上である。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値が前記予定閾値未満である場合、前記移動端末に測定結果を報告することを停止させるものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、毎回前記ソースセルに対する移動端末の信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差を算出した後に、前記判定閾値を更新するものである。
上述した装置によれば、前記評価ユニットは、さらに、最小の判定閾値を予め設定するもの、及び前記判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値が前記最小の判定閾値未満であると、前記最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設定するものである。
上述した装置によれば、前記トリガユニットは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定数の連続する測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものである。
上述した装置によれば、前記トリガユニットは、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、前記予定時間帯内に予定数を超える測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものである。
本発明のさらに他の実施例は、無線通信システムに用いる方法であって、移動端末からのアップリンク参照信号を受信する受信ステップと、前記アップリンク参照信号により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする指令を前記移動端末に送信する送信ステップと、を備える。
上述した方法によれば、前記取得ステップでは、さらに、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を予定参照値に設定し、前記評価ステップでは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質及び前記予定参照値により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する。
上述した方法によれば、前記予定時間帯は、予め設定されるものであり、或いは前記移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものである。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とする。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、前記インジケーターの値が予定閾値を超えるときに、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質が前回に確定された判定閾値以上である場合に、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を増加させる。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差が前回に確定された判定閾値未満である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を減少させ、或いは、前記インジケーターの値を不変にさせる。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、前記インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に、前記インジケーターをリセットし、或いは、予定数値を減少させるようにする。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、前記インジケーターの値を予定のインジケーター上限値に比較し、前記インジケーターの値が前記インジケーター上限値に達したとき、前記インジケーターの値を増加させないようにし、前記インジケーター上限値は前記予定閾値以上である。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、前記インジケーターの値が前記予定閾値未満である場合に、前記移動端末に測定結果を報告することを停止させる。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、毎回ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と前記予定参照値との間の信号品質差を算出した後に、前記判定閾値を更新する。
上述した方法によれば、前記評価ステップでは、さらに、最小の判定閾値を予め設定し、前記判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値が前記最小の判定閾値未満である場合、前記最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設定する。
上述した方法によれば、前記トリガステップでは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定数の連続する測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする。
上述した方法によれば、前記トリガステップでは、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、前記予定時間帯内に予定数を超える測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする。
本発明のさらに他の実施例は、コンピュータ読み取り可能な指令を含むコンピュータ記憶媒体であって、コンピュータ指令により、コンピュータに、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガステップと、を実行させるものである。
本発明のさらに他の実施例は、コンピュータ読み取り可能な指令を含むコンピュータ記憶媒体であって、コンピュータ指令により、コンピュータに、移動端末からのアップリンク基準信号を受信する受信ステップと、前記アップリンク基準信号により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする指令を前記移動端末に送信する送信ステップと、を実行させるものである。
本発明によれば、ソースセル又は目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いにより、トリガ遅延を待つ必要なく、測定結果を報告するように移動端末をトリガすることができる。トリガ遅延を有しないため、移動端末がソースセルから目標セルに切り替える場合、ハンドオーバイベントに入る条件を満足したことを検出してからハンドオーバ指示を受信してソースセルとの接続を切断するまでの状態2において、移動端末の滞留時間が大幅に短縮され、ソースセルから目標セルに切り替える移動端末のハンドオーバ成功確率が向上される。また、本発明は、ハンドオーバイベントに入る条件を低下させることで移動端末のハンドオーバ成功確率を向上するのではないため、ハンドオーバイベントに入る条件を低下させることによる移動端末のピンポンハンドオーバの問題を避けられる。よって、本発明によれば、移動端末のピンポンハンドオーバを避ける前提で、移動端末のハンドオーバの成功確率を向上することができ、ユーザにシームレス且つ安定なネットワークカバレッジを提供することができる。
以下、図面を組み合わせて本発明実施例を説明することにより、本発明の上記及びその他の目的、特徴及び利点をさらに容易に理解することができる。図面において、同じ又は対応する技術的特徴や部材は、同じ又は対応する符号で表されている。
移動端末がソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ過程を示す概略図である。 本発明実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。 移動端末の測定報告モデルを示す概略図である。 本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施例に係る無線通信システムに用いる方法のフローチャートである。 本発明実施例を実行可能な情報処理装置を示す概略的なブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。ここで、図面及び説明において、説明を明らかにするために、本発明に関わらず、当業者が既知の部材及び処理については図示及び説明が省略された。
以下、図1を組み合わせて移動端末がソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ過程を説明する。図1は移動端末がソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ過程を示す概略図である。
時点tlの前に、移動端末は状態1にあり、さらに、例えば、イベントA3に入る条件を満足しているか否かを検出する。時点tlに、移動端末は、例えば、イベントA3に入る条件を満足していたことを検出した。ここで、上記移動端末がイベントA3に入る条件を満足しているか否かを検出することは例示的なことに過ぎず、他のイベントに入る条件を満足しているか否かを検出することもでき、例えば、イベントΑ5等に入る条件を満足しているか否かを検出してもよい。
時点tlより、移動端末は状態2に入り、予め設定されるトリガ遅延(TTT、Time To Trigger)(図1に示す時点tlから時点t2までの時間帯に対応する)内に、常にイベントA3の条件を満足しているか否かを検出する。予め設定されるトリガ遅延TTT内に常にイベントA3の条件を満足していることを検出した場合、時点t2に、移動端末をソースセルに測定報告するようにトリガする。時点t2より、ソースセルは移動端末から報告する測定報告を受信して分析し、そして、ハンドオーバ決定及び受付制御等の処理を行う。ハンドオーバ決定を経て、ハンドオーバをするように決定したと、予定のハンドオーバ準備時間(図1に示す時点t2からt3までの時間)を経過して、ソースセルは、移動端末にハンドオーバ指示を送信することができる。ソースセルからハンドオーバ指示を受信した後、移動端末は、時点t3にソースセルとの接続を切断することができる。時点tlから時点t3まで、移動端末は、状態2にある。また、状態1及び状態2には、移動端末はソースセルとの接続を維持している。
時点t3より、移動端末は状態3に入り、さらに、目標セルに接続するようにソースセルから目標セルへのハンドオーバを実行し、予定のハンドオーバ実行時間を経て、時点t4に、ソースセルから目標セルへのハンドオーバが完了する。
また、ソースセル及び目標セルから異質ネットワークを構成し、例えば、ソースセルがスモールセルであり、目標セルがマクロセルであると、異質ネットワークは、その特徴により、移動端末のソースセルから目標セルへのハンドオーバに対しても影響を与える。移動端末のスモールセルからマクロセルに切り替えるハンドオーバ過程に、大部分のハンドオーバ失敗イベントは状態2の期間に発生する。また、スモールセルの送信電力に制限されるため、スモールセルのカバレッジエリアはマクロセルのカバレッジエリアよりも遥かに小さい可能性がある。よって、移動端末がスモールセルからシフトアウトする場合、スモールセルからの信号の強度が快速に低下する可能性があり、さらに、マクロセルからの信号により移動端末が干渉される可能性もある。よって、状態2の期間では、移動端末の信号品質が快速に低下し、無線リンク障害(RLF、Radio Link Failure)が発生する可能性が高く、さらに、移動端末のハンドオーバ失敗イベントが招かれてしまう。
よって、移動端末がスモールセルからマクロセルへ移動してハンドオーバが発生する場合、従来の同質セルに適するパラメータ設定を依然として採用すると、トリガ遅延の占用時間が長すぎ、該トリガ遅延の間に移動端末の信号品質の低下が速過ぎるので、移動端末のハンドオーバ失敗確率が高い。よって、トリガ遅延に占用される時間を短縮することにより、移動端末にスモールセルとの接続を早めに切断させることができ、移動端末を状態3にもっと早く入らせることができる。また、マクロセルのカバレッジエリアがさらに大きいであり、マクロセルの信号品質の変化が顕著ではないため、移動端末を状態3にもっと早く入らせても大きい影響に至らない。よって、トリガ遅延の占用時間を低減してハンドオーバに関わるパラメータを優れることは、移動端末のハンドオーバ識別確率を低下する方式の一である。具体的に、3GPPTR36.839における関連記載を参照する。
ところが、上述したトリガ遅延の占用時間を低減する方式も下記の問題を招いている。例えば、トリガ時間の占用時間の短縮につれて、移動端末のピンポンハンドオーバ確率がさらに高くなる。トリガ遅延を低減することで移動端末のハンドオーバ失敗確率を低下することは、移動端末のピンポンハンドオーバ確率を犠牲にすることを前提としている。トリガ遅延を短縮した後、移動端末がディープフェーディングを経たと、ハンドオーバイベントが発生しやすくなる。その後、移動端末を元のスモールセルに再び切り替える可能性があり、これにより、ピンポンハンドオーバが発生してしまい、ユーザに対するサービス品質が悪くなる。また、トリガ遅延を短縮した後、スモールセルのエッジユーザに対するサービス品質も悪くなり、移動端末をスモールセルにできるだけ多く帰属させるために引き入れるセル範囲拡張(CRE、Cell Range Expansion)により、スモールセルのエッジユーザに対するサービス品質がさらに悪くなる。さらに、異質ネットワークの場合に、スモールセルのカバレッジエリアが非常に不規則であり、異なる位置の無線チャンネルの状況が大きく相違する可能性があり、さらに異質ネットワークの場合に従来のMSE戦略の作用が非常に小さいため、トリガ遅延のパラメータ設定だけでは全ての状況に適用できない。
また、例えば、スモールセルは、サービス状況により送信電力を調整する場合もあるため、スモールセルのカバレッジエリアがそれに応じて収縮や拡張する場合もある。さらに、スモールセルのカバレッジエリアが小さい場合もあるため、スモールセルにおけるチャンネル変化がさらに大きい可能性もある。また、マクロセルは、スモールセルに影響を与える可能性がある。例えば、スモールセルがマクロセルに近いなら、スモールセルのカバレッジエリアが収縮することにより、スモールセルのカバレッジエリアが不規則になる。
このように、トリガ遅延を短縮する方式だけにより、移動端末のソースセルから目標セルに切り替えるハンドオーバ成功確率を向上させるとともに移動端末のピンポンハンドオーバ確率を低下させる目的を実現することができない。よって、移動端末のハンドオーバ成功確率を向上させるとともに移動端末のピンポンハンドオーバ確率を低下させ、ユーザにシームレスかつ安定のネットワークカバレッジを提供するために、本発明は新規で独創的な技術案を提供する。
以下、図2を参照しながら、本発明実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を説明する。図2は、本発明実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線通信システムにおける装置200は、取得ユニット202、評価ユニット204及びトリガユニット206を備えてもよい。
取得ユニット202は、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得することができる。
上述の図1を組み合わせて説明したように、移動端末は、ソースセルから目標セルに切り替えるために、あるイベント、例えば、イベントA3又はイベントA5等に入る条件を満足しているか否かを検出する必要としており、これにより、移動端末は測定結果を報告するようにトリガされる。これは移動端末のイベントトリガ報告である。当然ながら、移動端末は、測定結果を周期的に報告してもよい。移動端末による周期的な報告は過程が簡単であるため、ここで贅言しない。本発明は、主に、移動端末のイベントトリガ報告を検討する。
移動端末がハンドオーバをするか否か、及び何時にハンドオーバをするかを判定するために、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する必要があり、ある場合に目標セルに対する移動端末の信号品質を取得する必要もある。ソースセル又は目標セルに対する移動端末の信号品質は、例えば、ソースセル又は目標セルの受信信号の強度及び/又はキャリア対干渉ノイズにより表されてもよい。
実際に、ユニバーサル移動体通信システムのロング・ターム・エボリューション(LTE)標準では、E-UTRAN内部のハンドオーバに対して、測定結果を報告するように移動端末をトリガするために、イベントに入る若干種類の条件が定義されている。その中では、イベントA3及びイベントA5は代表としての2種類であり、その他のイベントはイベントAl、イベントA2、イベントA4及びイベントA6等である。具体的に、3GPPTR36.311では、上記複数のイベントに入る条件が記載されている。例えば、イベントA1に入る条件は、ソースセルの信号品質が予定閾値よりもよいことであり、イベントA2に入る条件は、ソースセルの信号品質が予定閾値よりも悪いことであり、イベントA3に入る条件は、目標セルの信号品質がソースセルの信号品質に対するオフセットよりもよいことであり、イベントA4に入る条件は、目標セルの信号品質が予定閾値よりもよいことであり、イベントA5に入る条件は、ソースセルの信号品質が予定閾値よりも悪くて目標セルの信号品質が他の予定閾値よりもよいことであり、イベントA6に入る条件は、目標セルの信号品質がセカンダリセル(SCell)の信号品質に対するオフセットよりもよいことである。また、上述したイベントA1〜イベントA5は、何れも従来の同質ネットワーク環境に対して設計されるものであり、イベントA6は、キャリアアグリゲーションに対して設計されるものである。
図2に戻して参照すると、装置200における評価ユニット204は、予定時間帯置きに取得するソースセルに対する移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化程度を評価することができる。
移動端末は、予定時間帯おきにソースセルに対する移動端末の1つの信号品質を取得し、複数の予定時間帯を経た後、ソースセルに対する移動端末の複数の信号品質を取得することができる。取得した複数の信号品質により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価することができる。例えば、取得したソースセルに対する移動端末の複数の信号品質の間の差を算出し、かつ算出した差によりソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価してもよい。
具体的に、仮に移動端末は時点t1にソースセルに対する移動端末の信号品質q1を取得し、時点t2にソースセルに対する移動端末の信号品質q2を取得し、・・・、時点tiにソースセルに対する移動端末の信号品質qiを取得し、・・・、時点tjにソースセルに対する移動端末の信号品質qjを取得し、・・・、時点tnにソースセルに対する移動端末の信号品質qnを取得し、ここで、i、j及びnは何れも自然数であり、且つl≦i<j≦nである。時点tiに取得したソースセルに対する移動端末の信号品質qiと、時点tjに取得したソースセルに対する移動端末の信号品質qjとの差(qi−qj)を算出し、算出した差(qi−qj)により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価してもよい。例えば、算出した差(qi−qj)を時間帯(tj−ti)で割ることにより、該時間帯(tj−ti)内においてソースセルに対する移動端末の信号品質の変化速度r=(qi−qj)/(tj−ti)を取得し、かつ算出した変化速度を予定速度閾値に比べてもよい。変化速度rが予定速度閾値よりも大きいことは、ソースセルに対する移動端末の信号品質が素早く悪化しており、つまり、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが大きいことを意味する。変化速度rが予定速度閾値以下であることは、ソースセルに対する移動端末の信号品質がゆっくりに悪化しており、つまり、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが小さいことを意味する。当業者であればわかるように、上述したソースセルに対する移動端末の複数の信号品質の間の差により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する方式は、例示的なものに過ぎず、制限的なものではない。上述した予定速度閾値は、必要に応じて予め確定され、或いは実験により確定されることができる。
図2に戻して参照すると、装置200におけるトリガユニット206は、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように移動端末をトリガすることができる。
以下、図3を組み合わせて移動端末の測定報告モデルを説明する。図3は移動端末の測定報告モデルを示す概略図である。
図3に示すように、Aポイントにて物理層からの測定結果を層1のフィルタ段階に入力して層1のフィルタを行い、Bポイントにて層1のフィルタを行った後の結果を層3のフィルタ段階に入力して層3のフィルタを行う。Cポイントにて層3のフィルタを行った結果を報告標準評価の段階に入力して報告標準評価を行うことにより、上述したイベントA1〜イベントA6に入る各条件を満足しているか否かを判定する。対応するイベントに入る条件を満足したと判定すると、移動端末がDポイントにて測定結果を報告しようとする。また、層3のフィルタ及び報告標準評価は、何れもRRCの関連シグナリングを介してパラメータ設定を行うことができる。
以上のように、評価ユニットは、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価することができる。図3に示すように、評価ユニットは、移動端末の測定報告モデルにおけるC'ポイントにて、評価されたソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを報告標準評価の段階に入力することができる。評価されたソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが大きいであると、移動端末は比較的に速い速度でソースセルのカバレッジエリアから離れていると識別できるので、トリガ遅延時間まで待つ必要なく、移動端末の測定報告モデルにおけるDポイントにて測定結果を報告するように移動端末をトリガすることができ、それに応じて基地局も該移動端末のハンドオーバ過程を素早く配置することができるため、移動速度が速い移動端末のハンドオーバ失敗確率が低下された。逆に、評価されたソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが小さいであると、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを引き続いて評価してもよい。
本発明の1つの好ましい実施例によれば、取得ユニットは、ソースセルに対する移動端末の信号品質により、目標セルに対する移動端末の信号品質を取得するか否かを判定することもでき、評価ユニットは、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価することもできる。
ソースセルの中心位置にある移動端末又は信号品質が優れる移動端末にとって、ハンドオーバを必要とする可能性が小さい。逆に、ソースセルのエッジ位置にある移動端末又は信号品質が悪い移動端末にとって、ハンドオーバを必要とする可能性が大きい。よって、ソースセルに対する移動端末の信号品質Mpを第1の予定閾値Thresh1(即ち、reportConfigEUTRAに定義されるThreshold1(閾値1))に比較し、そして、比較結果により目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを取得する必要があるか否かを判定してもよい。例えば、ソースセルに対する移動端末の信号品質Mpが第1の予定閾値Threshl以上である場合、移動端末はハンドオーバを必要とする可能性が小さいため、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを取得する必要がない。逆に、ソースセルに対する移動端末の信号品質Mpが第1の予定閾値Threshl未満である場合、移動端末はハンドオーバを必要とする可能性が高いため、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを取得する必要がある。
第1の予定閾値Threshlはソースセルの構成パラメータにより確定されてもよい。ソースセルの構成パラメータは、例えば、ソースセルのカバレッジエリア、ソースセルの送信電力、或いはソースセルがサポート可能な移動端末の速度等であってもよい。例えば、3GPPTR36.814におけるシミュレーションパラメータにより、ソースセルの送信電力は30dBであってもよく、アンテナ利得は5dBであってもよく、ソースセルのフェーディング式は、L=140.7+36.7×log10Rであってもよく、Rがソースセルのカバレッジエリアである。例えば、仮にソースセルのカバレッジエリアの半径Rmaxが200mであると、適当な第1の予定閾値Threshlを大体に算出でき、これにより、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを外部から30mのエリア内にて取得し始める。当業者であればわかるように、ソースセルの構成パラメータが変化すると、第1の予定閾値Threshlの値もそれに応じて変化する。
また、好ましい実施例としては、ソースセルに対する移動端末の信号品質Mpを第1の予定閾値Threshlに比較する場合、他の要素、例えば、ソースセル的周波数専用補償Ofp(即ち、measObjectEUTRAに定義されるoffsetFreq)、パーソナルセル(PCell)のセル専用補償Ocp(即ち、measObjectEUTRAに定義されるcellIndividualOffset)、イベントのヒステリシスパラメータHys(即ち、reportConfigEUTRAに定義されるhysteresis(ヒステリシス))等をさらに考慮してもよい。具体的には、Mp+Ofp+Ocp-Hys≧Thresh1の場合、移動端末は、ハンドオーバを必要とする可能性が小さいため、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを取得する必要がない。逆に、Mp+Ofp+Ocp-Hys<Threshlの場合、移動端末はハンドオーバを必要とする可能性が大きいため、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを取得する必要がある。注意すべきなのは、パーソナルセル(PCell)を設置していないなら、パーソナルセル(PCell)のセル専用補償Ocpをゼロに設置してもよい。
ソースセルに対する移動端末の信号品質Mpが第1の予定閾値Threshl未満、或いは、Mp+Ofp+Ocp-Hys<Threshlであると、移動端末は、現時点t1にソースセルに対する移動端末の信号品質Mp、及び目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを取得し、予定時間帯を経た後、次の時点t2にソースセルに対する移動端末の信号品質Mp'、及び目標セルに対する移動端末信号Mn'を取得してもよい。取得したソースセル及び目標セルに対する移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価することができる。例えば、現時点t1に取得したソースセルに対する移動端末の信号品質Mpと、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnとの差ΔΜ=Μp-Μn、及び次の時点t2に取得したソースセルに対する移動端末の信号品質Mp'と、目標セルに対する移動端末の信号品質Mn'との差ΔΜ'=Μp'-Μn'を算出し、ΔΜ'とΔΜとの差(ΔΜ'-ΔΜ)を算出し、算出したΔΜ'とΔΜとの差(ΔΜ'-ΔΜ)により、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価してもよい。例えば、算出したΔΜ'とΔΜとの差(ΔΜ'-ΔΜ)を、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットOffに比較してもよい。算出した△M'とΔΜとの差(ΔΜ'-ΔΜ)がオフセットOffよりも大きいであると、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが大きいと認識し、算出したΔΜ'とΔΜとの差(ΔΜ'-ΔΜ)がオフセットOff以下であると、ソースセル及び目標セルに対する移動端末信号品質の変化度合いが小さいと認識する。
本発明の好ましい実施例によれば、上述した予定時間帯は、予め設定され、或いは、移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものである。
例えば、RRCシグナリングにより上記予定時間帯を設定してもよい。具体的に、例えば、タイマーを設置し、RRCシグナリングにより、予定時間帯おきに更新するようにタイマーを設定する。例えば、予定時間帯を1秒に設定すると、タイマーが1秒おきに1回更新する。
また、以上は図3を組み合わせて移動端末の測定報告モデルを説明した。図3に示すように、物理層からの測定結果は、層1のフィルタ及び層3のフィルタを経た後、報告標準評価の段階に入力されて報告標準評価を行う。また、層3のフィルタのパラメータ設定を行うとき、サンプリング速度を200msに定義することに基づき、パラメータの設定を行う。但し、移動端末の実際のサンプリング速度は常に200msではないが、端末は実際の状況に応じてパラメータをさらに調整することができるため、パラメータ設定の一致性が確保された。また、上述した測定報告モデルでは、移動端末の測定結果の報告評価周期は、一般的に予定値、例えば、200ミリ秒である。よって、移動端末の測定結果の報告評価周期を基準値として、移動端末の測定結果の報告評価周期の倍数を上記予定時間帯に設置してもよい。例えば、移動端末の測定結果の報告評価周期が200ミリ秒であると、200ミリ秒の5倍、即ち、1秒を上記予定時間帯に設置してもよい。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する移動端末の信号品質と目標セルに対する移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、信号品質差とオフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とすることもできる。
高い速度でソースセルから離れる移動端末を上述した予定時間帯内に識別するために、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットOffを確定する必要がある。上述したオフセットOffは、ソースセルの構成パラメータにより確定されてもよい。ソースセルの構成パラメータは、例えば、ソースセルのカバレッジエリア、ソースセルの送信電力、或いはソースセルがサポート可能な移動端末速度等であってもよい。
例えば、3GPPTR36.814におけるシミュレーションパラメータにより、ソースセルの送信電力が30dBであってもよく、アンテナ利得が5dBであってもよく、ソースセルのフェーディング式がL=140.7+36.7×log10Rであってもよく、Lが経路損失であり、Rが移動端末の目標位置とソースセルの基地局との間の距離である。例えば、移動端末の目標位置とソースセルの基地局との間の最大距離が200mであるように仮定することができ、つまり、ソースセルのカバレッジエリアの半径Rmaxが200mであるように仮定することができる。また、ソースセルがサポート可能な移動端末の速度vにより、上記予定時間帯T内に移動端末が移動した距離ΔR=v×Tを算出することができる。例えば、仮にソースセルがサポート可能な移動端末の速度は15km/時間〜120km/時間であり、上記予定時間帯Tが1秒であると、移動端末の速度15km/時間を基準として、上記予定時間帯1秒内に移動端末が移動した距離:ΔR=v×T=(15km/時間)×(1秒)≒4.2m。よって、上述したフェーディング式L=140.7+36.7×log10Rにより算出できるように、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化Δq:
△q=36.7×log10((R+ΔR)/R)
=36.7×log10(l+ΔR/R)
<36.7×log10(l+ΔR/Rmax)
=36.7×log10(1+4.2/200)
=0.33dB
よって、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットOffを0.33dBに設定してもよい。当業者であればわかるように、ソースセルの構成パラメータの値が変化すると、上述した算出過程により確定されたソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットOffの値もそれに応じて変化する。
ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットOffを算出した後、算出したオフセットOffにより、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値Thres_Dropを算出してもよい。仮に現時点t1に取得したソースセルに対する移動端末の信号品質がMpであり、現時点t1に取得した目標セルに対する移動端末の信号品質がMnであると、現時点t1にソースセルに対する移動端末の信号品質Mpと、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnとの間の信号品質差(Mp-Mn)を算出し、信号品質差(Mp-Mn)と上述したオフセットOffとの差(Mp-Mn-Off)を判定閾値Thres_Dropとし、即ち、Thres_Drop=Mp-Mn-Offである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する移動端末の現在の信号品質と目標セルに対する移動端末の現在の信号品質との差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、かつインジケーターの値が予定閾値(即ち、第2の予定閾値Thresh2)を超える場合、測定結果を報告するように移動端末をトリガするものである。
上記例示に続いて、予定時間帯を経た後の時点t2に取得したソースセルに対する移動端末の信号品質がMp'であり、かつ予定時間帯を経た後の次の時点t2に取得した目標セルに対する移動端末の信号品質がMn'であると、次の時点t2にソースセルに対する移動端末の信号品質Mp'と目標セルに対する移動端末の信号品質Mn'との間の信号品質差(Mp'-Mn')を算出し、信号品質差(Mp'-Mn')を、判定閾値(Thres_Drop=Mp-Mn-Off)に比較する。Mp'-Mn'>Thres_Drop=Mp-Mn-Offであると、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが大きいと認識してもよい。Mp'-Mn'≦Thres_Drop=Mp-Mn-Offであると、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが小さいと認識してもよい。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、毎回ソースセルに対する移動端末の信号品質と目標セルに対する移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出した後に、判定閾値を更新するものである。
上記例示に続いて、上述した比較が完了した後、時点t2での信号品質差(Mp'-Mn')とオフセットOffとの差(Mp'-Mn'-Off)により、判定閾値Thres_Dropを更新してもよい。即ち、Thres_Drop=Mp'-Mn'-Off。これによって類推し、次回に比較する場合、更新された判定閾値を採用し、且つ比較が完了した後に判定閾値を再び更新する。
以上のように、時点t2での信号品質差ΔΜ'=Mp'-Mn'を、時点t1での信号品質差ΔΜ=Mp-Mnによる判定閾値(Thres_Drop=Mp-Mn-Off)に比較してもよい。比較結果を得た後、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新してもよい。当該インジケーターは、量子化値によりソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを表すことができ、且つ当該インジケーターの数値が大きいほど、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いも大きくなる。信号品質差と判定閾値との比較結果により、インジケーターの値を増加させるか、インジケーターの値を低下するか、それともインジケーターの値を不変にさせるかを確定し、インジケーターを更新する毎にその値の幅が大きいか小さいかを確定してもよい。
インジケーターの値を更新した後、インジケーターの値により、測定結果を報告するように移動端末をトリガするか否かを確定してもよい。例えば、インジケーターの値を予定閾値(即ち、第2の予定閾値Thresh2)に比較し、且つインジケーターの値が予定閾値(即ち、第2の予定閾値Thresh2)を超える場合、トリガ遅延時間を待つ必要なく、測定結果を報告するように移動端末をトリガしてもよい。
第2の予定閾値Thresh2は、ソースセルの構成パラメータにより確定されてもよい。ソースセルの構成パラメータは、例えば、ソースセルのカバレッジエリア、ソースセルの送信電力、或いはソースセルがサポート可能な移動端末の速度等であってもよい。例えば、3GPPTR36.814におけるシミュレーションパラメータにより、ソースセルの送信電力が30dBであり、アンテナ利得が5dBであり、ソースセルのフェーディング式がL=140.7+36.7×log10Rであってもよく、Rがソースセルのカバレッジエリアである。例えば、仮にソースセルのカバレッジエリアの半径Rmaxが200mであると、移動端末は、目標セルに対する移動端末の信号品質Mnを外部から30mのエリア内に取得し始める可能性がある。また、仮にソースセルがサポート可能な移動端末の速度は15km/時間〜120km/時間であると、移動端末の速度15km/時間を基準として、外部から30mのエリア内に移動端末の移動の最短時間、即ちt=1/v=30m/(15/3.6)m/秒=7.2秒を算出することができる。よって、第2の予定閾値Thresh2を8に設定してもよい。ここで、ソースセルの構成パラメータが変化すると、上述した演算過程に確定された第2の予定閾値Thresh2の値も相応に変化する。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と目標セルに対する移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が、前回に確定された判定閾値以上である場合、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と目標セルに対する移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する移動端末の前回信号品質と目標セルに対する移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、インジケーターの値を増加させるものである。
上記例示に続いて、時点t2にソースセルに対する移動端末の信号品質と目標セルに対する移動端末の信号品質との間の信号品質差ΔM'=Mp'-Mn'が、時点t1での信号品質差△M=Mp-Mnによる判定閾値Thres_Drop=Mp-Mn-Off以上であると、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが大きいと認識できるため、インジケーターの値を増加してもよい。例えば、時点t2での信号品質差ΔΜ'と時点tlでの信号品質差ΔΜとの間の変化量(ΔΜ'-ΔΜ)により、インジケーターの増加値を確定してもよい。また、移動端末の速度が異なると、信号品質の変化度合いも異なる。移動端末の速度が速いほど、移動端末の信号品質の変化も速くなり、ソースセルの周辺に達する時間がさらに短くなる。つまり、異なる移動端末の信号品質の変化度合いも異なる。よって、移動端末の速度による移動端末の信号品質の変化度合いにより、毎回のインジケーターの増加値の幅を調整してもよい。例えば、移動端末がさらに速くなり、移動端末の信号品質の変化度合いも大きくなると、インジケーターの増加値も大きくなり、逆の場合も同じである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらにソースセルに対する移動端末の現在信号品質と目標セルに対する移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が、前回に確定された判定閾値未満である場合に、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と目標セルに対する現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する移動端末の前回信号品質と目標セルに対する移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の間の変化量により、インジケーターの値を減少させるか、或いは、インジケーターの値を不変にさせるものである。
上記例示に続いて、時点t2にソースセルに対する移動端末の信号品質と目標セルに対する移動端末の信号品質との間の信号品質差ΔΜ'=Μp'-Μn'が、時点t1での信号品質差ΔΜ=Μp-Μnによる判定閾値Thres_Drop=Mp-Mn-Off未満であると、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが小さいと認識できるため、インジケーターの値を低下させるか、インジケーターの値を不変にさせてもよい。例えば、時点t2での信号品質差ΔΜと時点tlでの信号品質差ΔΜとの間の変化量(ΔΜ'-ΔΜ)により、インジケーターから減少する値を確定してよい。類似するように、移動端末の速度による移動端末の信号品質の変化度合いにより毎回インジケーターから減少する値の幅を調整してもよい。
1つの例示として、信号品質の変化の速さに基づき下記の式によりインジケーターの変化値NDを算出してもよい。
Figure 0006330821
ここで、ΔM=Thres_Drop+Off、α1和α2は予定の調整パラメータである。上式によると、信号品質の変化ΔΜ'が判定閾値Thres_Drop以上であることは、信号品質の変化が速いことを意味するため、インジケーターの値を増加させる必要があり、インジケーターの増加値の最小値が1である。また、信号品質の変化ΔΜ'が判定閾値Thres_Drop未満であることは、信号品質の変化が遅いことを意味するため、インジケーターの値を不変にさせるか、或いはインジケーターの値を減少させてもよいので、インジケーターの変化値の最大値が0である。パラメータα1及びα2を調整することにより、信号品質の変化の速さがインジケーターの値の変化に与える影響を調整することができる。例えば、α1又はα2=0の場合、状況によって、インジケーターの変化値NDが1又は0であり、即ち、インジケーターの値が毎回1だけ増加するか、或いは、不変である。α1又はα2=1の場合、インジケーターの変化値NDは、(△Μ-ΔΜ')/Offの小さくなる方向に丸め、或いは(△M-△M')/Offの大きくなる方向に丸める値である。α1>1、又はα2>lの場合、インジケーターの変化値NDがさらに大きくなる。2つのパラメータ値α1及びα2を設置することにより、2つの異なる状況に対して異なる値を割り当てられる。
上式に示すように、インジケーターの変化値NDはプラスであってもよいし、マイナスであってもよい。インジケーターの変化値NDがプラスである場合、インジケーターのを増加させることを表す。インジケーターの変化値NDがマイナスである場合、インジケーターの値を減少させることを表す。ここで、上述したインジケーターの変化値NDを算出する方式は、1つの例示に過ぎず、他の方式によりインジケーターの変化値NDを算出してもよい。

本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に、インジケーターをリセットし、或いは予定数値を減少させるようにすることもできる。
ユーザは信号品質の大幅の変化を経た後、ソースセル内のある位置で安定になる場合もある。つまり、移動端末がソースセル内のある位置で安定になった後、移動端末の信号品質の変化度合いが小さい。ところが、移動端末は、その前に信号品質が大幅に変化したので、第2の予定閾値Thresh2に近い可能性が高い。よって、無線チャンネルの変化により移動端末のハンドオーバが発生する可能性がある。この状況に対しては、予定周期、例えばヒステリシス周期Thystを設定してもよい。インジケーターの値はこの予定周期内に大きくても小さくてもならないと、インジケーターをリセットし、或いは一定の数を減少させるようにすることができる。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、インジケーターの値を予定のインジケーターの上限値に比較し、インジケーターの値がインジケーターの上限値に達する場合、インジケーターの値を増加させないようにすることができる。ここで、インジケーターの上限値は、予定閾値(即ち、第2の予定閾値Thresh2)以上であってもよい。
資源をさらに節約して運転効率を向上するために、インジケーターの値を無限まで増加させる必要がない。つまり、予定のインジケーターの上限値又は最大値をインジケーターに設置し、インジケーターの上限値又は最大値は上記第2の予定閾値Thresh2以上であってもよい。インジケーターの値を更新しようとする度に、インジケーターの値を予定のインジケーターの上限値又は最大値に比較し、インジケーターの値がインジケーター上限値又は最大値に達したとき、インジケーターの値をこれ以上増加させないようにしてもよい。ここで、上述したインジケーターの上限値又は最大値は、実際の要求又は実験により確定されてもよい。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、インジケーターの値が予定閾値(即ち、第2の予定閾値Thresh2)未満である場合、移動端末に測定結果を報告することを停止させるものである。
上記説明から分かるように、インジケーターの値は絶えずに更新している。更新したインジケーターの値が上述した第2の予定閾値Thresh2未満であることは、移動端末の信号品質の変化度合いが小さいであることを意味するため、測定結果を報告することを移動端末に停止させ、測定を報告する状態から移動端末を離れさせる。
また、低速の移動端末については、低速の移動端末は、信号品質の変化度合いが小さいであるため、ハンドオーバ失敗確率が一般的に低くて、トリガ遅延の変化から受ける影響も小さい。低速の移動端末にとって、長いトリガ遅延を設置することは、かえってピンポンハンドオーバ確率の低下に有利である。実際に、低速の移動端末のサービス品質を影響する要素は、主にピンポンハンドオーバである。
選択的に、移動端末に複数のイベントトリガを設置してもよい。例えば、イベントA3を上述した測定報告のトリガ方式に組み合わせてもよい。これにより、イベントA3により低速の移動端末のサービス品質を確保することができるとともに、上述した測定報告のトリガ方式により中高速度のユーザのサービス品質を確保することもできる。
また、選択的に、上述した測定報告のトリガ方式をさらに改善してもよい。これにより、複数のイベントによる資源の無駄が避けられる。具体的に、本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、最小の判定閾値を予定するもの、及び判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値が最小の判定閾値未満であると、最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設置するものである。
低速の移動端末に対しては、低速の移動端末は信号品質の変化度合いが小さいため、算出した判定閾値が小さい可能性がある。これにより、移動端末のピンポンハンドオーバの確率が大きくなる。この場合に、最小の判定閾値を予め設定し、判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値を予め設定される最小の判定閾値に比較し、算出した判定閾値が最小の判定閾値未満である場合、最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設置してもよい。
本発明の好ましい実施例によれば、トリガユニットは、さらに、最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設置された後、予定数の連続する測定結果が最小の判定閾値未満であることを検出したと、測定結果を報告するように移動端末をトリガするものである。
本発明の好ましい実施例によれば、トリガユニットは、最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設置された後、予定時間帯内に予定数を超える測定結果が最小の判定閾値未満であることを検出したと、測定結果を報告するように移動端末をトリガするものである。
よって、低速の移動端末は、上述したトリガ方式によりハンドオーバを実現することができるとともに、移動端末のピンポンハンドオーバもそれに応じて避けられる。
以下、図4を参照して本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を説明する。図4は、本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図4に示すように、該方法は、ステップ400から開始する。ステップ400の後に、該方法はステップ402に進む。
ステップ402は取得ステップである。ステップ402では、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する。
ステップ402後に、該方法はステップ404に進む。
ステップ404は評価ステップである。ステップ404では、予定時間帯おきに取得するソースセルに対する移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する。
ステップ404の後、該方法はステップ406に進む。
ステップ406はトリガステップである。ステップ406では、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように移動端末をトリガする。
最後に、該方法はステップ408で終了する。
図4に示す方法は、図1に示す装置に対応する方法であるため、ここで、その具体的な内容については贅言しない。
以下、図5を組み合わせて本発明実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を説明する。図5は本発明実施例に係る無線通信システムにおける装置の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、無線通信システムにおける装置500は、受信ユニット502、取得ユニット504、評価ユニット506及び送信ユニット508を備えてもよい。
受信ユニット502は、移動端末からのアップリンク参照信号を受信することができる。取得ユニット504は、アップリンク参照信号によりソースセルに対する移動端末の信号品質を取得することができる。評価ユニット506は、予定時間帯おきに取得するソースセルに対する移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価することができる。送信ユニット508は、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように移動端末をトリガする指令を移動端末に送信することができる。
図5に示す装置500は、図1に示す装置100に比べ、基地局で実現される。移動端末からのアップリンク参照信号は、例えば、SRSパイロット信号であってもよい。基地局は、アップリンク参照信号を受信することによりアップリンクチャンネルの信号品質を取得することができる。時分割多重化(TDD)の場合、同じ周波数帯にアップリンクチャンネルとダウンリンクチャンネルの対称性により、アップリンク参照信号に応じてダウンリンクチャンネルの信号品質を取得することができる。よって、移動端末によるリンク監視は、基地局によって実現されてもよい。これにより、基地局は、予定時間帯内に移動端末の信号品質を取得でき、上記移動端末に基づくセルのハンドオーバを実現することができる。
基地局は、ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得した後、高速フェージング及びシャドウフェーディングの影響を低減するために、取得した信号品質をフィルタしてもよい。装置500の後続操作は、図1に示す装置100の操作と類似するが、基地局により、上述したインジケーターを維持し、かつ目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いが小さい可能性があるため、目標セルに対する移動端末の信号品質を予定参照値に設置することができる。
本発明の好ましい実施例によれば、取得ユニットは、さらに、目標セルに対する移動端末の信号品質を予定参照値に設置するものでもあり、評価ユニットは、さらに、予定時間帯おきに取得するソースセルに対する移動端末の複数の信号品質及び予定参照値により、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価するものである。
本発明の好ましい実施例によれば、予定時間帯は、予め設定され、或いは、移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、ソースセルの構成パラメータによりソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する移動端末の信号品質と予定参照値との間の信号品質差を算出し、信号品質差とオフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と予定参照値との間の信号品質差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果によりソースセル及び目標セルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、インジケーターの値が予定閾値を超える場合に測定結果を報告するように移動端末をトリガするものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と予定参照値との間の信号品質差が前回に確定された判定閾値以上である場合に、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と予定参照値との間の信号品質差と、ソースセルに対する移動端末の前回の信号品質と予定参照値との間の信号品質差と、の変化量により、インジケーターの値を増加させるものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と予定参照値との間の信号品質差が前回に確定された判定閾値未満である場合に、ソースセルに対する移動端末の現在信号品質と予定参照値との間の信号品質差と、ソースセルに対する移動端末の前回信号品質と予定参照値との間の信号品質差と、の変化量により、インジケーターの値を減少させ、或いは、インジケーターの値を不変にさせるものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に、インジケーターをリセットし、或いは予定数値を減少させるようにするものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、インジケーターの値を予定のインジケーター上限値に比較し、インジケーターの値がインジケーター上限値に達したとき、インジケーターの値をこれ以上増加させないようにするものである。ここで、インジケーター上限値は、予定閾値(即ち、第2の予定閾値Thresh2)以上である。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、インジケーターの値が予定閾値(即第2の予定閾値Thresh2)未満である場合、前記移動端末に測定結果を報告することを停止させるものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、毎回ソースセルに対する移動端末の信号品質と予定参照値との間の信号品質差を算出した後に、判定閾値を更新するものである。
本発明の好ましい実施例によれば、評価ユニットは、さらに、最小の判定閾値を予め設定するもの、及び判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値が最小の判定閾値未満である場合、最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設定するものである。
本発明の好ましい実施例によれば、トリガユニットは、さらに、最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定数の連続する測定結果が最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように移動端末をトリガするものである。
本発明の好ましい実施例によれば、トリガユニットは、さらに、最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定時間帯内に予定数を超える測定結果が最小の判定閾値未満であることを検出したと、測定結果を報告するように移動端末をトリガする。
以下、図6を参照して本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を説明する。図6は、本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を示すフローチャートである。
図6に示すように、該方法はステップ600から開始する。ステップ600の後、該方法はステップ602に進む。
ステップ602は受信ステップである。ステップ602では、移動端末からのアップリンク参照信号を受信する。
ステップ602の後、該方法はステップ604に進む。
ステップ604は取得ステップである。ステップ604では、アップリンク参照信号によりソースセルに対する前記移動端末の信号品質を取得する。
ステップ604の後、該方法はステップ606に進む。
ステップ606は評価ステップである。ステップ606では、予定時間帯おきに取得するソースセルに対する移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いを評価する。
ステップ606の後、該方法はステップ608に進む。
ステップ608は送信ステップである。ステップ608では、ソースセルに対する移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように移動端末をトリガする指令を移動端末に送信する。
最後に、該方法はステップ610で終了する。
図6に示す方法は、図5に示す装置に対応する方法であり、ここで、その具体的な内容については贅言しない。
また、従来の標準との互換性を確保するために、従来の移動端末に緩やかなハンドオーバ条件を設置しても良い。これにより、従来の移動端末は、できるだけ早く状態2に入り、そして周期的に測定報告をすることができる。例えば、イベントA3を例として、イベントA3に対する低いオフセットA3Offsetを設定しても良い。
移動端末が周期的に報告する測定結果により、基地局は、移動端末の信号変化状況を得られる。これらの周期的に報告される測定結果及び前のハンドオーバ記録により、基地局は、ハンドオーバ決定をさらによく実行し、適当な時期にハンドオーバ指令を移動端末に送信することができる。
また、本願の実施例はプログラム製品をさらに提供する。該プログラム製品は、機械が実行可能な指令をロードしている。情報処理装置にて前記指令を実行する場合に、前記指令により、前記情報処理装置は、上記本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を実行する。
また、本発明実施例は記憶媒体をさらに提供する。該記憶媒体は、機械読取可能なプログラムコードを含み、前記プログラムコードを情報処理装置で実行する場合、前記プログラムコードにより、前記情報処理装置は、上記本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を実行する。
それに応じて、上記機械読取可能な指令コードをロードしているプログラム製品を記憶する記憶媒体も本発明の公開に含まれている。前記記憶媒体は、フロッピーディスク(登録商標)、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリスティック等を含むが、それらに限らない。
本発明実施例に係る無線通信システムにおける装置及びその組み立てはソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はそれらの組み合わせにより構成されてもよい。構成する場合に利用可能な具体的な手段又は方式は、当業者に熟知しているため、ここで贅言しない。ソフトウェア又はファームウェアにより構成される場合は、記憶媒体又はネットワークから該ソフトウェアを構成するプログラムを専用ハードウェア構造を有する情報処理装置(例えば、図7に示す情報処理装置700)にインストールする。このコンピュータは各種のプログラムをインストールした後、各種の機能等を実現できる。
図7は、本発明実施例に用いられる情報処理装置700を示す例示的なブロック図である。図7では、中央処理装置(CPU)701は、読取専用記憶媒体(ROM)702に記憶されるプログラム又は記憶部708からランダムアクセスメモリ(RAM)703にローディングするプログラムにより各種の処理を実行する。RAM703は、必要に応じてCPU701が各種の処理を実行する場合に必要なデータも記憶する。CPU701、ROM702及びRAM703はバス704を介して互いに接続される。入力/出力インタフェース705もバス704に接続される。
入力部706(キーボード、マウス等を含む)、出力部707(例えば、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等のディスプレイ、スピーカー等を含む)、記憶部708(ハードウェア等を含む)、通信部709(ネットワークインタフェースカード、例えば、LANカード、モデム等を含む)は、入力/出力インタフェース705に接続される。通信部分709は、ネットワーク、例えば、インターネットを介して通信処理を実行する。駆動装置710は必要に応じて入力/出力インタフェース705に接続されてもよい。リムーバブルメディア711、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体記憶装置等は、必要に応じて駆動装置710に実装され、これにより、それから読み出されるコンピュータプログラムは必要に応じて記憶部708にインストールされる。
ソフトウェアにより上記一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えば、インターネット、或いは、記憶媒体、例えば、リムーバブルメディア711からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
ここで、このような記憶媒体は、図7に示すプログラムが記憶され、ユーザにプログラムを提供するように装置から分離して配信するリムーバブルメディア711に限らない。リムーバブルメディア711は、例えば、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標)を含む)、光ディスク(光ディスク読取専用記憶媒体(CD-ROM)及びデジタル多用途ディスク(DVD))、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)及び半導体記憶装置を含む。或いは、記憶媒体は、ROM702、記憶部708に含まれるハードディスク等であってもよく、プログラムを記憶しており、それらを含む装置とともにユーザに配信される。
前記指令コードは機械に読み取って実行される場合、上記本発明実施例に係る無線通信システムに用いる方法を実行することができる。
当業者にとって、本発明の範囲及び精神から逸脱しない場合、明らかなように様々な補正及び変形をすることができる。実施例に対する選択及び説明は、本発明の原理及び実際の応用を最適に解釈し、当業者に理解させるためである。本発明は、所望の特定用途に適する各種の変化を有する各種の実施例を有してもよい。

Claims (17)

  1. 無線通信システムにおける装置であって、
    ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ユニットと、
    予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ユニットと、
    ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガユニットと、を備え
    前記取得ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、
    前記評価ユニットは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価し、
    前記評価ユニットは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものであることを特徴とする装置。
  2. 前記予定時間帯は、予め設定されるものであり、或いは、前記移動端末の測定結果の報告評価周期により確定されるものであることを特徴とする請求項1に記載の装置
  3. 前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差を、前回に確定された判定閾値に比較し、比較結果により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを表すインジケーターを更新し、前記インジケーターの値が予定閾値を超える場合に測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものであることを特徴とする請求項に記載の装置。
  4. 前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が、前回に確定された判定閾値以上である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と目標セルに対する前記移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を増加させるものであることを特徴とする請求項に記載の装置。
  5. 前記評価ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差が、前回に確定された判定閾値未満である場合、ソースセルに対する前記移動端末の現在信号品質と目標セルに対する前記移動端末の現在信号品質との間の信号品質差と、ソースセルに対する前記移動端末の前回信号品質と目標セルに対する前記移動端末の前回信号品質との間の信号品質差と、の変化量により、前記インジケーターの値を減少させ、或いは前記インジケーターの値を不変にさせるものであることを特徴とする請求項に記載の装置。
  6. 前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値が予定周期内に変化しない場合に前記インジケーターをリセットし、或いは予定数値を減少させるようにするものであることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の装置。
  7. 前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値を予定のインジケーター上限値に比較し、前記インジケーターの値が前記インジケーター上限値に達した場合、前記インジケーターの値を増加させないようにするものであり、前記インジケーター上限値は前記予定閾値以上であることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の装置。
  8. 前記評価ユニットは、さらに、前記インジケーターの値が前記予定閾値未満である場合に、前記移動端末に測定結果を報告することを停止させることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の装置。
  9. 前記評価ユニットは、さらに、毎回ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出した後に、前記判定閾値を更新するものであることを特徴とする請求項に記載の装置。
  10. 前記評価ユニットは、さらに、最小の判定閾値を予め設定するもの、及び前記判定閾値を更新する場合、算出した判定閾値が前記最小の判定閾値未満である場合、前記最小の判定閾値を更新後の判定閾値に設定するものであることを特徴とする請求項に記載の装置。
  11. 前記トリガユニットは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、予定数の連続する測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  12. 前記トリガユニットは、さらに、前記最小の判定閾値が更新後の判定閾値に設定された後、前記予定時間帯内に予定数を超える測定結果が前記最小の判定閾値未満であることを検出した場合に、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  13. 無線通信システムに用いる方法であって、
    ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、
    予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、
    ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガステップと、を備え
    前記取得ステップは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、
    前記評価ステップは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価し、
    前記評価ステップは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものであることを特徴とする方法。
  14. 無線通信システムにおける装置であって、
    移動端末からのアップリンク参照信号を受信する受信ユニットと、
    前記アップリンク参照信号によりソースセルに対する前記移動端末の信号品質を取得する取得ユニットと、
    予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ユニットと、
    ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする指令を前記移動端末に送信する送信ユニットと、を備え
    前記取得ユニットは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、
    前記評価ユニットは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価し、
    前記評価ユニットは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものであることを特徴とする装置。
  15. 無線通信システムにおける方法であって、
    移動端末からのアップリンク参照信号を受信する接收ステップと、
    前記アップリンク参照信号によりソースセルに対する前記移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、
    予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、
    ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガする指令を前記移動端末に送信する送信ステップと、を備え
    前記取得ステップは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、
    前記評価ステップは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価し、
    前記評価ステップは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものであることを特徴とする方法。
  16. コンピュータ読み取り可能な指令を含むコンピュータ記憶媒体であって、前記コンピュータ読み取り可能な指令は、無線通信システムに用いられる方法であって、
    ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、
    予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、
    ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガステップと、を含み、
    前記取得ステップは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、
    前記評価ステップは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価し、
    前記評価ステップは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものである方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータ記憶媒体。
  17. 無線通信システムにおける装置であって、コンピュータ指令を記憶するメモリと、無線通信システムに用いられる方法を実行するように、前記メモリに記憶される該コンピュータ指令を実行する少なくとも一つのプロセッサーとを備え、前記方法は、
    ソースセルに対する移動端末の信号品質を取得する取得ステップと、
    予定時間帯置きに取得するソースセルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する評価ステップと、
    ソースセルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いにより、測定結果を報告するように前記移動端末をトリガするトリガステップと、を含み、
    前記取得ステップは、さらに、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質により、目標セルに対する前記移動端末の信号品質を取得するか否かを判定するものであり、
    前記評価ステップは、さらに、予定時間帯置きに取得するソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の複数の信号品質により、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価し、
    前記評価ステップは、さらに、ソースセルの構成パラメータにより、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化のオフセットを確定し、ソースセルに対する前記移動端末の信号品質と目標セルに対する前記移動端末の信号品質との間の信号品質差を算出し、前記信号品質差と前記オフセットとの差を、ソースセル及び目標セルに対する前記移動端末の信号品質の変化度合いを評価する判定閾値とするものであることを特徴とする装置。
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