JP6311390B2 - 可動コンテナ型データセンター - Google Patents

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Description

本発明は可動コンテナ型データセンターおよび並列分散処理システム等に関する。
特許文献1は分散処理システムを開示する。マイクロセルの集合体でデータセンターは構築される。マイクロセルごとにデータ処理は割り振られる。
特開2013−15960号公報
コンテナ型データセンターは一般に知られる。例えばクラウドコンピューティングの実現にあたって複数のコンテナ型データセンターは利用される。処理の高速化にあたってデータセンター同士の間で時刻の同期化は欠かせない。一般には、時刻の同期化にIEEE1588規格のPTPプロトコルが用いられる。PTPプロトコルでは信号経路の伝搬遅延量が測定される。伝搬距離の変動が大きいと、伝搬遅延量の測定が頻繁に実施されなければならず、演算処理の負担やトラフィックが増大し、計算処理の高速化が妨げられていた。伝搬遅延量の測定が十分に追いつかない場合には、分散処理にあたって移動中のコンテナ型データセンターが用いられることは難しかった。
上記実情に鑑み、移動中であっても分散処理の高速化に寄与するコンテナ型データセンターが望まれていた。
(1)本発明の一態様は、移動体に取り付け可能なコンテナと、前記コンテナに搭載され、GPS受信機の出力に基づき時刻を生成する時刻源と、前記コンテナに収容されて前記時刻源に接続され、前記時刻に従って相互に同期して処理を実行する複数のコンピューター装置とを備える可動コンテナ型データセンターに関する。
移動体の移動に伴ってコンテナは移動することができる。時刻源はGPS信号を利用することから、時刻源では、移動に拘わらず外部と共通の時刻は刻まれることができる。たとえ移動中に伝搬遅延が変動しても協定世界時に従って外部機器との間で同期は確保されることができる。
(2)前記コンピューター装置は、並列に実行される複数のタスクのうち一部のタスクを実行すればよい。タスクの実行は協定世界時に従って同期化される。したがって、移動中であっても並列分散処理は実現されることができる。
(3)前記コンピューター装置は、データの送受信にあたって前記データの伝搬遅延量に応じて前記データに宛先を付与してもよい。可動コンテナ型データセンターは並列分散処理にあたって他のデータセンターと連携する。連携にあたって他のデータセンターとデータはやりとりされる。このとき、宛先の選定にあたって伝搬遅延量が参照される。高速にデータの処理が要求される場合には伝搬遅延量の小さいデータセンターから宛先は決定されればよい。こうして並列分散処理の遅延は回避される。
(4)前記コンピューター装置は、データの送受信にあたって前記データの宛先候補の地理的配置に応じて前記データに宛先を付与してもよい。可動コンテナ型データセンターは並列分散処理にあたって他のデータセンターと連携する。連携にあたって他のデータセンターとデータはやりとりされる。このとき、宛先の選定にあたって相対的に他のデータセンターの地理的配置が参照される。高速にデータの処理が要求される場合には近いデータセンターから宛先は決定されればよい。こうして並列分散処理の遅延は回避される。
(5)前記コンピューター装置は、受信したデータ信号に書き込まれる送信時刻と、前記データ信号の受信時刻とから前記データ信号の伝搬遅延量を特定してもよい。データ信号は協定世界時に同期するデータセンターから送信される。したがって、単純に送信時刻と受信時刻とから伝搬遅延量は算出されることができる。伝搬遅延の測定にあたって改めて測定に固有の信号を送信する必要はなく、データ信号のタイムスタンプがそのまま伝搬遅延の算出に用いられることができる。伝搬遅延の測定手順は簡素化されることができる。伝搬遅延の測定の負担は軽減される。
(6)可動コンテナ型データセンターは、前記時刻源に接続されて、IEEE1588規格のSyncメッセージに従った時刻情報を受信するインターフェイスと、前記時刻情報の消失を検出すると、前記Syncメッセージに同期する第1同期モードから、前記GPS受信機の出力に同期する第2同期モードに切り替える制御部とを備えることができる。
例えばコンテナが地上で固定されると、可動コンテナ型データセンターは有線でネットワークに接続されることができる。可動コンテナ型データセンターはネットワークからIEEE1588規格に則ってSyncメッセージに従った時刻情報を受信することができる。こうして固定時には可動コンテナ型データセンターはIEEE1588規格に従って同期することができる。コンテナが移動すると、インターフェイスはネットワークから切り離される。Syncメッセージに従った時刻情報は途切れる。可動コンテナ型データセンターは、Syncメッセージの消失を検出すると、GPS受信機の出力に基づき同期を確保する。こうして緊急時にコンテナが移動し始めても、同期は確保される。
(7)前記時刻源は原子発振器および恒温槽付き水晶発振器(OCXO)のうち少なくとも一方を備えることができる。コンテナの移動中にGPS受信機41の受信環境が悪い状況では時刻精度が劣化する。したがって、受信環境が悪い場合、原子発振器または恒温槽付き水晶発振器を時刻源に切り替えてホールドオーバーに移行するため、GPS受信機に代わって発振器に基づき高精度で時刻は刻まれることができる。こうして同期は維持される。原子発振器または恒温槽付き水晶発振器はGPS信号のバックアップとして機能することができる。
(8)本発明の他の態様は、計算処理を複数のタスクに分解し、前記タスクごとに無線通信ネットワークに向けてデータを送信する分配装置と、前記データを受け取って実行する複数の可動コンテナ型データセンターとを備え、個々の前記可動コンテナ型データセンターは、移動体に取り付けられるコンテナと、前記コンテナに搭載され、GPS受信機の出力に基づき時刻を生成する時刻源と、前記コンテナに搭載され、前記無線通信ネットワークに接続されるインターフェイスと、前記コンテナに収容されて前記時刻源に接続され、前記時刻に従って前記インターフェイスを通じてデータをやりとりするコンピューター装置とを備える並列分散処理システムに関する。
個々の時刻源は協定世界時に従って時を刻む。したがって、タスクの実行は協定世界時に従って同期化される。移動体の移動に伴ってコンテナは移動する。時刻源はGPS信号を利用することから、個々の時刻源では移動に拘わらず共通の時刻は刻まれる。たとえ移動中に伝搬遅延が変動しても協定世界時に従って可動コンテナ型データセンター同士の間で同期は確保されることができる。移動中であっても並列分散処理は実現されることができる。
(9)前記分配装置は、前記可動コンテナ型データセンターごとに伝搬遅延量を測定し、測定された前記伝搬遅延量に応じて前記可動コンテナ型データセンターに前記タスクを割り振ってもよい。並列分散処理にあたって複数の可動コンテナ型データセンターは相互に連携する。連携にあたって可動コンテナ型データセンター同士はデータをやりとりする。タスクの割り振りにあたって可動コンテナ型データセンター同士の間で伝搬遅延量は特定される。タスクの実行にあたって、高速なデータのやりとりが要求されるタスクでは小さな伝搬遅延量の組み合わせで可動コンテナ型データセンターは選択される。高速なデータのやりとりが要求されないタスクでは伝搬遅延量は考慮されなくてもすむ。こうして処理の高速化が図られる。
(10)前記分配装置は、前記可動コンテナ型データセンターごとに地理的配置を特定し、特定された前記地理的配置に応じて前記可動コンテナ型データセンターに前記タスクを割り振ってもよい。並列分散処理にあたって複数の可動コンテナ型データセンターは相互に連携する。連携にあたって可動コンテナ型データセンター同士はデータをやりとりする。タスクの割り振りにあたって可動コンテナ型データセンター同士の間で地理的位置は特定される。タスクの実行にあたって、高速なデータのやりとりが要求されるタスクでは小さな距離の組み合わせで可動コンテナ型データセンターは選択される。高速なデータのやりとりが要求されないタスクでは地理的配置は考慮されなくてもすむ。こうして処理の高速化が図られる。
(11)前記コンピューター装置は、受信したデータ信号に書き込まれる送信時刻と、前記データ信号の受信時刻とから前記データ信号の伝搬遅延量を特定してもよい。データ信号は協定世界時に同期するデータセンターから送信される。したがって、単純に送信時刻と受信時刻とから伝搬遅延量は算出されることができる。伝搬遅延の測定にあたって改めて測定に固有の信号を送信する必要はなく、データ信号のタイムスタンプがそのまま伝搬遅延の算出に用いられることができる。伝搬遅延の測定手順は簡素化されることができる。伝搬遅延の測定の負担は軽減される。
(12)前記分配装置は、IEEE1588規格のPTPプロトコルに従って前記可動コンテナ型データセンターの時刻同期を管理する第1同期モードと、前記GPS受信機の前記出力を用いて前記可動コンテナ型データセンターの時刻同期を管理する第2同期モードとの間で切り替わってもよい。例えばコンテナが地上で固定されると、可動コンテナ型データセンターは有線でネットワークに接続されることができる。可動コンテナ型データセンターはIEEE1588規格のPTPプロトコルに則って複数の可動コンテナ型データセンターの間で時刻同期を管理することができる。コンテナが移動すると、分配装置は第1同期モードから第2同期モードに切り替わる。可動コンテナ型データセンターは、GPS受信機の出力に基づき同期を確保する。こうして緊急時にコンテナが移動し始めても、確実に同期は確保される。
(13)前記時刻源は原子発振器および恒温槽付き水晶発振器のうち少なくとも一方を備えてもよい。コンテナの移動中にGPS受信機の受信環境が悪い状況では時刻精度が劣化する。したがって、受信環境が悪い場合、原子発振器または恒温槽付き水晶発振器を時刻源に切り替えてホールドオーバーに移行するため、GPS受信機に代わって原子発振器または恒温槽付水晶発振器に基づき高精度で時刻は刻まれることができる。こうして同期は維持される。原子発振器または恒温槽付き水晶発振器はGPS信号のバックアップとして機能することができる。
(14)本発明のさらに他の態様は、協定世界時を特定するGPS信号を受信するGPS受信機と、前記協定世界時に同期して時間を刻む発振信号を出力する原子発振器とを備え、ホールドオーバーを検出すると、前記GPS受信機の出力に基づき時刻を特定する出力信号から、前記発振信号に基づく時刻を特定する出力信号に出力を切り替える時刻源ユニットに関する。
GPS受信機が自己の位置情報を捕捉できない場合や、GPS受信機の受信環境が悪く、GPS受信機と原子発振器との位相差が大きくずれた場合には、ホールドオーバーを検出する。ホールドオーバーを検出すると、時刻源ユニットはGPS信号と原子発振器との同期を停止し、GPS受信機の出力に基づき時刻を特定する出力信号から、原子発振器の出力に基づき時刻を特定する出力信号に出力を切り替える。高精度で時刻は刻まれることができる。こうして同期は維持される。原子発振器はGPS信号のバックアップとして機能することができる。
本発明の第1実施形態に係る可動コンテナ型データセンターの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る可動コンテナ型データセンターの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る並列分散処理システムの構成を概略的に示すブロック図である。 一実施形態に係るネットワークシステムの構成を概略的に示す概念図である。 分配装置の構成を概略的に示すブロック図である。 可動コンテナ型データセンターの構成を概略的に示すブロック図である。 アーバンキャニオンの例を示す概念図である。 分配装置の構成を概略的に示すブロック図である。 可動コンテナ型データセンターの構成を概略的に示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(1)第1実施形態に係る可動コンテナ型データセンターの構成
図1は本発明の第1実施形態に係る可動コンテナ型データセンターの構成を概略的に示す。第1実施形態に係る可動コンテナ型データセンター11はコンテナ12を備える。コンテナ12は例えば貨物輸送などに用いられる大型の容器である。コンテナ12は例えばトラックやトレーラーといった移動体に取り付けられることができる。コンテナ12は例えば列車や船、飛行機といった移動体に搭載されて運搬されることができる。その他、コンテナ12に代えてトラックの箱形の荷台そのものが容器として用いられてもよい。
コンテナ12には時刻源13が搭載される。時刻源13はGPS受信機14を備える。時刻源13はGPS受信機14の出力に基づき時刻を生成する。GPS受信機14はGPS衛星から送られてくるGPS信号を受信する。時刻源13はGPS信号に基づき協定世界時に同期して時を刻む。
コンテナ12には1台以上のコンピューター装置15が収容される。コンピューター装置15は例えばラックに搭載のサーバーコンピューターで構成されることができる。個々のコンピューター装置15は時刻源13に接続される。コンピューター装置15は、時刻源13の時刻に従って相互に同期して処理を実行する。
コンテナ12には送受信機16が収容される。送受信機16はコンピューター装置15に接続される。送受信機16は無線通信で無線通信ネットワークに接続される。個々のコンピューター装置15は送受信機16を通じて無線通信ネットワークとの間でデータ信号をやりとりすることができる。その他、個々のコンピューター装置15は有線でLAN(ローカルエリアネットワーク)や専用線に接続されてもよい。
移動体の移動に伴ってコンテナ12は移動することができる。時刻源13はGPS信号を利用することから、時刻源13では、移動に拘わらず外部と共通の時刻は刻まれることができる。たとえ移動中に伝搬遅延が変動しても協定世界時に従って外部機器との間で同期は確保されることができる。
時刻源13はさらに原子発振器を備えてもよい。原子発振器によれば、GPSと同等な精度で時刻は刻まれることができる。したがって、GPS受信機14のホールドオーバー時には、GPS受信機14に代わって原子発振器に基づき高精度で時刻は刻まれることができる。こうして同期は維持される。原子発振器はGPS信号のバックアップとして機能することができる。
(2)第2実施形態に係る可動コンテナ型データセンターの構成
図2は本発明の第2実施形態に係る可動コンテナ型データセンターの構成を概略的に示す。第2実施形態に係る可動コンテナ型データセンター21は第1実施形態に係る可動コンテナ型データセンター11の構成に加えてインターフェイス22を備える。インターフェイス22は例えばコンテナ12に搭載される。インターフェイス22には有線でLANや専用線といったネットワークNWが接続される。インターフェイス22には時刻源13およびコンピューター装置15が接続される。時刻源13はインターフェイス22経由で例えばIEEE1588規格に則ってSyncメッセージを受信することができる。
可動コンテナ型データセンター21は制御部23を備える。制御部23はコンテナ12に収容される。制御部23は時刻源13に接続される。制御部23は、Syncメッセージの消失を検出すると、Syncメッセージに同期する第1モードから、GPS受信機14の出力に同期する第2モードに時刻源13を切り替える。その他の構成は第1実施形態に係る可動コンテナ型データセンター11と同様である。
例えばコンテナ12が地上で固定されると、可動コンテナ型データセンター21は有線でネットワークNWに接続されることができる。可動コンテナ型データセンター21はネットワークNWからIEEE1588規格に則ってSyncメッセージを受信することができる。こうして固定時には可動コンテナ型データセンター21はIEEE1588規格に従って同期することができる。コンテナ12が移動すると、インターフェイス22はネットワークNWから切り離される。Syncメッセージは途切れる。可動コンテナ型データセンター21は、Syncメッセージの消失を検出すると、GPS受信機14の出力に基づき同期を確保する。こうして緊急時にコンテナ12が移動し始めても、同期は確保される。
(3)並列分散処理システム
図3は本発明の一実施形態に係る並列分散処理システムの構成を概略的に示す。並列分散処理システム25は分配装置26を備える。分配装置26は計算処理を複数のタスクに分解する。分配装置26は例えば無線通信ネットワーク27に接続される。分配装置26はタスクごとに無線通信ネットワーク27に向けてデータを送信する。
並列分散処理システム25は複数の可動コンテナ型データセンター28を備える。可動コンテナ型データセンター28はコンテナ12に搭載されるインターフェイス29を備える。インターフェイス29は無線通信ネットワーク27に無線で接続される。コンピューター装置15はインターフェイス29を通じて無線通信ネットワーク27に接続される。コンピューター装置15は時刻源13の時刻に従ってインターフェイス29を通じてデータを相互にやりとりする。
個々の時刻源13は協定世界時に従って時を刻む。したがって、タスクの実行は協定世界時に従って同期化される。移動体の移動に伴ってコンテナは移動する。時刻源13はGPS信号を利用することから、個々の時刻源13では移動に拘わらず共通の時刻は刻まれる。たとえ移動中に伝搬遅延が変動しても協定世界時に従って可動コンテナ型データセンター28同士の間で同期は確保されることができる。移動中であっても並列分散処理は実現されることができる。
(4)ネットワークシステムの構成
図4は一実施形態に係るネットワークシステムの構成を概略的に示す。ネットワークシステム31は並列分散処理システムを構成する。ネットワークシステム31は無線通信ネットワーク32を備える。無線通信ネットワーク32には1つの固定型データセンター33と1以上の可動コンテナ型データセンター34とが接続される。無線通信ネットワーク32は固定型データセンター33と可動コンテナ型データセンター34との間で通信経路35を形成する。通信経路35の形成にあたって可動コンテナ型データセンター34と無線通信ネットワーク32の基地局との間に無線通信が確立される。
固定型データセンター33はGPS受信機36を備える。固定型データセンター33はGPS受信機36でGPS衛星から出力される信号を受信する。GPS受信機36はGPS信号から時刻情報および位置情報を生成する。時刻情報では協定世界時が特定される。
可動コンテナ型データセンター34はコンテナ38を備える。コンテナ38は移動体39に取り付けられる。ここでは、コンテナ38はトラックに搭載される。トラックは地上を移動することができる。コンテナ38にはGPS受信機41が搭載される。可動コンテナ型データセンター34はGPS受信機41でGPS衛星から出力される信号を受信する。GPS受信機41はGPS信号から時刻情報および位置情報を生成する。時刻情報では協定世界時が特定される。
図5に示されるように、固定型データセンター33は分配装置42を備える。分配装置42は制御部43を有する。制御部43はインターフェイス44でLAN45といった有線ネットワークに接続される。制御部43はインターフェイス44を通じてLAN45との間でデータをやりとりする。同様に、制御部43はインターフェイス46で無線通信ネットワーク32に接続される。制御部43はインターフェイス46を通じて無線通信ネットワーク32に接続される。
制御部43はタスク生成部48、伝搬遅延特定部49および処理結果収集部51を備える。タスク生成部48は、計算処理を複数のタスクに分解し計算処理のタスクを生成する。伝搬遅延特定部49はデータセンター33、34同士の間で伝搬遅延量を特定する。伝搬遅延量は数秒の間隔で周期的に測定される。タスク生成部48はタスクの生成にあたって伝搬遅延量を参照する。高速なデータのやりとりが要求されるタスクは、小さな伝搬遅延量のデータセンター34の組み合わせに優先的に割り振られる。処理結果収集部51はタスクの処理結果を収集する。
制御部43は時刻生成部52を有する。時刻生成部52は内部発振器53の周波数に同期して時刻を生成する。ここでは、IEEE1588規格のPTPプロトコルに従ってネットワークシステム31で時刻同期が実施される。したがって、時刻の生成にあたって時刻生成部52にはLAN45といった有線ネットワークからSyncメッセージが供給される。Syncメッセージで協定世界時および伝搬遅延量は特定される。時刻生成部52はSyncメッセージに対して内部発振器53の位相同期を確立する。時刻生成部52はPTPプロトコルに従ってマスターまたはスレーブとして機能すればよい。マスターとして機能する場合には、望ましくは、固定型データセンター33にGPS受信機および原子発振器を含む時刻源が搭載される。
図6に示されるように、可動コンテナ型データセンター34は時刻源54を備える。時刻源54はコンテナ38に搭載される。時刻源54はGPS受信機41の出力に基づき時刻を生成する。GPS信号は協定世界時を特定するGPS信号を受信する。時刻源54はGPS信号に基づき協定世界時に同期して時を刻む。時刻源54には位相同期回路55および原子発振器56がさらに組み込まれる。原子発振器56は協定世界時に同期して時間を刻む発振信号を出力する。位相同期回路55は原子発振器56に基づき協定世界時に同期した時刻を生成する。位相同期の確立にあたってGPS衛星と同様に原子発振器56が用いられることから、位相同期回路55は高い精度で協定世界時に同期した時刻を刻むことができる。GPS受信機41が4個以上のGPS衛星を捕捉できず自己の位置を捕捉できない場合には、GPS受信機41は時刻情報および位置情報を出力することができない。
可動コンテナ型データセンター34は制御部57を備える。制御部57はコンテナ38に収容される。制御部57は時刻源54に接続される。制御部57には時刻源54から時刻が供給される。制御部57にはインターフェイス58でLAN45が接続される。制御部57はインターフェイス58を通じてLAN45との間でデータをやりとりする。
可動コンテナ型データセンター34は送受信機59を備える。送受信機59はコンテナ38に搭載される。送受信機59は無線通信ネットワーク32の基地局との間で無線通信を確立する。制御部57は送受信機59を通じて無線通信ネットワーク32に接続される。
可動コンテナ型データセンター34は1台以上のコンピューター装置61を備える。コンピューター装置61はコンテナ38に収容される。コンピューター装置61は例えばラックに搭載のサーバーコンピューターで構成されることができる。個々のコンピューター装置61は制御部57に接続される。コンピューター装置61の動作は制御部57で管理される。コンピューター装置61は、時刻源54の時刻に従って相互に同期して処理を実行する。コンピューター装置61の1台または1部が制御部57として機能する。
制御部57は伝搬遅延測定部62およびホールドオーバー検出部63を備える。伝搬遅延測定部62は他のデータセンター33、34との間で伝搬遅延量を測定する。測定された伝搬遅延量は固定型データセンター33の伝搬遅延特定部49に通知される。時刻源54は位相同期回路55によってGPS受信機41と原子発振器56の位相を同期させている。GPS受信機41が自己の位置情報を捕捉できない場合やGPS受信機41の受信環境が悪く、GPS受信機41と原子発振器56との位相差が大きくずれた場合には、ホールドオーバー検出部がホールドオーバーを検出する。ホールドオーバーを検出した場合、位相同期回路55はGPS信号と原子発振器56との同期を停止し、原子発振器56に基づき時刻が刻まれる。
(5)ネットワークシステムの動作
次にネットワークシステム31の動作を説明する。固定型データセンター33および可動コンテナ型データセンター34は協働で並列分散処理を実行する。並列分散処理の実行にあたって分配装置42の制御部43は複数のタスクに計算処理を分解する。このとき、タスク生成部48は伝搬遅延量を参照する。伝搬遅延特定部49は個々の可動コンテナ型データセンター34から伝搬遅延量の通知を集計する。データセンター33、34同士の間で伝搬遅延量は把握される。高速なデータのやりとりが要求されるタスクは、小さな伝搬遅延量のデータセンター34の組み合わせに優先的に割り振られる。分配装置42は個々の可動コンテナ型データセンター34にそれぞれのタスクに要求されるデータを送信する。タスクのデータは無線通信ネットワーク32に向かって流れる。
個々の可動コンテナ型データセンター34は送受信機59経由でタスクのデータを受信する。それぞれの制御部57は割り当てられたタスクを実行する。移動体39の移動に伴ってコンテナ38は移動する。移動中でも個々の時刻源54は協定世界時に従って時を刻む。個々の時刻源54では移動に拘わらず共通の時刻は刻まれる。たとえ移動中に伝搬遅延が変動しても協定世界時に従って可動コンテナ型データセンター34同士の間で同期は確保されることができる。したがって、タスクの実行は協定世界時に従って同期化される。移動中であっても並列分散処理は実現されることができる。
タスクの結果は送受信機59経由で無線通信ネットワーク32に向けて送られる。分配装置42の処理結果収集部51は処理結果を収集する。こうして並列分散処理は終了する。
並列分散処理にあたって複数の可動コンテナ型データセンター34は相互に連携する。連携にあたって可動コンテナ型データセンター34同士はデータをやりとりする。タスクの割り振りにあたって可動コンテナ型データセンター34同士の間で伝搬遅延量は特定される。タスクの実行にあたって、高速なデータのやりとりが要求されるタスクでは小さな伝搬遅延量の組み合わせで可動コンテナ型データセンター34は選択される。高速なデータのやりとりが要求されないタスクでは伝搬遅延量は考慮されなくてもすむ。こうして処理の高速化が図られる。
可動コンテナ型データセンター34の移動中、タスクのデータは協定世界時に同期する時刻に従って送信される。したがって、制御部57の伝搬遅延測定部62は単純にデータの送信時刻と受信時刻とから伝搬遅延量を算出することができる。伝搬遅延の測定にあたって改めて測定に固有の信号を送信する必要はなく、データのタイムスタンプがそのまま伝搬遅延の算出に用いられることができる。こうして伝搬遅延の測定手順は簡素化されることができる。伝搬遅延の測定の負担は軽減される。
時刻源54は位相同期回路55によってGPS受信機41と原子発振器56の位相を同期させている。例えば、図7に示されるように、アーバンキャニオンのような環境では、GPS受信機41が捕捉できるGPS衛星が少なく自己の位置情報を捕捉できない状況や、マルチパスによってGPS受信機41の時刻精度が劣化する状況が発生する。そのような場合にはGPS受信機41と原子発振器56との位相差が大きくずれるため、ホールドオーバー検出部がホールドオーバーを検出する。ホールドオーバーを検出した場合、位相同期回路55はGPS信号と原子発振器56との同期を停止し、時刻源54は、GPS受信機41の出力に基づき時刻を特定する出力信号から、原子発振器56の出力に基づき時刻を特定する出力信号に出力を切り替える。高精度で時刻は刻まれることができる。こうして同期は維持される。原子発振器56はGPS信号のバックアップとして機能することができる。
可動コンテナ型データセンター34が特定の位置で静止する場合には、制御部57は無線通信ネットワーク32に代わって有線でLAN45に接続されることができる。コンテナ38が地上に固定される場合も同様である。分配装置42はIEEE1588規格のPTPプロトコルに則って複数のデータセンター33、34の間で時刻同期を管理することができる。可動コンテナ型データセンター34はLAN45からIEEE1588規格に則ってSyncメッセージに従った時刻情報を受信する。こうして静止時には可動コンテナ型データセンター34はIEEE1588規格に従って同期することができる。そして、可動コンテナ型データセンター34が移動すると、インターフェイス58はLAN45から切り離される。Syncメッセージに従った時刻情報は途切れる。可動コンテナ型データセンター34は、Syncメッセージに従った時刻情報の消失を検出すると、GPS受信機41の出力に基づき同期を確保する。分配装置42は第1同期モードから第2同期モードに切り替わる。こうして緊急時にコンテナが移動し始めても、確実に同期は確保される。
ネットワークシステムはタスクの割り振りにあたって前述の伝搬遅延量に代えて可動コンテナ型データセンター34の地理的配置を参照してもよい。このとき、図8に示されるように、分配装置42aの制御部43aは前述の伝搬遅延特定部49に代えて地理的配置特定部65を備える。地理的配置特定部65はデータセンター33、34同士の間で距離を特定する。距離の特定にあたって地理的配置特定部65は個々の可動コンテナ型データセンター34から位置情報を取得する。地理的配置特定部65は地図上で可動コンテナ型データセンター34の位置を特定する。高速なデータのやりとりが要求されるタスクは、小さな距離で離れたデータセンター34の組み合わせに優先的に割り振られる。
可動コンテナ型データセンター34aの制御部57aは前述の伝搬遅延測定部62に代えて位置検出部66を備える。位置検出部66はGPS受信機41の出力に基づき自機の位置を特定する。GPS受信機41は例えばGPS信号に基づき緯度経度で可動コンテナ型データセンター34の位置を検出することができる。検出された位置は位置情報として固定型データセンター33の地理的配置特定部65に通知される。その他、分配装置42aおよび可動コンテナ型データセンター34aの構成は前述の分配装置42および可動コンテナ型データセンター34と同様である。
並列分散処理にあたって複数の可動コンテナ型データセンター34aは相互に連携する。連携にあたって可動コンテナ型データセンター34a同士はデータをやりとりする。タスクの割り振りにあたって可動コンテナ型データセンター34a同士の間で地理的位置は特定される。タスクの実行にあたって、高速なデータのやりとりが要求されるタスクでは小さな距離の組み合わせで可動コンテナ型データセンター34aは選択される。高速なデータのやりとりが要求されないタスクでは地理的配置は考慮されなくてもすむ。こうして処理の高速化が図られる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれる。例えば、明細書または図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語とともに記載された用語は、明細書または図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えられることができる。また、有線ネットワークや無線通信ネットワーク27、32、移動体39等の構成および動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形が可能である。また、上述した各実施形態では、GPSを利用したタイミング信号生成装置を例に挙げたが、GPS以外の全地球的航法衛星システム(GNSS)、例えば、ガリレオ、GLONASS等を利用してもよい。また、上述した各実施形態では、原子発振器56を例に挙げたが、例えば恒温槽付き水晶発振器(OCXO)等を利用してもよい。
11 可動コンテナ型データセンター、12 コンテナ、13 時刻源、14 GPS受信機、15 コンピューター装置、21 可動コンテナ型データセンター、22 インターフェイス、23 制御部、25 並列分散処理システム、26 分配装置、27 無線通信ネットワーク、28 可動コンテナ型データセンター、29 インターフェイス、32 無線通信ネットワーク、38 コンテナ、39 移動体、41 GPS受信機、42 分配装置、42a 分配装置、54 時刻源、56 原子発振器、57 制御部、57a 制御部、58 インターフェイス(送受信機)、61 コンピューター装置、NW ネットワーク。

Claims (6)

  1. 移動体に取り付け可能なコンテナと、
    前記コンテナに搭載され、GPS受信機の出力に基づき時刻を生成する時刻源と、
    前記コンテナに収容されて前記時刻源に接続され、前記時刻に従って相互に同期して処理を実行する複数のコンピューター装置と、
    前記時刻源に接続されて、IEEE1588規格のSyncメッセージに従った時刻情報を受信するインターフェイスと、
    前記時刻情報の消失を検出すると、前記Syncメッセージに同期する第1同期モードから、前記GPS受信機の出力に同期する第2同期モードに切り替える制御部と、
    を備えることを特徴とする可動コンテナ型データセンター。
  2. 前記コンピューター装置は、並列に実行される複数のタスクのうち一部のタスクを実行することを特徴とする請求項1に記載の可動コンテナ型データセンター。
  3. 前記コンピューター装置は、データの送受信にあたって前記データの伝搬遅延量に応じて前記データに宛先を付与することを特徴とする請求項2に記載の可動コンテナ型データセンター。
  4. 前記コンピューター装置は、データの送受信にあたって前記データの宛先候補の地理的配置に応じて前記データに宛先を付与することを特徴とする請求項2に記載の可動コンテナ型データセンター。
  5. 前記コンピューター装置は、受信したデータ信号に書き込まれる送信時刻と、前記データ信号の受信時刻とから前記データ信号の伝搬遅延量を特定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の可動コンテナ型データセンター。
  6. 前記時刻源は原子発振器および恒温槽付き水晶発振器のうち少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の可動コンテナ型データセンター。
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