JP6328395B2 - 連続的な溝形態を備えるタンポン - Google Patents

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Description

本発明は、婦人衛生用の膣内タンポンに関する。具体的には、本発明は、視覚的に明確な区域及び様々な体液処理特性を提供する、連続的な溝形態を有するタンポンに関する。
体液を膣内に捕らえ、貯めておくデバイスが市販されており、文献で知られている。婦人衛生用の膣内タンポンは、そのようなデバイスの最も一般的な例である。市販のタンポンは一般に、吸収性又は非吸収性カバー層によって収容され得る、圧縮された円筒形の吸収性繊維塊である。
タンポンは、人間の膣内に挿入され、そこに、膣内の体液、最も一般的には月経液を捕らえ貯めておくために一時的に保持される。膣内の体液がタンポンに接触すると、体液はタンポンの吸水性材料によって吸収及び保持されるべきである。しばらくすると、タンポン及びその保持された流体は除去及び廃棄され、必要な場合は、別のタンポンが挿入される。
市販のタンポンによってしばしば経験される欠点には、早期の不具合となる傾向であり、これはタンポンが定位置にある状態で、タンポンが体液で完全に飽和する前に、膣からの体液の漏出として定義される場合がある。膨張していない圧縮タンポンが、すぐに体液を吸収できないという問題が発生すると考えられていると、特許分野では説明している。したがって、特許分野では、早期の漏出は、体液が圧縮タンポンの一部分と接触し、この流体が容易に吸収されない時に生じ得ると推測している。
早期の漏出発生を防ぐ1つの方法は、タンポンの外側表面に沿って移動する流体のために設計した経路を提供することである。この経路の増加は、流体の吸収を向上させ得る一方で、製造プロセス中に溝を追加することが、プロセスの課題を提起する可能性がある。従来技術には、タンポンに溝を組み込もうとする試みの例が豊富にある。多くの場合、新しいステップが、既に複雑な製造プロセスに追加されるか、又はその方法は十分に説明されていない。
Frieseらの欧州特許第0422660(B2)号は、長手方向の溝を備えたタンポンを製造する装置を開示している。タンポンを作製する装置は、プレス軸に垂直な面に配置された2つの群のダイを含む。第1群のダイは、圧縮区分を形成し、第2群のダイはスライドプレートを形成する。ダイはそれぞれ、面から突出しているプレスカッターを有する。ブランクは、プレス加工され、高圧縮されたコアと、溝によって分離された長手方向のリブを有するプレフォームになる。ダイはショルダーを形成するための表面は含まない。
Schoellingの米国特許出願公開第2002−0151859(A1)号は、螺旋形状で、圧縮された長手方向の溝を有するタンポンを製造する装置を開示している。この装置は、プレス軸に対して星形の形成物に配置されている、実質的に等しい寸法のプレスジョーを有する。このジョーは、開口位置と閉鎖位置の間で同時に移動させることができる。各プレスジョーは、プレス用ブレード及びプレス用ショルダーを含む、段付きプレス面を有する。プレス用ショルダーの領域は、プレス用ブレードの領域よりも大きい。プレス用ブレード及びプレス用ショルダーは、閉鎖位置、すなわちプレス位置において80°〜150°の円周角αにわたって延びる。プレフォームがプレス機から排出される時、プレスジョーはわずかに後退してクリアランスを与える。
Van Ingelgemらの欧州特許第1547555(B1)号は、少なくとも3つのプレスジョーを用いてタンポンを製造する装置を開示することを意図しており、各プレスジョーは、吸収材料及びプレス用ショルダーを貫通するための貫通区分を有している。貫通区分の中央は、プレス機内にある時、その貫通区分の半径から分岐する。貫通区分の中央は、貫通区分の断面において、その先端部及びその底部の中間点を通って引かれる直線である。1つのプレスジョーは、貫通区分又はプレス用ショルダーのいずれか、又は1つの貫通区分と、貫通区分のいずれかの側又は両側において配置されたプレス用ショルダーの組合せを含み得る。貫通区分及びプレス用ショルダーが別々のプレスジョーに固定されている場合、それらは同時に圧縮するのが好ましい。プレスジョー、具体的には、貫通区分は長手方向において、直線、正弦波形状、螺旋状(二次元)、又は螺旋状(三次元)の形状を有し、タンポンの軸方向において、実質的に直線、正弦波形状、又は螺旋状、又は螺旋状の溝を形成する。得られるタンポンは、横断方向断面において少なくとも3つのリブを有し、半径から少なくとも部分的に放射状に広がっている中央を有し、ここではリブの中央は、一連の弧線の中間点を通って引かれた線であり、リブの縁部によって境界を付けられ、この弧は、タンポンのX−X断面の中間点である共有の中央を有する。
Schmidtの欧州特許第1459720(B1)号は、波形状に形成されている溝の採用により、タンポンの表面積の増加を開示することを意図する。角度付きの点を備える波形の溝を含め、複数の実施例が示されているが、この公開は、タンポンの製造方法に関する詳細を開示していない。具体的には、公開は、圧縮、プレスジョー、又はプレス機からのプレフォーム又はタンポンの排出方法に関する詳細を含んでいない。
Ruhlmannの国際公開第2009/129910(A1)号は、タンポンの近位端と遠位端の間で、それらの経路に沿って、少なくとも1つの第1の表面溝、及び第1の表面溝を横断する、少なくとも1つの第2の表面溝を有するタンポンを開示することを意図する。しかしながら、この開示は、特に商業的に実現可能な製造プロセスにおいて、及び/又はカバーを用いて、横断溝がどのように形成されているかについて教示し損なっている。
Fungの米国特許出願公開第2011−0092940(A1)号は、圧縮材料から形成され、少なくとも2つの分割された溝が内部に形成されている外側表面を有する、膣内タンポンを開示しており、それぞれ分割された溝は、隣接の分割された溝から、ある距離を置いて分離され、かつ離間されている。各分割溝は、少なくとも1つの実質的に長手方向の区分と、少なくとも1つの蓄積区分とを有する。これらの区分の配設は、タンポンの外側表面に沿った体液の流動を妨げるための貯留領域を提供する。
上記の実施例が、溝を備えるタンポン、又は係るタンポンの作製方法を説明しているが、これらのタンポンは、様々な体液の処理特性を備える、視覚的に明確な区域を有していない。更に、それらのプロセスは、かかる一意の膣内タンポンの作製方法を示していない。
様々な体液処理特性を備える視覚的に明確な区域を有する連続的な溝区域が形成され得るということが見出された。
本発明の一態様では、婦人衛生用の膣内タンポンは、ほぼ円筒形の吸収性プレジットと、ほぼ円筒形のプレジットに、プレジットの抜去端に近接して操作可能に接続された抜去要素と、を含む。吸収性プレジットは、自立形状に圧縮された繊維塊と、この繊維塊を実質的に包囲するシート様の液体透過性カバーと、を含む。吸収性プレジットは、挿入端及び抜去端に近接して交互に配置されるターンを形成するためだけに結合された、複数の実質的に長手方向溝区分を含む、少なくとも1つの連続的な溝形態をプレジット上又はプレジット内に形成しており、この連続的な溝形態は、ほぼ円筒形の吸収性プレジットの周径の周囲に少なくとも180°延びる。
本発明の他の態様及び特徴は、付属の図面と併せて、以下の本発明の具体的な実施形態の説明を精査することによって、当業者には明らかになろう。
本発明によるタンポンの一実施形態の側面図。 本発明のタンポンの形成に有用な、単一カムを有するプレス機の斜視図であり、カムは部分切り欠きであり、プレス機の要素の一部は、例示のプレス機の要素の明確さを高めるために取り除かれている。 図2のプレス機の中央部分の側面図であり、プレスダイ及び中央凹型を含み、カム及び他のプレス機の要素の外側部分は、中央のプレス部分の明確さを高めるために取り除かれている。 図2のプレス機のプレスダイのうちの4つの斜視図。 図3の4つのプレスダイのプレス面の線の図。 開口位置において線(D−D)に沿って、図2Aのプレス機の中央部分の断面図であり、プレス機の要素の外側部分は、中央のプレス部分の明確さを高めるために取り除かれている。 圧縮ステップ時にノッチに近接している、図2のプレス機の中央部分の断面図であり、プレス機の要素の外側部分は、中央のプレス部分の明確さを高めるために取り除かれている。 初期圧縮ステップ中に交差している貫通ダイの先端部を明らかに示している、図6のプレス機の拡大断面図であり、残りのプレス機の要素は取り除かれている。 図7のプレス機の拡大斜視図であり、残りのプレス機の要素は取り除かれている。 排出ステップ時の線(D−D)に沿った、図2Aのプレス機の中央部分の断面図であり、プレス機の要素の他の部分は、中央部分の明確さを高めるために取り除かれている。 排出位置における図9のプレス機の端面図。 排出ステップ中の図9のプレス機の長手方向の断面図。 挿入端の仕上げ及びパッケージング前の圧縮タンポンプレジットの側面図。 本発明による、浅い分離型の溝形態を形成する代替実施形態で使用するためのタンポン、及び仕上げ成形型の斜視図。 本発明による、浅い分離型の溝形態を形成する代替実施形態で使用するためのタンポン、及びエンボス加工されたカレンダーロールの斜視図。 本発明によるタンポンの代替の実施形態の側面図。 本発明によるタンポンの第2の代替の実施形態の側面図。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される「溝」という用語及びその変化形は、タンポンの表面の凹みに関する。明確さのために、溝は、タンポン内部に少なくとも0.7mm(又はその半径の10%、どちらか大きいほう)延びる「貫通溝」であり得、又はそれらは、「浅い溝」、すなわちタンポン本体内部への有意な貫通(0.7mm以下、半径の10%以下)がない、主に表面の凹みであり得る。溝間の領域は、リブの形態をとってもよい。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される「溝形態」及びその変形は、溝、あるいはタンポンプレジットの少なくとも表面で一意の機構をもたらすような、視覚的に特定可能な方式で接続されている溝区分の組合せに関する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語「ターン」及びその変化形は、溝形態の一部分に関し、ここでは、溝及び/又は溝要素は、実質的にU型又は実質的にV型の構成において、それ自体の上で/それら自体を逆転させる。「ターン」はまた、実質的にY形状の構成など、挿入からほぼ線形の延長部を有し得るが、それは、両方の線が交点を越えて異なる経路に続く、交差する交点によって形成されるX形状又は+形状の構成などの複数の延長部は有さない(Ruhlmannの国際公開第2009/129910(A1)号に示されているものなど)。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される、溝形態に関する用語「主軸」及びその変化形は、溝形態の最も遠い点をつなぐ最短の線によって画定される。一般に、この主軸は、プレジットの一方の端部に近接する、少なくとも1つのターンを通過する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される「長手方向軸」という用語及びその変化形は、実質的にタンポンの中央を通って挿入端から抜去端に延びる軸に関する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語「自立形状」及びその変化形は、圧縮されて及び/又は成形されて、寸法安定性な一般的な形状及び寸法と見なされるタンポンプレジットに関する。例えば、自立型形状を有するデジタルタンポンは一般的に、一次包装又はオーバーラップが取り除かれた後、その形状を維持し、膣の挿入に対して、そのような形状を一般的に維持する。タンポンは体液を吸収することを意図され、かかる流体を吸収する時、使用時において実質的に形状を変え得るということが認識されている。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語「プレジット」及びその変化形は、体液を吸収するように設計された繊維などの吸収性材料のパッド又は圧定布に関する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語「実質的に長手方向に方向付けられる」及びその変化形は、45°超のらせん角度を有する溝、若しくは溝区分、又は溝形態に関する。
本明細書及び特許請求の範囲で使用される用語「繊維密度」及びその変化形は、所与の繊維構造体の容積における繊維と何もない空間の相対的比率に関する。
本発明は、体液がタンポンプレジットに吸収されることなく、表面に沿って流動する可能性が低いタンポンに関する。これは、挿入端及び抜去端に近接して交互に配置されるターンを形成するためだけに結合された、複数の実質的に長手方向溝区分を含む、連続的な溝形態を提供することによって達成される。この連続的な溝形態は、全体的に吸収性プレジットの周径を中心に、少なくとも180°周囲に延びる。これは、体液を処理する様々な特性を備える、視覚的に明確な区域を提供する。更に、ターンは、流体がタンポンプレジットの様々な部分に分配されるようにするための、少なくとも2つの溝経路を提供する。したがって、本発明は、改善された流体処理特性を提供するとして、従来技術によって認識されている複数の溝区分を備えるタンポンを提供するだけではなく、本発明はまた、タンポンに体液をより良く収容するための吸収性収容容器を含め、ユーザーに機能的利益を視覚的に伝える、分離した閉鎖吸収区域を提供する。
図1を参照して、婦人衛生用の膣内タンポン10は、ほぼ円筒形状の吸収性プレジット20、及びそこから延びる抜去要素30を含む。プレジット20は、長手方向軸線21、挿入端22(これはドーム23において終端し得る)、及び抜去端24を有する。プレジットは、自立形状に圧縮された繊維塊と、この繊維塊を実質的に包囲するシート様の液体透過性カバー25(例えば穿孔フィルムカバー)と、を含む。紐などの抜去要素30は、その抜去端24に近接するプレジット20に動作可能に接続され、ここから延びる。
プレジット20は、プレジット20の外側表面の周囲に配置された連続的な溝形態40を含む。図1の実施形態において、連続的な溝形態40は、挿入端22及び抜去端24に近接して交互に配置されるターン42を形成するためだけに結合された、複数の実質的に長手方向溝区分41を含む。上記のとおり、連続的な溝形態40は、全体的に吸収性プレジット20の周径を中心に、少なくとも180°周囲に延びる。好ましくは、連続的な溝形態40は、全体的に吸収性プレジット20の周径の周囲に延びる。例えば、この連続的な溝形態は、周径の周囲でジグザグ又はのこぎり歯のパターンで延びる。
溝区域は、直線、複数の結合した角度付き区域(例えばのこぎり歯の波形又は矩形の波形)、複数の湾曲した区域(例えば正弦波の波形)、及びこれらの組合せである構成を有し得る。溝区分41の構成は、溝形態40の周囲で異なってもよく、あるいはそれらは同じであってもよい。
吸収性プレジットは、自立形状に圧縮された繊維塊を含む。プレジットはまた、発泡体、超吸収体、ヒドロゲルなどの追加の吸収性材料を含み得る。本発明に好ましい吸収材料には、発泡体及び繊維が挙げられる。吸収性発泡体には、親水性発泡体、水性流体で濡れやすい発泡体、並びに発泡体自体を形成する気泡壁が液体を吸収する発泡体を挙げることができる。
好ましくは、吸収体の形成に使用される繊維には、再生セルロース繊維、天然繊維、及び合成繊維が挙げられる。好ましくは、本発明によるタンポンの形成に使用される材料には、繊維、発泡体、ヒドロゲル、木材パルプ、超吸収体などが挙げられる。有用な吸収体繊維の有用な非限定的なリストとしては、綿、木材パルプ、黄麻などの天然繊維、及び再生セルロース、硝酸セルロース、酢酸セルロース、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリオレフィン、ポリアミン、ポリアミド、ポリアクリロニトリルなどの加工繊維が挙げられる。吸収体に所望の特性を追加するために、上記の繊維に加えて他の繊維を含めてよい。好ましくは、タンポン繊維は、レーヨン、綿、又はそれらのブレンドであり、より好ましくは、この繊維はレーヨンである。この繊維は任意の有用な断面を有してもよい。
繊維の断面は多枝及び非枝(non-limbed)を含む。多枝再生セルロール繊維は、長年にわたって市販されてきた。これらの繊維は、非枝繊維よりも増加した比吸収率を有することが知られている。これらの繊維の市販されている例は、Kelheim Fibres GmbH(Kelheim,Germany)から市販されているGalaxy(登録商標)多枝ビスコースレーヨン繊維である。これらの繊維は、Wilkesらの米国特許第5,458,835号に詳細に記載され、その開示は、本明細書に援用するものである。好ましくは、繊維は親水性繊維を含み、より好ましくは、繊維は吸収性繊維、すなわち個々の繊維はそれ自体が流体を吸収する。有用なタンポン繊維の有用な非限定的なリストとしては、綿、木材パルプ、黄麻、麻布などの天然繊維、及び再生セルロース、硝酸セルロース、酢酸セルロース、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール、ポリオレフィン、ポリアミン、ポリアミド、ポリアクリロニトリルなどの加工繊維が挙げられる。吸収体に所望の特性を追加するために、上記の繊維に加えて他の繊維を含めてよい。例えば、タンポンの外側表面に使用され得る疎水性繊維は、表面湿潤性を低減させることができ、親水性繊維は、身体内及び身体のあらゆる場所の流体移動の速度を上昇させるために使用され得る。好ましくは、タンポン繊維は、レーヨン又は綿であり、繊維はレーヨンであることがより好ましい。この繊維は任意の有用な断面を有してもよい。
プレジットは、シート様のカバー材料液体透過性カバーによって実質的に包囲される繊維塊を含む。したがって、カバーは、タンポンの外側表面の大部分を包囲する。これは、Frieseの米国特許第4,816,100号に開示されるように達成されてもよく、その開示は、本明細書に援用するものである。更に、タンポンの片方又は両方の端がカバーによって包囲されてもよい。当然ながら、処理や他の理由のために、タンポンの表面のいくらかの部分にはカバーがなくてもよい。例えば、タンポンの挿入端及びこの端に隣接する円筒形表面の一部分が、タンポンが流体を受け入れやすいようにカバーなしで露出されていてもよい。
カバーは、体腔へのタンポンの挿入を容易にすることができ、また繊維がタンポンから分離する可能性を低くすることができる。有用なカバーは、当業者に既知のものであり、それらは一般に、機械方向及び断面方向の両方において低伸長性を備え、寸法安定性である。そのようなカバーは、(熱接着などによって)融合された外側繊維層、不織布、有孔フィルムなどから選択されることができる。カバーは、疎水仕上げされることが好ましい。
溝の付いた区域を備える、本発明の婦人衛生用の膣内タンポンの形成に有用な方法は、開放繊維構造から始まる。開放構造は、不織布繊維ウェブ、不規則若しくは実質的に均一に配向された繊維、及び、発泡体又は粒子などの任意の材料の塊であってもよい。次いで、この塊はタンポンブランクを形成するように処理される。
本発明に有用な不織布は、当業者によって所望される任意の方法で形成されてもよい。例えば、繊維は、鋸歯状開綿機内で繊維を連続的に測定することによって、開綿する及び/又はブレンドすることができる。ブレンドされた繊維は、繊維ウェブを形成するために、例えば導管を通る空気によって、梳綿場に輸送することができる。あるいは、実質的に不規則に配向された繊維塊は、繊維を開綿するかつ/又はブレンドし、それらを例えばティーバッグ型タンポンブランクを形成するための場所に上記のように輸送することによって、形成することができる。更なるプロセスは、繊維トウ内に配向された繊維を採用してもよい。
タンポンブランクは、タンポンを形成するために更に処理されてもよい。タンポン形成プロセスにおいて、ウェブは薄い繊維スライバに形成され、タンポンブランクを形成するために螺旋状に巻かれてもよい。更に、タンポンの繊維状吸収部分を実質的に含有するように、液体透過性カバー材料がタンポンブランクの周囲に巻かれてもよい。本明細書に援用する米国特許第7,845,055号(Kimballら)に開示されているように、スライバの選択的ニードルパンチを用いて繊維性スライバを処理することが望ましい場合がある。
図2〜12に示されているように、所定の仕上がり直径を有する、図1の婦人衛生用の膣内タンポンは、(1)中央プレス軸104及び実質的に円筒形の周径を有するほぼ円筒形のプレス凹型102と、(2)複数の細長いプレスダイ、とを有するプレス機100の内部で形成され得る。プレス機100の部分切欠斜視図が図2に示されている。この図は、16のプレスダイのうちの7つのみを含み、プレスカムの一部分は明確にするために取り除かれている。プレスダイは、完成したタンポンプレジット内に延びる、1セットの貫通溝を画定するためのプレス面を有する貫通ダイ106と、表面形状(結果として生じる圧縮タンポンプレジットの外側表面上の浅い溝を含む)を形成する、又は結果として生じる圧縮タンポンプレジットの外側表面を平滑にする、又は結果として得られる圧縮タンポンプレジットを、排出ステップ時にプレス機から外にガイドするための連続的な直径を形成するための形成ダイ108と、を含んでもよい。貫通ダイ106及び形成ダイ108は、円筒形のプレス凹型の周径を中心に交互である。
プレスダイの更なる詳細は、図2の底部の右の4つのプレスダイの拡大図である図3に見ることができる。この図において、第1の貫通ダイ106aは、プレス面107、及び第1の溝区分41aに対応する形状を有し、第2の貫通ダイ106bは(図1の)第2の溝区分41bに対応する形状を有する。図3にて分かるように、第1の貫通ダイ106aの1つの端部150aは、第2の貫通ダイ106bの対応する端部150bを越えて延びる。実際に、第2の貫通ダイ106bの端部150bは、挿入端22に近接してタンポンプレジット20の表面にターン42を形成するために(図1に示されるように)、第1の貫通ダイ106aに向かって湾曲されている。この実施形態では、第1の貫通ダイ106aの端部150aは、図1のタンポンプレジット20の挿入端22に対応する。更に、タンポンプレジットの抜去端24に対応する、第1の貫通ダイ106aの1つの端部151aはまた、第2の貫通ダイ106bの対応する端部151bを越えて延びる。再び、第2の貫通ダイ106bの端部151bは、第1の貫通ダイ106aに向かってその反対側において湾曲されており、連続的な溝形態の形成を可能にする。
分離型の溝形態40のターン42は、溝区分41aと41bとの間の結合によって形成される(図1を参照)。連続的な溝形態40を形成するために、貫通ダイ106a、106bは、タンポンブランク200(図4を参照)の圧縮時に横断する経路上を移動し、プレジット20を形成する。したがって、より長い貫通ダイ106aは、(端部150aから離間されているが)端部150aに近接して形成されているノッチ152(図3を参照)を有し、貫通ダイ106bの端部150bが、貫通ダイ106aの移動経路を通過するのを可能にする。更に、より長い貫通ダイ106aは、(端部151aから離間されているが)端部151aに近接して第2のノッチ152を有し、その反対側で第2の貫通ダイ106bの端部151bを可能にする。
形成ダイ108は、それらの間に配置される貫通孔第106の形状を収容するような形状に成形される。このように、形成ダイ108aは、溝区分41a及び41b、並びにターン42によって収容されるプレジット20の表面に対応する。この形成ダイ108aは、形成ダイ108bよりも短い。
前述の説明において、4つの圧縮片のグループ化を必要なだけ繰り返して、全体的に吸収プレジットの周径の周囲で約180°延びる、連続的な溝形態を提供してもよい。あるいは、4つのプレスダイのうちの3対が存在してもよい。
この方法において、ほぼ円筒形のタンポンブランク200が、図4に示されている開放位置において、プレス凹型102内に挿入され(図2Bのプレス機の断面及び第1の貫通ダイ106aにおけるノッチ152に近接しているタンポン。プレス機の内部から図1のタンポンの挿入端に対応するプレス機の端部に向かって見ている)、その後、初期圧縮ステップが実施される。この初期圧縮ステップにおいて、少なくとも貫通ダイ106は、図6において、並びに図7及び8において詳細に示されているように、プレス凹型102内に、所定の仕上がり直径より小さい、プレス軸線104からの明確な距離「r」(図7を参照)を有して、貫通ダイの閉鎖位置に移動される。この位置(図8)では、第2の貫通ダイ106bは閉鎖位置の貫通ダイ内の第1の貫通ダイ106aにおいて、ノッチ152を横断するということが分かる。この初期圧縮ステップは、タンポンの圧縮された繊維コアを形成し、ディジタル挿入として当該技術分野において既知のタンポンアプリケータを必要としない、容易な挿入のための強度をカラムにもたらす。
一実施形態において、プレフォームの実質的に長手方向のリブに、中央のプレス軸に向かって方向付けられた半径方向圧力を適用し、プレフォームと比較して減少した直径の圧縮タンポンプレジットを提供する、第2の圧縮ステップが、図9(プレス凹型の中心に近接しているプレス機の断面図)及び図10(プレス機の端面図)に示されている。このステップにおいて、貫通ダイ106は、形成ダイ108が、貫通ダイを越えてプレス軸に向かって前進できるように十分な、プレス軸からの明確な距離を取るように後退する。次いで、形成ダイのセットは、閉鎖位置の形成ダイに移動する。押し込みロッド110(図11に示されている)を用いて、圧縮タンポンプレジットの一方の端部を押すことにより、圧縮タンポンプレジットをプレス機から取り外せるようにする、圧縮タンポンプレジットのための実質的に平滑なガイドを提供するために、圧縮タンポンプレジットは、形成ダイ108を使用して、プレス凹型102から排出されてもよい。
タンポンは更に成形され、パッケージ化されてもよい。例えば、挿入端は、半球形若しくは楕円形のドーム形状に形成されてもよく、タンポンはタンポンの最終形状を指示することもできる、一次包装材料に包囲されてもよい。
少し詳細に、図2及び3のタンポンプレス機100は、カム120、貫通ダイアセンブリ130、及び形成ダイアセンブリ140を含む。カム120はほぼ円形であり、スロット122を含み、カムがプレス軸線104を中心に旋回する時、ダイアセンブリ130、140をプレス凹型102の内部及び外部に付勢する。貫通ダイアセンブリ130はそれぞれ、一対の滑走部(例示の滑走部132は、カム120の一方の側に示されており、示されていないのはカム120の反対側上のものである)及び貫通ダイ106を含む。形成ダイアセンブリ140はそれぞれ、一対の滑走部(例示の滑走部142は、カム120の一方の側に示されており、示されていないのはカム120の反対側上のものである)及び形成ダイ108を含む。あるいは、複数のカム120a、120bは、ダイの移動の制御により多くの変動制を可能にするように使用されてもよい(例えば、あるカムは貫通ダイ106を操作することができ、他のカムは形成ダイを操作することができる)。
プレス機100からの排出時に、圧縮されたプレジット20は図12に示されているようにほぼ円筒形である。圧縮された溝区分は全体的に、挿入端22から抜去端24まで延びる。プレジットのターン43から挿入端22まで延びる、これらの通過した溝区分50は本質的に、上記のドーム形成時に再構築され、それらを審美的かつ機能的に実質的に排除する。これは、ドーム23の領域におけるカバー25の欠如によって強化される。
代替の実施形態において、具体的には、複数のカムによって制御されたプロセスによって可能になることで、貫通ジョー106a、106bは、それらを別々に前進させるように制御されてもよい。例えば、貫通ジョー106bは、閉鎖位置に前進して、十分に引かれて、貫通ジョー106aが閉鎖位置においてプレス軸104に向かって前進できるようにする。これは、2つの貫通ジョーが同じ空間を占有する必要がないため、貫通ジョー106aにおけるノッチ152の必要性を排除する。更に、以下の実施形態に記載されるように、これは貫通ジョー106aがプレス機からの排出時に、圧縮タンポンプレジット20と接触したままであるのを可能にし得る。
前述の詳細の実施形態が、8つの結合した溝区分を有するタンポンを説明している一方で、溝区分の数は、所望のとおり様々であってもよい。偶数又は奇数の溝区分が存在してもよい。
更に他の代替の方法では、タンポンブランクは、長手方向の溝が実質的に平滑にされ、それらの外観を減少させ、浅い分離型の溝形態が圧縮される、追加のポストプロセスを用いて、Frieseらの米国特許第4,816,100号、Leutwylerらの同第5,813,102号、Schwankhardtの同第5,909,884号、及び/又はSchoellingの米国特許出願公開第2002−0151859(A1)号(これらの開示は、本明細書に援用するものである)に記載のとおり圧縮されてもよい。例えば、図13に示すように、Leutwylerらの米国特許第5,813,102号の教示により作製されたタンポン320は、タンポン320の直径よりも小さい直径を有する仕上げ成形型330内に挿入される。図13の実施形態では、3つの成形型が使用され、3つの成形要素330のうちの1つのみが、明確さのために示されている。他の成形要素は、タンポン320の周囲に均等に離間されて延びる。仕上げ成形型330の内側表面332は、浅い分離型の溝形態(図1の分離型の溝形態に類似)を形成することができる隆起要素334のパターンを有する。あるいは、図14に示されているように、タンポン320は、望ましい分離型の溝形態に対応するエンボス加工されたパターン342を有するカレンダーローラー340と、アンビルローラー350との間のニップにおいて、タンポンの少なくとも1回の旋回に関して挿入され、保持され得る。これは、図1に示されているように、望ましい浅い分離型の溝形態が、タンポンの表面に圧入されることになる。
更に、図15に示すように、タンポン10は、少なくとも1つの連続的な溝形態40に加えて、分離型の溝形態60を含み得る。あるいは、図16に示されているように、タンポン10は、少なくとも2つの連続的な溝形態40を含み得る。
上記の明細書及び実施形態は、本願において開示される発明の完全かつ非限定的な理解を補助するために提示される。本発明の多くの変形及び実施形態が、その趣旨及び範囲から逸脱せずに作製され得、本発明は以下に添付される請求項に示される。
〔実施の態様〕
(1) 婦人衛生用の膣内タンポンであって、
a)周径、長さ、長手方向軸線、挿入端、及び抜去端を有する、ほぼ円筒形の吸収性プレジットであって、
i)自立形状に圧縮された繊維塊、及び
ii)前記繊維塊を実質的に包囲するシート様の液体透過性カバーを含む、ほぼ円筒形の吸収性プレジットと、
b)前記ほぼ円筒形のプレジットに、該プレジットの前記抜去端に近接して操作可能に接続された、抜去要素と、を含み、
前記吸収性プレジットは、前記挿入端及び前記抜去端に近接して交互に配置されるターンを形成するためだけに結合された、複数の実質的に長手方向の溝区分を含む、少なくとも1つの連続的な溝形態を含み、前記連続的な溝形態は、前記ほぼ円筒形の吸収性プレジットの前記周径の周囲に少なくとも180°延びる、タンポン。
(2) 前記少なくとも1つの連続的な溝形態が、前記ほぼ円筒形の吸収性プレジットの前記周径全体の周囲に延びる、実施態様1に記載のタンポン。
(3) 前記プレジットが、少なくとも2つの連続的な形態を含む、実施態様1に記載のタンポン。
(4) 少なくとも1つの追加の溝、又は連続的な溝形態、及びそれ以外のものを更に含む、実施態様1に記載のタンポン。
(5) 前記少なくとも1つの連続的な溝形態が、前記プレジット内へ該プレジットの半径の少なくとも10%延びる、実施態様1に記載のタンポン。
(6) アプリケータに収容される、実施態様1に記載のタンポン。
(7) 前記少なくとも1つの連続的な溝形態を形成することができる隆起要素でパターン化された内側表面を有する成形型で、圧縮タンポンを成形することによって形成される、実施態様1に記載のタンポン。
(8) 1つ又は2つ以上のアンビルロールと、前記少なくとも1つの連続的な溝形態に対応するエンボス加工されたパターンを有するカレンダーロールとの間のニップにおいて、圧縮タンポンをカレンダー加工することによって形成される、実施態様1に記載のタンポン。

Claims (7)

  1. 婦人衛生用の膣内タンポンであって、
    a)周径、長さ、長手方向軸線、挿入端、及び抜去端を有する、円筒形の吸収性プレジットであって、
    i)自立形状に圧縮された繊維塊、及び
    ii)前記繊維塊を包囲するシート様の液体透過性カバーを含む、円筒形の吸収性プレジットと、
    b)前記円筒形のプレジットに、該プレジットの前記抜去端に操作可能に接続された、抜去要素と、を含み、
    前記吸収性プレジットは、複の長手方向の溝区分を含む、少なくとも1つの連続的な溝形態を含み、前記溝区分は、前記挿入端方向から前記抜去端方向に反転するターンと、前記抜去端方向から前記挿入端方向に反転するターンと、を形成するためだけに結合されており、前記ターンそれぞれが交互に配置され、前記連続的な溝形態は、前記円筒形の吸収性プレジットの前記周径全体の周囲に延びる、タンポン。
  2. 前記プレジットが、少なくとも2つの連続的な形態を含む、請求項1に記載のタンポン。
  3. 少なくとも1つの追加の溝、又は連続的な溝形態、及びそれ以外のものを更に含む、請求項1に記載のタンポン。
  4. 前記少なくとも1つの連続的な溝形態が、前記プレジット内へ該プレジットの半径の少なくとも10%延びる、請求項1に記載のタンポン。
  5. アプリケータに収容される、請求項1に記載のタンポン。
  6. 前記少なくとも1つの連続的な溝形態を形成することができる隆起要素でパターン化された内側表面を有する成形型で、圧縮タンポンを成形することによって形成される、請求項1に記載のタンポン。
  7. 1つ又は2つ以上のアンビルロールと、前記少なくとも1つの連続的な溝形態に対応するエンボス加工されたパターンを有するカレンダーロールとの間のニップにおいて、圧縮タンポンをカレンダー加工することによって形成される、請求項1に記載のタンポン。
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