JP6312121B2 - 移動通信システムにおける呼をスイッチングする装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおける呼をスイッチングする装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信システムにおける呼をスイッチングする装置及び方法に関し、特に、デュアルラジオ音声呼連続性(Dual Radio Voice Call Continuity:以下、“DRVCC”と称する)方式をサポートする移動通信システムにおける音声呼をスイッチングする装置及び方法に関する。
移動通信システムにおいて、ロングタームエボルーション(Long-Term Evolution:以下、“LTE”と称する)方式及びロングタームエボルーションアドバンスド(Long-Term Evolution-Advanced:以下、“LTE−A”と称する)方式などのような新規移動通信方式が導入される場合に、移動通信システムは、全ネットワークを確立する前に一定の期間の間には限定されたサービスカバレッジ(service coverage)エリアを提供する。また、新規移動通信方式が導入されるネットワークがボイスオーバインターネットプロトコル(Voice over Internet Protocol:VoIP)サービスをサポートする場合に、サービスカバレッジエリアの限定によりユーザー端末機(User Equipment:以下、“UE”と称する)がサービスカバレッジエリアから外れる場合に、UEが受信している音声呼が終了される。
したがって、このような問題点を解決するためには、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:以下、“3GPP”と称する)標準では、新規パケットスイッチング(Packet Switching:以下、“PS”と称する)ネットワークと相対的にサービスカバレッジエリアが広い既存のサーキットスイッチング(Circuit Switching:以下、“CS”と称する)ネットワークとの間の音声ハンドオーバー(voice handover)を通してUEがサービスカバレッジエリアから外れても、音声呼を保持することができる音声呼連続性(Voice Call Continuity:以下、“VCC”と称する)方式を定義している。
3GPP標準で定義されたVCC方式は、デュアルラジオ(dual radio)方式に基づく。すなわち、3GPP標準で定義されたVCC方式は、異なる2つのアクセスネットワーク、例えば、PSアクセスネットワーク及びCSアクセスネットワークへの同時接続及び通信が可能なUEを仮定し、UEがPSアクセスネットワークで音声呼を受信する間にCSアクセスネットワークにハンドオーバーするか、又はCSアクセスネットワークで音声呼を受信する間にPSアクセスネットワークにハンドオーバーする場合に、UEが受信した音声呼に対する連続性を提供するプロセスを定義する。
まず、デュアルラジオ方式をサポートするUEが現在アクセスしているネットワークでUEが現在アクセスしているネットワークと新アクセスネットワークに音声ハンドオーバーが必要であると判定する場合に、UEは、この新アクセスネットワークを通してドメイントランスファー(domain transfer)を要請するメッセージをインターネットプロトコル(Internet Protocol:以下、“IP”と称する)マルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem:以下、“IMS”と称する)サーバーに送信する。
ここで、この新アクセスネットワークがCSネットワークである場合に、UEは、CSセットアップ(CS setup)メッセージをこのドメイントランスファーの要請を送信するメッセージとして使用する。これとは異なり、この新アクセスネットワークがPSネットワークである場合に、デュアルラジオ方式をサポートするUEは、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:以下、“SIP”と称する)インバイト要請(INVITE request)メッセージをドメイントランスファーを要請するメッセージとして使用する。
IMSサーバーは、新アクセスネットワークを通して新ベアラー(bearer)をデュアルラジオ方式をサポートするUEに接続し、旧ベアラーから新ベアラーにデータ経路(data path)をスイッチングするドメイントランスファー動作を実行する。ここで、新ベアラー接続が完了すると、IMSサーバーは、SIPバイ要請(SIP BYE request)メッセージ又はCS接続解除(CS connection release)メッセージをUEに送信することによりドメイントランスファー動作が完了したことをUEに通知する。
図1A及び図1Bは、従来の移動通信システムによる相手UEがIMS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。
図1A及び図1Bを参照すると、IMS UEは、IMS方式をサポートするUEを示し、VCC UEは、VCC方式をサポートするUEを示す。従来の移動通信システムは、ドメイントランスファー機能(Domain Transfer Function:以下、“DTF”と称する)エンティティー(entity)と、メディアゲートウェイ制御機能(Media Gateway Control Function:以下、“MGCF”と称する)エンティティーと、サービング呼状態制御機能(Serving-Call State Control Function:以下、“S−CSCF”と称する)エンティティーと、メディアゲートウェイ(Media GateWay:以下、“MGW”と称する)と、訪問移動スイッチングセンター(Visited Mobile Switching Center:以下、“VMSC”と称する)と、VCC UE#A及びIMS UE#Bとを含む。
図1Aで説明するように、VCC UE#Aが相手UE、すなわち、IMS UE#Bと音声呼サービス動作を実行する間に(111)、VCC UE#Aは、音声呼をスイッチングする必要があることを検出する場合に、ドメイントランスファーを要請するメッセージをDTFエンティティーに送信する。ドメイントランスファーを要請するメッセージをVCC UE#Aから受信した後に、DTFエンティティーは、VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請したことを示すメッセージをIMSサーバー(図1A及び図1Bには別途に図示せず)に送信する(113)。VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請することを示すメッセージをDTFエンティティーから受信した後に、IMSサーバーは、VCC UE#Aに新ベアラーを接続する制御動作を実行する(115)。
図1Bで説明するように、IMS UE#BとVCC UE#Aとの間の新ベアラーが接続された後に、IMS UE#BとVCC UE#Aとの間の接続がIMS UE#BとVCC UE#Aとの間の新ベアラーを通して実行され(117)、旧ベアラーを通したIMS UE#BとVCC UE#Aとの間の接続が終了される(119)。
図2A及び図2Bは、従来の移動通信システムにおける相手UEがサーキットスイッチング(CS)UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。
図2A及び図2Bを参照すると、CS UEは、CS方式をサポートするUEを示す。移動通信システムは、DTFエンティティーと、MGCF#1エンティティーと、S−CSCFエンティティーと、MGCF#2エンティティーと、MGW#1と、MGW#2と、VMSCと、VCC UE#Aと、CS UE#Bとを含む。
図2Aで説明するように、VCC UE#Aが相手UE、すなわち、CS UE#Bと音声呼サービス動作を実行する間に(211)音声呼をスイッチングする必要があることを検出する場合に、VCC UE#Aは、ドメイントランスファーを要請するメッセージをDTFエンティティーに送信する。ドメイントランスファーを要請するメッセージをVCC UE#Aから受信した後に、DTFエンティティーは、VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請することを示すメッセージをIMSサーバー(図2A及び図2Bには図示せず)に送信する(213)。VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請することを示すメッセージを受信したIMSサーバーは、新ベアラーをVCC UE#Aに接続する制御動作を実行する(215)。
図2Bで説明するように、CS UE#BとVCC UE#Aとの間の新ベアラーが接続された後に、CS UE#BとVCC UE#Aとの間の接続がCS UE#BとVCC UE#Aとの間の新ベアラーを通して実行され(217)、旧ベアラーを通したCS UE#BとVCC UE#Aとの間の接続が終了される(219)。
上述したように、図1A及び図1Bは、相手UEがIMS UEである場合にCSアクセスネットワーク及びPSアクセスネットワークを通したユーザープレーン(User-plane:以下、‘U−plane’と称する)経路(データ送信経路)及びスイッチングポイント(switching point)を図示しており、図2A及び図2Bは、相手UEがCS UEである場合に、CSアクセスネットワーク及びPSアクセスネットワークを通したU−plane経路(データ送信経路)及びスイッチングポイントを示す。
一方、DRVCC方式をサポートするUEがドメイントランスファー動作を実行する場合に、ネットワークでの経路をスイッチングするアンカーポイント(anchor point)は、相手UEがCS UEであるか又はPS UEであるかに従って変わり得る。すなわち、相手UEがCS UEである場合に、DRVCC方式をサポートするUEに対するMGWは、アンカーポイントとなる。他方、相手UEがIMS UEである場合に、相手UEのMGW又はインターネットプロトコル接続アクセスネットワーク(Internet Protocol Connectivity Access Network:IP−CAN)のエンドポイントがアンカーポイントとなる。アクセスネットワークの種類に従って、IP−CANのエンドポイントは、パケットゲートウェイ(Packet gateway:以下、“PGW”と称する)又はゲートウェイ一般パケット無線サービス(Gateway General Packet Radio Service:以下、“GPRS”と称する)サポートノード(Gateway GPRS Support Node:以下、“GGSN”と称する)などであることができる。
上述したように、DRVCC方式において、ネットワーク上で旧ベアラーから新ベアラーに音声データ送受信経路をスイッチングするドメイントランスファー動作と、UE内の2つのアクセスネットワークの間で音声データ送受信経路をスイッチングする動作が独立して実行される。すなわち、UEは、どの時点で新ベアラーが接続された後にドメイントランスファーが発生するかをわからない。
現在提案されている標準では、UEがどの時点で音声データを送受信するための経路をスイッチングするかについて定義していない。したがって、UEは、SIPバイ要請メッセージ又はCS接続解除メッセージを受信する場合に、旧アクセスネットワークから新アクセスネットワークに音声データを送受信するための経路をスイッチングすることを類推するだけである。
しかしながら、アクセスネットワークでのスイッチング時点がUEでのスイッチング時点に一致しない場合に、送受信される音声データの損失が必然的に発生する。すなわち、アクセスネットワークでのスイッチング時点がUEでのスイッチング時点に一致しても、UEとアクセスネットワークとの間の基本的な送信遅延によるデータ損失が発生する。また、アクセスネットワークでのスイッチング時点がUEでのスイッチング時点に一致しない場合に、データ損失量が増加する。例えば、基地局(Node B)が新規経路を通して音声データを送信し、UEが既存の経路を通して音声データを受信する場合に、データ損失が発生する。
これは、移動通信システムにおいて音声サービスを提供している間に音声データが損失される場合に音声呼の断絶が発生し、したがって、音声サービスの音声品質(voice quality)が低下することを意味する。
一方、従来の技術では、移動通信システムにおいて、ドメイントランスファー動作が実行される間隔は、アクセスネットワークの種類及び特定の状況に従って約800〜1000[msec]であると予想され、このうちで、データ損失が発生し得る間隔は、アクセスネットワークのデータ経路スイッチング時間(data path switching time)とUEのデータ経路スイッチング時間との間のギャップ(gap)に従って数十乃至数百[msec]程度であると予想される。このように、数十乃至数百[msec]程度のデータ損失間隔は、UEのユーザーが認識することができ、不便を感じることができる程度の時間である。
米国特許出願公開第2010/0111002号明細書
したがって、本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、移動通信システムにおける呼スイッチング装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動通信システムにおける音声呼をスイッチングする装置及び方法を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、移動通信システムにおける音声クリッピングが発生しないように音声呼をスイッチングする装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらなる他の目的は、移動通信システムにおけるドメイントランスファー間隔の間にUEが旧ベアラー及び新ベアラーを通して音声データを同時に送受信し、ドメイントランスファー間隔が終了される時点で旧ベアラーを通した音声データの送受信を中断する音声呼スイッチング装置及び方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、移動通信システムにおける音声呼連続性(VCC)方式をサポートするユーザー端末機(UE)が提供される。ユーザー端末機は、相手UEと設定されている旧ベアラーを通して第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に上記第1のアクセスネットワークと異なる第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出するデュアルラジオ音声呼連続性(DRVCC)制御部と、上記第2のアクセスネットワークと新ベアラーセットアップ動作を実行し、予め設定されている設定時点まで上記旧ベアラーを通して上記第1のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信し、上記新ベアラーを通して上記第2のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信する変調部/復調部(MODEM)とを有することを特徴とする。
本発明の他の態様によれば、移動通信システムにおける音声呼連続性(VCC)方式をサポートするユーザー端末機(UE )の呼をスイッチングするアンカーポイントが提供される。アンカーポイントは、上記VCC方式をサポートするUEが、相手UEと設定されている旧ベアラーを通して第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に上記第1のアクセスネットワークと異なる第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出することに従って前記VCC方式をサポートするUEから送信された音声呼スイッチング要請メッセージを受信し、上記第2のアクセスネットワークで上記VCC方式をサポートするUEに対して新ベアラーが設定されたことを検出する変調部/復調部(MODEM)と、予め設定されている設定時点まで上記VCC方式をサポートするUEが、上記旧ベアラーを通して上記第1のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信するように制御し、上記VCC方式をサポートするUEが、上記新ベアラーを通して上記第2のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信するように制御するデュアルラジオ音声呼連続性(DRVCC)制御部とを有することを特徴とする。
本発明のまた他の態様によれば、移動通信システムにおける音声呼連続性(VCC)方式をサポートするユーザー端末機(UE)が呼をスイッチングする方法が提供される。上記方法は、相手UEと設定されている旧ベアラーを通して第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に上記第1のアクセスネットワークと異なる第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出するステップと、上記第2のアクセスネットワークと新ベアラーセットアップ動作を実行するステップと、予め設定されている設定時点まで上記旧ベアラーを通して上記第1のアクセスネットワークから上記相手UEと音声データを送受信し、上記新ベアラーを通して上記第2のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信するステップとを有することを特徴とする。
本発明のさらなる他の態様によれば、移動通信システムにおけるアンカーポイントが音声呼連続性(VCC)方式をサポートするユーザー端末機(UE)の呼をスイッチングする方法が提供される。上記方法は、上記VCC方式をサポートするUEが、相手UEと設定されている旧ベアラーを通して第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に上記第1のアクセスネットワークと異なる第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出することに従って送信した音声呼スイッチング要請メッセージを受信するステップと、上記第2のアクセスネットワークで新ベアラーが設定されることを上記VCC方式をサポートするUEに検出するステップと、予め設定されている設定時点まで上記VCC方式をサポートするUEが、上記旧ベアラーを通して上記第1のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信するように制御し、上記VCC方式をサポートするUEが、上記新ベアラーを通して上記第2のアクセスネットワークで上記相手UEと音声データを送受信するように制御するステップとを有することを特徴とする。
本発明の実施形態は、移動通信システムにおいて、VCC動作の間に発生する音声データ損失を最小化することにより音声クリッピング間隔を最小化し、したがって音声品質低下を防止することができる。この場合に、移動通信システムの全サービス品質を向上させることによりユーザー満足度を増加させることができるという長所を有する。
本発明の実施形態の上述した及び他の様相、特徴、及び利点は、以下の添付図面が併用された後述の詳細な説明から、より一層明らかになるだろう。
従来の移動通信システムによる相手UEがインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)UEである場合における音声呼連続性(VCC)ユーザー端末機(UE)の音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 従来の移動通信システムによる相手UEがインターネットプロトコルマルチメディアサブシステム(IMS)UEである場合における音声呼連続性(VCC)ユーザー端末機(UE)の音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 従来の移動通信システムによる相手UEがサーキットスイッチング(CS)UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 従来の移動通信システムによる相手UEがサーキットスイッチング(CS)UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがIMS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがIMS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがIMS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがCS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがCS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがCS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるIMSドメインからCSドメインへのドメイントランスファー動作を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるCSドメインからIMSドメインへのドメイントランスファー動作を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEの内部構造を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEのデータフロー変化を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEのデータフローの初期状態を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるドメイントランスファー動作が完了しない状態でVCC UEのデータフローの状態を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるドメイントランスファー動作が完了した後に、旧ベアラーを通した音声データ送受信が中断された場合におけるVCC UEのデータフローの状態を概略的に示す図である。
本発明の実施形態の上述した及び他の様相、特徴、及び利点は、以下の添付図面が併用された後述の詳細な説明から、より一層明らかになるだろう。
添付の図面を参照した下記の説明は、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるような本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供するものであり、この理解を助けるために様々な特定の詳細を含むが、単なる実施形態に過ぎない。従って、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、ここに説明する実施形態の様々な変更及び修正が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかである。また、明瞭性と簡潔性の観点から、当業者に良く知られている機能や構成に関する具体的な説明は、省略する。
次の説明及び請求項に使用する用語及び単語は、辞典的意味に限定されるものではなく、発明者により本発明の理解を明確且つ一貫性があるようにするために使用する。従って、特許請求の範囲とこれと均等なものに基づいて定義されるものであり、本発明の実施形態の説明が単に実例を提供するためのものであって、本発明の目的を限定するものでないことは、本発明の技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
本願明細書に記載の各要素は、文脈中に特に明示しない限り、複数形を含むことは、当業者には理解できるものである。したがって、例えば、“コンポーネント表面(a component surface)”との記載は、1つ又は複数の表面を含む。
本発明の一実施形態は、移動通信システムにおける呼スイッチング装置及び方法を提案する。
また、本発明の一実施形態は、移動通信システムにおける音声呼をスイッチングする装置及び方法を提案する。
また、本発明の一実施形態は、移動通信システムにおける音声クリッピングが発生しないように音声呼をスイッチングする装置及び方法を提案する。
さらに、本発明の一実施形態は、移動通信システムにおいて、ドメイントランスファー間隔の間にユーザー端末機(User Equipment:以下、“UE”と称する)が旧ベアラー及び新ベアラーを通して音声データを同時に送受信し、ドメイントランスファー間隔が終了された時点で旧ベアラーを通した音声データの送受信を中断する音声呼スイッチング装置及び方法を提案する。ここで、ドメイントランスファー間隔は、ドメイントランスファー動作が開始されドメイントランスファー動作が完了する時点までの時間間隔を示す。
本発明の一実施形態で提案する音声呼スイッチング装置及び方法は、例えば、デュアルラジオ音声呼連続性(Dual Radio Voice Call Continuity:以下、“DRVCC”と称する)方式をサポートする移動通信システムを参照して説明される。
また、本発明の一実施形態で提案する音声呼スイッチング装置及び方法は、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)ロングタームエボルーション(Long Term Evolution:LTE)移動通信システム及びレガシー(legacy)移動通信システムである符号分割多重接続1x(Code Division Multiple Access 1x:以下、“CDMA1x”と称する)移動通信システムを参照して説明される。しかしながら、本発明の一実施形態で提案する音声呼スイッチング装置及び方法は、WiMAX(World Interoperability for Microwave Access)移動通信システム、WiFi(登録商標)(Wireless-Fidelity)移動通信システム、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)移動通信システム、及び広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access:以下、“WCDMA(登録商標)”と称する)移動通信システムのような様々な移動通信システムに適用されることができる。
まず、本発明の一実施形態で提案する音声呼スイッチング方法を実行するUEは、本発明で提案する音声呼スイッチング方法を実行するDRVCC制御部と、2つのアクセスネットワークに同時にアクセスすることができる2つの変調器/復調器(MOdulator/DEModulator:MODEM)物理階層(PHYsical:PHY)プロセッサ及び2つのMODEMプロトコルプロセッサと、2つのボイスコーダー(VOice CODER:以下、“VOCODER”と称する)と、受信データを選択するスイッチと、送信データを2つのVOCODERに同時に転送するオーディオ入力制御部とを含む。
また、本発明の一実施形態において、アクセスネットワークのドメイントランスファーデータ経路スイッチングエンティティーは、メディアゲートウェイ(Media Gate Way:以下、“MGW”と称する)又はパケットゲートウェイ(Packet Gate Way:以下、“PGW”と称する)、及びゲートウェイ一般パケット無線サービス(Gateway General Packet Radio Service:以下、“GPRS”と称する)サポートノード(Gateway GPRS Support Node:以下、“GGSN”と称する)のようなアクセスネットワークの種類、相手UEの種類、相手UEのアクセスネットワークの種類に従って変わることもある。ここで、エンティティーの種類が変わってもプロセスは同一であることに留意しなければならない。
DRVCC制御部は、第1のUE(UE#1)(例えば、VCC UE)のデータを第2のUE(UE#2)(例えば、リモートエンド(remote end)、すなわち、相手UE)に送信する第1のユーザーデータ制御部と、第2のUEのデータを第1のUEに送信する第2のユーザーデータ制御部とを含む。ここで、VCC UEは、音声呼連続性(Voice Call Continuity:以下、“VCC”と称する)方式をサポートするUEを示す。第1のユーザーデータ制御部は、2つのアクセスネットワークからデータを同時に受信し、受信されたデータのうちで本発明の一実施形態で提案する条件に従ってデータを選択し、この選択されたデータを第2のUEに送信する。第2のユーザーデータ制御部は、第2のUEから受信されたデータを本発明の一実施形態で提案する条件に従って第1のアクセスネットワーク及び第2のアクセスネットワークのうちの1つに送信するか又は第2のUEから受信されたデータを第1のアクセスネットワーク及び第2のアクセスネットワークに同時に送信する。
図3A、図3B、及び図3Cは、本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがインターネットプロトコル(IP)マルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem:以下、“IMS”と称する)UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。
図3A、図3B、及び図3Cを参照すると、IMS UEは、IMS方式をサポートするUEを示す。移動通信システムは、ドメイントランスファー機能(Domain Transfer Function:以下、“DTF”と称する)エンティティーと、メディアゲートウェイ制御機能(Media Gateway Control Function:以下、“MGCF”と称する)エンティティーと、サービング呼状態制御機能(Serving-Call State Control Function:以下、“S−CSCF”と称する)エンティティーと、メディアゲートウェイ(Media Gate Way:以下、“MGW”と称する)と、訪問移動スイッチングセンター(Visited Mobile Switching Center:以下、“VMSC”と称する)と、VCC UE#A及びIMS UE#Bとを含む。
図3Aで説明するように、VCC UE#Aが相手UE、すなわち、IMS UE#Bと音声呼サービス動作を実行する間に(311)音声呼をスイッチングする必要があることを検出する場合に、VCC UE#Aは、ドメイントランスファーを要請するメッセージをDTFエンティティーに送信する。ドメイントランスファーを要請するメッセージをVCC UE#Aから受信した後に、DTFエンティティーは、VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請したことを示すメッセージをIMSサーバー(図3A乃至図3Cには図示せず)に送信する(313)。VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請することを示すメッセージを受信したIMSサーバーは、VCC UE#Aに新ベアラーを接続する制御動作を実行する(315)。
図3Bで説明するように、ドメイントランスファー動作の間に、VCC UE#Aは、旧ベアラー及び新ベアラーを通してIMS UE#Bと音声データ送受信動作を実行する(317及び319)。
旧ベアラー及び新ベアラーを通してIMS UE#Bと音声データ送受信動作を実行するVCC UE#Aは、IMS UE#BとVCC UE#Aとの間の新ベアラーを通して有効なデータが伝達されることを確認すると、VCC UE#Aは、新ベアラーを通してIMS UE#Bと通信を実行し(321)、旧ベアラーから受信されたデータを有効データとして処理しない(323)。以下では、データの有効性について説明し、したがって、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図4A、図4B、及び図4Cは、本発明の一実施形態による移動通信システムにおける相手UEがCS UEである場合におけるVCC UEの音声呼をスイッチングする方法を概略的に示す図である。
図4A、図4B、及び図4Cを参照すると、移動通信システムは、DTFエンティティーと、MGCF#1エンティティーと、S−CSCFエンティティーと、MGCF#2エンティティーと、MGW#1と、MGW#2と、VMSCと、VCC UE#Aと、CS UE#Bとを含む。
図4Aで説明するように、VCC UE#Aが相手UE、すなわち、CS UE#Bと音声呼サービス動作を実行する間に(411)、VCC UE#Aは、音声呼をスイッチングする必要があることを検出する場合に、ドメイントランスファーを要請するメッセージをDTFエンティティーに送信する。ドメイントランスファーを要請するメッセージをVCC UE#Aから受信した後に、DTFエンティティーは、VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請したことを示すメッセージをIMSサーバー(図4A乃至図4Cには図示せず)に送信する(413)。VCC UE#Aがドメイントランスファーを要請することを示すメッセージをDTFエンティティーから受信した後に、IMSサーバーは、新ベアラーをVCC UE#Aに接続する制御動作を実行する(415)。
図4Bで説明するように、ドメイントランスファー動作の間に、VCC UE#Aは、旧ベアラー及び新ベアラーを通してCS UE#Bと音声データ送受信動作を実行する(417及び419)。
図4Cを参照すると、旧ベアラー及び新ベアラーを通してCS UE#Bと音声データ送受信動作を実行するVCC UE#Aは、CS UE#BとVCC UE#Aとの間の新ベアラーを通して有効なデータが伝達されることを確認すると、新ベアラーを通してCS UE#Bと通信を実行し(421)、旧ベアラーから受信されたデータを有効データとして処理しない(423)。
以下では、図3A、図3B、及び図3Cと図4A、図4B、及び図4Cで説明したような本発明の一実施形態による移動通信システムにおける音声呼スイッチング方法について整理して説明する。
まず、ベアラーがCSドメイン及びパケットスイッチング(Packet Switching:以下、“PS”と称する)ドメインに設定される場合に、VCC UEは、入力された音声データを2つのベアラーに同時に送信する。ドメイントランスファー動作が完了したことを検出すると、VCC UEは、旧ベアラーを通した旧アクセスネットワークへのデータ送信を中断する。また、VCC UEは、2つのベアラーから同時にデータを受信し、旧アクセスネットワークから受信されたデータ及び新アクセスネットワークから受信されたデータのうちの1つを出力する。ここで、VCC UEから出力されたデータは、ドメイントランスファー動作が完了したか否かに対する検出及びデータ有効性の検出に対応して決定される。
例えば、VCC UEは、新アクセスネットワークからの有効な音声データの受信の開始を検出する場合に、旧アクセスネットワークから受信された音声データを有効な音声データとして処理することを中断し、新アクセスネットワークから受信された音声データを使用する。すなわち、有効な音声データが旧ベアラーを通して音声データを受信する間に新ベアラーを通して受信されることを検出する場合に、VCC UEは、旧アクセスネットワークから受信された音声データを有効な音声データとして処理することを中断し、新アクセスネットワークから受信された音声データだけを有効な音声データとして処理する。
一方、VCC UEの送受信端から旧アクセスネットワーク及び新アクセスネットワークで音声データの送受信を同時に開始する時点は、音声データを新アクセスネットワークに送信することができるトラフィックチャネルの設定が完了した時点である。また、VCC UEが旧アクセスネットワークとの音声データの送受信を中断する時点は、ドメイントランスファー動作が完了したか否か及び音声データが有効であるか否かに基づいて決定される。
VCC UEは、ドメイントランスファー動作完了をアクセスネットワークから受信されたセッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol:以下、“SIP”と称する)バイ要請メッセージ又はCS接続解除メッセージが受信されたか否かに基づいて判定することができる。
また、VCC UEは、関連するベアラーを通して受信される音声データの有効性を受信された音声データが相手UEから送信される音声データであるか否かに基づいて判定する。ここで、音声データの有効性は、MODEM PHYプロセッサ、MODEMプロトコルプロセッサ、及びMODEM VOCODERで判定される。例えば、MODEM PHYプロセッサに含まれたデコーダでサイクリックリダンダンシーチェック(Cyclic Redundancy Check:以下、“CRC”と称する)結果が良好なデータが受信され、MODEMプロトコルプロセッサがこのデータを音声データとして判定し、MODEM VOCODERがこのデータをデコーディングすることができる場合に、VCC UEは、有効な音声データが受信されたものと判定することができる。
さらに、有効な音声データを旧アクセスネットワーク及び新アクセスネットワークから同時に受信する場合に、VCC UEの受信端は、旧アクセスネットワークから受信された音声データを使用し、特定の時点で旧アクセスネットワークから新アクセスネットワークへのスイッチング動作を実行することにより新アクセスネットワークから受信された音声データを使用する。例えば、VCC UEの受信端が新アクセスネットワークへのスイッチング動作を実行する時点は、新アクセスネットワークからの有効な音声データの受信を開始する時点として設定してもよく、安全性確保のために新アクセスネットワークからの有効な音声データの受信を開始する時点から予め設定されている設定時間が経過した時点として設定してもよく、又は受信信号強度指示(Received Signal Strength Indication:以下、“RSSI”と称する)、基準信号受信電力(Reference Signal Received Power:以下、“RSRP”と称する)、及びビットエラー率(Bit Error Rate:以下、“BER”と称する)などのような旧アクセスネットワーク及び新アクセスネットワークの受信性能を考慮して決定してもよい。
一方、VCC UEがスイッチング動作を実行したとしても、VCC UEは、旧アクセスネットワークからの音声データの受信を予め設定されている設定時間の間に保持しつつ、新アクセスネットワークから受信された音声データにエラーが発生する場合に、旧アクセスネットワークから受信された音声データを使用することもあることはもちろんである。
結果的に、VCC UEが旧アクセスネットワークからの音声データの受信を中断する時点は、新アクセスネットワークからドメイントランスファー完了情報を受信した後に、有効な音声データが旧アクセスネットワークから受信されるか否か及びタイマーに基づいて決定することができる。
CSアクセスネットワーク及びPSアクセスネットワークが同一のコーデック(COder/DECoder)(CODEC)を使用する場合において、VCC UEは、2つのVOCODERを同時にサポートしなければならず、音声データスイッチング時点は、パルス符号変調(Pulse Code Modulation:以下、“PCM”と称する)データをオーディオCODECに伝達する時点である。PSアクセスネットワーク及びCSアクセスネットワークを同時にサポートするMODEMは、MODEMの内部にスイッチを含むこともでき、又は、MODEMの外部にハードウェア(HardWare:以下、“HW”と称する)を具備することもでき、またはオーディオCODECに含まれたスイッチを使用することもできる。
また、ベアラーが新アクセスネットワークに接続される場合に、VCC UEの送信端は、旧アクセスネットワーク及び新アクセスネットワークに同時に音声データを送信する。VCC UEが旧アクセスネットワークからの音声データの受信を中断する時点は、基本的にドメイントランスファー動作完了時点であり得る。しかしながら、PSアクセスネットワークにおいて、VCC UEは、ネットワーク送信遅延などを考慮してドメイントランスファー動作を完了した後に予め設定されている設定時間の間に旧アクセスネットワークへの音声データの送信を保持することもできる。他方、CSアクセスネットワークは、ドメイントランスファー動作完了時点でチャネルを解除するので、音声データを旧アクセスネットワークに送信することは不可能である。
VCC UEがアクセスネットワークスイッチング時点を決定する場合にアクセスネットワークの種類を考慮することもある。
VCC方式は、一般的に、PSアクセスネットワークのサービスカバレッジエリア境界領域で実行されるので、PSアクセスネットワークの送受信性能が一般的に悪い。したがって、本発明の一実施形態において、このような状況を解決するためには、比較的高い優先順位(priority)をCSアクセスネットワークに割り当て、PSアクセスネットワークからCSアクセスネットワークにスイッチングするVCC(以下、“PS to CS VCC”と称する)方式の場合に、VCC UEは、PSアクセスネットワークからCSアクセスネットワークへのスイッチング時点を操り上げることによりCSアクセスネットワークへの迅速なスイッチング動作を実行する。他方、CSアクセスネットワークからPSアクセスネットワークにスイッチングするVCC(以下、“CS to PS VCC”と称する)方式の場合に、VCC UEは、スイッチング時点をドメイントランスファー動作完了時点でないドメイントランスファー動作完了時点で予め設定されている設定時間の後に設定することにより、PSアクセスネットワークの安全性を十分に確保した後にCSアクセスネットワークからPSアクセスネットワークへのスイッチング動作を実行することができる。
また、PSアクセスネットワークの送信遅延は、CSアクセスネットワークの送信遅延とは異なることがあり、PSアクセスネットワークの場合に、ジッターバッファ(jitter buffer)のようなIPパケットを処理するための個別のプロセッサが存在するので、受信された音声データをスイッチングする時にもこのような場合を考慮しなければならない。PSアクセスネットワーク及びCSアクセスネットワークが同一のCODECを使用する場合に、VCC UEは、同一の音声データをPSアクセスネットワーク及びCSアクセスネットワークから受信することにより、VCC UEが音声データを容易に識別することができる。他方、PSアクセスネットワークとCSアクセスネットワークとが相互に異なるCODECを使用し、MGWがトランスコーディング(transcoding)動作を実行する場合に、VCC UEは、音声データの識別が難しくなる。この場合に、VCC UEは、各アクセスネットワークの送信遅延、トランスコーディング遅延、及びジッタバッファ状態に基づいて適切な音声データを選択することによりスイッチング動作を実行しなければならない。
一方、MGW又はPGWのようなアクセスネットワーク内のアンカーポイントは、VCC UEと同様に動作し、これについて具体的に説明する。
まず、アンカーポイントは、2つのベアラーが設定される時点から送信音声データ、すなわち、相手UEから受信された音声データを2つのベアラーを通してVCC UEに送信する。また、アンカーポイントは、音声データを2つのベアラーから同時に受信し、2つのベアラーのうちの1つから受信された音声データのみを相手UEに送信する。ここで、アンカーポイントが旧アクセスネットワークでの音声データの送受信を中断する時点は、ドメイントランスファー動作が完了したか否か及び音声データが有効であるか否かに従って決定される。
アンカーポイントが音声データを送信する場合に、相手UEから受信された音声データを2つのベアラーを通して同時に送信する間に旧ベアラーを通した送信を中断する時点は、基本的にドメイントランスファー動作が完了した時点である。しかしながら、アンカーポイントは、アクセスネットワークの送信遅延を考慮してドメイントランスファー動作が完了した後にも予め設定されている設定時間の間に旧アクセスポイントを通して音声データを送信することもできる。
一方、アンカーポイントが音声データを受信する場合に、アンカーポイントは、新ベアラーを通して有効な音声データを受信した後に旧ベアラーから新ベアラーへの経路をスイッチングする。ここで、関連するベアラーがデータベアラーであるので、アンカーポイントが新ベアラーから受信されたパケットをデコードしないとしても、アンカーポイントは、新ベアラーから受信されたパケットをVCC UEから送信された音声データとして判定することができる。
また、アンカーポイントの受信端のスイッチング時点は、VCC UEのスイッチング時点と同様に新ベアラーを通して音声データが受信される時点として設定することもあり、新ベアラーを通して音声データが受信される時点から予め設定されている時間後の時点又はドメイントランスファー動作完了時点として設定することもある。さらに、アンカーポイントは、旧ベアラーを通して音声データの受信が中断される場合に、新ベアラーから受信された音声データを即座に受信し、受信された音声データを相手UEに送信する。
例えば、VCC UEがPSアクセスネットワークで音声呼サービスを現在受信しており、相手UEが他のプロバイダーのCS UEである状況において、VCC UEがCSアクセスネットワークでVCC方式に従う動作を実行する場合に、VCC UEとアクセスネットワークの間で実行される動作について具体的に説明する。
1.VCC UEが音声呼をスイッチングする必要性があることを検出し、ドメイントランスファー要請を送信しなければならないことを決定し、呼設定(call setup)を要請するセットアップメッセージをCSアクセスネットワークに送信する。
2.CSアクセスネットワークは、ドメイントランスファーを要請するメッセージをIMSサーバーに送信し、IMSサーバーがドメイントランスファーを決定する場合にCS呼の接続を進行する。
3.VCC UEは、CSアクセスネットワークとトラフィックチャネルを設定する場合に音声データの送受信を開始する。ドメイントランスファー動作が実行されているので、ベアラーは、CSアクセスネットワークと相手UE間に接続されておらず、したがって、CSアクセスネットワークに入力される音声データは有効でなく、CSアクセスネットワークから送信される音声データもCSアクセスネットワークで廃棄される状況である。
4.IMSサーバーは、ドメイントランスファー過程を実行する。新ベアラーがVCC UEと設定される場合に、CSアクセスネットワークは、新ベアラーがCS接続メッセージを用いて設定されることをVCC UEに通知する。また、新ベアラーが設定されるので、MGWは、音声データを2つのベアラーに同時に送信する。VCC UEは、すでにCSアクセスネットワークを通して音声データを送信するので、VCC UEから送信された音声データは、新ベアラーを通して受信される。音声データの送受信は、VCC UEとMGWとの間で2つのベアラーを通して実行される。
5.IMSサーバーは、ドメイントランスファー動作が完了したことをSIPバイメッセージを通してVCC UEに通知する。
6.VCC UE及びMGWは、適切な時点で旧ベアラーを通した音声データの送受信を中断する。音声データの送受信を中断する時点については上述したので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
過程1乃至過程6に従うVCC UEのデータフロー変化、すなわち、本発明の実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEのデータフロー変化については、図8を参照して説明する。
図8は、本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEのデータフロー変化を概略的に示す図である。
図8を参照すると、VCC UEは、第1のアクセスネットワーク、例えば、PSアクセスネットワークを通して音声呼データを送受信している間に音声呼をスイッチングする必要性があることを検出し、ドメイントランスファー要請を送信しなければならないことを決定し、呼設定(call setup)を要請するセットアップメッセージをCSアクセスネットワークに送信する。CSアクセスネットワークは、ドメイントランスファーを要請するメッセージをDRVCC制御部、例えば、IMSサーバー内の第1のユーザーデータ制御部に送信し、IMSサーバー内の第1のユーザーデータ制御部がドメイントランスファーを決定する場合にCS呼の接続を進行する。
VCC UEは、CSアクセスネットワークとトラフィックチャネルを設定する場合に音声データの送受信を開始する。ドメイントランスファー動作が実行されているので、ベアラーは、CSアクセスネットワークと相手UE間に接続されておらず、したがって、CSアクセスネットワークに入力される音声データは有効でなく、CSアクセスネットワークから送信される音声データもCSアクセスネットワークで廃棄される状況である。
IMSサーバーは、ドメイントランスファー過程を実行する。新ベアラーがVCC UEと設定される場合に、IMSサーバー内の第2のユーザーデータ制御部は、新ベアラーがCS接続メッセージを使用して設定されることをVCC UEに通知する。また、新ベアラーが設定されるので、MGWは、音声データを2つのベアラーに同時に送信する。VCC UEは、すでにCSアクセスネットワークを通して音声データを送信するので、VCC UEから送信された音声データは、新ベアラーを通して受信される。 音声データの送受信は、VCC UEとMGWとの間で2つのベアラーを通して実行される。
IMSサーバー内の第2のユーザーデータ制御部は、ドメイントランスファー動作がSIPバイメッセージを通して完了したことをVCC UEに通知する。
VCC UE及びMGWは、適切な時点で旧ベアラーを通した音声データの送受信を中断する。音声データの送受信を中断する時点については上述したので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図9Aは、本発明の実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEのデータフローの初期状態を概略的に示す図である。
図9Aを参照すると、VCC UEは、いずれか1つのアクセスネットワーク、例えば、第1のアクセスネットワークを通して音声データの送受信動作を実行し、これについて具体的に説明する。
まず、本発明の実施形態によるVCC UEから送信された音声データを処理する過程の説明は次のようである。
VCC UEから送信された音声データは、オーディオ入力制御部、第1のMODEM VOCODER、第1のMODEMプロトコルプロセッサ、第1のMODEM PHYプロセッサ、及び第1のMODEM無線周波数(Radio Frequency:以下、“RF”と称する)制御部を通して相手UEに伝達される。
以下では、本発明の実施形態による相手UEからVCC UEに伝達される音声データを処理する過程の説明は、次のようである。
相手UEから送信される音声データは、第1のMODEM RF制御部、第1のMODEM PHYプロセッサ、第1のMODEMプロトコルプロセッサ、第1のMODEM VOCODER、スイッチ、及びオーディオ出力制御部を通してVCC UEに伝達される。
一方、オーディオ入力制御部、オーディオ出力制御部、第1のMODEM RF制御部、第1のMODEM PHYプロセッサ、第1のMODEMプロトコルプロセッサ、第1のMODEM VOCODER、及びスイッチは、DRVCC制御部の制御の下に関連する動作を実行する。
図9Bは、本発明の実施形態による移動通信システムにおけるドメイントランスファー動作が完了しない状態でVCC UEのデータフローの状態を概略的に示す図である。
図9Bを参照すると、VCC UEは、いずれか1つのアクセスネットワーク、例えば、第1のアクセスネットワークを通して音声データの送受信動作を実行する間に、他のアクセスネットワーク、例えば、第2のアクセスネットワークを通して音声データの送受信動作を実行することを決定する。したがって、VCC UEは、ドメイントランスファー動作が実行されている間に、第1のアクセスネットワーク及び第2のアクセスネットワークと音声データの送受信動作を実行し、これについて具体的に説明すると次のようである。
まず、VCC UEから送信される音声データを処理する過程については、次のように説明する。
ドメイントランスファー動作が実行されているので、VCC UEから送信される音声データは、オーディオ入力制御部、第1のMODEM VOCODER、第1のMODEMプロトコルプロセッサ、第1のMODEM PHYプロセッサ、及び第1のMODEM RF制御部を通して相手UEに伝達される。また、ドメイントランスファー動作が実行されているので、VCC UEから送信される音声データは、オーディオ入力制御部、第2のMODEM VOCODER、第2のMODEMプロトコルプロセッサ、第2のMODEM PHYプロセッサ、及び第2のMODEM RF制御部を通して相手UEに伝達される。
結局、VCC UEから送信される音声データは、第1のアクセスネットワーク及び第2のアクセスネットワークを通して相手UEに伝達される。
2番目に、相手UEからVCC UEに伝達される音声データを処理する過程について説明すると、次のようである。
ドメイントランスファー動作が実行されているので、相手UEから送信される音声データは、第1のMODEM RF制御部と、第1のMODEM PHYプロセッサ、第1のMODEMプロトコルプロセッサ、第1のMODEM VOCODER、スイッチ、及びオーディオ出力制御部を通してVCC UEに伝達される。また、ドメイントランスファー動作が実行されているので、相手UEから送信される音声データは、第2のMODEM RF制御部、第2のMODEM PHYプロセッサ、第2のMODEMプロトコルプロセッサ、第2のMODEM VOCODER、スイッチ、及びオーディオ出力制御部を通してVCC UEに伝達される。
結局、相手UEから送信される音声データは、第1のアクセスネットワーク及び第2のアクセスネットワークを通して相手UEに伝達される。
一方、オーディオ入力制御部、オーディオ出力制御部、第1のMODEM RF制御部、第1のMODEM PHYプロセッサ、第1のMODEMプロトコルプロセッサ、第1のMODEM VOCODER、第2のMODEM RF制御部、第2のMODEM PHYプロセッサ、第2のMODEMプロトコルプロセッサ、第2のMODEM VOCODER、及びスイッチは、DRVCC制御部の制御の下に関連する動作を実行する。
図9Cは、本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるドメイントランスファー動作が完了した後に、旧ベアラーを通した音声データ送受信が中断された場合におけるVCC UEのデータフローの状態を概略的に示す図である。
図9Cを参照すると、いずれか1つのアクセスネットワーク、例えば、第1のアクセスネットワークから他のアクセスネットワーク、例えば、第2のアクセスネットワークへのドメイントランスファー動作が完了した場合に、VCC UEは、第2のアクセスネットワークを通して音声データ送受信動作を実行し、これについて具体的に説明すると次のようである。
まず、VCC UEから送信される音声データを処理する過程について次のように説明する。
VCC UEから送信される音声データは、オーディオ入力制御部、第2のMODEM VOCODER、第2のMODEMプロトコルプロセッサ、第2のMODEM PHYプロセッサ、及び第2のMODEM RF制御部を通して相手UEに伝達される。
次いで、本発明の実施形態による相手UEからVCC UEに伝達される音声データを処理する過程について次のように説明する。
相手UEから送信される音声データは、第2のMODEM RF制御部、第2のMODEM PHYプロセッサ、第2のMODEMプロトコルプロセッサ、第2のMODEM VOCODER、スイッチ、及びオーディオ出力制御部を通してVCC UEに伝達される。
オーディオ入力制御部、オーディオ出力制御部、第2のMODEM RF制御部、第2のMODEM PHYプロセッサ、第2のMODEMプロトコルプロセッサ、第2のMODEM VOCODER、及びスイッチは、DRVCC制御部の制御の下に関連する動作を実行する。
図5を参照して本発明の実施形態によるIMSドメインからCSドメインへのドメイントランスファー動作について説明し、図6を参照して本発明の実施形態によるCSドメインからIMSドメインへのドメイントランスファー動作について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による移動通信システムにおけるIMSドメインからCSドメインへのドメイントランスファー動作を概略的に示す図である。
図5を参照すると、移動通信システムは、UE−CS/UE−IMS、MSC、MGCFエンティティー、I−CSCF(Interrogating-CSCF)エンティティー、S−CSCFエンティティー、及びDTFエンティティーを含む。ここで、MSCは、CSドメインに含まれ、MGCFエンティティー、I−CSCFエンティティー、S−CSCFエンティティー、及びDTFエンティティーは、IMSドメインに含まれる。
IMSドメインからCSドメインへのドメイントランスファー動作が実行されるので、UE−CSは、VCCドメイントランスファー番号(VCC Domain transfer Number:以下、“VDN”と称する)を含むセットアップメッセージをMSCに送信する。UE−CSからセットアップ(VDN)メッセージを受信した後に、MSCは、CS発信手順を実行し、統合サービスディジタルネットワークユーザー部分(Integrated Services Digital Network User Part:以下、“ISUP”と称する)初期アドレスメッセージ(Initial Address Message)(以下、“IAM”と称する)をMGCFエンティティーに送信する。ここで、IAMメッセージは、DTF共用サービス識別子(Public Service Identifier:以下、“PSI”と称する)ディレクトリ番号(Directory Number:以下、“DN”と称する)を含む。
MSCからIAM(DTF PSI DN)メッセージを受信したMGCFエンティティーは、DTF PSIを含むINVITEメッセージをI−CSCFエンティティーに送信する。MGCFエンティティーからINVITE(DTF PSI)メッセージを受信したI−CSCFエンティティーは、INVITE(DTF PSI)メッセージをDTFエンティティーに送信する。DTFエンティティーは、アクセスレッグアップデート(Access Leg Update)動作及びソースアクセスレッグ解除(Source Access Leg Release)動作を実行する。
図6は、本発明の実施形態による移動通信システムにおけるCSドメインからIMSドメインへのドメイントランスファー動作を概略的に示す図である。
図6を参照すると、移動通信システムは、UE−CS/UE−IMS、S−CSCFエンティティー、及びDTFエンティティーを含む。ここで、S−CSCFエンティティー及びDTFエンティティーは、IMSドメインに含まれる。
CSドメインからIMSドメインへのドメイントランスファー動作が実行されるので、UE-IMSは、VDIを含むINVITEメッセージをS−CSCFエンティティーに送信する。UE-IMSからINVITE(VDI)メッセージを受信したS−CSCFエンティティーは、INVITE(VDI)メッセージをDTFエンティティーに送信する。S−CSCFエンティティーからINVITE(VDI)メッセージを受信したDTFエンティティーは、アクセスレッグアップデート(Access Leg Update)動作及びソースアクセスレッグ解除(Source Access Leg Release)動作を実行する。
図7は、本発明の実施形態による移動通信システムにおけるVCC UEの内部構造を概略的に示す図である。
図7を参照すると、VCC UEの内部構造は上述したものと同一であるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
最適の効果を得るためには、本発明の実施形態は、VCC UE及びアクセスネットワークのすべてに同時に適用されることができる。しかしながら、本発明の実施形態がVCC UE及びアクセスネットワークのうちの1つに適用されても効果を得ることができることはもちろんである。
また、本発明の実施形態は、VCC UEだけでなくアクセスネットワークを修正する必要性があるので、すべての場合に適用可能なものでないこともある。したがって、本発明の実施形態は、相手UEの種類及びプロバイダーの種類に従って下記のように適用されることができる。
1.相手UEが同一のプロバイダーのCS UE又はIMS UEである場合に、アンカーポイントが関連するプロバイダーのMGW又はPGW及びGGSNのIP−CANのコアネットワークであるので、本発明の実施形態が適用可能である。
2.相手UEが他のプロバイダーのCS UE又は有線端末機である場合に、アンカーポイントがアクセスプロバイダーのMGWであるので、本発明の実施形態が適用可能である。
3.相手UEが他のプロバイダーのIMS UEである場合に、アンカーポイントは、他のプロバイダーのIP−CANのコアネットワークであるので、関連するプロバイダーのネットワークが本発明の実施形態を適用しない場合に、本発明の実施形態は、VCC UEに制限的に適用可能である。
上記したように、本発明の実施形態では、一般的な入力データの処理及び出力データの生成を含み、入力データの処理及び出力データの生成は、ハードウェア又はソフトウェアとハードウェアとの組み合わせを通じて実現することができる。例えば、特定の電子部品が、上述した本発明の実施形態に基づくコンテンツ検索、及び表示に関連した機能を実行するための携帯デバイス、又は、それに類似又は関連する回路内で使用される。あるいは、格納されている指示語に従って動作する少なくとも一つ又はそれ以上のプロセッサは、上記した本発明の実施形態によるコンテンツの検索及び表示に関連した機能を実行することができる。このような場合、これら指示語が一つ又はそれ以上のプロセッサ読み取り可能な記録媒体に格納されることは、現在開示されている範囲内にある。プロセッサ読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、及び光データ格納デバイスを含む。また、これらプロセッサ読み取り可能な記録媒体は、ネットワーク接続されたコンピュータシステムにわたって分散されることにより、指示語は分散形態で格納され実行される。また、本発明を達成するための機能的コンピュータプログラム、指示語、及び指示セグメントは、当該技術分野における熟練されたプログラマにとっては容易に理解できることである。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。
DTF ドメイントランスファー機能
S−CSCF サービング呼状態制御機能
MGCF メディアゲートウェイ制御機能
MGW メディアゲートウェイ
VMSC 訪問移動スイッチングセンター
VCC 音声呼連続性
IMS マルチメディアサブシステム
IP インターネットプロトコル
IP−CAN インターネットプロトコル接続アクセスネットワーク

Claims (13)

  1. 移動通信システムにおける音声呼連続性(VCC)方式をサポートするユーザー端末機(UE)が呼をスイッチングする方法であって、
    相手UEと設定されている旧ベアラーを通して第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に前記第1のアクセスネットワークと異なる第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出するステップと、
    前記第2のアクセスネットワークと新ベアラーセットアップ動作を実行するステップと、
    記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで、及び前記新ベアラーを通して前記第2のアクセスネットワークで前記相手UEと音声データを送受信するステップと
    第1の設定時点で、前記第1のアクセスネットワークから前記第2のアクセスネットワークにスイッチングして前記第1のアクセスネットワークから受信される音声データを使用するステップと、
    前記第1の設定時点より遅い第2の設定時点まで、前記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで前記相手UEと音声データの送受信を維持するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記第2の設定時点で前記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで前記相手UEと音声データの送受信を中断するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記相手UEと設定されている前記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に前記第1のアクセスネットワークと異なる前記第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出するステップは、
    前記第1のアクセスネットワークから前記第2のアクセスネットワークにドメイントランスファー動作を実行すべきことを検出するステップを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のアクセスネットワークと新ベアラーセットアップ動作を実行するステップは、
    サーバーにドメイントランスファーを要請するメッセージを送信するステップと、
    前記ドメイントランスファーの要請に応じて前記新ベアラーが設定されたことを示すメッセージを前記サーバーから受信するステップと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2の設定時点は、前記新ベアラーセットアップ動作の実行が完了した時点、又は前記新ベアラーセットアップ動作の実行が完了した時点から予め設定されている設定時間後の時点のうちの1つである請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2の設定時点は、前記第2のアクセスネットワークの送信遅延を考慮して決定される請求項5に記載の方法。
  7. 移動通信システムにおけるアンカーポイントが音声呼連続性(VCC)方式をサポートするユーザー端末機(UE)の呼をスイッチングする方法であって、
    前記VCC方式をサポートするUEが、相手UEと設定されている旧ベアラーを通して第1のアクセスネットワークで音声データを送受信する間に前記第1のアクセスネットワークと異なる第2のアクセスネットワークで音声呼スイッチングが必要であることを検出することに従って前記VCC方式をサポートするUEから送信された音声呼スイッチング要請メッセージを受信するステップと、
    前記第2のアクセスネットワークで前記VCC方式をサポートするUEに対して新ベアラーが設定されたことを検出するステップと、
    記VCC方式をサポートするUEが、前記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで、及び前記新ベアラーを通して前記第2のアクセスネットワークで前記相手UEと音声データを送受信するように制御するステップと、
    第1の設定時点で、前記VCC方式をサポートするUEが前記第1のアクセスネットワークから前記第2のアクセスネットワークにスイッチングして前記第1のアクセスネットワークから受信される音声データを使用するように制御するステップと、
    前記第1の設定時点より遅い第2の設定時点まで、前記VCC方式をサポートするUEが前記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで前記相手UEと音声データの送受信を維持するように制御するステップと、
    を有する方法。
  8. 前記第2の設定時点で前記VCC方式をサポートするUEが、前記旧ベアラーを通して前記第1のアクセスネットワークで前記相手UEと音声データ送受信を中断するように制御するステップをさらに含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記音声呼スイッチング要請メッセージは、前記第1のアクセスネットワークから前記第2のアクセスネットワークへのドメイントランスファー動作を実行することを示すメッセージである請求項7に記載の方法。
  10. 前記第2の設定時点は、前記新ベアラーセットアップ動作の実行が完了した時点、又は前記新ベアラーセットアップ動作の実行が完了した時点から予め設定されている設定時間後の時点のうちの1つである請求項7に記載の方法。
  11. 前記第2の設定時点は、前記第2のアクセスネットワークの送信遅延を考慮して決定される請求項10に記載の方法。
  12. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載されている方法を実行するユーザー端末機。
  13. 請求項7乃至請求項11のいずれか一項に記載されている方法を実行するアンカーポイント。
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