JP6316967B2 - Dashのためのコマンドを信号伝達するクライアント/サーバ - Google Patents

Dashのためのコマンドを信号伝達するクライアント/サーバ Download PDF

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Description

モバイルデバイスにおいては、デジタルビデオコンテンツがますます消費されるようになっているため、マルチメディアストリーミングサービスは、新しいモバイルブロードバンドの技術と標準の進化を促進するのに役立っている。多くのビデオストリーミングアプリケーションが、娯楽、通信、及び他の目的のために、モバイルデバイスにおいて頻繁に使用されている。たとえば、オンラインビデオストリーミングは、YouTube(登録商標)、Hulu(商標)、Netflix(商標)、Amazon Instant Video(商標)、及びWatchESPN(商標)などの大衆向けのサービスによって提供されている。2011年においては、YouTube(登録商標)により、1兆を超える世界的な視聴が得られた。それらの視聴のうちの10パーセントは、モバイルフォン又はタブレットを介してアクセスされた。購入されるスマートフォン、タブレット、及び他のモバイルコンピューティングデバイスが増すにつれて、メディアサーバは、多数のクライアントデバイスからのストリーミング要求という重い負荷にますます直面することになる。メディア圧縮及びワイヤレスネットワークインフラストラクチャの発展とのマルチメディアサービスの結び付きを求める消費者需要がそのような高い状況にあっては、今後のセルラ及びモバイルブロードバンドシステムのマルチメディアサービス機能を高め、消費者に対して高い体感品質(quality of experience:QoE(経験品質))をもたらすようにし、それによって、どんな場所からでも、どんな時でも、どんなデバイス及び技術を用いても、ビデオコンテンツ及びサービスへのユビキタスなアクセスを確保することは関心事である。
本開示の特徴及び利点は、例として、本開示の特徴をともに示す添付の図面と併せて解釈される、後に続く詳細な説明から明らかになろう。
例に従って、メディアプレゼンテーション記述(media presentation description:MPD)メタデータファイル構成を示すブロック略図である。 例に従って、経時的に変動するハイパーテキスト転送プロトコル(hypertext transfer protocol:HTTP)適応型ストリーム(adaptive stream:HAS)の例を示す図である。 例に従って、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ストリーミングを示すブロック略図である。 例に従って、ハイパーテキスト転送プロトコルベースの(HTTPベースの)ビデオストリーミングのためのエネルギー特徴付けを意識した無線アクセスネットワーク(radio access network:RAN)アーキテクチャを示すブロック略図である。 例に従って、利用可能な表現及び利用可能なセグメントを含むMPDファイルの例を提供する表である。 例に従って、選定されたサーバ帯域幅について利用可能な表現コードの例を提供する表である。 例に従って、HTTP適応型ストリーミングを提供するように動作可能なサーバのコンピュータ回路の機能を示す図である。 例に従って、HTTP適応型ストリーミングを提供するように動作可能なモバイルデバイスのコンピュータ回路の機能を示す図である。 例に従って、サーバから複数のクライアントにマルチメディアの可変ビットレート適応型ストリーミングを提供するための方法を示すブロック略図である。 例に従って、ワイヤレスデバイス(たとえば、UE)を示す略図である。
次に、図示の例示的な実施形態を参照し、これを説明するために本明細書においては、特定の文言が使用されることになる。それでもなお、それによって、本発明の範囲を限定することを意図するものは何もないことが理解されよう。
本発明が開示され、説明される前に、本発明が、本明細書において開示される特定の構造、方法ステップ、又は材料に限定されるのではなく、当業者によって認識されるであろうようにその均等物にまで拡張されることを理解されたい。また、本明細書において採用される専門用語は、特定の例を説明する目的のためにのみ使用されるにすぎず、限定しているように意図していないことも理解すべきである。異なる図面の中の同じ参照符号は、同じ要素を表している。流れ図及び方法の中に与えられる番号は、図示するステップ及び動作において明瞭にするために与えられており、必ずしも特定の順番又は順序を示しているわけではない。
技術的実施形態の最初の概観が、以下に与えられ、次いで、特定の技術的実施形態が、その後にさらに詳細に説明される。この最初の概要は、本技術をより迅速に理解する際に役立つように意図されているのであって、本技術の主要な特徴若しくは基本的な特徴を特定するようにも、又は特許請求される主題の範囲を限定するようにも意図していない。
適応型マルチメディアストリーミングは、マルチメディアがストリーミングされている間に、種々のバージョンの同じマルチメディアファイルにモバイルデバイスがアクセスすることを可能にする。無線リンク状態の変更により、モバイルデバイスにおける利用可能な帯域幅は、低減又は増加し得る。マルチメディアファイルの種々のバージョンへの変更を、ファイルがモバイルデバイスにおいて提示される間に行うことによって「適応させる」機能により、帯域幅の低下が生じるときであっても、提示を継続させることが可能になる。
プログレッシブダウンロード及びHTTPを介した動的適応型ストリーミング(dynamic adaptive streaming over HTTP:DASH)などのハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ベースのストリーミングサービスを含む、現在の適応型マルチメディアストリーミング標準及び仕様は、ある種の条件下でユーザの体感品質を低減させ得る限界を有する。
たとえば、現在のところ、クライアントは、予定されたメンテナンス(又は何らかの他の理由)のためにメディアサーバがオフラインになるとき、事前に予測することができない。クライアントは、いくつかの要求が満たされなかった後、及びいくつかのバッファリングイベントが生じた後に、サーバがオフラインになったことを推測しなくてはならないことがある。加えて、クライアントはまた、いくつかのバッファリングイベントが生じた後に、メディアサーバのアップロード速度が変更したことを推測しなくてはならないこともある。いずれの状況も、結果的には、減退したクライアントQoE(体感品質)をもたらし得る。
別の例においては、所望のコンテンツを有する第1のメディアサーバがオーバーロードしているとき、クライアントは、より遅い速度でコンテンツをストリーミングするように強制される場合がある。同様のコンテンツを有する1つ又は複数の追加のサーバが、オンラインになる場合がある。しかしながら、クライアントは、追加のサーバがオンラインになっていることを意識していない場合があり、そのため、引き続き第1のサーバからより遅い速度でコンテンツをストリーミングする場合がある。この状況もやはり、所望のコンテンツが追加のサーバからストリーミング可能であることをクライアントが意識した場合に達成可能になるQoE(体感品質)に対して、結果的には、減退したクライアントQoEをもたらし得る。
別の例においては、HTTPを通じた動的適応型ストリーミング(DASH)は、サーバ上の利用可能な種々のフォーマット、バージョン、及びセグメントのメディアコンテンツについての情報を提供するメディアプレゼンテーション記述(MPD)メタデータファイルのためのフォーマットを指定する。MPDメタデータファイルは、追加のコンテンツがサーバを通じて利用可能になるとき、サーバによって更新され得る。しかしながら、クライアントは、クライアントが、具体的に、MPD更新をサーバに要求するまでの時間期間の間、追加のコンテンツが利用可能であることを意識していない場合がある。その時間期間中、QoEがすぐに改善可能になるクライアントは、追加のコンテンツにより利用可能になるいずれの利益も享受していない。
別の例においては、メディアサーバは、トランスコーディング(たとえば所望のフォーマット又はビットレートを達成するための、あるエンコーディングから別のエンコーディングへの直接的な変換)をサポートする場合がある。いくつかのクライアントは、サーバ上で容易には利用できなくても、サーバのトランスコーディング機能を使用すれば利用可能になり得るメディアコンテンツのエンコーディングによって、さらに良くサービス提供され得る。しかしながら、これらのクライアントは、サーバのトランスコーディング機能について意識していない場合があり、そのため、それによって提供される利益を享受していない場合がある。
別の例においては、ネットワーク転送速度は、モバイルデバイスが、ある場所から別の場所に移送されるとき、突然、低下することがある。しかしながら、モバイルデバイスが、すでに、表現の高ビットレートセグメントをサーバに要求済みである場合、高ビットレートセグメントの要求を自動的に取り消し、それを、低減したネットワーク転送速度により適したより低いビットレートセグメントの要求と置き換えるやり方は、現在のところ、存在しない。これにより、クライアントは、バッファリングイベントを受けることになる場合があり、それは、クライアントQoEを低下させ得る。
ワイヤレスマルチメディア標準
モバイルコンピューティングデバイスに、モバイルコンピューティングデバイスから、又はモバイルコンピューティングデバイス間でマルチメディアを通信できるようにするために開発されているいくつかのマルチメディア標準がある。ビデオをストリーミングする際の例としては、第三世代パートナシッププロジェクト(third generation partnership project:3GPP)が、オンデマンド又はライブコンテンツのユニキャストストリーミングのためのリアルタイムストリーミングプロトコル(real−time streaming protocol:RTSP)に基づくパケット交換型ストリーミングサービス(packet−switched streaming service:PSS)について記載する技術仕様(technical specification:TS)26.234(たとえば、Release11.0.0)を開発している。加えて、プログレッシブダウンロード及びHTTPを介した動的適応型ストリーミング(DASH)を含む、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ベースのストリーミングサービスが、3GPP TS26.247(たとえば、Release11.0.0)の中に記載されている。3GPPベースのマルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス(multimedia broadcast and multicast service:MBMS)仕様TS26.346(たとえば、Release11.0.0)は、マルチキャスト/ブロードキャストコンテンツ配信のためのストリーミング及びダウンロードの技法を指定している。したがって、ユーザ機器(user equipment:UE)など、DASH/PSS/MBMSベースのモバイルコンピューティングデバイスは、UEデバイスにおいて、ストリーミングされたビデオをデコードし、レンダリングする。3GPP TS26.244(たとえば、Release11.0.0)における3GPファイルフォーマット向けのサポートは、ファイルダウンロード及びHTTPベースのストリーミングユースケースをサポートするために、これらの仕様のすべてにおいて委任されている。
上述の標準は、マルチメディアデバイスに、マルチメディアデバイスから、及び/又はマルチメディアデバイス間でマルチメディアファイルを伝達するのに使用可能であるワイヤレスマルチメディア標準の例として与えられている。諸例は、限定しているように意図していない。追加の標準が、ストリーミングビデオ又はビデオ共有を提供するために使用されてもよい。
ストリーミングメディア標準
HTTPストリーミング及びDASH標準のより詳細な説明は、本発明の実施形態の文脈の中で、本明細書において与えられる。詳細な説明は、限定しているように意図していない。続く諸段落の中でさらに説明するように、本開示の中で説明する諸例は、DASH設定におけるクライアントQoEを改善し得るクライアントとサーバとの間の伝達を容易にするために使用され得る。
Internetビデオのハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)ストリーミング配信。HTTPストリーミングにおいては、マルチメディアファイルは、1つ又は複数のセグメントに区分化され、HTTPプロトコルを使用してクライアントに配信され得る。HTTPベースの配信は、HTTPプロトコルと、HTTPの下層にある伝送制御プロトコル(transmission control protocol:TCP)/インターネットプロトコル(internet protocol:IP)を含むプロトコルとの双方の幅広い採用により、信頼性及び配備簡素化を提供することができる。HTTPベースの配信は、ネットワークアドレス変換(network address translation:NAT)及びファイヤーウォールのトラバーサル問題を回避することによって、簡素化されたストリーミングサービスを可能にすることができる。HTTPベースの配信又はストリーミングはまた、専用のストリーミングサーバではなく、標準HTTPサーバ及びキャッシュを使用する能力をもたらすこともできる。HTTPベースの配信は、サーバ側における最小の、又は縮小された状態情報により、スケーラビリティをもたらすことができる。HTTPストリーミング技術の例には、Microsoft(商標)IIS Smooth Streaming、Apple(商標)HTTP Live Streaming、及びAdobe(商標)HTTP Dynamic Streamingを含めることができる。
DASHは、標準化されたHTTPストリーミングプロトコルである。図1に示すように、DASHは、メディアプレゼンテーション記述(MPD)メタデータファイル102について種々のフォーマットを指定することができる。MPDメタデータファイル102は、サーバ(ならびにセグメントフォーマット)において記憶されたメディアコンテンツ表現の構造に関する情報と種々のバージョンに関する情報とを提供することができる。MPDメタデータファイルは、メディアプレーヤの初期化セグメント及びメディアセグメントについての情報を含んでいる。MPDメタデータファイルによって提供されるこの情報は、メディアプレーヤによって、コンテナフォーマット及びメディアタイミング情報を確定するのに使用され得る。これにより、メディアプレーヤは、セグメントをメディアプレゼンテーションタイムラインにマッピングして、プレゼンテーションを他の表現と切り換え、同期させることが可能になる。DASH技術はまた、Moving Picture Experts Group(MPEG)、Open IPTV Forum(OIPF)、及びHybrid Broadcast Broadband TV(HbbTV)など、他の組織によっても標準化されている。
DASHクライアントは、一連のHTTP要求/応答トランザクションを通じて、セグメントをダウンロードすることによって、マルチメディアコンテンツを受け取ることができる。DASHは、モバイルデバイスに利用可能な帯域幅が変わるにつれてメディアコンテンツの種々のビット速度表現間の動的に切り換わる能力をもたらすことができる。したがって、DASHは、(1)変わるネットワーク及びワイヤレスリンクの状態、(2)ディスプレイ解像度など、ユーザ選好及びデバイス機能、(3)種々のタイプのセントラルプロセッシングユニット(central processing unit:CPU)、並びに(4)種々のメモリリソースなど、に対する速い適応を可能にすることができる。DASHの動的適応は、他のストリーミングプロトコルよりも短い起動遅延及び少ない再バッファリングイベントにより、より良い体感品質(QoE)をユーザにもたらすことができる。
DASHにおいては、メディアプレゼンテーション記述(MPD)メタデータ102は、図2bに示すウェブ/メディアサーバ212の中に記憶されたメディアコンテンツ表現の構造についての情報と種々のバージョンについての情報とを提供することができる。図1に示す例においては、MPDメタデータは、この例では、60秒など、時間的に、所定の長さである期間に分割される。各期間は、複数の適応セット104を含むことができる。各適応セットは、1つ又は複数のメディア成分についての情報にいくつかのエンコードされた選択肢を与えることができる。たとえば、この例における適応セット0は、ビット速度による種々の選択肢、及びモノラル、ステレオ、又はサラウンドのサウンドによる選択肢など、多様な異なるエンコードされたオーディオ選択肢を含むことが可能になる。期間IDにわたってマルチメディアプレゼンテーションに異なる品質のオーディオを提供することに加えて、適応セットはまた、種々の言語の中にオーディオを含むこともできる。適応セットの中に提供された種々の選択肢は、表現106と称される。
図1においては、適応セット1は、5メガビット毎秒(Mbps)、2Mbps、500キロビット毎秒(kbps)、又はトリックモードなど、種々のビットレートにおいてビデオを提供するように示されている。トリックモードは、マルチメディアストリーミングファイルの中の検索、早送り、巻戻し、又は場所の他の変更を行うのに使用され得る。加えて、ビデオはまた、2次元(2D)、又は3次元(3D)ビデオなど、種々のフォーマットにおいても利用でき得る。各表現106は、セグメント情報108を含むことができる。セグメント情報は、初期化情報110、及び実際のメディアセグメントデータ112を含むことができる。この例においては、MPEG4(MP4)ファイルが、サーバからモバイルデバイスにストリーミングされる。MP4がこの例においては使用されているが、先に論じたように、幅広く多様な異なるコーデックが使用され得る。
適応セットの中のマルチメディアは、より小さいセグメントにさらに分割可能である。図1の例においては、適応セット1の60秒ビデオセグメントは、15秒ごとの4つのサブセグメント112にさらに分割される。これらの例は、限定しているように意図していない。適応セット及び各メディアセグメント又はサブセグメントの実際の長さは、メディアのタイプ、システム要件、及び干渉の潜在的タイプなどに依存する。実際のメディアセグメント又はサブセグメントは、1秒未満の長さから数分の長さに及ぶ長さとすることができる。
図2aは、経時的に変動するHTTP適応型ストリーム(HAS)210の例図を提供している。第1の30秒期間においては、クライアントはまず、高品質表現202からセグメント208を取り出す。この例におけるセグメントは、約10秒の長さである。しかしながら、これは、限定しているように意図していない。セグメントは、サーバにおいて任意の所望の長さであるように構成可能である。加えて、サブセグメントもまた、ダウンロード可能である。
次いで、クライアントは、中位品質表現204の中の2つのセグメントを取り出す。10秒持続時間の第2の期間においては、クライアントは、再度、切り換え、低位品質表現206からセグメントを取り出す。クライアントは、マルチメディアサーバによる無線リンク品質の変更により、低位品質表現に切り換えることができる。20秒持続時間の第3の期間においては、クライアントは、図2aに示すように、中位品質表現204に戻るように切り換える。クライアントは、サーバからマルチメディアデバイスにおいて動作するクライアントまでのマルチメディアファイルのHASの全長にわたって、引き続き、選定された表現にセグメントを要求することができる。
図2bに示すように、MPDメタデータ情報は、クライアント220に伝達可能である。クライアントは、モバイルデバイスにおいて動作することができる。モバイルデバイスは、ストリーミングメディアを受け取り、表示するように構成されたワイヤレスデバイスとすることができる。1つの実施形態においては、モバイルデバイスは、ストリーミングメディアを受け取り、次いで、それを別のデバイス、又はディスプレイデバイスに伝達して、レンダリングするなど、この機能のほんの一部しか行うことができない。モバイルデバイスは、クライアント220を動作させるように構成可能である。クライアントは、HTTP GET240メッセージ、又は一連の部分的GETメッセージを使用して、セグメントを要求することができる。クライアントは、たとえば、オンタイム要求、及び一連のセグメントのスムーズなプレイアウトを管理することによって、或いはワイヤレスリンク、デバイスの状態、若しくはユーザ選好の変更に反応するようにビットレート又は他の属性を調節することによって、ストリーミングセッションを制御することができる。
図2bは、DASHベースのストリーミングフレームワークを示している。ウェブ/メディアサーバ212の中のメディアエンコーダ214は、オーディオ/ビデオ入力210からの入力メディアを、記憶又はストリーミングのためのフォーマットにエンコードすることができる。メディアセグメンタ216が、入力メディアを一連のセグメント232に分けるのに使用可能であり(232)、それは、ウェブサーバ218に提供され得る。クライアント220は、ウェブサーバ(たとえば、HTTPサーバ)に送られたHTTP GETメッセージを使用して、セグメントの中の新規データを要求することができる(234)。
たとえば、クライアント220のウェブブラウザ222は、HTTP GETメッセージ240を使用して、マルチメディアコンテンツを要求することができる。ウェブサーバ218は、マルチメディアコンテンツのためのMPD242をクライアントに提供することができる。MPDは、関連のメタデータ情報に示される各セグメント、及びセグメントの対応する位置のインデックスを運ぶのに使用可能である(252)。ウェブブラウザは、236に示すように、MPD242に従って、一セグメントごとに、サーバからメディアをプルすることができる。例として、ウェブブラウザは、HTTP GET URL(frag 1 req)244を使用して、第1のセグメントを要求することができる。ユニフォームリソースロケータ(uniform resource locator:URL)又はユニバーサルリソースロケータは、クライアントがどのセグメントを要求すべきであるかをウェブサーバに教えるのに使用可能である(254)。ウェブサーバは、第1のフラグメント(すなわち、セグメント1 246)を提供することができる。後続のセグメントに関しては、ウェブブラウザは、HTTP GET URL(frag i req)248を使用して、セグメントiを要求することができ、ただし、iは、セグメントの整数インデックスである。結果として、ウェブサーバは、セグメントi 250を提供することができる。セグメントは、メディアデコーダ/プレーヤ224を介してクライアントに提示され得る。
図3は、マルチメディアコンテンツを提供するHTTPサーバ310と、UE336などのモバイルデバイスにおいて動作する3GPPクライアント338との間のマルチメディアコンテンツ312の流れを示している。HTTPサーバは、ワイヤレス広域ネットワーク(wireless wide area network:WWAN)のコアネットワーク324と通じているパブリック若しくはプライベートネットワーク322(又はInternet)とインターフェースを取ることができる。1つの実施形態においては、WWANは、3GPP LTEベースのネットワーク(たとえば、Rel.11若しくは12)、又はIEEE802.16ベースのネットワーク(たとえば、802.16−2009若しくは802.16m−2011)とすることができる。コアネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)332を介して、発展型パケットシステム(evolved packet system:EPS)などのワイヤレスネットワーク330にアクセスすることができる。RANは、ノード(たとえば、発展型NodeB(eNB)334)を介して、UEにおいて動作するクライアントにマルチメディアコンテンツを提供することができる。
QoEを意識した適応型ストリーミング
HTTP適応型ストリーミング(HAS)の体感品質(QoE)は、表現及び対応するセグメントをホスティングする1つ又は複数のサーバによって影響され得る。先に論じたように、現在の仕様は、すべてのサーバ(ベースユニフォームリソースロケータ(URL))がそれぞれ、表現及び対応するセグメントをすべて含んでいることを仮定している。これは、部分的コンテンツしか有していないサーバは、MPDファイルの中にリストされ得ないことを意味している。部分的コンテンツを有するサーバがMPDファイルの中にリストされる場合、それらのサーバは、ある特定のサーバに要求が行われ、それが満たされないことになるまでは、ある種の表現又はセグメントを有しないことをクライアントは確定することができなくなる。これが生じるとき、欠落したセグメントを取り出す際の遅延を起因として、クライアントQoEは、急激に下がる可能性がある。
サーバは、限定された動作容量を有する可能性がある。特定のサーバがオーバーロードされるようになり、適正な時間フレームにおいてコンテンツを配信することができない場合、潜在的なセグメント取出し遅延、又は大きいパケット損失を回避するために、サーバからのそのダウンロード速度を低減することを、サーバが、モバイルデバイスにおいて動作する1つ又は複数のクライアントに知らせるやり方はない。
加えて、サーバは、限定された帯域幅を有する可能性がある。多数のクライアントが、共通の限定された帯域幅を共有し、リソースについて争うとき、多数のユーザに対するいくつかのDASHストリームの存在は、輻輳を生じさせ、クライアントにおける再生体感を損なわせることが起こり得る。サーバによるセグメントを提供する能力を抑えることは、クライアントにおける望ましくない再バッファリングにつながる可能性がある。このことは、特に、多数のクライアントがサーバからの同じDASHコンテンツをフェッチしようと試みているイベントについて真実であり得る。
メディアストリーミングには、しばしば、相対的に大きい帯域幅リソースが必要であるので、メディアサーバの負荷が、しばしば、非常に重いことがあり得る。メディアサーバにおける負荷を低減させるのに役立つことができる1つの手法が、ピアアシストDASH(pDASH)である。ピアアシストDASHを使用する手法においては、メディアコンテンツの特定のセグメントをすでにダウンロードし、キャッシュしているクライアントは、それらのセグメントをピアツーピア構成で他のクライアントに提供することができる。この方式においては、クライアントは、他のクライアントから少なくともいくつかのセグメントをストリーミングすることができる。これにより、それは、クライアントが、限定された容量の中でアシスタントサーバとして機能することによって負荷の一部を担うことを可能にするので、メディアサーバにおける負荷が低減される。1つの実施形態によれば、メディアサーバは、ピアツーピア(peer−to−peer:P2P)キャッシング利用可能性伝達を送ることによって、ピアツーピアキャッシング及びストリーミングが利用可能であることをクライアントに通知し得る。ピアリングデバイス間のキャッシング及びストリーミングのスケジュールは、P2Pサーバによって確定され得る。メディアサーバは、P2Pサーバの識別情報についてクライアントに通知するために、P2Pサーバ識別情報ベースの伝達をクライアントに送ることができる。
別の実施形態によれば、サーバは、MPDなど、マニフェストファイルの中の、クライアントに提供されるDASH表現のセットを修正することができる。修正は、サーバが、利用可能な表現及び/若しくはセグメント、利用可能なサーバ容量、並びに/又は利用可能なサーバ帯域幅若しくはスループットなどの情報をクライアントに伝達することを可能にすることができる。次いで、クライアントは、活発に利用可能である表現を要求することができる。より大きい容量又は帯域幅を有する別のサーバが利用可能でない場合、クライアントは、利用可能なサーバ容量及び帯域幅をオーバーロードしない表現又はセグメントを選定することができる。
典型的には、サーバは、<Base URL>http://192.168.10.10/sintel/,/Base URL>など、サーバインターネットプロトコル(IP)アドレスを含む、サポートされたベースURLサイトを伝達する。サーバIPアドレスに加えて、選定された表現がサーバにおいて利用可能であるか否かを示す、各表現に対応するバイナリコードが含められ得る。たとえば、表現利用可能性は、利用可能な表現コード(available representation code:ARC)と称されるバイナリコードを使用して伝達され得る。サーバからの伝達は、<Base URL arc=”0011001111”>http://192.168.10.10/sintel/</BaseURL>など、ARCメッセージを含むことができる。これは、続く諸段落の中でより完全に論じられよう。
表現の利用可能性を伝達する能力により、サーバが、利用可能な表現について、更新されたバイナリコードを用いてクライアントに動的に通知することを可能にすることができる。このバイナリコードは、サーバの機能及び/又はスループットに負担をかけることになる、表現に対するクライアント要求を制限するのにサーバによって使用可能である。クライアントは、そのビットレート適応ロジックの中に、更新されたバイナリコードを含み、活発に利用可能なリスト内の表現のみを要求することができる。フィードバック機構により、サーバによってサービス提供されるクライアントは、サーバにおける輻輳問題を回避するのに役立つことになる決定を行うことが可能になり、それによって、再バッファリングイベントを低減し、クライアントに伝達可能な表現レベルを増加させることによって、クライアントデバイスにおけるQoEが高められる。
利用可能な表現コード
実施形態によれば、ARCなどのバイナリコードは、MPDファイルなど、マニフェストファイルの中の各表現についてあらかじめ確定され得る。1つの例においては、各ARCは、表現ごとに「0」又は「1」のいずれかとすることができるビットを割り当てることができ、それは、表現アクセスビット(representation access bit:RAB)と称される。ランタイム時に、サーバは、クライアントにサービス提供されているストリーミングメディアについてのサーバのアップロード速度をコンピュータ計算し、動的にARCを更新することができ、それは、次いで、それに従って各クライアントに通知するのに使用される。
ARCは、いくつかの異なるやり方で伝達可能である。1つの例においては、ARCは、MPDの中のBaseURL要素に属性として追加可能である。次いで、クライアントは、更新されたARC値を用いて、MPDを定期的に要求することができる。しかしながら、頻繁なMPD更新は、ネットワーク接続にわたる余分なオーバーヘッドトラフィックにつながる可能性がある。別の例においては、ARCは、クライアントに、HTTP Post要求を介して送られてもよい。この手法が使用されるとき、クライアントは、そのようなHTTPポスト要求をリッスンすることができる単純なHTTPサーバを実装することができる。別の例においては、ARCは、クライアントに送られているセグメントパケットのヘッダ値として、又は1番目のnビットとしてアペンドされ得る(ただし、nは、利用可能な表現の数である)。
セグメント利用可能性コード
pDASH構成においては、参加ピアデバイスは、概して、同時にキャッシュされた表現のセグメントをすべて有するとは限らないことになる。結果として、セグメント利用可能性を伝達する効率的なやり方が、pDASH構成でピアツーピアストリーミングを体系化し調整するためには非常に役に立つことになる。別の実施形態によれば、セグメント利用可能性は、セグメント利用可能性コード(segment availability code:SAC)と称されるバイナリコードを使用して伝達され得る。サーバからのこの伝達は、<Representation_ID>:{0|1}など、メッセージの中にSACを含むことができ、ただし、mは、指定された表現の中のセグメントの数である。これは、続く諸段落の中でより完全に論じられよう。
クライアントにセグメント利用可能性を伝達することによって、サーバは、どのセグメントがサーバにより利用可能でないかについて事前にクライアントに通知することができる。この情報があると、ストリーミング中に、あるサーバにおいて利用可能でないセグメントに当たるクライアントは、すぐに、代わりのサーバにセグメントを要求することができる(ピアアシストDASHにおいては、ピアデバイスは、サーバとして機能していることができる)。これにより、クライアントは、セグメントがサーバにおいて利用可能でないことを推測する前に、いくつかの満たされていない要求をサーバに送る必要性、すなわち、バッファリングイベントを受ける可能性がなくなる。
実施形態によれば、SACなどのバイナリコードは、MPDファイルなどのマニフェストファイルの中の表現においてセグメントごとにあらかじめ確定され得る。1つの例においては、各SACは、セグメントごとに、0又は1のいずれかとすることができるビットを割り当てることができる。ランタイム時に、サーバは、1つ又は複数のセグメントの利用可能性が変更するとき、SACを動的に更新することができる。
図4は、利用可能な表現の利用可能なセグメントを含むMPDファイルの例を示す表を提供している。この例においては、MPDファイルは、異なる6表現を含み、各表現は、0から5に及ぶ表現識別情報番号(representation identification number:RepID)を用いてラベル付けされている。各表現は、異なるビットレートを有する。この例においては、RepID0は、最低ビットレートを有し、RepID5は、最高ビットレートを有し、ビットレートは、キロビット毎秒(Kbit/秒)の単位で測定される。各表現RepIDはまた、速度利用可能性ビット(rate availability bit:RAB)が割り当てられ、図示のように、表現RepID0は、RAB5に割り当てられ、RepID5は、RAB0に割り当てられる。認識され得るように、代替の構成もまた可能である。
例のMPDファイルは、6の表現を含んでいるので、対応するARCは、RAB5〜RAB0を含む6の表現アクセスビット(representation access bit:RAB)を含むことができる。この例の実装形態においては、最上位ビットが、最低ビットレートを有する表現に対応し、その逆も同様である。この例は、限定しているように意図していない。いくつかの異なるタイプのコードが、サーバから各クライアントにARCを伝達するのに使用され得る。
加えて、異なる各表現については、0から19に及ぶセグメント識別情報番号(segment identification number:SeglD)を用いてラベル付けされた20の異なるセグメントがある。この例においては、各SegIDはまた、セグメント利用可能性ビット(segment availability bit:SAB)が割り当てられ、図示のように、SegID0は、SAB0に割り当てられる。例のMPDファイルの中に記述される各表現は、20のセグメントを含んでいるので、各表現に対応するSACは、SAB0〜SAB19を含む20ビット(たとえばSAB)を含むことができる。SAB値0は、対応するセグメントが利用可能でないことを表し、一方SAB値1は、対応するセグメントが利用可能であることを表す。SegIDのSABに対する代替のマッピングもまた、ビット値のセグメント利用可能性に対する代替のマッピングと同様に可能であるが、この例は、限定しているように意図していない。さらには、上に説明したように、多くの異なる数のセグメントが可能であり、20のセグメントは、図4を過度に大きく又は難解にしないようにするために、この非限定的な例において使用されている。
図5は、サーバにおける選定された利用可能な帯域幅速度を示すのに使用されるARCコードの表の例を提供している。わかるように、サーバにおける各表現については、対応する利用可能な表現ビットが、「0」などの選定されたバイナリ値に設定されるとき、クライアントによる表現アクセスは、無効にされる。利用可能な表現ビットが、「1」などの逆のバイナリ値に設定されるとき、表現アクセスは有効にされる。これにより、各クライアントは、どの表現がクライアントに利用可能であるかを知ることが可能になる。
前諸段落の中の例においては、どの表現がサーバにおいて利用可能であるかを伝達するために、コードが使用される。コードは、各MPDファイルにおいて伝達される。しかしながら、コードは、いかに速くサーバ帯域幅又はサーバ容量の変更がHASシステムにおいて生じるかによって決まる所望の周波数における他のやり方でも伝達され得る。
さらなる例においては、ストリーミングセッション中、サーバ及びクライアントは、各クライアントによってQoEを高めるために、伝達及び他の動作の組を行うことができる。サーバは、各クライアントからフィードバック情報を受け取って、ユーザごとに割り当てられるべき帯域幅をコンピュータ計算することができる。フィードバック情報は、HASセッション中に、ユーザによって知覚された平均的な品質、及びクライアントが受けた再バッファリングイベントの数を含むことができる。1つの実施形態においては、ユーザによって知覚された品質は、各セグメントと関連付けられた、且つ達成されることになる平均オピニオン評点(mean opinion score:MOS)を大まかに推定する、あらかじめ計算された品質係数とすることができる。このあらかじめ計算された品質係数は、MPDなど、マニフェストファイルの中に含められ得る。帯域幅割当てに使用されるアルゴリズムは、続く諸段落においてさらに論じられよう。
サーバは、1つ又は複数のクライアントのダウンロード速度が、サーバによる被最大サポート帯域幅速度、又は特定のクライアントによる被最大サポート速度を超えないように、ARCを動的に修正することができる。次いで、サーバは、更新されたARCをユーザHTTP要求に対する応答を通じてユーザに送信することができる。ARC情報を伝達することの例には、MPDなどのマニフェストファイルにおいてARC情報を送信すること、カスタムHTTPヘッダにおいてARC情報を送信すること、HASを伝達するのに使用される無線チャネル以外の別個の無線チャネルを介してARC情報を送信すること、より高いレイヤの信号伝達(signaling)を介してARCを送信すること、HTTPポスト要求を介してARCを送信すること、又はクライアントに送られるセグメントパケットにARCをアペンドすることによってARCを送信することが含まれる。その場合、クライアントは、ARCを受け取り、後続の要求を行うときにクライアントのビット速度適応アルゴリズムにおいてその情報を使用することができる。
加えて、クライアントについての改善されたQoEを容易にすることができるいくつかの追加的なタイプの伝達がある。上に説明したように、サーバは、特定のメディアコンテンツに対応するARCを更新することができる。そのようなARC更新は、サーバが、いくつかのクライアントについてのQoEを最大にしようと試みるとき、多様な理由で行われることがあり得る。たとえば、ネットワークトラフィックがあまりに重過ぎて、サーバがすべてのクライアントに対して最高ビットレートを伴う表現をストリーミングできない場合、サーバは、クライアント間の何らかのQoE不均衡を緩和するために、最高ビットレートを伴う表現を利用できなくすることができる。一方、サーバ上の負荷が低減される場合、サーバは、再度、表現を利用可能にすることができる。いずれの場合においても、ARCは、表現の変更された利用可能性を表すために更新されることになる。そのような更新が行われるとき、サーバは、1つ又は複数のクライアントにARC変更伝達を送って、変更がARCにおいて行われたことをクライアントに通知することができる。クライアントは、次いで、すぐに、ARCの更新されたバージョンの要求を送ることができる。
別の例においては、ストリーミングセッション中、サーバにおけるMPDファイルが、更新され得る。この更新は、たとえば、利用可能な表現における変更、或いは1つ又は複数の表現について利用可能なセグメントにおける変更を示すことが可能になる。サーバは、複数のクライアントに、MPDファイルが変更されたことを示すMPD変更伝達を送ることができる。クライアントは、次いで、いくつかの所定の定期的スケジュールに従って要求を行うために待機するのではなく、MPDファイルの更新されたバージョンをすぐに要求することができる。MPDファイルの更新されたバージョンは、クライアントに、クライアントQoEを高めることを可能にする情報を提供することができる。たとえば、更新されたMPDファイルは、クライアントが、現在、ストリーミングしているメディアコンテンツについて、より高いビットレートを伴う新規表現が利用可能であることを示すことが可能になる。クライアントは、後続のセグメントが、より高いビットレートを伴う新規表現から選定されることをすぐに要求することができる。
別の例においては、サーバは、複数のクライアントに、メディアサーバが指定された時刻にオフラインになることを示すサーバ利用可能性伝達を送ることができる。この伝達を受け取るクライアントは、今度は、この情報を使用して、いくつかのやり方で、それらの動作を調節し得る。たとえば、サーバに対して行われた要求が、指定された時刻前に満たされなかった場合、クライアントは、指定された時刻に達すると、すぐに代替のサーバに要求を送ることができる。さらには、クライアントは、すぐに代替のサーバに任意の後続の要求を送ることができる。両方の場合において、クライアントは、要求がサーバにより満たされることになるのを待機するという無駄について事前に知らされることになる。
別の例においては、ストリーミングセッション中、サーバは、(たとえば、種々のローディング状態に応答して)そのアップロード速度を調節し得る。サーバが、そのような調節を行うとき、サーバは、複数のクライアントに、アップロード速度が変更になったことを示すアップロード速度伝達を送ることができる。これにより、ストリーミング性能変更が観察されるとき、クライアントが、待機し、最終的には、アップロード速度が変更になったことを推測することの必要性がなくなる。したがって、クライアントは、すぐにいくつかのやり方でそれらの動作を調節することができる。たとえば、アップロード速度が低下した場合、クライアントは、より低いビットレートを伴う表現に後続のセグメントを要求するようにすぐに選択して、バッファリングイベントを回避することができる。一方、アップロード速度が向上した場合、クライアントは、より高いビットレートを伴う表現に後続のセグメントを要求し得る。
別の例においては、ストリーミングセッション中、第1のサーバは、サーバにおけるMPDファイルと共通する少なくとも1つの表現を有する第2のサーバが、最近、オンラインになったことの通知を受け取ることができる。第1のサーバは、次いで、複数のクライアントに、クライアントが所望のメディアコンテンツをストリーミングし得る選択肢として、第2のサーバが利用可能であることを示す新規サーバ伝達を送ることができる。クライアントは、次いで、第1のサーバから引き続き所望のコンテンツをストリーミングするか、又は第2のサーバから所望のコンテンツのストリーミングを開始するかのいずれかである、情報に基づいた決定を行うことができる。第1のサーバによる不十分な転送速度を受けたクライアントは、より良い転送速度において所望のメディアコンテンツを受け取るために、たとえば、第2のサーバからのストリーミングを開始するようにすぐに選択することができる。
いくつかの場合に、クライアントデバイスは、メディアサーバにおいてすぐには利用できないが、トランスコーディングを通じたメディアサーバによって提供され得るエンコーディングにおけるメディアコンテンツを受け取ることから利益を受ける場合がある。たとえば、クライアントデバイスは、限定された記憶容量を有する場合があり、そのため、ファイルサイズを低減させることから利益を受ける場合がある。クライアントデバイスはまた、メディアコンテンツ表現がメディアサーバにおいて記憶されているフォーマットのうちのいずれをもサポートしない場合がある。これらのタイプの問題に対処するために、メディアサーバは、あるエンコーディングが別のエンコーディングに直接、それによって変換され得るトランスコーディング機能を提供することができる。固定ビット速度(constant bit rate:CBR)トランスコーディング、可変ビット速度(variable bit rate:VBR)トランスコーディング、及び2パス可変ビット速度(2−pass variable bit rate:2−Pass VBR)トランスコーディングなど、多くの異なるトランスコーディング法が使用され得る。DASHの文脈においては、メディアサーバは、複数のクライアントに、メディアサーバがDASHメディアコンテンツをトランスコーディングできることをクライアントに知らせるために、トランスコーディング機能伝達を送ることができる。メディアサーバはまた、複数のクライアントに、コーデック、カプセル化フォーマット、MIMEタイプ、ビットレート、解像度、及びフレーム速度を変換するための利用可能な構成を含む、いずれの特定のタイプのトランスコーディングをメディアサーバがサポートするかを示すトランスコーディングサポート伝達を送ることもできる。それに応答して、クライアントは、いずれかがある場合に、どのタイプのトランスコーディングをクライアントが選定するかを示す伝達を送ることができる。
ストリーミングセッション中、クライアントは、QoEの変更を受ける場合がある。クライアントQoEを改善する際にメディアサーバを補助するためには、クライアントは、サーバに、平均的なQoEを示す伝達を定期的に送ることができる。この伝達は、平均的なダウンロード速度、バッファリングイベントの数、及び平均的な平均オピニオン評点(MOS)など、1つ又は複数の測定基準に付随する情報を含むことができる。メディアサーバは、このタイプのクライアントフィードバックを使用して、ストリーミングクライアント間の負荷均衡をいかに最良に行うべきかを動的に確定することができる。
加えて、クライアントユーザ機器は、UEがストリーミングセッション中にQoEの変更を受けたときを検出するように構成され得る。そのような変更が行われたとき、クライアントUEは、表現の新規セグメントの要求を自動的に送るように構成可能であり、このセグメントは、検出されたQoE変更に一部基づいて選択される。たとえば、ダウンロード速度が低下したためにQoEが変更した場合、UEは、可能性としてバッファリングイベントがほとんどなくなるように、より低いビットレートを伴う新規セグメントを要求することができる。一方、ダウンロード速度が向上した場合、UEは、より高いビットレートを伴う新規セグメントを要求することができる。加えて、UEはまた、メディアサーバに、新規セグメントの要求の前に要求されていた任意のダウンロードに関する取消し要求を自動的に送るように構成可能である。これにより、メディアサーバは、任意の先に要求されたセグメントの送信をすぐに中止することが可能になる。
ピアアシストDASH(pDASH)設定においては、クライアントUEはまた、UEがピアツーピア(P2P)ストリーミングモードをサポートしているかどうかを示すP2Pキャッシング利用可能性伝達を送ることもできる。P2Pサーバは、このタイプの伝達を複数のUEから受け取り、それに従って、デバイスをピアするためのキャッシング及びストリーミングのスケジュールを生み出すことができる。
メディアサーバがトランスコーディングサービスを提供する場合、UEはまた、メディアサーバに、コーデック、カプセル化、MIMEタイプ、ビットレート、解像度、及び/又はフレーム速度のフォーマットのいずれがUEに推奨されるかを示すDASH表現推奨伝達を送るようにも構成可能である。これにより、メディアサーバは、UEに適切な表現及び表現セグメントを選定することが可能になる。
図6は、図6の中のフローチャートで示すように、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)適応型ストリーミングを提供し、クライアントに、いくつかの異なるタイプの伝達を送るように動作可能なメディアサーバのコンピュータ回路の機能600を示している。610に示すように、メディアサーバは、複数のクライアントに、メディアサーバが、指定された時刻にオフラインになることを示すサーバ利用可能性伝達を送ることができる。620に示すように、メディアサーバは、複数のクライアントに、メディアサーバのアップロード速度の変更を示すアップロード速度伝達を送ることができる。630に示すように、メディアサーバは、複数のクライアントに、メディアサーバにおけるMPDファイルと共通する少なくとも1つの表現を有する新規サーバが利用可能になるときを示す新規サーバ伝達を送ることができる。640に示すように、メディアサーバは、メディアサーバから複数のクライアントに、少なくとも1つの変更がメディアサーバにおけるMPDファイルに対して行われたときを示すメディアプレゼンテーション記述(MPD)MPD変更伝達を送ることができる。これらのメッセージのうちの1つ又は複数が、必要に応じて、送られてよい。異なるタイプのメッセージがまた、任意の順序で送られてもよい。1つの例においては、メディアサーバは、利用可能な表現コード(ARC)をメディアサーバにおいて利用可能な表現と関連付けするようにさらに構成された回路を有することができる。ARCは、バイナリ文字列を含むことができ、ただし、各ビットが、メディアサーバにおいて利用可能な表現に対応する。いくつかの実施形態においては、ARCの中のビット値1は、そのビットに対応する表現が利用可能であることを表すことができる。ARCの中の1つ又は複数のビットは、HTTPポスト要求を介してクライアントに送られ得る。ARCはまた、クライアントに送られるセグメントパケットにアペンドされても、又はセグメントパケットのヘッダの中に含まれていてもよい。ARCはまた、MPDメタファイルの中に属性として含まれていてもよい。さらには、メディアサーバはまた、変更がARCに対して行われるときはいつでも、複数のクライアントに、ARC変更伝達を自動的に送るように構成された回路を有することができる。
別の例においては、メディアサーバは、セグメント利用可能性コード(SAC)をメディアプレゼンテーション記述(MPD)メタファイルと関連付けるように構成された回路を有することができる。SACは、バイナリ文字列を含むことができ、ただし、各ビットが、MPDメタファイルと関連付けられた表現の中のセグメントの利用可能性に対応する。いくつかの実施形態においては、SACの中のビット値1は、そのビットに対応するセグメントが利用可能であることを表すことができる。
別の例においては、メディアサーバは、複数のクライアントに、ピアツーピア(P2P)キャッシング及びストリーミングが利用可能であるかどうかを示すP2Pキャッシング利用可能性伝達を送るように構成された回路を有することができる。加えて、メディアサーバは、複数のクライアントに、ピアリングデバイス間のキャッシング及びストリーミングのスケジュールを管理することを担うP2Pサーバの識別情報を示すP2Pサーバ識別情報伝達を送るように構成された回路を有することができる。
図7は、図7の中のフローチャートで示すように、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)適応型ストリーミングを提供し、クライアントに、いくつかの異なるタイプのトランスコーディング伝達を送るように動作可能なメディアサーバのコンピュータ回路の機能700を示している。710に示すように、メディアサーバにおけるコンピュータ回路は、クライアントに、メディアサーバがHTTPを介した動的適応型ストリーミング(DASH)メディアコンテンツをトランスコーディングできることを示すトランスコーディング機能伝達を送るように構成可能である。720に示すように、メディアサーバにおけるコンピュータ回路はまた、クライアントに、メディアサーバがサポートするトランスコーディングのタイプを示すトランスコーディングサポート伝達を送るように構成可能である。トランスコーディングサポート伝達は、コーデック、カプセル化フォーマット、MIMEタイプ、ビットレート、解像度、及びフレーム速度を変換するための利用可能な構成を含むことができる。トランスコーディングサポート伝達はまた、メディアサーバが、固定ビット速度(CBR)トランスコーディング、可変ビット速度(VBR)トランスコーディング、及び2パス可変ビット速度(2−PASS VBR)トランスコーディングをサポートするかどうかを示すことができる。730に示すように、メディアサーバにおけるコンピュータ回路はまた、クライアントから、クライアントによって選定されたトランスコーディングタイプを示す伝達を受け取るように構成可能である。740に示すように、メディアサーバは、クライアントに、選定されたトランスコーディングコンテンツとともにDASHメディアコンテンツを送ることができる。
図8は、図8の中のフローチャートで示すように、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)適応型ストリーミングを使用し、メディアサーバと通信するように動作可能なUEのコンピュータ回路の機能800を示している。810に示すように、UEにおける回路は、UEが、受け取ったストリーミングメディアにおける体感品質(QoE)の変更を受けたときを検出するように構成可能である。820に示すように、UEにおける回路はまた、メディアサーバに、DASH表現における新規セグメントの要求を送るように構成可能である。830に示すように、UEにおける回路はまた、新規セグメントの要求の前に要求されていたセグメントダウンロードの取消し要求をメディアサーバに送って、メディアサーバが、新規セグメントの要求の前に要求されていたセグメントダウンロードの送信を中止することを可能にするように構成可能である。
別の例においては、UEにおける回路はまた、メディアサーバに、UEがピアツーピア(P2P)ストリーミングモードをサポートするかどうかを示すP2Pキャッシング利用可能性伝達を送るように構成可能である。UEにおける回路はまた、サーバに、メディアサーバへのストリーミングイベント中に受け取ったストリーミングメディアの平均的な体感品質を示すQoE伝達を送るように構成可能である。UEにおける回路はまた、メディアサーバに、コーデック、カプセル化、MIMEタイプ、ビットレート、解像度、及び/又はフレーム速度のフォーマットのいずれがUEに推奨されるかを示すDASH表現推奨伝達を送るように構成可能である。UEにおける回路はまた、ユーザがストリーミングメディアと関連付けられるシーク動作を行うとき、自動的に、DASH表現における新規セグメントの要求と、取消し要求とを送るように構成可能である。UEにおける回路はまた、ストリーミングメディアのQoEが閾値を下回るとき、自動的に、DASH表現における新規セグメントの要求と、取消し要求とを送るように構成可能である。
図9は、ユーザ機器(UE)、移動局(mobile station:MS)、モバイルワイヤレスデバイス、モバイル通信デバイス、タブレット、ハンドセット、又は他のタイプのワイヤレスデバイスなど、ワイヤレスデバイスの例図を提供している。ワイヤレスデバイスは、基地局(base station:BS)、発展型NodeB(eNB)、ベースバンドユニット(baseband unit:BBU)、遠隔無線ヘッド(remote radio head:RRH)、遠隔無線機器(remote radio equipment:RRE)、中継局(relay station:RS)、無線機器(radio equipment:RE)、遠隔無線ユニット(remote radio unit:RRU)、セントラルプロセッシングモジュール(central processing module:CPM)、若しくは他のタイプのワイヤレス広域ネットワーク(WWAN)アクセスポイントなど、ノード又は送信局と通信するように構成された1つ或いは複数のアンテナを含むことができる。ワイヤレスデバイスは、3GPP LTE、WiMAX、High Speed Packet Access(HSPA)、Bluetooth(登録商標)、及びWiFiを含む少なくとも1つのワイヤレス通信標準を使用して通信するように構成可能である。ワイヤレスデバイスは、各ワイヤレス通信標準について別個のアンテナを、又は多数のワイヤレス通信標準について共有のアンテナを使用して通信することができる。ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(wireless local area network:WLAN)、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(wireless personal area network:WPAN)、及び/又はWWANにおいて通信することができる。諸例は、モバイルワイヤレスデバイスについて与えられているが、デバイスは、必ずしもワイヤレスである必要はない。ワイヤードのデバイスもまた、HASに使用可能である。
図9はまた、ワイヤレスデバイスからのオーディオ入力と出力に使用可能なマイクロフォン及び1つ又は複数のスピーカの例示を提供している。ディスプレイ画面は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display:LCD)画面、又は有機発光ダイオード(organic light emitting diode:OLED)ディスプレイなどの他のタイプのディスプレイ画面であってよい。ディスプレイ画面は、タッチ画面として構成可能である。タッチ画面は、容量性、抵抗性、又は別のタイプのタッチ画面技術を使用し得る。アプリケーションプロセッサ及びグラフィックスプロセッサが、内部メモリに連結されて、処理機能及び表示機能を提供することができる。不揮発性メモリポートもまた、ユーザにデータ入力/出力のオプションを提供するために使用可能である。不揮発性メモリポートはまた、ワイヤレスデバイスのメモリ機能を拡張するのにも使用され得る。キーボードが、追加的なユーザ入力を提供するために、ワイヤレスデバイスと一体化されても、又はワイヤレスデバイスにワイヤレスで接続されてもよい。仮想キーボードもまた、タッチ画面を使用して提供され得る。
様々な技法、又は特定の態様、若しくはその一部分が、フロッピーディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ(compact disc−read−only memory:CD−ROM)、ハードドライブ、非一時的コンピュータ可読記憶媒体、又は任意の他の機械可読記憶媒体などの有形媒体において実装されたプログラムコード(すなわち、命令)の形態をとることができ、ただし、プログラムコードが、コンピュータなどの機械にロードされ、機械によって実行されるとき、機械は、様々な技法を実施するための装置になる。回路は、ハードウェア、ファームウェア、プログラムコード、実行可能なコード、コンピュータ命令、及び/又はソフトウェアを含むことができる。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、信号を含まないコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。プログラマブルコンピュータにおけるプログラムコード実行の場合には、コンピューティングデバイスは、プロセッサと、プロセッサによって読取り可能な記憶媒体(揮発性及び不揮発性メモリ、及び/又は記憶要素を含む)と、少なくとも1つの入力デバイスと、少なくとも1つの出力デバイスとを含むことができる。揮発性及び不揮発性メモリ、及び/又は記憶要素は、ランダムアクセスメモリ(random−access memory:RAM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(erasable programmable read only memory:EPROM)、フラッシュドライブ、光ドライブ、磁気ハードドライブ、ソリッドステートドライブ、又は電子データを記憶するための他の媒体とすることができる。ノード及びワイヤレスデバイスはまた、送受信機モジュール(すなわち、送受信機)、カウンタモジュール(すなわち、カウンタ)、プロセッシングモジュール(すなわち、プロセッサ)、及び/又はクロックモジュール(すなわち、クロック)若しくはタイマモジュール(すなわち、タイマ)を含むことができる。本明細書において説明した様々な技法を実装する、若しくは利用することができる1つ又は複数のプログラムは、アプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface:API)、及び再利用可能制御部などを使用することができる。そのようなプログラムは、コンピュータシステムと通信するように、高レベルな手続き型又はオブジェクト指向型のプログラミング言語において実装され得る。しかしながら、プログラムは、必要ならば、アセンブリ言語又は機械言語において実装され得る。いずれの場合でも、言語は、コンパイルされた言語、又は解釈された言語であってよく、ハードウェア実装形態と組み合わされてもよい。
本明細書において説明した機能ユニットの多くは、それらの実装形態の独立性をより具体的に強調するために、モジュールとしてラベル付けされていることを理解すべきである。たとえば、モジュールは、カスタム超大規模集積(very−large−scale integration:VLSI)回路、若しくはゲートアレイ、ロジックチップなどの既製半導体、トランジスタ、又は他の個別構成要素を含むハードウェア回路として実装され得る。モジュールはまた、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイロジック、又はプログラマブルロジックデバイスなどのプログラマブルハードウェアデバイスにおいて実装され得る。
モジュールはまた、様々なタイプのプロセッサによって実行されるように、ソフトウェアにおいて実装され得る。例として、実行可能なコードの識別されたモジュールは、例として、オブジェクト、手続き、若しくは機能として体系化され得るコンピュータ命令の1つ又は複数の物理的若しくは論理的ブロックを含み得る。にもかかわらず、識別されたモジュールの実行可能ファイルは、物理的に一緒に置かれている必要はなく、種々の場所に記憶された異種命令を含むことができ、この異種命令は、論理的に一緒に結び付けられると、モジュールを含み、モジュールについて明記された目的を達成する。
実際には、実行可能コードのモジュールは、単一の命令であっても、又は数多くの命令であってもよく、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラムの中で、且ついくつかのメモリデバイスにまたがって分散されてもよい。同様に、動作データは、本明細書においてはモジュール内で識別及び例示され得、任意の適した形態で実装され得、任意の適したタイプのデータ構造内で体系化され得る。動作データは、単一のデータセットとして収集されても、又は種々の記憶デバイスを介することを含む、種々の場所を介して分散されてもよく、単にシステム又はネットワーク上の電子信号として少なくとも部分的に存在してもよい。モジュールは、所望の機能を行うように動作可能なエージェントを含んだ、受動型又は能動型とすることができる。
本明細書全体を通じて、「例(an example)」又は「例示的な(exemplary)」を参照することは、例と関連して説明した特定の特徴、構造、又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態の中に含まれていることを意味する。したがって、本明細書全体を通じて様々な所に、句「例において(in an example)」又は語「例示的な(exemplary)」が登場しても、必ずしもすべて同じ実施形態を示しているとは限らない。
本明細書に使用されるとき、複数の項目、構造的要素、組成要素、及び/又は材料は、便宜上、共通のリストの中に提示され得る。しかしながら、これらのリストは、リストの各メンバが、別個で独自のメンバとして個々に識別されるかのように解釈すべきである。したがって、そのようなリストの個々のメンバは、共通のグループにおけるそれらの提示にのみ基づいて、その反対を示すことなしに、同じリストの任意の他のメンバの事実上の均等物と見なされるべきものはまったくない。加えて、本発明の様々な実施形態及び例は、その様々な構成要素の代替形態とともに本明細書においては示され得る。そのような実施形態、例、及び代替形態は、互いの事実上の均等物と解釈されるべきではなく、本発明の別個で自律的な表現と解釈されるべきであることが理解される。
さらには、説明した特徴、構造、又は特性は、1つ又は複数の実施形態における任意の適した形で組合せられてもよい。以下の説明においては、本発明の実施形態の完全な理解を提供するために、レイアウト、距離の例、ネットワーク例などの多数の具体的な詳細が提供される。しかしながら、当業者は、本発明が、具体的な詳細のうちの1つ又は複数がなくても、或いは他の方法、構成要素、レイアウトなどを用いて実践可能であることを認識するであろう。他の例においては、よく知られている構造、材料、又は動作は、本発明の態様を曖昧にしないようにするために、詳細に示されず、又は説明されていない。
前述の例は、1つ又は複数の特定の適用例における本発明の原理を示しているが、実装形態の形態、使用法、及び詳細における多数の修正形態が発明的能力を働かせることなく、並びに本発明の原理及び概念から逸脱することなく行われ得ることは、当業者には明らかになろう。したがって、本発明は、特許請求の範囲によって後述されている場合を除き、限定されることを意図していない。

Claims (11)

  1. ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)適応型ストリーミングを提供するように動作可能なメディアサーバであって、コンピュータ回路を有し、前記コンピュータ回路は、
    複数のクライアントに、前記メディアサーバが、指定された時刻にオフラインになることを示すサーバ利用可能性伝達を送ることと、
    前記複数のクライアントに、前記メディアサーバのアップロード速度の変更を示すアップロード速度伝達を送ることと、
    前記複数のクライアントに、新規サーバが利用可能であるときを示す新規サーバ伝達を送ることであって、前記新規サーバが、前記メディアサーバにおけるメディアプレゼンテーション記述(MPD)ファイルと共通する少なくとも1つの表現を有する、新規サーバ伝達を送ることと、
    前記メディアサーバから前記複数のクライアントに、少なくとも1つの変更が前記メディアサーバにおけるMPDファイルに行われたときを示すMPD変更伝達を送ることと
    を行って、前記メディアサーバが前記HTTP適応型ストリーミングを効率的に配信することを可能にするように構成されている、メディアサーバであって、
    利用可能表現コード(ARC)を前記メディアサーバにおいて利用可能である前記表現と関連付けるようにさらに構成されたコンピュータ回路を有し、前記ARCは、各ビットが前記メディアサーバにおいて利用可能である表現に対応するバイナリ文字列を含む、メディアサーバ。
  2. クライアントに対する前記ARCの中の少なくとも1ビット値をHTTP Post要求を介して前記クライアントに送るようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項に記載のメディアサーバ。
  3. 前記ARCをセグメントパケットにアペンドして、クライアントに送るようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項に記載のメディアサーバ。
  4. 前記ARCをセグメントパケットにヘッダとしてアペンドして、クライアントに送るようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項に記載のメディアサーバ。
  5. 前記ARCをメディアプレゼンテーション記述(MPD)メタファイルの中に属性として含むようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項に記載のメディアサーバ。
  6. 変更が前記ARCに行われるときはいつでも、前記複数のクライアントに、ARC変更伝達を自動的に送るようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項に記載のメディアサーバ。
  7. 前記ARCの中のビット値1が、前記ビットに対応する前記表現が利用可能であることを表す、請求項に記載のメディアサーバ。
  8. セグメント利用可能性コード(SAC)をメディアプレゼンテーション記述(MPD)メタファイルと関連付けるようにさらに構成されたコンピュータ回路を有し、前記SACは、各ビットが、前記MPDメタファイルと関連付けられた表現におけるセグメントの利用可能性に対応するバイナリ文字列を含む、請求項1に記載のメディアサーバ。
  9. 前記SACの中のビット値1が、前記ビットに対応する前記セグメントが利用可能であることを表す、請求項に記載のメディアサーバ。
  10. 複数のクライアントに、ピアツーピア(P2P)キャッシング及びストリーミングが利用可能であることを示すP2Pキャッシング利用可能性伝達を送るようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項1に記載のメディアサーバ。
  11. 複数のクライアントに、ピアリングデバイス間のキャッシング及びストリーミングのスケジュールを管理することを担うP2Pサーバの識別情報を示すP2Pサーバ識別情報伝達を送るようにさらに構成されたコンピュータ回路を有する、請求項10に記載のメディアサーバ。
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