JP6330479B2 - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本技術は、情報通信ネットワークにおける情報処理システム及び情報処理方法に関する。
Ethernet(登録商標)上にFibre Channel (FC) Storage Area Network (SAN)を実現する技術として、Fibre Channel over Ethernet (FCoE) がある。FCoEによって、従来個別に配備されていたEthernetによるLAN(Local Area Network)とSANとを、1つのネットワークに統合することができるようになる。これによって、スイッチ、アダプタ、ケーブルの数を半減でき、ネットワーク管理の簡素化が可能となる。
一方、データセンタにおいて設置されるサーバ数の増加や、仮想化技術による仮想サーバの増加により、エンドノード数が増加するという問題が起こっている。このようなエンドノード数の増加に伴い、ネットワークの能力も増加させることになる。しかしながら、比較的安価なLSI(Large-Scale Integrated Circuits)を用いたスイッチを多数用いてネットワークを構築するケースが多い。
FCoEでは、FCと同様に、エンドノードの情報をFCoE Forwarder(FCF)が管理するようになっており、エンドノードの数に比例してエンドノードの情報を格納する領域を確保することになる。しかしながら、上で述べたように比較的安価なLSIでは記憶容量が制限されており、FCoEを単純に実装すれば、結果としてシステムの規模が制限されることになる。
なお、FCoEでは、2つのプロトコルが用いられる。1つのプロトコルは、FCoEプロトコルであり、FCoEのデータプレーンに関するプロトコルである。FCoEプロトコルでは、イーサネットパケット(イーサネットフレームとも呼ぶ)内にFCパケット(FCフレームとも呼ぶ)をカプセル化及び非カプセル化することが規定されている。
もう一つのプロトコルは、FCoE Initialization Protocol(FIP)であり、FCoEのコントロールプレーンに関するプロトコルである。FIPは、イーサネット網に接続し且つ制御パケットによりFCoEが動作可能なデバイスを見つけ出すために用いられ、また、FCのログイン及びログアウトプロセスを規定している。
ある文献には、FCoEのコントロールプレーンにおける処理の分散について考慮したものが存在しているが、データプレーンについては考慮されていない。
特表2014−502126号公報 特表2011−528205号公報
従って、本発明の目的は、一側面においては、より多くのエンドノードを情報処理ネットワークに接続できるようにするための技術を提供することである。
本発明に係る情報処理システムは、(A)複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、(B)複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、(C)複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチとを有する。そして、(d1)上記複数のノードのうち第1のノードが、複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、第1のノードが接続された第1スイッチに送信すると、(d2)第1のノードが接続された第1スイッチは、第1のパケットを受信し、第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、第1のパケットの宛先情報と第1の中継情報とに基づき、第2のノードが属する集合を担当する第2スイッチに、第1のパケットを送信する。そして、(d3)第1の集合を担当する第2スイッチは、第1のパケットを受信すると、第1のパケットの宛先情報と第2の中継情報とに基づき、第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、第1のパケットを送信する。(d4)さらに、第2のノードが接続された第1スイッチは、第1のパケットを受信すると、第1のパケットを第2のノードに送信する。
一側面によれば、より多くのエンドノードを情報処理ネットワークに接続できるようになる。
図1は、実施の形態の概要を説明するための図である。 図2は、実施の形態に係るスイッチの機能ブロック図である。 図3は、FCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図4は、スイッチの処理内容を説明するための図である。 図5は、実施例における情報処理システムの構成例を示す図である。 図6は、実施例1の概略を説明するための図である。 図7は、実施例1において送信元エンドノードが接続されたLeafスイッチのFCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図8は、実施例1において関係するSpineスイッチのFCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図9は、実施例1において宛先エンドノードが接続されたLeafスイッチのFCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図10は、実施例におけるコントローラの機能ブロック構成を示す図である。 図11は、初期設定部の処理の処理フローを示す図である。 図12は、実施例1における追加設定部の処理の処理フローを示す図である。 図13は、実施例2の概略を説明するための図である。 図14は、実施例2において送信元エンドノードが接続されたLeafスイッチのFCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図15は、実施例2において関係するSpineスイッチのFCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図16は、実施例1において宛先エンドノードが接続されたLeafスイッチのFCoE中継テーブルの一例を示す図である。 図17は、実施例2における追加設定部の処理の処理フローを示す図である。 図18は、コンピュータの機能ブロック図である。
本実施の形態の概要を図1を用いて説明する。本実施の形態では、図1において最下段に四角で表わされたエンドノードを、複数の集合(ここでは2つの集合A及びB)に分類する。分類には、例えば各エンドノードが有する識別子(ID)の一部を使用すればよい。図1に示す情報処理システムにおけるネットワークでは、丸で表されたスイッチをツリー状に接続しており、Spineスイッチ101及び102と、中間スイッチ1011乃至1022と、Leafスイッチ10111乃至10222とが含まれる。
具体的には、Leafスイッチ10111及び10112は、中間スイッチ1011に接続され、Leafスイッチ10121及び10122は、中間スイッチ1012に接続される。Leafスイッチ10211及び10212は、中間スイッチ1021に接続され、Leafスイッチ10221及び10222は、中間スイッチ1022に接続される。そして、中間スイッチ1011乃至1022は、それぞれSpineスイッチ101及び102に接続される。
Spineスイッチ101は、集合Aのエンドノードを担当しており、Spineスイッチ102は、集合Bのエンドノードを担当する。すなわち、Spineスイッチ101及び102でもってエンドノードからのパケットの中継を分担することで、各々が保持すべき中継情報の量を削減している。
図1に示されたネットワークにおいては、中間スイッチ1011乃至1022は、各々自らの配下に配置されたエンドノードについての中継情報を有する。例えば、中間スイッチ1022は、実線矩形Xで囲われた4つのエンドノードについての中継情報を有している。同様に、Leafスイッチ10111乃至10222は、各々自らが接続されているエンドノードについての中継情報を有している。例えば、Leafノード10221は、点線矩形Yで囲われた2つのエンドノードについての中継情報を有している。
また、図1の例では、コントローラ200が、Spineスイッチ101に接続されている。コントローラ200は、各スイッチへの直接又は間接的なパスを有しており、ネットワークのトポロジ情報とエンドノードのID及び位置情報とを収集して、各スイッチで用いられる中継情報の設定を指示する。
ここで、左から3番目の送信元エンドノードCから、右から3番目の宛先エンドノードDへ、パケットを送信する例を用いて、中継処理の概要を説明する。
まず、送信元エンドノードCは、宛先エンドノードD宛のパケットをLeafスイッチ10112に送信する。そうすると、Leafスイッチ10112は、宛先エンドノードDについての中継情報を有していない、すなわち自らの配下に宛先エンドノードDが存在しないことを確認の上、受信したパケットを中間スイッチ1011に送信する。
中間スイッチ1011は、宛先エンドノードDについての中継情報を有していない、すなわち自らの配下に宛先エンドノードDが存在しないことを確認の上、宛先エンドノードDが属する集合Bを担当するSpineスイッチ102へ、受信したパケットを送信する。
集合Bを担当するSpineスイッチ102は、宛先エンドノードDのID及び自ら保持している中継情報から中間スイッチ1022を選択し、当該中間スイッチ1022に対して受信したパケットを送信する。
中間スイッチ1022も、宛先エンドノードDのID及び自ら保持している中継情報からLeafスイッチ10221を選択し、当該Leafスイッチ10221に対して受信したパケットを送信する。そして、Leafスイッチ10221も、宛先エンドノードDのID及び自らの保持する中継情報から、受信したパケットを宛先エンドノードDに送信する。
このように、送信元エンドノードが接続されているLeafスイッチのポートである入口ポートから、宛先エンドノードが接続されているLeafスイッチのポートである出口ポートとの間には、「折り返し点」に相当するスイッチ(図1の例ではSpineスイッチ)が決定される。「折り返し点」に相当するスイッチは、図1の例のように、各集合について1つの場合もあれば、負荷分散などのために複数設けられている場合もある。ここで、入力ポートと出力ポートとの間の通信を、通信フローと呼ぶことにする。
また、本実施の形態では、当初、宛先MAC(Media Access Control)アドレスとしてFCF(FCoE Forwarder)のMACアドレスが設定されているが、通信フローにおいて折り返し点から出口ポートの間のいずれかのスイッチで、宛先MACアドレスに宛先エンドノードのMACアドレスを設定すると共に送信元MACアドレスにFCFのMACアドレスを設定するというヘッダの修正が行われる。なお、以下では、折り返し点に相当するSpineスイッチで修正を行う例と、出口ポートを有するLeafスイッチで修正を行う例を示す。
通信フローにおいて入口ポートから折り返し点までのスイッチは、折り返し点に相当するスイッチが担当するエンドノード集合を特定するための情報、すなわち宛先エンドノードのFC−ID(D−ID(FC Destination ID))の一部を用いて転送を行う。1つのエンドノード集合に対して折り返し点に相当するスイッチが複数存在する場合には、宛先エンドノードのFC−IDだけではなく、送信元エンドノードのFC−ID(S−ID(FC Source ID))やエクスチェンジID(OX−ID(FC Exchange ID)。FCフレームのヘッダに含まれる通信管理上のID)等を用いて、負荷分散を図っても良い。
なお、FCoEでは、FCFが、コントロールプレーンとデータプレーン両方の機能を有する。上でも述べたが、コントロールプレーンとは、エンドノードとログイン処理などのための制御パケットをFIPで交換し、その位置情報を得る機能である。また、データプレーンは、その位置情報を基に、FCoEプロトコルによってデータパケットの中継処理を行う機能である。
また、FC−IDは、FCポートのIDであり、FCにおいてルーティングに用いられる。FC−IDは、3オクテットで指定され、例えば16進数で0xXXYYZZであれば、XXはDomain IDを表し、YYは、Area IDを表し、ZZはPort IDを表す。FCにおいてDomain IDとは、複数のFCスイッチ(FC−SW)でSANを形成する場合、各スイッチに個別に与えられるものである。Domain IDは、8ビットであり、ネットワークにおいて最大239個のスイッチを接続することができる。
本実施の形態のコントローラ200は、従来のFCFが有する、エンドノードの位置情報に加えて、ネットワークのトポロジ情報を有するようにする。トポロジ情報については、自動的に収集するようにしても良いし、管理者によって設定される場合もある。一方、コントローラ200は、データプレーン機能を有してはいない。但し、コントローラ200は、FCFのコントロールプレーン機能を拡張したものであっても良い。さらに、図1のように、FCFとして動作するSpineスイッチ101及び102から分離して、FCFから位置情報等を取得するようにしても良い。
図2に、本実施の形態に係るスイッチの基本的な機能ブロック図を示す。
本実施の形態に係るスイッチは、外部の装置と接続され且つ外部の装置からパケットを受信する受信ポート1乃至nと、外部の装置と接続され且つ外部の装置に対してパケットを送信する送信ポート1乃至nと、スイッチLSI151と、例えばプロセッサとプログラムとの組み合わせにて実現されるプロトコル処理部152とを有する。プロトコル処理部152についても、専用LSIにて実装される場合もある。
プロトコル処理部152は、内部ポートAと内部ポートBとでスイッチLSI151と接続されている。このプロトコル処理部152は、コネクションの確立やプロトコルの監視、スイッチLSI151への指示などのための処理を行う。この処理については、本実施の形態と直接関係ないのでこれ以上述べない。
スイッチLSI151は、受信ポート1乃至n及び内部ポートAと接続されるマルチプレクサ1511と、パケットバッファ1512と、パケット処理部1515と、パケット更新部1513と、送信ポート1乃至n及び内部ポートBと接続されるデマルチプレクサ1514とを有する。
マルチプレクサ1511が受信したパケット全体については、パケットバッファ1512に格納される。また、マルチプレクサ1511が受信したパケットのヘッダ情報及び制御情報は、パケット処理部1515に出力される。
パケット更新部1513は、パケット処理部1515による指示に応じてパケットのヘッダを更新する処理(修正又は変換する処理とも呼ぶ)を行う。また、デマルチプレクサ1514は、パケット処理部1515によるポート選択指示に応じて、選択された送信ポートからパケットを出力する。
パケット処理部1515は、本実施の形態に関係する構成要素として、FCoE中継処理部15151と、FCoE中継テーブル15152とを有する。パケット処理部1515は、パケット識別処理やEthernetについての処理などを行うが、本実施の形態の主要部ではないので、説明は省略する。
FCoE中継テーブル15152の一例を図3に示す。FCoE中継テーブル15152には、Matchと示される条件部分と、Actionと示され且つ条件が満たされた場合に実行すべき処理とが規定されている。
より具体的には、Match欄には、受信したパケットにおける宛先エンドノードの宛先MACアドレス(DA:Destination MAC address)と照合すべきMACアドレスが設定されるDA欄と、受信したパケットにおける宛先エンドノードのFC−IDと照合すべきFC−IDが設定されるD−ID欄と、受信したパケットにおけるFCのエクスチェンジIDと照合すべきOX−IDが設定されるOX−ID欄とを含む。
図3の例で1行目は、受信したパケットにおいて、DAがFCFのMACアドレスを表しており且つD−IDがエンドノードS1のFC−IDを表しているという条件を表している。なお、「*」は、ワイルドカードを表し、いずれの値であっても合致していると判断される。なお、N/Aは、適用無しを表す。また、図3の例で2行目は、D−IDがエンドノードS1のFC−IDを表している。
また、Action欄には、受信したパケットのヘッダの修正処理を規定するModify欄と、パケットの転送先ポート番号を表すFwd欄とを含む。図3の1行目では、DAに対して、宛先エンドノードS1のMACアドレスを設定し、且つ送信元のMACアドレスであるSA(Source Address)に対して、FCFのMACアドレスを設定する処理が規定され、受信したパケットを送信ポート1に出力するものと規定されている。図3の2行目では、ヘッダの修正は不要で、受信したパケットを送信ポート1に出力するものと規定されている。
このようなFCoE中継テーブル15152においては、上の行ほど優先度が高く、上から下にMatch欄に規定された条件を照合して行き、最初に合致した行に規定された処理を実行するものとする。
図4を用いて、パケット処理部1515のFCoE中継処理部15151の処理内容について説明する。
まず、FCoE中継処理部15151は、受信パケットのヘッダ(MACフレーム部分のヘッダ及びFCフレーム部分のヘッダ)と、FCoE中継テーブル15152においてAction欄に規定されている条件とを、優先度順に照合して行き、最初に合致する条件の行を特定する(ステップS1)。
そして、FCoE中継処理部15151は、合致する条件に対応するAction欄に修正処理(Modify)が規定されていれば、規定どおりの修正をパケット更新部1513に指示する(ステップS3)。パケット更新部1513は、指示に従って、パケットバッファ1512に格納されているパケットに対して上で述べたようなヘッダの修正処理を行った後、修正後のパケットのデータをデマルチプレクサ1514に出力する。なお、指示がなければ、パケット更新部1513は、パケットバッファ1512に格納されているパケットに対して何もせずにデマルチプレクサ1514に出力する。
さらに、FCoE中継処理部15151は、合致する条件に対応するAction欄において指定された送信ポートのポート選択指示を、デマルチプレクサ1514に出力する(ステップS5)。これによって、デマルチプレクサ1514は、指定された送信ポートに対して、パケット更新部1513からのパケットを出力する。
[実施例1]
上で述べた本実施の形態の概要を、図5に示すような情報処理システムに適用した場合について説明する。
図5のネットワークは、Clos2段のネットワークであって、4つのSpineスイッチ161乃至164と、4つのLeafスイッチ171乃至174とを含む。いずれのLeafスイッチも、各Spineスイッチに接続されている。また、Leafスイッチ171には、エンドノードとしてサーバ181及びディスク装置182が接続され、Leafスイッチ172には、エンドノードとしてサーバ183が接続されている。また、Leafスイッチ173には、ディスク装置184が接続され、Leafスイッチ174には、ディスク装置185が接続される。なお、コントローラ200は、Spineスイッチ161に接続されている。
本実施例では、図6に模式的に示すように、Spineスイッチ161及び162は、FC−IDの最下位ビット値が0である(FC−ID[0]=0と表す)エンドノードの集合を担当し、Spineスイッチ163及び164は、FC−ID[0]=1の集合を担当する。
例えばディスク装置184の名前をS1としてFC−IDの最下位ビット値が「1」であると仮定する。このディスク装置184(S1)のFC−IDを、FCIDS1と表し、MACアドレスを、MACS1と表すものとする。
上でも述べたように、ディスク装置184(S1)を、Spineスイッチ163及び164が担当して、ディスク装置184(S1)への中継情報を保持している。すなわち、Spineスイッチ163及び164は、ディスク装置184(S1)のD−ID(Destination FC-ID)を保持しており、ヘッダの修正及びパケットの転送を行う。
一方、ディスク装置182の名前をS0としてFC−IDの最下位ビット値が「0」であると仮定する。このディスク装置182(S0)のFC−IDを、FCIDS0と表し、MACアドレスを、MACS0と表すものとする。
このディスク装置182(S0)を、Spineスイッチ161及び162が担当して、ディスク装置182(S0)への中継情報を保持している。すなわち、Spineスイッチ161及び162は、ディスク装置182(S0)のD−ID(Destination FC-ID)を保持しており、ヘッダの修正及びパケットの転送を行う。
本実施例では、Spineスイッチは、集合毎に、二重化されており、負荷分散が可能となる。具体的には、エクスチェンジID(OX−ID)の最下位ビット値が「1」(OX−ID[0]=1と表す)であるか否かで、Spineスイッチを切り替える。図6に示すように、受信パケットのOX−ID[0]=1であればSpineスイッチ164がその受信パケットを担当し、受信パケットのOX−ID[0]=0であればSpineスイッチ163がその受信パケットを担当する。
Spineスイッチ161及び162についても、OX−ID[0]=1を担当するSpineスイッチ162と、OX−ID[0]=0を担当するSpineスイッチ161とに分けられる。
このような情報処理システムにおいて、サーバ181がディスク装置184(S1)に対してパケットを送信する場合(第1のケース)の処理について説明する。なお、このパケットについてはOX−ID[0]=0であるものとする。
また、サーバ181がディスク装置182(S0)に対してパケットを送信する場合(第2のケース)の処理についても説明する。
Leafスイッチ171のFCoE中継テーブル15152は、図7に示すようなデータを含む。
図7の1行目は、Leafスイッチ171配下のサーバ181等から、ディスク装置182(S0)へのパケットを受信した場合の中継情報を表す。すなわち、受信パケットのDAがMACFCFであり、D−IDがFCIDS0である場合に、DAをMACS0に修正し且つSAをMACFCFに修正し、受信パケットを送信ポート「2」に出力するというものである。図6に示すように、送信ポート「2」には、ディスク装置182(S0)が接続されている。
2行目は、1行目以外でディスク装置182(S0)へのパケットを受信した場合の中継情報を表す。具体的には、Spineスイッチからディスク装置182(S0)へのパケットを受信する場合の中継情報である。すなわち、受信パケットのD−IDが、FCIDS0であれば、ヘッダの更新無く、送信ポート「2」に出力するというものである。図6に示すように、送信ポート「2」には、ディスク装置182(S0)が接続されている。
3行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「5」に出力するというものである。送信ポート「5」には、Spineスイッチ163が接続されている。
4行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「6」に出力するというものである。送信ポート「6」には、Spineスイッチ164が接続されている。
5行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「3」に出力するというものである。送信ポート「3」には、Spineスイッチ161が接続されている。
6行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「4」に出力するというものである。送信ポート「4」には、Spineスイッチ162が接続されている。
このように、Leafスイッチ171のFCoE中継テーブル15152には、配下のエンドノードについては、個別D−IDについての中継情報が含まれるが、それ以外のエンドノードについては、D−IDの最下位ビット値及びOX−IDの最下位ビット値の組み合わせ毎に、転送先のSpineスイッチへの中継情報のみが含まれる。
従って、上で述べた第2のケースでは、受信パケットのヘッダは、Leafスイッチ171のFCoE中継テーブル15152(図7)における1行目の条件に合致するので、Leafスイッチ171は、上で述べたようなヘッダの修正処理(変換処理とも呼ぶ)を実行して、送信ポート「2」に受信パケットを出力する(ステップ(1))。
一方、第1のケースでは、Leafスイッチ171において、受信パケットのヘッダは、3行目の条件に合致する。すなわち、宛先エンドノードのディスク装置184(S1)のFC−IDの最下位ビット値が「1」で且つOX−IDの最下位ビット値は「0」である。従って、Leafスイッチ171は、受信パケットを、ヘッダの更新無く、Spineスイッチ163が接続されている送信ポート「5」に出力する(ステップ(11))。
Spineスイッチ163のFCoE中継テーブル15152には、図8に示すようなデータが含まれる。すなわち、受信パケットのDAがFCFのMACアドレスであるMACFCFであり且つD−IDがFCIDS1である場合に、DAをMACS1に修正し、SAをMACFCFに修正し、Leafスイッチ173が接続されている送信ポート「3」に出力するというものである。このように、担当する集合に属するエンドノードのFC−IDについての中継情報が含まれるようになっている。
Leafスイッチ171からのパケットを受信したSpineスイッチ163は、その受信パケットのDAがMACFCFとなっており且つD−IDがFCIDS1となっているので、受信パケットのDAに対してディスク装置184(S1)のMACアドレスMACS1を設定し、SAに対してFCFのMACアドレスであるMACFCFを設定する処理を行う。そして、Spineスイッチ163は、修正後のパケットを、送信ポート「3」からLeafスイッチ173に送信する(ステップ(12))。
Leafスイッチ173のFCoE中継テーブル15152は、図9に示すようなデータを含む。
図9の1行目は、Leafスイッチ171配下のサーバ181等から、ディスク装置184(S1)へのパケットを受信した場合の中継情報を表す。すなわち、受信パケットのDAがMACFCFであり、D−IDがFCIDS1である場合に、DAをMACS1に修正し且つSAをMACFCFに修正し、受信パケットを送信ポート「1」に出力するというものである。図6に示すように、送信ポート「1」には、ディスク装置184(S1)が接続されている。
2行目は、1行目以外でディスク装置184(S1)へのパケットを受信する場合の中継情報を表す。具体的には、Spineスイッチからディスク装置184(S1)へのパケットを受信した場合の中継情報である。すなわち、受信パケットのD−IDが、FCIDS1であれば、ヘッダの更新無く、送信ポート「1」に出力するというものである。図6に示すように、送信ポート「1」には、ディスク装置184(S1)が接続されている。
3行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「5」に出力するというものである。送信ポート「5」には、Spineスイッチ163が接続されている。
4行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「6」に出力するというものである。送信ポート「6」には、Spineスイッチ164が接続されている。
5行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「3」に出力するというものである。送信ポート「3」には、Spineスイッチ161が接続されている。
6行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「4」に出力するというものである。送信ポート「4」には、Spineスイッチ162が接続されている。
このように、Leafスイッチ173のFCoE中継テーブル15152には、配下のエンドノードについては、個別D−IDについての中継情報が含まれるが、それ以外のエンドノードについては、D−IDの最下位ビット値及びOX−IDの最下位ビット値の組み合わせ毎に、転送先のSpineスイッチへの中継情報のみが含まれる。
Leafスイッチ173は、Spineスイッチ163から上で述べたように修正後のパケットを受信すると、D−IDがFCIDS1であるからFCoE中継テーブル15152の2行目に従って、対応付けられている送信ポート「1」に対して、受信パケットを出力する(ステップ(13))。
このようにパケットが転送されるようになる。但し、SpineスイッチのFCoE中継テーブル15152には、担当する集合に属するエンドノードについてのエントリのみが含まれるので、Spineスイッチにおけるメモリのメモリ容量が少ない場合でも対処できるようになる。Leafスイッチについても、配下のエンドノード以外についてはFCFとなるSpineスイッチへ転送するための中継情報を保持するだけであり、その中継情報もD−IDの一部及びOX−IDの一部で特定されるので、メモリ容量が少ない場合でも対処できるようになる。
なお、OX−ID[0]=1である場合には、図6において点線で表される通信フローのように、Leafスイッチ171においては、パケットは、送信ポート「6」から、Spineスイッチ164に転送される。そして、Spineスイッチ164は、Spineスイッチ163と同様に、ヘッダの修正を行った上で、Leafスイッチ173に送信する。
なお、図7乃至図9のようなFCoE中継テーブル15152の設定を行うコントローラ200は、図10に示すような構成を有する。
コントローラ200は、初期設定部210と、追加設定部220と、データ格納部230とを有する。
初期設定部210は、LeafスイッチからSpineスイッチへの方向に係る中継情報を設定するための処理を行う。
追加設定部220は、エンドノードが追加される毎に、SpineスイッチからLeafスイッチへの方向に係る中継情報を設定するための処理を行う。
データ格納部230は、区分数などの設定データと、エンドノードの位置情報(アドレス情報)と、ネットワークのトポロジ情報とを格納する。
次に、初期設定部210の処理内容について、図11を用いて説明する。
まず、初期設定部210は、Spineスイッチの集合を、区分数NP個に分割する(ステップS11)。例えば、エンドノードを、FC−ID[P:0]、すなわちFC−IDの最下位からPビット目(P=0から開始)で分類する場合には、NP=2P+1となる。図6の例では、P=0でNP=2となっている。
さらに、初期設定部210は、Leafスイッチの集合において未処理のLeafスイッチLSを1つ特定する(ステップS13)。
そして、初期設定部210は、区分番号についてのカウンタRを0に設定する(ステップS15)。
その後、初期設定部210は、特定されたLeafスイッチLSにおいて、区分番号Rの集合を担当するSpineスイッチへのリンクが接続されたポートの集合を特定し、集合Kに設定する(ステップS17)。
また、初期設定部210は、リンクについてのカウンタiを0に初期化する(ステップS19)。そして、初期設定部210は、特定されたLeafスイッチLSに対する中継情報の設定を行う(ステップS21)。具体的には、優先度「0」(Pr0)として、受信パケットのD−IDの最下位からPビット目がRであり且つOX−IDの最下位からLビット目(L=0から開始)がiであれば(D−ID[P:0]=R,OX−ID[L:0]=i)、集合Kにおいてi番目のリンクが接続された送信ポートに受信パケットを出力するという処理を中継情報として設定する。Pr<優先度>:<比較条件>→処理というフォーマットで記載すれば、Pr0:<D−ID[P:0]=R,OX−ID[L:0]=i>→Forward(K[i])と表される。なお、1つの集合を担当するSpineスイッチへのリンクは、2L+1本存在するものとする。図6の例では、L=0であって、各Leafスイッチから1つの集合を担当する2つのSpineスイッチへのリンクは2本である。
なお、優先度は、数字が小さいほど優先度が低いものとする。
そして、初期設定部210は、iがKの要素数−1以上となったか否かを判断する(ステップS23)。この条件が満たされない場合には、初期設定部210は、iを1インクリメントして(ステップS25)、処理はステップS21に戻る。
一方、ステップS23の条件が満たされた場合には、初期設定部210は、Rが区分数NP−1以上となったか否かを判断する(ステップS27)。この条件が満たされない場合には、初期設定部210は、Rを1インクリメントして(ステップS29)、処理はステップS17に移行する。
一方、ステップS27の条件が満たされた場合には、初期設定部210は、Leafスイッチの集合において未処理Leafスイッチが存在するか否かを判断する(ステップS31)。未処理のLeafスイッチが存在する場合には、処理はステップS13に戻る。一方、未処理のLeafスイッチが存在しない場合には、処理を終了する。
このような処理を行うことで、図7及び図9の3行目乃至6行目のデータが設定されるようになる。
次に、追加設定部220の処理内容について図12を用いて説明する。以下の処理は、エンドノードが情報処理システムに追加される毎に実行される。
まず、追加設定部220は、追加されたエンドノードENについて、以下の設定を行う(ステップS41)。具体的には、エンドノードENが接続されたLeafスイッチをLSに設定する。エンドノードENが接続されているLeafスイッチLSのポートをPに設定する。エンドノードENに対応するFC−IDをFIDに設定する。エンドノードENのMACアドレスをMに設定する。
そして、追加設定部220は、エンドノードENを担当するSpineスイッチのうち、未処理のSpineスイッチSSを1つ特定する(ステップS43)。また、追加設定部220は、LSと接続されたSSのポートをQに設定する(ステップS45)。
そして、追加設定部220は、特定されたSpineスイッチSSに対する中継情報の設定を行う(ステップS47)。優先度0(Pr0)として、受信パケットのDAがMACFCFであり且つD−IDがFIDであれば(DA=MACFCF,D−ID=FID)、受信パケットのSAをMACFCFに修正し、DAをMに修正し、受信パケットを送信ポートQに出力するという中継情報を設定する。上で述べた記法に従えば、Pr0:<DA=MACFCF,D−ID=FID>→Modify(SA←MACFCF,DA←M),Forward(Q)となる。Modify()は、括弧内に示される修正を行う処理を表す。
その後、追加設定部220は、エンドノードENを担当するSpineスイッチのうち、未処理のSpineスイッチが存在するか否かを判断する(ステップS49)。未処理のSpineスイッチが存在する場合には、処理はステップS43に戻る。
このような処理を行うことで、図8のような中継情報が設定される。
一方、未処理のSpineスイッチが存在しない場合には、追加設定部220は、エンドノードENが接続されたLeafスイッチLSに対する中継情報の設定を行う(ステップS51)。具体的には、優先度2(Pr2)として、受信パケットのDAがMACFCFであり且つD−IDがFIDであれば(DA=MACFCF,D−ID=FID)、受信パケットのSAにMACFCFを設定し、DAにMを設定し、ポートPに修正後のパケットを出力するという中継情報を設定する。上で述べた記法に従えば、Pr2:<DA=MACFCF,D−ID=FID>→Modify(SA←MACFCF,DA←M),Forward(P)となる。これによって、図7及び図9の第1行目が設定されることになる。
さらに、優先度1(Pr1)として、受信パケットのD−IDがFIDであれば(D−ID=FID)、受信パケットを送信ポートPに修正後のパケットを出力するという中継情報を設定する。上で述べた記法に従えば、Pr1:<D−ID=FID>→Forward(P)となる。これによって、図7及び図9の第2行目が設定されることになる。
このようにコントローラ200が処理を行えば、上で述べたようなパケットの転送処理が行われるようになる。
[実施例2]
実施例1では、Spineスイッチにおいてヘッダの修正を行うケースを示したが、Leafスイッチのみでヘッダの修正を行うようにしても良い。
ここでも図5に示したような情報処理システムを前提として説明する。
本実施例でも、図13に模式的に示すように、Spineスイッチ161及び162は、FC−IDの最下位ビット値が0である(FC−ID[0]=0と表す)エンドノードの集合を担当し、Spineスイッチ163及び164は、FC−ID[0]=1の集合を担当する。
図6と同様に、ディスク装置184(S1)を、Spineスイッチ163及び164が担当して、ディスク装置184(S1)への中継情報を保持している。すなわち、Spineスイッチ163及び164は、ディスク装置184(S1)のD−ID(Destination FC-ID)を保持しており、パケットの転送を行う。
また、ディスク装置182(S0)を、Spineスイッチ161及び162が担当して、ディスク装置182(S0)への中継情報を保持している。すなわち、Spineスイッチ161及び162は、ディスク装置182(S0)のD−ID(Destination FC-ID)を保持しており、パケットの転送を行う。
本実施例でも、Spineスイッチは、集合毎に、二重化されており、負荷分散が可能となる。具体的には、エクスチェンジID(OX−ID)の最下位ビット値が「1」(OX−ID[0]=1と表す)であるか否かで、Spineスイッチを切り替える。
図13にも示すように、受信パケットのOX−ID[0]=1であればSpineスイッチ164がその受信パケットを担当し、受信パケットのOX−ID[0]=0であればSpineスイッチ163がその受信パケットを担当する。
Spineスイッチ161及び162についても、OX−ID[0]=1を担当するSpineスイッチ162と、OX−ID[0]=0を担当するSpineスイッチ161とに分けられる。
このような情報処理システムにおいて、サーバ181がディスク装置184(S1)に対してパケットを送信する場合(第3のケース)の処理について説明する。なお、このパケットについてはOX−ID[0]=0であるものとする。
また、サーバ181がディスク装置182(S0)に対してパケットを送信する場合(第4のケース)の処理についても説明する。
Leafスイッチ171のFCoE中継テーブル15152は、図14に示すようなデータを含む。
図14の1行目は、他のエンドノードから、ディスク装置182(S0)へのパケットを受信した場合の中継情報を表す。すなわち、受信パケットのD−IDがFCIDS0である場合に、受信パケットのDAをMACS0に修正し且つSAをMACFCFに修正し、受信パケットを送信ポート「2」に出力するというものである。図13に示すように、送信ポート「2」には、ディスク装置182(S0)が接続されている。
2行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「5」に出力するというものである。送信ポート「5」には、Spineスイッチ163が接続されている。
3行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「6」に出力するというものである。送信ポート「6」には、Spineスイッチ164が接続されている。
4行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「3」に出力するというものである。送信ポート「3」には、Spineスイッチ161が接続されている。
5行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「4」に出力するというものである。送信ポート「4」には、Spineスイッチ162が接続されている。
このように、Leafスイッチ171のFCoE中継テーブル15152には、配下のエンドノードについては、個別D−IDについての中継情報が含まれるが、それ以外のエンドノードについては、D−IDの最下位ビット値及びOX−IDの最下位ビット値の組み合わせ毎に、転送先のSpineスイッチへの中継情報のみが含まれる。
従って、上で述べた第4のケースでは、受信パケットのヘッダは、Leafスイッチ171のFCoE中継テーブル15152(図14)における1行目の条件に合致するので、Leafスイッチ171は、上で述べたようなヘッダの修正処理(変換処理とも呼ぶ)を実行して、送信ポート「2」に受信パケットを出力する(ステップ(21))。
一方、第3のケースでは、Leafスイッチ171において、受信パケットのヘッダは、2行目の条件に合致する。すなわち、宛先エンドノードのディスク装置184(S1)のFC−IDの最下位ビット値が「1」で且つOX−IDの最下位ビット値は「0」である。従って、Leafスイッチ171は、受信パケットを、ヘッダの更新無く、Spineスイッチ163が接続されている送信ポート「5」に出力する(ステップ(31))。
Spineスイッチ163のFCoE中継テーブル15152には、図15に示すようなデータが含まれる。すなわち、受信パケットのD−IDがFCIDS1である場合に、Leafスイッチ173が接続されている送信ポート「3」に出力するというものである。このように、担当する集合に属するエンドノードのFC−IDについての中継情報が含まれるようになっている。
Leafスイッチ171からのパケットを受信したSpineスイッチ163は、その受信パケットのD−IDがFCIDS1となっているので、受信パケットそのものを、修正せずに、送信ポート「3」からLeafスイッチ173に送信する(ステップ(32))。
Leafスイッチ173のFCoE中継テーブル15152は、図16に示すようなデータを含む。
図16の1行目は、他のエンドノードから、ディスク装置184(S1)へのパケットを受信した場合の中継情報を表す。すなわち、受信パケットのD−IDがFCIDS1である場合に、受信パケットのDAをMACS1に修正し且つSAをMACFCFに修正し、受信パケットを送信ポート「1」に出力するというものである。図13に示すように、送信ポート「1」には、ディスク装置184(S1)が接続されている。
2行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「5」に出力するというものである。送信ポート「5」には、Spineスイッチ163が接続されている。
3行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「1」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「6」に出力するというものである。送信ポート「6」には、Spineスイッチ164が接続されている。
4行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「0」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「3」に出力するというものである。送信ポート「3」には、Spineスイッチ161が接続されている。
5行目については、受信パケットのD−IDの最下位ビット値が「0」であり、OX−IDの最下位ビットが「1」である場合に、ヘッダの更新無く、受信パケットを送信ポート「4」に出力するというものである。送信ポート「4」には、Spineスイッチ162が接続されている。
このように、Leafスイッチ173のFCoE中継テーブル15152には、配下のエンドノードについては、個別D−IDについての中継情報が含まれるが、それ以外のエンドノードについては、D−IDの最下位ビット値及びOX−IDの最下位ビット値の組み合わせ毎に、転送先のSpineスイッチへの中継情報のみが含まれる。
Leafスイッチ173は、Spineスイッチ163から上で述べたようにパケットを受信すると、D−IDがFCIDS1であるからFCoE中継テーブル15152の1行目に従って、受信パケットのDAをMACS1に修正し且つSAをMACFCFに修正した上で、対応付けられている送信ポート「1」に対して、修正後のパケットを出力する(ステップ(33))。
このようにパケットが転送されるようになる。但し、SpineスイッチのFCoE中継テーブル15152には、担当する集合に属するエンドノードについてのエントリのみが含まれるので、Spineスイッチにおけるメモリのメモリ容量が少ない場合でも対処できるようになる。Leafスイッチについても、配下のエンドノード以外についてはFCFとなるSpineスイッチへ転送するための中継情報を保持するだけであり、その中継情報もD−IDの一部及びOX−IDの一部で特定されるので、メモリ容量が少ない場合でも対処できるようになる。
なお、OX−ID[0]=1である場合には、図13において点線で表される通信フローのように、Leafスイッチ171においては、パケットは、送信ポート「6」から、Spineスイッチ164に転送される。そして、Spineスイッチ164は、Spineスイッチ163と同様に、ヘッダの修正を行うこと無くLeafスイッチ173に送信する。
図14乃至図16に示すような中継情報を設定するコントローラ200は、図10に示すような構成を有する。但し、初期設定部210の処理内容については、実施例1と同様なので、説明は省略する。
一方、追加設定部220は、図17に示すような処理を実行する。以下の処理は、エンドノードが情報処理システムに追加される毎に実行される。
すなわち、追加設定部220は、追加されたエンドノードENについて、以下の設定を行う(ステップS61)。具体的には、エンドノードENが接続されたLeafスイッチをLSに設定する。エンドノードENが接続されているLeafスイッチLSのポートをPに設定する。エンドノードENに対応するFC−IDをFIDに設定する。エンドノードENのMACアドレスをMに設定する。
そして、追加設定部220は、エンドノードENを担当するSpineスイッチのうち、未処理のSpineスイッチSSを1つ特定する(ステップS63)。また、追加設定部220は、LSと接続されたSSのポートをQに設定する(ステップS65)。
そして、追加設定部220は、特定されたSpineスイッチSSに対する中継情報の設定を行う(ステップS67)。優先度0(Pr0)として、受信パケットのD−IDがFIDであれば(D−ID=FID)、受信パケットを送信ポートQに出力するという中継情報を設定する。上で述べた記法に従えば、Pr0:<D−ID=FID>→Forward(Q)となる。
その後、追加設定部220は、エンドノードENを担当するSpineスイッチのうち、未処理のSpineスイッチが存在するか否かを判断する(ステップS69)。未処理のSpineスイッチが存在する場合には、処理はステップS63に戻る。
このような処理を行うことで、図15のような中継情報が設定される。
一方、未処理のSpineスイッチが存在しない場合には、追加設定部220は、エンドノードENが接続されたLeafスイッチLSに対する中継情報の設定を行う(ステップS71)。具体的には、優先度2(Pr2)として、受信パケットのD−IDがFIDであれば(D−ID=FID)、受信パケットのSAにMACFCFを設定し、DAにMを設定し、ポートPに修正後のパケットを出力するという中継情報を設定する。上で述べた記法に従えば、Pr2:<D−ID=FID>→Modify(SA←MACFCF,DA←M),Forward(P)となる。これによって、図14及び図16の第1行目が設定されることになる。
このようにコントローラ200が処理を行えば、図13に示すようなパケットの転送処理が行われるようになる。
以上のような技術を導入することで、リソースが限られた低コストのハードウエアを用いる場合であっても、多数のエンドノードを含む情報処理システムを構築できるようになる。すなわち、FCoEにおけるデータプレーンを、エンドノードの数に応じて分割することで、スケーラビリティの向上が図られる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上で述べた機能ブロック構成は一例であって、同様の機能を実現するための機能構成は様々に変更可能である。処理フローについても、処理結果が変わらない限り、処理順番を入れ替えたり、処理を並列に実行するようにしても良い。
さらに、各種スイッチについては、専用LSI内の回路で上で述べたような処理を行わせる場合もあれば、プロセッサに上記機能を実現させるためのプログラムを実行させることで実現するようにしても良い。
なお、上で述べたコントローラ200は、例えばコンピュータ装置であって、図18に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態に係る情報処理システムは、(A)複数の集合に分類されている複数のノードと、(B)複数のノードの少なくともいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、(C)複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチとを有する。そして、(d1)上記複数のノードのうち第1のノードが、複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、第1のノードが接続された第1スイッチに送信すると、(d2)第1のノードが接続された第1スイッチは、第1のパケットを受信し、第2のノードが自スイッチに接続されていない場合には、第1のパケットの宛先情報と第1の中継情報とに基づき、第2のノードが属する集合を担当する第2スイッチに、第1のパケットを送信する。そして、(d3)第1の集合を担当する第2スイッチは、第1のパケットを受信すると、第1のパケットの宛先情報と第2の中継情報とに基づき、第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、第1のパケットを送信する。(d4)さらに、第2のノードが接続された第1スイッチは、第1のパケットを受信すると、第1のパケットを第2のノードに送信する。
このような情報処理システムを導入することで、複数の第2スイッチで分担されるので、ノードの数が増加しても対処できるようになる。
さらに、上で述べた複数のノードの各々は、第1のアドレス(例えばMACアドレス)及び第2のアドレス(例えばFC−ID)を有するようにしても良い。この場合、上で述べた第1のノードは、第1のアドレスとして所定のアドレス(例えば実施の形態におけるFCFのMACアドレス)を含み且つ第2のアドレスとして第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信する。また、この場合においては、第2のノードが属する集合を担当する第2スイッチは、第1のパケットの宛先情報に含まれる所定のアドレスを第2のノードの第1のアドレスに変更する。これによって、正しくパケットがルーティングされるようになる。
また、上で述べた複数のノードの各々は、第1のアドレス(例えばMACアドレス)及び第2のアドレス(例えばFC−ID)を有している場合もある。この場合には、上で述べた第1のノードは、第1のアドレスとして所定のアドレス(例えば実施の形態におけるFCFのMACアドレス)を含み且つ第2のアドレスとして第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信する。また、この場合においては、第2のノードが接続された第1スイッチは、第1のパケットの宛先情報に含まれる所定のアドレスを第2のノードの第1のアドレスに変更する。このようにしても、正しくパケットがルーティングされるようになる。
なお、上で述べた第1の中継情報は、集合毎に、当該集合を担当する第2スイッチに対応するポートを、パケットの宛先情報の一部から特定するための情報をさらに含むようにしても良い。このようにすれば、第1の中継情報のデータ量を削減できる。
また、上で述べた第2の中継情報は、担当する集合に属するノードに対応するポートを、パケットの宛先情報全体から特定するための情報を含むようにしても良い。複数のノードの数が増加しても、集合数を増加させれば、第2の中継情報のデータ量を削減できる。
さらに、同一集合を担当する第2スイッチが複数存在する場合には、上で述べた第1の中継情報は、集合毎に、当該集合を担当する第2スイッチに対応するポートを、パケットの宛先情報の一部及び当該パケットの識別情報(例えばOX−ID。SAであっても良い。)から特定するための情報をさらに含むようにしても良い。このようにすれば、負荷分散も可能となる。
なお、上で述べたような処理をプロセッサに実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM)、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、RAM等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、
前記複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、
前記複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々前記複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチと、
を有し、
前記複数のノードのうち第1のノードが、前記複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、前記第1のノードが接続された第1スイッチに送信すると、
前記第1のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信し、前記第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、前記第1のパケットの宛先情報と前記第1の中継情報とに基づき、前記第2のノードが属する集合を担当する第2スイッチに、前記第1のパケットを送信し、
前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットの宛先情報と前記第2の中継情報とに基づき、前記第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、前記第1のパケットを送信し、
前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットを前記第2のノードに送信する
情報処理システム。
(付記2)
前記複数のノードの各々は、第1のアドレス及び第2のアドレスを有しており、
前記第1のノードは、前記第1のアドレスとして所定のアドレスを含み且つ前記第2のアドレスとして前記第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信し、
前記第2のノードが属する集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットの宛先情報に含まれる前記所定のアドレスを前記第2のノードの第1のアドレスに変更する
付記1記載の情報処理システム。
(付記3)
前記複数のノードの各々は、第1のアドレス及び第2のアドレスを有しており、
前記第1のノードは、前記第1のアドレスとして所定のアドレスを含み且つ前記第2のアドレスとして前記第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信し、
前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットの宛先情報に含まれる前記所定のアドレスを前記第2のノードの第1のアドレスに変更する
付記1記載の情報処理システム。
(付記4)
前記第1の中継情報は、
集合毎に、当該集合を担当する第2スイッチに対応するポートを、パケットの宛先情報の一部から特定するための情報をさらに含む
付記1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理システム。
(付記5)
前記第2の中継情報は、
担当する集合に属するノードに対応するポートを、パケットの宛先情報全体から特定するための情報を含む
付記1乃至4のいずれか1つ記載の情報処理システム。
(付記6)
同一集合を担当する第2スイッチが複数存在する場合には、
前記第1の中継情報は、
集合毎に、当該集合を担当する第2スイッチに対応するポートを、パケットの宛先情報の一部及び当該パケットに含まれる識別情報から特定するための情報をさらに含む
付記1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理システム。
(付記7)
複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、前記複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、前記複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々前記複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチとを有する情報処理システムにおいて、
前記複数のノードのうち第1のノードが、前記複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、前記第1のノードが接続された第1スイッチに送信し、
前記第1のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケット受信し、前記第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、前記第1のパケットの宛先情報と前記第1の中継情報とに基づき、前記第2のノードが属する集合を担当する第2スイッチに、前記第1のパケットを送信し、
前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットの宛先情報と前記第2の中継情報とに基づき、前記第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、前記第1のパケットを送信し、
前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットを前記第2のノードに送信する
処理を含む通信方法。
15151 FCoE中継処理部
15152 FCoE中継テーブル

Claims (7)

  1. 複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、
    前記複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、
    前記複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々前記複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチと、
    を有し、
    前記複数のノードのうち第1のノードが、前記複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、前記第1のノードが接続された第1スイッチに送信すると、
    前記第1のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信し、前記第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、前記第1のパケットの宛先情報と前記第1の中継情報とに基づき、前記第1の集合を担当する第2スイッチに、前記第1のパケットを送信し、
    前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットの宛先情報と前記第2の中継情報とに基づき、前記第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、前記第1のパケットを送信し、
    前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットを前記第2のノードに送信し、
    前記複数のノードの各々は、第1のアドレス及び第2のアドレスを有しており、
    前記第1のノードは、前記第1のアドレスとして所定のアドレスを含み且つ前記第2のアドレスとして前記第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信し、
    前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットの宛先情報に含まれる前記所定のアドレスを前記第2のノードの第1のアドレスに変更する
    情報処理システム。
  2. 複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、
    前記複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、
    前記複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々前記複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチと、
    を有し、
    前記複数のノードのうち第1のノードが、前記複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、前記第1のノードが接続された第1スイッチに送信すると、
    前記第1のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信し、前記第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、前記第1のパケットの宛先情報と前記第1の中継情報とに基づき、前記第1の集合を担当する第2スイッチに、前記第1のパケットを送信し、
    前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットの宛先情報と前記第2の中継情報とに基づき、前記第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、前記第1のパケットを送信し、
    前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットを前記第2のノードに送信し、
    前記複数のノードの各々は、第1のアドレス及び第2のアドレスを有しており、
    前記第1のノードは、前記第1のアドレスとして所定のアドレスを含み且つ前記第2のアドレスとして前記第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信し、
    前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットの宛先情報に含まれる前記所定のアドレスを前記第2のノードの第1のアドレスに変更する
    情報処理システム。
  3. 前記第1の中継情報は、
    集合毎に、当該集合を担当する第2スイッチに対応するポートを、パケットの宛先情報の一部から特定するための情報をさらに含む
    請求項1又は2記載の情報処理システム。
  4. 前記第2の中継情報は、
    担当する集合に属するノードに対応するポートを、パケットの宛先情報全体から特定するための情報を含む
    請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理システム。
  5. 同一集合を担当する第2スイッチが複数存在する場合には、
    前記第1の中継情報は、
    集合毎に、当該集合を担当する第2スイッチに対応するポートを、パケットの宛先情報の一部及び当該パケットに含まれる識別情報から特定するための情報をさらに含む
    請求項1又は2記載の情報処理システム。
  6. 複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、前記複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、前記複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々前記複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチとを有する情報処理システムにおいて、
    前記複数のノードのうち第1のノードが、前記複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、前記第1のノードが接続された第1スイッチに送信し、
    前記第1のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信し、前記第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、前記第1のパケットの宛先情報と前記第1の中継情報とに基づき、前記第1の集合を担当する第2スイッチに、前記第1のパケットを送信し、
    前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットの宛先情報と前記第2の中継情報とに基づき、前記第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、前記第1のパケットを送信し、
    前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットを前記第2のノードに送信し、
    前記複数のノードの各々は、第1のアドレス及び第2のアドレスを有しており、
    前記第1のノードは、前記第1のアドレスとして所定のアドレスを含み且つ前記第2のアドレスとして前記第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信し、
    前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットの宛先情報に含まれる前記所定のアドレスを前記第2のノードの第1のアドレスに変更する
    処理を含む通信方法。
  7. 複数の集合のいずれかにそれぞれ分類される複数のノードと、前記複数のノードのいずれかに接続され、接続されたノードの第1の中継情報を有する複数の第1スイッチと、前記複数の第1スイッチからのパケットを中継し、各々前記複数の集合のうち担当するいずれかの集合の第2の中継情報を有する複数の第2スイッチとを有する情報処理システムにおいて、
    前記複数のノードのうち第1のノードが、前記複数の集合のうち第1の集合に属する第2のノード宛の第1のパケットを、前記第1のノードが接続された第1スイッチに送信し、
    前記第1のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信し、前記第2のノードが自スイッチに接続されていない場合、前記第1のパケットの宛先情報と前記第1の中継情報とに基づき、前記第1の集合を担当する第2スイッチに、前記第1のパケットを送信し、
    前記第1の集合を担当する第2スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットの宛先情報と前記第2の中継情報とに基づき、前記第2のノードが接続された第1スイッチ宛に、前記第1のパケットを送信し、
    前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットを受信すると、前記第1のパケットを前記第2のノードに送信し、
    前記複数のノードの各々は、第1のアドレス及び第2のアドレスを有しており、
    前記第1のノードは、前記第1のアドレスとして所定のアドレスを含み且つ前記第2のアドレスとして前記第2のノードの第2のアドレスを含む宛先情報を含む第1のパケットを送信し、
    前記第2のノードが接続された第1スイッチは、前記第1のパケットの宛先情報に含まれる前記所定のアドレスを前記第2のノードの第1のアドレスに変更する
    処理を含む通信方法。
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