JP6329498B2 - 屋外設置機器の設置装置 - Google Patents
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Description
この発明は、屋外設置型の石油やガス給湯器或いはエアコン等の機器で、家屋の外壁面に接近して設置するための設置装置に関するものである。
従来よりこの種のものに於いては、据置台上に屋外設置機器を載せ置き、屋外設置機器に形成されたＬ型金具を据置台にネジで固定することで、屋外設置機器を据置台に固定するものであった。（特許文献１参照）
ところでこの従来の設置装置では、据置台と屋外設置機器とは１本のネジで連結固定されているので、地震等で大きく揺れた場合、据置台側はネジ１本で固定していることから、前後方向の力がかかると、屋外設置機器と据置台の間に隙間が出来、屋外設置機器が傾いたり落下する危険を有するものであった。
この発明は上記の課題を解決する為に、特にその構成を、家屋の外壁に固定される据置台と、該据置台上に取り付けられる屋外設置機器と、この据置台と屋外設置機器とを連結固定する固定金具とからなるものに於いて、前記固定金具は、側面視Ｌ字状で垂直部分に形成されたネジ穴を介して屋外設置機器の側面下部後方或いは前方へのネジ止めと、水平部分の先端上部で内方に直角に折り曲げられた係止片を、屋外設置機器の側面下部に形成された係止穴に挿入することで、屋外設置機器と連結し、水平部分に形成された複数のネジ穴の内２つを使って据置台の側壁板に２本のネジでネジ止めされることで、据置台に固定されたものである。
以上のようにこの発明によれば、屋外設置機器と据置台とは、両側方の固定金具で連結固定されるもので、固定金具の上側前後でネジ止めと係止片によって屋外設置機器と連結し、固定金具の下側前後で２本のネジによるネジ止めで据置台に固定されているので、連結が極めて強固となり、地震等で大きく揺れて前後方向に力がかかっても、屋外設置機器が傾いたり落下する心配がなく、安心して使用出来るものである。
次にこの発明の一実施形態における屋外設置機器の設置装置を示された図面に基づいて説明する。
１は石油給湯機からなる屋外設置機器であり、家屋の外壁２の近傍に設置されて燃料配管や給水、給湯の各種配管（図示せず）が接続されるものである。
３は家屋の外壁２に固定され屋外設置機器１を載置した据置台で、外壁２側に備えられたＬ型材からなる２本の支柱４と、該支柱４の上端から外側に突き出された２本の支持材５と、この２本の支持材５間に掛け渡された上面の後方と背面の一部を覆うように直角に折り曲げられた後方載置板６と、前方に掛け渡された前方載置板７と、２本の支持材５の先端と支柱４とを結んで補強する２本の補強材８とから構成されており、２本の支持材５には等間隔に形成された複数のネジ穴９が設けられている。
１は石油給湯機からなる屋外設置機器であり、家屋の外壁２の近傍に設置されて燃料配管や給水、給湯の各種配管（図示せず）が接続されるものである。
３は家屋の外壁２に固定され屋外設置機器１を載置した据置台で、外壁２側に備えられたＬ型材からなる２本の支柱４と、該支柱４の上端から外側に突き出された２本の支持材５と、この２本の支持材５間に掛け渡された上面の後方と背面の一部を覆うように直角に折り曲げられた後方載置板６と、前方に掛け渡された前方載置板７と、２本の支持材５の先端と支柱４とを結んで補強する２本の補強材８とから構成されており、２本の支持材５には等間隔に形成された複数のネジ穴９が設けられている。
１０は据置台３上に載置された屋外設置機器１と該据置台３とを連結固定する側面視Ｌ字状で２個の固定金具で、Ｌ字状の突出した垂直部分には屋外設置機器１の側面下端で後側にネジ１１で、位置を調節しながらネジ止め可能とするための横長のネジ穴１２が形成されており、水平部分の先端上部には、屋外設置機器１の側面下部に形成された係止穴１３に挿入される内方に直角に折り曲げられた係止片１４が形成され、更にＬ字状の水平部分の下側には支持材５のネジ穴９と同間隔の５個のネジ穴１５が形成され、その内の前後端の２ヶ所をネジ１６、１７でネジ止めすることで、据置台３と連結固定されて屋外設置機器１を該据置台３に設置固定するもので、この据置台３と固定金具１０で設置装置を構成するものである。
次にこの設置装置による屋外設置機器１の設置手順を説明する。
先ず据置台３を屋外設置機器１を設置したい外壁２にアンカーボルトや強固なボルト等を使用して強固に固定した後、この据置台３の後方載置板６と前方載置板７の上に屋外設置機器１を載置し、左右どちらか一方の側面に固定金具１０を当て、屋外設置機器１の側面下部に形成された係止穴１３に係止片１４を挿入しながら、横長のネジ穴１２の長さ分で屋外設置機器１の側面下端で後側のネジ穴１８と、固定金具１０の水平部分下側の５個のネジ穴１５と支持材５のネジ穴９とが合致するように移動調節し、そして合致した所でネジ１１でネジ止めし、最後にネジ１６、１７でネジ止めした後、残りの側面に同じく固定金具１０を固定すれば、屋外設置機器１の設置は完了するものである。
先ず据置台３を屋外設置機器１を設置したい外壁２にアンカーボルトや強固なボルト等を使用して強固に固定した後、この据置台３の後方載置板６と前方載置板７の上に屋外設置機器１を載置し、左右どちらか一方の側面に固定金具１０を当て、屋外設置機器１の側面下部に形成された係止穴１３に係止片１４を挿入しながら、横長のネジ穴１２の長さ分で屋外設置機器１の側面下端で後側のネジ穴１８と、固定金具１０の水平部分下側の５個のネジ穴１５と支持材５のネジ穴９とが合致するように移動調節し、そして合致した所でネジ１１でネジ止めし、最後にネジ１６、１７でネジ止めした後、残りの側面に同じく固定金具１０を固定すれば、屋外設置機器１の設置は完了するものである。
このように屋外設置機器１と据置台３とは、両側方の固定金具１０で連結固定されるもので、固定金具１０の上側前後でネジ止めと係止片１４によって屋外設置機器１と連結し、固定金具１０の下側前後で２本のネジ１６、１７によるネジ止めで据置台３に固定されているので、連結が極めて強固となり、地震等で大きく揺れて前後方向に力がかかっても、屋外設置機器１が傾いたり落下する心配がなく、長期に渡って安心して使用出来るものである。
次に図８、図９に示す他の実施形態について説明すると、固定金具１０を左右逆にして、屋外設置機器１の側面下端で後側のネジ穴１８ではなく、屋外設置機器１の側面下端で前側のネジ穴１９にネジ１１で固定金具１０をネジ止めしたものであり、ここれでも強固に連結固定されるもので、同様な効果を得ることが出来るものである。
１ 屋外設置機器
２ 外壁
３ 据置台
１０ 固定金具
９、１２、１５、１８、１９ ネジ穴
１３ 係止穴
１４ 係止片
１１、１６、１７ ネジ
２ 外壁
３ 据置台
１０ 固定金具
９、１２、１５、１８、１９ ネジ穴
１３ 係止穴
１４ 係止片
１１、１６、１７ ネジ
Claims (1)
- 家屋の外壁に固定される据置台と、該据置台上に取り付けられる屋外設置機器と、この据置台と屋外設置機器とを連結固定する固定金具とからなるものに於いて、前記固定金具は、側面視Ｌ字状で垂直部分に形成されたネジ穴を介して屋外設置機器の側面下部後方或いは前方へのネジ止めと、水平部分の先端上部で内方に直角に折り曲げられた係止片を、屋外設置機器の側面下部に形成された係止穴に挿入することで、屋外設置機器と連結し、水平部分に形成された複数のネジ穴の内２つを使って据置台の側壁板に２本のネジでネジ止めされることで、据置台に固定された事を特徴とする屋外設置機器の設置装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015030208A JP6329498B2 (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 屋外設置機器の設置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015030208A JP6329498B2 (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 屋外設置機器の設置装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2016151399A JP2016151399A (ja) | 2016-08-22 |
| JP6329498B2 true JP6329498B2 (ja) | 2018-05-23 |
Family
ID=56696376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015030208A Active JP6329498B2 (ja) | 2015-02-19 | 2015-02-19 | 屋外設置機器の設置装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6329498B2 (ja) |
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-
2015
- 2015-02-19 JP JP2015030208A patent/JP6329498B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP2016151399A (ja) | 2016-08-22 |
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