JP6307147B1 - ボトム衣料 - Google Patents

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【課題】姿勢が悪くなったことに着用者が気付くことができるボトム衣料を提供する。【解決手段】ベース部2と、ベース部2よりも高い伸長応力を示すパワー部3とを有するボトム衣料1であって、パワー部3は、仙骨と、左右の腸骨と、左右の鼠径部の間の前側腹部とを通る骨盤回り部4を有し、骨盤回り部4は、仙骨を覆う骨盤後部4Bと腸骨を覆う骨盤側部4Sと前側腹部を覆う前側部4Fを有し、骨盤側部4Sが骨盤後部4Bよりも身長方向に幅広に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、下半身に着用されるボトム衣料に関するものであり、特に姿勢の改善に好適に用いられるボトム衣料に関するものである。
従来、部分的に伸長応力や緊締力の高い部分を設け、矯正機能やサポート機能を持たせたボトム衣料が知られている。例えば特許文献1には、臀裂の上部近傍から左右の臀部上部近傍を通って左右の大転子近傍に延びる部分と、着用状態で前中心のクロッチ上方から左右の上方に向って延びる部分に緊締部を設けた股付き矯正衣類が開示され、特許文献2には、装着者の腰周りに環状に延在する樹脂パターンを設けた骨盤サポーターが開示され、特許文献3には、緊締力の強い帯状のパワーネットからなり、骨盤周囲を囲繞するように下着本体上部における前身頃の左右両脇部前側から後身頃の周方向全体に亘って縫着された骨盤安定着圧ベルトを備えた骨盤サポート下着が開示されている。
特開2004−107844号公報 特開2010−131363号公報 実用新案登録第3161713号公報
上記のように、従来、矯正機能やサポート機能を持たせたボトム衣料が様々知られているが、このようなボトム衣料は通常、ボトム衣料自身が着用者の骨盤回りをサポートし、骨盤のずれや歪みを矯正することを目指している。例えば特許文献1に開示された矯正衣料では、梨状筋をサポートして仙骨のやや下部を後から押すように作用させるために、臀裂の上部近傍から左右の臀部上部近傍を通って左右の大転子近傍に至るように、着用者の背面側に半円状に延びる緊締部が設けられている(特許文献1の段落0017、0049等を参照)。特許文献2に開示された骨盤サポーターでは、骨盤に適度な締付け力を付与するために装着者の腰周りに環状に延在する樹脂パターンが設けられており、樹脂パターンを設けた部分で身体との良好な密着性を保持するために、樹脂パターンの背面中央部が身長方向に広い幅で形成されている(特許文献2の段落0010、0041、図3等を参照)。特許文献3に開示された骨盤サポート下着では、骨盤の周囲を締め付けて骨盤の歪みを矯正して安定化するために、骨盤周囲を囲繞する骨盤安定着圧ベルトが設けられており、骨盤安定着圧ベルトは後身頃中央部が身長方向に最も幅広に形成されている(特許文献3の段落0030、0034、図2等を参照)。
一方、姿勢を根本から直すためには、自らが良い姿勢をとるよう習慣づけることが重要であり、そのためには、姿勢が悪くなった際に姿勢の悪化に自然に気付くことができれば望ましい。本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、姿勢が悪くなったことに着用者が気付くことができるボトム衣料を提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明のボトム衣料とは、ベース部と、前記ベース部よりも高い伸長応力を示すパワー部とを有するボトム衣料であって、パワー部は、仙骨と、左右の腸骨と、左右の鼠径部の間の前側腹部とを通る骨盤回り部を有し、骨盤回り部は、仙骨の少なくとも一部を覆う骨盤後部と、腸骨の少なくとも一部を覆う骨盤側部と、前側腹部の少なくとも一部を覆う前側部とを有し、骨盤側部が骨盤後部よりも身長方向に幅広に形成されているところに特徴を有する。
本発明のボトム衣料によれば、猫背になったりして着用者の姿勢が悪くなり仙骨が後ろに傾いた際に、後傾した仙骨がパワー部である骨盤回り部に当たり、それによって着用者が違和感を覚え、姿勢が悪くなったことに気付くことができる。また、骨盤回り部が着用者の骨盤回りに環状に配置され、かつ骨盤側部が骨盤後部よりも身長方向に幅広に形成されているため、骨盤側部が腸骨の部分で位置が固定されやすくなり、仙骨が後ろに傾いた際に骨盤後部が伸長してテンションがかかりやすくなる。そのため、本発明のボトム衣料によれば、仙骨が後傾した際にパワー部に当たることによって、それがシグナルとなって着用者が自然に姿勢を正すように意識させることが可能となる。
骨盤後部は、身長方向に最も狭い部分で3cm以上15cm以下の幅を有することが好ましい。このように骨盤後部が形成されていれば、着用者の背部の比較的狭い部分にパワー部が配置されることとなり、姿勢の悪化を着用者に的確に気付かせることが可能となる。
骨盤側部の上端は骨盤後部の上端よりも身長方向に高い位置にあり、骨盤側部の下端は骨盤後部の下端よりも身長方向に低い位置にあることが好ましい。このように骨盤回り部が形成されていれば、仙骨が後傾した際、仙骨を通る水平方向のラインに対しても斜め方向のラインに対しても骨盤後部にテンションがかかるようになり、仙骨が骨盤後部により強く当たりやすくなる。
ボトム衣料は腰開口縁と一対の脚開口縁とを有し、骨盤側部と骨盤後部は、腰開口縁および/または脚開口縁に接しないことが好ましい。このように骨盤回り部が形成されていれば、仙骨が後傾した際に、骨盤側部を腸骨の部分で位置を固定させて、骨盤後部にテンションをかけることが容易になる。
前側部は、骨盤側部と骨盤後部よりも高い伸長応力を有することが好ましい。このように骨盤回り部が形成されていれば、骨盤側部が前側部の方に引っ張られやすくなり、仙骨が後ろに傾いた際に仙骨が骨盤後部に強く当たりやすくなる。
前側部は、骨盤側部よりも身長方向の上方に延びてボトム衣料の腰開口縁まで延在し、身長方向の上方に向かって身幅方向に広がるように形成されていることが好ましい。このように前側部が形成されていれば、着用者の腹部が前側部によってサポートされ、腹部のふくらみを抑えることができる。この際、前側部を、身長方向の上方に向かって身幅方向に広がるように形成することによって、腰開口縁での腹部のシルエットを改善することができる。
ボトム衣料の前身頃の腰開口縁は、後身頃の腰開口縁よりも身長方向に高い位置にあることが好ましい。このようにボトム衣料の腰開口縁を形成することにより、着用者の腹部のより広い範囲がボトム衣料によって覆われ、着用者の腹部のふくらみを抑えることができる。
パワー部はさらに、骨盤側部および骨盤後部と身長方向に離間して、ボトム衣料の腰開口縁に沿って延在する腰回り部を有し、腰回り部単独で、または腰回り部と前側部と合わせて、ボトム衣料の腰開口縁の全体が覆われていることが好ましい。このように腰開口縁の全体に沿ってパワー部が設けられれば、腰開口縁が捲れにくくなり、腰開口縁での腹部のシルエットを改善することができる。
本発明のボトム衣料によれば、姿勢が悪くなり仙骨が後ろに傾くと、後傾した仙骨がパワー部である骨盤回り部に当たり、それによって着用者が違和感を覚え、姿勢が悪くなったことに気付くことができる。そして、それがシグナルとなって着用者が自然に姿勢を正すように意識させることが可能となる。
図1(a)は第1実施態様に係るボトム衣料の正面図を表し、図1(b)は図1(a)に示したボトム衣料の背面図を表す。 図2(a)は第2実施態様に係るボトム衣料の正面図を表し、図2(b)は図2(a)に示したボトム衣料の背面図を表す。 図3(a)は第3実施態様に係るボトム衣料の正面図を表し、図3(b)は図3(a)に示したボトム衣料の背面図を表す。 図4(a)は第4実施態様に係るボトム衣料の正面図を表し、図4(b)は図4(a)に示したボトム衣料の背面図を表す。 図5(a)は第5実施態様に係るボトム衣料の正面図を表し、図5(b)は図5(a)に示したボトム衣料の背面図を表す。 図6は骨盤周りの骨格を身体の背面から見た図を表す。
骨盤は少し前傾している状態が良い姿勢だとされている。しかし、年齢を重ねることで筋力が低下し、それに伴い骨盤を支える筋力も低下してくる。骨盤周りの骨格を身体の背面から見た図を図6に示すが、骨盤には、骨盤最大の骨である腸骨12や、左右の腸骨12の間に位置し脊椎骨の下部に位置する仙骨11などが含まれ、骨盤を支える筋力が低下すると、腸骨12と仙骨11を繋ぐ仙腸関節13がずれて骨盤が開きやすくなり、その結果、仙骨11が後ろに倒れやすくなって、猫背の姿勢となりやすくなる。そして、このような姿勢になると、臀部が下垂したり、また下腹部の筋肉が使われにくくなることによって、下腹部がぽっこりと膨らみやすくなり、プロポーションにも影響が出てくる。
本発明のボトム衣料は、上記のように姿勢が悪くなることに対して、着用者自らが姿勢が悪い状態にあることに気付き、自力で姿勢を正すように意識させることを目指したものである。本発明者らは、姿勢が悪くなる際に仙骨が後傾することに着目し、ボトム衣料の一部に高い伸長応力を示すパワー部を設け、仙骨が後傾した際にパワー部に当たることによって着用者が違和感を覚え、それがシグナルとなり着用者が自力で姿勢を正すように意識させることを可能とするボトム衣料を開発した。
すなわち本発明のボトム衣料とは、ベース部と、前記ベース部よりも高い伸長応力を示すパワー部とを有するボトム衣料であって、パワー部は、仙骨と、左右の腸骨と、左右の鼠径部の間の前側腹部とを通る骨盤回り部を有し、骨盤回り部は、仙骨の少なくとも一部を覆う骨盤後部と、腸骨の少なくとも一部を覆う骨盤側部と、前側腹部の少なくとも一部を覆う前側部とを有し、骨盤側部が骨盤後部よりも身長方向に幅広に形成されているところに特徴を有する。以下、本発明のボトム衣料について図面を参照して詳細に説明する。なお本発明は、図面に示された実施態様に限定されるものではない。
第1実施態様に係るボトム衣料について、図1を参照して説明する。図1(a)は第1実施態様に係るボトム衣料の正面図(前身頃から見た図)を表し、図1(b)は図1(a)に示したボトム衣料の背面図(後身頃から見た図)を表す。なお図面では、パワー部を斜線ハッチングで表しており、パワー部を構成する各部を便宜的に点線で区分して表している。また図面では、着用者が装着した状態のボトム衣料を示しており、ボトム衣料が着用者の胴体や大腿部とともに示されている。
ボトム衣料1(1A)は下半身に着用される衣料であり、腰開口縁6と一対の脚開口縁7とを有する。腰開口縁6によって、着用者の胴を通すための開口(腰開口部)が形成され、脚開口縁7によって、着用者の脚を通すための開口(脚開口部)が形成される。ボトム衣料1はまた、前身頃と後身頃を有する。前身頃と後身頃は、ボトム衣料1を周方向に半分の長さになるように区分し、着用者の前側(腹側)に位置する部分を前身頃とし、着用者の後側(背側)に位置する部分を後身頃とする。
ボトム衣料1は身長方向と身幅方向を有する。身長方向とは、着用者の頭から足にかけての方向に相当し、身幅方向とは、着用者の左右方向に相当する。身長方向に対しては上方と下方が定められ、身幅方向に対しては、身幅方向の中心線(着用者の左右方向の中心線に対応)を基準に、内方と外方が定められる。
ボトム衣料1は、相対的に低い伸長応力を示すベース部2と相対的に高い伸長応力を示すパワー部3とを有する。ボトム衣料1は、パワー部3として、仙骨と、左右の腸骨と、左右の鼠径部の間の前側腹部とを通る骨盤回り部4を有する。すなわち、骨盤回り部4は、仙骨を通って着用者の骨盤回りに環状に配置されている。骨盤回り部4は、仙骨の少なくとも一部を覆う骨盤後部4Bと、腸骨の少なくとも一部を覆う骨盤側部4Sと、前側腹部の少なくとも一部を覆う前側部4Fとに区分され、骨盤側部4Sが骨盤後部4Bよりも身長方向に幅広に形成されている。骨盤後部4Bは、骨盤回り部4のうち仙骨の少なくとも一部を覆う部分であり、ボトム衣料1の後身頃において、例えば骨盤回り部4を身幅方向に3等分したときの中央部に位置する部分と概ね規定される。前側部4Fは、骨盤回り部4のうち左右の鼠径部の間の前側腹部の少なくとも一部を覆う部分であり、ボトム衣料1の前身頃において、例えば骨盤回り部4を身幅方向に3等分したときの中央部に位置する部分と概ね規定される。骨盤側部4Sは、骨盤後部4Bと前側部4Fの間の部分、すなわち骨盤後部4Bと前側部4Fを繋ぐ部分と規定される。
ボトム衣料1は、パワー部3として、骨盤回り部4が仙骨と重なる部分に配置されているため、仙骨が後ろに傾いた際に仙骨が骨盤回り部4に当たり、それによって着用者が違和感を覚え、姿勢が悪くなったことに気付くことができる。また、骨盤回り部4が着用者の骨盤回りに環状に配置され、かつ骨盤側部4Sが骨盤後部4Bよりも身長方向に幅広に形成されているため、骨盤側部4Sが腸骨の部分で位置が固定されやすくなり、仙骨が後ろに傾いた際に骨盤後部4Bが伸長してテンションがかかりやすくなる。そのため、仙骨が後傾した際に、仙骨が骨盤後部4Bに強く当たりやすくなり、違和感を覚えやすくなる。さらに、骨盤後部4Bは身長方向に幅狭に形成されているため、着用者の背部では仙骨を含む比較的狭い部分にパワー部3が配置されることとなり、姿勢の悪化を着用者に的確に気付かせることが可能となる。
骨盤後部4Bは、仙骨のうち、仙腸関節より下方の部分を少なくとも覆うように配置されていることが好ましい。また、仙骨が後ろに傾くと、仙腸関節より下方にある正中仙骨稜が最も後ろに出っ張りやすくなるため、骨盤後部4Bは、仙腸関節より下方にある正中仙骨稜を少なくとも覆うように配置されていることがより好ましい。骨盤後部4Bは臀裂部の一部を覆っていてもよいが、その場合、骨盤後部4Bは、臀裂部の上方側を身長方向に沿った長さの50%以下覆うことが好ましく、30%以下がより好ましく、20%以下がさらに好ましい。骨盤後部4Bは、身長方向に最も狭い部分で3cm以上15cm以下の幅を有することが好ましく、当該幅は5cm以上がより好ましく、また12cm以下がより好ましく、10cm以下がさらに好ましい。なお本発明において、骨盤後部の身長方向の幅などボトム衣料の各部分の長さや形状等は、ボトム衣料を平面に置いた状態で、ボトム衣料を伸長させずに測定することにより規定される。
骨盤側部4Sは、骨盤後部4Bよりも身長方向に幅広に形成されており、好ましくは、骨盤側部4Sの前身頃と後身頃の境界において、骨盤後部4B(例えば、骨盤後部4Bの身幅方向の中心部分)よりも身長方向に幅広に形成されている。骨盤側部4Sはまた、骨盤後部4Bの身長方向に最も狭い部分の少なくとも一部が身幅方向にまっすぐ(すなわち水平方向に)延在する部分を含むように形成されていることが好ましく、より好ましくは、前側部4Fも、骨盤後部4Bの身長方向に最も狭い部分の少なくとも一部が身幅方向にまっすぐ延在する部分を含むように形成されている。
骨盤側部4Sは、骨盤後部4Bよりも身長方向の上方かつ下方に幅が広がるように延在するように形成されていることが好ましい。この場合、骨盤側部4Sの上端は骨盤後部4Bの上端よりも身長方向に高い位置にあり、骨盤側部4Sの下端は骨盤後部4Bの下端よりも身長方向に低い位置にあることが好ましい。このように骨盤回り部4が形成されていれば、仙骨が後傾した際、仙骨を通る水平方向のラインに対しても斜め方向のラインに対しても骨盤後部4Bにテンションがかかるようになり、仙骨が骨盤後部4Bにより強く当たりやすくなる。また、上半身がねじれたような状態で仙骨が後傾した場合でも、骨盤後部4Bにテンションがかかり、仙骨が骨盤後部4Bに好適に当たるようになる。
骨盤側部4Sは、身長方向に最も広い部分で、例えば8cm以上18cm以下の幅を有することが好ましく、当該幅は9cm以上あるいは17cm以下がより好ましい。また、骨盤側部4Sの身長方向に最も広い部分の幅は、骨盤後部4Bの身長方向に最も狭い部分の幅よりも1cm以上広いことが好ましく、2cm以上広いことがより好ましく、3cm以上広いことがさらに好ましい。あるいは、骨盤側部4Sの身長方向に最も広い部分の幅は、骨盤後部4Bの身長方向に最も狭い部分の幅の1.3倍以上が好ましく、1.6倍以上がより好ましく、また4.0倍以下が好ましく、3.0倍以下がより好ましい。骨盤側部4Sは、後身頃においては、身幅方向の最も外方の部分が身長方向に最も幅広に形成されていてもよく、そうでなくてもよい。
骨盤側部4Sと骨盤後部4Bは、腰開口縁6および/または脚開口縁7に接しないように配置されていることが好ましい。すなわち、骨盤側部4Sと骨盤後部4Bは、腰開口縁6に接しないように配置されているか、脚開口縁7に接しないように配置されているか、腰開口縁6と脚開口縁7のいずれにも接しないように配置されていることが好ましい。このように骨盤回り部4が形成されていれば、仙骨が後傾した際に、骨盤側部4Sを腸骨の部分で位置を固定させて、骨盤後部4Bにテンションをかけることが容易になる。より好ましくは、骨盤側部4Sと骨盤後部4Bは、腰開口縁6と脚開口縁7のいずれにも接しないように配置される。また、骨盤側部4Sと骨盤後部4Bの身長方向の下方にはパワー部3が設けられないことが好ましく(ただし下記に説明するクロッチ部を除く)、これにより、パワー部3の接触による違和感を仙骨に集中して与えることができる。
前側部4Fは左右の骨盤側部4Sを繋ぐ部分であり、これにより骨盤回り部4が、仙骨から左右の腸骨を通って鼠径部の間の前側腹部で互いに接続され、着用者の骨盤回りに環状に連続的に配置されることとなる。前側部4Fが左右の骨盤側部4Sを繋ぐことにより、骨盤側部4Sが前側腹部側に引っ張られやすくなるため、仙骨が後ろに傾いても、骨盤側部4Sが腸骨の部分で位置固定されやすくなる。
前側部4Fは、骨盤側部4Sよりも身長方向に幅広に形成されてもよく、幅狭に形成されてもよく、同幅で形成されてもよい。図1に示したボトム衣料1Aでは、前側部4Fは、骨盤側部4Sよりも身長方向に幅狭に形成されている。
前側部4Fは、骨盤側部4Sと骨盤後部4Bよりも高い伸長応力を有していることが好ましい。すなわち骨盤回り部4を構成するパワー部3のうち、骨盤側部4Sと骨盤後部4Bは中パワー部として形成され、前側部4Fは、中パワー部よりも高い伸長応力を示す強パワー部として形成されることが好ましい。このように骨盤回り部4が形成されていれば、骨盤側部4Sが前側部4F側に引っ張られやすくなり、仙骨が後ろに傾いた際に仙骨が骨盤回り部4に強く当たりやすくなる。
前側部4Fは、脚開口縁7に接しないように配置されていることが好ましい。このように前側部4Fが形成されていれば、股間部が窮屈に感じにくくなる。より好ましくは骨盤回り部4の全体が脚開口縁7に接しないように形成され、これにより骨盤回り部4によって骨盤回り全体がサポートされやすくなり、骨盤が開くのを抑えることができる。
ボトム衣料1は、脚開口部の間に位置するクロッチ部(着用者の股間が当たる部分)が、ベース部2よりも高い伸長応力を有するように形成されていてもよい。例えば、クロッチ部には当て布などが取り付けられていてもよい。なお、このようにクロッチ部が形成される場合、前側部4Fはクロッチ部から離間して配置されることが好ましい。例えば、前側部4Fの身長方向の下方縁はベース部2に接していることが好ましい。また、骨盤側部4Sや骨盤後部4Bもクロッチ部から離間して配置されることが好ましい。
次に第2実施態様に係るボトム衣料について、図2を参照して説明する。図2(a)は第2実施態様に係るボトム衣料の正面図(前身頃から見た図)を表し、図2(b)は図2(a)に示したボトム衣料の背面図(後身頃から見た図)を表す。なお、第2実施態様に係るボトム衣料について、上記説明と重複する部分の説明は省略する。
図2に示したボトム衣料1(1B)は、前側部4Fの形状がボトム衣料1Aとは異なる。ボトム衣料1Bでは、前側部4Fが、骨盤側部4Sよりも身長方向の上方に延びて腰開口縁6まで延在し、身長方向の上方に向かって身幅方向に広がるように形成されている。このように前側部4Fが形成されていれば、着用者の腹部が前側部4Fによってサポートされ、腹部のふくらみを抑えることができる。この際、前側部4Fを、身長方向の上方に向かって身幅方向に広がるように形成することによって、腰開口縁6での腹部のシルエットを改善することができる。着用者の腹部のより広い範囲を前側部4Fで覆って腹部のふくらみを抑える点から、前側部4Fは、図2に示すように、骨盤側部4Sよりも身長方向の下方にも延びるように形成されていてもよい。なお、このように前側部4Fを形成する場合、前側部4Fは強パワー部として形成されることが好ましい。
ボトム衣料1Bはまた、前身頃の腰開口縁6が、後身頃の腰開口縁6よりも身長方向に高い位置にあるように形成されている。このようにボトム衣料1Bの腰開口縁6を形成することにより、着用者の腹部のより広い範囲がボトム衣料1Bによって覆われ、着用者の腹部のふくらみを抑えることができる。この場合、前身頃の開口縁6は後身頃の開口縁6よりも身長方向に5mm以上高い位置にあることが好ましく、8mm以上がより好ましく、また50mm以下が好ましく、30mm以下がより好ましい。前身頃の開口縁と後身頃の開口縁の身長方向の位置は、ボトム衣料を平面に置いた状態で規定するものとする。
第3実施態様に係るボトム衣料について、図3を参照して説明する。図3(a)は第3実施態様に係るボトム衣料の正面図(前身頃から見た図)を表し、図3(b)は図3(a)に示したボトム衣料の背面図(後身頃から見た図)を表す。なお、第3実施態様に係るボトム衣料について、上記説明と重複する部分の説明は省略する。
図3に示したボトム衣料1(1C)は、腰開口縁6に沿ってパワー部3がさらに設けられている点で、ボトム衣料1Aとは異なる。ボトム衣料1Cは、パワー部3として、骨盤回り部4と身長方向に離間して、腰開口縁6に沿って延在する腰回り部5が設けられており、腰回り部5によって腰開口縁6の全体が覆われている。このように腰開口縁6の全体に沿ってパワー部3として腰回り部5が設けられれば、ボトム衣料1Cの腰開口縁6が捲れにくくなり、腰開口縁6での腹部のシルエットを改善することができる。腰回り部5は、少なくとも骨盤側部4Sおよび骨盤後部4Bと身長方向に離間して配置されることが好ましく、これにより、骨盤側部4Sと骨盤後部4Bの所望の機能を発揮させやすくなる。すなわち、仙骨が後傾した際に、骨盤後部4Bにテンションをかけることが容易になる。なお、腰回り部5は中パワー部として設けられることが好ましい。腰回り部5は、身長方向の幅が例えば1cm以上6cm以下となるように形成されればよい。
第4実施態様に係るボトム衣料について、図4を参照して説明する。図4(a)は第4実施態様に係るボトム衣料の正面図(前身頃から見た図)を表し、図4(b)は図4(a)に示したボトム衣料の背面図(後身頃から見た図)を表す。なお、第4実施態様に係るボトム衣料について、上記説明と重複する部分の説明は省略する。
図4に示したボトム衣料1(1D)は、図2に示したボトム衣料1Bと図3に示したボトム衣料1Cとを組み合わせた態様となっている。ボトム衣料1Dは、パワー部3として骨盤回り部4と腰回り部5が設けられているが、前側部4Fは腰開口縁6まで延在しており、前側部4Fと腰回り部5と合わせて腰開口縁6の全体が覆われている。この場合、腰回り部5は、腰開口縁6に沿って延在し、骨盤側部4Sおよび骨盤後部4Bから身長方向に離間して配置された部分として規定される。このように前側部4Fと腰回り部5とで腰開口縁6が覆われていてもよく、この場合も、ボトム衣料1Dの腰開口縁6が捲れにくくなり、腰開口縁6での腹部のシルエットを改善することができる。前側部4Fや腰回り部5の好適態様は上記に説明した通りである。
第5実施態様に係るボトム衣料について、図5を参照して説明する。図5(a)は第5実施態様に係るボトム衣料の正面図(前身頃から見た図)を表し、図5(b)は図5(a)に示したボトム衣料の背面図(後身頃から見た図)を表す。なお、第5実施態様に係るボトム衣料について、上記説明と重複する部分の説明は省略する。
図5に示したボトム衣料1(1E)は、パワー部3の輪郭が蛇行線状に形成されている点で、ボトム衣料1Aとは異なる。このようにパワー部3の輪郭が蛇行線状に形成されていれば、パワー部3の外縁で臀部などの肉が食い込みにくくなり、ボトム衣料1Eを着用した際のシルエットを改善することができる。パワー部3の輪郭の蛇行線は、例えば3mm〜20mm程度のピッチ(周期)で形成されればよく、すなわち蛇行線の隣接する頂部間距離が3mm〜20mm程度となるように形成されればよい。なお、図2〜図5に示したボトム衣料1においても、パワー部3の少なくとも一部の輪郭が蛇行線状に形成されていてもよい。
次にベース部とパワー部の構成材料について説明する。ベース部とパワー部は、パワー部がベース部よりも高い伸長応力(伸張力)を示す限り、これらの構成材料は特に限定されない。ベース部とパワー部は伸縮性を有することが好ましく、同程度の長さを伸長させるのに、ベース部は相対的に弱い力を要し、パワー部は相対的に強い力を要するものであることが好ましい。パワー部は、好ましくは、少なくとも身幅方向において、ベース部よりも高い伸長応力を示す。
伸長応力(伸張力)は、30%伸長時の荷重を測定することにより求める。具体的には、測定対象となる試験片を引張試験機で引っ張り、その際の荷重を測定することにより求める。この際、50mmの幅で切り出した試験片を、つかみ間隔が100mmとなるように留め具間に固定する。そして、試験片を引張速度200mm/分で引っ張りながら、留め具間の距離が130mmになったときの荷重を測定し、このときの値を伸長応力(伸張力)とする。測定装置としては、例えば、島津製作所社製の卓上型オートグラフAGS−X 1kNを用いることができる。
ベース部の身幅方向の伸長応力(30%伸長時の応力)の値としては、例えば0.5N以上が好ましく、1.0N以上がより好ましく、また3.5N以下が好ましく、3.0N以下がより好ましい。パワー部の身幅方向の伸長応力(30%伸長時の応力)の値としては、例えば3.8N以上が好ましく、4.3N以上がより好ましく、また18.0N以下が好ましく、15.0N以下がより好ましい。パワー部として中パワー部と強パワー部が設けられる場合は、中パワー部の身幅方向の伸長応力(30%伸長時の応力)の値としては、例えば3.8N以上が好ましく、4.3N以上がより好ましく、また8.5N以下が好ましく、7.5N以下がより好ましく、強パワー部の身幅方向の伸長応力(30%伸長時の応力)の値としては、例えば9.0N以上が好ましく、10.0N以上がより好ましく、また18.0N以下が好ましく、15.0N以下がより好ましい。
30%伸長時の応力に関し、パワー部の身幅方向の伸長応力はベース部の身幅方向の伸長応力の1.5倍以上であることが好ましく、2.0倍以上がより好ましく、また9.0倍以下が好ましく、8.0倍以下がより好ましい。パワー部として中パワー部と強パワー部が設けられる場合は、中パワー部の身幅方向の伸長応力はベース部の身幅方向の伸長応力の1.5倍以上が好ましく、2.0倍以上がより好ましく、また4.0倍以下が好ましく、3.5倍以下がより好ましく、強パワー部の身幅方向の伸長応力はベース部の身幅方向の伸長応力の4.3倍以上が好ましく、4.8倍以上がより好ましく、また9.0倍以下が好ましく、8.0倍以下がより好ましい。
パワー部は、身長方向の伸長応力が身幅方向の伸長応力よりも大きいことが好ましく、これによりパワー部が身長方向よりも身幅方向に伸びやすくなり、仙骨が後傾した際に、骨盤側部を固定位置として骨盤後部が身幅方向に伸長しやすくなる。また、ベース部も身長方向の伸長応力が身幅方向の伸長応力よりも大きいことが好ましい。パワー部とベース部の30%伸長時の応力は、身長方向の伸長応力が身幅方向の伸長応力の1.2倍以上が好ましく、1.5倍以上がより好ましく、また4.0倍以下が好ましく、3.5倍以下がより好ましい。
ベース部とパワー部を設ける方法としては、(1)ベース部とパワー部を伸長応力が互いに異なる材料で構成し、それらの材料を繋ぎ合わせてベース部とパワー部を形成する方法、(2)ベース部とパワー部をそれぞれ織布または編布で構成し、織布の織組織や織密度を変えたり、編布の編組織や編密度を変えたり、織布または編布を構成する糸の種類(例えば、弾性糸や非弾性糸の使用の有無)や太さ等を変えることにより、伸長応力の差を出してベース部とパワー部を形成する方法、(3)ボトム衣料の基材にシート部材を部分的に積層して、当該シート部材を積層した部分をパワー部、それ以外の部分をベース部とする方法、(4)ボトム衣料の基材にポリマー材料を塗布して、ポリマー材料を塗布した部分をパワー部、それ以外の部分をベース部とする方法等が挙げられる。前記(2)の方法では、2種類以上の糸から構成された織布または編布から特定の糸を部分的に除去(抜蝕)することにより、ベース部とパワー部を形成してもよく、この場合、特定の糸が除去(抜蝕)された部分がベース部となり、除去(抜蝕)されなかった部分あるいは所定のパターンで除去(抜蝕)された部分がパワー部となる。前記(3)や前記(4)の方法では、ボトム衣料の基材にシート部材を部分的に積層したり、ポリマー材料を部分的に塗布することによりパワー部を形成してもよく、またボトム衣料の基材にシート部材を積層したり、ポリマー材料を塗布した積層体に対して、シート部材やポリマー材料を部分的に除去することによりパワー部を形成してもよい。
前記(1)や前記(2)の方法でベース部とパワー部を構成する材料、前記(3)や前記(4)の方法で用いられる基材、前記(3)の方法で用いられるシート部材としては、織布、編布、不織布、樹脂シート等が挙げられる。樹脂シートとしては、天然ゴム;スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイソブチレン等の合成ゴム;ポリウレタン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド等の合成樹脂から構成されるシートが挙げられる。前記(4)の方法で用いられるポリマー材料としては、天然ゴム;スチレン−ブタジエン共重合体、ポリイソブチレン等の合成ゴム;ポリウレタン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド等の合成樹脂等が挙げられる。樹脂シートやポリマー材料は、エラストマーであることが好ましい。
前記(2)の方法では、2種類以上の糸から構成された織布または編布から特定の糸を所定のパターンで除去してパワー部を形成してもよく、パワー部を形成する領域で特定の糸を全く除去しなくてもよい。前記(3)や前記(4)の方法では、パワー部が形成される領域にシート部材やポリマー材料を一様に設けてもよく、所定のパターンで設けてもよい。前記パターンを適宜設定することにより、身幅方向の伸長応力と身長方向の伸長応力とに差を生じさせたり、パワー部の領域によって伸長応力に違いを出して、強パワー部と中パワー部を設けたりすることができる。パワー部を形成するパターン(前記(2)の方法では特定の糸が除去されない部分のパターンであり、前記(3)や前記(4)の方法ではシート部材やポリマー材料が設けられた部分のパターン)は、ボトム衣料の周方向に連続的に繋がるように設けられることが好ましいが、一部に断続部分を有していてもよい。なお、断続部分を有する場合でも、断続部分の長さは8mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましく、3mm以下がさらに好ましく、これによりパワー部による効果が奏されやすくなる。ボトム衣料のベース部とパワー部は、例えばセーレン社製のビスコマジック(登録商標)から形成することができる。
以上、本発明のボトム衣料について説明したが、本発明のボトム衣料は、腰開口部と一対の脚開口部を有するものであれば特に限定なく適用することができ、例えば日常着用する衣料(例えばスポーツ用以外の衣料)に好適に用いられる。なお、本発明のボトム衣料は着用者の腰回りに比較的密着して装着されるものが好ましく、そのような観点から、ショートパンツ、スパッツ、タイツ、下着のパンツ等に好適に用いられる。中でも、ボトム衣料は下着のパンツであることが好ましい。下着は日常的に着用され、着用者の肌と直接接触するように密着して装着されるため、本発明のボトム衣料を下着のパンツに適用することにより、着用者自らが日常生活において姿勢の悪化にすぐに気付きやすくなり、良い姿勢をとるよう習慣づけることが容易になる。下着のパンツとしてはショーツやブリーフ等が挙げられ、特に女性用下着のショーツに好ましく用いられる。
1:ボトム衣料
2:ベース部
3:パワー部
4:骨盤回り部、4F:前側部、4S:骨盤側部、4B:骨盤後部
5:腰回り部
6:腰開口縁
7:脚開口縁
11:仙骨
12:腸骨
13:仙腸関節

Claims (8)

  1. ベース部と、前記ベース部よりも高い伸長応力を示すパワー部とを有するボトム衣料であって、
    前記パワー部は、仙骨と、左右の腸骨と、左右の鼠径部の間の前側腹部とを通る骨盤回り部を有し、
    前記骨盤回り部は、仙骨の少なくとも一部を覆う骨盤後部と、腸骨の少なくとも一部を覆う骨盤側部と、前側腹部の少なくとも一部を覆う前側部とを有し、前記骨盤側部が前記骨盤後部よりも身長方向に幅広に形成されていることを特徴とするボトム衣料。
  2. 前記骨盤後部は、身長方向に最も狭い部分で3cm以上15cm以下の幅を有する請求項1に記載のボトム衣料。
  3. 前記骨盤側部の上端は前記骨盤後部の上端よりも身長方向に高い位置にあり、前記骨盤側部の下端は前記骨盤後部の下端よりも身長方向に低い位置にある請求項1または2に記載のボトム衣料。
  4. 前記ボトム衣料は、腰開口縁と一対の脚開口縁とを有し、
    前記骨盤側部と前記骨盤後部は、前記腰開口縁および/または前記脚開口縁に接しない請求項1〜3のいずれか一項に記載のボトム衣料。
  5. 前記前側部は、前記骨盤側部と前記骨盤後部よりも高い伸長応力を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のボトム衣料。
  6. 前記前側部は、前記骨盤側部よりも身長方向の上方に延びてボトム衣料の腰開口縁まで延在し、身長方向の上方に向かって身幅方向に広がるように形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載のボトム衣料。
  7. 前記ボトム衣料の前身頃の腰開口縁は、後身頃の腰開口縁よりも身長方向に高い位置にある請求項1〜6のいずれか一項に記載のボトム衣料。
  8. 前記パワー部はさらに、前記骨盤側部および前記骨盤後部と身長方向に離間して、ボトム衣料の腰開口縁に沿って延在する腰回り部を有し、
    前記腰回り部単独で、または前記腰回り部と前記前側部と合わせて、ボトム衣料の腰開口縁の全体が覆われている請求項1〜7のいずれか一項に記載のボトム衣料。
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