JP6329041B2 - 内視鏡の湾曲操作機構 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作機構 Download PDF

Info

Publication number
JP6329041B2
JP6329041B2 JP2014189127A JP2014189127A JP6329041B2 JP 6329041 B2 JP6329041 B2 JP 6329041B2 JP 2014189127 A JP2014189127 A JP 2014189127A JP 2014189127 A JP2014189127 A JP 2014189127A JP 6329041 B2 JP6329041 B2 JP 6329041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
wire
bending
bending operation
diameter portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014189127A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016059571A (ja
Inventor
恵一 齋藤
恵一 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2014189127A priority Critical patent/JP6329041B2/ja
Priority to US14/847,426 priority patent/US20160073856A1/en
Priority to EP15184818.1A priority patent/EP2997877B1/en
Priority to CN201510592032.XA priority patent/CN105411508B/zh
Publication of JP2016059571A publication Critical patent/JP2016059571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6329041B2 publication Critical patent/JP6329041B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0052Constructional details of control elements, e.g. handles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/0051Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
    • A61B1/0057Constructional details of force transmission elements, e.g. control wires
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H19/00Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
    • F16H19/02Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion
    • F16H19/06Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for interconverting rotary or oscillating motion and reciprocating motion comprising flexible members, e.g. an endless flexible member

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、内視鏡の湾曲操作機構に関する。
挿入部を構成する湾曲部を屈曲操作可能な内視鏡では、挿入部の基端に接続する操作部に湾曲操作部材を設け、湾曲操作部材の操作によりプーリを回転させることでプーリに接続したワイヤを牽引または弛緩させて湾曲部の屈曲角度を変化させる湾曲操作機構が多用されている。プーリは、回転に応じてワイヤの巻回量を増減させることでワイヤの牽引状態を変化させる。この種の湾曲操作機構では、湾曲部の屈曲量が大きくなるにつれて湾曲操作に対する抵抗が大きくなるため、湾曲操作力量を軽減させる発明が特許文献1や特許文献2で提案されている。
特許文献1は、湾曲操作機構を構成するプーリの径を小さくして湾曲操作の負荷を軽減することに着目した発明である。プーリを小径化すると、プーリにワイヤを巻き取るための湾曲操作力量を小さくできる反面、プーリに巻き付けられたワイヤが小さな曲率半径で曲げ伸ばしを繰り返されることが原因で疲労して破断しやすくなるという問題がある。その対策として特許文献1では、相対回動可能に接続した複数のリンクによってプーリへの巻き付け部分を構成し、リンクの引き出し端部にワイヤを連結することでワイヤの疲労を防いでいる。
特許文献2は、操作部内に設けたアシストモータによって、ワイヤの牽引量に対応する牽引補助力をプーリに付与することで湾曲操作力量の軽減を図っている。
特開平5-329096号公報 特開2005-28018号公報
特許文献1と特許文献2に記載の発明はいずれも湾曲操作力量の軽減に寄与するが、リンクやアシストモータを付加することで部品構成が複雑化し、製造コストが高くなると共に生産性が悪くなってしまうおそれがある。また、これらの付加部品を内蔵する結果として、操作部が大型化したり重くなったりして、操作部の把持操作性に悪影響が生じるおそれがある。さらに特許文献1の構成では、プーリの径を小さくすることでワイヤの単位巻き取り量あたりのプーリの回転角が大きくなるため、従来よりも湾曲操作部材の操作量が大きくなり、内視鏡操作者の手を疲れさせてしまうおそれもある。
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でありながら湾曲操作力量が軽減され操作性に優れる内視鏡の湾曲操作機構を提供することを目的とする。
本発明は、操作部内に回転可能に設けたプーリと挿入部を構成する湾曲部との間をワイヤで接続し、プーリの回転に応じて該プーリへのワイヤの巻回量を変化させて湾曲部の屈曲動作を行わせる内視鏡の湾曲操作機構において、ワイヤが巻回されるプーリの外周形状を、回転中心からの径が小さい小径部と、回転中心からの径が大きい大径部とを有する非円形とし、湾曲部の非屈曲状態からの屈曲開始段階では大径部にワイヤを巻き取り、湾曲部の屈曲量が最大になる段階で小径部にワイヤを巻き取ることを特徴としている。
プーリは、小径部と大径部の間に、小径部から大径部に近づくにつれて徐々に回転中心からの径が大きくなる非定径部を有することが好ましい。
非定径部は小径部と大径部の間を段差なく接続する径接続部を有しており、プーリのうち小径部、大径部及び径接続部と異なる周方向領域にワイヤの端部が固定されることが好ましい。
プーリの小径部と大径部はそれぞれ、回転中心からの径が一定の定径部として形成してもよい。
本発明の内視鏡の湾曲操作機構によれば、湾曲部の屈曲量が小さい状態ではプーリの大径部にワイヤを巻き付けて、単位屈曲量あたりのプーリの回転操作量を小さくさせる(少ない操作量で効率的にワイヤを牽引する)と共にワイヤへの曲げ負担を小さくし、湾曲部の屈曲量が大きくなる状態では小径部にワイヤを巻き付けて湾曲操作力量を軽減させることができる。プーリの形状設定のみで湾曲操作時の操作性向上とワイヤの耐久性確保を両立させることができ、部品構成が複雑にならないので、組み立ての行い易さや製造コスト抑制の面で非常に有利である。また内視鏡の操作部の大型化や重量増加を招くおそれもない。
内視鏡の全体を示す図である。 内視鏡の湾曲操作部付近を拡大して平面視した図である。 内視鏡の操作部内に設けた湾曲操作機構の要部を示す図である。 湾曲操作機構を構成するプーリの巻回部を回転中心軸と直交する断面で示した断面図である。 プーリに対するプーリワイヤの巻き取り始めの状態を示す断面図である。 プーリに対するプーリワイヤの巻き取り終わりの状態を示す断面図である。 本発明に対する第1の比較例として、巻回部におけるワイヤ巻き取り領域の略全体を大径部としたプーリに対するプーリワイヤの巻き取り始めの状態を示す断面図である。 図7のプーリに対するプーリワイヤの巻き取り終わりの状態を示す断面図である。 本発明に対する第2の比較例として、巻回部におけるワイヤ巻き取り領域の略全体を小径部としたプーリに対するプーリワイヤの巻き取り始めの状態を示す断面図である。 図9のプーリに対するプーリワイヤの巻き取り終わりの状態を示す断面図である。
図1に示す内視鏡10は、操作部11と、操作部11の先端から延出された細径の挿入部12と、操作部11から側方へ延出されたユニバーサルケーブル13と、ユニバーサルケーブル13の端部に設けたコネクタ14を有している。コネクタ14は図示しないプロセッサに接続される。プロセッサには画像処理装置や照明用の光源ランプなどが内蔵されている。挿入部12は先端側から順に、先端硬性部15と、操作部11からの遠隔操作により屈曲する湾曲部16と、可撓性を有する可撓管17とを有している。操作部11には、湾曲部16を屈曲操作するための湾曲操作部20、処置具チャンネルに鉗子等の処置具を挿入させる処置具挿入口21、先端硬性部15に形成した吸引口からの吸引や、ノズルからの送気や送水等を行う複数の操作ボタン22が設けられている。
内視鏡10は電子内視鏡であり、先端硬性部15に設けた対物光学系によって撮像素子の受光面上に画像を結像させ、撮像素子で光電変換して得られた画像信号が、挿入部12からコネクタ14まで配設された伝送ケーブルを通してプロセッサの画像処理装置に送られる。画像処理装置で処理された画像は、モニタディスプレイに表示したり画像記録媒体に記録させたりすることができる。また挿入部12からコネクタ14までライトガイドが配設されており、プロセッサ内の光源からライトガイドを通して、先端硬性部15に設けた照明用レンズまで照明光が導かれる。なお、本発明の湾曲操作機構は、電子内視鏡に限らず光学内視鏡(ファイバースコープ)にも適用可能である。
図2に示すように、湾曲操作部20は、上下湾曲操作ノブ25と、左右湾曲操作ノブ26と、ロックレバー27と、ロックノブ28とを有している。これら3つのノブ及び1つのレバーは、図2ないし図6中に仮想的に示す共通の回転中心軸20xを中心としてそれぞれ独立して回転可能に操作部11上に支持されており、回転中心軸20xに沿って積層された関係で設けられている。具体的には、操作部11の外面に最も近い回転中心軸20xの基端部側にロックレバー27が位置し、その上に上下湾曲操作ノブ25、左右湾曲操作ノブ26の順で配置され、操作部11の外面から最も遠い回転中心軸20xの先端位置にロックノブ28が位置している。
上下湾曲操作ノブ25を正逆に回転させることにより湾曲部16が上下方向に屈曲し、左右湾曲操作ノブ26を正逆に回転させることにより湾曲部16が左右方向に屈曲する。詳細には、上下湾曲操作ノブ25を図2に記された「D」側に回転させると下方向、「U」側に回転させると上方向への屈曲動作が生じ、左右湾曲操作ノブ26を図2に記された「R」側に回転させると右方向、「L」側に回転させると左方向への屈曲動作が生じる。湾曲部16の屈曲に関し、いずれの方向を上下または左右と定義するかは任意であるが、一例として、図1の紙面と水平な平面内での屈曲を上下方向の屈曲とし、図1の紙面に垂直な平面内での屈曲を左右方向の屈曲とすることができる。ロックレバー27は、図2に示す「F」方向に回転操作することによって、上下湾曲操作ノブ25の回転を規制するブレーキ(ロック)操作部材である。同様に、ロックノブ28は、「F」方向に回転操作することによって、左右湾曲操作ノブ26の回転を規制するブレーキ(ロック)操作部材である。上下湾曲操作ノブ25、左右湾曲操作ノブ26、ロックレバー27及びロックノブ28を操作部11に対して同軸で回転可能に支持させる支持構造や、ロックレバー27やロックノブ28の操作に応じて上下湾曲操作ノブ25や左右湾曲操作ノブ26の回転を規制するブレーキ機構については、周知の構造であり詳細な説明は省略する。
図3ないし図6を参照して、上下湾曲操作ノブ25と左右湾曲操作ノブ26のうち、上下湾曲操作ノブ25の操作によって湾曲部16を屈曲させる湾曲操作機構を説明する。
図3に示すように、操作部11内には親板29が固定されている。湾曲操作部20の回転中心軸20xは、親板29の板面に対して略垂直に延びる仮想の回転中心である。上下湾曲操作ノブ25から回転中心軸20xに沿って非円形断面の軸部25aが操作部11内に延びており、軸部25aに対してプーリ30が相対回転を規制されて支持されている。すなわち、上下湾曲操作ノブ25と一体に回転中心軸20xを中心として回転するプーリ30が操作部11内に設けられている。プーリ30には一対のプーリワイヤ31、32の端部が固定されており、プーリ30の正逆の回転によって、プーリワイヤ31とプーリワイヤ32の一方がプーリ30に巻き取られ、他方がプーリ30から繰り出される。
図3に示すように、操作部11内にはさらに一対のアングルワイヤ33、34が配設されている。アングルワイヤ33、34はそれぞれ、中空筒状のシースコイル35、36に挿入されて挿入部12内に延びている。なお、アングルワイヤ33、34のうちシースコイル35、36よりも先に延びる部分は図3には示されていない。シースコイル35、36は、固定枠37を介して親板29に固定されている。湾曲部16内には、相対回動自在に連結された複数の節輪が挿入部12の長手方向に並べて設けられており、これら複数の節輪に対してアングルワイヤ33、34がそれぞれ接続している。アングルワイヤ33、34の先端は先端硬性部15内に固定されている。
図3に示すように、プーリワイヤ31とアングルワイヤ33はワイヤ連結部材38で接続されて一続きの湾曲操作ワイヤW1となり、プーリワイヤ32とアングルワイヤ34はワイヤ連結部材39で接続されて一続きの湾曲操作ワイヤW2となる。プーリワイヤ31、32とアングルワイヤ33、34のそれぞれの端部にはワイヤ本体よりも大径の抜止部31a、32a、33a及び34aが設けられている。ワイヤ連結部材38とワイヤ連結部材39はそれぞれ凹部を有する細長の箱型をなし、ワイヤ連結部材38の凹部内に抜止部31aと抜止部33aが嵌合保持され、ワイヤ連結部材39の凹部内に抜止部32aと抜止部34aが嵌合保持される。
ワイヤ連結部材38とワイヤ連結部材39はそれぞれ、親板29に形成した一対のガイド面40、41に沿って移動可能である。ガイド面40に沿うワイヤ連結部材38の移動軌跡上には、ストッパ42とシースコイル35が位置し、ガイド面41に沿うワイヤ連結部材39の移動軌跡上には、ストッパ43とシースコイル36が位置する。ストッパ42、43はそれぞれ親板29上に固定されており、プーリ30に接近する方向へのワイヤ連結部材38、39の移動を規制する。また、ワイヤ連結部材38、39のそれぞれの端面積はシースコイル35、36の開口面積よりも大きく、挿入部12側へのワイヤ連結部材38、39の移動がシースコイル35、36によって規制される。つまり、ストッパ42、43とシースコイル35、36に当て付くまでの範囲がワイヤ連結部材38、39の機械的な可動域となる。なお、親板29上でのストッパ42、43の固定位置を変えることにより、プーリ30によるワイヤ牽引時のワイヤ連結部材38、39の最大移動量(湾曲操作ワイヤW1、W2の引きしろ)を調整することができる。
以上の構造により、上下湾曲操作ノブ25を正逆方向に回転操作すると、プーリ30へのプーリワイヤ31、32の巻回量が相互に増減し、湾曲操作ワイヤW1と湾曲操作ワイヤW2の一方が牽引され他方が弛緩され、その結果として湾曲部16が上下方向に湾曲される。
プーリ30は、プーリワイヤ31とプーリワイヤ32を外周面上に巻き取る巻回部50と、回転中心軸20xに沿う方向で巻回部50を挟んで位置する一対のフランジ部51とを有する(図3ないし図6では片側のフランジ部51のみが見えている)。回転中心軸20xを中心とする径方向においてフランジ部51が巻回部50よりも大径に形成されており、巻回部50に巻回した状態のプーリワイヤ31やプーリワイヤ32は、フランジ部51によって回転中心軸20xに沿う方向への脱落が防止される。
プーリ30の巻回部50は、プーリワイヤ31を巻き取る部分と、プーリワイヤ32を巻き取る部分を、回転中心軸20xに沿う方向に並べて(重ねて)構成されている。図4ないし図6は、巻回部50のうちプーリワイヤ32を巻き取る部分の断面を示したものであるが、プーリワイヤ31を巻き取る部分も同様の形状を有している。より詳しくは、図4ないし図6に表れているプーリワイヤ32の巻き取り部分にプーリワイヤ31の巻き取り部分を重ねた場合、プーリワイヤ31の巻き取り部分はプーリワイヤ32の巻き取り部分を上下反転させた形状になる。これらの図から分かるように、巻回部50は回転中心軸20xを中心とする外径サイズが部分的に異なる非円形形状(カム形状)となっている。
詳しくは、図4に示すように、巻回部50は回転中心軸20xと直交する平面内で概ね卵型の断面形状をなしており、その外周部には、曲率半径が小さい(回転中心軸20xからの距離が小さい)小径部52と、曲率半径が大きい(回転中心軸20xからの距離が大きい)大径部53と、小径部52と大径部53を段差なく滑らかに接続する径接続部(非定径部)54が形成されている。小径部52と大径部53はそれぞれ、曲率が一定の湾曲面(定径部)である。図4では、回転中心軸20xを中心とする周方向における、小径部52の形成範囲をA1、大径部53の形成範囲をA2で示している。一例として、回転中心軸20xを中心とするA1の角度を約80度〜100度、A2の角度を約50度〜70度の範囲に設定することが好ましい。但し、小径部52と大径部53を形成する範囲はこれに限定されるものではなく、任意に設定可能である。径接続部54は、小径部52側から大径部53側に向かうにつれて徐々に回転中心軸20xからの距離を大きくする(曲率を小さくする)湾曲面である。巻回部50にはさらに、回転中心軸20xを挟んで径接続部54と反対側の位置に、小径部52に近い側から順に径徐変部(非定径部)55とワイヤ導入部57が形成されている。プーリ30は、径徐変部55とワイヤ導入部57の間の周方向位置に、小径部52、大径部53、径接続部54、径徐変部55及びワイヤ導入部57とは回転中心軸20xに沿う方向に位置を異ならせて、ワイヤ接続部56(図4ないし図6に一点鎖線で仮想的に示す)を有する。ワイヤ接続部56は回転中心軸20xに沿う方向に軸線を向けて形成された略円形断面の穴であり、径徐変部55とワイヤ導入部57の間には、ワイヤ接続部56の延長上に位置する段差が形成されている。径徐変部55は、小径部52側からワイヤ導入部57側に向かうにつれて徐々に回転中心軸20xからの距離を大きくする(曲率を小さくする)湾曲面である。ワイヤ導入部57は、径徐変部55側から大径部53側に向かうにつれて徐々に回転中心軸20xからの距離を大きくする(曲率を小さくする)湾曲面である。
プーリワイヤ32は、抜止部32aと反対側の端部がワイヤ接続部56に挿入されて接着固定され、このワイヤ接続部56への挿入端部から回転中心軸20xと略垂直に曲げられてワイヤ導入部57に沿って大径部53まで案内される。この状態で、ワイヤ導入部57に沿うプーリワイヤ32と径徐変部55との間にプーリ30の径方向への段差がほとんどなくなる。
図5は、湾曲部16が上下方向に屈曲せず図1のような直線状になっている非屈曲状態でのプーリ30の巻回部50とプーリワイヤ32との関係を示している。この状態から上下湾曲操作ノブ25を図2の「D」方向(時計方向)に回転操作すると、プーリ30が図5の反時計方向に回転する。なお、図4ないし図6は図2の裏側からプーリ30を見た状態を示しているので、図4ないし図6におけるプーリ30の回転方向は、図2における上下湾曲操作ノブ25の回転方向と逆になる。このプーリ30の回転により、ワイヤ接続部56に固定されたプーリワイヤ32の端部が引かれ、プーリワイヤ32が巻回部50への巻回量を大きくしながら、抜止部32aをプーリ30に接近させる方向に牽引される。すると、ワイヤ連結部材39を介してプーリワイヤ32と接続されたアングルワイヤ34も牽引され、湾曲操作ワイヤW2全体の牽引により湾曲部16が下方に向けて曲がる。湾曲部16を下方に屈曲させるとき、プーリ30は、巻回部50のうち大径部53でプーリワイヤ32の巻き取りを開始し(図5)、続いて径接続部54に沿ってプーリワイヤ32を巻き取り、最後に図6のように小径部52にプーリワイヤ32を巻き取る。図6は、湾曲部16が下方へ向けて最大に屈曲された状態でのプーリ30の巻回部50とプーリワイヤ32との関係を示している。湾曲部16の最大屈曲角は内視鏡によって異なるが、本実施形態の内視鏡10では一例として、図5のワイヤ巻き取り開始から図6のワイヤ巻き取り終わりまでの間に湾曲部16を約180度屈曲させることを想定している。
図示を省略するが、湾曲部16が上下方向に非屈曲の状態から上下湾曲操作ノブ25を図2の「U」方向(反時計方向)に回転操作したときには、プーリ30が図5における時計方向に回転して、巻回部50とプーリワイヤ31において、図5及び図6に示す巻回部50とプーリワイヤ32の関係と同様のワイヤ巻き取り動作が行われる。すなわち、屈曲動作の初期段階では巻回部50の大径部でプーリワイヤ31を巻き取り、屈曲動作の最終段階では巻回部50の小径部でプーリワイヤ31を巻き取る。
なお、図5ではプーリ30の巻回部50における外周の約4分の1程度の範囲(ワイヤ導入部57から大径部53の途中まで)にプーリワイヤ32が巻回された状態を示しているが、実際は、湾曲部16が上下方向に屈曲されていない図5の状態で、プーリワイヤ32が巻回部50に対してもう一周分多く余裕を持たせて巻回されている。前述のように、図5の状態からプーリワイヤ31を牽引して湾曲部16を上方向に屈曲させる際には、プーリ30が同図の時計方向に回転する。すると、巻回部50に対して一周分の余裕を持たせて巻回されたプーリワイヤ32が巻回部50から繰り出されて弛緩され、湾曲部16の上方への屈曲動作を妨げない。プーリワイヤ31についても同様に、巻回部50に対して一周分多く余裕を持たせて巻回されており、湾曲部16の下方への屈曲動作を妨げないようになっている。
湾曲部16を屈曲させるときには、屈曲角度が大きくなるにしたがって、湾曲部16が図1の直線的な状態に戻ろうとする反発力(湾曲負荷)が大きくなる。本実施形態の湾曲操作機構では、湾曲部16が非屈曲状態から曲がり始める段階において、プーリ30の大径部53でプーリワイヤ32の巻き取りを行っている(図5)。この段階では屈曲に対する湾曲部16の反発力が小さく、上下湾曲操作ノブ25を回転させるのに必要な湾曲操作力量が小さいため、曲率半径の大きい大径部53でプーリワイヤ32を巻き取ることで、巻回部50に沿うプーリワイヤ32の曲率を小さくしてプーリワイヤ32にかかるストレスを軽減すると共に、湾曲部16の単位屈曲量あたりのプーリ30の回転角度(上下湾曲操作ノブ25の回転操作量)を小さくして操作が煩雑にならないようにしている。その一方で、湾曲部16の屈曲角度が最大になる段階では、プーリワイヤ32の巻き取りをプーリ30の小径部52で行っている(図6)。この段階では湾曲部16の反発力が最も大きくなるが、小径部52でプーリワイヤ32を巻き取ることで、上下湾曲操作ノブ25を回転させるのに必要な湾曲操作力量を抑制して内視鏡操作者の負担(上下湾曲操作ノブ25の回転操作の重さ)を軽減している。小径部52は巻回部50の周方向の一部のみに形成されているため、小径部52によるプーリワイヤ32の巻き取り量(小径部52に沿うことでプーリワイヤ32の曲率が大きくなる範囲)は小さく、ストレスによるワイヤ破断のリスクを軽減できる。また、図5の状態から図6の状態へ湾曲部16が屈曲量を大きくしていく途中では、プーリ30の巻回部50のうち徐々に径を小さくする径接続部54にプーリワイヤ32を巻き取ることで、湾曲操作力量の増大を抑制しつつ、プーリワイヤ32をスムーズに牽引することができる。そして、このような湾曲操作時の操作性向上とワイヤの耐久性確保の両立をプーリ30の形状設定のみで実現できるので、部品構成が複雑にならず、組み立ての行い易さや製造コストの低減において優れた効果が得られる。また、部品点数の増加を伴わないため、既存の湾曲操作機構と変わらないスペースに配置可能であり、操作部11の大型化や重量増加を招くおそれもない。
プーリ30の巻回部50の具体的構成は、プーリ30に巻回されるワイヤの太さや材質、プーリ30の大きさや材質、屈曲操作に必要なワイヤの牽引量などの諸要素を勘案して設定される。特に、先に述べた操作性やワイヤの耐久性に関しては、小径部52と大径部53の径や曲率が大きく関与する要素である。一例として、一般的な消化器用内視鏡の湾曲操作機構として適用する場合には、回転中心軸20xを中心とする小径部52の径と大径部53の径の比率を1:1.3〜1:1.7とするのが好ましく、1:1.4〜1:1.6とするのがより好ましい。この範囲外では、湾曲操作力量の抑制と内視鏡操作者の負担軽減のバランスが取れなくなるおそれがある。
以上では上下湾曲操作ノブ25を操作手段とする湾曲操作機構について説明したが、左右湾曲操作ノブ26を操作手段とする湾曲操作機構も同様の構成を備えている。その具体的な図示及び説明は省略するが、操作部11内に、回転中心軸20xに沿う方向にプーリ30と並べて第2のプーリが支持され、この第2のプーリに一対のプーリワイヤが接続している。各プーリワイヤは操作部11内でアンブルワイヤに接続し、各アングルワイヤが挿入部12内に延設されて湾曲部16内の複数の節輪に接続している。第2のプーリはプーリ30と同様に小径部と大径部を含む非円形の巻回部でプーリワイヤを巻き取る構成であり、左右湾曲操作ノブ26を回転操作することによって第2のプーリが回転される。従って、上下湾曲操作ノブ25を操作手段とする湾曲操作機構と同様の効果が、左右湾曲操作ノブ26を操作手段とする湾曲操作機構においても得られる。
以上で説明した本発明の実施形態と異なる比較例を図7ないし図10に示す。図7ないし図10では、回転中心軸20xと軸部25aは先に述べた図示実施形態と共通するものとして示している。
図7及び図8に示す第1の比較例のプーリ130は、プーリワイヤ132のうち抜止部132aと反対側の端部が挿入固定される略円形断面の穴であるワイヤ接続部156を有し、ワイヤ接続部156とは回転中心軸20xに沿う方向に位置を異ならせた巻回部150の外周形状として、先の実施形態のプーリ30の大径部53と略同じ径の大径部153と、ワイヤ接続部156の延長上位置から大径部153にかけて形成されるワイヤ導入部157を有している。ワイヤ接続部156に端部が挿入固定されたプーリワイヤ132は、回転中心軸20xと略垂直に曲げられてワイヤ導入部157に沿って大径部153まで案内される。このプーリ130では、湾曲部の屈曲動作の初期段階(図7に示す巻回部150へのプーリワイヤ132の巻き取り開始段階)から、湾曲部の最大屈曲状態(図8に示す巻回部150へのプーリワイヤ132の巻き取り量が最大となる段階)に至るまで、常に大径部153でプーリワイヤ132を巻き取る。このようにプーリ130の巻回部150の全体が大径であると、湾曲部の屈曲角度が大きくなり反発力が増大したときに、プーリ130を回転させるための湾曲操作力量を軽減させる効果が得られず、内視鏡操作者への負担が大きくなってしまう。
図9及び図10に示す第2の比較例のプーリ230は、プーリワイヤ232のうち抜止部232aと反対側の端部が挿入固定される略円形断面の穴であるワイヤ接続部256を有し、ワイヤ接続部256とは回転中心軸20xに沿う方向に位置を異ならせた巻回部250の外周形状として、先の実施形態のプーリ30の小径部52と略同じ径の小径部252と、ワイヤ接続部256の延長上位置から小径部252にかけて形成されるワイヤ導入部257を有している。ワイヤ接続部256に端部が挿入固定されたプーリワイヤ232は、回転中心軸20xと略垂直に曲げられてワイヤ導入部257に沿って小径部252まで案内される。このプーリ230では、湾曲部の屈曲動作の初期段階(図9に示す巻回部250へのプーリワイヤ232の巻き取り開始段階)から、湾曲部の最大屈曲状態(図10に示す巻回部250へのプーリワイヤ232の巻き取り量が最大となる段階)に至るまで、常に小径部252でプーリワイヤ232を巻き取る。なお、図10ではプーリワイヤ232の一部が径方向に重なっているが、この部分は内周側のプーリワイヤ232がワイヤ導入部257に沿って位置して小径部252と同等の径になっている箇所であるため、外周側のプーリワイヤ232は小径部252に対して巻回しているのと同等の曲率になる。このようにプーリ230の巻回部250の全体が小径であると、プーリワイヤ232が常に小さな曲率半径で曲げ伸ばしを繰り返されて疲労し、破断するリスクが高くなる。また、湾曲部を所定量屈曲させるために必要なプーリ230の回転角度が常に大きくなるため、操作が煩雑になってしまう。
以上、図示実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて改変が可能である。例えば、図示実施形態の湾曲操作機構は上下湾曲操作ノブ25と左右湾曲操作ノブ26によって回転される2つのプーリを備えるものとしたが、本発明は湾曲操作時に回転されるプーリの数を問わずに適用が可能である。すなわち、内視鏡の湾曲操作機構としてプーリを一つだけ備えるものや3つ以上のプーリを備えるものにも適用可能である。また、図示実施形態ではプーリ30に一対のプーリワイヤ31、32が接続しているが、プーリに対して一本のワイヤのみが接続する(例えば、プーリ30に対して図5及び図6に示すプーリワイヤ32のみが接続し、プーリワイヤ31に相当するものが存在しない)タイプの湾曲操作機構にも適用可能である。また、プーリを回転させる操作部材として、上下湾曲操作ノブ25や左右湾曲操作ノブ26のようなノブ以外に、レバーなどを採用することも可能である。
図示実施形態のプーリ30は、小径部52と大径部53のそれぞれの曲率(回転中心軸20xを中心とする径)が一定で、小径部52と大径部53の間を径接続部54で接続した形状の巻回部50を有しているが、曲率(径)が一定の小径部や大径部を備えていない形状のプーリを用いることも可能である。例えば、プーリにおける巻回部の外周部分を、最も小径の位置から最も大径の位置にかけて徐々に曲率を小さくする湾曲面のみで構成してもよい。
10 内視鏡
11 操作部
12 挿入部
13 ユニバーサルケーブル
14 コネクタ
15 先端硬性部
16 湾曲部
17 可撓管
20 湾曲操作部
20x 回転中心軸
21 処置具挿入口
22 操作ボタン
25 上下湾曲操作ノブ
25a 軸部
26 左右湾曲操作ノブ
27 ロックレバー
28 ロックノブ
29 親板
30 プーリ
31 32 プーリワイヤ
31a 32a 抜止部
33 34 アングルワイヤ
33a 34a 抜止部
35 36 シースコイル
37 固定枠
38 39 ワイヤ連結部材
40 41 ガイド面
42 43 ストッパ
50 巻回部
51 フランジ部
52 小径部
53 大径部
54 径接続部(非定径部)
55 径徐変部(非定径部)
56 ワイヤ接続部
57 ワイヤ導入部
W1 W2 湾曲操作ワイヤ

Claims (4)

  1. 操作部内に回転可能に設けたプーリと挿入部を構成する湾曲部との間をワイヤで接続し、上記プーリの回転に応じて該プーリへのワイヤの巻回量を変化させて上記湾曲部の屈曲動作を行わせる内視鏡の湾曲操作機構において、
    上記ワイヤが巻回される上記プーリの外周形状を、回転中心からの径が小さい小径部と、回転中心からの径が大きい大径部とを有する非円形とし、上記湾曲部の非屈曲状態からの屈曲開始段階では上記大径部に上記ワイヤを巻き取り、上記湾曲部の屈曲量が最大になる段階で上記小径部に上記ワイヤを巻き取ることを特徴とした内視鏡の湾曲操作機構。
  2. 請求項1記載の内視鏡の湾曲操作機構において、上記プーリは、上記小径部と上記大径部の間に、上記小径部から上記大径部に近づくにつれて徐々に上記回転中心からの径が大きくなる非定径部を有する内視鏡の湾曲操作機構。
  3. 請求項2記載の内視鏡の湾曲操作機構において、上記非定径部は、上記小径部と上記大径部の間を段差なく接続する径接続部を有し、上記プーリのうち上記小径部、上記大径部及び上記径接続部と異なる周方向領域に上記ワイヤの端部が固定される内視鏡の湾曲操作機構。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の内視鏡の湾曲操作機構において、上記プーリの上記小径部と上記大径部はそれぞれ、上記回転中心からの径が一定の定径部である内視鏡の湾曲操作機構。
JP2014189127A 2014-09-17 2014-09-17 内視鏡の湾曲操作機構 Active JP6329041B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189127A JP6329041B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 内視鏡の湾曲操作機構
US14/847,426 US20160073856A1 (en) 2014-09-17 2015-09-08 Bending control mechanism for endoscope
EP15184818.1A EP2997877B1 (en) 2014-09-17 2015-09-11 Bending control mechanism for endoscope
CN201510592032.XA CN105411508B (zh) 2014-09-17 2015-09-17 用于内窥镜的弯曲控制机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014189127A JP6329041B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 内視鏡の湾曲操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016059571A JP2016059571A (ja) 2016-04-25
JP6329041B2 true JP6329041B2 (ja) 2018-05-23

Family

ID=54145613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014189127A Active JP6329041B2 (ja) 2014-09-17 2014-09-17 内視鏡の湾曲操作機構

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20160073856A1 (ja)
EP (1) EP2997877B1 (ja)
JP (1) JP6329041B2 (ja)
CN (1) CN105411508B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9462931B2 (en) * 2013-03-05 2016-10-11 Boston Scientific Scimed, Inc. Control system for medical devices and related methods of use
WO2018098465A1 (en) * 2016-11-28 2018-05-31 Inventio, Inc. Endoscope with separable, disposable shaft
US20210127947A1 (en) * 2017-10-20 2021-05-06 Anqing Medical Co., Ltd Multi-section bending tube having graduated rigidity, insertion tube for endoscope using the bending tube, and endoscope
JP7061584B2 (ja) * 2019-03-20 2022-04-28 富士フイルム株式会社 内視鏡
CN114449939A (zh) * 2019-08-05 2022-05-06 适内有限责任公司 内窥镜组件和系统
USD1018844S1 (en) 2020-01-09 2024-03-19 Adaptivendo Llc Endoscope handle
GB2610644B (en) * 2021-09-14 2023-09-06 I Q Endoscopes Ltd Endoscopy system & elements thereof

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3921295A (en) * 1974-08-26 1975-11-25 Hamilton Technology Inc Orthodontic device
JP3174395B2 (ja) 1992-06-03 2001-06-11 旭光学工業株式会社 内視鏡の湾曲操作装置
JPH0882749A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の湾曲操作装置
US5752912A (en) * 1995-06-26 1998-05-19 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Manipulator for flexible portion of an endoscope
US5904667A (en) * 1997-03-17 1999-05-18 C.R. Bard, Inc. Rotatable control mechanism for steerable catheter
JP2000126119A (ja) * 1998-10-28 2000-05-09 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
US6302619B2 (en) * 1999-02-24 2001-10-16 Jerald P. Fix Powered inertia propelled screed apparatus
JP2000321001A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Mitsutoyo Corp 接触子の定圧力機構
JP4142343B2 (ja) * 2002-05-29 2008-09-03 Hoya株式会社 内視鏡の湾曲操作装置
JP4360860B2 (ja) 2003-07-11 2009-11-11 Hoya株式会社 内視鏡の湾曲操作装置
US8808166B2 (en) * 2006-06-06 2014-08-19 Olympus Corporation Endoscope
GB0920116D0 (en) * 2009-11-17 2009-12-30 Single Use Surgical Ltd Endoscope
JP2011143029A (ja) * 2010-01-13 2011-07-28 Olympus Corp 内視鏡湾曲操作装置
JP2012081010A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Fujifilm Corp 内視鏡及び硬度調整装置
CN103327874B (zh) * 2011-02-28 2016-03-09 奥林巴斯株式会社 内窥镜和医疗设备
US9462931B2 (en) * 2013-03-05 2016-10-11 Boston Scientific Scimed, Inc. Control system for medical devices and related methods of use
JP6210900B2 (ja) * 2014-02-07 2017-10-11 オリンパス株式会社 牽引バランス調整機構、マニピュレータ及びマニピュレータシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016059571A (ja) 2016-04-25
CN105411508B (zh) 2018-01-02
EP2997877B1 (en) 2018-03-14
EP2997877A1 (en) 2016-03-23
CN105411508A (zh) 2016-03-23
US20160073856A1 (en) 2016-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6329041B2 (ja) 内視鏡の湾曲操作機構
US9345390B2 (en) Endoscope flexible tube and endoscope device
US9192288B2 (en) Endoscope
JP5930255B2 (ja) 内視鏡
US8602976B2 (en) Endoscope
JP5253676B2 (ja) 内視鏡
US20160213227A1 (en) Bending portion of endoscope
JP6113081B2 (ja) 内視鏡
JP2008220443A (ja) 内視鏡の湾曲装置
US20130047755A1 (en) Bending operation apparatus
JP2012231886A (ja) 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡
US20220233054A1 (en) Endoscope with an articulated bending section body
JP5897237B1 (ja) 内視鏡
US8894565B2 (en) Insertion device, rotating tubular member, and driving unit
WO2019130639A1 (ja) 内視鏡及び内視鏡システム
JP6854932B2 (ja) 内視鏡
US10117567B2 (en) Endoscope
JP6157334B2 (ja) 挿入機器
JP2012029822A (ja) 体腔内挿入管類の湾曲操作装置
JP5179315B2 (ja) 内視鏡の回転伝達機構
WO2016199476A1 (ja) 内視鏡
JP7145663B2 (ja) 挿入装置
JP5244696B2 (ja) ズーム内視鏡
WO2017090534A1 (ja) 内視鏡用操作機構及び内視鏡
WO2017145431A1 (ja) 内視鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180410

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6329041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250