JP6329074B2 - 横方向電磁高周波コイル - Google Patents

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Description

本発明は、磁気共鳴(MR)の分野に関し、特に、MRアプリケーションにおいて用いられる横方向電磁(transverse-electromagnetic、TEM)高周波(RF)コイル、及びこのようなコイルを組み入れた磁気共鳴(MR)システムに関する。
MRシステム及び特に磁気共鳴イメージング(MRI)システムは、クワドラチャバードケージコイル(QBC)を用いることが多く、クワドラチャバードケージコイルは、z方向(すなわち軸方向)におけるより狭い視野(FOV)の利点を有するとともに、より高い信号対雑音比(SNR)を供給し、更に、TEMコイルと比較してより低い全RFパワー要求をもつ。
しかしながら、バードケージコイルは、RFグラウンドに対しフロートするので、QBCを利用したMRシステムのRFパワーの供給は、通電するRF接続により問題である。更に、この問題は、このような装置のEMシミュレーションに関して信頼性のある基礎を提供しない。特に劣化したバードケージコイルの場合、RFケーブル接続は、MRシステム内の患者によるRFエネルギーの特定吸収率(SAR)の管理に関連するシミュレーションに関して、規定し特定するのが困難である。
本発明の目的は、磁気共鳴(MR)アプリケーションにおいて使用される新しい改善された高周波(RF)コイルであって、上述の従来のバードケージコイルの不利益及び制限に対処する高周波コイルを提供することである。
この目的で、本発明は、請求項1に記載の特徴を有する横方向電磁(TEM)高周波(RF)コイルを提供する。好適な特徴は、従属請求項に列挙される。本発明は更に、請求項15に記載の磁気共鳴(MR)システムを提供する。
従って、1つの見地によれば、本発明は、磁気共鳴システム用の、特に磁気共鳴イメージングシステム用の横方向電磁(TEM)高周波コイルを提供する。高周波コイルは、複数のTEMコイル素子を有し、各々のTEMコイル素子は、細長いコイルストリップセクションを有する。複数のTEMコイル素子は、細長いストリップセクションが実質的に平行であるように及び検査される被検体を受け入れる空間又はボリューム内及び/又はその周りに間隔をおいて配置されるように、構成され、各々のTEMコイル素子の細長いストリップセクションの両端の末端領域の少なくとも1つは、個々のストリップセクションの長手方向を横断する方向に横方向コイル拡張部を有する。
1つの特定の実施形態において、各々のTEMコイル素子の細長いストリップセクションの両端の末端領域のうちただ1つが、横方向拡張部を有し、それにより、各々のTEMコイル素子に、概してL字形のコンフィギュレーションを与える。しかしながら、好適な実施形態において、各々のTEMコイル素子のストリップセクションの両端の末端領域の両方が、ストリップセクションの長手方向を横断する方向に横方向拡張部を有し、それにより、各々のTEMコイル素子に、U字形のコンフィギュレーションを与えることができる。L字形又はU字形のコンフィギュレーションの言及は、一般的な意味においてのみ理解されるべきであることに留意されたい。従って、これらの語は、L字形又はU字形の側面又は底面が、特定の相対長さ又は特定の幾何学的な関係を有することを示すことを意図するものではない。そうではなく、それらの語は、単にその形状の一般的な印象を与えるものである。
従って、本発明によれば、各々のTEMコイル素子のストリップセクションが、RFシールド又はスクリーンへの接続の前にその両端の端部のどちらか又は両方において横方向に(例えば、アジマス方向又は円周方向に)拡張されるようなやり方で、従来の又は古典的なTEMコイルの素子が変更される。コイル素子のこれらの拡張又は付加の部分の各々が、フィールド寄与を生じさせることが分かった。かかるフィールド寄与は、信号送信中にz軸に沿った低下された感度を与え、従って、信号受信中に撮像視野の外側の領域からピックアップされるより少ないノイズを与える。従って、提案されるTEMコイルのz方向における低減されたFOVは、(QBCに関して)FOVの外側の領域からのノイズ受信を低減するだけでなく、送信中にそれらの領域に生成されるSARを低下させる。更に、提案されるTEMコイルは、所与のB場を生成するために必要とされるRFパワーの大きな低減をもたらし、これは、QBCを利用するMRシステムと比較して大幅にコストを低減することができる。
好適な実施形態において、解析される被検体を受け入れる空間又はボリュームは、(例えば、MRシステムのハウジング内の)キャビティによって形成され、キャビティの形状は、円筒状又は管状でありえ、又は他の場合には角柱でありうる。TEMコイル素子の細長いストリップセクションは、概して軸方向に延在するようにキャビティの周りに及び好適にはキャビティの中心軸(すなわちz軸)に平行に、配置されるが、代替として、それらは、予め規定された角度をなして、好適には中心軸又はz軸に対し約45°より小さい角度をなして、配置されてもよい。更に、複数のTEMコイル素子のストリップセクションは、好適には、ボリューム又はキャビティの周りで、実質的に一様な間隔をあけて互いから離れて配置される。
好適な実施形態において、各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの各々の横方向拡張部は、被検体を受け入れる空間又はボリュームの周りの方向に、又は概して円周方向に、延在する。すなわち、横方向拡張部は、z軸又はキャビティの軸方向を横断する方向であって、ボリューム又はキャビティの周り又は外周の周方向に、延在する。特に好適な実施態様において、横方向拡張部の各々は、ボリューム又はキャビティの中心軸又はz軸の周りでアジマス方向を向く。従って、解析される被検体を受け入れるボリュームが、円筒状又は管状のキャビティによって形成される場合、各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの横方向拡張部は、リングセクションを形成することができ、リングセクションは、組み合わせにおいて考えるとき、不連続な又は中断される帯であるが、全体としてキャビティの周りに延在する。各々の横方向拡張部の角度範囲又はz軸の周りのリングセクションは、一般に、TEMコイルの設計に依存して、特に、例えば円筒状の)ボリュームの周りに間隔をあけて配置される複数のコイル素子に依存して、変わる。z軸の周りの各々の横方向拡張部の角度範囲αは、一般に、z軸の周りのコイル素子の数nと360°の比より小さく又はそれに等しい(α≦360°/n)。従って、例えばz軸の周りに間隔をおいて配置される8つのコイル素子を有するコイル設計において、各々の横方向拡張部又はリングセクションは、一般に、約45°より小さい角度範囲を有する。別の特定の実施形態において、コイルの片側は、連続するリングセクションを有することができ、他方の側は、特化して調整されるB1場のためのリング補償を有する。更に、別の実施形態において、横方向拡張部の各々は、アジマス方向ではなく、別のボリューム又はキャビティの周りに円周方向に、すなわち中心軸又はz軸に対し0°以外の角度(例えば0°から45度のレンジ)で、延在することができる。
好適な実施形態において、各々のTEMコイル素子のストリップセクションの両端の末端領域からの横方向拡張部は、同じ円周方向に延び、それにより、各々のTEMコイル素子の横方向拡張部及びストリップセクションは協力して、基本的なU字形のコンフィギュレーションを形成する。各々のTEMコイル素子のストリップセクション及び横方向拡張部は、同じ幅を有するように構成されることができる。代替として、各々のTEMコイル素子の横方向拡張部は、個々のストリップセクションの幅と比較して、異なる幅を有することができる。
好適な実施形態において、各々のU字形のTEMコイル素子のストリップセクションからの横方向拡張部は、互いに実質的に平行に及び複数のTEM素子の隣接する1つのストリップセクションに向かって、延びる。この点で、TEMコイル素子の横方向拡張部は、円周方向において互いにアラインされることができ、又は代替として、円周方向において互いにオフセットされることができる(すなわち、アラインされない)。1つの特定の実施形態において、各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの横方向拡張部は、コイル内の複数のTEM素子のうvひ近傍の又は隣接するTEM素子のストリップセクションと少なくとも部分的にオーバラップする。横方向拡張部は、同じ長さでありえ又は異なる長さを有してもよい。
好適な実施形態において、複数のTEMコイル素子の各々は、高周波放射線のための電気的グラウンドを形成する導電性シールド又はスクリーンによって囲まれている。特に、シールド又はスクリーンは、複数のTEMコイル素子をひとまとめに囲むことができる。各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの横方向拡張部は、好適には、キャパシタ、インダクタ、インピーダンス回路又は当分野においてそれ自体知られている他の回路を含むグループから選択される任意の1又は複数のさまざまな電気コンポーネントを通じて、シールド又はスクリーンと電気的に接続される。このようにして、TEMコイルは、RFシールド又はスクリーンへの規定されたRFグラウンドを有し、これは、QBCには当てはまらない。規定されるRFグラウンドは、離調回路、給電ケーブル及びRF安全の目的のために使用されるピックアップコイルのための固体参照電圧を提供する。コモンモードケーブル電流は阻止され、相互カップリングが全体として規定される。これは更に、ロードされたMRアンテナシステム内の被検体(患者)のRF安全シミュレーションのために信頼性のある参照を与え、これは、特にSAR推定のために重要である。
当業者であれば、本発明は、容量性端部負荷を有する双極子素子又はストリップラインコイル素子を含むと考えられるTEMコイル構造に関することが分かるであろう。すなわち、ストリップライン共振器又は双極子共振器(例えば容量性短絡)のような異なる用語が、ここに提案される概念に関連して用いられることができる。この点において、好適な実施形態において、誘電材料が、ストリップセクションとシールド又はスクリーンの電気的グラウンドとの間に提供されることができる。更に、誘電材料は、ストリップセクションとイメージングされるべき被検体との間に提供されることができる。RFシールド又はスクリーンとストリップ導体との間の誘電材料の使用、及び/又はストリップ導体とイメージングされるべき被検体との間の誘電材料の使用は、電界を遮蔽するために有益でありうる。
本発明のTEMコイルは、一般に、全身MRスキャナ用の1つのチャネルコイルとして構成されることができるが、今日では信号送信のためのマルチチャネルシステムに向かう傾向がある。他方で、マルチチャネル信号の受信は、非常に長い期間標準になっている。マルチチャネル送信の場合、バードケージコイル及びTEMコイルは、独立した送信素子を提供し、それによりコイルアレイを提供するために、デカップリングされ(分離され)なければならない。重要なこととして、このデカップリングは、バードケージコイルと比較して、本発明によるTEMコイルを使用することによりかなり簡略化され、それにもかかわらず標準TEMコイルと比較して本発明のTEMコイルの改善された性能を維持することが分かった。従って、好適な実施形態において、提案されるTEMコイル構造の素子の全ては、完全にデカップリングされることができ、マルチチャネル送信コイルアレイとして使用されることができる。横方向拡張部は、例えばPINスイッチを通じてシールド又はスクリーンの電気的グラウンドへの、ストリップセクションの両端の末端領域における離調を提供することができ、この種の離調は、一般にバードケージコイルロッドの中央で行われるフローティングバードケージコイルの離調よりも、実現するのがより容易である。それにもかかわらず、本発明のTEMコイルの離調は、各々のストリップセクションの中央においても実現されることができ、これは、QBCにも当てはまる。更に、複数の離調位置が選択肢になる。
好適な実施形態において、横方向拡張部及びストリップセクションは、電気的グラウンドまでの異なる距離を有し、これは、ストリップセクション又は横方向拡張部の離散キャパシタに起因する電場を低減することを助ける。横方向拡張部は、好適には、その中の電流と関連する電界を低減するために、RFシールド又はスクリーンにより近くなるように低くされる。更に、個別のコイル素子のデカップリングは、例えば容量性、誘導性又は四分の一波長ライン回路のようなさまざまなデカップリング回路の任意のものを使用して達成されることができる。
好適な実施形態において、2又はそれ以上のTEMコイル素子が、互いに隣接して配置され及びz軸に沿って互いに間隔をおいて配置され、それにより、コイルは、z方向においてTEMコイル素子の少なくとも2つの円周行を含む。例えば、2つのL字形のコイル素子は、互いに隣接して配置され及びz軸に沿って間隔をおいて配置されることができ、それにより、2つのL字形のコイル素子が一緒にコイル構造のU字形を形成し、すなわちアラインされたストリップセクションがU字形の基部を形成する。このようにして、コイル素子は、z方向においてセグメント化されることができる。更に、キャパシタ、インダクタ、インピーダンス回路又は他の回路を含むグループから選択されるさまざまな電気コンポーネントの任意の1つ又は複数が、例えば二重共鳴を達成するために、又は7テスラ又はより高い磁界強度をもつ効率のために、各々のTEM素子のストリップセクションに沿って直列に接続されることができることが分かるであろう。
本発明のTEMコイル内のコイル素子のストリップセクションが平行に配置されることに関して、当業者であれば、正確な又は精密な平行の配置は必要とされないことが分かるであろう。従って、ここで「平行」という語の使用は、概略的又は近似の意味のみを有するものとして理解されるべきである。更に、各々のコイル素子のストリップセクションは、一般には実際のところ直線状であるが、必ずしも直線状である必要はないことに留意されたい。すなわち、本発明の概念を具体化するコイル構造は、コイル素子のストリップセクションが例えばカーブされることができることが企図される。
従って、本発明は、MRシステムの適用範囲で使用されるのに適したTEMタイプの高周波コイルの概念を提案する。例えば、本発明のTEMコイル概念は、全身MRスキャナ(例えば、高磁場でのマルチ素子送信アプリケーション)、頭部検査用の頭部コイル、及び特化した小さいコイル装置(例えば獣医師アプリケーションにおいて小動物を検査するためのもの)において、身体イメージング用に用いられることができる。更に、コイルは円筒状である必要はなく、平面状であってもよい。特に高磁場MRI(≧7T)の場合、局所送信器が使用される。これらは、可能性として提案されるタイプのものでありうる。RFシールドは、コイル素子の近くの専用グラウンド平面である。TEMコイルは、一般に使用されるクワドラチャバードケージコイル(QBC)と比較して、身体イメージングへの異なるアプローチを提供する。特に高磁場システムにおいて使用される場合、古典的なクワドラチャ駆動装置で動作されるQBCは、患者身体内の誘電効果及び解析キャビティ内での進行波効果により、一様なスピン励起及び信号受信を生じさせることができない。
従来のTEMコイルは、一般にz方向においてより大きい感度プロファイルをもっており、これは、患者による(特に頭部領域における)RFエネルギーの特定吸収率(SAR)に関する安全問題につながりうるものであり、ノイズピックアップに対する付加の感度のため画像品質を更に低減することがあるが、本発明の概念は、これらの問題を解決することが可能である。提案される概念は、z方向におけるトランケートされた又は低下された感度プロファイルをもつL字形又はU字形のTEMタイプコイル素子であって、上述の問題を解決し、良好に規定されたRFグラウンド(すなわちRFシールド又はスクリーンを介して)を有するTEMコイルの特性をなお維持するTEMタイプコイル素子をを提供する。U字形のTEMコイル素子の横方向拡張部は、従来のTEMコイルにおいて直面していたz感度を結果的に低下させる「リング様」の電流寄与を提供することが分かった。こうして、提案されるTEMコイルの概念は、円周セクション又はリングセクションを組み入れ、リングセクションは、特にSAR問題に関するシミュレーションに良く適した小さいFOV及び規定されたRFグラウンドを提供する。従って、安全患者管理は、アレイアンテナ素子カップリング(インピーダンスマトリックス)及びセンサデータ(ピックアップコイル)に関連して良好に規定されるRFシステムに基づくので、上述の概念は、安全なRF高磁場MRシステムのための堅固な基礎を提供する。従って、本発明は、磁気共鳴イメージングアプリケーションにおいてしばしば用いられるクワドラチャバードケージコイルの有利な代替策を提供する。
別の見地によれば、本発明は、上述したような本発明の横方向電磁(TEM)高周波コイルを組み入れる磁気共鳴システム、特に磁気共鳴イメージングシステムを提供する。
本発明のこれらの及び他の見地は、以下に記述される実施形態から明らかになり、それらを参照して説明される。
従来のTEMコイルを示す図。 本発明の好適な実施形態によるTEMコイルを示す図。 本発明の代替の好適な実施形態によるTEMコイルを示す図。 計算された視野(FOV)を示す図であって、より具体的には、それぞれ異なるコイル設計の間の垂直軸上のB1場の大きさ対Z座標のプロットを示す図。 本発明によるU字形のTEMコイルの4つの異なる実施形態(a)乃至(d)を示す図。 本発明によるハイブリッドループのU字形TEMコイルの他の実施形態を示す図。
図1は、MRIシステムのような磁気共鳴システム用の従来の横方向電磁(TEM)高周波(RF)コイル1を示す。従来のTEMコイル1は、コイル1のRFグラウンドとして機能する円筒状スクリーンの形のRFシールド3内に配置され及びRFシールド3によって囲まれる複数のTEMコイル素子2を有する。円筒状RFスクリーン3の中心軸は、図1に示されるデカルト座標によって示されるように、コイル1のz軸に対応する。複数のTEMコイル素子2の各々は、細長いコイルストリップセクション4を有し、TEMコイル素子2は、ストリップセクション4が本質的に平行であるように及びRFスクリーン3内部のz軸の周りで規則的な間隔をおいて互いに離れて配置されるように、構成される。RFスクリーン3は、この例では円筒状であるので、TEMコイル素子2のストリップセクション4の全ては、コイル1のz軸から、基本的に同じ半径方向距離をもつ。この実施形態において、コイル素子2は、デカップリングされない。むしろ、グラウンドへのカップリング接続Cは、実際、ストリップセクション4及びRFスクリーン3によって形成されるループを、共振の形で閉じている。電流が、例えば接続又は供給ポイントCを通じて表面上で各々のコイル素子2に供給されると、電流は、ストリップセクション4を横切り、別の接続部を通って、RFスクリーン3上のグラウンドへ流れる。従って、各々のコイル素子2はループを形成し、その一部は、RFスクリーンによって含められる。
MRシステムにおいて被検体S(一般に、患者身体の一部)をイメージングするために、TEMコイル素子2及び特にストリップセクション4は、イメージングされ解析される被検体Sを受け入れるように構成されるRFスクリーン3内のボリュームVの周りに間隔をおいて配置される。上述したように、従来のTEMコイル1は、z方向において相対的に拡大される感度プロファイルの不利益を有し、これは、患者による(例えば頭部領域における)RFエネルギーの特定吸収率(SAR)に関する安全問題につながりうるものであり、ピックアップされるノイズに対する付加の感度のため画像品質を低減することもある。これは、計算された視野(FOV)を示す図4から明らかであり、より具体的には、それぞれ異なるコイル設計に関して、垂直方向の磁石軸上のB場の大きさ対z座標のプロットを示し、コイル設計は、「TEM」と示され円でプロットされたラインに表される図1の従来のTEMコイル1を含む。バードケージタイプコイルによって提供されるz方向の相対的に狭い感度プロファイルを有するコントラストが更に、図4から明らかであり、「バードケージ」と示され四角形でプロットされたラインにQBCの場合のFOVを示している。
図2を参照して、本発明の実施形態によるMRIシステムのような磁気共鳴システム用のTEM高周波コイル1の一例が示される。図1の場合のように、この実施形態のTEMコイル1は、円筒状スクリーンの形のRFシールド3内に配置され及びRFシールド3によって囲まれる複数のTEMコイル素子2を有し、RFシールド3は、コイル1のためのRFグラウンドとして機能する。更に、RFスクリーン3の中心軸は、コイル1のz軸に対応する。複数のTEMコイル素子2の各々は、細長いコイルストリップセクション4を含み、TEMコイル素子2は、ストリップセクション4が、本質的に平行であるように及びRFスクリーン3内のz軸の周りの同じ半径方向距離のところに規則的な間隔で互いに間隔をおいて配置されるように、構成される。しかしながら、この場合、各々のTEMコイル素子2のストリップセクション4の両端の末端領域5の各々は、個々のストリップセクション4の長手方向を横断する方向に横方向拡張部6を有する。具体的には、横方向拡張部6は、z軸の周りに及び被検体Sを受け入れるボリュームVの外周の周りに、円周方向に存在し、ボリュームVは、複数のTEMコイル素子2によって囲まれ又は含まれる。
ストリップセクション4の両端の末端領域5の各々からの横方向拡張部6は、短い円周セクション又は「リング」セクションを形成し、U字形のコイル素子2を与える。重要なこととして、横方向拡張部又はリングセクション6は、「リング様」の電流寄与を提供し、これが、従来のTEMコイルと比較してz感度の明らかな低下をもたらすことが分かった。これは特に、図4から明らかであり、図4は、「U−TEM」と示され三角形でプロットされたラインによって、図2のRFコイル1のFOVを示している。すなわち、間隙又は不連続領域7によって中断されるにもかかわらず、TEMコイル素子2の短い横方向拡張部又は「リング」セクション6は、コイル1の非常に狭い視野を提供する。この効果は、可能性として、近傍の又は隣接するコイル素子2の横方向拡張部6との間の円周方向のアライメントによって増大されることができる。更に、図2の各々のTEMコイル素子2のストリップセクション4からの横方向拡張部6は、それらの自由端8のところで、キャパシタを通じてスクリーン3と接続されることに留意されたい。更に、横方向拡張部6は、RFスクリーン3のグラウンドに対し、PINスイッチを通じて、ストリップセクション4の両端の末端領域5のところで離調を提供することができる。
次に図3を参照して、本発明によるMRシステム用のTEM高周波コイル1の別の実施形態が示される。この実施形態において、TEMコイル1は、図2を参照して記述されたものと同様の構造を有し、示される参照記号は同様の部分を示す。ここでも、横方向拡張部6は、z軸の周りで及び解析される被検体Sを受け入れるボリュームVの周りで、同じ円周方向にあり、U字形のTEMコイル素子2を生成する。しかしながら、この場合、横方向拡張部又はリングセクション6は、より長く、コイル1内の次に隣接するTEMコイル素子2のストリップセクション4のより近くまで延び、これは、円周方向の帯における間隙又は不連続領域7がより小さいことを意味する。図4から再び明らかなように、結果は、従来のTEMコイルと比較してコイル1のz感度の一層大きな低下をもたらす。この点で、図3のRFコイルのFOVは、「U−TEM(long)」と示され三角形でプロットされたラインによって表される。実際、図3のコイル1は、QBCのFOVに近いFOVを提供することが分かる。従って、磁界のzプロファイルは、TEMコイル素子2の横方向拡張部の長さ又はリングセクション6によって変わり得ることが分かる。
図5は、本発明の異なる実施形態によるTEMコイル又は共振器1の4つの異なる例(a)乃至(d)を示しており、TEMコイル1は、ここでもU字形のTEMコイル素子2を含む。各々のU字形のTEMコイル素子2は、隣接するコイル素子2の横方向拡張部又はリングセクション6が平行に延在するように、及び結果的に得られる視野が必要に応じて設計されることができるように、設計される。実施形態(a)において、各々のリングセクション6は、近傍のTEMコイル素子2のリングセクション6と円周方向にアライメントされており、すべてのリングセクション6は、等しい長さをもつとともに、近傍のTEMコイル素子2のストリップセクション4まで延在する。実施形態(b)において、リングセクション6は、円周方向においてアラインされておらず、近傍のTEMコイル素子2のストリップセクション4と部分的にオーバラップする。実施形態(c)において、同じストリップセクション4の両端の末端領域5のリングセクション6が、異なる長さを有する。実施形態(d)において、TEMコイル素子2のストリップセクション4は、z方向に対し、鋭角θで傾斜され又は傾けられる。実施形態(a)乃至(d)のすべてにおいて、横方向拡張部6の自由端8における灰色の四角形は、各々のコイル素子2の、グラウンド(すなわちRFスクリーン3)への容量接続Cを示す。
図6は、本発明によるハイブリッドループ/U字形TEMコイルアレイの実施形態を示す。このような設計は、マルチ共振コイルアレイ又は表面コイルアレイの場合に有利である。すなわち、実施形態は、TEM構造をループ素子と組み合わせることができる。
好適な実施形態において、幾つかのトランケートされたTEMシステムが、MRシステムの改善されたイメージング自由度(例えば高いチャネルカウントのTx/Rxアレイ)のためのデカップリングの有無にかかわらず、z方向に沿って提供されることができる。トランケートされたTEM構造は、平面及び表面Tx/Rxアレイとして適用されうる。代替として、トランケートされたTEM構造は、楕円形又は任意の他の形状であってもよい。トランケートされたTEM構造は、MRシステムの勾配コイルの凹部にフィットするような寸法を有することができる。コイル素子が、z方向の準QBC磁場プロファイルの利益を失うことなく凹部の中に消えるので、この概念は、解析キャビティ内に自由空間をもたらす。本発明の概念は、すべての磁界強度について、インストールされるベース全体の身体コイルを改造するために用いられることができる。
上述の提案されたコイル1は、多くの異なるやり方で生成されることができる。一実施形態において、古典的なTEMコイル1は、各々のTEMコイル素子2に横方向拡張部6を装備し又は具備することができ、それにより、これらの拡張部6からのフィールド寄与が、コイル1のz感度の十分な低下を結果的に与える。別の実施形態において、各々の変形されたTEM素子のアジマス方向の部分は、結果的に生じるフィールドがz方向のFOVをより効果的に低減するように、近傍のTEM素子2のリングセクション6が平行に走る形で、設計されることができる。更に、オーバラップ領域は、近傍の素子のデカップリングが例えば共通キャパシタを通じて又は幾何学的な設計によって(すなわち誘導的に)容易に果たされることができるように、設計されることができる。更に他の実施形態において、バードケージコイルが使用することが企図される。特に、QBCのリングは、リングの一部に接続されるバードケージの各々のロッド又はラングが同じアジマス方向に延在するように、切断されることができることが考えられる。残りのリングセクションの端部が、RFスクリーンに接続されることができる。しかしながら、バードケージ構造は、結果的に得られる変形されたTEM素子全体の一様な電流分布が達成されうるように、再調整されることを必要とする。
本発明は、図面及び上述の記述において詳しく図示され記述されているが、このような図示及び記述は、説明的又は例示的なものとして考えられるべきであり、制限的なものではない。従って、本発明は、開示される実施形態に制限されない。開示される実施形態に対する他の変更は、図面、開示及び添付の請求項の検討から、請求項に記載の本発明を実施する際に当業者によって理解され実現されることができる。請求項において、「含む、有する(comprising)」という語は、他の特徴、構成要素又はステップを除外せず、不定冠詞「a」又は「an」は複数性を除外しない。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示さない。請求項における任意の参照符号は、本発明の範囲を制限するものとして解釈されるべきでない。
従来のTEM RFコイル、1 TEM RFコイル、2 TEMコイル素子、3 RFシールド又はスクリーン、4 コイルストリップセクション、5 ストリップセクションの末端領域、6 横方向拡張部又はリングセクション、7 間隙又は不連続領域、8 横方向拡張部の自由端、C カップリング接続

Claims (15)

  1. 磁気共鳴イメージングシステムのための横方向電磁(TEM)高周波コイルであって、
    前記高周波コイルは、各々が細長いストリップセクションを有する複数のTEMコイル素子を有し、
    前記複数のTEMコイル素子は、前記細長いストリップセクションが、平行であるように及び検査される被検体を受け入れるボリューム(V)内及び/又は該ボリュームの周囲に間隔をおいて配置されるように、構成され、
    各々のTEMコイル素子の細長いストリップセクションの両端の末端領域の少なくとも一方が、個々のストリップセクションの長手方向を横断する方向に横方向拡張部を有し、前記横方向拡張部が、z方向感度を低減するよう構成された長さを有する、高周波コイル。
  2. 各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの各々の横方向拡張部は、前記高周波コイルのz軸を中心とする円周方向に延び、それにより、当該TEMコイル素子のリングセクションを形成する、請求項1に記載の高周波コイル。
  3. 各々のTEMコイル素子の細長いストリップセクションの両端の末端領域のただ1つが、横方向拡張部を有し、それにより、各々のTEMコイル素子にL字形のコンフィギュレーションを提供する、請求項1又は請求項2に記載の高周波コイル。
  4. 各々のTEMコイル素子の細長いストリップセクションの両端の末端領域の両方が、ストリップセクションの長手方向を横断する方向に横方向拡張部を有し、それにより、各々のTEMコイル素子にU字形のコンフィギュレーションを提供する、請求項1又は請求項2に記載の高周波コイル。
  5. 各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの横方向拡張部が、共通の円周方向にあるとともに、複数のTEMコイル素子のうち隣接するTEMコイル素子のストリップセクションの方へ延びる、請求項4に記載の高周波コイル。
  6. 各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの横方向拡張部は、複数のTEMコイル素子のうち隣接するTEMコイル素子のストリップセクションと少なくとも部分的にオーバラップする、請求項5に記載の高周波コイル。
  7. 複数のTEMコイル素子は、高周波放射線のための電気的グラウンドを形成する導電性シールド又はスクリーンよって囲まれている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の高周波コイル。
  8. 各々のTEMコイル素子のストリップセクションからの各々の横方向拡張部が、導電性シールド又はスクリーンと電気的に接続される、請求項7に記載の高周波コイル。
  9. 離調が、マルチチャネルコイルアレイを形成するように、ストリップセクションの両端の末端領域において及び/又は横方向拡張部において導電性シールド又はスクリーンの電気的グラウンドに対し提供される、請求項7又は請求項8に記載の高周波コイル。
  10. 横方向拡張部から導電性シールド又はスクリーンの電気的グラウンドまでの距離と、ストリップセクションから導電性シールド又はスクリーンの電気的グラウンドまでの距離とが、異なる、請求項7乃至9のいずれか1項に記載の高周波コイル。
  11. 複数のTEMコイル素子のストリップセクションは、前記高周波コイルのz軸に対し予め規定された角度をなして配される、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の高周波コイル。
  12. 誘電材料が、ストリップセクションと導電性シールド又はスクリーンの電気的グラウンドとの間に提供され、及び/又は誘電材料が、ストリップセクションとイメージングされる被検体との間に提供される、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の高周波コイル。
  13. 2又はそれ以上のTEMコイル素子が、互いに隣接して配されるとともに、z軸に沿って間隔をおいて配され、それにより、前記高周波コイルは、z方向において、TEMコイル素子の少なくとも2つの円周方向の行を含む、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の高周波コイル。
  14. キャパシタ、インダクタ及びインピーダンス回路を含むグループから選択されるさまざまな電気素子の1又は複数が、各々のTEMコイル素子のストリップセクションに沿って直列に接続される、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の高周波コイル。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の横方向電磁高周波コイルを組み込んだ磁気共鳴イメージングシステム。
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