JP6326189B2 - 測定装置用の装置ハウジング - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載する、装置ハウジングと測定機器とを備えた測定装置に関する。
本発明の範囲において、「測定装置」という用語は光学又は電子光学部品を有する測定機器を使用する全ての装置を包含する。測定装置の例としては、レーザー距離測定装置、ドット及びラインレーザー装置、回転レーザー装置、及び地面上の物を探知する探知器がある。
既知の測定装置は、ハウジングと、装置ハウジング内に配置された測定機器とを備える。図1は、回転レーザーとして構成される従来の測定装置10であって、装置ハウジング11と、測定機器12から成る。測定機器12は装置ハウジング1に配置され、図1で概略的に示されている。回転レーザー10の装置ハウジング11は、ベースハウジング13と、回転ヘッド14と、複数のハンドル15とを有する。ベースハウジング13は実質的に円筒として構成されており、底面16と、底面16とは反対側の上面17と、底面16と上面17を接続する側面18とを備える。回転ヘッド14は、互いに接続された複数の横方向ウェブ22を介してベースハウジング13の上面17に接続された、カバー要素21を備える。ハンドル15は、グリップ要素23と、ベースハウジング13にハンドル15を取り付けるための上部取付要素24と下部要素25とを備える。図1が示す例では、上端26においてハンドル15をベースハウジング13に留め、下端27においてハンドル15をベースハウジング13にネジで留めている。
ベースハウジング13、回転ヘッド14、及びハンドル15として構成される装置ハウジング11の様々な部分が熱可塑性プラスティックからできており、高硬度の熱可塑性プラスティックから成るか、又は多成分射出成形法によって製造される高硬度の熱可塑性プラスティック及び低硬度のエラストマー系熱可塑性プラスティックから成る。ハンドル及び回転ヘッドのカバー要素は、高硬度の熱可塑性プラスティックとして構成される第1及び第2の材料と、低硬度のエラストマー系熱可塑性プラスティックから成る。従来の測定装置は1メートルを超える高さからの落下又は衝撃に対して十分な強度がなく、それは採用する構成と材料による。
本発明の目的は、測定装置用の高強度な装置ハウジングを開発することである。測定装置が有する測定機器は装置ハウジングに配置され、よって測定機器は1メートルを超える高さからの落下又は衝撃の際に損傷から保護される。測定機器のみならず、装置ハウジング及び装置ハウジングに取り付けられた装置の部品も保護される。
本発明において、この目的は独立請求項が記載する特徴を有する上述の測定装置によって達成される。効果的な改良は、従属項の記載により実現する。
本発明において、第1の材料は材料反発弾性(R)が40%未満でショアA硬度が80未満のエラストマー系又はエラストマー系熱可塑性プラスティックで、第2の材料は高硬度の熱可塑性プラスティック又は金属である。
熱の影響下での機械的挙動により、プラスティックは熱可塑性プラスティック、熱硬化性プラスティック、エラストマー系プラスティックに分類される。熱可塑性プラスティックは、繰り返し変形することが可能な非架橋プラスティックであり、加熱するほど良好に変形できるようになる。室温で熱可塑性プラスティックが高硬度か低硬度かはガラス転移温度により決まる。ガラス転移温度を超えると低硬度で変形が可能になる一方、下回ると高硬度になり変形は不可能である。既知の熱可塑性プラスティックには、ポリオレフィン(PE、PP)、スチレンプラスティック(PS、ABS、SAN)、ポリエステル(PBT、PC)、ポリアセタール(POM)、ポリアミド(PA)等がある。熱可塑性プラスティックを成形する主な手法としては、射出成形がある。エラストマー又はゴム材料は寸法安定性且つ弾性的に変形可能なプラスティックであって、引張荷重及び圧縮荷重により弾性的に変形し、その後に変形のない当初の形状に戻る。エラストマー系プラスティックとしては、ゴム(天然ゴム(NR)、ニトリル・ブタジエン・ゴム(NBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、シリコンゴム(LSR、RTV)等)及びポリウレタン(PUR)エラストマーがある。ポリウレタンは多用途のプラスティックであり、反応形態とモノマーの選択が適切であれば、様々な架橋度のポリウレタンが得られる。架橋度の高いポリウレタンは硬度、靭性及び弾力性が高く、熱硬化性プラスティックに属する。対照的に、架橋度の低いポリウレタンは低硬度のゴム状弾性体であり、エラストマー系プラスティックに属する。非架橋ポリウレタンは、熱可塑性プラスティックの特性を有する。その優れた機械的、物理的特性のため、発泡により製造されたポリウレタンは、硬質ポリウレタン・フォームとして建設業界で使用されているうえ、恒久的に可撓性のポリウレタンの技術用途で使用されている。オレフィン(TPE−O)系、スチレン(TPE−S)系、又はウレタン(TPE−U)系等の熱可塑性エラストマー(TPE)は特別なエラストマーの範疇に属し、エラストマーの一般特性と熱可塑性プラスティックの成形特性を併せ持つ。
材料反発弾性(R)は、エラストマー系プラスティックの特性値であり、DIN53512規格で定義され、衝撃に晒された際の弾性挙動の評価に用いられる。ISO4662規格はゴムに関するものである。反発弾性を求めるために試験片に特定の振子ハンマーを衝突させると、振子ハンマーの作業量は0.5Jとなる。直径が15mmの半球形の頭部が振子ハンマーとして用いられる。反発弾性は、振子ハンマーの撓みから求める。開放角は90°で、振子ハンマーの長さは200mmである。反発弾性材料(R)は、反発高さを初期の高さで割って求めた商に100を掛けた値である。
ショア硬度はエラストマー系プラスティックの特性値であり、DIN53505規格及びDIN7868規格で定義されている。低硬度のエラストマーと高靭性のエラストマーでは測定方法が異なる。ショアA硬度は低硬度のエラストマーの硬度で、ショアD硬度は高靭性のエラストマーの硬度である。ショアA硬度は、端面の直径が0.79mmで開角度が35°である円錐台形の先端部を有するロッドで測定する。加重量は1kgで、保持時間は15秒である。ショアD硬度は、円錐点の半径が0.1mmで開角度が30°である先端部を有するロッドで測定する。加重量は5kgで、保持時間は15秒である。ショア硬度の測定精度は、通常±5単位と推定される。
反発弾性材料(R)が40%未満でショアA硬度が80未満のエラストマー系又はエラストマー系熱可塑プラスティックからできた測定装置用のハウジング部の構造により、非常に高い場所からの落下又は衝撃の際には、ハウジング部が弾性変形し、その後に変形のない当初の形状に戻り得る。衝突エネルギーが装置ハウジング内で消散し、測定機器に伝播しないため、測定機器が損傷から保護される。第1の材料の特性は、高水準のエネルギー消散を達成することを目的に選択される。反発弾性材料が40%未満でショアA硬度80が未満のエラストマー系又はエラストマー系熱可塑性プラスティックは、1メートルを超える高さからの落下又は衝撃の際に測定機器を損傷から保護する。第2の材料が用いられるのは、その他の装置ハウジング部と隣接する領域であって、その他のハウジング部に接続されなけれなければならない領域である。高硬度の熱可塑性プラスティック又は金属として構成された第2の材料を含むハウジング部の二部構造により、ハウジング部を装置ハウジングの周辺部に安全に接続できる。熱可塑性プラスティックのエラストマー系プラスティックに対する優位性としては、溶接が可能であることと、ネジ接続により周囲のハウジング部との接続が可能なことが挙げられる。
ハウジング部の第1区分が第2区分に多成分(複合)法により接続されることが好ましい。多成分法により、成型部品が1つの作業サイクルで低価格で製造できる。材料と材料の特性を効果的に組み合わせることにより、デザイン、触感、密封機能、又は組立補助といった特性の融合が可能となる。ポリウレタンをエラストマー系プラスティックとして使用すると、発泡によって第1の材料を第2の材料に接続することができる。第1の材料の成形並びに第1及び第2の材料の接続は、第1の材料を発泡する1つの工程により実行される。
第2区分は、第1区分へとつながる接続領域に弾性撓曲接続要素を有することが特に好ましい。この接続要素により、ハウジング部の第1及び第2区分間の接続面が広くとれる。接続面が広いほど、第1及び第2区分間の接続が良好となる。バネ要素は落下又は衝撃の影響で弾性変形し、その後に変形のない当初の形状へと戻り得るが、接続要素もバネ要素と同様に機能する。
第1区分における第1の材料の体積含有率は、少なくとも40%であることが好ましい。エラストマー系又はエラストマー系熱可塑性プラスティックの体積含有率が少なくとも40%であることから、1メートルを超える高さから落下しても衝撃エネルギーが装置ハウジングに吸収され、測定機器に伝播しないため、測定機器が損傷から確実に保護される。
好ましい態様において、測定装置は回転レーザーとして構成され、装置ハウジングは複数の部分を有する。すなわち、ハウジング部はベースハウジング、回転ヘッド、及びハンドルとして構成される。ここで、装置ハウジングの各ハウジング部は第1及び第2の材料で構成することができる。回転レーザーにおいては、ハンドルと回転ヘッドが第1及び第2の材料からできた2部構造に特に適している。理由は、これらのハウジング部が装置ハウジングから突出し、落下又は衝撃の際にエネルギーがこれらのハウジング部を介して伝播するからである。回転レーザーのベースハウジングは、第1の材料からできた第1区分も有し得る。
回転レーザーが少なくとも3つのハンドルを有し、よって回転ヘッド及びハンドルがベースハウジングに取り付けられていることが特に好ましい。ここで、少なくとも3つのハンドルがベースハウジングの周りに実質的に一様に配置されるとともに、ベースハウジングに接続されている。回転レーザーが3つ以上ハンドルを有する場合、ベースハウジングの側面に働く直接力の影響からベースハウジングを保護することができる。装置ハウジングが落下又は衝撃に晒される際には、突出ハンドルに衝突が発生し、突出ハンドルが衝撃エネルギーを吸収及び消散する。このため、ハンドルの数と寸法をお互いに調節し、ベースハウジングの側面が隣接ハンドル間の最外部の正接接続面の後方になるようにする。
ハンドルは、グリップ要素として構成され、第1の材料からできた第1区分と、ハンドルをベースハウジングに取り付けるための取付要素として構成され、第2の材料からできた第2区分とを備え、よってハンドルにおける第1区分の体積含有率が少なくとも50%であることを特徴とすることが特に好ましい。高硬度の熱可塑性プラスティック又は金属として構成される第2の材料は、ハンドルの領域で用いられる。この領域は、その他のハウジング部に隣接する領域であって、その他のハウジング部に接続されなければならない領域である。第2の材料により、ハンドルのベースハウジングへの接続が良好となる。グリップ要素における第1区分の体積含有率が少なくとも50%であれば、1メートルを超える高さから落下した場合、衝撃エネルギーは吸収、消散され、確実に測定機器まで伝播しない。
ハンドルの第1区分における第1の材料の体積含有率は、少なくとも50%であることが好ましい。エラストマー系又はエラストマー系熱可塑性プラスティックの体積含有率が少なくとも50%になると、1メートルを超える高さから落下しても装置ハウジングは衝撃エネルギーを吸収でき、測定機器に衝撃エネルギーが伝播しないことから、測定機器は損傷から確実に保護される。
第1の変形実施例において、ハンドルの第1区分における第1の材料の体積含有率は100%である。ハンドルの第1区分における第1の材料の体積含有率が高くなる程、弾性変形の過程で消散される衝撃エネルギー量が増加する。
第2の別の形態では、ハンドルの第1区分が別の材料からできており、よってその別の材料は第1の材料とは異なる。別の材料としては、エラストマー系プラスティック、エラストマー系熱可塑性プラスティック、熱可塑性プラスティック、又は金属等があり得る。ハンドルの第1区分における別の材料の選択は、ハンドルの必要条件に依る。
ハンドルの第1区分は、別の材料からできた弾性撓曲挿入要素を有することが特に好ましい。制振、補強、または作業工程に関連する機能をハンドルの第1区分の挿入要素に取り込むことができる。その別の材料及び挿入要素の形状の選択は、ハンドルの必要条件に依る。
ハンドルの第2区分は、回転ヘッドに面する上端において上部取付要素を備え、ハンドルをベースハウジングに取り付けるための回転ヘッドとは反対側の下端において下部取付要素を備えることが特に好ましい。上部及び下部取付要素により、落下又は衝撃の際にも確実にハンドルがベースハウジングに永続的に取り付けられた状態になる。
好ましい形態において、ハンドルの第1区分は少なくとも1つの衝撃吸収要素を備える。衝撃吸収要素は落下又は衝撃の際に衝撃エネルギーを吸収し、弾性変形の過程で衝撃エネルギーを消散する。落下又は衝撃の際にハンドルがベースハウジングを超えて突出し、ハンドルを介して装置ハウジングに力が働くため、衝撃吸収要素はとりわけハンドルの領域に設置される。この衝撃吸収要素の構成により、ベースハウジングの底面、上面、及び側面が全て保護される。
ハンドルの第1区分はその下端に下部衝撃吸収要素を有し、よって回転レーザーの回転軸と平行な軸方向にハンドルの下部衝撃吸収要素がベースハウジングから突出することが特に好ましい。このような回転レーザーの下端における下部衝撃吸収要素の構成により、装置ハウジングが底面の方向に落下する際に衝突するのは下部衝撃吸収要素であって、下部衝撃吸収要素が衝撃エネルギーを吸収し、弾性変形の過程で消散させる。落下又は衝撃の際、ベースハウジングの底面は下部衝撃吸収要素により直接力の影響から保護される。ベースハウジングの側面は、さらなる下部衝撃吸収要素を側面に配置することで保護することができる。
下部衝撃吸収要素は、水平方向でのレーザー作業用の基板で回転レーザーを直立配置にするための起立面を有することが特に好ましい。下部衝撃吸収要素がベースハウジングの底面から突出するため、通常起立面として設置される底面は回転レーザーの起立面として適さない。
ハンドルの第1区分は、上端で上部衝撃吸収要素を有することが特に好ましい。ハンドルの上端における上部衝撃吸収要素の構成により、ベースハウジングの側面及び回転ヘッドを保護することができる。上部衝撃吸収要素の保護効果は、回転ヘッドの衝撃吸収要素及びハンドルの下部衝撃吸収要素と連携すると特に有効である。上部衝撃吸収要素が横向きの配置はベースハウジングの側面を保護する一方、回転ヘッドへ向けた配置は回転ヘッドを保護する。ここで、上部衝撃吸収要素の回転ヘッドに向けた拡張は、回転軸の周りを回るレーザービームが上部衝撃吸収要素によって遮断されてはならないという制約条件があることを考慮すべきである。
垂直方向のレーザー作業用の基板上で回転レーザーを腹臥位にするための設置要素が回転レーザーの少なくとも2つのハンドルの第1区分に組み込まれていることが好ましい。
好ましい形態において回転ヘッドは、上面として構成され、第1の材料からできた第1区分と、横方向ウェブを有し、第2の材料からできた第2区分とを備え、よって第1区分の体積含有率が少なくとも50%であることを特徴とする。回転ヘッドにおける第1区分の体積含有率が少なくとも50%であれば、1メートルを超える高さから落とした場合に、装置が落下して回転ヘッドが衝撃を受けても、衝撃エネルギーは装置ハウジングに吸収、消散され、測定機器には伝播しない。
回転ヘッドの第1区分における第1の材料の体積含有率は、少なくとも50%であることが特に好ましい。エラストマー系又はエラストマー系熱可塑性プラスティックの体積含有率が少なくとも50%であれば、1メートルを超える高さから落下した場合でも、衝撃エネルギーは回転ヘッドに吸収され、測定機器に伝搬しないことから、測定機器は損傷から保護される。
第1の例において、回転ヘッドの第1区分における第1の材料の体積含有率は100%である。回転ヘッドの第1区分における第1の材料の体積含有率が高いほど、弾性変形の過程での衝撃エネルギーの消散量が増加する。
第2の例において、回転ヘッドの第1区分は別の材料からできており、よってその別の材料は第1の材料とは異なる。その別の材料は、エラストマー系プラスティック、エラストマー系熱可塑性プラスティック、熱可塑性プラスティック、又は金属等である。その別の材料の選択は、回転ヘッドの必要条件に依る。
回転ヘッドの第1区分は、部分的に別の材料からできた弾性撓曲挿入要素を有することが特に好ましい。制振、補強、または作業工程に関連する機能を回転ヘッドの第1区分の挿入要素に取り込むことができる。その別の材料及び挿入要素の形状の選択は、回転ヘッドの必要条件に依る。
回転ヘッドの第1区分は、少なくとも1つの衝撃吸収要素を有することが特に好ましい。このような回転ヘッドの衝撃吸収要素の構成により、装置ハウジングが落下及び衝撃に晒される際に衝突するのは衝撃吸収要素であって、衝撃吸収要素が衝撃エネルギーを吸収し、弾性変形の過程で衝撃エネルギーを消散する。落下及び衝撃の際に衝撃吸収要素は、回転ヘッドのカバー要素及び横方向ウェブを過大な直接力の影響から保護する。衝撃吸収要素の回転ヘッドに対する保護効果は、ハンドルの上部衝撃吸収要素と連携すると特に有効である。
回転ヘッドの衝撃吸収要素の数は、ハンドルの数と一致することが特に好ましい。ここで、回転ヘッドの衝撃吸収要素及びハンドルの上部衝撃吸収要素の形状と向きは、お互いに合わせて調節する。理由は、ハンドルの上部衝撃吸収要素と連携すると回転ヘッドの衝撃吸収要素の保護効果が特に有効になるからである。
回転レーザーの落下又は衝撃の際に障害物に衝突又は地面に落ちる衝撃吸収要素及びグリップ要素の外面は、90°から180°までの鈍角であると特に有利である。このような外面の構成により、落下又は衝撃の際に回転レーザーが地面上を回転し、衝撃エネルギーの一部を消散させることができる。
本発明の模範的な実施例を図面に基づき記載する。これらの図面は必ずしも実施例と同じ縮尺になってはないが、図面には説明がしやすいように概略的及び/又は若干の変更を加えてある。関連の技術水準については、図面から直接認識できる教示に追加した事項に基づいて述べている。その意味で、実施例の形態及び詳細への変更を多数加えたとしても、本発明の広義の概念から逸脱することはない。発明の詳細な説明、図面、及び請求項に開示された本発明の特徴は、単独又は任意の組み合わせで、本発明の改良に不可欠となる。さらに、本発明の技術的範囲には、発明の詳細な説明、図面、及び/又は請求項に開示された少なくとも2つの特徴の組み合わせのすべてが含まれる。本発明の広義の概念は以下で記載する好ましい実施例の具体的な形態又は詳細に限られることもなければ、請求項が請求する法定主題との比較において限定されるであろう法定主題に限られることもない。引用された寸法幅については、境界内に入ると記載されている数値は限定値であり、任意に適用可能及び請求可能とすべきである。簡素化のため、同一若しくは類似の要素、又は同一若しくは類似の機能を有する要素に同じ参照番号を用いている。
回転レーザーとして構成された従来の測定装置であって、ベースハウジングと、回転ヘッドと、及び複数のハンドルから成る装置ハウジングを有する測定装置を示す図である。 装置ハウジングを有する回転レーザーとしての測定装置であって、ベースハウジングと、回転ヘッドと、及び複数のハンドルから成り、よって回転ヘッド及びハンドルはエラストマー系プラスティック及び熱可塑性プラスティックからできた複数の部分から成ることを特徴とする本発明の測定装置を示す図である。 図2の回転レーザーのハンドルの構造を示す三次元図である。 回転レーザーの回転軸に平行なハンドルの断面図である。 図2の回転レーザーの回転ヘッドの構造を上から見た図である。 図2の回転レーザーのハンドルの代替の実施例を示す図である。
図2は、回転レーザーとして構成される本発明の測定装置30を示す。回転レーザー30は、装置ハウジング31と、装置ハウジング31内に配置された測定機器32とを備える。測定機器32は、図2に概略的に示されている。測定機器32は放射源でレーザービームを発し、このレーザービームは回転光偏向器33に照射される。レーザービームは軸方向に放射源から出射され、光偏向器33により径方向に90°の方向に偏向される。光偏向器33は、発射されたレーザービームの軸方向に平行な回転軸34の周りを回転する。
回転レーザー30の装置ハウジング31は、ベースハウジング35と、回転ヘッド36と、複数のハンドル37とを備える。図2は、4つの同一構成のハンドル37を有する装置ハウジング31を示す。4つのハンドル37は、ベースハウジング35の周りに一様に配置される。代わりに、装置ハウジング31は1つ、2つ、3つ、又は4つ以上のハンドル37を備えることもでき、及び/又はハンドルはそれぞれ別の構成とすることができる。装置ハウジング31が少なくとも3つのハンドル37を有する構成において、ハンドル37は基板上で回転レーザー30が直立する起立面を有し得る。
ベースハウジング35は、底面38と、底面38と反対側にある上面39と、底面38と上面39を接続する側面41とを備える。回転ヘッド36はベースハウジング35と上面39で接続され、ハンドル37は上端42及び下端43でベースハウジング35に取り付けられている。上端42は回転ヘッド36に面しており、下端43は上端42とは反対側にある。
ハンドル37は、回転レーザー31を保持するグリップ要素45と、ハンドル37をベースハウジング35に取り付けるための上部取付要素46及び下部取付要素47とを備える。さらにハンドル37は、上端42において上部衝撃吸収要素48を備え、下端43において下部衝撃吸収要素49を備える。衝撃吸収要素48、49は、衝撃又は落下の際に、ハンドル37でのエネルギーの吸収及び消散を改善する。下部衝撃吸収要素49はそれぞれ起立面51を有し、水平方向でのレーザー作業用に回転レーザー30が基板上で直立するように設置される。このようなハンドル37の下端43での下部衝撃吸収要素49の構成により、底面38の方向で装置ハウジング31が落下又は衝撃に晒される際に衝突するのは下部衝撃吸収要素49であって、下部衝撃吸収要素49が衝撃エネルギーを吸収及び消散する。衝撃又は落下の際に下部衝撃吸収要素49は、ベースハウジング35の底面38を保護し直接力がかからないようにする。
回転ヘッド36は光偏向器33を保護し、カバー要素52と複数の横方向ウェブ53とを備える。カバー要素52と横方向ウェブ53はお互いに接続され、ベースハウジング35の上面39に回転ヘッド36を取り付けるために用いられる。横方向ウェブ53によるレーザービームの遮断が最小限になるように、横方向ウェブ53はできるだけ幅が狭くなるように構成されている。カバー要素52にある複数の衝撃吸収要素54が回転軸34と平行な軸方向及び回転軸34に垂直なレーザー面と平行な方向にカバー要素52から突出している。このように衝撃吸収要素54がカバー要素52に設置される構成になっているため、装置ハウジング31が落下又は衝撃に晒される際に衝突するのは、衝撃エネルギーを吸収及び消散する衝撃吸収要素54である。衝撃又は落下の際に衝撃吸収要素54は、回転ヘッド36のカバー要素52及び横方向ウェブ53を保護し直接過大な力がかからないようにする。
グリップ要素45及び衝撃吸収要素48、49、54の形状は、エネルギーの消散が大きくなるように選択されている。衝撃又は落下の際に障害物又は地面に衝突するグリップ要素45及び衝撃吸収要素48、49、54の表面では、90°〜180°の鈍角がそれぞれ形成される。表面がこのように構成されているため、衝撃又は落下の際に回転レーザーが地面を回転でき、衝撃エネルギーの一部を消散させることができる。グリップ要素45及び衝撃吸収要素48、49、54は衝撃エネルギーを吸収する弾性プラスティックからできており、弾性変形を通じてさらに衝撃エネルギーを消散させる。
図3A及び図3Bは、図2の回転レーザー30のハンドル37の構成の詳細図である。図3Aはハンドル37の三次元図で、図3Bは図2の回転レーザー30の回転軸34と平行なハンドル37の断面を示す。
グリップ要素45、上部衝撃吸収要素48、及び下部衝撃吸収要素49がハンドル37の第1区分61を形成する。第1区分61は、材料反発弾性が40%未満でショアA硬度が80未満のエラストマー系プラスティックとして構成された第1の材料62からできている。第1区分61の熱可塑性プラスティック62の特性は、衝撃又は落下の際のエネルギーの消散が大きくなるような見地から選択される。グリップ要素45を十分に安定させることにより、ハンドル37により回転レーザー30を保持することができる。第1区分に適したエラストマー系プラスティックには、ポリウレタンエラストマーに加え、発泡状のゴム及び熱可塑性エラストマー等がある。グリップ要素45には設置要素63が設けられ、設置要素63により回転レーザー30が垂直方向のレーザー作業用に基板上で腹臥位に配置され得る。
上部及び下部取付要素46、47は、ハウジング37の第2区分64を形成する。第2区分64は熱可塑性プラスティックとして構成される第2の材料65からできており、射出成形法等により製造される。多成分(複合)法でグリップ要素45と、衝撃吸収要素48、49と、設置要素63とを有する第1区分61を製造し、上部及び下部取付要素46、47で第2区分64に第1区分61を接続する。
グリップ要素45への接続領域において,上部及び下部取付要素46、47はそれぞれ、第1及び第2区分61、64間の接続面が大きくとれる弾性撓曲接続部66、67を有する。第1及び第2区分61、64間の接続面が大きいほど、接続が良好となる。さらに、接続要素66、67は、ばね要素のように弾性変形し、変形した後に当初の形状に戻る。図3Bが示す接続要素の松の木構造66、67以外にも、接続面を拡張する形状であればどのような形状でも採用が可能である。
第2の材料65は熱可塑性プラスティックとして構成され、ハンドル37の領域で使用される。このハンドル37の領域はその他のハウジング部と隣接し、またその他のハウジング部と接続されなければならない領域である。高硬度の熱可塑性プラスティック65により、ハンドル37からベースハウジング35への接続が良好となる。熱可塑性プラスティックはエラストマー系プラスティックに対して、溶接が可能なことと、ネジ接続によりハウジング部の周りに永続的に接続できることといった優位性がある。
図4は、図2の回転レーザー30の回転ヘッド36の構造を上から見た詳細図である。回転ヘッド36は、カバー要素52と、複数の横方向ウェブ53と、複数の衝撃吸収要素54から成る。
光偏向器33とは反対側の上面において、カバー要素52は衝撃吸収要素54を有する。衝撃吸収要素54は、回転軸34に平行な軸方向及び回転軸34と垂直なレーザー面に平行となる方向にカバー要素52から突出する。さらに、衝撃吸収要素54は、回転軸34に垂直なレーザー面でベースハウジング35から突出する。このように衝撃吸収要素54がカバー要素52に設置される構成になっているため、装置ハウジング31が落下又は衝撃に晒される際に衝突するのは、衝撃エネルギーを吸収及び消散する衝撃吸収要素54である。衝撃又は落下の際、衝撃吸収要素54は回転ヘッド36のカバー要素52、横方向ウェブ53、及び光偏向器33を保護し過剰な力が直接かからないようにする。
カバー要素52及び衝撃吸収要素54は、回転ヘッド36の第1区分71を形成する。第1区分71は、材料反発弾性が40%未満でショアA硬度が80未満のエラストマー系プラスティックとして構成される第1の材料72からできている。お互いに接続された横方向ウェブ53は、回転ヘッド36の第2区分73を形成する。第2区分73は、熱可塑性プラスティックとして構成される第2の材料74からできている。
図5は、図2の回転レーザー30のハンドル81の代替実施例を示す。この回転レーザー30では、ハンドル37ではなくハンドル81が使用される。ハンドル81は、グリップ要素82と、上部取付要素83と、下部取付要素84と、上部衝撃吸収要素85と、下部衝撃吸収要素86とを備える。
グリップ要素82、上部衝撃吸収要素85、及び下部衝撃吸収要素86は、ハンドル81の第1区分87を形成する。第1区分87は、第1の材料88及び別の材料89からできている。第1の材料88は、材料反発弾性が40%未満でショアA硬度が80未満のエラストマー系プラスティックとして構成されている。ここで、第1区分87における第1の材料88の体積含有率は、少なくとも50%である。第1の材料88には挿入要素91が埋め込まれている。挿入要素91は別の材料89から成り、制振、補強、または作業工程に関連する追加機能を持たせることができる。上部及び下部取付要素83、84は、熱可塑性プラスティックとして構成される第2の材料93からできた第2区分92を形成する。第2区分92及び挿入要素91は、同じ熱可塑性プラスティックで製造することができる。代わりに、挿入要素91の製造に使用する別の材料89は、第1の材料88とは異なるエラストマー系プラスティック、又は第2の材料93とは異なる熱可塑性プラスティックとすることもできる。
図5はハンドル81を示す。ハンドル81の表面で埋め込み要素91が部分的に可視状態となっており、材料88、89に別々の色を選択すること等で埋め込み要素91はデザイン要素として構成することができる。代わりに、埋め込み要素81はハンドル81に配置することもできるうえ、熱可塑性プラスティック88で完全に囲むこともできる。また、取付要素とグリップ要素の埋め込み要素を一体化することもできる。

Claims (24)

  1. なくとも1つのハウジング部を有する装置ハウジングであって、前記ハウジング部はベースハウジング、1つまたは複数のハンドル、および回転ヘッドとからなり、前記ハンドルはグリップ要素と前記ハンドルを前記ベースハウジングに取り付けるための取付要素とからなり、前記回転ヘッドはカバー要素と複数の横方向ウェブとからなる、前記装置ハウジングと、
    前記装置ハウジング内に少なくとも部分的に配置される前記測定機器と
    を備えた、回転レーザー装置として構成された測定装置であって
    前記グリップ要素と前記カバー要素はそれぞれ第1の材料から選択された材料からなり、前記第1の材料は材料反発弾性が40%未満でショアA硬度が80未満のエラストマー系又はエラストマー系熱可塑性プラスティックであり、前記取り付け要素と前記横方向ウェブはそれぞれ第2の材料から選択された材料からなり、前記第2の材料は高硬度の熱可塑性プラスティック又は金属である
    ことを特徴とする測定装置。
  2. 前記グリップ要素の前記取り付け要素への接続及び/又は前記カバー要素の前記横方向ウェブへの接続は多成分射出成形法により行なわれる、ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記グリップ要素及び/又は前記カバー要素につながる接続領域で前記取付要素及び/又は前記横方向ウェブは弾性撓曲接続部を有する、ことを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記グリップ要素及び/又は前記カバー要素における前記第1の材料の体積含有率少なくとも40%である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の測定装置。
  5. 前記回転レーザー装置は少なくとも3つの前記ハンドルを有し、よって前記回転ヘッド及び前記ハンドルが前記ベースハウジングに取り付けられている、ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  6. 前記ハンドルは前記第1の材料からなる前記グリップ要素と、前記ハンドルを前記ベースハウジングに取り付けるための、前記第2の材料からなる前記取付要素とから構成され、前記ハンドルにおける前記グリップ要素の体積含有率少なくとも50%である、ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  7. 前記ハンドルにおける前記グリップ要素の体積含有率が少なくとも50%である、ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  8. 前記ハンドルにおける前記グリップ要素の体積含有率100%である、ことを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  9. 前記ハンドルの前記グリップ要素は別の材料からできており、よって前記別の材料は前記第1の材料とは異なる、ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  10. 前記ハンドルの前記グリップ要素は少なくとも部分的に前記別の材料かなる弾性撓曲挿入要素を有する、ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  11. 前記ハンドルの前記取付要素は、前記ベースハウジングに前記ハンドルを取り付けるために、前記回転ヘッドに面する上に上部取付要素を備え、前記回転ヘッドとは反対側の下端において下部取付要素を備える、ことを特徴とする請求項に記載の測定装置。
  12. 前記ハンドルの前記グリップ要素が少なくとも1つの衝撃吸収要素を備える、ことを特徴とする請求項乃至11のいずれか1つに記載の測定装置。
  13. 前記ハンドルの前記グリップ要素は前記下端に下部衝撃吸収要素を有し、よって前記回転レーザー装置の回転軸と平行な方向に前記下部衝撃吸収要素が前記ベースハウジングから突出する、ことを特徴とする請求項12に記載の測定装置。
  14. 前記下部衝撃吸収要素は、水平方向でのレーザー作業用の基板前記回転レーザー装置を直立に配置する起立面を有する、ことを特徴とする請求項13に記載の測定装置。
  15. 前記ハンドルの前記グリップ要素は端に上部衝撃吸収要素を有する、ことを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1つに記載の測定装置。
  16. 前記グリップ要素及び前記衝撃吸収要素の外面は、それぞれに90°〜180°の鈍角が形成される、ことを特徴とする請求項12乃至15に記載の測定装置。
  17. 少なくとも2つの前記ハンドルの前記グリップ要素は、垂直方向でのレーザー作業用の基板前記回転レーザーを腹臥位で配置させる一体となった設置要素を有する、ことを特徴とする請求項乃至16のいずれか1つに記載の測定装置。
  18. 前記回転ヘッドは前記第1の材料からなるカバー素と前記第2の材料からなる複数の横方向ウェブとを備え、よって前記カバー要素の体積含有率少なくとも50%である、ことを特徴とする請求項乃至17のいずれか1つに記載の測定装置。
  19. 前記回転ヘッドの前記カバー要素における前記第1の材料の体積含有率少なくとも50%である、ことを特徴とする請求項18に記載の測定装置。
  20. 前記回転ヘッドの前記カバー要素における前記第1の材料の体積含有率は100%である、ことを特徴とする請求項19に記載の測定装置。
  21. 前記回転ヘッドの前記カバー要素は別の材料からできており、よって前記別の材料は前記第1の材料とは異なる、ことを特徴とする請求項19に記載の測定装置。
  22. 前記回転ヘッドの前記カバー要素は少なくとも部分的に前記別の材料からできた弾性撓曲挿入要素を有する、ことを特徴とする請求項21に記載の測定装置。
  23. 前記回転ヘッドの前記カバー要素は少なくとも1つの衝撃吸収要素を備える、ことを特徴とする請求項18乃至22の少なくとも1つに記載の測定装置。
  24. 前記回転ヘッドの衝撃吸収要素の前記回転レーザー装置前記ハンドルの数と一致する、ことを特徴とする請求項23に記載の測定装置。
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