JP6330206B2 - バージョンアップ影響分析システム及びそのプログラム - Google Patents

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この発明は、アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムがバーションアップによって変更された場合に、上記アドオン・プログラムへの影響を分析するためのバージョンアップ影響分析システム及びそのプログラムに関するものである。
アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムがバーションアップされた場合に、上記アドオン・プログラムがバーションアップ後の基プログラムにおいて正常動作するか否かを検査する必要がある。このような検査は、古くは、プログラムやデータベース表やビューのソースを一つ一つ人手によって目視確認することにより行われていた。
上記のような人手による検査では、多大な労力と時間とが必要となるばかりか、正確な検査を行うことが困難であり、検査網羅度を100%とすることはできなかった。
特開2012−159931号公報 特開2006−276953号公報 特開2015−76025号公報 バージョンアップによる影響を検査するものとしては、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1には、パッケージソフトウエアの顧客・ユーザ別のカスタマイズの内容をデータベースで一元管理して、このパッケージソフトウエアの変更情報から顧客・ユーザ別のカスタマイズへの影響の有無の判別と、影響するオブジェクトを自動抽出するものが記載されている。
また、引用文献2には、カスタマイズされた画面定義ファイルに対するバージョンアップの反映を行う手法が開示されている。この特許文献2では、基本画面定義データに対して修正が施された後の画面定義データである修正基本画面定義データと、基本画面定義データに対して特定の顧客向けにカスタマイズされた画面定義データである顧客画面定義データとを比較し、顧客画面定義データと異なっている修正基本画面定義データの部分を抽出し、抽出された修正基本画面定義データの部分を識別可能な態様で顧客画面定義データに反映させ、変更後顧客画面定義データ格納部に格納し、顧客画面定義データから構成される画面と変更後顧客画面定義データから構成される画面とを比較可能な態様で表示するものである。
更に、引用文献3には、カスタマイズプログラムと旧バーションプログラムの比較によりカスタマイズによる変更Aを調べ、旧バーションプログラムと新バーションプログラムとの比較を行ってバージョンアップによる変更Bを調べ、ファイル毎に変更と変更Bの有無により4つの変更種別を判定し、これにより影響範囲を容易に特定するシステムが開示されている。
上記の特許文献1〜3に記載の技術は、いずれもコンピュータを用いたシステムであり、高速な検査を行うことはできるものの、プログラムのカスタマイズプログラムへの影響の解析である。従って、この技術をそのままアドオン・プログラムへバージョンアップによる影響を解析する技術へ転用することはできず、アドオン・プログラムへバージョンアップによる影響解析を適切に行うことのできるバージョンアップ影響分析システム及びそのプログラムが求められている。
本発明は上記のようなバージョンアップ影響分析の現状に鑑みてなされたもので、その目的は、アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムがバーションアップされた場合に、上記アドオン・プログラムがバーションアップ後の基プログラムにおいて正常動作するか否かなどの検査を高速に適切に行うことが可能なバージョンアップ影響分析システム及びそのプログラムを提供することである。
本発明に係るバージョンアップ影響分析システムは、アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムのバーションアップによって変更されたオブジェクトであって、この変更により前記アドオン・プログラムに影響するオブジェクトの名称を含むキーワードが記憶されたキーワードデータベースと、前記キーワードデータベースに記憶されているキーワードのオブジェクトの変更が前記アドオン・プログラムに対してどのように影響するかを示す影響内容情報が記憶された影響内容情報データベースと、前記キーワードデータベースのデータを用いて、分析対象に係るアドオン・プログラムのソースプログラムに含まれる影響部位情報を抽出する抽出手段と、前記影響内容情報データベースのデータに基づき、前記抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行う影響評価手段とを具備することを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析システムでは、前記抽出手段は、アドオン・プログラムのソースプログラムのカラム毎に検索を行い、抽出することを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析システムでは、影響内容情報データベースに、前記影響内容情報が複数記憶され、影響評価手段は、それぞれの影響内容情報毎にいくつのカラムにおいてキーワードに係るオブジェクトが抽出されたかを示すマトリックス表を出力することを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析システムでは、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムが複数記憶されたソースプログラム蓄積部と、前記ソースプログラム蓄積部に記憶されたソースプログラムの一覧を記憶したプログラム一覧蓄積部とを具備し、前記抽出手段は、前記プログラム一覧蓄積部の情報に基づき、一覧に記憶された全てのソースプログラムを前記ソースプログラム蓄積部から読み出し、抽出を行うことを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析システムでは、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムと、関係するキーワードのオブジェクトが対応付けられて記憶された依存関係情報蓄積部を備え、前記抽出手段は、前記依存関係情報蓄積部のデータに基づき、それぞれのソースプログラム毎に抽出するキーワードのオブジェクトを絞って抽出を行うことを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析プログラムは、アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムのバーションアップによって変更されたオブジェクトであって、この変更により前記アドオン・プログラムに影響するオブジェクトの名称を含むキーワードが記憶されたキーワードデータベースと、前記キーワードデータベースに記憶されているキーワードのオブジェクトの変更が前記アドオン・プログラムに対してどのように影響するかを示す影響内容情報が記憶された影響内容情報データベースと、前記データベースの情報を用いてバージョンアップ影響分析を行うコンピュータとを備えるシステムの前記コンピュータを、前記キーワードデータベースのデータを用いて、分析対象に係るアドオン・プログラムのソースプログラムに含まれる影響部位情報を抽出する抽出手段、前記影響内容情報データベースのデータに基づき、前記抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行う影響評価手段として機能させることを特徴とする。

本発明に係るバージョンアップ影響分析プログラムでは、前記抽出手段は、アドオン・プログラムのソースプログラムのカラム毎に検索を行い、抽出することを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析プログラムでは、影響内容情報データベースに、前記影響内容情報が複数記憶され、前記影響評価手段は、それぞれの影響内容情報毎にいくつのカラムにおいてキーワードに係るオブジェクトが抽出されたかを示すマトリックス表を出力することを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析プログラムでは、システムは、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムが複数記憶されたソースプログラム蓄積部と、前記ソースプログラム蓄積部に記憶されたソースプログラムの一覧を記憶したプログラム一覧蓄積部とを具備し、前記抽出手段は、前記プログラム一覧蓄積部の情報に基づき、一覧に記憶された全てのソースプログラムを前記ソースプログラム蓄積部から読み出し、抽出を行うことを特徴とする。
本発明に係るバージョンアップ影響分析プログラムでは、システムは、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムと、関係するキーワードのオブジェクトが対応付けられて記憶された依存関係情報蓄積部を備え、前記抽出手段は、前記依存関係情報蓄積部のデータに基づき、それぞれのソースプログラム毎に抽出するキーワードのオブジェクトを絞って抽出を行うことを特徴とする。
本発明によれば、アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムのバーションアップによって変更されたオブジェクトであって、前記アドオン・プログラムに関係するオブジェクトの名称を含むキーワードが記憶されたキーワードデータベースのデータを用いて、分析対象に係るアドオン・プログラムのソースプログラムに含まれる影響部位情報を抽出するので、アドオン・プログラムにおいて影響が生じる影響部位を容易に高速で抽出することができる。
本発明によれば、キーワードデータベースに記憶されているキーワードのオブジェクトが前記アドオン・プログラムに対してどのように影響するかを示す影響内容情報が記憶された影響内容情報データベースのデータに基づき、抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行うので、アドオン・プログラムのそれぞれの影響部位に対してどのように影響するかを適切に検出できる。
本発明に係るバージョンアップ影響分析システムの実施形態の構成図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムのソースプログラム蓄積部に記憶されるデータ内容の一例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムのキーワードデータベースに記憶されるデータ内容の一例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムのキーワードデータベースの「DB差分種別」欄と「DB差分タイプ」欄に記憶されるデータ内容の一例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムの影響内容情報データベースの第1テーブルと第2テーブルに記憶されるデータ内容の一例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムの影響内容情報データベースの第2テーブルに記憶されるデータ内容の具体例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムの依存関係情報蓄積部に記憶されるデータ内容の一例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムの依存関係情報蓄積部に記憶されるデータ内容の具体例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムのプログラム一覧蓄積部に記憶されるデータ内容の一例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムのプログラム一覧蓄積部に記憶されるデータ内容の具体例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムの構築処理を示すフローチャート。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムのバージョンアップ影響分析処理を示すフローチャート。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムによって得られるキーワード検索結果テーブルに含まれる情報を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムによって得られるキーワード検索結果テーブルに含まれる情報の具体例を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムによって得られるマトリックス表の第1例に含まれる情報を示す図。 本発明に係るバージョンアップ影響分析システムによって得られるマトリックス表の第2例に含まれる情報を示す図。
以下添付図面を参照して、本発明に係るバージョンアップ影響分析システム及びバージョンアップ影響分析プログラムの実施形態を説明する。図1に、バージョンアップ影響分析システムの実施形態の構成図を示す。100は、プログラムを実行することによって、このシステムの中核的な処理を行うCPUを示す。
CPU100には、入力コントローラ101を介してキーボードやマウスなどの入力装置102が接続され、表示コントローラ103を介してLCDディスプレイなどにより構成される表示装置104が接続され、プリンタコントローラ105を介してプリンタ106が接続されている。
入力装置102からは、コマンドやデータなどを入力することができる。表示装置104には、情報が表示されるもので、特に本実施形態では、バージョンアップ影響分析結果などが表示される。また、プリンタ106からは、上記のバージョンアップ影響分析結果などをプリントアウトすることができる。
CPU100には、外部記憶装置200が接続されている。外部記憶装置200には、キーワードデータベース210、影響内容情報データベース220、ソースプログラム蓄積部230、プログラム一覧蓄積部240、依存関係情報蓄積部250が設けられている。
ソースプログラム蓄積部230には、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムが複数記憶されており、1つのソースプログラムは、例えば、図2に示されるような構成を有する。即ち、プログラムソース名に対応付けて、行数、プログラムソース内容(各カラムのソースプログラム)が記憶されている。
また、上記キーワードデータベース210には、アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムのバーションアップによって変更されたオブジェクトであって、上記アドオン・プログラムに関係するオブジェクトの名称を含むキーワードが記憶されている。
キーワードデータベース210の内容としては、プログラムソース内容から抽出すべきキーワードとしてのオブジェクト名(TABLE名やカラム名など)が記憶されていることが必須であるが、バージョンアップ影響分析結果には、何と言うソースプログラムの、どこにある何と言うオブジェクトについて、どのような影響があるのか等が含まれていると、アドオン・プログラムの修正のために極めて有益である。このため、上記のキーワードから影響内容情報データベース220、ソースプログラム蓄積部230、プログラム一覧蓄積部240、依存関係情報蓄積部250を参照するための付属情報が含まれる。例えば、1つのキーワード毎に、図3に示されるような付属情報が対応付けられて記憶されている。なお、以降において、DBは、データベースの略語である。図3では、付属情報としては、キーワード表、DB差分種別、DB差分タイプ、言語、有効フラグ、親キーワード、親キーワード表、親DB差分種別、親DB差分タイプ、備考である。各情報の欄の右側の記述内容は、該当欄に記載される内容、或いは、対応の情報が他のデータベースや蓄積部に同一情報が記述されていることを示す(これは、図5、図7、図9、図13図15において同様に記載されている)。
なお、上記の図3における付属情報の「キーワード表」は、「NULL」または「NOT NULL」が書き込まれており、「NOT NULL」の場合に依存関係情報蓄積部250の情報を用いて抽出を行い、「NULL」の場合に依存関係情報蓄積部250の情報を用いずに抽出を行うことを示している。即ち、依存関係情報蓄積部250を参照するか非参照とするかを示す参照/非参照指示情報が「キーワード表」である。
また、上記の図3における付属情報の「DB差分種別」は、図4(a)に示す10種のINパラメータを示す。また、「DB差分タイプ」は、図4(b)に示す「追加」、「削除」、「更新」のいずれかである。なお、本実施形態においては、基プログラムとして、Oracle E-Business Suite Financials(Oracleは登録商標)を例としており、アドオン・プログラムは、EXCEL(登録商標)などを例とする。
影響内容情報データベース220には、キーワードデータベース210に記憶されているキーワードのオブジェクトが上記アドオン・プログラムに対してどのように影響するかを示す影響内容情報が記憶されている。影響内容情報データベース220は、例えば、1つの親キーワード毎に、図5に示されるような付属情報が対応付けられて記憶されている。
図5の影響内容情報データベース220は、1つの親キーワードに対応して、付属情報として、親キーワード表、親DB差分種別、親DB差分タイプ、有効フラグ、影響内容分類として、影響内容分類1〜12のいずれかが対応付けられた第1テーブル(図5(a))と、影響内容分類1〜12のそれぞれの影響内容が対応付けられた第2テーブル(図5(b))とにより構成されている。第2テーブルに記憶される内容の一例を図6に示す。
また、依存関係情報蓄積部250には、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムと、関係するキーワードのオブジェクトが対応付けられて記憶されている。依存関係情報蓄積部250では、例えば図7に示されるように、1つのプログラム名に対応して、オブジェクトタイプ、依存オブジェクトタイプ、依存オブジェクト名が対応付けられて記憶されている。図8に上記依存関係情報蓄積部250の内容の具体例を示す。
この依存関係情報蓄積部250によって、プログラム(名)に含まれている、オブジェクトタイプ、依存オブジェクトタイプ、依存オブジェクト名が検索できる。逆に言えば、キーワードを抽出する場合に、キーワードデータベース210の対応するキーワードにおける図3に示した付属情報のオブジェクトタイプ、依存オブジェクトタイプ、依存オブジェクト名と上記依存関係情報蓄積部250のオブジェクトタイプ、依存オブジェクトタイプ、依存オブジェクト名とが一致しないプログラム名のソースプログラムについては検索の対象から外せることを意味する。
プログラム一覧蓄積部240は、上記ソースプログラム蓄積部230に記憶されたソースプログラムの一覧を記憶したものである。例えば、図9に示されるように、1つのプログラムソースファイル名に対応して、プログラム名、機能種別、プログラムタイプ、機能内容、プログラム行数、プログラムサイズの付属情報が記憶されている。図10にプログラム一覧蓄積部240の具体的な記憶内容の例を示す。
このプログラム一覧蓄積部240の内容によりソースプログラム蓄積部230に記憶されたソースプログラムが明らかであり、バージョンアップ影響分析を行う場合に、このプログラム一覧蓄積部240の内容によりソースプログラム蓄積部230からソースプログラムを読み出して漏れのない処理を行うことができる。
CPU100には、抽出手段120と影響評価手段130とが備えられている。抽出手段120は、キーワードデータベース210のデータを用いて、分析対象に係るアドオン・プログラムのソースプログラムに含まれる影響部位情報を抽出するものである。また、影響評価手段130は、上記影響内容情報データベース220のデータに基づき、上記抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行うものである。
更に、上記抽出手段120は、アドオン・プログラムのソースプログラムのカラム毎に検索を行い、抽出する。更に、影響評価手段130は、それぞれの影響内容情報毎にいくつのカラムにおいてキーワードに係るオブジェクトが抽出されたかを示すマトリックス表を出力する。更に、上記抽出手段120は、上記プログラム一覧蓄積部240の情報に基づき、一覧に記憶された全てのソースプログラムを上記ソースプログラム蓄積部230から読み出し、抽出を行う。更に、抽出手段120は、上記依存関係情報蓄積部250のデータに基づき、それぞれのソースプログラム毎に抽出するキーワードのオブジェクトを絞って抽出を行う。
以上のように構成されたバージョンアップ影響分析システムでは、図11に示すように、システムの構築が行われ、CPU100が図12に示すフローチャートのプログラムにより動作して、バージョンアップ影響分析を行うので、この動作を説明する。まず、図11に示すように、オペレータなどは、キーワードデータベース210、影響内容情報データベース220を構築する(S11)。更に、バージョンアップ影響分析に先立って、分析対象のアドオン・プログラムに対応して、ソースプログラム蓄積部230にソースプログラムを記憶し、プログラム一覧蓄積部240に一覧情報をセットし、依存関係情報蓄積部250に依存関係の情報をセットする(S12)。
次に、バージョンアップ影響分析をスタートさせると、図12に示すように、プログラム一覧蓄積部240に登録してあるプログラムをソースプログラム蓄積部230から読み出し(S21)、依存関係情報蓄積部250の情報を参照しながら不要な検索を避けて、キーワードデータベース210の情報に基づき、影響部位情報を抽出し(S22)、更に、影響内容情報データベース220のデータに基づき、抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行う(S23)。この評価付けされた情報は、キーワード検索結果テーブルである。
図13に、1つのキーワードに対応するキーワード検索結果テーブルに含まれる情報を示す。この情報は、プログラムソースファイル名に対応付けて、ヒット行数、キーワード、キーワード表、親キーワード、親キーワード表、DB差分種別、DB差分タイプ、言語、機能種別、プログラムタイプ、プログラムサイズ、影響内容分類、影響内容を含んでいる。上記キーワード検索結果テーブルの具体例を図14に示す。
更に、本実施形態では、ステップS23に続いて、それぞれの影響内容情報毎にいくつのカラムにおいてキーワードに係るオブジェクトが抽出されたかを示すマトリックス表を作成し、出力する(S24)。このマトリックス表は、図15に示すように構成することができる。即ち、プログラムソースファイル名に対応付けて、影響内容分類、影響内容、影響件数、機能種別、プログラムタイプ、プログラム行数、プログラムサイズを含んでいる。
マトリックス表は、上記の項目を含むものに限定されることなく、例えば、図16に示すように、ファイル名に対応付けて、アドオン機能名、機能種別、言語、影響内容、影響件数を含むものであってもよい。マトリックス表は、評価の目的によって必要な項目が選択され、また項目の並びも適宜変更されてもよい。
以上のように本実施形態によって得られる分析結果は、どのソースプログラムのどこに、どのような影響があるのか(影響内容)が全て得られるので、アドオン・プログラム毎に必要となる修正ポイントを的確に得ることができ、バージョンアップによる影響度によりアドオン・プログラムを修正するための費用算出を、短期間に高精度で行うことができる。また、分析結果は、アドオン・プログラムを修正するためのインプットとして用いることができ、アドオン・プログラムの修正を適切に短時間で行うために役立てることができる。
なお、本実施形態では、一般的に、アドオン・プログラムが多数であり、検索対象となるオブジェクトも多数であることから、プログラム一覧蓄積部240、依存関係情報蓄積部250を用いたが、対象とするアドオン・プログラムが少なく、不要な範囲を検索しても時間を要さないような条件の場合には、プログラム一覧蓄積部240、依存関係情報蓄積部250を用いなくともよい。
101 入力コントローラ
102 入力装置
103 表示コントローラ
104 表示装置
105 プリンタコントローラ
106 プリンタ
120 抽出手段
130 影響評価手段
200 外部記憶装置
210 キーワードデータベース
220 影響内容情報データベース
230 ソースプログラム蓄積部
240 プログラム一覧蓄積部
250 依存関係情報蓄積部



Claims (10)

  1. アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムのバーションアップによって変更されたオブジェクトであって、この変更により前記アドオン・プログラムに影響するオブジェクトの名称を含むキーワードが記憶されたキーワードデータベースと、
    前記キーワードデータベースに記憶されているキーワードのオブジェクトの変更が前記アドオン・プログラムに対してどのように影響するかを示す影響内容情報が記憶された影響内容情報データベースと、
    前記キーワードデータベースのデータを用いて、分析対象に係るアドオン・プログラムのソースプログラムに含まれる影響部位情報を抽出する抽出手段と、
    前記影響内容情報データベースのデータに基づき、前記抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行う影響評価手段と
    を具備することを特徴とするバージョンアップ影響分析システム。
  2. 前記抽出手段は、アドオン・プログラムのソースプログラムのカラム毎に検索を行い、抽出することを特徴とする請求項1に記載のバージョンアップ影響分析システム。
  3. 影響内容情報データベースに、前記影響内容情報が複数記憶され、
    影響評価手段は、それぞれの影響内容情報毎にいくつのカラムにおいてキーワードに係るオブジェクトが抽出されたかを示すマトリックス表を出力することを特徴とする請求項2に記載のバージョンアップ影響分析システム。
  4. 分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムが複数記憶されたソースプログラム蓄積部と、
    前記ソースプログラム蓄積部に記憶されたソースプログラムの一覧を記憶したプログラム一覧蓄積部と
    を具備し、
    前記抽出手段は、前記プログラム一覧蓄積部の情報に基づき、一覧に記憶された全てのソースプログラムを前記ソースプログラム蓄積部から読み出し、抽出を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のバージョンアップ影響分析システム。
  5. 分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムと、関係するキーワードのオブジェクトが対応付けられて記憶された依存関係情報蓄積部を備え、
    前記抽出手段は、前記依存関係情報蓄積部のデータに基づき、それぞれのソースプログラム毎に抽出するキーワードのオブジェクトを絞って抽出を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のバージョンアップ影響分析システム。
  6. アドオン・プログラムがアドオンする基プログラムのバーションアップによって変更されたオブジェクトであって、この変更により前記アドオン・プログラムに影響するオブジェクトの名称を含むキーワードが記憶されたキーワードデータベースと、
    前記キーワードデータベースに記憶されているキーワードのオブジェクトの変更が前記アドオン・プログラムに対してどのように影響するかを示す影響内容情報が記憶された影響内容情報データベースと、
    前記データベースの情報を用いてバージョンアップ影響分析を行うコンピュータと
    を備えるシステムの前記コンピュータを、
    前記キーワードデータベースのデータを用いて、分析対象に係るアドオン・プログラムのソースプログラムに含まれる影響部位情報を抽出する抽出手段、
    前記影響内容情報データベースのデータに基づき、前記抽出された影響部位情報について影響内容による評価を行い、評価付けを行う影響評価手段
    として機能させることを特徴とするバージョンアップ影響分析プログラム。
  7. 前記抽出手段は、アドオン・プログラムのソースプログラムのカラム毎に検索を行い、抽出することを特徴とする請求項6に記載のバージョンアップ影響分析プログラム。
  8. 影響内容情報データベースに、前記影響内容情報が複数記憶され、
    前記影響評価手段は、それぞれの影響内容情報毎にいくつのカラムにおいてキーワードに係るオブジェクトが抽出されたかを示すマトリックス表を出力することを特徴とする請求項7に記載のバージョンアップ影響分析プログラム。
  9. システムは、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムが複数記憶されたソースプログラム蓄積部と、前記ソースプログラム蓄積部に記憶されたソースプログラムの一覧を記憶したプログラム一覧蓄積部とを具備し、
    前記抽出手段は、前記プログラム一覧蓄積部の情報に基づき、一覧に記憶された全てのソースプログラムを前記ソースプログラム蓄積部から読み出し、抽出を行うことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のバージョンアップ影響分析プログラム。
  10. システムは、分析対象となるアドオン・プログラムのソースプログラムと、関係するキーワードのオブジェクトが対応付けられて記憶された依存関係情報蓄積部を備え、
    前記抽出手段は、前記依存関係情報蓄積部のデータに基づき、それぞれのソースプログラム毎に抽出するキーワードのオブジェクトを絞って抽出を行うことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のバージョンアップ影響分析プログラム。
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