JP6327026B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
障害が発生した情報処理装置から障害時の情報を取得する方法として、ダンプ処理が例示される。ダンプ処理は、情報処理装置の主記憶部およびCentral Processing Unit(CPU)のレジスタ等に記憶されているデータを補助記憶部等に記憶する処理を含む。以下、本明細書において、ダンプ処理で取得される情報は、ダンプ情報とも称される。ダンプ処理は、Basic Input/Output System(BIOS)等のファームウェアあるいはOperation System(OS)によって実行される。ダンプ処理の一例として、BIOS等のファームウェアによって実行されるStand Alone DUMP(SADUMP)処理がある。
特開平7−183891号公報 特開2007−334403号公報 特開2006−072997号公報 特開2007−133544号公報
SADUMP処理は、障害によってOS等が停止された場合に、BIOS等のファームウェアによって実行される。そのため、SADUMP処理が実行されている間、情報処理装置はSADUMP処理以外の処理を実行できない虞がある。その結果、SADUMP処理が実行されている間、当該情報処理装置によって提供されていたサービス等は停止される虞がある。また、情報処理装置に搭載されるメモリ容量の増大にしたがって、SADUMP処理の処理時間は長時間化する。その結果、情報処理装置のサービス稼働率が低下する虞がある。そこで、開示の技術の1つの側面は、SADUMP処理による情報処理装置のサービス稼働率低下を抑制する。
開示の技術の1つの側面は、次のような情報処理装置によって例示される。
本情報処理装置は、ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる。本情報処理装置は、選択部、実行部および作成部を備える。選択部は、障害が発生したパーティションに含まれるユニットからユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択する。実行部は、選択部によって選択されたユニットに対してダンプ処理を実行する。作成部は、ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成する。
本情報処理装置は、SADUMP処理による情報処理装置のサービス稼働率低下を抑制する事ができる。
比較例における運用システムを例示する図である。 運用システムで作成されたパーティションのシステムアドレスマップを例示する図である。 SADUMP処理部の処理ブロックを例示する図である。 比較例におけるSADUMP処理の流れを例示する図である。 比較例における初期化処理部の処理の流れを例示する図である。 比較例におけるダンプ領域選定部の処理の流れを例示する図である。 比較例におけるダンプ実行部の処理の流れを例示する図である。 実施形態における運用システムおよび管理システムを例示する図である。 SADUMP処理部の処理ブロックを例示する図である。 実施形態におけるSADUMP処理の流れを例示する図である。 実施形態における初期化処理部の処理の流れを例示する図である。 実施形態におけるダンプ領域選定部の処理の流れを例示する図である。 実施形態におけるダンプ実行部の処理の流れを例示する図である。 実施形態におけるダンプ完了領域処理部の処理の流れを例示する図である。 実施形態におけるSADUMP処理の完了時の処理の流れを例示する図である。 新規パーティションが作成された運用システムを例示する図である。 システムボードが新規パーティションに追加された運用システムを例示する図である。 実施形態におけるSADUMP処理の流れを例示する図である。 実施例の構成を例示する図である。 実施例における運用システムを例示する図である。 新規に作成されたパーティションを含む運用システムを例示する図である。 パーティションにシステムボードを追加した運用システムを例示する図である。 SADUMP処理が完了した運用システムを例示する図である。 実施例における、管理コントローラおよび各パーティションの処理の流れを例示する図である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る情報処理装置について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、本情報処理装置は実施形態の構成に限定されない。
<比較例>
比較例では、CPUおよびメモリ等を搭載したシステムボードとIOデバイスを備えたIOユニットを任意の数組み合わせることで、パーティションを作成可能な情報処理装置が例示される。作成されたパーティションは、独立した情報処理装置として動作できる。パーティションは、例えば、ウェブサービス等のサービスを外部の情報処理装置に対して提供する。パーティションに障害が発生すると、発生した障害の原因を調査するため、ダンプ情報が取得される。ダンプ情報は、例えば、メモリおよびCPUのレジスタに記憶されているデータを含む。ダンプ情報を取得する処理は、例えば、BIOSによって実行されるSADUMP処理である。比較例では、パーティションに障害が発生した場合、当該パーティションに含まれる全てのシステムボードおよびIOユニットのSADUMP処理が実行される。全てのシステムボードおよびIOユニットのSADUMP処理の実行後、当該パーティションによって提供されるサービスが再開される。以下、図1〜図7を参照して、比較例が説明される。
図1は、比較例における運用システム701を例示する図である。運用システム701
はネットワーク420を通じて図示しない外部の機器と接続されている。
運用システム701は、情報処理装置である。運用システム701は、システムボード401a、IOユニット401bおよび管理コントローラ401cを備える。運用システム701は、任意の数のシステムボード401aおよびIOユニット401bを組み合わせることで、パーティションを作成可能である。作成されたパーティションは、独立した情報処理装置として動作できる。運用システム701は、複数のパーティションを作成できる。図1では、運用システム701に搭載されている全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bによって、パーティションAが作成されている。パーティションAは、例えば、ネットワーク420を介して接続された他の情報処理装置に対してウェブサービス等のサービスを提供している。
パーティションを作成する技術として、例えば、ダイナミックパーティションが例示される。ダイナミックパーティションは、OSが稼働しているパーティションに対して、システムボード401aの追加あるいは削除が可能である。以下、本明細書において、OSが稼働しているパーティションに対してシステムボード401aを追加する処理をhot―addと称する。また、以下、本明細書において、OSが稼働しているパーティションからシステムボード401aを削除する処理をhot―removeと称する。hot―addおよびhot―removeは、BIOSの指示によって、管理コントローラ401cが実行する。稼働中のパーティションに含まれるシステムボード401aの数は、ダイナミックパーティションによって変更可能である。
システムボード401aは、CPU、メモリ、Read Only Memory(ROM)およびPCI Express Switch(PCIeSW)を備える。CPU、メモリ、ROMおよびPCIeSWは、相互にバスで接続されている。システムボード401aのCPUは、バスによって管理コントローラ401cと接続されている。CPUがプログラム等をメモリの作業領域に実行可能に展開し、プログラム等の実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、パーティションA等の情報処理装置は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。メモリは、パーティションA等の情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体である。メモリには、SADUMP処理によって取得されるCPUのレジスタに記憶されているデータを格納する領域が予約されている。以下、本明細書において、CPUのレジスタに記憶されているデータを格納するために予約されているメモリ領域をメモリの予約領域と称する。メモリおよびROMは、CPUから直接アクセスされる記憶部として例示される。メモリは、揮発性の記憶部である。メモリは、例えば、Random Access Memory(RAM)である。ROMは、不揮発性の記憶部である。ROMには、例えば、BIOSが記憶される。BIOSは、SADUMP処理部100を含む。システムボード401aは、PCIeSWを介してIOユニット401bと接続される。なお、システムボード401aは、図ではSBと記載されている。
IOユニット401bは、IOデバイスを備える。IOデバイスは、例えば、入出力装置である。IOデバイスは、IOコントローラ、ネットワークコントローラあるいはディスクコントローラとして例示される。IOユニット401bは、PCIeSWを介して、システムボード401aと接続される。IOユニット401bが備える各IOデバイスの設定情報は、システムボード401aのメモリに記憶される。IOユニット401bは、PCIのHot Plugによって、パーティションに対して追加あるいは削除される。PCIのHot Plugは、管理コントローラ401cによって実行される。なお、IOユニット401bは、図ではIOUと記載されている。
IOユニット401bのディスクコントローラには、図示しないハードディスクが接続されている。ハードディスクには、ダンプ情報を格納する領域が予約されている。以下、
本明細書において、ダンプ情報を格納するために予約されているハードディスクの領域をハードディスクの予約領域と称する。ハードディスクは、パーティションAの補助記憶部に相当する。ハードディスクは、各種のプログラム及び各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。ハードディスクは、外部記憶装置とも呼ばれる。ハードディスクには、OS、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。
パーティションAの補助記憶部は、ハードディスク以外の態様によって実現されてもよい。補助記憶部は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッドステートディスク(Solid State Disk、SSD)等を用いることができる。また、補助記憶部は、例えば、Compact Disc(CD)ドライブ装置、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブ装置、Blu−ray(登録商標) Disc(BD)ドライブ装置等を用いてもよい。また、補助記憶部として、Network Attached Storage(NAS)あるいはStorage Area Network(SAN)が用いられてもよい。
情報処理装置等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、情報処理装置等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうち情報処理装置等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、パーティションAに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
ネットワーク420は、情報処理装置を相互に接続するコンピュータネットワークである。ネットワーク420は無線であっても有線であってもよい。ネットワーク420には、例えば、インターネット、電話回線、Virtual Private Network(VPN)、Local Area Netowrk(LAN)、コンピュータメーカーによる専用バス、ファイバーチャネル(FC)あるいは無線LAN等様々な方式が適用可能である。
図2は、運用システム701で作成されたパーティションのシステムアドレスマップを例示する図である。図2は、インテル社のx86アーキテクチャのシステムアドレスマップを例示する。x86アーキテクチャは、以下本明細書においてx86と称する。x86では、システムアドレス0x80000000から0x100000000までの領域はIOデバイスによって使用される領域である。IOデバイスによって使用される領域には、Memory Mapped Configuration(MMCFG)領域およびMemory Mapped Input/Output(MMIO)領域が含まれる。MMCFG領域は、各IOデバイスのPCIコンフィグレーション空間として使用される。PCIコンフィグレーション空間には、各IOデバイスの設定情報が記憶される。MMIO領域は、情報処理装置のCPUがIOデバイスにアクセスする際に用いられる。図2のSB#0〜SB#zは、それぞれのシステムボード401aのメモリに割り当てられたアドレス空間を例示する。
<SADUMP処理部100の処理ブロック>
図3は、SADUMP処理部100の処理ブロックを例示する図である。図3では、SADUMP処理部100の処理ブロックとして、初期化処理部101、ダンプ領域選定部102およびダンプ実行部103が例示されている。例えば、図1のシステムボード401aに備えられたCPUが図3の各処理ブロックとしてメモリに実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行する。ただし、図3のいずれかのブロックの少なくとも一部はハードウェア回路を含んでもよい。
初期化処理部101は、SADUMP処理の初期化処理を行う。初期化処理部101は、SADUMPの初期化処理として、CPUのレジスタに記憶されているデータをメモリの予約領域にコピーする。また、初期化処理部101は、SADUMP処理の初期化処理として、INIT割り込みを発行する。INIT割り込みによって、パーティションAのBIOSは、メモリ初期化処理を省略してパーティションAの初期化を行う。さらに、初期化処理部101は、ハードディスクドライバをロードしてディスクコントローラを初期化する。ディスクコントローラが初期化されることで、IOユニット401bのディスクコントローラに接続されているハードディスクがダンプ情報の出力先として利用される。
ダンプ領域選定部102は、障害が発生したパーティションAに含まれるシステムボード401aおよびIOユニット401bをSADUMP処理の対象として選定する。ダンプ領域選定部102は、CPUのレジスタからシステムアドレスマップを取得する。ダンプ領域選定部102は、取得したシステムアドレスマップを基に、障害が発生したパーティションAに含まれるシステムボード401aおよびIOユニット401bをSADUMP処理の対象として選定する。比較例では、システムアドレスマップを基に、パーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bがSADUMP処理の対象として選定される。
ダンプ実行部103は、ダンプ領域選定部102によって選定されたシステムボード401aおよびIOユニット401bに対して、SADUMP処理を実行する。ダンプ実行部103は、選定されたシステムボード401aあるいはIOユニット401bのアドレス領域を読み込み、IOユニット401bに接続されたハードディスク内に用意された予約領域にコピーする。
<比較例におけるSADUMP処理の流れ>
図4は、比較例におけるSADUMP処理の流れを例示する図である。以下、図4を参照して、パーティションAで障害が発生した場合の、SADUMP処理部100によるSADUMP処理の流れが説明される。
T101では、初期化処理部101が初期化処理を行う。初期化処理は、ダンプ情報の出力先となるハードディスクが接続されているディスクコントローラの初期化処理を含む。T102では、ダンプ領域選定部102が、SADUMP処理の対象となる領域を選定する。比較例では、SADUMP処理の対象となる領域は、パーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bである。T103では、ダンプ実行部103が、T102で選定された領域に対してSADUMP処理を実行する。
図5〜図7は、図4で説明した各処理の詳細を説明する図である。以下、図5〜図7を参照して、図4で説明した各処理の詳細を説明する。
図5は、比較例における初期化処理部101の処理の流れを例示する図である。T201では、初期化処理部101は、CPUのレジスタに記憶されているデータをメモリの予約領域にコピーする。T202では、初期化処理部101は、INIT割り込みを発行する。INIT割り込みによって、パーティションAのBIOSは、メモリ初期化処理を省略してパーティションAの初期化を行う。T203では、初期化処理部101は、ディスクドライバをロードしてディスクコントローラを初期化する。
図6は、比較例におけるダンプ領域選定部102の処理の流れを例示する図である。図6を参照して、ダンプ領域選定部102の処理について説明する。T301では、ダンプ領域選定部102は、CPUのレジスタからシステムアドレスマップを取得する。ダンプ
領域選定部102は、取得したシステムアドレスマップを参照し、SADUMP処理の対象となる領域を選定する。選定される領域は、パーティションAに含まれる各システムボード401aに割り当てられたすべてのメモリ領域およびIOユニット401bのMMCFG領域を含む。各システムボード401aに割り当てられたメモリ領域は、例えば、図2において、SB#0のメモリ〜SB#zのメモリとして例示されている。
図7は、比較例におけるダンプ実行部103の処理の流れを例示する図である。図7を参照して、ダンプ実行部103の処理の流れを説明する。T401では、ダンプ実行部103は、ダンプ領域選定部102によって選定されたSADUMP処理の対象となる領域のメモリの内容を読み込む。読み込まれたメモリの内容は、ハードディスクの予約領域にコピーされる。この際、メモリの予約領域にコピーされたCPUのレジスタの値も、ハードディスクの予約領域にコピーされる。ダンプ実行部103は、この処理によって、パーティションAに含まれるメモリの内容およびIOデバイスの設定情報をハードディスクにコピーできる。その後、パーティションAは、例えば再起動されることで、サービスの提供を再開する。
以上で説明された比較例では、障害が発生したパーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bについてのSADUMP処理が完了するまで、パーティションAは他の処理を実行できない。そのため、SADUMP処理の対象となるメモリ容量が増加するにしたがって、パーティションAによって提供されるサービスの停止時間が長くなる虞がある。その結果、サービス稼働率が低下する虞がある。
<実施形態>
比較例では、障害の発生したパーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bのSADUMP処理が完了されるまで、パーティションAのサービスが再開されなかった。実施形態では、メモリ搭載量の少ないシステムボード401aあるいは搭載しているIOデバイス数の少ないIOユニット401bを優先してSADUMP処理を行う情報処理装置について説明する。本情報処理装置は、SADUMP処理を終えたシステムボード401aおよびIOユニット401bで新規パーティションを作成する。新規パーティションは、障害の発生したパーティションによって提供されていたサービスを引き継ぐ。その後、新規パーティションの運用と並行して、障害のあったパーティションに含まれるシステムボード401aおよびIOユニット401bのSADUMP処理が継続される。そのため、すべてのシステムボード401aおよびIOユニット401bのSADUMP処理の完了を待たずに障害の発生したパーティションで提供していたサービスを再開できる。システムボード401aおよびIOユニット401bは、「ユニット」の一例である。パーティションAは、「ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティション」の一例である。以下、図面を参照して、実施形態が説明される。なお、実施形態において、比較例と同様の構成要素については同一の符号を付し、詳細な説明は省略される。
図8は、実施形態の運用システム401および管理システム410を例示する図である。運用システム401および管理システム410はネットワーク420を通じて接続されている。
運用システム401は、情報処理装置である。運用システム401は、SADUMP処理部100aを有する点で、比較例の運用システム701と異なる。
管理システム410は記憶装置である。管理システム410は、運用システム401からネットワーク420を介して受信したデータをダンプ用ディスク430に保存する。管理システム410は、CPU、メモリ、PCIeSW、ネットワークコントローラ、ディ
スクコントローラおよびダンプ用ディスク430を備える情報処理装置である。図8において、管理システム410は、Internet Small Computer System Interface(iSCSI)サーバとして例示されている。しかしながら、管理システム410は、iSCSIサーバに限定されない。管理システム410は、運用システム401と接続可能な記憶装置であれば、様々な方式を採用できる。管理システム410は、例えば、Storage Area Network(SAN)、Network Attached Storage(NAS)あるいはクラウドシステム上に設けられた記憶装置であってもよい。管理システム410は、「外部記憶装置」の一例である。
<SADUMP処理部100aの処理ブロック>
図9は、SADUMP処理部100aの処理ブロックを例示する図である。図9では、SADUMP処理部100aの処理ブロックとして、初期化処理部101a、ダンプ領域選定部102a、ダンプ実行部103aおよびダンプ完了領域処理部104が例示されている。例えば、図8のシステムボード401aに備えられたCPUが図9の各処理ブロックとしてメモリに実行可能に展開されたコンピュータプログラムを実行する。ただし、図9のいずれかのブロックの少なくとも一部はハードウェア回路を含んでもよい。
初期化処理部101aは、SADUMPの初期化処理を行う。初期化処理部101aは、iSCSIによって、IOユニット401bのネットワークコントローラを管理システム410に接続する点で、初期化処理部101と異なる。
ダンプ領域選定部102aは、パーティションAに含まれるシステムボード401aからSADUMPの対象とするシステムボード401aを選定する。また、ダンプ領域選定部102aは、SADUMP処理を行っていないシステムボード401aあるいはIOユニット401bがあるか否かを判定する。ダンプ領域選定部102aは、SADUMP処理が実施されていないシステムボード401aのうち、SADUMP処理が短時間で終了するシステムボード401aを選定する。SADUMP処理の処理時間は、処理対象となるシステムボード401aに搭載されているメモリの容量にしたがって増大する。そこで、ダンプ領域選定部102aは、メモリ搭載量の少ないシステムボード401aを優先してSADUMP処理の対象として選定する。
より詳細には、ダンプ領域選定部102aは、CPUのレジスタからシステムアドレスマップを取得する。ダンプ領域選定部102aは、取得したシステムアドレスマップを基に、メモリ搭載量の少ないシステムボード401aをSADUMP処理の対象として選定する。
ダンプ情報は、後述するダンプ実行部103aによって複数のネットワークコントローラに分散されて、管理システム410に出力される。そこで、ダンプ領域選定部102aは、選定されたシステムボード401aに割り当てられているアドレス領域をパーティションAに含まれるネットワークコントローラの数に基づいて分割してもよい。
さらに、ダンプ領域選定部102aは、初回のダンプ領域選定の場合、IOユニット401bもダンプ領域として選定する。IOユニット401bのダンプ処理は、MMCFG領域に対するダンプ処理として実行される。MMCFG領域の使用量は、IOユニット401bに搭載されるIOユニットの数にしたがって増大する。その結果、IOユニット401bに対するダンプ処理の処理時間は、IOユニット401bに搭載されるIOデバイス数に応じて増大する。そのため、ダンプ領域選定部102aは、IOデバイスの搭載数が最も少ないIOユニット401bを選定する事が好ましい。ダンプ領域選定部102aは、「選択部」の一例である。
ダンプ実行部103aは、ダンプ情報を管理システム410に出力する点で、ダンプ実行部103と異なる。ダンプ実行部103aは、複数のネットワークコントローラに分散してダンプ情報を管理システム410に出力してもよい。ダンプ実行部103aは、「実行部」の一例である。
ダンプ完了領域処理部104は、ダンプ処理を完了したシステムボード401aとIOユニット401bとを組み合わせることで新規パーティションを作成する。ダンプ完了領域処理部104は、管理コントローラ401cに対し、ダンプ実行部103aによるダンプ処理が終了したシステムボード401aあるいはIOユニット401bをパーティションAから切り離すように指示する。さらに、ダンプ完了領域処理部104は、管理コントローラ401cに対し、パーティションAから切り離されたシステムボード401aおよびIOユニット401bを用いて、新規パーティションを作成するように指示する。
管理コントローラ401cは、ダンプ完了領域処理部104から指示を受けたシステムボード401aあるいはIOユニット401bをパーティションAから切り離す。管理コントローラ401cは、例えば、hot−removeによって、システムボード401bをパーティションAから切り離す。管理コントローラ401cは、例えば、PCIのhot−plugによって、IOユニット401bをパーティションAから切り離す。管理コントローラ401cは、パーティションAから切り離されたシステムボード401aおよびIOユニット401bとで新規パーティションを作成する。管理コントローラ401cは、既に作成した新規パーティションがある場合、切り離したシステムボード401aおよびIOユニット401bを作成済みのパーティションに追加してもよい。管理コントローラ401cは、例えば、hot−addによって、作成済みのパーティションにシステムボード401aを追加する。管理コントローラ401cは、例えば、PCIのhot−plugによって、作成済みのパーティションにIOユニット401bを追加する。ダンプ領域完了部104および管理コントローラ401cは、「作成部」の一例である。
<実施形態におけるSADUMP処理の流れ>
図10は、実施形態におけるSADUMP処理の流れを例示する図である。以下、図10を参照して、パーティションAで障害が発生した場合のSADUMP処理部100aによるダンプ処理の流れが説明される。
T1001では、初期化処理部101aが初期化処理を行う。初期化処理は、ダンプ情報の出力先となる管理システム410が接続されているネットワークコントローラの初期化処理を含む。T1002では、ダンプ領域選定部102aが、SADUMP処理の対象となる領域を選定する。実施形態の場合、ダンプ対象となる領域は、障害のあったパーティションAに含まれるシステムボード401aおよびIOユニット401bから選定される。T1003では、ダンプ実行部103aが、T1002で選定された領域に対してダンプ処理を実行する。T1004では、ダンプ完了領域処理部104が、管理コントローラ401cに対し、SADUMP処理の完了したシステムボード401aおよびIOユニット401bをパーティションAから切り離すように指示する。さらに、ダンプ完了領域処理部104は、管理コントローラ401cに対し、切り離されたシステムボード401aおよびIOユニット401bによって新規パーティションを作成するように指示する。T1005では、パーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bのSADUMP処理が完了したか判定される。SADUMP処理が実施されていないシステムボード401aあるいはIOユニット401bが存在する場合、処理はT1002に進められる。すべてのシステムボード401aおよびIOユニット401bのSADUMP処理が完了している場合、SADUMP処理は終了される。
図11は、実施形態における初期化処理部101aの処理の流れを例示する図である。図11では、図10のT1001の処理の詳細が説明される。以下、図11を参照して初期化処理部101aの処理の流れについて説明する。
T2001〜T2002の処理は、図5のT201〜T202の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T2003では、初期化処理部101aは、iSCSIによって、IOユニット401bのネットワークコントローラを管理システム410に接続する。
図12は、実施形態におけるダンプ領域選定部102aの処理の流れを例示する図である。図12では、図10のT1002の処理の詳細が説明される。以下、図12を参照してダンプ領域選定部102aの処理の流れについて説明する。
T3001の処理は、図6のT301の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T3002では、ダンプ領域選定部102aは、障害の発生したパーティションAからSADUMP処理の対象となるシステムボード401aを選定する。ダンプ領域選定部102aは、例えば、メモリ搭載量の最も少ないシステムボード401aをSADUMP処理の対象として選定する。
SADUMP処理対象の選定が一回目である場合(T3003でYES)、処理はT3004に進められる。SADUMP処理対象の選定が一回目ではない場合(T3003でNO)、処理はT3005に進められる。
T3004では、搭載しているIOデバイス数の少ないIOユニット401bのMMCFG領域がSADUMP処理の対象として選定される。T3002およびT3004の処理は、「障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択」する処理の一例である。また、T3004の処理は、「搭載されているメモリ容量が少ないシステムボードあるいは搭載されているIOデバイス数が少ないIOユニットを優先して選択」する処理の一例である。
パーティションAに含まれるシステムボード401bの数が1の場合(T3005でYES)、処理はT3006に進められる。パーティションAに含まれるシステムボード401bの数が1ではない場合(T3005でNO)、処理はT3007に進められる。
T3006では、ダンプ領域選定部102aは、パーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bのMMCFG領域をSADUMP処理対象の領域として選定する。
T3007では、ダンプ領域選定部102aは、選定された領域をパーティションAに含まれるネットワークコントローラの数で分割する。分割された領域のそれぞれのデータは、後述する図13のT4001の処理で、それぞれ異なるネットワークコントローラに分散されて管理システム410に出力される。T3007の処理は、「前記選択されたユニットから前記ダンプ処理で取得される情報を前記障害が発生したパーティションに含まれるネットワークコントローラの数で分割」する処理の一例である。
図13は、実施形態におけるダンプ実行部103aの処理の流れを例示する図である。図13では、図10のT1003の処理が詳細に説明される。以下、図13を参照してダンプ実行部103aの処理の流れについて説明する。
T4001では、ダンプ実行部103aは、ダンプ領域選定部102aによって選定さ
れたダンプ領域に対して、SADUMP処理を実行する。SADUMP処理として、ダンプ実行部103aは、システムボード401aのメモリから読み出したダンプ情報を管理システム410に出力する。ダンプ実行部103aは、ダンプ情報を管理システム410に出力する際に、パーティションAに含まれる複数のネットワークコントローラに分散して管理システム410に出力してもよい。複数のネットワークコントローラに分散することで、管理システム410へのダンプ情報の転送速度の向上が期待される。T4001の処理は、「前記選択によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行」する処理の一例である。T4001の処理は、「前記ダンプ処理によって取得された情報を前記外部記憶装置に出力する」処理の一例である。T4001の処理は、「前記分割された情報のそれぞれを前記ネットワークコントローラのそれぞれに分散して前記外部記憶装置に出力する」する処理の一例である。
図14Aは、実施形態におけるダンプ完了領域処理部104の処理の流れを例示する図である。図14Aでは、SADUMP処理部100aのダンプ完了領域処理部104、管理コントローラ401cおよびパーティションBによって行われる処理が例示されている。パーティションBは、「前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティション」の一例である。以下、図14Aを参照してダンプ完了領域処理部104の処理の流れについて説明する。
T5001では、ダンプ完了領域処理部104は、管理コントローラ401cに対し、ダンプ実行部103aによるダンプ処理が完了したシステムボード401aおよびIOユニット401bのパーティションAからの切り離しを指示する。さらに、ダンプ完了領域処理部104は、管理システム410に対し、切り離されたシステムボード401aおよびIOユニット401bを用いてパーティションBを作成するよう指示する。
T5002では、管理コントローラ401cは、ダンプ完了領域処理部104から指示されたシステムボード401aおよびIOユニット401bをパーティションAから切り離す。システムボード401aは、例えば、hot−removeによってパーティションAから切り離される。IOユニット401bは、例えば、Hot PlugによってパーティションAから切り離される。
T5003では、管理コントローラ401cは、新規パーティションを作成する。図14Aにおいて、新規パーティションはパーティションBと記載されている。管理コントローラ401cは、パーティションAから切り離されたシステムボード401aとIOユニット401bとを組み合わせてパーティションBを作成する。T5001〜T5003の処理は、「前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせて新規パーティションを作成する」処理の一例である。
T5004では、パーティションBが、管理コントローラ401cによって起動される。図15Aは、パーティションBが作成された運用システム401を例示する図である。図15Aでは、SADUMP処理を終えたシステムボード401aおよびIOユニット401bによってパーティションBが作成されている。この段階では、パーティションBは、縮退運転の状態で、パーティションAによって提供されていたサービスを引き継ぐ事ができる。
図14Bは、実施形態におけるSADUMP処理の完了時の処理の流れを例示する図である。図14Bでは、SADUMP処理部100a、管理コントローラ401cおよびパーティションBの処理が例示される。以下、図14Bを参照して、SADUMP処理の完了時の処理が説明される。
T5005〜T5007の処理は、図14AのT5001〜T5003の処理と同様である。そのため、説明は省略される。
T5008では、T5007で追加されたシステムボード401aを含むパーティションBが稼働する。システムボード401aは、例えば、hot−addを利用することで、パーティションBのサービスを停止せずにパーティションBに追加される。
図15Bは、システムボード401aがパーティションBに追加された運用システム401を例示する図である。図15Bでは、パーティションBは2つのシステムボード401aおよび1つのIOユニット401bを備えている。また、パーティションAは、一つのシステムボード401aおよび2つのIOユニット401bを備えている。
T5009では、パーティションAに含まれるシステムボード401aが1つになった場合の処理が行われる。ダンプ実行部103aは、パーティションAに含まれるシステムボード401aおよび全てのIOユニット401bのMMCFG領域のSADUMP処理を実行する。
T5010では、ダンプ完了領域処理部104は、SADUMP処理の完了を管理コントローラ401cに通知する。
T5011では、T5010の通知を受けた管理コントローラ401cは、パーティションAの電源をオフにする。
T5012では、管理コントローラ401cは、パーティションAに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bをパーティションAから切り離す。切り離されたシステムボード401aおよびIOユニット401bは、パーティションBに追加される。
T5013では、T5012で追加されたシステムボード401bおよびIOユニット401bを含むパーティションBが稼働を開始する。以上のT5001〜T5013の処理によって、パーティションBは、パーティションAに含まれていたシステムボード401aおよびIOユニット401bを引き継ぐ事ができる。この段階では、パーティションBの縮退運転は解除される。パーティションBは、通常運転としてパーティションAによって提供されていたサービスを提供する事ができる。
図16は、実施形態のSADUMPの処理の流れを例示する図である。図16では、以上で説明したSADUMP処理の全体の流れが例示されている。図16では、障害が発生したパーティションAおよびSADUMP処理を終えたシステムボード401等で作成されるパーティションBそれぞれの処理が例示されている。以下、図16を参照して、実施形態のSADUMP処理全体の流れについて説明する。
T6001では、SADUMP処理の初期化処理が行われる。T6001の処理は、図11のT2001〜T2003の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T6002では、図12のT3002で選定されたシステムボード401aに対し、図13のT4001で説明されたSADUMP処理が実行される。T6003では、図12のT3004で選定されたIOユニット401bに対し、図13のT4001で説明されたSADUMP処理が実行される。
T6004〜T6006の処理は、図14AのT5001〜T5004の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T6007の処理は、T6002と同様である。そ
のため、説明は省略される。T6008〜T6009の処理は、図14AのT5001〜T5003の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T6010の処理は、T6002の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T6011〜T6012の処理は、図14AのT5001〜T5003の処理と同様である。そのため、説明は省略される。T6013〜T6015の処理は、図14BのT5007〜T5011の処理と同様である。そのため、説明は省略される。
実施形態では、パーティションAにあらかじめ搭載されているネットワークコントローラをダンプ処理に使用した。そのため、ダンプ処理のためにネットワークコントローラを追加しなくともよい。
実施形態では、ネットワーク420に接続された管理システム410にダンプ情報が保存された。管理システム410は、ネットワーク420を介することで複数の運用システム401で共有できる。そのため、ダンプ情報を保存する記憶装置を運用システム401毎に用意する場合に比べてコストを低くすることができる。
実施形態では、ダンプ情報の管理システム410への出力を複数のネットワークコントローラに分散して実行した。そのため、管理システム410へ出力する時間を短縮できる。
実施形態では、SADUMP処理が早く完了するシステムボード401aおよびIOユニット401bを優先してSADUMP処理が実行された。SADUMP処理を完了したシステムボード401aとIOユニット401bとで新規パーティションが作成された。そのため、障害のあったパーティションのサービスを引き継ぐ新規パーティションが早く作成される。その結果、サービス稼働率の低下が抑制される。
実施形態では、SADUMP処理が完了したシステムボード401aおよびIOユニット401bを新規パーティションに追加した。その結果、実施形態では、障害が発生したパーティションに含まれる全てのシステムボード401aおよびIOユニット401bのダンプ情報を取得しつつ、サービス稼働率の低下が抑制される。
<実施例>
以上で説明した実施形態の実施例について説明する。図17は、実施例の構成を例示する図である。図17では、運用システム#1 401、運用システム#2 402、運用システム#n 403、ネットワーク420および管理システム410が例示されている。運用システム#1 401、運用システム#2 402、運用システム#n 403および管理システム410は、ネットワーク420によって接続されている。運用システム#1 401、運用システム#2 402および運用システム#n 403は、実施形態の運用システム401に相当する。以下、図面を参照して実施例について説明する。なお、実施例において、比較例あるいは実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付し、詳細な説明は省略される。
図18〜図21は、実施例における、SADUMP処理の対象となる運用システム401を例示する図である。図22は、実施例におけるSADUMP処理の流れを例示する図である。以下、図18〜図22を参照して、実施例について説明する。
図18では、実施例における運用システム401が例示されている。図18では、運用システム401およびネットワーク420が例示されている。運用システム401は、パーティションAを含む。パーティションAは、システムボード501〜503およびIOユニット601〜603を含む。システムボード501〜503は、実施形態のシステム
ボード401aに相当する。IOユニット601〜603は、実施形態のIOユニット401bに相当する。
システムボード501〜503に搭載されているメモリ容量は、例えば、システムボード501、システムボード502、システムボード503の順に少なくなっている。
IOユニット601〜603に搭載されるIOデバイスの数は、IOユニット603が最も少なくなっている。また、IOユニット601および602に搭載されているIOデバイスの数は等しくなっている。
図22は、図18で例示した運用システム401におけるSADUMP処理の流れを例示する。図22のT7001では、例えば何らかの障害によって、パーティションAのOSが停止される。T7002では、SADUMP処理部100aによってSADUMP処理が開始される。T7002では、例えば、図11を基に説明されたSADUMP初期化処理が実行される。T7003では、図12および図13を基に説明されたダンプ領域の選定とSADUMP処理が実行される。T7004では、SADUMP処理部100aは、システムボード503のSADUMP処理完了を管理コントローラ401cに通知する。T7101では、管理コントローラ401cによってパーティションBが作成される。T7102では、作成されたパーティションBに対し、システムボード503が追加される。
図22のT7005では、IOユニット603のSADUMP処理が実行される。T7006では、IOユニット603のSADUMP処理完了が管理コントローラ401cに通知される。T7103では、IOユニット603がパーティションBに追加される。T7104では、管理コントローラ401は、パーティションBを起動する。T7201では、パーティションBのシステムが起動される。T7202では、システムボード503およびIOユニット603を備えたパーティションBが稼働を開始する。この段階では、パーティションBは、縮退運転の状態で、パーティションAによって提供されていたサービスを引き継ぐ事ができる。
図19は、新規に作成されたパーティションBを含む運用システム401を例示する図である。パーティションBは、例えば、図22のT7101〜T7104の処理によって作成される。図19では、パーティションAおよびパーティションBが例示されている。図19において、パーティションBは、SADUMP処理を終えたシステムボード503およびIOユニット603を備えている。パーティションBは、管理コントローラ401cによって起動されると、例えば、パーティションAが提供していたサービスを引き継ぐ。
図22のT7007およびT7008の処理は、搭載されるメモリ容量に応じてSADUMP処理の対象となるシステムボードが選定され、選定されたシステムボードに対しSADUMP処理が実行される。SADUMP処理を完了したシステムボードは、T7105およびT7203の処理で、パーティションBに追加される。
図20は、パーティションBにシステムボード502を追加した運用システム401を例示する図である。図20では、パーティションBにシステムボード502がhot−addされた状態が例示されている。
図22のT7009では、パーティションAのシステムボード501のSADUMP処理が実行される。T7009では、さらに、パーティションAに残っている全てのIOユニットのSADUMP処理も実行される。ダンプ完了領域処理部104は、管理コントロ
ーラ401cにシステムボード501およびIOユニットのSADUMP処理完了を通知する。T7106では、T7009でSADUMP処理を完了したシステムボード501およびIOユニットがパーティションBに追加される。T7204では、T7106でシステムボード503およびIOユニットを追加されたパーティションBが稼働する。
図21は、SADUMP処理が完了した運用システム401を例示する図である。図21では、パーティションBは、パーティションAに含まれていた全てのシステムボード501〜503およびIOユニット601〜603を含む。この段階で、パーティションBは、通常運転としてパーティションAによって提供されていたサービスを提供する事ができる。
<その他>
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる情報処理装置であって、
前記パーティションに障害が発生した場合に、前記障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択する選択部と、
前記選択部によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行する実行部と、
前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成する作成部と、を備える、
情報処理装置。
(付記2)
前記ユニットは、プロセッサおよびメモリを搭載するシステムボードとIOデバイスを搭載するIOユニットを含み、
前記選択部は、搭載されているメモリ容量が少ないシステムボードあるいは搭載されているIOデバイス数が少ないIOユニットを優先して選択する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記ユニットはネットワークコントローラを備え、
前記情報処理装置は前記ネットワークコントローラによってコンピュータネットワークを介して外部記憶装置に接続され、
前記実行部は、前記ダンプ処理によって取得された情報を前記外部記憶装置に出力する、
付記1または付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記選択部は、前記選択されたユニットから前記ダンプ処理で取得される情報を前記障害が発生したパーティションに含まれるネットワークコントローラの数で分割し、
前記実行部は、前記分割された情報のそれぞれを前記ネットワークコントローラのそれぞれに分散して前記外部記憶装置に出力する、
付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる情報処理装置が、
前記パーティションに障害が発生した場合に、前記障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択し、
前記選択によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行し、
前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成する、
情報処理方法。
(付記6)
前記ユニットは、プロセッサおよびメモリを搭載するシステムボードとIOデバイスを搭載するIOユニットを含み、
前記選択は、搭載されているメモリ容量が少ないシステムボードあるいは搭載されているIOデバイス数が少ないIOユニットを優先して選択する、
付記5に記載の情報処理方法。
(付記7)
前記ユニットはネットワークコントローラを備え、
前記情報処理装置は前記ネットワークコントローラによってコンピュータネットワークを介して外部記憶装置に接続され、
前記実行は、前記ダンプ処理によって取得された情報を前記外部記憶装置に出力する、
付記5または付記6に記載の情報処理方法。
(付記8)
前記選択は、前記選択されたユニットから前記ダンプ処理で取得される情報を前記障害が発生したパーティションに含まれるネットワークコントローラの数で分割し、
前記実行は、前記分割された情報のそれぞれを前記ネットワークコントローラのそれぞれに分散して前記外部記憶装置に出力する、
付記7に記載の情報処理方法。
(付記9)
ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる情報処理装置に、
前記パーティションに障害が発生した場合に、前記障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択させ、
前記選択によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行させ、
前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成させる、
プログラム。
(付記10)
前記ユニットは、プロセッサおよびメモリを搭載するシステムボードとIOデバイスを搭載するIOユニットを含み、
前記選択は、搭載されているメモリ容量が少ないシステムボードあるいは搭載されているIOデバイス数が少ないIOユニットを優先して選択させる、
付記9に記載のプログラム。
(付記11)
前記ユニットはネットワークコントローラを備え、
前記情報処理装置は前記ネットワークコントローラによってコンピュータネットワークを介して外部記憶装置に接続され、
前記実行は、前記ダンプ処理によって取得された情報を前記外部記憶装置に出力させる、
付記9または付記10に記載のプログラム。
(付記12)
前記選択は、前記選択されたユニットから前記ダンプ処理で取得される情報を前記障害が発生したパーティションに含まれるネットワークコントローラの数で分割し、
前記実行は、前記分割された情報のそれぞれを前記ネットワークコントローラのそれぞれに分散して前記外部記憶装置に出力させる、
付記11に記載のプログラム。
401、701・・・運用システム
A、B・・・パーティション
401a、501、502、503・・・システムボード
401b、601、602、603・・・IOユニット
401c・・・管理コントローラ
410・・・管理システム
420・・・ネットワーク
100、100a・・・SADUMP処理部
101、101a・・・初期化処理部
102、102a・・・ダンプ領域選定部
103、103a・・・ダンプ実行部

Claims (6)

  1. ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる情報処理装置であって、
    前記パーティションに障害が発生した場合に、前記障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択する選択部と、
    前記選択部によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行する実行部と、
    前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成する作成部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記ユニットは、プロセッサおよびメモリを搭載するシステムボードとIOデバイスを搭載するIOユニットを含み、
    前記選択部は、搭載されているメモリ容量が少ないシステムボードあるいは搭載されているIOデバイス数が少ないIOユニットを優先して選択する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ユニットはネットワークコントローラを備え、
    前記情報処理装置は前記ネットワークコントローラによってコンピュータネットワークを介して外部記憶装置に接続され、
    前記実行部は、前記ダンプ処理によって取得された情報を前記外部記憶装置に出力する、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記選択部は、前記選択されたユニットから前記ダンプ処理で取得される情報を前記障害が発生したパーティションに含まれるネットワークコントローラの数で分割し、
    前記実行部は、前記分割された情報のそれぞれを前記ネットワークコントローラのそれぞれに分散して前記外部記憶装置に出力する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる情報処理装置が、
    前記パーティションに障害が発生した場合に、前記障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択し、
    前記選択によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行し、
    前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成する、
    情報処理方法。
  6. ハードウェアデバイスを有するユニットを複数備え、前記ユニットの組み合わせにより情報処理部として動作するパーティションを作成できる情報処理装置に、
    前記パーティションに障害が発生した場合に、前記障害が発生したパーティションに含まれるユニットから前記ユニットの情報を取得するダンプ処理の対象となるユニットを選択させ、
    前記選択によって選択されたユニットに対して前記ダンプ処理を実行させ、
    前記ダンプ処理が実行されたユニットを組み合わせてパーティションを作成させる、
    プログラム。
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