JP6323268B2 - リモート発行システム - Google Patents

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Description

本発明は,NFC(Near Field Communication)機能を備えた移動体通信端末に実装されているセキュアモジュールにアプレットをリモート発行する技術に関する。
近年,NFC機能を備えた移動体通信端末が普及しつつある。なお,本発明において,移動体通信端末とは,移動体通信事業者によって提供される移動体通信サービスを利用するユーザが所持する端末で,具体的には携帯電話やスマートフォンである。
NFC機能を備えた移動体通信端末は,クレジットカード,電子マネーカード,定期券または会員証などのカード機能をエミュレーションするカードエミュレーションモードに対応し,例えば,特許文献1では,NFC機能を備えた移動体通信端末を非接触ICカードとして利用する発明が開示されている。
移動体通信端末が有するカードエミュレーションモードを利用するためには,サービス提供事業者(SP: Service Provider)のアプレットを移動体通信端末のセキュアモジュールに発行することが必要になる。特許文献1では,外部のNFCデバイスとなるリーダライタを用いて,セキュアモジュールとなるフェリカチップにアプレット(非接触カード機能用コンテンツ)を発行することが記載されているが,特許文献2のように,OTA(Over-The-Air)方式で,クレジットサービス等のアプレットを移動体通信端末のセキュアモジュールにリモート発行する仕組みもすでに提案されている。
OTA方式でアプレットをリモート発行する従来の手順について説明する。図8は,OTA方式でアプレットをリモート発行する従来の手順を説明する図で,アプレットを移動体通信端末7aのセキュアモジュール7bにリモート発行する際,移動体通信端末7aを所持するユーザは,アプレットに対応したUI(User Interface)アプリケーションを起動させ,アプレットを用いるサービスを提供しているSP(Service Provider)システム7dに対してサービス申込み要求を行う(S20)。なお,UIアプリケーションとは,移動体通信端末7a上で動作するアプリケーションで,アプレットを利用するサービスで必要となる様々なUIを提供するアプリケーションである。
SPシステム7dは,サービス申込み要求を受けると,発行データ並びにユーザのIDおよびパスワードを生成し,サービス提供事業者からの委任をうけて,移動体通信端末7aのセキュアモジュール7bにアプレットをリモート発行する事業者が運営しているTSM(Trusted Service Manager)システム7cに対して,これらのデータを送信する(S21)。
発行データ並びにユーザのIDおよびパスワードがSPシステム7dから送信されると,TSMシステム7cは,サービス申込み要求をSPシステム7dに対して送信したユーザに対して,ユーザのIDおよびパスワードが少なくとも記載された紙媒体の通知書7eを郵送する(S22)。
紙媒体の通知書7eが郵送されと,ユーザは,UIアプリケーションを移動体通信端末7a上で起動させ,紙媒体の通知書7eに記載されたIDおよびパスワードをUIアプリケーションに入力し,UIアプリケーションは,紙媒体の通知書7eに記載されたIDおよびパスワードを含むアプレット要求をTSMシステム7cへ送信する(S23)。
TSMシステム7cは,アプレット要求を移動体通信端末7aから受信すると,アプレット要求に含まれるIDおよびパスワードを照合し,照合に成功すると,IDに関連付けられている発行データを用いて,サービス提供事業者のアプレットを移動体通信端末7aのセキュアモジュール7bにリモート発行する(S24)。
特許第4763332号公報 特開2014−99118号公報
しかしながら,OTA方式でアプレットをリモート発行する従来の手順では,移動体通信端末のセキュアモジュールにリモート発行したアプレットが,定期的(例えば,3年間に一回)に更新する必要があるアプレット(例えば,クレジットカードサービスのアプレット)の場合,アプレットを更新する都度,IDとパスワードを記した紙媒体の通知書をユーザに郵送しなければならず,紙媒体の通知書の郵送コストがかかるばかりか,ユーザからすると,アプレットを更新する都度,IDとパスワードを入力する手間がかかることが課題となっている。
そこで,本発明は,アプレットを更新する際,紙媒体の通知書をユーザに郵送する必要がなく,かつ,アプレットの更新に係る操作を簡素化できるリモート発行システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する本発明は,ユーザ識別番号を記憶したセキュアモジュールを実装し,NFC機能を有する移動体通信端末と,前記移動体通信端末を利用するサービスを提供するSP(Service Provider)が運営しているSPシステムと,前記移動体通信端末に実装されたセキュアモジュールをOTA(Over The Air)方式によりリモート発行するTSM(Trusted Service Manager)システムとから少なくとも構成されるリモート発行システムである。本発明に係る前記移動体通信端末は,前記TSMシステムからアプレット更新通知を受信すると,アプレット更新ボタンをディスプレイに表示し,アプレット更新ボタンが選択されると,セキュアモジュールから読み出したユーザ識別番号を含むアプレット更新要求を,アプレット更新通知を送信した前記TSMシステムに対して送信するUIアプリケーションを備える。また,本発明に係る前記SPシステムは,アプレットをリモート発行したセキュアモジュールに記憶されているユーザ識別番号に関連付けて,ユーザデータおよびアプレットの有効期限を記憶したユーザDBと,前記ユーザDBに記憶されている有効期限を定期的に確認し,第1の所定期間後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号に対応するユーザデータを用いてアプレットの更新データを生成し,このユーザ識別番号,アプレットの更新データおよび更新後の有効期限を前記TSMシステムへ送信する更新データ生成手段を備える。また,本発明に係る前記TSMシステムは,ユーザ識別番号に関連付けて,アプレットの更新データと更新後の有効期限を記憶する更新用DBと,ユーザ識別番号に関連付けて,アプレットの有効期限を記憶した有効期限用DBと,前記有効期限用DBに記憶されている有効期限を定期的に確認し,第1の所定期間よりも短い第2の所定期間後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号を用いて特定した前記移動体通信端末へアプレット更新通知を配信し,アプレット更新通知を送信した前記移動体通信端末から,ユーザ識別番号を含むアプレット更新要求を受信すると,このユーザ識別番号に関連付けられた更新データを前記更新用DBから検索し,前記更新用DBから検索した更新データを用いて,アプレット更新要求を送信した前記移動体通信端末に実装されたセキュアモジュールをリモート発行する更新管理手段を備える。
本発明に係るリモート発行システムによれば,アプレットを更新する際,紙媒体の通知書の代わりに,アプレット更新通知がTSMシステムから移動体通信端末に送信されるように構成されるため,紙媒体の通知書をユーザに郵送する必要はなくなる。また,本発明に係るリモート発行システムにおいて,アプレットの更新データは,セキュアモジュールに記憶されているユーザ識別番号に関連付けてTSMシステム側に記憶されるように構成されるため,UIアプリケーションが,セキュアモジュールから読み出したユーザ識別番号をTSMシステムに送信するアプレット更新要求に含ませれば,アプレット更新要求に含まれるユーザ識別番号を用いて,リモート発行に用いる更新データをTSMシステム側で引き当てることができるため,アプレットを更新する際にユーザは,更新データの引き当てに利用するユーザ識別番号を移動体通信端末に入力する操作をする必要はなく,アプレットの更新に係る操作を簡素化できる。
本実施形態にかかるリモート発行システムを説明する図。 移動体通信端末のブロック図。 移動体通信端末に実装するUIMを説明する図。 SPシステムを説明する図。 TSMシステムを説明する図。 初期発行時のリモート発行システムの動作を説明する図。 更新時のリモート発行システムの動作を説明する図。 OTA方式でアプレットをリモート発行する従来の手順を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態について,図面を参照しながら詳細に説明する。図1は,本実施形態にかかるリモート発行システム1を説明する図である。図1に図示したように,本実施形態にかかるリモート発行システム1は,NFC機能を有する移動体通信端末2と,移動体通信端末2で起動する様々なアプリケーションを公開しているアプリケーションマーケット5と,移動体通信端末2のNFC機能を利用するサービス(例えば,クレジットサービス)のサービス提供者(例えば,クレジット会社)が運営しているSPシステム4と,アプレット(例えば,クレジットカードアプレット)のリモート発行をサービス提供者から委託された事業者(例えば,カード製造会社)が運営しているTSMシステム3とから構成される
図2は,移動体通信端末2のブロック図である。図2に図示したように,移動体通信端末2には,移動体通信端末2を制御するホストコントローラ22に加え,NFCモジュール23と,セキュアモジュールとなるUIM21(Universal Integrated Module)が実装され,サービス提供者が提供サービスで必要となる様々なUIを提供するアプリケーションであるUIアプリケーション20は,ホストコントローラ22が用いるメモリに記憶される。
NFCモジュール23は,NFCに対応した外部デバイス6b(例えば,NFCに準拠したリーダライタ)と近接型非接触通信できるように備えられたICチップで,NFCモジュール23は,近接型非接触通信用のアンテナ23a接続している。本実施形態では,UIM21をセキュアモジュールとしているが,Embedded_SIM(Subscriber Identity Module)やマイクロSDカードをセキュアモジュールとして用いることもある。
移動体通信端末2のホストコントローラ22は,移動体通信端末2の基幹となるICチップで,NFCモジュール23およびUIM21それぞれと接続し,UIM21は,ホストコントローラ22を介さずにNFCモジュール23と接続している。ホストコントローラ22は,移動体通信のプロトコルで移動体通信網6aと通信し,更に,ホストコントローラ22のインターフェースに対応したプロトコルでNFCモジュール23と通信し,更に,UIM21のインターフェース(例えば,ISO/IEC7816)に対応したプロトコルでUIM21と通信する。また,UIM21とNFCモジュール23は,SWP(Single Wire Protocol)などのプロトコルで通信する。なお,NFCモジュール23と外部デバイス6bは,NFCの規格で規定されている非接触プロトコルで通信する。
移動体通信端末2に実装するUIM21について説明する。図3は,移動体通信端末2に実装するUIM21を説明する図である。図3に図示したように,UIM21は,ICチップ211をモールドしたICモジュール210をカード基材にエンベットしたカード状の媒体で,ICモジュール210は,ISO/IEC7816等によって定められた,C1〜C8の8個の端子を有する。ここで,C1は,UIM21に電力を供給する電源端子(VCC)であり,C5は,UIM21のグランド端子(GND)である。C1,C3およびC7は,ホストコントローラ22とUIM21間のプロトコルで利用する端子で,C2は,リセット端子(RST)で,C3は,クロック端子(CLK)で,C7は,入出力端子(I/O)である。また,C6は,UIM21とNFCモジュール23間のプロトコルで利用する端子(例えば,SWP)である。なお,C4とC8は,未使用の端子である。
また,図3に図示したように,ICモジュール210にモールドさせるICチップ211は,ICチップ211の中央演算処理装置となるCPU211a(Central Processing Unit),ICチップ211を制御するプログラムや暗号演算に係るプログラムを記憶するメモリであるROM211b(Read Only Memory),CPU211aがデータ処理に用いるメモリであるRAM211c(Random Access Memory),電気的に書き換え可能で,機密のデータ等を記憶するメモリであるNVM211d(Nonvolatile Memory,例えば,フラッシュメモリやEEPROM),暗号演算機能に特化した処理装置であるCo−Processer211eを備え,ユーザの識別に用いるユーザ識別番号は,ICチップ211のNVM211dに記憶されている。UIM21には,移動体通信サービスの加入者を識別するIMSI(International Mobile Subscriber Identity)が記憶されるため,このIMSIをユーザ識別番号として用いることができるが,IMSI以外のユーザ識別番号をICチップ211のNVM211dに記憶させてもよい。
アプリケーションマーケット5について説明する。アプリケーションマーケット5は,移動体通信端末2で起動する様々なアプリケーションを公開しているサーバで,アプリケーションマーケット5が公開しているアプリケーションの中に,サービスで必要となる様々なUIを提供するUIアプリケーション20が含まれる。
SPシステム4について説明する。図4は,SPシステム4を説明する図である。SPシステム4は,アプレットを用いるサービスを提供しているサービス提供者が運営しているシステムで,アプレットをリモート発行したセキュアモジュールに記憶されているユーザ識別番号に関連付けて,ユーザから取得したユーザデータおよびアプレットの有効期限(ユーザのUIM21にリモート発行したアプレットの有効期限になる)を記憶したユーザDB43と,サービス申込み要求に含まれるユーザデータを用いて初回発行データを生成する初回発行データ生成手段40と,ユーザDB43に記憶されている有効期限を定期的に確認し,第1の所定期間後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号に対応するユーザデータを用いてアプレットの更新データを生成する更新データ生成手段41と,TSMシステム3から更新完了通知を受信すると,ユーザDB43を参照し,更新完了通知に含まれるユーザ識別番号に対応する有効期限を更新後の有効期限に更新する有効期限管理手段42を備える。なお,SPシステム4が生成する初回発行データと更新データの中身は,サービス提供者がユーザに提供するサービスに依存する。例えば,クレジットカードサービスの場合,初回発行データと更新データには,クレジットカード番号,有効期限およびユーザの氏名等が含まれることになる。
TSMシステム3について説明する。図5は,TSMシステム3を説明する図である。TSMシステム3は,アプレットのリモート発行をサービス提供者から委託を受けた事業者が運営しているシステムで,図5に図示したように,ユーザ識別番号に関連付けて,アプレットの初回発行データと初回発行時の有効期限を記憶する初回発行用DB32と,ユーザ識別番号に関連付けて,アプレットの更新データと更新後の有効期限を記憶する更新用DB33と,ユーザ識別番号に関連付けて,ユーザ識別番号に対応するユーザのUIM21にリモート発行したアプレットの有効期限を記憶した有効期限用DB34と,初回発行データをユーザのUIM21にリモート発行する初回発行手段30と,有効期限用DB34に記憶されている有効期限を定期的に確認し,第1の所定期間よりも短い第2の所定期間後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号に対応する更新データを更新用DB33から検索し,このユーザ識別番号を用いて特定した移動体通信端末2に実装されているUIM21をリモート発行する更新管理手段31を備える。
ここから,本実施形態に係るリモート発行システム1の動作を説明しながら,リモート発行システム1を構成するシステム等について詳細に説明する。
図6は,初期発行時のリモート発行システム1の動作を説明する図である。移動体通信端末2のUIM21にリモート発行する際,移動体通信端末2を所持するユーザは,様々な移動体通信端末2用のアプリケーションを公開しているアプリケーションマーケット5から,サービス提供者が公開しているUIアプリケーション20を検索し,このUIアプリケーション20を移動体通信端末2にインストールする(S1)。
次に,ユーザは,移動体通信端末2にインストールしたUIアプリケーション20を起動させ,ユーザが,所定のユーザデータ(氏名,生年月日,移動体通信端末2の電話番号およびメールアドレスなど)をUIアプリケーション20に入力すると,UIアプリケーション20は,セキュアモジュールから読み出したユーザ識別番号とユーザが入力したユーザデータを含むサービス申込み要求を,UIアプリケーション20をアプリケーションマーケット5に公開したサービス提供者のSPシステム4へ送信する(S2)。
サービス申込み要求を移動体通信端末2からSPシステム4が受信すると,SPシステム4の初回発行データ生成手段40が起動し,SPシステム4の初回発行データ生成手段40は,サービス申込み要求に含まれるユーザデータを用いて初回発行データを生成し,サービス申込み要求に含まれるユーザ識別番号,初回発行データおよび初回発行時の有効期限,並びに,サービス申込み要求を送信した移動体通信端末2の電話番号をTSMシステム3へ送信した後,このユーザ識別番号に関連付けて,ユーザデータと初回発行時の有効期限をユーザDB43に記憶させる(S3)。
TSMシステム3は,初回発行データ等をSPシステム4から受信すると,SPシステム4から受信した初回発行データを最適なデータフォーマットに加工し,初回発行データと共にSPシステム4から受信したユーザ識別番号に関連付けて,加工後の初回発行データと,SPシステム4から受信したアプレットの有効期限を初回発行用DB32に記憶し,更に,TSMシステム3は,SPシステム4から受信したユーザ識別番号に関連付けて,SPシステム4から受信した移動体通信端末2の電話番号を電話番号用DBに記憶する(S4)。
次に,TSMシステム3は,アプレットの初回発行の準備が整ったことを示す初回発行通知を,SPシステム4から受信した移動体通信端末2の電話番号宛てに送信する(S5)。
移動体通信端末2で起動しているUIアプリケーション20は,TSMシステム3から初回発行通知を受信すると,初回発行するときに選択するボタンオブジェクトである初回発行ボタンを少なくとも含む画面を移動体通信端末2のディスプレイに表示し,初回発行ボタンがユーザによって選択されると,初回発行通知を送信したTSMシステム3に,セキュアモジュールから読み出したユーザ識別番号と初回発行通知のユーザ識別番号を含む初回発行要求を送信する(S6)。
TSMシステム3が初回発行要求を受信すると,TSMシステム3の初回発行手段30が起動し,初回発行手段30は,初回発行要求に含まれるユーザ識別番号に関連付けられている初回発行データと初回発行時の有効期限を初回発行用DB32から検索し,初回発行用DB32から検索した初回発行データを用いて,初回発行要求を送信した移動体通信端末2のUIM21をリモート発行し(S7),このリモート発行が終了すると,初回発行要求に含まれるユーザ識別番号に関連付けて初回発行時の有効期限を有効期限用DB34に記憶して(S8),この手順は終了する。なお,初回発行データを用いてUIM21にリモート発行するためには,アプレットの本体をUIM21にインストールすることが必要になるが,アプレットの本体のインストールは,移動体通信事業者のTSMによって行われる。
図7は,更新時のリモート発行システム1の動作を説明する図である。SPシステム4の更新データ生成手段41は,ユーザDB43に記憶されている有効期限(ここでは,初回発行時の有効期限になる)を定期的に確認し(S10),第1の所定期間(例えば,3か月)後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号に対応するユーザデータを用いてアプレットの更新データを生成し,このユーザ識別番号,アプレットの更新データおよび更新後の有効期限をTSMシステム3へ送信する(S11)。
TSMシステム3は,アプレットの更新データ等をSPシステム4から受信すると,SPシステム4から受信したユーザ識別番号に関連付けて,SPシステム4から受信したアプレットの更新データおよびSPシステム4から受信した更新後の有効期限を更新用DB33に記憶する(S12)。
TSMシステム3の更新管理手段31は,有効期限用DB34に記憶されている有効期限(ここでは,初回発行時の有効期限になる)を定期的に確認し(S13),第1の所定期間よりも短い第2の所定期間(例えば,1カ月)後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,電話番号用DBを参照して,このユーザ識別番号に対応する電話番号を特定した後,この電話番号に対応する移動体通信端末2へ更新通知を配信する(S14)。
移動体通信端末2のUIアプリケーション20は,TSMから更新通知を受信すると,アプレットを更新するときに選択するボタンオブジェクトとなるアプレット更新ボタンを少なくとも含む画面を移動体通信端末2のディスプレイに表示し,ユーザによってアプレット更新ボタンが選択されると,更新通知を送信したTSMシステム3宛に,セキュアモジュールから読み出したユーザ識別番号を含むアプレット更新要求を送信する(S15)。
TSMシステム3の更新管理手段31は,アプレット更新通知を送信した移動体通信端末2から,ユーザ識別番号を含むアプレット更新要求を受信すると,このユーザ識別番号に関連付けられたアプレットの更新データと更新後の有効期限を更新用DB33から検索し,更新用DB33から検索した更新データを用いて,アプレット更新要求を送信した移動体通信端末2に実装されているUIM21をリモート発行することで,このUIM21のアプレットを更新し(S16),更に,有効期限用DB34に記憶されている有効期限を更新後の有効期限に更新した後(S17),ユーザ識別番号を含む更新完了通知をSPシステム4へ送信する(S18)。
ユーザ識別番号を含む更新完了通知をTSMシステム3から受信すると,SPシステム4の有効期限管理手段42は,更新完了通知に含まれるユーザ識別番号に対応する有効期限に基づく更新後の有効期限を生成した後,ユーザDB43を参照し,ユーザ識別番号に対応する有効期限を更新後の有効期限に更新して(S19),この手順は終了する。
1 リモート発行システム
2 移動体通信端末
20 UIアプリケーション
21 セキュアモジュール(UIM)
3 TSMシステム
30 初回発行手段
31 更新管理手段
32 初回発行用DB
33 更新用DB
34 有効期限用DB
4 SPシステム
40 初回発行データ生成手段
41 更新データ生成手段
42 有効期限管理手段
43 ユーザDB
5 アプリケーションマーケット

Claims (1)

  1. ユーザ識別番号を記憶したセキュアモジュールを実装し,NFC機能を有する移動体通信端末と,前記移動体通信端末を利用するサービスを提供するSP(Service Provider)が運営しているSPシステムと,前記移動体通信端末に実装されたセキュアモジュールをOTA(Over The Air)方式によりリモート発行するTSM(Trusted Service Manager)システムとから少なくとも構成されるシステムであって,
    前記移動体通信端末は,前記TSMシステムからアプレット更新通知を受信すると,アプレット更新ボタンをディスプレイに表示し,アプレット更新ボタンが選択されると,セキュアモジュールから読み出したユーザ識別番号を含むアプレット更新要求を,アプレット更新通知を送信した前記TSMシステムに対して送信するUIアプリケーションを備え,
    前記SPシステムは,アプレットをリモート発行したセキュアモジュールに記憶されているユーザ識別番号に関連付けて,ユーザデータおよびアプレットの有効期限を記憶したユーザDBと,前記ユーザDBに記憶されている有効期限を定期的に確認し,第1の所定期間後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号に対応するユーザデータを用いてアプレットの更新データを生成し,このユーザ識別番号,アプレットの更新データおよび更新後の有効期限を前記TSMシステムへ送信する更新データ生成手段を備え,
    前記TSMシステムは,ユーザ識別番号に関連付けて,アプレットの更新データと更新後の有効期限を記憶する更新用DBと,ユーザ識別番号に関連付けて,アプレットの有効期限を記憶した有効期限用DBと,前記有効期限用DBに記憶されている有効期限を定期的に確認し,第1の所定期間よりも短い第2の所定期間後に有効期限を迎えるユーザ識別番号があると,このユーザ識別番号を用いて特定した前記移動体通信端末へアプレット更新通知を配信し,アプレット更新通知を送信した前記移動体通信端末から,ユーザ識別番号を含むアプレット更新要求を受信すると,このユーザ識別番号に関連付けられた更新データを前記更新用DBから検索し,前記更新用DBから検索した更新データを用いて,アプレット更新要求を送信した前記移動体通信端末に実装されたセキュアモジュールをリモート発行する更新管理手段を備えた,
    ことを特徴とするリモート発行システム。
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