JP6307137B2 - 共鳴音響ノイズを抑制するウィンデージシールドシステムおよび方法 - Google Patents

共鳴音響ノイズを抑制するウィンデージシールドシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示の分野は一般にターボファンエンジンに関し、より詳細には、タービン組立体のロータキャビティ内の空気の温度を低下させるシステムおよび方法に関する。
ターボファンエンジンなどの少なくともいくつかの公知のガスタービンエンジンは、ファン、コアエンジン、およびパワータービンを含む。コアエンジンは、直列流れ関係で一緒に結合された少なくとも1つの圧縮機、燃焼器、および高圧タービンを含む。より詳細には、圧縮機および高圧タービンは、第1の駆動軸を通じて結合されて高圧ロータ組立体を形成する。コアエンジンに入った空気は燃料と混合され、点火されて高エネルギーガス流を形成する。高エネルギーガス流は高圧タービンを通って流れ、高圧タービンを回転可能に駆動し、その結果、軸は圧縮機を回転可能に駆動する。ガス流は、高圧タービンの後方に配置されたパワータービンまたは低圧タービンを通って流れ、膨張する。低圧タービンは、第2の駆動軸に結合されたファンを有するロータ組立体を含む。低圧タービンは、第2の駆動軸を通じてファンを回転可能に駆動する。
少なくともいくつかの公知のターボファンでは、圧縮機から吐出された空気の一部分は、高圧タービンのロータキャビティに向かって送られ、その空気はそこから下流で冷却用に使用される。多くの最新の商用ターボファンは、作動中にターボファンの回転部材の表面と回転部材の周りの空気との間で熱と騒音を発生する。より詳細には、ターボファンの回転部材によって発生する熱は、ロータキャビティを通って流れる圧縮機吐出空気の温度を上昇させる。したがって、圧縮機吐出空気の冷却効率が低下する。
米国特許第8517666号公報
1つの態様では、ウィンデージシールドシステムが提供される。システムは、入口端および出口端を有する環状キャビティを含む。環状キャビティは、冷却流体の流れを入口端から出口端に導くように構成される。システムはまた、環状キャビティと流れ連通状態で結合する冷却流体の流れの源を含む。環状キャビティは静止構成部品と回転構成部品とを境界とし、回転構成部品はウィンデージ効果によって熱を環状キャビティ内にもたらす。システムはまた、出口端と流れ連通状態で結合する冷却通路と、環状キャビティ内で出口端から入口端に向かって延在する第1のウィンデージシールドとを含む。第1のウィンデージシールドは、環状キャビティを少なくとも2つの流路に分ける。例えば、回転構成部品と第1のウィンデージシールドとの間に画定された第1の流路と、静止構成部品と第1のウィンデージシールドとの間に画定された第2の流路とに分ける。その結果、第2の流路の温度がウィンデージ効果による第1の流路の温度よりも低くなるように、冷却通路は第2の流路と流れ連通状態で結合される。
別の態様では、ウィンデージシールドシステムが提供される。システムは、冷却流体が通って流れるように構成され、第1の静止構成部品と第2の静止構成部品とを少なくとも部分的に境界とする冷却通路を含む。システムはまた、冷却通路内に配置された環状キャビティを含む。環状キャビティは、第2の静止構成部品と回転構成部品とを境界とし、回転構成部品は、ウィンデージ効果によって熱を環状キャビティ内にもたらす。システムはまた、回転構成部品によって発生する熱が第2の静止構成部品に向かって伝わることをウィンデージシールドによって制限するように、第2の静止構成部品と回転構成部品との間に延在するウィンデージシールドを含む。
さらに別の態様では、ウィンデージシールドシステムが提供される。システムは、冷却流体の流れが通って流れるように構成され、第1の静止構成部品と第2の静止構成部品とを少なくとも部分的に境界とする冷却通路を含む。システムはまた、冷却通路内に配置された環状キャビティを含む。環状キャビティは、一対の静止構成部品と回転構成部品とを境界とし、回転構成部品は、ウィンデージ効果によって熱を環状キャビティ内にもたらす。システムはまた、回転構成部品によって発生する熱が環状キャビティに向かって伝わることをウィンデージシールドによって制限するように、一対の静止構成部品の間に延在するウィンデージシールドを含む。
本開示のこれらのおよび他の特徴、態様、および利点は、図面全体を通して同様な符号が同様な部品を示す添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読めば、よりよく理解できるであろう。
例示的なターボファンエンジンの概略断面図である。 図1に示すターボファンエンジンに使用することができる例示的な燃焼器組立体の断面図である。 図2に示す燃焼器組立体に使用することができる例示的なウィンデージシールドの斜視断面図である。 代替の補剛機構を有する図2に示す燃焼器組立体に使用することができるウィンデージシールドの斜視断面図である。 代替のウィンデージシールドを有する例示的な燃焼器組立体の断面図である。 領域6に沿って切り取った図2に示す燃焼器組立体の一部分の断面図である。
本明細書で提供する図面は、特に指示しない限り、本開示の実施形態の特徴を示すことを意図している。これらの特徴は、本開示の1つまたは複数の実施形態を備える広範なシステムにおいて適用可能であると考えられる。したがって、図面は、本明細書で開示される実施形態の実施に必要とされる、当業者が知っている従来の特徴のすべてを含めることは意図していない。
以下の明細書および特許請求の範囲において、いくつかの用語に言及するが、それらの用語は、以下の意味を有すると定義するものとする。
単数形「1つ(a)」、「1つ(an)」、および「その(the)」は、文脈においてそうではないと明示しない限り、複数形を含む。
「任意の」または「任意には」という用語は、その用語に続いて記述された事象または状況は起こっても起こらなくてもよく、この記述は、この事象が起こる場合と起こらない場合とを含むことを意味する。
本明細書および特許請求の範囲を通じてここで用いる近似表現は、関連する基本的機能に変化を生じさせることなく変化することが許容される任意の量的表示を修飾するために適用することができる。したがって、「約」、「おおよそ」、および「実質的に」などの用語で修飾された値は、その特定された正確な値に限定されない。少なくともいくつかの場合には、近似表現はその値を測定するための機器の精度に対応することがある。ここで、ならびに本明細書および特許請求の範囲を通して、範囲の限定は組み合せることができる、かつ/または交換することができ、このような範囲は、文脈または用語がそうでないことを示さない限り、そこに含まれるすべての部分範囲として特定され、かつ部分範囲を含む。
本開示の実施形態は、ターボファンなどのタービンエンジン、およびその製造方法に関する。より詳細には、本明細書で説明するタービンエンジンは、例えば、タービンエンジンの高圧タービンのロータキャビティ内の重要な場所に配置された1つまたは複数のウィンデージシールドを含む。例えば、1つまたは複数のウィンデージシールドは、ロータキャビティを通って流れる冷却流体の流路に沿って配置される。ウィンデージシールドはロータキャビティ内で回転構成部品に対して配置されて、回転構成部品によって発生する熱が冷却流体に伝わることを制限する。したがって、ロータキャビティを通って流れる冷却流体の少なくとも一部分の温度は低くなり、それによって、そこから下流の冷却構成部品を冷却するために使用されるとき、冷却効率が上昇する。
図1は、ファン組立体102、低圧またはブースタ圧縮機104、高圧圧縮機106、および燃焼器組立体108を含む例示的なターボファンエンジン100の概略図である。ファン組立体102、ブースタ圧縮機104、高圧圧縮機106、および燃焼器組立体108は、流れ連通状態で結合される。ターボファンエンジン100はまた、燃焼器組立体108および低圧タービン112と流体連通状態で結合された高圧タービン110を含む。ファン組立体102は、ロータディスク116から半径方向外向きに延在する一列のファンブレード114を含む。低圧タービン112は、第1の駆動軸118によってファン組立体102およびブースタ圧縮機104に結合され、高圧タービン110は第2の駆動軸120によって高圧圧縮機106に結合される。ターボファンエンジン100は吸気口122および排気口124を有する。ターボファンエンジン100はさらに中心線126を含み、この中心線126の周りを、ファン組立体102、ブースタ圧縮機104、高圧圧縮機106、ならびにタービン組立体110および112が回転する。さらに、減速歯車装置128は、ファン組立体102と低圧タービン112との間で第1の駆動軸118に沿って結合される。
作動中、吸気口122を通ってターボファンエンジン100に入った空気は、ファン組立体102を通ってブースタ圧縮機104に向かって送られる。圧縮空気は、ブースタ圧縮機104から高圧圧縮機106に向かって吐出される。高圧の圧縮空気は、高圧圧縮機106から燃焼器組立体108に向かって送られて、燃料と混合され、その混合気は燃焼器組立体108内で燃焼する。燃焼器組立体108によって発生した高温の燃焼ガスはタービン組立体110および112に向かって送られる。低圧タービン112は第1の回転速度で回転し、歯車装置128は、ファン組立体102が第1の回転速度より低い第2の回転速度で回転するように動作する。これに続いて燃焼ガスは排気口124を経てタービンエンジン組立体100から排出される。
図2は、ターボファンエンジン100(図1に示す)に使用することができる燃焼器組立体108の断面図である。例示的な実施形態では、燃焼器組立体108は、外側燃焼器ケーシング202と内側燃焼器ケーシング204との間に配置された燃焼器ライナ200を含む。燃焼器ライナ200は、燃焼器組立体108の中心線206の周りを周方向に延在して、その中に燃焼室208が画定される。さらに、外側燃焼器ケーシング202および内側燃焼器ケーシング204は中心線206の周りを周方向に延在して、半径方向外側の通路210および半径方向内側の通路212が、燃焼器ライナ200とケーシング202および204との間に画定される。環状のドーム組立体214は燃焼器ライナ200と燃料ノズル216との間にあって、それらと結合され、燃料ノズル216は外側燃焼器ケーシング202を通って延在してドーム組立体214に結合する。予混合器218は、燃料ノズル216から燃料を受け入れ、高圧圧縮機106(図1に示す)から送られた圧縮空気の第1の流れ220を受け入れる。燃料と空気は予混合器218によって旋回させられ、混ぜ合わされ、その結果生じた燃料−空気混合物は燃焼室208内に吐出される。燃料−空気混合物は燃焼して出口ノズル222を通って、高圧タービン110(図1に示す)に向かって送られる。
さらに、ターボファンエンジン100は、高圧圧縮機106(すなわち、冷却流体源)から送られる圧縮空気の第2の流れ226の少なくとも一部分の温度を低下させるためのウィンデージシールドシステム224を含む。より詳細には、ウィンデージシールドシステム224は、入口端230および出口端232を有する第1の環状キャビティ228を含む。第1の環状キャビティ228は冷却流体源と流れ連通状態で結合され、冷却流体の流れ(すなわち、圧縮流体の第2の流れ226)を入口端230から出口端232に導く。さらに、第1の環状キャビティ228は、静止構成部品と、第1の環状キャビティ228内にウィンデージ効果によって熱をもたらす回転構成部品とを少なくとも部分的に境界とする。例示的な実施形態では、静止構成部品は、第1の環状キャビティ228から半径方向外側に配置された前部内側ノズルサポート233であり、回転構成部品は、第1の環状キャビティ228から半径方向内側に配置された第2の駆動軸120である。ウィンデージシールドシステム224はまた、第1の環状キャビティ228の出口端232と流れ連通状態で結合された冷却通路234を含む。
例示的な実施形態では、第1のウィンデージシールド236は、第1の環状キャビティ228内で出口端232から入口端230に向かって延在している。したがって、第1のウィンデージシールド236は、第1の環状キャビティ228を少なくとも2つの流路に分ける。例えば、回転構成部品と第1のウィンデージシールド236との間に画定された第1の流路238と、静止構成部品と第1のウィンデージシールド236との間に画定された第2の流路240とに分ける。したがって、圧縮空気の第2の流れ226は、第1の流路238と第2の流路240とに分けられる。第2の流路240を通って流れる冷却流体(すなわち、圧縮空気)のウィンデージ効果による温度が、第1の流路238を通って流れる冷却流体のウィンデージ効果による温度よりも低くなるように、冷却通路234は第2の流路240と流れ連通状態で結合される。より詳細には、第1のウィンデージシールド236は、回転構成部品によって発生する熱が、第2の流路240を通って流れる冷却流体の温度を上昇させることを制限するように配置される。
図3は、燃焼器組立体108(図2に示す)に使用することができる第1のウィンデージシールド236の斜視断面図である。例示的な実施形態では、第1のウィンデージシールド236は概ね円筒形である。したがって、第1のウィンデージシールド236は、第1の環状キャビティ228(図2に示す)内に配置されると、第1の環状キャビティ228内で回転構成部品の少なくとも一部分を囲んで、回転構成部品によって発生する熱が冷却流体の温度を上昇させることを容易に制限する。代替の実施形態では、第1のウィンデージシールド236は、中心線126の周りを周方向に離間した複数のウィンデージシールドセグメントを含む。
第1のウィンデージシールド236はまた、第1のウィンデージシールド236の前部縁242の周りを周方向に延在する補剛機構を含むことができる。補剛機構は、冷却流体が流れていくことによって生じる第1のウィンデージシールド236の振動を容易に低減する。第1のウィンデージシールド236は、ウィンデージシールドシステム224(図2に示す)が本明細書で説明するように機能することを可能にする任意の補剛機構を含むことができる。例えば、例示的な実施形態では、第1のウィンデージシールド236は、前部縁242に曲がったリップ部244を含む。代替の補剛機構は下記で説明される。
図4は、代替の補剛機構を含む第1のウィンデージシールド236の斜視断面図である。例示的な実施形態では、第1のウィンデージシールド236は、第1のウィンデージシールド236の周りを周方向に離間した溝または山246を交互に有する軸方向に延在する波形の補剛機構を含む。第1のウィンデージシールド236の振動を容易に低減する溝または山246の数は、第1のウィンデージシールド236において任意に決めることができる。
図5は、代替の第1のウィンデージシールド248を有する燃焼器組立体108の断面図である。例示的な実施形態では、第1のウィンデージシールド248は、第1の流路238および第2の流路240のうちの少なくとも1つを形づくる曲がった断面を有する。より詳細には、第1のウィンデージシールド248の少なくとも一部分は、第1のウィンデージシールド248の曲がった部分が第2の駆動軸120の輪郭に実質的に合うように、第2の駆動軸120の方に曲がっている。したがって、第2の流路240の容積は、第1のウィンデージシールド236(図2に示す)によって画定された第2の流路240に比べると大きくなり、それによって、その中の冷却流体の温度を第1のウィンデージシールド236よりも低くとどめることができる。第1のウィンデージシールド236と第2の駆動軸120との間の流路面積を一定に保つことによって、冷却流の軸方向速度は実質的に一定にとどまり、それによって、ウィンデージによる温度上昇が起こり得る第2の流路240内の冷却流体の滞留時間を短くする。
図6は、領域6に沿って切り取った燃焼器組立体108(図2に示す)の一部分の断面図である。例示的な実施形態では、燃焼器組立体108は、冷却通路234内に配置された第2の環状キャビティ250および第3の環状キャビティ258を含む。第2の環状キャビティ250は、第2の静止構成部品と第2の回転構成部品とを境界とする。例えば、第2の静止構成部品は具体的には前部外側シール静止構成部品252であり、第2の回転構成部品は具体的には第2の駆動軸120(図2に示す)に結合されたロータホイール256の第1の部分254である。第3の環状キャビティ258は、一対の静止構成部品と第3の回転構成部品とを境界とする。例えば、一対の静止構成部品は具体的には後部内側ノズル静止構成部品260であり、第3の回転構成部品は具体的にはロータホイール256の第2の部分262である。第3の環状キャビティ258は、タービンロータ組立体266のホイールスペース264内に配置され、第3の環状キャビティ258は、冷却通路234を通って流れる冷却流体の流れの直接の流路の外側に配置される。
第2の駆動軸120と同様に、ロータホイール256は、第2および第3の環状キャビティ250および258内にウィンデージ効果によって熱をもたらす。例示的な実施形態では、ウィンデージシールドシステム224は、ロータホイール256の第1の部分254によって発生する熱が第2の静止構成部品に向かって伝わることを第2のウィンデージシールド268によって制限するように、第2の静止構成部品と第2の回転構成部品との間に延在する第2のウィンデージシールド268を含む。第2の静止構成部品は冷却通路234を少なくとも部分的に画定する。したがって、第2のウィンデージシールド268は、第2の回転構成部品によって発生した熱を吸収し、第2の環状キャビティ250内のウィンデージ容積を減らし、その結果、冷却通路234を通って流れる冷却流体に第2の静止構成部品から伝わる熱量を減らす。
例示的な実施形態では、第2のウィンデージシールド268は、第2の静止構成部品の第1の部分270と第2の部分272との間を実質的に半径方向に延在する。より詳細には、第2のウィンデージシールド268は、第2の回転構成部品と第2の静止構成部品の曲がった部分274との間に配置される。曲がった部分274は、第2の静止構成部品の第1の部分270と第2の部分272との間を延在する。
第2のウィンデージシールド268はまた、第2のウィンデージシールド268の自由端276に配置された補剛機構を含む。補剛機構は、流体が流れていくことによって生じる第2のウィンデージシールド268の振動を容易に低減する。第2のウィンデージシールド268は、ウィンデージシールドシステム224が本明細書で説明するように機能することを可能にする任意の補剛機構を含むことができる。例えば、例示的な実施形態では、第2のウィンデージシールド268は、自由端276に曲がったリップ部278を含む。
いくつかの実施形態では、ウィンデージシールドシステム224はまた、第3の環状キャビティ258の境界となる一対の静止構成部品の間を延在する第3のウィンデージシールド280を含む。したがって、ロータホイール256の第2の部分262によって発生する熱が第3の環状キャビティ258に向かって伝わることを第3のウィンデージシールド280によって制限する。第3のウィンデージシールド280は、一対の静止構成部品の少なくとも1つの静止構成部品と一体で形成され、一対の静止構成部品の間を実質的に半径方向に延在する。したがって、第3のウィンデージシールド280がなければ開放されたキャビティとなって冷却通路234を通って流れる冷却流体がウィンデージによって温度上昇されるが、第3のウィンデージシールド280は、それを容易に制限する。
本明細書で説明した方法、システム、および装置の例示的な技術的効果は、(a)ロータキャビティを通って流れる冷却流体の温度を低下させること、および(b)ロータキャビティを通って流れる冷却流体の冷却効率を上昇させること、のうちの少なくとも1つを含む。
ウィンデージシールドの例示的な実施形態を上記で詳細に説明している。本ウィンデージシールドは本明細書で説明した特定の実施形態に限定されるものではなく、むしろ、本方法のシステムの構成部品および/またはステップは、本明細書で説明した他の構成部品および/またはステップとは独立に、かつ別々に利用することができる。例えば、本ウィンデージシールドはまた、ウィンデージ効果によって冷却流体に伝わる熱を制限することから恩恵を受ける他のシステムと組合せて使用することができ、それは本明細書で説明したシステムおよび方法だけを使って実施することに限定されるものではない。むしろ、例示的な実施形態は、多くの他の機械用途と関連して実施および利用することができる。
本開示の様々な実施形態の特定の特徴は、いくつかの図面には示され、他の図面には示されていないことがあるが、これは単に便宜上のことである。本開示の原理にしたがって、ある図面の任意の特徴は、任意の他の図面の任意の特徴と組合せて参照および/または特許請求することができる。
本明細書では、最良の態様を含む例を用いて実施形態を開示し、また、任意の装置またはシステムの作製および使用、ならびに任意の組み入れられた方法の実施を含め、当業者が本実施形態を実施できるように本発明を開示している。本開示の特許性を有する範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が想到する他の例を含むことができる。このような他の例は、特許請求の範囲の文言と相違ない構成要素を含む場合、または特許請求の範囲の文言と実質的に相違ない等価の構成要素を含む場合、特許請求の範囲内であることを意図されている。
最後に、代表的な実施態様を以下に示す。
[実施態様1]
入口端(230)および出口端(232)を有し、冷却流体の流れを前記入口端(230)から前記出口端(232)に導くように構成された環状キャビティ(228)と、
前記環状キャビティ(228)と流れ連通状態で結合する冷却流体の流れの源であって、前記環状キャビティ(228)が、静止構成部品(233)と回転構成部品(120)とを境界とし、前記回転構成部品(120)がウィンデージ効果によって熱を前記環状キャビティ(228)内にもたらす、流れの源と、
前記出口端(232)と流れ連通状態で結合する冷却通路(234)と、
前記環状キャビティ(228)内で前記出口端(232)から前記入口端(230)に向かって延在し、前記環状キャビティ(228)を少なくとも2つの流路に分ける第1のウィンデージシールド(236)であって、第1の流路(238)が前記回転構成部品(120)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、第2の流路(240)が前記静止構成部品(233)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、前記第2の流路(240)の温度がウィンデージ効果による前記第1の流路(238)の温度よりも低くなるように、前記冷却通路(234)が前記第2の流路(240)と流れ連通している、第1のウィンデージシールド(236)と
を備えるウィンデージシールドシステム(224)。
[実施態様2]
前記静止構成部品(233)が、前記環状キャビティ(228)から半径方向外側にある、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様3]
前記回転構成部品(120)が、前記環状キャビティ(228)から半径方向内側にある、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様4]
前記第1のウィンデージシールド(236)が円筒形である、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様5]
前記第1のウィンデージシールド(236)がガスタービンエンジンのロータ(120)の少なくとも一部分を囲む、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様6]
前記第1のウィンデージシールド(236)が、前記第1のウィンデージシールド(236)の前部縁(242)の周りを周方向に延在する補剛機構(244)を備える、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様7]
前記第1のウィンデージシールド(236)が、前記第1のウィンデージシールド(236)の周りを周方向に離間した溝および山246を交互に有する軸方向に延在する波形の補剛機構を備える、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様8]
前記第1のウィンデージシールド(236)が、前記第1の流路(238)および前記第2の流路(240)のうちの少なくとも1つを形づくるように構成された曲がった断面を備える、実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様9]
前記冷却通路(234)内に配置され、第2の静止構成部品(252)と第2の回転構成部品(254)とを境界とする第2の環状キャビティ(250)であって、前記第2の回転構成部品(254)が、ウィンデージ効果によって熱を前記第2の環状キャビティ(250)内にもたらす、第2の環状キャビティ(250)と、
第2のウィンデージシールド(268)であって、前記第2の回転構成部品(254)によって発生する前記熱が前記第2の静止構成部品(252)に向かって伝わることを前記第2のウィンデージシールド(268)によって制限するように前記第2の静止構成部品(252)と前記第2の回転構成部品(254)との間に延在する第2のウィンデージシールド(268)と
をさらに備える実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様10]
前記冷却通路(234)内に配置され、一対の静止構成部品(260)と第3の回転構成部品(262)とを境界とする第3の環状キャビティ(258)であって、前記第3の回転構成部品(262)が、ウィンデージ効果によって熱を前記第3の環状キャビティ(258)内にもたらす、第3の環状キャビティ(258)と、
第3のウィンデージシールド(280)であって、前記回転構成部品(262)によって発生する前記熱が前記環状キャビティ(258)に向かって伝わることを前記第3のウィンデージシールド(280)によって制限するように前記一対の静止構成部品の間を延在する第3のウィンデージシールド(280)と
をさらに備える実施態様1に記載のシステム(224)。
[実施態様11]
冷却流体の流れが通って流れるように構成され、第1の静止構成部品と第2の静止構成部品(252)とを少なくとも部分的に境界とする冷却通路(234)と、
前記冷却通路(234)内に配置され、前記第2の静止構成部品(252)と回転構成部品(254)とを境界とする環状キャビティ(250)であって、前記回転構成部品(254)が、ウィンデージ効果によって熱を前記環状キャビティ(250)内にもたらす、環状キャビティ(250)と、
第1のウィンデージシールド(268)であって、前記回転構成部品(254)によって発生する前記熱が前記第2の静止構成部品(252)に向かって伝わることを前記第1のウィンデージシールド(268)によって制限するように、前記第2の静止構成部品(252)と前記回転構成部品(254)との間に延在する第1のウィンデージシールド(268)と
を備えるウィンデージシールドシステム(224)。
[実施態様12]
前記第1のウィンデージシールド(268)が、前記第2の静止構成部品(252)の第1の部分(270)と第2の部分(272)との間を実質的に半径方向に延在する、実施態様11に記載のシステム(224)。
[実施態様13]
前記第1のウィンデージシールド(268)が、前記回転構成部品(254)と、前記静止構成部品(252)の前記第1の部分(270)と前記第2の部分(272)との間を延在する前記第2の静止構成部品(252)の曲がった部分(274)との間に配置される、実施態様12に記載のシステム(224)。
[実施態様14]
前記第1のウィンデージシールド(268)が、前記第1のウィンデージシールド(268)の自由端(276)に配置された補剛機構(278)を備える、実施態様11に記載のシステム(224)。
[実施態様15]
前記冷却通路(234)内に配置され、一対の静止構成部品(260)と第3の回転構成部品(262)とを境界とする第2の環状キャビティ(258)であって、前記第3の回転構成部品(262)が、ウィンデージ効果によって熱を前記第2の環状キャビティ(258)内にもたらす、第2の環状キャビティ(258)と
第2のウィンデージシールド(280)であって、前記第3の回転構成部品(262)によって発生する前記熱が前記第2の環状キャビティ(258)に向かって伝わることを前記第2のウィンデージシールド(280)によって制限するように前記一対の静止構成部品(260)の間を延在する第2のウィンデージシールド(280)と
をさらに備える実施態様11に記載のシステム(224)。
[実施態様16]
冷却流体の流れが通って流れるように構成され、第1の静止構成部品と第2の静止構成部品(252)とを少なくとも部分的に境界とする冷却通路(234)と、
前記冷却通路(234)内に配置され、一対の静止構成部品(260)と回転構成部品(262)とを境界とする環状キャビティ(258)であって、前記回転構成部品(262)が、ウィンデージ効果によって熱を前記環状キャビティ(258)内にもたらす、環状キャビティ(258)と、
第1のウィンデージシールド(280)であって、前記回転構成部品(262)によって発生する前記熱が前記環状キャビティ(258)に向かって伝わることを前記第1のウィンデージシールド(280)によって制限するように、前記一対の静止構成部品(260)の間に延在する第1のウィンデージシールド(280)と
を備えるウィンデージシールドシステム(224)。
[実施態様17]
前記第1のウィンデージシールド(280)が、前記一対の静止構成部品(260)の少なくとも1つの静止構成部品と一体で形成される、実施態様16に記載のシステム(224)。
[実施態様18]
前記第1のウィンデージシールド(280)が、前記一対の静止構成部品(260)の間を実質的に半径方向に延在する、実施態様16に記載のシステム(224)。
[実施態様19]
前記環状キャビティ(258)が、タービンロータ組立体(266)のホイールスペース(264)内に配置される、実施態様16に記載のシステム(224)。
[実施態様20]
前記環状キャビティ(258)が、前記冷却通路(234)を通って流れる冷却流体の前記流れの直接の流路の外側に配置される、実施態様16に記載のシステム(224)。
100 ターボファンエンジン
102 ファン組立体
104 ブースタ圧縮機
106 高圧圧縮機
108 燃焼器組立体
110 高圧タービン
112 低圧タービン
114 ファンブレード
116 ロータディスク
118 第1の駆動軸
120 第2の駆動軸
122 吸気口
124 排気口
126 中心線
128 歯車装置
200 燃焼器ライナ
202 外側燃焼器ケーシング
204 内側燃焼器ケーシング
206 中心線
208 燃焼室
210 半径方向外側の通路
212 半径方向内側の通路
214 ドーム組立体
216 燃料ノズル
218 予混合器
220 第1の流れ
222 出口ノズル
224 ウィンデージシールドシステム
226 第2の流れ
228 第1の環状キャビティ
230 入口端
232 出口端
233 内側ノズルサポート
234 冷却通路
236 第1のウィンデージシールド
238 第1の流路
240 第2の流路
242 前部縁
244 曲がったリップ部
246 溝または山
248 第1のウィンデージシールド
250 第2の環状キャビティ
252 外側シール静止構成部品
254 第1の部分
256 ロータホイール
258 第3の環状キャビティ
260 内側ノズル静止構成部品
262 第2の部分
264 ホイールスペース
266 タービンロータ組立体
268 第2のウィンデージシールド
270 第1の部分
272 第2の部分
274 曲がった部分
276 自由端
278 曲がったリップ部
280 第3のウィンデージシールド

Claims (10)

  1. 入口端(230)および出口端(232)を有し、冷却流体の流れを前記入口端(230)から前記出口端(232)に導くように構成された環状キャビティ(228)と、
    前記環状キャビティ(228)と流れ連通状態で結合する冷却流体の流れの源であって、前記環状キャビティ(228)が、静止構成部品(233)と回転構成部品(120)とを境界とし、前記回転構成部品(120)がウィンデージ効果によって熱を前記環状キャビティ(228)内にもたらす、流れの源と、
    前記出口端(232)と流れ連通状態で結合する冷却通路(234)と、
    前記環状キャビティ(228)内で前記出口端(232)から前記入口端(230)に向かって延在し、前記環状キャビティ(228)を少なくとも2つの流路に分ける第1のウィンデージシールド(236)であって、第1の流路(238)が前記回転構成部品(120)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、第2の流路(240)が前記静止構成部品(233)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、前記第2の流路(240)の温度がウィンデージ効果による前記第1の流路(238)の温度よりも低くなるように、前記冷却通路(234)が前記第2の流路(240)と流れ連通している、第1のウィンデージシールド(236)と
    を備え
    前記第1のウィンデージシールド(236)が、前記第1のウィンデージシールド(236)の周りを周方向に離間した溝および山246を交互に有する軸方向に延在する波形の補剛機構を備える、ウィンデージシールドシステム(224)。
  2. 前記静止構成部品(233)が、前記環状キャビティ(228)から半径方向外側にある、請求項1記載のシステム(224)。
  3. 前記回転構成部品(120)が、前記環状キャビティ(228)から半径方向内側にある、請求項1記載のシステム(224)。
  4. 前記第1のウィンデージシールド(236)が円筒形である、請求項1記載のシステム(224)。
  5. 前記第1のウィンデージシールド(236)がガスタービンエンジンのロータ(120)の少なくとも一部分を囲む、請求項1記載のシステム(224)。
  6. 前記第1のウィンデージシールド(236)が、前記第1のウィンデージシールド(236)の前部縁(242)の周りを周方向に延在する補剛機構(244)を備える、請求項1記載のシステム(224)。
  7. 前記第1のウィンデージシールド(236)が、前記第1の流路(238)および前記第2の流路(240)のうちの少なくとも1つを形づくるように構成された曲がった断面を備える、請求項1記載のシステム(224)。
  8. 入口端(230)および出口端(232)を有し、冷却流体の流れを前記入口端(230)から前記出口端(232)に導くように構成された環状キャビティ(228)と、
    前記環状キャビティ(228)と流れ連通状態で結合する冷却流体の流れの源であって、前記環状キャビティ(228)が、静止構成部品(233)と回転構成部品(120)とを境界とし、前記回転構成部品(120)がウィンデージ効果によって熱を前記環状キャビティ(228)内にもたらす、流れの源と、
    前記出口端(232)と流れ連通状態で結合する冷却通路(234)と、
    前記環状キャビティ(228)内で前記出口端(232)から前記入口端(230)に向かって延在し、前記環状キャビティ(228)を少なくとも2つの流路に分ける第1のウィンデージシールド(236)であって、第1の流路(238)が前記回転構成部品(120)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、第2の流路(240)が前記静止構成部品(233)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、前記第2の流路(240)の温度がウィンデージ効果による前記第1の流路(238)の温度よりも低くなるように、前記冷却通路(234)が前記第2の流路(240)と流れ連通している、第1のウィンデージシールド(236)と、
    前記冷却通路(234)内に配置され、第2の静止構成部品(252)と第2の回転構成部品(254)とを境界とする第2の環状キャビティ(250)であって、前記第2の回転構成部品(254)が、ウィンデージ効果によって熱を前記第2の環状キャビティ(250)内にもたらす、第2の環状キャビティ(250)と、
    第2のウィンデージシールド(268)であって、前記第2の回転構成部品(254)によって発生する前記熱が前記第2の静止構成部品(252)に向かって伝わることを前記第2のウィンデージシールド(268)によって制限するように前記第2の静止構成部品(252)と前記第2の回転構成部品(254)との間に延在する第2のウィンデージシールド(268)と
    備えるウィンデージシールドシステム(224)。
  9. 入口端(230)および出口端(232)を有し、冷却流体の流れを前記入口端(230)から前記出口端(232)に導くように構成された環状キャビティ(228)と、
    前記環状キャビティ(228)と流れ連通状態で結合する冷却流体の流れの源であって、前記環状キャビティ(228)が、静止構成部品(233)と回転構成部品(120)とを境界とし、前記回転構成部品(120)がウィンデージ効果によって熱を前記環状キャビティ(228)内にもたらす、流れの源と、
    前記出口端(232)と流れ連通状態で結合する冷却通路(234)と、
    前記環状キャビティ(228)内で前記出口端(232)から前記入口端(230)に向かって延在し、前記環状キャビティ(228)を少なくとも2つの流路に分ける第1のウィンデージシールド(236)であって、第1の流路(238)が前記回転構成部品(120)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、第2の流路(240)が前記静止構成部品(233)と前記第1のウィンデージシールド(236)との間に画定され、前記第2の流路(240)の温度がウィンデージ効果による前記第1の流路(238)の温度よりも低くなるように、前記冷却通路(234)が前記第2の流路(240)と流れ連通している、第1のウィンデージシールド(236)と、
    前記冷却通路(234)内に配置され、一対の静止構成部品(260)と第3の回転構成部品(262)とを境界とする第3の環状キャビティ(258)であって、前記第3の回転構成部品(262)が、ウィンデージ効果によって熱を前記第3の環状キャビティ(258)内にもたらす、第3の環状キャビティ(258)と
    第3のウィンデージシールド(280)であって、前記回転構成部品(262)によって発生する前記熱が前記環状キャビティ(258)に向かって伝わることを前記第3のウィンデージシールド(280)によって制限するように前記一対の静止構成部品の間を延在する第3のウィンデージシールド(280)と
    備えるウィンデージシールドシステム(224)。
  10. 前記静止構成部品(233)が、前記環状キャビティ(228)から半径方向外側にある、請求項8または9に記載のシステム(224)。
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