JPS63253278A - 衛星を用いた測位方法 - Google Patents

衛星を用いた測位方法

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JPS63253278A
JPS63253278A JP62088437A JP8843787A JPS63253278A JP S63253278 A JPS63253278 A JP S63253278A JP 62088437 A JP62088437 A JP 62088437A JP 8843787 A JP8843787 A JP 8843787A JP S63253278 A JPS63253278 A JP S63253278A
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JP
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signal
response
satellite
operation center
satellites
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JP62088437A
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Hisaki Hiraiwa
平岩 久樹
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Original Assignee
Sony Corp
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    • G01S19/38Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、衛星を用いた測位方法に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、衛星を用いた測位方法において、予め移動
端末局の機械毎の応答時間誤差が測定され、この応答時
間誤差情報が応答信号に付加されることにより、測位の
精度を向上させると共に、移動端末局を構成する素子と
して高速動作が可能なものを用いる必要がないようにし
たものである。
〔従来の技術〕
人工衛星を用いて、車輌や航空機、船舶等の移動体の測
位を行うと共に、メツセージ通信を行える衛星測位通信
サービスシステムが開発されつつある。すなわち、この
ような衛星測位通信サービスシステムにおいては、移動
体にモービルユニットが載せられ、固定のオペレーシッ
ンセンターと各モービルユニットとの間でデータ通信が
行われる。衛星を用いて移動体の位置が測位され、オペ
レーションセンターで時々刻々変化する各移動体の位置
が知らされる。
このような衛星測位通信サービスシステムは、例えば運
送会社でトラック管理をするのに利用できる。つまり、
例えば運送会社でトラック管理をするのにこのシステム
を利用する場合には、この運送会社が管理するトラック
にモービルユニットが載せられる。これらのトラックは
全土に分散し、時々刻々と変化する。オペレーションセ
ンターとモービルユニットとの間で通信が行われ、オペ
レーションセンターでは時々刻々と変化する各トラック
の状況や位置が知らされる。これにより、運送会社では
相手先に到着時刻を伝えられると共に、そのトラックの
次の予定時刻が前もって計画でき、効率的な配車が行え
る。
衛星測位通信サービスシステムには、モービルユニット
からオペレーションセンターに現在地や状況を片方向に
通信する片方向通信サービスばかりでなく、モービルユ
ニットとオペレーションセンターの間で双方向に通信を
行う双方向通信サービスが考えられている。片方向通信
サービスでは、モービルニットで測位が行われ、現在地
や状況がモービルユニットからオペレーションセンター
に送られる。双方向通信サービスでは、モービルユニッ
トとオペレーションセンターとの間で、双方向にデータ
通信が行われる。したがって、双方向通信サービスでは
、オペレーションセンターからモービルユニットに指示
を与えることもできる。
衛星測位サービスシステムにおける測位は、片方向通信
サービスでは、4個の衛星から来る信号を受信して行う
ようにしている。
すなわち、第7図において、4個の衛星101〜104
には正確な時計が積まれている。これらの衛星101〜
104からは、夫々、この時計を用いた時刻を基準にし
て、決まった時刻Ttrに周期的な連続信号が送信され
る。これらの4個の衛星101〜104からの信号がモ
ービルユニット105で受信される。そして、これらの
4個の衛星からの信号がモービルユニット105で夫々
受信された時刻がモービルユニット105の時計で計測
される。このモービルユニットの時計は、誤差Δtを含
んでいる。
モービルユニット105の現在位置は、以下のように算
出される。
先ず、各衛星101〜104の軌道面上の位置が軌道デ
ータを用いて求められる。この軌道面上の位置が地球の
中心を原点とした3次元直交座標系に変換され、各衛星
101〜104の夫々の位if  (Xs、yl、  
Z +)、(Xz、Y、  Zz)、(Xs、Y3. 
 Z 3)。
(xa、 Y4. Z4)が求められる。
次に各衛星101〜104の夫々とモービルユニット1
05との間の距離L= (L+、Lx、LLL4)が求
められる。距離り、は、夫々、光速をC1−HI[10
1〜104からモービルユニット105まで電波が届く
時間をT t  (T+、Tz、Tz、T4)とすると
、 L1=cT1 として求められる。各衛星101〜104から時刻Tt
rで発信された電波がモービルユニット105の時計で
時刻Treiでモービルユニット105で受信されたと
すると、距MLiは 1、1 = c ((Trei −Δt) −T tr
) = = (101)となる、ここでΔtは、各衛星
101〜104の時計とモービルユニットの時計との誤
差である。
各衛星101〜104の位置(Xz、Yt、Z* )及
び各衛星までの距離Liとモービルユニット105の位
置(x、y、z)は次の関係になる。
Li −(Xt   X)”+ (Yt   )’)”
+ (zt −z)”・・・・・・(102)式(10
2)に式(101)を代入すればXt  yl  2+
Δtを未知数とする4元連立方程式が成り立つ。
これを解くことにより、モービルユニット105の位置
がわかる。
これに対して、双方向通信サービスでは、3個の衛星で
移動体の測位を行うことができる。これについては、例
えば米国特許4359733号公報に記載されている。
すなわち、第8図において、3個の衛星201〜203
のうち、衛星201は受信/送信静止衛星であり、衛星
202及び203は受信専用静止衛星である。オペレー
ションセンター205からの信号が衛星201を介して
モービルユニット206に送られる。測位を行う際には
、モービルユニット206で受信されたオペレーション
センター205からの信号に対応して、例えばフレーム
の先頭でモービルユニット206から応答信号が出力さ
れる。この応答信号が衛星201を介してオペレーショ
ンセンター205で受信されると共に、衛星202及び
203を介してオペレーションセンター205で受信さ
れる。オペレーションセンター205では、これらの衛
星201〜203を介された応答信号の時間差からモー
ビルユニット206の位置が算出される。
オペレーションセンター205から衛星201゜202
.203までの夫々の距離を夫々’toH,I12゜2
,12゜3とし、衛星201,202.203からモー
ビルユニット206までの距離を夫々1227゜、12
□。+’t3゜とし、オペレーションセンター205か
ら信号が送られてから、オペレーションセンター205
に衛星201,202.203を夫々介された応答信号
が届くまでの時間を夫々t2゜1、t2゜2.t2゜、
とし、光速をCとすると、2 c (j!got + 
ffigto)= tzo+c (fl。t+Nz+o
) +c C’1ttO+#zoz)=tzozc (f、
。1 +10゜) +C(Iltso +1tos)=ttosが成り立つ
、距離!!。1,12゜2,12゜3は予めわかってい
るので、時間t2゜3.t2゜2. t t63が求ま
れば、距離Il□。+ ’ !!On ’ 23゜が求
められる。これにより、モービルユニット206の位置
がわかる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、3個の衛星201〜203を用い、オペレ
ーションセンター205からの信号が出力されてから、
この信号に対応する応答信号がモービルユニット206
から衛星201〜203を夫々介して返ってくるまでの
時間差により測位を行うようにした場合、衛星201〜
203を介して応答信号が届くまでの時間t2゜1.t
2゜Xr t262が正確に測定されないと、測定誤差
が生じる。そのためには、モービルユニット206から
送信される応答信号を、送られてきた信号の例えばフレ
ームの先頭に完全に同期させるようにする必要がある。
例えば、受信信号と応答信号との同期が10nsecず
れていると、31Ilの測定誤差となる。
このため、従来の衛星測位通信サービスシステムでは、
モービルユニット206を構成する素子としてECL等
の高速素子を用いたり、時間合わせ用のアナログ回路を
用いたりして、受信信号と応答信号の同期を完全にとる
ようにしている。しかしながら、このような高速素子を
用いると、回路規模が増大すると共に、コストアップと
なる。
また、このような高速素子を用いても、受信信号と応答
信号との同期を完全に一致させることは難しく、また、
そのための調整も複雑である。
したがってこの発明の目的は、受信信号のタイミングと
応答信号のタイミングとが完全に一致されなくとも、正
確な位置を測位することができ、回路規模が縮小される
と共に、コストダウンがはかれる衛星を用いた測位方法
を提供することにある。
この発明の他の目的は、モービルユニットの複雑な調整
を行う必要がない衛星を用いた測位方法を提供すること
にある。
この発明の更に他の目的は、温度変化により回路定数が
変わった場合でも、正確な測位を行うことができる衛星
を用いた測位方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、固定基地局と移動端末局との間で複数の衛
星を介して通信を行い、移動端末局の位置を測位するよ
うにした衛星を用いた測位方法において、固定基地局か
ら送信された信号を衛星を介して移動端末局に供給し、
移動端末局からは、受信した固定基地局からの信号に対
応して、固定基地局に供給する応答信号を形成し、この
応答信号を2つ以上の衛星を介して固定基地局に送信し
、2つ以上の衛星を夫々介された応答信号の時間差を用
いて移動端末局の測位を行う測位方法であって、移動端
末局には、予め機械毎の応答時間誤差情報が記憶される
記憶手段が備えられており、移動端末局から固定基地局
からの信号に対応する応答信号送信するに際し、応答時
間誤差情報を応答信号に付加するようにした衛星を用い
た測位方法である。
〔作用〕
オペレージジンセンター4から送られてきた信号S1に
対する応答信号S2が例えば信号S1のフレームの先頭
で出力される。信号S1のフレームの先頭のタイミング
に対して応答信号S2が出力されるタイミングの応答時
間誤差が予め測定される。この応答時間誤差に基づくデ
ータが時間誤差データメモリ31に蓄えられる。この時
間誤差データメモリ31に蓄えられていたデータが応答
信号S2に付加されてオペレーションセンター4に送ら
れる。この応答時間誤差により応答、信号S2が衛星1
〜3を介してオペレーションセンター4に届くまでの時
間が補正される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は、この発明が適用できる衛星測位通信サービス
システムの一例を示すもので、この例は、複数台の車輌
の運行状況を管理するのに用いたものである。
この衛星測位通信サービスシステムでは、3個の静止衛
星1〜3を用いて、オペレーションセンター4と各モー
ビルユニット5A、5Bと+7)ill!(8が行われ
ると共に、各モービルユニット5A、5Bの位置が衛X
1〜3を用いて測位される。3個の衛星の1〜3のうち
、衛星1は受信/送信衛星であり、衛星2及び3は受信
専用衛星である。オペレーションセンター4は地上の固
定局であり、オペレーションセンター4とユーザーセン
ター6とは、例えば電話回線7を介して結ばれている。
モービルユニット5A、5Bは、車輌等の移動体にR置
された移動局である。
オペレーションセンター4と各モービルユニット5A、
5Bとは、双方向に通信を行える。すなわち、オペレー
ションセンター4からは、衛星1に向けて、搬送周波数
例えば2.5GHzの信号が出力され、この信号が衛星
を介して各モービルユニット5A、5Bに送られる。各
モービルユニー)5A、5Bからは、搬送周波数例えば
1.6GHzの信号が出力され、この信号が衛星1を介
してオペレーションセンター4に送られる。
また、モービルユニーl−5A、5Bの現在位置を測位
する際には、オペレーションセンター4から衛星1を介
して送られる信号に対応して、モービルユニッ)5A、
5Bから応答信号が出力される。この応答信号が衛星1
を介してオペレーションセンター4に送られると共に、
衛X2及び3を介してオペレーションセンター4に送ら
れる。これら衛星1〜3を介された応答信号がオペレー
ションセンター4に到達する時刻には時間差が生じる。
オペレーションセンター4では、これらの時間差を用い
て、モービルユニット5A、5Bの位置が求められる。
例えば、モービルユニン1−5Aにアクシデントが発生
したとしよう。この状況はモービルユニット5Aから衛
星1を介してオペレーションセンター4で知らされる。
これと共に、モービルユニッ)5Aの現在位置が衛星1
〜3を介された応答信号によりオペレーションセンター
4で求められる。
これらモービルユニー/ ) 5 Aの状況や現在地が
電話回線7を介してユーザーセンター6に伝えられる。
ユーザーセンター6では、モービルユニ7)5Aの状況
や現在地に応じて対策が立てられる。
モービルユニッ)5Bを救助のために向かわせることが
決定されると、ユーザーセンター6からオペレーション
センター4にそのことが伝えられ、オペレーションセン
ター4からモービルユニット5Bに指令が与えられる。
このとき、モービルユニット5Aの状況や現在地がオペ
レーションセンター4からモービルユニット5Bに伝え
られるので・モービルユニット5Bは、アクシデントが
発生しているモービルユニ・ノド5Aの位置まで、素早
く到達できる。
この発明は、上述の衛星測位通信サービスシステムに用
いられる。前述したように、この衛星測位i!信ササ−
ビスシステムは、測位を行う際には、オペレーションセ
ンター4からの信号に対応シテ、モービルユニッ)5A
、5Bから応答信号が出力され、この応答信号が衛星1
〜3を介してオペレーションセンター4に送られる。そ
して衛星1〜3を介された応答信号が、夫々オペレーシ
ョンセンター4に到達する時刻の時間差を用いて、モー
1゛ルユニット5A、5Bの位置が求められる。
すなわち、オペレーションセンター4からは、第2図A
に示すように、フレームF1.F2.F3・・・・・・
からなる信号S1が出力される。この信号S1が第2図
Bに示すように、衛星1を介してモービルユニット5A
〜5Cで受信される。測位を行う際には、オペレーショ
ンセンター4からの信号S1がモービルユニット5A、
5Bで受信されると、第2図Cに示すように、応答信号
S2が出力される。この応答信号S2は、オペレーショ
ンセンター4から送られる信号S1がモービルユニット
5A、5Bで受信された信号(第2図B)中の例えばフ
レームFl、F2.F3・・・・・・の先頭と一致する
タイミングで出力される。この応答信号S2が衛星1〜
3を夫々介してオペレーションセンター4に送られる。
衛星1〜3を介された応答信号S2がオペレーションセ
ンター4に到達する時刻は、第2図D〜第2図Fに示す
ように、オペレーションセンター4から衛星1〜3まで
の夫々の距離及び衛星1〜3の夫々からモービルユニッ
)5A、5Bのまでの夫々の距離に応じて時間差をもつ
。オペレーションセンター4において、信号S1 (第
2図A)のフレームの先頭が出力されてから、衛星1〜
3を夫々介して応答信号S2が届くまでの時間が計測さ
れる。衛星1を介して対応する応答信号S2が届くまで
の時間をtl、信号S1が出力されてから衛星2を介し
て対応する応答信号S2が届(までの時間をtt、信号
S1が出力されてから衛星3を介して対応する応答信号
S2が届くまでの時間をt、とすると、これらの時間t
I+t2+t3により、モービルユニット5A、5Bの
位置が求められる。
例えば、モービルユニッ)5Aの位置を求めるとする。
オペレーションセンター4と衛星1との間の距離を11
、衛星1とモービルユニッ1−5Aとの間の距離をII
oとすると 2c C1+ +1+。)=t1・・・・・・・・・・
・・(1)となる。なお、Cは光速である。また、オペ
レーションセンター4と衛星2との間の距離を12、衛
星2とモービルユニット5Aとの間の距離をβ2゜とす
ると、 c(j!+  + j!+o)  +c(j!zo+J
z)” tz ・=・・・(2)となる。オペレーショ
ンセンター4と衛星、3との距離をJ、、衛星3とモー
ビルユニット5Aとの距離をl、。とすると、 c(j!1  +j!Io) +c(j!zo + j
!a)= tx ”” (3)となる。衛星1〜3は静
止衛星であり、オペレーションセンター4は固定してい
る。したがって、距離Il、、It、、It、は、わか
っている。このため、時間tInt!+t3が求まれば
、式(1)〜(3)により、距離iIo、  1t。、
!3゜を求めることができる。衛星1〜3の位置はわか
っているので、各衛星1〜3からモービルユニット5A
までの距離’1gIn  β2゜、  I!、、。がわ
かれば、モービルユニット5Aの位置がわかる。
このようにしてモービルユニット5A、5Bの測位を行
う際、正確な位置を測位するためには、オペレーション
センター4から送られる信号S1の例えばフレームの先
頭と応答信号S2の出力タイミングを正確に一致させる
必要がある。ところが、応答信号S2の出力タイミング
をオペレーションセンター4から送られる信号S1の例
えばフレームの先頭と正確に一致させることは難しい。
なぜなら、モービルユニット5A、5Bを構成する素子
に動作遅延時間があるためである。
そこで、モービルユニット5A、5Bから出力される応
答信号S2に第3図Bに示すように予め応答時間誤差Δ
を示す応答時間誤差情報TEが付加される。つまり、オ
ペレーションセンター4から送、られる信号S1の各フ
レームは、第3図Aに示すように、同期信号領域11と
、フレーム番号領域12と、メツセージ領域13とから
構成される。これに対応する応答信号S2には、第3図
已に示すように、同期信号領域21、フレーム番号領域
22、メツセージ領域23が設けられると共に、メツセ
ージ領域23には、応答時間誤差情報TEの領域24が
設けられる。フレーム番号領域22には、送られてきた
信号S1の各フレームのうち、対応して周期させたフレ
ームの番号が示される。応答時間誤差情報TEは、例え
ば1バイトのデータであり、例えば、  128nse
cから+127nsecまでの間の応答時間誤差Δが示
される。
この応答信号S2が衛星1〜3を介されてオペレーショ
ンセンター4に送られると、オペレーションセンター4
では、この応答信号S2が信号S1のどのフレームの先
頭と同期されているかが応答信号S2のフレーム番号領
域22の番号から判断される。そして、各衛星1〜3を
介された応答信号S2がオペレーションセンター4に到
達するまでの時間差からモービルユニット5A、5Bの
測位が行われる。このとき、応答信号S2の応答時間誤
差情報TEにより、時間が補正される。すなわち、応答
時間誤差情報TEにより送られてきた時間誤差値をΔと
すると、(1)〜(3)式がこのΔにより補正され、距
離11゜+  126+  13゜が2c (Ill 
+A’to) =t+ ±Δ・・・・・・・・・(11
)c(j!t +11o) +c(1go+7!z)=
 t、±Δ−(12)CC1+ +j+o) +C(A
’30+l13)=t3±Δ−(13)として求められ
る。これにより、信号Slの例えばフレームの先頭と応
答信号S2の出力タイミングが完全に一致していなくと
も、正確な位置を測位することが可能となる。
第4図はこの発明が適用されたモービルユニット5A、
5Bの一例を示すものである。第4図において、時間誤
差データメモリ31には、後述するテスター51を用い
て計測された応答時間誤差Δに基づくデータが予め蓄え
られている。また、この例では、温度センサー32、温
度補償テーブル33が設けられている。時間誤差データ
発生回路34には、時間誤差データメモリ31の出力と
温度補償テーブル33の出力が供給される0時間誤差デ
ータメモリ31に蓄えられていた応答時間誤差Δが温度
補償テーブル33の出力により、外部温度に対する素子
の温度特性に応じて変更される。時間誤差データ発生回
路34から出力されるデータが応答時間誤差情報TEと
して応答信号S2に付加される。
つまり、オペレーションセンター4からは、信号S1に
PN符号(高速疑似ランダム符号列)が重畳されてスペ
クトル拡散され、周波数例えば2゜50 HZの搬送波
がBPSK (2相位相変調)された信号が出力される
。このように、データをスペクトル拡散して伝送するこ
とにより、耐干渉性が向上されると共に、秘話性が向上
される。このオペレーションセンター4からの信号が衛
星lを介してモービルユニット5A、5Bのアンテナ(
図示せず)で受信される。アンテナで受信された信号が
アンテナ端子35から高周波回路36に供給される。
高周波回路36で受信信号が増幅され、所定周波数の中
間周波数に変換される。高周波回路36の出力が復調器
37に供給される。
復調器37には、オペレーションセンター4から衛星1
を介して送られてくる信号のPN系列と同一のPN系列
を発生するPN信号発生器が設けられている。入力信号
の符号とこのPN符号発生器の符号とが比較され、相関
値が最大のところでロックされる。これにより、スペク
トル逆拡散がなされる。そして、コスタスループにより
BSK変調の復調がなされ、受信データが復調される。
復調された受信データは端末器38に供給される。端末
器38には、キースイッチやディスプレイ等の入出力装
置(図示せず)が設けられる。復調37から送られてき
たデータに基づいて、端末器38が動作され、オペレー
ションセンター4からの指令がディスプレイに映し出さ
れる。また、モービルユニット5A、5B側の情報がキ
ーボードにより入力される。
測位を行う際には、端末機38から第2図Bに示すよう
な応答信号S2のパケットが形成される。
この応答信号S2には、加算器39で時間誤差データ発
生回路34からの応答時間誤差情報TEが付加され、こ
の応答時間誤差情報TEが付加された応答信号S2が変
調器40に供給される。
変調器40は応答信号S2をPN符号を用いてスペクト
ル拡散し、搬送波をBPSK変調するものである。そし
て、アンテナ端子35から入力された入力信号S1の定
められたフレームの先頭と一敗したタイミングでこの応
答信号S2が変調器40から高周波回路41に送られる
。入力信号S1のフレームの先頭と応答信号S2の出力
タイミングとを同期させるために、復調器37のフレー
ム同期回路42からのクロックGK及びタイミング信号
TSが変調器43の送信タイミング発生器43に供給さ
れる。タイミング信号TSは、受信された信号S1のフ
レームの先頭に同期している。
タイミング信号TSが変調器40に供給されると、スペ
クトル拡散され、BPSK変調された応答信号S2が変
調器40から高周波回路41に供給される。
高周波回路41で変調器40からの信号が例えば周波数
1.6GHzの信号に変換され、電力増幅される。そし
て、高周波回路41の出力がアンテナ端子44からアン
テナに供給され、衛星1〜3を介してオペレージロンセ
ンター4に送られる。
なお、上述の例では応答信号S2の送出タイミングを入
力信号S1のフレームの先頭に一致させるようにしてい
るが、応答信号S2の送出タイミングは、入力信号S2
のフレームの先頭に限られず、他の部分に合わせるよう
にしても良い。
前述したように、時間誤差データメモリ31には、応答
時間誤差Δに基づくデータが蓄えられる。
この応答時間誤差Δは、第5図に示すように、テスター
51により計測される。テスター51により計測された
誤差Δが時間誤差データメモリ31に蓄えられる。
すなわち、テスター51は、第6図に示すように、オペ
レーションセンター4から出力する信号と同様な信号(
信号Slをスペクトル拡散し、BPSK変調した信号)
を発生する送信部52と測定されるモービルユニット5
A、5Bの応答信号を受信する受信部53と、応答時間
誤差Δを測定する時間誤差検出回路54とから構成され
る。テスター51の出力端子55とモービルユニット5
A、5Bのアンテナ端子35が接続され、テスター51
の入力端子56とモービルユニ7ト5A。
5Bのアンテナ端子44が接続される。
テスター51の送信部52からの信号が出力端子55か
ら出力され、モービルユニット5A、5Bに供給される
。送信部52から出力される信号の各フレームの先頭で
、送信タイミング発生器57からタイミング信号TSI
が出力される。
テスター51の送信部52からの信号がモービルユニッ
ト5A、5Bに供給されると、モービルユニソ)5A、
5Bで応答信号S2が形成され、モービルユニット5A
、5Bのアンテナ端子44から応答信号S2が変調され
たパケットが出力される。アンテナ端子44からの出力
が入力端子56に供給され、テスター51の受信部53
に供給される。受信部53でモービルユニット5A、5
Bからのパケットが検出されると、受信部53のパケッ
ト同期回路38からタイミング信号TS2が出力される
送信部52の送信タイミング発生器57からのタイミン
グ信号TSI及び受信部53のパケット同期回路58か
らのタイミング信号TS2が時間誤差検出回路54に供
給される。時間誤差検出回路54でタイミング信号TS
Iとタイミング信号TS2との間が計測される。この計
測された時間データが応答時間誤差Δに基づくデータと
して時間誤差データメモリ31に蓄えられる。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、信号SlOフレームの先頭のタイミ
ングに対して応答信号S2が出力されるタイミングの応
答時間誤差が予め機械毎に計測され、この応答時間誤差
が応答信号S2に付加される。この応答時間誤差を用い
て、応答信号S2が衛星1〜3を介して介して届くまで
の時間が補正される。このため、入力信号S1のフレー
ムの先頭のタイミングに対して応答信号S2が出力され
るタイミングが正確に一敗していなくとも、測位誤差が
生じない。また、この発明に依れば、入力信号Slの例
えばフレームの先頭のタイミングと応答信号S2が出力
されるタイミングを正確に一致させる調整をする必要が
ない。また、モービルユニットを構成する素子としてE
CL等の高速素子を用いる必要がない。このため、回路
規模が縮小され、コストダウンをはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用できる衛星測位通信サービスシ
ステムの一例の路線図、@2図及び第3図はこの発明の
一実施例の説明に用いるタイミングチャート、第4図は
モービルユニットの一例のブロック図、第5図は応答時
間誤差の測定の説明に用いるブロック図、第6図はテス
ターの一例のブロック図、第7図及び第8図は、従来の
測位方式の一例及び他の例の説明に用いる路線図アある
。 図面における主要な符号の説明 1.2.1衛星、  4:オペレーションセンター、 
 5A、5B:モービルユニット、  318時間誤差
データメモリ、 37:復調器、 38:端末器、 4
0:変調器 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 第5図 す7−y− 第6図 測イカLシ「戸こ−)−イfゴ 第7図 第8図 手続補正士 目 1、事件の表示 昭和62年特許願第88437号 2、発明の名称 衛星を用いた測位方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京部品用図化品用6丁目7番35号名称(21
8)ソニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 4、代理人 〒170 住所 東京都豊島区東池袋1″];目48番10号6、
補正の対象 明細書の各欄並びに図面 明  細  書(訂正) 7、補正の内容 (1)明細書全文を別紙の通り訂正する。 (2)図面中、第4図、第5図及び第6図を添付図面の
通り訂正する。 た衛星を用いた測位方法。 1、発明の名称 衛星を用いた測位方法 Z特許請求の範囲 固定基地局と移動端末局との間で複数の衛星を介して通
信を行い、上記移動端末局の位置を測位するようにした
衛星を用いた測位方法において、上記固定基地局から送
信された信号を上記衛星を介して上記移動端末局に供給
し、上記移動端末局からは、受信した上記固定基地局か
らの信号に対応して、上記固定基地局に供給する応答信
号を形成し、上記応答信号を2つ以上の衛星を介して固
定基地局に送信し、上記2つ以上の衛星を夫々介された
応答信号の時間差を用いて上記移動端末局の測位を行う
測位方法であって、 上記移動端末局には、予め機械毎の応答時間誤差情報が
記憶される記憶手段が備えられており、上記移動端末局
から上記固定基地局からの信号に対応する応答信号を送
信するに際し、上記応答時間誤差情報を上記応答信号に
付加するようにし3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2つ以上の衛星を用いた測位方法に関する
。 〔発明の概要〕 この発明は、2つ以上の衛星を用いた測位方法において
、予め移動体に載置されるトランスポンダの機械毎の応
答時間誤差が測定され、この応答時間誤差情報が応答信
号に付加されることにより、測位の精度を向上させると
共に、移動体のトランスポンダを構成する素子として高
速動作が可能なものを用いる必要がないようにしたもの
である。 〔従来の技術〕 2つ以上の人工衛星を用いて、車輌や航空機、船舶等の
移動体の測位を行うと共に、メツセージ通信を行える衛
星測位通信サービスシステムが開発されつつある。例え
ば米国特許4359733号明細書には、このような衛
星測位通信サービスシステムについて記載されている。 このような衛星通信サーヒスシステムでは、移動体にト
ランスポンダが載せられ、地上の固定局としてのオペレ
ーションセンターと各移動体との間で衛星を介してメツ
セージ通信が行われる。また、夫々の移動体のトランス
ポンダは、オペレーションセンターから送信されるイン
クロゲーシッン信号に応答する応答信号を2つ以上の夫
々の衛星を夫々介してオペレーションセンターへ送信す
る。これにより、オペレーションセンターでは、2つ以
上の衛星を夫々介されたこの信号の伝搬時間差に基づい
て移動体の位置を求めることができる。 このような衛星測位通信サービスシステムは、例えば運
送会社でトラック運行管理をするのに利用できる。つま
り、例えば運送会社でトラックの運行管理をするのにこ
のシステムを利用する場合には、この運送会社が管理す
るトラックにトランスポンダが載置される。これらのト
ラックは全土に分散して移動し、時々刻々と走行位置が
変化する。この場合、オペレーションセンターとモービ
ルユニットとの間でメツセージ通信が行われ、オペレー
ションセンターでは時々刻々と変化する各トラックの運
行状況や現在位置を知ることができる。このシステムに
よれば、運送会社では顧客に荷物の到着時刻を伝える等
のサービスを行うことができ、また、そのトラックの次
の運行スケジュールを前もって計画でき、効率的な配車
が行える。 ところで、このような衛星測位通信サービスシステムに
は、移動体からオペレーションセンターにメツセージを
一方向に通信する一方向の通信サービスばかりでなく、
移動体とオペレーションセンターの間で双方向にメツセ
ージ通信を行う双方向の通信サービスが考えられている
。この双方向の通信サービスでは、移動体の測位が可能
であるとともに、移動体とオペレーションセンターとの
間で、双方向にメツセージ通信が行われる。したがって
、双方向の通信サービスでは、オペレーションセンター
から移動体に運行指示を与えることもできる。 第7図は、このような衛星測位サービスシステムに用い
られる測位方法の一例を説明するための概念図である。 この測位方法では、4つの衛星を用いて移動体の測位を
行うようにしている。測位は、移動体側でなされる。 第7図において、4つの衛星101〜104には正確な
時計が積まれている。これらの衛星101〜104から
は、夫々、この時計を用いた時刻を基準にして、決まっ
た時刻Ttrに周期的な連続信号が送信される。これら
の4つの衛星101〜104からの信号が移動体105
のトランスポンダで受信される。そして、これらの4つ
の衛星からの信号が移動体105で夫々受信された時刻
が移動体105の時計で計測される。この移動体105
の時計は、誤差Δtを含んでいる。 移動体105の現在位置は、以下のように算出される。 先ず、各衛星101〜104の軌道面上の位置が軌道デ
ータを用いて求められる。この軌道面上の位置が地球の
中心を原点とした3次元直交座標系に変換され、各衛星
101〜104の夫々の位置(X、、Y、、Z、)、(
X、、Y、、L)+(X*、Y3.Z、)。 (X、、Y、、Z、)が求められる。 次に各衛星101〜104の夫々と移動体105との間
の距離L+ (Ll+LLL3.L4)が求められる。 距離り、は、夫々、光速をC1各衛星101〜104か
ら移動体105まで電波が届く時間をT l  (TI
IT!1T31T4)とすると、L1=cT1 として求められる。各衛星101〜104から時刻Tt
rで発信された電波が移動体105の時計で時刻Tre
iでモービルユニット105で受信すれたとすると、距
離L1は ′ L i = c ((Trei−Δ) −T tr) 
・・・・・・(101)となる、ここでΔは、各衛星1
01〜104の時計とモービルユニットの時計との誤差
である。 各衛星101〜104の位置CX+、Yt、Zi )及
び各衛星までの距離Liと移動体105の位置(x、y
、z)は次の関係になる。 L!−(Xt   x)”+ (Yi   y)”+ 
(L −z)”” (102) 式(102)に式(101)を代入すればx、  y、
  z。 Δtを未知数とする4元連立方程式が成り立つ。 これを解くことにより、移動体105の位置がわかる。 第8図は、このような衛星を用いた衛星測位サービスシ
ステムにおける測位方法の他の例を説明するための概念
図である。この例は、移動体の位置をオペレーションセ
ンター側で求めるものである。 第8図に示すシステムでは、3つの衛星を用いることで
夫々の移動体の位置を3次元的に求めることができる。 衛星201は、移動体206からの信号を地上の固定局
205に伝送すると共に、固定局205からの信号を移
動体206に伝送するための静止衛星である。衛星20
2及び203は、移動体206からの信号を固定局20
5に伝送するための静止衛星である。 移動体206の測位を行う場合には、固定局205から
衛星201を介して移動体206にインタロゲーション
信号が送られる。移動体206上のトランスポンダは、
この固定局205からのインクロゲーション信号を受信
し、この受信したインクロゲーション信号に応答する応
答信号を出力する。この応答信号は衛星201を介して
固定局205で受信されると共に、衛星202及び20
3を介して固定局205で受信される。固定局205で
は、これらの衛星201〜203を介して受信された応
答信号の夫々の時間差から移動体206の位置が算出さ
れる。 測位は、所謂三角測量で行われる。すなわち、固定局2
05から衛星201,202,203までの夫々の距離
を夫々12゜8.12゜2.12゜、とし、衛星201
,202,203から移動体206までの距離を夫々7
!□。+ ’ 2ZQ+ f 12゜とする。固定局2
05からインクロゲーション信号が送信される。このイ
ンタロゲーション信号に応答して、移動体206のトラ
ンスポンダから応答信号が出−力される。この応答信号
が移動体206から衛星201.202,203を夫々
介して固定局205に届くまでの時間を夫々t2゜0.
t2゜2.t!。3とし、光速をCとすると、 2 (fgo+  + 42z+o)=CHtool(
12゜1 +2□。) + C1zzo + 2□oz)=CHttoz(2,
。l+jl!!10) + (1,136+1262>= C−t 263が成
り立つ。距離12゜1,12゜t、I!、z。、は既知
であるので、時間tt61、L 26Zr j 201
が求まれば、距離i、□1゜、2.2゜、12.。が求
められる。これにより、移動体206の位置を3次元的
に求めることができる。 また、2つの衛星201.202を用いて移動体の位置
を測位することも可能である。この場合、2次元測定が
可能であり、緯度、経度、高度の情報のうちの1つ例え
ば高度の情報は、既知として測位が行われる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところで、このように、例えば3つの衛星201〜20
3を用い、固定局205からのインクロゲーション信号
が出力されてから、この信号に応答する応答信号が移動
体206上のトランスポンダから衛星201〜203を
夫々介して返ってくるまでの時間差により測位を行うよ
うにした場合、衛星201〜203を介して応答信号が
固定局205に返送されるまでの時間L 201+ t
tour t203が固定局205において正確に測定
されないと、測位誤差が生じる。そのためには、移動体
206に載置されるトランスポンダは、固定局205が
らのインクロゲーシゴン信号に応答して出力される応答
信号を、このインターロゲーション信号ニ完全に時間同
期させる必要がある。しかしながら、実際上インタロゲ
ーシッン信号に対する応答信号のタイムラグは、夫々ト
ランスポンダにおいて固有の値を有する。例えばトラン
スポンダがインターロゲーシゴン信号を受信して応答信
号を送信するまでのタイムラグが前もって設定された値
より1Qnsecずれているとすると、3mの測位誤差
が生じることになる。 このため、従来の衛星測位通信サービスシステムでは、
移動体206のトランスポンダーを構成する回路素子と
してE CL (ea+1tter cupled l
ogic)等の高速素子を用いたり、時間調整用の回路
を挿入したりして、インクロゲーション信号と応答信号
との時間同期を夫々機器の異なるトランスポンダ間で一
致させるようにしている。しかしながら、このような高
速素子を用いると、回路規模が増大すると共に、コスト
アップとなる。また、このような高速素子を用いても、
インクロゲーシッン信号と応答信号との時間同期を完全
に一致させることは難しく、夫々機器の異なるトランス
ポンダ間でタイムラグのばらつきが生じることがある。 また、夫々のトランスポンダ間でタイムラグを一致させ
るための調整も困難である。 したがって、この発明の目的は、夫々の移動体に載置さ
れるトランスポンダのインタロゲーション信号に対する
応答信号のタイムラグを互いに独立して設定し得る衛星
を用いた測位方法を提供することにある。、 この発明の他の目的は、夫々の移動体に載置されるトラ
ンスポンダのインクロゲーション信号に応答する応答信
号のタイムラグのばらつきを許容しても正確な測位を行
える衛星を用いた測位方法を提供することにある。 この発明の更に他の目的は、夫々の移動体に載置される
トランスポンダのインクロゲーシッン信号に対する応答
信号のタイムラグのバラツキを許容することで、高速応
答性能を備える回路の必要性を排除できる衛星を用いた
測位方法を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段] この発明は、固定基地局と移動端末局との間で複数の衛
星を介して通信を行い、移動端末局の位置を測位するよ
うにした衛星を用いた測位方法において、固定基地局か
ら送信された信号を衛星を介して移動端末局に供給し、
移動端末局からは、受信した固定基地局からの信号に対
応して、固定基地局に供給する応答信号を形成し、この
応答信号を2つ以上の衛星を介して固定基地局に送信し
、2つ以上の衛星を夫々介された応答信号の時間差を用
いて移動端末局の測位を行う測位方法であって、移動端
末局には、予め機械毎の応答時間誤差情報が記憶される
記憶手段が備えられており、移動端末局から固定基地局
からの信号に対応する応答信号送信するに際し、応答時
間誤差情報を応答信号に付加するようにした衛星を用い
た測位方法である。 〔作用〕 各トランスポンダのインクロゲーション信号S1のフレ
ームの例えば先頭エツジを基準として応答信号S2が出
力されるタイミングの応答時間誤差が予め計測される。 このトランスポンダに蓄えられた夫々のトランスポンダ
に固有の応答時間誤差データが応答信号S2に内在され
、オペレーションセンター4に送信される。オペレーシ
ョンセンター4では、この応答時間誤差データを用いて
、応答信号S2が衛星1〜3を介し受信される時間が補
正される。このため、インクロゲーション信号S1のフ
レームの例えば先頭エツジに対し応答信号S2が出力さ
れるタイミングが正確に一致していなくとも、このタイ
ミングの乱れによる測位誤差は防止される。また、イン
クロゲーション信号S1の例えばフレームの先頭エツジ
のタイミングと応答信号S2が出力されるタイミングを
正確に一致させる調整が不要となる。また、移動体のト
ランスポンダ構成する素子としてECL等の高速素子を
用いる必要がない。このため、回路規模が縮小され、コ
ストダウンをはかることができる。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。 第1図は、この発明が適用できる衛星測位通信サービス
システムの一例を示すもので、複数台の車輌の運行状況
を管理するのに用いることができるものである。 この衛星測位通信サービスシステムでは、3つの静止衛
星1〜3を用いて、地上の固定局とじてのオペレーショ
ンセンター4と各移動体5A、5Bとのメツセージ通信
が行われると共に、各移動体5A、5Bの位置が衛星1
〜3を用いて3次元(緯度、経度、高度)測位される。 3つの衛星のうち、衛星1はオペレーションセンター4
と夫々の移動体5A、5Bとの間で双方向通信を行うた
めに用いられる。衛星2及び3は各移動体5A、5Bか
らの送信信号をオペレーションセンター4に伝送するた
めに用いられる。オペレーションセンター4は地上に固
定して設置されており、夫々の移動体5A、5Bに載置
されたトランスポンダからの送信信号を衛星1〜3を介
して受信するものである。オペレーションセンター4と
ユーザーセンター6とは、例えば電話回線7を介して結
ばれている。なお、移動体5A、5Bはトラック等の車
両であり、移動体5A、5Bには、夫々トランスポンダ
が載置されている。 オペレーションセンター4と各移動体5A、5Bとは、
衛星!を介して双方向に通信を行える。 すなわち、オペレーションセンター4からは、衛星1に
向けて、搬送周波数例えば2.5GHzの信号が出力さ
れ、この信号が衛星1を介して各移動体5A、5Bに送
られる。各移動体5A、5Bからは、搬送周波数例えば
1.6G)[zの信号が出力され、この信号が衛星1を
介してオペレーションセンター4に送られる。 また、移動体5A、5Bの夫々の現在位置を測位する際
には、オペレーションセンター4から衛星Iを介して送
られるインクロゲーシッン信号に応答して、移動体5A
、5Bに載置されたトランスポンダから夫々の応答信号
が出力される。この応答信号が衛星1を介してオペレー
ションセンター4に送られると共に、衛星2及び3を介
してオペレーションセンター4に送られる。これら衛星
1〜3を介して伝送された夫々の応答信号がオペレーシ
ョンセンター4に到達する時刻には、その伝搬経路の差
異から、時間差が生じる。オペレーションセンター4で
は、これらの時間差に基づいて、移動体5A、5Bの夫
々の位置を求めることができる。 例えば、移動体5Aにアクシデントが発生したとすれば
、この状況は移動体5Aから衛星1を介してオペレーシ
ョンセンター4にメツセージとして伝送される。また、
移動体5Aの現在位置は、オペレーションセンター4か
ら伝送されたインクロゲーシッン信号に応答して移動体
5Aに載置されたトランスポンダから出力される応答信
号が夫々の衛星1〜3を介してオペレーションセンター
4に伝送されることで算出される。これら移動体5Aの
状況や現在地が電話回線7を介してユーザーセンター6
に伝えられる。これにより、ユーザーセンター6では、
夫々の移動体5A、5Bの運行状況や現在位置を知るこ
とができ、効率の良い運行管理が可能となる。上述のよ
うに、移動体5Aにアクシデントが発生し、移動体5B
を救助のために事故現場に向かわせたいとすると、ユー
ザーセンター6からオペレーションセンター4にその旨
の指示が伝えられ、オペレーションセンター4から衛星
1を介して移動体5Bに指令が与えられる。このとき、
移動体5Bには、移動体5Aの状況や現在位置地がオペ
レーションセンター4から衛星を介して刻々伝えられる
ので、移動体5Bは、アクシデントが発生している移動
体5Aの場所まで、素早く到達できる。 この発明は、上述の衛星測位通信サービスシステムに適
用される。前述したように、この衛星測位通信サービス
システムでは、測位を行う際には、オペレーションセン
ター4からのインタロゲーシゴン信号に応答して、夫々
の移動体5A、5Bに載置されたトランスポンダから応
答信号が出力され、この応答信号が衛星1〜3を介して
オペレーションセンター4に送られる。そして衛星1〜
3を介された応答信号が夫々オペレーションセンター4
に到達する時刻の時間差に基づいて夫々の移動体5A、
5Bの位置が求められる。 第2図は、オペレーションセンター4から出力されたイ
ンクロゲーション信号が夫々の移動体5A、5Bに載置
されたトランスポンダで受信され、このインクロゲーシ
ョン信号に応答する応答信号が夫々の移動体5A、5B
に!!置されたトランスボンダから出力され、この応答
信号が夫々衛星1〜3を介して夫々オペレーションセン
ター4で受信されるまでの夫々の時間を示すタイミング
チャートである。 移動体5A、5Bの測位を行う場合、オペレーションセ
ンター4からは、第2図Aに示すように、フレームFl
、F2.F3・・・・・・からなるインクロゲーション
信号S1が出力される。このインクロゲーション信号S
1が第2図Bに示すように、衛星1を介して夫々の移動
体5A、5Bに載置されたトランスポンダで受信される
。オペレーションセンター4からのインクロゲーション
信号S1の夫々のフレームには、夫々の移動体5A、5
Bに対応したフレーム信号が含まれており、夫々の移動
体5A、5Bにi置されたトランスポンダは、このイン
クロゲーション信号Slを受信し、この受信信号をデコ
ードして得たフレーム信号が自分に割当てられたフレー
ム番号と一致すると、第2図Cに示すように、自分に割
当てられたフレーム番号を含む応答信号S2を出力する
。したがって、二の応答信号S2は、オペレーションセ
ンター4から送られるインタロゲーション信号S1が夫
々の移動体5A、5Bに載置されたトランスポンダで受
信された信号(第2図B)中の所定のフレームの先頭エ
ツジと略々一致するタイミングでこのトランスポンダか
ら出力される。この応答信号S2が衛星1〜3を夫々介
してオペレーションセンター4に送られる。 応答信号S2が衛星1〜3を介してオペレーションセン
ター4に到達する時刻は、第2図D〜第2図Fに示すよ
うに、オペレーションセンター4から衛星1〜3までの
夫々の距離及び衛星1〜3からの夫々の移動体5A、5
Bまでの夫々の距離に対応した時間差をもつ。オペレー
ションセンター4において、インクロゲーション信号3
1(第2図A)の各フレームの送信時刻を基準として、
このインクロゲーション信号S1に応答した応答信号S
2が衛星1〜3を介してオペレーションセンター4に届
くまでの時間が計測される。応答信号S2が衛星1を介
して届くまでの時間をtl、応答信号S2が衛星2を介
して届くまでの時間をtl、応答信号S2が衛星3を介
して届くまでの時間をt、とすると、これらの時間tI
+t!+L3により、夫々の移動体の位置(緯度、経度
、高度)が求められる。 例えば、第2図において、移動体5Aの位置を求めると
する。オペレージロンセンター4と衛星lとの間の距離
をfl、衛星1と移動体5Aとの間の距離を!、。とす
ると 2 (N、+L。) =c −t、・・・・・・・・・
(1)となる。なお、Cは光速である。同様に、オペレ
ーションセンター4と衛星2との間の距離をj1!。 、衛星2と移動体5Aとの間の距離を12゜とすると、 (L  +1.。)+(j!*。+j!、)=c−t、
・・・(2)となる。オペレーションセンター4と衛星
3との距離を1’3、衛星3と移動体5Aとの距離を1
3゜とすると、 (1!l+4!+o) +(is。+13)=c−t、
・・・(3)となる、衛星1〜3は静止衛星であり、オ
ペレーションセンター4は地上に固定された固定局であ
るから、距離l8,2□、l、は既知である。このため
、時間t+、tz、tsが求まれば、式(1)〜(3)
により、距離21o、  lx。、l、。を求めること
ができ、これら距MIllo、  it。、!、。を用
いて三角測量の原理を適用するととで、移動体5Aの位
置が算出される。 ところでミこのようにして夫々の移動体5A。 5Bの測位を行う際、夫々の移動体5A、5Bの正確な
位置を測位するためには、夫々の移動体5A、5Bに載
置されたトランスポンダにおいて、オペレーションセン
ター4から送られるインクロゲーション信号S1の例え
ばフレームの先頭エツジの受信時刻とこのインタロゲー
ション信号S1に応答する応答信号S2の出力時刻との
タイミングを正確に一致させる必要がある。ところが、
実際には、夫々の移動体5A、5Bに載置されるトラン
スポンダを構成する回路素子には必ず動作時間誤差があ
るため、応答信号号S2の出力タイミングをオペレーシ
ョンセンター4から送られるインタロゲーション信号S
lの例えばフレームの先頭エツジの受信時刻と正確に一
敗させることは難しい。 そこで、この発明では、夫々の移動体5A、5Bに載置
された個々のトランスポンダの機器毎に、インタロゲー
ション信号S1を受信してから、このインターロゲーシ
ョン信号S1に対する応答信号S2を返信するまでに要
する時間を測定し、夫々の移動体5A、5Bの測位を行
う際には、この応答時間情報を参照することで測位誤差
を防止するようにしている。 第3図A及び第3図Bは、オペレーションセンター4か
ら出力されるインタロゲーシッン信号Sl及び移動体5
A、5Bに載置されたのトランスポンダから出力される
応答信号S2の各フレーム信号伝送フォーマットを夫々
例示するものであり、上述の各トランスポンダ固有の応
答時間情報が夫々の移動体5A、5Bのトランスポンダ
から衛星1〜3を介してオペレーションセンターに送信
される。 第3図Aで示すオペレーションセンター4から送られて
くるインクロゲーション信号S1の各フレームには、同
期信号領域11と、フレーム番号領域12と、メツセー
ジ領域13とが含まれる。 第3図Bで示す移動体に載置されるトランスポンダから
送信される応答信号S2には、同期信号領域21、フレ
ーム番号領域22、メツセージ領域23が含まれる。ま
た、このメツセージ領域23には、応答時間情報を送信
するための応答時間情報領域24が内在される。 オペレーションセンター4から送られてきたインタロゲ
ーション信号S1の各フレームに位置するフレーム番号
を識別し、特定のフレーム番号が自分の移動体に割当て
られたフレーム番号と一致していると、この特定のフレ
ーム番号に対応して割当てられたフレーム番号が応答信
号S2のフレーム番号領域22に設定される。 応答時間情報TEは、各移動体5A、5Bがインクロゲ
ーション信号S1を受信し、このインクロゲーション信
号S1に応答した応答信号S2を送信するまでのタイム
ラグを指示するために設けられている。この応答時間情
報TEとしてオペレーションセンター4に送る情報の一
例としては、トランスポンダの標準的応答時間を基準と
して、その応答時間誤差である。また、他の例としては
、応答時間それ自体を応答時間情報TEとして送信する
ことも考えられる。応答時間誤差を応答時間情報TEと
して伝送すると、例えば−128nsecから+127
nsecまでの間の応答時間誤差ΔLを送信するのに1
バイトの領域が確保される。この応答信号S2が衛星1
〜3を介されてオペレーションセンター4に送られる。 オペレーションセンター4では、この応答信号S2がイ
ンタロゲーション信号S1のどのフレームと対応してい
るかが応答信号S2のフレーム番号領域22の番号から
判断される。そして、各衛星1〜3を介された夫々の応
答信号S2がオペレーションセンター4に到達するまで
の時間差に基づいて夫々の移動体5A、5Bの測位が行
われる。 このとき、応答信号S2に含まれる応答時間情報TEに
より、各移動体5A、5Bから受信された伝送経路の異
なる夫々の信号の受信時刻の補正が行われる。応答時間
情報TEとして伝送されてきた時間誤差値をΔLとする
と、(1)〜(3)式がこのΔtにより補正され、距離
21゜、12゜。 7!3゜が 2 (jL +j!to) =c (t+ ±Δt )
 ・・・・・−(11)C1+ + 1!、+o)+ 
(1!。+1!2)=c (t、±Δt)・・・・・・
(12)(fl +z、。) + (pz。+13)=
c (t、±Δt)・・・(13) となる、したがって、各移動体に載置されたトランスポ
ンダー固有の応答時間を前もって知っておけば、測位演
算を行う際に個々のトランスポンダ毎に受信時刻の補正
が可能となる。すなわち、インターロゲーシゴン信号S
1の例えばフレームの先頭エツジに対する応答信号S2
の出力タイミングが完全に一致しておらず、夫々の移動
体5A、5Bに載置されたトランスポンダ固有のタイム
ラグがあっても、測位することが可能となる。 第4図はこの発明が適用された夫々の移動体5A、5B
に載置されるトランスポンダの要部構成を示すものであ
る。第4図において、31はタイムラグ情報記憶手段と
しての応答時間誤差データメモリであり、この応答時間
誤差データメモリ31には、後述するテスター51を用
いて計測された応答時間誤差Δtに対応したデータが予
め蓄えられている。また、この例では、温度センサー3
2、温度補償のためのデータテーブル33が設けられて
いる。タイムラグ補正手段としての応答時間誤差データ
発生回路34には、応答時間誤差データメモリ31の出
力と温度補償要データテーブル33の出力が供給される
。 夫々の移動体5A、5Bに載置されたトランスポンダを
構成する各回路素子が温度変化の影響を受けることによ
り応答タイムラグが変化することがある。温度センサー
32は、このトランスポンダを構成する回路素子の周囲
温度を測定し、このタイムラグの変化を補償するために
設けられており、温度センサー32の出力信号によって
、温度補償テーブル33が参照される。応答時間誤差デ
ータメモリ31に蓄えられた応答時間誤差データは、こ
の温度補償要データテーブル33の出力信号により補正
される。応答時間誤差データ発生回路34から出力され
るタイムラグを示すデータが応答時間誤差情報TEとし
て応答信号S2に含まれて送信される。 ところで、オペレーションセンター4から送信されたイ
ンターロゲーション信号S1は、PN符号(高速疑似ラ
ンダム符号列)によってスペクトル拡散されており、例
えば、周波数例えば2.50H2の搬送波を用いて伝送
される。このように、スペクトル拡散して信号を伝送す
ることにより、耐干渉性が向上されると共に、秘話性が
向上される。また、測位精度が向上される。このオペレ
ーションセンター4からの信号が衛星lを介して夫々の
移動体5A、5Bのアンテナ59で受信される。アンテ
ナ59で受信された信号がアンテナ端子35から受信回
路36に供給される。 受信回路36で受信された信号が増幅され、所定周波数
の中間周波数に変換され、更に、ベースバンド信号に変
換される。受信回路36の出力が復調器37に供給され
る。 復調器37には、オペレーションセンター4から衛星1
を介して送られてくるスペクトル拡散されたインクロゲ
ーション信号のPN系列と同一のPN系列を発生するP
N信号発生器が設けられている。入力信号のPN符号と
このPN符号発生器の符号とが比較され、相関値が最大
のところで同期ロックされる。これにより、スペクトル
逆拡散がなされる。そして、例えばコスタスループによ
り移相周期が保たれ、データの復調がなされる。 復調されたデータは端末器38に供給される。 端末器38とは、キースイッチやディスプレイ等の入出
力装置を意味する。復調器37から送られてきたデータ
に基づいて、端末器38が動作され、オペレーションセ
ンター4からの指令がディスプレイに映し出される。ま
た、夫々の移動体へ送信すべき情報がキーボード等によ
り入力される。 測位を行う場合、端末器38から第3図Bに示すような
応答信号S2のパケットが形成される。 この応答信号S2には、加算器39で応答時間誤差デー
タ発生回路34からの応答時間誤差情報TEが内在され
、この応答時間誤差情報TEが内在された応答信号S2
が変調器40に供給される。 また、この応答信号S2にはメツセージが含まれる。 変調器46は応答信号S2をPN符号を用いてスペクト
ル拡散し、例えば1,6C;Hzの搬送波を用いて送信
するものである。そして、アンテナ端子35から入力さ
れたインタロゲーション信号S1の所定のフレームの例
えば先頭エツジと一致したタイミングでこの応答信号S
2が変調器40から送信回路41に送られる。インタロ
ゲーション信号Slのフレームの先頭エツジと応答信号
S2の出力タイミングとを同期させるために、復調器3
7のフレーム同期回路42からのクロックCK及びタイ
ミング信号TSが変調器40の送信タイミング発生器4
3に供給される。タイミング信号TSは、受信されたイ
ンクロゲーション信号S1のフレームの先頭エツジに同
期している。タイミング信号TSが変調器40に供給さ
れると、スペクトル拡散された応答信号S2が変調器4
0から送信回路41及びアンテナ60に供給され、1゜
6GHzの搬送波を用いて送信さる。すなわち、送信回
路41の出力がアンテナ端子44から送信アンテナ60
に供給され、衛星1〜3を介してオペレーションセンタ
ー4に送られる。 なお、上述の例では応答信号S2の送出タイミングをイ
ンクロゲージ四ン信号S1のフレームの先頭エツジに一
致させるようにしているが、応答信号S2の送出タイミ
ングは、インクロゲーシッン信号S1のフレームの先頭
エツジに限られることはなく、他の部分に合わせるよう
にしても良い。 前述したように、応答時間誤差データメモリ31には、
応答時間誤差Δtに対応した応答タイムラグデータが蓄
えられる。この応答時間誤差Δtは、第5図に示すよう
に、テスター51により前もって計測される。テスター
51により計測された応答時間誤差Δtが応答時間誤差
データメモリ31に蓄えられる。 テスター51は、第6図に示すように、オペレージラン
センター4から出力するインクロゲーション信号と同様
な信号S′1(インターロゲーション信号S1をスペク
トル拡散及び所定周波数の搬送波を有する信号)を発生
する送信部52と、測定されるトランスポンダ61の応
答信号を受信する受信部53と、応答時間誤差Δtを測
定する時間誤差検出回路54とから構成される。第5図
に示すように、テスター51の出力端子55とトランス
ポンダ61のアンテナ端子35が接続され、テスター5
1の入力端子56とトランスポンダ61のアンテナ端子
44が接続される。 ゛テスター51の送信部52からのインタロゲーション
信号S′lが出力端子55から出力され、トランスポン
ダ61に供給される。送信部52から出力されるインク
ロゲーション信号S’lの各フレームの先頭エツジに対
応して、送信タイミング発生器57からタイミング信号
TSIが出力される。 テスター51の送信部52からのインタロゲーション信
号がトランスポンダ61に供給されると、トランスポン
ダ6エでは応答信号S2が形成され、トランスポンダ6
1のアンテナ端子44からスペクトル拡散され、且つ、
所定周波数の搬送波を有するパケット形式の応答信号S
2が出力される。 アンテナ端子44からの出力信号が入力端子56に供給
され、テスター51の受信部53に供給される。受信部
53で移動体からのパケット形式の応答信号S2が検出
されると、受信部53のパケット同期回路58からタイ
ミング信号TS2が出力される。 送信部52の送信タイミング発生器57からのタイミン
グ信号TSI及び受信部53のパケット同期回路58か
らのタイミング信号TS2が時間誤差検出回路54に供
給される0時間誤差検出回゛路54でタイミング信号T
SIとタイミング信号TS2との間の時間差が計測され
る。この計測された時間差から、前もって設定された夫
々のトランスポンダーの標準的応答時間を差し引くこと
により、この応答時間誤差データがトランスポンダ61
の時間誤差データメモリ31に蓄えられる。 〔発明の効果〕 この発明に依れば、各トランスポンダの機器毎のインタ
ロゲーション信号Slのフレームの例えば先頭エツジを
基準として応答信号S2が出力されるタイミングの応答
時間誤差が予め計測される。 このトランスポンダに蓄えられた夫々のトランスポンダ
に固有の応答時間誤差データが応答信号S2に内在され
、オペレーションセンター4に送信される。オペレーシ
ョンセンター4では、この応答時間誤差データを用いて
、応答信号S2が衛星1〜3を介し受信される時間が補
正される。このため、インクロゲージ式ン信号S1のフ
レームの例えば先頭工χ1.ジに対し応答信号S2が出
力されるタイミングが正確に一致していなくとも、この
タイミングの乱れによる測位誤差は防止される。 また、この発明に依れば、インクロゲーション信号Sl
の例えばフレームの先頭エツジのタイミングと応答信号
S2が出力されるタイミングを正確に一致させる調整が
不要となる。また、移動体のトランスポンダー構成する
素子としてECL等の高速素子を用いる必要がない。こ
のため、回路規模が縮小され、コストダウンをはかるこ
とができる。 4、図面の簡単な説明 第1図はこの発明が適用できる衛星測位通信サービスシ
ステムの一例の説明に用いる路線図、第2図及び第3図
はこの発明の一実施例の説明に用いるタイミングチャー
ト第4図は移動体に載置されるトランスポンダの説明に
用いるブロック図。 第5図は応答時間誤差の測定の説明に用いるブロック図
、第6図はテスターの一例のブロック図。 第7図及び第8図は従来の測位方式の一例及び他の例の
説明に用いる路線図である。 図面における主要な符号の説明 1.2.3:iJi、  4:オペレーシゴンセンター
、 5A、5B:移動体、 31:時間誤差データメモ
リ、 37:復調器、 38:端末器、40:変調器。 代理人   弁理士 杉 浦 正 短 節4図 テスター 第B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 固定基地局と移動端末局との間で複数の衛星を介して通
    信を行い、上記移動端末局の位置を測位するようにした
    衛星を用いた測位方法において、上記固定基地局から送
    信された信号を上記衛星を介して上記移動端末局に供給
    し、上記移動端末局からは、受信した上記固定基地局か
    らの信号に対応して、上記固定基地局に供給する応答信
    号を形成し、上記応答信号を2つ以上の衛星を介して固
    定基地局に送信し、上記2つ以上の衛星を夫々介された
    応答信号の時間差を用いて上記移動端末局の測位を行う
    測位方法であって、 上記移動端末局には、予め機械毎の応答時間誤差情報が
    記憶される記憶手段が備えられており、上記移動端末局
    から上記固定基地局からの信号に対応する応答信号を送
    信するに際し、上記応答時間誤差情報を上記応答信号に
    付加するようにした衛星を用いた測位方法。
JP62088437A 1987-04-10 1987-04-10 衛星を用いた測位方法 Pending JPS63253278A (ja)

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