JP6318304B2 - エージェントシステム - Google Patents

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Description

本発明は、商取引の技術に関し、特に、B2C(Business To Consumer)での商取引を自律的に行うエージェントシステムに適用して有効な技術に関するものである。
B2Cの領域では、インターネットの出現とこれを活用した様々な購買テクノロジーの進化により、主導権が販売サイド(Businessサイド)から購買サイド(Consumerサイド)へ移行してきた。すなわち、インターネットが出現する以前は、販売サイドがマスマーケティングやチラシ等による情報提供により主導権を握っており、購買サイドではせいぜい口コミで情報を得る程度であった。その後インターネットが出現し、販売サイドと購買サイドでの双方向化が実現することで、販売サイドはEC(Electronic Commerce)サイトで商品を販売し、いわゆるメルマガやアフィリエイト、ブロガーマーケティングなどの手法によりマーケティングを行った。これに対し、購買サイドは、ネット検索や電子掲示板、比較サイト、ブログなどから情報を得ることが可能となり、販売サイドの主導権は若干弱まることとなった。
そして、現在では、情報収集テクノロジーの進化により情報の統合化・集積化が進み、購買サイドはいわゆるソーシャルメディアやショールーミング、業界別の各種情報提供サービスなどを利用して、多様な情報を得ることができるようになった。これに対し、販売サイドはいわゆるO2O(Online To Offline)やSoLoMo(Social,Local,Mobile)、トリプルメディア戦略、One To Oneマーケティング、ブランド中心型(販売視点)オムニチャネルなどのマーケティング手法をとることで購買サイドに対応しようとしており、主導権は販売サイドとも購買サイドともいえない状況にある。
そして、今後10年程度の将来を見通した場合、統合化・集積化された情報を活用する情報活用テクノロジーがさらに進化するものと考えられ、これにより購買サイドの主導権がさらに強くなる結果、購買サイドの方が販売サイドに対して支配的となる可能性が高いと考えられる。したがって、購買サイドを中心に考えなければ効果的なデジタルマーケティングは不可能になると考えられている。
情報の収集・活用に関連する技術は様々なものが既に提案されている。例えば、ライフログに関連する技術として、特開2015−152947号公報(特許文献1)には、ユーザに関して記録されたライフログとユーザの認識とに矛盾が発生してもユーザとの対話を通じてこれを修正するライフログ連携対話システムが記載されている。また、特開2015−152948号公報(特許文献2)には、取得したセンサデータに対してユーザにとって意味のあるラベルを付与するライフログ記録システムが記載されている。
また、例えば、情報を活用してユーザにアドバイス等を行う技術として、特開2015−49578号公報(特許文献3)には、複数のユーザから取得した複数の質問回答データを、各質問および各勧告に関連付けてインデックス指定されるように構成してデータベースに記憶し、所定の条件を満たした勧告候補集合から選択した勧告を出力する技術が記載されている。
また、商取引や購買を自律的に行う手法に関連する技術として、例えば、特開2002−269392号公報(特許文献4)には、複数の業者が提供する商品等を最適なように組合せて、同時に購買を行うことを可能とする技術が記載されている。
特開2015−152947号公報 特開2015−152948号公報 特開2015−49578号公報 特開2002−269392号公報
上述したように、現在ではB2Cにおいて購買サイドに力点が移ってきており、購買サイドを中心に考えたデジタルマーケティングが必須となってきている。現在のデジタルマーケティングの方向性として、例えば、いわゆる「ビッグデータ化」、「One To Oneマーケティング」、「ダイレクトマーケティング」などが主に指向されており、これらを実現するために上述したような各種従来技術もしくはこれに類する技術が用いられる場合もある。
しかしながら、これらのマーケティングの方向性は、購買サイドを中心に考えられたものであるにも関わらず、一般の生活者にとっては「居心地の悪さ」を生み出すものとなっている。上述したような各種従来技術などを用いたとしても、例えば、「ビッグデータ化」によって、生活者は自身に関するデータを企業に握られていると感じており、やがてどこかの企業がこれを集約し、自身に関する情報を全て把握されてしまうのではないかと危惧している。また、「One To Oneマーケティング」によって「あなただけ」のお得な情報を得られているように見えて、実は企業側の販促活動に巧妙に乗せられているだけではないかと感じている。また、「ダイレクトマーケティング」によって生活者が受け取る情報は増える一方であり、溢れる情報に翻弄されていると感じている。
これに対し、生活者側の視点に立って考えると、生活者の真のニーズは、自身に関するデータは企業が握るのではなく自身で管理したいというものであり、また、企業側の誘導に乗せられるのではなく、真の意味で自分側(生活者側)に立った有用な情報を得たいというものである。また、溢れかえる情報を適切に取捨選択して賢い選択ができるよう効果的なサポートをして欲しいというものである。
そこで本発明の目的は、「消費者に販売する」という関係だけではなく、「生活者一人ひとりにより良い生活を提案して貢献する」という新しい関係のB2Cの仕組みを実現するエージェントシステムを提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるエージェントシステムは、購買サイドのユーザと、販売サイドの販売者との間の商取引を支援するエージェントシステムであって、前記ユーザもしくは前記ユーザのグループ毎に対応し、デバイスと、第1のエージェントアプリケーションと、第1のプラットフォームと、を有するライフエージェントと、前記販売者もしくは前記販売者のグループ毎に対応し、業務アプリケーションと、第2のエージェントアプリケーションと、第2のプラットフォームと、を有するビジネスエージェントと、を有する。
そして、前記各ライフエージェントと前記各ビジネスエージェントは、ネットワークを介して相互に通信可能であり、前記デバイスは、前記ユーザに係る情報を取得するセンサー機能と、前記ユーザに対するユーザインタフェース機能と、を有し、前記第1のエージェントアプリケーションは、対応する前記ユーザもしくは前記ユーザのグループに固有の商取引に係る処理を行い、前記第2のエージェントアプリケーションは、対応する前記販売者もしくは前記販売者のグループに固有の商取引に係る処理を行い、前記第1のプラットフォームは、前記ビジネスエージェントと通信して連携するための機能を有し、前記第2のプラットフォームは、前記ライフエージェントと通信して連携するための機能を有し、前記ライフエージェントと、前記ビジネスエージェントとが、前記第1のエージェントアプリケーションおよび前記第2のエージェントアプリケーションの指示に基づいて、前記第1のプラットフォームおよび前記第2のプラットフォームを介して連携して商取引を行うものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態によれば、「消費者に販売する」という関係だけではなく、「生活者一人ひとりにより良い生活を提案して貢献する」という新しい関係のB2Cの仕組みを実現することが可能となる。
本発明の一実施の形態であるエージェントシステム1におけるライフAgentとビジネスAgentの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるライフAgentにより生活者の情報を取得・記録する概念の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における購買サイドと販売サイドが利用可能な情報量の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態におけるエージェントシステムの構成例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態における生活者によるライフAgentの利用例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態においてターゲットマーケティングを行う場合の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態においてOne To Oneマーケティングを行う場合の例について概要を示した図である。 本発明の一実施の形態において販売を行う場合の例について概要を示した図である。 従来のB2Cにおける購買サイドと販売サイドの情報量の偏りの例について概要を示した図である。 購買サイドの生活者が情報を取得・記録するための手段の例について概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。一方で、ある図において符号を付して説明した部位について、他の図の説明の際に再度の図示はしないが同一の符号を付して言及する場合がある。また、以下においては、本発明の特徴を分かり易くするために、従来の技術と比較して説明する。
<概要>
図9は、従来のB2Cにおける購買サイドと販売サイドの情報量の偏りの例について概要を示した図である。従来のB2Cでは、購買サイドの個人(生活者2)は、販売サイドの各企業3の実店舗やECサイト等で購買や決済等の経済活動を行う都度、各企業3に対して個人属性等の個人情報をそれぞれ登録するとともに、企業3では、それぞれ、購買履歴や、商品等の閲覧履歴、アクセス履歴、決済履歴などの経済活動を含む各種活動に係る履歴情報(ライフログ)を蓄積する。すなわち、購買サイドが保持して利用可能な情報量に比して、販売サイドが保持して利用可能な情報量の方が圧倒的に多い状況にある。
IT技術の進展により、購買サイドの個人(生活者2)が様々な情報を取得したり記録・蓄積したりするための技術は多く提供されるようになっている。図10は、購買サイドの生活者2が情報を取得・記録するための手段の例について概要を示した図である。図示するように、生活者2が情報を取得・記録するための手段は、大きく3つの種類に分類することができる。
1つは、「アシスタント系サービス」であり、生活者2に対する秘書的なサービスを提供するものである。これには例えば、「Siri(登録商標)」や「Google(登録商標) Now」などの個人の携帯端末上でナビゲートを行うものや、「Amazon(登録商標) Echo」、「Pepper」、「palro(登録商標)」などのロボット等の専用機でナビゲートを行うものなどが含まれる。
もう1つは、「アグリゲータ系サービス」であり、生活者2に対してネット上の情報やサービスを各種の観点でまとめて提供するものである。これには例えば、「Gunosy(登録商標)」などの各種ニュースサイトや、「価格.com(登録商標)」などの各種価格比較サイト、「乗換案内」などの公共交通機関情報提供サイトなどの各種キュレーションサイトに加えて、「Uber(登録商標)」や「LINEバイト(登録商標)」、「SUUMO(登録商標)」などの各種マッチングサイトにより提供されるサービスが含まれる。
他の1つは、「ライフログ系サービス」であり、生活者2の各種の活動記録を自動的に取得するサービスを提供するものである。これには例えば、「Moneytree(登録商標)」などのマネー系サービスや、「Appleヘルスケア」などのヘルスケア系サービス、「食べログ(登録商標)」や「ブクログ(登録商標)」などのキュレーション機能も有する生活系サービスが含まれる。
このように、生活者2が情報を取得・記録するための手段として現在でも多くのサービスが利用可能であるが、生活者2は、それぞれが自身で利用するサービスを能動的に選択して利用する必要があり、生活者2の負担が大きいとともに、生活者2の情報リテラシーによって取得可能な情報に大きな差が生じてしまう。
そこで本発明の一実施の形態であるエージェントシステムは、後述するように、各生活者2が、自身に有用な各種情報の取得や、各種活動履歴の記録を自身に代わって自律的に行ってくれるライフエージェント(Agent)を備える。すなわち、このライフAgentは、各生活者2により良い生活を提案してくれるパートナーとして機能するものである。本実施の形態ではさらに、購買サイド側の各企業3も、ライフAgentに対するマーケティングを担うビジネスファンクションとして機能するビジネスAgentを備える。そして、ライフAgentとビジネスAgent同士が自律的、自動的に会話することで、真に生活者2に貢献するB2C環境を実現する。
図2は、本実施の形態におけるライフAgentにより生活者2の情報を取得・記録する概念の例について概要を示した図である。上述した図10の例と異なり、生活者2に代わってライフAgent20が一元的かつ自律的に情報を取得・記録する。すなわち、ライフAgent20は、アシスタント系サービスに相当するアシスタント機能と、アグリゲータ系サービスに相当するアグリゲータ機能と、ライフログ系サービスに相当するライフログ機能を備え、これらが内部的に連携して、自律的に生活者2から情報を取得したり、インターネット等のネットワークを介して情報を収集したりする。
アシスタント機能は、生活者2からの問い合わせに応答したり、生活者2に対して有用な情報を提案したりするとともに、生活者2に対するユーザインタフェースの役割も有する。生活者2に対して提案等を行う際は、アグリゲータ機能がインターネットを介して様々なサイトやサービスから取得・収集した各種情報を参酌することができる。また、ライフログ機能が各種の「センサー」を介して取得した生活者2の様々な活動履歴についても参酌することができる。
図3は、本実施の形態における購買サイドと販売サイドが利用可能な情報量の例について概要を示した図である。本実施の形態のB2Cでは、図2に示したように購買サイドの生活者2は、ライフAgent20を介して当該生活者2の情報、すなわち、生活者2の個人属性や活動履歴(ライフログ)、購買履歴などの情報の全部を一元的・一律的に蓄積することができる。そして、販売サイドの各企業3は、それぞれに対応するビジネスAgent30を介して、生活者2の個人属性やライフログ、購買履歴などの情報のうち、それぞれの業務、サービスに必要となる限度で一部のみを取得、蓄積することができる。すなわち、生活者2が販売サイドに全ての情報を提供しないようにすることで、購買サイドが保持して利用可能な情報量の方が、販売サイドが保持して利用可能な情報量に比して多い状況とし、自身に関するデータは企業3が握るのではなく自身で管理したいというニーズに応えるものである。
<システム構成>
図4は、本発明の一実施の形態におけるエージェントシステムの構成例について概要を示した図である。本実施の形態のエージェントシステム1は、上述したようなライフAgent20とビジネスAgent30とが自律的、自動的に会話することで新しいB2C環境を実現する情報処理システムである。各生活者2(もしくは生活者2のグループ(家族や同居人等))に対応するライフAgent20および各企業3(もしくは企業3のグループ)に対応するビジネスAgent30は、それぞれ、その実体はいわゆる「クラウド環境」を実現するクラウドネットワーク10上で主として稼働するソフトウェアプログラムからなり、クラウドネットワーク10上で相互に通信することで「会話」することができる。
そして、各ライフAgent20は、生活者2から活動履歴に係る情報を収集するためのユーザインタフェースとして各種のデバイス21と連携する。すなわち、各デバイス21は、図2に示したライフAgent20の概念において主に「センサー」としての機能を有するとともに、アシスタント機能も備える場合がある。デバイス21には、例えば、スマートフォンやスマートウォッチ等のモバイル端末に加えて、IoT(Internet Of Things)やAI(Artificial Intelligence)などの技術革新に伴い、いわゆるスマート家電や車載機器なども含まれ得る。
また、生活者2が、自身に関する情報の保持やこれに対する処理等がクラウドネットワーク10上で行われるということに対して「居心地の悪さ」を感じ得ることを考慮して、自身のライフAgent20の象徴(アイコン)として、その存在と実体を身近に把握することができるような専用機器を用いることも可能である。専用機器の構成等は特に限定されず、例えば、小型のディスプレイとスピーカやマイク等を備え、生活者2と簡単なコミュニケーションを行うことが可能な情報処理装置を用いて、これを生活者2の自宅等に設置するなどとしてもよい。
図1は、本実施の形態であるエージェントシステム1におけるライフAgent20とビジネスAgent30の構成例について概要を示した図である。ライフAgent20およびビジネスAgent30は、それぞれ、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実装される各構成要素からなり、ソフトウェアは、主にクラウドネットワーク10上に構築された仮想サーバ上で動作するが、一部は生活者2が保有するスマートフォン等のモバイル端末や各種デバイス、企業3の担当者が使用する情報処理端末等の上でアプリケーションとして稼働し、仮想サーバ上で動作するソフトウェアとインターネット等のネットワークを介して連携するものであってもよい。
ライフAgent20およびビジネスAgent30は、図示するように、それぞれ4層の階層構造を有する。生活者2や企業3の担当者等のユーザに最も近い第1の層、すなわちユーザインタフェースを担う層は、ライフAgent20ではモバイル端末を含む各種のデバイス21であり、ビジネスAgent30では企業3が有する業務アプリケーション31(すなわち、企業3の基幹系システム)である。
第2の層は、生活者2や企業3に固有の自律的なB2Cの機能を具体的に実装する各種エージェントアプリケーション(APL)やシステムの層であり、ライフAgent20では、図2に示した概念に対応して、ライフログ機能(センサー機能)を実装するライフログAPL22a、アシスタント機能を実装するVPA(Virtual Personal Assistant)22b、およびアグリゲータ機能を実装するアグリゲータAPL22cを有する。これらはそれぞれ、対象とする情報等に応じて1つ以上のアプリケーションプログラムやシステムにより構成されていてもよい。
一方、ビジネスAgent30では、例えば、マーケティングや実際の販売を行う各種システムやアプリケーション(図中ではターゲットマーケティング32aやOne To Oneマーケティング32b、販売32c)を有する。なお、販売32cについては、ECによる販売に限らず、実店舗での販売も含まれる。
第3の層は、ライフAgent20とビジネスAgent30との連携によるB2Cの基本機能を実装するプラットフォームの層であり、ライフAgent20ではライフAgentプラットフォーム23、ビジネスAgent30ではビジネスAgentプラットフォーム33をそれぞれ有する。これらのプラットフォーム(特にライフAgentプラットフォーム23)については、例えばこれをOS(Operating System)として実装し、基本機能をAPI(Application Programming Interface)として提供することで、上記第2の層の各アプリケーション等を容易に開発できるようにするのが望ましい。
ライフAgent20とビジネスAgent30との連携には、多数の参加者間でのB2Cにおけるコミュニケーションを容易にするよう、標準化されたプロトコルであるAgent間プロトコル40を用いるものとする。Agent間プロトコル40としては、例えば、B2B(Business To Business)での旧来のeマーケットプレイスにおけるような「1対N会話」のプロトコルとして、ライフAgent20からの引き合いに対する複数のビジネスAgent30によるリアルタイム入札のような同期型や、ビジネスAgent30が不特定のライフAgent20向けにキュレーション情報を蓄積しておくような非同期型のプロトコルが考えられる。また、「1対1会話」のプロトコルとして、特定のライフAgent20と特定のビジネスAgent30とが条件交渉から注文、決済、デリバリーに至る各購買プロセスを行うためのプロトコルが考えられる。
本実施の形態のエージェントシステム1においてユーザ(特に生活者2)が安心・信頼して利用できるようにするためには、Agent間プロトコル40による連携・通信によりライフAgent20とビジネスAgent30との間で授受される情報を適切に監査する仕組みを有することが望ましい。本実施の形態では、そのための独立したエージェントとしてオーディットAgent50を有する。オーディットAgent50は、例えば、ライフAgent20やビジネスAgent30における第2の層に相当するアプリケーションプログラムとしてオーディタ52を有し、オーディタ52がライフAgent20とビジネスAgent30との間で授受される情報を所定の基準で抽出し、自動的に監査を行う。抽出された情報に基づいて人手での監査を行う第三者組織を有していてもよい。
第4の層は、ライフAgent20やビジネスAgent30が情報を記録・蓄積し、実際の情報処理を行う基盤としてのクラウドネットワーク10の層であり、例えば、各種ベンダー等が提供するクラウドコンピューティングサービスなどを適宜利用することができる。図1の例では、ライフAgent20は個人向けのクラウドコンピューティングサービスであるパーソナルクラウド24を利用し、ビジネスAgent30はいわゆるパブリッククラウドやプライベートクラウドなどの企業向けクラウド34を利用するものとしているが、これに限定されるものではない。
<利用イメージ>
図5は、本実施の形態のエージェントシステム1における生活者2によるライフAgent20の利用例について概要を示した図である。ここでは、生活者2(例えば母親など)がスマートフォンなどのモバイル端末上のライフAgent20のアプリケーション(例えばVPA22b)とモバイル端末が備えるマイクやスピーカ等を介して実際に会話する場合を例として示している。
生活者2の最初の問いかけ(「今日の夕飯…」)に対して、ライフAgent20では、例えば、予め取得もしくは登録されている当該生活者2の家族構成や好みなどの背景情報や属性情報、さらにライフログAPL22aによって蓄積されている食事履歴の情報などに基づいて、VPA22bが食事のメニューを提案する(「○○君の好きな回鍋肉…」)。
これに対して生活者2が気が進まない反応(「そうねぇ、…」)を示すと、ライフAgent20では、ライフログAPL22a(センサー)がこれを検知し、ライフログAPL22aによって予め、もしくはリアルタイムで収集した冷蔵庫や戸棚等のデバイス21に係る情報(例えば、冷蔵庫や戸棚に設置されたカメラにより撮影された画像を解析して得られた在庫やその賞味期限などの情報)に基づいて代替案を選択して提示する(「青椒肉絲は?…」)。
代替案に対して生活者2が了承すると(「いいわ、…」)、ライフAgent20では、アグリゲータAPL22cによりビジネスAgent30と連携して、店舗の販促情報と連動した提案をする(「今日は△△で…」)。また、ライフログAPL22a(センサー)により気温や天候などを把握した上で、代替案を自然に(押し付けがましくなく)提案する(「でもちょっと…」)。
これに対して生活者2が返答すると(「お昼少し食べ過ぎたから…」)、ライフAgent20では、VPA22b(もしくはライフログAPL22a)が、返答内容に基づいて食事内容についての質問をし(「何食べたの?」)、回答を得る(「□□のランチバイキング…」)。ここでは、最初の返答内容に基づいて生活者2がダイエット中もしくは太り過ぎに注意していることを把握し、さりげなく自然に昼食の内容について情報収集する。
そして、これらの情報に基づいてVPA22bがアドバイスとして有用な情報を提供する(「カプサイシンは…」)とともに、アグリゲータAPL22cによりビジネスAgent30と連携して、店舗の販促情報(例えば、図示しないが、その日「△△」では「トムヤムクンの素」がセールだった場合)と連動した提案をする(「トムヤムクンでも…」)。これに対して生活者2が反対すると(「中華にタイ料理?…」)、VPA22bは、押し付けがましくならないようそれ以上の提案をやめる。
このように、ライフAgent20は、属性情報やライフログとして蓄積された情報から生活者2に係る事項について概念抽出する機能(深層学習機能)を有することで、「あなた(生活者2)」自身のことを学んでくれるという特徴を備える。また、ネット上の情報やセンサーから取得することができる大量の情報を収集・蓄積し、処理する機能を有することで、「あなた」の立場になって情報を集めておいてくれるという特徴を備える。
また、概念抽出により抽象化された概念に基づいて創造的に提案する機能を有することで、情報を統合して適切、適時、適度に提案してくれるという特徴を備える。さらにフィードバック学習の機能を有することで、提案に対する生活者2の反応を見てさらに「あなた」自身のことを学んでくれるという特徴を備える。さらに、セキュリティ機能を有することで、パーソナルな情報を漏らさないという信頼や安心感を与える。
<B2Cでの利用>
図6は、本実施の形態のエージェントシステム1においてターゲットマーケティングを行う場合の例について概要を示した図である。ここでは、ターゲットマーケティングの手法として、図の上段ではリアルタイムでのアスキングの例を示し、図の下段ではリアルタイムでのカタログマッチングの例を示している。
アスキングでは、特定の企業3のビジネスAgent30が、例えばアンケートの依頼を不特定のライフAgent20に対して1対Nで行う。依頼を検知した各ライフAgent20(生活者2との間で信頼関係を有しているもの)が、生活者2の処理や操作等を介さず自律的にリアルタイムで匿名での回答を行う。これにより、ビジネスAgent30では各ライフAgent20からの匿名回答を返答としてリアルタイムで取得・収集することができる。
一方カタログマッチングでは、特定の生活者2のライフAgent20が、例えばカタログ情報の問い合わせを不特定のビジネスAgent30に対して1対Nで行う。依頼を検知した各ビジネスAgent30が、自律的にリアルタイムでカタログ情報を返答することで、ライフAgent20はリアルタイムで各企業3のカタログ情報を取得することができる。このとき、図示しないが、例えば企業3のマーケティング担当者が、クラウドネットワーク10上で行われる問い合わせの状況を情報処理端末等を利用してリスニングすることで、カタログ情報に対するマーケットの反響を把握するなどの分析活動を行えるようにしてもよい。
このように、ライフAgent20が自律的にリアルタイムで応答や問い合わせの処理を行うことで、生活者2側の情報処理能力が大きく向上するため、上記のようなマーケティングに係る処理を高速で大量に行うHFT(High-Frequency Trading)的な利用方法を実現することも可能である。
図7は、本実施の形態のエージェントシステム1においてOne To Oneマーケティングを行う場合の例について概要を示した図である。図7の上段の図は、従来のOne To Oneマーケティングの状況について示している。図の上段ではロイヤリティマーケティングの例を示し、図の下段ではレコメンデーションの例を示している。
従来のロイヤリティマーケティングでは、生活者2の情報処理能力がボトルネックとなっていたため、企業3のロイヤリティプログラム設計者は、ロイヤリティプログラムとして、例えば単純なポイントプログラム等しか設計することができなかった。また、従来のレコメンデーションにおいても、生活者2の情報処理能力がボトルネックとなっていたため、蓄積されたビッグデータから、マーケティング担当者が設定した抽出条件に従ってバッチ処理により当該生活者2に対する少数のレコメンドを抽出するのみであった。また、抽出したレコメンドも実際に生活者2が見なければ活用されないため、実際には有効に活用されているとは言い難い状況にあった。
これに対し、図7の下段の図は、本実施の形態のエージェントシステム1におけるOne To Oneマーケティングの状況について示している。図の上段ではロイヤリティマーケティングの例を示し、図の下段ではリアルタイム入札の例を示している。
ロイヤリティマーケティングでは、従来と異なり、生活者2側ではライフAgent20が自律的に処理を行うことができ、生活者2側の情報処理能力が大きく向上するため、企業3のロイヤリティプログラム設計者は、ロイヤリティプログラムとして、例えば購買頻度や購買額によるボーナスポイントなど、よりきめ細かいポイントプログラムを設計することが可能となる。
また、リアルタイム入札として、例えば、生活者2の指示に基づいて、もしくは何らかの条件をトリガーとして自動的に、ライフAgent20が「これを¥○○で買いたい」という引き合いを行うと、リアルタイムで各ビジネスAgent30が自動的に入札し、即時に落札者が決定されてライフAgent20に返答されるというHFT的な利用方法を実現することもできる。このとき、図示しないが、例えば企業3のマーケティング担当者が、クラウドネットワーク10上で行われる入札に対する落札状況を情報処理端末等を利用してリスニングすることで、マーケットの相場を把握するなどの分析活動を行えるようにしてもよい。
図8は、本実施の形態のエージェントシステム1において販売を行う場合の例について概要を示した図である。図8の上段の図は、従来の販売(ここでは決済を例とする)の状況について示している。従来、生活者2は、同一の企業3に対してであっても、各種の販売チャネル毎に別々に決済を行う必要があった。また、企業3においても販売チャネル毎に別々の業務やシステムにより処理、管理されている場合が多く、生活者2、企業3双方で無駄や負担の大きい状況となっていた。
これに対し、図8の下段の図は、本実施の形態のエージェントシステム1における販売(ここでも決済を例とする)の状況について示している。ここでは、生活者2はまず、販売チャネルや決済方法を意識せずに購入する商品を選択し(1)、ライフAgent20に対して当該商品の購入を指示する(2)。指示を受けたライフAgent20は、クラウドネットワーク10を介して対象の企業3のビジネスAgent30との間で販売条件、決済条件等を確認し(3)、条件に従って自律的に決済処理を行う(4)。決済が完了した旨は対象の販売チャネルに通知され(5)、売買が成立する(6)。これにより対象の販売チャネルから商品の発送やサービスの提供等が行われる。
このような手法により、生活者2は、どの販売チャネルを用いる場合でもその違いを意識することなく同様の操作や指示により購買・決済を行うことができる。また、企業3としては、販売チャネルに関わらず同一の業務およびシステムにより一元的に決済を処理、管理することが可能となり、情報の一元的な把握と、処理の効率化を図ることが可能となる。
以上に説明したように、本発明の一実施の形態であるエージェントシステム1によれば、各生活者2が、自身に有用な各種情報の取得や、自身に係る各種活動履歴の記録を自身に代わって自律的に行ってくれるライフAgent20を備え、さらに、購買サイド側の各企業3も、ライフAgent20に対するマーケティングを担うビジネスAgent30を備える。そして、ライフAgent20とビジネスAgent30とが自律的、自動的に会話・連携することで、真に生活者2に貢献するB2C環境を実現することが可能である。
なお、本実施の形態では生活者2と企業3との間のB2C環境を対象としているが、真に生活者2に貢献する購買環境を実現するという点で、C2C(Consumer To Consumer)(もしくはP2P(Peer To Peer))環境の実現にも適用することが可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上記の実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、上記の実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部または全部を、例えば、集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、またはICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
本発明は、B2Cでの商取引を自律的に行うエージェントシステムに利用可能である。
1…エージェントシステム、2…生活者、3…企業、
10…クラウドネットワーク、
20…ライフAgent、21…デバイス、22a…ライフログAPL、22b…VPA、22c…アグリゲータAPL、23…ライフAgentプラットフォーム、24…パーソナルクラウド、
30…ビジネスAgent、31…業務アプリケーション、32a…ターゲットマーケティング、32b…One To Oneマーケティング、32c…販売、33…ビジネスAgentプラットフォーム、34…企業向けクラウド、
40…Agent間プロトコル、50…オーディットAgent、52…オーディタ

Claims (6)

  1. 購買サイドのユーザと、販売サイドの販売者との間の商取引を支援するエージェントシステムであって、
    前記ユーザもしくは前記ユーザのグループ毎に対応し、デバイスと、第1のエージェントアプリケーションと、第1のプラットフォームと、を有するライフエージェントと、
    前記販売者もしくは前記販売者のグループ毎に対応し、業務アプリケーションと、第2のエージェントアプリケーションと、第2のプラットフォームと、を有するビジネスエージェントと、を有し、
    前記各ライフエージェントと前記各ビジネスエージェントは、ネットワークを介して相互に通信可能であり、
    前記デバイスは、前記ユーザに係る情報を取得するセンサー機能と、前記ユーザに対するユーザインタフェース機能と、を有し、
    前記第1のエージェントアプリケーションは、対応する前記ユーザもしくは前記ユーザのグループに固有の商取引に係る処理を行い、前記第2のエージェントアプリケーションは、対応する前記販売者もしくは前記販売者のグループに固有の商取引に係る処理を行い、
    前記第1のプラットフォームは、前記ビジネスエージェントと通信して連携するための機能を有し、前記第2のプラットフォームは、前記ライフエージェントと通信して連携するための機能を有し、
    前記ライフエージェントと、前記ビジネスエージェントとが、前記第1のエージェントアプリケーションおよび前記第2のエージェントアプリケーションの指示に基づいて、前記第1のプラットフォームおよび前記第2のプラットフォームを介して連携して商取引を行う、エージェントシステム。
  2. 請求項1に記載のエージェントシステムにおいて、
    前記第1のエージェントアプリケーションには、前記デバイスを介して対応する前記ユーザもしくは前記ユーザのグループの活動に係る情報を取得してライフログとして記録するものを含む、エージェントシステム。
  3. 請求項2に記載のエージェントシステムにおいて、
    前記第1のエージェントアプリケーションには、前記ユーザもしくは前記ユーザのグループに係る前記ライフログを含む情報に基づいて、前記ユーザもしくは前記グループに情報を提供するものを含む、エージェントシステム。
  4. 請求項2に記載のエージェントシステムにおいて、
    前記第1のエージェントアプリケーションには、前記ユーザもしくは前記ユーザのグループに係る前記ライフログを含む情報に基づいて、ネットワークを介して前記ユーザもしくは前記ユーザのグループに利用可能な情報を収集して記録するものを含む、エージェントシステム。
  5. 請求項1に記載のエージェントシステムにおいて、
    前記第1のプラットフォームと、前記第2のプラットフォームとは、それぞれ、標準のプロトコルによって相互に通信を行う、エージェントシステム。
  6. 請求項1に記載のエージェントシステムにおいて、
    さらに、前記ライフエージェントと、前記ビジネスエージェントとの間の通信の内容を取得して監査を行うオーディットエージェントを有する、エージェントシステム。
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