JP6321830B2 - 基地局、ユーザ端末及び装置 - Google Patents

基地局、ユーザ端末及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6321830B2
JP6321830B2 JP2016572082A JP2016572082A JP6321830B2 JP 6321830 B2 JP6321830 B2 JP 6321830B2 JP 2016572082 A JP2016572082 A JP 2016572082A JP 2016572082 A JP2016572082 A JP 2016572082A JP 6321830 B2 JP6321830 B2 JP 6321830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
user terminal
information
service
cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016572082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016121787A1 (ja
Inventor
真人 藤代
真人 藤代
裕之 安達
裕之 安達
ヘンリー チャン
ヘンリー チャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JPWO2016121787A1 publication Critical patent/JPWO2016121787A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6321830B2 publication Critical patent/JP6321830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる基地局、プロセッサ及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(Third Generation Partnership Project)において、マルチキャスト/ブロードキャスト伝送を実現する技術として、MBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)が仕様化されている。
MBMSにおいて、複数のセルは、MBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)サブフレームと称される特別なサブフレームを使用して、同一のMBSFNエリアに属する複数のセルが同一のマルチキャスト/ブロードキャストデータを送信する。ユーザ端末は、複数のセルから送信されるマルチキャスト/ブロードキャストデータを受信する。
MBMSは、MBSFNサブフレームがMBMS用となってしまうことに加えて、MBSFNサブフレームを動的に変更することが困難であるため、無線リソースの無駄が生じ易い。
一方で、無線リソースの利用効率を高めつつマルチキャスト伝送を実現するために、単一セルPTM(SCPTM:Single−Cell Point−To−Multipoint)伝送が検討されている。MBSFNエリア単位でのマルチキャスト/ブロードキャスト伝送が適用されるMBMSとは異なり、SCPTMにはセル単位でのマルチキャスト伝送が適用される。また、SCPTM伝送において、グループに属する複数のユーザ端末に対するマルチキャストデータを送信するために、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)が使用されることが想定されている。
3GPP寄書「RP−142205」
第1の特徴に係る基地局は、SC−PTM(Single Cell Point To Multipoint)をサポートする基地局である。前記基地局は、ユーザ端末へ信号を送信するトランスミッタと、前記トランスミッタを制御するコントローラと、を備える。前記コントローラは、同一のマルチキャストデータを受信する複数のユーザ端末に共通に割り当てられるグループ識別子を前記複数のユーザ端末へ送信する処理を実行する。前記グループ識別子は、グループRNTI(Radio Network Temporary Identifier)である。
第2の特徴に係るプロセッサは、SC−PTM(Single Cell Point To Multipoint)をサポートする基地局を制御するプロセッサである。前記プロセッサは、同一のマルチキャストデータを受信する複数のユーザ端末に共通に割り当てられるグループ識別子を前記複数のユーザ端末へ送信する処理を実行する。前記グループ識別子は、グループRNTI(Radio Network Temporary Identifier)である。
第3の特徴に係るユーザ端末は、SC−PTM(Single Cell Point To Multipoint)をサポートするユーザ端末である。前記ユーザ端末は、MBMSサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service)を受信することに興味があることを示す情報を基地局へ送信するトランスミッタと、前記トランスミッタを制御するコントローラと、を備える。前記情報は、前記ユーザ端末が受信することに興味のある前記MBMSサービスの識別子を含む。前記MBMSサービスの識別子は、TMGI(Temporary Identifier)である。
第4の特徴に係るプロセッサは、SC−PTM(Single Cell Point To Multipoint)をサポートするユーザ端末を制御するプロセッサである。前記プロセッサは、MBMSサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service)を受信することに興味があることを示す情報を基地局へ送信する処理を実行する。前記情報は、前記ユーザ端末が受信することに興味のある前記MBMSサービスの識別子を含む。前記MBMSサービスの識別子は、TMGI(Temporary Identifier)である。
第5の特徴に係る基地局は、SC−PTM(Single Cell Point To Multipoint)をサポートする基地局である。前記基地局は、MBMSサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service)を受信することに興味があることを示す情報をユーザ端末から受信するレシーバと、前記ユーザ端末が前記基地局から他の基地局へハンドオーバする際に、前記情報を前記他の基地局へ送信するトランスミッタと、前記トランスミッタを制御するコントローラと、を備える。前記情報は、前記ユーザ端末が受信することに興味のある前記MBMSサービスの識別子を含む。前記MBMSサービスの識別子は、TMGI(Temporary Identifier)である。
第6の特徴に係るプロセッサは、SC−PTM(Single Cell Point To Multipoint)をサポートする基地局を制御するプロセッサである。前記プロセッサは、MBMSサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service)を受信することに興味があることを示す情報をユーザ端末から受信する処理と、前記ユーザ端末が前記基地局から他の基地局へハンドオーバする際に、前記情報を前記他の基地局へ送信する処理と、を実行する。前記情報は、前記ユーザ端末が受信することに興味のあるMBMSサービスの識別子を含む。前記MBMSサービスの識別子は、TMGI(Temporary Identifier)である。
第1実施形態及び第2実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る無線フレームの構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るUEのブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るeNBのブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るSCPTMを説明するための図である。 第1実施形態に係る動作パターン1及び2を説明するための図である。 第2実施形態に係る動作を説明するための図である。 GCSEネットワークアーキテクチャを示す図である。
[実施形態の概要]
SCPTMが適用される典型的なサービスは、グループ通信(例えば、グループ通話)である。グループ通信においては、下りリンクにマルチキャスト伝送が適用され、上りリンクにユニキャスト伝送が適用され得る。
上述したように、SCPTMにはセル単位でのマルチキャスト伝送が適用されるため、例えばユーザ端末が一のセルから他のセルに移動するような場合、当該他のセルにおいてユーザ端末は所望のグループ通信を行うことができない虞がある。
そこで、本実施形態は、グループ通信のサービス可用性を向上させることが可能な基地局及びユーザ端末を提供する。
第1実施形態に係る基地局は、グループ通信を行うグループに属する複数のユーザ端末に対してマルチキャストデータを送信する。前記基地局は、前記基地局のセルによりグループ通信を提供中のグループそれぞれのグループ識別子を含むグループリスト情報を、前記セルにおいてユーザ端末に送信する送信部を備える。
第1実施形態において、前記送信部は、前記グループリスト情報を前記セルにおいてブロードキャスト又はユニキャストで送信する。
第1実施形態において、前記グループリスト情報は、前記グループ識別子に対応するグループ通信が提供されている周波数を示す情報をさらに含む。
第1実施形態において、前記グループリスト情報は、前記グループ識別子に対応するグループ通信に特定のマルチキャスト方式が適用されているか否かを示す情報をさらに含む。前記特定のマルチキャスト方式は、物理下りリンク共有チャネルを介してマルチキャストデータを送信するマルチキャスト方式である。
第1実施形態において、前記基地局は、前記グループリスト情報を受信した特定のユーザ端末から、前記特定のユーザ端末におけるグループ通信に対する興味に基づく興味通知を受信する受信部を備える。前記興味通知は、前記特定のユーザ端末が興味を持つグループ通信に対応するグループ識別子を含む。
第1実施形態の動作パターン1において、前記興味通知は、前記特定のユーザ端末が興味を持つグループ通信が提供されていないことを示す通知である。
第1実施形態の動作パターン2において、前記興味通知は、前記特定のユーザ端末が興味を持つグループ通信が提供されていることを示す通知である。
第1実施形態において、前記基地局は、前記興味通知の受信に応じて、前記特定のユーザ端末が興味を持つグループ通信を前記特定のユーザ端末に提供するための制御を行う制御部を備える。
第1実施形態に係るユーザ端末は、グループ通信を行うグループに属する複数のユーザ端末に対するマルチキャスト送信をサポートする移動通信システムにおいて用いられるユーザ端末である。前記ユーザ端末は、ネットワークに対して、前記ユーザ端末が興味を持つグループ通信に対応するグループ識別子を含む興味通知を送信する送信部を備える。前記送信部は、前記ネットワークからの通知要求がなくても、前記興味通知を前記ネットワークに送信する。
第1実施形態において、前記ユーザ端末は、サービングセル又は隣接セルから送信されるグループリスト情報を受信する受信部をさらに備える。前記グループリスト情報は、該グループリスト情報を送信するセルによりグループ通信を提供中のグループそれぞれのグループ識別子を含む。
第1実施形態の動作パターン1において、前記ユーザ端末は、前記グループリスト情報に基づいて、前記ユーザ端末が興味を持つグループ通信が提供されているか否かを判断する制御部をさらに備える。前記送信部は、前記ユーザ端末が興味を持つグループ通信が提供されていないと判断された場合、前記興味通知を送信する。
第1実施形態の動作パターン2において、前記ユーザ端末は、前記グループリスト情報に基づいて、前記ユーザ端末が興味を持つグループ通信が提供されているか否かを判断する制御部をさらに備える。前記送信部は、前記ユーザ端末が興味を持つグループ通信が提供されていると判断された場合、前記興味通知を送信する。
第1実施形態において、前記ネットワークは、前記ユーザ端末のサービングセルを管理する基地局を含む。前記送信部は、前記基地局に対して前記興味通知を送信する。
第1実施形態の変更例1において、前記ネットワークは、前記基地局とは異なる装置であって、グループ通信を管理する管理装置を含む。前記送信部は、前記管理装置に対して前記興味通知を送信する。
第1実施形態の変更例1において、前記興味通知は、前記サービングセルのセル識別子、及び/又は、前記グループ識別子に対応するグループ通信に特定のマルチキャスト方式が適用されているか否かを示す情報をさらに含む。前記特定のマルチキャスト方式は、物理下りリンク共有チャネルを介してマルチキャストデータを送信するマルチキャスト方式である。
第2実施形態に係るユーザ端末は、グループ通信を行うグループに属する複数のユーザ端末に対するマルチキャスト送信をサポートする移動通信システムにおいて用いられるユーザ端末である。前記ユーザ端末は、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移するための接続要求メッセージを基地局に送信する送信部と、前記グループ通信に関連して前記RRCコネクティッドモードに遷移する場合、前記グループ通信に関する情報を前記接続要求メッセージに含める制御部と、を備える。
第2実施形態において、前記接続要求メッセージは、接続理由を示すフィールドを含む。前記制御部は、前記グループ通信に関する情報を、前記接続理由を示すフィールドに含める。
第2実施形態において、前記グループ通信に関する情報は、前記ユーザ端末が興味を持つグループ通信に対応するグループ識別子である。
第2実施形態に係る基地局は、グループ通信を行うグループに属する複数のユーザ端末に対するマルチキャスト送信をサポートする移動通信システムにおいて用いられる基地局である。前記基地局は、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードにユーザ端末が遷移するための接続要求メッセージを前記ユーザ端末から受信する受信部と、前記グループ通信に関する情報が前記接続要求メッセージに含まれる場合、前記グループ通信のための制御を行う制御部と、を備える。
[第1実施形態]
以下において、3GPP規格に基づく移動通信システムであるLTEシステムに本発明を適用する場合の実施形態を説明する。
(LTEシステムの概要)
先ず、LTEシステムのシステム構成について説明する。図1は、LTEシステムの構成図である。
図1に示すように、LTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自基地局のセルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
また、E−UTRAN10は、MCE(Multi−Cell/Multicast Coordinating Entity)11を含む。MCE11は、M2インターフェイスを介してeNB200と接続され、M3インターフェイスを介してMME300と接続される。MCE11は、MBSFN無線リソース管理・割当等を行う。
EPC20は、MBMS GW(Multimedia Broadcast Multicast Service Gateway)21を含む。MBMS GW21は、M1インターフェイスを介してeNB200と接続され、Smインターフェイスを介してMME300と接続され、SG−mb及びSGi−mbインターフェイスを介してBM−SC22(後述)と接続される。MBMS GW21は、eNB200に対してIPマルチキャストのデータ伝送やセッション制御を行う。
また、EPC20は、BM−SC(Broadcast Multicast Service Center)22を含む。BM−SC22は、SG−mb及びSGi−mbインターフェイスを介してMBMS GW21と接続され、SGiインターフェイスを介してP−GW23と接続される。BM−SC22は、主にTMGI(Temporary Mobile Group Identity)の管理・割当等を行う。
さらに、EPC20の外部のネットワーク(すなわち、インターネット)には、GCS AS(Group Communication Service Application Server)31が設けられる。GCS AS31は、グループ通信用のアプリケーションサーバである。GCS AS31は、MB2−U及びMB2−Cインターフェイスを介してBM−SC22と接続され、SGiインターフェイスを介してP−GW23と接続される。GCS AS31は、グループ通信におけるグループの管理やデータ配信(MBMS(マルチキャスト)ベアラを使うか、ユニキャストベアラを使うかの判断も含む)等を行う。
図2は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理、及びランダムアクセス手順等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのメッセージ(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードであり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
図3は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンクにはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンクにはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる無線リソース(時間・周波数リソース)のうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に下りリンク制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。また、各サブフレームの残りの部分は、主に下りリンクデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。また、各サブフレームには、セル固有参照信号(CRS:Cell specific Reference Signal)などの下りリンク参照信号が配置される。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に上りリンク制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、主に上りリンクデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。また、各サブフレームには、サウンディング参照信号(SRS)などの上りリンク参照信号が配置される。
(UE100の構成)
図4は、UE100(ユーザ端末)の構成を示すブロック図である。図4に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
UE100は、ユーザインターフェイス及びバッテリを備えてもよい。ユーザインターフェイスは、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタン等を含む。ユーザインターフェイスは、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号を制御部130に出力する。バッテリは、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
(eNB200の構成)
図5は、eNB200(基地局)のブロック図である。図5に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に使用される情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、後述する各種の処理及び上述した各種の通信プロトコルを実行する。
バックホール通信部240は、他のeNB200及び上述したネットワークエンティティとのバックホール通信に用いられる。
(単一セルPTM伝送の概要)
以下において、単一セルPTM伝送(SCPTM)について説明する。SCPTMは、無線リソースの利用効率を高めつつマルチキャスト伝送を実現する。図6は、第1実施形態に係るSCPTM関連動作を説明するための図である。
図6に示すように、SCPTMにおいて、eNB200は、PDSCHを使用して、単一のセルによりマルチキャストデータを送信する。すなわち、MBSFNエリア単位でのマルチキャスト/ブロードキャスト伝送が適用されるMBMSとは異なり、SCPTMは、セル単位でのマルチキャスト伝送が適用される。
同一のマルチキャストデータを受信する複数のUE100(UE100−1、UE100−2…)は、UEグループを構成する。当該UEグループ内の各UE100には、共通のグループ識別子が割り当てられている。グループ識別子は、例えばTMGI(Temporary Mobile Group Identity)又はグループRNTI(Radio Network Temporary Identifier)である。グループ識別子は、eNB200(又はMCE11)により割り当てられる。或いは、グループ識別子は、コアネットワーク(EPC20)のエンティティにより割り当てられてもよい。或いは、グループ識別子は、アプリケーションサーバ(例えば、GCS AS31)により割り当てられてもよい。
SCPTMが適用される典型的なアプリケーションは、グループ通信(例えば、グループ通話サービス)である。グループ通信においては、下りリンクにマルチキャスト伝送が適用され、上りリンクにユニキャスト伝送が適用され得る。なお、グループ通信は、SCPTMに限らず、MBMSにより提供されることがある。
(第1実施形態に係る動作)
以下において、第1実施形態に係る動作について説明する。
第1実施形態に係るeNB200は、SCPTM伝送により、グループ通信を行うUEグループに属する複数のUE100に対してマルチキャストデータを送信する。eNB200の送信部210は、自基地局のセルよりグループ通信を提供中のUEグループそれぞれのグループ識別子を含むグループリスト情報を、当該セルにおいてUE100に送信する。具体的には、グループリスト情報は、自基地局のセルにおいて、SCPTMによるグループ通信(以下、適宜「SCPTMグループ通信」と称する)を行うUEグループそれぞれのグループ識別子を含む。ここで、グループ識別子は、TMGI又はグループRNTI等であるが、以下においては、グループ識別子がTMGIである場合を主として想定する。
eNB200の送信部210は、グループリスト情報を自基地局のセルにおいてブロードキャスト又はユニキャストで送信する。ブロードキャストの場合、RRCコネクティッドモードのUE100だけでなく、RRCアイドルモードのUE100もグループリスト情報を受信することができる。また、UE100は、サービングセルからグループリスト情報を受信するだけでなく、隣接セルからもグループリスト情報を受信することができる。以下においては、グループリスト情報がブロードキャストで送信される場合を主として想定する。例えば、グループリスト情報は、システム情報の一部として、ブロードキャストRRCメッセージにより送信される。
グループリスト情報を受信したUE100は、グループリスト情報を送信したセル(サービングセル又は隣接セル)において行われているSCPTMグループ通信を把握し、所望のグループ通信が提供されるか否かを判断することができる。さらに、所望のグループ通信を開始又は継続するための通知をeNB200に対して行うことにより、グループ通信のサービス可用性を向上させることができる。
以下において、グループ通信のサービス可用性を向上させるための動作パターン1及び2について説明する。図7は、動作パターン1及び2を説明するための図である。
(1)動作パターン1
図7に示すように、ステップS11において、UE100の制御部130は、TMGI#1に対応するグループ通信(グループ通信#1)に興味を持つ。例えば、ユーザ操作に応じてUE100のアプリケーション層がグループ通信#1を開始すると判断し、AS層にその旨を通知する。或いは、UE100は、グループ通信#1を既に行っている状態であってもよい。以下において、「グループ通信に興味を持つ」とは、グループ通信を既に行っている状態も含むものとする。
ステップS12において、eNB200の送信部210は、自セルにおいてSCPTMグループ通信(自セルから提供されるSCPTM通信)を行うUEグループそれぞれのTMGIを含むグループリスト情報をブロードキャストで送信する。ここで、eNB200のセルは、UE100のサービングセルであってもよいし、隣接セルであってもよい。
グループリスト情報は、TMGIに対応するグループ通信が提供されている周波数を示す情報をさらに含んでもよい。
UE100の受信部110は、eNB200(サービングセル又は隣接セル)から送信されるグループリスト情報を受信する。
UE100の制御部130は、グループリスト情報に基づいて、自UE100が興味を持つグループ通信(グループ通信#1)が提供されているか否かを判断する。具体的には、TMGI#1がグループリスト情報に含まれている場合、グループリスト情報の送信元セルにおいてグループ通信#1が提供されていると判断する。これに対し、TMGI#1がグループリスト情報に含まれていない場合、グループリスト情報の送信元セルにおいてグループ通信#1が提供されていないと判断する。
UE100の制御部130は、このような判断をサービングセル及び隣接セルのそれぞれについて行ってもよい。或いは、このような判断をサービングセルについてのみ、又は隣接セルについてのみ行ってもよい。
自UE100が興味を持つグループ通信が提供されていないと判断された場合、ステップS13において、UE100の送信部120は、グループ通信興味通知(興味通知)をサービングセル(eNB200)に送信する。動作パターン1において、グループ通信興味通知は、UE100が興味を持つグループ通信が提供されていないことを示す通知である。
グループ通信興味通知は、UE100が興味を持つグループ通信(グループ通信#1)に対応するTMGI(TMGI#1)を含む。UE100が興味を持つグループ通信が複数存在する場合、グループ通信興味通知は、複数のグループ通信に対応する複数のTMGIを含んでもよい。eNB200の受信部110は、グループ通信興味通知を受信する。
eNB200の制御部230は、グループ通信興味通知の受信に応じて、UE100が興味を持つグループ通信#1をUE100に提供するための制御を行う。例えば、eNB200の制御部230は、MME300、MCE11、GCS AS31、MBMS GW21、BM−SC22の何れかに対して、グループ通信#1の通信セッションを開始するための情報を送信する。当該情報は、例えば、EPS(Evolved Packet System)ベアラの確立要求、マルチキャスト/ユニキャストの要求、データルーティングに係る情報(例えばアドレス)、自セル内の該当UEの数(例えばTMGI毎)、eNBのpreferenceのうち少なくとも1つを含む。或いは、当該情報は、MBMSへの切り替え要求であってもよい。例えば、通常のMBMSが既に実施されている又は開始された場合、又は、グループ通信をMBMSで伝送した際に十分に物理リソースが活用できるほど、十分な数のグループ通信が実施されている場合、MBMSへの切り替えを要求してもよい。或いは、あるTMGIについて興味があるUEが一定量以上である場合は、当該TMGIについてMBMSに切り替えてもよい。
また、eNB200の制御部230は、UE100に対して、SCPTM伝送を行うか、又はユニキャスト伝送を行うかを判断してもよい。例えば、自セルが混雑しており、グループ通信#1に興味を持つUE100が複数存在する場合、SCPTM伝送を行うことが好ましい。或いは、eNB200の制御部230は、自セルが混雑しているか否かに応じて、UE100に対してグループ通信を提供するか否かを判断してもよい。或いは、eNB200の制御部230は、UE100をハンドオーバするか否かを判断してもよい。例えば、隣接セルにおいてグループ通信#1が提供されており、自セルにおいてグループ通信#1が提供されていない場合、UE100を当該隣接セルにハンドオーバしてもよい。
なお、UE100の送信部120は、TMGI#1を含むグループ通信興味通知を送信した後、TMGI#1に対応するグループ通信に興味がなくなった場合、該当するTMGI#1をeNB200に送信してもよい。
また、UE100は、ネットワーク(eNB200)からの通知要求がなくても、グループ通信興味通知をネットワークに送信することに留意すべきである。
(2)動作パターン2
上述した動作パターン1において、UE100は、グループリスト情報に基づいて、自UE100が興味を持つグループ通信が提供されていないと判断した場合、グループ通信興味通知をサービングセル(eNB200)に送信していた。
これに対し、動作パターン2において、UE100は、グループリスト情報に基づいて、自UE100が興味を持つグループ通信が提供されていると判断した場合、グループ通信興味通知をサービングセル(eNB200)に送信する。すなわち、動作パターン2におけるグループ通信興味通知は、UE100が興味を持つグループ通信が提供されていることを示す通知である。この場合、グループ通信興味通知は、所望のグループ通信に対する参加要求として取り扱われる。
動作パターン2において、TMGI#1を含むグループ通信興味通知を受信したeNB200は、TMGI#1に対応するグループ通信#1をUE100に提供するか否かを判断し、判断結果(許可通知又は拒否通知)をUE100に送信する。許可通知は、個別RRCメッセージ(RRC Connection Reconfigurationメッセージ)により行われてもよい。個別RRCメッセージは、グループ通信#1の受信パラメータ設定(例えば、グループ通信#1のグループRNTI等)を含んでもよい。
その他の動作については、動作パターン1と同様である。
なお、eNB200は、UE100は、グループ通信興味通知を受信した場合、当該グループ通信興味通知に含まれるTMGIに対応するグループRNTIを当該UE100に割当・設定してもよい。
また、UE100は、ネットワーク(eNB200)からの通知要求がなくても、グループ通信興味通知をネットワークに送信することに留意すべきである。
(第1実施形態のまとめ)
上述したように、UE100は、グループリスト情報に基づいて、サービングセル又は隣接セルにおいて所望のグループ通信が提供されるか否かを判断し、グループ通信興味通知をeNB200に送信する。eNB200は、グループ通信興味通知に基づいて、所望のグループ通信を開始又は継続するための制御を行うことができる。従って、グループ通信のサービス可用性を向上させることができる。
[第1実施形態の変更例1]
上述した第1実施形態において、UE100は、グループ通信興味通知をeNB200に送信していた。しかしながら、UE100は、eNB200とは異なる装置であって、グループ通信を管理する管理装置に対してグループ通信興味通知を送信してもよい。管理装置とは、MME300、GCS AS31、又はBM−SC22等であるが、以下において、管理装置がGCS AS31である一例について説明する。この場合、グループ通信興味通知は、UE100とGCS AS31との間のGC1インターフェイスを介してUE100からGCS AS31に送信される。
第1実施形態の変更例1において、グループ通信興味通知は、UE100のサービングセルのセル識別子(及びeNB識別子)を含んでもよい。これにより、GCS AS31は、UE100が在圏するセルを把握することができる。
また、グループ通信興味通知は、UE100が興味を持つグループ通信をサービングセルがSCPTM伝送により提供していること(又はSCPTM伝送により提供していないこと)を示す情報をさらに含んでもよい。これにより、GCS AS31は、SCPTM伝送の場合にはマルチキャストベアラを使用し、SCPTM伝送でない場合にはユニキャストベアラ(EPSベアラ)を使用するといった判断を行うことができる。なお、EPSベアラとは、UE100とP−GW23との間に確立される論理的なデータパスである。SCPTM伝送が適用されるグループ通信用ベアラをユニキャストベアラ(EPSベアラ)として確立してもよい。eNB200は、当該EPSベアラに対応するTMGIを、MME300、MBMS GW21、又はMCE11から取得し、各種の制御に利用してもよい。
[第1実施形態の変更例2]
上述した第1実施形態において、UE100は、グループリスト情報に基づいてグループ通信興味通知を送信していた。しかしながら、UE100は、グループリスト情報に基づくことなく、グループ通信興味通知を送信してもよい。
eNB200は、自セル内の複数のUE100からグループ通信興味通知を受信し、グループ通信興味通知に含まれるTMGIに基づいて、TMGIごとの興味数を集計する。そして、eNB200は、集計した興味数に基づいて、ユニキャスト伝送を行うか又はSCPTM伝送を行うかをTMGIごとに判断してもよい。この場合、UE100は、MBMS用のシステム情報(SIB13/SIB15)を受信し、MBMS用のシステム情報に含まれるTMGIに基づいてグループ通信興味通知を送信してもよい。
本変更例においては、GCS AS31がベアラ(EPSベアラ又はMBMSベアラ)の制御を行っているが、eNB200がどのベアラのデータをSC−PTM送信するべきかを把握可能とするために、以下の方法の何れかを適用可能である。
(1)EPSベアラ上のデータをSC−PTM伝送できる場合;
(1−1)SC−PTM伝送が出来るEPSベアラが、その旨が分かる情報(タグ)を有する(タグ付きEPSベアラ)。
(1−2)SC−PTM伝送が出来るEPSベアラのベアラIDをeNB200が取得する。
(1−3)EPSベアラを束ねたAggregated EPSベアラを新たに定義し、これを確立する。Aggregated EPSベアラには、紐付いているEPSベアラIDが含まれている。
(1−4)上記の情報は、E−RABの情報であってもよい。
(2)MBMSベアラ上のデータをSC−PTM伝送できる場合;
(2−1)SC−PTM伝送できるTMGIをeNB200が取得する。
(2−2)上記EPSベアラと同様に、MBMSベアラにタグ付けを行う。
(2−3)SC−PTM伝送できるTMGIとMBMSベアラIDの紐付け情報(リスト)をeNB200が取得する。
ここで、上記のベアラのタグ付けを管理するのは、GCS AS、P−GW、S−GW、BM−SCであることを想定しているが、MME、MCE、MBMS GWであってもよい。
[第1実施形態の変更例3]
GCS AS31からeNB200(又はMCE11)にTMGIリストを提供してもよい。GCS AS31から提供されるTMGIリストは、TMGIに興味がある(紐付いた)UE IDを含んでもよい。当該UE IDは、さらに当該UEが在圏するセルに対応するセルID、eNB ID、MBMSエリアIDの少なくとも1つと紐付けられていてもよい。
eNB200(又はMCE11)はTMGIを管理していないため、上述したグループリスト情報をeNB200が報知可能とするためにGCS AS31からTMGIリストを取得する。さらに、eNB200(又はMCE11)は、上述したグループ通信興味通知に代えて、TMGIリストに基づいて各TMGIに対応するUE数を把握し、ユニキャスト/MBMS/SC−PTMの切替制御を行ってもよい。
或いは、GCS AS31からeNB200(又はMCE11)にTMGIリストを提供してもよい。UE100は、MBMSの制御情報(MCCH、SIB13、SIB15等)を確認しなくてもSC−PTM受信が可能となる。
[第1実施形態の変更例4]
上述した第1実施形態において、一のセルから送信されるグループリスト情報は、当該一のセルにおいてSCPTMグループ通信を行うUEグループそれぞれのグループ識別子を含んでいた。
しかしながら、一のセルから送信されるグループリスト情報は、このようなグループ識別子だけでなく、隣接セルにおいてSCPTMグループ通信を行うUEグループそれぞれのグループ識別子を含んでいてもよい。
或いは、一のセルから送信されるグループリスト情報は、当該一のセルにおいてSCPTMグループ通信を行うUEグループそれぞれのグループ識別子を含まずに、隣接セルにおいてSCPTMグループ通信を行うUEグループそれぞれのグループ識別子を含んでいてもよい。
また、本変更例における「隣接セル」を「隣接周波数」と読み替えてもよい。
[第1実施形態の変更例5]
上述したように、グループ通信には、SCPTMグループ通信だけでなく、MBMSによるグループ通信(MBMSグループ通信)もある。
よって、グループリスト情報は、自基地局のセルにおいて、SCPTMグループ通信を行うUEグループそれぞれのTMGIに加えて、MBMSグループ通信を行うUEグループそれぞれのTMGIをさらに含んでもよい。この場合、グループリスト情報は、TMGIに対応するグループ通信にSCPTM伝送が適用されているか、又はMBMSが適用されているかを示す情報をさらに含んでもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態は、グループ通信を開始するためにUE100がeNB200との接続を確立する動作に関する実施形態である。
(第2実施形態に係る動作)
以下において、第2実施形態に係る動作について説明する。図8は、第2実施形態に係る動作を説明するための図である。図8の初期状態において、UE100は、RRCアイドルモードである。
図8に示すように、ステップS21において、UE100の制御部130は、グループ通信に興味を持ち、グループ通信に関する設定情報(例えばグループRNTI等)を取得するためにeNB200に接続すると判断する。或いは、UE100は、SCPTM伝送によるグループ通信を既に行っている状態であって、SCPTMサービスエリア外に移動し、SCPTM伝送からユニキャスト伝送に切り替えるためにeNB200に接続すると判断してもよい。
ステップS22において、UE100の送信部120は、RRCアイドルモードからRRCコネクティッドモードに遷移するための接続要求メッセージ(RRC Connection Requestメッセージ)をeNB200に送信する。グループ通信に関連してRRCコネクティッドモードに遷移する場合、UE100の制御部130は、グループ通信に関する情報を接続要求メッセージに含める。
接続要求メッセージは、接続理由(Establishment Cause)を示すフィールドを含む。UE100の制御部130は、グループ通信を示す情報を、当該フィールドに含める。また、UE100の制御部130は、自UE100が興味を持つグループ通信に対応するTMGIを接続要求メッセージに含める。
eNB200の受信部220は、接続要求メッセージをUE100から受信する。eNB200の制御部230は、グループ通信に関する情報が接続要求メッセージに含まれる場合、グループ通信のための制御を行う。例えば、eNB200は、上述した第1実施形態と同様に、自UE100が興味を持つグループ通信をUE100に提供するための制御を行う。
(第2実施形態のまとめ)
UE100は、グループ通信に関連してRRCコネクティッドモードに遷移する場合、グループ通信に関する情報を接続要求メッセージ(RRC Connection Requestメッセージ)に含める。これにより、eNB200は、グループ通信のための接続要求であることを把握し、適切な制御を早期に実施可能となる。
[その他の実施形態]
上述した第1実施形態及び第2実施形態において、eNB200間の通信について特に触れなかった。しかしながら、eNB200は、UE100から受信したグループ通信興味通知(UE100が興味を持つTMGI)を保持し、当該UE100がハンドオーバする際にターゲットeNBに対して当該グループ通信興味通知を転送してもよい。これにより、ターゲットeNBは、当該UE100に対して適切にグループ通信を提供することができる。
上述した第1実施形態及び第2実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、本発明はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
[付記]
(導入)
クリティカル通信のために無線効率を改善する手段として、単一セルPTM(SC−PTM)伝送は新たな研究アイテムとして提案された。既存のeMBMS/GCSEアーキテクチャをできるだけ再利用することが目的であるが、データ配信の選択案としてSC−PTMメカニズムを選択することを担当するエンティティを明確にする必要がある。該選択として考えられるべき幾つかの選択肢を本付記で検討する。
(GCSEの現行のアーキテクチャ)
図9は、Rel−12のGCSEのための現行のアーキテクチャのハイレベルの図を示す。
現行の規格では、データをユニキャスト又はMBMSを介して配信すべきかをGCS ASで決定することと、エリア内(例えば、セル内又はセルの集合内)におけるGCSグループのUEの数が十分に大きいである場合に、MBMSベアラサービスを使用することをGCS ASが動的に決定することと、が仮定される。MBMSベアラサービスが使用される場合に、GCS ASは、単一MBMSブロードキャストベアラを介してデータをGCSグループから移してもよい。GCS ASがユニキャストを介してデータを配信することを決定した場合、設定されたEPSベアラでこれが実行される。該EPSベアラで、GCS ASとUEとの間でのシグナリングと、上りリンクデータと下りリンクデータとが搬送されてもよい。
承認されたSC−PTM研究アイテムでは、E−UTRANにおける無線効率の増強のための技術解決策に関する研究に注目する。具体的に、本研究アイテムの一つの目的は、共通の興味を持つユーザのグループを対象とする、PDSCHを介したDLマルチキャストをUEが受信することのためである。しかしながら、E−UTRANに必要である増強を考慮する前に、GCS AS、BM−SCからどのようなものが期待されるかと、これらとE−UTRANとの相互作用と、SC−PTM伝送のサポートに必要とする可能なシグナリングと、に関する共通の認識を持つべきである。具体的には、SC−PTMが利用される場合、どのエンティティ又は複数のエンティティが決定をするかを認識すべきである。
考察:グループ通信にSC−PTMが使用されるかを決定することを担当するエンティティ又は複数のエンティティを明確にすることが必要である。
(SC−PTM伝送の選択)
新たな配信メカニズムとしてSC−PTMを選択すると、該配信メカニズムがGSC ASによって決定されるか又は他のエンティティによって決定されるかを最初に考慮すべきである。配信メカニズムとしてSC−PTMの選択がGCS ASによって決定される場合、MCE又はS/P−GWに向ける追加のシグナリングが必要であり得る。一方、GCS ASはSC−PTMの使用を直接に決定しない場合、この決定が他のネットワークエンティティによって決定されるべきである。
(GSC ASによるSC−PTM伝送の選択)
GCS ASが直接にSC−PTMを選択場合に、GCS ASは、ユニキャスト、MBMS又はSC−PTMを介してデータをUEに配信すべきかを決定する必要がある。Rel−12とRel−13GCSEにおける現行の仮定は、UEが自身の位置情報と興味情報をネットワークに報告し得ることを仮定する。これで、トラフィックデータは、UEが位置する適切なセルに向けるようにルーティングされ得る。興味と位置情報との両方がGCS ASに利用可能であれば、GCS ASは、データ配信のためにSC−PTMが選択されるべきかを決定することが可能である。
しかしながら、データ配信のためにSC−PTMが選択されるべきかを決定するのはGCS ASエンティティである場合でも、SC−PTM伝送を介したデータの配信がPDSCH又はPMCHに基づくことに起因して、これらの情報をどのようにE−UTRANに搬送するかを決定する必要がまだある。
GCS ASがSC−PTM伝送をMBMSタイプのサービスとして扱い、UEがPMCHを介してマルチキャストを受信する場合に、GCS ASは、配信メカニズムとしてSC−PTMを使用する自身の意図をBM−SCに通知すべきであることを仮定することが妥当である。そして、SC−PTM伝送がデータ配信に使用されるべきである旨をE−UTRANに通知する(MB2−Cインターフェイスを介して)かどうかはBM−SC次第である。
提案1:GCS ASはSC−PTMを、PMCHを使用するMBMSのようなメカニズムとして捉える場合、GCS ASがMB2−Cインターフェイスを介してE−UTRANに、SC−PTMをサポートする旨を通知することを可能にするべきである。
代替的に、SC−PTM伝送がPDSCHを介する場合、GCS ASは、SC−PTMを多数のUEのためのユニキャストサービスの集合として捉えこともでき、SC−PTM伝送を使用する要望をE−UTRANに通知する。PDSCHのためのリソースがE−UTRANによって制御されているため、サービングセル内の一つのUEに対するか多数のUEに対するかにかかわらず、配信メカニズムの制御がE−UTRANによって決定されることも考えられる。従って、GCS ASの観点から見れば、データがMBMSによって配信されない限り、GCS ASは、BM−SCをバイパスしてE−UTRANにデータ配信のサポートの必要を通知することができる。具体的に、GCS ASは以下の2つのオプションを持っても良い:
オプションA−1:GCS ASはE−UTRANに、SC−PTM伝送のサポートの必要を通知する。
オプションA−2:GCS ASはE−UTRANに、データ配信の必要を通知するが、SC−PTMを使用するかユニキャスト伝送を使用するかについての決定はE−UTRANに任せる。
オプションA−1では、GCS ASはE−UTRANに、SC−PTM伝送のサポートの必要を明示的に通知するので、データ配信はSC−PTMのみに基づいて実施されるべきであり、逆も同様である。サービス継続性を損なってはいけないので、無線状況と負荷状況が動的であるため、無線インターフェイスでの効率の低下に繋がる虞があるため、GCS ASから指示された伝送メカニズムを適用することを常に可能にすることができないかもしれない。
オプションA−2では、E−UTRANはSC−PTM伝送とユニキャスト伝送との間で決定する。RRMに伴う問題と、頻繁なハンドオーバをサポートする必要と、を考慮すると、PDSCHを介した配信メカニズムの選択はGCS ASではなくE−UTRANによって制御されるべきである。オプションA−2では、サービングセルが自身のUEからの必要な情報(例えば、TMGI興味指示)を収集するために、新たなメカニズムは必要であるかもしれない。
提案2:UEがPDSCHを介してDLマルチキャストを受信し、GCS ASがSC−PTMをユニキャストのようなメカニズムとして捉える場合に、SC−PTMとユニキャストとの間の選択はE−UTRANによって制御されるべきである。
(BM−SC/MCEによるSC−PTM伝送の選択)
異なる観点から見れば、SC−PTM伝送はマルチキャスト配信メカニズムの形であり、MBMSのようなものではないので、データをMBMSで送信するか又はSC−PTMで送信するかをBM−SCが決定することが可能であり得る。これは、GCS ASはRel−12における機能と同様に機能し、ユニキャストとMBMS(すなわち、SC−PTMがMBMSにマッピングされる)との間を決定することを意味している。GCS ASは、多くのUEが同じサービスに興味を持っていることを決定すれば、MBMS経由のデータ配信の必要をBM−SCに通知する。
データ配信の必要がBM−SCに通知されると、BM−SCは、該データがMBMSによって配信されるべきか又はSC−PTMによって配信されるべきかを決定すべきである。どの配信メカニズムを使用するかをBM−SCが決定するために、興味のあるUEからのフィードバックが必要となる。具体的に、BM−SCは、UEが同じセルに属するか多数のセルに属するかを決定する必要がある。興味のあるUEは多数のセルからのものであれば、SC−PTMを選択し得る。UEの位置情報を取得するために、下記の3つのオプションうちの一つが考えられる:
オプションB−1:BM−SCはGCS ASから位置情報を取得し得る。
オプションB−2:MCEと連携しているBM−SCは、カウントリクエストに類似するメカニズムを使用して位置情報を取得し得る。
オプションB−3:BM−SCは、同じセルにサービス提供されるUEの数を決定するようE−UTRANに要求し得る。
オプションB−1では、GCS ASはアプリケーション層を介してUEの位置情報を取得することが仮定されて、該情報はBM−SCと共有され得る。頻繁なハンドオーバが生じる可能性、具体的には、多数の小セルの配置の場合を考慮すると、どのくらいの頻度でUEは現在の場所への更新を提供する必要があるかを考慮すべきである。
オプションB−2では、同じセルに属し、同じサービスに興味を持っているUEの数を決定するために、BM−SCはMCEと連携してカウントリクエストと類似する方法を使用する。このアプローチの利点は、MBMSのための既存のメカニズムの多数を再利用できる。
オプションB−3では、サービングセルが自身のUEからの必要な情報(例えば、TMGI興味指示)を収集するために、新たなメカニズムが必要である。収集された情報はBM−SCに転送されるが、隣接セルがMBMSのためにも同様に、SC−PTMを使用して、同じコンテンツをブロードキャストすることになると仮定することはできないので、サービス継続性をサポートするために、該収集された情報をターゲットセルにも転送する必要があるかもしれない。
提案3:BM−SCがSC−PTMを選択する場合に、BM−SCがどのようにMBMSとSC−PTMとの間で決定するかを更に明確にするべきである。
(GCSE_LTEアーキテクチャ内におけるSC−PTMのサポート)
上記の検討のように、上記の幾つかのオプションと提案は、GCSE_LTEアーキテクチャ内におけるインターノードシグナリングに対する変更を含む。どの変更が必要であるかに関する決定は、E−UTRANにおける無線側面から独立して考慮されるべきではない。具体的に、SC−PTMが、PMCHではなくPDSCHを介して実行される場合、E−UTRANは、SC−PTMの使用の直接制御を持つべきである。
(結論)
SC−PTM伝送メカニズムの追加では、SC−PTM伝送をどのように選択するかに関する全体的な構成を決定する必要がある。具体的に、SC−PTM伝送を使用するための決定は、GCS AS、BM−SC、E−UTRAN又はこれらのエンティティの組み合わせに任せ得る。
[相互参照]
米国仮出願第62/110021号(2015年1月30日)の全内容が参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、通信分野において有用である。

Claims (5)

  1. BMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)サービスをサポートする移動通信システムであって、
    基地局とユーザ端末とを有し、
    前記基地局は、前記基地局が管理するセルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第1識別子を含む第1情報を前記ユーザ端末に送信し、
    前記第1情報は、前記第1識別子に対応する前記MBMSサービスにSCPTM(Single Cell Point To Multipoint)伝送が適用されているか、又はMBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)伝送が適用されているかを示す情報をさらに含み、
    前記基地局は、前記基地局が管理するセルに隣接する隣接セルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第2識別子を含む第2情報を前記ユーザ端末に送信し、
    前記ユーザ端末は、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記ユーザ端末が受信することに興味のある第1MBMSサービスが提供されているか否かを判断し、
    前記ユーザ端末は、前記第1MBMSサービスが提供されていると判断した場合、前記第1MBMSサービスに対応する識別子を含む興味通知を前記基地局に送信し、
    前記基地局は、前記ユーザ端末が前記基地局から前記隣接セルを管理する他の基地局へハンドオーバする際に、前記興味通知を前記他の基地局へ送信する移動通信システム。
  2. BMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)サービスをサポートする基地局であって、
    前記基地局が管理するセルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第1識別子を含む第1情報をユーザ端末に送信する処理であって、前記第1情報は、前記第1識別子に対応する前記MBMSサービスにSCPTM(Single Cell Point To Multipoint)伝送が適用されているか、又はMBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)伝送が適用されているかを示す情報をさらに含む、処理と、 前記基地局が管理するセルに隣接する隣接セルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第2識別子を含む第2情報を前記ユーザ端末に送信する処理と、
    前記ユーザ端末が受信することに興味のある第1MBMSサービスに対応する識別子を含む興味通知を前記ユーザ端末から受信する処理であって、前記第1MBMSサービスは、前記ユーザ端末が前記第1情報及び前記第2情報に基づいて決定したMBMSサービスである、処理と、
    前記ユーザ端末が前記基地局から前記隣接セルを管理する他の基地局へハンドオーバする際に、前記興味通知を前記他の基地局へ送信する処理と、を実行するコントローラを備える基地局。
  3. BMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)サービスをサポートするユーザ端末であって、
    基地局が管理するセルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第1識別子を含む第1情報を前記基地局から受信する処理であって、前記第1情報は、前記第1識別子に対応する前記MBMSサービスにSCPTM(Single Cell Point To Multipoint)伝送が適用されているか、又はMBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)伝送が適用されているかを示す情報をさらに含む、処理と、
    前記基地局が管理するセルに隣接する隣接セルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第2識別子を含む第2情報を前記基地局から受信する処理と、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記ユーザ端末が受信することに興味のある第1MBMSサービスが提供されているか否かを判断する処理と、
    前記第1MBMSサービスが提供されていると判断した場合、前記第1MBMSサービスに対応する識別子を含む興味通知を前記基地局に送信する処理と、を実行するコントローラを備えるユーザ端末。
  4. BMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)サービスをサポートする基地局に備えられる装置であって、
    メモリを含むプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    前記基地局が管理するセルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第1識別子を含む第1情報をユーザ端末に送信する処理であって、前記第1情報は、前記第1識別子に対応する前記MBMSサービスにSCPTM(Single Cell Point To Multipoint)伝送が適用されているか、又はMBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)伝送が適用されているかを示す情報をさらに含む、処理と、
    前記基地局が管理するセルに隣接する隣接セルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第2識別子を含む第2情報を前記ユーザ端末に送信する処理と、
    前記ユーザ端末が受信することに興味のある第1MBMSサービスに対応する識別子を含む興味通知を前記ユーザ端末から受信する処理であって、前記第1MBMSサービスは、前記ユーザ端末が前記第1情報及び前記第2情報に基づいて提供中と判断したMBMSサービスである、処理と、
    前記ユーザ端末が前記基地局から前記隣接セルを管理する他の基地局へハンドオーバする際に、前記興味通知を前記他の基地局へ送信する処理と、を実行する装置。
  5. SCPTM(Single Cell Point To Multipoint)伝送を用いるMBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)サービスをサポートするユーザ端末に備えられる装置であって、
    メモリを含むプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    基地局が管理するセルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第1識別子を含む第1情報を前記基地局から受信する処理であって、前記第1情報は、前記第1識別子に対応する前記MBMSサービスにSCPTM(Single Cell Point To Multipoint)伝送が適用されているか、又はMBSFN(Multicast−Broadcast Single−Frequency Network)伝送が適用されているかを示す情報をさらに含む、処理と、
    前記基地局が管理するセルに隣接する隣接セルにおいて提供される少なくとも1つのMBMSサービスに対応する第2識別子を含む第2情報を前記基地局から受信する処理と、
    前記第1情報及び前記第2情報に基づいて、前記ユーザ端末が受信することに興味のある第1MBMSサービスが提供されているか否かを判断する処理と、
    前記第1MBMSサービスが提供されていると判断した場合、前記第1MBMSサービスに対応する識別子を含む興味通知を前記基地局に送信する処理と、を実行する装置。
JP2016572082A 2015-01-30 2016-01-27 基地局、ユーザ端末及び装置 Active JP6321830B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562110021P 2015-01-30 2015-01-30
US62/110,021 2015-01-30
PCT/JP2016/052252 WO2016121787A1 (ja) 2015-01-30 2016-01-27 基地局、プロセッサ及びユーザ端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016121787A1 JPWO2016121787A1 (ja) 2017-10-19
JP6321830B2 true JP6321830B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=56543398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016572082A Active JP6321830B2 (ja) 2015-01-30 2016-01-27 基地局、ユーザ端末及び装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20170325076A1 (ja)
JP (1) JP6321830B2 (ja)
WO (1) WO2016121787A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106162565B (zh) * 2015-04-09 2021-06-01 北京三星通信技术研究有限公司 传输组通信业务数据的方法、系统及装置
US10582443B2 (en) 2016-03-25 2020-03-03 Comcast Cable Communications, Llc Vehicle wireless device discovery
US10965479B2 (en) 2016-04-02 2021-03-30 Comcast Cable Communications, Llc Bearer modification for V2X communications
US11057925B2 (en) 2016-08-07 2021-07-06 Comcast Cable Communications, Llc Deactivation timer in a wireless device and wireless network
US10687319B2 (en) 2016-08-08 2020-06-16 Comcast Cable Communications, Llc Group power control for a secondary cell
US10959218B2 (en) 2016-11-14 2021-03-23 Comcast Cable Communications, Llc Semi-persistent scheduling confirmation
US12082055B2 (en) * 2016-11-17 2024-09-03 Comcast Cable Communications, Llc Handover of user equipment with multimedia broadcast multicast services
US10498551B2 (en) * 2016-11-21 2019-12-03 Qualcomm Incorporated Data multicast or broadcast on control channel for narrowband communication
US10716039B2 (en) * 2016-12-02 2020-07-14 Ofinno, Llc Handover procedure for a UE with V2X services
US10856306B2 (en) * 2016-12-02 2020-12-01 Ofinno, Llc UE context retrieve for V2X services
EP3588848B1 (en) * 2017-03-17 2021-09-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Network data processing method and apparatus

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0809263A2 (pt) * 2007-03-23 2014-10-07 Panasonic Corp Dispositivo de estação base de radiocomunicação e método de radiocomunicação
ATE432000T1 (de) * 2007-06-19 2009-06-15 Alcatel Lucent Auswahlverfahren zwischen mehreren betriebsmodi für die bereitstellung eines rundfunk- oder multicast-dienstes
US8477644B2 (en) * 2008-01-29 2013-07-02 Sharp Kabushiki Kaisha Communication apparatus, communication method
WO2009131087A1 (ja) * 2008-04-22 2009-10-29 シャープ株式会社 通信装置、通信方法
US8644826B2 (en) * 2008-12-26 2014-02-04 Nec Corporation Wireless communication system, communication control method, radio base station, radio terminal, and storage medium
US9686770B2 (en) * 2010-06-15 2017-06-20 Mediatek Inc. Methods to support MBMS service continuity and counting and localized MBMS service
US9680582B2 (en) * 2011-09-26 2017-06-13 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for acquiring service area information in wireless communication system
US9402264B2 (en) * 2011-09-30 2016-07-26 Intel Corporation Methods to transport internet traffic over multiple wireless networks simultaneously
JPWO2013111905A1 (ja) * 2012-01-27 2015-05-11 京セラ株式会社 移動通信システム、ユーザ端末、基地局、及びプロセッサ
US9781649B2 (en) * 2012-08-02 2017-10-03 Qualcomm Incorporated MBMS support in heterogeneous network and in-venue
EP2981106A4 (en) * 2013-03-27 2016-11-23 Kyocera Corp COMMUNICATION CONTROL PROCEDURE, USER DEVICE AND PROCESSOR
EP3100500B1 (en) * 2014-01-29 2018-12-05 LG Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting report message in wireless communication system
KR101866619B1 (ko) * 2015-01-08 2018-06-14 주식회사 케이티 단일 셀 멀티전송 데이터를 송수신하는 방법 및 그 장치
EP3244687B1 (en) * 2015-01-09 2020-05-20 LG Electronics Inc. Method and device for establishing rrc connection for scptm reception
US9756483B2 (en) * 2015-01-29 2017-09-05 Acer Incorporated Method of single-cell point-to-multipoint transmission

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2016121787A1 (ja) 2017-10-19
WO2016121787A1 (ja) 2016-08-04
US20170325076A1 (en) 2017-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6321830B2 (ja) 基地局、ユーザ端末及び装置
JP6347005B1 (ja) ユーザ端末、通信方法及びプロセッサ
JP7518245B2 (ja) 通信制御方法、ユーザ装置及びプロセッサ
US10045395B2 (en) Base station, processor, and user terminal for setting a configuration to the user terminal for discontinuously monitoring a physical downlink control channel (PDCCH) on which a control signal is transmitted by the base station
JP5116853B2 (ja) E−utranシステムにおいてmbmsデータを送信する方法
JP6688745B2 (ja) 基地局及びユーザ端末
US10021709B2 (en) Method for determining priorities of services and wireless equipment thereof
WO2022085717A1 (ja) 通信制御方法
WO2013131438A1 (zh) 一种集群传输通知、处理方法及装置
KR20120072256A (ko) Mbms 방송 서비스 수신 시스템 및 그 방법
WO2012019542A1 (zh) Mbms业务接收状态的上报方法和设备
WO2016175255A1 (ja) 無線端末及びネットワーク装置
JP7425259B2 (ja) 通信制御方法及び基地局
JP7506227B2 (ja) 基地局、方法及びシステム
JP7508634B2 (ja) 通信制御方法、基地局、ユーザ装置及びプロセッサ
JP2020123942A (ja) マルチキャスト配信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170725

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170725

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170725

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6321830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150