JP6328543B2 - エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照して、本実施の形態にかかるエレベータの全体構成を説明する。図1は、エレベータ100の全体構成を示す概略図である。
ここで、図2を参照して、交流側電圧低下検出回路10及び直流側電圧低下検出回路9の各々で設定される第1の閾値及び第2の閾値について説明する。図2は、縦軸を電源電圧、横軸を交流リアクトル/トランス2に流れる電流としたグラフである。図2に示すように、停電を検出するための第1の閾値(交流側閾値)より下に、第2の閾値(直流側閾値)が設定される。例えば、三相交流電源200の定格電圧が200Vであった場合には、第1の閾値(交流側閾値)の電圧を160V〜170Vに設定し、第2の閾値(直流側閾値)を130V〜140Vに設定してもよい。
次に、図3を参照して、エレベータ制御装置110におけるエレベータ運転制御処理の詳細について説明する。図3に示すように、乗客により乗りかごまたはホール呼びが発生すると(S101)、エレベータ制御装置110は、エレベータの運転開始前に、乗りかご8の積載量と運転方向から力行運転であるか回生運転であるかを判断して、交流リアクトル/トランス2に流れる電源電流を推定する(S102)。
上記したように、本実施の形態によれば、乗りかご8の積載量と運転方向から算出した電流値より交流リアクトル/トランス2による電圧歪みや電圧降下を推定し、交流側閾値(第1の閾値)及び直流電圧側閾値(第2の閾値)と比較し、電圧歪みによる不要な非常停止を低減する。さらに、通常運転が不可能な場合には、運転制限して電流値を抑えることで電圧降下を低減する。これにより、乗りかごの不要な閉じ込めを回避して、エレベータ制御運転のサービス向上を実現することができる。
2 交流リアクトルまたはトランス
3 電磁接触器
4 コンバータダイオード
5 インバータ
6 電動機
7 釣り合いおもり
8 乗りかご
9 直流側電圧低下検出回路
10 交流側電圧低下検出回路
Claims (4)
- 外部から供給される三相交流電源に基づいて、乗りかごを昇降させる巻上機をモータによる回転駆動させるエレベータ制御装置であって、
前記三相交流電源側に接続され、該三相交流電源を高調波抑制する交流リアクトル/トランスと、
前記三相交流電源と前記交流リアクトル/トランスとの間に設けられ、前記三相交流電源と前記交流リアクトル/トランスとの間をオン又はオフする遮断機と、
電磁接触器を介して、前記交流リアクトル/トランスに接続され、交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
前記コンバータから供給される直流電力を可変電圧・可変周波数の三相交流電力に変換し、変換した三相交流電力を前記モータに出力するインバータと、
前記インバータの制御回路と、
前記交流リアクトル/トランスの2次側に接続され、当該交流リアクトル/トランスにより高調波抑制される前記三相交流電源の電圧低下を検出する交流側電圧低下検出回路と、
前記コンバータの2次側に接続され、前記変換された直流電力の電圧低下を検出する直流側電圧低下検出回路と、
を備え、
前記交流側電圧低下検出回路は、前記乗りかごの積載量と運転方向から力行運転であるか回生運転であるかに基いて前記交流リアクトル/トランスに流れる電源電流を求め、当該電源電流に基いた前記モータによる前記乗りかごの走行による電圧降下から前記交流リアクトル/トランスの二次側電圧を求め、当該二次側電圧と停電を検出するための第1の閾値とを比較し、
前記交流リアクトル/トランスの二次側電圧が前記第1の閾値よりも高い場合には、前記制御回路は前記モータを駆動して前記乗りかごの通常運転を継続するように前記インバータを制御し、
当該二次側電圧が当該第1の閾値以下の場合には、前記直流側電圧低下検出回路は、前記コンバータから出力される前記三相交流電源の整流後の直流電源から前記インバータが前記モータを駆動して前記乗りかごを通常運転するために必要なエネルギーを算出し、当該エネルギーと、定格出力で前記モータによる前記乗りかごの通常運転が可能かのための閾値であって、前記第1の閾値以下である第2の閾値とを比較し、
当該エネルギーが前記第2の閾値より大きい場合には、前記制御回路は前記モータによる前記乗りかごの通常運転を継続し、当該エネルギーが前記第2の閾値以下の場合には、前記制御回路は前記モータに必要なエネルギーを低減するような前記乗りかごの運転制限が可能か否かを判定し、当該判定を肯定する場合は当該運転制限を実行し、当該判定を否定する場合には前記乗りかごを停止させる、
エレベータ制御装置。 - 前記三相交流電源の定格電圧が200Vである場合、第1の閾値は160V〜170Vであり、前記第2の閾値は130V〜140Vである、
請求項1に記載のエレベータ制御装置。 - 前記制御回路は前記インバータを制御することによって、前記運転制限として、前記乗りかごの加速度、速度、又は、走行距離を低減させたるように前記モータを動作させる、
請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記制御回路は前記インバータを制御することによって、前記乗りかごを停止させることとして、前記乗りかごを最寄りのドア階で停止させるように前記モータを動作させる、
請求項1乃至3の何れか1項に記載のエレベータ制御装置。
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JP2014243142A JP6328543B2 (ja) | 2014-12-01 | 2014-12-01 | エレベータ制御装置及びエレベータ制御方法 |
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JP2016104660A JP2016104660A (ja) | 2016-06-09 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005278224A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-10-06 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
JP2010168139A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Hitachi Ltd | エレベーター制御装置 |
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