JP6316141B2 - タンクローリ - Google Patents

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Description

本発明はタンクローリに関し、特に加圧蒸発器の疲労破壊を抑制できるタンクローリに関するものである。
タンクに貯蔵された液化天然ガス(LNG)等の液化ガスを、タンクの外部に設けた加圧蒸発器に導入し、加圧蒸発器で蒸発気化させた気化ガスの圧力でタンク内の液化ガスを押し出して移送する技術が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1に開示されるタンクローリに搭載される加圧蒸発器は、水平方向に延設されると共に液化ガスが導入される直線状の入口ヘッダと、その入口ヘッダに一端が接続されると共に入口ヘッダから分岐する複数の伝熱管と、その伝熱管の他端が接続されると共に水平方向に延設される直線状の出口ヘッダとを備えている。低温の液化ガスは入口ヘッダに導入され、枠体に固定された伝熱管で熱交換し、蒸発気化される。蒸発気化されて生じた気化ガスは、出口ヘッダから加圧蒸発器の外へ送り出される。入口ヘッダに低温の液化ガスが導入されると、冷却されて入口ヘッダが軸方向へ収縮し、液化ガスの導入が止まると、入口ヘッダが常温まで昇温するにつれて軸方向へ膨張する(冷却前の長さに戻る)。
特開2013−32839号公報
しかしながら上記従来の技術では、入口ヘッダに一端が接続された伝熱管は枠体に固定されているので、入口ヘッダの伸縮(膨張および収縮)に伴い、伝熱管の一端側に曲げ応力が加わる。その曲げ応力によって伝熱管の一端側が疲労破壊するおそれがあった。
本発明は上述した問題を解決するためになされたものであり、入口ヘッダの伸縮に伴う加圧蒸発器の疲労破壊を抑制できるタンクローリを提供することを目的とする。
この目的を達成するために請求項1記載のタンクローリは、液化ガスが収容されるタンクと、そのタンクに収容された液化ガスの一部を蒸発気化させた圧力で前記タンク内の液化ガスを押し出して移送する加圧蒸発器とを備え、その加圧蒸発器は、水平方向に延設されると共に液化ガスが導入される直線状の入口ヘッダと、その入口ヘッダに一端が接続されつつ前記入口ヘッダから分岐して水平方向に延設されると共にフィンが突設される直線状の複数の第1直管と、その複数の第1直管が少なくとも一部を構成する複数の流路の端部が接続されつつ水平方向に延設されると共に前記液化ガスが気化した気化ガスが導入される直線状の出口ヘッダと、その出口ヘッダ、前記入口ヘッダ及び前記複数の流路が固定される枠体と、その枠体の一部であって前記複数の第1直管の一端側を除いて前記複数の第1直管を固定する第1管固定部と、前記枠体の一部であって前記入口ヘッダを固定する第2管固定部とを備え、その第2管固定部は、前記入口ヘッダを前記入口ヘッダの軸方向へ摺動可能に固定する第1摺動部を備えている。
請求項2記載のタンクローリは、請求項1記載のものにおいて、前記第2管固定部は、前記第1摺動部を前記第1直管の軸方向へ摺動可能に固定する第2摺動部を備え、前記第1管固定部は、前記複数の第1直管を前記第1直管の軸方向へ摺動可能に固定する。
請求項3記載のタンクローリは、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記第1摺動部は、前記枠体に固定される合成樹脂製の摺動部材を備え、その摺動部材は、前記入口ヘッダが摺動可能に挿通される貫通孔が形成されている。
請求項4記載のタンクローリは、請求項3記載のものにおいて、前記第2管固定部は、前記摺動部材の鉛直方向両側をそれぞれ支持する下部支え部および上部支え部を備え、それら下部支え部および上部支え部は、それらの鉛直方向の間隔を調整可能に設けられており、前記摺動部材は、前記貫通孔と前記摺動部材の外縁とを繋ぐ切れ目が形成されている。
請求項1記載のタンクローリによれば、加圧蒸発器は、液化ガスが導入される直線状の入口ヘッダが水平方向に延設され、直線状の複数の第1直管は、フィンが突設されると共に一端が入口ヘッダに接続され、入口ヘッダから分岐して水平方向に延設される。複数の第1直管が少なくとも一部を構成する複数の流路は、直線状の出口ヘッダに端部が接続される。出口ヘッダは、水平方向に延設されると共に液化ガスが気化した気化ガスが導入される。出口ヘッダ、入口ヘッダ及び複数の流路は枠体に固定される。入口ヘッダは、第2管固定部の第1摺動部により、入口ヘッダの軸方向へ摺動可能に固定されるので、入口ヘッダの伸縮に伴い、入口ヘッダは枠体に対して摺動する。よって、入口ヘッダの伸縮が規制されないようにできる。複数の第1直管は、入口ヘッダに接続される一端側を除いて第1管固定部により固定されるので、入口ヘッダに接続される一端側が枠体に固定される場合と比較して、入口ヘッダの伸縮に伴って、第1直管の一端側に加わる曲げ応力を低減できる。よって、加圧蒸発器の第1直管の疲労破壊を抑制できる効果がある。
請求項2記載のタンクローリによれば、第2摺動部により、第2管固定部に対して第1摺動部が第1直管の軸方向へ摺動可能に固定され、第1管固定部は、複数の第1直管を第1直管の軸方向へ摺動可能に固定する。その結果、液化ガスで冷却されることによる第1直管の伸縮によって、第1直管の軸方向に引張応力および圧縮応力が加わることを抑制できる。第1管固定部に固定された第1直管に加わる引張応力および圧縮応力を低減できるので、請求項1の効果に加え、第1直管の疲労破壊を抑制できる効果がある。
請求項3記載のタンクローリによれば、第1摺動部は、枠体に固定される合成樹脂製の摺動部材を備え、その摺動部材は、入口ヘッダが摺動可能に挿通される貫通孔が形成されている。よって、請求項1又は2の効果に加え、入口ヘッダの伸縮が規制され難くできる機構を簡単にできる効果がある。
請求項4記載のタンクローリによれば、第2管固定部の下部支え部および上部支え部により摺動部材の鉛直方向両側がそれぞれ支持される。それら下部支え部および上部支え部は、それらの鉛直方向の間隔を調整可能に設けられているので、下部支え部および上部支え部の鉛直方向の間隔を広げることで、下部支え部および上部支え部から摺動部材を取り外すことができる。摺動部材は、貫通孔と摺動部材の外縁とを繋ぐ切れ目が形成されているので、切れ目を広げて入口ヘッダから摺動部材を取り外すことができる。
新しい摺動部材を取り付けるときには、取り外すときとは逆に、切れ目を広げて入口ヘッダに摺動部材を取り付けた後、下部支え部および上部支え部の鉛直方向の間隔を狭めることにより、下部支え部および上部支え部により摺動部材の鉛直方向両側がそれぞれ支持される。以上のように、請求項3記載の効果に加え、摺動部材の交換を容易にできる効果がある。
本発明の一実施の形態におけるタンクセミトレーラの側面図である。 (a)は加圧蒸発器の平面図であり、(b)は図2(a)のIIb−IIb線における加圧蒸発器の断面図である。 (a)は図2(b)の矢印IIIa方向視における加圧蒸発器の底面図であり、(b)は図2(a)の矢印IIIb方向視における加圧蒸発器の背面図である。 (a)は図3(a)のIVa−IVa線における加圧蒸発器の断面図であり、(b)は図3(a)のIVb−IVb線における加圧蒸発器の断面図である。 図2(b)の一部を拡大して図示した加圧蒸発器の部分拡大図である。 図5の矢印VI方向視における加圧蒸発器の正面図である。 図5のVII−VII線における加圧蒸発器の断面図である。 底面視における加圧蒸発器の模式図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態におけるタンクセミトレーラ1(タンクローリ)の側面図である。図1に示すように、タンクセミトレーラ1は、液化天然ガス(LNG)等の液化ガスが充填される横置きのタンク2と、そのタンク2が搭載される車体3と、車体3を移動可能にする複数の車輪4とを備え、タンク2の下部に位置する車体3に加圧蒸発器10が配置される。加圧蒸発器10は、タンク2に貯蔵された液化ガスの一部を気化させ、その気化ガスをタンク2内に戻し、気化ガスの圧力でタンク2内の液化ガスを押し出して移送するための装置である。
図2及び図3を参照して加圧蒸発器10の概略構成について説明する。図2(a)は加圧蒸発器10の平面図であり、図2(b)は図2(a)のIIb−IIb線における加圧蒸発器10の断面図であり、図3(a)は図2(b)の矢印IIIa方向視における加圧蒸発器10の底面図であり、図3(b)は図2(a)の矢印IIIb方向視における加圧蒸発器10の背面図である。
なお、図2(a)及び図2(b)に図示される矢印F−B、矢印L−R及び矢印U−Dは、それぞれ加圧蒸発器10が搭載されたタンクセミトレーラ1の前後方向、左右方向および上下方向を示す(図5、図7及び図8において同じ)。また、図2(a)では、図面を簡素化して理解を容易にするため、長手部材11,12の両端に架設される架設部材11a,12aの図示が省略される。
図2(a)及び図2(b)に示すように加圧蒸発器10は、タンクセミトレーラ1の前後方向(矢印F−B方向)に沿って互いに平行となるように配置される4枚の細長い板状の長手部材11,12と、その長手部材11,12を上下に複数箇所で連結する複数の側板13と、側板13及び長手部材11,12に連結された第1管固定部14,15及び第2管固定部20とを備えている。長手部材11,12、側板13、第1管固定部14,15及び第2管固定部20は、加圧蒸発器10の枠体を構成する。第1管固定部14,15及び第2管固定部20は、液化ガス及び気化ガスが流れる流路30を固定するための部材である。
流路30は、液化ガスを通過させる管路であり、一端にフランジ31aが形成された入口管31と、入口ヘッダ32に一端が接続されると共に入口管31と同一面内に水平方向に延設される複数の直線状の第1直管33と、第1直管33と間隔をあけて第1直管33の上方に並設される複数の直線状の第2直管35(図2(b)参照)と、第2直管35と間隔をあけて第2直管35の上方に並設される複数の直線状の第3直管37とを備え、蛇行状に形成される。
第1直管33、第2直管35及び第3直管37は、熱交換効率を向上させるため、径方向外側へ向かって張り出す複数のフィンが外周面に列設される。但し、図面を簡素化して理解を容易にするため、フィンは、その外形を連ねた矩形状の実線として図示される(図4(b)を除く)。
入口管31は、加圧蒸発器10に液化ガスを導入するための管であり、タンク2の液相部分(タンク2の底部)に連通する配管P1(図2(b)参照)がフランジ31aに接続される。入口管31は、前後方向(矢印F−B方向)に延設されると共に、第1管固定部15及び第2管固定部20に両端側が固定され、その長手方向内側が第1管固定部14,14に固定される。
入口ヘッダ32は、入口管31から導入された液化ガス(又は気化ガス)を分配するための管であり、フランジ31aが形成された入口管31の他端に接続される。入口ヘッダ32は、複数(本実施の形態では16本)の直線状の第1直管33が接続される。入口ヘッダ32は、第2管固定部20に固定されると共に左右方向(矢印L−R方向)へ延設され、軸方向中央に入口管31が接続される。
第1直管33は、入口ヘッダ32から分岐して前後方向(矢印F−B方向)に延設されると共に、入口管31の左右に配設される複数(本実施の形態では16本)の直線状の管であり、第1管固定部14,15に固定される。第1連通管34は、第1直管33と第2直管35とをそれぞれ連通する略U字状の複数(本実施の形態では16本)の管であり、第1管固定部15より後方(矢印B方向)に配設される。
第2直管35は、第1連通管34に接続されて前後方向(矢印F−B方向)に延設されると共に、第1直管33の上方に配設される複数(本実施の形態では16本)の直線状の管であり、第1管固定部14,15及び第2管固定部20に固定される。第2連通管36は、第2直管35と第3直管37とをそれぞれ連通する略U字状の複数(本実施の形態では16本)の管であり、第2管固定部20より前方(矢印F方向)に配設される。
第3直管37は、第2連通管36に接続されて前後方向(矢印F−B方向)に延設されると共に、第2直管35の上方に配設される複数(本実施の形態では16本)の直線状の管であり、第1管固定部14,15及び第2管固定部20に固定される。
出口ヘッダ38は、入口ヘッダ32で分配された液化ガス(又は気化ガス)を集合させるための管であり、複数の第3直管37が接続される。出口ヘッダ38は、第1管固定部15より後方(矢印B方向)に配設されると共に左右方向(矢印L−R方向)へ延設される。
出口管39は、液化ガスが気化された気化ガスを加圧蒸発器10から取り出すための管であり、一端にフランジ39aが形成される一方、他端に出口ヘッダ38が接続される。フランジ39aは、タンク2の気相部分(タンク2の頂部)に連通する配管P2(図2(b)参照)が接続される。出口管39及び入口管31は、フランジ31a,39aに配管P1,P2がそれぞれ接続されることにより、車体3(図1参照)に設けられた配管P1,P2を介して車体3に固定される。
次に図4を参照して、第1管固定部14,15における入口管31,第1直管33の固定構造について説明する。図4(a)は図3(a)のIVa−IVa線における加圧蒸発器10の断面図であり、図4(b)は図3(a)のIVb−IVb線における加圧蒸発器10の断面図である。
図4(a)に示すように第1管固定部15は、厚さ方向(図4(a)左右方向)に貫通する孔部15aが形成され、入口管31が嵌挿される円筒状の摺動部材16が、孔部15aに嵌挿される。本実施の形態では、摺動部材16は摩擦係数の低いフッ素樹脂製の円筒状部材であり、径方向外側へ向かって鍔状に張り出す鍔部16aが両端に一体成形される。鍔部16aにより第1管固定部15からの摺動部材16の脱落が防止される。これにより入口管31は、径方向(図4(a)上下方向)に拘束されつつ軸方向(図4(a)左右方向)へ摺動可能にされる。また、摺動部材16の断熱性により入口管31と第1管固定部15との熱伝達が抑制される。
図4(b)に示すように第1管固定部14は、厚さ方向(図4(b)左右方向)に貫通する孔部14aが形成され、第1直管33(フィン33a間)が嵌挿される円筒状の摺動部材16が、孔部14aに嵌挿される。これにより第1直管33は、径方向(図4(b)上下方向)に拘束されつつ軸方向(図4(b)左右方向)へ摺動可能にされる。また、摺動部材16の断熱性により第1直管33と第1管固定部14との熱伝達が抑制される。
なお、第1管固定部14は、入口管31、第2直管35及び第3直管37を、第1直管33と同様に摺動部材16によって径方向に拘束しつつ軸方向へ摺動可能に固定する。また、第1管固定部15は、第1直管33、第2直管35及び第3直管37を、入口管31と同様に径方向に拘束しつつ軸方向へ摺動可能に固定する。
次に図5及び図6を参照して第2管固定部20について説明する。図5は図2(b)の一部を拡大して図示した加圧蒸発器10の部分拡大図であり、図6は図5の矢印VI方向視における加圧蒸発器10の正面図である。なお、図面を簡素化して理解を容易にするため、図5では長手部材11,12、架設部材11a,12a及び側板13の図示が省略され、図6では入口ヘッダ32、第1連通部34及び第2連通部36が一部のみ二点鎖線で図示される。
図5に示すように第2管固定部20は、入口管31、第2直管35及び第3直管37の端部側および入口ヘッダ32を固定するための部材であり、図6に示すように複数の部材を重ね合せて形設される。第2管固定部20は、左右方向(矢印L−R方向)に延設されると共に複数の半円状の切欠部21aが下縁に形成された第1横設材21と、切欠部21aに収装された第3直管37を下方から支える第2横設材22と、複数の半円状の切欠部24aが下縁に形成された第3横設材24と、切欠部24aに収装された第2直管35を下方から支える第4横設材25とを備えている。第3横設材24と第2横設材22との間隔を確保する中空のスペーサ23が、第3横設材24と第2横設材22との間に配置される。スペーサ23の高さは、第2直管35と第3直管37との間隔を考慮して決定される。
なお、切欠部21a,24aには、第1管固定部14,15と同様に、円筒状の摺動部材(図示せず)が配置される。摺動部材(図示せず)は摩擦係数の低いフッ素樹脂製の円筒状部材であり、第2直管35及び第3直管37が嵌挿される。これにより第2直管35及び第3直管37は、径方向(矢印U−D,L−R方向)に拘束されつつ軸方向(矢印F−B方向)へ摺動可能にされる。
第4横設材25は、回り止め具26が下縁の2箇所に取り付けられ、下部支え部40との間に中空のスペーサ27が介設された上部支え部42が、回り止め具26に取り付けられる。第1横設材21、第2横設材22、スペーサ23、第3横設材24、第4横設材25、回り止め具26、上部支え部42、スペーサ27及び下部支え部40は、上下方向(矢印U−D方向)に貫通する孔部(図示せず)が貫穿される。その孔部にボルト45が貫設され、第1横設材21及び下部支え部40の上下にナット46が締結されることにより、それらが一体に固定される。
なお、第1管固定部14,15も第2管固定部20と同様に、複数の横設材およびスペーサ(いずれも図示せず)が鉛直方向(矢印U−D方向)に積み重ねられ、それらにボルトが貫設されナットが締結されることによって、第1直管33、第2直管35及び第3直管37等が固定される。
図5を参照して第2管固定部20の説明を続ける。下部支え部40及び上部支え部42は、入口ヘッダ32を保持する摺動部材44を支持するための棒状の部材であり、ボルト45が貫設される後端側から前方(図5矢印F方向)へ向かって延設される。下部支え部40及び上部支え部42は、前端側の下部支え部40と上部支え部42との間に中空のスペーサ28が介設される。スペーサ28は、スペーサ27と共に下部支え部40と上部支え部42との間隔を確保するための部材である。スペーサ28、下部支え部40及び上部支え部42は、上下方向(矢印U−D方向)に貫通する孔部(図示せず)が形成される。その孔部にボルト47が貫設され、ナット48が上下に締結されることにより、下部支え部40、上部支え部42及びスペーサ27,28が矩形枠状に形成される。スペーサ27,28の高さは、入口ヘッダ32の外径を考慮して決定される。
入口管支持部50(図6参照)は、入口管31(図5参照)を支持するための部材である。入口管支持部50は、円筒状の摺動部材53を挟持する第1部材51及び第2部材52を備え、ボルト54が第1部材51及び第2部材52の上下に貫設される。第4横設材25の上縁に凹設された凹部25aにナットの座面が押し付けられて、第1部材51及び第2部材52が第4横設材25に吊設され固定される。これにより、ボルト54を取り外すことによって、第2部材52を鉛直下側(矢印D方向)へ取り外すことができる。
摺動部材53は、入口管31が嵌挿される円筒状の部材であり、本実施の形態では、摩擦係数の低いフッ素樹脂により形成される。これにより入口管31は、径方向(矢印U−D,L−R方向)に拘束されつつ軸方向(矢印F−B方向)へ摺動可能にされる。また、円筒状の摺動部材53には、軸方向に亘る切れ目(図示せず)が設けられている。
なお、第4横設材25の下縁に取り付けられる回り止め具26(図5参照)は、側面視して略L形に形成され、第2横設材25の前面および下面に密着される。これにより、第4横設材25に対してボルト45を中心に回り止め具26が揺動することが防止される。さらに回り止め具26は、正面視して(図6参照)下方が窪んだ略C形をしており、上部支え部42は開口した回り止め具26に上面が係合される。よって、第4横設材25に対してボルト45を中心に上部支え部42が揺動することが防止される。
摺動部材44は、入口ヘッダ32を左右方向(図5紙面垂直方向)及び前後方向(矢印F−B方向)へ摺動可能に固定するための部材であり、下部支え部40、上部支え部42及びスペーサ27,28の内側の空間に配設される。本実施の形態では、摺動部材44は、側面視(図5紙面垂直方向視)して略方形状のフッ素樹脂製の板材である。摺動部材44は、入口ヘッダ32が嵌挿される円形の貫通孔44aが厚さ方向(図5紙面垂直方向)に貫通形成されている。摺動部材44は、下部支え部40及び上部支え部42にそれぞれ突設される突設部41,43に摺動可能に係合される。なお、摺動部材44は、外縁44cと貫通孔44aとを繋ぐ切れ目44bが、摺動部材44の厚さ方向(図5紙面垂直方向)に亘って形成される。
入口ヘッダ32に取り付けられた摺動部材44を新しいものと交換するときには、まず、ナット46,48を緩めて下部支え部40及び上部支え部42からボルト47及びスペーサ28を取り外すと共に、スペーサ27によって間隔が定められた下部支え部40と上部支え部42との鉛直方向(矢印U−D方向)の間隔を広げる。次いで、摺動部材44を変形させて切れ目44bを広げ、切れ目44bの間から入口ヘッダ32を抜き去る。これにより、摺動部材44を入口ヘッダ32から取り外すことができる。
新しい摺動部材44を入口ヘッダ32に取り付けるときには、取り外すときとは逆に、切れ目44bを広げて入口ヘッダ32に摺動部材44を取り付けた後、下部支え部40と上部支え部42との間にスペーサ28を介設させ、ボルト47を貫設する。次いで、ナット46,48を締結して、下部支え部40及び上部支え部42の間にスペーサ27,28を挟持することで、下部支え部40及び上部支え部42により摺動部材44の鉛直方向両側をそれぞれ支持する。以上のように第2管固定部20は、下部支え部40及び上部支え部42の鉛直方向の間隔を調整可能にされているので、摺動部材44の交換を容易にできる。
ここで、摺動部材44は、切れ目44bの形成された縁部44cが前後方向(矢印F−B方向)へ向けて配置されるので、下部支え部40及び上部支え部42によって、使用中に切れ目44bが鉛直方向に開いてしまうことを防止できる。その結果、使用中に切れ目44b間にゴミや埃等が侵入し、侵入したゴミや埃等によって切れ目44bの間隔が広がり、貫通孔44aが拡大してしまうことを防止できる。貫通孔44aが拡大されると、貫通孔44aに嵌挿された入口ヘッダ32にガタつきが生じるところ、本実施の形態によれば、これを防止できる。
なお、摺動部材53(図6参照)は、第1部材51及び第2部材52に挟持されており、ボルト54を取り外して第2部材52を鉛直下側(矢印D方向)へ取り外すことで着脱可能にされる。摺動部材53は軸方向に亘る切れ目(図示せず)が設けられているので、切れ目を開けて入口管31から摺動部材53を取り外すことができる。入口管支持部50及び入口管31に対して摺動部材53を着脱できるので、摺動部材44と同様に、摺動部材53の交換も容易にできる。
第1管固定部14,15も第2管固定部20と同様に、複数の横設材およびスペーサ(いずれも図示せず)が鉛直方向に積み重ねられており、鉛直方向にボルトが貫設されナットが締結されることによって、第1直管33、第2直管35及び第3直管37等を摺動可能に固定する摺動部材(図示せず)が横設材に挟持されている。本実施の形態によれば、ナットを緩めることにより、それら摺動部材の交換も容易にできる。
図7を参照して、突設部41,43や入口ヘッダ32と摺動部材44との関係について説明する。図7は図5のVII−VII線における加圧蒸発器10の断面図である。突設部41,43は、下部支え部40の上面および上部支え部42の下面にそれぞれ突条状に突設される各一対の部位であり、摺動部材44の左右方向(矢印L−R方向)寸法と略同一の間隔を設けて、下部支え部40及び上部支え部42の前後方向(矢印F−B方向)へ延設される。また、下部支え部40の上面と上部支え部42の下面との間隔は、スペーサ27,28によって、摺動部材44の高さと略同一に設定される。これにより摺動部材44は、下部支え部40及び上部支え部42に対して、上下左右方向(矢印U−D,L−R方向)に拘束される一方、前後方向(図7紙面垂直方向)へ摺動可能に固定される。
また、摺動部材44は、入口ヘッダ32が嵌挿される円形の貫通孔44aが厚さ方向(L−R方向)に貫通形成される。これにより摺動部材44は、入口ヘッダ32を径方向(矢印U−D,F−B方向)に拘束しつつ軸方向(矢印L−R方向)へ摺動可能に固定する。その結果、入口ヘッダ32は、第2管固定部20(下部支え部40、上部支え部42及び摺動部材44)により上下方向(矢印U−D方向)に拘束される一方、前後方向(図7紙面垂直方向)及び軸方向(矢印L−R方向)へ摺動可能に固定される。
次に図8を参照して、タンク2から液化ガスが導入されるときの加圧蒸発器10の挙動について説明する。図8は底面視における加圧蒸発器10の模式図である。入口管31は、タンク2に連通する配管P1がフランジ31aに接続されており、その配管P1を介して車体3(図1参照)に固定されている。入口管31は、第2管固定部20(図6参照)に配設された摺動部材53、第1管固定部14,15に配設された摺動部材55によって、軸方向(矢印F−B方向)へ摺動可能に固定されている。
液化ガスが入口管31に導入されると、入口管31が冷却されて軸方向へ収縮する。入口管31は、第1管固定部14,15及び第2管固定部20(図2(b)参照)の摺動部材53,55により軸方向へ摺動可能に固定されているので、入口管31は、車体3側に固定された配管P1へ向かって収縮する。それに伴い、入口ヘッダ32も配管P1へ向かって移動する。
入口ヘッダ32は、摺動部材44により前後方向(矢印F−B方向)へ摺動可能に固定されているので、入口ヘッダ32のフランジ31a側(配管P1側)への移動は許容される。なお、入口ヘッダ32に接続された第1直管33は、第1管固定部14,15により軸方向に摺動可能に固定されているので、第1直管33によって入口ヘッダ32のフランジ31a側への移動が妨げられることを抑制できる。
ここで、液化ガスが入口ヘッダ32に導入されて入口ヘッダ32が冷却されると、入口ヘッダ32は軸方向(矢印L−R方向)へ収縮する。入口ヘッダ32は軸方向中央に入口管31が接続されており、入口管31は径方向(矢印L−R方向)に拘束されているので、入口ヘッダ32の軸方向両端側が軸方向中央側へ向かって収縮する。入口ヘッダ32は、摺動部材44により軸方向へ摺動可能に固定されているので、入口ヘッダ32の軸方向への収縮は許容される。
第1直管33は、入口ヘッダ32に一端が接続されているので、入口ヘッダ32が軸方向へ収縮すると、第1直管33と入口ヘッダ32との接続部に曲げ応力が加えられる。第1直管33は、第1管固定部14,15により径方向に拘束されているが、第1管固定部14より軸方向一端側に位置する第2管固定部20には固定されていない。よって、第2管固定部20に第1直管33の一端側が固定される場合と比較して、第1直管33と入口ヘッダ32との接続部に加わる曲げ応力を小さくできる。その結果、第1直管33の疲労破壊を抑制できる。
なお、第1管固定部14,15及び第2管固定部20により、入口管31、第1直管33、第2直管35、第3直管37及び入口ヘッダ32は、上下方向(矢印U−D方向)に拘束されているので、走行するタンクセミトレーラ1の振動等による入口管31、第1直管33、第2直管35、第3直管37及び入口ヘッダ32のガタつきを防止できる。よって、加圧蒸発器10の耐久性を確保できる。
また、入口管31を第1直管33と同一水平面に配設すると共に、第2直管35及び第3直管37が上下方向(矢印U−D方向)に積み重ねられているので、加圧蒸発器10を低背化させつつ、車体3側に設けられる配管(図示せず)と接続されるフランジ31a,39aを加圧蒸発器10の背面に設けることができる。フランジ31a,39aを加圧蒸発器10の一つの面(背面)側に設けることで、車体3側の配管を引き回し易くできる。
また、加圧蒸発器10を低背化させることは、伝熱管(第1直管33、第2直管35及び第3直管37)の段数の減少に繋がる。伝熱管の段数が減ると伝熱管(第1直管33、第2直管35及び第3直管37)の総数が減少して加圧蒸発器10の加圧性能が低下する。それを防止するため、伝熱管の総数が減らないように、第1直管33、第2直管35及び第3直管37の各々の数を増加させる。第1直管33の数が増えるにつれて、それが接続される入口ヘッダ32の軸方向長さが長くなるので、入口ヘッダ32の軸方向端部側に接続される第1直管33ほど、入口ヘッダ32の伸縮による曲げ応力が大きくなる。
しかし、本実施の形態によれば、入口ヘッダ32の伸縮に伴う第1直管33の曲げ応力を小さくできるので、第1直管33の数を増やして入口ヘッダ32の軸方向長さが長くなっても、第1直管33に加わる曲げ応力を抑制することができ、第1直管33の疲労破壊を抑制できる。その結果、伝熱管(第1直管33、第2直管35及び第3直管37)の段数を減らしつつ伝熱管の総数が減らないようにできる。よって、加圧性能を確保しつつ低背化させた加圧蒸発器10を実現できる。その結果、タンクセミトレーラ1のタンク2の下部に搭載された加圧蒸発器10と路面とのクリアランスを確保することができ、タンクセミトレーラ1の走行に支障を与えないようにできる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば第1直管33の数(本実施の形態では16本)は一例であり、要求特性等に応じて適宜選択することは当然可能である。
上記実施の形態では、加圧蒸発器10がタンクセミトレーラに搭載される場合について説明したが、タンクフルトレーラ等の他のタンクローリに搭載される加圧蒸発器10とすることは当然可能である。
上記実施の形態では、フィンが突設される伝熱管が上下3段(第1直管33、第2直管35及び第3直管37)に積み重ねられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。要求される加圧性能等に応じて、伝熱管の段数は1段または複数段(2段以上)を適宜選択できる。なお、伝熱管の段数を奇数段とした加圧蒸発器に上記実施の形態を適用することが好ましい。偶数段(例えば4段)の伝熱管をもつ加圧蒸発器を、1段当たりの伝熱管の本数を増やすことで奇数段(例えば3段)にして低背化できるからである。1段当たりの伝熱管の本数を増やして入口ヘッダ32を長くすると、入口ヘッダ32と伝熱管との接合部分の応力が大きくなるが、上記実施の形態を適用することで、入口ヘッダ32と伝熱管との接合部分の応力を小さくできる。よって、奇数段の伝熱管を有する加圧蒸発器の耐久性を確保できる。
上記実施の形態では、入口ヘッダ32を軸方向へ摺動可能に固定する場合について説明したが、これに加え、出口ヘッダ38を軸方向へ摺動可能に固定することは当然可能である。しかし、出口ヘッダ38に導入されるものは熱交換後の液化ガス(気化ガス)なので、加圧蒸発器10に液化ガスが導入されたときの出口ヘッダ38の温度は、入口ヘッダ32の温度より高い。そのため、液化ガスによる出口ヘッダ38の伸縮量は、入口ヘッダ32の伸縮量より小さい。従って、冷却による疲労破壊を抑制するには、出口ヘッダ38を軸方向へ摺動可能に固定するより、入口ヘッダ32を軸方向へ摺動可能に固定する方が、効果が大きい。
上記実施の形態では、摺動部材16,44がフッ素樹脂により一体形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、液化ガスの低温環境で使用可能で摩擦係数の低い他の材質を採用することは当然可能である。また、摺動部材16,44を一体成形できるものに限定するものではなく、基材を金属製の部材等で形成し、相手材との摺動面にフッ素樹脂コーティング等の表面処理を施し、摩擦係数を低下させることは当然可能である。また、相手材との摩擦係数を低減させるため、すべり軸受や転がり軸受を用いることは当然可能である。
上記実施の形態では、摺動部材44が、一対の突条状に形成された突設部41,43の間に挿入されて摺動可能にされる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、摺動方向へ延在される溝を摺動部材44の上面および下面に形成し、その溝に係合する突条状の凸起を下部支え部40及び上部支え部42に設けることで、摺動部材44を摺動可能にすることは当然可能である。
上記実施の形態では、摺動部材44の1箇所に切れ目44bが形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、貫通孔44aを挟んで2箇所に対称状に切れ目を形成することで、摺動部材44を二つ割にすることは当然可能である。この場合も摺動部材44を交換可能にすることができる。しかし、摺動部材44を二つ割にすると、合わせ面で位置ずれし易くなったり合わせ面にゴミや埃等が侵入し易くなったりするので、本実施の形態のように摺動部材44の1箇所に切れ目44bを形成することが望ましい。
1 タンクセミトレーラ(タンクローリ)
2 タンク
10 加圧蒸発器
11,12 長手部材(枠体の一部)
11a,12a 架設部材(枠体の一部)
13 側板(枠体の一部)
14,15 第1管固定部(枠体の一部)
20 第2管固定部(枠体の一部)
30 流路
32 入口ヘッダ
33 第1直管(流路の一部)
33a フィン
38 出口ヘッダ
40 下部支え部
41,43 突設部(第2摺動部の一部)
42 上部支え部
44 摺動部材(第1摺動部の一部)
44a 貫通孔
44b 切れ目
44c 外縁

Claims (4)

  1. 液化ガスが収容されるタンクと、
    そのタンクに収容された液化ガスの一部を蒸発気化させた圧力で前記タンク内の液化ガスを押し出して移送する加圧蒸発器とを備え、
    その加圧蒸発器は、
    水平方向に延設されると共に液化ガスが導入される直線状の入口ヘッダと、
    その入口ヘッダに一端が接続されつつ前記入口ヘッダから分岐して水平方向に延設されると共にフィンが突設される直線状の複数の第1直管と、
    その複数の第1直管が少なくとも一部を構成する複数の流路の端部が接続されつつ水平方向に延設されると共に前記液化ガスが気化した気化ガスが導入される直線状の出口ヘッダと、
    その出口ヘッダ、前記入口ヘッダ及び前記複数の流路が固定される枠体と、
    その枠体の一部であって前記複数の第1直管の一端側を除いて前記複数の第1直管を固定する第1管固定部と、
    前記枠体の一部であって前記入口ヘッダを固定する第2管固定部とを備え、
    その第2管固定部は、前記入口ヘッダを前記入口ヘッダの軸方向へ摺動可能に固定する第1摺動部を備えていることを特徴とするタンクローリ。
  2. 前記第2管固定部は、前記第1摺動部を前記第1直管の軸方向へ摺動可能に固定する第2摺動部を備え、
    前記第1管固定部は、前記複数の第1直管を前記第1直管の軸方向へ摺動可能に固定することを特徴とする請求項1記載のタンクローリ。
  3. 前記第1摺動部は、前記枠体に固定される合成樹脂製の摺動部材を備え、
    その摺動部材は、前記入口ヘッダが摺動可能に挿通される貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のタンクローリ。
  4. 前記第2管固定部は、前記摺動部材の鉛直方向両側をそれぞれ支持する下部支え部および上部支え部を備え、
    それら下部支え部および上部支え部は、それらの鉛直方向の間隔を調整可能に設けられており、
    前記摺動部材は、前記貫通孔と前記摺動部材の外縁とを繋ぐ切れ目が形成されていることを特徴とする請求項3記載のタンクローリ。
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