JP6313672B2 - 綴じ帳 - Google Patents

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本発明は、例えば、アルバムやスクラップブックやファイル等のように、表表紙と裏表紙と間に複数の台紙を増減可能に綴じ込んでなる綴じ帳に関する。
台紙の増減を可能にした綴じ帳として、比較的厚肉の表表紙と裏表紙との間に、積層させた複数枚の台紙を綴じ具によって綴じ込んだアルバムやスクラップブックやファイル等が周知である。例えば、図7に示すものでは、表表紙(41)と裏表紙(42)の各々の一側辺を内側に折り込んで綴じ片(41a)(42a)とし、複数枚の台紙(40)の一側辺には綴じ部(40a)を設け、これら綴じ片(41a)(42a)及び綴じ部(40a)に連通するように形成した複数の綴じ孔(41b)(42b)(40b)に、綴じ具としての綴じ込み用のビス(4)を差し込んで綴じ込んでいる。
綴じ込み用のビス(4)としては、雌ネジ部を有するビス本体(4a)と前記雌ネジ部に螺合可能な雄ネジ(4b)からなり、ビス本体(4a)を表表紙(41)の綴じ孔(41b)側から差し込むと共に、雄ネジ(4b)を裏表紙(42)の綴じ孔(42b)側からそれぞれ差込み、雄ネジ(4b)をビス本体(4a)の雌ネジに螺合させれば、表表紙(41)と裏表紙(42)との間に、積層させた複数の台紙(40)を一体的に綴じ込むことができる。また、雄ネジ(4b)の螺合を弛めてビス本体(4a)から取り外せば、裏表紙(42)は分離でき、台紙(40)を増減させることが可能となる。
実開平7−37656号公報 特開平7−125473号公報 特開2002−19330号公報
しかしながら、上記したような、表表紙(41)と裏表紙(42)との間に台紙(40)を挟んでビス(4)で綴じ込む形式のものでは、表表紙(41)または裏表紙(42)のどちらを開いても、綴じ片(41a)(42a)上に、ビス(4)の頭部(44a)(44b)が露出する構造となっているため見栄えが悪い。
また、表表紙(41)と裏表紙(42)との間に綴じ込み可能な台紙(40)の枚数は、雄ネジ(4b)がビス本体(4a)に螺合された状態にあるビス(4)の頭部(44a)(44b)間に綴じ部(40a)が綴じ込み可能な枚数に限られてしまう。
また、台紙(40)を増減させる作業には、雄ネジ(4b)のビス本体(4a)への螺合を解除したり締め付けたりするための工具が必要であり、台紙(40)の増減作業が面倒である。
さらに、図7の形式のビス(4)では、雄ネジ(4b)をビス本体(4a)から取り外すため、台紙(40)の増減作業は、雄ネジ(4b)の頭部(44b)が露出する裏表紙(42)側からしか実施することができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表表紙と裏表紙との間に複数枚の挟持体を綴じ具によって増減可能に綴じ込んでなる綴じ帳において、全体の美観を向上させると共に、挟持体の増減作業を表表紙側または裏表紙側のどちらからでも工具を用いることなく容易に行えるようにした綴じ帳を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る綴じ帳は、『表表紙と裏表紙との間に台紙やポケット等の挟持体を増減可能に綴じ込むことができる綴じ帳であって、
前記表表紙及び裏表紙の各々の一側辺に前記表表紙及び裏表紙の内面側へ折り曲げ自在な綴じ片がそれぞれ延設され、
前記表表紙または裏表紙のどちらか一方に背表紙が連設されると共に、表表紙または裏表紙のどちらか他方に前記背表紙を出し入れ自在に収納可能な背表紙挿入部が形成され、
前記各綴じ片の複数個所に綴じ孔が設けられると共に、表表紙側と裏表紙側の各綴じ孔に可撓性を有する綴じ帯が挿通され、
前記綴じ帯の少なくとも片面に面ファスナーが設けられると共に、前記表表紙及び裏表紙の各綴じ片の内面の略全域に前記綴じ帯の面ファスナーが結合可能な第1の面ファスナーが設けられ、
前記各綴じ片の一側辺に前記綴じ片の内面全域を被覆可能な化粧板が連設されると共に、前記化粧板に前記第1の面ファスナーと結合可能な第2の面ファスナーが設けられている』ことを特徴とする。
表表紙及び裏表紙の各々の一側辺から、綴じ片が表表紙及び裏表紙の内面側へ折り曲げ自在に連設され、さらに、綴じ片から、化粧板が綴じ片の内面側へ折り曲げ自在に連設された構成となっている。
挟持体として、例えば複数の台紙の積層体は、表表紙及び裏表紙間に介在され、その一側辺に沿った綴じ部が前記綴じ片間に挟持される。両綴じ片及び台紙の綴じ部を連通する複数の綴じ孔に、綴じ帯をそれぞれ挿通させて、各綴じ帯の両端を各綴じ片の内面側にそれぞれ突出させると共に、その突出部分を、綴じ孔の周縁でそれぞれ屈曲させて、綴じ帯の面ファスナーを各綴じ片の内面に設けた第1の面ファスナーに結合させる。これにより、綴じ帯は抜け止め状態に綴じ片に係止されることとなり、台紙は両綴じ片間に綴じ込まれる。
この状態にて、化粧板を、綴じ帯の上から綴じ片に被覆させて、綴じ片の第1の面ファスナーに、化粧板の第2の面ファスナーを結合させる。さらに、表表紙又は裏表紙を化粧板側へ折り曲げることにより、一対の化粧板、一対の綴じ片及び複数枚の台紙が、表表紙及び裏表紙間に挟まれると共に、台紙の積層高さ分だけ、背表紙が背表紙挿入部から引き出された状態の綴じ帳が完成する。
この状態から、台紙を増減させたい場合は、表表紙又は裏表紙のどちらか一方を開き、化粧板の第2の面ファスナーを、綴じ片の第1の面ファスナーから引き剥がし、綴じ帯を露出させた後、綴じ帯の面ファスナーを、前記第1の面ファスナーから剥離させて綴じ帯を綴じ片から起立させる。起立させた綴じ帯から、綴じ片を、表表紙又は裏表紙と共に抜き取ることができる。背表紙は引っ張ると背表紙挿入部から所定長さ引き出されることとなる。
綴じ片を抜き取った後、台紙の増減作業行うことができる。
台紙を増減させた後、抜き取った綴じ片の綴じ孔に綴じ帯を再度挿通させ、前記綴じ片を最上層の台紙の綴じ部に積層させた状態にて、上記した要領で、綴じ帯を屈曲させて綴じ片の第1の面ファスナーに結合させ、さらに、前記第1の面ファスナーに、化粧板の第2の面ファスナーを結合させれば、台紙の増減作業が終了する。
なお、台紙の増減に応じて、綴じ片から突出する綴じ帯の長さが変わるので、必要に応じて、表表紙及び裏表紙各々の綴じ片から突出させる綴じ帯の長さを調整すればよく、また、背表紙挿入部から突出する背表紙の引き出し長さも調整される。
挟持体には、台紙に限らず、用紙などの紙葉類、用紙や小物類などを収容できるポケット類も含む。
上記綴じ帳において、『前記綴じ帯の両面に面ファスナーが設けられる』ものが望ましい。このものでは、綴じ片の綴じ孔から突出させる綴じ帯を、綴じ片に沿ったどちらの方向に屈曲させても、綴じ片の第1の面ファスナーに結合させて係止することができる。
上記綴じ帳において、『前記化粧板のうち、前記綴じ片の第1の面ファスナーに結合状態にある前記綴じ帯を囲む所定範囲に対応する部分は、前記第2の面ファスナーが形成されない面ファスナー非形成域とした』ものが望ましい。このものでは、化粧板上にて、面ファスナー非形成域は、その回りの第2の面ファスナー形成域よりも、面ファスナーの肉厚分だけ凹んだ状態となっている。よって、綴じ帯を結合させた状態の綴じ片に化粧板を被覆させると、綴じ帯が面ファスナー非形成域内に収容される態様となり、化粧板が綴じ帯の肉厚分盛り上がることはない。
本発明によれば、表表紙又は裏表紙を開けると、最上層の台紙等の挟持体と、その一側辺に沿った化粧板が露出する態様となり、綴じ具の一部が露出することがないから、すっきりとした仕上がりとなり、綴じ帳の美観を向上させることができる。
表表紙及び裏表紙の綴じ片間への挟持体の綴じ込みは、面ファスナーを利用しているから、綴じ片や挟持体の着脱に特別な工具等を必要とせず、挟持体の増減作業を簡単に行うことができる。
また、挟持体の増減作業は、表表紙又は裏表紙のどちらからでも行えるから、使い勝手の良い綴じ帳を提供することができる。
さらに、挟持体の綴じ込みに比較的長尺の綴じ帯を利用することにより、従来のビスを利用したものに比べて、多くの枚数の挟持体を綴じ込むことが可能となる。挟持体の積層体の高さに応じて、背表紙の長さも調節することができる。
本発明の第1番目の実施の形態による綴じ帳の一部切欠斜視図である。 本発明の第1番目の実施の形態による綴じ帳の要部の断面図である。 本発明の第1番目の実施の形態による綴じ帳の表表紙を開いた状態の説明図である。 図3の状態から、さらに、化粧板を開いた状態の説明図である。 本発明の第1番目の実施の形態による綴じ帳の台紙の増減作業を示す説明図である。 本発明の第2番目の実施の形態による綴じ帳の要部の説明図である。 従来の綴じ帳の要部拡大断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の第1番目の実施の形態に係る綴じ帳は、図1に示すように、紙製の表表紙(10)と裏表紙(20)の間に、複数枚の台紙(50)が綴じ込まれる構成のものであり、綴じ込む台紙の枚数に応じて、背表紙(30)の幅が変更自在な形式のアルバム帳とする。なお、表表紙(10)及び裏表紙(20)は、布張りした紙製、樹脂製等の各種の材質で形成することができる。
表表紙(10)及び裏表紙(20)は略正方形であり、その一側辺に、第1の折り曲げ部(12a)を介して、綴じ片(1)が連続しており、綴じ片(1)の第1の折り曲げ部(12a)に対向する他辺には、第2の折り曲げ部(12b)を介して、化粧板(11)が連設されている。
第1、第2の折り曲げ部(12a)(12b)は、それぞれ、表表紙(10)の内面(10a)側へ折り曲げ可能であり、綴じ片(1)及び化粧板(11)の相互に対向する内面全域には、結合し合う関係にある第1、第2の面ファスナー(1a)(11a)がそれぞれ設けられている。
表表紙(10)と同形同大に形成された裏表紙(20)は、図2に示すように、内面板(20a)と外面板(20b)から二重構造に形成されており、内面板(20a)の一側辺に、上記した表表紙(10)と同様に、第1の折り曲げ部(22a)を介して、綴じ片(2)が連続しており、綴じ片(2)の第1の折り曲げ部(22a)に対向する他辺に沿った第2の折り曲げ部(22b)を介して、化粧板(21)が連設されている。そして、綴じ片(2)及び化粧板(21)には、第2の折り曲げ部(22b)で折り曲げたときに、相互に結合し合う第1、第2の面ファスナー(2a)(21a)が設けられている。
また、内面板(20a)と外面板(20b)との間には、後述する背表紙(30)が収納可能な大きさの背表紙挿入部(24)が、第1の折り曲げ部(22a)側に向かって開放するように形成されている。
表表紙(10)と裏表紙(20)との間に綴じられる台紙(50)は、綴じ片(1)(2)間に挟み込まれる綴じ部(5)と、透明フィルム(51a)で覆われたアルバム台紙(51)とが、前記透明フィルムのみからなる薄肉部(52)を介して連結された構成であり、台紙(50)の積層体の綴じ部(5)側の端縁を被覆するように紙製の背表紙(30)が設けられている。なお、背表紙(30)は、布張りした紙製、樹脂製等の各種の材質で形成することができる。
背表紙(30)は、一端側に表表紙(10)の綴じ片(1)の外面に貼着させる貼着片(31)を具備し、他端側は裏表紙(20)の背表紙挿入部(24)内に出し入れ自在に挿入可能な大きさ形状に形成されている。なお、背表紙(30)の貼着片(31)は、表表紙(10)と略同じ大きさに形成して、表表紙(10)の第1の折り曲げ部(12a)から表表紙(10)が延在する外面に貼着させて表表紙(10)の外面を構成してもよい。
貼着片(31)が貼着する表表紙(10)の綴じ片(1)の外面と、裏表紙(20)の綴じ片(2)の外面との間に、積層された台紙(50)の綴じ部(5)を介在させた状態にて、表表紙(10)の綴じ片(1)、台紙(50)の綴じ部(5)、及び、裏表紙(20)の綴じ片(2)を連通する綴じ孔(13)(53)(23)がそれぞれ2つずつ形成されている。
なお、綴じ孔(13)は、第1の面ファスナー(1a)と貼着片(31)をも貫通しており、綴じ孔(23)は、第1の面ファスナー(2a)も貫通するように形成されている。
そして、これら綴じ孔(13)(53)(23)に、綴じ具として、可撓性を有する樹脂製の綴じ帯(3)を挿通させ、両端を綴じ片(1)(2)の第1の面ファスナー(1a)(2a)側へそれぞれ突出させる。
綴じ帯(3)の両面には、第1の面ファスナー(1a)(2a)に結合可能な面ファスナー(3a)が設けられており、綴じ帯(3)を、綴じ孔(13)(23)の周縁にて屈曲させれば、綴じ帯(3)は、図1に示すように、第1の面ファスナー(1a)(2a)に抜け止め状態に結合され、台紙(50)の積層体を表表紙(10)及び裏表紙(20)間に綴じ込むことができる。
そして、第2の折り曲げ部(12b)(22b)で折り曲げて、第1の面ファスナー(1a)(2a)に結合させた綴じ帯(3)の上から、化粧板(11)(21)を綴じ片(1)(2)にそれぞれ被覆し、化粧板(11)(21)の第2の面ファスナー(11a)(21a)を第1の面ファスナー(1a)(2a)に結合させる。これにより、綴じ帯(3)が化粧板(11)(21)によって隠蔽される態様となる。そして、表表紙(10)及び裏表紙(20)を、第1の折り曲げ部(12a)(22a)で折り曲げて、台紙(50)の積層体を挟み込めばアルバム帳が完成する。
表表紙(10)又は裏表紙(20)を開くと、図3に示すように、台紙(50)の綴じ部側に化粧板(11)(21)のみが露出し、綴じ具としての綴じ帯(3)は露出しないから、すっきりとした見栄えとなり、アルバム帳としての美観が向上する。
なお、台紙(50)は、綴じ部(5)とアルバム台紙(51)との間に設けられた透明フィルムからなる薄肉部(52)で屈曲自在であり、1枚ずつめくり易い。
綴じ帯(3) の全体の長さは、表表紙(10)及び裏表紙(20)の縦長さよりもやや短い程度に設定されており、表表紙(10)の綴じ片(1)側と、裏表紙(20)の綴じ片(2)側へほぼ同じ長さ突出するように突出長さを調節しておく。
この実施の形態のものでは、綴じ孔(13)(23)は綴じ片(1)(2)の両端近傍に設けられているから、綴じ帯(3)は、綴じ片(1)(2)の中央側へ倒れる方向へ屈曲させているが、綴じ帯(3)の両面に面ファスナー(3a)を設けているので、綴じ孔(13)(23)をやや中央寄りに設けた場合では、綴じ帯(3)を綴じ片(1)(2)の両端側へ屈曲させて、第1の面ファスナー(1a)(2a)に結合させることも可能である。
このアルバム帳にて、台紙(50)を増減させたい場合は、表表紙(10)又は裏表紙(20)を開き、化粧板(11)(21)を綴じ片(1)(2)から強制的に引き剥がすことにより、第1の面ファスナー(1a)(2a)と第2の面ファスナー(11a)(21a)との結合を解除させる。
なお、図4及び図5は、表表紙(10)側から台紙(50)を増減させる様子を説明している。
図4は、表表紙(10)を開いた後、化粧板(11)を綴じ片(1)から剥離させて、第1、第2の面ファスナー(1a)(11a)と綴じ帯(3)を露出させた状態を示しており、この状態から、綴じ帯(3)の面ファスナー(3a)を第1の面ファスナー(1a)から引き剥がして綴じ帯(3)を起立させ、綴じ帯(3)から綴じ片(1)を引き抜く。これにより、図5に示すように、表表紙(10)側の綴じ片(1)は分離されると同時に、背表紙(30)は、裏表紙(20)の背表紙挿入部(24)から所定長さ引き出され、台紙(50)の綴じ部(5)における綴じ孔(53)から綴じ帯(3)が直接起立する態様となる。
上記したように起立させた綴じ帯(3)から、台紙(50)を抜き取ったり、増やしたりすることができ、台紙(50)の増減作業が終了した後、綴じ片(1)の綴じ孔(13)に、綴じ帯(3)を再度挿通させて、綴じ片(1)の外面に貼着されている背表紙(30)の貼着片(31)が、最上層に位置する台紙(50)の綴じ部(5)上に積層された状態にて、綴じ片(1)の内面側に突出する綴じ帯(3)を綴じ孔(13)の周縁で屈曲させて、綴じ帯(3)の面ファスナー(3a)を綴じ片(1)の第1の面ファスナー(1a)に結合させ、その上から、第2の折り曲げ部(12b)で折り曲げて、化粧板(11)を被覆させて、第1、第2の面ファスナー (1a)(11a)を結合させれば、台紙(50)の増減作業が完了する。
表表紙(10)と裏表紙(20)との間に綴じ込まれる台紙(50)の増減に応じて、背表紙(30)の裏表紙(20)の背表紙挿入部(24)への挿入量を調節することができ、台紙(50)の積層体の厚みに応じて背表紙(30)の幅を設定することができる。
台紙(50)の枚数が増えることによって、綴じ片(1)の第1の面ファスナー(1a)から突出する綴じ帯(3)の突出長さが短くなるようであれば、裏表紙(20)の綴じ片(2)の第1の面ファスナー(2a)に結合している綴じ帯(3)を起立させて、表表紙(10)の綴じ片(1)及び裏表紙(20)の綴じ片(2)の各々から突出する綴じ帯(3)の長さが等しくなるように調節すればよい。
また、綴じ帯(3)の長さは比較的長く設定されているから、従来の綴じ込み用ビス(4)による綴じ込みに比べて、大量の台紙(50)の綴じ込みが可能となる。
また、同様な要領にて、裏表紙(20)側からも、台紙(50)の増減作業を行うことができる。
また、綴じ帯(3)の面ファスナー(3a)を綴じ片(1)(2)の第1、第2の面ファスナー(1a)(2a)から引き剥すだけで、綴じ帯(3)を起立させ、台紙(50)の増減作業を行うことができるから、台紙(50)の増減作業にドライバー等の工具を必要とせず、誰でも容易に台紙の増減作業を行うことができる。
図6に示すものは、第2番目の実施の形態の綴じ帳の説明図であり、表表紙(10)を開いた状態を示している。
図面に従って説明すると、この実施の形態のものでは、綴じ帯(3)の片面にのみ、面ファスナーが形成されていると共に、綴じ帯(3)を綴じ孔(13)の周縁で、前記片面側へ屈曲させて、前記面ファスナーで綴じ片(1)の第1の面ファスナー(1a)に結合させる。化粧板(11)のうち、この綴じ帯(3)を囲む所定範囲に対応する部分には、第2の面ファスナー(11a)が形成されない、面ファスナー非形成域(14)となっている。これにより、第2の面ファスナー(11a)内にて、面ファスナー非形成域(14)の部分が、他の部分より第2の面ファスナー(11a)の肉厚分凹んだ状態となる。
なお、図示しないが、裏表紙(20)の化粧板(21)にも、同様な、面ファスナー非形成域が形成されているものとする。
第2番目の実施の形態のものでは、綴じ帯(3)の面ファスナーを綴じ片(1)(2)第1、第2の面ファスナー(1a)(2a)に結合させた後、第2の折り曲げ部(12b)(22b)を折り曲げて、綴じ片(1)(2)上に化粧板(11)(21)を被覆させたとき、綴じ帯(3)は、化粧板(11)(21)の面ファスナー非形成域(14)内に収納される態様となり、綴じ帯(3)の肉厚分、化粧板(11)(12)が盛り上がることがない。よって、アルバム帳は一層すっきりとした仕上がりに保持することができ、美観が一層向上する。
また、綴じ帯(3)の片面にのみ面ファスナーを設ける構成としたから、コストを削減できると共に、綴じ帯(3)から表表紙(10)や裏表紙(20)や台紙(50)を抜き差しする際に、面ファスナーに引っ掛かる不都合を防止することができ、綴じ帯(3)を、綴じ片(1)(2)の綴じ孔(13)(23)にスムーズに抜き差しできるから、台紙(50)の増減作業が一層容易となる。
なお、実施形態では、アルバム帳を例示したが、本発明は、アルバム帳に限らず、スクラップブックやファイル等の各種の綴じ帳に適用することができる。また、本発明の綴じ帳に綴じる挟持体は、台紙に限らず、用紙などの紙葉類、用紙や小物類などを収容できるポケット類も含む。
(1)(2)・・・・・・綴じ片
(10)・・・・・・・表表紙
(11)(21)・・・・・化粧板
(13)(23)(53)・・・綴じ孔
(1a)(2a)・・・・・第1の面ファスナー
(11a)(21a)・・・・第2の面ファスナー
(20)・・・・・・・裏表紙
(24)・・・・・・・背表紙挿入部
(3) ・・・・・・・綴じ帯
(3a)・・・・・・・面ファスナー
(30)・・・・・・・背表紙
(50)・・・・・・・台紙(挟持体)
(5) ・・・・・・・綴じ部

Claims (3)

  1. 表表紙と裏表紙との間に台紙やポケット等の挟持体を増減可能に綴じ込むことができる綴じ帳であって、
    前記表表紙及び裏表紙の各々の一側辺に前記表表紙及び裏表紙の内面側へ折り曲げ自在な綴じ片がそれぞれ延設され、
    前記表表紙または裏表紙のどちらか一方に背表紙が連設されると共に、表表紙または裏表紙のどちらか他方に前記背表紙を出し入れ自在に収納可能な背表紙挿入部が形成され、
    前記各綴じ片の複数個所に綴じ孔が設けられると共に、表表紙側と裏表紙側の各綴じ孔に可撓性を有する綴じ帯が挿通され、
    前記綴じ帯の少なくとも片面に面ファスナーが設けられると共に、前記表表紙及び裏表紙の各綴じ片の内面の略全域に前記綴じ帯の面ファスナーが結合可能な第1の面ファスナーが設けられ、
    前記各綴じ片の一側辺に前記綴じ片の内面全域を被覆可能な化粧板が連設されると共に、前記化粧板に前記第1の面ファスナーと結合可能な第2の面ファスナーが設けられている綴じ帳。
  2. 請求項1に記載の綴じ帳において、前記綴じ帯の両面に面ファスナーが設けられる綴じ帳。
  3. 請求項1又は2に記載の綴じ帳において、前記化粧板のうち、前記綴じ片の第1の面ファスナーに結合状態にある前記綴じ帯を囲む所定範囲に対応する部分は、前記第2の面ファスナーが形成されない面ファスナー非形成域とした綴じ帳。
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